JP2004222027A - 画像符号化装置および方法、ならびに画像復号化装置および方法 - Google Patents

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秀之 大古瀬
Hiroshi Arakawa
博 荒川
Teru Yoneyama
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Abstract

【課題】インタレース画像を効率よくフレーム内圧縮方式、特にJPEG2000方式によって符号化を行うことが可能な画像符号化装置および方法、ならびに復号化を行うことが可能な画像復号化装置および方法を提供することを目的とする。
【解決手段】入力画像101をフィールド分離部102で参照フィールド画像と対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離し、差分計算部103で対象フィールド画像と参照フィールド画像の差分を計算してフィールド差分画像を生成する。符号化部104は、参照フィールド画像の輝度成分、色差成分をそれぞれコンポーネント0〜2とし、フィールド差分画像の差分輝度成分、差分色差成分をそれぞれコンポーネント3〜5としたフレーム画像として符号化する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インタレース画像をフレーム内圧縮によって符号化する画像符号化装置および方法、ならびに復号化する画像復号化装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の代表的な画像符号化方式には、DCT(Discrete Cosine Transform)をベースとして、静止画を主に符号化するJPEG方式(Joint Photographic Coding Experts Group)、動画像に対してフレーム内符号化のみを行うDV方式(Digital Video)、動画像のフレーム間相関を利用したMPEG方式(Moving Picture image coding Experts Group)がある。
【0003】
JPEG方式を用いてインタレース画像を符号化するときには、通常、図5の(a)に示すように2つのフィールド画像を1ラインごとに並べてフレーム化してからフレーム画像として符号化を行う。DV方式では、基本的にJPEG方式と同様に、2つのフィールド画像を1ラインごとに並べてフレーム化してからフレーム画像として符号化を行う。しかし、画像の動きが大きい場合、演算単位である8×8画素のブロック単位で図5の(b)に示すように、2つのフィールド(フィールド0、フィールド1)に分離し、フィールド0とフィールド1を加算した4×8画素のフィールド加算データ、フィールド0とフィールド1を減算した4×8画素のフィールド差分データを8×8画素ブロックの上下に配置し、それぞれに4×8DCTを行う。
【0004】
MPEG方式では、JPEG方式と同様に、2つのフィールド画像を1ラインごとに並べてフレーム化してからフレーム画像として符号化を行う。または、16×16画素のマクロブロックごとにフィールド分離し、フィールド0の2個の8×8画素ブロック、フィールド1の2個の8×8画素ブロックそれぞれに8×8DCTを行う。
【0005】
また、最新の符号化方式として、ウェーブレット変換をベースとしたJPEG2000(ISO/IEC 15444−1)方式が規格化されている。この方式は、JPEG方式と同様に静止画を対象とした符号化方式であり、インタレース画像を符号化するときには、通常、JPEG方式と同様に2つのフィールド画像を1ラインごとに並べてフレーム化してからフレーム画像として符号化を行う。また、インタレース画像を分離し、各フィールドを1フレームの上と下にそれぞれ配置して符号化を行うものもある(例えば特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−326936号公報(第12頁、第21図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
インタレース画像をJPEG方式、あるいはJPEG2000方式で符号化する場合、上記のように、2つのフィールド画像を合成し、フレーム画像として符号化するため、フィールド間で物体の動きが大きい場合、図5の(a)に示すように櫛状の画像のずれが発生する。このずれの部分は、高周波数成分が多くなるため、符号化効率が低下するという課題がある。
【0008】
また、DV方式のように動きが大きいときにフィールド間の差分値に対して符号化する場合、動きが大きい部分では物体の輪郭にエッジが発生するため、符号化効率が低下する。
【0009】
また、MPEG方式では、輝度成分に対しては上記のようにフィールド分離することでフィールドごとに8×8DCT演算を行うことができるが、例えば、カラーフォーマットが4:2:0のときは、色差成分に対しては規格上フレームDCTしか許されておらず、上記と同様に櫛状の画像のずれが発生し、符号化効率が低下する。
【0010】
本発明は、インタレース画像を効率よくフレーム内圧縮方式、特にJPEG2000方式によって符号化を行うことが可能な画像符号化装置および方法、ならびに復号化を行うことが可能な画像復号化装置および方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明(請求項1)に係る符号化装置は、入力画像を参照フィールド画像と参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離手段と、対象フィールド画像と参照フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算手段と、参照フィールド画像と差分計算手段より出力されるフィールド差分画像を別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化手段とを備えたものである。
【0012】
また、本発明(請求項2)に係る符号化装置は、入力画像を参照フィールド画像と参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離手段と、対象フィールド画像の参照フィールド画像に対する各画素ごとの動きベクトルを求める動き検出手段と、参照フィールド画像を動きベクトルで動き補償した補償フィールド画像を生成する動き補償手段と、対象フィールド画像と補償フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算手段と、参照フィールド画像とフィールド差分画像と動きベクトルを別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化手段とを備えたものである。
【0013】
また、本発明(請求項4)に係る符号化装置は、入力画像を参照フィールド画像と参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離手段と、対象フィールド画像の動き検出を行うか行わないかを判定する動き判定手段と、動き判定手段が動き検出を行うと判定した場合は、対象フィールド画像の参照フィールド画像に対する各画素ごとの動きベクトルを求める動き検出手段と、動き判定手段が動き検出を行うと判定した場合は、参照フィールド画像を動きベクトルで動き補償した補償フィールド画像を生成する動き補償手段と、対象フィールド画像と補償フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算手段と、参照フィールド画像とフィールド差分画像を別コンポーネントとし、動き判定手段が動き検出を行うと判定した場合には動きベクトルも別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化手段とを備えたものである。
【0014】
また、本発明(請求項8)の復号化装置は、入力ビットストリームを復号化し、複数のコンポーネントデータを生成する復号化手段と、入力ビットストリームのヘッダ情報を解析し、復号化手段より出力される各コンポーネントの成分が参照フィールド画像、参照フィールド画像を参照にして符号化されたフィールド差分画像、動きベクトルのいずれの成分であるかを判定する検出手段と、参照フィールド画像を動きベクトルで動き補償して補償フィールド画像を生成する動き補償手段と、フィールド差分画像と補償フィールド画像を加算し、対象フィールド画像を生成する加算手段と、参照フィールド画像と加算手段より出力される対象フィールド画像を合成し、合成画像を生成するフィールド合成手段とを備えたものである。
【0015】
また、本発明(請求項10)に係る符号化方法は、入力画像を参照フィールド画像と参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離ステップと、対象フィールド画像と参照フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算ステップと、参照フィールド画像とフィールド差分画像を別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化ステップとを備えたものである。
【0016】
また、本発明(請求項11)に係る符号化方法は、入力画像を参照フィールド画像と参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離ステップと、対象フィールド画像の参照フィールド画像に対する各画素ごとの動きベクトルを求める動き検出ステップと、参照フィールド画像を動きベクトルで動き補償した補償フィールド画像を生成する動き補償ステップと、対象フィールド画像と補償フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算ステップと、フィールド分離ステップより出力される参照フィールド画像、フィールド差分画像と動きベクトルを別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化ステップとを備えたものである。
【0017】
また、本発明(請求項13)に係る符号化方法は、入力画像を参照フィールド画像と参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離ステップと、対象フィールド画像の動き検出を行うか行わないかを判定する動き判定ステップと、動き判定ステップが動き検出を行うと判定した場合は、対象フィールド画像の参照フィールド画像に対する各画素ごとの動きベクトルを求める動き検出ステップと、動き判定ステップが動き検出を行うと判定した場合は、参照フィールド画像を補償フィールド画像を生成する動き補償ステップと、対象フィールド画像と補償フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算ステップと、フィールド分離ステップより出力される参照フィールド画像、差分計算ステップより出力されるフィールド差分画像を別コンポーネントとし、動き判定ステップが動き検出を行うと判定した場合には動きベクトルも別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化手段とを備えたものである。
【0018】
また、本発明(請求項17)に係る復号化方法は、入力ビットストリームを復号化し、複数のコンポーネントデータを生成する復号化ステップと、入力ビットストリームのヘッダ情報を解析し、復号化手段より出力される各コンポーネントの成分が参照フィールド画像、参照フィールド画像を参照にして符号化されたフィールド差分画像、動きベクトルのいずれの成分であるかを判定する検出ステップと、参照フィールド画像を動きベクトルで動き補償して補償フィールド画像を生成する動き補償ステップと、フィールド差分画像と補償フィールド画像を加算し、対象フィールド画像を生成する加算ステップと、参照フィールド画像と対象フィールド画像を合成し、合成画像を生成するフィールド合成ステップとを備えたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の画像符号化装置の構成を示すブロック図である。
【0021】
図1において、101は入力画像、102は入力画像101を2つのフィールド画像に分離するフィールド分離部、103はフィールド分離部102により2つに分離されたフィールド画像の輝度、色差成分それぞれの画素毎の差分を計算する差分計算部、104はフィールド分離部102、差分計算部103より出力された画像をJPEG2000規格で符号化を行う符号化部、105はJPEG2000規格に準拠したビットストリームである。
【0022】
本実施の形態では、JPEG2000方式を符号化する場合を例として説明する。JPEG2000方式では、JPEG方式、DV方式やMPEG方式と異なり、1〜16384個のコンポーネントを個別に符号化することが許されている。JPEG方式、DV方式やMPEG方式では、輝度成分(Y)と色差成分(U、V)の3コンポーネント入力を想定しており、規格上これより多くのコンポーネントを取り扱うことはできない。
【0023】
以下、図面を参照して、本実施の形態の画像符号化装置の動作を説明する。フィールド分離部102は2つのフィールド画像を合成した入力画像101を、図5のように2つのフィールド画像に分離する。分離された2つのフィールド画像のうち、トップフィールド画像を参照フィールド画像、ボトムフィールド画像を対象フィールド画像とする。差分計算部103は、対象フィールド画像と参照フィールド画像の輝度、色差成分それぞれの各画素ごとに差分を計算して、フィールド差分画像を生成する。符号化部104は、コンポーネント0を参照フィールド画像の輝度成分(Y0)、コンポーネント1を参照フィールド画像の色差成分(U0)、コンポーネント2を参照フィールド画像の色差成分(V0)、コンポーネント3をフィールド差分画像の差分輝度成分(ΔY=Y1−Y0)、コンポーネント4をフィールド差分画像の差分色差成分(ΔU=U1−U0)、コンポーネント5をフィールド差分画像の差分色差成分(ΔV=V1−V0)とした6コンポーネントのフレーム画像として符号化を行い、JPEG2000規格に準拠したビットストリーム105を生成する。ここで、Y1、U1、V1はそれぞれ対象フィールド画像の輝度成分、色差成分である。
【0024】
以上のように本発明の画像符号化装置および方法によれば、フィールド画像を分離し、別コンポーネントとして符号化を行うことで、櫛状の画像のずれによる符号化効率の低下を抑えることが可能となる。また、フィールド差分を用いることで動きの少ない部分のデータ量を低減することが可能となり、符号化効率を向上できる。
【0025】
なお、以上の説明では、各フィールド画像が輝度と色差成分あわせて3コンポーネントを想定しているが、それ以外のコンポーネント数、例えばグレイスケールのように輝度成分の1コンポーネントしかない場合でも同様に構成することが可能である。
【0026】
(実施の形態2)
JPEG2000方式のベースはフレーム内符号化であり、フレーム間相関を使っていない。本実施の形態では、JPEG2000方式にフィールド間相関を用いて符号化を行う場合の画像符号化装置を説明する。本実施の形態では、説明を簡単にするため、入力画像は輝度成分のみが含まれているものとする。
【0027】
図2は、本発明の実施の形態2の画像符号化装置の構成を示すブロック図である。図2において、実施の形態1と同一の構成要素に関しては、同符号を付し、説明を省略する。
【0028】
図2において、201は対象フィールド画像の各画素ごとに参照フィールド画像に対する動きベクトルを検出する動き検出部、202は参照フィールド画像を各画素単位で求められた動きベクトル分だけ補償した補償フィールド画像を生成する動き補償部である。
【0029】
フィールド分離部102は、2つのフィールド画像を合成した入力画像101を、2つのフィールド画像に分離する。分離された2つのフィールド画像のうち、トップフィールド画像を参照フィールド画像、ボトムフィールド画像を対象フィールド画像とする。動き検出部201は、対象フィールド画像の各画素ごとに参照フィールド画像に対する動きベクトルを1画素精度で求める。この動きベクトルは、水平方向と垂直方向の2つの成分で表現される。動き補償部202は、参照フィールド画像を各画素単位で求められた動きベクトル分だけ補償した補償フィールド画像を生成する。差分計算部103は、対象フィールド画像と補償フィールド画像の各画素ごとに差分を計算して、フィールド差分画像を生成する。符号化部104は、コンポーネント0を参照フィールド画像(Y0)、コンポーネント1をフィールド差分画像(ΔY)、コンポーネント2を各画素の動きベクトルの水平方向成分、コンポーネント3を各画素の動きベクトルの垂直方向成分とした4コンポーネントのフレーム画像として符号化を行い、JPEG2000規格に準拠したビットストリーム105を生成する。
【0030】
以上のように本発明の画像符号化装置および方法によれば、フィールド画像を分離し、かつ、各画素ごとの動きベクトルを求め、それぞれを別コンポーネントとして符号化を行うので、フィールド画像間の動きが大きい時もフィールド差分画像の高周波成分を抑えることが可能となる。このときの動きベクトルの値は、動きがない場合は0となり、動きがある場合も動いている物体のエリアでベクトル値がほぼ一定になるため画像データを符号化する時と比べて符号化効率の向上が期待できる。
【0031】
なお、本実施の形態では、入力画像のコンポーネントを輝度成分のみの1コンポーネントとしたが、色差成分がある場合は、それぞれの色差成分の各画素ごとに動きベクトルを求めて、参照フィールド画像の3コンポーネント、フィールド差分画像の3コンポーネント、各成分ごとの動きベクトルの6コンポーネントのあわせて12コンポーネントを入力とする構成も可能である。
【0032】
また、輝度成分で求めた動きベクトルを色差成分にも用いて動き補償を行い、動きベクトルのコンポーネント数を削減し、参照フィールド画像の3コンポーネント、フィールド差分画像の3コンポーネント、輝度成分の動きベクトルの2コンポーネントのあわせて8コンポーネントを入力とする構成も可能である。
【0033】
また、入力画像のカラーフォーマットが4:4:4でない場合、例えば4:2:2の場合、色差成分の画素数は輝度成分の画素数に対し、水平方向の画素数が半分になるので、輝度成分の動きベクトルの水平方向成分を1/2とした動きベクトルを用いて動き補償することが可能である。また、他のカラーフォーマットでも同様に輝度と色差のサンプル数の比率に応じて動きベクトルの値を変更することで動き補償することが可能である。
【0034】
また、動きベクトルの精度を半画素単位として動き検出と動き補償を行うことが可能である。この場合、色差成分はMPEG方式と同様の動き補償を行うことが可能である。
【0035】
また、動き検出と動き補償を各画素ごとに行うのではなく、対象フィールド画像を任意の画素サイズの矩形領域に区切り、その矩形領域ごとに動きベクトルの検出と動き補償を行うことが可能である。例えば、対象フィールド画像の輝度成分を8×8画素ブロックに分割し、それぞれのブロックごとに参照フィールド画像に対する動きベクトルを求め、各ブロックごとに動き補償を行う。このとき、カラーフォーマットが4:2:2であれば、色差成分のブロックを8×4画素ブロックとして、輝度成分の動きベクトルを利用して動き補償を行うことが可能である。また、他のカラーフォーマットでも同様に輝度と色差のサンプル数の比率に応じて色差成分のブロックサイズ、または動きベクトルの値を変更することで動き補償することが可能である。
【0036】
また、実施の形態1および実施の形態2において、JPEG2000規格のシンタックスでは、コンポーネント番号とその成分の対応を取るためのパラメータが用意されていないが、コメントを記述するCOMパラメータに各コンポーネントに含まれる成分情報を記述することで、コンポーネント番号とその成分の対応をとることが可能である。
【0037】
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における画像符号化装置の構成を示すブロック図である。図3において、実施の形態1における画像符号化装置と同一の構成要素に関しては、同符号を付し、説明を省略する。
【0038】
図3において、301はフィールド画像間の動きの大きさから、動き検出と動き補償を行うかどうかを判定する動き判定部、302は対象フィールド画像の各画素ごとに参照フィールド画像に対する動きベクトルを検出する動き検出部、303は参照フィールド画像を各画素単位で求められた動きベクトル分だけ補償した補償フィールド画像を生成する動き補償部である。
【0039】
本実施の形態では、説明を簡単にするため、JPEG2000方式で符号化し、入力画像は輝度成分のみが含まれている場合を説明する。
【0040】
フィールド分離部102は2つのフィールド画像を合成した入力画像101を、図5に示すように2つのフィールド画像に分離する。分離された2つのフィールド画像のうち、トップフィールド画像を参照フィールド画像、ボトムフィールド画像を対象フィールド画像とする。動き判定部301は、フィールド画像間の動きの大きさから、動き検出と動き補償を行うかどうかを判定する。具体的には、対象フィールド画像と参照フィールド画像の画素ごとに差分絶対値を計算し、その総和が任意の閾値を超えるかどうかを判定の基準にする。また、フィールド画像間で動きは少ないが、輝度レベルのみが変動している場合、全体にオフセットをかけて前述の演算を行い判定する。
【0041】
動き判定部301で動き検出を行うと判定した場合、動き検出部302、動き補償部303、差分計算部103および符号化部104は、実施の形態2での説明と同様の処理を行い、ビットストリーム105を生成する。動き判定部301で動き検出を行わないと判定した場合、動き検出部302は動きベクトルの検出を行わない。動き補償部303は、動き補償を行わず、入力の参照フィールド画像をそのまま出力し、差分計算部103では対象フィールド画像と参照フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する。符号化部104は、前述のとおり、参照フィールド画像の輝度成分とフィールド差分画像の差分輝度成分の2コンポーネントをフレーム画像として符号化を行い、JPEG2000準拠したビットストリーム105を生成する。
【0042】
以上のように本発明の画像符号化装置および方法によれば、動きの大きさに応じてモード切り替えを行うことで、符号化効率を向上させることが可能である。
【0043】
なお、本実施の形態では、実施の形態2と同様に、入力画像に輝度成分だけではなく、色差成分も含まれている場合に、動き補償を任意の画素サイズの矩形領域とする場合、ベクトルの精度を半画素単位とする等の場合でも同様の構成で実現することが可能である。
【0044】
また、動き検出を行わない場合、動き検出部302は全ての動きベクトルを0として、動き補償部303は動き0で参照フィールド画像を動き補償して、補償フィールド画像を生成する構成にすることも可能である。
【0045】
また、動き検出部302は、各画素ごとに求める差分絶対値に対して閾値を設け、この閾値を超える画素数の全画素数に対する割合を求め、割合に応じて動き検出を行うか行わないかを判定する構成にすることも可能である。さらに、上記2つの方法を組み合わせることも可能である。
【0046】
また、動き検出を行わない場合、動き検出部302、動き補償部303と差分計算部103を停止させ、動き検出部302で求められた各画素ごとの差分値を符号化部104の入力とするように構成することも可能である。
【0047】
また、動き検出を行う場合、動き検出部302で求めた各画素ごとの差分値を基にマッピング情報を作成して、このマッピング情報に従って動き検出部302で動きベクトルを求め、動き補償部303で動き補償を行う構成にすることも可能である。例えば、ある画素の差分値が0であれば動きは0であるため、この画素のマッピング情報を0とし、差分値が0でなければマッピング情報を1とする。動き検出部302では、この0と1で表現されたマッピング情報の1である画素の動きベクトルのみを検出し、0である画素は動きベクトルを0とする。また、動き補償部303も同様に、マッピング情報が1である部分は動き補償を行い、0である部分は動き補償を行わず、参照フィールド画像の画素をそのまま用いて補償フィールド画像を生成する。
【0048】
また、動き検出を行う場合、動き検出部302で求めた各画素ごとの差分値を基に、任意の画素サイズの矩形領域ごとのマッピング情報を作成して、このマッピング情報に従って動き検出部302でこの矩形領域ごとに動きベクトルを求め、動き補償部303で動き補償を行う構成にすることも可能である。
【0049】
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における画像復号化装置の構成を示すブロック図である。
【0050】
図4において、401はJPEG2000方式準拠のビットストリーム、402はビットストリーム401のヘッダ情報を解析して、その情報に従ってコンポーネントデータを生成する復号化部、403は復号化部402のヘッダ解析結果に従って、各コンポーネントの成分が何であるかを判定する検出部、404は検出部403の判定結果に従って、参照フィールド画像を動きベクトルで動き補償し、補償フィールド画像を生成する動き補償部、405はフィールド差分画像と補償フィールド画像を加算し、対象フィールド画像を生成する加算部、406は参照フィールド画像と対象フィールド画像を1ラインごとに交互に並べることでフレーム化し、合成画像を生成するフィールド合成部、407は合成画像である。
【0051】
本実施の形態では、説明を簡単にするため、JPEG2000方式で復号化し、ビットストリーム中には輝度成分と動きベクトルのみが符号化されている場合を説明する。
【0052】
復号化部402は入力されたビットストリーム401のヘッダ情報を解析して、その情報に従ってコンポーネントデータを生成する。検出部403は、復号化部402のヘッダ解析結果に従って、各コンポーネントの成分が何であるかを判定する。例えば、コンポーネント数が4個ある場合、コンポーネント0には参照フィールド画像の輝度成分が、コンポーネント1にはフィールド差分画像の差分輝度成分が、コンポーネント2と3には動きベクトルが格納されていると判定する。動き補償部404は、検出部403の判定結果に従って、参照フィールド画像を動きベクトルで動き補償し、補償フィールド画像を生成する。加算部405は、フィールド差分画像と補償フィールド画像を加算し、対象フィールド画像を生成する。フィールド合成部406は、参照フィールド画像と対象フィールド画像を1ラインごとに交互に並べることでフレーム化し、合成画像407を生成する。
【0053】
なお、本実施の形態では、入力ビットストリーム401のコンポーネントを輝度成分と動きベクトルのみとしたが、色差成分、色差成分の動きベクトルがコンポーネントとして含まれている場合も同様に構成することが可能である。
【0054】
また、動きベクトルは、各画素ごとに求められたものでも、任意の画素サイズの矩形領域に対して求められたものでも同様に構成することが可能である。
【0055】
また、検出部403は、コンポーネント数だけではなく、COMパラメータやその他のヘッダ情報に記述された成分情報に従って、各コンポーネントの成分を判定し、その判定結果に従って動き補償部404は動き補償を行うことが可能である。
【0056】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、インタレース画像をフィールドに分離し、フィールド差分画像あるいは動き補償したフィールド差分画像を用い、これらのフィールド画像と動きベクトルを1つのフレーム画像として符号化を行うため、符号化効率を向上させることが可能となる。
【0057】
また、本発明によれば、フィールド間相関のみを用いるため、インタレース動画像をフレーム内符号化したビットストリームに対して、フレーム単位での編集を容易にするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像符号化装置を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における画像符号化装置を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3における画像符号化装置を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4における画像復号化装置を示すブロック図
【図5】インタレース画像のフレーム化とフィールド分離を説明するための図
【符号の説明】
101 入力画像
102 フィールド分離部
103 差分計算部
104 符号化部
105、401 ビットストリーム
201、302 動き検出部
202、303、404 動き補償部
301 動き判定部
402 復号化部
403 検出部
405 加算部
406 フィールド合成部
407 合成画像

Claims (18)

  1. 入力画像を参照フィールド画像と前記参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離手段と、
    前記対象フィールド画像と前記参照フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算手段と、
    前記参照フィールド画像と前記フィールド差分画像を別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化手段とを備えることを特徴とする画像符号化装置。
  2. 入力画像を参照フィールド画像と前記参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離手段と、
    前記対象フィールド画像の前記参照フィールド画像に対する各画素ごとの動きベクトルを求める動き検出手段と、
    前記参照フィールド画像を前記動きベクトルで動き補償した補償フィールド画像を生成する動き補償手段と、
    前記対象フィールド画像と前記補償フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算手段と、
    前記参照フィールド画像と前記フィールド差分画像と前記動きベクトルを別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化手段とを備えることを特徴とする画像符号化装置。
  3. 動き検出手段は対象フィールド画像を任意の画素サイズの矩形領域に分割し、前記矩形領域ごとに動きベクトルを求め、
    動き補償手段は前記矩形領域ごとに動き補償を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像符号化装置。
  4. 入力画像を参照フィールド画像と前記参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離手段と、
    前記対象フィールド画像の動き検出を行うか行わないかを判定する動き判定手段と、
    前記動き判定手段が動き検出を行うと判定した場合は、前記対象フィールド画像の前記参照フィールド画像に対する各画素ごとの動きベクトルを求める動き検出手段と、
    前記動き判定手段が動き検出を行うと判定した場合は、前記参照フィールド画像を前記動きベクトルで動き補償した補償フィールド画像を生成する動き補償手段と、
    前記対象フィールド画像と前記補償フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算手段と、
    前記参照フィールド画像と前記フィールド差分画像を別コンポーネントとし、前記動き判定手段が動き検出を行うと判定した場合には前記動きベクトルも別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化手段とを備えることを特徴とする画像符号化装置。
  5. 動き検出手段は、対象フィールド画像を任意の画素サイズの矩形領域に分割し、前記矩形領域ごとに動きベクトルを求め、
    動き補償手段は、前記矩形領域ごとに動き補償を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像符号化装置。
  6. 動き補償手段は、動き判定手段が動き検出を行わないと判定した場合は、動きベクトルを全て0として動き補償を行うことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の画像符号化装置。
  7. 符号化手段は、JPEG2000規格に従って符号化することを特徴とする請求項1ないし請求項6に記載の画像符号化装置。
  8. 入力ビットストリームを復号化し、複数のコンポーネントデータを生成する復号化手段と、
    前記入力ビットストリームのヘッダ情報を解析し、前記復号化手段より出力される各コンポーネントの成分が参照フィールド画像、前記参照フィールド画像を参照にして符号化されたフィールド差分画像、動きベクトルのいずれの成分であるかを判定する検出手段と、
    前記参照フィールド画像を前記動きベクトルで動き補償して補償フィールド画像を生成する動き補償手段と、
    前記フィールド差分画像と前記補償フィールド画像を加算し、対象フィールド画像を生成する加算手段と、
    前記参照フィールド画像と前記対象フィールド画像を合成し、合成画像を生成するフィールド合成手段とを備えることを特徴とする画像復号化装置。
  9. 復号化手段は、JPEG2000規格に従って復号化することを特徴とする請求項8に記載の画像復号化装置。
  10. 入力画像を参照フィールド画像と前記参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離ステップと、
    前記対象フィールド画像と前記参照フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算ステップと、
    前記参照フィールド画像と前記フィールド差分画像を別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化ステップとを備えることを特徴とする画像符号化方法。
  11. 入力画像を参照フィールド画像と前記参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離ステップと、
    前記対象フィールド画像の前記参照フィールド画像に対する各画素ごとの動きベクトルを求める動き検出ステップと、
    前記参照フィールド画像を前記動き検出ステップが検出した動きベクトルで動き補償した補償フィールド画像を生成する動き補償ステップと、
    前記対象フィールド画像と前記補償フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算ステップと、
    前記参照フィールド画像と前記フィールド差分画像と前記動きベクトルを別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化ステップとを備えることを特徴とする画像符号化方法。
  12. 動き検出ステップは対象フィールド画像を任意の画素サイズの矩形領域に分割し、前記矩形領域ごとに動きベクトルを求め、
    動き補償ステップは前記矩形領域ごとに動き補償を行うことを特徴とする請求項11に記載の画像符号化方法。
  13. 入力画像を参照フィールド画像と前記参照フィールド画像を参照して符号化を行う対象フィールド画像の2つのフィールド画像に分離するフィールド分離ステップと、
    前記対象フィールド画像の動き検出を行うか行わないかを判定する動き判定ステップと、
    前記動き判定ステップが動き検出を行うと判定した場合は、前記対象フィールド画像の前記参照フィールド画像に対する各画素ごとの動きベクトルを求める動き検出ステップと、
    前記動き判定ステップが動き検出を行うと判定した場合は、前記参照フィールド画像を前記動きベクトルで動き補償した補償フィールド画像を生成する動き補償ステップと、
    前記対象フィールド画像と前記補償フィールド画像の差分を計算し、フィールド差分画像を生成する差分計算ステップと、
    前記参照フィールド画像と前記フィールド差分画像を別コンポーネントとし、前記動き判定ステップが動き検出を行うと判定した場合には、前記動きベクトルも別コンポーネントとしたフレーム画像として符号化する符号化手段とを備えることを特徴とする画像符号化方法。
  14. 動き検出ステップは、対象フィールド画像を任意の画素サイズの矩形領域に分割し、前記矩形領域ごとに動きベクトルを求め、
    動き補償ステップは、前記矩形領域ごとに動き補償を行うことを特徴とする請求項13に記載の画像符号化方法。
  15. 動き補償ステップは、動き判定手段が動き検出を行わないと判定した場合は、動きベクトルを全て0として動き補償を行うことを特徴とする請求項13または請求項14に記載の画像符号化方法。
  16. 符号化手段は、JPEG2000規格に従って符号化することを特徴とする請求項10ないし請求項15に記載の画像符号化方法。
  17. 入力ビットストリームを復号化し、複数のコンポーネントデータを生成する復号化ステップと、
    前記入力ビットストリームのヘッダ情報を解析し、前記復号化手段より出力される各コンポーネントの成分が参照フィールド画像、前記参照フィールド画像を参照にして符号化されたフィールド差分画像、動きベクトルのいずれの成分であるかを判定する検出ステップと、
    前記参照フィールド画像を前記動きベクトルで動き補償して補償フィールド画像を生成する動き補償ステップと、
    前記フィールド差分画像と前記補償フィールド画像を加算し、対象フィールド画像を生成する加算ステップと、
    前記参照フィールド画像と前記対象フィールド画像を合成し、合成画像を生成するフィールド合成ステップとを備えることを特徴とする画像復号化方法。
  18. 復号化ステップは、JPEG2000規格に従って復号化することを特徴とする請求項17に記載の画像復号化方法。
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