JP2004222455A - 回転電気機器 - Google Patents

回転電気機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2004222455A
JP2004222455A JP2003008740A JP2003008740A JP2004222455A JP 2004222455 A JP2004222455 A JP 2004222455A JP 2003008740 A JP2003008740 A JP 2003008740A JP 2003008740 A JP2003008740 A JP 2003008740A JP 2004222455 A JP2004222455 A JP 2004222455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stator
permanent magnet
magnetic pole
flat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003008740A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Takahashi
秀明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Electronics Co Ltd
Original Assignee
Moric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Moric Co Ltd filed Critical Moric Co Ltd
Priority to JP2003008740A priority Critical patent/JP2004222455A/ja
Priority to US10/707,688 priority patent/US20040140725A1/en
Priority to CNA2004100027513A priority patent/CN1521919A/zh
Publication of JP2004222455A publication Critical patent/JP2004222455A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/278Surface mounted magnets; Inset magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2786Outer rotors
    • H02K1/2787Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/2789Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2791Surface mounted magnets; Inset magnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

【課題】SPM型回転電気機器の回転子におけるロータコアまたはフライホイール或いはステータに固定される磁界用の平板形状を有する永久磁石片をロータ、ステータ間の空隙を広げることなくモールド樹脂で被覆、固着することを目的とする。
【解決手段】円筒状空隙64を介して対向するステータ40、60、85とロータ10、30、50、70とを具備して成り、そのロータまたはステータが有する円筒状周面12、42、52、72に、平坦磁極面20a、43a、53a、80bを有する複数の平板状の永久磁石20、43、53、80を周方向に配設し、かつ該各平板状永久磁石20、43、53、80の前記円筒状空隙に面した平坦磁極面20a、43a、53a、80bの一部が軸方向に露出した状態でモールド樹脂24、45、54、89により該各永久磁石を被覆して前記ロータまたはステータが有する前記円筒状周面に強固に固定した回転電気機器とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステータとロータとを有した回転電気機器に関し、特にステータの磁極と対向するロータの円筒外周表面又は環状内周表面に磁界形成用の永久磁石を固着、具備した回転電気機器のロータにおける当該永久磁石を強固に固定するためのモールド樹脂を用いた固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁石界磁式回転電気機器においては、磁界形成用の永久磁石を磁性材料からなるステータ鉄心(コア)又はロータ鉄心の内部に埋設構造で設けるインナーパーマネントマグネット(IPM)構造とコアの表面に永久磁石を、間隔を置いて配設するサーフェスパーマネントマグネット(SPM)構造とが従来から採用されている。
複数の永久磁石を磁界形成用に用い、これらの永久磁石を、回転子を成す、ロータのコア周縁部近傍内部に埋め込んで装着した配置とし、これに対応してステータ側に放射状に設けた複数の磁極歯の各々に対しステータのスロット内を通してコイルを巻き付け、各磁極歯に巻装されたコイルに順番に通電することにより、ロータの永久磁石を順次に吸引し、反発させて、ロータを回転させる構成のモータはIPM型の永久磁石モータとして周知であり、多用されている。
他方、同じく複数の永久磁石を、回転子を成すロータのコア周面に配置して磁界を形成し、ステータのスロット内を通して磁極面に巻装されたコイルに順番に通電してロータの永久磁石を順次吸引、反発させてロータを回転さっせる構成のモータはSPM型の永久磁石モータとして周知であり、また多用されている。
【0003】
IPM型の永久磁石モータとしては、特許文献1にロータ内に永久磁石を配置し、そのロータコアの円周に沿ったプロフィールが、蒲鉾状の膨らみ部を有することで、永久磁石モータの界磁磁束分布を円滑にし、高調波成分を低減させるものが開示されている。
【0004】
また、SPM型の永久磁石モータとしては、特許文献2に回転子コアの外周面に周方向に沿って交互に異極性となるように複数個永久磁石を配置した構成を有し、ステータの内側で当該回転子が回転するブラシレスモータが開示され、このモータでは、永久磁石の外周面に凹部を設け、その凹部内に更に凸形の磁性体を配置し、各永久磁石毎に凹部の周方向左右両側の永久磁石表面と固定子間のギャップ長を異ならせることにより、高次高調波成分を含む誘起電圧を発生するようにして、トルクリップルを低減させようとしているもので、永久磁石の外周面を円弧形状化してステータの円弧状の磁極面との間に環状空隙を介して対向する構成を開示している。
【0005】
特許文献1に開示されたIPM型の永久磁石モータの場合は、ロータコア内部に永久磁石を保持する構成をとることから、永久磁石が回転に応じて遠心力を受けて離脱するごとき危惧の発生余地はない。しかしながら、ロータコアの内部に装着される構成では、永久磁石の磁束流の一部がロータコア自体を磁路とし流動し、ステータ側に達することなく、漏洩磁束流となる不利があり、かつステータ、ロータ間の空隙も大きくなると言う点で、不利がある。
【0006】
また、特許文献2に開示されたSPM型の永久磁石モータの場合、ロータコアの外周面に周方向に沿ってそれぞれ異極性となるように貼着された複数の永久磁石部材を備え、しかも複数の永久磁石材のそれぞれは円弧形状の最外周面を有すると共にその外周面に更に複数の凹部を隔設し、この凹部内に凸状最外面を有した磁性材料を設ける構成として、モータの駆動制御に用いるインバータの高次高調波を上記特殊構成のロータでうち消してトルクリップルの解消を図るモータの性能向上を開示しているものの、ステータ、ロータ間の空隙の狭小化によるトルク増加を図る点や、上述のような特殊な永久磁石の構造、配置構成を採ることによる当該永久磁石部材や磁性材料等を回転遠心力に対して如何なる脱離防止手段で耐性を保持させるか等に関して何らの開示もない。
【0007】
ここで、図6(A)、(B)を参照すると、回転子が固定子の内側に配設された所謂、インナーロータ構成を有するSPM型の永久磁石モータにおけるロータの構成が図示されており、このロータ100では、ロータコア99の円筒外周面98に接着剤で固定された複数の永久磁石片97を有し、各永久磁石片97はその外側磁極面97aが円筒状に丸味を持たせて、ロータ100の外側に配設されるステータ(図示なし)と対向させ、ロータ軸95の軸方向の二位置で軸受93、94を介してステータに対してロータ100が周方向に回転可能に保持された構成にある。そして、このロータ100では、永久磁石片97を含むロータ外周全体をモールド樹脂96で包み込むようにしてそれぞれの永久磁石のロータコア99からの離脱防止を図る典型的な従来の磁石保持構造が示されている。
【0008】
しかしながら、このように、モールド樹脂96でロータ100の全外周を包み込む構造では、ステータと対向しているロータ100の外周、特に永久磁石97の円筒状の磁極面97aの外周域はモールド樹脂の層で被覆される構造となるため、対向するステータとの空隙がそのモールド樹脂の層の分だけ狭小化する。そのままでは、ステータ、ロータ間で機械的干渉を発生することになるため、両者間の空隙を増加させることが必須となる。この結果として、ロータ、ステータ間の電磁的相互作用が低減して出力トルクの低下等の不利を免れ得ない。つまり、折角、永久磁石片97をロータコア99の表面に露出、配置してステータとの空隙の狭小化を図りながら、モールド樹脂層分だけ空隙を増加させることは、技術的に不合理となる。
【0009】
更に、図7は、インナーロータ構成を有した別の従来の直流モータ(以下、DCモータと記載する)を示し、この例では、回転子としてのロータ150は、積層構造のロータコア151が複数のコイル収納スロット152、円弧状の最外面を備えた磁極部153を有し、また当該ロータコア151の中心部に設けられた軸孔154中に挿設されるモータ軸(図示なし)を介して、その軸心回りに回動可能に保持されている。
【0010】
他方、ロータ150の外周囲には環状空所161を介してステータ160が設けられている。このステータ160におけるハウジング165の円筒状の内周面166には、上記環状空所161内に位置してDCモータの磁界を形成する複数の磁石163が周方向に等間隔で配設されている。これらの磁石163は、周方向に弓形状に延長した形状を有し、ステータ160のハウジング165の内周面166に固定されて、ロータ150のそれぞれの磁極部153の円弧最外面と微少の空隙を介して対向した配置にある。
【0011】
そして、このインナーロータ構成を有したDCモータは、各弓形の磁石163をステータ160のハウジング165に固定する際には、接着剤を用いて、該磁石163の内面163aとハウジング165の内周面166に塗布した接着剤の接着力で固定を図った構成としているに過ぎない。従って、この従来のインナーロータ構成のDCモータには、モールド樹脂剤を用いて磁石163を鋳包んでモールド固定する技術は、全く採用されていない。
【0012】
図8は、従来のアウターロータ構成を有した例えばモータサイクル用として用いられる発電機の例を示している。この従来の発電機は、ラジアル方向の内側にステータ170を備え、このステータ170の外側にロータ180を備え、ステータ170に発電出力を取り出すコイル(図示なし)が巻設されている。そしてステータ170の外側に配設されたロータ180においては、フライホイール181の内周面182に弓形の永久磁石185が4つ、周方向に分離、隔設されて固定されている。この4つの弓形の永久磁石185の各々は、内周面には周方向に交互に磁極が異なり、例えば、N極、S極、N極の順に着磁されて並ぶ配置とされ、また外周面には、それぞれ対応してS極、N極、S極の順で着磁されており、あたかも3つの永久磁石部材を相互に密着させて配置した構成にある。しかしながら、勿論、一つの部材中に磁極配置を交互に異せるように配置したものであり、上述のように3つの別々の磁石を密着させたものではない。
【0013】
このアウターロータ構成の発電機は、ロータ180を外部動力で回動させると、ステータ170のコイルから、交流出力電圧が得られるもので、モータサイクル動力としてランプの点灯等に利用することができるものである。
しかしながら、この従来のアウターロータ構成を有した発電機においては、ロータ180のフライホイール181の内周面182に弓形の永久磁石185を、接着剤を用いて接着、固定した構造を取るに過ぎず、モールド樹脂剤を用いて磁石185を鋳包んでモールド固定する技術思想は何ら包含されていない。
【0014】
【特許文献1】
特開2002−27690号公報
【特許文献2】
特開2000−166141号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した従来の技術的問題点を解消することを意図し、モータおよび発電機を含めたSPM型の永久磁石界磁式の回転電気機器における永久磁石を強固に固定しつつステータとの対向空隙を狭小に保って大きなモータ出力または大きな発電力を発揮可能な回転電気機器を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、円筒状空隙を介して対向するステータとロータとを具備して成り、前記ロータまたは前記ステータが有する略円筒状周面に平坦磁極面を有する複数の平板状の永久磁石を周方向に配設し、かつ該各平板状永久磁石の前記円筒状空隙に面した平坦磁極面の一部が軸方向に露出した状態でモールド樹脂により該各永久磁石部材を被覆して前記ロータまたはステータが有する前記円筒状周面に固定してなることを特徴とする回転電気機器を提供する。
【0017】
かかる構成とした永久磁石界磁の回転電気機器は、モールド樹脂によるそれぞれの永久磁石片の被覆領域は、ロータの回転中心に関して、永久磁石の対向平坦磁極面の一部を軸方向に露出した状態で該永久磁石片を包絡する可及的に小さい直径の円に設定することが可能であり、その結果、モールド樹脂の被覆層によるロータ、ステータ間の空隙の低減が生ずる余地はなく、それでいて樹脂の硬化による永久磁石片に対する強固な保持力を発揮せしめ得るから、回転電気機器の性能上の犠牲を全く伴うことなく、各永久磁石の固定、保持強化を達成し得ると言う効果が得られる。
【0018】
また、好ましい構成例では、上記ロータは、外周面が円筒形状のコアを有して上記空隙を介して外側のステータと対向し、該円筒形状ロータコアの筒状周面に隔設、配置した平板状永久磁石部材における上記平坦磁極面の幅方向両端域を露出した状態で前記のモールド樹脂により被覆する回転電気機器を提供する。
【0019】
このような構成とすれば、各平板状永久磁石片の幅方向の中央部は端部に比べてステータとの間の空隙が大きい、つまり、幅方向端部を包む包絡円を想定したときに、該包絡円と磁石中央部との間に隙間を確保でき、この部分にモールド樹脂を充填、硬化させるモールド法をとれば、永久磁石片の幅方向端部を通る円とステータ内周面との間の元々の狭小隙間量を確保しながら、なお磁石片の固定を達成できることとなり、モータ出力トルクの低下や発電出力の減少を来すことなく永久磁石片の強固な保持を達成できる効果を奏するものである。なお、熱硬化系樹脂等を用いてモールドする際には、ロータコアに対して各永久磁石片を押さえながらモールド樹脂を注入する方法を採らねばならないが、各磁石片の幅方向両端部に樹脂を被覆しない構成なら、その部分を押さえながらモールド加工を施すことが可能であり、故に、加工作業上で、比較的簡便に永久磁石片のモールド樹脂による固定、硬化を達成できる有利がある。
【0020】
また、更に好ましい構成では、上記ロータは、内周面が円環形状のフライホイール体を有して上記空隙を介して内側の上記ステータと対向し、該円環形状フライホイール体の上記内周面に隔設、配置した平板状永久磁石における上記平坦磁極面の中央領域を軸方向に露出した状態でモールド樹脂により被覆する回転電気機器を提供する。
【0021】
このような構成とすれば、やはり、熱硬化樹脂等によるモールド時に、各永久磁石片をアウターロータの環状フライホイール内周面へ押さえつけながら、モールド樹脂の注入、硬化の作業を遂行する際に、磁石片の中央部分を押さえながらモールド加工を施すことが可能となり、故に、加工作業上で、比較的簡便に永久磁石片のモールド樹脂による被覆固定、硬化を達成できる有利がある。しかもロータ、ステータ間の空隙量の減少を防止できる効果を奏するものである。
【0022】
更に好ましい構成では、上記ステータの円筒状のハウジングの内周面に隔設、配置した平板状永久磁石における平坦磁極面の幅方向中央域を露出した状態で前記モールド樹脂により被覆し、該ステータの内側に上記空隙を介して上記ロータを配設してインナーロータ型とした回転電気機器を提供する。
このように構成すれば、上述のそれぞれの構成と同様に、平板状の永久磁石を磁界形成用にステータに固定する場合でも当該永久磁石をそれぞれ強固にステータのハウジングに固定して作用上で信頼性の大きな回転電気機を得ることができる。
なお、上述において、モールド樹脂としては、代表的には不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂を用いることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1の(A)、(B)は、本発明の実施の形態による回転電気機器の構成を示し、特にロータをインナーロータ、つまり、ステータの内側でロータが回転子として設けられる実施形態を示す正面図と断面図である。
【0024】
本実施形態の回転電気機器は、回転子としてのロータ10は、ロータ軸15の取付部15aに固定、保持された磁性材料製のロータコア11を有し、ロータ10自体は、ロータ軸15の両端に装着される回転軸受16a、16bを介して外側のステータ(図示なし)に対して回転自在に設けられ、ロータコア11の前方軸受16a側の側面には、軸方向にN極、S極の磁極を有し、周方向にN極、S極が交互に配列された円環状のセンサー磁石17が取着されている。このセンサー磁石17は、不図示のステータに保持されたホール効果素子等の磁気検知素子と協働して回転子たるロータ10の回転数計測を可能にするものである。
【0025】
さて、ロータ10のロータコア11における円筒状の外周面12には、複数の永久磁石片20が等間隔または不等間隔で接着剤などにより接着固定され、さらに典型的には熱硬化性樹脂材料をモールド樹脂24としてモールドされることにより固着、保持されている。
【0026】
永久磁石片20は、平らな短冊形を有した磁石用金属材料片として金属ブロックから切り出し、所定の寸法値に調整後、短冊形の表裏二つの平坦な長方形形状平面をN、Sの磁極面20a、20bとすべく磁化させたものであり、一般的には、磁石用金属材料の短冊形部材の一方の長方形形状面をロータコア11の外周円筒面に形成した浅い溝内に接着剤で接着固定した後、強度の磁場内に導入して着磁させて永久磁石とする方法が採られる。
【0027】
ここで、それぞれの永久磁石片20を被覆して固着、保持するモールド樹脂24は、ロータコア11に永久磁石片20を上記のように接着、固定により、位置決めしてから、それぞれの磁石片20のロータコア11上での幅方向両端21a、21bを通る包絡円を型内面とするモールド型(図示なし)内に納めてから、同モールド型内へ注入する。
【0028】
このようにすれば、それぞれの永久磁石片20における外側の平坦磁極面20aの中央部にはモールド型の内面との間に隙間が形成されるから、この隙間内にモールド樹脂24が充填され、かつ、永久磁石片20の貼付されていないロータコア11の外周面12や軸方向の両端域等を囲繞して永久磁石片20のモールドを完成する。従って、このモールド樹脂24が硬化すれば、それぞれの永久磁石片20はロータコア11の外周面12に強固に固着される。
【0029】
ここで、図1の(A)を注目すると、それぞれの永久磁石片20の幅方向の両端21a、21bは、モールド樹脂24に被覆されることなく、露出しており、平坦磁極面20aの中央域だけが、モールド樹脂24で被覆されているから、モールド樹脂24の被覆層でロータ10とステータ内周面との間の電磁相互作用の空隙量が増加させるようにしなくてもロータ10はステータに対して何らの機械的干渉を生じることなく回転自在に保持される結果となし得る。
【0030】
この事実は、回転電気機器としての性能面から勘案すると、永久磁石片20の保持強度を、強化しつつ同機器をモータまたは発電機器として適用するとき、出力トルクや発電出力などの低減を全く誘引することが無いと言う利点を得られるのである。
【0031】
逆に、上述のような永久磁石片20の幅方向両端21a、21bを露出させたままでモールド樹脂24により被覆した構成を採り得たのは、平板状で平坦な磁極面20a、20bを有した永久磁石片20を複数、ロータコア11の外周面12に隔設、配置した構成としたことに由来するものである。
【0032】
因みに、かかる平坦磁極面20a、20bを有した平板状永久磁石片20をロータコア11の外周に隔設したモータに関して、ロータ10を回転させた際の逆起電力を計測したところ、図2に示すように、極めて滑らかな正弦波波形を呈する結果が確認された。つまり、コギングやトルク脈動が充分に低減された円滑な出力トルク特性を呈することが確認された。
【0033】
上述の実施形態は、ステータの内側にロータ10を配したインナーロータ構成のSPM型回転電気機器の例に付いて記載したが、本発明の技術思想は、この実施形態とは逆に、ロータをステータの外側に配したアウターロータ構成のSPM型回転電気機器とした場合にも適用することが可能である。
【0034】
図3は、このアウターロータ構成を有したSPM型回転電気機器とした実施形態における構成を示す一部分の断面図であり、ロータ70のフライホイール体71は環状体部材として形成されている。そして、この環状体構造のフライホイール体71の円筒状内周面72に先の実施形態における永久磁石20と実質的に同一の平板状永久磁石80を周方向に隔設して設け、ステータ85と対向させている。このステータ85は磁性材料から成るステータコアを多数、積層し、スロット86内に巻線87を巻装した構成であり、ロータ70は空隙88を介して当該ステータ85と対向配置されている。
【0035】
ロータ70のフライホイール体71に隔設されたそれぞれの永久磁石片80も先の実施形態の永久磁石同様に、平坦な磁極面80a、80bを有し、その一方の磁極面80aが、組み立て段階で予め同フライホイール体71の内周面72に、例えば、接着剤で固定される。他の内側平坦磁極面80bは、その内側にあるステータ85に空隙88を介して対向する構成にある。
【0036】
そして、各永久磁石片80の内側磁極面80bは、先の図1の実施形態と異なり、その幅方向の両端部81a、81bの間にある中央領域81cを露出させた状態で、モールド樹脂89により被覆されている。このモールド樹脂89の被覆層は、上記永久磁石80の幅方向の両端部81a、81bを覆って広がるステータ85の中心を中心とする包絡円に沿って設定されるモールド型内にモールド樹脂89を注入し、硬化させることによって形成される被覆層であり、上記包絡円は、永久磁石片80の中央領域81cでは磁石内部を通過する円として定義されるから、モールド樹脂89で同磁石片80をモールド被覆した場合、中央領域81cはモールド樹脂層から露出してステータ85に直接、対向する構成となるのである。
【0037】
上述のようなモールド樹脂89の層で被覆されたロータ70では、先の実施形態の場合と同じように、樹脂被覆層が、永久磁石片80の中央領域81cを被覆すること無く配設される結果、ステータ85との対向空隙を増加させることなく、ロータ70の回転時における機械的干渉を回避することができるから、回転電気機器の電磁相互作用上の性能を全く損なうことなく、磁界形成7用の永久磁石片80をロータ40のフライホイール体71に強固に固着させることが可能となる。
【0038】
図4は、本発明の他の実施態様に係る回転電気機器を示し、図7に示した従来のインナーロータ構成を有したDCモータと同様なインナーロータ型のDCモータとして構成したものである。
本実施形態によるDCモータは、ロータ30とステータ40とを具備し、ロータ30は、磁性鋼板の積層体として形成され、コイル収納スロット31、磁極部32とを有して中心孔33に挿通されるロータ軸(図示なし)を介して回動可能に設けられている。
【0039】
他方、ステータ40は、環状ハウジング41を有し、この環状ハウジング41の内周面42には、周方向における所定の複数位置(図示例では4位置)に複数の平板状の永久磁石43が固定されている。ここで、図示例では上記4位置の各位置に3つの平板状の永久磁石43が貼着され、これらは、何れも同心配設のロータ30、ステータ40における回転中心に関してラジアル方向に例えば、S極、N極(或いはN極、S極)を有するように着磁され、しかも3つは同一の磁極配列となるように配設されている。また、4位置の平板状の永久磁石43は、図示のように、直径方向に対向する2位置の永久磁石43が、ロータ30の磁極部32に対して周方向に同位相となるように設けられ、隣接する2位置の永久磁石43は、ロータ30の磁極部32に対して周方向にずれた関係となり、これによってステータ40の永久磁石43とロータ30の磁極部32との間でコイル(図示なし)への電流入力に従って吸引力、反発力が作用してロータ30の回転が生起される構成となっている。
【0040】
ここで、ステータ40のハウジング41に固定される4位置の各3つの平板状永久磁石43は、ロータ30の磁極部32と対向する平坦な磁極面44aにおける幅方向の中央域だけを露出させた状態のまま、つまり、当該中央域を挟む幅方向の両領域を、例えば不飽和ポリエステル等の熱硬化性のモールド樹脂45により被覆され、その被覆したモールド樹脂45の硬化によって、各永久磁石43は強固にステータ40のハウジング4における内周面42は固定されている。上記磁極面44aにおける中央域がモールド樹脂45で被覆されない構成は、平板状の永久磁石43とロータ30の磁極部32との対向域における空隙中にモールド樹脂層の介在を排除し得ることとなり、故にロータ30,ステータ40間の空隙量を可及的に微少量に維持することを可能にして、空隙量に起因したモータの出力低下を防止し得ることとなるのである。
【0041】
なお、モールド樹脂45は、各3つの平板状永久磁石43を1グループとして隔設された各2グループの永久磁石43の間の周方向空所(図示例では4つの空所)にも充填され、故にハッチング図示した樹脂部45aが軸方向に延びて硬化、形成される。また、各グループ中のそれぞれの平板状永久磁石43間の周方向微少空隙にもモールド樹脂45は充填されて硬化するので、上記樹脂部45aと相まって永久磁石43を強固に固定するために寄与することとなり、モータ作動中等における平板状永久磁石43の剥離、離脱を確実に防止することができる。
【0042】
次に、図5は、本発明の更に他の実施形態を示す断面図であり、先に図8で説明したアウターロータ構成を有した発電機の構成と同様な構成を有し、かつ本発明に係る平板状永久磁石をモールド樹脂で固定しつつロータ、ステータ間の空隙量の増大による発電出力の低下を防止した例を図示している。
【0043】
図5において、ロータ50は、円環状をしたフライホイール51を有し、このフライホイール51の内周面52における複数位置(n個の位置)に、平板状の永久磁石53、つまりn個の平板状の永久磁石53が、その片方の平板面53aを内方のステータ60における同一複数個(n個)の磁極部61に向けた状態で、他方の平板面53bで固着されるように配設されている。この場合に、n個の平板状の永久磁石53に対して、ステータ60に設けられた磁極部61もn個と同一であることから、ロータ50が、360°/n回転する毎に各平板状の永久磁石53は、次々のステータ磁極部61と対向しながら回転を行うこととなる。
【0044】
そして、n個の平板状の永久磁石53は、隣接する磁石同志ではN極,S極の着磁方向が周方向に交互に変わるように予め着磁されている。つまり、1つの永久磁石53の着磁方向が、発電機の中心に関して、ラジアル方向にステータの磁極部61との対向面をN極,反対面をS極として着磁されていると、周方向の次の永久磁石53の着磁方向は、ラジアル方向にステータの磁極部61との対向面をS極、反対面をN極として着磁されているように配設されている。かくして、ロータ50がステータ60の外側で回転すると、ステータの磁極部61に巻設されたコイル(図示なし)から発電出力を得ることができるものである。
【0045】
ここで、ロータ50のフライホイール51に固定されたそれぞれの平板状の永久磁石53は、熱硬化性のモールド樹脂54、例えば不飽和ポリエステル等の樹脂剤によってその平板面53aの中央域のみは露出させたまま、当該中央域を挟む幅方向の両側域、並びに隣接する永久磁石53間の隙間部を被覆されることにより、硬化時にそれぞれの平板状の永久磁石53が強固にロータ50のフライホイール51における内周面52に固定される。
【0046】
この場合にも、前述した図4の実施形態と同様に、それぞれの永久磁石53は、ステータ60の磁極部61に対面する平坦な平板面53aは、その中央域はモールド樹脂54で被覆されることなく、その両側の領域だけをモールド樹脂54で被覆される構成としているので、モールド樹脂54による樹脂層の形成により、ロータ50とステータ60との間の空隙量が広げる構成を要することが無いので、この発電機の発電出力の低下を生じることなく、それぞれの永久磁石53の強固な固定が達成され、ロータ50の回転作動等の影響で平板状の永久磁石53の剥離、離脱等の不都合が発生する危惧は確実に回避することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上に、4つの実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は、インナーロータまたはアウターロータ構成のSPM型回転電気機器における回転子であるロータ或いはステータに装着される磁界形成用の永久磁石片を、その平坦磁極面の一部を露出させた状態で、モールド樹脂による被覆を施してロータコアやフライホイール体に強固に固着し、しかもモールド樹脂の被覆のために、ステータとの対向空隙の増加を図ることなく、狭小な空隙を保持することができるから、回転電気機器をモータ又は発電機として適用させる際に、出力トルクや出力起電力を低減することなく、界磁用の永久磁石片の強固な保持を実現でき、その結果、回転電気機器の作用上の信頼性を向上し、かつその寿命の延命も可能となる効果を奏することができる。従って、狭小空隙を介してロータ、ステータが対向し、かつ界磁用永久磁石片の離脱防止をも充分に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は、本発明の一実施形態に係る回転電気機器の構成を説明するための正面図と、同正面図中の1−1線に沿う断面図。
【図2】図1に示した回転電気機器をモータとして適用する場合の起電力特性を示すグラフ図。
【図3】本発明の他の実施形態に係る回転電気機器の構成を説明するための機器の一部の略示断面図。
【図4】本発明の更に他の実施形態としてインナーロータ構成のDCモータに本発明を適用した場合の断面図。
【図5】本発明の更に他の実施形態としてアウターロータ構成の発電機に本発明を適用した場合の断面図。
【図6】(A)、(B)は、従来の回転電気機器の構成を説明するための正面図と、同正面図中の4−4線に沿う断面図。
【図7】従来のインナーロータ構成のDCモータの基本構成を示す断面図。
【図8】従来のアウターロータ構成の発電機の基本構成を示す断面図。
【符号の説明】
10:ロータ、11:ロータコア、12:ロータコアの外周面、
15:ロータ軸、16a:回転軸受、16b:回転軸受、17:センサー磁石、
20:永久磁石、20a:外側磁極面、20b:内側磁極面、
21a:幅方向端部、21b:幅方向端部、24:モールド樹脂、30:ロータ、
31:コイルスロット、32:磁極部、33:中心孔、40:ステータ、
41:ハウジング、42:内周面、43:永久磁石、44a:平坦磁極面、
45:モールド樹脂、45a:樹脂部、50:ロータ、52:フライホイール、
53:平板状の永久磁石、53a:平板面、53b:平板面、
54:モールド樹脂、60:ステータ、61:磁極部、70:ロータ、
71:フライホイール体、72:円筒状内周面、80:永久磁石、
80a:磁極面、80b:磁極面、81a:幅方向端部、81b: 幅方向端部、
81c:中央領域、85:ステータ、86:スロット、63:87、88:空隙、
89:モールド樹脂、93:軸受、94:軸受、95:ロータ軸、
96:モールド樹脂、97:永久磁石、97a:外側磁極面、
98:ロータコア外周面、99:ロータコア、100:ロータ、
150:ロータ、151:ロータコア、152:コイル収納スロット、
153:磁極部、154:軸孔、160:ステータ、161:環状空所、
163:磁石、163a:内面、165:ハウジング、166:内周面、
170:ステータ、180:ロータ、181:フライホイール、
182:内周面、185:永久磁石。

Claims (4)

  1. 円筒状空隙を介して対向するステータとロータとを具備して成り、前記ロータまたは前記ステータが有する略円筒状周面に平坦磁極面を有する複数の平板状の永久磁石を周方向に配設し、かつ該各平板状永久磁石の前記円筒状空隙に面した平坦磁極面の一部が軸方向に露出した状態でモールド樹脂により該各永久磁石部材を被覆して前記ロータまたはステータが有する前記円筒状周面に固定してなることを特徴とする回転電気機器。
  2. 前記ロータは、外周面が円筒形状のコアを有して前記空隙を介して外側の前記ステータと対向し、該円筒形状ロータコアの前記筒状周面に隔設、配置した前記平板状永久磁石部材における前記平坦磁極面の幅方向両端域を露出した状態で前記モールド樹脂により被覆する請求項1に記載の回転電気機器。
  3. 前記ロータは、内周面が円環形状のフライホイール体を有して前記空隙を介して内側の前記ステータと対向し、該円環形状フライホイール体の前記内周面に隔設、配置した前記平板状永久磁石部材における前記平坦磁極面の中央領域を露出した状態で前記モールド樹脂により被覆する請求項1に記載の回転電気機器。
  4. 前記ステータの円筒状のハウジングの内周面に隔設、配置した前記平板状永久磁石部材における前記平坦磁極面の幅方向中央域を露出した状態で前記モールド樹脂により被覆し、該ステータの内側に前記空隙を介して前記ロータを配設してインナーロータ型とした請求項1に記載の回転電気機器。
JP2003008740A 2003-01-16 2003-01-16 回転電気機器 Pending JP2004222455A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003008740A JP2004222455A (ja) 2003-01-16 2003-01-16 回転電気機器
US10/707,688 US20040140725A1 (en) 2003-01-16 2004-01-05 Rotary electrical apparatus
CNA2004100027513A CN1521919A (zh) 2003-01-16 2004-01-16 旋转电气设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003008740A JP2004222455A (ja) 2003-01-16 2003-01-16 回転電気機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004222455A true JP2004222455A (ja) 2004-08-05

Family

ID=32709170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003008740A Pending JP2004222455A (ja) 2003-01-16 2003-01-16 回転電気機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20040140725A1 (ja)
JP (1) JP2004222455A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006183430A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Nippon Oil Corp コンクリートバイブレータ
KR100659595B1 (ko) 2005-07-25 2006-12-19 뉴모텍(주) 아우터 로터 타입 모터용 로터 및 그 제조 방법
JP2010533475A (ja) * 2007-07-13 2010-10-21 ウィルスドルフ、ドリス Mp−tiiマシン
JP2012105447A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石回転子及びその製造方法
JP2013514754A (ja) * 2009-12-18 2013-04-25 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 電気モータ
JP2014150724A (ja) * 2008-10-07 2014-08-21 Mitsuba Corp 電動モータ、および減速機付モータ
JP2017005854A (ja) * 2015-06-10 2017-01-05 日本電産テクノモータ株式会社 ロータ、モータ、およびロータの製造方法

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004042927A1 (de) * 2004-09-02 2006-03-09 Heinz Leiber Läufer für eine elektrische Maschine
JP4823585B2 (ja) * 2004-09-29 2011-11-24 株式会社デンソー 磁石式発電機
DE102005040389A1 (de) * 2005-08-25 2007-03-01 Ipgate Ag Elektrischer Antrieb mit topfförmigem Anker und außenliegenden Permanentmagnetelementen
FR2894403A1 (fr) * 2005-12-02 2007-06-08 Leroy Somer Moteurs Machine electrique tournante a ondulations de couple reduites
JP2008067470A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Asmo Co Ltd 固定子の製造方法及び着磁コア
JP4175417B2 (ja) * 2006-11-06 2008-11-05 ダイキン工業株式会社 アウターロータモータ及びその製造方法
WO2008070984A1 (en) * 2006-12-12 2008-06-19 Tm4 Inc. Permanent magnet rotor assembly
JP5501572B2 (ja) * 2008-04-25 2014-05-21 株式会社ジェイテクト モーターのローター及び電動パワーステアリング装置
CN102905965B (zh) 2010-05-11 2016-03-23 霍加纳斯股份有限公司 自行车电机毂
JP5265615B2 (ja) * 2010-05-13 2013-08-14 正志 西村 永久磁石埋め込み回転子
JP5889534B2 (ja) * 2011-02-01 2016-03-22 日本電産テクノモータ株式会社 ブラシレスdcモータ
US10018198B2 (en) * 2012-02-27 2018-07-10 Magna Powertrain Bad Homburg GmbH Pump arrangement having temperature control components
DE102012205558A1 (de) * 2012-04-04 2013-10-10 Robert Bosch Gmbh Elektrisch angetriebenes Zweirad
DE102013110999A1 (de) * 2013-10-02 2015-04-02 Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg Elektromotor
EP2882078A1 (en) * 2013-12-05 2015-06-10 Siemens Aktiengesellschaft Electrical machine with a permanent magnet and a coil
EP2887501B1 (en) * 2013-12-18 2016-04-06 Siemens Aktiengesellschaft Manufacturing a generator rotor
EP3186872B1 (en) * 2014-08-26 2018-10-03 Helix Power Corporation High power flywheel system
JP6993602B1 (ja) * 2020-09-25 2022-01-13 ダイキン工業株式会社 モータ、送風機、および、空気調和装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9903308D0 (en) * 1999-02-13 1999-04-07 Trw Lucas Varity Electric Improvements relating to electrical power assisted steering assemblies

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006183430A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Nippon Oil Corp コンクリートバイブレータ
KR100659595B1 (ko) 2005-07-25 2006-12-19 뉴모텍(주) 아우터 로터 타입 모터용 로터 및 그 제조 방법
JP2010533475A (ja) * 2007-07-13 2010-10-21 ウィルスドルフ、ドリス Mp−tiiマシン
JP2014150724A (ja) * 2008-10-07 2014-08-21 Mitsuba Corp 電動モータ、および減速機付モータ
JP2013514754A (ja) * 2009-12-18 2013-04-25 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 電気モータ
JP2012105447A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石回転子及びその製造方法
JP2017005854A (ja) * 2015-06-10 2017-01-05 日本電産テクノモータ株式会社 ロータ、モータ、およびロータの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20040140725A1 (en) 2004-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004222455A (ja) 回転電気機器
JP3691345B2 (ja) 永久磁石型電動機
KR100252393B1 (ko) 영구자석매립형회전자구조
WO2004001930A1 (ja) 外転形永久磁石モータの回転子
JP2004072957A (ja) 永久磁石式回転電機の回転子
JP2001204146A (ja) 回転機のロータ及びその製作方法
JP2006081384A (ja) Bldcモータのローター
JPH11308793A (ja) アウタロータ型永久磁石モータ
JP2011109774A (ja) 回転電機
JP3928297B2 (ja) 電動機及びその製造方法
JP2004023864A (ja) 永久磁石回転電機の回転子
JP2006304539A (ja) アキシャルギャップ型回転電機のロータ構造
JP2004222356A (ja) 回転電気機器
JP2008278590A (ja) 回転電機
JP2013106499A (ja) 回転電機および回転電機のロータ
JP2004096925A (ja) 永久磁石型同期モータのロータ構造
JP7193422B2 (ja) 回転電機及び回転電機の製造方法
JP2004104928A (ja) 電動機
JP4154957B2 (ja) マグネット内装型ロータおよびそれを用いたブラシレスモータ
JP6311274B2 (ja) 回転電機用ロータの製造方法
JP7367552B2 (ja) ロータ
JP2009027768A (ja) 永久磁石同期モータ
JP7318556B2 (ja) ロータ
JP6664571B1 (ja) 界磁子及び電動機
WO2021106637A1 (ja) アウターロータ形電動機、及びアウターロータ形電動機のロータヨークの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050421

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080328

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080617