JP2004213210A - 画像形成システム及びその表示用データ書き込み方法 - Google Patents

画像形成システム及びその表示用データ書き込み方法 Download PDF

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英明 清水
Hirotsugu Kadota
洋次 門田
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Abstract

【課題】画像形成装置の表示用データを、ネットワークを介してセンタから取得する画像形成システムにおいて、表示用データの種別選択画面をビジュアル化するとともに、表示用データのセキュリティを高める。
【解決手段】センタ60は、複数種類の表示用データを、その種別を示す画像ファイルにそれぞれ埋め込むとともに、これらの画像ファイルをサーバ20に送信する。サーバ20が、センタ60から画像ファイルを受信するとともに、受信した画像ファイルから選択的に表示用データを抽出して、画像形成装置10に送信する。画像形成装置10は、サーバ20から表示用データを受信するとともに、受信した表示用データを記憶部16aに書き込む。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、スキャナ、デジタル複合機などの画像形成装置と、その表示用データを提供するセンタとを備えて構成される画像形成システム及びその表示用データ書き込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、画像形成装置は、状態表示、設定表示、操作ガイドなどを行うための表示部を備えている。この種の画像形成装置では、記憶部に表示用データの記憶領域を確保しており、ここに書き込まれた表示用データにもとづいて、表示部が動作される。
【0003】
近年では、上記画像形成装置の記憶部を、書換え可能なフラッシュメモリなどで構成することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このように構成された画像形成装置では、ROMの交換を行うことなく、記憶部の表示用データを書き換えるだけで、表示部の表示言語や表示レベルを変更することが可能になる。
【0004】
また、上記特許文献1に示される画像形成装置は、言語選択画面を表示するとともに、ここで選択された言語に対応する表示用データを、ネットワークを介して、ホストコンピュータから取得する機能を備えている。そのため、メモリカードなどの記憶媒体を介することなく、表示用データの書換えを行うことが可能となっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−32669号公報(第4頁、第5図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記画像形成装置の言語選択画面は、表示用データの言語種別を特定言語(例えば英語)の文字列で列記し、その中から所望の言語を選択するように構成されている。そのため、特定言語圏と他の言語圏において、言語選択画面の操作性に差異が生じるという問題がある。
また、近年では、表示部のユーザインタフェースをビジュアル化することが提唱されているが、上記のように従来の言語選択画面は、文字ベースのユーザインタフェースを採用しているため、言語の種類を直感的に識別できないという問題がある。
【0007】
また、特許文献1に示される画像形成装置のように、ネットワークを介して、表示用データを取得する場合には、セキュリティについても十分な配慮が必要になる。例えば、表示用データを、テキスト形式や一般的な圧縮形式で送受するものとした場合には、表示用データの改変が容易になり、悪意によって表示部の表示内容が変更される可能性がある。
【0008】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、画像形成装置の表示用データを、ネットワークを介してセンタから取得するものでありながら、表示用データを、その種別を示す画像ファイルに埋め込んで送受することにより、種別選択画面のビジュアル化及び表示用データのセキュリティ向上を同時に達成することができる画像形成システム及びその表示用データ書き込み方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の画像形成システムは、記憶部に書き込まれた表示用データにもとづいて、表示部を動作させる画像形成装置と、一又は複数の画像形成装置を管理するサーバと、ネットワークを介して、サーバに接続されるセンタとを備えた画像形成システムであって、センタは、複数種類の表示用データを、その種別を示す画像ファイルにそれぞれ埋め込み、サーバは、センタから画像ファイルを受信するとともに、この受信した画像ファイルから選択的に表示用データを抽出し、画像形成装置は、サーバから表示用データを受信するとともに、この受信した表示用データを記憶部に書き込む構成としてある。
【0010】
画像形成システムをこのように構成すれば、画像形成装置を管理するサーバが、画像形成装置の表示用データを、ネットワークを介してセンタから取得する際、表示用データが、その種別を示す画像ファイルに埋め込まれた状態で送受されることになる。
【0011】
これにより、サーバにおける表示用データの種別選択画面を、画像ファイルを利用して容易にビジュアル化することができるとともに、ビジュアル化によって表示用データの種別を直感的に認識することが可能になる。また、特定言語の文字列で種別選択画面を構成していた従来のように、特定言語圏と他の言語圏において、種別選択画面の操作性に差異が生じるという不都合も解消することができる。
【0012】
また、表示用データには、画像ファイルに埋め込むという一種の暗号化が施されることになるため、テキスト形式や一般的な圧縮形式で送受する場合比べ、表示用データの改変を困難にし、表示用データのセキュリティを高めることができる。
【0013】
しかも、サーバを介して表示用データを送受することにより、センタへの接続機能が無い画像形成装置を対象として、表示用データの書き込みを行うことができるとともに、複数台の画像形成装置を対象として、効率の良い書き込み作業を行うことが可能になる。
【0014】
また、本発明の画像形成システムは、記憶部に書き込まれた表示用データにもとづいて、表示部を動作させる画像形成装置と、ネットワークを介して、画像形成装置に接続されるセンタとを備えた画像形成システムであって、センタは、複数種類の表示用データを、その種別を示す画像ファイルにそれぞれ埋め込み、画像形成装置は、センタから画像ファイルを受信するとともに、この受信した画像ファイルから選択的に表示用データを抽出して記憶部に書き込む構成としてある。
【0015】
画像形成システムをこのように構成すれば、画像形成装置が、その表示用データを、ネットワークを介してセンタから取得する際、表示用データが、その種別を示す画像ファイルに埋め込まれた状態で送受されることになる。
これにより、画像形成装置における表示用データの種別選択画面を、画像ファイルを利用して容易にビジュアル化することができるだけでなく、画像ファイルに埋め込むという一種の暗号化により、表示用データのセキュリティを高めることができる。
【0016】
また、本発明の画像形成システムは、画像ファイルが、国又は言語を特定するシンボルの画像ファイルであり、その国又は言語に対応する表示用データが埋め込まれる構成としてある。
画像形成システムをこのように構成すれば、サーバ又は画像形成装置の言語選択画面において、言語種別を直感的に認識することが可能になる。
【0017】
また、本発明の画像形成システムは、シンボルが、国旗、地図、図案化された国名又は図案化された言語名で構成してある。
画像形成システムをこのように構成すれば、サーバ又は画像形成装置の言語選択画面において、言語種別の認識が更に容易になる。
【0018】
また、本発明の画像形成システムは、表示用データが、プリンタ制御コマンドとともに画像ファイルに埋め込まれる構成としてある。
画像形成システムをこのように構成すれば、画像ファイルから表示用データ及びプリンタ制御コマンドを抽出した後、プリンタ制御コマンドを実行するだけで、表示用データの書き込み作業を完了させることができる。
【0019】
また、本発明の画像形成システムは、画像ファイルの埋め込みデータが暗号化されている構成としてある。
画像形成システムをこのように構成すれば、暗号化と画像ファイルへの埋め込みにより、表示用データやプリンタ制御コマンドが二重に暗号化されるので、そのセキュリティを更に高めることが可能になる。
【0020】
また、本発明の画像形成システムは、画像ファイルが、暗号化された複数の埋め込みデータを含むとともに、各埋め込みデータの暗号化アルゴリズムが相違している構成としてある。
画像形成システムをこのように構成すれば、画像ファイルの埋め込みデータを高度に暗号化し、そのセキュリティを更に高めることができる。
【0021】
また、上記目的を達成するため本発明における画像形成システムの表示用データ書き込み方法は、記憶部に書き込まれた表示用データにもとづいて、表示部を動作させる画像形成装置と、一又は複数の画像形成装置を管理するサーバと、ネットワークを介して、サーバに接続されるセンタとを備える画像形成システムの表示用データ書き込み方法であって、センタが、複数種類の表示用データを、その種別を示す画像ファイルにそれぞれ埋め込むとともに、これらの画像ファイルをサーバに送信し、サーバが、センタから画像ファイルを受信するとともに、受信した画像ファイルから選択的に表示用データを抽出して、画像形成装置に送信し、画像形成装置が、サーバから表示用データを受信するとともに、受信した表示用データを記憶部に書き込む方法としてある。
【0022】
画像形成システムの表示用データ書き込み方法をこのような方法にすれば、画像形成装置を管理するサーバが、画像形成装置の表示用データを、ネットワークを介してセンタから取得する際、表示用データが、その種別を示す画像ファイルに埋め込まれた状態で送受されることになる。
これにより、サーバにおける表示用データの種別選択画面を、画像ファイルを利用して容易にビジュアル化することができるだけでなく、画像ファイルに埋め込むという一種の暗号化により、表示用データのセキュリティを高めることができる。
【0023】
また、本発明における画像形成システムの表示用データ書き込み方法は、記憶部に書き込まれた表示用データにもとづいて、表示部を動作させる画像形成装置と、ネットワークを介して、画像形成装置に接続されるセンタとを備える画像形成システムの表示用データ書き込み方法であって、センタが、複数種類の表示用データを、その種別を示す画像ファイルにそれぞれ埋め込むとともに、これらの画像ファイルを画像形成装置に送信し、画像形成装置が、センタから画像ファイルを受信するとともに、受信した画像ファイルから選択的に表示用データを抽出して、記憶部に書き込む方法としてある。
【0024】
画像形成システムの表示用データ書き込み方法をこのような方法にすれば、画像形成装置が、その表示用データを、ネットワークを介してセンタから取得する際、表示用データが、その種別を示す画像ファイルに埋め込まれた状態で送受されることになる。
これにより、画像形成装置における表示用データの種別選択画面を、画像ファイルを利用して容易にビジュアル化することができるだけでなく、画像ファイルに埋め込むという一種の暗号化により、表示用データのセキュリティを高めることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
図1は、第一実施形態における画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【0026】
この図に示すように、画像形成システムは、複数の画像形成装置10と、複数の画像形成装置10を管理するサーバ20と、画像形成装置10を利用する端末30と、これらを接続するLANなどの下位ネットワーク40と、複数の下位ネットワーク40を接続するインターネットなどの上位ネットワーク50と、上位ネットワーク50を介して、サーバ20に画像形成装置10の表示用データを提供するセンタ60とを備えて構成されている。
【0027】
図2は、第一実施形態における画像形成装置の構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、スキャナ、デジタル複合機などで構成されている。図2に示される画像形成装置10は、コピー機能、プリンタ機能及びスキャナ機能を有するデジタル複合機であり、スキャナ部11、プリント部12、操作部13、表示部14、インタフェース部15、制御部16などを備えている。
【0028】
スキャナ部11は、原稿台にセットされた原稿を所定の解像度で読み取る部分である。プリント部12は、スキャナ部11が読み取った画像データや、端末30からのプリントデータを所定の用紙にプリントする部分である。操作部13は、画像形成装置10の各種操作を行う部分であり、複数のキー操作によって、機能選択、用紙選択、枚数設定、倍率設定、濃度設定、動作開始などの操作が行われる。表示部14は、画像形成装置10の状態表示、設定表示、操作ガイドなどを行う部分であり、液晶パネルなどを用いて構成されている。インタフェース部15は、制御部16を下位ネットワーク40に接続する部分である。
【0029】
制御部16は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、画像形成装置10の各部を制御する部分である。画像形成装置10の電源が投入されると、ROMに構成されるデフォルト環境格納領域内の情報にもとづいて、RAMのデフォルト環境格納領域が初期化され、以降は、RAM上のデフォルト環境格納領域を参照しながら画像形成装置10の制御が行われる。
【0030】
制御部16は、更に、表示用データを記憶するための記憶部16aを備えており、ここに書き込まれた表示用データにもとづいて、表示部14の動作が行われる。記憶部16aは、フラッシュメモリなどの書換え可能な不揮発性メモリであり、記憶部16aの表示用データを書き換えることにより、表示部14の表示言語や表示レベルを変更することが可能となる。
【0031】
表示用データの書換えは、例えば、所定のプリンタ制御言語で記述されたプリンタ制御コマンドを用いて実行される。表示用データの書換えを指示するプリンタ制御コマンドと、新たに書き込む表示用データとが制御部16に入力されると、この表示用データが記憶部16aに書き込まれ、以降、この表示用データにもとづいて、表示部14の表示動作が行われる。
【0032】
図3は、第一実施形態におけるセンタの構成を示すブロック図、図4は、第一実施形態におけるセンタの画像ファイル作成手順を示す説明図、図5は、第一実施形態における画像ファイルのデータ構成を示す説明図である。
センタ60は、例えば、WEBサーバ機能を備えるコンピュータであり、ネットワーク50に接続するためのインタフェース部61、ハードディスクなどの記憶部62、各種の処理を行う処理部63などを備えている。
【0033】
記憶部62には、履歴データファイル、表示用データ、プリンタ制御コマンド、画像ファイル、暗号化プログラム、埋め込みプログラム、管理テーブル、WEBページ生成プログラムなどが格納されている。
履歴データファイルは、サーバ20とのアクセス履歴を蓄積するためのファイルであり、例えば、アクセス日時、アクセス元のIPアドレス、取得した画像ファイル名、識別情報などが蓄積される。
【0034】
表示用データは、機種別、言語別(国別)、表示レベル別に作成され、記憶部62に格納される。例えば、A機種に対応する表示用データには、言語別(例えば、日本語a、韓国語b、英語c)の表示用データAa、Ab、Acがあり、更に、表示用データAaのなかには、表示レベル別(例えば、簡易表示1、標準表示2、詳細表示3)の表示用データAa1、Aa2、Aa3がある。
プリンタ制御コマンドは、画像形成装置10に表示用データの書換えを指示するように記述され、記憶部62に格納される。
【0035】
画像ファイルは、表示用データの種別をビジュアル的に示す画像データが、JPEG、GIFなどの一般的な画像ファイル形式(WEBブラウザで表示可能な形式)で格納されたファイルである。例えば、言語種別を示す画像ファイルには、国又は言語を特定可能なシンボル画像データ(アイコン)が含まれている。国又は言語を示すシンボルとしては、国旗、地図、図案化された国名、図案化された言語名などを使用することができる。
【0036】
暗号化プログラムは、表示用データやプリンタ制御コマンドを暗号化するためのものであり、セキュリティレベル(暗号化レベル)が異なる複数種類の暗号化アルゴリズムを備える。例えば、PKI(パブリック キー インフラストラクチャ)暗号化などのように、公開キーを用いて暗号化を行う第一の暗号化アルゴリズム(セキュリティレベル高)と、画像形成装置10やサーバ20のIDをキーとして暗号化を行う第二の暗号化アルゴリズム(セキュリティレベル中)とを備えている。
【0037】
埋め込みプログラムは、表示用データ及びプリンタ制御コマンドを、その種別を示す画像ファイルに埋め込む処理を行う。この埋め込み処理の方法としては、画像ファイルの空き領域に、表示用データやプリンタ制御コマンドを追加する方法のほか、電子透かし技術を用いて、画像ファイルの画像データ部分に表示用データやプリンタ制御コマンドを埋め込む方法がある。
【0038】
図5に示すように、画像ファイルは、データストリームの開始を示す開始部と、画像データが格納される画像データ部と、後述する注釈データが格納される注釈データ部と、表示用データやプリンタ制御コマンドが格納される複数の埋め込みデータ部と、データストリームの終了を示す終了部と、各データ部を仕切る複数の空白部とを備える。各データ部の順列は、図5に限定されるものではなく、任意に入れ変えることができる。
【0039】
複数の埋め込みデータ部には、例えば、表示レベルが相違する表示用データをそれぞれ格納したり、表示用データとプリンタ制御コマンドを個別に格納したりすることができ、また、一つの表示用データを分割して格納してもよい。複数の埋め込みデータ部に格納される埋め込みデータは、あらかじめ暗号化プログラムによって、それぞれ異なる暗号化アルゴリズム(第一暗号化アルゴリズム、第二暗号化アルゴリズム又は暗号化なし)を用いて暗号化される。そして、埋め込み処理が終わった画像ファイルは、管理テーブルに格納され、ここで管理される。
【0040】
WEBページ生成プログラムは、サーバ20からの要求に応じて、指定された機種の画像ファイル一覧ページを生成するプログラムである。この一覧ページは、例えばHTMLで記述され、WEBブラウザで閲覧される。WEBブラウザは、画像ファイルの埋め込みデータを認識することなく、画像ファイルを一覧表示する。つまり、WEBブラウザのウインドウでは、表示用データの言語種別を示す国旗などの画像が一覧表示されることになる。
【0041】
図6は、第一実施形態におけるサーバの構成を示すブロック図、図7は、第一実施形態におけるサーバの画面を示す説明図である。
サーバ20は、ネットワーク40に接続するためのインタフェース部21と、液晶ディスプレイなどの表示部22と、ハードディスクなどの記憶部23と、マウス、キーボードなどの入力部24と、各種の処理を行う処理部25とを備えるコンピュータであり、記憶部23には、WEBブラウザやプリンタ管理プログラムが格納されている。
【0042】
プリンタ管理プログラムは、センタアクセス機能と、画像ファイル取り込み機能と、メニュー表示機能と、データ抽出機能と、データ復号化機能と、表示用データ送信機能とを備える。
センタアクセス機能は、WEBブラウザを介して、センタ60にアクセスする機能であり、アクセス時には、サーバ20や画像形成装置10の識別情報がセンタ60に送られる。センタ60は、サーバ20の認証を行った後、指定された機種の画像ファイル一覧ページを生成し、サーバ20に送信する。これにより、表示部22のブラウザウインドウ22aに、言語種別を示す国旗などの画像ファイルが一覧表示される。
【0043】
画像ファイル取り込み機能は、ブラウザウインドウ22aで選択された画像ファイルを、プリンタ管理ウインドウ22bに取り込む機能である。画像ファイルの取り込みは、例えば、マウスのドラッグアンドドロップ操作によって行われる。
メニュー表示機能は、画像ファイルが右クリック操作されたとき、画像ファイルに含まれる注釈データをメニュー表示する機能である。このメニューでは、例えば、表示用データの表示レベル1〜3を指定したり、表示用データの抽出を指示することができる。
【0044】
データ抽出機能は、メニュー選択操作などに応じて、画像ファイルから埋め込みデータ(表示用データ及びプリンタ制御コマンド)を抽出する機能である。そして、抽出された埋め込みデータは、データ復号化機能によって自動的に復号化される。
表示用データ送信機能は、復号化した表示用データ及びプリンタ制御コマンドを画像形成装置10に送信する機能である。そして、画像形成装置10が表示用データ及びプリンタ制御コマンドを受信すると、プリンタ制御コマンドにもとづいて、表示用データが画像形成装置10の記憶部16aに書き込まれることになる。
【0045】
次に、第一実施形態における表示用データ書き込み処理の全体的な流れについて、図8を参照して説明する。
図8は、第一実施形態における画像形成システムの表示用データ書き込み方法を示す説明図である。
【0046】
この図に示すように、センタ60は、言語別の表示用データ及びプリンタ制御コマンドを暗号化し、その言語種別を示す画像ファイルに埋め込んで保管する(S101)。
サーバ20からWEBブラウザを介してセンタ60にアクセスすると(S102)、センタ60は、サーバ20の認証を行った後(S103)、複数種類の画像ファイルが含まれる一覧ページデータをサーバ20に送信する(S104)。
【0047】
サーバ20は、受信した一覧ページデータにもとづいて、複数種類の画像ファイルをブラウザウインドウ22aに表示する(S105)。ここで管理者は、ブラウザウインドウ22aから画像ファイルを選択し、これをプリンタ管理ウインドウ22bに取り込む(S106)。その後、管理者が、画像ファイルの右クリックメニューで表示用データの抽出を指示すると(S107)、サーバ20は、画像ファイルから埋め込みデータ(表示用データ及びプリンタ制御コマンド)を抽出するとともに(S108)、抽出した埋め込みデータを復号化する(S109)。
【0048】
その後、管理者が表示用データの送信を指示すると(S110)、表示用データ及びプリンタ制御コマンドが画像形成装置10に送信される(S111)。そして、この表示用データ及びプリンタ制御コマンドを画像形成装置10が受信すると(S112)、プリンタ制御コマンドにもとづいて、表示用データが画像形成装置10の記憶部16aに書き込まれ(S113)、一連の書き込み処理が終了する。
【0049】
上記のように構成された第一実施形態の画像形成システムによれば、画像形成装置10を管理するサーバ20が、画像形成装置10の表示用データを、ネットワーク50を介してセンタ60から取得する際、表示用データが、その種別を示す画像ファイルに埋め込まれた状態で送受されることになる。
【0050】
これにより、サーバ20における表示用データの種別選択画面(ブラウザウインドウ22a)を、画像ファイルを利用して容易にビジュアル化することができるとともに、ビジュアル化によって表示用データの種別を直感的に認識することが可能になる。
【0051】
また、表示用データには、画像ファイルに埋め込むという一種の暗号化が施されることになるため、テキスト形式や一般的な圧縮形式で送受する場合比べ、表示用データの改変を困難にし、表示用データのセキュリティを高めることができる。
【0052】
しかも、サーバ20を介して表示用データを送受することにより、センタ60への接続機能が無い画像形成装置10を対象として、表示用データの書き込みを行うことができるとともに、複数台の画像形成装置10を対象として、効率の良い書き込み作業を行うことが可能になる。
【0053】
また、画像ファイルは、国又は言語を特定するシンボル(国旗、地図、図案化された国名、図案化された言語名など)の画像ファイルであり、その国又は言語に対応する表示用データが埋め込まれるため、サーバ20の言語選択画面において、言語種別を直感的に認識することが可能になる。
【0054】
また、表示用データは、プリンタ制御コマンドとともに画像ファイルに埋め込まれるため、画像ファイルから表示用データ及びプリンタ制御コマンドを抽出した後、プリンタ制御コマンドを実行するだけで、表示用データの書き込み作業を完了させることができる。
【0055】
また、画像ファイルの埋め込みデータが暗号化されているため、この暗号化と画像ファイルへの埋め込みにより、表示用データやプリンタ制御コマンドを二重に暗号化することができる。
【0056】
しかも、画像ファイルは、暗号化された複数の埋め込みデータを含むとともに、各埋め込みデータの暗号化アルゴリズムが相違しているため、画像ファイルの埋め込みデータを高度に暗号化し、そのセキュリティを更に高めることができる。
【0057】
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図面を参照して説明する。
第二実施形態の画像形成システムは、画像形成装置10が、サーバ20を介することなく、センタ60から直接表示用データを取得する点が第一実施形態と相違している。
具体的に説明すると、第二実施形態の画像形成装置10は、前述したサーバ20(プリンタ管理プログラム)のセンタアクセス機能と、画像ファイル取り込み機能と、メニュー表示機能と、データ抽出機能と、データ復号化機能とを備えている。以下、第二実施形態における表示用データ書き込み処理の全体的な流れについて、図9を参照して説明する。
【0058】
図9は、第二実施形態における画像形成システムの表示用データ書き込み方法を示す説明図である。
この図に示すように、センタ60は、言語別の表示用データ及びプリンタ制御コマンドを暗号化し、その言語種別を示す画像ファイルに埋め込んで保管する(S201)。
画像形成装置10からセンタ60にアクセスすると(S202)、センタ60は、画像形成装置10の認証を行った後(S203)、複数種類の画像ファイルが含まれる一覧ページデータを画像形成装置10に送信する(S204)。
【0059】
画像形成装置10は、受信した一覧ページデータにもとづいて、複数種類の画像ファイルを表示部14に表示する(S205)。ここで管理者は、操作部13のキー操作により、表示部14の画像ファイルを選択する(S206)。その後、管理者が、操作部13のキー操作で表示用データの抽出を指示すると(S207)、画像形成装置10は、画像ファイルから埋め込みデータ(表示用データ及びプリンタ制御コマンド)を抽出するとともに(S208)、抽出した埋め込みデータを復号化する(S209)。その後、管理者がプリンタ制御コマンドの実行を指示すると(S210)、表示用データが記憶部16aに書き込まれ(S211)、一連の書き込み処理が終了する。
【0060】
上記のように構成された第二実施形態の画像形成システムによれば、画像形成装置10が、その表示用データを、ネットワーク50を介してセンタ60から取得する際、表示用データが、その種別を示す画像ファイルに埋め込まれた状態で送受されることになる。
これにより、画像形成装置10における表示用データの種別選択画面を、画像ファイルを利用して容易にビジュアル化することができるだけでなく、画像ファイルに埋め込むという一種の暗号化により、表示用データのセキュリティを高めることができる。
【0061】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、サーバ又は画像形成装置が、画像形成装置の表示用データを、ネットワークを介してセンタから取得する際、表示用データを、その種別を示す画像ファイルに埋め込まれた状態で送受することにより、サーバ又は画像形成装置における表示用データの種別選択画面を、画像ファイルを利用して容易にビジュアル化することができるだけでなく、画像ファイルに埋め込むという一種の暗号化により、表示用データのセキュリティを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態における画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【図2】第一実施形態における画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図3】第一実施形態におけるセンタの構成を示すブロック図である。
【図4】第一実施形態におけるセンタの画像ファイル作成手順を示す説明図である。
【図5】第一実施形態における画像ファイルのデータ構成を示す説明図である。
【図6】第一実施形態におけるサーバの構成を示すブロック図である。
【図7】第一実施形態におけるサーバの画面を示す説明図である。
【図8】第一実施形態における画像形成システムの表示用データ書き込み方法を示す説明図である。
【図9】第二実施形態における画像形成システムの表示用データ書き込み方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置
14 表示部
16 制御部
16a 記憶部
20 サーバ
22 表示部
22a ブラウザウインドウ
22b プリンタ管理ウインドウ
30 端末
40 下位ネットワーク
50 上位ネットワーク
60 センタ

Claims (9)

  1. 記憶部に書き込まれた表示用データにもとづいて、表示部を動作させる画像形成装置と、一又は複数の前記画像形成装置を管理するサーバと、ネットワークを介して、前記サーバに接続されるセンタとを備えた画像形成システムであって、
    前記センタは、複数種類の前記表示用データを、その種別を示す画像ファイルにそれぞれ埋め込み、
    前記サーバは、前記センタから前記画像ファイルを受信するとともに、この受信した前記画像ファイルから選択的に前記表示用データを抽出し、
    前記画像形成装置は、前記サーバから前記表示用データを受信するとともに、この受信した前記表示用データを前記記憶部に書き込む
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 記憶部に書き込まれた表示用データにもとづいて、表示部を動作させる画像形成装置と、ネットワークを介して、前記画像形成装置に接続されるセンタとを備えた画像形成システムであって、
    前記センタは、複数種類の前記表示用データを、その種別を示す画像ファイルにそれぞれ埋め込み、
    前記画像形成装置は、前記センタから前記画像ファイルを受信するとともに、この受信した前記画像ファイルから選択的に前記表示用データを抽出して前記記憶部に書き込む
    ことを特徴とする画像形成システム。
  3. 前記画像ファイルが、国又は言語を特定するシンボルの画像ファイルであり、その国又は言語に対応する前記表示用データが埋め込まれる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成システム。
  4. 前記シンボルが、国旗、地図、図案化された国名又は図案化された言語名である
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成システム。
  5. 前記表示用データが、プリンタ制御コマンドとともに前記画像ファイルに埋め込まれる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成システム。
  6. 前記画像ファイルの埋め込みデータが暗号化されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成システム。
  7. 前記画像ファイルが、暗号化された複数の埋め込みデータを含むとともに、各埋め込みデータの暗号化アルゴリズムが相違している
    ことを特徴とする請求項6記載の画像形成システム。
  8. 記憶部に書き込まれた表示用データにもとづいて、表示部を動作させる画像形成装置と、一又は複数の前記画像形成装置を管理するサーバと、ネットワークを介して、前記サーバに接続されるセンタとを備える画像形成システムの表示用データ書き込み方法であって、
    前記センタが、複数種類の前記表示用データを、その種別を示す画像ファイルにそれぞれ埋め込むとともに、これらの画像ファイルを前記サーバに送信し、
    前記サーバが、前記センタから前記画像ファイルを受信するとともに、受信した前記画像ファイルから選択的に前記表示用データを抽出して、前記画像形成装置に送信し、
    前記画像形成装置が、前記サーバから前記表示用データを受信するとともに、受信した前記表示用データを前記記憶部に書き込む
    ことを特徴とする画像形成システムの表示用データ書き込み方法。
  9. 記憶部に書き込まれた表示用データにもとづいて、表示部を動作させる画像形成装置と、ネットワークを介して、前記画像形成装置に接続されるセンタとを備える画像形成システムの表示用データ書き込み方法であって、
    前記センタが、複数種類の前記表示用データを、その種別を示す画像ファイルにそれぞれ埋め込むとともに、これらの画像ファイルを前記画像形成装置に送信し、
    前記画像形成装置が、前記センタから前記画像ファイルを受信するとともに、受信した前記画像ファイルから選択的に前記表示用データを抽出して、前記記憶部に書き込む
    ことを特徴とする画像形成システムの表示用データ書き込み方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009246807A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nec Corp 受信文書の言語判別方法及び受信文書翻訳システム並びにその制御プログラム

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