JP2004215265A - 無線通信ネットワークのトラフィック割当てマップの作成方法及びそれを実施する情報処理システム - Google Patents

無線通信ネットワークのトラフィック割当てマップの作成方法及びそれを実施する情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 加入者の移動性を考慮した、無線通信ネットワークのトラフィック割当てマップの作成技術を提供する。
【解決手段】 情報処理システム(1)が入出力手段(3)を有し、該入出力手段(3)は、ターゲットとするネットワークの地理的区域における無線通信回線トラフィックの割当てマップ(30)をグラフィック表示する。割当てマップ(30)のデータは、記憶手段(2)の第1のメモリ(21)のデータベースに記録されている。無線通信回線のトラフィックを表すデータは、カウンタ手段(4)によって提供され、また、監視センター(OMC)から抽出されるデータを、情報処理システム(1)の抽出手段およびテーブル化手段(10)によって抽出したデータ含んでいる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信ネットワークのトラフィック割当てマップの作成方法及びそれを実施する情報処理システムに関し、詳細には、セルラー方式無線電話ネットワーク関するものであり、またより特定的には、通信事業者によって管理されるネットワークにおける電波到達圏の改良のための、GSM回線トラフィックのような無線通信ネットワークのトラフィックの割当てマップの作成、管理、および利用の方法とシステムに関するものである。
セルラー方式無線電話ネットワークは、多数の地上電波ベース基地局から成り、該基地局は、それぞれのセルを定義する区域の電波到達圏を保証するものである。
セルの区域において行き来するモバイル無線端末と基地局との間で通信を確立することを可能にするために、基地局に空いている回線が存在しなければならない。
そのために、無線ネットワークのボリュームの決定が、適切に実現されなければならない。
既知の手法では、無線アクセスネットワーク、例えばGSM、UMTSあるいは他のあらゆる無線ネットワークのボリュームは、次のように決定されている。
すなわち、定められた地域(例えば全国的あるいは地域的規模)におけるモバイルサービスの提供に必要なさまざまなネットワーク構成要素の数および構成を見積り、一般的に数年を通して複数の段階で実行したり、また他方では、無線アクセスネットワークの類型論を提案することにより決定されている。
展開プランの段階によらず、初めのデータは、到達圏データ、トラフィックデータ、サービスの質のデータとの三種類のデータによる。
到達圏データは、カバーすべき地域に対応しており、各地域は、識別されるべき区域として、例えば、四つ(密集した都市、都市、郊外、農村)のカテゴリーに分割される。
ここで、伝播の条件が、到達圏のデータから差し引かれることができる。
トラフィックデータは、周波数のスペクトルの稼動率、区域ごとの加入者の密度(例えば、1km2につき加入者500人)、および加入者の消費パターンに対応する。
サービスの質に関するデータは、到達圏の確率(例えば受信する信号の強度が特定の閾値を超える確率の95%)、ブロッキング、最大遅延、最小流量の確率等に対応し、また他方では、さまざまな区域について考えられるサービスのレベルに対応する。
先行技術のボリュームの決定方法の不都合は、加入者の移動性があまり考慮されておらず、無線通信ネットワークのトラフィック割当てマップの提供手段として充分なものでない。
トラフィックデータは、せいぜい、一つの区域における加入者の静的な密度についてしか情報を与えないのである。
もっとも、もしボリュームの決定が、カバーされるべき区域の各特有の場所へと移動した加入者のトラフィックを考慮に入れて、また同時に同じ区域の内部での差位も考慮にいれることができるのであれば、ボリュームの決定は容易になり、また、よりよく適合されることが可能である。
特許文献1には、局から放射した電波の状況を作成する電波状況作成方法に関し、サーバが多数の携帯端末から電波強度あるいは圏外、位置情報、時刻を収集してマップを作成し、電波強度の小さい、圏外の場所にアンテナ設置場所候補として提示し、およびマップを提供して利用者の位置や任意位置における電波強度、端末密度を知らせるなどのサービスを提供することを目的とする発明が提示され、それは、局から電波を放射し、各端末で測定された電波強度あるいは測定不可のときは圏外、および測定した現在位置の送信を受けて受信するステップと、各端末から受信した電波強度あるいは圏外、および位置情報をもとに地図上に電波強度のマップを作成するステップとを有する電波状況作成方法である。
特開2003−264494号公報
本発明の目的は、加入者の移動性を考慮した、無線通信ネットワークのトラフィック割当てマップを提供することにある。
すなわち、本発明は、先行技術の一つあるいは複数の不都合を取り除いて、モバイル電気通信回線のトラフィックの割当てマップの作成、管理、および利用の方法を提供することを第1の目的としており、該方法は、無線のボリュームの決定のために測定されるトラフィックの統計を考慮に入れながら、無線ネットワークのために、トラフィックの変化および差位を表す情報マップを提供することを可能にする。
本発明の他の目的は、現実のトラフィックの情報マップを表すこれらのデータの利用によって、ネットワークの電波到達圏の最適な方法での展開あるいは変更を可能にすることである。
このために、本発明は、第1の手段として、モバイル無線通信ネットワークのトラフィックの割当てマップの作成、管理、および利用の方法に関するものであり、該方法は、前記ネットワークの切り分けにしたがって多数のポイントあるいはピクセル(301,302,303)に切り分けられた地理的区域を表すデータ、前記ネットワークへの加入者の無線通信ネットワークにおけるトラフィックを表すデータを記憶させる情報処理システム(1)による、セルラー方式無線ネットワークの電波到達圏の展開を目的としており、無線通信ネットワークにおけるトラフィックを表す前記データが、ネットワーク上の加入者のトラフィックの量的および質的な測定値を含み、前記測定値が、少なくとも一つの決まった時間帯に対応し、前記方法が次の過程を含むことを特徴としている:
−使用者と前記システムとの間の入出力手段(3)による少なくとも一つの地理的区域の選択(50)、
−選択された前記地理的区域および決まった時間帯に対応するトラフィックを表すデータの前記システム(1)による回収(51)および使用であって、情報処理システムによるこれらのデータの利用によって、無線通信ネットワークのトラフィックの少なくとも一つの割当てマップ(30)を形成する。
本発明の第2の手段として、上記第1に記載の手段について、無線通信ネットワークにおけるトラフィックを表すデータは、カウンタ手段(4)によって提供され、また前記情報処理システム(1)の抽出手段およびテーブル化手段(10)によって少なくとも一つの設備の監視センター(OMC)から抽出されるデータを含む。
本発明の第3の手段として、上記第2に記載の手段について、情報処理システム(1)において記憶させた各地理的区域には、トラフィックの量的および質的な測定値の多数のデータ系列が対応しており、測定値の各データ系列は、異なる時間帯に対応しており、地理的区域および時間帯に応じた測定値の前記データ系列の分類は、情報処理システム(1)のメモリ(22)内に蓄えられるそれぞれの特有のテーブル(221,222,223)において、前記抽出手段およびテーブル化手段(10)によって実行される。
他の第4の手段として、上記第1から第3のいずれか一つに記載の手段について、トラフィックを表す前記データは、各地理的区域についての周波数のスペクトルの稼動率を含んでおり、加入者のトラフィックの量的および質的な前記測定値は、とりわけ、各地理的区域について、決まった時間帯について以下を含んでいる:
−区域のあらゆるポイントで流したトラフィックの平均密度(dmte)、
−前記区域のあらゆるポイントでのネットワークへのアクセスブロッキング率。
本発明は、このように、現実に流したトラフィック並びにブロッキングが考慮されるので、現行のネットワークの内部に存在するトラフィックの要求を実際に表すデータを考慮に入れることができる。
本発明の第5の手段として、上記第4に記載の手段について、加入者のトラフィックの量的および質的な前記測定値は、さらに、各地理的区域について、決まった時間帯について、区域のあらゆるポイントでの呼出しの始まりの数(nda)を含む。
本発明の第6の手段として、上記第1から第5のいずれか一つに記載の手段について、他の特徴によると、前記情報処理システム(1)は、選択された地理的区域のあらゆるポイントでの加入者のトラフィックの値のレベル(nvt)を計算するものであり、前記トラフィックの値のレベルは、無線のリソースの占有を表すトラフィックの単位において表示され、ピクセル(301,302,303)は、ピクセルついて流したトラフィックの値のレベルに従って、異なる手法で前記区域に表示される。
トラフィックの単位は、回線トラフィックについてはミリアーラン/km2(mE/km2)、またデータトラフィックについてはメガオクテット/ヘルツ/km2で表示されることができる。
本発明の第7の手段として、上記第1から第6のいずれか一つに記載の手段について、前記情報処理システム(1)によって記憶させた無線通信ネットワークのトラフィックの割当てマップ(30)は、使用者と前記システム(1)との間での入出力手段(3)によって実行される選択に対応して、前記システム内に記憶させた第1のデータベースに連動(53)しており、該第1のデータベースは、ピクセルのそれぞれの内部のトラフィックの見積もられる増加を表すデータを含んでおり、前記システム(1)は、前記第1のデータベースから、選択された前記トラフィック割当てマップ(30)に対応するデータを選択して、前記システム(1)の計算手段(11)によって、ピクセル(301,302,303)のそれぞれの内部に流すべきトラフィックを計算する。
本発明の第8の手段として、上記第7に記載の手段について、トラフィックの見積もられた増加を表すデータは、各ピクセル(301,302,303)について、とりわけ、ネットワークにおけるフィールドのレベルに関連したサービスの確率、および地表のタイプによって決まる加重計算に対応しており、情報処理システム(1)は、各ピクセル(301,302,303)について、この加重計算を割当ておよび記憶させる。
本発明の第9の手段として、上記第1から第6のいずれか一つに記載の手段について、前記情報処理システム(1)によって記憶させた無線通信ネットワークのトラフィックの割当てマップ(30)は、使用者と前記システム(1)との間での入出力手段(3)によって実行される選択に対応して、前記システム内に記憶させた第2のデータベースに連動しており、該第2のデータベースは、輪郭内に再び集められたピクセル(301,302,303)に加重するための地理的区域を表す地理的マーケティングデータを含んでおり、輪郭の内部の加重係数は、とりわけネットワークにおけるフィールドのレベルによって決まるサービスの確率、および地表のタイプに依存している。
本発明の第10の手段として、上記第7から第9のいずれか一つに記載の手段について、流すべきトラフィックのマップ(31)は、トラフィックの前記割当てマップ(30)のデータの利用および記憶手段(2)のデータベース(24)に記憶させたトラフィックの増加データとの連動から、前記計算手段(11)によって生成される。
本発明の第11の手段として、上記第10に記載の手段について、電波到達圏のモデル化(61)の段階は、システム(1)に記憶された、少なくとも一つのタイプの無線基地局を表すデータを使ってパラメータ化され、また前もって選択された地理的区域に適用される次の過程を含む:
−前記システム(1)の記憶手段(2)の到達圏ファイル(26)からの、対応する電波到達圏区域の決定データおよびパラメータの選択であって、前記パラメータは、到達圏の計算の一段階を含んでいる。
−各セルの内部のトラフィックの容量を決定するように、選択された前記地理的区域での、前記電波到達圏区域に結びついた到達圏セルのメッシュ化。
本発明の第12の手段として、上記第11に記載の手段について、高密化されるべき小区域の識別過程は、電波到達圏のモデル化(61)の段階の後に前記情報処理システム(1)の計算手段によって、各ピクセル(301,302,303)について、流すべきトラフィックデータと、トラフィック容量を表すデータとの間で比較して実行される。
本発明の第13の手段として、上記第11に記載の手段について、高密化されるべきネットワークの小区域の識別過程は、電波到達圏のモデル化(61)の段階の後に前記情報処理システムの計算手段(11)によって、各輪郭について、流すべきトラフィックとトラフィック容量との間で比較して実行され、流すべきトラフィックとトラフィック容量との間の差は、前記小区域の内部で決定される閾値を超える。
本発明の第14の手段として、上記第11から第13のいずれか一つに記載の手段について、余剰な容量の小区域の識別過程は、電波到達圏のモデル化(61)の段階の後に前記情報処理システム(1)の計算手段(11)によって、各ピクセル(301,302,303)について、流すべきトラフィックとトラフィック容量との間で比較して実行される。
本発明の第15の手段として、上記第12から第14のいずれか一つに記載の手段について、小区域における流すトラフィックとトラフィック容量との間の差は、前記小区域のための、主要サーバと呼ばれる、最も高性能のセル内に位置する少なくとも一つの送受信設備の使用者による調整、付加、あるいは除去によって少なくなり、情報処理システム(1)上のネットワークのモデル化の再構成、および対応する変更の記憶を開始する。
本発明の他の目的は、本発明による方法に特別に適応した情報処理システムを定義することによって、先行技術において遭遇する一つまたは複数の問題に解決案をもたらし、セルラー方式無線電話ネットワークの電波到達圏を改良することである。
本発明の第16の手段として、上記第1から第15のいずれか一つに記載の手段について、本発明による方法の実施のための情報処理システムによって達成され、該情報処理システム(1)は、記憶手段(2)、選択手段(12)、および計算手段(11)を含むものであり、前記記憶手段(2)は、第1のメモリ(21)内に、前記ネットワークの切り分けに従って多数のポイントあるいはピクセル(301,302,303)に切り分けられた地理的区域を表すデータ、また第2のメモリ(22)内に、前記ネットワークの少なくとも一つの決まった時間帯の無線通信ネットワークのトラフィックを表すデータを含んでおり、前記システム(1)は、以下を含むことを特徴としている:
−使用者と前記システム(1)の間の入出力手段(3)であって、前記地理的区域のうち少なくとも一つを選択しまた表示するための選択手段(12)につながれた手段、
−選択された前記地理的区域への、決まった時間帯のトラフィックを表すデータの重ね合わせ手段であって、前記入出力手段(3)によって表示される、少なくとも一つのトラフィックの割当てマップ(30)を形成するための手段、
−カウンタ手段(4)によって提供され、また設備の少なくとも一つの監視センター(OMC)から抽出されるデータからの、地理的区域および時間帯に応じた測定値のデータ系列の抽出手段およびテーブル化手段(10)。
本発明の第17の手段として、上記第16に記載の手段について、トラフィックを表す前記データは、周波数のスペクトルの稼動率、加入者のトラフィックの量的および質的な測定値を含み、前記測定値は以下を含む:
−区域のあらゆるポイントでのトラフィックの平均密度(dmte)、
−前記区域のあらゆるポイントでのネットワークへのアクセスブロッキング率(tbar)、
−区域のあらゆるポイントでの呼出しの始まりの数(nda)。
本発明の第18の手段として、上記第16または第17に記載の手段について、前記計算手段(11)は、記憶手段(2)につながっており、トラフィックを表す前記データから、前記選択手段(12)によって選択された地理的区域のあらゆるポイントで流すトラフィックの値を計算する。
本発明の第19の手段として、上記第16から第18のいずれか一つに記載の手段について、前記記憶手段(2)は、地理的マーケティングデータを含む少なくとも一つのファイル(23)、ネットワークの電波到達圏の決定データを含む少なくとも一つのファイル(26)、ネットワークのあらゆるポイントあるいはピクセル(301,302,303)でのトラフィックの見積もられた増加を表すデータの少なくとも一つのファイル(24)、および前記入出力手段(3)を介して使用者がデータ収集入力した入力パラメータを含む少なくとも一つの構成ファイル(25)を、それぞれに記録するためのメモリを含んでおり、前記地理的マーケティングデータは、ピクセル(301,302,303)のそれぞれの加重計算の構成要素、とりわけネットワークにおけるフィールドのレベルによって決まるサービスの確率、および様々なタイプの地表を含んでいる。
本発明の第20の手段として、上記第19に記載の手段について、前記計算手段(11)は、マーケティングデータファイル(23)および/あるいはトラフィックの増加データファイル(24)のデータの抽出手段(13)につながっており、前記選択された区域のあらゆるポイントで、流すべきトラフィックの値を計算し、選択された区域の流すべきトラフィックの値の全体は、前記記憶手段(2)内に蓄えられる。
本発明の第21の手段として、上記第20に記載の手段について、ネットワークの電波到達圏の前記決定用データは、少なくとも一つのタイプの無線基地局を表すデータを含んでおり、前記選択手段(12)は、計算手段(11)に前記区域のあらゆるポイントでのトラフィック容量を提供することを許可するために、電波到達圏区域を表すデータおよび選択された区域に対応する入力パラメータを選択する。
本発明の第22の手段として、上記第21に記載の手段について、前記計算手段(11)は、流すべきトラフィックとトラフィック容量との間の値の比較モジュールを含み、前記選択手段(12)によって選択された区域のあらゆるポイントで、高密化されるべきネットワークの小区域の決定を可能にする。
本発明の第23の手段として、上記第19から第22のいずれか一つに記載の手段について、入出力手段(3)の使用者/システムのインタフェースを介してデータ収集入力される入力パラメータは、とりわけ、到達圏の計算の一段階を含んでいる。
すなわち、本発明の課題を解決するための手段は、次のとおりである。
第1に、
モバイル無線通信ネットワークを、地理的区域に切り分け、
モバイル無線通信ネットワークの使用者と、モバイル無線通信ネットワークへの加入者の量的および質的な測定値を含むトラフィックを表すデータを記憶させる記憶手段を有する情報処理システムとの間で、地理的区域及び決まった時間帯を選択し、
選択された地理的区域および決まった時間帯に対応するトラフィックを表すデータによって、
無線通信ネットワークのトラフィックの割当てマップを作成する、無線通信ネットワークのトラフィック割当てマップの作成方法。
第2に、
モバイル無線通信ネットワークにおけるトラフィックを表すデータが、
カウンタ手段によって提供され、
情報処理システムの抽出手段およびテーブル化手段によって抽出されるデータを含む、本段落番号内における前記第1に記載の方法。
第3に、
地理的区域を、情報処理システムにおいて記憶し、
各地理的区域に、トラフィックの量的および質的な測定値のデータ系列が対応し、
測定値のデータ系列が、異なる時間帯に対応し、
地理的区域および時間帯に応じた測定値のデータ系列の分類が、情報処理システムのメモリ内に記録されるそれぞれのテーブルにおいて、抽出手段およびテーブル化手段によって実行されることを特徴とする、本段落番号内における前記第2に記載の方法。
第4に、
トラフィックを表すデータが、各地理的区域についての周波数のスペクトルの稼動率を含み、
加入者のトラフィックの量的および質的な測定値が、各地理的区域について、決まった時間帯について、
地理的区域のポイントでのトラフィックの平均密度、
地理的区域のポイントでのネットワークへのアクセスブロッキング率を含む、本段落番号内における前記第1〜第3のいずれか一つに記載の方法。
第5に、
加入者のトラフィックの量的および質的な測定値が、地理的区域の決まった時間帯について、地理的区域のポイントでの呼出しの始まりの数(nda)を含む、本段落番号内における前記第4に記載の方法。
第6に、
地理的区域をピクセルで切り分け、
情報処理システムが、選択された地理的区域のポイントでの加入者のトラフィックの値のレベル(nvt)を計算し、
該トラフィックの値のレベル(nvt)が、無線のリソースの占有を表すトラフィックの単位において表示され、
ピクセルが、ピクセルでのトラフィックの値のレベルに従って表示される、本段落番号内における前記第1〜第5のいずれか一つに記載の方法。
第7に、
地理的区域をピクセルで切り分け、
情報処理システムが計算手段を有し、
無線通信ネットワークのトラフィックの割当てマップが、
使用者と情報処理システムとの間での入出力手段によって実行される選択に対応して、
情報処理システム内に記憶させた第1のデータベースに連動し、
該第1のデータベースが、ピクセルのトラフィックの見積もられる増加を表すデータを含み、
情報処理システムが、前記第1のデータベースから、選択されたトラフィック割当てマップに対応するデータを選択して、
情報処理システムの計算手段によって、ピクセルのトラフィックを計算する、本段落番号内における前記第1〜第6のいずれか一つに記載の方法。
第8に、
地理的区域をピクセルで切り分け、
トラフィックの見積もられた増加を表すデータが、
各ピクセルについて、ネットワークにおけるフィールドのレベルに関連したサービスの確率、および地表のタイプによって決まる加重計算に対応し、
情報処理システムが、各ピクセルについて、この加重計算を割当ておよび記憶させる、本段落番号内における前記第7に記載の方法。
第9に、
情報処理システムによって記憶させたトラフィックの割当てマップが、
使用者と情報処理システムとの間での入出力手段によって実行される選択に対応して、
情報処理システム内に記憶させた第2のデータベースに連動し、
該第2のデータベースが、
輪郭内に再び集められたピクセルに加重するための地理的区域を表す地理的マーケティングデータを含み、
輪郭の内部の加重係数が、ネットワークにおけるフィールドのレベルによって決まるサービスの確率と、地表のタイプとに依存する、本段落番号内における前記第1〜第6のいずれか一つに記載の方法。
第10に、
情報処理システムが、計算手段を有し、
トラフィックのマップが、
トラフィックの割当てマップのデータの利用および記憶手段のデータベースに記憶させたトラフィックの増加データとの連動から、計算手段によって生成される、本段落番号内における前記第7〜第9のいずれか一つに記載の方法。
第11に、
情報処理システムが、セルラー方式無線電話ネットワークの電波到達圏の展開を目的とし、
電波到達圏のモデル化の段階について、情報処理システムに記憶された無線基地局を表すデータを使ってパラメータ化するに際し、
情報処理システムの記憶手段の到達圏ファイルから、対応する電波到達圏区域の決定データおよび到達圏の計算段階を含むパラメータを選択すると共に、
各セルのトラフィックの容量を決定するように、選択された地理的区域での電波到達圏区域に結びついた到達圏セルのメッシュ化を行う過程を含む、本段落番号内における前記第10に記載の方法。
第12に、
地理的区域をピクセルで切り分け、
電波到達圏のモデル化の段階の後に、
高密化されるべきネットワークの小区域の識別過程が、
情報処理システムの計算手段によって、各ピクセルについて、トラフィックデータと、トラフィック容量を表すデータとの間で比較して実行される、本段落番号内における前記第11に記載の方法。
第13に、
地理的区域をピクセルで切り分け、
電波到達圏のモデル化の段階の後に、
高密化されるべきネットワークの小区域の識別過程が、
情報処理システムの計算手段によって、各輪郭について、トラフィックデータとトラフィック容量を表すデータとの間で比較して実行され、
トラフィックデータとトラフィック容量を表すデータとの間の差が、小区域の内部で決定される閾値を超える、本段落番号内における前記第11に記載の方法。
第14に、
余剰な容量の小区域の識別過程が、
電波到達圏のモデル化の段階の後に、
情報処理システムの計算手段によって、各ピクセルについて、トラフィックデータとトラフィック容量を表すデータとの間で比較して実行される、本段落番号内における前記第11〜第13のいずれか一つに記載の方法。
第15に、
小区域におけるトラフィックデータとトラフィック容量を表すデータとの間の差が、
セル内に位置する送受信設備の使用者によって少なくなり、
情報処理システムが、ネットワークのモデル化の再構成、および対応する変更の記憶を開始する、本段落番号内における前記第12〜第14のいずれか一つに記載の方法。
第16に、
前記本段落番号内における前記第1〜第15のいずれか一つに記載の無線通信ネットワークのトラフィック割当てマップの作成方法を実施するための情報処理システムであって、
記憶手段と、選択手段と、計算手段と、入出力手段と、重ね合わせ手段と、トラフィックの割当てマップ形成手段と、カウンタ手段と、抽出手段と、テーブル化手段とを含み、
記憶手段が、第1のメモリ内に、無線通信ネットワークの切り分けられた地理的区域を表すデータを記録し、第2のメモリ内に、無線通信ネットワークの決まった時間帯の無線通信ネットワークのトラフィックを表すデータを記録するものであり、
入出力手段が、選択手段に通じる、選択された地理的区域を表示するものを含むものであり、
重ね合わせ手段が、選択された地理的区域への、決まった時間帯のトラフィックを表すデータを重ね合わせるものであり、
トラフィックの割当てマップ形成手段が、入出力手段によって表示されるトラフィックの割当てマップを形成するためのものであり、
カウンタ手段が、モバイル無線通信ネットワークにおけるトラフィックを表すデータを提供するものであり、
抽出手段が、カウンタ手段によって提供されたデータから、地理的区域および時間帯に応じた測定値のデータ系列の抽出を行うものであり、
テーブル化手段が、抽出手段によって抽出したデータを、テーブル化するものである、情報処理システム。
第17に、
前記トラフィックを表すデータが、周波数のスペクトルの稼動率と、加入者のトラフィックの量的および質的な測定値とを含み、
該記測定値が、
地理的区域のポイントでのトラフィックの平均密度と、
地理的区域のポイントでのネットワークへのアクセスブロッキング率と、
地理的区域のポイントでの呼出しの始まりの数とを含むものである、本段落番号内における前記第16に記載の情報処理システム。
第18に、
前記計算手段が、記憶手段につながっており、
トラフィックを表すデータから、選択手段によって選択された地理的区域のポイントでのトラフィックの値を計算する、本段落番号内における前記第16または第17に記載の情報処理システム。
第19に、
前記記憶手段が、地理的マーケティングデータのファイルと、ネットワークの電波到達圏の決定データのファイルと、ネットワークのポイントあるいはピクセルでのトラフィックの見積もられた増加を表すデータのファイルと、前記入出力手段を介して使用者が入力した入力パラメータを含む構成ファイルとを、記録するためのメモリを含み、
前記地理的マーケティングデータが、ピクセルのそれぞれの加重計算の構成要素によって決まるサービスの確率と、様々なタイプの地表とに基づくものである、本段落番号内における前記第16〜第18のいずれか一つに記載の情報処理システム。
第20に、
前記計算手段が、マーケティングデータファイルの記憶手段および/あるいはトラフィックの増加データファイルのデータの抽出手段につながっており、
選択手段によって選択された地理的区域のポイントでのトラフィックの値を計算し、
選択された地理的区域のトラフィック値を、記憶手段内に記録する、本段落番号内における前記第19に記載の情報処理システム。
第21に、
ネットワークの電波到達圏の決定用データが、無線基地を表すデータを含み、
前記選択手段が、計算手段に地理的区域のポイントでのトラフィック容量の提供を許可するために、電波到達圏区域を表すデータおよび選択された地理的区域に対応する入力パラメータを選択する、本段落番号内における前記第20に記載の情報処理システム。
第22に、
前記計算手段が、トラフィックを表すデータとトラフィック容量を表すデータとの間の値の比較モジュールを含み、
前記選択手段によって選択された地理的区域のポイントで、高密化されるべきネットワークの小区域の決定を可能にする、本段落番号内における前記第21に記載の情報処理システム。
第23に、
前記入出力手段のインタフェースを介して入力される入力パラメータが、
電波到達圏の計算の一段階を含む、本段落番号内における前記第19〜第22のいずれか一つに記載の情報処理システム。
本発明によれば、加入者の移動性を考慮した、無線通信ネットワークのトラフィック割当てマップを提供することができる。
本発明の利点のうちの一つは、直接利用可能なデータベースを提供することである。
本発明は、流すべきトラフィックに関連したボリュームの決定における「弱点」、高い失敗/切断率の場所の測定を容易に検出することを可能にする。
本発明の利点のうちの別の一つは、トラフィックが段階を追って変化する態様に応じた到達圏の送信器/受信器の構成の調整を容易にすることである。
本発明は、セルのレベルで、最良プランの選択の際に援助ツールを提供し、ついで後の加重計算を実行する必要はない。
GSM回線のトラフィックあるいはデータのトラフィックの割当てマップ(30)のおかげで、また望まれるサービスの質を認識しているので、セルのために設置するべき送信器−受信器(TRX)の数を計算することしか単に残らない。
本発明は、このように、GSM、UMTS等のようなあらゆるタイプのネットワークの到達圏の需要を満たすことが可能である。
本発明は、その特徴や利点を伴って、以下のような非制限例として与えられる附属の図面を参照にして作製される説明を読むことによって、より明確に明らかになるものである。
図1は、本発明による情報処理システム、および本発明による方法によって得られるトラフィックの割当てを用いた地理的マップの概略図である。
図2は、本発明に係る方法の一実施例の複数の過程のプロセスの概略図である。
本発明による方法は、一つの地理的区域におけるターゲット無線ネットワークの確立の段階に介入し、さまざまなトラフィックマップを作り出すことを可能にするものである。
本発明による方法は、とりわけ、電波到達圏の適切な展開を準備するために、既に実在のネットワークを用いて得られるトラフィックの情報を使用することにある。
図1は、上段で情報処理システム(1)と、下段でデータ収集入力用および表示用の入出力装置(3)を示している。
該入出力装置(3)では、ターゲットネットワークが定義の進行中である地理的区域における無線通信回線トラフィックの割当てマップ(30)を、グラフィックによって表示する様子を示している。
割当てマップ(30)は、情報処理システム(1)の記憶手段(2)第1のメモリ(21)のデータベースに記録されている数値マップ(CN)の第1のデータと、記憶手段(2)の別の第2のメモリ(22)のデータベースに記録されているネットワークへの加入者の無線通信回線トラフィックを表すデータとの間で、両者のデータを重ね合わせ、グラフィックを用いて表したものである。
なお、図1において、処理あるいは計算手段(11)と、中央処理装置と、記憶手段(2)と、マウスあるいは他の装置を用いたキーボードによるデータ収集入力手段及び出力手段としての画面表示を行う入出力装置(3)によるデータの公開手段とについては、詳細な図示を省略した。
第1の数値データは、ネットワークの切り分けに従った多数のポイントあるいはピクセルへの地理的区域の切り分けを示すものである。
本発明において実施されるプロセスは、既存の無線ネットワークの内部のトラフィックの需要を信頼できる手法で見積もるために、実在の現行のトラフィックの実質的な分析を必要とする。
すなわち、実在のネットワークの分析は、観察される地理的区域の電波到達圏上で遭遇する問題を識別することを可能にする。
ターゲットと呼ばれるネットワークを定義するに際し、遭遇する問題の大部分あるいは全体を取り除くために、実存のネットワークの分析を考慮に入れて行われる。
このために、無線通信回線のトラフィックを表すデータは、カウンタ手段(4)によって提供されるデータの他に、情報処理システム(1)の抽出手段およびテーブル化手段(10)によって、少なくとも一つの設備の監視センター(OMC)から抽出されたデータも含む。
これらの抽出されたデータは、観察された地理的区域のさまざまなポイントにおける、トラフィックの測定値の平均から、あるいはトラフィックの量的および質的な測定値の複数のデータ系列から成る。
測定値の各データ系列は、例えば、同じ場所の測定についての異なる時間帯に対応する。
本発明の実施態様において、抽出手段およびテーブル化手段(10)は、地理的マップおよび時間帯に応じて測定値を分類することを可能にする。
GSMネットワークの非制限例において、トラフィックの単位測定値は、セルのレベルに位置する。
本発明の実施態様において、現行のトラフィックのデータは、APIC(Analyse de la Performance a partir d’Indicateurs et Compteurs)タイプのカウンタ手段(4)によって提供されている。
このタイプのカウンタ手段(4)は、監視センター(OMC)のカウンタを、数週間の間中記録することを可能にし、またこれらのカウンタの変化から複合指数を提供することができる。
APICタイプのカウンタツールは、例えば、さまざまな監視センター(OMC)のカウンタの抽出を、全国レベルで強化することを可能にする。
測定値は、例えば、一週間に渡って、あらゆるポイントあるいはピクセルで測られた測定値から計算された平均値である。
また、測定値は、トラフィックのファイルあるいはテーブル(221,222,223)の形で記憶手段(2)のデータベース(22)に再び集ることができる。
トラフィックのファイルのうちの一つ(221)は、例えば、一週間のうちの混雑している時間でのトラフィックに対応し、別のファイル(222)は、週ごとのトラフィックに対応し、また最後のファイル(223)は、四週間に渡るトラフィックに対応する。
これらのファイルのそれぞれは、全国的ネットワークのセルのピクセルの全体を含むことができる。
数値マップ(CN)は、実施変形例において、全国的な地理的マップに対応する。
この数値マップ(CN)は、複数の県マップに再分割されることができ、使用者は、インタフェース装置である入出力装置(3)を用いて希望する県を最初に選択する。
マップの他のタイプの切り分けは、当然予想することができる。
無線通信回線トラフィックの割当てマップ(30)は、本発明による情報処理システム(1)を使って、無線通信トラフィックの割当てのあらゆる地理的ポイントで計算(52)を行い、該計算で得られた値を、マップ上で各地理的ポイント毎に表示することで作り出すことができる。
計算手段(11)は、システム(1)の記憶手段(2)につながっており、カウンタ手段(4)を介して抽出されたトラフィックを表すデータを使用し、選択されたマップのあらゆる地理的ポイントで流れるトラフィックの値を計算する。
トラフィックのファイルのうちの少なくとも一つは、データ収集入力/表示用の入出力装置(3)に連動し、使用者によって操作される選択手段(12)によって選択される。
ファイルのデータは、類似の手法で使用者によってまた選択される数値化された地理的マップの情報に結びつけられる。
情報処理システム(1)は、例えば、トラフィックの割当てマップ(30)を形成するために、数値マップ(CN)のデータとトラフィックのデータとの重ね合わせ手段を含む。
分解能の一段階は、5mと500mの間に含ませることができて、記憶手段(2)内に記録された構成ファイル(25)内に、入出力装置(3)を使った使用者の選択あるいはデータ収集入力によって、パラメータで収められる。
図1に示されているように、このトラフィックの割当てマップ(30)は、入出力装置(3)によって表示される。
ここで、ピクセル(301,302,303)は、現行のトラフィックを表している。
図1の実施態様において、ピクセル(301,302,303)は、トラフィックの値の各レベル(nvt)に応じて、カラーによる図示は省略するが識別用の色に関連したグラフィックによって表され、また、図1においては、点や線や類似のメッシュに関連して表されている。
該トラフィックは、mE/km2、あるいは無線のリソースの占有を表すトラフィックの同等の単位で表示される。
例えば、10000と30000mE/km2との間のトラフィックに対応するピクセル(301)は、画面上は暖色の濃いメッシュで示され、図1においては等間隔で配置された複数の点の集合体によって示されている。
また、500mE/km2以下のトラフィックに対応するピクセル(302)は、画面上は淡い暖色で示され、図1においては三角形を組み合わせた格子線によって示されている。
さらにトラフィックの弱いピクセル(303)は、画面上は別の色を使って示され、図1においては空欄で示されている。
非制限的な手法で、トラフィックの値のレベル(nvt)のより細かい段階分けが、ネットワークのより優れた分析を可能にするために奨励される。
このように得られたトラフィックの割当てマップ(30)は、システムあるいは使用される無線通信インフラストラクチャーに、および対応するセルラー方式のネットワークに依存しないという利点を呈しており、このことは、システムが変わるときトラフィックを有効に準備することを可能にする。
本発明の実施変形例において、無線通信回線トラフィックを表すデータは、地理的マップの各ポイントについて周波数のスペクトルの稼動率を含む。
本発明の実施態様において、図1に示されたカウンタ手段(4)に発する、加入者のトラフィックの量的および質的な測定値は、マップのあらゆるポイントで流れているトラフィックの平均密度(dmte)、および前記マップのあらゆるポイントでのネットワークへのアクセスブロッキング率(tbar)を含む。
このように、各地理的区域について、また決まった時間帯について、要求されているトラフィックを見積もることができる。
すなわち、要求されているトラフィックは、次の式で計算される。
要求されているトラフィック=流れているトラフィック×(1+ブロッキング率/2)
類似の方法で、トラフィックの量的および質的な測定値は、マップのあらゆるポイントでの呼出しの始まりの数(nda)を含むこともできる。
本発明による方法において、要求されているトラフィックは、このように、ターゲット無線ネットワークの確立の段階の範囲内で、流すべきターゲットトラフィックを、次いで見積もるためのベースの役目を果たすこともできる。
変形例において、測定されたトラフィックは、単にトラフィックデータだけか、あるいは、トラフィック回線とトラフィックデータの組合わせであることができる。
有利な態様では、本発明による方法は、上述の測定値のような土地に発する情報から、流すべきターゲットトラフィックを見積もることが可能である。
ターゲットネットワークのボリュームの決定は、例えば、数ヶ月の予測時間を伴って計算することができる。
トラフィックの対応する変化もまた予測するために、以降でトラフィックの増加係数と呼ばれる乗数は、ピクセルの値のレベルに加重するために決定されて使用される。
本発明の第1の実施態様において、例えば県に対応する、無線通信回線トラフィックの割当てマップ(30)は、情報処理システム(1)の記憶手段(2)に記憶しておくことができる。
この割当てマップ(30)は、入出力装置(3)を使って実行される選択に対応して、情報処理システム(1)内に記録された第1のデータベースに連動されており、該第1のデータベースは、ピクセルのそれぞれのトラフィックの見積もられる増加を表すデータを含んでいる。
情報処理システム(1)の選択手段(12)は、第1のデータベース内のデータから、データを回収する(51)ことを可能にする。
ピクセルのそれぞれのトラフィックの見積もられる増加を表すデータは、選択されたトラフィック割当てマップに対応し、情報処理システム(1)の計算手段(11)を用いて、ピクセルのそれぞれに流すべきトラフィックを計算する。
見積もられたトラフィックの増加係数を表すデータは、ネットワークにおけるフィールドのレベルに関連したサービスの確率および地表のタイプによって決まる加重計算に対応する。
情報処理システム(1)は、選択されたマップのピクセルの全体について加重計算が実行された後、ピクセルのそれぞれについて新しいトラフィックの値のレベル(nvt)を記憶させる。
情報処理システム(1)は、場合によってはセル間の重なりの確率を考慮に入れることもできる。
地表環境に起因する加重計算は、地表の種類および場合によっては交通要路のタイプによって変化するトラフィックの現実の割当てを考慮に入れることを可能にする。
この加重計算は、例えば、記憶手段(2)内に記録されているファイルから得られるが、該ファイルは、表1に示されるように、加重計算のマトリックスの形を呈している。
Figure 2004215265
本発明の第2の実施態様において、情報処理システム(1)によってファイルの形で記憶させた無線通信回線トラフィックの割当てマップは、マーケティング地理的マップを表す地理マーケティングデータを含む情報処理システム(1)の第2のデータベースに連動されており、輪郭内に再び集められたピクセル(301,302,303)に加重するが、輪郭の内部での加重計算は、ネットワークにおけるフィールドのレベルによって決まるサービスの確率、および地表のタイプに依存している。
実施変形例において、数値マップ(CN)は、自然および人口の***、ならびに森林のような自然、大きな建物、およびその他を明示するが、このことは、***の作用を受けたリンクの無線の減衰の見積もりを計算することを可能にする。
計算手段(11)は、インタフェース上の使用者を介して、マーケティングデータファイル(23)および/あるいはトラフィックの増加データファイル(24)のデータの抽出手段(13)および選択手段に結びつけることができ、流すべきトラフィックの値を、選択された割当てマップのあらゆるポイントで計算する。
本発明の実施態様において、トラフィックの増加係数は、マーケティングデータによって決まるものであり、該マーケティングデータは、場合によっては、情報処理システム(1)と対話式のインタフェースを使って使用者によってパラメータ化することができ、情報処理システム(1)の記憶手段(2)のマーケティングファイル(23)に記録するものである。
選択されたマップの流すべきトラフィックの値の全体は、記憶手段(2)のトラフィックデータベース(22)に記録することができる。
好ましい実施態様によると、本発明では、構成ファイル(25)への多数の入力パラメータのデータ入力収集を前もって必要とする。
このことは、情報処理システム(1)が、記憶手段(2)に記憶させた特定のファイルを考慮にいれるためである。
例えば、数値マップ(CN)の県への再分割に関するファイルの名前に係るパラメータ、マーケティングの明示に関するファイルの名前に係るパラメータ、トラフィックファイルの名前に係るパラメータ、基準受信地域ファイルの名前に係るパラメータ、場合によっては経路に係るパラメータを、収集して入力する必要がある。
実施変形例において、マーケティングの種類によって定義された区域を画定する輪郭のいくつもの線を、トラフィック割当てマップに結びつけることができる。
これらの輪郭において、全てのセルは、同じマーケティングの種類に属している。
通信事業者は、例えば、ターゲットフィールドのレベルの様々な値によって情報処理システム(1)の入出力装置(3)の使用法を決定するが、該様々な値は、輪郭のマーケティングの種類間の要求のレベルを区別することを可能にするものである。
ピクセルが位置する輪郭のタイプに応じて、加重計算は、高度になる。
本発明の実施態様において、周波数のスペクトルの稼動率は、構成ファイルの追加パラメータに対応することができる。
表2は、輪郭の分類の可能性を説明したものである。
該表において、輪郭は、マーケティングの種類が異なる性質の地理実体を画定し、またこれらの実体のそれぞれに、V27と照合される低いマーケティングメリットの低レベルから、V1と照合される高いマーケティングメリットの高レベルに向けて、増加するように変化する輪郭のタイプの値VTCを割り当てたものである。
これらの実体は、マーケティングメリットによって決まる値の順序に応じて定義される。
Figure 2004215265
本発明の第三の実施態様において、加重計算は、全てのセルについて同一であることができ、ただ一つの増加係数がしたがって使用される。
増加係数は、実施変形例において、使用者によって、入力パラメータのうちの一つのように、非常に簡単に入力することが可能である。
本発明に係るプロセスにおいて、流すべきターゲットトラフィックのマップ(31)を生成するために、トラフィックの増加を表すデータを使用する(53)。
情報処理システム(1)の計算手段(12)は、トラフィックの割当てマップ(30)を、地理的マーケティングの情報に発するトラフィックの増加データと連動させることを可能にする。
このように得られたマップ(31)は、入出力装置(3)の表示手段を使って表示され、また、トラフィックの密度が増していく区域を視覚化することを可能にする。
本発明の実施態様において、電波到達圏のモデル化(61)の段階は、少なくとも一つのタイプの無線基地局を表すデータを使ってパラメータ化される。
この段階は、選択手段(12)を介した、あらかじめ選択された地理的マップに対応する電波到達圏マップの決定データおよびパラメータの回収(60)を含む。
情報処理システム(1)は、セル間の重なりの確率を考慮に入れることを可能にする。
これらのデータおよびパラメータは、記憶手段(2)の到達圏ファイル(26)内に記録されている。
パラメータは、到達圏の計算の一段階を含む。
ついでメッシュ化が、各セルの内部でのトラフィック容量を決定するように、基準電波到達圏マップに結びつけられた到達圏のセルによって、選択された地理的マップ上に実現される。
本発明の実施態様において、流す可能性のあるトラフィックのファイルは、セルに送受信設備を均質になるように分配することによって、また、決まったブロッキング率を定義することによって作り出される。
ここで、トラフィック容量のマップ(32)を、生成することができる。
本発明による方法は、高密化されるべき小区域の識別過程に導くために、有利には利用される。
このような小区域の識別は、電波到達圏のモデル化(61)の段階の後に、情報処理システム(1)の計算手段(11)によって、実行することができる。
そのために、計算手段は、流すべきトラフィックデータを、モデル化された到達圏データと連動させ(62)、そして、例えば各ピクセル(301,302,303)について、流すべきトラフィックのデータとネットワークのトラフィック容量を表すデータとを比較する。
図2に図式的に説明されているように、表示される各ピクセルに、入出力装置(3)の表示手段を使って、ピクセルによって示される地理的ポイントについて、残っているトラフィックを表す値を割り当てることによって、残っているトラフィックのマップ(33)を容易に作成することが可能である。
変形例では、高密化されるべきネットワークの小区域の識別過程は、流すべきトラフィックデータとトラフィック容量を表すデータとの間で比較して、マーケティングによって定義された各輪郭について実行することもできる。
本発明の実施態様において、情報処理システム(1)は、流すべきトラフィックデータとトラフィック容量を表すデータとの間で決定されるプラスの差の閾値に応じて、これらの小区域を画定することを可能にすることができる。
このように識別されたこれらの小区域は、ターゲットネットワークの定義のために考慮に入れられなければならない、ネットワークの必要より小さいボリュームの決定に対応する。
類似の手法で、本発明による方法は、容量が余剰な小区域の識別過程に導くために、有利に利用することができる。
トラフィック容量が余剰のマップ(34)は、入出力装置(3)の表示手段に、ネットワークが現実のトラフィックの要求と比べて必要以上のボリュームを与えられたあらゆる場所を視覚化するために作成される。
本発明の実施態様において、これらの小区域の識別は、異なるグラフィックによる表示、例えば種々の色を使用することによって容易になる。
余剰なトラフィックのマップ(34)で、必要より小さいボリュームを与えられた区域は、例えば白で現わす。
すると、必要以上のボリュームを与えられた区域は、ネットワークの容量と流すべきトラフィックの間の差が高いだけ、いっそう見えるようになる。
変形例において、比較は、各輪郭について、流すべきトラフィックとトラフィック容量との間で実行することができる。
流すべきトラフィックとトラフィック容量との間で得られた差は、例えば、このように必要以下のボリュームが与えられた小区域だと分かった輪郭の内部で決定された閾値を超えなければならない。
必要以上のボリュームが与えられた小区域を識別するためにも、同様であることができる。
実施態様において、情報処理システム(1)の計算手段(11)は、小区域の決定を可能にするために、選択手段によって選択されたマップのあらゆるポイントで、流すべきトラフィックとトラフィック容量との間の値の比較モジュールを含むことができる。
必要以下のボリュームの区域を決定するための差の高い閾値と、必要以上のボリュームの区域を決定するためのマイナスの値の低い閾値とを、それぞれの使用することが、考えられる。
このような閾値は、例えば、使用者によってパラメータ化され、また、構成ファイル内に記録させられる。
異なる大きさの閾値を用いて、送受信設備に影響を及ぼすために、選択されたマップを利用することが可能である。
セルの位置を本質的に確定した小区域において、流したトラフィックデータとトラフィック容量を表すデータとの間の差は、例えば、このセル内に位置する少なくとも一つの送受信設備の使用者による調整、付加、あるいは除去によって少なくなる。
より一般的には、この行為は、小区域のための、主要サーバと呼ばれる、最も高性能のセルの少なくとも一つの送受信設備に関することができる。
無線リソースの操作は、本発明による情報処理システム(1)を用いることにより、特に容易である。
行われる変更は、情報処理システム(1)上のネットワークのシミュレーションの再構成、および記憶手段(2)におけるこれらの変更の記憶を、自動的に始動させることができる。
したがって、本発明が、現在および将来の、混雑地点の源である区域、並びに容量のプランで役に立つのが難しい区域を、信頼できる手法で探知するのに貢献することが分かる。
トラフィックマップの利用は、無線のリソースとなる様々な用地および設備が、質的および量的な手法で同時に最適化されることができるものであるから、最も低いコストでサービスの優れた質を保証することを可能にする。
使用される無線通信のシステムおよび対応するセルラー方式のネットワークに依存しないトラフィック割当てマップ(30)を利用することが特に有利であり、このことは、システムが変わるときトラフィックを有効に準備することを可能にする。
このように、本発明の方法によると、GSMトラフィックを見積もるために類似のトラフィックデータを利用すること、およびUMTSネットワークのセルに、トラフィックを準備するためにGSMトラフィックデータを利用することが可能である。
当業界に関与する人々にとっては、本発明が、請求されたような発明の応用の分野からそれることなく、他の数々の特有の形態の実施態様を可能にすることは明白なはずである。
したがって、本実施態様は、例証として見なされなければならないが、請求の範囲内で定義される分野において変更されることができ、また本発明は、上記に与えられた詳細な記載事項に制限されてはならない。
本発明による情報処理システム、および本発明による方法によって得られるトラフィックの割当てを用いた地理的マップの概略図。 本発明に係る方法の一実施例の複数の過程のプロセスの概略図。
符号の説明
1 情報処理システム
2 記憶手段
3 入出力手段
4 カウンタ手段
10 テーブル化手段
11 計算手段
12 選択手段
13 抽出手段
21 第1のメモリ
22 第2のメモリ
23 マーケティング・データファイル
24 増加データファイル
25 構成ファイル
26 到達圏ファイル
30 割当てマップ

Claims (23)

  1. モバイル無線通信ネットワークを、地理的区域に切り分け、
    モバイル無線通信ネットワークの使用者と、モバイル無線通信ネットワークへの加入者の量的および質的な測定値を含むトラフィックを表すデータを記憶させる記憶手段を有する情報処理システムとの間で、地理的区域及び決まった時間帯を選択し、
    選択された地理的区域および決まった時間帯に対応するトラフィックを表すデータによって、
    無線通信ネットワークのトラフィックの割当てマップを作成する、無線通信ネットワークのトラフィック割当てマップの作成方法。
  2. モバイル無線通信ネットワークにおけるトラフィックを表すデータが、
    カウンタ手段によって提供され、
    情報処理システムの抽出手段およびテーブル化手段によって抽出されるデータを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 地理的区域を、情報処理システムにおいて記憶し、
    各地理的区域に、トラフィックの量的および質的な測定値のデータ系列が対応し、
    測定値のデータ系列が、異なる時間帯に対応し、
    地理的区域および時間帯に応じた測定値のデータ系列の分類が、情報処理システムのメモリ内に記録されるそれぞれのテーブルにおいて、抽出手段およびテーブル化手段によって実行されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. トラフィックを表すデータが、各地理的区域についての周波数のスペクトルの稼動率を含み、
    加入者のトラフィックの量的および質的な測定値が、各地理的区域について、決まった時間帯について、
    地理的区域のポイントでのトラフィックの平均密度、
    地理的区域のポイントでのネットワークへのアクセスブロッキング率を含む、請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 加入者のトラフィックの量的および質的な測定値が、地理的区域の決まった時間帯について、地理的区域のポイントでの呼出しの始まりの数(nda)を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 地理的区域をピクセルで切り分け、
    情報処理システムが、選択された地理的区域のポイントでの加入者のトラフィックの値のレベル(nvt)を計算し、
    該トラフィックの値のレベル(nvt)が、無線のリソースの占有を表すトラフィックの単位において表示され、
    ピクセルが、ピクセルでのトラフィックの値のレベルに従って表示される、請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載の方法。
  7. 地理的区域をピクセルで切り分け、
    情報処理システムが計算手段を有し、
    無線通信ネットワークのトラフィックの割当てマップが、
    使用者と情報処理システムとの間での入出力手段によって実行される選択に対応して、
    情報処理システム内に記憶させた第1のデータベースに連動し、
    該第1のデータベースが、ピクセルのトラフィックの見積もられる増加を表すデータを含み、
    情報処理システムが、前記第1のデータベースから、選択されたトラフィック割当てマップに対応するデータを選択して、
    情報処理システムの計算手段によって、ピクセルのトラフィックを計算する、請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載の方法。
  8. 地理的区域をピクセルで切り分け、
    トラフィックの見積もられた増加を表すデータが、
    各ピクセルについて、ネットワークにおけるフィールドのレベルに関連したサービスの確率、および地表のタイプによって決まる加重計算に対応し、
    情報処理システムが、各ピクセルについて、この加重計算を割当ておよび記憶させる、請求項7に記載の方法。
  9. 情報処理システムによって記憶させたトラフィックの割当てマップが、
    使用者と情報処理システムとの間での入出力手段によって実行される選択に対応して、
    情報処理システム内に記憶させた第2のデータベースに連動し、
    該第2のデータベースが、
    輪郭内に再び集められたピクセルに加重するための地理的区域を表す地理的マーケティングデータを含み、
    輪郭の内部の加重係数が、ネットワークにおけるフィールドのレベルによって決まるサービスの確率と、地表のタイプとに依存する、請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載の方法。
  10. 情報処理システムが、計算手段を有し、
    トラフィックのマップが、
    トラフィックの割当てマップのデータの利用および記憶手段のデータベースに記憶させたトラフィックの増加データとの連動から、計算手段によって生成される、請求項7〜請求項9のいずれか一つに記載の方法。
  11. 情報処理システムが、セルラー方式無線電話ネットワークの電波到達圏の展開を目的とし、
    電波到達圏のモデル化の段階について、情報処理システムに記憶された無線基地局を表すデータを使ってパラメータ化するに際し、
    情報処理システムの記憶手段の到達圏ファイルから、対応する電波到達圏区域の決定データおよび到達圏の計算段階を含むパラメータを選択すると共に、
    各セルのトラフィックの容量を決定するように、選択された地理的区域での電波到達圏区域に結びついた到達圏セルのメッシュ化を行う過程を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 地理的区域をピクセルで切り分け、
    電波到達圏のモデル化の段階の後に、
    高密化されるべきネットワークの小区域の識別過程が、
    情報処理システムの計算手段によって、各ピクセルについて、トラフィックデータと、トラフィック容量を表すデータとの間で比較して実行される、請求項11に記載の方法。
  13. 地理的区域をピクセルで切り分け、
    電波到達圏のモデル化の段階の後に、
    高密化されるべきネットワークの小区域の識別過程が、
    情報処理システムの計算手段によって、各輪郭について、トラフィックデータとトラフィック容量を表すデータとの間で比較して実行され、
    トラフィックデータとトラフィック容量を表すデータとの間の差が、小区域の内部で決定される閾値を超える、請求項11に記載の方法。
  14. 余剰な容量の小区域の識別過程が、
    電波到達圏のモデル化の段階の後に、
    情報処理システムの計算手段によって、各ピクセルについて、トラフィックデータとトラフィック容量を表すデータとの間で比較して実行される、請求項11〜請求項13のいずれか一つに記載の方法。
  15. 小区域におけるトラフィックデータとトラフィック容量を表すデータとの間の差が、
    セル内に位置する送受信設備の使用者によって少なくなり、
    情報処理システムが、ネットワークのモデル化の再構成、および対応する変更の記憶を開始する、請求項12〜請求項14のいずれか一つに記載の方法。
  16. 前記請求項1〜請求項15のいずれか一つに記載の無線通信ネットワークのトラフィック割当てマップの作成方法を実施するための情報処理システムであって、
    記憶手段と、選択手段と、計算手段と、入出力手段と、重ね合わせ手段と、トラフィックの割当てマップ形成手段と、カウンタ手段と、抽出手段と、テーブル化手段とを含み、
    記憶手段が、第1のメモリ内に、無線通信ネットワークの切り分けられた地理的区域を表すデータを記録し、第2のメモリ内に、無線通信ネットワークの決まった時間帯の無線通信ネットワークのトラフィックを表すデータを記録するものであり、
    入出力手段が、選択手段に通じる、選択された地理的区域を表示するものを含むものであり、
    重ね合わせ手段が、選択された地理的区域への、決まった時間帯のトラフィックを表すデータを重ね合わせるものであり、
    トラフィックの割当てマップ形成手段が、入出力手段によって表示されるトラフィックの割当てマップを形成するためのものであり、
    カウンタ手段が、モバイル無線通信ネットワークにおけるトラフィックを表すデータを提供するものであり、
    抽出手段が、カウンタ手段によって提供されたデータから、地理的区域および時間帯に応じた測定値のデータ系列の抽出を行うものであり、
    テーブル化手段が、抽出手段によって抽出したデータをテーブル化するものである、情報処理システム。
  17. 前記トラフィックを表すデータが、周波数のスペクトルの稼動率と、加入者のトラフィックの量的および質的な測定値とを含み、
    該記測定値が、
    地理的区域のポイントでのトラフィックの平均密度と、
    地理的区域のポイントでのネットワークへのアクセスブロッキング率と、
    地理的区域のポイントでの呼出しの始まりの数とを含むものである、請求項16に記載の情報処理システム。
  18. 前記計算手段が、記憶手段につながっており、
    トラフィックを表すデータから、選択手段によって選択された地理的区域のポイントでのトラフィックの値を計算する、請求項16または請求項17に記載の情報処理システム。
  19. 前記記憶手段が、地理的マーケティングデータのファイルと、ネットワークの電波到達圏の決定データのファイルと、ネットワークのポイントあるいはピクセルでのトラフィックの見積もられた増加を表すデータのファイルと、前記入出力手段を介して使用者が入力した入力パラメータを含む構成ファイルとを、記録するためのメモリを含み、
    前記地理的マーケティングデータが、ピクセルのそれぞれの加重計算の構成要素によって決まるサービスの確率と、様々なタイプの地表とに基づくものである、請求項16〜請求項18のいずれか一つに記載の情報処理システム。
  20. 前記計算手段が、マーケティングデータファイルの記憶手段および/あるいはトラフィックの増加データファイルのデータの抽出手段につながっており、
    選択手段によって選択された地理的区域のポイントでのトラフィックの値を計算し、
    選択された地理的区域のトラフィック値を、記憶手段内に記録する、請求項19に記載の情報処理システム。
  21. ネットワークの電波到達圏の決定用データが、無線基地を表すデータを含み、
    前記選択手段が、計算手段に地理的区域のポイントでのトラフィック容量の提供を許可するために、電波到達圏区域を表すデータおよび選択された地理的区域に対応する入力パラメータを選択する、請求項20に記載の情報処理システム。
  22. 前記計算手段が、トラフィックを表すデータとトラフィック容量を表すデータとの間の値の比較モジュールを含み、
    前記選択手段によって選択された地理的区域のポイントで、高密化されるべきネットワークの小区域の決定を可能にする、請求項21に記載の情報処理システム。
  23. 前記入出力手段のインタフェースを介して入力される入力パラメータが、
    電波到達圏の計算の一段階を含む、請求項19〜請求項22のいずれか一つに記載の情報処理システム。
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