JP2004221999A - 画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なるフレームレートで撮影された動画像が混在する画像データの再生する際に、高フレームレートで撮影されたフレーム群を自動的に遅延再生(スロー再生)すること。
【解決手段】異なるフレームレートで撮影された動画像が混在する動画像データを再生する画像処理方法であって、撮影時のフレームレートで動画像データを再生する第1の再生モードと、予め決められた第1のフレームレートで撮影された動画像データを該第1のフレームレートで再生し、該第1のフレームレートよりも高いフレームレートで撮影された動画像データを、撮影時のフレームレートよりも低い第2のフレームレートで再生する第2の再生モードとのいずれかを選択する選択工程(S604)と、前記選択された第1または第2の再生モードで、動画像データを再生する再生工程(S605、S606)とを有する。
【選択図】 図18

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各コマが独立して符号化された動画像符号化データから、通常再生、或いはスロー再生用の復号を行う画像処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
可変フレームレートで動画像を撮像できる撮像装置による撮像動作中に、注目すべき撮像時間、通常のフレームレート(基本フレームレート)より高いフレームレート(高フレームレート)で撮像することがある。このようにして撮像された動画像データを再生する動画像再生装置は、通常、撮像時のフレームレートに追従して再生(追従再生)を行うが、必ずしもこの再生方法が好適であるとは限らない。
【0003】
例えば、何らかの動作を詳しく観察したい場合には、高フレームレートで撮像して得られたフレーム群をゆっくりと再生(遅延再生)することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、動画像再生装置が自動追従再生にしか対応していない場合、遅延再生により複数回観察を繰り返そうとすると、動画像再生装置に毎回手動で遅延再生を指示する必要があり、不便である。
【0005】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、異なるフレームレートで撮影された動画像が混在する画像データの再生する際に、高フレームレートで撮影されたフレーム群を自動的に遅延再生(スロー再生)することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
異なるフレームレートで撮影された動画像が混在する動画像データを再生する画像処理方法であって、撮影時のフレームレートで動画像データを再生する第1の再生モードと、予め決められた第1のフレームレートで撮影された動画像データを該第1のフレームレートで再生し、該第1のフレームレートよりも高いフレームレートで撮影された動画像データを、該フレームレートよりも低い第2のフレームレートで再生する第2の再生モードとのいずれかを選択する選択工程と、前記選択された第1または第2の再生モードで、動画像データを再生する再生工程とを有する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0008】
<第1の実施形態>
(動画像符号化の概略)
まず、動画像符号化データを作成する過程である撮影記録時の処理について、簡単に説明する。
【0009】
図1は動画像を撮影可能なデジタルカメラ201の概念図である。詳細は公知であるので省略するが、本実施の形態においては、動画撮影ボタン202を半押しすることで例えば30フレーム(コマ)/秒(fps)の動画撮影を、全押しすることで例えば60fpsの動画撮影を可能であるものとする。例えば、撮影対象物の動きの速度/方向が突然変化するような場合には、通常は半押しで対象物を撮影し、上記変化が起こる前後のみにおいて全押しで対象物を撮影すれば、一連の撮影動作において、30fpsと60fpsのシーンが混在する動画像を記録することが可能である。
【0010】
図2(a)は上記デジタルカメラ201で撮影された各コマの画像を符号化、記録するための、デジタルカメラ201内の構成を示す概念図である。図2(a)において、210は画像入力部、211はJPEG2000符号化部、212は記録部である。213は着脱可能な記録媒体であるが、内蔵されたメモリであってもよい。
【0011】
上記方法で撮影される各コマは画像入力部210からコマ単位に発生する。そしてその各コマ(画像)は、JPEG2000符号化部211において、各コマ毎に独立して符号化される。なお、このJPEG2000符号化部211の符号化方式は、後ほど説明する。また、本実施の形態においては、各コマが独立して符号化されていることが重要であり、その符号化方式については特に限定しない。従って、JPEG2000符号化部211の代わりにJPEG符号化器を用いても構わない。
【0012】
ここで符号化された各コマの符号化データは、時系列順に記録部212により、記録媒体213に記録される。このとき、記録部212は、各コマが30fpsで撮影して得られたものか、60fpsで撮影して得られたものかを画像入力部210からの制御信号、或いは図1の撮影ボタン202からの制御信号等を監視することにより識別し、記録媒体213には、そのコマの符号化データと共に、この識別結果を示す情報も合わせて記録する。これにより、復号化をする際に、30fpsまたは60fpsのいずれで撮影記録されたコマかを知ることができる。
【0013】
なお、記録媒体213には、各符号化データは連続的に図2(b)に示すように記録される。
【0014】
(JEPG2000符号化方法の概略)
次に、JEPG2000符号化部211におけるフレームデータの符号化処理について、図3に示すJEPG2000符号化部211の構成および図4のフローチャートを参照して説明する。なお、ヘッダの作成方法等、詳細についてはISO/IEC勧告書に説明されている通りであるので、ここでは説明を省略する。
【0015】
以下の説明では、符号化対象となるフレームデータが8ビットのモノクロフレームデータであるものとして説明をする。しかしながら、フレームデータの形態はこれに限るものではなく、各画素4ビット、10ビット、12ビットと言った具合に8ビット以外のビット数で表すモノクロ画像、或いは各画素における各色成分(RGB/Lab/YCrCb)を8ビットで表現するカラーの多値フレームデータである場合に適用することも可能である。また、画像を構成する各画素の状態等を表す多値情報である場合、例えば各画素の色を表す多値のインデックス値である場合にも適用できる。これらに応用する場合には、各種類の多値情報を後述するモノクロフレームデータとすればよい。
【0016】
まず、画像入力部210から、フレームデータ入力部301へ、符号化対象となる画像のフレームデータがラスタースキャン順に入力され、タイル分割部302に出力される。
【0017】
タイル分割部302は、フレームデータ入力部301から入力される1枚の画像を図5に示すようなN枚のタイルに分割し(ステップS501)、各タイルを識別するために、本第1の実施形態ではラスタースキャン順にタイル番号0, 1, 2, ...,N−1を割り振る。以下、各タイルを表すデータをタイルデータと呼ぶ。なお、図5では画像を横8縦6の48枚のタイルに分割した例を示しているが、分割タイル数は適宜変更可能であることは言うまでもない。これら生成されたタイルデータは、順に離散ウェーブレット変換部303に送られる。離散ウェーブレット変換部303以降の処理においては、タイルデータ毎に符号化される。
【0018】
ステップS502において、処理しているタイルを認識するためのカウンタをi=0に設定する。
【0019】
離散ウェーブレット変換部303は、タイル分割部302から入力される、1フレーム画像のフレームデータ中の1つのタイルデータにおける複数の画素(参照画素)のデータ(以下、「参照画素データ」)を用いて離散ウェーブレット変換を行う(ステップS503)。
【0020】
ここで、離散ウェーブレット変換後のフレームデータ(離散ウェーブレット変換係数)を示す。
Figure 2004221999
【0021】
Y(2n),Y(2n+1)は離散ウェーブレット変換係数列であり、Y(2n)は低周波サブバンド、Y(2n+1)は高周波サブバンドである。また、上記変換式(1)においてfloor{X}はXを超えない最大の整数値を表す。この離散ウェーブレット変換を模式的に表わしたのが図6である。
【0022】
上記変換式(1)は一次元のデータに対するものであるが、この変換を水平方向、垂直方向の順に適用して二次元の変換を行うことにより、図7(a)に示すようなLL,HL,LH,HHの4つのサブバンドに分割することができる。ここで、Lは低周波サブバンド、Hは高周波サブバンドを示している。次にLLサブバンドを、同じようにして4つのサブバンドに分け(図7(b))、その中のLLサブバンドを更に4つのサブバンドに分ける(図7(c))。このようにして合計10のサブバンドを作る。10個のサブバンドそれぞれを、図7(c)の様にHH1,HL1,…と呼ぶ。ここで、各サブバンドの名称における数字は、それぞれのサブバンドのレベルを示す。つまり、レベル1のサブバンドは、HL1,HH1,LH1、レベル2のサブバンドは、HL2,HH2,LH2、レベル3のサブバンドは、HL3,HH3,LH3である。なおLLサブバンドは、レベル0のサブバンドである。LLサブバンドは一つしかないので添字を付けない。またレベル0からレベルnまでのサブバンドを復号することで得られる復号画像を、レベルnの復号画像と呼ぶ。復号画像は、そのレベルが高い程解像度は高い。
【0023】
10個のサブバンドの変換係数は、一旦バッファ304に格納され、LL,HL1,LH1,HH1,HL2,LH2,HH2,HL3,LH3,HH3の順に、つまり、レベルが低いサブバンドからレベルが高いサブバンドの順に、係数量子化部305へ出力される。
【0024】
係数量子化部305では、バッファ304から出力される各サブバンドの変換係数を各周波数成分毎に定めた量子化ステップで量子化し、量子化後の値(係数量子化値)をエントロピー符号化部306へ出力する(ステップS504)。係数値をX、この係数の属する周波数成分に対する量子化ステップの値をqとすると、量子化後の係数値Q(X)は次式(2)によって求めるものとする。
Q(X)=floor{(X/q)+0.5} …(2)
【0025】
本実施の形態における各周波数成分と量子化ステップとの対応を図8に示す。同図に示すように、よりレベルが高いサブバンドの方に、大きい量子化ステップを与えている。なお、各サブバンド毎の量子化ステップは予め不図示のRAMやROMなどのメモリに格納されているものとする。そして、一つのサブバンドにおける全ての変換係数を量子化した後、それら係数量子化値をエントロピー符号化部306へ出力する。
【0026】
エントロピー符号化部306は、入力された係数量子化値をエントロピー符号化する(ステップS505)。ここでは、まず、図9に示すように、入力された係数量子化値の集まりである各サブバンドが矩形(「コードブロック」と呼ぶ。)に分割される。なお、このコードブロックの大きさには、2m×2n(m、nは2以上の整数)等が設定される。さらにこのコードブロックを、図10に示すように、ビットプレーンに分割する。その上で、各ビットプレーンにおける各ビットは、図11に示すように所定分類規則に基づいて3種類に分けられて、同じ種類のビットを集めたコーディングパスが3種類生成される。入力された係数量子化値は、ここで得られたコーディングパスを単位として、エントロピー符号化である二値算術符号化が行われ、エントロピー符号化値が生成される。
【0027】
なお、エントロピー符号化は、1つのコードブロックに注目すると上位ビットプレーンから下位ビットプレーンの順に符号化され、更にそのコードブロックのあるビットプレーンに注目すると、図11に示す3種類のパスを上から順に符号化するようになっている。
【0028】
エントロピー符号化されたコーディングパスは、タイル符号化データ生成部307に出力される。
【0029】
タイル符号化データ生成部307では、入力された複数のコーディングパスから、単一もしくは複数のレイヤーを構成し、それらレイヤーをデータの単位としてタイル符号化データを生成する(ステップS506)。以下にレイヤーの構成に関する説明を行う。
【0030】
タイル符号化データ生成部307は、図12に示すように、複数のサブバンドにおける複数のコードブロックから、エントロピー符号化されたコーディングパスを集めた上で、レイヤーを構成する。図12は5枚のレイヤーを生成する場合を示している。なお、任意のコードブロックからコーディングパスを取得する際には、図13に示すように、常にそのコードブロックにおいて最上位に存在するコーディングパスから順に選択する。その後、タイル符号化データ生成部307は、図14に示すように、生成したレイヤーを上位に位置するレイヤーから順に並べた上で、その先頭にタイルヘッダを付加してタイル符号化データを生成する。このヘッダには、タイルを識別する情報や、当該タイル符号化データの符号長や、圧縮に使用した様々なパラメータ等が格納される。このように生成されたタイル符号化データは、フレーム符号化データ生成部308に出力される。
【0031】
次に、ステップS507で符号化すべきタイルデータが残っているかどうかをカウンタiの値とタイル番号とを比較することにより判断する。符号化すべきタイルデータが残っている場合(つまりi<N−1)は、ステップS508でカウンタiを1増やし、ステップS503に戻って次のタイルに対してステップS507までの処理を繰り返す。符号化すべきタイルデータが残っていない場合(つまりi=N−1)は、ステップS509に進む。
【0032】
フレーム符号化データ生成部308では、図14に示すようなタイル符号化データを、図15に示すように所定の順番(例えば、タイル番号順)に並べた上で、先頭にヘッダを付加してフレーム符号化データを生成する(ステップS509)。このヘッダには、入力画像やタイルの縦横のサイズ、圧縮に使用した様々なパラメータ等が格納される。このように生成されたフレーム符号化データは、フレーム符号化データ出力部309から記録部212に出力される。
【0033】
以上がJEPG2000によるフレームデータの符号化方法の説明である。
【0034】
(復号再生)
次に、本第1の実施系多における、上述のようにして作成された動画像符号化データを復号化する処理ついて説明する。
【0035】
図16は、本実施の形態において使用する画像処理装置の概略図である。
【0036】
図16において、100は各部の動作を制御する制御部である。この制御部100は後述するユーザーインターフェイスからの指示(例えば、通常再生モードと自動スロー再生モードの切替、再生開始、再生停止、自動スロー再生モードの指示等)も受け取り、これに応じた動作制御を各部に行う。なお、上記各モードで行われる処理については、詳細に後述する。
【0037】
101は読み取り器であり、上述した図2(a)の記録媒体213に記録された動画像符号化データを読み出すものである。102は読み取り器101が読み取った動画像符号化データを一旦蓄積するメモリである。メモリ102はその他に、この動画像符号化データを復号して得られる復号画像も一旦蓄積する。また、装置内の各部が使用するプログラムデータ等も格納可能であり、各種ワークメモリとしても使用される。
【0038】
103は上述したJPEG2000符号化部302の復号側に相当するJPEG2000復号部である。JPEG2000復号部103は、JPEG2000で符号化され、記録媒体213に記録された各コマ毎の符号化データを順次復号する。このJEPG2000の復号方法については、後程説明する。
【0039】
104は表示用メモリであり、次に表示したい1コマ分の画像を記憶させるものである。本実施の形態ではメモリ102に一旦格納された復号画像を制御部100のタイミング制御に基づいて順次(繰り返し同一コマを読み出す場合もある)読み出し、表示用メモリ104に書き込むものとする。なお、表示用メモリ104は、書き込みと読み出しが重ならないように、複数コマ分の画像データを記憶可能な容量を備えることとし、制御部100がその書き込みと読み出しも管理する。
【0040】
105は表示部であり、パソコン等のディスプレイに相当する。表示部105には、表示部105に与えられた表示用フレームレートで、メモリ104に保持されたコマ(画像)を表示するものである。なお、本実施の形態では、通常再生時には、入力されたフレームのフレームレートに合わせたフレームレートで、自動スロー再生の有効時には、30fpsで各コマを表示する。
【0041】
106は、例えばマウス、キーボード、表示部105と一体化したタッチパネル等の指示入力部である。ユーザーは、表示部105に表示される操作画面を参照しつつ、指示入力部106を介して、再生に関するあらゆる指示を入力することができる。
【0042】
図17は、表示部105に表示される操作画面を示したものである。図17において400は、表示用メモリ104に格納された画像を実際に表示する表示領域である。表示部105の画面全体ではなく、領域400に表示される。
【0043】
401と402は、通常の時間軸方向への再生を指示するボタンであり、401が通常速度の再生を指示する通常再生ボタン、402がスロー再生(本第1の実施形態では2分の1の体感速度の再生)を指示するスロー再生ボタンである。403は停止ボタンである。
【0044】
404と405は、通常の時間軸方向とは逆方向への再生(逆転再生)を指示するボタンであり、405が通常速度の逆転再生を指示する通常逆転再生ボタン、404がスロー逆転再生(本第1の実施形態では2分の1の体感速度の再生)を指示するスロー逆転再生ボタンである。なお、本実施の形態では、動画像を構成する各コマは独立して符号化されているので、それら各コマを逆順で復号化し表示することで、容易に逆転再生は可能である。なお、上記401〜405の他に、一時停止ボタンや頭出しボタン等の各種ボタンを設けるようにしてもよい。
【0045】
次に、動画像符号化データを復号し、表示するまでの動作の流れを図18を用いて詳しく説明する。
【0046】
本来であれば、以下に説明する動作の前判断として、動画像符号化データのフレームレート(本第1の実施形態では60fps及び30fps)が、動画像符号化データが本発明の目的、効果を生じるべく十分高い値となっていることを確認した方がよいが、本第1の実施形態では30fpsよりも十分大きな値である状況を前提とする。また、ここでは時間軸方向の動作指示及び動作についてのみ説明する。
【0047】
図18のステップS601において、再生又は停止の動作ボタン401〜403のいずれかがユーザにより押されたか否かを判断する。なお、ここでの“押す”という操作は、図16の指示入力部106(マウス等)により、図17に示す画面上で対応するボタンを選択、実行するものである。
【0048】
ボタン401〜403のいずれかが押されると、次のステップS602において、停止ボタン403が押されたかを判断する。停止ボタン403が押されていた場合には、ステップS603に進み、全ての復号、再生動作を停止する。
【0049】
停止ボタン403が押されていない場合は、ステップS604において、通常再生ボタン401が押されたかどうかを判断し、通常再生ボタン401が押されていた場合には、ステップS605に進んで通常再生モードを実行する。なお、通常再生モードの動作の詳細は後述する。通常再生ボタン401が押されていなければ、スロー再生ボタン402が押されたと判断し、ステップS606で自動スロー再生モードを実行する。なお、自動スロー再生モードの動作の詳細は後述する。
【0050】
以上の制御は、ユーザーからの指示入力に基づいて、制御部100が行う。なお、このボタン401〜403の押下の確認順は図18に示す順番に特に限定されない。
【0051】
(JEPG2000復号方法)
次にJEPG2000復号部103における処理について、図19にJEPG2000復号部103の詳細な構成を示し、図20のフローチャートを参照して説明する。
【0052】
フレーム符号化データ入力部2101に入力されたフレーム符号化データと再生方法の情報は、復号対象タイル決定部2102に出力される。復号対象タイル決定部2102は、図21に示されているように、左上に存在するタイルから右に向かって、さらに上から下に向かって順に復号対象タイルを決定する。なお、ここでは、決定される復号対象のタイルの枚数をMとし、各復号対象であるタイルを識別するために、各復号対象タイルに対して番号0〜M−1を割り振る。この番号の割り振り方は、図21に示すように、左上に存在するタイルから右に向かって、さらに上から下に向かって番号が増えるようにする。
【0053】
復号対象タイルを決定した後、処理しているタイルを認識するためのカウンタをi=0に設定する(ステップS2502)。なおこのステップは、i>0の時にはスキップされる。
【0054】
次に、復号対象であるタイル符号化データは、エントロピー復号部2103に入力されて、エントロピー復号が行われ、量子化値が復元される(ステップS2503)。そして復元された量子化値は逆量子化部2104に出力される。逆量子化部2104は入力した量子化値を逆量子化することにより、離散ウェーブレット変換係数を復元して後続の逆離散ウェーブレット変換部2105に出力する(ステップS2504)。逆量子化は以下の式により行われる。
Xr=Q×q
【0055】
ただし、Qは量子化値、qは量子化ステップ、Xrは復元された離散ウェーブレット変換係数である。逆離散ウェーブレット変換部2105では、以下に記述する式に基づいて、逆離散ウェーブレット変換を行う(ステップS2505)。
Figure 2004221999
【0056】
ここで、低周波サブバンドの離散ウェーブレット変換係数をY(2n)、高周波サブバンドの離散ウェーブレット変換係数をY(2n+1)とする。また、X(n)は復号データである。本変換式は一次元のデ−タに対するものであるが、この変換を水平方向、垂直方向の順に適用することで二次元の変換を行う。そして復号タイルデータが生成され、復号フレームデータ出力部2106に出力される(ステップS2506)。
【0057】
次に、ステップS2507で復号対象タイルが残っているかどうかをカウンタiとタイル番号とを比較することにより判断する。復号化すべきタイルが残っている場合(つまりi<M−1)は、ステップS2508でカウンタiを1増やし、ステップS2503に戻って次のタイルに対してステップS2507までの処理を繰り返す。一方、ステップS2507で復号すべきタイルが残っていない場合(つまりi=M−1)は、ステップS2509に進む。
【0058】
復号フレームデータ出力部2106は、復号タイルデータをi=0,…,M−1の順番で並べた上で復号フレームデータを生成し、復号フレーム出力部2004に出力する。(ステップS2508)。
【0059】
次に、図18のステップS605で行われる本第1の実施形態における通常再生モードと、ステップS606で行われる自動スロー再生モードについて詳細に説明する。
【0060】
(通常再生モード)
次に通常再生モードの実行方法について詳細に説明する。図2(b)に示すように、30fps及び/または60fpsで撮影されている場合、どちらのフレームレートで撮影、記録されている動画像データを復号する場合においても、通常再生モードでは、撮影時と同じレートで復号し、表示する。
【0061】
まず、図16における読み取り器101から読み取られ、一旦メモリ102に格納されている図2(b)に示すような動画像符号化データ(60fps及び/または30fpsで撮影記録されたもの)を時系列に順次JPEG2000復号部103へ転送し、復号する。ここで得られる復号画像は、順次メモリ102の別領域に戻される。
【0062】
そして動画像符号化データの撮影レートに応じて、30fps及び/または60fpsのタイミングで、復号画像データを表示用メモリ104に書き込む。そして、表示部105は30fps及び/または60fpsで表示を行う。
【0063】
この様にして、可変フレームレートで撮像された動画像を通常再生させる。
【0064】
(自動スロー再生モード)
次に自動スロー再生モード(2分の1倍速)の実行方法について詳細に説明する。60fpsと30fpsの2つのフレームレートが混在している動画像符号化データにおいて、この自動スロー再生モードでは、いずれの動画像符号化データも30fpsの表示フレームレートで表示させる。
【0065】
まず、図16における読み取り器101から読み取られ、一旦メモリ102に格納されている図2(b)に示すような動画像符号化データ(60fpsと30fpsの混在レートで撮影記録されたもの)を時系列に、30fpsの転送速度で、順次JPEG復号部103へ転送し、復号化する。
【0066】
また、ここで得られる復号画像データを、30fpsのタイミングで、表示用メモリ104に書き込む。自動スロー再生モードでは、表示部105は30fpsで表示を行う。このように制御することで、60fpsで撮影した画像が自動的に半分の速度で再生される。
【0067】
上記の通り第1の実施形態によれば、自動スロー再生モードにおいて、スロー再生を自動的に行うことができる。
【0068】
なお、逆転再生(逆転再生ボタン404とスロー逆転再生405の使用に相当)については、上記説明した通常再生と自動スロー再生における時間軸を全て逆に考えれば良いだけであり、当業者には容易に理解できる処理であるので、説明を省略する。
【0069】
即ち、本第1の実施形態によれば、異なるフレームレートで撮影された動画像が混在する動画像データを再生する場合に、撮影時のフレームレートで動画像データを再生する第1の再生モードと、予め決められた第1のフレームレートで撮影された動画像データを該第1のフレームレートで再生し、該第1のフレームレートよりも高いフレームレートで撮影された動画像データを、該フレームレートよりも低い第2のフレームレートで再生する第2の再生モードとのいずれかを選択し、選択された第1または第2の再生モードで、動画像データを再生する。
【0070】
より具体的には、第1のフレームレートと、第2のフレームレートとが同じフレームレートである。
【0071】
また、更に具体的には、動画像データは、JPEG2000符号化形式に基づいて、各フレーム毎に独立して符号化されている。
【0072】
また、別の例では、動画像データは、JPEG符号化形式に基づいて、各フレーム毎に独立して符号化されている。
【0073】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0074】
本第2の実施形態では、ユーザーがスロー再生の再生速度を指定する場合について説明する。なお、撮影装置及び撮影処理は上記第1の実施形態と同様であるのでここでは説明を省略するが、本第2の実施形態では、説明の都合上、60fpsの代わりに、90fpsで撮影してあるものとする。従って、本第2の実施形態では、図22に示すような動画像符号化データが記録媒体213に記録される。また、画像処理装置の構成も第1の実施形態において図16を参照して説明したものと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0075】
図23は、本第2の実施形態において表示部105に表示される操作画面を示したものである。図17とは、スロー再生の再生速度を指定するための表示がある所が異なる。図23に示す操作画面の例では、ドロップダウンメニュー406を表示し、スロー再生ボタン402またはスロー逆転再生ボタン404の押下に先立って、指示入力部106を用いて、再生速度を指定することができる。
【0076】
図24は、本第2の実施形態において動画像符号化データを復号し、表示するまでの動作の流れを示すフローチャートである。
【0077】
まずステップS701において、図23の操作画面上で、指示入力部106により操作入力されるのを待つ。入力があると、ステップS702に進み、再生速度の選択指示かどうかを判断する。再生速度がドロップダウンメニュー406から選択された場合、ステップS703に進み、指定された再生速度を設定する。ステップS702でNOであればステップS602に進むが、これ以降の処理は図18で同じステップ番号で示したものと同様であるので、説明を省略する。ただし、ステップS606では、ステップS703で設定された再生速度に基づいて、自動スロー再生モードを実行する。以下、本第2の実施形態における自動スロー再生モードの動作について説明する。
【0078】
(自動スロー再生モード)
制御部100は、スロー再生ボタン402またはスロー逆転再生ボタン404の押下により自動スロー再生が指示された場合、ドロップダウンメニュー406から指定された再生速度でスロー再生できるように、JPEG2000復号部103に入力するフレーム数及び表示部105での表示フレームレートを制御する。
【0079】
図22に示す動画像符号化データにおいて、30fpsで記録されているデータについては、通常再生モードと同様に、制御部100は、そのまま30fpsで読み取り器101により読み取り、JPEG2000復号部103で復号し、表示部105に表示を行うように制御する。
【0080】
一方、90fpsで記録されているデータについては、例えば、表示部105の表示速度が30fps固定である場合、1/1.5倍速スロー再生を実現するために、制御部100は、90fpsで撮像されたフレーム群に対して、2フレームに1フレームを間引きながら、つまり45fpsのデータを、30fpsでJPEG2000復号部103に出力するように制御する。または、表示部105の表示速度を60fpsにし、90fpsで撮影されたフレーム群を60fpsでJPEG2000復号部103に順次出力することによっても1/1.5倍速スロー再生を実現することができる。
【0081】
また、1/2倍速が選択されている場合、90fpsで撮像されたフレーム群に対して、3フレームに1フレームを間引きながら、つまり60fpsのデータを、30fpsでJPEG2000復号部103に出力するように制御する。または、表示部105の表示速度を45fpsにし、90fpsで撮影されたフレーム群を45fpsでJPEG2000復号部103に順次出力することによっても1/2倍速スロー再生を実現することができる。
【0082】
また、1/3倍速が選択されている場合には、90fpsで撮像されたフレーム群を、30fpsで順次JPEG2000復号部103に出力するように制御すればよい。
このように、読み出し速度、間引きレート、表示レートを適宜調整することにより、上記以外のスロー再生速度を達成することができることは言うまでもない。
【0083】
以上説明したように、本第2の実施形態によれば、スロー再生モードにおいて、指定した速さで自動的にスロー再生を行うことができる。
【0084】
即ち、本第2の実施形態によれば、本第1の実施形態の第2の再生モードでの再生時における、高いフレームレートで撮影された動画像データを再生する速度を設定する。
【0085】
より具体的には、設定された再生速度に基づいて、高いフレームレートで撮影された動画像データを間引く。
【0086】
更に、設定された再生速度に基づいて、第2のフレームレートを決定する。
【0087】
【他の実施形態】
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。
【0088】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0089】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図18または図24に示すフローチャートに対応するプログラムコードや、図17または図23に示す操作画面を表示させるプログラムコードが格納されることになる。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、異なるフレームレートで撮影された動画像が混在する画像データの再生する際に、高フレームレートで撮影されたフレーム群を自動的に遅延再生(スロー再生)することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における動画像を撮影可能なデジタルカメラの概略図である。
【図2】図1のデジタルカメラにおける符号化及び記録に関わる機能の概略を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるJPEG2000符号化部の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるJPEG2000符号化部が行うフレームデータの符号化処理のフローチャートである。
【図5】タイル分割の説明図である。
【図6】1次元離散ウェーブレット変換の説明図である。
【図7】(a)は4つのサブバンドに分解する図、(b)は(a)のLLサブバンドを更に4つのサブバンドに分解する図、(c)は(b)のLLサブバンドを更に4つのサブバンドに分解する図である。
【図8】量子化ステップの説明図である。
【図9】コードブロック分割の説明図である。
【図10】ビットプレーン分割の説明図である。
【図11】コーディングパスの説明図である。
【図12】レイヤー生成の説明図である。
【図13】レイヤー生成の説明図である。
【図14】タイル符号化データの構成の説明図である。
【図15】フレーム符号化データの構成の説明図である。
【図16】本発明の第1の実施形態における画像処理装置の概略を示すブロック図である。
【図17】本発明の第1の実施形態における表示部に表示される操作画面の一例を示す図である。
【図18】本発明の第1の実施形態における操作画面からの指示に基づく画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施の形態におけるJPEG2000復号部の概略構成を示すブロック図である。
【図20】本発明の実施の形態におけるJPEG2000復号部における復号処理を示すフローチャートである。
【図21】タイルの復号順序の説明図である。
【図22】本発明の第2の実施形態における画像符号化データの概念を示す図である。
【図23】本発明の第2の実施形態における表示部に表示される操作画面の一例を示す図である。
【図24】本発明の第2の実施形態における操作画面からの指示に基づく画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 制御部
101 読み取り器
102 メモリ
103 JPEG2000復号部
104 表示用メモリ
105 表示部
106 指示入力部
201 デジタルカメラ
202 動画撮影ボタン
210 画像入力部
211 JPEG2000符号化部
212 記録部
213 記録媒体
301 フレームデータ入力部
302 タイル分割部
303 離散ウェーブレット変換部
304 バッファ
305 係数量子化部
306 エントロピー符号化部
307 タイル符号化データ生成部
308 フレーム符号化データ生成部
309 フレーム符号化データ出力部
400 表示領域
401 通常再生ボタン
402 スロー再生ボタン
403 停止ボタン
404 通常逆転再生ボタン
405 スロー逆転再生ボタン
406 ドロップダウンメニュー
2101 フレーム符号化データ入力部
2102 復号対象タイル決定部
2103 エントロピー復号部
2104 逆量子化部
2105 逆離散ウェーブレット変換部
2106 復号フレームデータ出力部

Claims (1)

  1. 異なるフレームレートで撮影された動画像が混在する動画像データを再生する画像処理方法であって、
    撮影時のフレームレートで動画像データを再生する第1の再生モードと、予め決められた第1のフレームレートで撮影された動画像データを該第1のフレームレートで再生し、該第1のフレームレートよりも高いフレームレートで撮影された動画像データを、該フレームレートよりも低い第2のフレームレートで再生する第2の再生モードとのいずれかを選択する選択工程と、
    前記選択された第1または第2の再生モードで、動画像データを再生する再生工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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