JP2004234112A - System for integrating construction cost and its data structure - Google Patents
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Abstract
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを用いた完成物の構築費用を積算し、見積書や発注書等を作成するシステムに関するものであり、例えば、完成物の構築費用とは、例えば建築物、特に建築物の外構工事や造園工事等に係る費用を指し、一旦行った見積項目の入力結果に基づき見積書や１次発注書、１次発注先が更に発注する２次発注書の作成を行う技術に関するものである。
加えて、積算の基本データとなるデータは、見積処理関連項目および発注処理関連項目に係るデータおよびそれらに付随するデータが、見積項目毎に見積マスタデータとして構築された技術に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、例えば、コンピュータを利用した見積書の作成においては、予め項目名の一覧が見積単価に連動してシステムの記憶部に記憶され、オペレータの項目名の選択操作を受け、当該項目名を作業画面上に表示し、そして当該項目に対応する見積単価を記憶部から読み出し、作業画面上に表示するものが見られる。（例えば文献１参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１０−９１３３４号公報（段落番号「０００４」「０００５」「０００６」）
【０００４】
【発明が解決しょうとする課題】
確かに、先のような従来技術によれば、かつて行われていたように、個々に見積項目を手作業で記入し、かつ、所定の見積単価を価格表を参照しながら別途記入していた頃の作業効率を相当程度高めることができた。
しかしながら、見積作業を支援するシステムとして開発された趣旨から、見積後の作業、即ち、発注作業を支援するデータが具備されていない。即ち、従来は、見積と発注を一元的に管理し得るシステムが見られなかったことから、夫々別システムとして導入した企業等にとっては、システムの維持経費的にも負担が大きかったことに加え、実務上も、見積が成約に至り、材料等の仕入れ、施工依頼等のための発注書作成作業を、別途、行わなければならないという問題がある。ここで、建築物の場合、見積書と発注書とに示される項目は殆ど共通しており、また、一方でその項目数は非常に多い。とすれば、折角、見積書作成時にオペレータが入力した数多くの項目を、その後の作業に有効に活かせないのは非常に効率が悪いく、従来より解決されるべき問題として指摘されてきた。
【０００５】
また、見積書作成作業と共に発注作業をも支援するということのみならず、昨今の複雑な取引事情を考慮し、総合的な受発注業務を効率良く、管理し得るシステムの開発が望まれてきた。即ち、例えば、各取引先より、時期を異にして不定期に必要となる見積価格および発注価格の改定を考慮し、効率良くデータのメンテナンスを行い得る機能、また、各項目を単価で利用管理する他、予め単価設定が困難であるといった事情や取引先との約定によるといった現状を反映すべく、項目を掛率で利用管理し得るとした機能、そして経費として計上する項目か否かを判別する機能、一の契約に対する受発注価格の比較検討を、追加受発注があった場合にも行い得る継続的管理機能、さらに、孫請けへの発注単価をも管理すると同時に、様々な取引先を考慮し、ランク別に発注単価を設定可能とする機能等を具備したシステム及び当該システムにおける各項目の効率良いデータ構造の開発が待ち望まれてきた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項１記載の建築費用積算システムは、見積マスターデータを配信するサーバコンピュータと、当該サーバコンピュータより前記見積マスターデータを受信し、且つ、受信した見積マスターデータを基に積算し、前記サーバコンピュータとの間で当該積算結果情報を送受信するクライアントコンピュータとを、備えた建築費用積算システムであって、前記サーバコンピュータは、中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成され、前記見積マスターデータを構築する見積マスターデータ構築画面を生成する見積マスターデータ構築画面生成手段と、前記生成した見積マスターデータ構築画面および見積マスターデータを格納する格納手段と、前記格納した見積マスターデータをクライアントコンピュータ側へ配信する見積マスターデータ配信手段と、積算結果情報をクライアントコンピュータ側へ送信する積算結果情報送信手段とを備え、前記クライアントコンピュータは、中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成され、見積書、１次発注書、２次発注書作成時の項目入力情報に基づきサーバコンピュータより配信を受けた見積マスターデータから前記入力情報に対応した情報を抽出する項目対応情報抽出手段と、前記抽出した項目対応情報を見積書、１次発注書、２次発注書のうちいずれか一の作成画面上の所定欄へ表示する項目対応情報表示手段と、前記抽出した項目対応情報に基づき積算する積算手段と、前記積算した結果を表示する積算結果表示手段と、
前記積算結果情報を前記サーバコンピュータに送信する積算結果情報送信手段
とを備えたことを要旨とする。
【０００７】
また、請求項２記載の建築費用積算システムは、請求項１記載の構成において、見積書作成時に、クライアントコンピュータは、サーバコンピュータより配信される見積マスターデータに基づき、見積対象物件毎にデータテーブルを作成するデータテーブル作成手段と、１次発注書および２次発注書作成時において、前記データテーブルを構成するデータの中から各発注書に係るデータを抽出する抽出手段と、前記抽出したデータを各発注書の所定の欄へ表示する表示手段と、各発注書作成時に発注項目を追加した場合に、当該追加発注項目および当該項目に関するデータを前記データテーブルに追加するデータテーブル追加手段を備えたことを要旨とする。
【０００８】
また、請求項３記載の建築費用積算システムは、請求項１記載の構成において、見積マスターデータ構築画面は、見積項目コード表示欄、見積項目名称表示欄、単位表示欄、単価表示欄、経費区分の該当非該当識別欄とからなることを要旨とする。
【０００９】
また、請求項４記載の建築費用積算システムは、請求項２記載の構成において、単価は、見積単価、１次発注単価、２次発注単価であり、経費区分は、見積経費区分、１次発注経費区分、２次発注経費区分であることを要旨とする。
【００１０】
また、請求項５記載の建築費用積算システムは、請求項１記載の構成において、見積マスターデータ構築画面は、特殊区分の該当非該当識別欄、特殊掛率表示欄とからなることを要旨とする。
【００１１】
また、請求項６記載の建築費用積算システムは、請求項４記載の構成において、特殊掛率は、特殊見積掛率、特殊１次発注掛率、特殊２次発注掛率であることを要旨とする。
【００１２】
また、請求項７記載の建築費用積算システムは、請求項３または請求項５記載の構成において、２次発注単価および特殊２次発注掛率は複数のランク別に設定されていることを要旨とする。
【００１３】
また、請求項８記載の建築費用積算システムは、請求項１記載の構成において、見積マスターデータ構築画面は、価格改定日表示欄と旧単価表示欄とからなることを要旨とする。
【００１４】
また、請求項９記載の建築費用積算システムは、請求項７記載の構成において、価格改定日は、見積価格改定日、１次発注価格改定日、２次発注価格改定日であり、前記旧単価は、旧見積単価、旧１次発注単価、旧２次発注単価であることを要旨とする。
【００１５】
また、請求項１０記載の建築費用積算システムは、請求項１記載の構成において、見積マスターデータ構築画面は、旧定価表示欄、旧掛率表示欄とからなることを要旨とする。
【００１６】
また、請求項１１記載の建築費用積算システムは、請求項９記載の構成において、旧掛率は、旧見積掛率、旧１次発注掛率、旧２次発注掛率であることを要旨とする。
【００１７】
また、請求項１２記載の建築費用積算システムは、請求項１記載の構成において、請求項３、５、８または１０に記載の建築費用積算システムのうちいずれか２以上の組み合わせによりなることを要旨とする。
【００１８】
また、請求項１３記載の建築費用積算システムは、請求項１記載の構成において、サーバコンピュータとクライアントコンピュータとが一のコンピュータシステムによりなることを要旨とする。
【００１９】
また、請求項１４記載の建築費用積算プログラムは、見積マスターデータを配信するサーバコンピュータと、当該サーバコンピュータより前記見積マスターデータを受信し、且つ、受信した見積マスターデータを基に積算し、前記サーバコンピュータとの間で当該積算結果情報を送受信するクライアントコンピュータとを、備えた建築費用積算システムを機能させるためのプログラムであって、中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成される前記サーバコンピュータを、前記見積マスターデータを構築する見積マスターデータ構築画面を生成する見積マスターデータ構築画面生成手段と、前記生成した見積マスターデータ構築画面および見積マスターデータを格納する格納手段と、
前記格納した見積マスターデータをクライアントコンピュータ側へ配信する見積マスターデータ配信手段と、積算結果情報をクライアントコンピュータ側へ送信する積算結果情報送信手段として機能させ、中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成される前記クライアントコンピュータを、見積書、１次発注書、２次発注書作成時の項目入力情報に基づきサーバコンピュータより配信を受けた見積マスターデータから前記入力情報に対応した情報を抽出する項目対応情報抽出手段と、前記抽出した項目対応情報を見積書、１次発注書、２次発注書のうちいずれか一の作成画面上の所定欄へ表示する項目対応情報表示手段と、前記抽出した項目対応情報に基づき積算する積算手段と、前記積算した結果を表示する積算結果表示手段と、前記積算結果情報を前記サーバコンピュータに送信する積算結果情報送信手段として機能させることを要旨とする。
【００２０】
また、請求項１５載の見積マスターのデータ構造は、一の項目に対して設定される請求項３、５、８または１０に記載の各表示欄よりなる構造を有するデータであって、各データは、請求項１記載の建築費用積算システムにより、サーバコンピュータとクライアントコンピュータとの間で見積マスターデータとして送受信され、請求項１４記載のプログラムが機能した結果、処理加工されることにより特定の建築物に対し、建築費用を積算する基礎となり、前記データの内、経費区分データは、システムが、経費計上の要否を判断するデータとして認識され、同区分のフラグがＯＮの場合に、単価と所定率との乗算要として、同区分のフラグがＯＦＦの場合に、単価と所定率との乗算不要として認識され、前記データの内、価格改定日データは、作業実行日若しくは基準日との比較においてその前後判断の基礎データとなり、当該価格改定日が前の場合に旧単価の抽出を要とするデータとして、当該価格改定日が後の場合に新単価の抽出を要とするデータとして、認識されることを要旨とする。
【００２１】
また、請求項１６記載の建築費用積算方法は、見積マスターデータを配信するサーバコンピュータと、当該サーバコンピュータより前記見積マスターデータを受信し、且つ、受信した見積マスターデータを基に積算し、前記サーバコンピュータとの間で当該積算結果情報を送受信するクライアントコンピュータとを用いた建築費用積算方法であって、中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成される前記サーバコンピュータによる、前記見積マスターデータを構築する見積マスターデータ構築画面を生成するステップと、前記生成した見積マスターデータ構築画面および見積マスターデータを格納するステップと、前記格納した見積マスターデータをクライアントコンピュータ側へ配信するステップと、積算結果情報をクライアントコンピュータ側へ送信するステップと、中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成される前記クライアントコンピュータによる、見積書、１次発注書、２次発注書作成時の項目入力情報に基づきサーバコンピュータより配信を受けた見積マスターデータから前記入力情報に対応した情報を抽出するステップと、前記抽出した項目対応情報を見積書、１次発注書、２次発注書のうちいずれか一の作成画面上の所定欄へ表示するステップと、前記抽出した項目対応情報に基づき積算するステップと、前記積算した結果を表示するステップと、前記積算結果情報を前記サーバコンピュータに送信するステップとからなることを要旨とする。
【００２２】
【発明の実施の形態】
本システムは、複数の工程を経て、多種の材料および施工内容により構築される完成物の構築費用を積算するコンピュータを、オペレータが操作して、見積書や発注書、特に発注書については１次発注先への１次発注書のみならず、１次発注先が更に発注する場合の２次発注書に至る複数次の発注書作成業務を迅速、かつ、容易に行うために開発されたものである。ここで、完成物とは、建築物、特に戸建住宅および戸建住宅に付随する外構工事や造園工事をも含む意であるが、これら建築物等に限らず、材料や部品の点数が多く、或いは施工工程数の多い製品等の見積や発注業務においても有効に利用できるものである。
【００２３】
また、２次発注書とは、関連企業間等において各企業間の受発注業務の効率化を図るため、親会社から１次発注先への発注書のみならず、１次発注先が更に発注する２次発注先への発注書をも作成する場合の発注書をいう。そして、本願は２次発注書に留まらず、必要に応じて３次、４次発注書の作成も可能とするものである。
【００２４】
なお、本発明は親会社のみが利用するものとは限られず、１次発注先が本システムを扱っての業務の中心となり、特定の親会社のために当該１次発注先への発注業務および当該１次発注先を経由し２次発注先への受発注業務を行う業務形態とすることも予定する。かかる利用により、一連業務の一層の効率化が図られることとなる。
【００２５】
請求項１から請求項１３までのいずれかに記載された発明に係るシステムにおいて、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータの夫々が、各コンピュータシステム全体を統括的に制御するプログラムされた主制御部（１）に記憶装置（２）が接続され、主制御部（１）には、キーボードやマウス等のポインティングデバイスからなる入力装置（３）、入力データのモニタに用いる表示装置（４）、および、処理結果を出力する出力装置（５）が接続されている（図１（ａ））。
また、図１（ｂ）は本発明に係るシステムの代表的な利用態様を示す図であるが、これに限られるものではなく、サーバコンピュータとクライアントコンピュータの機能を併せ持つコンピュータシステムによる場合の他、様々な利用態様が考えられる。
【００２６】
具体的には、主制御部（１）はＯＳ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ ｓｙｓｔｅｍ）等の制御プログラムと、請求項１４記載の発明に係るプログラムを構成する処理手段であるところの、見積マスターデータ構築画面生成手段、諸データの格納手段、データ配受信手段、積算結果情報送受信手段、項目対応情報およびその他情報抽出手段、項目対応情報およびその他情報表示手段、積算手段、積算結果表示手段、データテーブル生成手段、データテーブル追加手段の他、見積マスターデータや積算の結果等を随時出力する出力手段等、そして当該手段の処理手順を規定したプログラムおよびシステムを稼動させるために必要となる諸手段が格納されている。
【００２７】
その他、各種データの一時保存のための内部メモリや、コンピュータシステムを稼動させ、前記プログラムを実行させる上での必要なハードウエア、ソフトウエアの構成要件は当然有するものとする。
【００２８】
また、本システムは上記の構成に限られるものでなく、他の既知の構成によってもよい。例えば、本システムに係るプログラムや諸データ等をコンピュータで読み取り可能なＣＤ−ＲＯＭ等の携帯可能な記憶媒体等に記録し、他のコンピュータシステムのハードディスクにインストールして利用する形態も考えられる。
【００２９】
サーバコンピュータとは、データストアサーバとして見積マスターデータの生成、格納、配信、そしてメンテナンス、および各クライアントコンピュータから送信される積算データの格納およびクライアントコンピュータからの配信要求に応じて当該積算データの各クライアントコンピュータへの送信機能を担う。しかしながら、様々な利用態様に合致させるため、クライアントコンピュータとのネットワークを維持しつつ、当該サーバコンピュータにクライアントコンピュータが保有する機能を実行可能とさせることとしても良い。
【００３０】
一方、クライアントコンピュータとは、前記サーバコンピュータから見積マスターデータの配信を受け、当該見積マスターデータを基礎として見積作業、１次発注作業、２次発注作業といった具体的な積算作業を行い、当該積算結果の表示、出力、格納機能の他、サーバコンピュータとの間で当該積算結果の送受信を行う。なお、見積マスターデータのメンテナンスをクライアントコンピュータ側においても可能とすると、当該データの独立性が保たれないため、原則として前記サーバコンピュータでのみ可能とするが、必要に応じて、見積マスターデータのメンテナンスを可能とするクライアントコンピュータを設置することとしても良い。
【００３１】
サーバコンピュータとクライアントコンピュータとが一のコンピュータシステムによりなるとは、前記サーバコンピュータの持つ機能と前記クライアントコンピュータの持つ機能との両機能を併せ持つことをいう。
【００３２】
見積マスターデータとは、見積マスター構築画面（図２、図３）に表示されている各データの総称であり、予め構築物に係る項目について設定しておくこととなる。そして各見積マスターデータは、項目毎にコードを付されて管理されており、各データの詳細は以下の通りである。
【００３３】
「コード」はシステム内での項目情報管理のため見積項目毎に付されたものである。クライアントコンピュータとサーバコンピュータとの間において、項目に係る情報の送受信は当該コード情報を介して行われる。従って、両コンピュータとも当然に当該コードを認識する手段を有し、当該認識結果に基づき個々の所定の見積マスターデータの抽出が行われる。
「名称」は構築物完成のために必要な工事、材料等の名称をいい、費用が発生する単位で設定される。
「摘要」は項目毎に特記すべき事項を記すもので、当該欄の記載事項は見積書等に表示させることができる。また、当該欄へ特定の文字を含めることで、データの抽出時に特定の処理を付することも可能である。なお、この場合、特定文字の判別手段および当該判別結果に基づき所望の処理を行う判別結果処理手段を本システムが有することとなる。
「単位」は当該項目に係る単位で、ここでの設定単位が見積書等に反映され、また、単価に乗じて項目毎の小計を算出する。
【００３４】
「見積単価」は顧客へ提示される当該項目一単位あたりの単価である。当該単価が見積書の単価欄へ抽出され、見積書作成時において、小計、合計の積算の基礎とされる。
【００３５】
「１次発注単価」は１次発注先への当該項目一単位あたりの単価である。当該単価が１次発注書の単価欄へ抽出され、１次発注書作成時において、小計、合計の積算の基礎とされる。
【００３６】
「２次発注単価」は２次発注先への当該項目一単位あたりの単価である。当該単価が２次発注書の単価欄へ抽出され、２次発注書作成時において、小計、合計の積算の基礎とされる。そして当該２次発注単価は複数のランク別に設定可能とし、例えば、単に工事を請け負うだけの２次発注先か、あるいは施工図面を親会社若しくは１次発注先の代わりに作成する２次発注先かといった条件等でランク分けし、当該ランクに応じた２次発注単価を設定可能としたものである。なお、当該ランクの一（例えばランクＣを）在庫価格とし、特定の材料等を在庫供給とする利用法も考えられる。
【００３７】
なお、見積単価情報は、クライアントコンピュータ、若しくはクライアントコンピュータの機能をも有する一部のサーバコンピュータ（以下、一部のサーバコンピュータと称す。）を利用した見積書の作成時において、オペレータが当該項目を選択すると、当該選択情報に基づき項目コードが認識され、当該項目コードに基づき、当該項目に設定された当該単価情報がサーバコンピュータより抽出され、クライアントコンピュータ側での見積書作成画面の単価表示欄へ表示されることとなる。
【００３８】
「見積経費区分」は諸経費の計上の基礎とするか否かを特定するもので、当該フラグを立てた項目を選択すると、当該価格の数％を見積対象物件の諸経費として算定し、他の経費対象項目の算定額と合算され、見積書の内訳欄等へ自動的に表示されるものである。
「１次発注経費区分」、「２次発注経費区分」も先の見積経費区分と同様に、諸経費の計上の基礎とするか否かを特定するもので、当該フラグを立てた項目を選択すると、当該価格の数％を１次発注対象物件若しくは２次発注対象物件の諸経費として算定し、他の経費対象項目の算定額と合算され、１次発注書若しくは２次発注書の内訳欄等へ自動的に表示されるものである。
なお、かかる処理はクライアントコンピュータ、若しくは一部のサーバコンピュータが有する、当該フラグのチェックの有無判別手段により判別され、当該判別結果に基づき、算定手段により諸経費が算定されることとなる。
【００３９】
「特殊関連項目」は予め単価の設定ができない項目を指し、当該項目については、見積書作成時に、見積時の規定の見積単価を見積書作成画面上で入力することとなる。
なお、当該項目として設定する場合には、「特殊区分」横のチェック欄にフラグを立てると、当該項目で設定の必要がない入力欄が入力不可状態となるため、オペレータの入力作業の効率化に資する。
当該項目の設定に際し、例えば、「見積掛率」欄に「１．００００」、「１次発注掛率」欄に「０．７８５４」、「２次発注掛率 ランクＢ」欄に「０．７０６９」と各数値を設定したとすると、見積時に直接入力した見積金額に対し、１次発注単価は前記見積金額に「０．７８５４」を乗じて得た額となり、また、２次発注単価は「０．７０６９」を乗じて得た額となる。
【００４０】
「まるめ」とは、掛率により算出される結果、算出結果に端数が生じることがあるため、例えば、「１０円単位」に「切り下げ」といった算出結果の端数調整を行うことを指す。
【００４１】
「定価区分」横のチェック欄にフラグを立て、「定価」欄に数値を入力すると、見積書の備考欄等へ当該定価を表示できる。定価より低く見積っている場合など、顧客に対し、好条件である旨をアピールする意味等で効果的である。
【００４２】
図３に示す「履歴」タブに係る項目は、新単価への価格改定処理が行われた場合に、旧単価が履歴として自動的にセットされるものである。そして設定された「価格改定日」以降の見積等の作業においては新単価が適用されることとなる。また、２次発注単価においても同様である。
【００４３】
なお、改定日以降であっても、見積時、発注時に基準日処理を施すことにより旧単価を適用することが可能である。基準日処理とは、例えば、見積書作成時に特定の日付を基準日として入力することで、当該特定日が見積価格抽出の際の判断基準となる日であるとシステムが認識する機能であり、仮に、改定日以降に実際の見積作業を行っていても、基準日を改定日前に設定しておけば、旧見積単価を抽出することができる。
なお、当該機能の実行にあたり、本システムは、価格改定日と基準日との前後の判別をする判別手段を有し、当該判別結果に基づき見積価格、１次、２次発注価格を抽出する手段を有す。
また、図３では、見積単価と１次発注単価との改定が同時に行われるようになっているが、別々に設定可能としても良い。
【００４４】
請求項１５記載の「データ構造」とは、サーバコンピュータにおいて項目毎に管理される見積マスターデータの構造を指し、一の項目に対し、見積単価、１次発注単価、２次発注単価を、上位、下位の階層構造とせず、一元的に設定したことを特徴とするデータ構造、およびその他付随情報や積算時における特定処理の是非区分情報を併せ持つデータ構造を指す。
【００４５】
クライアントコンピュータにおいてオペレータが見積項目の選択を行うと、当該選択情報を受けたサーバコンピュータより当該項目に係る見積マスターデータが配信され、当該項目に係る単価が抽出され、画面上の見積単価欄へ表示されるが、その時、データテーブルが別途設定される（図５）。そしてその後の数量入力情報も当該データテーブルへ反映され、見積番号により特定される見積物件毎に管理されることとなる。後日発注処理を行う場合には、見積番号により先のデータテーブルを読み出し、１次発注書、２次発注書を作成することとなる。
なお、追加発注がある場合には見積書作成時と同様の処理により、所望の項目を追加することができる。
【００４６】
［実施例１］
本発明の第一の実施例を図１〜図５に基づいて説明する。
本実施例は、サーバコンピュータがオペレータの操作により見積マスターデータを構築する技術に関し、そして当該サーバコンピュータから配信された当該見積マスターデータに基づき、クライアントコンピュータ側において見積書を作成する技術に関するものである。
【００４７】
図１（ａ）は本発明のシステムを示すハードウエア構成図、図１（ｂ）は本発明の代表的な利用態様を示す図、図２、図３は見積マスターデータの構築画面を示す図、図４は見積明細入力画面を示す図、図５は見積書の入力に基づき形成されたデータテーブルの一部を示す図である。
【００４８】
図中、（１）は主制御部、（２）は記憶装置、（３）は入力装置、（４）は表示装置、（５）は出力装置を示す。
【００４９】
まず、サーバコンピュ―タ側において見積マスターデータの構築、即ち諸登録を行う。図３に示す例では、項目名称欄に「水盛遣方」が選択入力されているが、当該項目名自体はその他の必要情報とともに予めシステムの記憶装置（２）内に格納されているが、新規項目の場合には直接入力することができる。そして設定入力された項目に対しては、既にシステムが管理するコードの追い番「８００２１」が自動的に付与される。
【００５０】
また、予めシステムに格納されているその他の必要情報には、例えば、工事名や工事コードといった情報が格納されている。本実施例においては仮設工事、門廻り工事、外周工事、階段アプローチ工事、駐車場工事、庭工事があり、夫々の工事名は付されたコードにより管理されている。なお、追加、変更、削除は任意である。また、完成物の種類に応じて、必要な工事は異なるものである。
【００５１】
次に、単位設定の他、当該項目につき特記すべき事項を、項目名とともに見積書等へ表示させたい場合には摘要欄へその内容を記載する。そして、見積単価、１次発注単価、２次発注単価を夫々１４，１００円、１１，０００円、９，９００円（本実施例においてはＢランクとする）と定め、経費区分は見積経費、１次発注経費、２次発注経費のいずれの経費区分においても計上すべく、各チェック欄へフラグを立てる。
以上設定入力した情報はすべて記憶装置（２）内に格納され、オペレータの操作に従い適宜読み出され、また、処理判断の基礎となる。
【００５２】
以下、見積書の作成、およびデータテーブルの生成につき順次説明を行う。
まず、オペレータは新規の見積書作成にあたり、メインメニュー画面（図示せず）より、「新規見積」ボタンを選択し、「見積表紙新規入力画面」（図示せず）を開き、当該画面上で、見積表紙の項目入力を行う。見積表紙の項目とは、見積番号（本実施例においては「Ａ−００１」を設定する）、見積日、顧客の詳細データ、すなわち、邸名、工事名（外構工事、造園工事などの別）、工事場所等、その他、消費税率、見積有効期限、着工有効期限等である。
【００５３】
上記所定の表紙項目の入力を終えた後、「見積表紙新規入力画面」より、「明細入力」ボタンを選択し、「見積明細入力画面」（図４（ａ））を開く。そして当該画面上にて、まず、工事名の入力を行う。工事名の入力は、図４（ａ）に図示するように、ポップアップメニューを開き、所望の工事名をマウス等の入力装置（３）により該当工程名をクリックして行う。
【００５４】
次に、見積項目の入力は、図４（ｂ）に図示するように、「呼出」ボタンをクリックし、同画面上に「見積項目呼出」画面を表示させる。そこで、所望の項目を選択すると、サーバコンピュータより配信される見積マスターデータより当該項目情報を読み出し、クライアントコンピュータの「見積明細入力」画面の該当箇所にデータを転送し、項目名称欄、摘要欄、単位欄、見積単価欄の夫々に表示することとなる。
【００５５】
以下、同様の作業を繰り返し、すべての見積項目の入力が終了した後、所望の数量の入力を「見積明細入力」画面上で行うと、当該数量と見積単価とをシステムが自動的に積算し、小計欄へ表示する。さらに、合計欄へ当該工程に係る合計金額、消費税等（図示せず）を自動的に算出し、表示する。
以上、すべての見積明細項目および数量入力を終え、保存処理を経て見積書作成作業を終了する。なお、必要に応じて、出力装置（５）により見積書（図５）の印刷を行う。
【００５６】
次に、上記オペレータの操作に伴って形成されるデータテーブル（図５）について説明する。当該データテーブルは見積書や１次発注書、２次発注書作成の基礎となるものである。
まず、前述の通りオペレータが「門廻り工事」を選択すると、予め当該工事に付された工事コード「０００３」が読み出され、データテーブル上へ転送される。続く見積明細項目の選択時においては、「ブロック基礎 ＳＩタイプ Ｗ＝４５０」が選択されたことに伴い、当該項目に付された部材コード「０１００２」を認識し、当該コードに登録された各種情報、すなわち、項目名、見積単価「￥５，５００」、１次発注単価「￥５，０００」、２次発注単価「￥４，０００」が読み出され、データテーブル上へ転送される。以下、同様に、所望の工事および項目選択に伴い、各コードおよび各種情報が夫々読み出され、データテーブル上に転送され、データテーブルが形成されてゆく（図５）。
【００５７】
以上の通り本実施例によれば、オペレータの見積書作成処理に伴い、見積マスターデータを基にデータテーブルを形成するため、見積後の作業である発注処理の為の新たな明細項目の入力作業等が一切不要となり、作業効率を格段に向上させることができる。
【００５８】
［実施例２］
本発明の第二の実施例を説明する。本実施例は、見積書の作成時に形成されたデータテーブルを利用して、１次、２次発注書を作成する技術に関するものである。
【００５９】
１次発注書の作成につき説明する。まず、メインメニュー画面上の「１次発注入力」ボタンを選択し、「発注入力物件選択画面」（図示せず）を開く。そして当該画面上にて１次発注の対象となる物件を、見積番号、若しくは見積番号に基づき別途入力した契約番号等により特定すると当該番号に対応するデータテーブルが認識され、発注項目が読み出され、発注項目の明細が発注書作成画面上に展開される。
【００６０】
なお、当該物件につき、発注項目の追加がある場合には、別途設けた「明細入力」ボタン（図示せず）をクリックし、見積明細と同様の手順で追加発注項目を入力する。この場合、現在の作業が、１次発注処理であることをシステムが認識していることから、オペレータによる項目の選択に伴って、見積マスターデータの「１次発注単価」が読み出され、所定の欄へ表示される。この時、追加項目に係るデータが、見積マスターデータより読み出され、当該データテーブル上のデータは更新される。
以上、追加発注項目の入力終了後、保存処理を経て、「印刷」ボタン（図示せず）をクリックし、１次発注書の印刷を行う。
【００６１】
２次発注書の作成においても、見積番号等により２次発注明細の基礎となるデータテーブルを読み出すこととなる。また、追加項目の処理も１次発注処理と同様の手順で行うことができる。なお、本実施例においては、１次発注先は１社であるため、項目毎に発注先を指定する必要はないが、２次発注先にあっては、項目毎に発注先が異なる場合があることから、その場合には必要に応じて設定すればよい。
【００６２】
本実施例によれば、１次、２次発注書の作成業務については、見積段階において形成されたデータテーブルを利用できるため、再度の項目入力作業が不要となり、当該業務効率の格段の向上が期待できる。
また、見積書、１次発注書に加え、２次発注書までをも含めて一元的に管理できることから、受発注業務の効率化に多大な貢献をもたらすものである。また、過去の見積実績、関連会社をも含めた発注実績に基づき、総括的に、将来の営業戦略、効率的な在庫管理および発注計画を立てることが可能となる。
【発明の効果】
このように本発明によれば、建築物に係る諸費用の積算を重複したデータ入力作業を避け、効率良く行うことができる。
また、一の項目に対して複数の単価を持たせたことで、データ構造のシンプル化に繋がり、諸データの維持管理が容易となる。また、見積書の作成と発注書の作成が別の担当者によってなされたとしても、基礎となるデータが共通であることから、発注明細の欠落といったミスも生じず、また、担当者の業務引継ぎ等も容易となる。
また、少なくとも親会社と１次発注先との間で、価格等の情報を共有できる業務環境が整えば、本システムを１次発注先が主体となって利用可能となり、その結果、親会社の業務負担が本システムを直接利用する以上に軽減され、また、実際に施工工事等を請け負う１次発注先自らが直接顧客と折衝することでより細かな対応が可能となる。さらに、２次発注が発生する場合、直接の発注先である１次発注先が２次発注業務を行うことで、発注ミスをより効果的に防ぐことができ、また、変更が生じた際にも迅速に対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）本発明のシステムを示すハードウエア構成図
（ｂ）本発明の代表的な利用態様を示す図
【図２】見積マスターデータの構築画面を示す図
【図３】見積マスターデータの構築画面を示す図
【図４】見積明細入力画面を示す図
【図５】見積書の入力に基づき形成されたデータテーブルの一部を示す図
【符号の説明】
１ 主制御部
２ 記憶装置
３ 入力装置
４ 表示装置
５ 出力装置[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a system for estimating a construction cost of a completed product using a computer and creating an estimate or a purchase order.For example, the construction cost of a completed product is, for example, a building, particularly a building. This refers to expenses related to exterior construction work and landscaping work, etc., and is related to the technology of creating a quote, a primary order, and a secondary order to be ordered by the primary supplier based on the input results of the estimate items once made. It is.
In addition, the data serving as the basic data of the integration relates to the technology in which the data relating to the estimation processing-related items and the order processing-related items and the data accompanying them are constructed as estimation master data for each estimation item.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, when creating a quote using a computer, a list of item names is stored in advance in a storage unit of the system in association with the estimated unit price, and an operator selects an item name and works on the item name. Some are displayed on the screen, and the estimated unit price corresponding to the item is read from the storage unit and displayed on the work screen. (See, for example, Reference 1.)
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-10-91334 (paragraph numbers "0004", "0005", "0006")
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Certainly, according to the prior art as described above, the quotation items are individually filled in manually as previously done, and the predetermined quotation unit price is separately entered with reference to the price list. The work efficiency at that time was considerably improved.
However, since the system has been developed as a system for supporting the estimation work, there is no data for supporting the work after the estimation, that is, the ordering work. In other words, in the past, there was no system that could centrally manage quotations and orders, so for companies etc. that introduced each as a separate system, in addition to the burden on system maintenance costs, In practice, there is a problem in that the quote is concluded, and the purchase of materials and the like and the creation of a purchase order for a construction request must be performed separately. Here, in the case of a building, the items shown in the quote and the purchase order are almost common, and on the other hand, the number of items is very large. If so, it has been pointed out that it is very inefficient to effectively use the many items entered by the operator at the time of creating the quote for the subsequent work, and it has been pointed out as a problem to be solved conventionally.
[0005]
In addition, it has been desired to develop a system that not only supports the work of order creation as well as the work of making a quotation, but also takes into account recent complicated business situations and can efficiently and comprehensively manage comprehensive ordering work. . That is, for example, a function that allows efficient maintenance of data in consideration of the revision of the estimated price and order price that are required irregularly at different times from each business partner, and usage management of each item at a unit price In addition to this, it is a function that can manage the use of items at a cost rate to reflect the circumstances such as the difficulty of setting the unit price in advance and the contracts with business partners, and determine whether the items are to be recorded as expenses , A continuous management function that enables comparison of the ordering price for a single contract even if there is an additional ordering, and also manages the order unit price to grandchild contractors, In consideration of this, it has been desired to develop a system having a function of setting an order unit price for each rank and an efficient data structure of each item in the system.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a building cost integration system according to claim 1 is a server computer that distributes estimation master data, receives the estimation master data from the server computer, and transmits the received estimation master data. And a client computer that transmits and receives the integration result information to and from the server computer, wherein the server computer includes a central processing unit, a storage device, an input device, and a display. An estimation master data construction screen generating means for generating an estimation master data construction screen for constructing the estimation master data, a storage means for storing the generated estimation master data construction screen and the estimation master data, Save the estimated master data to the client And a summation result information transmitting means for transmitting the summation result information to the client computer, wherein the client computer comprises a central processing unit, a storage device, an input device, and a display device. An item correspondence information extracting means configured to extract information corresponding to the input information from the estimate master data distributed from the server computer based on the item input information at the time of creating the quote, the primary order, and the secondary order. An item correspondence information display means for displaying the extracted item correspondence information in a predetermined column on any one of a quotation form, a primary order form, and a secondary order form, based on the extracted item correspondence information; Integration means for integrating, integration result display means for displaying the integrated result,
Integration result information transmitting means for transmitting the integration result information to the server computer
The point is that it is provided.
[0007]
In the construction cost estimation system according to the second aspect, in the configuration according to the first aspect, at the time of creating an estimate, the client computer creates a data table for each estimated object based on the estimate master data distributed from the server computer. A data table creating means for creating, an extracting means for extracting data relating to each purchase order from data constituting the data table at the time of creating a primary order and a secondary order, and Display means for displaying in a predetermined column of the purchase order, and data table adding means for adding the additional purchase order item and data relating to the item to the data table when an order item is added when each purchase order is created. Is the gist.
[0008]
In the construction cost estimation system according to
[0009]
In the construction cost estimation system according to the fourth aspect, in the configuration according to the second aspect, the unit price is an estimated unit price, a primary order unit price, and a secondary order unit price. The summary is that it is an expense category and a secondary order expense category.
[0010]
According to a fifth aspect of the present invention, in the construction cost estimating system, in the configuration of the first aspect, the estimation master data construction screen includes a non-applicable identification column for a special category and a special cost ratio display column. .
[0011]
In the construction cost estimation system according to claim 6, in the configuration according to claim 4, the special rate is a special estimated rate, a special primary order rate, and a special secondary order rate. I do.
[0012]
Further, the construction cost estimation system according to claim 7 is characterized in that, in the configuration according to
[0013]
In the construction cost estimation system according to the eighth aspect, in the configuration according to the first aspect, the estimation master data construction screen includes a price revision date display field and an old unit price display field.
[0014]
In the construction cost estimation system according to claim 9, in the configuration according to claim 7, the price revision date is an estimated price revision date, a primary order price revision date, a secondary order price revision date, and the old unit price is changed. Is the old estimated unit price, the old primary order unit price, and the old secondary order unit price.
[0015]
According to a tenth aspect of the present invention, in the construction cost estimating system, in the configuration of the first aspect, the estimation master data construction screen includes an old list price display column and an old credit ratio display column.
[0016]
In the construction cost estimation system according to claim 11, in the configuration according to claim 9, the old cost rate is an old estimated cost rate, an old primary order cost rate, and an old secondary order cost rate. I do.
[0017]
In addition, the construction cost estimation system according to the twelfth aspect is based on the configuration according to the first aspect, and is configured by a combination of any two or more of the construction cost estimation systems according to the third, fifth, eighth, or tenth aspects. And
[0018]
A construction cost estimation system according to a thirteenth aspect is characterized in that, in the configuration according to the first aspect, the server computer and the client computer are configured by one computer system.
[0019]
Further, the building cost estimation program according to claim 14 is a server computer that distributes estimation master data, receives the estimation master data from the server computer, and integrates the estimation master data based on the received estimation master data. A client computer that transmits and receives the integration result information to and from the computer, and a program for causing a building cost integration system to function, comprising a central processing unit, a storage device, an input device, and a display device. The server computer, an estimate master data construction screen generating means for generating an estimate master data construction screen for constructing the estimate master data, a storage means for storing the generated estimate master data construction screen and the estimate master data,
A central processing unit, a storage device, an input device, and a display, which function as estimation master data distribution means for distributing the stored estimation master data to the client computer and integration result information transmitting means for transmitting the integration result information to the client computer side. The client computer configured with the apparatus is used to transmit information corresponding to the input information from the estimate master data distributed from the server computer based on the item input information at the time of creating the quote, the primary order, and the secondary order. Item correspondence information extracting means for extracting, and item correspondence information display means for displaying the extracted item correspondence information in a predetermined column on one of a creation screen of a quote, a primary order, and a secondary order; An integrating means for integrating based on the extracted item correspondence information; and an integrating result display means for displaying the integrated result. When, the gist of the function as an integration result information transmitting unit that transmits the accumulated result information to the server computer.
[0020]
Further, the data structure of the estimation master described in claim 15 is data having a structure composed of the display columns according to
[0021]
In addition, the construction cost accumulating method according to claim 16, further comprising: a server computer that distributes the estimated master data; receiving the estimated master data from the server computer; and integrating the estimated master data based on the received estimated master data. A method for estimating a building cost using a client computer for transmitting and receiving the integration result information to and from a computer, wherein the estimation is performed by the server computer including a central processing unit, a storage device, an input device, and a display device. Generating an estimated master data construction screen for constructing master data, storing the generated estimated master data construction screen and estimated master data, and distributing the stored estimated master data to a client computer side; Cry the integration result information Transmitting to the client computer, and using the client computer composed of a central processing unit, a storage device, an input device, and a display device to input item information at the time of creating an estimate, a primary order, and a secondary order. Extracting information corresponding to the input information from the quotation master data received from the server computer based on the extracted item correspondence information; A step of displaying in a predetermined column on the creation screen, a step of integrating based on the extracted item correspondence information, a step of displaying the integrated result, and a step of transmitting the integrated result information to the server computer. That is the gist.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In this system, an operator operates a computer that calculates the cost of building a completed product made up of various materials and construction contents through multiple processes. It was developed to speedily and easily perform not only the primary purchase order to the supplier but also the multiple-order purchase order creation work up to the secondary purchase order when the primary supplier further orders. is there. Here, the finished product is meant to include buildings, especially detached houses and exterior construction work and landscaping work accompanying the detached houses, but is not limited to these buildings, etc. The present invention can be effectively used in the estimation and ordering of products having many or many construction steps.
[0023]
The secondary purchase order is not only a purchase order from the parent company to the primary supplier, but also the primary supplier further places an order in order to improve the efficiency of the ordering operation between the related companies. This is a purchase order when a purchase order to the secondary supplier is also created. In addition, the present application is not limited to the second order, but can also create the third and fourth order as needed.
[0024]
It should be noted that the present invention is not limited to use by the parent company only, and that the primary supplier becomes the center of the business dealing with the present system, and the ordering business to the primary supplier for the specific parent company and the primary business. A business form in which the ordering operation is performed with the secondary supplier via the next supplier will also be planned. By such use, the efficiency of a series of operations is further improved.
[0025]
In the system according to any one of the first to thirteenth aspects, each of the server computer and the client computer is provided with a programmed main controller (1) for controlling the entire computer system as a whole. A storage device (2) is connected, and an input device (3) including a pointing device such as a keyboard and a mouse, a display device (4) used for monitoring input data, and a processing result are stored in the main control unit (1). An output device (5) for outputting is connected (FIG. 1 (a)).
FIG. 1B is a diagram showing a typical use mode of the system according to the present invention. However, the present invention is not limited to this. In addition to the case of using a computer system having both functions of a server computer and a client computer, FIG. Various usage modes are conceivable.
[0026]
Specifically, the main control unit (1) includes a control program such as an OS (Operating system) and a processing unit that constitutes the program according to the invention according to claim 14; Various data storage means, data distribution receiving means, integration result information transmission / reception means, item correspondence information and other information extraction means, item correspondence information and other information display means, accumulation means, accumulation result display means, data table generation means, data table In addition to the additional means, the output means for outputting the estimated master data and the result of the integration at any time, and the like, and various means necessary for operating a program and a system defining the processing procedure of the means are stored.
[0027]
In addition, the internal memory for temporarily storing various data, and the hardware and software components necessary to operate the computer system and execute the program are naturally included.
[0028]
Further, the present system is not limited to the above-described configuration, and may be another known configuration. For example, a form in which the program, various data, and the like according to the present system are recorded on a portable storage medium such as a computer-readable CD-ROM and the like and installed on a hard disk of another computer system for use is also conceivable.
[0029]
A server computer is a data store server that generates, stores, distributes, and maintains estimate master data, stores accumulated data transmitted from each client computer, and distributes accumulated data to each client in response to a distribution request from the client computer. Responsible for sending to computer. However, in order to conform to various usage modes, the server computer may be allowed to execute functions possessed by the client computer while maintaining a network with the client computer.
[0030]
On the other hand, the client computer receives the delivery of the estimate master data from the server computer, and performs a specific integration work such as an estimation work, a primary ordering work, and a secondary ordering work based on the estimation master data. In addition to the display, output, and storage functions, the transmission and reception of the integration result is performed with the server computer. If maintenance of the estimate master data is also possible on the client computer side, the independence of the data is not maintained. Therefore, in principle, the maintenance is possible only on the server computer. It is also possible to install a client computer that enables the above.
[0031]
The fact that the server computer and the client computer are formed by one computer system means that the server computer and the client computer have both the functions of the server computer and the functions of the client computer.
[0032]
The estimation master data is a general term for each data displayed on the estimation master construction screen (FIGS. 2 and 3), and is set in advance for items related to the building. Each estimate master data is managed by attaching a code to each item, and details of each data are as follows.
[0033]
The “code” is assigned to each estimated item for managing item information in the system. Transmission and reception of information on items between the client computer and the server computer is performed via the code information. Therefore, both computers naturally have means for recognizing the code, and individual predetermined estimation master data is extracted based on the recognition result.
“Name” refers to the name of the work, materials, etc. necessary for completing the structure, and is set in units of cost.
"Summary" describes items that should be specially noted for each item, and the items described in this column can be displayed on a quote or the like. In addition, by including a specific character in the column, a specific process can be added when data is extracted. In this case, the system includes a specific character discriminating means and a discrimination result processing means for performing a desired process based on the discrimination result.
The “unit” is a unit related to the item, and the unit set here is reflected in an estimate or the like, and a subtotal for each item is calculated by multiplying the unit price.
[0034]
“Estimated unit price” is a unit price per unit of the item presented to the customer. The unit price is extracted into the unit price column of the quote, and is used as a basis for the summation of the subtotal and the total when the quote is created.
[0035]
“Primary order unit price” is a unit price per unit of the item to the primary supplier. The unit price is extracted into the unit price column of the primary purchase order, and is used as a basis for the summation of the subtotal and the total when creating the primary purchase order.
[0036]
“Secondary order unit price” is a unit price per unit of the item to the secondary order supplier. The unit price is extracted into the unit price column of the secondary purchase order, and is used as a basis for the summation of the subtotal and the total when creating the secondary purchase order. The secondary ordering unit price can be set for each of a plurality of ranks. For example, the secondary ordering unit is merely a contractor, or is a secondary supplier that creates construction drawings in place of the parent company or the primary supplier. The order is classified according to conditions and the like, and a secondary order unit price according to the rank can be set. A method of using one of the ranks (for example, rank C) as an inventory price and supplying a specific material or the like as inventory may be considered.
[0037]
Note that the estimated unit price information is used by an operator when creating an estimate using a client computer or a part of a server computer also having the function of the client computer (hereinafter, referred to as a part of a server computer). Upon selection, the item code is recognized based on the selected information, the unit price information set for the item is extracted from the server computer based on the item code, and the unit price is displayed in the unit price display field of the estimate creation screen on the client computer side. Will be displayed.
[0038]
The “Estimated Expense Category” specifies whether to base the recording of various expenses. If you select the item with the flag set, several percent of the price will be calculated as the expenses for the property to be estimated. Of the cost-related items, and is automatically displayed in the breakdown column of the estimate.
"Primary order expense category" and "Secondary order expense category" also specify whether or not to use as the basis for accounting of expenses, similarly to the above estimated cost category, and select the item with the flag set. Then, several percent of the price is calculated as the expenses for the first order or the second order, and it is added to the calculated amount of the other items, and the breakdown of the first order or the second order Etc. are automatically displayed.
Note that this processing is determined by the presence / absence determination means of the flag check of the client computer or some server computers, and various expenses are calculated by the calculation means based on the determination result.
[0039]
The “special related item” indicates an item for which a unit price cannot be set in advance, and for the item, a specified estimated unit price at the time of estimation is input on the estimate creation screen when the estimate is created.
In addition, when setting as the item, if a flag is set in a check box next to the “special category”, an input column that does not need to be set for the item is in an input-impossible state. Contribute to.
When setting the item, for example, “1.0000” in the “estimated cost rate” column, “0.7854” in the “primary order cost ratio” column, and “0. 7069 ”and the respective numerical values are set, the primary order unit price is the amount obtained by multiplying the estimated amount by“ 0.7854 ”with respect to the estimated amount directly input at the time of estimation, and the secondary order unit price is It is the amount obtained by multiplying “0.7069”.
[0040]
The term “rounding” indicates that the calculation result based on the multiplication factor may have a fractional part, and thus, for example, indicates that a fractional adjustment of the calculation result such as “round down” to “10 yen units” is performed.
[0041]
If a flag is set in the check box next to “Price List” and a numerical value is entered in the “Price List” field, the price can be displayed in the remarks column of the quote. This is effective for appealing to customers that the conditions are favorable, such as when an estimate is made lower than the list price.
[0042]
The item related to the “history” tab shown in FIG. 3 is one in which the old unit price is automatically set as the history when the price revision processing to the new unit price is performed. The new unit price is applied to the work such as the estimation after the set “price revision date”. The same applies to the secondary order unit price.
[0043]
Even after the revision date, the old unit price can be applied by performing the base date processing at the time of estimation or order. The reference date processing is a function that the system recognizes that a specific date is a reference criterion when extracting a quote price, for example, by inputting a specific date as a reference date when creating an estimate, Even if actual estimation work is performed after the revision date, the old estimate unit price can be extracted by setting the base date before the revision date.
In executing the function, the present system has a discriminating means for discriminating between a price revision date and a reference date, and a means for extracting an estimated price, a primary and a secondary order price based on the discrimination result. Has.
Further, in FIG. 3, the estimated unit price and the primary order unit price are simultaneously revised, but may be separately set.
[0044]
The “data structure” according to claim 15 refers to a structure of the estimate master data managed for each item in the server computer, and for one item, the estimated unit price, the primary order unit price, and the secondary order unit price are set to the higher order. This refers to a data structure characterized by being unitarily set instead of a lower hierarchical structure, and a data structure that also has additional information and information on whether or not to perform a specific process at the time of integration.
[0045]
When the operator selects an estimate item at the client computer, the estimate master data relating to the item is distributed from the server computer receiving the selection information, and the unit price relating to the item is extracted and displayed in the estimate unit price column on the screen. However, at that time, a data table is separately set (FIG. 5). Then, the subsequent quantity input information is also reflected in the data table, and is managed for each quoted property specified by the quote number. When order processing is performed at a later date, the previous data table is read out using the estimate number, and a primary order and a secondary order are created.
If there is an additional order, desired items can be added by the same processing as that at the time of creating the estimate.
[0046]
[Example 1]
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
The present embodiment relates to a technique in which a server computer constructs estimation master data by an operation of an operator, and relates to a technique in which a client computer creates an estimate based on the estimation master data distributed from the server computer. .
[0047]
1A is a hardware configuration diagram showing the system of the present invention, FIG. 1B is a diagram showing a typical use mode of the present invention, and FIGS. 2 and 3 are diagrams showing a construction screen of estimated master data. FIG. 4 is a view showing a quote detail input screen, and FIG. 5 is a view showing a part of a data table formed based on the input of a quote.
[0048]
In the figure, (1) shows a main control unit, (2) shows a storage device, (3) shows an input device, (4) shows a display device, and (5) shows an output device.
[0049]
First, construction of estimation master data, that is, various registrations, is performed on the server computer side. In the example shown in FIG. 3, “water filling method” is selected and input in the item name column, but the item name itself is stored in advance in the storage device (2) of the system together with other necessary information. In the case of a new item, it can be directly input. Then, a serial number “80021” of the code already managed by the system is automatically given to the item that has been set and input.
[0050]
The other necessary information stored in the system in advance includes information such as a construction name and a construction code. In this embodiment, there are a temporary work, a gate work, a peripheral work, a stair approach approach work, a parking lot work, and a yard work, and each work name is managed by a code attached thereto. Note that addition, change, and deletion are optional. The required construction differs depending on the type of finished product.
[0051]
Next, in addition to the unit setting, if it is desired to display items that should be specially described for the item in the quote or the like together with the item name, the contents are described in the summary column. Then, the estimated unit price, the primary order unit price, and the secondary order unit price are determined to be 14,100 yen, 11,000 yen, and 9,900 yen (B rank in this embodiment), respectively. A flag is set in each check box so as to be included in any of the primary order expenses and the secondary order expenses.
All the information set and input as described above is stored in the storage device (2), and is appropriately read out according to the operation of the operator, and serves as a basis for processing determination.
[0052]
Hereinafter, creation of a quote and generation of a data table will be sequentially described.
First, when creating a new quotation, the operator selects a “new quotation” button from a main menu screen (not shown), opens a “quotation cover new entry screen” (not shown), and on the screen, Enter the items on the quote cover. The items on the quotation cover include the quotation number (“A-001” is set in this embodiment), the quotation date, and the customer's detailed data, that is, the name of the house, the name of the construction (external construction, landscaping, etc. ), Construction site, etc., consumption tax rate, estimated expiration date, construction expiration date, etc.
[0053]
After completing the input of the predetermined cover item, the user selects the "Detailed input" button from the "Estimate cover new input screen" to open the "Estimated detail input screen" (FIG. 4A). Then, first, a construction name is input on the screen. As shown in FIG. 4 (a), the input of the construction name is performed by opening a pop-up menu and clicking the desired construction name with the input device (3) such as a mouse.
[0054]
Next, as shown in FIG. 4 (b), the user inputs a quote item by clicking a "call" button to display a "call estimate item" screen on the same screen. Therefore, when a desired item is selected, the item information is read from the estimate master data distributed from the server computer, and the data is transferred to a corresponding portion of the “input estimate details” screen of the client computer, and an item name column, a summary column, It is displayed in each of the unit column and the estimated unit price column.
[0055]
After that, when the same work is repeated and all the quotation items have been entered, the desired quantity is entered on the “Estimate item entry” screen, and the system automatically adds up the quantity and the estimated unit price. , Displayed in the subtotal column. Further, the total amount, the consumption tax, etc. (not shown) relating to the process are automatically calculated and displayed in the total column.
As described above, the input of all the quotation items and the quantity is completed, and the quotation creation work is completed through the saving process. Note that the output device (5) prints a quotation (FIG. 5) as necessary.
[0056]
Next, the data table (FIG. 5) formed by the operation of the operator will be described. The data table is the basis for creating a quote, a primary order, and a secondary order.
First, as described above, when the operator selects "gate surrounding construction", the construction code "0003" assigned to the construction in advance is read and transferred to the data table. At the time of selection of the following quotation item, when “block basic SI type W = 450” is selected, the member code “01002” assigned to the item is recognized, and various information registered in the code is recognized. That is, the item name, the estimated unit price “$ 5,500”, the primary order unit price “$ 5,000”, and the secondary order unit price “$ 4,000” are read and transferred to the data table. Hereinafter, similarly, with the desired construction and item selection, each code and various information are read out and transferred to the data table, and the data table is formed (FIG. 5).
[0057]
As described above, according to the present embodiment, a data table is formed on the basis of the estimate master data in accordance with the operator's estimate creation processing. And the like are not required at all, and the working efficiency can be remarkably improved.
[0058]
[Example 2]
A second embodiment of the present invention will be described. The present embodiment relates to a technique for creating a primary and a secondary order using a data table formed at the time of creating an estimate.
[0059]
The creation of the first order will be described. First, a “primary order input” button on the main menu screen is selected to open an “order input property selection screen” (not shown). When the property to be subjected to the primary order is specified on the screen by the quote number or the contract number which is separately input based on the quote number, the data table corresponding to the number is recognized, and the order item is read. The details of the order item are developed on the purchase order creation screen.
[0060]
When an order item is added to the property, the user clicks a separately provided "detail input" button (not shown), and inputs an additional order item in the same procedure as that of the quote description. In this case, since the system recognizes that the current work is the primary order processing, the “primary order unit price” of the estimated master data is read out with the selection of the item by the operator, and Is displayed in the column. At this time, the data relating to the additional item is read from the estimated master data, and the data on the data table is updated.
As described above, after the input of the additional order items is completed, the save process is performed, and a “print” button (not shown) is clicked to print the primary order form.
[0061]
In preparing the secondary purchase order, the data table serving as the basis of the secondary purchase order is read based on the estimate number and the like. The processing of the additional items can be performed in the same procedure as the primary order processing. In this embodiment, since the primary supplier is one company, it is not necessary to specify the supplier for each item. However, in the case of the secondary supplier, the supplier may be different for each item. In that case, it may be set as needed.
[0062]
According to the present embodiment, since the data table formed in the estimation stage can be used for the creation work of the primary and secondary purchase orders, it is not necessary to input the item again, and the work efficiency is significantly improved. Can be expected.
Further, since it is possible to centrally manage not only the quotation form and the primary order form but also the secondary order form, it greatly contributes to the efficiency of the ordering work. In addition, based on past estimation results and ordering results including affiliated companies, it becomes possible to make a comprehensive plan for future sales strategies, efficient inventory management and ordering.
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to efficiently perform the estimation of various costs related to a building by avoiding redundant data input operations.
In addition, providing a plurality of unit prices for one item leads to simplification of the data structure and facilitates maintenance and management of various data. Even if the quotation and the purchase order are created by different persons, there is no mistake such as missing order details because the underlying data is common. Etc. also become easy.
In addition, if a business environment in which information such as price can be shared between the parent company and the primary supplier at least is established, the primary supplier can use the system as a main body, and as a result, the business burden of the parent company This can be reduced more than using this system directly, and more precise measures can be taken by directly negotiating with the customer by the primary supplier who actually undertakes the construction work. Furthermore, when a secondary order is placed, the primary supplier, who is the direct supplier, performs the secondary ordering operation, which can prevent an order mistake more effectively, and when a change occurs, Can also respond quickly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a hardware configuration diagram showing a system of the present invention.
(B) Diagram showing a typical use mode of the present invention
FIG. 2 is a diagram showing a construction screen of estimation master data.
FIG. 3 is a diagram showing a construction screen of estimation master data.
FIG. 4 is a diagram showing an estimate detail input screen.
FIG. 5 is a diagram showing a part of a data table formed based on input of an estimate
[Explanation of symbols]
1 Main control unit
2 Storage device
3 Input device
4 Display device
5 Output device
Claims (16)
前記サーバコンピュータは、中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成され、
前記見積マスターデータを構築する見積マスターデータ構築画面を生成する見積マスターデータ構築画面生成手段と、
前記生成した見積マスターデータ構築画面および見積マスターデータを格納する格納手段と、
前記格納した見積マスターデータをクライアントコンピュータ側へ配信する見積マスターデータ配信手段と、
積算結果情報をクライアントコンピュータ側へ送信する積算結果情報送信手段とを備え、
前記クライアントコンピュータは、中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成され、
見積書、１次発注書、２次発注書作成時の項目入力情報に基づきサーバコンピュータより配信を受けた見積マスターデータから前記入力情報に対応した情報を抽出する項目対応情報抽出手段と、
前記抽出した項目対応情報を見積書、１次発注書、２次発注書のうちいずれか一の作成画面上の所定欄へ表示する項目対応情報表示手段と、
前記抽出した項目対応情報に基づき積算する積算手段と、
前記積算した結果を表示する積算結果表示手段と、
前記積算結果情報を前記サーバコンピュータに送信する積算結果情報送信手段と、を備えたことを特徴とする建築費用積算システム。A server computer that distributes the estimate master data, and a client that receives the estimate master data from the server computer, integrates the received estimate master data, and transmits and receives the integration result information to and from the server computer. A construction cost estimation system comprising a computer and
The server computer includes a central processing unit, a storage device, an input device, and a display device,
An estimate master data construction screen generating means for generating an estimate master data construction screen for constructing the estimate master data,
Storage means for storing the generated estimate master data construction screen and estimate master data,
Estimation master data distribution means for distributing the stored estimation master data to the client computer side,
An integration result information transmitting means for transmitting the integration result information to the client computer side,
The client computer includes a central processing unit, a storage device, an input device, and a display device,
Item correspondence information extracting means for extracting information corresponding to the input information from the estimate master data distributed from the server computer based on the item input information at the time of creating the quote, the first order, and the second order,
Item correspondence information display means for displaying the extracted item correspondence information in a predetermined column on one of the creation screens of a quote, a primary order, and a secondary order,
Integrating means for integrating based on the extracted item correspondence information;
Integration result display means for displaying the integration result,
An integration result information transmitting means for transmitting the integration result information to the server computer.
サーバコンピュータより配信される見積マスターデータに基づき、見積対象物件毎にデータテーブルを作成するデータテーブル作成手段と、
１次発注書および２次発注書作成時において、前記データテーブルを構成するデータの中から各発注書に係るデータを抽出する抽出手段と、
前記抽出したデータを各発注書の所定の欄へ表示する表示手段と、
各発注書作成時に発注項目を追加した場合に、
当該追加発注項目および当該項目に関するデータを前記データテーブルに追加するデータテーブル追加手段を備えたことを特徴とする請求項１記載の建築費用積算システム。At the time of making the quote, the client computer
A data table creating means for creating a data table for each property to be quoted based on the quote master data distributed from the server computer;
Extracting means for extracting data relating to each purchase order from data constituting the data table when creating the primary purchase order and the secondary purchase order;
Display means for displaying the extracted data in a predetermined column of each purchase order,
If you add an order item when creating each purchase order,
2. The building cost estimation system according to claim 1, further comprising a data table adding unit that adds the additional order item and data relating to the item to the data table.
中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成される前記サーバコンピュータを、
前記見積マスターデータを構築する見積マスターデータ構築画面を生成する見積マスターデータ構築画面生成手段と、
前記生成した見積マスターデータ構築画面および見積マスターデータを格納する格納手段と、
前記格納した見積マスターデータをクライアントコンピュータ側へ配信する見積マスターデータ配信手段と、
積算結果情報をクライアントコンピュータ側へ送信する積算結果情報送信手段として機能させ、
中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成される前記クライアントコンピュータを、
見積書、１次発注書、２次発注書作成時の項目入力情報に基づきサーバコンピュータより配信を受けた見積マスターデータから前記入力情報に対応した情報を抽出する項目対応情報抽出手段と、
前記抽出した項目対応情報を見積書、１次発注書、２次発注書のうちいずれか一の作成画面上の所定欄へ表示する項目対応情報表示手段と、
前記抽出した項目対応情報に基づき積算する積算手段と、
前記積算した結果を表示する積算結果表示手段と、
前記積算結果情報を前記サーバコンピュータに送信する積算結果情報送信手段
として機能させるための建築費用積算プログラム。A server computer that distributes the estimate master data, and a client that receives the estimate master data from the server computer, integrates the received estimate master data, and transmits and receives the integration result information to and from the server computer. A program for operating a building cost estimation system provided with a computer,
The server computer including a central processing unit, a storage device, an input device, and a display device,
An estimate master data construction screen generating means for generating an estimate master data construction screen for constructing the estimate master data,
Storage means for storing the generated estimate master data construction screen and estimate master data,
Estimation master data distribution means for distributing the stored estimation master data to the client computer side,
Function as an integration result information transmitting means for transmitting the integration result information to the client computer side,
Central processing unit, a storage device, an input device, the client computer comprising a display device,
Item correspondence information extracting means for extracting information corresponding to the input information from the estimate master data distributed from the server computer based on the item input information at the time of creating the quote, the first order, and the second order,
Item correspondence information display means for displaying the extracted item correspondence information in a predetermined column on one of the creation screens of a quote, a primary order, and a secondary order,
Integrating means for integrating based on the extracted item correspondence information;
Integration result display means for displaying the integration result,
A construction cost integration program for functioning as integration result information transmitting means for transmitting the integration result information to the server computer.
請求項１記載の建築費用積算システムにより、サーバコンピュータとクライアントコンピュータとの間で見積マスターデータとして送受信され、
請求項１４記載のプログラムが機能した結果、処理加工されることにより特定の建築物に対し、建築費用を積算する基礎となり、
前記データの内、経費区分データは、
システムが、経費計上の要否を判断するデータとして認識され、
同区分のフラグがＯＮの場合に、単価と所定率との乗算要として、
同区分のフラグがＯＦＦの場合に、単価と所定率との乗算不要として認識され、前記データの内、価格改定日データは、
作業実行日若しくは基準日との比較においてその前後判断の基礎データとなり、当該価格改定日が前の場合に旧単価の抽出を要とするデータとして、
当該価格改定日が後の場合に新単価の抽出を要とするデータとして、
認識されることを特徴とする見積マスターのデータ構造。11. Data having a structure consisting of display columns according to claim 3, 5, 8 or 10 set for one item, wherein each data is:
The construction cost estimation system according to claim 1, which is transmitted and received as estimate master data between the server computer and the client computer,
As a result of the function of the program according to claim 14, processing and processing become a basis for estimating a building cost for a specific building,
Among the data, the expense classification data is
The system is recognized as data to determine whether or not
When the flag of the same category is ON, it is necessary to multiply the unit price and the predetermined rate.
If the flag of the same category is OFF, it is recognized that the multiplication of the unit price and the predetermined rate is unnecessary, and among the data, the price revision date data is
It becomes basic data for judgment before and after the work execution date or comparison with the reference date, and as data that requires extraction of the old unit price if the price revision date is before,
As data that requires extraction of a new unit price if the price revision date is later,
The data structure of the quote master, which is characterized by being recognized.
中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成される前記サーバコンピュータによる、
前記見積マスターデータを構築する見積マスターデータ構築画面を生成するステップと、
前記生成した見積マスターデータ構築画面および見積マスターデータを格納するステップと、
前記格納した見積マスターデータをクライアントコンピュータ側へ配信するステップと、
積算結果情報をクライアントコンピュータ側へ送信するステップと、
中央処理装置、記憶装置、入力装置、表示装置とから構成される前記クライアントコンピュータによる、
見積書、１次発注書、２次発注書作成時の項目入力情報に基づきサーバコンピュータより配信を受けた見積マスターデータから前記入力情報に対応した情報を抽出するステップと、
前記抽出した項目対応情報を見積書、１次発注書、２次発注書のうちいずれか一の作成画面上の所定欄へ表示するステップと、
前記抽出した項目対応情報に基づき積算するステップと、
前記積算した結果を表示するステップと、
前記積算結果情報を前記サーバコンピュータに送信するステップ
とからなる建築費用積算方法。A server computer that distributes the estimate master data, and a client that receives the estimate master data from the server computer, integrates the received estimate master data, and transmits and receives the integration result information to and from the server computer. A building cost estimation method using a computer,
Central processing unit, storage device, input device, by the server computer consisting of a display device,
Generating an estimate master data construction screen for constructing the estimate master data,
Storing the generated estimate master data construction screen and the estimate master data,
Distributing the stored estimated master data to the client computer side;
Transmitting the integration result information to the client computer side;
Central processing unit, storage device, input device, by the client computer consisting of a display device,
Extracting information corresponding to the input information from the estimate master data distributed from the server computer based on the item input information at the time of creating the quote, the primary purchase order, and the secondary purchase order;
Displaying the extracted item correspondence information in a predetermined column on one of the creation screens of a quote, a primary order, and a secondary order;
Integrating based on the extracted item correspondence information;
Displaying the integrated result;
Transmitting the integration result information to the server computer.
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|---|---|---|---|
| JP2003019052A JP2004234112A (en) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | System for integrating construction cost and its data structure |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1626167A2 (en) | 2004-08-11 | 2006-02-15 | Nissan Motor Co., Ltd. | Direct injection internal combustion engine |
| CN111563790A (en) * | 2020-03-31 | 2020-08-21 | 中信重工工程技术有限责任公司 | Quotation platform of automatic control system |
-
2003
- 2003-01-28 JP JP2003019052A patent/JP2004234112A/en active Pending
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| CN111563790A (en) * | 2020-03-31 | 2020-08-21 | 中信重工工程技术有限责任公司 | Quotation platform of automatic control system |
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