JP2004215344A - 電磁振動体及び電磁振動体を具備した機器 - Google Patents

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智英 青柳
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Abstract

【課題】高分子絶縁材料による押圧力に頼ることなく、電気接続部の振動による接触不良、衝撃等による接触不良等電磁振動体が有する問題を解決する。
【解決手段】電磁振動体8の給電端子7は、非弾性体4により両端部を保持してバネ機能を具備せしめ、該給電端子7の中間部は機器内に設置される給電ランド6に対して弾性的に押圧せしめる電気接触部7aとして構成し、この電気接触部7aを機器内に固定した給電ランド6に対して弾性的に押圧せしめるように成し、振動発生機構8に対する給電を安定化して信頼性の高い電気接触性を実現することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電磁振動体に関し、特に携帯電話等、体感振動によって着信の合図とする機能を具備する機器に用いる電磁振動体及び電磁振動体を具備した機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特に携帯電話等の通信機器に装着する電磁振動体は、その振動源として信頼性が要求されるため、給電端子が堅く半田付けされることが多い。また、電磁振動体を弾性的に支持した場合にはリード線を長くして半田付けする構造が多く採用されている。
しかし、近年において電磁振動体を容易に取付けることの必要性が生じ、ボタン電池のような弾性接触式の電気接続構造が採用されるようになってきている。尚、これらの例として、特開平8−308170号,特開平11-1369号等がある。
しかしながら、これらの構造は電磁振動体を機器内にて弾性支持するには適当ではない。何故なら、電磁振動体を弾性接触により弾性的に保持した場合、弾性的に変形する給電端子を片持ち状態にて支持しているため自由端側の振れが多い。従って、機器内に設けた給電ランドに給電端子先端の電気接触部が電気接触して振動することによって、同電気接触部と機器の給電ランドとが過剰に擦れ合って、経時変化と共に電気接触部に接触不良を生じることがある。
また、給電端子を弾性保持するために圧縮可能な弾性押圧体の一部を使い、その押圧力を利用して電気接触部の接触圧力を維持するものがある。例えば特許文献1参照。
ところが、上記したこれらの弾性押圧体は高分子絶縁材料を用いるため、加圧状態で長時間一定な弾性力を維持することが難しく、使用環境によっては短期間で押圧力が低下する可能性を有している。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−78790号 (図1−a,図1−b)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、電磁振動体を弾性的に保持する場合も、若しくは堅く固定する場合でも電磁振動体を容易に組み込むことができると共に、組み込むだけで容易に電気接続でき、且つ、高分子絶縁材料による押圧力に頼ることなく、電気接触部の振動による接触不良、衝撃等による接触不良の問題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明の電磁振動体は、振動発生機構により分銅を回転させることで機器を振動せしめる電磁振動体において、上記振動発生機構はその一部若しくは全体を収納するケースを具備し、上記振動発生機構の給電端子は、ケースから外に突出せしめ、同ケースに被装した非弾性体により両端部を保持してバネの如き弾性を具備せしめ、該給電端子の中間部には機器内に設置される給電ランドに対して弾性的に押圧せしめる電気接触部を形成して、上記振動発生機構に給電可能と成し、上記振動発生機構を機器内に保持する押圧力と、給電端子の電気接触部を給電ランドに押圧せしめる押圧力とを個々に設定できるように構成したものである。
また、給電端子は、例えばバネ線材からなるものであってもよいし、薄板状鋼板からなる給電端子を用いてもよい。
【0006】
請求項2記載の電磁振動体は、振動発生機構により分銅を回転させることで機器を振動せしめる電磁振動体において、上記振動発生機構はその一部若しくは全体を収納するケースを具備し、上記振動発生機構の給電端子は、ケースから外に突出せしめ、同ケースに被装した非弾性体により保持してバネの如き弾性を具備せしめ、該給電端子は機器内に設置される給電ランドに対して弾性的に押圧せしめる電気接触部を形成し、上記給電端子はバネ線材を用いて構成し,且つ上記電気接触部は、同バネ線材を上記給電ランドと対向する仮想平面上において適宜な形状に湾曲せしめて構成したものである。
尚、給電端子は両持ち状態で支持してもよいし、片持ち支持で先端側を電気接触部として構成したものであってもよい。
【0007】
請求項3記載の電磁振動体は、上記給電端子はバネ線材を用いて構成し、給電ランドに対応する部分は、同バネ線材を上記給電ランドに対向する仮想平面上において適宜な形状に湾曲して成るものである。
【0008】
請求項4記載の電磁振動体は、請求項1または3記載の電磁振動体において、上記給電端子の両端部を非弾性材により保持し、その中間部を上記給電ランドに周面を接触可能なコイルバネ状に巻回して電気接触部を構成してなるものである。
【0009】
請求項5記載の電磁振動体は、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の電磁振動体において、振動発生機構のケースに被装した非弾性体は、機器に直接接触せしめて、上記給電ランドとケースとの間に所定寸法の間隙を形成し、この間隙内に配置される給電端子を給電ランドに対し弾性的に接触させるように構成して成ものである。
【0010】
請求項6記載の電磁振動体は、請求項1乃至請求項5の何れか1項記載の電磁振動体において、上記非弾性体は、振動発生機構のブラシ部位を保持するブラシ台と一体に形成して成るものである。
【0011】
請求項7記載の電磁振動体は、上記請求個1乃至請求項6の何れか一項記載の電磁振動体において、上記振動発生機構は、非弾性体と弾性体とにより挟持された状態にて機器内に内装するように構成したものである。
【0012】
請求項8記載の機器は、上記請求項1乃至7記載の何れか1項記載の電磁振動体を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1及び図3にて示す電磁振動体Aは、設置する機器として携帯電話に設置した場合を示している。即ち、この電磁振動体Aは感振動により着信の合図を持ち主に促す機能を具備する。躯体1は携帯電話の裏躯体であり、この躯体1の内面に振動発生機構8を装着してある。
振動発生機構8は小型のコアレスモータからなり、その出力軸8aに分銅10を偏芯した状態で嵌装して固定してある。振動発生機構8はケース8cを具備し、該ケース8c内に機能部を収納してある。ケース8cは圧延鋼板等を用いた筒状態からなり、その前側端から軸受け部8bと出力軸8aとを突出してある。
【0014】
また、振動発生機構8のケース8cの外周には非弾性の合成樹脂から成形した支承体4を止着してある。支承体4は給電端子7等を支承支持する固定部材である(図1)。
支承体4はケース8cの外周面に被着する被着部4cと、該被着部4cの後端に一体成形した後部カバー4dと、同被着部4cの先端部に一体成形した先端固定部4bとからなる。後部カバー4dは支承体4の後端に端子固定部4aと共に一体形成し、ケース8cの後端部の開口を覆うように嵌装してある。後部カバー4d部は、その内部にて振動発生機構8となるモータのブラシを支承している。また、支承体4の後部には振動発生機構8の給電端子7の基端側を挿通せしめて固定する端子固定部4aを有し、この端子固定部4aと後部カバー4dとにより同給電端子7の基端部を支持してある。
【0015】
一方、支承体4の上部側には先端固定部4bを突出形成してあり、該先端固定部4bに上記給電端子7の先端部を嵌挿して取り付け固定してある。即ち、給電端子7は上記端子固定部4aと先端固定部4bとにより両持ち状態で支持してある。また、給電端子7は、端子固定部4aと、先端固定部4bとの間で側面視略山形に屈曲した状態で突出し、その中央部に電気接触部7aを形成してある。
また、上記したように側面視略山形に湾曲させた給電端子の先端部は先端固定部内で固定せずに同端子の変形に応じて嵌挿部分でスライドするように構成してもよい。
【0016】
図3にて示すように、給電端子7はブラス極,マイナス極の2本一対の線材であり、バネのような弾性と通電性を有する線材を用いて成る。また、給電端子7の中央部には仮想円形の内側にてSの字を描くように線材を湾曲させて電気接触部7aを構成してある。また、上記給電端子7の電気接触部7aは、給電端子7の給電ランド6に対応する部分を同給電ランド6に対向する仮想平面上において上記したようにSの字状に湾曲させて形成し、これにより取付板2の内側に所定の間隔を置いて設けた平面的な給電ランド6に対して広い範囲で接触するように構成してある。
【0017】
上記したケース8cは、躯体1の内面に対して弾性体5を介して取付けられ、後述する取付板2との間に挟持される。
弾性体5は、良好な弾性力を有する合成樹脂やゴム材から成り、ケース8cの前端側と給電端子7や端子固定部4a,先端固定部4bの露出部位を除いた部分を被覆する形で装着してある(図2)。
一方、ケース8cを挟んで躯体1と対向する取付板2には電源回路に連絡する2枚の給電ランド6を平行状に配設してある。取付板2は躯体1と重なり合うもう一つの躯体(図示せず)側に直接的若しくは間接的に取付固定され、その内面における給電端子7に対応する位置には給電ランド6を構成する通電板6'を貼着して固定してある。
【0018】
上記した如く給電ランド6を設けた取付板2は、図1にて示す接合面bまで押圧して接合する(図1)。この状態により、振動発生機構8のケース8cは非弾性体である支承体4と弾性体5との間に挟持される。この際の挟持力は圧縮した弾性体5が発生する反発力である。
本実施例において、非弾性体からなる支承体4と取付板2との対向面同士が直接に接触した状態で挟持されるため、給電ランド6とケース8c'との間隙を一定に維持できるので、給電端子7の給電ランド6に対する押圧力、即ち電気接触も一定に保つことができる。
【0019】
また、振動発生機構8のケース8cを挟持した状態では、側面視略山形に形成した両給電端子7の電気接触部7aの略S形曲部が弾性変形し、取付板2による押圧により押さえ込まれる。これにより、電気接触部7aは、各々に対応する給電ランド6に対して平面的且つ広範囲に接触する(図4)。さらに、上記したような挟持状態が維持される状態では、両給電端子7の圧縮量x(ストローク)が一定に維持されるので、電気圧接力も一定に維持することができる。
【0020】
図5はコイルバネを利用して成る給電端子70である。この給電端子70はバネ線材を3〜4周巻回してコイルバネ状に形成し、このコイルの周面を給電ランドと接触する電気接触部70aとしている。電気接触部70aのコイルの一端と他端とからは真っ直ぐに線材が延出し、端子固定部4aと先端固定部4bに嵌入して支持してある。
この給電端子70は上記した給電端子7と同様に機能するが、バネ弾性が良好なので給電ランドに対する電気圧接力が安定して継続し、しかも耐久性も高い。
【0021】
次に本発明の第2実施例を図6に基づいて説明する。
この電磁振動体A2は、上記した電磁振動体Aと基本構成が共通するが、支承体4の後部カバー4d'にケース8c'のマグネット収納部8dを嵌合して支持する支承孔4eを開設してある。また、ケース8c'の周囲に被装する弾性体51は、開口部52,53,54を開設し、振動発生機構8の軸受部8bと給電端子a、ケース8c'のマグネット後端収納部8dが露呈するように構成してある。尚、上記した振動発生機構8は軸受部8bによりモータのシャフトを片持ちで支持すると共にモータのブラシを装着している。
【0022】
また、躯体1の内面には上記弾性体51をピッタリと嵌入して収納する収納凹部1aを一体成形してある。この収納凹部1aに振動発生機構8を収納したケース8c'を嵌装すると、躯体1の収納凹部1a内において振動発生機構8のケース8c'が弾性体51を介して固定される(図6)。
次いで取付板2を弾性体51により被覆されたケース8c'及び端子固定部4aと先端固定部4bに対して押圧すると、振動発生機構8のケース8c'は上記した如く被装した弾性体51を介して躯体1と取付板2の間に挟持される。この状態において給電端子7は電気接触部7aを取付板2の内面に設けた給電ランド6に押圧して押し下げられた状態となる(図4)。
【0023】
上記したように、躯体1と取付板2の間に装着した電磁振動体A2は、圧縮せしめた弾性体51により振動発生体8のケース8c'を包むように挟持することで、同弾性体51が発する弾性的反発力により振動発生体8のケース8c'を安定して保持することができる。また、振動発生機構により発生する振動を、弾性体51を介することで躯体1と取付板2との双方へ安定的に伝達することができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したものであるから、電磁振動体は弾性体を用いて弾性的に保持するか、非弾性体を用いて堅く保持するかに代わらず、その給電端子と給電ランドとの電気接続を接触により確実な電気接続を継続することができる。
よって、電気接続を接触によって行なう構造を持つ従来の電磁振動体のように、振動による接触不良や衝撃による接触不良の問題を確実に解決することができる。また、高分子弾性体の有する問題、即ち、長期間の使用に伴う弾性力の低下に伴う電気接触部の接触不良もなく、これにより電気接続の構造が持つ信頼性を格段と向上し得る。
尚、本発明にあっては、弾性体によるによる押圧力は必ずしも必要ではない。その結果、部品点数を削減して電磁振動体の実質容積を減少させることも可能になり、組み立て易く且つ信頼性に優れた電池駆動機器、例えば携帯電話等に有効利用することができる。
【0025】
請求項1の電磁振動体の給電端子は上記非弾性体により両端部を保持して(両持ち状態)バネ機能を具備せしめ、該給電端子の中間部は機器内に設置される給電ランドに対して弾性的に押圧せしめる電気接触部として成し、この電気接触部を機器内に固定した給電ランドに対して一定な力により弾性的に押圧せしめることにより、振動発生機構に対する給電を安定化して信頼性の高い電気接触性を実現することができる。
【0026】
請求項請2記載の電磁振動体は、振動発生機構の給電端子として、給電端子を構成する通電線材としてバネ線材を用い、給電ランドに電気接触する部分は、線材を仮想平面上において適宜な形状に湾曲せしめて構成したものである。
よって、給電端子湾曲部分の電気接触部は給電ランドに対して接触面積を増大することができ、接触給電の信頼性を高めることができる。
【0027】
請求項3記載の電磁振動体は、請求項1記載の電磁振動体において、振動発生機構の給電端子は、同給電端子を構成する通電線材してバネ線材を用い、給電ランドに電気接触する部分は、線材を仮想平面上において適宜な形状に湾曲せしめたものであから、上述した請求項1記載の電磁振動体のように給電端子を両持ち状態にて保持することにより弾性を安定化して信頼性の高い電気接触性を得ると共に、請求項2記載の電磁振動体のように、電気接触部を給電ランドに対して広い接触面積を介して接触するとにより接触給電の信頼性を高める効果を奏する。
【0028】
請求項4記載の電磁振動体は、請求項1又は3記載の電磁振動体において、
上記給電端子の両端部を非弾性材により保持し、その中間部をコイルバネ状に巻回して電気接触部として成るものであるから、給電端子を両持状態で保持することによりコイル部分により良好な弾性変形特性を発揮し、接触給電の信頼性をより高めることができる。
【0029】
請求項5記載の電磁振動体は、請求項1又は請求項4の何れか1項記載の電磁振動体において、振動発生機構のケースに被装した非弾性体は、機器に直接接触せしめるように成すと共に、上記給電ランドとケースとの間に所定寸法の間隙を形成し、この間隙内に配置される給電端子を機器の給電ランドに対し弾性的に接触するように構成したものであるから、非弾性体が機器の一部に直接当接することで、給電端子とケースとの間に適正な間隙を確保し、これにより給電端子を給電ランドに対して適正な接触圧で接触し、この状態を長期にわたり継続することができる。
また、給電端子の押圧力として高分子絶縁材料の弾性を利用しなくとも給電端子の押圧力を適正に維持できるので、従来のもののような接触不良を生じることもない。
【0030】
請求項6記載の電磁振動弾性体は、請求項1乃至5の何れか1項記載の電磁振動体において、非弾性体を振動発生機構のブラシを保持するブラシ台と一体に形成して成したものであるから、非弾性体のホルダーとモータのブラシ台の支持部分とを一体化することで部品点数を削減し組み立て性を向上すると共に、絶縁性と給電端子の適正接触圧を維持する効果とを兼備えることができる。
【0031】
請求項7記載の電磁振動体は、請求項1乃至6の何れか1項記載の電磁振動体において、振動発生機構は、非弾性体と弾性体とにより挟持して機器内に支持して成るものであるから、弾性体による押圧力により振動発生機構のケースと非弾性部材とを機器の給電ランドの周囲に固定した状態で挟持できると共に、振動発生機構による振動を上記した如く弾性体を介在するとで、機器に対して安定的に伝達することができる。
【0032】
請求項8記載の機器は、請求項1乃至7の何れか1項記載の電磁振動体を具備する機器であるから、上記した請求項1乃至7記載の電磁振動体の有する効果を発揮できる機器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した電磁振動体の装着状態の一例であり、躯体を切欠して示す縦断側面図。
【図2】同電磁振動体の装着状態であり、躯体を切欠して示す正面図。
【図3】同電磁振動体を示す平面図。
【図4】中間部を略S形に湾曲した給電端子を示す側面図と平面図。
【図5】コイルバネ構造を採用した給電端子を示す側面図と平面図。
【図6】本発明と実施した電磁振動体の装着状態の他例であり、振動発生機構を弾性体により被覆して躯体内に装着した状態を示す縦断側面図。
【符号の説明】
A,A2・・・電磁振動体
1・・・躯体
2・・・取付板
4・・・支承体(非弾性体)
5・・・弾性体
6・・・給電ランド
7,70・・・給電端子
8c,8c’・・・ケース

Claims (8)

  1. 振動発生機構により分銅を回転させることで機器を振動せしめる電磁振動体において、上記振動発生機構はその機能部の一部若しくは全体を収納するケースを具備し、
    上記振動発生機構の給電端子は、ケースから外に突出せしめ、同ケースに被装した非弾性体により両端部を保持してバネの如き弾性を具備せしめ、
    該給電端子の中間部には機器内に設置される給電ランドに対して弾性的に押圧せしめる電気接触部を形成して、上記振動発生機構に給電可能と成し、
    上記振動発生機構を機器内に保持する押圧力と、給電端子の電気接触部を給電ランドに押圧せしめる押圧力とを個々に設定できるように構成した電磁振動体。
  2. 振動発生機構により分銅を回転させることで機器を振動せしめる電磁振動体において、上記振動発生機構はその一部若しくは全体を収納するケースを具備し、
    上記振動発生機構の給電端子は、ケースから外に突出せしめ、同ケースに被装した非弾性体により保持してバネの如き弾性を具備せしめ、
    該給電端子は機器内に設置される給電ランドに対して弾性的に押圧せしめる電気接触部を形成し、
    上記給電端子はバネ線材を用いて構成し,且つ上記電気接触部は、同バネ線材を上記給電ランドと対向する仮想平面上において適宜な形状に湾曲せしめて構成した電磁振動体。
  3. 上記給電端子はバネ線材を用いて構成し、給電ランドに対応する部分は、同バネ線材を上記給電ランドに対向する仮想平面上において適宜な形状に湾曲して成る請求項1記載の電磁振動体。
  4. 上記給電端子の両端部を非弾性材により保持し、その中間部を上記給電ランドに周面を接触可能なコイルバネ状に巻回して電気接触部を構成してなる請求項1または3記載の電磁振動体。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項記載の電磁振動体において、振動発生機構のケースに被装した非弾性体は、機器に直接接触せしめて、上記給電ランドとケースとの間に所定寸法の間隙を形成し、この間隙内に配置される給電端子を給電ランドに対し弾性的に接触させるように構成して成る電磁振動体。
  6. 上記非弾性体は、振動発生機構のブラシ部位を保持するブラシ台と一体に形成して成る請求項1乃至5の何れか一項記載の電磁振動体。
  7. 上記振動発生機構は、非弾性体と弾性体とにより挟持された状態にて機器内に内装するように構成した請求項1乃至6記載の何れか一項記載の電磁振動体。
  8. 上記請求項1乃至7の何れか一項記載の電磁振動体を備えた機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7567002B2 (en) * 2007-08-06 2009-07-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Board mounted structure of vibration motor

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