JP2004210651A

JP2004210651A - Insect-controlling/repelling agent for vegetable and method for producing the same

Info

Publication number: JP2004210651A
Application number: JP2002379198A
Authority: JP
Inventors: Toshio Yamanoue; 敏夫山野上
Original assignee: ECO FACTORY KK
Current assignee: ECO FACTORY KK
Priority date: 2002-12-27
Filing date: 2002-12-27
Publication date: 2004-07-29

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a safe and secure insect-controlling/repelling agent for vegetables composed solely of natural components and enabling the distribution of vegetables and fruits before harvest/shipping without applying pesticides, or the like. <P>SOLUTION: The insect-controlling/repelling agent for vegetables is produced by decocting Guinea pepper and mixing the obtained liquid extract simultaneously or separately with two or more materials selected from by-product of molasses, bamboo vinegar, grapefruit seed, Wasabi (Japanese horse-radish), Shochu (Japanese distilled spirit) and/or garlic. As an alternative, Shochu is mixed with two or more extracts selected from molasses by-product, garlic, grapefruit seed, Wasabi and Guinea pepper. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、唐辛子、ニンニク、黒蜜副産物、竹酢液、焼酎、グレープフルーツ種子、わさびの成分を含む植物用防虫・忌避剤およびその製造方法に関し、特に野菜や果実の収穫・摘果直前に使用する植物用防虫・忌避剤に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
近年、栽培植物の需要は目を見張るものがあり、その品質の更なる高度化が望まれている。
いうまでもなく、栽培植物の高品質化を遂げるためには、適切な種の選択や育苗段階から適切な肥料を施したり、害虫駆除は勿論のこと収穫に至るまで各ステップにおける種々のケアを経てはじめて満足できる商業商品や家庭における趣味実益を兼ねた野菜や花木を得ることができる。
しかしながら、栽培途中や収穫前・摘果前は上記のような種々のケアを施すことにより、害虫などを防ぐことが可能であるが、収穫直前・摘果直前においては、農薬などの散布は野菜や果実に農薬が付着し、アブラムシ、てんとう虫、毛虫、なめくじなどの害虫駆除が適切に行われず、甚だ不具合がみられた。
このため、出荷直前や収穫直前の野菜・果物類には殺虫剤類がかけられず、指定農薬の散布のみにより害虫類の防御を行っているのが実情であるが、これまでは、主に化学的薬剤成分を調合したもの、例えばアレスリン、フラメトリン、ベルメトリン、フタルスリン、ピレスロイド系などを配合したものが知られているが、野菜や果実の収穫・摘果直前に使用する植物用防虫・忌避剤としては安全性の面などから不具合があった。
昨今、有機野菜の流行などもあり、農薬などの散布を行わずに安全安心な野菜果物の流通が望まれている。
このような観点により、本発明者は唐辛子、ニンニク、黒蜜副産物、竹酢液、焼酎、グレープフルーツ種子、わさびの各成分に着目し、天然成分のみから成る、人体に安全安心且つ環境汚染のおそれがない、植物用防虫・忌避剤およびその製造方法に関する本発明の完成に至ったものである。
本発明は殊に、有機野菜や果実などの収穫前・出荷前の防虫忌避剤として有効であり、商業野菜・果実および家庭用菜園において有効である。
なお、ニンニクと唐辛子を使用した害虫忌避剤に関しては、特開平８ー３４７０６号公報に、またニンニクと唐辛子を使用した食品の品質保存剤に関しては、特開平１０ー２１０９５８号公報に、糖蜜を使用した害虫忌避剤に関しては、特開平１０ー１６７９２１号公報に開示されているが、これらは何れも開示されているその成分のみによるものであり、本願発明のように多様な成分を使用した相乗効果を図ったものはこれまでみられない。
【０００３】
そもそも本来、植物は完熟に近づくと子孫繁栄の趣旨から、その果実・野菜は虫を呼び、種子をまいて貰うために、虫を利用するものであり、また種子がない完熟野菜でも完熟に至らない若い野菜に比べ虫に好まれる傾向があり、そのため収穫前・出荷前における、人体の健康を害しない植物用防虫・忌避剤が必要となる。
【０００４】
本発明は、このような従来の様々な問題点を考慮してなされたものであり、農薬などの散布を行わずに、収穫直前・摘果直前の野菜・果物の流通が可能な、天然成分のみから成り、臭いによる忌避並びに刺激による接触性忌避に基づくリペラント効果を図った、安全安心な植物用防虫・忌避剤を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項１に記載の発明は、唐辛子、ニンニク、糖蜜、焼酎、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびの内二種以上の有効成分を抽出、混合してなることを特徴とする植物用防虫・忌避剤である。
この発明においては、それぞれの成分が有する作用により、収穫前・摘果前の野菜・果物などの植物の害虫の防虫・忌避が可能となる。
【０００６】
また、上記目的を達成するため、請求項２に記載の発明は、前記植物用防虫・忌避剤に使用される糖蜜は黒蜜副産物より成る有用微生物群であることを特徴とする、請求項１に記載の植物用防虫・忌避剤である。
この発明においては、糖蜜の成分を黒蜜副産物より成る有用微生物群と特定したので、その成分作用がより高まり、植物の害虫の防虫・忌避が可能となる。
【０００７】
また、上記目的を達成するため、請求項３に記載の発明は、前記植物用防虫・忌避剤に使用されるグレープフルーツ種子は微粉末より成ることを特徴とする、請求項１又は２に記載の植物用防虫・忌避剤である。
この発明においては、使用されるグレープフルーツ種子はミキシングした微粉末と特定したので、その成分作用がより高まり、植物の害虫の防虫・忌避が可能となる。
【０００８】
また、上記目的を達成するため、請求項４に記載の発明は、前記植物用防虫・忌避剤は、唐辛子を煮出しした抽出液に黒蜜副産物、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびおよび焼酎の二種以上の抽出成分を同時又は別個に混合して成り、更に界面活性剤を付加して成ることを特徴とする、請求項１〜３に記載の植物用防虫・忌避剤である。
この発明においては、各種有効成分の混合方法を特定したので、その成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる。
【０００９】
また、上記目的を達成するため、請求項５に記載の発明は、前記植物用防虫・忌避剤は、焼酎にニンニク、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびおよび唐辛子の二種以上の抽出成分を混合して成り、更に界面活性剤を付加して成ることを特徴とする、請求項１〜３に記載の植物用防虫・忌避剤である。
この発明においては、各種有効成分の混合方法を特定したので、その成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる。
【００１０】
また、上記目的を達成するため、請求項６に記載の発明は、唐辛子を煮出しした抽出液に黒蜜副産物、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびおよび焼酎の二種以上の抽出成分を同時又は別個に混合して成り、更に界面活性剤を付加して成ることを特徴とする、植物用防虫・忌避剤の製造方法である。
この発明においては、各種有効成分の混合方法を特定した製造方法なので、その成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる。
【００１１】
また、上記目的を達成するため、請求項７に記載の発明は、焼酎に黒蜜副産物、竹酢液、ニンニク、グレープフルーツ種子、わさびおよび唐辛子の二種以上の抽出成分を混合して成り、更に界面活性剤を付加して成ることを特徴とする、植物用防虫・忌避剤の製造方法である。
この発明においては、各種有効成分の混合方法を特定した製造方法なので、その成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる。
【００１２】
また、上記目的を達成するため、請求項８に記載の発明は、唐辛子０．１〜２０重量％を煮出しした抽出液に、黒蜜副産物０．１〜１０重量％、竹酢液０．１〜１０重量％、グレープフルーツ種子０．１〜１０重量％、わさび０．１〜１０重量％および焼酎０．１〜１０重量％の抽出成分を同時又は別個に混合し、更に界面活性剤を付加し、当該溶液を５〜２４時間静置し、その後精製水を加えて全量を１００重量％として希釈して成ることを特徴とする、請求項６に記載の植物用防虫・忌避剤の製造方法である。
この発明においては、各種有効成分の混合方法およびその分量ならびに工程を特定した製造方法なので、その成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる。
【００１３】
また、上記目的を達成するため、請求項９に記載の発明は、焼酎０．１〜１０重量％に黒蜜副産物０．１〜１０重量％、竹酢液０．１〜１０重量％、ニンニク０．１〜１０重量％、わさび０．１〜１０重量％、唐辛子０．１〜２０重量％およびグレープフルーツ種子０．１〜１０重量％の各抽出成分を混合し、更に界面活性剤を付加し、当該溶液を５〜２４時間静置し、得られた抽出溶液にその後精製水を加えて全量を１００重量％として希釈して成ることを特徴とする、請求項７に記載の植物用防虫・忌避剤の製造方法である。
この発明においては、各種有効成分の混合方法およびその分量ならびに工程を特定した製造方法なので、その成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
なお、以下にのべる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。本発明の植物用防虫・忌避剤およびその製造方法に使用される唐辛子、ニンニク、黒蜜副産物、竹酢液、焼酎、グレープフルーツ種子、わさびは以下のとおりである。
【００１５】
唐辛子としては、所謂辛味があるものであれば特に種類を問わないが、成分にカプサイシンが含まれているものを指す。カプサイシン類には、カプサイシンの他にジヒドロカプサイシン、ノルジヒドロカプサイシン、ホモカプサイシン、ホモジヒドロカプサイシンが含まれるが、通常カプサイシンおよびジヒドロカプサイシンの割合が高く、殆どこれにあたり、これらが含まれているものを指す。
本件発明においては、この辛さを利用して防虫・忌避剤として収穫前・出荷前の野菜や果物に塗布・散布することにより、この成分による刺激に基づく接触性忌避として害虫がこれを嫌い、結果的に忌避されることとなる。
唐辛子の辛さは、種を作る部分である胎座に集中しているので、この部分を取り出して抽出することも可能であるが、取り出し作業を省いて唐辛子全部をこれに用いてもよい。
【００１６】
本件発明に使用されるニンニクは、一般市場でみられるものを使用する。ニンニクには、アリシン成分から生ずる所謂ニンニク臭さがあり、また強力な殺菌作用がみられる。
本件発明においては、この強いニンニク臭さおよび強力な殺菌作用を利用し、防虫・忌避剤として収穫前・出荷前の野菜や果物に塗布・散布することにより、この成分による臭いに基づく忌避並びに刺激に基づく接触性忌避として害虫がこれを嫌い、結果的に忌避されることとなる。
【００１７】
本件発明に使用される黒蜜副産物は、黒蜜を得る過程で生ずる副産物であり、培養有用微生物群である。
これは、糖類の熱処理により生じる廃糖蜜（以下モラッセと云う）の一種である、５ーハイドロキシメチルフルフラールなどのフルフラール誘導体として知られるものであり、この成分特有の強い臭いがある。
本件発明においては、この培養有用微生物群が有する作用を利用し、防虫・忌避剤として収穫前・出荷前の野菜や果物に塗布・散布することにより、害虫がこれを嫌い、結果的に忌避されることとなる。
【００１８】
本件発明に使用される竹酢液は、一般市場でみられるものを使用することが可能であるが、当該液成分が濃い場合には、精製水などにより予め適宜希釈して使用する。
本件発明においては、タール成分から由来する竹酢液特有の強い臭さおよび強力な殺菌作用を利用し、防虫・忌避剤として収穫前・出荷前の野菜や果物に塗布・散布することにより、害虫がこれを嫌い、結果的に忌避されることとなる。
【００１９】
本件発明に使用されるグレープフルーツ種子は、一般市場でみられるものを使用することが可能であるが、予めミキサーなどによりミキシングし、微粉末としておく。
本件発明においては、このグレープフルーツ種子の有する強い臭さおよび殺菌作用を利用し、防虫・忌避剤として収穫前・出荷前の野菜や果物に塗布・散布することにより、害虫がこれを嫌い、結果的に忌避されることとなる。
【００２０】
本件発明に使用されるわさびは、一般市場でみられるものを使用することが可能であるが、本防虫・忌避剤としての混合のため、練り状又は粉末状のものが好ましい。
本件発明においては、このわさびの辛さを利用して防虫・忌避剤として収穫前・出荷前の野菜や果物に塗布・散布することにより、この成分による刺激に基づく接触性忌避として害虫がこれを嫌い、結果的に忌避されることとなる。
【００２１】
本件発明における植物用防虫・忌避剤の抽出方法は、添付の図１及び２のフローチャートに示す通りである。
【００２２】
【実施例】
以下に本発明の実施例を記載するが、本発明はこの実施例によって何ら限定されるものではないことはもとよりである。
（実施例１）
唐辛子を煮出しした抽出液１０重量％に、黒蜜副産物５重量％、グレープフルーツ種子（商品名：カルファ）３重量％，わさび粉末３重量％、および焼酎５重量％の各抽出成分を混合し、更に界面活性剤を適宜量付加して得られた溶液を２４時間静置し、その後精製水を加えて全量を１００重量％として希釈し、更に散布用として１００倍希釈して溶液を得た。得られた溶液を収穫前の野菜に散布し、７日ほど観察した結果、害虫などの寄りつきがなく、植物用防虫・忌避剤として好適であることが認められた。
【００２３】
（実施例２）
焼酎５重量％に黒蜜副産物５重量％、ニンニク８重量％、唐辛子１０重量％、わさび粉末３重量％およびグレープフルーツ種子（商品名：カルファ）３重量％の各抽出成分を混合し、更に界面活性剤を適宜量付加して得られた溶液を２４時間静置し、その後精製水を加えて全量を１００重量％として希釈し、更に散布用として１００倍希釈して溶液を得た。得られた溶液を収穫前の野菜に散布し、７日ほど観察した結果、害虫などの寄りつきがなく、植物用防虫・忌避剤として好適であることが認められた。
【００２４】
（試験例１）オルファクトメータによる害虫忌避試験：
３００≡容量のフラスコを左右２個を適宜間隔をおいて用意し、その間隔中央部に害虫封入用チェンバーを設け、当該チェンバーの両端をガラス管により上記左右フラスコと接続した試験装置を準備した。
左側のフラスコに出荷前のキャベツ片を入れ、右側のフラスコに唐辛子抽出液に黒蜜副産物を混合した希釈溶液を散布した出荷前のキャベツ片を入れ、中央部のチェンバーに毛虫２０匹を入れて、一昼夜放置した。その結果、毛虫１４匹が左側のフラスコに移動し、残りの６匹がチェンバー内に停まっていることが判明した。
【００２５】
（試験例２）オルファクトメータによる害虫忌避試験：
３００≡容量のフラスコを左右２個を適宜間隔をおいて用意し、その間隔中央部に害虫封入用チェンバーを設け、当該チェンバーの両端をガラス管により上記左右フラスコと接続した試験装置を準備した。
左側のフラスコに出荷前のキャベツ片を入れ、右側のフラスコに唐辛子抽出液にニンニク抽出液及び焼酎を混合した希釈溶液を散布した出荷前のキャベツ片を入れ、中央部のチェンバーに毛虫２０匹を入れて、一昼夜放置した。その結果、毛虫１７匹が左側のフラスコに移動し、残りの３匹がチェンバー内に停まっていることが判明した。
【００２６】
（試験例３）オルファクトメータによる害虫忌避試験：
３００≡容量のフラスコを左右２個を適宜間隔をおいて用意し、その間隔中央部に害虫封入用チェンバーを設け、当該チェンバーの両端をガラス管により上記左右フラスコと接続した試験装置を準備した。
左側のフラスコに出荷前のキャベツ片を入れ、右側のフラスコに実施例１により得られた希釈溶液を散布した出荷前のキャベツ片を入れ、中央部のチェンバーに毛虫２０匹を入れて、一昼夜放置した。その結果、毛虫２０匹共左側のフラスコに移動していることが判明した。
【００２７】
（試験例４）オルファクトメータによる害虫忌避試験：
３００≡容量のフラスコを左右２個を適宜間隔をおいて用意し、その間隔中央部に害虫封入用チェンバーを設け、当該チェンバーの両端をガラス管により上記左右フラスコと接続した試験装置を準備した。
左側のフラスコに出荷前のキャベツ片を入れ、右側のフラスコに実施例２により得られた希釈溶液を散布した出荷前のキャベツ片を入れ、中央部のチェンバーに毛虫２０匹を入れて、一昼夜放置した。その結果、毛虫２０匹共左側のフラスコに移動していることが判明した。
【００２８】
【発明の効果】
本発明の植物用防虫・忌避剤は、唐辛子、ニンニク、糖蜜、焼酎、竹酢液、わさびおよびグレープフルーツ種子の内二種以上の成分を抽出してなるので、この発明においては、それぞれの成分が有する作用により、またこれらの作用の相乗効果により、植物の害虫の防虫・忌避が可能となる効果がある。
また、本発明の植物用防虫・忌避剤は、界面活性剤を加えて成るので、野菜や果実などの植物の葉、花、茎が有する撥水性に抗って留まり、植物用防虫・忌避剤として有効な効果が見られる。
【００２９】
また、請求項２に記載の発明によれば、前記植物用防虫・忌避剤は、前記植物用防虫・忌避剤に使用される糖蜜は黒蜜副産物より成る有用微生物群であり、糖蜜の成分を黒蜜副産物より成る有用微生物群と特定したので、この発明においてはその有効成分作用がより高まり、植物の害虫の防虫・忌避が可能となる。
【００３０】
また、請求項３に記載の発明によれば、前記植物用防虫・忌避剤に使用されるグレープフルーツ種子は微粉末より成り、使用されるグレープフルーツ種子はミキシングした微粉末と特定したので、この発明においては、その有効成分作用がより高まり、植物の害虫の防虫・忌避が可能となる。
【００３１】
また、請求項４に記載の発明によれば、前記植物用防虫・忌避剤は、唐辛子を煮出しした抽出液に黒蜜副産物、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびおよび焼酎の内二種以上の抽出成分を同時又は別個に混合し、更に界面活性剤を付加して成り、この発明においては、各種有効成分の混合方法を特定したので、その成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる効果がある。
【００３２】
また、請求項５に記載の発明によれば、前記植物用防虫・忌避剤は、焼酎にニンニク、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびおよび唐辛子の内二種以上の抽出成分を混合し、更に界面活性剤を付加して成り、この発明においては、各種有効成分の混合方法を特定したので、その成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる効果がある。
【００３３】
また、請求項６に記載の発明によれば、唐辛子を煮出しした抽出液に黒蜜副産物、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびおよび焼酎の内二種以上の抽出成分を同時又は別個に混合し、更に界面活性剤を付加して成り、この発明においては、各種有効成分の混合方法を特定した製造方法なので、その成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる効果がある。
【００３４】
また、請求項７に記載の発明によれば、焼酎に黒蜜副産物、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびおよびニンニク、唐辛子の内二種以上の抽出成分を混合し、更に界面活性剤を付加して成り、この発明においては、各種有効成分の混合方法を特定した製造方法なので、その成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる効果がある。
【００３５】
また、請求項８に記載の発明によれば、唐辛子０．１〜２０重量％を煮出しした抽出液に、黒蜜副産物０．１〜１０重量％、わさび０．１〜１０重量％、グレープフルーツ種子０．１〜１０重量％および焼酎０．１〜１０重量％の抽出成分を同時又は別個に混合し、更に界面活性剤を付加して成り、当該溶液を５〜２４時間静置し、その後精製水を加えて全量を１００重量％として希釈して成り、この発明においては、各種有効成分の混合方法およびその分量を特定した製造方法なので、その成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる効果がある。
【００３６】
また、請求項９に記載の発明によれば、焼酎０．１〜１０重量％に黒蜜副産物０．１〜１０重量％、わさび０．１〜１０重量％、ニンニク０．１〜１０重量％、唐辛子０．１〜２０重量％およびグレープフルーツ種子０．１〜１０重量％の各抽出成分を混合し、更に界面活性剤を付加して成り、当該溶液を５〜２４時間静置し、得られた抽出溶液にその後精製水を加えて全量を１００重量％として希釈して成り、この発明においては、各種成分の混合方法およびその分量を特定した製造方法なので、その有効成分作用がより高まり植物の害虫の防虫・忌避が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明における植物用防虫・忌避剤の製造工程を示すフローチャート図である。
【図２】本発明における他の実施態様である植物用防虫・忌避剤の製造工程を示すフローチャート図である。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to insect repellents and repellents for plants containing components of chili, garlic, black honey by-product, bamboo vinegar, shochu, grapefruit seeds, wasabi, and a method for producing the same, and particularly used immediately before harvesting and fruiting of vegetables and fruits. It relates to insect repellents for plants.
[0002]
2. Description of the Related Art
In recent years, the demand for cultivated plants has been remarkable, and further enhancement of the quality is desired.
Needless to say, in order to achieve the high quality of the cultivated plant, appropriate care must be taken at each step from the selection of the appropriate seeds and the seedling raising stage to the application of appropriate fertilizers, as well as pest control as well as harvesting. Only after that, can we obtain satisfactory commercial products and vegetables and flowers and trees that also serve as a hobby and profit at home.
However, pests can be prevented during cultivation, before harvesting, and before fruit removal by applying the various types of care as described above. Pesticides adhered to the plant and the insects were not properly controlled for aphids, ladybugs, caterpillars, slugs, etc., and serious problems were observed.
For this reason, insecticides are not applied to vegetables and fruits immediately before shipment or immediately before harvesting, and the fact is that pests are protected only by spraying designated pesticides, but until now, mainly chemicals have been used. Are known to be prepared by blending active pharmaceutical ingredients, for example, those containing arrestrin, framethrin, velmethrin, phthalthrin, pyrethroids, etc., but as plant insect repellents and repellents used immediately before harvesting and fruiting of vegetables and fruits. There was a problem in terms of safety.
In recent years, due to the trend of organic vegetables and the like, it is desired to distribute vegetables and fruits safely and safely without spraying pesticides.
From such a viewpoint, the present inventor pays attention to each component of chili, garlic, black honey by-product, bamboo vinegar, shochu, grapefruit seed, and wasabi, and is composed of only natural components, which is safe and reliable for human body and may cause environmental pollution. Thus, the present invention has been completed with respect to an insect repellent / repellent for plants and a method for producing the same.
INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is particularly effective as an insect repellent before harvesting and shipping of organic vegetables and fruits, and is effective in commercial vegetables and fruits and vegetable gardens for home use.
In addition, molasses is used in pest repellents using garlic and pepper in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-34706, and as for food quality preservatives using garlic and pepper in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-210958. The disclosed pest repellents are disclosed in JP-A-10-167921, but these are all based on the disclosed components alone, and the synergistic effect using various components as in the present invention is used. No attempt has been made so far.
[0003]
In the first place, when plants are almost ripe, their fruits and vegetables call insects and use seeds to sow seeds from the purpose of prosperity of progeny, and even ripe vegetables without seeds reach maturity. Insects tend to be preferred to young vegetables compared to young vegetables, which requires pre-harvest and pre-shipment insect repellents for plants that do not harm human health.
[0004]
The present invention has been made in consideration of such various problems in the past, without spraying pesticides, the distribution of vegetables and fruits immediately before harvesting and immediately before fruiting is possible, only natural components It is an object of the present invention to provide a safe and secure plant insect repellent / repellent which has a repellant effect based on odor repellency and contact repellency due to irritation.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is characterized by extracting and mixing two or more active ingredients among pepper, garlic, molasses, shochu, bamboo vinegar, grapefruit seed, and wasabi. Insect repellent for plants.
In the present invention, the action of each component makes it possible to prevent and repel insect pests of plants such as vegetables and fruits before harvesting and before fruiting.
[0006]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 2 is characterized in that molasses used for the insect repellent and repellent for plants is a group of useful microorganisms composed of byproducts of black nectar. The insect repellent / repellent for plants described in (1).
In the present invention, the molasses component is identified as a group of useful microorganisms consisting of black molasses by-product, so that the action of the component is further enhanced, and insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0007]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 3 is characterized in that the grapefruit seed used for the insect repellent for plants is made of fine powder. Insect repellent for plants.
In the present invention, the grapefruit seed to be used is specified as a mixed fine powder, so that its component action is further enhanced, and insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0008]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 4 is characterized in that the insect repellent / repellent for plants is obtained by adding black honey by-product, bamboo vinegar, grapefruit seed, wasabi and shochu to an extract obtained by boiling pepper. The insect repellent / repellent for plants according to any one of claims 1 to 3, wherein a mixture of at least two or more kinds of extracted components is added simultaneously or separately, and further a surfactant is added.
In the present invention, the method of mixing various active ingredients is specified, so that the action of the ingredients is further enhanced, and insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0009]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 5, wherein the insect repellent / repellent for plants comprises two or more extracted components of garlic, bamboo vinegar, grapefruit seeds, wasabi and pepper in shochu. The insect repellent / repellent for plants according to any one of claims 1 to 3, further comprising a surfactant.
In the present invention, the method of mixing various active ingredients is specified, so that the action of the ingredients is further enhanced, and insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0010]
Further, in order to achieve the above object, the invention according to claim 6 is characterized in that two or more kinds of extracted components of black honey by-product, bamboo vinegar, grapefruit seeds, wasabi and shochu are simultaneously or separately added to the extract obtained by boiling the pepper. A method for producing an insect repellent / repellent for plants, characterized by being mixed with a surfactant and further adding a surfactant.
In the present invention, since the production method specifies a method of mixing various active ingredients, the action of the components is further enhanced, and insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0011]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 7 comprises mixing two or more kinds of extracted components of shochu with black honey by-product, bamboo vinegar, garlic, grapefruit seeds, wasabi and pepper, A method for producing an insect repellent / repellent for plants, comprising adding a surfactant.
In the present invention, since the production method specifies a method of mixing various active ingredients, the action of the components is further enhanced, and insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0012]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 8 is characterized in that the extract obtained by boiling 0.1 to 20% by weight of chili is added to 0.1 to 10% by weight of black honey by-product and 0.1% by weight of bamboo vinegar. -10% by weight, grapefruit seeds 0.1-10% by weight, wasabi 0.1-10% by weight and shochu 0.1-10% by weight are mixed simultaneously or separately, and a surfactant is further added. The method according to claim 6, wherein the solution is allowed to stand for 5 to 24 hours and then diluted with purified water to make the total amount 100% by weight. is there.
In the present invention, since the method of mixing various active ingredients and the production method in which the amounts and steps thereof are specified, the action of the components is further enhanced, and insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0013]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 9 is characterized in that shochu is 0.1 to 10% by weight, black honey by-product is 0.1 to 10% by weight, bamboo vinegar is 0.1 to 10% by weight, garlic. 0.1-10% by weight, wasabi 0.1-10% by weight, chili pepper 0.1-20% by weight and grapefruit seed 0.1-10% by weight were mixed together, and a surfactant was further added. The insect repellent according to claim 7, wherein the solution is allowed to stand for 5 to 24 hours, and the obtained extract is diluted with purified water to make the total amount 100% by weight. This is a method for producing a repellent.
In the present invention, since the method of mixing various active ingredients and the production method in which the amounts and steps thereof are specified, the action of the components is further enhanced, and insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail.
The embodiments described below are preferred specific examples of the present invention, and therefore, various technically preferable limitations are added. However, the scope of the present invention is particularly limited in the following description. Are not limited to these embodiments unless otherwise described. Pepper, garlic, black honey by-product, bamboo vinegar, shochu, grapefruit seeds, and wasabi used in the plant insect repellent / repellent of the present invention are as follows.
[0015]
The pepper is not particularly limited as long as it has a so-called pungency, but refers to a substance containing capsaicin as a component. The capsaicins include dihydrocapsaicin, nordihydrocapsaicin, homocapsaicin, and homodihydrocapsaicin in addition to capsaicin, but usually have a high ratio of capsaicin and dihydrocapsaicin, and almost all of these include these. .
In the present invention, by applying and spraying on vegetables and fruits before harvesting and shipping as an insect repellent and repellent utilizing this hotness, pests dislike this as a contact repellent based on irritation by this component, As a result, they will be repelled.
Since the hotness of the chili is concentrated in the placenta, which is the part that makes the seeds, it is possible to take out this part and extract it, but it is also possible to omit the taking-out work and use the whole chili for this purpose.
[0016]
The garlic used in the present invention is that found in the general market. Garlic has a so-called garlic odor resulting from the allicin component, and has a strong bactericidal action.
In the present invention, by utilizing this strong garlic odor and strong bactericidal action, it is applied and sprayed on vegetables and fruits before harvesting and before shipping as an insect repellent and repellent, thereby avoiding and stimulating odors due to this component. Pests dislike this as a contact repellent based on, and as a result are repelled.
[0017]
The black honey by-product used in the present invention is a by-product generated in the process of obtaining black honey and is a group of microorganisms useful for culture.
This is known as furfural derivatives such as 5-hydroxymethylfurfural, which is a kind of molasses (hereinafter referred to as molasses) generated by heat treatment of saccharides, and has a strong odor peculiar to this component.
In the present invention, by utilizing the action of this group of useful microorganisms for culture and applying and spraying on vegetables and fruits before harvest and before shipment as an insect repellent and repellent, the pests dislike this, and as a result are repelled The Rukoto.
[0018]
As the bamboo vinegar used in the present invention, those found in the general market can be used. However, when the liquid component is strong, it is appropriately diluted in advance with purified water or the like before use.
In the present invention, by utilizing the strong odor and strong bactericidal action peculiar to bamboo vinegar derived from the tar component, it is applied to and sprayed on vegetables and fruits before harvest and before shipment as an insect repellent and repellent. Hates this and is eventually evaded.
[0019]
The grapefruit seeds used in the present invention can be those found in general markets, but are mixed in advance with a mixer or the like to prepare fine powder.
In the present invention, by utilizing the strong odor and the bactericidal action of the grapefruit seeds and applying and spraying them on vegetables and fruits before harvesting and shipping as insect repellents and repellents, the pests dislike this, and as a result Will be repelled.
[0020]
As the wasabi used in the present invention, those found in the general market can be used, but for mixing as the present insect repellent / repellent, a paste or powder is preferred.
In the present invention, by applying and spraying vegetables and fruits before harvest and before shipment as an insect repellent and repellent using the spiciness of wasabi, the pests remove this as contact repellent based on irritation by this component. Dislike, and as a result will be repelled.
[0021]
The method for extracting the insect repellent / repellent for plants in the present invention is as shown in the attached flowcharts of FIGS.
[0022]
【Example】
Hereinafter, examples of the present invention will be described. However, it is needless to say that the present invention is not limited to these examples.
(Example 1)
10% by weight of the extract obtained by boiling the pepper, 5% by weight of black honey by-product, 3% by weight of grapefruit seeds (trade name: Calfa), 3% by weight of wasabi powder, and 5% by weight of shochu are mixed. A solution obtained by appropriately adding a surfactant was allowed to stand for 24 hours, and then purified water was added to dilute the total amount to 100% by weight, and further diluted 100-fold for spraying to obtain a solution. The obtained solution was sprayed on vegetables before harvesting and observed for about 7 days. As a result, it was confirmed that there was no pest or the like and that the solution was suitable as an insect repellent for plants.
[0023]
(Example 2)
5% by weight of shochu, 5% by weight of black honey by-product, 8% by weight of garlic, 10% by weight of chili, 3% by weight of wasabi powder and 3% by weight of grapefruit seeds (trade name: Kalfa) The solution obtained by adding an appropriate amount of the agent was allowed to stand for 24 hours, and then diluted with purified water to make the total amount 100% by weight, and further diluted 100-fold for spraying to obtain a solution. The obtained solution was sprayed on vegetables before harvesting and observed for about 7 days. As a result, it was confirmed that there was no pest or the like and that the solution was suitable as an insect repellent for plants.
[0024]
(Test Example 1) Pest repellent test using Olfactometer:
Two right and left flasks each having a capacity of 300 mm were prepared at appropriate intervals, a pest-enclosing chamber was provided at the center of the interval, and a test apparatus was prepared in which both ends of the chamber were connected to the left and right flasks by glass tubes.
Put the cabbage pieces before shipping in the left flask, put the cabbage pieces before shipping in which the diluted solution obtained by mixing the black pepper by-product with black pepper extract in the right flask, and put 20 caterpillars in the center chamber. , Left overnight. As a result, it was found that 14 caterpillars moved to the flask on the left, and the remaining 6 caterpillars were parked in the chamber.
[0025]
(Test Example 2) Pest repellent test using Olfactometer:
Two right and left flasks each having a capacity of 300 mm were prepared at appropriate intervals, a pest-enclosing chamber was provided at the center of the interval, and a test apparatus was prepared in which both ends of the chamber were connected to the left and right flasks by glass tubes.
Put the cabbage pieces before shipment in the left flask, put the cabbage pieces before shipment in which the diluted solution obtained by mixing the garlic extract and shochu into the pepper extract was put in the right flask, and put 20 caterpillars in the center chamber. Put it in and leave it all day and night. As a result, it was found that 17 caterpillars moved to the flask on the left, and the remaining 3 caterpillars were parked in the chamber.
[0026]
(Test Example 3) Pest repellency test using Olfactometer:
Two right and left flasks each having a capacity of 300 mm were prepared at appropriate intervals, a pest-enclosing chamber was provided at the center of the interval, and a test apparatus was prepared in which both ends of the chamber were connected to the left and right flasks by glass tubes.
Put the cabbage pieces before shipping in the left flask, put the cabbage pieces before shipping in which the diluted solution obtained in Example 1 was sprayed in the right flask, put 20 caterpillars in the center chamber, and leave it overnight. did. As a result, it was found that all 20 caterpillars had moved to the left flask.
[0027]
(Test Example 4) Pest repellent test using Olfactometer:
Two right and left flasks each having a capacity of 300 mm were prepared at appropriate intervals, a pest-enclosing chamber was provided at the center of the interval, and a test apparatus was prepared in which both ends of the chamber were connected to the left and right flasks by glass tubes.
Put the cabbage pieces before shipping in the left flask, put the cabbage pieces before shipping in which the diluted solution obtained in Example 2 was sprayed in the right flask, put 20 caterpillars in the center chamber, and leave it overnight. did. As a result, it was found that all 20 caterpillars had moved to the left flask.
[0028]
【The invention's effect】
Since the plant insect repellent / repellent of the present invention is obtained by extracting two or more components of pepper, garlic, molasses, shochu, bamboo vinegar, wasabi and grapefruit seed, in this invention, each component is used. The effect of having these effects and the synergistic effect of these effects have the effect that insect pests of plants can be prevented and repelled.
In addition, since the insect repellent for plants of the present invention comprises a surfactant, it stays against the water repellency of the leaves, flowers, and stems of plants such as vegetables and fruits, and thus the insect repellent and repellent for plants. An effective effect is seen.
[0029]
According to the invention of claim 2, the insect repellent / repellent for plants is a group of useful microorganisms in which molasses used for the insect repellent / repellent for plants is a by-product of black molasses. Since the useful microorganism group consisting of black honey by-products has been identified, the action of the active ingredient is further enhanced in the present invention, and insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0030]
According to the invention of claim 3, the grapefruit seed used for the insect repellent or repellent for plants is composed of fine powder, and the grapefruit seed used is specified as a mixed fine powder. The effect of the active ingredient is further enhanced, and insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0031]
According to the invention of claim 4, the insect repellent for plants is obtained by extracting two or more kinds of black honey by-products, bamboo vinegar, grapefruit seeds, wasabi and shochu into an extract obtained by boiling pepper. Ingredients are mixed simultaneously or separately, and a surfactant is added.In this invention, the method of mixing various active ingredients is specified, so that the action of the ingredients is further enhanced, and insect pests of plants can be prevented and repelled. The effect is as follows.
[0032]
According to the invention of claim 5, the insect repellent / repellent for plants is obtained by mixing shochu with two or more extracted components of garlic, bamboo vinegar, grapefruit seeds, wasabi and pepper. In the present invention, since a method of mixing various active ingredients is specified, the action of the components is further enhanced, and there is an effect that insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0033]
According to the invention as set forth in claim 6, black pepper by-product, bamboo vinegar solution, grapefruit seeds, wasabi and shochu are mixed simultaneously or separately with two or more extracted components in the extract obtained by boiling the pepper, Further, in the present invention, a surfactant is added, and since the production method specifies a method for mixing various active ingredients, the action of the components is further enhanced, and there is an effect that insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0034]
According to the invention of claim 7, two or more extracted components of black honey by-product, bamboo vinegar, grapefruit seed, wasabi and garlic, pepper are mixed with shochu, and a surfactant is further added. In the present invention, since the production method specifies a method of mixing various active ingredients, the action of the components is further enhanced, and there is an effect that insect pests of plants can be prevented and repelled.
[0035]
According to the invention as set forth in claim 8, the extract obtained by boiling 0.1 to 20% by weight of the pepper is added with 0.1 to 10% by weight of black honey by-product, 0.1 to 10% by weight of wasabi, and grapefruit seeds. 0.1 to 10% by weight of shochu and 0.1 to 10% by weight of shochu are mixed simultaneously or separately, and a surfactant is added. The solution is allowed to stand for 5 to 24 hours and then purified. In the present invention, the method is a method of mixing various active ingredients and a production method in which the amounts thereof are specified, so that the action of the components is further enhanced, thereby preventing insect pests and repelling of plant pests. There is a possible effect.
[0036]
According to the ninth aspect of the present invention, shochu is 0.1 to 10% by weight, black honey by-product is 0.1 to 10% by weight, wasabi is 0.1 to 10% by weight, and garlic is 0.1 to 10% by weight. And 0.1 to 20% by weight of chili pepper and 0.1 to 10% by weight of grapefruit seeds, and further added with a surfactant. The solution is allowed to stand for 5 to 24 hours to obtain The extracted solution is then diluted with purified water to make the total amount 100% by weight. In the present invention, since the mixing method of the various components and the production method in which the amounts thereof are specified, the action of the active ingredient is further enhanced, and This has the effect that insect pests can be prevented and repelled.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flow chart showing a production process of an insect repellent / repellent for plants in the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a process for producing a plant insect repellent / repellent according to another embodiment of the present invention.

Claims

唐辛子、ニンニク、糖蜜、焼酎、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびの内二種以上の有効成分を抽出、混合してなることを特徴とする植物用防虫・忌避剤。An insect repellent or repellent for plants, characterized by extracting and mixing at least two active ingredients among pepper, garlic, molasses, shochu, bamboo vinegar, grapefruit seeds, and wasabi.

前記植物用防虫・忌避剤に使用される糖蜜は黒蜜副産物より成る有用微生物群であることを特徴とする、請求項１に記載の植物用防虫・忌避剤。2. The insect repellent / repellent for plants according to claim 1, wherein the molasses used for the insect repellent / repellent for plants is a useful group of microorganisms consisting of black honey by-products.

前記植物用防虫・忌避剤に使用されるグレープフルーツ種子は微粉末より成ることを特徴とする、請求項１又は２に記載の植物用防虫・忌避剤。The grapefruit seed used for the insect repellent / repellent for plants is composed of fine powder, and the insect repellent / repellent for plants according to claim 1 or 2, characterized in that:

前記植物用防虫・忌避剤は、唐辛子を煮出しした抽出液に黒蜜副産物、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびおよび焼酎の内二種以上の抽出成分を同時又は別個に混合して成り、更に界面活性剤を付加して成ることを特徴とする、請求項１〜３に記載の植物用防虫・忌避剤。The plant insect repellent / repellent is obtained by simultaneously or separately mixing two or more kinds of extracted components of black bean by-product, bamboo vinegar, grapefruit seed, wasabi and shochu in an extract obtained by boiling a pepper, and further comprising an interface. The insect repellent / repellent for plants according to any one of claims 1 to 3, further comprising an activator.

前記植物用防虫・忌避剤は、焼酎にニンニク、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびおよび唐辛子の内二種以上の抽出成分を混合して成り、更に界面活性剤を付加して成ることを特徴とする、請求項１〜３に記載の植物用防虫・忌避剤。The plant insect repellent / repellent is composed of shochu mixed with two or more extracted components of garlic, bamboo vinegar, grapefruit seeds, wasabi and chili, and further added with a surfactant. The insect repellent / repellent for plants according to any one of claims 1 to 3.

唐辛子を煮出しした抽出液に、黒蜜副産物、竹酢液、グレープフルーツ種子、わさびおよび焼酎の内二種以上の抽出成分を同時又は別個に混合して成り、更に界面活性剤を付加して成ることを特徴とする、植物用防虫・忌避剤の製造方法。A mixture of two or more extracted components of black honey by-product, bamboo vinegar, grapefruit seeds, wasabi and shochu mixed simultaneously or separately with the extract obtained by boiling the pepper, and further adding a surfactant A method for producing an insect repellent / repellent for plants, comprising:

焼酎に黒蜜副産物、竹酢液、ニンニク、グレープフルーツ種子、わさびおよび唐辛子の内二種以上の抽出成分を混合して成り、更に界面活性剤を付加して成ることを特徴とする、植物用防虫・忌避剤の製造方法。An insect repellent for plants, which is obtained by mixing shochu with black honey by-products, bamboo vinegar, garlic, grapefruit seeds, wasabi and chili, and further adding a surfactant.・ Method of producing repellent.

唐辛子０．１〜２０重量％を煮出しした抽出液に、黒蜜副産物０．１〜１０重量％、グレープフルーツ種子０．１〜１０重量％、わさび粉末０．１〜１０重量％および焼酎０．１〜１０重量％の抽出成分を同時又は別個に混合し、更に界面活性剤を付加し、当該溶液を５〜２４時間静置し、その後精製水を加えて全量を１００重量％として希釈して成ることを特徴とする、請求項６に記載の植物用防虫・忌避剤の製造方法。0.1 to 20% by weight of black pepper by-product, 0.1 to 10% by weight of grapefruit seed, 0.1 to 10% by weight of wasabi powder and 0.1 to 10% by weight of shochu 10 to 10% by weight of the extracted components are mixed simultaneously or separately, a surfactant is added, the solution is allowed to stand for 5 to 24 hours, and then diluted with purified water to make the total amount 100% by weight. The method for producing an insect repellent / repellent for plants according to claim 6, characterized in that:

焼酎０．１〜１０重量％に黒蜜副産物０．１〜１０重量％、ニンニク０．１〜１０重量％、わさび粉末０．１〜１０重量％、唐辛子０．１〜２０重量％およびグレープフルーツ種子０．１〜１０重量％の各抽出成分を混合し、更に界面活性剤を付加し、当該溶液を５〜２４時間静置し、得られた抽出溶液にその後精製水を加えて全量を１００重量％として希釈して成ることを特徴とする、請求項７に記載の植物用防虫・忌避剤の製造方法。Shochu 0.1-10% by weight, black honey by-product 0.1-10% by weight, garlic 0.1-10% by weight, wasabi powder 0.1-10% by weight, pepper 0.1-20% by weight and grapefruit seed 0.1 to 10% by weight of each extracted component is mixed, a surfactant is further added, the solution is allowed to stand for 5 to 24 hours, and purified water is added to the obtained extracted solution to make the total amount 100 wt. The method for producing an insect repellent / repellent for plants according to claim 7, wherein the method comprises dilution as%.