JP2004218498A - 斜板式圧縮機のシューとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受鋼の素材等を使用した半球シューを球状の素形材を使用しないで製造する方法を提供すること。
【解決手段】斜板式圧縮機のシューの製造方法において、線材又は棒材5の一端5a側を扁平に押しつぶし、円筒状にブランキングする工程と、前記ブランキングする工程より得たブランク品5bを焼鈍する工程と、荒工程と、仕上げ工程とを有する。荒工程では、前記ブランク品の一面に球面を形成するとともに、前記球面部を抜き落とし、一端面に球面が形成された荒成形品8bを得る。また、仕上げ工程では、前記荒成形品8bの球面を球面に押し当てるとともに前記球面が形成された一面の反対側の面を押してプレス加工することで、シューの仕上げ形状を得る。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、斜板式圧縮機に用いられる半球シューの製造方法に関し、詳しくは、斜板式圧縮機の斜板の揺動回転運動をピストンの往復運動に変換するために、斜板面と、前記ピストンとの間に介在する半球シューの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
斜板式圧縮機用シューの従来技術としては、以下に説明する特許文献1に記載されたものがある。
【0003】
特許文献1に開示された斜板式圧縮機は、図9に示すように、シリンダブロック100内部に回転軸112が軸受113、114を介して回転自在に軸支されている。この回転軸112には斜板115がピン116によって連結されている。また、斜板115の軸部両端とシリンダブロック100との間にはスラスト軸受117、118がそれぞれ設けられている。
【0004】
シリンダブロック100には複数のシリンダボア119が形成されている。各シリンダボア119内にはピストン101が摺動自在に嵌合されている。シリンダブロック100の左端開口部はバルブプレート141及びフロントシリンダヘッド121によって閉塞されている。また、右端開口部はバルブプレート131及びリアシリンダヘッド142によって閉塞されている。
【0005】
ピストン101の中央部分には斜板115の外周部分を受け入れる凹部110aが形成されている。凹部110aの軸方向対向面にはそれぞれ球状凹部110bが形成されている。そして、各球状凹部110bと斜板115の端面115aとの間にシュー151がそれそれ介在されている。
【0006】
従来、斜板式圧縮機用シューは、図10乃至図16に示す製造工程によって成形加工されている(例えば、特許文献2、参照)。
【0007】
図10乃至図16は従来の斜板式圧縮機用シューの製造法の説明に供せられる図である。
【0008】
まず、図10に示すような、所定厚さ寸法の板素材55,例えば、クロムモリブデン鋼(SCM材)を準備する。そして、この板素材55は連続プレス成形型の上型56と下型58との間にかつ図10に矢印で示す送り方向Iへ移動可能に置かれる。上型56には柱形状の半球成形用パンチ57と抜き落しパンチ59が送り方向Iで互いに所定間隔をもって設けられている。下型58には成形ダイス61が固定されている。成形ダイス61には半球成形用パンチ57の先端面に対向する上面に半球凹部63が形成されており、抜き落しパンチ59の先端面に対向する位置に抜き落し穴65が形成されている。半球成形用パンチ57、抜き落しパンチ59及び抜き落し穴65はほぼ同等の径寸法を有している。
【0009】
まず、始めに成形ダイス61の上面に板素材55をセットする。次に、図11に示すように、半球凹部63上の板素材55に上型56を降下させ半球形成用パンチ57によって板素材55をプレス成形し、半球凹部63によって荒成形品67の半球成形部69を押し出し形成する。この時点では板素材55と半球成形部69とは一体に連なっている。また、板素材55には半球形成用パンチ57によって表面に凹部55aが形成されている。
【0010】
次に、半球凸部69を形成した板素材55を送り方向Iへ移動し、半球凸部69を抜き落し穴65上に位置させる。そして、抜き落としパンチ59を抜き落とし孔65へ降下させ、図12に示すように、荒成形品67を打ち抜くと抜き落し穴65を通して下方に荒成形品67が落ち、図13に示す荒成形品67が得られる。この際、抜き落しパンチ59によって垂直に抜き落されるので半球成形部69に連なって円柱成形部71が形成される。抜き落された荒成形品67は所定の重量に管理される。
【0011】
上述した製造方法で得られた荒成形品67は、片面が半球面形状の半球成形部69であり、円柱状の切断面にて反対側の平面形成部73と連なるシューの形状に近似する荒成形品67となる。
【0012】
その後、シュー形状体67は、軟化焼鈍で応力除去、加工硬化除去等が行われる。さらに、シュー形状体67は、成形時に発生したプレスバリや、軟化焼鈍時に発生した酸化膜を除去し、さらに表面の光沢を出すためにバレル研磨等の表面研磨処理が行なわれる。
【0013】
次に、荒成形品67は仕上げ加工にてシューの形状に加工される。荒加工品(以下、荒成形品と同じ符号67で示す)を仕上げ加工するには、図14に示すような仕上げ加工用型を用いて行う。仕上げ加工用型は仕上げ用上型83と仕上げ用下型85とを備えている。仕上げ用上型83には成形後の熱処理ひずみ等を考慮した球面曲率半径R1をもつ凹部91と、この凹部91に連なっている円柱成形加工部92とが形成されている。
【0014】
凹部91の球面曲率半径R1は荒加工品67の半球成形部69の球面曲率半径R2よりも大きい球面曲率に設定されている。また、円柱成形加工部92の径方向の寸法は円柱成形部71の径方向の寸法よりも大きい寸法に設定されている。
【0015】
仕上げ用下型85には凹部91及び円柱成形加工部92に対応する上面位置に平坦な平面凹部95が形成されている。平面凹部95には荒加工品67の平面形成部73が乗せ置かれることによって所定位置に荒加工品67を位置させている。
【0016】
上述した状態で、仕上げ用上型83を仕上げ用下型85へ降下させると、図15に示すように、荒加工品67が仕上げ加工されて図16にも示すシュー50が製造される。
【0017】
荒加工品67の仕上げ加工では、シュー50の形状に成形するために、荒成形品67の半球成形部69の頂点が凹部91の中央部に接し中央部より外側へ除々に成形される。そのため、凹部91と半球成形部69との間にエアポケットが発生せず目的のシュー50の球面部51の形状の成形が可能となる。また、この際、球面部51に連なる円柱部53も同時に形成される。
【0018】
即ち、シュー50は、片面に形成した平面形成部54と平面形成部54を含む円柱部53と、平面形成部54とは反対面で円柱部53に連なる球面部51とを有している。球面部51の曲率半径R1は、R1>A/2の関係にあり、比率はR1に対してA/2は70%〜90%である。
【0019】
さらに、シュー50は熱処理工程で焼入硬化を目的として硬度を得るものである。硬度はFe−C系合金でシュー50の耐磨耗性を考慮しHRC58以上とする。熱処理後は最終的にシュー50の表面の研磨を行い、硬化されたシュー50を得る。
【0020】
更に、従来において、耐磨耗性に優れた材料として、軸受鋼(例えば、SUJ2、非特許文献1参照)がある。
【0021】
【特許文献1】
特開昭56−136249号公報
【0022】
【特許文献2】
特開平11−10276号公報
【0023】
【非特許文献1】
JIS G4805−1990
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した製造方法によって、軸受鋼の素材からシューを製造するには、SUJ2の板材は、市場の流通性を考慮すると、購入は困難であるために、板材からのSUJ2材の半球シューは製造が現実的ではない。
【0025】
そこで、本発明の一技術的課題は、SUJ2の素材を使用した半球シューを高価な半製品の球状の素形材を使用しないで製造する方法を提供することにある。
【0026】
また、本発明のもう一つの技術的課題は、SUJ2等の板材からではなく、線材又は棒材から製造することで、原料単価を安くすることができる半球シューとその製造方法を提供することにある。
【0027】
また、本発明のさらにもう一つの技術的課題は、SUJ2材を使用することにより、シューの熱処理を普通焼入れによってでき、シューの中心部まで均一に硬度が上がるとともに、内部組織が一定に安定する半球シューとその製造方法を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、斜板式圧縮機に用いられる半球シューであって、扁平に押しつぶされた線材又は棒材の打ち抜き加工により得られたシューのブランク品から形成されていることを特徴とする斜板式圧縮機のシューが得られる。
【0029】
また、本発明によれば、斜板式圧縮機に用いられる半球シューであって、扁平に押しつぶされた線材又は棒材の一端を扁平に押しつぶし、円筒状にブランキングしたブランク品を得、このブランク品の一面に球面を形成して、この球面部を抜き落として、一端面に球面が形成された荒成形品を得た後、前記荒成形品の球面を球面に押し当てながら前記球面が形成された一面の反対側の面を押してプレス加工によって得られたシューの仕上げ形状を有することを特徴とする斜板式圧縮機のシューが得られる。
【0030】
また、本発明によれば、前記いずれかの斜板式圧縮機のシューにおいて、軸受鋼材からなることを特徴とする斜板式圧縮機のシューが得られる。
【0031】
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載の斜板式圧縮機のシューにおいて、前記線材又は棒材は焼鈍済素材であることを特徴とする斜板式圧縮機のシューが得られる。
【0032】
また、本発明によれば、前記ブランク品がブランキングの後で球面形成される前に焼鈍されていることを特徴とする斜板式圧縮機のシューが得られる。
【0033】
また、本発明によれば、前記いずれかのいずれか一つの斜板式圧縮機のシューにおいて、前記シューは側面に円筒部を有することを特徴とする斜板式圧縮機のシューが得られる。
【0034】
また、本発明によれば、前記斜板式圧縮機のシューにおいて、前記側面は粗面であることを特徴とする斜板式圧縮機のシューが得られる。
【0035】
また、本発明によれば、線材又は棒材を扁平に押しつぶし、打ち抜き加工によりシューのブランク品を製造することを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法が得られる。
【0036】
また、本発明によれば、線材又は棒材の一端側を扁平に押しつぶし、円筒状にブランキングしてブランク品を形成する工程と、前記ブランク品の一面に球面を形成するとともに、前記球面部を抜き落として、一端面に球面が形成された荒成形品を得る荒工程と、前記荒成形品の球面を球面に押し当てるとともに前記球面が形成された一面の反対側の面を押してプレス加工することで、シューの仕上げ形状を得る仕上げ工程とを備えていることを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法が得られる。
【0037】
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載の斜板式圧縮機のシューの製造方法において、前記線材又は棒材は、軸受鋼材からなることを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法が得られる。
【0038】
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載の斜板式圧縮機のシューの製造方法において、前記線材又は棒材として、焼鈍済素材を用いることを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法が得られる。
【0039】
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載の斜板式圧縮機のシューの製造方法において、前記ブランク品を形成する工程の後、前記荒工程の前に前記ブランク品を焼鈍する工程を更に有することを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法が得られる。
【0040】
また、本発明によれば、前記いずれか一つの斜板式圧縮機のシューの製造方法において、前記シューは側面に円筒部を有することを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法が得られる。
【0041】
また、本発明によれば、前記斜板式圧縮機のシューの製造方法において、前記側面は粗面であることを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法が得られる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明の半球シューが用いられる斜板式圧縮機の構成は、従来技術に説明したものと同様であるので、その説明については省略する。
【0043】
図1乃至図8は本発明の実施の形態による半球シューの製造工程を順に示す図で、図1(a)は線材の平面図、(b)は線材の側面図、図2(a)は線材の先端押し後の平面図、(b)は(a)の側面図、図3(a)は線材のブランキング後の平面図、図3(b)は側面図、(c)は(a)のブランキングされたブランク品を示す側面図、図4はブランク品を示す正面図、図5(a)は1押しの説明に供せられる側面図、図5(b)は2押しの説明に供せられる正面図、図6はトリム抜き加工した状態を示す図、図7は仕上げプレス前の状態を示す断面図、図8(a)は仕上げプレス状態を示す断面図、図8(b)は仕上げ加工品を示す図である。
【0044】
図1を参照すると、まず、軸受鋼(SUJ2材、非特許文献1参照)からなる線材5をプレス又はフォーマーにセットする。
【0045】
図2に示すように、線材の先端を予め定められた厚さとなるように、押し潰して扁平形状5aとする(先端押し加工)。
【0046】
図3(a)及び(b)に示すように、扁平形状の先端部分5aを円筒状にブランキングし、ブランク品5bを形成する。ここで、図3(c)に示すように、打ち抜かれたブランク品5bは焼鈍され、次の荒成形工程に送られる。ここで、軸受け鋼の焼鈍済素材を用いた場合には、ブランク品の焼鈍は不要である。
【0047】
図4に示すように、ブランク品5bは略円板(円柱)形状であり側面の円筒部は、表面に打ち抜き加工時の加工痕による粗面となっている。
【0048】
図5(a)に示すように、ブランク品5bは、図示しないプレス機の下型に設けられたダイスの球面に、下面が押し付けられるように、挿入され、上面側から図示しない上型でプレスされることによって、下面側に球状の突出部6aが形成され、上面には、プレス時形成された窪み6bを備えた1押しプレス体6が形成される。この1押し加工によって、板厚のばらつきが更に、抑えられる。
【0049】
図5(b)に示すように、1押し加工の場合と同様に,プレス機の下型に設けられたダイスと上型によって下面に仕上げ形状よりも曲率半径の大きな球面を備え、上面にさらに、1押し加工直後の場合よりも更に、径の大きな窪み7bを備えた2押しプレス体7が形成される。この2押し加工によって、板厚のばらつきを抑える。
【0050】
図6に示すように、この2押しプレス体7の押し出た凸半球部7aをガイドにして、必要形状に抜き落として、抜き孔を備えた抜きカス8aと、次工程の略半球状の荒成形品8bとに分離する。
【0051】
図7に示すように、荒成形品8bを凹球面12aと上型11を結ぶ円筒部12bを備えたダイス12と、窪み部11b及びその周囲に設けられたテーパ部11aを備えた上型11で挟み込んでプレスする。
【0052】
図8(a)に示すように、荒成形品8bがプレスによって、予備成形及び仕上げ成形が1台のプレス機によって、仕上げプレス加工され、図8(b)に示すような仕上げ加工製品(半球シュー)1が得られる。
【0053】
仕上げ品である本発明の実施の形態による半球シュー1は、半球面1aと、円柱面1bを備えた略半球形状を備えている。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、軸受鋼の素材を使用した半球シューを、線材を使用するために、半製品の球状の素形材を使用しないで製造する方法を提供することができる。
【0055】
また、本発明によれば、軸受鋼等の入手性が極めて悪い板材からではなく、軸受鋼の線材から製造することで、原料単価を安くすることができる半球シューの製造方法を提供することができる。
【0056】
また、本発明によれば、軸受鋼材を使用することにより、ワークの熱処理を普通焼入れによってでき、ワークの中心部まで均一に硬度が上がるとともに、内部組織が一定に安定する半球シューの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による半球シューの製造工程を順に示す図で、(a)は線材の平面図、(b)は線材の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態による半球シューの製造工程を順に示す図で、(a)は線材の先端押し後の平面図、(b)は(a)の側面図である。
【図3】本発明の実施の形態による半球シューの製造工程を順に示す図で、(a)は線材のブランキング後の平面図、(b)は側面図、(c)は(a)のブランキングされたワークを示す側面図である。
【図4】本発明の実施の形態による半球シューの製造工程を順に示す図で、ブランク品を示す正面図である。
【図5】本発明の実施の形態による半球シューの製造工程を順に示す図で、(a)は1押しの説明に供せられる正面図、(b)は2押しの説明に供せられる正面図である。
【図6】本発明の実施の形態による半球シューの製造工程を順に示す図で、トリム抜き加工した状態を示している。
【図7】本発明の実施の形態による半球シューの製造工程を順に示す図で、仕上げプレス前の状態を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態による半球シューの製造工程を順に示す図で、(a)は仕上げプレス状態を示す断面図、(b)は仕上げ加工製品を示す図である。
【図9】従来技術による斜板式圧縮機を示す断面図である。
【図10】従来の斜板式圧縮機用シューの製造法の説明に供せられる図である。
【図11】従来の斜板式圧縮機用シューの製造法の説明に供せられる図である。
【図12】従来の斜板式圧縮機用シューの製造法の説明に供せられる図である。
【図13】従来の斜板式圧縮機用シューの製造法の説明に供せられる図である。
【図14】従来の斜板式圧縮機用シューの製造法の説明に供せられる図である。
【図15】従来の斜板式圧縮機用シューの製造法の説明に供せられる図である。
【図16】従来の斜板式圧縮機用シューの製造法の説明に供せられる図である。
【符号の説明】
1 半球シュー
1a 半球面
1b 円柱面
5 線材
5a 扁平形状(先端部分)
5b ブランク品
6a 突出部
6b 窪み
6 1押しプレス体
7 2押しプレス体
7a 凸半球部
7b 窪み
8a 抜きカス
8b 荒成形品
11 上型
11a テーパ部
12 ダイス
12a 凹球面
12b 貫通孔
50 シュー
51 球面部
53 円柱部
54 平面形成部
55 板素材
56 上型
58 下型
57 半球成形用パンチ
59 抜き落しパンチ
61 成形ダイス
63 半球凹部
65 抜き落し穴
67 荒成形品(荒加工品)
69 半球成形部(半球凸部)
71 円柱成形部
73 平面形成部
83 仕上げ用上型
85 仕上げ用下型
91 凹部
92 円柱成形加工部
95 平面凹部
100 シリンダブロック
110a 凹部
110b 球状凹部
101 ピストン
112 回転軸
113,114 軸受
115 斜板
115a 端面
116 ピン
117,118 スラスト軸受
119 シリンダボア
121 フロントシリンダヘッド
131,141 バルブプレート
142 リアシリンダヘッド

Claims (14)

  1. 斜板式圧縮機に用いられる半球シューであって、扁平に押しつぶされた線材又は棒材の打ち抜き加工により得られたシューのブランク品から形成されていることを特徴とする斜板式圧縮機のシュー。
  2. 斜板式圧縮機に用いられる半球シューであって、線材又は棒材の一端を扁平に押しつぶし、円筒状にブランキングしたブランク品を得、このブランク品の一面に球面を形成して、この球面部を抜き落として、一端面に球面が形成された荒成形品を得た後、前記荒成形品の球面を球面に押し当てながら前記球面が形成された一面の反対側の面を押してプレス加工によって得られたシューの仕上げ形状を有することを特徴とする斜板式圧縮機のシュー。
  3. 請求項1又は2記載の斜板式圧縮機のシューにおいて、軸受鋼材からなることを特徴とする斜板式圧縮機のシュー。
  4. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載の斜板式圧縮機のシューにおいて、前記線材又は棒材は焼鈍済素材であることを特徴とする斜板式圧縮機のシュー。
  5. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載の斜板式圧縮機のシューにおいて、前記ブランク品がブランキングの後で、球面形成される前に焼鈍されていることを特徴とする斜板式圧縮機のシュー。
  6. 請求項1乃至5の内のいずれか一つに記載の斜板式圧縮機のシューにおいて、前記シューは側面に円筒部を有することを特徴とする斜板式圧縮機のシュー。
  7. 請求項6記載の斜板式圧縮機のシューにおいて、前記側面は粗面であることを特徴とする斜板式圧縮機のシュー。
  8. 線材又は棒材を扁平に押しつぶし、打ち抜き加工によりシューのブランク品を製造することを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法。
  9. 線材又は棒材の一端側を扁平に押しつぶし、円筒状にブランキングしてブランク品を形成する工程と、前記ブランク品の一面に球面を形成するとともに、前記球面部を抜き落として、一端面に球面が形成された荒成形品を得る荒工程と、前記荒成形品の球面を球面に押し当てるとともに前記球面が形成された一面の反対側の面を押してプレス加工することで、シューの仕上げ形状を得る仕上げ工程とを備えていることを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法。
  10. 請求項8又は9記載の斜板式圧縮機のシューの製造方法において、前記線材又は棒材は、軸受鋼材からなることを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法。
  11. 請求項8乃至10の内のいずれか一つに記載の斜板式圧縮機のシューの製造方法において、前記線材又は棒材として、焼鈍済素材を用いることを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法。
  12. 請求項8乃至10の内のいずれか一つに記載の斜板式圧縮機のシューの製造方法において、前記ブランク品を形成する工程の後、前記荒工程の前に前記ブランク品を焼鈍する工程を更に有することを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法。
  13. 請求項8乃至12の内のいずれか一つに記載の斜板式圧縮機のシューの製造方法において、前記シューは側面に円筒部を有することを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法。
  14. 請求項13記載の斜板式圧縮機のシューの製造方法において、前記側面は粗面であることを特徴とする斜板式圧縮機のシューの製造方法。
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