JP2004224236A - 車載保温装置 - Google Patents

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vehicle heat
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Atsushi Fujiwara
篤 藤原
Sadanori Machida
貞徳 待田
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】飲料をその都度収納スペースから出入れしなくても、おいしく飲める温度に保つことが出来るように構成された車載保温装置を実現する。
【解決手段】冷温板73を車載保温装置3の内部に設置し、車載保温装置3の上部から温冷板73の上面に達する穴31を設け、該穴31に飲料容器等を挿入して保温可能に構成したことを特徴とする車載保温装置3。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の中で冷たく、または暖かくした飲料や食べ物を提供できるようにする車載保温装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような車載保温装置においては、従来家庭用の保温装置と同様の構造になっていて、飲料や食べ物を収納するスペースには蓋を設けて構成する方法を採っている。
【0003】
(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−202168号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平9−202168号公報に開示された従来技術による車載保温装置では、特に飲料を快適な温度で飲むためには、その度に保温された収納スペースから、その蓋を開けて取り出さなければならないものである。しかし、特に上下に振動し、前後横方向の揺れが加わる車両では、コップに入った飲料をこぼしてしまう危険がある。
【0006】
そこで、本発明の解決すべき課題は、このような問題を解決するために飲料をその都度収納スペースから出し入れしなくても、おいしく飲める温度に保つことが出来るように構成された車載保温装置を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明で講じた第1の技術的な手段は、冷温板と、前記冷温板を冷却または加熱することができる温度制御装置とを備える車載保温装置において、前記冷温板を前記車載保温装置の内部に設置し、前記車載保温装置の上部から前記冷温板の上面に達する穴を設け、該穴に飲料容器等を挿入して保温可能に構成したことである。
【0008】
上記の構成によって、飲料のボトル又はカップは上部に設けられた穴部に差込むことで保温できるために、使用の度に蓋を開けて保温スペースからの出し入れをしなくてもよい。
【0009】
本発明で講じた第2の技術的手段は、上記第1の手段に加えて、前記温冷板の下面に配置される収納スペースを備えるようにしたことである。
【0010】
この構成で、温冷板によって保温される収納スペースが確保され、当面使わない飲料、食物等を保温して収納しておくことができる。
【0011】
また、本発明で講じた第3の技術的手段は、上記第1または2の手段に加えて、前記温度制御装置はペルチェ素子を備えるように構成したことである。
【0012】
この構成によって、ペルチェ素子で供給する電力の極性を変えることで飲料や食べ物を冷たく、または暖かくできる。
【0013】
更に、本発明で講じた第4の技術的手段は、上記第1、第2または第3のいずれかの手段に加えて、前記車両に対して移動可能にするスライド装置を備えるようにしたことである。
【0014】
この構成によって、車両の前後の席に着座する乗員が容易に手が車載保温装置に届くように位置の調整が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態を図1、図2および図3に従って説明する。
【0016】
図1に示すように、車載保温装置3は車両1の車室1a内において、運転席11と助手席12の間に配置され、且つリア席13の着座者からも利用可能なように車両1のフロア15に取り付けられたスライド装置4によって、車両1の前後方向に移動可能に構成されている。
【0017】
図2に車載保温装置3を断面図で示すように、車載保温装置3の本体5内部のスペースは複数の上下の段に区切られて、収納スペース36、37が形成されている。各収納スペース36、37は引出し34、35を備え、これによっていろいろな物を収納できる構成である。特に最上段の収納スペース37は後述する温度制御装置7によって、加熱または冷却することが出来るように構成され、飲料や食物を利用者の好みの温度に保温収納できる構成になっている。
【0018】
図2に示されるように、温度制御装置7は既知のペルチャ素子72を利用したヒートポンプ71を備える。ヒートポンプ71は最上段の収納スペース37の後部を仕切り壁54で区切って設けられた温度制御室38内に取り付けられる。温度制御室38は更に水平仕切り55で上下区画38a、38bに区切られ、ヒートポンプ71の上端は上側区画38aに、下端は下側区画38bに位置するように配置されている。ペルチャ素子72に電力を供給することによって、ヒートポンプ71の上部が低温に、下部が高温になるように、更には電力の極性を変えることによって高温と低温部が逆になるように作動させることができるものである。
【0019】
ヒートポンプ71の上端には熱伝導に優れる金属製の冷温板73が固定され、冷温板73は最上段の収納スペース37の上部面積を占めるように前方に伸びて配置されている。これによって、例えばヒートポンプ71の上端が低温になるように作動しているときは、冷温板73は冷やされ収納スペース37を低温に保つことができる構成である。このときヒートポンプ71の下端は高温になるが、図示しないファンなどを用いて通気穴51からの空気で熱が取り除かれる。また、飲み物や食物を温かくするときは、図示しない切換えスイッチの操作によって、ペルチャ素子72に供給する電力の極性を変えて冷温板73を加熱すれば収納スペース37を高温に保つこともできる。また、収納スペース37の必要個所には、温度センサー(図示せず)が適宜配置され消費電力が最小にするように温度が制御される。
【0020】
図2に示されるように、保温装置3の本体5の上部には、小物入れのための窪み53aを備える上板部53と、上板部53の下に断熱材部52が配置されている。そして、上板部53と断熱材部52を上下方向に貫通して、穴31がその底が冷温板73に到達するように形成されている。図2に示されるように、穴31に、飲料のボトル9を挿入して、飲料を好みの温度にするように利用することができる。また、穴31は十分深く形成され、且つ底部の周囲は断熱材部52であるために、ボトル9が挿入されていないときでも冷温板73の温度は逃げ難く、保温のための電力消費は抑えられる。
【0021】
図3に示されるように、保温装置3を前後に移動させ、位置を調整可能とするスライド装置4は、フロア15(図2)上に取り付けされる。スライド装置4は車両の前後方向に並行に伸びるガイドロッド42と駆動スクリュ41を備える。ガイドロッド42と駆動スクリュ41夫々の前端部はフロントホルダ46によって、また後端でリヤホルダ44に支持されている。リヤホルダ44内には電動モータ(図示せず)が内蔵され、駆動スクリュ41を回転できるように構成されている。更に、駆動スクリュ41とガイドロッド42とを橋渡しするように、スライダ43が取り付けられ、ガイドロッド42はスライダ43を貫通し互いに摺動可能になっている。更に、スライダ43には駆動スクリュ41と螺合するナット部(図示せず)が一体に設けられ、駆動スクリュ41を回転することによってスライダ43を前後方向に移動させることができる構成となっている。そして、スライダ43と保温装置3は一体的に固定されている。
【0022】
保温装置3への電力供給は図示しない操作スイッチ等を含む制御装置から、コネクタ45、リヤホルダ44、配線49を介し、スライダ43に設けられた保温装置3を係止する複数の係止金具43aのいずれかを利用して行われる。
【0023】
以上のように構成された車載保温装置3は、車載保温装置3の上に設けられた穴31に飲料のボトル9、またはコップなどを差込み、常に希望の温度に保持することができるようになる。そして、操作スイッチを操作して車載保温装置3を移動させれば、運転席、助手席及びリヤ席からでも、持ち運びせずに飲料が受け取られるようになる。
【0024】
【発明の効果】
本発明の車載保温装置3では、飲料が常に利用者の手の届くところで保温されて置かれるために、利用の度に蓋を開いて保温スペースなどから頻繁に取り出す必要がなく、揺れる車室内でも飲料をこぼしてしまうような危険が少なくなって、便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関る車載保温装置を備える車両の車室内の斜視図である。
【図2】本発明に関る車載保温装置の中央部での断面図である。
【図3】本発明に関る車載保温装置の分解斜視図。
【符号の説明】
4 スライド装置
7 温度制御装置
31 穴
37 収納スペース
71 ペルチェ素子
72 冷温板

Claims (4)

  1. 冷温板と、
    前記冷温板を冷却または加熱することができる温度制御装置とを備える車載保温装置において、
    前記冷温板を前記車載保温装置の内部に設置し、前記車載保温装置の上部から前記冷温板の上面に達する穴を設け、該穴に飲料容器等を挿入して保温可能に構成したことを特徴とする車載保温装置。
  2. 前記温冷板の下面に配置される収納スペースを備える請求項1に記載の車載保温装置。
  3. 前記温度制御装置はペルチェ素子を備える請求項1または2に記載の車載保温装置。
  4. 前記車両に対して移動可能にするスライド装置を備える請求項1、2または3のいずれかに記載の車載保温装置。
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