JP2004209784A - インクリボン巻取り機構及びプリンタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリアの移動に応じてインクリボンを巻き取るインクリボン巻取り機構、及びそれを有するプリンタ装置に関し、印字濃度が一定となるインクリボン巻取り機構及びプリンタ装置を提供することを課題とする。
【解決手段】キャリア107の移動に応じて正逆方向に回転する太陽歯車413、太陽歯車に回転可能に設けられ、太陽歯車に押接する押接部を有したホルダ421、ホルダに設けられ、太陽歯車に噛合する第1遊星歯車451、ホルダに設けられ、太陽歯車に噛合する第2遊星歯車453からなる遊星歯車機構PGと、遊星歯車機構の第1遊星歯車、第2遊星歯車のうちのいずれかの遊星歯車が噛合し、インクリボンを巻き取る方向に駆動する巻取り手段(巻取り歯車461、中間歯車463)と、第1遊星歯車、第2遊星歯車が巻取り手段に噛合しないニュートラル位置でホルダ421を固定するホルダロック手段HLとで構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャリアの移動に応じてインクリボンを巻き取るインクリボン巻取り機構、及びそれを有するプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインクリボン巻取り機構の構成図である図13を用いて説明する。印字ヘッド12とカセット11を搭載したキャリア26は、プラテン23と平行に往復移動するように設けられている。印字ヘッド12はプラテン23に対向して配置されるとともに、印字ヘッド12とプラテン23の間にインクリボン13を介在させ、インクリボン13の巻取りを行ないながら印字ヘッド12をプラテン23側に押圧して印字を行う。
【0003】
カセット11によるインクリボン13の巻取りは以下のようにして行われる。図13には、キャリア26をA方向およびその逆方向であるA′方向に移動させた際のカセット11内に組み込まれた歯車14〜19の回転方向をそれぞれ実線および点線の矢印で示している。
【0004】
キャリア26をA方向に移動させたとき、歯車14はプラテン23に対して平行に設けられたラック24と噛み合いながら回転する。この歯車14の回転は、太陽歯車15に伝達される。
【0005】
太陽歯車15の回転軸にはL字状のレバー20が回転可能に取り付けられている。更に、このレバー20は太陽歯車15に押接している。レバー20には、太陽歯車15に噛合する遊星歯車16、遊星歯車17が回転可能に設けられている。
【0006】
太陽歯車15が実線矢印方向に回転すると、太陽歯車15に押接しているレバー20は、遊星歯車16が歯車18に噛合するまで、太陽歯車15と同じ方向(矢印B方)に回転する。
【0007】
そして、歯車18の回転軸に嵌合している巻取りリール(図示せず)が歯車18と同じ方向に回転し、インクリボン13を矢印C方向に巻き取る。
【0008】
一方、キャリア26をA′方向に移動させたときは、太陽歯車15が破線の矢印方向に回転し、太陽歯車15に押接しているレバー20は、遊星歯車17が歯車19に噛合するまで、太陽歯車15と同じ方向(矢印B′方)に回転する。
【0009】
そして、歯車19の回転軸に嵌合している巻取りリール(図示せず)が歯車19と同じ方向に回転し、インクリボン13を矢印C′方向に巻き取る(例えば、特許文献1参照。)。
【0010】
このようにして、キャリア26の移動方向に応じた方向にインクリボン13を巻き取っている。
【0011】
【特許文献1】
特開平5−50734号公報(第2頁、図1)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成のインクリボン巻取り機構においては、印字ヘッド12が印字を行わない場合であっても、キャリア26が矢印A方向、または矢印A′方向に移動すると、常にインクリボン13を巻き取っている。
【0013】
よって、カセット11がインク補給タイプのカセットの場合、インクリボン13へのインクの過補給が発生し、印字が濃くなる問題点がある。
【0014】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、印字濃度が一定となるインクリボン巻取り機構及びプリンタ装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明、及び請求項3記載の発明は、本発明の第1の実施の形態例を示す図1を用いて説明すると、遊星歯車機構PGは、キャリア107の移動方向に応じて正逆方向に回転する太陽歯車413と、太陽歯車413の回転軸に回転可能に設けられ、太陽歯車413に押接する押接部を有したホルダ421と、ホルダ421に回転可能に設けられ、太陽歯車413に噛合する第1遊星歯車451と、ホルダ421に回転可能に設けられ、太陽歯車413に噛合する第2遊星歯車453とからなっている。中間歯車463、中間歯車463が噛合する巻取り歯車461からなる巻取り手段のうち、巻取り歯車461には第1遊星歯車451が、中間歯車463には第2遊星歯車453がそれぞれ噛合可能となっている。そして、巻取り歯車461には第1遊星歯車451が、または、中間歯車463には第2遊星歯車453が噛合すると、巻取り歯車461がインクリボンを巻き取る方向に回転する。
【0016】
そして、第1遊星歯車451、第2遊星歯車453が巻取り手段である巻取り歯車461、中間歯車463に噛合しないニュートラル位置でホルダ421を固定するホルダロック手段HLが設けられている。
【0017】
印字を行わないキャリアの移動の際には、ホルダロック手段により、第1遊星歯車451、第2遊星歯車453が巻取り手段である巻取り歯車461、中間歯車463に噛合しないニュートラル位置でホルダ421を固定することができ、インクリボンの巻取りが行われない。よって、インクリボンカセットがインク補給タイプのカセットであっても、インクリボンへのインクの過補給が発生せず、印字濃度が一定となる。
【0018】
請求項2記載の発明は、前記キャリアは、固定側キャリアと、前記インクリボン、前記遊星歯車機構、前記巻取り手段が設けられ、前記固定側キャリアに対して移動可能で、記録媒体より退避可能な可動側キャリアとからなり、前記ホルダロック手段は、前記固定側キャリア、前記遊星歯車機構のホルダのうち、いずれか一方に設けられた凸部と、他方に設けられ、前記可動側キャリアが記録媒体より退避すると、前記凸部に係合し、前記ホルダを前記ニュートラル位置で固定する凹部と、でなることを特徴とする請求項1記載のインクリボン巻取り機構である。
【0019】
通紙の際に、キャリアの印字ヘッドと通紙される記録媒体との干渉を防ぐために、固定側キャリアと、印字ヘッドが設けられた可動側キャリアとからなり、通紙の際には可動側キャリアが記録媒体より退避する構成は、一般によく用いられている。
【0020】
本発明の前記ホルダロック手段は、前記固定側キャリア、前記遊星歯車機構のホルダのうち、いずれか一方に設けられた凸部と、他方に設けられ、前記可動側キャリアが記録媒体より退避すると、前記凸部に係合し、前記ホルダを前記ニュートラル位置で固定する凹部とであることにより、一般によく用いられている可動側キャリアの移動機構を用いてホルダロック手段を作動させることができ、構成が簡単となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態例)
最初に、図3、図4を用いて、本実施の形態例のインクリボン巻取り機構が設けられたプリンタ装置の全体構成を説明する。図3はプリンタ装置の斜視図、図4は図3のD方向矢視図、図5は図3のE方向矢視図である。
【0022】
これの図において、プリンタ装置100は、本体ベース101と、本体ベース101に沿って水平方向に設けられた2本のガイドシャフト103、ガイドシャフト105に移動可能に係合したキャリア107とに大別される。
【0023】
キャリア107には、記録媒体Pに対して印字を行なう印字ヘッド108と、インクリボンを収納したインクリボンカセット109がセットされる。
【0024】
図6はインクリボンカセット109の斜視図であり、(a)図は図3のインクリボンカセットのD方向矢視図、(b)図は(a)図のG方向矢視図である。(b)図に示すように、このインクリボンカセット109の内部には、無端インクリボンがジクザグ状に貯蔵されている。そして、インクリボンはインクリボンカセット109に形成された1対のインクリボンガイド部109a、インクリボンガイド部109bに案内され、インクリボンガイド部109a、インクリボンガイド部109b間で一部のインクリボン111がインクリボンカセット109の外部に露出し、この外部に露出したインクリボン111は印字ヘッドと対向している。
【0025】
インクリボンカセット109内には、図示しない送りローラと、インクリボン111を介して送りローラに弾性的に押圧された圧力ローラとが設けられ、送りローラを回転させることで、インクリボン111の巻取りがなされるようになっている。
【0026】
図6(b)に示すように、インクリボンカセット109の背面には、インクリボンカセット109内部の送りローラの回転中心に形成された係合穴と対向する穴109cが形成されている。
【0027】
図6(a)に示すように、インクリボンカセット109の正面には、インクリボンカセット109内部の送りローラの回転中心軸に接続されたノブ113が設けられている。
【0028】
次に、図7〜図10を用いて、キャリア107の説明を行う。図7は図3においてインクリボンカセット、インクリボンカセットホルダ、ホルダを取り除き、矢印D方向から見た正面図、図8は図7の斜視図、図9は図3においてラックを取り除き、矢印F方向から見た斜視図、図10は図1のプレートを説明する斜視図である。
【0029】
図9に示すように、キャリア107は固定側キャリア201と、前述した印字ヘッド108、インクリボンカセット109が設けられる可動側キャリア301とからなっている。
【0030】
固定側キャリア201には、水平方向の貫通穴203が形成され、この貫通穴203にガイドシャフト105が挿通している。又、可動側キャリア301にも水平方向の貫通穴303が形成され、この貫通穴303にガイドシャフト103が挿通している。尚、貫通穴303の断面形状は、横長の長穴となっている。
【0031】
固定側キャリア201には、上下方向のガイドシャフト205が設けられ、可動側キャリア301には、ガイドシャフト205が係合する断面形状が略U字形の溝305が形成され、可動側キャリア301は、固定側キャリア201に対して上下方向に移動可能となっている。
【0032】
本体ベース101側に設けられ、水平方向に延びるベルト205が固定側キャリア201に形成されたベルト固定部207に固定されている。ベルト205は図示しない駆動手段により水平方向に駆動され、固定側キャリア201、可動側キャリア301からなるキャリア107はガイドシャフト105、ガイドシャフト103に案内されて水平方向に往復動するようになっている。
【0033】
そして、図3、図4、図5に示すプリンタ装置100の側部に設けられたカム131が回転し、図示しない伝達機構を介して、ガイドシャフト103全体が昇降し、可動側キャリア301が固定側キャリア201に対して昇降するようになっている。この可動側キャリア301を昇降させる機構は、紙送り時等に印字ヘッド108を記録媒体Pより退避させる場合に用いられ、プリンタ装置では広く用いられている。
【0034】
又、311はインクリボンカセット109を保持するインクリボンカセットホルダである。
【0035】
可動側キャリア301の上部には、インクリボンカセット109のインクリボン111を巻き取るインクリボン巻取り機構400が設けられている。
【0036】
図3、図4、図7、図8に示すように、プリンタ装置100の本体ベース101には、水平方向にラック401が設けられている。
【0037】
図7、図8、図9に示すように、可動側キャリア301には、ラック401に噛合するピニオン403と、ピニオン403の回転軸の方向と異なる方向の回転軸を有する第1歯車405が設けられている。又、図9に示すように、ピニオン403と第1歯車405との間には、ピニオン403の回転軸に固着された第1かさ歯車407と、第1かさ歯車407に噛合し、第1歯車405の回転軸に固着された第2かさ歯車409が設けられ、ピニオン403の回転が第1歯車405に伝達されるようになっている。
【0038】
図7、図8、図9に戻って、可動側キャリア301には、第1歯車405と噛合する第2歯車411と、第2歯車411の回転軸に固着され、第2歯車411より歯数の少ない太陽歯車413が設けられている。
【0039】
図8に示すように、太陽歯車413の端面には、太陽歯車413を回転可能に支持する軸415を中心とする円形凹部417が形成されている。
【0040】
そして、図10に示すように、軸415には、ホルダ421の略中央部に形成された円筒部423が嵌合し、ホルダ421は軸415を中心に回転可能に設けられている。更に、ホルダ421には、円筒部423を挟んで両側に太陽歯車413の円形凹部417の内周面に押接する突起425、突起427が形成されている。突起425、突起427と太陽歯車413の円形凹部417の内周面との間に発生する摩擦により、ホルダ421は太陽歯車413と共に回転するようになっている。
【0041】
ホルダ421には、円筒部423を挟んで両側に、軸部429、軸部431が形成され、軸部429には太陽歯車413に噛合する第1遊星歯車451が、軸部431には太陽歯車413に噛合する第2遊星歯車453(第2遊星歯車453は図7、図8参照。図10には図示されていない。)がそれぞれ回転可能に設けられている。ここで、太陽歯車413と、ホルダ421と、第1遊星歯車451と、第2遊星歯車453とで遊星歯車機構PGが形成されている。
【0042】
一方、図7、図8に示すように、可動側キャリア301には、巻取り手段としての巻取り歯車461と、巻取り歯車461に噛合する中間歯車463とが設けられている。
【0043】
そして、遊星歯車機構のホルダ421が軸415を中心に一方の方向に回転することにより、巻取り歯車461には第1遊星歯車451が噛合し、ホルダ421が他方の方向に回転することにより、中間歯車463には第2遊星歯車453が噛合するように、ホルダ421の形状は設定されている。
【0044】
又、巻取り歯車461の回転中心軸には、巻取り歯車461と共に回転する巻取り軸465が設けられている。この巻取り軸465は、インクリボンカセット109がキャリア107にセットされると、インクリボンカセット109の背面の穴109cを介して、インクリボンカセット109内部の送りローラの回転中心に形成された係合穴と嵌合する。
【0045】
次に、図1、図2を用いてホルダロック手段HLの説明を行う。図1は図3においてインクリボンカセット、インクリボンカセットホルダを取り除いた状態で矢印D方向から見たキャリア付近の正面図、図2は図3においてインクリボンカセット、インクリボンカセットホルダを取り除いた状態で矢印F方向から見たキャリア付近の斜視図である。
【0046】
図2に示すように、固定側キャリア201側に基端部側が取り付けられたプレート601の先端側に、薄板材を折り曲げ成形され、ホルダ421側に延び、先端側が尖ったV字形の凸部603が設けられている。
【0047】
一方、ホルダ421には、可動側キャリア301が記録媒体Pより退避するために上方に移動すると、凸部603に係合し、ホルダ421をニュートラル位置(第1遊星歯車451が、巻取り手段の巻取り歯車461に、第2遊星歯車453が巻取り手段の中間歯車463に噛合しない位置)で固定する開口側が広いV字形の凹部605が形成されている。
【0048】
尚、本実施の形態例において、凹部605の開口側の形状は、ホルダ421が第1遊星歯車451が巻取り歯車461に噛合した位置から第2遊星歯車453が中間歯車463に噛合した位置までの間でどの位置にあろうとも、可動側キャリア301が上昇すると、凸部603が凹部605に係合可能なような形状に設定されている。
【0049】
次に上記構成の作動を説明する。
【0050】
記録媒体Pに対して印字を行う場合は、キャリア107がガイドシャフト103、ガイドシャフト105に沿って移動し、記録媒体P上に印字を行う。このキャリア107の移動に伴い、ラック401に噛合しているピニオン403が回転する。このピニオン403の回転は、第1かさ歯車407、第2かさ歯車409、第1歯車405、第2歯車411を介して太陽歯車413に伝達される。
【0051】
又、キャリア107の移動方向が図7において、矢印I方向(太線矢印方向)の場合は、太陽歯車413は反時計方向に回転する。又、キャリア107が図7において矢印II方向(細線矢印方向)の場合は、太陽歯車413は時計方向に回転する。太陽歯車413が回転すると、遊星歯車機構の第1遊星歯車451、第2遊星歯車453も回転する。更に、ホルダ421も太陽歯車413と共に回転する。
【0052】
ここで、太陽歯車413が太線矢印方向に回転する場合は、ホルダ421も太線矢印方向に回転し、図7に示すように、第2遊星歯車453が中間歯車463に噛合し、中間歯車463、巻取り歯車461が細線矢印方向に回転する。尚、ホルダ421の回転は、第2遊星歯車453が中間歯車463に噛合した時点で停止し、ホルダ421の突起425、突起427は、太陽歯車413の円形凹部417の内周面上を摺接するようになる。
【0053】
逆に、太陽歯車413が細線矢印方向に回転する場合は、ホルダ421も細線矢印方向に回転し、第1遊星歯車451が巻取り歯車461に噛合し、巻取り歯車461が太線矢印方向に回転する。尚、ホルダ421の回転は、第1遊星歯車451が巻取り歯車461に噛合した時点で停止し、ホルダ421の突起425、突起427は、太陽歯車413の円形凹部417の内周面上を摺接するようになる。
【0054】
そして、キャリア107が矢印I方向(太線矢印方向)に移動しても、矢印II方向(細線矢印方向)に移動しても、巻取り歯車461の回転方向は同じ方向となる。
【0055】
巻取り歯車461が回転することにより、巻取り軸465も同じ方向に回転し、インクリボンカセット109内部の送りローラを回転駆動し、インクリボン111の巻取りがなされる。
【0056】
次に、記録媒体Pに対して印字を行わずに、キャリア107がガイドシャフト103、ガイドシャフト105に沿って移動する場合は、キャリア107の移動の前に、キャリア107の可動側キャリア301が上昇し、記録媒体Pより退避する。すると、図1、図2に示すように、ホルダ421の凹部605が固定側キャリア201の凸部603に係合し、ホルダ421がニュートラル位置(第1遊星歯車451が巻取り手段の巻取り歯車461に、第2遊星歯車453が巻取り手段の中間歯車463に噛合しない位置)で固定され、ホルダ421の回転が禁止される。
【0057】
このため、キャリア107が移動しても、巻取り歯車461が回転せず、インクリボン111の巻取りが行われない。
【0058】
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)記録媒体Pに対して印字を行わずに、キャリア107がガイドシャフト103、ガイドシャフト105に沿って移動する場合は、インクリボン111の巻取りが行われない。よって、インクリボンカセット109がインク補給タイプのカセットであっても、インクリボン111へのインクの過補給が発生せず、印字濃度が一定となる。
【0059】
又、記録媒体Pに対して印字を行わずに、キャリア107がガイドシャフト103、ガイドシャフト105に沿って移動する場合は、インクリボン111の巻取りを行わないことにより、装置の省エネルギー化を図れ、更に、インクリボンを巻き取る機構の耐久性も向上する。
(2)固定側キャリア201に設けた凸部603、可動側キャリア301のホルダ421に設けた凹部605はいずれもV字形であり、凹部605の開口側の形状は、ホルダ421が第1遊星歯車451が巻取り歯車461に噛合した位置から第2遊星歯車453が中間歯車463に噛合した位置までの間でどの位置にあろうとも、可動側キャリア301が上昇すると、凸部603が凹部605に係合可能なような形状に設定されていることにより、可動側キャリア301を上昇させれば、必ず、凸部603と凹部605とが係合し、ホルダ421の回転を禁止することができる。
(3)凸部603を薄板材を折り曲げ成形して形成したことにより、凸部603は弾性を有している。よって、可動側キャリア301が上昇し、ホルダ421の凹部605が固定側キャリア201の凸部603に係合した際の衝撃を吸収することができる。
【0060】
尚、本発明は上記実施の形態例に限定するものではない。上記実施の形態例では、固定側キャリア201側に凸部603を設け、可動側キャリア301のホルダ421に凹部605を設けたが、逆に固定側キャリア201側に凹部を設け、可動側キャリア301のホルダ421に凸部を形成しても良い。
【0061】
又、本実施の形態例では、紙送り時等に可動側キャリア301を上昇させる機構を用いて、固定側キャリア201側の凸部603に、可動側キャリア301のホルダ421の凹部605を係合させるようにしたが、例えば、凸部を可動側キャリア301側に設け、凸部を前記ホルダ421の凹部605に係脱させるホルダロック手段を可動側キャリア301に別途設けても良い。
(第2の実施の形態例)
図11を用いて説明する。尚、本実施の形態例と第1の実施の形態例との相違点は、ホルダロック手段の構成であり、他の部分は同一であるので、第1の実施の形態例の図1と同一部分には、同一符号を付し重複する説明は省略する。
【0062】
図は、可動側キャリア301が記録媒体より退避していない状態を示している。可動側キャリア301には、アームとして板ばね501の基端部が取り付けられている。この板ばね501の先端部には、固定側キャリア201に形成されたストッパ面503に押接可能なローラ505が設けられている。更に、板ばね501の中間部には、ホルダ421側に延び、先端側が尖ったV字形の凸部509が設けられている。
【0063】
一方、ホルダ421には、可動側キャリア301が記録媒体Pより退避するために上方に移動すると、凸部509に係合し、ホルダ421をニュートラル位置で固定する開口側が広いV字形の凹部605が形成されている。
【0064】
尚、本実施の形態例においても、凹部605の開口側の形状は、ホルダ421が第1遊星歯車451が巻取り歯車461に噛合した位置から第2遊星歯車453が中間歯車463に噛合した位置までの間でどの位置にあろうとも、可動側キャリア301が上昇すると、凸部509が凹部605に係合可能なような形状に設定されている。
【0065】
このような構成の作動を説明する。図に示す状態から可動側キャリア301が上昇し、記録媒体Pより退避する。すると、ローラ505が固定側キャリア201のストッパ面503に押され、板ばね501が撓み、凸部509がホルダ421の凹部605が板ばねの凸部603に係合し、ホルダ421をニュートラル位置に固定し、ホルダ421の回転が禁止される。
【0066】
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)記録媒体Pに対して印字を行わずに、キャリア107がガイドシャフト103、ガイドシャフト105に沿って移動する場合は、インクリボン111の巻取りが行われない。よって、インクリボンカセット109がインク補給タイプのカセットであっても、インクリボン111へのインクの過補給が発生せず、印字濃度が一定となる。
【0067】
又、記録媒体Pに対して印字を行わずに、キャリア107がガイドシャフト103、ガイドシャフト105に沿って移動する場合は、インクリボン111の巻取りを行わないことにより、装置の省エネルギー化を図れ、更に、インクリボンを巻き取る機構の耐久性も向上する。
(2)板ばね501に設けた凸部509、ホルダ421に設けた凹部605はいずれもV字形であり、凹部605の開口側の形状は、ホルダ421が第1遊星歯車451が巻取り歯車461に噛合した位置から第2遊星歯車453が中間歯車463に噛合した位置までの間でどの位置にあろうとも、可動側キャリア301が上昇すると、凸部509が凹部605に係合可能なような形状に設定されていることにより、可動側キャリア301を上昇させれば、必ず、凸部509と凹部605とが係合し、ホルダ421の回転を禁止することができる。
(3)凸部509は板バネ501に設けられているので、可動側キャリア301が上昇し、ホルダ421の凹部605が板ばね501の凸部509に係合した際の衝撃を吸収することができる。
【0068】
尚、本発明は上記実施の形態例に限定するものではない。上記実施の形態例であっても、板ばね501側に凹部、ホルダ421側に凸部を設けても良い。
(第3の実施の形態例)
図12を用いて説明する。尚、本実施の形態例と第2の実施の形態例との相違点も、ホルダロック手段の構成であり、他の部分は同一であるので、第2の実施の形態例の図11と同一部分には、同一符号を付し重複する説明は省略する。
【0069】
図は、可動側キャリア301が記録媒体より退避していない状態を示している。
【0070】
ホルダ421の回転軸の半径方向に延びる基部701と、ストッパ面503と対向し、そのほぼ中央部には基部701の先端部が接続されるアーム部703とからなる略T字形で弾性材でなるロックアーム705がホルダ421の縁部に形成されている。
【0071】
ロックアーム705は、ホルダ421がニュートラル位置にあるときに、そのアーム部703のストッパ面503と対向する面703aがストッパ面503とほぼ平行になるように、ホルダ421に取り付けられている。
【0072】
更に、アーム部703の面703aの両端にはストッパ面503に当接可能な突起711、突起713が形成されている。
【0073】
このような構成の作動を説明する。図に示す状態から可動側キャリア301が上昇し、記録媒体Pより退避する。すると、ロックアーム705のアーム部703の突起711、突起713が固定側キャリア201のストッパ面503に当接して、ホルダ421をニュートラル位置で固定し、ホルダ421の回転が禁止される。
【0074】
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)記録媒体Pに対して印字を行わずに、キャリア107がガイドシャフト103、ガイドシャフト105に沿って移動する場合は、インクリボン111の巻取りが行われない。よって、インクリボンカセット109がインク補給タイプのカセットであっても、インクリボン111へのインクの過補給が発生せず、印字濃度が一定となる。
【0075】
又、記録媒体Pに対して印字を行わずに、キャリア107がガイドシャフト103、ガイドシャフト105に沿って移動する場合は、インクリボン111の巻取りを行わないことにより、装置の省エネルギー化を図れ、更に、インクリボンを巻取る機構の耐久性も向上する。
(2)ロックアーム705を弾性材で形成し、そのアーム部703の面703aの両端にはストッパ面503に当接可能な突起711、突起713を形成したことにより、可動側キャリア301が上昇し、ロックアーム705の突起711、突起713がストッパ面503に当接した際、アーム部703が弾性変形し、衝撃を吸収することができる。
【0076】
尚、本発明は上記実施の形態例に限定するものではない。上記実施の形態例では突起711、突起713をロックアーム705側に設けたが、固定側キャリア201のストッパ面503側に設けてもよい。又、突起711、突起713のうち、一方の突起をロックアーム705側に、他方の突起を固定側キャリア201のストッパ面503側に設けてもよい。
【0077】
(付記1) キャリアの移動に応じてインクリボンを巻き取るインクリボン巻取り機構において、
キャリアの移動方向に応じて正逆方向に回転する太陽歯車、該太陽歯車の回転軸に回転可能に設けられ、前記太陽歯車に押接する押接部を有したホルダ、該ホルダに回転可能に設けられ、前記太陽歯車に噛合する第1遊星歯車、前記ホルダに回転可能に設けられ、前記太陽歯車に噛合する第2遊星歯車からなる遊星歯車機構と、
前記遊星歯車機構の第1遊星歯車、第2遊星歯車のうちのいずれかの遊星歯車が噛合し、前記インクリボンを巻き取る方向に駆動する巻取り手段と、
前記第1遊星歯車、前記第2遊星歯車が前記巻取り手段に噛合しないニュートラル位置で前記ホルダを固定するホルダロック手段と、
を有することを特徴とするインクリボン巻取り機構。
(付記2) 前記キャリアは、固定側キャリアと、前記インクリボン、前記遊星歯車機構、前記巻取り手段が設けられ、前記固定側キャリアに移動可能に設けられ、記録媒体より退避可能な可動側キャリアとからなり、
前記ホルダロック手段は、
前記固定側キャリア、前記遊星歯車機構のホルダのうち、いずれか一方に設けられた凸部と、
他方に設けられ、前記可動側キャリアが記録媒体より退避すると、前記凸部に係合し、前記ホルダを前記ニュートラル位置で固定する凹部と、
でなることを特徴とする付記1記載のインクリボン巻取り機構。
(付記3) 前記キャリアは、固定側キャリアと、前記インクリボン、前記遊星歯車機構、前記巻取り手段が設けられ、前記固定側キャリアに移動可能に設けられ、記録媒体より退避可能な可動側キャリアとからなり、
前記ホルダロック手段は、
前記固定側キャリアに設けられたストッパ面と、
前記可動側キャリアに設けられ、前記可動側キャリアが退避していない状態では、前記遊星歯車機構のホルダより離反し、前記可動側キャリアが記録媒体より退避すると前記ストッパ面に押され、前記遊星歯車機構のホルダ方向へ移動するアームと、
該アームを前記ストッパ面方向へ付勢する付勢手段と、
該アーム、前記遊星歯車機構のホルダのうち、いずれか一方に設けられた凸部と、
他方に設けられ、前記可動側キャリアが記録媒体より退避すると、前記凸部に係合し、前記ホルダを前記ニュートラル位置で固定する凹部と、
でなることを特徴とする付記1記載のインクリボン巻取り機構。
【0078】
(付記4) 前記凸部は前記凹部側が尖ったV字形の凸部であり、
前記凹部は開口が広いV字形の凹部であることを特徴とする付記2または付記3記載のインクリボン巻取り機構。
【0079】
(付記5) 前記キャリアは、固定側キャリアと、前記インクリボン、前記遊星歯車機構、前記巻取り手段が設けられ、前記固定側キャリアに移動可能に設けられ、記録媒体より退避可能な可動側キャリアとからなり、
前記ホルダロック手段は、
前記固定側キャリアに設けられたストッパ面と、
前記ホルダ側に形成され、前記ホルダがニュートラル位置にあるときに、前記ストッパ面と略平行となる平面と、
でなることを特徴とするインクリボン巻取り機構。
【0080】
(付記6) 前記平面は、その中央部が前記ホルダに支持され、両端側はフリーの弾性アームに形成され、
該弾性アームの端部、前記ストッパ面の前記弾性アームの端部と対向する箇所のうちの一方に、他方に当接する突起を形成したことを特徴とする付記5記載のインクリボン巻取り機構。
【0081】
(付記7) キャリアの移動に応じてインクリボンを巻き取るインクリボン巻取り機構を有するプリンタ装置において、
キャリアの移動方向に応じて正逆方向に回転する太陽歯車、該太陽歯車の回転軸に回転可能に設けられ、前記太陽歯車に押接する押接部を有したホルダ、該ホルダに回転可能に設けられ、前記太陽歯車に噛合する第1遊星歯車、前記ホルダに回転可能に設けられ、前記太陽歯車に噛合する第2遊星歯車からなる遊星歯車機構と、
前記遊星歯車機構の第1遊星歯車、第2遊星歯車のうちのいずれかの遊星歯車が噛合し、前記インクリボンを巻き取る方向に駆動する巻取り手段と、
前記第1遊星歯車、前記第2遊星歯車が前記巻取り手段に噛合しないニュートラル位置で前記ホルダを固定するホルダロック手段と、
を有することを特徴とするプリンタ装置。
【0082】
【発明の効果】
以上述べたように請求項1記載の発明、請求項3記載の発明によれば、印字を行わないキャリアの移動の際には、ホルダロック手段により、第1遊星歯車、第2遊星歯車が巻取り手段に噛合しないニュートラル位置でホルダを固定することができ、インクリボンの巻取りが行われない。よって、インクリボンカセットがインク補給タイプのカセットであっても、インクリボンへのインクの過補給が発生せず、印字濃度が一定となる。
【0083】
請求項2記載の発明によれば、ホルダロック手段は、前記固定側キャリア、前記遊星歯車機構のホルダのうち、いずれか一方に設けられた凸部と、他方に設けられ、前記可動側キャリアが記録媒体より退避すると、前記凸部に係合し、前記ホルダを前記ニュートラル位置で固定する凹部とであることにより、一般によく用いられている可動側キャリアの移動機構を用いてホルダロック手段を作動させることができ、構成が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態例のプリンタ装置の斜視図である図3においてインクリボンカセット、インクリボンカセットホルダを取り除いた状態で矢印D方向から見たキャリア付近の正面図である。
【図2】第1の実施の形態例のプリンタ装置の斜視図である図3においてインクリボンカセット、インクリボンカセットホルダを取り除いた状態で矢印F方向から見たキャリア付近の斜視図である。
【図3】第1の実施の形態例のプリンタ装置の斜視図である。
【図4】図3のD方向矢視図である。
【図5】図3のE方向矢視図である。
【図6】インクリボンカセットの斜視図であり、(a)図は図3のインクリボンカセットのD方向矢視図、(b)図は(a)図のG方向矢視図である。
【図7】図3においてインクリボンカセット、インクリボンカセットホルダ、ホルダを取り除き、矢印D方向から見た正面図である。
【図8】図7の斜視図である。
【図9】図3においてラックを取り除き、矢印F方向から見た斜視図である。
【図10】図1のホルダを説明する斜視図である。
【図11】第2の実施の形態例を説明する図である。
【図12】第3の実施の形態例を説明する図である。
【図13】従来のインクリボン巻取り機構の構成図である。
【符号の説明】
101 キャリア
413 太陽歯車
421 ホルダ
451 第1遊星歯車
453 第2遊星歯車
461 巻取り歯車(巻取り手段)
463 中間歯車(巻取り手段)
HL ホルダロック手段
PG 遊星歯車機構

Claims (3)

  1. キャリアの移動に応じてインクリボンを巻き取るインクリボン巻取り機構において、
    キャリアの移動方向に応じて正逆方向に回転する太陽歯車、該太陽歯車の回転軸に回転可能に設けられ、前記太陽歯車に押接する押接部を有したホルダ、該ホルダに回転可能に設けられ、前記太陽歯車に噛合する第1遊星歯車、前記ホルダに回転可能に設けられ、前記太陽歯車に噛合する第2遊星歯車からなる遊星歯車機構と、
    前記遊星歯車機構の第1遊星歯車、第2遊星歯車のうちのいずれかの遊星歯車が噛合し、前記インクリボンを巻き取る方向に駆動する巻取り手段と、
    前記第1遊星歯車、前記第2遊星歯車が前記巻取り手段に噛合しないニュートラル位置で前記ホルダを固定するホルダロック手段と、
    を有することを特徴とするインクリボン巻取り機構。
  2. 前記キャリアは、固定側キャリアと、前記インクリボン、前記遊星歯車機構、前記巻取り手段が設けられ、前記固定側キャリアに対して移動可能で、記録媒体より退避可能な可動側キャリアとからなり、
    前記ホルダロック手段は、
    前記固定側キャリア、前記遊星歯車機構のホルダのうち、いずれか一方に設けられた凸部と、
    他方に設けられ、前記可動側キャリアが記録媒体より退避すると、前記凸部に係合し、前記ホルダを前記ニュートラル位置で固定する凹部と、
    でなることを特徴とする請求項1記載のインクリボン巻取り機構。
  3. キャリアの移動に応じてインクリボンを巻き取るインクリボン巻取り機構を有するプリンタ装置において、
    キャリアの移動方向に応じて正逆方向に回転する太陽歯車、該太陽歯車の回転軸に回転可能に設けられ、前記太陽歯車に押接する押接部を有したホルダ、該ホルダに回転可能に設けられ、前記太陽歯車に噛合する第1遊星歯車、前記ホルダに回転可能に設けられ、前記太陽歯車に噛合する第2遊星歯車からなる遊星歯車機構と、
    前記遊星歯車機構の第1遊星歯車、第2遊星歯車のうちのいずれかの遊星歯車が噛合し、前記インクリボンを巻き取る方向に駆動する巻取り手段と、
    前記第1遊星歯車、前記第2遊星歯車が前記巻取り手段に噛合しないニュートラル位置で前記ホルダを固定するホルダロック手段と、
    を有することを特徴とするプリンタ装置。
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