JP2004220389A - 情報収集装置及び情報収集分析システム - Google Patents

情報収集装置及び情報収集分析システム Download PDF

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啓治 遠藤
Koichi Sato
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Abstract

【課題】大容量の記憶装置を内蔵することなく、外部のホストコンピュータを利用することにより、超長時間の測定を可能にした、情報収集装置そして情報収集分析システムを提供する。
【解決手段】被測定物の各部から入力されるデジタル信号をサンプリングする入力部21と、このデジタル信号を通信インタフェース12を介して実質的にリアルタイムにホストコンピュータ30に転送する転送部23と、入力部及び転送部を制御する制御部24と、を含む情報収集装置20と、情報収集装置から転送されるデジタル信号を処理する信号処理部32と、処理されたデジタル信号を実質的にリアルタイムで記憶する記憶装置33と、記憶装置に記憶されたデジタル信号に基づいて各種表示を行なう表示部34,35と、これらを制御する制御部36を備えたホストコンピュータ30と、によって情報収集分析システム10を構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子機器等における電子回路の開発,デバッグ,メンテナンス等のための各部の信号を測定してロジックアナライズ等を行なう情報収集装置及び情報収集分析システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなロジックアナライザは、測定すべき電子回路の各部におけるデジタル信号がロジック信号として入力されることにより、これらのロジック信号を、設定したトリガポイントにて取り込んで、メモリに記憶させ、測定終了後に、メモリに記憶させたロジック信号を読み出して、読み出したロジック信号に基づいて、表示部に種々の表示を行なうようにしている。
その際、メモリとしては、ロジック信号を記憶させるために、高速の揮発性メモリが使用されている。ここで、高速の揮発性メモリは、比較的高価であることから、ロジックアナライザに搭載するメモリ容量はある程度の容量に制限されることになる。
【0003】
従って、例えば100MHz以上の高速のロジック信号を取り込むことが可能であるが、メモリ容量の関係から、長時間の測定、即ち多量のロジック信号の取り込みは、困難であった。このため、上述したように、トリガ機能を利用することにより、必要なタイミングにて短時間だけロジック信号を取り込んでメモリに記憶させるようにしている。
【0004】
他方、例えば1MHz以下の中低速のロジック信号を、1分以上の長時間測定することが必要な分野も存在する。この場合、例えばサンプリング周波数1MHzで、16チャンネルのロジック信号を10分間測定して、ロジック信号を取り込んでメモリに記憶させるためには、1.2GBのメモリ容量が必要になる。このような大容量のメモリを実現することは可能ではあるが、メモリのコストが大幅に増大してしまうことから、市販されているロジックアナライザでは、このような大容量のメモリを搭載したものは提供されていない。
【0005】
また、例えば特開平4−194688号には、上述したメモリの代わりに、外部記憶装置を備えたロジックアナライザが開示されている。しかしながら、この外部記憶装置は、上述したメモリと同じ機能を有し、当該ロジックアナライザに対して専用に使用されるものであるので、上述したメモリと何ら変わることはない。
【0006】
これに対して、近年、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータに接続して使用することを前提として、表示部を省略したロジックアナライザ装置が市販されている。
このようなロジックアナライザ装置は、例えば図2に示すように構成されている。
即ち、図2において、ロジックアナライザ装置1は、パーソナルコンピュータ2と接続されることにより、全体としてロジックアナライザシステムを構成するようになっている。
ロジックアナライザ装置1は、入力部3,記憶装置4,転送部5及び制御部6から構成されている。
【0007】
入力部3は、測定すべき電子機器である被測定物7の各部からプローブ(図示せず)により取り出されたロジック信号が入力され、これらのロジック信号をレベル変換等の整形を行なった後、設定されたサンプリング周波数でサンプリングし、記憶装置4に出力する。
【0008】
記憶装置4は、揮発性メモリから構成されていて、その容量は最大でも例えば数MB程度であり、入力部3から入力されたロジック信号を記憶する。
転送部5は、パーソナルコンピュータ2に対して通信インタフェース8を介して接続されており、入力部3による測定が終了した後、記憶装置4に記憶されたロジック信号を読み出して、通信インタフェース8を介してパーソナルコンピュータ2に送出する。
【0009】
制御部6は、上記入力部3,記憶装置4,転送部5をそれぞれ制御することにより、被測定物7からのロジック信号を設定したトリガタイミングで取り込んで、記憶装置4に記憶させ、測定終了後に記憶装置4からロジック信号を読み出して、転送部5からパーソナルコンピュータ2に送出するようになっている。
【0010】
これに対して、パーソナルコンピュータ2は、転送部2a,信号処理部2b,記憶装置2c,表示装置2d及び制御部2eを含んでおり、ロジックアナライザ装置1と協働して、ロジックアナライザシステムを構成している。
転送部2aは、例えばUSB1.1等の規格の通信インタフェース8を介して、ロジックアナライザ装置1の転送部5からのロジック信号を受信して、信号処理部2bに送出する。
上記信号処理部2bは、転送部2aからのロジック信号を、記憶装置2dに記憶させると共に、ロジック信号に基づいて適宜の処理を行なうことにより、各種の表示信号に変換して、表示装置2dに出力する。
【0011】
このような構成のロジックアナライザ装置1及びパーソナルコンピュータ2を利用したロジックアナライザシステムにおいては、測定すべき被測定物7の電子回路の各部におけるデジタル信号がロジック信号としてロジックアナライザ装置1の入力部3に入力されることにより、入力部3がこれらのロジック信号を、設定したトリガポイントにて取り込んで、記憶装置4に記憶させ、測定終了後に、記憶装置4に記憶させたロジック信号を読み出して、転送部5から通信インタフェースを介してパーソナルコンピュータ2に出力する。
これにより、パーソナルコンピュータ2は、ロジックアナライザ装置1から転送されてくるロジック信号を転送部2aにより受信して、信号処理部2bにより信号処理する。そして、パーソナルコンピュータ2は、データ保存処理したロジック信号を記憶装置2cに記憶させると共に、各種表示制御処理したロジック信号を表示装置2dに出力して、表示装置2dにて種々の表示を行なう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成のロジックアナライザ装置1そしてロジックアナライザシステムにおいては、前述したロジックアナライザ装置と同様にして、内蔵した記憶装置に、測定したロジック信号のデータを記憶させていることから、同様に記憶装置の記憶容量による制限を受けることになり、中低速のロジック信号であっても、超長時間の測定を行なうことが困難であった。
このため、ロジック信号の超長時間の測定を行なう場合には、サンプリング周波数を大幅に低くして、超長時間の測定を行なうようにしているため、測定精度が粗くなってしまう。
【0013】
さらに、測定すべき被測定物の電子回路のシリアル信号を測定する場合には、ロジックアナライザ装置とは別に、シリアル信号を測定するためのプロトコルアナライザを用意して、シリアル信号を測定する必要があると共に、プロトコルアナライザにより測定したシリアル信号を、ロジックアナライザ装置により測定したロジック信号に対して、時間軸と基準時刻を整合させることは困難であった。
【0014】
本発明は、以上の点から、大容量の記憶装置を内蔵することなく、外部のホストコンピュータを利用することにより、超長時間の測定を可能にした、情報収集装置そして情報収集分析システムを提供することを目的としている。
さらに、本発明は、ロジック信号に加えて、このロジック信号と時間軸及び基準時刻を整合させて、測定すべき被測定物のシリアル信号を測定することができるようにした、情報収集装置そして情報収集分析システムを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明の第一の構成によれば、被測定物の各部におけるデジタル信号が入力され、これらのデジタル信号をサンプリングする入力部と、入力部からのデジタル信号を通信インタフェースを介して、デジタル信号の信号処理を行ない且つ記憶装置に記憶させて当該デジタル信号に基づいて種々の表示を行なうホストコンピュータに転送する転送部と、入力部及び転送部を制御する制御部と、を含んでいる情報収集装置において、上記転送部が、入力部からのデジタル信号を実質的にリアルタイムに転送することを特徴とする、情報収集装置により、達成される。
【0016】
本発明による情報収集装置は、好ましくは、上記情報収集装置がロジックアナライザ装置であって、上記入力部に、被測定物の各部におけるロジック信号が入力されると共に、上記転送部が、入力部からのロジック信号を通信インタフェースまたは周辺機器インタフェースを介してホストコンピュータに転送する。
【0017】
本発明による情報収集装置は、好ましくは、さらに、上記入力部からのデジタル信号またはロジック信号を圧縮して一時保存するバッファを備えている。
【0018】
本発明による情報収集装置は、好ましくは、上記制御部が、ホストコンピュータからの転送指示に基づいて、転送部によるデジタル信号またはロジック信号の転送を開始させる。
【0019】
本発明による情報収集装置は、好ましくは、上記通信インタフェースが高速インタフェースである。
【0020】
本発明による情報収集装置は、好ましくは、上記通信インタフェースの電源ラインを介して、ホストコンピュータから情報収集装置に対して給電が行なわれる。
【0021】
本発明による情報収集装置は、好ましくは、上記制御部が、入力部または転送部にてエラーが発生したとき、エラー発生とその期間をエラー情報として、転送部からホストコンピュータに出力する。
【0022】
本発明による情報収集装置は、好ましくは、上記入力部が、被測定物の各部からシリアル信号が入力され、これらのシリアル信号をデジタル信号またはロジック信号と同期させて出力すると共に、転送部が、上記デジタル信号またはロジック信号と共に、これらのシリアル信号もホストコンピュータに転送する。
【0023】
上記第一の構成によれば、情報収集装置が、入力部に入力されるデジタル信号をサンプリングして、転送部から通信インタフェースを介して、実質的にリアルタイムにホストコンピュータに転送する。そして、ホストコンピュータが、情報収集装置から転送されてくるデジタル信号を信号処理することにより、実質的にリアルタイムに記憶装置に記憶させると共に、当該デジタル信号に基づいて種々の表示を行なう。
このため、従来のように情報収集装置に内蔵した記憶装置に一時保存する必要がないので、情報収集装置の記憶装置の記憶容量によって制限されることなく、超長時間に亘るデジタル信号の計測が可能になる。
【0024】
その際、計測されたデジタル信号またはロジック信号が実質的にリアルタイムでホストコンピュータに転送されているので、計測終了後に情報収集装置が、その記憶装置に記憶されたデジタル信号を読み出して、ホストコンピュータに転送する必要がない。そして、ホストコンピュータは、計測中に情報収集装置から転送されてくるデジタル信号の信号処理を逐次行なうことができるので、ホストコンピュータにおける信号処理完了までの時間が短縮されることになる。
【0025】
さらに、デジタル信号は、ホストコンピュータに転送後、ホストコンピュータに設けられた記憶装置に記憶される。その際、近年では、ホストコンピュータには例えば数十GB以上の大容量の記憶装置が設けられていることから、この大容量の記憶装置を利用して、超長時間に亘って測定されたデジタル信号であっても、確実に記憶装置に記憶させることが可能である。
また、情報収集装置側に、デジタル信号を記憶させるための記憶装置が不要となり、全体の構成が簡略化されると共に、小型に構成され、さらにコストが低減され得ることになる。
【0026】
上記情報収集装置がロジックアナライザ装置であって、上記入力部に、被測定物の各部におけるロジック信号が入力されると共に、上記転送部が、入力部からのロジック信号を通信インタフェースを介してホストコンピュータに転送する場合には、超長時間に亘って測定されたロジック信号を、実質的にリアルタイムにホストコンピュータに転送して、その記憶装置に記憶させることができる。
【0027】
さらに、上記入力部からのデジタル信号またはロジック信号を一次圧縮して一時保存するバッファを備えている場合には、入力部からのデジタル信号またはロジック信号が一次圧縮されてバッファに一時保存されることにより、通信インタフェースの通信容量が同じであっても、入力部によるサンプリング周波数を高くすることが可能となり、測定精度を向上させることができると共に、通信インタフェースのトラフィック(転送データ量)を低減できる。
その際、バッファにて一次圧縮が行なわれることにより、その圧縮率は記憶装置に保存する場合と比較して低く設定されるので、処理速度が遅くなってしまうようなことはない。
【0028】
上記制御部が、ホストコンピュータからの転送指示に基づいて、転送部によるデジタル信号またはロジック信号の転送を開始させる場合には、ホストコンピュータからの転送指示をトリガとして、デジタル信号またはロジック信号のサンプリングを開始して、必要なトリガポイントからのデジタル信号またはロジック信号をホストコンピュータに転送することができる。
【0029】
上記通信インタフェースが高速インタフェースである場合には、例えばIEEE1394やUSB2.0等の高速インタフェースを使用することによって、転送速度を高速にすることにより、入力部によるサンプリング周波数をより一層高くして、例えば10MHz以下程度の中低速のサンプリングを行なうことが可能になる。
【0030】
上記通信インタフェースの電源ラインを介して、ホストコンピュータから情報収集装置に対して給電が行なわれる場合には、情報収集装置は、例えばUSB2.0規格の通信インタフェースにおける電源ラインを利用することにより、ホストコンピュータから給電されるので、例えばホストコンピュータとしてノートブック型パーソナルコンピュータを使用することにより、外部電源を利用することができないような場所でも使用することができる。
【0031】
上記制御部が、入力部または転送部にてエラーが発生したとき、エラー発生とその期間をエラー情報として、転送部からホストコンピュータに出力する場合には、ホストコンピュータ側にて、このエラー情報に基づいて、エラー期間を把握することができるので、エラー発生後のデジタル信号またはロジック信号の時間軸を正しく補正することができる。これにより、エラーが発生した場合でも、エラー情報にエラー期間が含まれていることにより、このエラー期間に基づいて、時間軸を正しく補正して、時間軸の乱れを排除し、信頼性をより向上させることができる。
【0032】
上記入力部が、被測定物の各部からシリアル信号が入力され、これらのシリアル信号をデジタル信号またはロジック信号と同期させて出力すると共に、転送部が、上記デジタル信号またはロジック信号と共に、これらのシリアル信号もホストコンピュータに転送する場合には、被測定物のシリアル信号の測定も行なうときに、別途プロトコルアナライザを用意する必要がなく、本情報収集装置のみで、デジタル信号またはロジック信号とシリアル信号の測定を行なうことが可能であり、さらにデジタル信号またはロジック信号とシリアル信号とを同一時間軸で測定して、表示することができる。
【0033】
上記目的は、本発明の第二の構成によれば、被測定物の各部におけるデジタル信号が入力され、これらのデジタル信号をサンプリングする入力部と、入力部からのデジタル信号を通信インタフェースを介してホストコンピュータに転送する転送部と、入力部及び転送部を制御する制御部と、を含んでいる情報収集装置と、情報収集装置から転送されるデジタル信号を処理する信号処理部と、信号処理部でさらに二次圧縮されたデジタル信号を記憶する記憶装置と、信号処理部で処理されまたは記憶装置に記憶されたデジタル信号に基づいて各種表示を行なう表示部と、これらを制御する制御部を備えたホストコンピュータと、から構成されており、上記情報収集装置の転送部が、入力部からのデジタル信号を実質的にリアルタイムにホストコンピュータに転送し、上記ホストコンピュータの記憶装置が、情報収集装置から転送されてくるロジック信号を実質的にリアルタイムで記憶装置に記憶させることを特徴とする、情報収集分析システムにより、達成される。
【0034】
本発明による情報収集分析システムは、好ましくは、上記情報収集装置が、ロジックアナライザ装置であって、上記情報収集装置の入力部に、被測定物の各部におけるロジック信号が入力されると共に、上記情報収集装置の転送部が、入力部からのロジック信号を通信インタフェースを介してホストコンピュータに転送する。
【0035】
本発明による情報収集分析システムは、好ましくは、さらに、上記情報収集装置が、入力部からのデジタル信号またはロジック信号を一次圧縮して一時保存するバッファを備えており、ホストコンピュータの信号処理部が、信号処理したデジタル信号を二次圧縮して記憶装置に記憶させる。
【0036】
本発明による情報収集分析システムは、好ましくは、上記情報収集装置の制御部が、ホストコンピュータの制御部からの転送指示に基づいて、転送部によるデジタル信号またはロジック信号の転送を開始させる。
【0037】
本発明による情報収集分析システムは、好ましくは、上記通信インタフェースが高速インタフェースである。
【0038】
本発明による情報収集分析システムは、好ましくは、上記通信インタフェースの電源ラインを介して、ホストコンピュータから情報収集装置に対して給電が行なわれる。
【0039】
本発明による情報収集分析システムは、好ましくは、上記情報収集装置の制御部が、入力部または転送部にてエラーが発生したとき、エラー発生とその期間をエラー情報として、転送部からホストコンピュータに出力する。
【0040】
本発明による情報収集分析システムは、好ましくは、上記情報収集装置の入力部が、被測定物の各部からシリアル信号が入力され、これらのシリアル信号をデジタル信号またはロジック信号と同期させて出力すると共に、転送部が、上記デジタル信号またはロジック信号と共に、これらのシリアル信号もホストコンピュータに転送して、上記ホストコンピュータの信号処理部が、これらのデジタル信号またはロジック信号及びシリアル信号を信号処理して、記憶装置に記憶させる。
【0041】
上記第二の構成によれば、情報収集分析システムの情報収集装置が、入力部に入力されるデジタル信号をサンプリングして、転送部から通信インタフェースを介して、実質的にリアルタイムにホストコンピュータに転送する。
そして、情報収集分析システムのホストコンピュータが、情報収集装置から転送されてくるデジタル信号を信号処理することにより、実質的にリアルタイムに記憶装置に記憶させると共に、当該デジタル信号に基づいて種々の表示を行なう。
このため、デジタル信号を従来のように情報収集装置に内蔵した記憶装置に一時保存する必要がないので、情報収集装置の記憶装置の記憶容量によって制限されることなく、ホストコンピュータに転送後、ホストコンピュータに設けられた例えば数十GB以上の大容量の記憶装置に記憶されるので、この大容量の記憶装置を利用して、超長時間に亘って測定されたデジタル信号であっても、確実に記憶装置に記憶させることが可能となり、超長時間に亘るデジタル信号の計測が可能になる。
また、情報収集装置側に、デジタル信号を記憶させるための記憶装置が不要となり、全体の構成が簡略化されると共に、小型に構成され、さらにコストが低減され得ることになる。
【0042】
その際、計測されたデジタル信号またはロジック信号が実質的にリアルタイムでホストコンピュータに転送されているので、計測終了後に情報収集装置が、その記憶装置に記憶されたデジタル信号を読み出して、ホストコンピュータに転送する必要がない。そして、ホストコンピュータは、計測中に情報収集装置から転送されてくるデジタル信号の信号処理を逐次行なうことができるので、ホストコンピュータにおける信号処理完了までの時間が短縮されることになる。
【0043】
上記情報収集装置が、ロジックアナライザ装置であって、上記情報収集装置の入力部が、被測定物の各部におけるロジック信号が入力されると共に、上記情報収集装置の転送部が、入力部からのロジック信号を通信インタフェースを介してホストコンピュータに転送する場合には、超長時間に亘って測定されたロジック信号を、実質的にリアルタイムにホストコンピュータに転送して、その記憶装置に記憶させることができる。
【0044】
さらに、上記情報収集装置が、入力部からのデジタル信号またはロジック信号を一次圧縮して一時保存するバッファを備えている場合には、入力部からのデジタル信号またはロジック信号が一次圧縮されてバッファに一時保存されることにより、通信インタフェースの通信容量が同じであっても、入力部によるサンプリング周波数を高くすることが可能となり、測定精度を向上させることができると共に、通信インタフェースのトラフィック状態に応じて、適宜に転送を行なうことができる。
その際、バッファにて一次圧縮が行なわれることにより、その圧縮率は記憶装置に保存する場合と比較して低く設定されるので、処理速度が遅くなってしまうようなことはなく、またホストコンピュータの信号処理部が二次圧縮を行なうことにより、記憶装置には保存に最適な圧縮率でデジタル信号が記憶されることになる。
【0045】
上記情報収集装置の制御部が、ホストコンピュータの制御部からの転送指示に基づいて、転送部によるデジタル信号またはロジック信号の転送を開始させる場合には、ホストコンピュータからの転送指示をトリガとして、デジタル信号またはロジック信号のサンプリングを開始して、必要なトリガポイントからのデジタル信号またはロジック信号をホストコンピュータに転送することができる。
【0046】
上記通信インタフェースが高速インタフェースである場合には、例えばIEEE1394やUSB2.0等の高速インタフェースを使用することによって、転送速度を高速にすることにより、入力部によるサンプリング周波数をより一層高くして、例えば10MHz以下程度の中低速のサンプリングを行なうことが可能になる。
【0047】
上記通信インタフェースの電源ラインを介して、ホストコンピュータから情報収集装置に対して給電が行なわれる場合には、情報収集装置は、例えばUSB2.0規格の通信インタフェースにおける電源ラインを利用することにより、ホストコンピュータから給電されるので、例えばホストコンピュータとしてノートブック型パーソナルコンピュータを使用することにより、外部電源を利用することができないような場所でも使用することができる。
【0048】
上記情報収集装置の制御部が、入力部または転送部にてエラーが発生したとき、エラー発生とその期間をエラー情報として、転送部からホストコンピュータに出力する場合には、ホストコンピュータ側にて、このエラー情報に基づいて、エラー期間を把握することができるので、エラー発生後のデジタル信号またはロジック信号の時間軸を正しく補正することができる。
【0049】
上記情報収集装置の入力部が、被測定物の各部からシリアル信号が入力され、これらのシリアル信号をデジタル信号またはロジック信号と同期させて出力すると共に、転送部が、上記デジタル信号またはロジック信号と共に、これらのシリアル信号もホストコンピュータに転送して、上記ホストコンピュータの信号処理部が、これらのデジタル信号またはロジック信号及びシリアル信号を信号処理して、記憶装置に記憶させると共に、表示装置に表示させる場合には、被測定物のシリアル信号の測定も行なうときに、別途プロトコルアナライザを容易する必要がなく、本情報収集装置のみで、デジタル信号またはロジック信号とシリアル信号の測定を行なうことが可能であり、さらにデジタル信号またはロジック信号とシリアル信号とを同一時間軸で測定して、表示することができる。
【0050】
このようにして、本発明によれば、ホストコンピュータに接続して使用され、信号処理及び表示をホストコンピュータを利用して行なうようにした情報収集装置及び情報収集分析システム、好ましくはロジックアナライザ装置及びロジックアナライザシステムにおいて、入力部でサンプリングして測定したデジタル信号またはロジック信号を、実質的にリアルタイムに通信インタフェースを介してホストコンピュータに転送して、ホストコンピュータに設けられた大容量の記憶装置に記憶させるようになっている。
従って、従来のような情報収集装置に内蔵された記憶装置を使用する場合と比較して、大容量の記憶容量が容易に確保され得るので、超長時間に亘って測定されたデジタル信号またはロジック信号であっても、確実に測定され、保存され得ることになる。
【0051】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図1を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0052】
図1は、本発明を適用したロジックアナライザ装置及びパーソナルコンピュータから成るロジックアナライザシステムの一実施形態の構成を示している。
図1において、ロジックアナライザシステム10は、ロジックアナライザ装置20及びパーソナルコンピュータ30から構成されている。
【0053】
ここで、上記ロジックアナライザ装置20は、入力部21,バッファ22,転送部23及び制御部24から構成されている。
【0054】
入力部21は、測定すべき電子機器である被測定物11の各部からプローブ(図示せず)により取り出されたロジック信号及びシリアル信号が入力され、これらのロジック信号及びシリアル信号をレベル変換等の整形を行なった後、設定されたサンプリング周波数でサンプリングして、24ビットのロジック信号及び2つのシリアル信号から成る26ビット幅のデジタル信号を生成し、圧縮のためのコードである5ビットのランレングスデータと、エラーステイタスの1ビットを付加して、32ビット幅のデジタル信号とし、バッファ22に出力する。
【0055】
ここで、入力部21は、サンプリング開始前は、バッファ22の容量を越えたデジタル信号を廃棄するようになっているが、後述する制御部24からのトリガ信号に基づいて、サンプリングを開始した後は、順次にサンプリングしたデジタル信号をバッファ22に出力するようになっている。
【0056】
バッファ22は、例えば揮発性メモリから構成されていて、その容量は例えば2KB程度であり、入力部21から入力された32ビット幅のデジタル信号を、一次圧縮として例えばランレングス圧縮して、格納する。
転送部23は、パーソナルコンピュータ30に対して、例えばUSB2.0やIEEE1394等の規格の高速通信インタフェース12を介して接続されており、バッファ22からリアルタイムに格納された上記32ビット幅のデジタル信号を読み出して、通信インタフェース12を介してパーソナルコンピュータ30に対して送出する。
もし、転送が間に合わない等のエラーが発生した場合は、発生した期間をカウントし、エラーステイタスを立てて、エラー情報として送出する。この場合、32ビットのデータ幅の内、1ビットをエラーステイタスとして使い、残りの31ビットはエラー発生期間のカウント値として使う。
【0057】
制御部24は、上記入力部21,バッファ22,転送部23をそれぞれ制御することにより、被測定物11からのロジック信号及びシリアル信号を、パーソナルコンピュータ30からのデータ転送指示に基づいて設定したトリガタイミングで取り込んで、一次圧縮した32ビット幅のデジタル信号としてバッファ22に記憶させ、順次に実質的にリアルタイムにバッファ22から上記デジタル信号を読み出して、転送部23から通信インタフェース12を介してパーソナルコンピュータ30に送出するようになっている。
【0058】
これに対して、パーソナルコンピュータ30は、転送部31,信号処理部32,記憶装置33,表示制御部34,表示装置35及び制御部36を含んでいる。上記転送部31は、前述した高速通信インタフェース12を介して、ロジックアナライザ装置20の転送部23からのデジタル信号を受信して、信号処理部32に送出する。
上記信号処理部32は、転送部31からのデジタル信号を信号処理、即ちさらに高圧縮処理し、またエラー処理した後、インデックスを付加して、実質的にリアルタイムに記憶装置33に記憶させる。
【0059】
上記記憶装置33は、パーソナルコンピュータ30に内蔵された補助記憶装置として設けられた例えば大容量(例えば数十GB以上の記憶容量)のハードディスクドライブであって、
上記表示制御部34は、転送部31からのデジタル信号を直接に、あるいは記憶装置33から読み出したデジタル信号に基づいて、読み出したデジタル信号を伸長して、適宜のデータ整形等の信号処理を行なうことにより、各種の表示信号に変換して、表示装置35に出力する。
【0060】
上記表示装置35は、例えばCRTや液晶表示装置であって、その画面上に表示制御部34からの表示信号に基づいて、画面表示を行なう。
上記制御部36は、上記転送部31,信号処理部32,記憶装置33,表示制御装置34,表示装置35の制御を行なうものである。
【0061】
本発明実施形態によるロジックアナライザシステム10は、以上のように構成されており、以下のように動作する。
即ち、ロジックアナライザ装置20において、制御部24は、測定すべき被測定物11の電子回路の各部におけるロジック信号及びシリアル信号が入力部21に入力されたとき、これらのロジック信号及びシリアル信号を入力部21により取り込んで、26ビット幅のデジタル信号とし、さらに6ビット幅のランレングスデータを付加して、32ビット幅のデジタル信号に変換した後、一次圧縮としてランレングス圧縮した状態で、リアルタイムにバッファ22に記憶させる。
このとき、パーソナルコンピュータ30からのデータ転送指令が送られてくるまでは、制御部24は、転送部23によるデジタル信号の転送を行なわないので、バッファ22に記憶されたデジタル信号はオーバーフローして、バッファ22の記憶容量を越えたデジタル信号は捨てられることになる。
【0062】
そして、パーソナルコンピュータ30からデータ転送指令が送られてくると、ロジックアナライザ装置20の制御部24は、このデータ転送指令をトリガとして、サンプリングを開始して、転送部23によりバッファ22からデジタル信号を順次に読み込んで、リアルタイムに通信インタフェース12を介してホストコンピュータ30に転送する。
ここで、何らかの理由により転送エラーが発生した場合には、ロジックアナライザ装置20の制御部24は、エラー発生の旨及びカウントしたエラー発生の期間を32ビット幅のエラー情報としてデジタル信号の代わりにバッファ22に格納し、転送時にこのエラー情報を転送部23により通信インタフェース12を介してホストコンピュータ30に転送する。
【0063】
これにより、パーソナルコンピュータ30は、ロジックアナライザ装置20から転送されてくるデジタル信号を転送部31により受信して、信号処理部32により信号処理する。具体的には、信号処理部32は、データ整形としてデータ保存処理する、即ち、転送部31からのデジタル信号をさらに高圧縮すると共に、エラー情報がある場合には、このエラー情報も同様に圧縮して、さらにインデックスを付加して、記憶装置33に記憶させる。
尚、信号処理部32は、必要な場合には、転送部31からのデジタル信号の一次圧縮を伸長して、表示制御部34に出力して、リアルタイムに表示装置35に表示させることもできる。
【0064】
さらに、パーソナルコンピュータ30は、表示制御部34により、記憶装置33に記憶されたデジタル信号を逐次読み出してデータ伸長し、復元したデジタル信号、即ちロジック信号及びシリアル信号に基づいて、各種表示制御処理を行ない、生成された各種表示信号を表示装置35に出力して、表示装置35にて種々の表示を行なう。
その際に、表示制御部34は、記憶装置33から読み出したデータにエラー情報が含まれている場合には、このエラー情報に基づいてエラー処理を行ない、エラー発生の期間を検出して、その期間だけ、後続のデジタル信号の時間軸を補正する。
【0065】
これにより、表示制御部34は、ロジック信号及びシリアル信号を同期した状態で復元することができるので、表示装置35の画面上にて同じ時間軸で表示することができる。
また、表示制御部34は、記憶装置33から読み出したシリアル信号に基づいて、このシリアル信号により指定された設定、例えばボーレート,ビット長等に基づいて、翻訳を行ない、被測定物11で設定されたコードデータに割り当てられたコマンドを表示装置35の画面上に表示させることも可能である。
【0066】
このようにして、本発明によれば、ロジックアナライザ装置20側ではデジタル信号を記憶装置に一時保存せずに、高速通信インタフェース12を介してパーソナルコンピュータ30に転送する。そして、パーソナルコンピュータ30に備えられた例えば数十GB以上の大容量の記憶装置33を利用して、実質的にリアルタイムにデジタル信号を記憶させることにより、記憶装置33の記憶容量に制限されることなく、被測定物11から取り出したロジック信号及びシリアル信号を超長時間に亘って測定し、記憶装置33に記憶させることができる。
さらに、被測定物11のシリアル信号も同時に、ロジック信号と同期して取り出して測定することができるので、別途プロトコルアナライザを用意することなく、ロジックアナライザ装置20のみによって、ロジック信号及びシリアル信号を同期して測定することが可能である。
【0067】
上述した実施形態においては、ロジックアナライザ装置20は、通信インタフェース12を介してパーソナルコンピュータ30に接続されているが、通信インタフェース12が電源ラインも含んでいる場合には、通信インタフェース12を介してパーソナルコンピュータ30からロジックアナライザ装置20に給電を行なうことが可能となり、ノート型パーソナルコンピュータとの組合せにより、任意の場所で使用することが可能になる。
また、上述した実施形態においては、ホストコンピュータとしてパーソナルコンピュータ30を使用している場合について説明したが、これに限らず、他の種類のホストコンピュータを使用することも可能である。
【0068】
さらに、上述した実施形態においては、ロジックアナライザ装置20は、24チャンネルのロジック信号が入力されているが、これに限らず、23チャンネル以下または25チャンネル以上のロジック信号が入力されていてもよい。
また、上述した実施形態においては、ロジックアナライザ装置20は、2チャンネルのシリアル信号が入力されているが、これに限らず、1チャンネルまたは3チャンネル以上のシリアル信号が入力されていてもよい。
【0069】
さらに、上述した実施形態においては、ロジックアナライザ装置20は、入力部21に被測定物11からシリアル信号も入力されているが、これに限らず、従来のロジックアナライザ装置と同様にロジック信号のみが入力されていてもよい。
また、上述した実施形態においては、情報収集装置としてロジックアナライザ装置20が使用されているが、これに限らず、被測定物11の各部のデジタル信号を取り込む他の種類の情報収集装置が使用されていてもよいことは明らかである。
【0070】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ホストコンピュータに接続して使用され、信号処理及び表示をホストコンピュータを利用して行なうようにした情報収集装置及び情報収集分析システム、好ましくはロジックアナライザ装置及びロジックアナライザシステムにおいて、入力部でサンプリングして測定したデジタル信号またはロジック信号を、実質的にリアルタイムに通信インタフェースを介してホストコンピュータに転送して、ホストコンピュータに設けられた大容量の記憶装置に保存するようになっている。
従って、従来のような情報収集装置に内蔵された記憶装置を使用する場合と比較して、大容量の記憶容量が容易に確保され得るので、超長時間に亘って測定されたデジタル信号またはロジック信号であっても、確実に測定され、保存され得ることになる。
【0071】
このようにして、本発明によれば、大容量の記憶装置を内蔵することなく、外部のホストコンピュータを利用することにより、超長時間の測定を可能にすると共に、ロジック信号に加えて、このロジック信号と時間軸及び基準時刻を整合させて、測定すべき被測定物のシリアル信号を測定するようにした、ロジックアナライザ装置そしてロジックアナライザシステムが提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロジックアナライザシステムの一実施形態の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】従来のパーソナルコンピュータを利用したロジックアナライザ装置の一例の構成を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
10 ロジックアナライザシステム
11 被測定物
12 通信インタフェース(高速通信インタフェース)
20 ロジックアナライザ装置
21 入力部
22 バッファ
23 転送部
24 制御部
30 パーソナルコンピュータ(ホストコンピュータ)
31 転送部
32 信号処理部
33 記憶装置
34 表示制御部(信号処理部)
35 表示装置
36 制御部

Claims (16)

  1. 被測定物の各部におけるデジタル信号が入力され、これらのデジタル信号をサンプリングする入力部と、入力部からのデジタル信号を通信インタフェースを介して、デジタル信号の信号処理を行ない且つ記憶装置に記憶させて当該デジタル信号に基づいて種々の表示を行なうホストコンピュータに転送する転送部と、入力部及び転送部を制御する制御部と、を含んでいる情報収集装置において、
    上記転送部が、入力部からのデジタル信号を実質的にリアルタイムに転送することを特徴とする、情報収集装置。
  2. 上記情報収集装置がロジックアナライザ装置であって、上記入力部に、被測定物の各部におけるロジック信号が入力されると共に、上記転送部が、入力部からのロジック信号を通信インタフェースまたは周辺機器インタフェースを介してホストコンピュータに転送することを特徴とする、請求項1に記載の情報収集装置。
  3. さらに、上記入力部からのデジタル信号またはロジック信号を圧縮して一時保存するバッファを備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載の情報収集装置。
  4. 上記制御部が、ホストコンピュータからの転送指示に基づいて、転送部によるデジタル信号またはロジック信号の転送を開始させることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の情報収集装置。
  5. 上記通信インタフェースが高速インタフェースであることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の情報収集装置。
  6. 上記通信インタフェースの電源ラインを介して、ホストコンピュータから情報収集装置に対して給電が行なわれることを特徴とする、請求項1から5の何れかに記載の情報収集装置。
  7. 上記制御部が、入力部または転送部にてエラーが発生したとき、エラー発生とその期間をエラー情報として、転送部からホストコンピュータに出力することを特徴とする、請求項1から6の何れかに記載の情報収集装置。
  8. 上記入力部が、被測定物の各部からシリアル信号が入力され、これらのシリアル信号をデジタル信号またはロジック信号と同期させて出力すると共に、
    転送部が、上記デジタル信号またはロジック信号と共に、これらのシリアル信号もホストコンピュータに転送することを特徴とする、請求項1から7の何れかに記載の情報収集装置。
  9. 被測定物の各部におけるデジタル信号が入力され、これらのデジタル信号をサンプリングする入力部と、入力部からのデジタル信号を通信インタフェースを介してホストコンピュータに転送する転送部と、入力部及び転送部を制御する制御部と、を含んでいる情報収集装置と、
    情報収集装置から転送されるデジタル信号を処理する信号処理部と、信号処理部からのデジタル信号を記憶する記憶装置と、信号処理部で処理されまたは記憶装置に記憶されたデジタル信号に基づいて各種表示を行なう表示部と、これらを制御する制御部を備えたホストコンピュータと、
    から構成されており、
    上記情報収集装置の転送部が、入力部からのデジタル信号を実質的にリアルタイムにホストコンピュータに転送し、
    上記ホストコンピュータの記憶装置が、情報収集装置から転送されてくるロジック信号を実質的にリアルタイムで記憶装置に記憶させることを特徴とする、情報収集分析システム。
  10. 上記情報収集装置が、ロジックアナライザ装置であって、上記情報収集装置の入力部に、被測定物の各部におけるロジック信号が入力されると共に、上記情報収集装置の転送部が、入力部からのロジック信号を通信インタフェースを介してホストコンピュータに転送することを特徴とする、請求項9に記載の情報収集分析システム。
  11. さらに、上記情報収集装置が、入力部からのデジタル信号またはロジック信号を一次圧縮して一時保存するバッファを備えており、
    ホストコンピュータの信号処理部が、信号処理したデジタル信号を二次圧縮して記憶装置に記憶させることを特徴とする、請求項9または10に記載の情報収集分析システム。
  12. 上記情報収集装置の制御部が、ホストコンピュータの制御部からの転送指示に基づいて、転送部によるデジタル信号またはロジック信号の転送を開始させることを特徴とする、請求項9から11の何れかに記載の情報収集分析システム。
  13. 上記通信インタフェースが高速インタフェースであることを特徴とする、請求項9から12の何れかに記載の情報収集分析システム。
  14. 上記通信インタフェースの電源ラインを介して、ホストコンピュータから情報収集装置に対して給電が行なわれることを特徴とする、請求項9から13の何れかに記載の情報収集分析システム。
  15. 上記情報収集装置の制御部が、入力部または転送部にてエラーが発生したとき、エラー発生とその期間をエラー情報として、転送部からホストコンピュータに出力することを特徴とする、請求項9から14の何れかに記載の情報収集分析システム。
  16. 上記情報収集装置の入力部に、被測定物の各部からシリアル信号が入力され、これらのシリアル信号をデジタル信号またはロジック信号と同期させて出力すると共に、
    転送部が、上記デジタル信号またはロジック信号と共に、これらのシリアル信号もホストコンピュータに転送して、
    上記ホストコンピュータの信号処理部が、これらのデジタル信号またはロジック信号及びシリアル信号を信号処理して、記憶装置に記憶させる
    ことを特徴とする、請求項9から15の何れかに記載の情報収集分析システム。
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