JP2004231053A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1にウェッジバルブのガタツキ等を防止することができ、第2にウェッジバルブの挿入が容易な車両用灯具を提供すること。
【解決手段】本発明に係る車両用灯具20は、バルブ本体21bと平板状端子21cとを有するウェッジバルブ21と、ウェッジバルブ21を覆うレンズ24と、平板状端子21cを厚さ方向より挟持する挟持部40、41と挟持部40、41を担持してレンズ24に固定される脚部22a、22b、23a、23bとを有するターミナル22、23とを備えている。さらに、車両用灯具20は、バルブ本体21bの外周面に面接触により当接してウェッジバルブ21を支持する当接支持部42、43が、脚部22a、23aのたわみによりバルブ本体21bを付勢するようにしてターミナル22、23に設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
バルブを保持するターミナルがレンズ内面に固定された車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両用灯具として、車両のドアの内側下部に取り付けられるカーテシランプが知られている(特許文献1参照)。このカーテシランプ1は、図7に示すように、ウェッジバルブ2と、ウェッジバルブ2を保持するターミナル3、4と、レンズ5とを備えている。
【0003】
ウェッジバルブ2は、フィラメントを内包するバルブ本体2aと、フィラメントへの導通を行う平板状端子2bとを有している。平板状端子2bは、平板面の一側端と他側端とにそれぞれ極が異なる端子部が配設されており、この端子部に電流を流すことによってフィラメントが発光する。
【0004】
レンズ5は略長方形状を呈しており、その内面にはウェッジバルブ2の照明光を拡散させるためのレンズカット6が形成されている。
【0005】
レンズ5の内面側の長手方向一端には、図示を略すドアにレンズ5を係止させるための係止片7が基部7aを介して設けられており、他端には図示を略す電源から延びるソケットに接続されるコネクタ部8が基部8aを介して設けられている。基部7aおよび基部8aはともにレンズ5の長手方向と直交する方向に延びる壁状を呈し、その基部7aと基部8aとの間には上記長手方向に延びるリブ9、10が設けられている。リブ9のリブ10に対向する面には、後述するターミナル3の脚部3aを固定するための脚固定部11が設けられている。リブ10のリブ9に対向する面には、後述するターミナル4の脚部4aを固定する脚固定部12、が設けられている。レンズ5、係止片7、基部7a、コネクタ部8、基部8a、リブ9、10および脚固定部11、12は、透明樹脂により一体成形されている。
【0006】
ターミナル3、4は互いに対称な形状を有する金属片である。ターミナル3、4は、ウェッジバルブ2の平板状端子2bを平板面の上下方向より挟持し導通可能な状態で保持する挟持部3b、4bを備えている。挟持部3b、4bは、図8に示すように、側方視断面U字形状を呈しており、その端部には平板面の上面に当接する上部挟持片13a、14aと、下面に当接する下部挟持片13b、14bとが形成されている。
【0007】
また、ターミナル3には、バルブ本体2aのガタツキを防止するために正面視断面コ字状を呈する固定片15がバルブ本体2aに対して上部15a、下部15b、側部15c、の3点で接するように設けられており、ターミナル4には、同様に、正面視断面コ字状を呈する固定片16が、バルブ本体2aに対して上部16a、下部16b、側部16cの3点で接するように設けられている。挟持部3b、4b及び固定片15、16は、脚部3a、4aによって支持されている。
【0008】
ターミナル3、4は、挟持部3b、4bが平板状端子2bを平板面の上下方向から挟持し、さらに固定部15、16がバルブ本体2aを上下及び側方から当接することによって、ウェッジバルブ2を保持する。ターミナル3は、ターミナル3の脚部3aの先端部3cが脚固定部11を構成する断面鉤状のリブ11a、11bの対向空間に嵌入されることによりレンズ5に固定される。同様に、ターミナル4は、ターミナル4の脚部4aの先端部4cが脚固定部12を構成する断面鉤状のリブ12a、12bの対向空間に嵌入されることによりレンズ5に固定される。このようレンズ5に固定されたターミナル3、4に対して、ウェッジバルブ2が設置されると、挟持部3b、4bがコネクタ部8に設けられた端子17に接触して電気的に接続され、コネクタ部8が上記ソケットに接続されるとウェッジバルブ2が点灯可能となる。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−071426号明細書 第1図符号4参照
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、固定部15、16は、図9に示すように正面視断面コ字状を呈しているので、ウェッジバルブ2が固定部15、16により保持される場合には、バルブ本体2aを6点(図9の符号15a、符号15b、符号15c、符号16a、符号16b、符号16c)で支持する構造となる。しかしながら、バルブ本体2aは、許容範囲内で寸法誤差(公差)があり、必ずしも全てのバルブ本体2aが同一寸法とは限らない。そのため、バルブ本体2aを固定部15、16で保持させる場合であっても、6点の全てが常にバルブ本体2aに当接するとは限らないので、ウェッジバルブ2にガタツキが生じることがあった。特に、カーテシランプ1は、ドアの開閉を行うたびに大きな衝撃が加えられるので、バルブ本体2aを各当接点において保持する構造ではウェッジバルブ2を十分に支持することができず、ウェッジバルブ2のガタツキだけではなく、バルブ光のちらつきや、ウェッジバルブ2の脱落による不燈火等が生じる場合もあり得るという問題があった。
【0011】
また、固定部15、16及び挟持部3b、4bは、ターミナル3、4の脚部3a、4aによりレンズ5に固定されているが、脚部3a、4aは固定部15、16及び挟持部3b、4bをレンズ5に固定することだけを目的として設けられており、脚部3a、4aの形状や設置角度等によりバルブ本体2aの寸法誤差の調整等を行うように設計されていなかった。
【0012】
さらに、カーテシランプ1において、ウェッジバルブ2の交換を行う場合には、固定部15、16により形成される挿入開口18に対して古いウェッジバルブを斜め前上方(図8の矢印A方向)に引き出し、新たなウェッジバルブ2を挿入開口18より斜めに挿入させていた。このため、図7、図8に示すようなカーテシランプ1の構造では、図10に示すように、ウェッジバルブ2を挿入する際に平板状端子2bの先端2cが、固定部15、16と下部挟持片13b、14bとの間に入り込みやすいので、誤挿入となってしまう可能性があった。この誤挿入を回避するためには、ウェッジバルブ2の取付・交換を慎重に行う必要が生じるが、組み付けを慎重に行うと組み付け工程に時間がかかってしまい生産性の低下を招くという問題があった。また、ウェッジバルブ2の挿入角度が適切でない場合には、下部挟持片13b、14bに平板状端子2bの先端部2cが引っかかってしまうおそれがある。このため、下部挟持片13b、14bに無用な力を加えてしまって下部挟持片13b、14bを損傷させてしまい、挟持部3b、4bの上部挟持片13a、14aと下部挟持片13b、14bとの間隔を広げてしまうおそれもあった。
【0013】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、第1にウェッジバルブのガタツキ等を防止することができ、第2にウェッジバルブの挿入が容易な車両用灯具を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、バルブ本体と平板状端子とを有するウェッジバルブと、該ウェッジバルブを覆うレンズと、前記平板状端子を厚さ方向より挟持する挟持部と該挟持部を担持して前記レンズに固定される脚部とを有するターミナルとを備える車両用灯具であって、前記バルブ本体の外周面に面接触により当接して前記ウェッジバルブを支持する当接支持部が、前記脚部のたわみにより前記バルブ本体を付勢するようにして前記ターミナルに設けられている車両用灯具であることを特徴とする。
【0015】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の車両用灯具において、前記挟持部は前記平板状端子に当接する一対の挟持片を有し、該一対の挟持片のうち前記レンズ面側に位置する挟持片の端部には、前記平板状端子を前記挟持部に導くためのガイド部が形成されていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
本発明に係る車両用灯具としてのカーテシランプ20は、図1〜図3に示すように、ウェッジバルブ21と、ウェッジバルブ21を保持するターミナル22、23と、レンズ24とを備えている。
【0018】
ウェッジバルブ21は、フィラメント21aを内包するバルブ本体21bと、フィラメント21aへの導通を行う平板状端子21cとを有している。平板状端子21cは、平板面の一側端と他側端とにそれぞれ極が異なる端子部が配設されており、この端子部に電流を流すことによってフィラメント21aが発光する。
【0019】
レンズ24は略長方形状を呈しており、その内面にはウェッジバルブ21の照明光を拡散させるためのレンズカット25が形成されている。
【0020】
レンズ24の内面側の長手方向一端には、図示を略すドアにレンズ24を係止させるための係止片26が設けられ、他端には、図示を略す電源から延びるソケットに接続されるコネクタ部27が設けられている。レンズ24の四隅には、ターミナル22、23の脚部22a、22b、23a、23bを固定するための脚固定部28〜31が配設されている。脚固定部28、29は係止片26を支持する基部26aに一体形成されており、脚固定部30、31はコネクタ部27を支持する基部27aに一体形成されている。脚固定部28には、ターミナル22の脚部22aを固定するための開口32が設けられ、脚固定部29には、ターミナル23の脚部23aを固定するための開口33が設けられている。また、脚固定部30には、ターミナル22の脚部22bを固定するための開口34が設けられ、脚固定部31には、ターミナル23の脚部23bを固定するための開口35が設けられている。レンズ24、係止片26およびコネクタ部27は、基部26a、27aおよび脚固定部28〜31と共に、透明樹脂により一体成形されている。
【0021】
ターミナル22、23は、図4に示すように、互いに略対称な形状を有する金片である。ターミナル22、23は、ウェッジバルブ21の平板状端子21cを厚さ方向より挟持し導通可能な状態で保持する挟持部40、41を備えている。挟持部40、41は、図5及び図6に示すように、側方視U字状を呈しており、その端部には平板状端子21cの上面に当接する挟持片40a、41aと、下面(レンズ24側)に当接する下部挟持片40b、41bとが形成されている。下部挟持片40b、41bの先端部は、上部挟持片40a、41aの先端部に較べて長くなっており、平板状端子21cに当接する当接点Sからレンズ本体部21bの設置におけるレンズ本体21のレンズ24側(下側)外周面近傍まで先端部が延設されている。
【0022】
また、ターミナル22、23には、バルブ本体21bのガタツキを防止するためにバルブ本体21bの外周面に当接する当接部42、43が設けられている。当接部42、43における外周面との当接面(内曲面)42a、43aは、バルブ本体21bの外表面形状に対応する曲面形状で形成されており、当接部42、43における当接面42a、43a側側面は正面視半円形状となっている。このため、当接部42、43は、バルブ本体21bの外表面に当接面42a、43a全体で当接することが可能となっている。
【0023】
挟持部40及び当接部42は、これらを支持する脚部22a、22bに一体形成され、挟持部41及び当接部43は、これらを支持する脚部23a、23bに一体形成されている。脚部22a、23aは、当接部42、43の前端部42b、43bより前方に延設されてレンズ24の幅方向に拡がる開脚部22c、23cを備えている。さらに、脚部22a、23aは、脚部22b、23bより脚固定部までの長さが長くなっているので、脚部22a、23aの先端部が脚固定部28、29に固定されていても、当接部42、43はレンズ24の幅方向にしなり易い構造となっている。このため、脚部22a、23aは、当接部42、43をバルブ本体21b方向へ付勢させるためのたわみ特性を備えている。
【0024】
ターミナル22は、ターミナル22の脚部22aが脚固定部28まで延設されて脚部22aの先端部が開口32に嵌入され、脚部22bが脚固定部30まで延設されて脚部22bの先端部が開口34に嵌入されることによりレンズ24に固定される。同様に、ターミナル23は、ターミナル23の脚部23aが脚固定部29まで延設されて脚部23aの先端部が開口33に嵌入され、脚部23bが脚固定部31まで延設されて脚部23bの先端部が開口35に嵌入されることによりレンズ24に固定される。
【0025】
次に、レンズ24に固定されたターミナル22、23に対して、ウェッジバルブ21を設置する手順を説明する。まずウェッジバルブ21の平板状端子側21cを一対の当接部42、43が対向して形成される挿入開口44に挿入させる。平板状端子21cが当接部42、43内を通過すると、平板状端子21cは、挟持部40、41の上部挟持片40a、41aと下部挟持片40b、41bとの間(挟み込み部)に導かれる。このとき、ウェッジバルブ21は、挿入開口の前方に係止片26があるため、挿入開口に対して水平にウェッジバルブ21を挿入することが難しく、図6の矢印Cに示すように斜めに挿入させることが多い。このように斜めにウェッジバルブ21が挿入された場合であっても、下部挟持片40b、41bが延設されているので挟み込み部へのガイド部材としての役割を有し、平板状端子21cの先端部21dを下部挟持片40b、41bに沿って挟み込み部へ誘導させる。その後、平板状端子21cが挟み込み部より挟持部40、41内に押通されるとともに、バルブ本体21bが一対の当接部42、43間へ移動し、平板状端子21cが平板面の上下方向から挟持部40、41により挟持されるとともに、バルブ本体21bが脚部22a、23aのたわみによって左右側方より付勢された状態で当接面42a、43aに当接し、ウェッジバルブ21が固定される。
【0026】
このようにレンズ24に固定されたターミナル22、23に対して、ウェッジバルブ21が設置されると、挟持部40、41がコネクタ部27に設けられた端子に接触して電気的に接続され、コネクタ部27が上記ソケットに接続されるとウェッジバルブ21が点灯可能となる。
【0027】
以上説明したように、本発明に係るカーテシランプ20は、当接部42、43の当接面42a、43a形状が、バルブ本体21bの対面形状に対応する曲面形状となっているので、当接部42、43をバルブ本体21bの外周面に対して当接面42a、43a全体で面接触により当接させることができ、従来のようにバルブ本体21bに6点で当接する場合に較べてバルブ本体21bをより強固に保持することが可能となる。さらに、脚部22a、23aのたわみにより、当接部42、43がバルブ本体21b方向に付勢されるので、バルブ本体21bが公差により誤差を生ずる場合であっても、バルブ本体21bの外周面に当接面42a、43aが当接し、ウェッジバルブ21をより強固に保持することができる。このため、ウェッジバルブ21がガタツクことを防止することができ、さらに、ウェッジバルブ21が脱落しかかって接触不良となりちらついたり、脱着してしまって不燈火となったりすることを防止することが可能となる。
【0028】
さらに、本発明に係るカーテシランプ20においては、下部挟持片40b、41bの先端部が延設されるので、斜めにウェッジバルブ21が挿入された場合であっても、平板状端子21cの端部21dが当接部42、43と挟持部40、41との間に入り込むことを防止することができる。さらに、下部挟持片40b、41bが延設されることによってガイド部材としての役割を有するので、ウェッジバルブ21が斜めに挿入された場合であっても平板状端子21cの端部21dが下部挟持片40b、41bに沿って挟持部40、41の挟み込み部へ誘導され、平板状端子21cの端部21dが下部挟持片40b、41bに引っかかりにくくなり、挟み込み部が開いてしまうことを防止することが可能となる。また、下部挟持片40b、41bがバルブ本体21bの下側外周面近傍まで延設されているので、ウェッジバルブ21に対してレンズ24方向へ大きな力が加えられた場合であっても、下部挟持部40b、41bがその力を抑えることができ、ウェッジバルブ21のガタツキを減少させることが可能となる。
【0029】
以上、本発明に係る車両用灯具を説明したが、本発明は上記発明の実施の形態に記載されたものには限定されない。例えば、本発明に係る車両用灯具としてカーテシランプ20を用いて説明したが、カーテシランプだけに限定されるものではなく、車室用ルームランプ(室内灯)やトランクルーム用ランプ等に本発明を適用してもかまわない。
【0030】
【発明の効果】
本発明に係る車両用灯具は、バルブ本体の外周面に面接触により当接する当接支持部を設けたので、バルブ本体を当接部の当接面全体で支持することが可能となる。このため、従来の様に6点でバルブ本体に当接する固定部を用いた場合に較べてバルブ本体をより強固に保持することが可能となる。
【0031】
また、当接支持部は、脚部のたわみによりバルブ本体を付勢するようにしてターミナルに固定されるので、バルブ本体の公差により、ウェッジバルブの製品寸法に誤差が生ずる場合であっても、その誤差に拘わらずバルブ本体の外周面に当接面を当接させることができ、ウェッジバルブのガタツキを防止することができるとともに、ウェッジバルブの接触不良によるチラツキや、ウェッジバルブの脱落による不燈火等を防止することが可能となる。
【0032】
さらに、本発明に係る車両用灯具においては、レンズ側に位置する挟持片の端部にガイド部が形成されているので、挟持部と当接支持部との間隔が狭まり隙間が減少する。このため、斜めにウェッジバルブが挿入された場合であっても、平板状端子の先端部が当接支持部と挟持部との間に入り込むことを防止することができる。さらに、ガイド部材が形成されることによって、ウェッジバルブが斜めに挿入された場合であっても平板状端子の先端部がガイド部に沿って挟持部に誘導されるので、平板状端子の先端部が挟持片に引っかかりにくくなり、一対の挟持片の間隔が開いてしまうことを防止することが可能となる。
【0033】
また、レンズ側の挟持片にガイド部が形成されているので、ウェッジバルブに対してレンズ方向(下面方向)に大きな力が加えられた場合であっても、挟持部でウェッジバルブを支えることによってその力を抑制・吸収することができ、ウェッジバルブのガタツキを減少させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用灯具を示した斜視図である。
【図2】本発明に係る車両用灯具を示した平面図である。
【図3】本発明に係る車両用灯具を示した側面図である。
【図4】本発明に係る一対のターミナルを示した斜視図である。
【図5】本発明に係るターミナルを示した斜視図である。
【図6】本発明に係るターミナルを示した側面図である。
【図7】従来の車両用灯具を示した斜視図である。
【図8】従来の車両灯具を示した側面図である。
【図9】図8に示したB−B断面を示した断面図である。
【図10】従来の車両用灯具に係るターミナルを示した側面図である。
【符号の説明】
1、20 カーテシランプ
2、21 ウェッジバルブ
2a、21b バルブ本体
2b、21c 平板状端子
3、4、22、23 ターミナル
22c、23c 開脚部
5、24 レンズ
7、26 係止片
8、27 コネクタ部
40、41 挟持部
40a、41a 上部挟持片
40b、41b 下部挟持片(ガイド部)
42、43 当接部(当接支持部)
42a、43a 当接面

Claims (2)

  1. バルブ本体と平板状端子とを有するウェッジバルブと、
    該ウェッジバルブを覆うレンズと、
    前記平板状端子を厚さ方向より挟持する挟持部と該挟持部を担持して前記レンズに固定される脚部とを有するターミナルと
    を備える車両用灯具であって、
    前記バルブ本体の外周面に面接触により当接して前記ウェッジバルブを支持する当接支持部が、前記脚部のたわみにより前記バルブ本体を付勢するようにして前記ターミナルに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  2. 前記挟持部は前記平板状端子に当接する一対の挟持片を有し、
    該一対の挟持片のうち前記レンズ面側に位置する挟持片の端部に、前記平板状端子を前記挟持部に導くためのガイド部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
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