JP2004228948A - 画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】経時劣化による色むらをより適切に補正することが可能な画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法を提供すること。
【解決手段】キャリブレーション画像を表示する画像投写部190と、表示されたキャリブレーション画像を撮像する撮像部182と、撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出部180と、撮像情報に基づき、領域検出部180によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成部176と、当該明るさ情報に基づき、各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算部160と、当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、画像の色むらを補正する色むら補正部130とをプロジェクタに設ける。
【選択図】 図3
【解決手段】キャリブレーション画像を表示する画像投写部190と、表示されたキャリブレーション画像を撮像する撮像部182と、撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出部180と、撮像情報に基づき、領域検出部180によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成部176と、当該明るさ情報に基づき、各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算部160と、当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、画像の色むらを補正する色むら補正部130とをプロジェクタに設ける。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像の色むらを補正する画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法に関する。
【0002】
【背景技術】
長期間、プロジェクタ等の画像表示装置で画像を表示していると画像に色むら(輝度むらによる色むらも含む。)が発生し、画像が徐々に劣化していく。
【0003】
例えば、店舗や展示場等においては、長期間にわたってプロジェクタを用いてスクリーンに画像を連続的に表示する場合がある。このような場合、長期にわたる投影により早期に液晶パネルや偏光板等が劣化して画像の色むら等が発生することにより、本来の表示効果が損なわれてしまう。
【0004】
このような問題点に鑑み、例えば、特許文献1では、光源等の劣化による一様な色の劣化を自動的に補正するために、画像表示手段の稼働時間を計測する掲示手段と、計時情報と目標色域情報に基づき、目標色が再現されるように、画像変換用情報を補正する補正手段を有する画像表示システムが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−140060号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、色むらの劣化の場合、画像全体が劣化する場合だけでなく、画像の一部が劣化する場合もある。
【0007】
例えば、液晶プロジェクタの場合、長期間使用することにより、光源の光の影響で液晶ライトバルブや偏光板に光量の「むら」が生じる。特に、エネルギーの強い青光、エネルギー密度の高い(光量の多い)緑光の経路における液晶ライトバルブや偏光板に光量の「むら」が生じやすい。このような液晶ライトバルブや偏光板における劣化は、偏光板等の全体が劣化する場合だけでなく、その一部だけが劣化する場合がある。この結果、画像全体が劣化するのではなく、画像の一部だけが劣化する場合がある。
【0008】
このような場合、特許文献1に記載された画像表示手段の稼働時間の計時情報を用いる手法では画像を適切に補正することは困難である。
【0009】
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、経時劣化による色むらをより適切に補正することが可能な画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理システムは、所定のキャリブレーション画像を表示する画像表示手段と、
表示されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段と、
を含み、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係るプロジェクタは、所定のキャリブレーション画像を投写する画像表示手段と、
投写されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段と、
を含み、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
コンピュータを、
所定のキャリブレーション画像を表示する画像表示手段を制御する表示制御手段と、
表示されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段を制御する撮像制御手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段として機能させ、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、コンピュータにより読み取り可能なプログラムを記憶した情報記憶媒体であって、
コンピュータを、
所定のキャリブレーション画像を表示する画像表示手段を制御する表示制御手段と、
表示されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段を制御する撮像制御手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段として機能させるためのプログラムを記憶し、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る画像処理方法は、所定のキャリブレーション画像を表示し、
表示されたキャリブレーション画像を撮像し、
当該撮像情報に基づき、画像表示領域を検出し、
当該画像表示領域を複数の対象領域に区分し、
前記撮像情報に基づき、区分した各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成し、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算し、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正し、
色むらを補正した画像を表示することを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、画像処理システム等は、画像表示領域を複数の対象領域に区分し、各対象領域ごとに当該対象領域の平均の明るさ指標値を検出することにより、どの対象領域で明るさが不十分となっているか検出できるため、画像の一部が劣化していることを検出することが可能となる。
【0016】
そして、画像処理システム等は、区分した対象領域ごとの補正量を求め、区分した対象領域ごとに色むらを補正することにより、経時劣化による色むらを適切に補正することができる。
【0017】
なお、ここで、入出力特性データとは、入出力特性を示すデータであって、入力信号の明るさ指標値(例えば、階調値等)と、出力信号の明るさ指標値(例えば、輝度、照度、色情報値等)との関係を示すデータのことである。また、明るさ指標値とは、明るさの指標となる値のことであり、具体的には、例えば、輝度、照度、色情報値(R信号のデジタル信号値等)、階調値およびこれらの値を正規化等によって変形した値等が該当する。
【0018】
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記画像表示手段は、異なる階調ごとに複数種のキャリブレーション画像を表示し、
前記明るさ情報生成手段は、前記明るさ情報として、前記各対象領域のうちどの対象領域であるかを示す領域情報、前記異なる階調値のうちどの階調値であるかを示す階調情報、前記複数種のキャリブレーション画像のうちどのキャリブレーション画像であるかを示す画像情報、当該対象領域における平均の明るさ指標値を示す平均明るさ情報を含む情報を生成してもよい。
【0019】
また、前記画像処理方法において、前記所定のキャリブレーション画像を表示する際に、異なる階調ごとに複数種のキャリブレーション画像を表示し、
前記明るさ情報として、前記各対象領域のうちどの対象領域であるかを示す領域情報、前記異なる階調値のうちどの階調値であるかを示す階調情報、前記複数種のキャリブレーション画像のうちどのキャリブレーション画像であるかを示す画像情報、当該対象領域における平均の明るさ指標値を示す平均明るさ情報を含む情報を生成してもよい。
【0020】
これによれば、画像処理システム等は、階調ごとに実際に表示された画像の平均の明るさ指標値を求めることができ、階調ごとの平均の明るさ指標値の相違を把握することができるため、経時劣化による色むらをより適切に補正することができる。
【0021】
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記補正量演算手段は、前記明るさ情報に基づく各階調値における平均の明るさ指標値に基づき、入出力特性が、色むらがない状態の入出力特性になるように前記補正量を演算してもよい。
【0022】
また、前記画像処理方法において、前記明るさ情報に基づく各階調値における平均の明るさ指標値に基づき、入出力特性が、色むらがない状態の入出力特性になるように前記補正量を演算してもよい。
【0023】
これによれば、画像処理システム等は、入出力特性が、色むらがない状態の入出力特性になるように補正量を演算することにより、劣化のない状態での入出力特性に近づけることができるため、色むらをより適切に補正することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、画像処理システムを有するプロジェクタに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施形態に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
【0025】
(システム全体の説明)
図1は、本実施形態の一例に係る画像処理システム全体の概略図である。
【0026】
プロジェクタ20は、スクリーン領域10へ向け画像を投写する。これにより、スクリーン領域10には、画像表示領域である投写領域12が形成される。
【0027】
このように、プロジェクタ20等の画像表示装置を用いて長期間画像を表示していると、光学系等の経時劣化により次第に画像に色むら(輝度むらによる色むらも含む。)が発生する。
【0028】
その上、日光や照明光等の環境光80によっても投写領域12における画像の見えは変化する。
【0029】
このような画像の色むら等を補正するため、本実施形態のプロジェクタ20は、撮像手段である色光センサー60を有する。色光センサー60は、投写領域12を含む領域を撮像する。
【0030】
そして、プロジェクタ20は、当該撮像情報に基づき、投写領域12を複数の対象領域に区分し、各対象領域の平均の明るさ指標値を演算し、当該平均の明るさ指標値に基づいて対象領域ごとの補正量を演算し、当該補正量に基づいて画像の色むら等を補正する。
【0031】
ここで、本実施形態における色むら補正の概念について説明する。
【0032】
図2は、本実施形態の一例に係る色むら補正の概念を示す模式図である。なお、ここで、プロジェクタ20の入出力特性は、γ=1で制御されているものとする。
【0033】
例えば、プロジェクタ20が単色のR(赤)、G(緑)、B(青)のキャリブレーション画像を異なる階調ごとに投写し、色光センサー60が当該キャリブレーション画像を測定した場合、初期状態では、経時劣化がないため、階調値と測定値(例えば、輝度値)との対応関係はほぼ直線状になる。
【0034】
しかし、例えば、もともとBにおける上記対応関係は直線状であったにもかかわらず、経時劣化によってB’に示すように上記対応関係は曲線状になってしまう。この結果、プロジェクタ20が投写する画像の見えも変化してしまう。
【0035】
本実施の形態では、B’’に示すように、なるべく色むらのない状態の元の直線Bに近い直線となるように色むら等を補正することにより、RGBの色バランスを確保することができ、経時劣化による色むらを適切に補正することができる。
【0036】
次に、このような機能を実現するためのプロジェクタ20の機能ブロックについて説明する。
【0037】
図3は、本実施形態の一例に係るプロジェクタ20の機能ブロック図である。
【0038】
プロジェクタ20は、所定のキャリブレーション画像を投写する画像表示手段である画像投写部190と、色光センサー60を有し、投写されたキャリブレーション画像を撮像する撮像部182と、撮像部182による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の領域に区分する領域検出部180と、撮像情報に基づき、領域検出部180によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成部176と、当該明るさ情報に基づき、各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算部160と、当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、画像の色むらを補正する色むら補正部130とを含んで構成されている。
【0039】
なお、ここで、入出力特性データとは、入力信号の明るさ指標値(例えば、階調値等)と、出力信号の明るさ指標値(例えば、輝度、照度、色情報値等)との関係を示すデータのことである。また、明るさ指標値とは、明るさの指標となる値のことであり、具体的には、例えば、輝度、照度、色情報値(R信号のデジタル信号値等)、階調値およびこれらの値を正規化等によって変形した値等が該当する。また、本実施例では、明るさ指標値として、輝度(より具体的には正規化したY値)を用いている。
【0040】
また、プロジェクタ20は、入力信号処理部110と、3D−LUT(3次元ルックアップテーブル)記憶部122および1D−LUT(1次元ルックアップテーブル)記憶部124を有し、画像の色を変換する色変換部120と、出力信号処理部140と、ターゲットプロファイル記憶部152を有し、3D−LUTおよび1D−LUTを更新するLUT更新部150とを含んで構成されている。
【0041】
さらに、プロジェクタ20は、キャリブレーション画像を表示するための画像信号を生成するキャリブレーション信号発生部172と、領域検出部180からの撮像情報を一時的に記憶する撮像情報記憶部174とを含んで構成されている。
【0042】
また、画像投写部190は、空間光変調器192と、空間光変調器192を駆動する駆動部194と、光源196と、レンズ198とを含んで構成されている。
【0043】
駆動部194は、信号出力部130からの画像信号に基づき、空間光変調器192を駆動する。そして、画像投写部190は、光源196からの光を、空間光変調器192およびレンズ198を介して投写する。
【0044】
また、上述したプロジェクタ20の各部を実現するためのハードウェアとしては、例えば、以下のものを適用できる。
【0045】
図4は、本実施形態の一例に係るプロジェクタ20のハードウェアブロック図である。
【0046】
例えば、入力信号処理部110としては、例えばA/Dコンバーター930等、撮像情報記憶部174としては、例えばRAM950等、色むら補正部130、キャリブレーション信号発生部172および明るさ情報生成部176としては、例えば画像処理回路970等、補正量演算部160としては、例えばCPU910等、色変換部120、LUT更新部150および領域検出部180としては、例えば画像処理回路970、RAM950、CPU910等、出力信号処理部140としては、例えばD/Aコンバーター940等、空間光変調器192としては、例えば液晶パネル920等、駆動部194としては、例えば液晶パネル920を駆動する液晶ライトバルブ駆動ドライバを記憶するROM960等を用いて実現できる。
【0047】
なお、これらの各部はシステムバス980を介して相互に情報をやりとりすることが可能である。
【0048】
また、これらの各部は回路のようにハードウェア的に実現してもよいし、ドライバのようにソフトウェア的に実現してもよい。
【0049】
さらに、補正量演算部160等としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記憶した情報記憶媒体900からプログラムを読み取って補正量演算部160等の機能をコンピュータに実現させてもよい。
【0050】
このような情報記憶媒体900としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ROM、RAM、HDD等を適用でき、そのプログラムの読み取り方式は接触方式であっても、非接触方式であってもよい。
【0051】
また、情報記憶媒体900に代えて、上述した各機能を実現するためのプログラム等を、伝送路を介してホスト装置等からダウンロードすることによって上述した各機能を実現することも可能である。
【0052】
次に、これらの各部を用いた画像処理の流れについて説明する。
【0053】
図5は、本実施形態の一例に係る色むら補正処理の流れを示すフローチャートである。
【0054】
まず、プロジェクタ20は、複数種の単色のキャリブレーション画像を投写する(ステップS1)。より具体的には、プロジェクタ20は、W(白)、K(黒)のキャリブレーション画像と、所定の階調単位で階調を変化させたR、G、Bのキャリブレーション画像を投写する。
【0055】
ここで、画像の投写を行う場合の画像処理についてより具体的に説明する。
【0056】
入力信号処理部110は、PC(Personal Computer)等から入力されるアナログ形式のRGB信号を構成するR1信号、G1信号、B1信号を、デジタル形式のR2信号、G2信号、B2信号に変換する。
【0057】
また、キャリブレーション信号発生部172は、キャリブレーション画像の表示に用いられるデジタル形式のR2信号、G2信号、B2信号を生成する。
【0058】
このように、キャリブレーション信号をプロジェクタ20の内部で生成することにより、PC等の外部入力装置からキャリブレーション信号を液晶プロジェクタに入力することなく、プロジェクタ20単体でキャリブレーションを行うことができる。なお、キャリブレーション信号発生部172を設けずに、PC等からキャリブレーション画像信号を入力してもよい。
【0059】
色変換部120は、入力信号処理部110やキャリブレーション信号発生部172からのR2信号、G2信号、B2信号を、3D−LUT記憶部122の3D−LUTと、1D−LUT記憶部124の1D−LUTに基づき、プロジェクタ20のデフォルト(初期状態)の色温度等を補正することにより、R3信号、G3信号、B3信号として出力する。
【0060】
なお、より具体的には、1D−LUT記憶部124は、画像の明るさを補正するためにガンマテーブルおよびカラーバランステーブル(ただし、どちらか一方の場合もある。)を記憶している。また、3D−LUT記憶部122は、画像の色を補正するために色域補正テーブルおよび色温度補正テーブル(ただし、どちらか一方の場合もある。)を記憶している。
【0061】
色変換部120は、これらのテーブルに基づき、色温度等を補正してR3信号、G3信号、B3信号を出力する。
【0062】
また、色むら補正部130は、色変換部120からのR3信号、G3信号、B3信号に基づき、デフォルトの輝度の補正量データに基づき、R3信号、G3信号、B3信号を補正してR4信号、G4信号、B4信号として出力する。
【0063】
また、出力信号処理部140は、デジタル形式のR4信号、G4信号、B4信号をアナログ形式のR5信号、G5信号、B5信号に変換し、当該アナログ画像信号(R5信号、G5信号、B5信号)を画像投写部190に出力する。
【0064】
なお、プロジェクタ20がデジタル形式のRGB信号のみを用いる場合、A/D変換処理およびD/A変換処理を行う必要はない。
【0065】
以上の手順によりプロジェクタ20は、複数種のキャリブレーション画像を投写する。
【0066】
また、プロジェクタ20の撮像部182は、キャリブレーション画像がスクリーン領域10に投写された状態で投写領域12を含む領域を撮像し、撮像情報を出力する(ステップS2)。なお、撮像情報は、例えば、XYZ値で表される。また、ここで、XYZ値とは、国際照明委員会(CIE:Commission Internationaledel’Eclairage)によって定められたデバイス非依存型の表色系であるXYZ表色系における三刺激値の値である。また、XYZ表色系においては、Y値を輝度値として取り扱うことができる。
【0067】
領域検出部180は、Wのキャリブレーション画像の撮像情報と、Kのキャリブレーション画像の撮像情報との差分に基づき、撮像された領域から投写領域12を検出する(ステップS3)。また、領域検出部180は、検出した投写領域12を複数の領域に区分する。
【0068】
図6は、本実施形態の一例に係る画像表示領域を区分して平均の明るさ指標値を演算する場合の模式図である。
【0069】
例えば、領域検出部180は、図6に示すように、投写領域12の撮像画像を9つの均等な領域に区分する。例えば、図6の斜線が引かれた1つの長方形が1つの対象領域となる。もちろん、区分数は9に限定されず、4、16、25といった9以外の区分数を採用してもよい。また、領域を必ずしも均等に区分する必要はない。
【0070】
また、撮像情報記憶部174は、W、Kのキャリブレーション画像の撮像情報、R、G、Bの各階調値におけるキャリブレーション画像の撮像情報を記憶する(ステップS4)。
【0071】
また、明るさ情報生成部176は、撮像情報記憶部174に記憶された撮像情報と、領域検出部180からの領域情報に基づき、環境影響補正用情報として、WおよびKのキャリブレーション画像投写時の対象領域におけるXYZの三刺激値の平均値、R、GおよびBの所定階調値におけるキャリブレーション画像投写時の対象領域におけるXYZの三刺激値の平均値を示す情報を生成する(ステップS5)。
【0072】
また、明るさ情報生成部176は、撮像情報記憶部174に記憶された撮像情報と、領域検出部180からの領域情報に基づき、明るさ情報を生成する(ステップS6)。なお、明るさ情報は、図6に示す各対象領域のうちどの対象領域であるかを示す領域情報、前記異なる階調値のうちどの階調値であるかを示す階調情報、前記複数種のキャリブレーション画像のうちどのキャリブレーション画像であるかを示す画像情報、当該対象領域における平均の明るさ指標値を示す平均明るさ情報を含む情報である。
【0073】
そして、LUT更新部150は、明るさ情報生成部176によって生成された環境影響補正用情報と、ターゲットプロファイル記憶部152に記憶されたターゲットプロファイルに基づき、3D−LUTと1D−LUTを更新する(ステップS7)。なお、ターゲットプロファイルとは、目標とする画像の色等を示す情報のことであり、例えば、R、G、B、Wの色度、Wの色温度およびガンマ値を示す情報のことである。
【0074】
また、より具体的には、LUT更新部150は、W、K、R、GおよびBのXYZの三刺激値の平均値と、ターゲットプロファイルの示す色情報に基づき、3D−LUT記憶部122に記憶された3D−LUTを更新する。また、LUT更新部150は、WおよびKのY値の平均値と、ターゲットプロファイルの示すガンマ値に基づき、1D−LUT記憶部124に記憶された1D−LUTを更新する。
【0075】
そして、色変換部120は、目標色(例えば、sRGB規格に適合した色等)を再現できるように、更新された3D−LUTに基づき画像の色を補正し、更新された1D−LUTに基づき画像の明るさを補正し、R3信号、G3信号、B3信号を出力する。
【0076】
また、補正量演算部160は、明るさ情報生成部176によって生成された明るさ情報に基づき、対象領域ごとに入出力特性データの補正量を演算し、色むら補正用情報として出力する。
【0077】
ここで、入力階調値と正規化Y値との関係を示す入出力特性データをグラフ形式で表現した入出力特性曲線について説明する。
【0078】
図7は、本実施形態の一例に係る入出力特性曲線の模式図である。
【0079】
例えば、図7に示すように、補正前の入出力特性曲線710が最大階調kmaxの場合に正規化Y値が1となる曲線状となっている場合、補正量演算部160は、最大階調値がkmaxであって、正規化Y値が1である点を通る直線状となるように補正量を演算する。例えば、補正前に階調値がk1の場合に正規化Y値がY1である場合、階調値がk1の場合における補正後の入出力特性を示す直線720上における正規化Y値はY’1となり、この正規化Y値の差分a=Y1−Y1’が補正量となる。
【0080】
なお、図7では、補正後の入出力特性を示す直線720の傾きが1になるように正規化したY値(正規化Y値)を明るさ指標値として採用している。また、必ずしも全範囲の階調値のキャリブレーション画像を用いる必要はなく、使用しない階調値の補正量については、線形補間等の一般的な手法によって補間した補正量を適用してもよい。また、図7において、階調値が0の場合、正規化Y値は0ではなく正の値になっているが、これは光学系の光の漏れがあるからである。
【0081】
このようにして補正量演算部160は、所定階調値における補正量aを演算する。また、色むら補正部130は、実際に表示する画像の階調値に応じた補正量で入出力データの補正を行い、補正後の入出力特性データに基づき、R3信号、G3信号、B3信号を補正することにより、色むらを補正する(ステップS8)。
【0082】
そして、出力信号処理部140は、色むら補正後のデジタル形式のR4信号、G4信号、B4信号をアナログ形式のR5信号、G5信号、B5信号に変換して画像投写部190に出力する。そして、画像投写部190は、R5信号、G5信号、B5信号に基づき、画像を投写する(ステップS9)。
【0083】
以上のように、本実施の形態によれば、プロジェクタ20は、画像表示領域を複数の対象領域に区分し、各対象領域における平均の明るさ指標値を検出することにより、画像の一部が劣化していることを検出することが可能となる。
【0084】
また、プロジェクタ20は、明るさ情報に基づく各階調値における平均の明るさ指標値に基づき、入出力特性が、色むらがない状態の入出力特性になるように補正量を演算し、当該補正量に基づいて色むらを補正することにより、図2に示すように、低階調以外の部分が経時劣化のない状態と同様の状態となった画像を投写することができる。これにより、プロジェクタ20は、R、G、B各色の色のバランスを確保することができる。
【0085】
したがって、プロジェクタ20は、経時劣化による色むらを適切に補正することができる。
【0086】
また、プロジェクタ20は、R、G、Bの複数の異なる階調ごとにキャリブレーション画像を投写し、撮像することによって階調ごとに平均の明るさ指標値を求めることができるため、領域ごとの平均の明るさ指標値の相違が明確となることに加え、階調ごとの平均の明るさ指標値の相違が明確となる。これにより、プロジェクタ20は、経時劣化による色むらをより適切に補正することができる。
【0087】
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ20は、経時劣化による色むらだけでなく、環境光80やスクリーンの材質の影響も考慮して画像信号の補正を行うことにより、プロジェクタ20の使用環境によらずに目標色により適合した画像を投写することができる。
【0088】
このように、プロジェクタ20は、経時劣化による色むら等を補正することができるため、特に、例えば、展示会場のように長期間連続して画像を投写する場合においても、画質の劣化を抑えることができる。これにより、ユーザーは、経時劣化によってプロジェクタ20を修理に出したり、プロジェクタ20の光学部品を交換したりする頻度を減らすことができ、長期間にわたってプロジェクタ20を使用し続けることができる。
【0089】
(変形例)
以上、本発明を適用した好適な実施の形態について説明してきたが、本発明の適用は上述した実施例に限定されない。
【0090】
例えば、上述した実施例では、明るさ指標値として、正規化したY値を用いたが、例えば、輝度、照度、色情報値(R信号のデジタル信号値等)、階調値およびこれらの値を正規化等によって変形した値等を用いてもよい。
【0091】
これによっても、プロジェクタ20は、画像の明るさを補正でき、色むらの補正を行うことができる。
【0092】
また、上述した実施例では、色むらのない状態の入出力特性は、直線状であったが、これはガンマ補正時に使用されるγが1の場合を前提としているからであり、γが1以外の値の場合、色むらのない状態の入出力特性は直線状にならない場合もある。このような場合であっても本発明の適用は可能である。
【0093】
また、例えば、上述した実施例では、画像処理システムをプロジェクタ20に実装した例について説明したが、プロジェクタ20以外にもCRT(Cathode Ray Tube)等のプロジェクタ20以外の画像表示装置に実装してもよい。また、プロジェクタ20としては、液晶プロジェクタ以外にも、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ等を用いてもよい。なお、DMDは米国テキサスインスツルメンツ社の商標である。
【0094】
また、上述したプロジェクタ20の機能は、例えば、プロジェクタ単体で実現してもよいし、複数の処理装置で分散して(例えば、プロジェクタとPCとで分散処理)実現してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の一例に係る画像処理システム全体の概略図である。
【図2】本実施形態の一例に係る色むら補正の概念を示す模式図である。
【図3】本実施形態の一例に係るプロジェクタの機能ブロック図である。
【図4】本実施形態の一例に係るプロジェクタのハードウェアブロック図である。
【図5】本実施形態の一例に係る色むら補正処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本実施形態の一例に係る画像表示領域を区分して平均の明るさ指標値を演算する場合の模式図である。
【図7】本実施形態の一例に係る入出力特性曲線の模式図である。
【符号の説明】
20 プロジェクタ、60 色光センサー(撮像手段)、120 色変換部、130 色むら補正部、160 補正量演算部、176 明るさ情報生成部、180 領域検出部、182 撮像部、190 画像投写部(画像表示手段)、900 情報記憶媒体
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像の色むらを補正する画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法に関する。
【0002】
【背景技術】
長期間、プロジェクタ等の画像表示装置で画像を表示していると画像に色むら(輝度むらによる色むらも含む。)が発生し、画像が徐々に劣化していく。
【0003】
例えば、店舗や展示場等においては、長期間にわたってプロジェクタを用いてスクリーンに画像を連続的に表示する場合がある。このような場合、長期にわたる投影により早期に液晶パネルや偏光板等が劣化して画像の色むら等が発生することにより、本来の表示効果が損なわれてしまう。
【0004】
このような問題点に鑑み、例えば、特許文献1では、光源等の劣化による一様な色の劣化を自動的に補正するために、画像表示手段の稼働時間を計測する掲示手段と、計時情報と目標色域情報に基づき、目標色が再現されるように、画像変換用情報を補正する補正手段を有する画像表示システムが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−140060号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、色むらの劣化の場合、画像全体が劣化する場合だけでなく、画像の一部が劣化する場合もある。
【0007】
例えば、液晶プロジェクタの場合、長期間使用することにより、光源の光の影響で液晶ライトバルブや偏光板に光量の「むら」が生じる。特に、エネルギーの強い青光、エネルギー密度の高い(光量の多い)緑光の経路における液晶ライトバルブや偏光板に光量の「むら」が生じやすい。このような液晶ライトバルブや偏光板における劣化は、偏光板等の全体が劣化する場合だけでなく、その一部だけが劣化する場合がある。この結果、画像全体が劣化するのではなく、画像の一部だけが劣化する場合がある。
【0008】
このような場合、特許文献1に記載された画像表示手段の稼働時間の計時情報を用いる手法では画像を適切に補正することは困難である。
【0009】
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、経時劣化による色むらをより適切に補正することが可能な画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理システムは、所定のキャリブレーション画像を表示する画像表示手段と、
表示されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段と、
を含み、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係るプロジェクタは、所定のキャリブレーション画像を投写する画像表示手段と、
投写されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段と、
を含み、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
コンピュータを、
所定のキャリブレーション画像を表示する画像表示手段を制御する表示制御手段と、
表示されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段を制御する撮像制御手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段として機能させ、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、コンピュータにより読み取り可能なプログラムを記憶した情報記憶媒体であって、
コンピュータを、
所定のキャリブレーション画像を表示する画像表示手段を制御する表示制御手段と、
表示されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段を制御する撮像制御手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段として機能させるためのプログラムを記憶し、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る画像処理方法は、所定のキャリブレーション画像を表示し、
表示されたキャリブレーション画像を撮像し、
当該撮像情報に基づき、画像表示領域を検出し、
当該画像表示領域を複数の対象領域に区分し、
前記撮像情報に基づき、区分した各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成し、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算し、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正し、
色むらを補正した画像を表示することを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、画像処理システム等は、画像表示領域を複数の対象領域に区分し、各対象領域ごとに当該対象領域の平均の明るさ指標値を検出することにより、どの対象領域で明るさが不十分となっているか検出できるため、画像の一部が劣化していることを検出することが可能となる。
【0016】
そして、画像処理システム等は、区分した対象領域ごとの補正量を求め、区分した対象領域ごとに色むらを補正することにより、経時劣化による色むらを適切に補正することができる。
【0017】
なお、ここで、入出力特性データとは、入出力特性を示すデータであって、入力信号の明るさ指標値(例えば、階調値等)と、出力信号の明るさ指標値(例えば、輝度、照度、色情報値等)との関係を示すデータのことである。また、明るさ指標値とは、明るさの指標となる値のことであり、具体的には、例えば、輝度、照度、色情報値(R信号のデジタル信号値等)、階調値およびこれらの値を正規化等によって変形した値等が該当する。
【0018】
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記画像表示手段は、異なる階調ごとに複数種のキャリブレーション画像を表示し、
前記明るさ情報生成手段は、前記明るさ情報として、前記各対象領域のうちどの対象領域であるかを示す領域情報、前記異なる階調値のうちどの階調値であるかを示す階調情報、前記複数種のキャリブレーション画像のうちどのキャリブレーション画像であるかを示す画像情報、当該対象領域における平均の明るさ指標値を示す平均明るさ情報を含む情報を生成してもよい。
【0019】
また、前記画像処理方法において、前記所定のキャリブレーション画像を表示する際に、異なる階調ごとに複数種のキャリブレーション画像を表示し、
前記明るさ情報として、前記各対象領域のうちどの対象領域であるかを示す領域情報、前記異なる階調値のうちどの階調値であるかを示す階調情報、前記複数種のキャリブレーション画像のうちどのキャリブレーション画像であるかを示す画像情報、当該対象領域における平均の明るさ指標値を示す平均明るさ情報を含む情報を生成してもよい。
【0020】
これによれば、画像処理システム等は、階調ごとに実際に表示された画像の平均の明るさ指標値を求めることができ、階調ごとの平均の明るさ指標値の相違を把握することができるため、経時劣化による色むらをより適切に補正することができる。
【0021】
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記補正量演算手段は、前記明るさ情報に基づく各階調値における平均の明るさ指標値に基づき、入出力特性が、色むらがない状態の入出力特性になるように前記補正量を演算してもよい。
【0022】
また、前記画像処理方法において、前記明るさ情報に基づく各階調値における平均の明るさ指標値に基づき、入出力特性が、色むらがない状態の入出力特性になるように前記補正量を演算してもよい。
【0023】
これによれば、画像処理システム等は、入出力特性が、色むらがない状態の入出力特性になるように補正量を演算することにより、劣化のない状態での入出力特性に近づけることができるため、色むらをより適切に補正することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、画像処理システムを有するプロジェクタに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施形態に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
【0025】
(システム全体の説明)
図1は、本実施形態の一例に係る画像処理システム全体の概略図である。
【0026】
プロジェクタ20は、スクリーン領域10へ向け画像を投写する。これにより、スクリーン領域10には、画像表示領域である投写領域12が形成される。
【0027】
このように、プロジェクタ20等の画像表示装置を用いて長期間画像を表示していると、光学系等の経時劣化により次第に画像に色むら(輝度むらによる色むらも含む。)が発生する。
【0028】
その上、日光や照明光等の環境光80によっても投写領域12における画像の見えは変化する。
【0029】
このような画像の色むら等を補正するため、本実施形態のプロジェクタ20は、撮像手段である色光センサー60を有する。色光センサー60は、投写領域12を含む領域を撮像する。
【0030】
そして、プロジェクタ20は、当該撮像情報に基づき、投写領域12を複数の対象領域に区分し、各対象領域の平均の明るさ指標値を演算し、当該平均の明るさ指標値に基づいて対象領域ごとの補正量を演算し、当該補正量に基づいて画像の色むら等を補正する。
【0031】
ここで、本実施形態における色むら補正の概念について説明する。
【0032】
図2は、本実施形態の一例に係る色むら補正の概念を示す模式図である。なお、ここで、プロジェクタ20の入出力特性は、γ=1で制御されているものとする。
【0033】
例えば、プロジェクタ20が単色のR(赤)、G(緑)、B(青)のキャリブレーション画像を異なる階調ごとに投写し、色光センサー60が当該キャリブレーション画像を測定した場合、初期状態では、経時劣化がないため、階調値と測定値(例えば、輝度値)との対応関係はほぼ直線状になる。
【0034】
しかし、例えば、もともとBにおける上記対応関係は直線状であったにもかかわらず、経時劣化によってB’に示すように上記対応関係は曲線状になってしまう。この結果、プロジェクタ20が投写する画像の見えも変化してしまう。
【0035】
本実施の形態では、B’’に示すように、なるべく色むらのない状態の元の直線Bに近い直線となるように色むら等を補正することにより、RGBの色バランスを確保することができ、経時劣化による色むらを適切に補正することができる。
【0036】
次に、このような機能を実現するためのプロジェクタ20の機能ブロックについて説明する。
【0037】
図3は、本実施形態の一例に係るプロジェクタ20の機能ブロック図である。
【0038】
プロジェクタ20は、所定のキャリブレーション画像を投写する画像表示手段である画像投写部190と、色光センサー60を有し、投写されたキャリブレーション画像を撮像する撮像部182と、撮像部182による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の領域に区分する領域検出部180と、撮像情報に基づき、領域検出部180によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成部176と、当該明るさ情報に基づき、各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算部160と、当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、画像の色むらを補正する色むら補正部130とを含んで構成されている。
【0039】
なお、ここで、入出力特性データとは、入力信号の明るさ指標値(例えば、階調値等)と、出力信号の明るさ指標値(例えば、輝度、照度、色情報値等)との関係を示すデータのことである。また、明るさ指標値とは、明るさの指標となる値のことであり、具体的には、例えば、輝度、照度、色情報値(R信号のデジタル信号値等)、階調値およびこれらの値を正規化等によって変形した値等が該当する。また、本実施例では、明るさ指標値として、輝度(より具体的には正規化したY値)を用いている。
【0040】
また、プロジェクタ20は、入力信号処理部110と、3D−LUT(3次元ルックアップテーブル)記憶部122および1D−LUT(1次元ルックアップテーブル)記憶部124を有し、画像の色を変換する色変換部120と、出力信号処理部140と、ターゲットプロファイル記憶部152を有し、3D−LUTおよび1D−LUTを更新するLUT更新部150とを含んで構成されている。
【0041】
さらに、プロジェクタ20は、キャリブレーション画像を表示するための画像信号を生成するキャリブレーション信号発生部172と、領域検出部180からの撮像情報を一時的に記憶する撮像情報記憶部174とを含んで構成されている。
【0042】
また、画像投写部190は、空間光変調器192と、空間光変調器192を駆動する駆動部194と、光源196と、レンズ198とを含んで構成されている。
【0043】
駆動部194は、信号出力部130からの画像信号に基づき、空間光変調器192を駆動する。そして、画像投写部190は、光源196からの光を、空間光変調器192およびレンズ198を介して投写する。
【0044】
また、上述したプロジェクタ20の各部を実現するためのハードウェアとしては、例えば、以下のものを適用できる。
【0045】
図4は、本実施形態の一例に係るプロジェクタ20のハードウェアブロック図である。
【0046】
例えば、入力信号処理部110としては、例えばA/Dコンバーター930等、撮像情報記憶部174としては、例えばRAM950等、色むら補正部130、キャリブレーション信号発生部172および明るさ情報生成部176としては、例えば画像処理回路970等、補正量演算部160としては、例えばCPU910等、色変換部120、LUT更新部150および領域検出部180としては、例えば画像処理回路970、RAM950、CPU910等、出力信号処理部140としては、例えばD/Aコンバーター940等、空間光変調器192としては、例えば液晶パネル920等、駆動部194としては、例えば液晶パネル920を駆動する液晶ライトバルブ駆動ドライバを記憶するROM960等を用いて実現できる。
【0047】
なお、これらの各部はシステムバス980を介して相互に情報をやりとりすることが可能である。
【0048】
また、これらの各部は回路のようにハードウェア的に実現してもよいし、ドライバのようにソフトウェア的に実現してもよい。
【0049】
さらに、補正量演算部160等としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記憶した情報記憶媒体900からプログラムを読み取って補正量演算部160等の機能をコンピュータに実現させてもよい。
【0050】
このような情報記憶媒体900としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ROM、RAM、HDD等を適用でき、そのプログラムの読み取り方式は接触方式であっても、非接触方式であってもよい。
【0051】
また、情報記憶媒体900に代えて、上述した各機能を実現するためのプログラム等を、伝送路を介してホスト装置等からダウンロードすることによって上述した各機能を実現することも可能である。
【0052】
次に、これらの各部を用いた画像処理の流れについて説明する。
【0053】
図5は、本実施形態の一例に係る色むら補正処理の流れを示すフローチャートである。
【0054】
まず、プロジェクタ20は、複数種の単色のキャリブレーション画像を投写する(ステップS1)。より具体的には、プロジェクタ20は、W(白)、K(黒)のキャリブレーション画像と、所定の階調単位で階調を変化させたR、G、Bのキャリブレーション画像を投写する。
【0055】
ここで、画像の投写を行う場合の画像処理についてより具体的に説明する。
【0056】
入力信号処理部110は、PC(Personal Computer)等から入力されるアナログ形式のRGB信号を構成するR1信号、G1信号、B1信号を、デジタル形式のR2信号、G2信号、B2信号に変換する。
【0057】
また、キャリブレーション信号発生部172は、キャリブレーション画像の表示に用いられるデジタル形式のR2信号、G2信号、B2信号を生成する。
【0058】
このように、キャリブレーション信号をプロジェクタ20の内部で生成することにより、PC等の外部入力装置からキャリブレーション信号を液晶プロジェクタに入力することなく、プロジェクタ20単体でキャリブレーションを行うことができる。なお、キャリブレーション信号発生部172を設けずに、PC等からキャリブレーション画像信号を入力してもよい。
【0059】
色変換部120は、入力信号処理部110やキャリブレーション信号発生部172からのR2信号、G2信号、B2信号を、3D−LUT記憶部122の3D−LUTと、1D−LUT記憶部124の1D−LUTに基づき、プロジェクタ20のデフォルト(初期状態)の色温度等を補正することにより、R3信号、G3信号、B3信号として出力する。
【0060】
なお、より具体的には、1D−LUT記憶部124は、画像の明るさを補正するためにガンマテーブルおよびカラーバランステーブル(ただし、どちらか一方の場合もある。)を記憶している。また、3D−LUT記憶部122は、画像の色を補正するために色域補正テーブルおよび色温度補正テーブル(ただし、どちらか一方の場合もある。)を記憶している。
【0061】
色変換部120は、これらのテーブルに基づき、色温度等を補正してR3信号、G3信号、B3信号を出力する。
【0062】
また、色むら補正部130は、色変換部120からのR3信号、G3信号、B3信号に基づき、デフォルトの輝度の補正量データに基づき、R3信号、G3信号、B3信号を補正してR4信号、G4信号、B4信号として出力する。
【0063】
また、出力信号処理部140は、デジタル形式のR4信号、G4信号、B4信号をアナログ形式のR5信号、G5信号、B5信号に変換し、当該アナログ画像信号(R5信号、G5信号、B5信号)を画像投写部190に出力する。
【0064】
なお、プロジェクタ20がデジタル形式のRGB信号のみを用いる場合、A/D変換処理およびD/A変換処理を行う必要はない。
【0065】
以上の手順によりプロジェクタ20は、複数種のキャリブレーション画像を投写する。
【0066】
また、プロジェクタ20の撮像部182は、キャリブレーション画像がスクリーン領域10に投写された状態で投写領域12を含む領域を撮像し、撮像情報を出力する(ステップS2)。なお、撮像情報は、例えば、XYZ値で表される。また、ここで、XYZ値とは、国際照明委員会(CIE:Commission Internationaledel’Eclairage)によって定められたデバイス非依存型の表色系であるXYZ表色系における三刺激値の値である。また、XYZ表色系においては、Y値を輝度値として取り扱うことができる。
【0067】
領域検出部180は、Wのキャリブレーション画像の撮像情報と、Kのキャリブレーション画像の撮像情報との差分に基づき、撮像された領域から投写領域12を検出する(ステップS3)。また、領域検出部180は、検出した投写領域12を複数の領域に区分する。
【0068】
図6は、本実施形態の一例に係る画像表示領域を区分して平均の明るさ指標値を演算する場合の模式図である。
【0069】
例えば、領域検出部180は、図6に示すように、投写領域12の撮像画像を9つの均等な領域に区分する。例えば、図6の斜線が引かれた1つの長方形が1つの対象領域となる。もちろん、区分数は9に限定されず、4、16、25といった9以外の区分数を採用してもよい。また、領域を必ずしも均等に区分する必要はない。
【0070】
また、撮像情報記憶部174は、W、Kのキャリブレーション画像の撮像情報、R、G、Bの各階調値におけるキャリブレーション画像の撮像情報を記憶する(ステップS4)。
【0071】
また、明るさ情報生成部176は、撮像情報記憶部174に記憶された撮像情報と、領域検出部180からの領域情報に基づき、環境影響補正用情報として、WおよびKのキャリブレーション画像投写時の対象領域におけるXYZの三刺激値の平均値、R、GおよびBの所定階調値におけるキャリブレーション画像投写時の対象領域におけるXYZの三刺激値の平均値を示す情報を生成する(ステップS5)。
【0072】
また、明るさ情報生成部176は、撮像情報記憶部174に記憶された撮像情報と、領域検出部180からの領域情報に基づき、明るさ情報を生成する(ステップS6)。なお、明るさ情報は、図6に示す各対象領域のうちどの対象領域であるかを示す領域情報、前記異なる階調値のうちどの階調値であるかを示す階調情報、前記複数種のキャリブレーション画像のうちどのキャリブレーション画像であるかを示す画像情報、当該対象領域における平均の明るさ指標値を示す平均明るさ情報を含む情報である。
【0073】
そして、LUT更新部150は、明るさ情報生成部176によって生成された環境影響補正用情報と、ターゲットプロファイル記憶部152に記憶されたターゲットプロファイルに基づき、3D−LUTと1D−LUTを更新する(ステップS7)。なお、ターゲットプロファイルとは、目標とする画像の色等を示す情報のことであり、例えば、R、G、B、Wの色度、Wの色温度およびガンマ値を示す情報のことである。
【0074】
また、より具体的には、LUT更新部150は、W、K、R、GおよびBのXYZの三刺激値の平均値と、ターゲットプロファイルの示す色情報に基づき、3D−LUT記憶部122に記憶された3D−LUTを更新する。また、LUT更新部150は、WおよびKのY値の平均値と、ターゲットプロファイルの示すガンマ値に基づき、1D−LUT記憶部124に記憶された1D−LUTを更新する。
【0075】
そして、色変換部120は、目標色(例えば、sRGB規格に適合した色等)を再現できるように、更新された3D−LUTに基づき画像の色を補正し、更新された1D−LUTに基づき画像の明るさを補正し、R3信号、G3信号、B3信号を出力する。
【0076】
また、補正量演算部160は、明るさ情報生成部176によって生成された明るさ情報に基づき、対象領域ごとに入出力特性データの補正量を演算し、色むら補正用情報として出力する。
【0077】
ここで、入力階調値と正規化Y値との関係を示す入出力特性データをグラフ形式で表現した入出力特性曲線について説明する。
【0078】
図7は、本実施形態の一例に係る入出力特性曲線の模式図である。
【0079】
例えば、図7に示すように、補正前の入出力特性曲線710が最大階調kmaxの場合に正規化Y値が1となる曲線状となっている場合、補正量演算部160は、最大階調値がkmaxであって、正規化Y値が1である点を通る直線状となるように補正量を演算する。例えば、補正前に階調値がk1の場合に正規化Y値がY1である場合、階調値がk1の場合における補正後の入出力特性を示す直線720上における正規化Y値はY’1となり、この正規化Y値の差分a=Y1−Y1’が補正量となる。
【0080】
なお、図7では、補正後の入出力特性を示す直線720の傾きが1になるように正規化したY値(正規化Y値)を明るさ指標値として採用している。また、必ずしも全範囲の階調値のキャリブレーション画像を用いる必要はなく、使用しない階調値の補正量については、線形補間等の一般的な手法によって補間した補正量を適用してもよい。また、図7において、階調値が0の場合、正規化Y値は0ではなく正の値になっているが、これは光学系の光の漏れがあるからである。
【0081】
このようにして補正量演算部160は、所定階調値における補正量aを演算する。また、色むら補正部130は、実際に表示する画像の階調値に応じた補正量で入出力データの補正を行い、補正後の入出力特性データに基づき、R3信号、G3信号、B3信号を補正することにより、色むらを補正する(ステップS8)。
【0082】
そして、出力信号処理部140は、色むら補正後のデジタル形式のR4信号、G4信号、B4信号をアナログ形式のR5信号、G5信号、B5信号に変換して画像投写部190に出力する。そして、画像投写部190は、R5信号、G5信号、B5信号に基づき、画像を投写する(ステップS9)。
【0083】
以上のように、本実施の形態によれば、プロジェクタ20は、画像表示領域を複数の対象領域に区分し、各対象領域における平均の明るさ指標値を検出することにより、画像の一部が劣化していることを検出することが可能となる。
【0084】
また、プロジェクタ20は、明るさ情報に基づく各階調値における平均の明るさ指標値に基づき、入出力特性が、色むらがない状態の入出力特性になるように補正量を演算し、当該補正量に基づいて色むらを補正することにより、図2に示すように、低階調以外の部分が経時劣化のない状態と同様の状態となった画像を投写することができる。これにより、プロジェクタ20は、R、G、B各色の色のバランスを確保することができる。
【0085】
したがって、プロジェクタ20は、経時劣化による色むらを適切に補正することができる。
【0086】
また、プロジェクタ20は、R、G、Bの複数の異なる階調ごとにキャリブレーション画像を投写し、撮像することによって階調ごとに平均の明るさ指標値を求めることができるため、領域ごとの平均の明るさ指標値の相違が明確となることに加え、階調ごとの平均の明るさ指標値の相違が明確となる。これにより、プロジェクタ20は、経時劣化による色むらをより適切に補正することができる。
【0087】
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ20は、経時劣化による色むらだけでなく、環境光80やスクリーンの材質の影響も考慮して画像信号の補正を行うことにより、プロジェクタ20の使用環境によらずに目標色により適合した画像を投写することができる。
【0088】
このように、プロジェクタ20は、経時劣化による色むら等を補正することができるため、特に、例えば、展示会場のように長期間連続して画像を投写する場合においても、画質の劣化を抑えることができる。これにより、ユーザーは、経時劣化によってプロジェクタ20を修理に出したり、プロジェクタ20の光学部品を交換したりする頻度を減らすことができ、長期間にわたってプロジェクタ20を使用し続けることができる。
【0089】
(変形例)
以上、本発明を適用した好適な実施の形態について説明してきたが、本発明の適用は上述した実施例に限定されない。
【0090】
例えば、上述した実施例では、明るさ指標値として、正規化したY値を用いたが、例えば、輝度、照度、色情報値(R信号のデジタル信号値等)、階調値およびこれらの値を正規化等によって変形した値等を用いてもよい。
【0091】
これによっても、プロジェクタ20は、画像の明るさを補正でき、色むらの補正を行うことができる。
【0092】
また、上述した実施例では、色むらのない状態の入出力特性は、直線状であったが、これはガンマ補正時に使用されるγが1の場合を前提としているからであり、γが1以外の値の場合、色むらのない状態の入出力特性は直線状にならない場合もある。このような場合であっても本発明の適用は可能である。
【0093】
また、例えば、上述した実施例では、画像処理システムをプロジェクタ20に実装した例について説明したが、プロジェクタ20以外にもCRT(Cathode Ray Tube)等のプロジェクタ20以外の画像表示装置に実装してもよい。また、プロジェクタ20としては、液晶プロジェクタ以外にも、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ等を用いてもよい。なお、DMDは米国テキサスインスツルメンツ社の商標である。
【0094】
また、上述したプロジェクタ20の機能は、例えば、プロジェクタ単体で実現してもよいし、複数の処理装置で分散して(例えば、プロジェクタとPCとで分散処理)実現してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の一例に係る画像処理システム全体の概略図である。
【図2】本実施形態の一例に係る色むら補正の概念を示す模式図である。
【図3】本実施形態の一例に係るプロジェクタの機能ブロック図である。
【図4】本実施形態の一例に係るプロジェクタのハードウェアブロック図である。
【図5】本実施形態の一例に係る色むら補正処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本実施形態の一例に係る画像表示領域を区分して平均の明るさ指標値を演算する場合の模式図である。
【図7】本実施形態の一例に係る入出力特性曲線の模式図である。
【符号の説明】
20 プロジェクタ、60 色光センサー(撮像手段)、120 色変換部、130 色むら補正部、160 補正量演算部、176 明るさ情報生成部、180 領域検出部、182 撮像部、190 画像投写部(画像表示手段)、900 情報記憶媒体
Claims (9)
- 所定のキャリブレーション画像を表示する画像表示手段と、
表示されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段と、
を含み、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とする画像処理システム。 - 請求項1において、
前記画像表示手段は、異なる階調値ごとに複数種のキャリブレーション画像を表示し、
前記明るさ情報生成手段は、前記明るさ情報として、前記各対象領域のうちどの対象領域であるかを示す領域情報、前記異なる階調値のうちどの階調値であるかを示す階調情報、前記複数種のキャリブレーション画像のうちどのキャリブレーション画像であるかを示す画像情報、当該領域における平均の明るさ指標値を示す平均明るさ指標値情報を含む情報を生成することを特徴とする画像処理システム。 - 請求項2において、
前記補正量演算手段は、前記明るさ情報に基づく各階調値における平均の明るさ指標値に基づき、入出力特性が、色むらがない状態の入出力特性になるように前記補正量を演算することを特徴とする画像処理システム。 - 所定のキャリブレーション画像を投写する画像表示手段と、
投写されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段と、
を含み、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とするプロジェクタ。 - コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
コンピュータを、
所定のキャリブレーション画像を表示する画像表示手段を制御する表示制御手段と、
表示されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段を制御する撮像制御手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段として機能させ、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とするプログラム。 - コンピュータにより読み取り可能なプログラムを記憶した情報記憶媒体であって、
コンピュータを、
所定のキャリブレーション画像を表示する画像表示手段を制御する表示制御手段と、
表示されたキャリブレーション画像を撮像する撮像手段を制御する撮像制御手段と、
当該撮像手段による撮像情報に基づき、画像表示領域を検出するとともに、当該画像表示領域を複数の対象領域に区分する領域検出手段と、
前記撮像情報に基づき、前記領域検出手段によって区分された各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成する明るさ情報生成手段と、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算する補正量演算手段と、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正する色むら補正手段として機能させるためのプログラムを記憶し、
前記画像表示手段は、前記色むら補正手段によって色むらが補正された画像を表示することを特徴とする情報記憶媒体。 - 所定のキャリブレーション画像を表示し、
表示されたキャリブレーション画像を撮像し、
当該撮像情報に基づき、画像表示領域を検出し、
当該画像表示領域を複数の対象領域に区分し、
前記撮像情報に基づき、区分した各対象領域における平均の明るさ指標値を示す明るさ情報を生成し、
当該明るさ情報に基づき、前記各対象領域ごとの入出力特性データの補正量を演算し、
当該補正量に基づいて補正した入出力特性データに基づき、前記各対象領域ごとに画像の色むらを補正し、
色むらを補正した画像を表示することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項7において、
前記所定のキャリブレーション画像を表示する際に、異なる階調ごとに複数種のキャリブレーション画像を表示し、
前記明るさ情報として、前記各対象領域のうちどの対象領域であるかを示す領域情報、前記異なる階調値のうちどの階調値であるかを示す階調情報、前記複数種のキャリブレーション画像のうちどのキャリブレーション画像であるかを示す画像情報、当該領域における平均の明るさ指標値を示す平均明るさ情報を含む情報を生成することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項8において、
前記明るさ情報に基づく各階調値における平均の明るさ指標値に基づき、入出力特性が、色むらがない状態の入出力特性になるように前記補正量を演算することを特徴とする画像処理方法。
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