JP2004234075A

JP2004234075A - Vending machine

Info

Publication number: JP2004234075A
Application number: JP2003018610A
Authority: JP
Inventors: Shigeki Hori; 茂樹堀
Original assignee: Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Current assignee: Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date: 2003-01-28
Filing date: 2003-01-28
Publication date: 2004-08-19

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a vending machine making it easy for the user to select an article. <P>SOLUTION: The vending machine comprises an input means for inputting user identification information; a storage means for storing the user identification information and article information in association with each other; a control means which reads article information corresponding to the user identification information from the storage means when the user identification information is valid and which then outputs a control signal for vending the article corresponding to the article information; and a vending means for vending the article according to the control signal. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、自動販売機の商品（飲料、菓子、煙草等）を購入しようとする利用者は、パネル内に陳列する複数の商品サンプルの中から１つの商品サンプルを選択し、この商品サンプルと１対１に対応する商品選択釦を押下することにより、希望する商品を購入する。特に、利用者は、複数の商品サンプルそれぞれから得ることのできる銘柄、容量、冷温区別、値段等の情報を１つ１つ確認して、購入の対象となる商品サンプルを選択しているのが現状である。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−１５７６３５号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の購入手順では、利用者は、自動販売機と対面して商品を選択するまでに多くの時間を必要とするので、不快感を覚えたり、或いは、今後の自動販売機の利用を控えたりしてしまう。特に、カップ飲料を調理して販売する自動販売機の商品を購入しようとする利用者は、嗜好に応じて、飲料（コーヒー）と添加物（砂糖、クリーム）との調合割合を更に設定しなければならないので、都度同じ調合割合のカップ飲料を購入する利用者にとっては、上記の問題は重要である。
【０００５】
そこで、本発明は、利用者が商品を選択する操作を簡便（短時間且つ容易）とできる自動販売機を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための発明は、利用者識別情報を入力するための入力手段と、前記利用者識別情報および商品情報を対応させて記憶する記憶手段と、前記入力手段から入力される利用者識別情報が正当であるかどうかを判別し、前記利用者識別情報が正当であるとき、前記記憶手段から前記利用者識別情報と対応する商品情報を読み出し、前記商品情報と対応する商品を販売するための制御信号を出力する制御手段と、前記制御信号に基づいて商品を販売する販売手段と、を備えたことを特徴とする自動販売機。この自動販売機によれば、利用者は、利用者識別情報を入力するのみで、希望商品を選択できる。即ち、利用者が商品を選択する際の操作を簡略化できる。
【０００７】
また、かかる自動販売機において、前記入力手段は、利用者から指紋情報を読み取る装置または記録媒体から利用者識別情報を読み取る装置である。この自動販売機によれば、利用者を確実に識別できるため、酒、煙草等の成人用自動販売機に適用できる。
【０００８】
また、かかる自動販売機において、前記記憶手段は、前記商品情報として、カップ飲料自体の情報と、前記カップ飲料の調合割合の情報とを、対応させて記憶するものである。この自動販売機によれば、煩雑な選択操作を要するカップ飲料の操作を大幅に簡略化できる。
【０００９】
更に、かかる自動販売機において、前記制御手段は、自動販売機を管理するセンターと通信で接続されており、前記制御手段は、前記利用者識別情報および前記商品情報と対応する商品の金額情報を前記センターに送信し、前記センターが前記金額情報を所定処理した後に、前記商品情報と対応する商品を販売するための制御信号を出力するものである。この自動販売機によれば、キャッシュレスの決済を実行できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
【００１１】
＝＝＝自動販売機の前面構成＝＝＝
図１を参照しつつ、本発明にかかる自動販売機の前面構成の一例を説明する。図１は、本発明にかかる自動販売機の正面図の一例である。なお、本実施形態では、自動販売機は、カップ飲料を販売することとする。
【００１２】
前扉２は、自動販売機の右側面端を支軸として開閉するものであり、カップ飲料を調理するときに必要となる、希釈水、炭酸水、濃縮液体原料等を混合したり、砂糖、クリーム、氷等を添加したりするためのデータ設定や、販売機構のメンテナンスを行うときは解錠して開き、通常販売を行うときは施錠して閉じておくものである。
【００１３】
パネル４は、透明な樹脂板であり、内部に陳列されている複数種類のカップ飲料サンプル６を確認するためのものである。つまり、利用者は、パネル４を通して複数種類のカップ飲料サンプル６を見渡すことにより、購入を希望するカップ飲料を選択できる。尚、複数種類のカップ飲料の写真または絵柄をパネル４に印刷してもよい。
【００１４】
硬貨投入口８は、利用者が硬貨を投入する箇所であり、投入硬貨は自動販売機内部の硬貨識別装置に供給される。紙幣挿入口１０は、利用者が紙幣を挿入する箇所であり、挿入紙幣は自動販売機内部の紙幣識別装置に供給される。表示部１２は、投入硬貨金額、挿入紙幣金額等を表示するものである。値段ラベル１４は、カップ飲料サンプル６の下部に１対１に対応して配設されるものである。商品選択釦１６は、販売可ランプおよび売切ランプを内蔵し、カップ飲料サンプル６の下部に１対１に対応して配設されるものである。上記の販売可ランプは、利用者が少なくとも１杯のカップ飲料を購入できる硬貨投入または紙幣挿入を行うと、自動販売機内部の希釈水タンク、炭酸水タンク、濃縮液体原料タンクが中味を有する場合のみ、このカップ飲料に対応するものが点灯する。上記の売切ランプは、希釈水タンクが空になると、希釈水を使用するカップ飲料に対応するものが常時点灯し、炭酸水タンクが空になると、炭酸水を使用するカップ飲料に対応するものが常時点灯し、何れかの濃縮液体原料タンクが空になると、この濃縮液体原料を使用するカップ飲料に対応するものが常時点灯する。
【００１５】
増量釦１８、２０、２２は、１杯のコーヒー飲料を調理する際にコーヒー原料、砂糖、クリームの増量を希望するとき、商品選択釦１６を押下する前に押下するものである。同様に、減量釦２４、２６、２８は、１杯のコーヒー飲料を調理する際にコーヒー原料、砂糖、クリームの減量を希望するとき、商品選択釦１６を押下する前に押下するものである。表示部３０は、コーヒー原料、砂糖、クリームの増減の度合を表示するものである。氷なし釦３２は、１杯のＣＯＬＤ飲料を調理する際に氷の添加を希望しないとき、商品選択釦１６を押下する前に押下するものである。増量釦１８、２０、２２、減量釦２４、２６、２８、氷なし釦３２を必要に応じて押下し、その後、販売可ランプが点灯している商品選択釦１６を押下すると、このカップ飲料サンプル６に対応するカップ飲料が調理され、商品取出口３４から取り出し可能となる。
【００１６】
返却レバー３６は、投入硬貨を返却口３８から返却したり、投入硬貨または挿入紙幣からカップ飲料購入金額を差し引いた釣銭を返却口３８から返却したりするためのものである。販売中ランプ４０は、カップ飲料が正常販売されるときに点灯するものである。販売中止ランプ４２は、全カップ飲料が売り切れとなったとき、或いは、カップ飲料を調理するための販売機構部が故障したとき、点灯するものである。釣銭切ランプ４４は、硬貨識別装置内部の釣銭用硬貨の合計金額が一定金額以下のときに点灯する。尚、販売中ランプ４０、販売中止ランプ４２、釣銭切ランプ４４は、表示部１２の基板上に配設される。
【００１７】
キー入力部４６（入力手段）は、利用者が希望する調合割合のカップ飲料を指定するための利用者識別情報を入力するものである。利用者識別情報は、利用者個人を１対１で特定するため、数字、記号、アルファベット等を組み合わせた複数桁の情報であって、事前に割り当てられるものである。利用者がキー入力部４６から利用者識別情報を入力すると、この利用者識別情報は自動販売機内部の制御部に供給されて正当性を判別されることとなる。尚、利用者識別情報を自動販売機内部の制御部に供給する入力手段は、キー入力部４６に限定されるものではない。例えば、上記の入力手段は、カード識別装置（記録媒体から利用者識別情報を読み取る装置）であってもよい。カード識別装置は、接触型または非接触型の記録媒体（ＩＣカード、磁気カード等）から予め記録されている利用者識別情報を読み取って自動販売機内部の制御部に供給することとなる。また、上記の入力手段は、指紋識別装置（利用者から指紋情報を読み取る装置）であってもよい。指紋識別装置は、利用者の特定の指から指紋情報を読み取って自動販売機内部の制御部に供給することとなる。また、上記の入力手段は、光彩識別装置（利用者の目の光彩情報を読み取る装置）であってもよい。光彩識別装置は、利用者の目の光彩情報を読み取って自動販売機内部の制御部に供給することとなる。従って、利用者は、自動販売機、センター、サーバ等に利用者識別情報を事前登録しておき、上記の入力手段から利用者識別情報を適宜入力することによって、利用者が希望する調合割合のカップ飲料を、商品選択釦１６、増量釦１８、２０、２２、減量釦２４、２６、２８、氷なし釦３２を押下しない極めて簡単な操作で購入することが可能となる。
【００１８】
＝＝＝自動販売機の制御構成＝＝＝
図２、図３、図４を参照しつつ、本発明にかかる自動販売機の制御構成の一例を説明する。図２は、本発明にかかる自動販売機の制御構成（第１の制御構成）を説明するためのブロック図である。図３は、本発明にかかる自動販売機の他の制御構成（第２の制御構成）を説明するためのブロック図である。図４は、本発明にかかる自動販売機の他の制御構成（第３の制御構成）を説明するためのブロック図である。
【００１９】
≪第１の制御構成≫
図２は、入力手段として、キー入力部４６を有するものである。
図２において、主制御部１０２（制御手段）は、自動販売機の各種制御を統括するものであり、ＲＯＭ１０４、ＣＰＵ１０６、ＲＡＭ１０８、周辺回路１１０等を有する。例えば、主制御部１０２は、マイクロコンピュータを中心として動作するものである。詳述すると、ＲＯＭ１０４は、後述する複数の従制御部を統括制御するためのプログラムデータ、参照テーブルデータ等が予め記憶されている。なお、ＲＯＭ１０４は、データを製造工程で焼き付け固定するマスクＲＯＭ、データを紫外線消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるＥＰＲＯＭ、データを電気消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるＥＥＰＲＯＭ（フラッシュＲＯＭを含む）等の不揮発性記憶素子で構成される。特に、ＲＯＭ１０４は、後述する利用者識別情報のテーブルデータを記憶する場合、ＥＰＲＯＭまたはＥＥＰＲＯＭであることが望ましい。ＣＰＵ１０６は、ＲＯＭ１０４から読み出されたプログラムデータの解読結果に従って複数の従制御部を統括制御するものである。なお、ＣＰＵ１０６は、ＲＯＭ１０４のアドレスを指定するアドレスカウンタ（不図示）、ＲＯＭ１０４から読み出されるプログラムデータを解読するプログラマブルロジックアレイ（不図示）、論理演算を行う演算論理ユニット（不図示）、演算データを一時格納するレジスタ（不図示）等を有する。ＲＡＭ１０８は、ＣＰＵ１０６で論理演算される作業データ、複数の従制御部から供給される各種データ等の書き込みまたは読み出しを行うものである。なお、ＲＡＭ１０８は、ＳＲＡＭ等の揮発性記憶素子で構成され、ＲＡＭ１０８内のデータは、バックアップ電源にて保持される。
【００２０】
硬貨処理制御部１１２、紙幣処理制御部１１４、接客制御部１１６、販売制御部１１８、入力制御部１２０は、前述した複数の従制御部に相当し、主制御部１０２と同様のＲＯＭ、ＣＰＵ、ＲＡＭ、周辺回路で構成される。
【００２１】
硬貨挿入口８および硬貨処理制御部１１２は、硬貨識別装置を構成する。硬貨処理制御部１１２は、硬貨投入口８への硬貨投入によって、投入硬貨の金種、正偽等の判別、金種別枚数の計算、金庫への余剰硬貨の収容、返却口３８への釣銭払い出し等の処理を実行する。また、紙幣挿入口１０および紙幣処理制御部１１４は、紙幣識別装置を構成する。紙幣処理制御部１１４は、紙幣挿入口１０への紙幣挿入によって、挿入紙幣の金種、正偽等の判別、金種別枚数の計算、釣札払い出し等の処理を実行する。なお、硬貨処理制御部１１２および紙幣処理制御部１１４は、利用者が硬貨投入および紙幣挿入を同時に行ったとき、同期して動作する。
【００２２】
接客面１２２は、表示部１２、商品選択釦１６、増量釦１８、２０、２２、減量釦２４、２６、２８、表示部３０、氷なし釦３２、販売中ランプ４０、販売中止ランプ４２、釣銭切ランプ４４からなるものである。接客制御部１１６は、接客面１２２を制御する。即ち、接客制御部１１６は、主制御部１０２から供給されるカップ飲料販売に関する接客信号に従って、販売中ランプ４０、販売中止ランプ４２、釣銭切ランプ４４を点灯させたり、販売飲料別の販売可ランプまたは売切ランプを点灯させたり、更には、複数の商品選択釦１６の何れが押下されたのかを検出し、このときの検出信号を主制御部１０２に送信したりする。
【００２３】
販売制御部１１８は、販売機構部１２４を制御し、接客制御部１１６からの検出信号に応答する主制御部１０２からの販売信号に従って、カップ飲料を調理して商品取出口１７にて取出可能とするものである。なお、販売制御部１１８および販売機構部１２４は、販売手段を構成する。
【００２４】
キー入力部４６は、数字、記号、アルファベット等のキー（以下数字キーと言う）およびファンクションキーと、これらのキーの操作に関する内容を表示する表示部（有機ＥＬ、ＬＣＤ等）とを、前面に備えたものである。キー入力部４６は、入力制御部１２０と有線で接続される。入力制御部１２０は、キー入力部４６から入力される利用者識別情報を受信したとき、利用者識別情報と、利用者識別情報の正当性を判別するための割込要求信号と、を主制御部１０２に供給する。主制御部１０２は、割込要求信号に従って、利用者識別情報の正当性を判別するためのプログラム処理を実行することとなる。ここで、主制御部１０２のＲＯＭ１０４は、事前登録を希望する利用者の利用者識別情報を参照テーブルデータのエリアに記憶しており、主制御部１０２は、ＲＯＭ１０４の利用者識別情報のテーブルデータを参照することによって、キー入力部４６から入力される利用者識別情報の正当性を判別する。主制御部１０２は、利用者識別情報が正当であって且つ利用者識別情報に対応するカップ飲料の貨幣投入が行われているものと判別すると、このカップ飲料を調理するための販売信号を販売制御部１１８に送信する。販売制御部１１８は、この販売信号に従って、利用者が希望する調合割合のカップ飲料を調理することとなる。
【００２５】
なお、主制御部１０２と従制御部１１２、１１４、１１６、１１８、１２０との間の通信は、主制御部１０２が優先的な送信権を有するポーリング方式、或いは、主制御部１０２および従制御部１１２、１１４、１１６、１１８、１２０が対等な送信権を有するコンテンション方式の何れであってもよい。
【００２６】
≪第２の制御構成≫
図３は、入力手段として、カード識別装置を有するものである。なお、図３中、図２と同一構成には同一番号を付記し、その説明を省略することとする。
【００２７】
図３において、カード識別装置１２６は、接触型または非接触型の記録媒体１２８（ＩＣカード、磁気カード等）から予め記録されている利用者識別情報を読み取るものである。カード識別装置１２６は、入力制御部１２０と有線で接続される。入力制御部１２０は、カード識別装置１２６が読み取る利用者識別情報を受信したとき、利用者識別情報と、利用者識別情報の正当性を判別するための割込要求信号と、を主制御部１０２に供給する。主制御部１０２は、割込要求信号に従って、利用者識別情報の正当性を判別するためのプログラム処理を実行することとなる。即ち、主制御部１０２は、ＲＯＭ１０４が記憶している利用者識別情報のテーブルデータを参照することによって、カード識別装置１２６が読み取る利用者識別情報の正当性を判別する。主制御部１０２は、利用者識別情報が正当であって且つ利用者識別情報に対応するカップ飲料の貨幣投入が行われているものと判別すると、このカップ飲料を調理するための販売信号を販売制御部１１８に送信する。販売制御部１１８は、この販売信号に従って、利用者が希望する調合割合のカップ飲料を調理することとなる。
【００２８】
或いは、主制御部１０２は、利用者識別情報が正当であるものと判別すると、利用者識別情報およびこの利用者識別情報に対応するカップ飲料の金額情報をモデム１３０を介してセンター１３２に送信し、その後、このカップ飲料を調理するための販売信号を販売制御部１１８に送信する。販売制御部１１８は、この販売信号に従って、利用者が希望する調合割合のカップ飲料を調理することとなる。一方、センター１３２は、各ロケーションにおける自動販売機の状態（売切れ、故障等）を集中管理する。特に、センター１３２は、利用者識別情報を基準として、販売済みカップ飲料の金額情報を管理し、利用者の金融機関口座から販売済みカップ飲料の金額を適宜のタイミング（販売都度、月単位等）で引き落とす処理を行う。
【００２９】
なお、硬貨識別装置、紙幣識別装置と、モデム１３０との何れか一方を省略することも可能である。
【００３０】
≪第３の制御構成≫
図４は、入力手段として、指紋識別装置を有するものである。なお、図４中、図２および図３と同一構成には同一番号を付記し、その説明を省略することとする。
【００３１】
図４において、指紋識別装置１３４は、利用者識別情報として、利用者の特定の指から指紋情報（紋様）を読み取るものである。指紋識別装置１３４は、入力制御部１２０と有線で接続される。入力制御部１２０は、指紋識別装置１３４が読み取る指紋情報を受信したとき、指紋情報と、指紋情報の正当性を判別するための割込要求信号と、を主制御部１０２に供給する。主制御部１０２は、割込要求信号に従って、指紋情報の正当性を判別するためのプログラム処理を実行することとなる。即ち、主制御部１０２は、ＲＯＭ１０４が記憶している指紋情報のテーブルデータを参照することによって、指紋識別装置１３４が読み取る指紋情報の正当性を判別する。主制御部１０２は、指紋情報が正当であって且つ指紋情報に対応するカップ飲料の貨幣投入が行われているものと判別すると、このカップ飲料を調理するための販売信号を販売制御部１１８に送信する。販売制御部１１８は、この販売信号に従って、利用者が希望する調合割合のカップ飲料を調理することとなる。
【００３２】
或いは、主制御部１０２は、指紋情報が正当であるものと判別すると、指紋情報およびこの指紋情報に対応するカップ飲料の金額情報をモデム１３０を介してセンター１３２に送信し、その後、このカップ飲料を調理するための販売信号を販売制御部１１８に送信する。販売制御部１１８は、この販売信号に従って、利用者が希望する調合割合のカップ飲料を調理することとなる。一方、センター１３２は、指紋情報を基準として、販売済みカップ飲料の金額情報を管理し、利用者の金融機関口座から販売済みカップ飲料の金額を適宜のタイミング（販売都度、月単位等）で引き落とす処理を行う。
【００３３】
なお、硬貨識別装置、紙幣識別装置と、モデム１３０との何れか一方を省略することも可能である。また、指紋識別装置１３４を光彩識別装置（不図示）へ変更することも可能である。
【００３４】
＝＝＝利用者識別情報のテーブルデータ＝＝＝
図５を参照しつつ、主制御部１０２のＲＯＭ１０４に記憶される利用者識別情報のテーブルデータの一例について説明する。図５は、本発明にかかる自動販売機において、主制御部のＲＯＭに記憶される利用者識別情報のテーブルデータを示す図である。なお、説明の便宜上、テーブルデータは、コーヒー飲料の調合割合を示すものとする。
【００３５】
ＲＯＭ１０４は、参照テーブルデータ内において、利用者識別情報を基準として、飲料種類、飲料濃度、砂糖、クリームの調合割合（商品情報）を対応付けたテーブルデータを記憶している。飲料濃度は、３種類の「濃い」「普通」「薄い」から選択され、砂糖およびクリームは、４種類の「多い」「普通」「少ない」「無し」から選択される。なお、飲料種類に対する飲料濃度、砂糖、クリーム等の調合割合は、０〜１００％の範囲で数値設定することとし、利用者の飲料種類に対する嗜好を一層反映させることも可能である。
【００３６】
指紋識別装置１３４を使用する自動販売機では、ＲＯＭ１０４は、利用者識別情報として指紋情報を記憶することとなる。また、光彩識別装置を使用する自動販売機では、ＲＯＭ１０４は、利用者識別情報として光彩情報を記憶することとなる。
【００３７】
つまり、主制御部１０２は、ＲＯＭ１０４が記憶している利用者識別情報のテーブルデータを参照して、キー入力部４６、カード識別装置１２６、指紋識別装置１３４、光彩識別装置等から入力される利用者識別情報の正当性を判別することによって、利用者が希望する調合割合のカップ飲料を調理するための販売信号を販売制御部１１８に送信することが可能となる。
【００３８】
なお、商品情報として、上記の他、所定温度範囲内（例えば６５〜８０℃）の飲料温度「熱い」「普通」「温い」、所定量範囲内（例えば１４０〜２００ｍｌ）の飲料量「多い」「普通」「少ない」、コーヒー味「苦い」「甘い」「酸っぱい」等を設けてもよい。更に、他のカップ飲料を考慮して、商品情報として、炭酸濃度「強い」「普通」「弱い」、飲料温度「冷たい」「とても冷たい」、ホイップ泡立ち量「多い」「普通」「少ない」等を設けてもよい。
【００３９】
次に、図６を参照しつつ、センター１３２が管理する利用者識別情報のテーブルデータの一例について説明する。図６は、本発明にかかる自動販売機において、センターが管理する利用者識別情報のテーブルデータを示す図である。
【００４０】
センター１３２内に設置されるコンピュータ端末等（不図示）は、利用者識別情報を基準として、販売済みカップ飲料の金額情報、金融機関口座を対応付けたテーブルデータを管理している。これにより、センター１３２は、利用者の金融機関口座から販売済みカップ飲料の金額を引き落とす処理を実行することが可能となる。
【００４１】
＝＝＝利用者識別情報および商品情報の登録動作＝＝＝
図１、図２、図７、図８を参照しつつ、利用者識別情報および商品情報の登録動作について説明する。図７は、本発明にかかる自動販売機において、利用者識別情報および商品情報の登録動作の一例を説明するためのフローチャートである。図８は、本発明にかかる自動販売機において、利用者識別情報および商品情報の登録動作の他例を説明するためのフローチャートである。なお、本登録動作の説明において、自動販売機は、入力手段として、キー入力部４６を有することとする。
【００４２】
≪図７の登録動作≫
図７は、販売機構部１２４がカップ飲料を調理した後、登録動作を実行するものである。
先ず、利用者は、自動販売機と対面し、金銭を投入し、増量釦１８乃至２２、減量釦２４乃至２８、氷なし釦３２等を適宜押下した後に商品選択釦１６の何れかを押下する。接客制御部１１６は、商品選択釦１６、増量釦１８乃至２２、減量釦２４乃至２８、氷なし釦３２等の押下内容を検出し、カップ飲料に関する種類と調合割合の情報を主制御部１０２に送信する。主制御部１０２は、カップ飲料に関する種類と調合割合の情報をＲＡＭ１０８に一時記憶し、上記の調合割合のカップ飲料を調理するための販売信号を販売制御部１１８に送信する。販売制御部１１８は、上記の販売信号を解読する。これにより、販売機構部１２４は、利用者が特定する調合割合のカップ飲料を調理して販売することとなる（Ｓ２）。
その後、主制御部１０２は、キー入力部４６の登録キー（ファンクションキー）が押下されたかどうかを判別する（Ｓ４）。
【００４３】
キー入力部４６の登録キーが押下されると、入力制御部１２０は、登録キーの押下信号を受信する。このとき、入力制御部１２０は、利用者が後刻入力する利用者識別情報と、ＲＡＭ１０８が現在一時記憶するカップ飲料に関する種類と調合割合の情報と、を対応付けてＲＯＭ１０４に記憶するための割込要求信号を主制御部１０２に送信する。即ち、主制御部１０２は、入力制御部１２０からの割込要求信号を受信すると（Ｓ４：ＹＥＳ）、キー入力部４６の登録キーが押下されたこととして、キー入力部４６の複数桁の数字キーが押下されたかどうかを判別する（Ｓ６）。
【００４４】
キー入力部４６の複数桁の数字キーが押下されると、入力制御部１２０は、複数桁の数字キーの押下信号を受信する。このとき、入力制御部１２０は、複数桁の数字キーの押下信号と対応する利用者識別情報を主制御部１０２に送信する。即ち、主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報を受信すると（Ｓ６：ＹＥＳ）、キー入力部４６の複数桁の数字キーが押下されたこととして、入力制御部１２０からの利用者識別情報が既に登録されているかどうかを判別する（Ｓ８）。
【００４５】
主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報がＲＯＭ１０４に記憶されている利用者識別情報と一致するかどうかを逐次比較する。即ち、主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報がＲＯＭ１０４に記憶されている利用者識別情報と一致すると（Ｓ８：ＹＥＳ）、入力制御部１２０からの利用者識別情報が既に登録されていることとして、利用者識別情報の変更を告知するための信号を入力制御部１２０に送信する。これにより、キー入力部４６は、『利用者識別情報を変更して下さい』等の案内文を表示部に表示する。その後、上記のステップＳ４以降を再度実行する（Ｓ１０）。
【００４６】
一方、主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報がＲＯＭ１０４に記憶されている利用者識別情報と一致しないと（Ｓ８：ＮＯ）、入力制御部１２０からの利用者識別情報が登録されていないこととして、利用者識別情報の登録を告知するための信号を入力制御部１２０に送信する。これにより、キー入力部４６は、『利用者識別情報を登録します』等の案内文を表示部に表示する（Ｓ１２）。
【００４７】
主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報と、ＲＡＭ１０８が現在一時記憶するカップ飲料に関する種類と調合割合の情報と、を対応付けてＲＯＭ１０４の参照テーブルデータのエリアに記憶して、利用者識別情報を登録するための一連の処理を終了する（Ｓ１４）。
【００４８】
≪図８の登録動作≫
図８は、商品選択釦１６が押下される前に、登録動作を実行するものである。
先ず、主制御部１０２は、キー入力部４６の登録キー（ファンクションキー）が押下されたかどうかを判別する（Ｓ１０２）。
【００４９】
キー入力部４６の登録キーが押下されると、入力制御部１２０は、登録キーの押下信号を受信する。このとき、入力制御部１２０は、利用者が後刻入力する利用者識別情報をＲＯＭ１０４に記憶するための割込要求信号を主制御部１０２に送信する。即ち、主制御部１０２は、入力制御部１２０からの割込要求信号を受信すると（Ｓ１０２：ＹＥＳ）、キー入力部４６の登録キーが押下されたこととして、キー入力部４６の複数桁の数字キーが押下されたかどうかを判別する（Ｓ１０４）。
【００５０】
キー入力部４６の複数桁の数字キーが押下されると、入力制御部１２０は、複数桁の数字キーの押下信号を受信する。このとき、入力制御部１２０は、複数桁の数字キーの押下信号と対応する利用者識別情報を主制御部１０２に送信する。即ち、主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報を受信すると（Ｓ１０４：ＹＥＳ）、キー入力部４６の複数桁の数字キーが押下されたこととして、入力制御部１２０からの利用者識別情報が既に登録されているかどうかを判別する（Ｓ１０６）。
【００５１】
主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報がＲＯＭ１０４に記憶されている利用者識別情報と一致するかどうかを逐次比較する。即ち、主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報がＲＯＭ１０４に記憶されている利用者識別情報と一致すると（Ｓ１０６：ＹＥＳ）、入力制御部１２０からの利用者識別情報が既に登録されていることとして、利用者識別情報の変更を告知するための信号を入力制御部１２０に送信する。これにより、キー入力部４６は、『利用者識別情報を変更して下さい』等の案内文を表示部に表示する。その後、上記のステップＳ４以降を再度実行する（Ｓ１０８）。
【００５２】
一方、主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報がＲＯＭ１０４に記憶されている利用者識別情報と一致しないと（Ｓ１０６：ＮＯ）、入力制御部１２０からの利用者識別情報が登録されていないこととして、入力制御部１２０からの利用者識別情報をＲＡＭ１０８に一時記憶し、利用者識別情報の登録を告知するための信号を入力制御部１２０に送信する。これにより、キー入力部４６は、『利用者識別情報を登録します』等の案内文を表示部に表示する（Ｓ１１０）。
【００５３】
主制御部１０２は、上記のステップＳ１１０の処理を実行した後、金銭が投入されたかどうかを判別する（Ｓ１１２）。
【００５４】
利用者が硬貨を硬貨投入口８に投入すると、硬貨処理制御部１１２は、投入硬貨の金額情報を主制御部１０２に送信する。また、利用者が紙幣を紙幣挿入口１０に挿入すると、紙幣処理制御部１１４は、挿入紙幣の金額情報を主制御部１０２に送信する。即ち、主制御部１０２は、硬貨処理制御部１１２、紙幣処理制御部１１４からの金額情報を受信すると（Ｓ１１２：ＹＥＳ）、金銭が投入されたこととして、商品選択釦１６、増量釦１８乃至２２、減量釦２４乃至２８、氷なし釦３２が上記のステップＳ２の操作順序で適宜押下されているかどうかを判別する（Ｓ１１４）。
【００５５】
商品選択釦１６、増量釦１８乃至２２、減量釦２４乃至２８、氷なし釦３２が適宜押下されると（Ｓ１１４：ＹＥＳ）、接客制御部１１６は、商品選択釦１６、増量釦１８乃至２２、減量釦２４乃至２８、氷なし釦３２の押下内容を検出し、カップ飲料に関する種類と調合割合の情報を主制御部１０２に送信する。主制御部１０２は、カップ飲料に関する種類と調合割合の情報をＲＡＭ１０８に一時記憶し、上記の調合割合のカップ飲料を調理するための販売信号を販売制御部１１８に送信する。販売制御部１１８は、上記の販売信号を解読する。これにより、販売機構部１２４は、利用者が特定する調合割合のカップ飲料を調理して販売する（Ｓ１１６）。
【００５６】
主制御部１０２は、ＲＡＭ１０８が現在一時記憶する利用者識別情報と、カップ飲料に関する種類と調合割合の情報と、を対応付けてＲＯＭ１０４の参照テーブルデータのエリアに記憶して、利用者識別情報を登録するための一連の処理を終了する（Ｓ１１８）。
【００５７】
以上の説明より、利用者は、カップ飲料を購入するとき、利用者識別情報を効果的に登録することが可能となる。
なお、自動販売機は、入力手段として、カード識別装置１２６、指紋識別装置１３４、光彩識別装置を有する場合も、同様の登録動作を実行する。但し、自動販売機は、センター１３２内のコンピュータ端末等で利用者識別情報を基準とする各種情報を管理するための通信動作も、必要に応じて実行する。
【００５８】
＝＝＝利用者識別情報の正当性の判別動作＝＝＝
図１、図２、図９を参照しつつ、利用者識別情報の正当性の判別動作について説明する。図９は、本発明にかかる自動販売機において、利用者識別情報の正当性の判別動作の一例を説明するためのフローチャートである。なお、本判別動作の説明において、自動販売機は、入力手段として、キー入力部４６を有することとする。
【００５９】
先ず、主制御部１０２は、金銭が投入されたかどうかを判別する（Ｓ２０２）。
主制御部１０２は、硬貨処理制御部１１２、紙幣処理制御部１１４からの金額情報を受信すると（Ｓ２０２：ＹＥＳ）、利用者識別情報として、キー入力部４６の数字キーが押下されたかどうかを判別する（Ｓ２０４）。
主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報を受信すると（Ｓ２０４：ＹＥＳ）、利用者識別情報が正当であるかどうかを判別する（Ｓ２０６）。
【００６０】
主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報がＲＯＭ１０４に記憶されている利用者識別情報と一致するかどうかを逐次比較する。即ち、主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報がＲＯＭ１０４に記憶されている利用者識別情報と一致しないと（Ｓ２０６：ＮＯ）、入力制御部１２０からの利用者識別情報が正当ではないこととして、利用者識別情報の再入力を告知するための信号を入力制御部１２０に送信する。これにより、キー入力部４６は、『利用者識別情報を再入力して下さい』等の案内文を表示部に表示する。その後、主制御部１０２は、上記のステップＳ２０４以降を再度実行する。なお、主制御部１０２は、金銭の返金処理を実行し、利用者識別情報の正当性の判別動作を終了することとしてもよい（Ｓ２０８）。
【００６１】
一方、主制御部１０２は、入力制御部１２０からの利用者識別情報がＲＯＭ１０４に記憶されている利用者識別情報と一致すると（Ｓ２０６：ＹＥＳ）、入力制御部１２０からの利用者識別情報が正当であることとして、利用者識別情報と対応する調合割合のカップ飲料を調理するための販売信号を販売制御部１１８に送信する。販売制御部１１８は、上記の販売信号を解読する。これにより、販売機構部１２４は、利用者が特定する調合割合のカップ飲料を調理して販売することとなる（Ｓ２１０）。
【００６２】
以上の説明より、利用者は、登録されている利用者識別情報を入力する簡便な操作で、利用者が特定する調合割合のカップ飲料を効果的に購入することが可能となる。
【００６３】
なお、自動販売機は、入力手段として、カード識別装置１２６、指紋識別装置１３４、光彩識別装置を有する場合も、同様の判別動作を実行する。但し、自動販売機は、センター１３２内のコンピュータ端末等で利用者識別情報を基準とする各種情報を管理するための通信動作も、必要に応じて実行する。
【００６４】
＝＝＝その他の実施形態＝＝＝
以上、本発明にかかる自動販売機について説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易とするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
【００６５】
≪入力手段≫
利用者識別情報を入力するための入力手段は、キー入力部４６、カード識別装置１２６、指紋識別装置１３４、光彩識別装置に限定されない。例えば、無線、赤外線等の通信手段を有する携帯端末（携帯電話、ＰＤＡ等）とすることも可能である。
【００６６】
≪記憶手段≫
利用者識別情報および商品情報を対応させて記憶する記憶手段は、ＲＯＭ１０４に限定されない。例えば、ＲＡＭ１０８とすることも可能である。また、販売制御部１１８内のＲＯＭ、ＲＡＭ等を使用することも可能である。
【００６７】
≪制御手段≫
制御手段は、主制御部１０２に限定されない。例えば、自動販売機の全制御を行う単一の制御部とすることも可能である。
【００６８】
≪販売手段≫
販売手段は、販売制御部１１８および販売機構部１２４に限定されない。例えば、自動販売機の全制御を行う単一の制御部を使用する場合、販売手段は、単一の制御部および販売機構部１２４となる。
【００６９】
【発明の効果】
本発明によれば、利用者が特定する商品を簡便に選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかる自動販売機の正面図の一例である。
【図２】本発明にかかる自動販売機の制御構成（第１の制御構成）を説明するためのブロック図である。
【図３】本発明にかかる自動販売機の他の制御構成（第２の制御構成）を説明するためのブロック図である。
【図４】本発明にかかる自動販売機の他の制御構成（第３の制御構成）を説明するためのブロック図である。
【図５】本発明にかかる自動販売機において、主制御部のＲＯＭに記憶される利用者識別情報のテーブルデータを示す図である。
【図６】本発明にかかる自動販売機において、センターが管理する利用者識別情報のテーブルデータを示す図である。
【図７】本発明にかかる自動販売機において、利用者識別情報および商品情報の登録動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【図８】本発明にかかる自動販売機において、利用者識別情報および商品情報の登録動作の他例を説明するためのフローチャートである。
【図９】本発明にかかる自動販売機において、利用者識別情報の正当性の判別動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
１６商品選択釦
１８、２０、２２増量釦
２４、２６、２８減量釦
３２氷なし釦
４６キー入力部
１０２主制御部
１０４ＲＯＭ
１０６ＣＰＵ
１０８ＲＡＭ
１１６接客制御部
１１８販売制御部
１２０入力制御部
１２４販売機構部
１２６カード識別装置
１３４指紋識別装置[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to vending machines.
[0002]
[Prior art]
Generally, a user who wants to purchase a product (beverage, confectionery, cigarette, etc.) from a vending machine selects one product sample from a plurality of product samples displayed in a panel and makes a pair with the product sample. A desired product is purchased by pressing a product selection button corresponding to 1. In particular, the user selects each product sample to be purchased by checking information such as a brand, a capacity, a cold / hot distinction, and a price that can be obtained from each of the plurality of product samples. It is the current situation.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2002-157635 A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above purchasing procedure, the user needs a lot of time to face the vending machine and select a product, so he / she feels discomfort or uses the vending machine in the future. I will refrain. In particular, a user who intends to purchase products of a vending machine that cooks and sells cup beverages must further set the mixing ratio of the beverage (coffee) and the additives (sugar, cream) according to his / her taste. Therefore, the above problem is important for a user who purchases a cup beverage having the same mixing ratio each time.
[0005]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a vending machine that allows a user to easily (in a short time and easily) select a product.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
An invention for solving the above-mentioned problems is provided by an input unit for inputting user identification information, a storage unit for storing the user identification information and product information in association with each other, and a user input from the input unit. It is determined whether or not the identification information is valid, and when the user identification information is valid, product information corresponding to the user identification information is read from the storage unit, and a product corresponding to the product information is sold. Vending machine comprising: control means for outputting a control signal for selling the product; and vending means for selling a product based on the control signal. According to this vending machine, a user can select a desired product only by inputting user identification information. That is, the operation when the user selects a product can be simplified.
[0007]
In the vending machine, the input means is a device for reading fingerprint information from a user or a device for reading user identification information from a recording medium. According to this vending machine, since the user can be reliably identified, the vending machine can be applied to an adult vending machine for alcohol, cigarettes and the like.
[0008]
In the vending machine, the storage unit stores, as the product information, information on the cup beverage itself and information on a mixing ratio of the cup beverage in association with each other. According to this vending machine, the operation of a cup beverage requiring a complicated selection operation can be greatly simplified.
[0009]
Further, in such a vending machine, the control means is connected by communication with a center managing the vending machine, and the control means transmits the user identification information and the price information of the product corresponding to the product information. The control information is transmitted to the center, and after the center performs predetermined processing on the price information, a control signal for selling a product corresponding to the product information is output. According to this vending machine, cashless payment can be executed.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
At least the following matters will be made clear by the description in the present specification and the accompanying drawings.
[0011]
=== Front configuration of vending machine ===
An example of the front configuration of the vending machine according to the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 1 is an example of a front view of a vending machine according to the present invention. In the present embodiment, the vending machine sells cup beverages.
[0012]
The front door 2 opens and closes using the right side end of the vending machine as a spindle, and mixes dilution water, carbonated water, concentrated liquid raw materials, etc., which are necessary when cooking cup beverages, It is unlocked and opened when setting data for adding cream, ice, and the like, and when performing maintenance of the sales organization, and locked and closed during normal sales.
[0013]
The panel 4 is a transparent resin plate for confirming a plurality of types of cup beverage samples 6 displayed inside. That is, the user can select a desired cup beverage by looking over a plurality of types of cup beverage samples 6 through the panel 4. In addition, you may print the photograph or pattern of several types of cup drinks on the panel 4. FIG.
[0014]
The coin insertion slot 8 is a place where a user inserts a coin, and the inserted coin is supplied to a coin identification device inside the vending machine. The bill insertion slot 10 is a place where a user inserts a bill, and the inserted bill is supplied to a bill recognition device inside the vending machine. The display unit 12 displays an inserted coin amount, an inserted bill amount, and the like. The price label 14 is provided on the lower part of the cup beverage sample 6 in a one-to-one correspondence. The product selection button 16 has a built-in sale lamp and a sold-out lamp, and is provided below the cup beverage sample 6 in a one-to-one correspondence. When the user inserts a coin or inserts a bill into which at least one cup of beverage can be purchased, the vending machine has a diluting water tank, a carbonated water tank, and a concentrated liquid material tank that have a content. Only the one corresponding to this cup beverage is lit. When the dilution water tank is empty, the above-mentioned sold-out lamps are always lit for cup beverages that use dilution water, and when the carbonated water tank is empty, they correspond to cup beverages that use carbonated water. Is always lit, and when one of the concentrated liquid material tanks is empty, the one corresponding to the cup beverage using this concentrated liquid material is always lit.
[0015]
The increase buttons 18, 20, and 22 are pressed before the product selection button 16 is pressed when the user wants to increase the amount of coffee raw material, sugar, and cream when cooking one cup of coffee beverage. Similarly, the weight reduction buttons 24, 26, and 28 are pressed before the product selection button 16 is pressed when the user wants to reduce the amount of coffee ingredients, sugar, and cream when cooking one cup of coffee beverage. The display unit 30 displays the degree of increase / decrease in the amount of coffee raw material, sugar, and cream. The ice-free button 32 is to be pressed before pressing the product selection button 16 when it is not desired to add ice when cooking one cup of COLOD beverage. When the increase button 18, 20, 22, the decrease button 24, 26, 28, and the ice-free button 32 are pressed as needed, and then the product selection button 16 with the available lamp on, the cup drink sample is obtained. The cup beverage corresponding to No. 6 is cooked and can be taken out from the product outlet 34.
[0016]
The return lever 36 is used to return the inserted coins from the return port 38, and to return the change obtained by subtracting the purchase amount of the cup beverage from the inserted coins or inserted bills from the return port 38. The selling lamp 40 is turned on when the cup beverage is normally sold. The sales stop lamp 42 is turned on when all the cup beverages are sold out, or when the sales mechanism for cooking the cup beverage breaks down. The change cut lamp 44 is turned on when the total amount of change coins in the coin identification device is equal to or less than a certain amount. The selling lamp 40, the selling stop lamp 42, and the change cutting lamp 44 are provided on a substrate of the display unit 12.
[0017]
The key input section 46 (input means) is for inputting user identification information for specifying a cup beverage having a desired mixing ratio by the user. The user identification information is information of a plurality of digits, which is a combination of numbers, symbols, alphabets, and the like, and is assigned in advance in order to identify each user one-to-one. When the user inputs the user identification information from the key input unit 46, the user identification information is supplied to the control unit inside the vending machine, and the validity is determined. The input means for supplying the user identification information to the control unit inside the vending machine is not limited to the key input unit 46. For example, the input means may be a card identification device (device for reading user identification information from a recording medium). The card identification device reads user identification information recorded in advance from a contact type or non-contact type recording medium (such as an IC card or a magnetic card) and supplies it to a control unit inside the vending machine. Further, the input means may be a fingerprint identification device (a device for reading fingerprint information from a user). The fingerprint identification device reads fingerprint information from a specific finger of the user and supplies the fingerprint information to a control unit inside the vending machine. Further, the input means may be a glow identification device (a device for reading glow information of a user's eyes). The glow identification device reads glow information of the user's eyes and supplies the glow information to a control unit inside the vending machine. Therefore, the user pre-registers the user identification information in a vending machine, a center, a server, or the like, and appropriately inputs the user identification information from the above-described input means, so that the user can obtain the desired mixing ratio. The cup beverage can be purchased by a very simple operation without pressing the product selection button 16, the increase buttons 18, 20, 22, the decrease buttons 24, 26, 28, and the ice-free button 32.
[0018]
=== Vending machine control configuration ===
An example of the control configuration of the vending machine according to the present invention will be described with reference to FIGS. 2, 3, and 4. FIG. 2 is a block diagram for explaining a control configuration (first control configuration) of the vending machine according to the present invention. FIG. 3 is a block diagram for explaining another control configuration (second control configuration) of the vending machine according to the present invention. FIG. 4 is a block diagram for explaining another control configuration (third control configuration) of the vending machine according to the present invention.
[0019]
<< First control configuration >>
FIG. 2 has a key input section 46 as input means.
In FIG. 2, a main control unit 102 (control means) supervises various controls of the vending machine, and includes a ROM 104, a CPU 106, a RAM 108, a peripheral circuit 110, and the like. For example, the main control unit 102 operates mainly on a microcomputer. More specifically, the ROM 104 stores in advance program data, reference table data, and the like for collectively controlling a plurality of slave control units described below. Note that the ROM 104 includes a mask ROM that prints and fixes data in a manufacturing process, an EPROM that can repeatedly write and read data by erasing data with an ultraviolet ray, and an EEPROM (including a flash ROM that can repeatedly write and read data by electrically erasing data). ) And the like. In particular, the ROM 104 is preferably an EPROM or an EEPROM when storing table data of user identification information described later. The CPU 106 controls the plurality of slave control units in accordance with the result of decoding the program data read from the ROM 104. The CPU 106 includes an address counter (not shown) for specifying an address of the ROM 104, a programmable logic array (not shown) for decoding program data read from the ROM 104, an arithmetic logic unit (not shown) for performing a logical operation, and an arithmetic data unit. It has a register (not shown) for temporary storage. The RAM 108 writes or reads work data logically operated by the CPU 106 and various data supplied from a plurality of slave control units. Note that the RAM 108 is configured by a volatile storage element such as an SRAM, and the data in the RAM 108 is held by a backup power supply.
[0020]
The coin processing control unit 112, the bill processing control unit 114, the customer service control unit 116, the sales control unit 118, and the input control unit 120 correspond to the plurality of sub-control units described above, and have the same ROM, CPU, It is composed of a RAM and peripheral circuits.
[0021]
The coin insertion slot 8 and the coin processing control unit 112 constitute a coin identification device. The coin processing control unit 112 discriminates the denomination and authenticity of the inserted coins, calculates the number of denominations, stores excess coins in a safe, and pays out change to the return slot 38 by inserting coins into the coin insertion slot 8. And the like. The bill insertion slot 10 and the bill processing control unit 114 constitute a bill discriminating device. The bill processing control unit 114 executes processing such as discrimination of the denomination and authenticity of the inserted bill, calculation of the number of denominations, payout of bills, and the like by inserting the bill into the bill insertion slot 10. Note that the coin processing control unit 112 and the bill processing control unit 114 operate synchronously when a user inserts a coin and inserts a bill at the same time.
[0022]
The reception surface 122 includes a display unit 12, a product selection button 16, an increase button 18, 20, 22, a decrease button 24, 26, 28, a display unit 30, an ice-free button 32, a selling lamp 40, a sales stop lamp 42, and change. It consists of a cutting lamp 44. The customer service control unit 116 controls the customer service surface 122. That is, the customer service control unit 116 turns on the selling lamp 40, the sales stop lamp 42, and the change cut lamp 44 according to the customer service signal related to cup beverage sales supplied from the main control unit 102, or sells the available lamp for each beverage sold. Alternatively, a sold-out lamp is turned on, and furthermore, which of the plurality of product selection buttons 16 is pressed is detected, and a detection signal at this time is transmitted to the main control unit 102.
[0023]
The sales control unit 118 controls the sales mechanism unit 124, and according to the sales signal from the main control unit 102 that responds to the detection signal from the customer service control unit 116, the cup beverage can be cooked and taken out at the product outlet 17. Is what you do. Note that the sales control unit 118 and the sales mechanism unit 124 constitute a sales unit.
[0024]
The key input unit 46 has keys (hereinafter referred to as numeric keys) such as numbers, symbols, and alphabets and function keys, and a display unit (organic EL, LCD, etc.) for displaying the contents related to the operation of these keys on the front. It is provided. The key input unit 46 is connected to the input control unit 120 by wire. When receiving the user identification information input from the key input unit 46, the input control unit 120 performs main control of the user identification information and an interrupt request signal for determining the validity of the user identification information. To the unit 102. The main control unit 102 executes a program process for determining the validity of the user identification information according to the interrupt request signal. Here, the ROM 104 of the main control unit 102 stores the user identification information of the user who wishes to pre-register in the area of the reference table data, and the main control unit 102 stores the table data of the user identification information of the ROM 104 , The validity of the user identification information input from the key input unit 46 is determined. When the main control unit 102 determines that the user identification information is valid and that the insertion of the cup beverage corresponding to the user identification information has been performed, the main control unit 102 sells a sales signal for cooking the cup beverage. It is transmitted to the control unit 118. The sales control unit 118 cooks the cup beverage of the desired mixing ratio according to the sales signal.
[0025]
The communication between the main control unit 102 and the slave control units 112, 114, 116, 118, and 120 is performed by a polling method in which the master control unit 102 has a preferential transmission right, or by the master control unit 102 and the slave control unit. The units 112, 114, 116, 118, and 120 may use any of the contention schemes having equal transmission rights.
[0026]
<< Second control configuration >>
FIG. 3 has a card identification device as input means. In FIG. 3, the same components as those in FIG. 2 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0027]
In FIG. 3, a card identification device 126 reads user identification information recorded in advance from a contact-type or non-contact-type recording medium 128 (such as an IC card or a magnetic card). The card identification device 126 is connected to the input control unit 120 by wire. When receiving the user identification information read by the card identification device 126, the input control unit 120 transmits the user identification information and an interrupt request signal for determining the validity of the user identification information to the main control unit 102. To supply. The main control unit 102 executes a program process for determining the validity of the user identification information according to the interrupt request signal. That is, the main control unit 102 determines the validity of the user identification information read by the card identification device 126 by referring to the table data of the user identification information stored in the ROM 104. When the main control unit 102 determines that the user identification information is valid and that the insertion of the cup beverage corresponding to the user identification information has been performed, the main control unit 102 sells a sales signal for cooking the cup beverage. It is transmitted to the control unit 118. The sales control unit 118 cooks the cup beverage of the desired mixing ratio according to the sales signal.
[0028]
Alternatively, when determining that the user identification information is valid, the main control unit 102 transmits the user identification information and the price information of the cup beverage corresponding to the user identification information to the center 132 via the modem 130. Thereafter, a sales signal for cooking the cup beverage is transmitted to the sales control unit 118. The sales control unit 118 cooks the cup beverage of the desired mixing ratio according to the sales signal. On the other hand, the center 132 centrally manages the state (sold out, failure, etc.) of the vending machine at each location. In particular, the center 132 manages the price information of the sold cup beverage based on the user identification information, and adjusts the price of the sold cup beverage from the user's financial institution account at an appropriate timing (every time of sale, monthly, etc.). Perform the debit processing.
[0029]
Note that any one of the coin identification device, the bill identification device, and the modem 130 may be omitted.
[0030]
<< Third control configuration >>
FIG. 4 has a fingerprint identification device as input means. In FIG. 4, the same components as those in FIGS. 2 and 3 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0031]
In FIG. 4, a fingerprint identification device 134 reads fingerprint information (pattern) from a specific finger of a user as user identification information. The fingerprint identification device 134 is connected to the input control unit 120 by wire. When receiving the fingerprint information read by the fingerprint identification device 134, the input control unit 120 supplies the main control unit 102 with the fingerprint information and an interrupt request signal for determining the validity of the fingerprint information. The main control unit 102 executes a program process for determining the validity of the fingerprint information according to the interrupt request signal. That is, the main control unit 102 determines the validity of the fingerprint information read by the fingerprint identification device 134 by referring to the fingerprint information table data stored in the ROM 104. When the main control unit 102 determines that the fingerprint information is valid and that the cup beverage corresponding to the fingerprint information has been inserted, the sales signal for cooking the cup beverage is transmitted to the sales control unit 118. Send. The sales control unit 118 cooks the cup beverage of the desired mixing ratio according to the sales signal.
[0032]
Alternatively, if the main control unit 102 determines that the fingerprint information is valid, the main control unit 102 transmits the fingerprint information and the price information of the cup beverage corresponding to the fingerprint information to the center 132 via the modem 130, and then transmits the cup beverage. Is transmitted to the sales control unit 118. The sales control unit 118 cooks the cup beverage of the desired mixing ratio according to the sales signal. On the other hand, the center 132 manages the price information of the sold cup beverage on the basis of the fingerprint information, and debits the price of the sold cup beverage from the user's financial institution account at an appropriate timing (every sales, on a monthly basis, etc.). Perform processing.
[0033]
Note that any one of the coin identification device, the bill identification device, and the modem 130 may be omitted. Also, the fingerprint identification device 134 can be changed to a glow identification device (not shown).
[0034]
=== Table data of user identification information ===
An example of the table data of the user identification information stored in the ROM 104 of the main control unit 102 will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a diagram showing table data of user identification information stored in the ROM of the main control unit in the vending machine according to the present invention. For convenience of explanation, the table data indicates the mixing ratio of the coffee beverage.
[0035]
The ROM 104 stores, in the reference table data, table data in which the beverage type, the beverage concentration, the sugar, and the mixing ratio of the cream (product information) are associated with each other based on the user identification information. The beverage concentration is selected from three types of "dark", "normal" and "light", and the sugar and cream are selected from four types of "high", "normal", "low" and "none". It should be noted that the beverage concentration, the mixing ratio of sugar, cream and the like for the beverage type is set to a numerical value in the range of 0 to 100%, and it is possible to further reflect the user's preference for the beverage type.
[0036]
In a vending machine using the fingerprint identification device 134, the ROM 104 stores fingerprint information as user identification information. In a vending machine using a glow identification device, the ROM 104 stores glow information as user identification information.
[0037]
That is, the main control unit 102 refers to the table data of the user identification information stored in the ROM 104, and uses the key input unit 46, the card identification device 126, the fingerprint identification device 134, the glow identification device, and the like. By determining the validity of the user identification information, it becomes possible to transmit a sales signal for cooking the cup beverage of the desired mixing ratio to the sales control unit 118 by the user.
[0038]
In addition, as the product information, in addition to the above, the beverage temperature within a predetermined temperature range (for example, 65 to 80 ° C.) “hot”, “normal”, “warm”, and the beverage amount within a predetermined amount range (for example, 140 to 200 ml) “large” "Normal", "Low", coffee flavor "bitter", "sweet", "sour", etc. may be provided. In addition, taking into account other cup beverages, the product information includes carbonic acid concentration "strong""normal""weak", beverage temperature "cold""verycold", whip foaming amount "large""normal""small", etc. May be provided.
[0039]
Next, an example of table data of user identification information managed by the center 132 will be described with reference to FIG. FIG. 6 is a diagram showing table data of user identification information managed by the center in the vending machine according to the present invention.
[0040]
A computer terminal or the like (not shown) installed in the center 132 manages table data in which the price information of the sold cup beverage and the financial institution account are associated with each other based on the user identification information. Thus, the center 132 can execute a process of withdrawing the price of the sold cup beverage from the user's financial institution account.
[0041]
=== Registration operation of user identification information and product information ===
The operation of registering user identification information and product information will be described with reference to FIGS. FIG. 7 is a flowchart illustrating an example of an operation of registering user identification information and product information in the vending machine according to the present invention. FIG. 8 is a flowchart for explaining another example of the operation of registering the user identification information and the product information in the vending machine according to the present invention. In the description of the main registration operation, the vending machine has a key input unit 46 as an input unit.
[0042]
<< Registration operation of Fig. 7 >>
FIG. 7 illustrates a case where the selling mechanism unit 124 executes the registration operation after cooking the cup beverage.
First, the user faces the vending machine, inserts money, appropriately presses the increase buttons 18 to 22, the decrease buttons 24 to 28, the ice-free button 32, etc., and then presses any of the product selection buttons 16. . The customer service control unit 116 detects pressing contents of the product selection button 16, the increase buttons 18 to 22, the weight reduction buttons 24 to 28, the ice-free button 32, and the like, and sends information on the type and the mixing ratio of the cup beverage to the main control unit 102. Send. The main control unit 102 temporarily stores information on the type and the mixing ratio of the cup beverage in the RAM 108, and transmits a sales signal for cooking the cup beverage having the above mixing ratio to the sales control unit 118. The sales control unit 118 decodes the above sales signal. As a result, the sales mechanism 124 cooks and sells the cup beverage of the mixing ratio specified by the user (S2).
Thereafter, the main control unit 102 determines whether the registration key (function key) of the key input unit 46 has been pressed (S4).
[0043]
When the registration key of the key input unit 46 is pressed, the input control unit 120 receives a pressing signal of the registration key. At this time, the input control unit 120 associates the user identification information input by the user at a later time with the information on the type of the cup beverage and the blending ratio currently temporarily stored in the RAM 108 and stores the interrupt in the ROM 104 in association with each other. A request signal is transmitted to the main control unit 102. That is, upon receiving the interrupt request signal from the input control unit 120 (S4: YES), the main control unit 102 determines that the registration key of the key input unit 46 has been pressed, It is determined whether a key has been pressed (S6).
[0044]
When the multi-digit numeric key of the key input unit 46 is pressed, the input control unit 120 receives a press signal of the multi-digit numeric key. At this time, the input control unit 120 transmits to the main control unit 102 the user identification information corresponding to the press signal of the multi-digit numeric key. That is, when the main control unit 102 receives the user identification information from the input control unit 120 (S6: YES), the main control unit 102 determines that the multi-digit numeric key of the key input unit 46 has been pressed, and It is determined whether the user identification information has already been registered (S8).
[0045]
The main control unit 102 sequentially compares whether the user identification information from the input control unit 120 matches the user identification information stored in the ROM 104. That is, when the user identification information from the input control unit 120 matches the user identification information stored in the ROM 104 (S8: YES), the main control unit 102 already has the user identification information from the input control unit 120. A signal for notifying that the user identification information has been changed is transmitted to the input control unit 120 as being registered. Accordingly, the key input unit 46 displays a guidance message such as "Please change user identification information" on the display unit. Then, the above-mentioned step S4 and subsequent steps are executed again (S10).
[0046]
On the other hand, if the user identification information from the input control unit 120 does not match the user identification information stored in the ROM 104 (S8: NO), the main control unit 102 determines whether the user identification information from the input control unit 120 is correct. It is determined that the user identification information has not been registered, and a signal for notifying the registration of the user identification information is transmitted to input control section 120. As a result, the key input unit 46 displays a guidance message such as "Register user identification information" on the display unit (S12).
[0047]
The main control unit 102 associates the user identification information from the input control unit 120 with the information on the type and the mixing ratio of the cup beverage currently temporarily stored in the RAM 108 and stores them in the area of the reference table data in the ROM 104. Then, a series of processing for registering the user identification information ends (S14).
[0048]
<< Registration operation of Fig. 8 >>
FIG. 8 illustrates a case where the registration operation is performed before the commodity selection button 16 is pressed.
First, the main control unit 102 determines whether a registration key (function key) of the key input unit 46 has been pressed (S102).
[0049]
When the registration key of the key input unit 46 is pressed, the input control unit 120 receives a pressing signal of the registration key. At this time, the input control unit 120 transmits to the main control unit 102 an interrupt request signal for storing in the ROM 104 user identification information to be input later by the user. That is, upon receiving the interrupt request signal from the input control unit 120 (S102: YES), the main control unit 102 determines that the registration key of the key input unit 46 has been pressed, It is determined whether a key has been pressed (S104).
[0050]
When the multi-digit numeric key of the key input unit 46 is pressed, the input control unit 120 receives a press signal of the multi-digit numeric key. At this time, the input control unit 120 transmits to the main control unit 102 the user identification information corresponding to the press signal of the multi-digit numeric key. That is, when the main control unit 102 receives the user identification information from the input control unit 120 (S104: YES), the main control unit 102 determines that the multi-digit numeric key of the key input unit 46 has been pressed, and It is determined whether the user identification information has already been registered (S106).
[0051]
The main control unit 102 sequentially compares whether the user identification information from the input control unit 120 matches the user identification information stored in the ROM 104. That is, when the user identification information from the input control unit 120 matches the user identification information stored in the ROM 104 (S106: YES), the main control unit 102 already has the user identification information from the input control unit 120. A signal for notifying that the user identification information has been changed is transmitted to the input control unit 120 as being registered. Accordingly, the key input unit 46 displays a guidance message such as "Please change user identification information" on the display unit. Then, the above-mentioned step S4 and subsequent steps are executed again (S108).
[0052]
On the other hand, if the user identification information from the input control unit 120 does not match the user identification information stored in the ROM 104 (S106: NO), the main control unit 102 determines that the user identification information from the input control unit 120 is As a result, the user identification information from the input control unit 120 is temporarily stored in the RAM 108, and a signal for notifying the registration of the user identification information is transmitted to the input control unit 120. As a result, the key input unit 46 displays a guidance message such as "Register user identification information" on the display unit (S110).
[0053]
After executing the processing of step S110, the main control unit 102 determines whether or not money has been inserted (S112).
[0054]
When the user inserts a coin into the coin insertion slot 8, the coin processing control unit 112 transmits information on the amount of the inserted coin to the main control unit 102. Further, when the user inserts the bill into the bill insertion slot 10, the bill processing control unit 114 transmits information on the amount of the inserted bill to the main control unit 102. That is, when the main control unit 102 receives the money amount information from the coin processing control unit 112 and the bill processing control unit 114 (S112: YES), it is determined that money has been inserted, and the commodity selection button 16, the increase buttons 18 to 22 are determined. Then, it is determined whether or not the weight reduction buttons 24 to 28 and the ice-free button 32 have been appropriately pressed in the operation sequence of the above step S2 (S114).
[0055]
When the product selection button 16, the increase buttons 18 to 22, the decrease buttons 24 to 28, and the ice-free button 32 are appropriately pressed (S114: YES), the customer service control unit 116 sets the product selection button 16, the increase buttons 18 to 22, The pressed content of the weight reduction buttons 24 to 28 and the ice-free button 32 is detected, and information on the type and the mixing ratio of the cup beverage is transmitted to the main control unit 102. The main control unit 102 temporarily stores information on the type and the mixing ratio of the cup beverage in the RAM 108, and transmits a sales signal for cooking the cup beverage having the above mixing ratio to the sales control unit 118. The sales control unit 118 decodes the above sales signal. Thereby, the sales mechanism unit 124 cooks and sells the cup beverage of the mixing ratio specified by the user (S116).
[0056]
The main control unit 102 stores the user identification information currently temporarily stored in the RAM 108 in the reference table data area of the ROM 104 in association with the information on the type and the mixing ratio of the cup beverage, and stores the user identification information. A series of processing for registration ends (S118).
[0057]
From the above description, when purchasing a cup beverage, the user can effectively register the user identification information.
Note that the vending machine also performs the same registration operation when it has a card identification device 126, a fingerprint identification device 134, and a glow identification device as input means. However, the vending machine also executes a communication operation for managing various information based on the user identification information at a computer terminal or the like in the center 132 as necessary.
[0058]
=== Operation of determining validity of user identification information ===
The operation of determining the validity of the user identification information will be described with reference to FIGS. 1, 2, and 9. FIG. 9 is a flowchart for explaining an example of the operation of determining the validity of the user identification information in the vending machine according to the present invention. In the description of the discriminating operation, the vending machine has a key input unit 46 as an input unit.
[0059]
First, the main control unit 102 determines whether or not money has been inserted (S202).
Upon receiving the money amount information from the coin processing control unit 112 and the bill processing control unit 114 (S202: YES), the main control unit 102 determines whether the numeric key of the key input unit 46 has been pressed as the user identification information. (S204).
When receiving the user identification information from the input control unit 120 (S204: YES), the main control unit 102 determines whether the user identification information is valid (S206).
[0060]
The main control unit 102 sequentially compares whether the user identification information from the input control unit 120 matches the user identification information stored in the ROM 104. That is, if the user identification information from the input control unit 120 does not match the user identification information stored in the ROM 104 (S206: NO), the main control unit 102 determines whether the user identification information from the input control unit 120 is correct. A signal for notifying re-input of the user identification information is transmitted to the input control unit 120 as invalid. As a result, the key input unit 46 displays a guidance message such as "Please re-enter user identification information" on the display unit. After that, the main control unit 102 executes the above step S204 and subsequent steps again. The main control unit 102 may execute a money refund process to end the operation of determining the validity of the user identification information (S208).
[0061]
On the other hand, when the user identification information from the input control unit 120 matches the user identification information stored in the ROM 104 (S206: YES), the main control unit 102 determines that the user identification information from the input control unit 120 is valid. As a result, a sales signal for cooking a cup beverage having a mixing ratio corresponding to the user identification information is transmitted to the sales control unit 118. The sales control unit 118 decodes the above sales signal. As a result, the sales mechanism unit 124 cooks and sells the cup beverage of the mixing ratio specified by the user (S210).
[0062]
From the above description, the user can effectively purchase the cup beverage of the mixing ratio specified by the user by a simple operation of inputting the registered user identification information.
[0063]
It should be noted that the vending machine also performs the same determination operation when it has a card identification device 126, a fingerprint identification device 134, and a glow identification device as input means. However, the vending machine also executes a communication operation for managing various information based on the user identification information at a computer terminal or the like in the center 132 as necessary.
[0064]
=== Other Embodiments ===
As described above, the vending machine according to the present invention has been described. However, the above embodiments of the present invention are for facilitating understanding of the present invention, and do not limit the present invention. The present invention can be changed and improved without departing from the gist thereof, and the present invention naturally includes equivalents thereof.
[0065]
≪Input means≫
The input means for inputting the user identification information is not limited to the key input unit 46, the card identification device 126, the fingerprint identification device 134, and the glow identification device. For example, a portable terminal (mobile phone, PDA, or the like) having communication means such as wireless communication or infrared communication can be used.
[0066]
<< storage means >>
The storage unit that stores the user identification information and the product information in association with each other is not limited to the ROM 104. For example, the RAM 108 can be used. It is also possible to use the ROM, RAM, and the like in the sales control unit 118.
[0067]
≪Control means≫
The control unit is not limited to the main control unit 102. For example, it is also possible to use a single control unit that performs all control of the vending machine.
[0068]
≪Sales means≫
The sales means is not limited to the sales control unit 118 and the sales mechanism unit 124. For example, when a single control unit that performs all the control of the vending machine is used, the selling means is the single control unit and the sales mechanism unit 124.
[0069]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to easily select a product specified by a user.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an example of a front view of a vending machine according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram for explaining a control configuration (first control configuration) of the vending machine according to the present invention.
FIG. 3 is a block diagram for explaining another control configuration (second control configuration) of the vending machine according to the present invention.
FIG. 4 is a block diagram for explaining another control configuration (third control configuration) of the vending machine according to the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing table data of user identification information stored in a ROM of a main control unit in the vending machine according to the present invention.
FIG. 6 is a diagram showing table data of user identification information managed by a center in the vending machine according to the present invention.
FIG. 7 is a flowchart illustrating an example of an operation of registering user identification information and product information in a vending machine according to the present invention.
FIG. 8 is a flowchart for explaining another example of the registration operation of the user identification information and the product information in the vending machine according to the present invention.
FIG. 9 is a flowchart illustrating an example of an operation of determining validity of user identification information in a vending machine according to the present invention.
[Explanation of symbols]
16 Product selection button
18, 20, 22 Increase button
24, 26, 28 Weight loss button
32 Ice-free button
46 Key input section
102 Main control unit
104 ROM
106 CPU
108 RAM
116 Customer Service Control
118 Sales Control Department
120 Input control unit
124 Sales Department
126 Card identification device
134 Fingerprint Identification Device

Claims

利用者識別情報を入力するための入力手段と、
前記利用者識別情報および商品情報を対応させて記憶する記憶手段と、
前記入力手段から入力される利用者識別情報が正当であるかどうかを判別し、前記利用者識別情報が正当であるとき、前記記憶手段から前記利用者識別情報と対応する商品情報を読み出し、前記商品情報と対応する商品を販売するための制御信号を出力する制御手段と、
前記制御信号に基づいて商品を販売する販売手段と、
を備えたことを特徴とする自動販売機。Input means for inputting user identification information;
Storage means for storing the user identification information and the product information in association with each other;
Determining whether the user identification information input from the input unit is valid, and when the user identification information is valid, reads out the product information corresponding to the user identification information from the storage unit; Control means for outputting a control signal for selling the product corresponding to the product information;
Sales means for selling goods based on the control signal;
A vending machine comprising:

前記入力手段は、利用者から指紋情報を読み取る装置であることを特徴とする請求項１記載の自動販売機。2. The vending machine according to claim 1, wherein the input unit is a device that reads fingerprint information from a user.

前記入力手段は、記録媒体から利用者識別情報を読み取る装置であることを特徴とする請求項１記載の自動販売機。2. The vending machine according to claim 1, wherein the input unit is a device that reads user identification information from a recording medium.

前記記憶手段は、前記商品情報として、カップ飲料自体の情報と、前記カップ飲料の調合割合の情報とを、対応させて記憶することを特徴とする請求項１乃至３の何れかに記載の自動販売機。The automatic storage device according to any one of claims 1 to 3, wherein the storage unit stores, as the product information, information on the cup beverage itself and information on a mixing ratio of the cup beverage in association with each other. Vending machine.

前記制御手段は、自動販売機を管理するセンターと通信で接続され、
前記制御手段は、前記利用者識別情報および前記商品情報と対応する商品の金額情報を前記センターに送信し、前記センターが前記金額情報を所定処理した後に前記制御信号を出力することを特徴とする請求項１乃至４の何れかに記載の自動販売機。The control means is connected by communication with a center that manages vending machines,
The control means transmits the user identification information and the price information of the product corresponding to the product information to the center, and outputs the control signal after the center performs predetermined processing of the price information. The vending machine according to claim 1.