JP2004230858A - 画像形成装置 - Google Patents

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亮乃輔 宮崎
Koji Ishikura
浩二 石倉
Shunsuke Watanabe
俊介 渡辺
Hirohisa Saito
浩久 斉藤
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Abstract

【課題】画像形成装置において機密文書の印刷出力できる時間に制限を設けることで機密文書の安易な印刷の阻止を図ること。
【解決手段】ユーザにより選択された画像形成装置内の蓄積文書に、機密情報が設定されているか否かの判断をプリンタアプリ602にておこなう。機密情報が設定され、かつその文書の印刷をおこなおうとした場合、その日時が印刷の許可された日時の範囲内である場合はプリンタアプリ602の指示にて印刷をおこなう。また、印刷が許可された日時の範囲内でない場合はHD513に蓄積し、印刷が許可された日時になるまで保存する。そして印刷可能な日時となった際にHD513より取り出し、プリンタアプリ602を通じて印刷をおこなう。
【選択図】 図13

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、機密文書や画像などを機密を保持して印刷出力することができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機などの画像形成装置の機能向上と普及により、書類などを容易に複写できるようになっているが、同時に、企業における機密情報や重要書類などの複写物を容易に複数得ることが可能であるため、複写による機密の漏洩が問題となっている。
【0003】
このため、機密を保持するために、複写装置において複写のスタートボタンに指紋読取器を設置し、読み取った指紋から個人情報を取得し、印刷出力の際に転写紙に個人情報の透かし印刷をおこなうものがある。個人情報の透かしにより、印刷された文書がどの複写機で誰によって複写されたかなどが把握でき、不正な複写や秘密文書の漏洩を防止することができるようになる(下記特許文献1参照。)。
【0004】
また、機密文書の原稿上に赤色で「秘」マークが印刷あるいは押印された赤画像が含まれている場合、複写機において印刷をおこなう際に、この赤色データをスキャナによって光学的に読み取り、赤色データを検知すると複写処理を停止させ印刷不可にするものがある(下記特許文献2参照。)。
【0005】
そして、画像形成後の記録紙を収納して外部から記録紙の内容が確認できない状態で保管できる記録紙保管ユニットや、複数の保管ボックスの任意の一つに特定ユーザの出力紙のみを保管し、ユーザごとに選択的に取り出すことを可能にする機構を備えたものがある。(下記特許文献3参照。)。
【0006】
さらに、機密文書のハードコピーを要求したユーザに対して特定のパスワードを要求し、そのパスワードを使って作成した情報コードをハードコピーに埋め込み、その情報コードを解読することで機密文書を管理し、無断複写を防ぐものがある(下記特許文献4参照。)。
【0007】
このほか、画像データ中にマル秘ナンバリングのパターンがあるか否かを検知し、検知した時点から画像データにマスク処理を施し白紙排出することで機密性の向上を図るものがある(下記特許文献5参照。)。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−187419号公報
【特許文献2】
特開平5−336357号公報
【特許文献3】
特開平7−125909号公報
【特許文献4】
特開平7−184069号公報
【特許文献5】
特開平7−273975号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術にあっては、機密を維持するための機能を複写機、もしくは画像処理装置の機器本体に直接持たせるものであるため、オフィス内に点在する各機器で印刷される機密文書を管理することができなかった。
【0010】
たとえば、パスワードなど個人を特定する情報により認証機能を利用して機密文書の印刷を管理する場合、パスワードが解析あるいは漏洩すると制限なく印刷処理を繰り返すことができることになる。また、印刷結果を保管するユニットにセキュリティーの機構を施したとしても、印刷すること自体を防ぐことはできず、オフィス内での機密文書の印刷出力を防ぐことができない。
【0011】
この発明は、上述した従来技術に鑑みてなされたものであって、機密文書や重要書類の印刷出力に対し制限を施して内容の機密を維持できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる画像形成装置は、画像データの印刷出力をおこなう画像形成装置において、前記画像データが機密を有するかを判定する機密文書判定手段と、前記機密文書判定手段にて機密であると判定された前記画像データについて、さらに、該機密の画像データの印刷出力が予め許可された制限時間の範囲内であるか否かを判断し、該制限時間の範囲内であるときに印刷出力を許可する印刷許可手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
この請求項1の発明によれば、機密文書の印刷出力に制限時間を設けることにより、制限時間外、たとえば、画像形成装置の出力を監視する管理者がいない時間帯での機密文書の印刷を抑制でき、文書の安易な印刷出力を防止し、文書の機密を維持できる。
【0014】
また、請求項2の発明にかかる画像形成装置は、請求項1に記載の発明において、前記印刷許可手段は、前記印刷出力を許可した前記画像データの印刷出力が前記制限時間の範囲内で終了しないとき、つぎの制限時間に達するまで前記画像データを保持することを特徴とする。
【0015】
この請求項2の発明によれば、機密文書の印刷出力中に制限時間の範囲外となった場合は、つぎの制限時間の開始時に、引き続きその印刷が継続できるようになり、機密を有する文書を印刷やり直しすることなく、容易に得ることができる。
【0016】
また、請求項3の発明にかかる画像形成装置は、請求項2に記載の発明において、前記印刷許可手段は、前記保持した画像データのうち未印刷出力分をつぎの制限時間に達したときに印刷出力させることを特徴とする。
【0017】
この請求項3の発明によれば、機密文書の印刷出力が制限時間の範囲内で終了せず未処理のものが残った場合、つぎの制限時間に達したときに未処理分の印刷出力を継続させることができる。制限時間を管理者の在籍に合わせて設定すれば、管理者不在時における機密文書の印刷出力を防ぐことができる。
【0018】
また、請求項4の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、他の画像形成装置からネットワークを介して画像データを受信する受信手段を備え、前記受信手段で受信した画像データに対して前記制限時間に基づく印刷出力の制御を行うことを特徴とする。
【0019】
この請求項4の発明によれば、ネットワーク接続された他の画像形成装置から画像データを受けたとき、この画像データが機密を有する場合には、同様に制限時間内での印刷のみ許可し機密の維持を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の画像形成装置を示す正面図である。自動原稿送り装置(以降、ADFと称す)101の上部の原稿台102には、原稿の画像面を上にして原稿束が置かれる。
【0021】
操作部200(図2参照)上の「スタート」キー204が押下されると、一番上の原稿から給送ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラス106上の所定の位置に給送される。読み取りユニット150によってコンタクトガラス106上の原稿の画像データを読み取り、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト104および排送ローラ105によって排出される。さらに、原稿セット検知部107にて原稿台102につぎの原稿があることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス106上に給送される。給送ローラ103、給送ベルト104、排送ローラ105は搬送モータ406(図4参照)によって駆動される。
【0022】
装置下方の第1トレイ108、第2トレイ109、第3トレイ110に積載された転写紙は、各々第1給紙装置111、第2給紙装置112、第3給紙装置113によって給紙され、縦搬送ユニット114によって感光体115に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット150にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット157からのレーザーによって感光体115に書き込まれ、現像ユニット127を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体115の回転と等速で搬送ベルト116によって搬送されながら、感光体115上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット117にて画像を定着させ、排紙ユニット118によって後処理装置のフィニシャ170に排出される。
【0023】
後処理装置のフィニシャ170は、転写紙を通常排紙ローラ172方向と、下方のステープル処理部方向に導くことができる。切り替え板171を上に切り替えることにより、搬送ローラ173を経由して通常排紙トレイ174側に排紙することができる。また、切り替え板171を下方向に切り替えることで、搬送ローラ175、177を経由して、ステープル台178に搬送することができる。
【0024】
ステープル台178に積載された転写紙は、1枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー179によって、紙端面が揃えられ、1部のコピー完了と共にステープラ176によって綴じられる。ステープラ176で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ180に収納される。
【0025】
一方、通常排紙トレイ174は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な通常排紙トレイ174は、原稿ごと、あるいは、後述する画像メモリ506(図5参照)によってソーティングされたコピー部ごとに前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
【0026】
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ108〜110から給紙され作像された転写紙を通常排紙トレイ174側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪182を上側にセットすることで、一旦両面給紙ユニット181にストックする。その後、両面給紙ユニット181にストックされた転写紙は再び感光体115に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット181から再給紙され、経路切り替えのための分岐爪182を下側にセットし、通常排紙トレイ174に導かれる。このような転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット181は使用される。
【0027】
図2は、操作部200の表示内容の一例を示す説明図である。操作部200には、液晶タッチパネル201、テンキー202、「クリア/ストップ」キー203、「スタート」キー204、「予熱」キー205、「リセット」キー206、「初期設定」キー207、「コピー」キー208、「コピーサーバ」キー209などが設けられ、中でも「予熱」キー205は待機電源のみ残してオフするという省電力状態への移行に使用される。また、液晶タッチパネル201には、後述するモード設定のためのキーや画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
【0028】
「初期設定」キー207を押下することで、機械の初期状態を任意にカスタマイズすることが可能である。機械が収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能のモードクリアキーを押下したときに設定される状態を任意に設定可能である。また、一定時間操作がないときに優先して選択されるアプリケーションなどの選択、国際エネルギースター計画に従った低電力への移行時間の設定、オートオフ/スリープモードへの移行する時間、などを設定することができる。本発明における機密文書の印刷可能時間は、この「初期設定」キー207を押下することで設定可能である。印刷可能時間の設定は、「開始時刻」「終了時刻」を設定することにより有効となる。
【0029】
「予熱」キー205を押下すると、機械は待機状態から、電力低減状態に移行し、定着温度を低下させたり、操作部200の表示を消灯する。予熱状態は、国際エネルギースター計画で言う、低電力状態を意味している。また、予熱状態、オフ状態/スリープ状態を解除し、待機状態に移行させるには、この「予熱」キー205を再度押下する。「コピー」キー208の押下により、コピー機能の使用が可能である。「コピーサーバ」キー209は、既存の蓄積画像データの編集(コピーモード設定、印刷、削除)をおこなうときに使用する。
【0030】
図3は、操作部200に設けられる液晶タッチパネル201の表示内容の一例を示す説明図である。オペレータが液晶タッチパネル201に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(たとえば、変倍であれは変倍値など)は、キーにタッチすることで、詳細機能の設定画面が表示される。このような、液晶タッチパネルは、ドット表示器を使用しているため、そのときの最適な表示をグラフィカルにおこなうことが可能である。原稿を図1の原稿台102から読み取り、蓄積するためには、「原稿読み取り」キー301を押下する。
【0031】
図4は、画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御をおこなう操作部200は、液晶タッチパネル201にて状態確認され、キー入力202〜209からの入力によって操作指示を取得する。そして、操作部200から指示を受けたメインコントローラ400は、メインモータ405の駆動を制御し、さらに各々中間クラッチ401、第1給紙クラッチ402、第2給紙クラッチ403、第3給紙クラッチ404の駆動制御をおこなう。さらに、原稿セット検知部107と搬送モータ406にてADF101の制御などといった統括した制御をおこなう。
【0032】
図1に示した感光体115、搬送ベルト116、定着ユニット117、排紙ユニット118、現像ユニット127はメインモータ405によって駆動され、各給紙装置111〜113はメインモータ405の駆動を各々給紙クラッチ402〜404によって伝達駆動される。縦搬送ユニット114はメインモータ405の駆動を中間クラッチ401によって伝達駆動される。メインコントローラ400は、これらを統括制御する。
【0033】
つぎに、図1を用いて、原稿の画像読み取りから記録面上に潜像形成するまでの動作を説明する。潜像とは感光体面上に画像を光情報に変換して照射することにより生じる電位分布である。読み取りユニット150は、原稿を載置するコンタクトガラス106と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ151、第1ミラー152、レンズ153、CCDイメージセンサ154などで構成されている。露光ランプ151および第1ミラー152は、図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー155および第3ミラー156は、図示しない第2キャリッジ上に固定されている。
【0034】
原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジ、第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ154によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。レンズ153およびCCDイメージセンサ154を図1において左右方向に移動させることにより、画像倍率が変わる。すなわち、指定された倍率に対応してレンズ153およびCCDイメージセンサ154の左右方向に位置が設定される。
【0035】
書き込みユニット157は、レーザー出力ユニット158、結像レンズ159、ミラー160で構成され、レーザー出力ユニット158の内部には、レーザー光源であるレーザーダイオードおよびモータによって高速で定速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。レーザー出力ユニット158より照射されるレーザー光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ159を通り、ミラー160で折り返され、感光体面上に集光結像する。
【0036】
偏光されたレーザー光は、感光体115が回転する方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、後述する画像処理部のセレクタ504(図5参照)より出力された画像信号のライン単位の記録をおこなう。感光体115の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。
【0037】
上述のように、書き込みユニット157から出力されるレーザー光が、画像作像系の感光体115に照射される。図示しないが感光体115の一端近傍のレーザービームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、および後述する画像信号の入出力をおこなうための制御信号の生成をおこなう。
【0038】
つぎに、図4に示した画像処理部407(図1に示した読み取りユニット150と書き込みユニット157)の構成について説明する。図5は、画像処理部407の構成を示すブロック図である。図1に示した露光ランプ151から照射された光は原稿面を照射し、原稿面からの反射光を、CCDイメージセンサ154にて結像レンズ(図示せず)により結像、受光して光電変換し、A/Dコンバータ501にてデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正部502でシェーディング補正がなされた後、MTF・γ補正部503にてMTF補正、γ補正などがなされる。セレクタ504では、画像信号の送り先を、印字合成部511、またはメモリコントローラ505へ切り替える。印字合成部511では印字イメージデータ発生装置(印字ユニット)514から編集機能の設定が反映され、印字合成部511を通過した画像信号は、変倍回路515を経由し、変倍率に合せて拡大縮小され、書き込みユニット157に送られる。
【0039】
一方、メモリコントローラ505とセレクタ504間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。図4には特に明示していないが、画像処理部407には読み取りユニット150から入力される画像データ以外にもI/Oポート507を介して外部から供給される画像データ、たとえばパーソナルコンピュータなどのデータ処理装置から入力したデータも処理できるよう、複数のデータの入出力の選択をおこなう機能を有しているものとする。
【0040】
そして、I/Oポート507を通じネットワークを介して画像形成装置をネットワーク接続することができ、その通信手段には、インターネットの標準プロトコルとして普及されているTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)通信プロトコルを用いるなどが用いられる。また、ネットワーク接続された各画像形成装置の機械構成情報や動作状況、もしくはリモート出力コマンドなどの制御コマンド、設定コマンドの送受信をI/Oポート507を通じておこなっている。
【0041】
画像処理部407は、メモリコントローラ505の設定や、図1に示した読み取りユニット150、書き込みユニット157の制御をおこなうCPU508、およびそのプログラムやデータを格納するROM509、RAM510、NV−RAM512を備え、その他I/Oポート507も接続されている。CPU508は、メモリコントローラ505を介して、画像メモリ506のデータの書き込み、読み出しをおこなう。また、画像メモリ506の内容を退避させたり、保存するためのHD513を備えている。
【0042】
原稿画像でメモリコントローラ505へ送られた画像は、メモリコントローラ505内にある画像圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ506に送られる。ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ506に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像で画像メモリ506を大変多く使用する。画像圧縮をおこなうことで、限られた画像メモリ506を有効に利用できる。
【0043】
また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、ソート機能として、貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力することができる。この場合画像を出力する際に画像メモリ506のデータをメモリコントローラ505内の伸長装置で順次伸長しながら出力をおこなう。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
【0044】
また画像メモリ506の機能を利用して、複数枚の原稿画像を、画像メモリ506の転写紙1枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能となる。たとえば4枚の原稿画像を、画像メモリ506の転写紙1枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が1枚の転写紙イメージに合成され集約されたコピー出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。画像メモリ506の画像はCPU508からアクセス可能な構成となっている。このため画像メモリ506の内容を加工することが可能であり、たとえば画像の間引き処理、画像の切り出し処理などをおこなうことができる。
【0045】
加工には、メモリコントローラ505のレジスタにデータを書き込むことで画像メモリ506の処理をおこなうことができる。加工された画像は再度画像メモリ506に保持される。画像メモリ506は、処理をおこなう画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成をとっている。各分割したエリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするためにメモリコントローラ505とのインタフェースにリード用とライト用の2組のアドレス・データ線で接続されている。これにより画像を入力(ライト)する間に画像を出力(リード)するという動作が可能になる。
【0046】
画像メモリ506は、多くの画像データを収納するためHD513を別に設けることもある。HD513を用いることにより、外部電源が不用で永久的に画像を保持できる特徴もある。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するためには、このHD513が用いられるのが一般的である。
【0047】
書き込み、読み出しには本体の作像やスキャナからの画像書き込みに対し処理速度の差を吸収するために、画像メモリ506に一旦記憶され処理される。また画像記憶装置からのデータを書き込みユニット157に送る際は、画像メモリ506に一旦記憶し、書き込みユニット157に送ることになる。このように画像を記憶する装置の画像メモリ506、HD513、スキャナ画像、書き込みユニット157に送る画像の入出力はすべてメモリコントローラ505によって画像パスを決められる。このようにCPU508が画像データの入力、出力を決めることでCPU508に接続されたメモリコントローラ505が画像の流れを切り替えることが可能となる
【0048】
図6は、この発明の本実施の形態にかかる蓄積画像を操作するシステムの構成図である。図6に示すように、既存の蓄積画像を操作する機能はコピーサーバアプリ601として存在し、コピーアプリ600、プリンタアプリ602と同列で起動させ、それぞれが独立した動作をするものとする。共有資源である操作部コントローラ604、周辺機コントローラ605、画像形成装置コントローラ606、画像読取装置コントローラ607、メモリユニット608はシステムコントローラ603により調停され、入出力制御部609を通じて各々入出力装置の制御をおこなう。また、メモリユニット608はSCSI(Small Computer System Interface)コントローラ610を通じてSCSI規格に適合したディスク装置などの制御をおこなう。上述した各アプリは、操作部200が提供する仮想画面にそれぞれの操作画面情報を書き込むことが可能である。操作部200はシステムコントローラ603から指示される操作部オーナーアプリ(図示せず)の仮想画面の画面情報を実画面に展開する。
【0049】
図7は、この発明の本実施の形態にかかる画像形成装置を含むネットワークシステムの一例を示すシステム構成図である。たとえば、第1端末装置704、第2端末装置705、第3端末装置706と、第1画像形成装置701、第2画像形成装置702、第3画像形成装置703とが、Ethernet(R)や1000BASE−Tなど一般的なLAN(Local Area Network)707にて接続された構成となっている。図5に示すように、メモリコントローラ505とセレクタ504間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。
【0050】
図4には示していないが、画像処理部407は、読み取りユニット150から入力される画像データ以外にもI/Oポート507を介して外部から供給される画像データ、たとえば、図7に示すパーソナルコンピュータなどの第1端末装置704、第2端末装置705、第3端末装置706から入力した画像データなども処理できるよう、複数のデータの入出力の選択をおこなう機能を有している。図7は、I/Oポート507を介して画像形成装置をネットワーク接続し、各画像形成装置の機械構成情報や動作状況、もしくはリモート出力コマンドなどの制御コマンド、設定コマンドの送受信をおこなっている。その通信手段は、インターネットのプロトコルとして普及しているTCP/IP通信プロトコルなどを用いる。
【0051】
図8は、セレクタ504における1ページ分の画像信号を示すタイミングチャートの表示例である。図8(b)の/FGATEは、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。図8(a)の/LSYNCは、1ラインごとの主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。図8(e)の/LGATEは、主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号である。これらの信号は、図8(c)の画素同期信号VCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し、図8(d)の1画素のデータが送られてくる。画像処理部(IPU)407は、画像入力、出力それぞれに対して別個の/FGATE、/LSYNC、/LGATE、VCLKの発生機構を有しており、様々な画像入出力の組み合わせが実現可能になる。本実施の形態では、転写紙への書込密度400dpi、最大画素数は、主走査4800画素、副走査6800画素である。また本実施の形態では、画像データは255に近いほど白画像になるとする。なお、印字機能は図5に示すように、画像メモリ506の後段でおこない(印字合成部511)転写紙ごとに印字を付加する。
【0052】
図9は、液晶タッチパネル201の表示内容の一例を示す説明図である。コピーサーバにおいて蓄積画像の編集をおこなう場合は、図2において「コピーサーバ」キー209を押下する。このとき液晶タッチパネル201は図9のようになる。表示領域900にはHD513に蓄積された画像データの各画像情報が表示されている。画像データを特定するための画像情報としてユーザID、文書名、ページ数、蓄積時刻が表示される。ユーザIDは該画像形成装置に接続されたパーソナルコンピュータのプリンタドライバーにて付けられるためプリンタ機能による蓄積画像にのみ存在する。文書名は画像蓄積をするごとに付けられる。ページ数は蓄積した原稿画像の枚数である。蓄積時刻は画像蓄積された時点の時間を表す。
【0053】
なお、このときの画像情報は図5に示す不揮発メモリNV−RAM512に保持されており、電源断時でもその画像情報は保持され続ける。図9の表示領域900では3個の画像情報のみ表示されているが、同図の「前へ」キー903、「後へ」キー904を押下することにより表示されていない画像情報が表示可能である。表示領域900に表示されている各画像情報を押下すると画像情報表示部分が黒色に反転する。これを選択状態と呼ぶ。複数の画像情報が選択状態として指定可能である。蓄積画像に対する編集機能として、「リストから削除」「印刷条件変更」、「文書印刷」機能がある。文書を選択し「リストから削除」キー901を押下すると選択された文書が削除される。
【0054】
図10は、印刷条件画面1000の表示内容の一例を示す説明図である。液晶タッチパネル201にて文書を選択し、「印刷条件」キー902を押下すると、タッチパネル上の表示は図10になる。
【0055】
図10の印刷条件画面1000は、「自動濃度」キー1000a、「濃」キー1000b、「薄」キー1000c、「ソート」キー1000d、「集約コピー」キー1000e、「機密印字」キー1000f、「ステープル」キー1000g、「片面/両面」キー1000h、「スタンプ印字」キー1000i、「トレイ1〜3」キー1000jが設けられている。この画面で印刷条件を設定し、「スタート」キー204を押下することにより、指定された印刷条件に従って選択文書に応じた蓄積画像を印刷出力することができる。
【0056】
図11は、機密印字画面1100の表示内容の一例を示す説明図である。図10の印刷条件画面1000の「機密印字」キー1000fを押下すると、図11がタッチパネル上に表示され、「社外秘」キー1100aと「丸秘」キー1100bが設けられている。ここで、「社外秘」キー1100aを押下し「スタート」キー204を押下することにより、選択した文書に応じた全ページの蓄積画像に「社外秘」という文字を印字し出力する。
【0057】
つぎに、ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置にて機密文書の印刷出力をおこなう例を説明する。画像形成装置A(以下、装置Aという)と画像形成装置B(以下、装置Bという)がネットワークを介して接続されているとする。この装置Aにはユーザが印刷を所望する機密文書の画像データが記憶されており、もう一方の装置Bは機密文書の印刷をおこなう。装置Aに記憶された機密文書を、もう一方の特定の装置Bにて印刷出力するまでの処理の手順について、以下に説明する。
【0058】
(装置Aの機密文書を特定の装置Bにて印刷出力するまでの処理の手順)
図12は、この発明の本実施の形態にかかる装置Aの機密文書を特定の装置Bにて印刷出力するまでの処理の手順を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、まず、装置Aはユーザからの印刷処理の操作待ち状態にあり(ステップS1200)、装置Aにてユーザからの選択文書の印刷操作が発生したか否かの判断をおこなう(ステップS1201)。
【0059】
装置Aにてユーザからの選択文書の印刷指示が発生しない場合は(ステップ1201:No)、そのままユーザからの操作待ちの状態を継続する。装置Aにてユーザからの選択文書の印刷指示が発生した場合は(ステップS1201:Yes)、選択文書に機密情報があるか否かを判断する(ステップS1202)。
【0060】
選択文書に機密情報が含まれていない場合は(ステップS1202:No)、そのまま装置Aにて印刷処理をおこない(ステップS1203)、処理を終える。選択文書に機密情報が含まれている場合は(ステップS1202:Yes)、装置Bに対して機密文書の印刷をおこなう旨の通知をおこない(ステップS1204)、通知に対する装置Bからの応答があったか否かの判断をおこなう(ステップS1205)。
【0061】
装置Bからの応答がない場合は(ステップS1205:No)、再び装置Bに機密文書を印刷する旨の通知をおこない(ステップS1204)、装置Bからその通知に対する応答があるまで継続する。一方、装置Bからの応答があった場合は(ステップS1205:Yes)、装置Bに対して装置Aでの選択文書である機密文書の画像データを送信する(ステップS1206)。
【0062】
(印刷に制限時間を設けた装置Bにおける印刷出力の抑制動作の処理の手順)
つぎに、図12のステップS1206にて装置Aから装置Bに送信された機密文書の画像データが、装置B内でどのように処理されるかについて説明する。図13は、装置Bにおける印刷出力の抑制動作の処理を示すフローチャートである。装置Bは、画像データの印刷出力を予め定めた制限時間の期間内でのみ行うものである。図13のフローチャートにおいて、まず、装置Bは装置Aから機密文書の画像データを受信したか否かを判断する(ステップS1300)。
【0063】
装置Aから機密文書の画像データを受信していない場合は(ステップS1300:No)、受信するまでそのまま待ち状態を継続する。装置Aから機密文書の画像データを受信した場合は(ステップS1300:Yes)、受信した時間が装置Bにおいて印刷が許可されている制限時間内であるか否かの判断をおこなう(ステップS1301)。
【0064】
装置Aから画像データを受信した時間が印刷の許可された制限時間内でない場合は(ステップS1301:No)、さらに制限時間内に自動印刷指定がされているか否かを判断する(ステップS1302)。装置Aからの印刷指示が制限時間内でなく、かつ自動印刷指定がされていない場合は(ステップS1302:No)、そのまま処理を終える。例えば、制限時間は、管理者が在籍している時間に合わせて設定すれば、管理者が不在の時期、すなわち制限時間外での印刷を禁止することができる。また、印刷指示が制限時間内でなく、かつ自動印刷指定がある場合は(ステップS1302:Yes)、受信した画像データをHD513に保存して(ステップS1303)処理を終える。
【0065】
装置Aから画像データを受信した時間が印刷の許可された制限時間内である場合は(ステップS1301:Yes)、その画像データを印刷出力し(ステップS1304)処理を終える。なお、ステップS1303にてHD513に保存した画像データは自動印刷指定がなされているので、装置Bにおいて予め設定された次の制限時間に達した期日になると引き続き印刷を開始することができる。上記制限時間は、日、時、曜日、休日等の期日の設定と、管理者の在籍、不在席毎の手動設定と、印刷出力する書類の重要度等のランク、等を組み合わせて任意に設定しておくことができる。
【0066】
なお、上述した実施の形態では装置Aと装置Bといった画像形成装置2台での接続例を示したが、単体あるいはネットワークを介して複数台で機密文書を印刷する場合であってもよく、その数に制限されることなく同様に処理をおこなうことができる。
【0067】
以上説明したように、本実施の形態によれば、特定の画像形成装置において機密文書の印刷出力に制限時間を設けることにより、その画像形成装置の出力を監視する管理者がいない時間帯での機密文書の印刷を抑制するなど、安易に機密文書の印刷がおこなわれるのを防止することができる。そして、大量の機密文書の印刷出力中に制限時間外となった場合は、つぎの印刷開始日時に、引き続きその印刷を継続可能とすることにより、機密文書の印刷のやり直しが発生することを防ぐ。また、上述したように、つぎの印刷開始日時になった際に機密文書の印刷出力が継続されるが、ここで装置の管理者が該機密文書の出力の監視ができない場合などは、印刷出力をつぎの制限時間到達時に自動的におこなうか否かを事前に設定しておく。これにより管理者不在時の印刷出力を防ぐことが可能となる。よって、オフィス内に点在する複写機にて機密情報を有する印刷が発生するような場合、その機密文書の印刷をある特定の複写機のみで出力管理することができ、機密文書の安易な印刷の防止を図ることができる。
【0068】
以上、本発明の一実施形態を図面に沿って説明した。しかしながら本発明はこの実施の形態に示した事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づいてその変更、改良等が可能である。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、画像データの印刷出力をおこなう画像形成装置において、前記画像データが機密を有するかを判定する機密文書判定手段と、前記機密文書判定手段にて機密であると判定された前記画像データについて、さらに、該機密の画像データの印刷出力が予め許可された制限時間の範囲内であるか否かを判断し、該制限時間の範囲内であるときに印刷出力を許可する印刷許可手段とを備えたので、機密文書の印刷出力に制限時間を設けることにより、制限時間外、たとえば、画像形成装置の出力を監視する管理者がいない時間帯での機密文書の印刷を抑制でき、文書の安易な印刷出力を防止し、文書の機密を維持できるという効果を奏する。
【0070】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記印刷許可手段は、前記印刷出力を許可した前記画像データの印刷出力が前記制限時間の範囲内で終了しないとき、つぎの制限時間に達するまで前記画像データを保持するので、機密文書の印刷出力中に制限時間の範囲外となった場合は、つぎの制限時間の開始時に、引き続きその印刷が継続できるようになり、機密を有する文書を印刷やり直しすることなく、容易に得ることができるという効果を奏する。
【0071】
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明において、前記印刷許可手段は、前記保持した画像データのうち未印刷出力分をつぎの制限時間に達したときに印刷出力させるので、機密文書の印刷出力が制限時間の範囲内で終了せず未処理のものが残った場合、つぎの制限時間に達したときに未処理分の印刷出力を継続させることができる。制限時間を管理者の在籍に合わせて設定すれば、管理者不在時における機密文書の印刷出力を防ぐことができるという効果を奏する。
【0072】
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、他の画像形成装置からネットワークを介して画像データを受信する受信手段を備え、前記受信手段で受信した画像データに対して前記制限時間に基づく印刷出力の制御を行うので、ネットワーク接続された他の画像形成装置から画像データを受けたとき、この画像データが機密を有する場合には、同様に制限時間内での印刷のみ許可し機密の維持を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置を示す正面図である。
【図2】操作部200の表示内容の一例を示す説明図である。
【図3】操作部200に設けられる液晶タッチパネル201の表示内容の一例を示す説明図である。
【図4】画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図5】画像処理部407の構成を示すブロック図である。
【図6】蓄積画像を操作するシステムの構成図である。
【図7】画像形成装置を含むネットワークシステムの一例を示すシステム構成図である。
【図8】セレクタ504における1ページ分の画像信号を示すタイミングチャートである。
【図9】液晶タッチパネル201の表示内容の一例を示す説明図である。
【図10】印刷条件画面1000の表示内容の一例を示す説明図である。
【図11】機密印字画面1100の表示内容の一例を示す説明図である。
【図12】装置Aの機密文書を特定の装置Bにて印刷出力するまでの処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】印刷に制限時間を設けた装置Bにおける印刷出力の抑制動作の処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
201 液晶タッチパネル
202 テンキー
203 「クリア/ストップ」キー
204 「スタート」キー
205 「予熱」キー
206 「リセット」キー
207 「初期設定」キー
208 「コピー」キー
209 「コピーサーバ」キー
507 I/Oポート
508 CPU
509 ROM
510 RAM
600 コピーアプリ
601 コピーサーバアプリ
602 プリンタアプリ
603 システムコントローラ
604 操作部コントローラ
605 周辺機コントローラ
606 画像形成装置コントローラ
607 画像読取装置コントローラ
608 メモリユニット
609 入出力制御部
610 SCSIコントローラ
1100 機密印字画面
1100a 「社外秘」キー
1100b 「丸秘」キー

Claims (4)

  1. 画像データの印刷出力をおこなう画像形成装置において、
    前記画像データが機密を有するかを判定する機密文書判定手段と、
    前記機密文書判定手段にて機密であると判定された前記画像データについて、さらに、該機密の画像データの印刷出力が予め許可された制限時間の範囲内であるか否かを判断し、該制限時間の範囲内であるときに印刷出力を許可する印刷許可手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷許可手段は、
    前記印刷出力を許可した前記画像データの印刷出力が前記制限時間の範囲内で終了しないとき、つぎの制限時間に達するまで前記画像データを保持することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷許可手段は、
    前記保持した画像データのうち未印刷出力分をつぎの制限時間に達したときに印刷出力させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 他の画像形成装置からネットワークを介して画像データを受信する受信手段を備え、
    前記受信手段で受信した画像データに対して前記制限時間に基づく印刷出力の制御を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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