JP2004224796A - アセトアルデヒド毒性の抑制剤 - Google Patents

アセトアルデヒド毒性の抑制剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2004224796A
JP2004224796A JP2004072017A JP2004072017A JP2004224796A JP 2004224796 A JP2004224796 A JP 2004224796A JP 2004072017 A JP2004072017 A JP 2004072017A JP 2004072017 A JP2004072017 A JP 2004072017A JP 2004224796 A JP2004224796 A JP 2004224796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acetaldehyde
theanine
toxicity
vol
sickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004072017A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Fujii
亙 藤居
Yoshihide Suwa
芳秀 諏訪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suntory Ltd filed Critical Suntory Ltd
Priority to JP2004072017A priority Critical patent/JP2004224796A/ja
Publication of JP2004224796A publication Critical patent/JP2004224796A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

【課題】 アルコール摂取に伴って生成する血中アセトアルデヒドの作用を中和あるいは抑制し、アセトアルデヒドによって惹起される悪酔い症状を抑制することができる、真に有効な悪酔い防止剤を提供する。
【解決手段】 L−テアニンを有効成分とするアセトアルデヒドの毒性抑制剤、さらに詳しくは、アルコール飲料摂取に伴い血中に生じるアセトアルデヒドのもたらす毒性から生体を防御する薬剤。
【選択図】 なし

Description

本発明は、L−テアニンを有効成分とするアセトアルデヒドの毒性抑制剤に関し、さらに詳しくは、アルコール飲料摂取に伴い血中に生じるアセトアルデヒドのもたらす毒性から生体を防御する薬剤に関する。
従来の技術
アルコール、特にエチルアルコールは主に肝臓でアルコール脱水素酵素によって酸化され、アセトアルデヒドに変換される。また、その一部はミクロゾームのエタノール酸化系(microsomal ethanol oxidizing system:MEOS)やペルオキシゾームに存在するカタラーゼによってもアセトアルデヒドへと酸化される(L.J. Kricka and P.M.S. Cleark, Biochemistry of alcohol and alcoholism,Ellis Horwood Ltd., Chichester, 1979)。アセトアルデヒドは更にアルデヒド脱水素酵素により酢酸に変換される。肝臓に取り込まれたアルコールの約75%は酢酸として循環系に放出されることになる(Lundquist, E. et al., J. Clin.Invest., Vol.41, 955-961, 1962)。一般に飲酒後の健康人の血中アルコール濃度は0.01-0.1%である(Lundquist, E., The metabolism of alcohol, 1-52, Biological basis of alcoholism, Wiley-interscience, Toronto, 1971)。一方、アセトアルデヒドの血中濃度はアルコールの 1/1000 程度である。
アセトアルデヒドは、アルコール代謝上不可避的な生成物であり、アルコール飲料を過度に摂取したときの急性中毒や、いわゆる“悪酔い”の主因を形成すると考えられているが、近年、飲酒に伴うアセトアルデヒドの下記のような副次的な作用についても明らかにされつつある。
(1) 酸化的リン酸化の阻害、及び脳、肝におけるコエンザイムA活性の抑制。
(Beer, C. T. and Quastel, J. H., Can. J. Biochem. Physiol., Vol.36, 531-541, 1958)
(2) カテコールアミンの遊離の促進、及びそれに伴う心機能の低下。
(McCloy, R.B. et al., Cardiovasc. Res., Vol.8, 216, 1974)
(3) テトラヒドロイソキノリン類の生成。
本物質は、ノルエピネフリンやエピネフリンとアセトアルデヒドが縮合することにより生成され、アルコール依存症の主因を形成するとの説がある。
(Sandler, M. et al., Nature(London), Vol.241, 439-443, 1973)
(4) テトラヒドロ−β−カルボリン類の生成。
本物質は、アセトアルデヒドとインドールアミン類の縮合により形成され、やはりアルコール依存症に関与するとされている。
(Rahwan, R. G., Toxicol. Appl. Pharmacol., Vol.34, 3-27, 1975)。
(5) 心拍数、換気、死腔の増加。
(Asmussen, E. et al., Acta Pharmacol.Toxicol., Vol.4, 311-320, 1948)
(6) 突然変異原性及び染色体異常誘発
(Obe, G. and Ristow, H., Mutation Res., Vol.65, 229-259, 1979 )。
従って、アルコール飲料を健康的に嗜むためには、アセトアルデヒドによる上記生体への不都合な作用を低下させ、好ましからざる副次的作用を防止することが望ましい。特に、日本人をはじめとするモンゴロイドでは、遺伝的にアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の欠損が約50%の人々に見られる。そして、この酵素の欠損者におけるアルコール摂取後の血中アセトアルデヒド濃度は、欠損していない人と比べ、著しく高い(約17倍)ことが指摘されている(Harada, S., Lancet, 11, 982, 1981)。このように、アセトアルデヒドの毒性を軽減することは、アルコール飲料を健康的に嗜むために是非必要とされている。
このような目的にかなう物質としては、これまでに、L−システイン、L−2−メチルチアゾリン−4−カルボン酸、チアミン塩酸(Sprince, H. et al., Agents and Actions. Vol.4/2, 125-130, 1974)、重亜硫酸ナトリウム、D−ペニシラミン(Nagasawa, H. T., et al., Life Sci., Vol.20, 187-194, 1977 )、ニコチンアミド(Eriksson, C. J. P., FEBS Lett., Vol.40, 317, 1974)などが報告されている。
しかしながら、L−システイン、チアミン塩酸、D−ペニシラミンなどのSH基を有する化合物の有効性については、D−ペニシラミンが臨床的に許容される投与量域ではアセトアルデヒドの血中濃度になんら影響を及ぼさないことから否定的見解も出されている(Inoue, K. et al., Jpn. J. Alcohol & Drug Dependence, Vol.19(1), 74-82, 1984)。また、L−システインは比較的毒性があり、他のチオール化合物も本発明の目的とは別の薬理作用も併せ持つことから、理想的なアセトアルデヒドの毒性低下剤とは言い難い。
L.J. Kricka and P.M.S. Cleark, Biochemistry of alcohol and alcoholism,Ellis Horwood Ltd., Chichester, 1979 Lundquist, E. et al., J. Clin.Invest., Vol.41, 955-961, 1962 Lundquist, E., The metabolism of alcohol, 1-52, Biological basis of alcoholism, Wiley-interscience, Toronto, 1971 Beer, C. T. and Quastel, J. H., Can. J. Biochem. Physiol., Vol.36, 531-541, 1958 McCloy, R.B. et al., Cardiovasc. Res., Vol.8, 216, 1974 Sandler, M. et al., Nature(London), Vol.241, 439-443, 1973 Rahwan, R. G., Toxicol. Appl. Pharmacol., Vol.34, 3-27, 1975 Asmussen, E. et al., Acta Pharmacol.Toxicol., Vol.4, 311-320, 1948 Obe, G. and Ristow, H., Mutation Res., Vol.65, 229-259, 1979 Harada, S., Lancet, 11, 982, 1981 Sprince, H. et al., Agents and Actions. Vol.4/2, 125-130, 1974 Nagasawa, H. T., et al., Life Sci., Vol.20, 187-194, 1977 Eriksson, C. J. P., FEBS Lett., Vol.40, 317, 1974 Inoue, K. et al., Jpn. J. Alcohol & Drug Dependence, Vol.19(1), 74-82, 1984
このような現状に鑑み、アルコール摂取に伴って生成する血中アセトアルデヒドの作用を中和あるいは抑制し、アセトアルデヒドによって惹起される悪酔い症状を抑制することができる、真に有効な悪酔い防止剤が望まれてきた。
本発明者らは、このようなアセトアルデヒドの急性毒性を有効に抑制する物質を、マウスにアセトアルデヒドを投与した時の急性毒性の軽減を指標に、鋭意スクリーニングを行い、アミノ酸の一つであるL−α−アラニンがアセトアルデヒドの急性毒性を有効に抑制することを見出し、特許出願を行った(特開昭59−255252号公報参照)。
本発明者らは、さらに有効なアセトアルデヒドの急性毒性抑制剤を見出すべく、マウスに致死量のアセトアルデヒドを投与した時の救命率を指標に、鋭意スクリーニングを行った結果、L−テアニンが血中アセトアルデヒドの毒性から生体を極めて有効に防御することを見出し、これを有効成分とする組成物を製造して本発明を完成した。すなわち、本発明はL−テアニンを有効成分として含有し、アルコール急性毒性や悪酔いの予防、治療を目的とする悪酔い防止剤を提供するものである。
本発明に使用するL−テアニン(L-Glutamic acid-γ-monoethylamide)は、茶の葉に含まれているグルタミン酸誘導体で、旨味の主成分である。茶の葉中のその含有量は、他のアミノ酸よりも高く、玉露(上)で 2466 mg%、玉露(並)で 2007 mg%、煎茶(上)で 1496mg %、煎茶(並)で 652 mg %と報告されている(茶研報 No.40, 65, 1973)。また、呈味を用途とする食品添加物として使用されており、その使用基準は制限されていない。
また、L−テアニンの薬理作用としては、マウスを用いた実験において、カフェインによって誘発されるけいれん死や運動量の増加に対して拮抗することが報告されており(Chem. Pharm. Bull. Vol.19, 1257-1261, 1971, 薬学雑誌, Vol.95, 892-895, 1975)、L−テアニンはお茶に含まれるカフェインの作用を穏やにするものと考えられているが、L−テアニンがアセトアルデヒドの毒性を軽減するとの報告はない。
本発明の毒性抑制剤の有効成分であるL−テアニンは、薬学的に許容されうる塩、たとえば塩酸塩の形で、賦形剤、担体等の薬品及び食品分野で慣用の補助成分、たとえば乳糖、ショ糖、液糖、蜂蜜、ステアリン酸マグネシウム、オキシプロピルセルロース、各種ビタミン類、クエン酸、リンゴ酸、香料、無機塩などとともに、カプセル剤、錠剤、粉末剤、顆粒剤、ドリンク剤、注射剤、点滴剤等に製剤することができる。更に、アルコール飲料やミネラルウォーターに用時添加する易溶性製剤としてもよい。
ドリンク剤の場合、必要に応じ、他の生理活性成分、ミネラル、ビタミン、ホルモン、栄養成分、香味剤等を混合することにより、嗜好飲料的性格を持たせることも可能である。
L−テアニンは、マウスを用いた急性毒性試験において、2 g/kg 経口投与で死亡例はなく、一般症状及び体重等に異常は認められず、非常に弱毒または無害の物質である。
本発明のL−テアニンを二日酔いまたは悪酔いの予防または治療剤として用いるには、後述の実施例の、マウスに致死量のアセトアルデヒドを投与した時にL−テアニンが示す毒性軽減効果と、実際のヒトの悪酔い時の平均的な血中のアセトアルデヒド濃度(約 20μmol/l )および経口投与の場合の吸収率等を考慮して、L−テアニンとして、0.3 mg/kg 以上を投与すればよい。L−テアニンの投与量に特に上限は存在しないが、L−テアニンの特有の呈味と経済性を考慮すると、一般に300 mg/kg 程度を超えないことが好ましい。従って、本発明の悪酔い防止剤がその効果を十分に発揮させるためには、L−テアニンを1回服用当り 0.02 〜2 g 含有することが好ましい。本発明の悪酔い防止剤は、アルコール飲料の摂取前、摂取中または摂取後に服用し、アセトアルデヒドによる悪酔いの予防または治療をすることができる。
本発明に用いたL−テアニンは、後述の実施例から明らかなように、マウスに致死量のアセトアルデヒド(11 mmol/kg)を投与した場合の生存率を改善する。また本発明のドリンク剤は、後述の評価例に示すように、悪酔いし易いとされるアセトアルデヒド脱水酵素欠損型パネラーにおいて、悪酔いを予防する。
L−テアニンがどの様にしてアセトアルデヒドの毒性を抑制するのかは未だ詳らかではないが、アセトアルデヒドの生理作用として、副腎髄質や交感神経を刺激して、カテコールアミンの遊離を促進し、心臓のβ−受容体を介して心拍数を上昇させることが判明しているので、動物にアセトアルデヒドを大量に投与するとこの作用が強くなり、不整脈を引き起こし、死に至ると考えられている。よって、L−テアニンのアセトアルデヒド毒性抑制の機序は、アセトアルデヒドにより遊離が促進されるカテコールアミンの作用に拮抗するためと考えられる。
次に実施例によって本発明をさらに説明するが、本発明の範囲はこれらのみに限定されるものではない。
実施例1.アセトアルデヒド急性致死抑制試験
試験動物は、7週齢のCDF1 雄性マウスを日本チャールズリバー(株)より購入し、1週間の予備飼育の後実験に用いた。
飼育条件は、マウスは室温23±1〜2℃、湿度55±5%、換気回数12〜15回/時間(オールフレッシュエアー方式)、照明時間(12時間/日、午前7時点灯、午後7時消灯)に設定された飼育室でポリイソペンテンケージ(日本チャールズリバー製、235×325×170H mm)に6匹ずつ飼育した。固形飼料CE−2(日本クレア)及び飲料水は自由に摂取させた。
アセトアルデヒドは蒸留水にて希釈し、投与量が11ミリモル/kgになる様に調整した。また、L−テアニンは投与量が 0. 2 および 2 g/kg になるように蒸留水に溶解して試験に供した。すべての注射量は 10 ml/kg とした。
マウスは1群12匹とし、規定量のL−テアニンまたはコントロールとして蒸留水を腹腔内投与し、30分後にアセトアルデヒドを腹腔内投与した。
アセトアルデヒド投与2時間後及び2週間後の生存率を観察し、χ2 検定により有意差を判定した。
結果は〔表1〕に示すように、コントロール群の2時間後および2週間後の生存率がそれぞれ16.7%であったのに対して、L−テアニン 0.2 g/kg 投与群の生存率はそれぞれ33.3%、25.0%また 2 g/kg 投与群の生存率はそれぞれ66.7%、58.3%であり、 2 g/kg 投与群ではコントロール群に較べて危険率5%以下で有意であった。
〔表1〕
L−テアニンによるアセトアルデヒド急性毒性の軽減
---------------------------------------------------------------------
投与2時間後 投与2週間後
群 生存数/試験数 (%) 生存数/試験数 (%)
---------------------------------------------------------------------
コントロール 2/12 16.7 2/12 16.7
(蒸留水)
L-テアニン 0.2 g/kg 4/12 33.3 3/12 25.0
L-テアニン 2 g/kg 8/12 66.7* 7/12 58.3*
---------------------------------------------------------------------
*:蒸留水投与による対照群に比べて有意差あり(P<0.05)。
実施例2.カプセル剤の製造
a.処方(1カプセルあたり)
L−テアニン 200 mg
乳糖 198 mg
ステアリン酸マグネシウム 2 mg
400 mg
b.製法
処方に従ってL−テアニンと乳糖を混合し、打錠後粉砕したものに処方量のステアリン酸マグネシウムを混合した。混合物を400 mgづつ2号カプセルに充填して、1カプセル中に200 mgのL−テアニンを含有するカプセル剤を製造した。
実施例3.粉剤の製造
a.処方(1剤あたり)
L−テアニン 200 mg
乳糖 795 mg
オキシプロピルセルロース 5 mg
1000 mg
b.製法
処方に従ってL−テアニン、乳糖およびオキシプロピルセルロースを混合し、少量の水を加えて練合機で練合後、整粒し、乾燥して再び整粒、篩分して1000mgづつ分包して、1剤あたり200 mgのL−テアニンを含有する粉剤を製造した。
実施例4.ドリンク剤の製造
a.処方
L−テアニン 20 g
DL−酒石酸ナトリウム 0.1 g
コハク酸 9 mg
液糖 800 g
クエン酸 12 g
ビタミンC 10 g
香料 15 ml
塩化カリウム 1 g
硫酸マグネシウム 0.5 g
b.製法
処方に従って上記の成分を蒸留水 8 lに溶解し、蒸留水を加えて全量 10 l とした後、0.22μm の除菌フィルターで滅菌し、100 mlづつ褐色びんに無菌充填して、1剤あたり200 mgのL−テアニンを含有するドリンク剤を製造した。
評価例.アルデヒド脱水素酵素欠損型パネルによるドリンク剤の評価
エタノールパッチテストでアルデヒド脱水素酵素欠損型と判定された健常人5名(年齢25〜32才、男性3名、女性2名)をパネルとし、実施例4で製造したドリンク剤および実施例4においてL−テアニンに代えて同量のL−グルタミン酸を加えて製造したプラセボドリンク剤を用いた。
ドリンク剤服用後 20 分にビール(アルコール濃度約 4.5%) 135 ml を飲酒させて、飲酒後 20 分での自覚症状を質問票で回答させた。
パネルテストは順序効果を考慮し、ブラインドで行い、同一時間帯に日を変えて実施した。
自覚症状の評価は1〜5(1:症状なし、2:やや症状あり、3:症状あり、4:ややひどい、5:ひどい)の5段階で行い、Paired-t 検定により有意差を検定した。
結果を〔表2〕に示すが、本発明のドリンク剤は、危険率 5%で酔いの程度および顔のほてりを改善し、悪酔いを予防することが明らかになった。
〔表2〕
本発明のドリンク剤の悪酔い予防効果(平均値)
--------------------------------------------------------
項目 実施例4のドリンク剤 プラセボドリンク
--------------------------------------------------------
酔いの程度 2.4* 3.4
顔のほてり 2.2* 3.6
心臓の鼓動 2.6 3.6
眠気の程度 3.4 3.4
--------------------------------------------------------
*:プラセボドリンクに比べて有意差あり(P<0.05)
〔発明の効果〕
本発明によれば、L−テアニンを有効成分とする二日酔いまたは悪酔いの予防および治療剤が提供される。

Claims (12)

  1. 単離されたL−テアニンを有効成分とする、アセトアルデヒドの毒性抑制剤。
  2. 前記毒性抑制剤が、単離されたL−テアニンと食品補助成分を配合してなることを特徴とする、請求項1の毒性抑制剤。
  3. 前記毒性抑制剤が嗜好飲料である、請求項1の毒性抑制剤。
  4. 前記毒性抑制剤がドリンク剤である、請求項1の毒性抑制剤。
  5. 嗜好飲料に添加するための、請求項1の毒性抑制剤。
  6. 食品に添加するための、請求項1の毒性抑制剤。
  7. 単離されたL−テアニンを有効成分として含有する、二日酔いまたは悪酔いの予防及び治療剤。
  8. 前記予防及び治療剤が、単離されたL−テアニンと食品補助成分を配合してなることを特徴とする、請求項7の予防及び治療剤。
  9. 前記予防及び治療剤が嗜好飲料である、請求項7の予防及び治療剤。
  10. 前記予防及び治療剤がドリンク剤である、請求項7の予防および治療剤。
  11. 嗜好飲料に添加するための、請求項7の予防および治療剤。
  12. 食品に添加するための、請求項7の予防および治療剤。

JP2004072017A 2004-03-15 2004-03-15 アセトアルデヒド毒性の抑制剤 Withdrawn JP2004224796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004072017A JP2004224796A (ja) 2004-03-15 2004-03-15 アセトアルデヒド毒性の抑制剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004072017A JP2004224796A (ja) 2004-03-15 2004-03-15 アセトアルデヒド毒性の抑制剤

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20135092A Division JP3793239B2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 アセトアルデヒド毒性の抑制剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004224796A true JP2004224796A (ja) 2004-08-12

Family

ID=32906236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004072017A Withdrawn JP2004224796A (ja) 2004-03-15 2004-03-15 アセトアルデヒド毒性の抑制剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004224796A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1743634A1 (en) * 2004-05-06 2007-01-17 Taiyokagaku Co., Ltd. Alcohol metabolism accelerating composition, and food or drink containing the composition

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1743634A1 (en) * 2004-05-06 2007-01-17 Taiyokagaku Co., Ltd. Alcohol metabolism accelerating composition, and food or drink containing the composition
EP1743634A4 (en) * 2004-05-06 2007-05-30 Taiyokagaku Co Ltd COMPOSITION FOR ACCELERATING THE ALCOHOL TOOL AND THE FOOD OR BEVERAGE CONTAINED IN THE COMPOSITION

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050271754A1 (en) Composition for prevention or treatment of an alcohol hangover
US20050008724A1 (en) Compositions incorporating (-)-hydroxycitric acid, chromium, and gymnemic acid, and related methods for promoting healthy body weight and improving related health factors
EP1997496B1 (en) Composition containing riboflavin and sesamin-class compounds
RU2757379C2 (ru) Композиция для лечения veisalgia
US7094787B2 (en) Compositions for regulating desire for smoking
CA2434388C (en) Activated charcoal based composition and method for reducing hangover symptoms associated with the consumption of alcohol containing beverages
US20200022949A1 (en) Composition and method for the alleviation of effects of alcohol consumption
JP5604673B2 (ja) 中枢神経系の疲労回復又は疲労予防のための組成物
JPH01294631A (ja) 糖尿性疾患治療予防剤及び飲食、し好物
JPH06100442A (ja) 抗ストレス剤
KR101326413B1 (ko) 숙취예방, 숙취해소 및 아세트알데하이드 유발 질환 예방용 조성물
US20020006910A1 (en) Means for allaying drunkenness, preventing and removing alcohol intoxication and hangover syndrome and a method for allaying drunkenness, preventing and removing alcohol intoxication and hangover syndrome by using this means
TWI413519B (zh) Bleaching acid or a pharmaceutically acceptable salt thereof as a prophylactic antihypertensive agent
JP3793239B2 (ja) アセトアルデヒド毒性の抑制剤
US10548865B1 (en) Compositions of citrulline
US20170281595A1 (en) Formulation and method to induce a deep state of relaxation
JPH0421635A (ja) アセトアルデヒドの毒性抑制剤およびアセトアルデヒドの毒性抑制に有効な飲食物
KR20090091653A (ko) 숙취 예방 및 해소용 조성물
JP2004224796A (ja) アセトアルデヒド毒性の抑制剤
RU2670612C2 (ru) Композиция для предупреждения или лечения ожирения, содержащая α-липоевую кислоту и N-ацетилцистеин в качестве активных ингредиентов
JPH0733653A (ja) アセトアルデヒド毒性の抑制剤
JPS61134313A (ja) アルデヒドの毒性抑制剤
US20230270711A1 (en) Improved Anti-Hangover Composition, Its Preparation and Uses
JPH059120A (ja) 悪酔改善剤
KR101268021B1 (ko) 알코올로 인한 홍조 증상 억제용 의약, 식품 또는 음료 조성물

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060620