JP2004221973A - ディジタル情報の無線伝送装置 - Google Patents

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広充 上原
Atsushi Fujimoto
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Abstract

【課題】高速伝送においての線形等化を実現し、符号間干渉による波形歪みを解消して、高速高品質伝送を可能とするディジタル情報の無線伝送装置を提供する。
【解決手段】送信側で送信データをブロック化して擬周期化し、受信側で擬周期化された送信データブロックを複数の波形等化手段を用いて波形等化する。分散して復調動作が行えるため、波形等化手段の処理速度を高速化することなく符号間干渉による波形歪みを解消し、高速高品質伝送を可能とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディジタル情報を無線伝送するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線によるマルチメディア情報の伝送の要求が高まっている。これに伴い、無線によるデータ伝送の高速化が進んでおり、例えば2.4GHz無線LANにおいては、22Mbps 、5.2GHz無線LANにおいては、すでに54Mbps の伝送が実用化されている。無線伝送では伝送路の周波数選択性フェージングにより、符号間干渉が発生し、これにより受信信号には波形歪みが生じ伝送品質が劣化する。とくに伝送速度が高速になると、マルチパスによる遅延拡がりが小さくても符号間干渉による波形歪みは大きくなる。
符号間干渉を補償する方法としては、判定帰還型等化器による波形等化、遅延波のエネルギも用いて復調を行う復号方法としてMLSE(Maximum LikelihoodSequence Estimation)型の等化器を用いた最ゆう復号法やDDFSE(Delayed Decision Feedback Sequence Estimation )がある(特許文献1参照)。これらの波形等化法により符号間干渉による波形歪みを解消し、伝送品質が劣化することを防止している。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−307548号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
符号間干渉を補償する方法の1つに、判定帰還型等化器による波形等化がある。しかし、この方式では、遅延波が先行波より大きい場合、従来の方式では遅延波すべてを干渉波としてキャンセルするため、復調する信号のエネルギが小さくなるため受信品質を悪化させていた。
遅延波のエネルギも用いて復調を行う方法としてMLSE(Maximum Likelihood Sequence Estimation)型の等化器を用いた最ゆう復号法がある。MLSE型の等化器としてビタビ等化器があるが、ビタビ等化器には大きな遅延時間に対応するためには回路規模が極めて大きくなるという難点がある。
【0005】
このビタビ等化器の問題点を解決するものとして、DDFSE(Delayed Decision Feedback Sequence Estimation )がある。これは、遅延時間がmシンボル以下のパスについてはビタビ等化を行い、遅延時間がそれ以上のパスについては判定帰還により等化を行う方式である。DDFSEでは到来波のうち最初のmシンボルのみのエネルギを用いて復調を行っており、ビタビ等化器と比較して回路規模を小さくすることができる利点がある。しかしながら、DDFSEにおいても、データ伝送速度が高速(10Mbps 程度以上)の場合には、パイプライン処理となるため、ハード規模を大幅に縮小することが困難である。
以上のような問題を解決するために、従来線形等化が用いられているが、線形等化では等化を行うFIRフィルタのタップ数が多い場合、計算処理に時間がかかり高速動作させることは困難である。図7に、64タップの線形波形等化回路例を示す。図6に示した線形波形等化回路では、64回の掛け算処理と、その掛け算結果をすべて加算する処理が実行されるため、多大な処理時間を要し、伝送速度の高速化を妨げている。
【0006】
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、高速伝送においての線形等化を実現し、符号間干渉による波形歪みを解消して、高速高品質伝送を可能とするディジタル情報の無線伝送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載された本発明によるディジタル情報の無線伝送装置は、 送信機においては、
送信データをブロック化し、該ブロック化した送信データを擬周期化するためにガードインターバルを付加して送信ペイロード信号を得るガードインターバル付加手段と、
受信機側で伝送路推定するためのベースバンドの送信プリアンブル信号を生成するプリアンブル生成手段と、
前記ガードインターバル付加手段から出力される前記送信ペイロード信号と前記プリアンブル生成手段から出力される前記送信プリアンブル信号を合成してフレーム合成信号を得るためのフレーム合成手段と、
該フレーム合成信号をマッピングおよびフィルタリングしてフレーム変調信号を得るIQ変調手段と、
該フレーム変調信号を無線周波数にアップコンバートして無線周波信号を得るアップコンバート手段と、
アップコンバートされた該無線周波信号を無線周波として無線伝送路に送出する送信アンテナが具備されており、
受信機においては、
伝送された前記無線周波を受信する受信アンテナと、
該受信アンテナで前記無線周波を受信して得られる受信信号をダウンコンバートして受信ベースバンドIQ信号に変換するダウンコンバート手段と、
前記受信ベースバンドIQ信号のプリアンブル期間から、伝送路特性を推定するための伝送路特性推定手段と、
前記ダウンコンバート手段から出力される前記受信ベースバンドIQ信号を複数の受信ベースバンドIQ信号ブロックに分配して出力する受信ベースバンドIQ信号ブロック分配手段と、
前記伝送路特性推定手段からの伝送路特性情報を用いて前記複数の受信ベースバンドIQ信号ブロックの波形等化をそれぞれ行いさらに当該受信ベースバンドIQ信号ブロックに含まれている前記送信データを復調する複数の波形等化手段と、
前記複数の波形等化手段からそれぞれ出力される複数の復調データブロックを合成して復調データを得る復調データブロック合成手段とを備えた構成を有している。
【0008】
また、請求項2に記載された本発明によるディジタル情報の無線伝送装置は、送信機においては、
送信データをブロック化し、該ブロック化した送信データを擬周期化するためにガードインターバルを付加して送信ペイロード信号を得るガードインターバル付加手段と、
受信機側で伝送路推定するためのベースバンドの送信プリアンブル信号を生成するプリアンブル生成手段と、
前記ガードインターバル付加手段から出力される前記送信ペイロード信号と前記プリアンブル生成手段から出力される前記送信プリアンブル信号を合成してフレーム合成信号を得るためのフレーム合成手段と、
該フレーム合成信号をマッピングおよびフィルタリングしてフレーム変調信号を得るIQ変調手段と、
該フレーム変調信号を無線周波数にアップコンバートして無線周波信号を得るアップコンバート手段と、
アップコンバートされた該無線周波信号を無線周波として無線伝送路に送出する送信アンテナが具備されており、
受信機においては、
伝送された前記無線周波を受信する受信アンテナと、
該受信アンテナで前記無線周波を受信して得られる受信信号をダウンコンバートして受信ベースバンドIQ信号に変換するダウンコンバート手段と、
前記受信ベースバンドIQ信号のプリアンブル期間から、伝送路特性を推定するための伝送路特性推定手段と、
前記ダウンコンバート手段から出力される前記受信ベースバンドIQ信号を複数の受信ベースバンドIQ信号ブロックに分配して出力する受信ベースバンドIQ信号ブロック分配手段と、
前記伝送路特性推定手段からの伝送路特性情報を用いて前記複数の受信ベースバンドIQ信号ブロックの波形等化をそれぞれ行う複数の波形等化手段と、
該複数の波形等化手段からの複数の波形等化出力を合成して波形等化合成データブロックを得る波形等化データブロック合成手段と、
該波形等化データブロック合成手段からの波形等化合成データブロックを復調して伝送された前記送信データの復調データを得る復調手段とを備えた構成を有している。
【0009】
前記送信ペイロード信号は、ブロック化された送信データ前部に、ブロック化された送信データ後尾からnビット分の同じ情報をガードインターバルとして付加し、擬周期化を行っている。
【0010】
【作用】
このように、送信側で送信データをブロック化して擬周期化し、受信側で擬周期化された送信データブロックを複数の波形等化手段を用いて波形等化することにより、分散して復調動作が行えるため、波形等化手段の処理速度を高速化することなく符号間干渉による波形歪みを解消し、高速高品質伝送を可能とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例であるディジタル情報の無線伝送装置の送信機のブロック構成例である。
図1において、ガードインターバル付加手段1によって送信データ11をブロック化し、そのブロック化したデータを擬周期化するためにガードインターバルを付加して送信ペイロード信号12を生成している。
プリアンブル生成手段2によって、受信機側で伝送路の伝送特性を推定するためのプリアンブル信号13を生成し、フレーム合成手段3によってガードインターバル付加手段1から出力される送信ペイロード信号12と、プリアンブル生成手段2から出力される送信プリアンブル信号13を合成してフレーム合成信号14を生成している。
IQ変調手段4によって、フレーム合成信号14をマッピングおよびフィルタリングしてフレーム変調信号15を生成し、アップコンバート手段5によって、フレーム変調信号15を無線周波数にアップコンバートして無線信号16を生成したのち、送信アンテナ6によって無線信号16による無線周波を無線伝送路に送信している。
【0012】
図2は、本発明の一実施例におけるディジタル情報の無線伝送装置の受信機のブロック構成である。
図2において、伝送された無線周波を受信アンテナ21によって受信して得られる受信信号を、ダウンコンバート手段22によってダウンコンバートして、受信ベースバンドIQ信号32を生成している。
伝送路特性推定手段23によって、前記受信ベースバンドIQ信号32のプリアンブル期間から伝送路特性を推定して伝送路特性推定情報33を生成している。伝送路特性推定手段23には、例えば、マッチドフィルタが含まれており、プリアンブル期間のマッチドフィルタの出力信号を用いて、伝送路のインパルス応答推定を行っている。
受信ベースバンドIQ信号ブロック分配手段24によって、前記受信ベースバンドIQ信号32をブロック毎に順次分配して、複数の受信ベースバンドIQ信号ブロック34−1〜34−Nを生成する。
波形等化復調手段25−1から波形等化手段25−Nによって、伝送路特性情報33を用いて前記受信ベースバンドIQ信号ブロック25−1から受信ベースバンドIQ信号ブロック25−Nの波形等化を行いデータを復調して、復調データブロック35−1から復調データブロック35−Nを生成し、復調データブロック合成手段26によって、復調データブロック35−1から復調データブロック35−Nを合成して、送信側から伝送された送信データ11の復調データ36を得ている。
【0013】
図3は、図2に示す本発明の一実施例において、分割する送信データブロックのディジタル情報ビット数を64bit とし、付加するガードインターバルのビット数を16bit とした場合の送信信号生成手順である。
ガードインターバル付加手段1において、送信しようとするデータを64bit 毎に「a〜a63」K個のブロックに分割し、分割されたブロックにガードインターバル「a48〜a63」を付加して、擬周期化を行っている。擬周期化された送信データ11を図3−(a)に示す。
また、ガードインターバル付加手段1で、前記擬周期化された送信データブロックK個を合成し、送信ペイロード信号12を生成している。送信ペイロード信号12を図3−(b)に示す。
送信ペイロード信号12はフレーム合成手段3によって、受信機において伝送路特性を求めるための送信プリアンブル信号13と合成されフレーム合成信号14が生成される。フレーム合成信号14を図3−(c)に示す。
フレーム合成信号14は、IQ変調手段4によってマッピングおよびフィルタリングされ、フレーム変調信号15となり、アップコンバート手段5で無線周波数に周波数変換したのち送信アンテナ6から無線伝送路に送信される。
【0014】
ここで、受信ベースバンドIQ信号ブロック分配手段24の切替タイミングは、1ブロック分の受信ベースバンドIQ信号32が出力されたときであり、受信ベースバンドIQ信号ブロック34−1から受信ベースバンドIQ信号ブロック34−Nまで順番に分配して出力され、受信ベースバンドIQ信号ブロック34−Nの次は受信ベースバンドIQ信号ブロック34−1に戻って巡回して出力される。
受信ベースバンドIQ信号ブロック分配手段24の切替段数Nおよび波形等化復調手段25の個数Nは、波形等化復調手段25の処理速度によって決定され、1ブロックの波形等化処理が終了時点で受信ベースバンドIQ信号ブロック分配手段24の分配手段が1周するNとする。また、復調データブロック合成手段26は、受信ベースバンドIQ信号ブロック分配手段24に同期して動作するものである。
このように、受信側で擬周期化された送信データブロックを複数の波形等化復調手段25を用いて波形等化復調することにより、分散して復調動作が行えるため、波形等化復調手段25の処理速度を高速化することなく符号間干渉による波形歪みを解消することができる。
【0015】
以下、数式を用いて波形等化手段の詳細動作を説明する。
等化低域系で表現したベースバンド受信信号をr(t)とする。データ期間において、r(t)をT間隔でサンプリングし、波形等化および復調処理を行う。
以下においては、t=mT(mは整数)におけるr(t)のサンプル値をrと表記する。また、T間隔で求めた伝送路のインパルス応答をhと表記する。
送信データaにおける第n番目の変調信号をaと表記する。
送信データaにおいて、最初の変調信号aの受信タイミングをrとする。
このとき、送信データaの第n番目の変調信号はrである。
受信機では、ブロック単位で復調を行う。
このとき、受信信号rは次式で表現される。
【0016】
【数1】
Figure 2004221973
【0017】
【数2】
Figure 2004221973
となる。ここで、行列Pを以下のように定義する。
【0018】
【数3】
Figure 2004221973
このとき、
【0019】
【数4】
Figure 2004221973
となる。Iは64次の単位行列である。
【0020】
1ブロックの受信信号からなる列ベクトルをRとし、1ブロックの復調信号からなる列ベクトルをAとする。
式(2)を行列R,A,Pを用いて表すと、
【0021】
【数5】
Figure 2004221973
となる。
【0022】
【数6】
Figure 2004221973
とおくと、
【数7】
Figure 2004221973
となる。
【0023】
Qの逆行列Q−1が存在するものとするとし、
【数8】
Figure 2004221973
とおくと、逆行列の定義より、
【数9】
Figure 2004221973
となる。
式(6)と式(8)を式(9)に代入すると、
【0024】
【数10】
Figure 2004221973
式(10)より、
【0025】
【数11】
Figure 2004221973
式(11)を行列で表すと、
【0026】
【数12】
Figure 2004221973
式(4)、式(6)、式(12)より、
【0027】
【数13】
Figure 2004221973
【0028】
Qの逆行列をプリアンブル期間に計算し、Xを求める。
−1の64行64列の第1列目がXとなる。
ここで、式(7)の両辺にQ−1をかければ、
【数14】
Figure 2004221973
となり、行列で表すと、次式(15)の通りである。
【0029】
【数15】
Figure 2004221973
【0030】
Xはプリアンブル期間に計算で求めて既知でり、Rは受信信号で既知であるので、受信信号Rを等化し、信号Aを復調することができる。
式(15)は、
【0031】
【数16】
Figure 2004221973
と表せる。
【0032】
式(16)について、実際の回路化した実施例を図4に示す。
図4において、入力端子から入力される受信信号(r〜r63)は、rから順次シフトレジスタ40−1〜40−63に格納される。受信信号がすべて格納された状態で、レジスタ40−0の値とxを、レジスタ40−1の値とx63…レジスタ40−63の値とxをそれぞれ掛け合わせ、そのすべての結果を加算するとaが出力端より出力される。
【0033】
次に、レジスタ40−1〜40−63を右方向に1シフトし、レジスタ40−0の値をレジスタ40−63に格納する巡回動作を行う。この状態で、前記と同様にxをそれぞれ掛け合わせ、そのすべての結果を加算器70により加算すると復調信号aが出力される。この巡回動作を63回行うことにより、受信信号(r〜r63)は波形等化信号(a〜a63)として出力され、復調器71で復調されて復調データ36となる。
【0034】
以上は、図2に示した受信機側において、複数の波形等化復調手段25−1,25−2,…25−Nの各出力に得られる複数の復調データブロック35−1,35−2,…35−Nを復調データブロック合成手段26によりブロック合成して、復調データ36を得るようにした第1の実施例に基づき説明した。
【0035】
しかし、本発明における受信機側は、図5に示す第2の実施例のように、受信ベースバンドIQ信号ブロック分配手段24の出力側に配置された複数の波形等化手段25a−1,25a−2,…25a−Nからの各出力として波形等化データブロック35a−1,35a−2,…35a−Nをとり出し、これらの各出力35a−1,35a−2,…35a−Nを波形等化データブロック合成手段26aにより合成して得られる波形等化合成データブロックを復調器27により復調することにより、復調データ36aを得ることができる。
【0036】
図5の実施例に用いられている波形等化手段25a−1,25a−2,…25a−Nは、図6に示すように構成することができる。その他の構成回路と動作は、図2と同様である。
【0037】
【発明の効果】
以上詳細に述べたように、本発明においては、送信側で送信データをブロック化して擬周期化し、受信側で擬周期カウンタされた送信データブロックを複数の波形等化手段を用いて波形等化することにより、分散して復調動作が行えるため、波形等化手段の処理速度を高速カウンタすることなく符号間干渉による波形歪みを解消し、高速高品質伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるディジタル情報の無線伝送装置の送信機のブロック構成例である。
【図2】本発明の一実施例におけるディジタル情報の無線伝送装置の受信機のブロック構成である。
【図3】図2に示す本発明の一実施例において、分割する送信データブロックのディジタル情報ビット数を64bit とし、付加するガードインターバルのビット数を16bit とした場合の送信信号生成手順である。
【図4】図2に示す本発明の実施例に用いる波形等化復調手段の1例を示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例におけるディジタル情報の無線伝送装置の受信機のブロック構成図である。
【図6】図5に示す本発明の実施例に用いる波形等化復調手段の1例を示すブロック図である。
【図7】64タップの線形波形等化回路例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ガードインターバル付加手段
2 プリアンブル生成手段
3 フレーム合成手段
4 IQ変調手段
5 アップコンバート手段
6 送信アンテナ
11 送信データ
12 送信ペイロード信号
13 送信プリアンブル信号
14 フレーム合成信号
15 フレーム変調信号
16 無線信号
21 受信アンテナ
22 ダウンコンバート信号
23 伝送路特性推定手段
24 受信ベースバンドIQ信号ブロック分配手段
25,25−1,25−2,…25−N 波形等化復調手段
25a,25a−1,25a−2,…25a−N 波形等化手段
26 復調データブロック合成手段
27 復調器
31 受信信号
32 受信ベースバンドIQ信号
33 伝送路特性情報
34−1,34−2,…34−N 受信ベースバンドIQ信号ブロック
35−1,35−2,…35 復調データブロック
35a−1,35a−2,…35a−N 波形等化データブロック
36 復調データ
40−0,…40−63 レジスタ
70 加算器
71 復調器

Claims (2)

  1. 送信機においては、
    送信データをブロック化し、該ブロック化した送信データを擬周期化するためにガードインターバルを付加して送信ペイロード信号を得るガードインターバル付加手段と、
    受信機側で伝送路推定するためのベースバンドの送信プリアンブル信号を生成するプリアンブル生成手段と、
    前記ガードインターバル付加手段から出力される前記送信ペイロード信号と前記プリアンブル生成手段から出力される前記送信プリアンブル信号を合成してフレーム合成信号を得るためのフレーム合成手段と、
    該フレーム合成信号をマッピングおよびフィルタリングしてフレーム変調信号を得るIQ変調手段と、
    該フレーム変調信号を無線周波数にアップコンバートして無線周波信号を得るアップコンバート手段と、
    アップコンバートされた該無線周波信号を無線周波として無線伝送路に送出する送信アンテナが具備されており、
    受信機においては、
    伝送された前記無線周波を受信する受信アンテナと、
    該受信アンテナで前記無線周波を受信して得られる受信信号をダウンコンバートして受信ベースバンドIQ信号に変換するダウンコンバート手段と、
    前記受信ベースバンドIQ信号のプリアンブル期間から、伝送路特性を推定するための伝送路特性推定手段と、
    前記ダウンコンバート手段から出力される前記受信ベースバンドIQ信号を複数の受信ベースバンドIQ信号ブロックに分配して出力する受信ベースバンドIQ信号ブロック分配手段と、
    前記伝送路特性推定手段からの伝送路特性情報を用いて前記複数の受信ベースバンドIQ信号ブロックの波形等化をそれぞれ行いさらに当該受信ベースバンドIQ信号ブロックに含まれている前記送信データを復調する複数の波形等化手段と、
    前記複数の波形等化手段からそれぞれ出力される複数の復調データブロックを合成して復調データを得る復調データブロック合成手段とを備えたディジタル情報の無線伝送装置。
  2. 送信機においては、
    送信データをブロック化し、該ブロック化した送信データを擬周期化するためにガードインターバルを付加して送信ペイロード信号を得るガードインターバル付加手段と、
    受信機側で伝送路推定するためのベースバンドの送信プリアンブル信号を生成するプリアンブル生成手段と、
    前記ガードインターバル付加手段から出力される前記送信ペイロード信号と前記プリアンブル生成手段から出力される前記送信プリアンブル信号を合成してフレーム合成信号を得るためのフレーム合成手段と、
    該フレーム合成信号をマッピングおよびフィルタリングしてフレーム変調信号を得るIQ変調手段と、
    該フレーム変調信号を無線周波数にアップコンバートして無線周波信号を得るアップコンバート手段と、
    アップコンバートされた該無線周波信号を無線周波として無線伝送路に送出する送信アンテナが具備されており、
    受信機においては、
    伝送された前記無線周波を受信する受信アンテナと、
    該受信アンテナで前記無線周波を受信して得られる受信信号をダウンコンバートして受信ベースバンドIQ信号に変換するダウンコンバート手段と、
    前記受信ベースバンドIQ信号のプリアンブル期間から、伝送路特性を推定するための伝送路特性推定手段と、
    前記ダウンコンバート手段から出力される前記受信ベースバンドIQ信号を複数の受信ベースバンドIQ信号ブロックに分配して出力する受信ベースバンドIQ信号ブロック分配手段と、
    前記伝送路特性推定手段からの伝送路特性情報を用いて前記複数の受信ベースバンドIQ信号ブロックの波形等化をそれぞれ行う複数の波形等化手段と、
    該複数の波形等化手段からの複数の波形等化出力を合成して波形等化合成データブロックを得る波形等化データブロック合成手段と、
    該波形等化データブロック合成手段からの波形等化合成データブロックを復調して伝送された前記送信データの復調データを得る復調手段とを備えたディジタル情報の無線伝送装置。
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