JP2004208319A - Mpegピクチャを復号し、巻き戻しモードにおいてそれを表示する方法と装置、およびこのような装置を組み込んだビデオドライバ回路とデコーダボックス - Google Patents

Mpegピクチャを復号し、巻き戻しモードにおいてそれを表示する方法と装置、およびこのような装置を組み込んだビデオドライバ回路とデコーダボックス Download PDF

Info

Publication number
JP2004208319A
JP2004208319A JP2003425204A JP2003425204A JP2004208319A JP 2004208319 A JP2004208319 A JP 2004208319A JP 2003425204 A JP2003425204 A JP 2003425204A JP 2003425204 A JP2003425204 A JP 2003425204A JP 2004208319 A JP2004208319 A JP 2004208319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
picture
pictures
decoding
displayed
stream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003425204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004208319A5 (ja
Inventor
Frederic Roelens
ルーレン フレデリク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STMicroelectronics SA
Original Assignee
STMicroelectronics SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by STMicroelectronics SA filed Critical STMicroelectronics SA
Publication of JP2004208319A publication Critical patent/JP2004208319A/ja
Publication of JP2004208319A5 publication Critical patent/JP2004208319A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape
    • H04N5/783Adaptations for reproducing at a rate different from the recording rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/781Television signal recording using magnetic recording on disks or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】 MPEGビデオストリームの逆方向表示に利用できるフレームメモリへの使用を最適化する管理規則を提案する。
【解決手段】 各々が復号されたピクチャを保存するようになって、指定された数N(ここで、Nは4以上の整数)のフレームメモリを使用して、MPEG規格に準拠して圧縮されたピクチャデータのストリームのピクチャを巻き戻しモードで復号し、表示する処理が、フレームメモリが復号される新しいピクチャを保存できるように上書きされる場合に、フレームメモリ5を選択する規則を適用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧縮されたデジタルデータのストリームに含まれるオーディオビジュアルプログラムの復号および表示に関する。
本発明は、個人的なデジタル記録機能(PVR:Personal Video Recorder)を有するビデオ復号器に応用される。このような復号器では、プログラムの記録は、ハードディスク、デジタルビデオカセット、DVD(「Digital Versatile Disk」)等といった大容量デジタル記録媒体(DSM:Digital Storage Media)になされている。
このような復号器は、特に、衛星、ケーブル、または地上デジタル放送(DVB:Digital Video Broadcasting)によりリアルタイムに放送されるデジタル信号のの入り口とアナログテレビジョンジョンとの間のインタフェースを提供するデコーダボックス(「Set−Top Boxes」)である。このようなデコーダボックスはスタンドアロンの装置である。しかし、本発明は、デジタルテレビジョンに組み込まれている内蔵復号器に、またはDVD読み出し装置、デジタルビデオカセット読み出し装置等のようなデジタル読み出し/記録装置にも適用される。
デコーダボックスは、1または2つ以上のプログラムを、圧縮されたデジタルデータのストリームの形式、すなわちビデオフレーム(すなわちピクチャ)およびオーディオフレームがデータ放送の容量を削減するように符号化された形式で受信する。例えば、この符号化は、MPEG2規格(ISO/lEC 13818−2)、以下、MPEG規格(「Motion Pictures Expert Group」)の仕様書に適合している。この規格は、動画や音声(特にデジタルテレビジョン用の)を符号化するデータ圧縮技術を定めている。
本明細書において、用語「プレゼンテーション」は、それがプログラムに関して使用される場合には、復号されたオーディオデータおよびビデオデータをユーザによってそれぞれ可聴および可視可能な形態で復元することを意味している。プログラムに関して使用される用語「再生」(または「読み出し」)は、より具体的には、ハードディスク上のプログラムの記録からのプログラムの復号、表示を意味している。用語「表示」は特に、ビデオフレームのプレゼンテーションを指するのに使用される。
ハードディスクは、多くの機能と、特に再生の高機能モード(すなわち「トリックモード」)、すなわち公称の送り速度(X1)とは異なる速度での読み出し、特に高速またはその他の場合の早送りおよび巻き戻しを実行することを可能にしている。
今日、この後者の機能を実施する上で直面している問題は、MPEGストリームが必然的に順方向読み出しに適合させられているということから生じている。具体的には、ピクチャは順方向復号を容易にするような順序で送信される。巻き戻し読み出しにとって、この送信の順序は、復号速度が各ピクチャを復号するのに必要なすべての復号動作を実行するに十分なコンピュータ資源を利用できることを必要とする。利用できない場合には、動画群像(またはGOP)の先頭のピクチャがGOPの次のピクチャの復号に再び役立つことができる限り、MPEG規格が意味する範囲内の動画群像の先頭から復号されたすべてのピクチャ(すなわち復元後のピクチャのデータ)を保存するのに利用できる大記録容量が必要となる。この記録容量は、復号されたピクチャのデータを保存するのに適合した各フレームメモリによって供給される。
順方向読み出しと同じ数のフレームメモリを使用してMPEGビデオストリームを巻き戻し読み出しする技術が特許文献1で提案されている。このフレームメモリ数は3である。しかしながら、この方法は、Bピクチャをスキップし、最大3つのIまたはPピクチャだけを復号し、この数に達するとすぐに、前のGOP(表示の順方向順序において)を実行することから構成されている。
特許文献2は、MPEGビデオストリームの巻き戻し読み出しに関して、GOPのピクチャのすべてを表示することを可能にする技術を提案している。この技術は、GOPの開始から連続に復号動作を再開することよりもむしろ、表示されるいくつかのピクチャを次に復号するうえで有用なあるピクチャの復元されたデータを、最小4つのフレームメモリに一時的に保存することからなる。この文献は、4つのフレームメモリだけを使用して、GOP全体がこのように復号され得る典型的なGOPについて記述している。この例は、限定されたピクチャ数を含むGOPで、DVDに保存されたプログラムを読み取る事例に相当する。しかし、その技術の結果に関してはなんの保証も与えられていない。
ヨーロッパ特許出願公開第0735780号明細書 PCT出願公開第01/37572号明細書
本発明の目的は、とりわけ、MPEGビデオストリーム、特にデコーダボックスのハードディスクに保存されているMPEGビデオストリームのピクチャの逆方向表示に利用できるフレームメモリの使用を最適化する管理規則を提案することにある。
したがって、本発明の第1の態様は、復号されたピクチャを保存するようになっている、指定された数N(ここで、Nは4以上の整数)の各フレームメモリを使用して、MPEG規格に準拠して圧縮されたピクチャデータのストリームのピクチャを巻き戻しモードで復号し、表示する方法を提案する。復号される新しいピクチャを保存できるように、下記の規則が、フレームメモリが上書きされる場合に適用される。
使用されなくなったピクチャ、すなわち既に表示されて、次のピクチャの復号を実行するのにもはや必要でないピクチャが保存されているフレームメモリを、優先度によって上書きし、この規則が適用されない場合には、
最小の復号コストを示すピクチャが保存されたフレームメモリを優先度によって上書きし、
現在表示されているピクチャが保存されたフレームメモリは上書きすることができず、
表示の準備はできているが、まだ表示されていないピクチャが保存されたフレームメモリは上書きすることができず、
復号される新しいピクチャを復号するのに必要な基準ピクチャが保存されたフレームメモリも上書きすることができず、
上記の規則を適用してフレームメモリを上書きすることができない場合には、復号を表示の準備ができたピクチャを表示するまで保留し、これらの規則をこの表示の後に再評価する。
ピクチャが既に表示されていて、他のピクチャ(特に、表示される次のピクチャを得るために復号される他のピクチャ)の復号にもはや必要でない条件をピクチャが満たすということは、インデックステーブルの拡張版(後述)から判定することができる。
これらの規則は、特に所与の表示速度に対する復号速度によって、表示の連続性に関して最適の結果を得ることを可能にする。最初の5つの規則を適用することによって、復号される新しいピクチャを保存するのにフレームメモリが上書きできない場合には、使用できる規則が出現するまで最後の規則が待機する結果になり、これはフレームメモリの1つに保存されることで表示の準備ができたピクチャが表示されるときに発生する。この処理は、理想的にはできるだけ大きいN個のフレームメモリを使用して実行することができる。この処理は、NがMPEG規格の意図する範囲内のGOPまたはピクチャに含まれるピクチャの数より小さいの場合にはすぐにその効果を発生する。最小でも、N=4でなければならない。これらのメモリを本方法に従って使用することによって、ピクチャを逆方向に表示するために実行される復号動作の総数が少なくなる。N=4の場合、フレームメモリの1つは現在表示されているピクチャを保存するのに使用され、他の3つのうち、1つは復号されるピクチャの復元されたデータを入力するのに使用することができ、他の2つは、この目的(復号されるピクチャがBピクチャである場合に)に必要な多くとも2つの基準ピクチャを保存するのに使用することができる。勿論、フレームメモリの割り当ては、非決定論的に(non-deterministic)動的に展開する。
Iタイプピクチャは第1の指定された復号コストを示し、Iタイプピクチャから予測されたPタイプピクチャは、第1の復号コストより大きな第2復号コストを示し、他のPタイプピクチャから予測されたPタイプピクチャは、他のPタイプピクチャの復号コストより大きな復号コストを示すのが有利である。
例えば、Iピクチャを復号するコストが1(unity)の場合、(前のIピクチャおよび/または1または2つ以上のPピクチャが示す)n個の基準ピクチャから予測されるPピクチャを復号するコストはn+1に等しくなる。
Bタイプピクチャは、それらが表示されるときだけそれらが復号され、その後すぐに上書きすることができるので(Bピクチャは他のピクチャを復号する役目をする基準ピクチャではないので)、Iピクチャと同じ復号コストになると考えられるのが好ましい。
実施についての有利な態様では、表示される次のピクチャを復号する前に、それがフレームメモリのいずれの1つにもまだ保存されていないかどうかを確認する照合が実行される。この場合、確かに、それを再び復号することは不要である。
表示に関して、本方法は、フレームメモリが表示の準備ができたピクチャを含んでいるかどうかを各ピクチャ表示同期イベント時に判定することからなるステップを有することができる。このようなイベントは、例えばアナログテレビジョンジョンの画面の垂直同期(信号Vsync)のパルスに相当する。表示の準備ができたAピクチャは、既に表示されたピクチャから、ピクチャの表示の逆方向順序で続いている復号されたピクチャであると理解される。このようなピクチャが存在する場合には、そのピクチャは表示され、そのピクチャがもはやピクチャ復号を実行するのに必要でない場合、すなわち、そのピクチャが復号/表示される別のピクチャの基準ピクチャでない場合には、そのピクチャは表示の後で不要なものとしてマークがつけられる。この後者の条件の確認は、バッファメモリに含まれるストリーム部分に関連するインデックステーブル(後述)の内容に基づくことができるのが有利である。逆に、このようなピクチャが存在しない場合には、前のピクチャ表示同期イベント時に表示されたピクチャの表示が繰り返される。これは、結果的に、画面に黒いピクチャとして現われるピクチャの欠如よりは好ましいピクチャフリーズを実行することになる。
考察された形態の用途において、圧縮されたデータストリームは、巻き戻しモード読み出しコマンドに応答して、大容量デジタル記録媒体、例えばハードディスクから部分的に読み出される。
本発明を実施する1つの態様は、
a)バッファメモリにストリームの一部分をロードするステップと、
b)復号可能なピクチャ群のアクセスポイントを特定し、少なくとも各ピクチャ群について、バッファメモリ内のピクチャのアドレスと、ピクチャの順方向表示の順序に関連するプレゼンテーションタイムスタンプと、ピクチャのタイプI、P、またはBとを含む情報を判定するために、ストリームの前記部分を分析し、指定されたインデックステーブル(または「トリックモード表」)に前記情報を保存するステップと、
c)PまたはBタイプの各ピクチャについて、その1または2つ以上の基準ピクチャを指定して、ステップb)で得られたインデックステーブルを補足することによって、拡張されたインデックステーブルを得るステップと、
d)表示される次のピクチャについて、表示される前記次のピクチャを得るために、前記アクセスポイントから前方へ順次復号される基準ピクチャが配列されたリストである再構成リスト(「トリックリスト」)を、インデックステーブルから決定するステップと、
e)前記再構成リストのすべてまたはいくつかのピクチャを復号することによって、表示される前記次のピクチャを前記再構成リストから得るステップと、
を有する。
復号可能なピクチャ群は、MPEG規格において壊れたリンクと呼ばれるものを構成するピクチャに関するものを除いた、それらの群以外のピクチャを知る必要なく復号できる画面の連続したピクチャ群である。通常、GOPは復号可能なこのようないくつかのピクチャ群を時々含むことがあるが、このような群はGOPに相当する。MPEG規格が意図する範囲内のアクセスポイントは、ストリーム内の次のピクチャ群を復号することができるIピクチャである。
本方法は、ストリームの前記第1の部分の各符号化された各ピクチャに、該ピクチャをストリーム内で明確に識別することを可能にする一意な識別番号を割り当てるステップをステップb)とステップc)の間に有するのが好ましい。
一例において、識別番号は、ピクチャの表示の順序に従って、ストリーム中で順次符号化されたピクチャに割り当てられる。この目的のために、前述のPTSが使用される。
したがって、ステップd)において、まだ復号されずに、巻き戻しモードで表示される次のピクチャは、識別番号をカウントダウンすることでその識別番号から判定することができる。
ピクチャの識別番号は、例えば32ビットに符号化され、値h0×800000(すなわち16進法で0×800000)に初期化され、ストリームが順方向および逆方向に横断されているかどうかに応じて、1単位だけそれぞれインクリメントまたはディクリメントされる。したがって、これによってビデオの数時間の順方向または逆方向読み出しが可能になる。
次のピクチャを得るためには、再構成リストのピクチャの少なくとも1つがフレームメモリのいずれの1つにもまだ保存されていないかどうかを確認する照合を実行するのが有利である。もし保存されていれば、前記リストのピクチャの順次復号は、復号可能なピクチャ群のアクセスポイントからではなく、前記既に保存されたピクチャから、または、適切には、最も大きい復号コストを示す前記既に保存されたピクチャのアクセスポイントから開始される。したがって、既に実行されていて、結果がフレームメモリでまだ利用可能な復号動作をやり直すことが回避される。
有利な実施態様では、ピクチャが表示されるごとに、理論的な表示速度(例えば、表示が常用速度で巻き戻しモードの場合、公称速度×1)に対する遅れが計算される。さらに、ステップd)において、表示される次のピクチャは、下記の優先度規則
1または2つ以上のBピクチャを優先度によってスキップする、
1または2つ以上のBピクチャのスキップが遅れを取り消すのに十分ではない場合には、1または2つ以上のPピクチャをスキップする、
1または2つ以上のPピクチャのスキップが遅れを取り消すのに十分ではない場合には、ステップa)においてデータストリームの次の部分をバッファメモリにロード中に、データストリームの1または2つ以上の部分をスキップする、
に従ってピクチャをスキップすることで(すなわちピクチャを復号しないで、およびピクチャを表示しないで)、遅れを取り消すような方法によって決定される。
特に、これらの規則によって、公称速度に対する表示で得られた遅れの関数として、表示されるピクチャにおいてスキップを実行することが必要かどうか、またはストリームの一部分を復号できないかどうかさえも判定することができる。したがって、復号手順の表示手順に対する遅れを補償することができる。
バッファメモリは第1および第2のメモリバンクを有するのが好ましい。ステップd)およびe)は、バッファメモリのストリームの第1の部分について前記第1のメモリバンクで実行され、一方、ステップa)からc)は、ストリームの第2の部分について前記第2のメモリバンクで実行される。このように、復号手順はより流動的である。
バッファメモリは、前記第1および第2のメモリバンクの一方または他方が、それが含んでいるデータが第1および第2のメモリバンクの他方に含まれるデータの処理にまだ必要な限り、ステップa)で上書きされないようにでロードされるのが有利である。
第1および第2のメモリバンクの一方または他方は、それが含んでいるデータがもはや前記第1および第2のメモリバンクの他方に含まれるデータの処理に必要なくなるとすぐに、ステップa)でストリームの新しい部分で上書きされるのが好ましい。したがって、ストリームの次の部分の復号手順に着手できる前に最小限の時間が費やされる。
第1のメモリバンクおよび第2のメモリバンクにロードされたストリーム部分は重複して(部分的に一致して)いて、これらの2つの部分の結合は、ストリームの2つの部分の間で共通のピクチャのレベルで行なうことができるのが有利である。これは、ストリームがスクランブルされた場合に特に有利である。特に、そのときは、データストリームを2つのピクチャ間で正確に湾曲させることはできない。
次に、インデックステーブルが有利にはストリームの2つの部分に対して共通化できることに注目されたい。
一般化を目的として、ここでの説明はピクチャレベルの見地からであるが、本方法は、インターリービング形の表示装置の場合に、ピクチャの各フレームに同様に適用されるに注目されるべきである。
本発明の第2の態様は、上記の方法を実行する手段を有する装置に関する。
本発明の第3の態様は、第2の態様による装置を有するビデオドライバ回路に関する。
本発明のさらに他の態様は、第3の態様によるビデオドライバ回路を有するデコーダボックス(セットトップボックス)に関する。
本発明の他の機能および利点は、添付の図面を参照して、非限定的で典型的な実施形態についての以下の説明によって明白になるであろう。
まず、MPEG規格で使用されるいくつかの概念を思い出してみる。最初に、符号化されたピクチャI、P、またはBタイプは次のように定義される。
I(intra)タイプのピクチャ、すなわちIピクチャは、他のピクチャに関係なく符号化されるピクチャであり、復号に必要な情報はすべてピクチャそのものに含まれている。
P(predicted)タイプのピクチャ、すなわちPピクチャは、表示の順方向順序に従って時間的に過去のIまたはP基準ピクチャに関する情報を使用して復号されなければならないピクチャである(以下、Iピクチャから予測されたPピクチャを「1度予測されたPピクチャ」、1度予測されたPピクチャから予測されたPピクチャ自身を「2度予測されたPピクチャ」、一般化して、n−1個のPピクチャによってIピクチャから予測された場合の、Pピクチャを「n回予測されたPピクチャ」と呼ぶ)。
B(bidirectional)タイプのピクチャ、すなわちBピクチャは、表示の順方向順序に従って時間的に過去または未来の第1および第2の基準ピクチャ(Iおよび/またはP)に関する情報を使用して復号されなければならないピクチャである。
したがって、これらのピクチャは、他の基本的グループと無関係に復号可能な基本グループを形成している。MPEG規格の意図の範囲内のピクチャ群、すなわちGOPは、いくつかのこれらの基本グループを含むことができる。しかし、実際には、1つのGOPは多くとも1つの基本グループを持つことがわかっている。B双方向ピクチャは、これらの基本グループのピクチャ間に挿入(interpolate)することができ、そのとき、規格の意図の範囲内で壊れたリンクを構成することができる。
開始コード(シーケンスコードおよびシーケンス拡張コード)に関連するダイレクトアクセスポイントは、これらの基本グループの先頭を特徴づけている。
図1は本発明による処理を実施する装置を概略的に示す。
この装置は、
MPEG規格に準拠して符号化されたピクチャを含むデータストリーム7が保存されたハードディスク1と、
圧縮されたストリームの一部分9を保存するバッファメモリ2と、後述するインデックステーブル11と、復元されたピクチャデータを保存するフレームメモリ5と、を有するメモリ6と、
開始コードを検出し、位置を示すのに使用される出発点をバイトカウントに与えることによってメモリ内のピクチャを見付け出すことを可能にする情報を、ストリームから抽出する解析モジュール8と、
バッファメモリ内の特にMPEGピクチャの位置によって定まり、復号されるピクチャが必ず保存され、この復号に必要な(復号された)基準ピクチャのデータが読み出されなければならないメモリ領域を定めるパラメータが構成可能なMPEGピクチャを復号することができるビデオ復号器3、特にMPEG復号器と、
復号されたピクチャをメモリ6から読み出し、それらを表示に使用されるフォーマット、例えばPAL、SECAM、またはNTSCフォーマットに変換する表示モジュール4(これはさらに、割り込まれたピクチャの場合に、フレームの選択を可能にする)と、
装置の働きを監視する監視装置10と、
を有する。
ここで、本発明による方法の各ステップを図2のフローチャートを参照して説明する。
この方法は、ハードディスク1に保存されているストリーム7に含まれるピクチャを逆方向に読み出すコマンドの入力で始まる。最初のステップ21において、バッファメモリ2に、ストリーム7の第1の部分31(図1)がロードされる。これらのピクチャはハードディスク1にピクチャが記録されている順に利用可能であるが、この部分31のピクチャ、特にピクチャの位置についての情報は、この時点では利用可能ではない(デマルチプレクシング/デスクランブリングが上流で実行されて、そうでなければ、デマルチプレクシング/デスクランブリングの中間のステップが必ず加追加されると仮定している)。
次に、ステップ22において、特に基本グループの開始コードの位置と、バッファメモリ2内のピクチャの先頭アドレスと、各ピクチャについて表示の順方向順序に関するタイムスタンプと、ストリームの前記第1の部分内の符号化されている各ピクチャのI、P、またはBのタイプと、を含む情報を判定するために、ストリーム7の部分31は、アナライザモジュール8により分析される。この情報は、11(図1)のようなインデックステーブルに保存される。
ステップ22を実行して得られた典型的なインデックステーブルが、図3の列で与えられる。それは、衛星放送から発生したストリームの一部分31に相当し、ピクチャ番号2、14、および26のアスタリスクは、これらのピクチャのレベルでの、基本グループの先頭に一致する開始コードの存在を示している。バッファメモリ2はここでは、28個のピクチャ(ここで、ラベル付けを簡単にするために0〜27の番号が付けられている)を含んでいる。ピクチャ番号27は完全ではなく、すなわちそれを符号化するデータの先頭だけがストリーム7から抽出されている。各ピクチャについて、テーブルはピクチャの先頭のバッファメモリ内のアドレスと、I、P、またはBのタイプと、グループにおけるピクチャのタイムスタンプとを含んでいる。図3において、ピクチャは、I、P、またはBピクチャタイプによって、および基本グループ(すなわち、例えば0〜11が考えられる)の順方向表示のピクチャのインデックス番号によって識別され、したがって、B0以前のストリームで放送されたI1は、当該基本グループについて、B2で特定されるBタイプピクチャより前、かつB0で特定されるBタイプピクチャより前に(表示の順方向順序に従って)表示されるIピクチャタイプである。
次に、ステップ23において、ストリームの各ピクチャに一意な識別子が割り当てられる。これは、表示の順方向順序に増える、例えば32ビット(初期値は、例えば、h0×80000000)に符号化された数である。さらに、ストリーム7の部分31内の一意に特定される各ピクチャについて、どれがその基準ピクチャ、すなわち当該ピクチャが復号されるために得られる復号されたピクチャかを判定する。
上記で考察し、図3に図示するインデックステーブル11の内容で実行されたステップ23の結果の例を、位置の欄が、バッファメモリの各ピクチャの始めのアドレスを与え、2番目の欄が、ピクチャのタイプ、および対応する基本グループの順方向表示のインデックス番号を示し、3番目の欄が、より読みやすくするために、十進形式で表現して割り当てられた一意な識別子を示し、4番目および5番目の欄が、PおよびBタイプピクチャの時間的に過去および未来の基準ピクチャをそれぞれ示す、図4の列によって図示する。したがって、この列は、例えば識別子65523を持つピクチャB4を得るためには、識別子65522を持つ基準ピクチャP3、および識別子65524を持つP5が必要なことを示している。疑問符はその情報が利用可能でないことを示し、冒頭のNはデータが必要ないことを示している。
ステップ24において、復号されて現在表示されている所与のピクチャ、表示される次のピクチャ、およびそのアドレスが、ステップ22で生成されたインデックステーブルの情報によって判定され、このピクチャが復号される。図4の列に関して次の例を考慮する。識別子65524を持つピクチャP5は現在表示されていて、復号され、表示される次のピクチャは、したがって識別子65523を持つピクチャB4である。ピクチャB4の復号を実行するために、次のステップが実行される。
ステップ241において、識別子65523を持つ復号されるピクチャB4の基準ピクチャと、ステップ23の結果に基づいて、基本ピクチャ群の開始コードに一致したIタイプピクチャから復号されなければならない連続した基準ピクチャの(順序つけられた)リストが編集される。このリストは「再構成リスト」と呼ばれる。したがって、識別子65523を持つB4を得るためには、識別子65524を持つP5と識別子65522を持つP3を有することが必要である。識別子65522を持つP3を得るには、識別子65520を持つI1を得ることが必要である。識別子65524を持つP5を得るには、識別子65522を持つP3、従って識別子65520を持つI1を得ることが必要である。識別子65520を持つI1はIタイプピクチャ(開始コードに相当する)である。したがって、識別子65523を持つB4の再構成リストは、識別子が上に示された{B4、P5、P3、I1}である。
次のステップ242は、識別子65523を持つピクチャB4のMPEG復号を最後に実行するために、ステップ241において作成された再構成リストに基づいて、再構成リストに含まれるピクチャの表示の順方向順序でMPEG復号を引き続き実行することである。したがって、このピクチャB4は、識別子65520を持つI1ピクチャを復号し、続いて識別子65522を持つP3を復号し、続いて識別子65524を持つP5を復号し、続いて識別子65523を持つP4を復号することによって復元される。
最後のステップ(ステップ25)は、識別子65523を持つB4の復元されたデータが一旦こうして得られた場合に、このピクチャを表示することである。表示と復号ステップは並行して行われる。しかし、実際には、表示は、表示されるピクチャが復号されてしまうまで、ユーザによって制御される公称の表示速度では実行することができない。したがって、もし復号に遅れがあると、表示装置は、表示される次のピクチャが利用可能にならない間は、現在表示されているピクチャを表示し続ける。さらに、メモリリソースおよび復号器の速度が許す限りにおいては、復号は表示される次のピクチャに対して位相進みで実行することができる。例えば、識別子65529を持つピクチャB10が表示される一方、ステップ241および242は、復号器のメモリリソースおよび速度が許す限りにおいて、識別子65528を持つP9を復号し、次に識別子65S27を持つB8を復号し、次に識別子65526を持つピクチャP7を復号し、それらのピクチャの処理を表示装置にまかせるように実行される。
これらの最後のステップ24と25は重複するが、一方、ストリーム31の第1の部分に含まれるすべてのピクチャのなかに、復号されないで、復号に必要な情報が存在する表示されるピクチャはまだ残っている。
復号、および表示の段階中に使用された、復号されたピクチャの復元されたデータを保存するために、多くのフレームメモリ5が使用される。これらのフレームメモリ5の1つは、現在表示されているピクチャのデータを収集するのに使用され、他のフレームメモリは表示される次のピクチャの復号に使用される。理想的な場合、個別に復号可能な要素は基本グループであるので、基本グループのピクチャと同数の、通常12から24個の間のフレームメモリが必要になる。
しかし、この多くのメモリリソースをいつも入手できるとは限らないし、実際には、少数のフレームメモリに限定することが必要である。
Iピクチャを復号するのに、Iピクチャはそれ自身で十分であり、従ってフレームメモリは十分足りているということは知られている。Pピクチャは、復号されるためには他のピクチャを利用できることが必要であり、このことが、Pピクチャをその基準ピクチャから復元するためには、2つのフレームメモリが必要な理由であることも知られている。最後に、Bピクチャは復号されるためには2つの他のピクチャを必要とし、このことが3つのフレームメモリが必要な理由であることが知られている。したがって、最小限4つのフレームメモリが必要、かつ十分である(現在表示されているピクチャの保存用に1つと、表示される次のピクチャの復号用に3つ)。
表示される次のピクチャを復号するのに必要な連続した復号の合計数よりも少ない数のフレームメモリを使用するということは、異なったピクチャが同一のフレームメモリに連続的に保存されなければならず、また状況が進行するにつれて、復号されたピクチャに対応するデータが上書きされなければならないということを意味し、この上書きは、後で再度復号されなければならないかもしれない復号されたピクチャの復元されたピクチャのデータが失なわれることを意味している。
以下に、本発明は、どのフレームメモリも空でない場合に、新しいピクチャのデータを保存するのに使用されるフレームメモリを選択するために、表示される次のピクチャ(以下、「ターゲットピクチャ」と呼ぶ)の復号に下記の基準、すなわち
既に表示され、かつインデックステーブル11に従って、表示される次のピクチャの復号に再使用されないピクチャのデータは、優先度によって上書きされる、
この規則が適用されない場合には、現在進行中の復号に必要とされず、ターゲットピクチャより前に表示されてはならず、最小の復号コスト(復号コストは以下に定められる)を示すIまたはPピクチャのデータが上書きされる、
を適用することを提案している。
典型的な実施において、ピクチャの復号コストは次のとおりである。すなわち
Iピクチャについて1、
n個の基準ピクチャから予測されたPピクチャについてn+1、
Bピクチャについて1、
である。
図5は、図4の列で表わされたインデックステーブルにおいて参照されたピクチャのリストを示している。幾つかのこれらのピクチャがGOPを構成している。矢印は、PおよびBタイプピクチャが予測される方向を示し、また矢印は、基準ピクチャから対応する予測されたピクチャを指し示している。したがって、B2の基準ピクチャはP3とI1で、B4の基準ピクチャはP3とP5で、B6の基準ピクチャはP5とP7であり、P3の基準ピクチャはI1で、P5の基準ピクチャはP3、等である。ピクチャI1、P3、P5、P7、P9、P11を復号するコストは、それぞれ1、2、3、4、5、6となる。Bタイプピクチャを復号するコストは1である。
実行される復号動作の数を最適化する規則もフレームメモリの内容を復号されるターゲットピクチャと比較することによって、既に実行され、結果がまだ利用可能な復号動作の関数として適用されるのが好ましい。前記規則は、
ターゲットピクチャが、前回の復号に役割を果たしたので、ターゲットピクチャがフレームメモリの少なくとも1つにある場合には、そのターゲットピクチャは利用可能であって復号される必要はなく、
そうでない場合には、フレームメモリの内容を、次のターゲットと関連する再構成リストと比較し、
関連する再構成リストのピクチャが、フレームメモリの少なくとも1つにない場合には、ステップ242を、関連する再構成リストのIピクチャのダイレクトアクセスポイントに基づいて実行し、
そうでない場合には、ステップ242を、もはやIピクチャからではなく、復号フレームメモリの1つに含まれる再構成リストのなかで最も大きい復号コストのピクチャから(または、ターゲットピクチャがBピクチャの場合にはピクチャから)順方向MPEG復号で始まって実行される。ステップ241において生成された再構成リストは、復号される他のピクチャだけを含んでいる。例えば、P11はP9から予測され、P9自身はP7から、P7自身はP3から、P3自身はI1から予測されるので、P3がフレームメモリで利用可能ならば、B4の復号によって生成された再構成リストは、P7、P9、およびP11のわずか3つのピクチャしか有しない。
フレームメモリの限定された数だけが利用可能になるので、復号手順と表示手順の間の同期の度合いが必要とされる。現在表示されているピクチャに関して、事前に復号される、表示されるピクチャの数は決定的ではない。特に、表示と復号の手順は並行して、しかし非独立に行なわれ、すなわち、表示モジュールは、表示される次のピクチャが利用可能な場合にはそれを表示し、そうでなければ、表示モジュールはピクチャが復号器によって復号されるまで待機する。復号器は、ステップ22において特定されたすべてのピクチャがすぐにでも表示されない限り、およびフレームメモリがこれを実行するために利用することができる限り、表示に関して、表示される次のピクチャを自分の役目として前もって復号し、そうでない場合には、復号器はフレームメモリを使用できるまで待機する。
次に、これらの最後の態様を、図4の列で図示された、復号され表示されるストリーム部分を再び考慮して説明する。この目的は、識別子65511を持つピクチャB4に対して識別子65532を持つピクチャI1を復号し、表示することである。表示の速度は速度×1であり、フレームメモリの数は4つである。
識別子65532を持つピクチャI1が現在表示されていて、それぞれT1、T2、T3、T4と名づけられたフレームメモリが、識別子65520(T1)を持つピクチャI1、識別子65524(T2)を持つP5、識別子65522(T3)を持つP3、および識別子65532(T4)を持つI1をそれぞれ含み、表示される次のピクチャは、識別子65530(識別子65531を持つピクチャは不完全である)を持つピクチャP11であると仮定する。この復号の目的は、フレームメモリが利用可能な限り、後に表示されるピクチャが後続する、まだ復号されていない、識別子65530を持つピクチャP11を得ることである。
再構成リスト{I1、 P3、 P5、 P7、 P9、 P11}を有する識別子65530を持つP11を復号するために、復号は、フレームメモリT2内の利用可能な識別子65524を持つP5から開始される。T1では、識別子65520を持つI1が上書きされ、これは、識別子65526を持つP7を復号するための最小の復号コストを有する、現在表示されていないピクチャである。次に、識別子65528を持つP9が復号されるが、これは、そのときまだ表示されておらず、最小の復号コストを有するピクチャである、識別子65522を持つP3を上書きすることによって、同様にしてT3に保存される。次に、識別子65530を持つP11が復号されるが、これは、同じ理由で、識別子65524を持つP5を上書きすることによってT2に保存される。
垂直同期がこの時点で発生した場合には、識別子65530を持つピクチャP11を表示することができる。識別子65532を持つピクチャI1は、もはや表示されず、表示される次のピクチャの基準ピクチャではもはやないので、それは上書きすることができる。表示される次のピクチャは、フレームメモリT2とT3内でそれぞれ利用可能なP9とP11に基づいて復号された、識別子65529を持つB10である。B10の再構成リストは1つのピクチャ、すなわちそれ自身だけを含んでいる。したがって、B10は、垂直同期信号の次の同期を待って、I1の代わりにT4に保存される。
次に復号されるピクチャは、フレームメモリT2内で利用可能な、識別子65528を持つP9である。復号される次のピクチャは、P9とP7に基づいて復号されたB8である。その再構成リストはただ単一のピクチャ、すなわちそれ自身を含んでいるだけである。さて、この時点で、メモリT1、T2、T3、T4は、ピクチャP7、P9、P11、B10をそれぞれ含んでいて、現在表示されているのはP11である。したがって、どのフレームメモリもB10を保存するために利用することができない。したがって、フレームメモリT3に保存されるこのピクチャを復号するためには、次の垂直同期を待つ必要がある。
バッファメモリ2は、2つのサブメモリ、すなわちメモリバンクに分割することができ、ステップ22と23が第2のサブメモリに含まれているデータストリームの第2の部分(表示の逆方向順序で後で来る)について実行されるのと同時に、ステップ24と25は、第1のサブメモリに含まれている、前記データストリームの第1の部分について実行することができるのが有利である。このステップ22の間、ストリームの第1と第2の部分が確かに連続していることを確認するために、2つのサブメモリの内容が比較され、第1のサブメモリ内のストリームの第1の部分のインデックステーブルは完成し、ストリームの第2の部分に関する次の情報で更新されるが、一方、既に表示され、もはや使用されなくなったピクチャに関する情報は続いて削除される。
単一のインデックステーブルは、このように考慮され、ストリームの2つの考慮された部分に関する有効な情報を含んでいる。
結合が作られ得る共通のピクチャを見つけるためには、ストリームの2つの部分は部分的に重複しているのが有利であり、これによって、ストリームの正確なスライシングを実行する困難さを回避できる。これは、特にスクランブルされたデータストリームにとって有利である。
前記部分に含まれるピクチャの全セットを表示することが可能な場合にのみ、そしてそれがもはや他の部分に含まれるピクチャの復号に必要でない場合に、データストリームの各部分は再び置換される。
図6は図7に図示された新しいストリーム部分が他のサブメモリにロードされる間、復号手順が実行される第1のサブメモリのインデックステーブルの内容を示しており、ストリームのこの新しい部分は、表示の逆方向順序で、表示される次のピクチャに対応している。この新しい部分の最後のピクチャは完全ではないが、このピクチャは他の部分の第1のピクチャとしてまだ利用可能なので、これは問題ではない。ストリームの2つの部分の結合はこのピクチャのレベルでなされる。次に、ステップ22は、既に復号され、表示されたストリームの第1の部分のピクチャがさらに削除された、インデックスリストを更新することで実行され、その結果生成されたリストを図8の列によって図示されている。
識別子66506から65510を持つピクチャが一旦表示されると、ストリームの新しい部分が第1のサブメモリにロードされる。
各サブメモリの大きさは、例えば512キロバイトと1メガバイトの間に在あり、したがって、それらを少なくとも1つのGOPを保存することが可能である。
上に述べた方法は、巻き戻しモードにおいて表示されるすべてのピクチャの最適化された復号の方法を提供する。しかし、例えば多くの予測されたピクチャと、わずかのダイレクトアクセスポイントを有するストリームのある部分は、十分に復号されるためには、非常に十分に割り当てられた記憶容量と非常に高速の復号器の両方を必要とするであろう。したがって、本発明は、結果がストリームのある部分が復号されない、従って、表示されない判定基準を提案している。
まず、ストリームの2つの連続する部分がダイレクトアクセスポイントを含んでいない場合、その部分は復号できないとみなされ、次に、バッファメモリにストリームの新しい部分がロードされる。さらに、ストリームにエラーが、例えば復号手順において構文違反を引き起こして検出された場合には、当該ピクチャが復号から廃棄され、IまたはPピクチャを処理する場合には、このピクチャ(それはステップ22と23で特定された)から先のピクチャと同様である。
次に、あるピクチャが大きい復号コスト(7または8)を示す場合には、4つのフレームメモリの記憶容量を有する標準の復号器は、ユーザによって選択された表示速度に関連する理論的な時間(例えば、表示速度×1に対して1秒当たり25個のピクチャ)で、復号されたピクチャを表示装置に供給することができなくてもよいということも可能である。この場合、表示装置は現在表示されているピクチャをフリーズさせ、次のピクチャが利用可能になるとプログラムの表示を継続する。
さらに、本発明の方法を実施する有利な態様は、遅れを取り消すように表示される次のピクチャについて、ステップ241で、指示された表示速度とその決定に関して取ることができる遅れの計算を提案する。遅れの取り消しは、例えば下記の優先度規則、
1または2つ以上のBピクチャを優先度によってスキップする、
Bピクチャのスキップが遅れを取り消すのに十分でない場合には、1または2つ以上のPピクチャをスキップする、
Pピクチャのスキップが遅れを取り消すのにはまだ十分でない場合には、ステップ21での、大容量デジタル記録媒体のこのデータストリームの次の部分の読み出しの間、圧縮されたデータストリームの一部分をスキップする、
に従ってピクチャをスキップすることで(すなわち、それらを復号しないこと、およびそれらを表示しないことで)達成される。
これらのスキップおよび遅れ計算の仕組みは、ユーザによって選択された巻き戻し読み出し速度にかかわらず、巻き戻しモードにおいて逆方向復号と同一のアルゴリズムを保つことを可能にし、そのスキップは、高速での読み出しの際に頻繁に実行される。
例えば、表示されるピクチャについての、図4の列で図示したリストを再び考慮すると、識別子65532を持つピクチャI1が現在表示されていて、逆方向表示速度は×1で、次に表示されるピクチャ、すなわち識別子65530を持つP11の復号が相当な復号コストを有すると仮定する。さらに、復号器は、装置がピクチャI1をフリーズさせている間、比較的遅い速度を有していて、表示速度に対するある遅れを、復号されたピクチャP11に与えると仮定する。そうすると、復号器は、識別子65529を持つピクチャB10を復号する代わりに、識別子65528を持つピクチャP9の復号に直ちに移る。
速度×1とは異なる逆方向表示速度ではあるが、速度×1と、選択された速度タイプM/N(ここで、MおよびNは整数)の比の場合には、今度はその2つのフレームのレベルでピクチャを考慮するによって、どちらのフレームが公称速度で表示されるピクチャに近いか、したがって、遅れを判断することが可能である。
例えば、速度×2では、2つのピクチャのうちの1つだけが表示され、速度×3では、1つのピクチャが表示され、次の2つがスキップされる。速度×0.5では、同じピクチャが2度表示される。
本発明の実施を可能にする装置を示す。 本発明の1つの実施形態による方法の各ステップを示す。 本発明の実施形態のステップb)で生成されたようなインデックステーブルを示す。 図3のインデックステーブルをステップc)後のその改良版で示す。 GOPに含まれるピクチャ、および種々のピクチャ間の予測リンクを示す。 第1のメモリバンクのストリームの第1の部分に関するインデックステーブルの内容を示す。 インデックス化ステップより前の第2のメモリバンクのストリームの第2の部分の内容を示す。 ストリームの第1と第2の部分の結合の段階後の、図6および7による2つのメモリバンクのストリームの2つの部分に共通のインデックステーブルを示す。
符号の説明
1 ハードディスク
2 バッファメモリ
3 ビデオ復号器
4 表示モジュール
5 フレームメモリ
6 メモリ
7 データストリーム
8 アナライザモジュール
9 圧縮されたストリームの一部分
10 監視装置
11 インデックステーブル
21 ロードする
22 インデックステーブルの分析構築
23 拡張されたインデックステーブルの構築
241 基準リストの編集
242 順方向符号化
25 表示

Claims (34)

  1. 各々が復号されたピクチャを保存するようになっている、指定された数N(ここで、Nは4以上の整数)のフレームメモリを使用して、MPEG規格に準拠して圧縮されたピクチャデータのストリームのピクチャを巻き戻しモードで復号し、表示する方法において、
    復号される新しいピクチャを保存できるように、
    使用されなくなったピクチャ、すなわち既に表示されて、次のピクチャの復号を実行するのにもはや必要ないピクチャが保存されているフレームメモリを、優先度によって上書きし、この規則が適用されない場合には、
    最小の復号コストを示すピクチャが保存されたフレームメモリが優先度によって上書きし、
    現在表示されているピクチャが保存されたフレームメモリは上書きすることができず、
    表示の準備はできているが、まだ表示されていないピクチャが保存されたフレームメモリは上書きすることができず、
    復号される前記新しいピクチャを復号するのに必要な基準ピクチャが保存されたフレームメモリも上書きすることができず、
    上記の規則を適用してフレームメモリを上書きすることができない場合には、復号を表示の準備ができたピクチャを表示するまで保留し、これらの規則をこの表示の後に再評価する、
    規則を、フレームメモリが上書きされるときに適用することを特徴とするMPEGピクチャの復号および表示方法。
  2. Iタイプピクチャは第1の指定された復号コストを示し、Iタイプピクチャから予測されたPタイプピクチャは、前記第1の復号コストより大きな第2の復号コストを示し、他のPタイプピクチャから予測されたPタイプピクチャは、前記他のPタイプピクチャの復号コストより大きな復号コストを示す、請求項1記載の方法。
  3. Bタイプピクチャは前記第1の復号コストを示す、請求項2記載の方法。
  4. 復号される新しいピクチャが前記フレームメモリのいかなる1つにもまだ保存されていないかどうかを前記新しいピクチャを復号する前に、確認する照合を、実行する、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 表示の準備ができたピクチャが前記フレームメモリに存在するかどうかを、各ピクチャ表示同期イベント時に判定するステップと、
    存在する場合には、前記ピクチャを表示し、それがもはやピクチャ復号を実行するのに必要ない場合には、不要のピクチャとして前記ピクチャにマーキングするステップと、
    存在しない場合には、前のピクチャ表示同期イベント時に表示された前記ピクチャの表示を繰り返すステップと、
    を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記圧縮されたデータストリームを、巻き戻しモード読み出しコマンドに応答して、大容量デジタル記録媒体から部分的に読み出す、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. a)バッファメモリに前記ストリームの一部分をロードするステップ(21)と、
    b)復号可能なピクチャ群のアクセスポイントを特定し、少なくとも前記各ピクチャ群について、前記バッファメモリ内のピクチャのアドレスと、前記ピクチャの順方向表示の順序に関連するプレゼンテーションタイムスタンプと、前記ピクチャのタイプI、P、またはBと、を含む情報を判定するために、前記ストリームの前記部分を分析し、インデックステーブルに前記情報を保存するステップ(22)と、
    c)PまたはBタイプの各ピクチャについて、その1または2つ以上の基準ピクチャを指定して、ステップb)で得られたインデックステーブルを補足することによって、拡張されたインデックステーブルを得るステップと、
    d)表示される次のピクチャについて、表示される前記次のピクチャを得るために、前記アクセスポイントから前方へ順次復号される前記基準ピクチャが配列されたリストである再構成リストを、前記インデックステーブルから決定するステップと、
    e)前記再構成リストのすべてまたはいくつかのピクチャを復号することによって、表示される前記次のピクチャを前記再構成リストから得るステップと、
    を有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記ストリームの前記第1の部分の各前記符号化されたピクチャへ、該符号化されたピクチャを前記ストリム内で明確に識別することを可能にする一意な識別番号を、割り当てるステップ(23)をステップb)とステップc)の間に有する、請求項7記載の方法。
  9. ステップd)において、表示される前記次のピクチャをその識別番号から判定するステップ(25)を有する、請求項8記載の方法。
  10. 表示される前記次のピクチャを得るために、表示される前記次のピクチャに関連する前記再構成リストの前記ピクチャの少なくとも1つが、前記フレームメモリのいずれの1つにもまだ保存されていないかどうかを確認する照合を実行し、保存されている場合には、前記再構成リストのピクチャの順次復号を、復号可能なピクチャ群のアクセスポイントからではなく、前記既に保存されたピクチャから、または、適切には、最も大きい復号コストを示す前記既に保存されたピクチャのアクセスポイントから開始する、請求項7から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. ピクチャが表示されるごとに、理論的な表示速度に対する遅れを計算し、ステップd)において、表示される前記次のピクチャを、
    1または2つ以上のBピクチャを優先度によってスキップし、
    1または2つ以上のBピクチャのスキップが遅れを取り消すのに十分ではない場合には、1または2つ以上のPピクチャをスキップし、
    1または2つ以上のPピクチャのスキップが遅れを取り消すのに十分ではない場合には、前記データストリームの1または2つ以上の部分を、ステップa)において、データストリームの次の部分を前記バッファメモリにロード中にスキップする、
    優先度規則に従って、ピクチャをスキップすることで遅れを取り消すように判定する、請求項7から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記バッファメモリは第1と第2のメモリバンクを有し、ステップd)とe)は、前記ストリームの第1の部分について前記バッファメモリの前記第1のメモリバンクで実行し、一方、ステップa)からc)は、前記ストリームの第2の部分について前記バッファメモリの前記第2のメモリバンクで実行する、請求項7から11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記第1および第2メモリバンクの一方または他方は、それが含むデータが前記第1および第2のメモリバンクの他方に含まれるデータの処理にまだ必要な限り、ステップa)において上書きされない、請求項12記載の方法。
  14. 前記第1および第2のメモリバンクの一方または他方は、それが含んでいるデータがもはや前記第1および第2のメモリバンクの他方に含まれるデータの処理に必要なくなるとすぐに、ステップa)で前記ストリームの新しい部分に上書きされる、請求項12または請求項13記載の方法。
  15. 前記第1のメモリバンクおよび前記第2のメモリバンクにロードされた前記ストリームの部分は重複し、これらの2つの部分間の結合を、共通のピクチャのレベルで前記ストリームの2つの部分間で行なうことができる、請求項12から14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記第1のメモリバンクと前記第2のメモリバンクにロードされた各前記ストリームの部分に関する前記インデックステーブルは、単一のインデックステーブルを構成している、請求項12から15に記載の方法。
  17. 各々が復号されたピクチャを保存するようになっている、指定された数N(ここで、Nは4以上の整数)のフレームメモリを有する、MPEG規格に準拠して圧縮されたピクチャデータのストリームのピクチャを巻き戻しモードで復号し、表示する装置において、復号される新しいピクチャを保存できるように、
    既に表示されて、ピクチャの復号を実行するのにもはや必要でないピクチャが保存されているフレームメモリを、優先度によって上書きし、この規則が適用されない場合には、
    最小の復号コストを示すピクチャが保存されたフレームメモリを優先度によって上書きし、
    現在表示されているピクチャが保存されたフレームメモリを上書きすることができず、
    表示の準備はできているが、まだ表示されていないピクチャが保存されたフレームメモリを上書きすることができず、
    復号される前記新しいピクチャを復号するのに必要な基準ピクチャが保存されたフレームメモリも上書きすることができず、
    上記の規則を適用してフレームメモリを上書きすることができない場合には、復号を表示の準備ができたピクチャを表示するまで保留し、これらの規則をこの表示の後に再評価する、
    規則を、フレームメモリが上書きされるときに適用する手段を有することを特徴とする装置。
  18. 所与のピクチャと、第1の指定された復号コストを示すIタイプピクチャと、前記第1の復号コストより大きな第2の復号コストを示す、Iタイプピクチャから予測されたPタイプピクチャと、他のPタイプピクチャから予測され、該他のPタイプピクチャの復号コストより大きな復号コストを示すPタイプピクチャとを復号するコストを計算する手段を有する、請求項17記載の装置。
  19. 復号するコストを計算する前記手段は、Bタイプピクチャの前記第1の復号コストを出力する、請求項18記載の装置。
  20. 復号される新しいピクチャが前記フレームメモリのいずれの1つにもまだ保存されていないことを前記新しいピクチャを復号する前に確認する手段を有する、請求項17から19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 表示の準備ができたピクチャが前記フレームメモリに存在するかどうかを、各ピクチャ表示同期イベント時に判定し、
    存在する場合には、前記ピクチャを表示し、それがもはやピクチャ復号を実行するのに必要ない場合には、不要のピクチャとして前記ピクチャにマーキングし、
    存在しない場合には、前のピクチャ表示同期イベント時に表示された前記ピクチャの表示を繰り返す、
    手段を有する、請求項17から20のいずれか1項に記載の装置。
  22. 巻き戻しモード読み出しコマンドに応答して、大容量デジタル記録媒体から前記圧縮されたデータストリームを部分的に読み出す手段を有する、請求項17から21のいずれか1項に記載の装置。
  23. a)前記ストリームの一部分をバッファメモリにロードする手段と、
    b)復号可能なキャプチャ群のアクセスポイントを特定し、少なくとも各前記ピクチャ群について、前記バッファメモリ内のピクチャのアドレスと、前記ピクチャの順方向表示の順序に関連するプレゼンテーションタイムスタンプと、前記ピクチャのタイヤI、P、またはBとを含む情報を判定するために、前記ストリームの前記一部分を分析し、前記情報をインデックステーブルに保存するする手段と、
    c)PまたはBタイプの各ピクチャについて、その1または2つ以上の基準ピクチャを指定することで、手段b)で得られたインデックステーブルを補足することによって、拡張されたインデックステーブルを得る手段と、
    d)表示される次のピクチャについて、表示される前記次のピクチャを得るために、前記アクセスポイントから前方へ順次復号される前記基準ピクチャの配列されたリストである再構成リストを、前記インデックステーブルから決定する手段と、
    e)前記再構成リストのすべてまたはいくつかのピクチャを復号することによって、表示される前記次のピクチャを前記再構成リストから得る手段と、
    を有する、請求項17から22のいずれか1項に記載の装置。
  24. 前記ストリーム内の前記符号化されたピクチャに前記識別番号を割り当てる前記手段は、前記識別番号をピクチャの表示の順序に従って順次に割り当てる、請求項23記載の装置。
  25. 判定する前記手段は、表示される前記次のピクチャをその識別番号から判定する、請求項24記載の装置。
  26. 表示される前記次のピクチャを得る前記手段は、表示される前記次のピクチャに関連する前記再構成リストのピクチャの少なくとも1つが、前記フレームメモリのいずれの1つにもまだ保存されていないかどうかを確認する手段と、保存されている場合に、前記再構成リストのピクチャの順次復号を、復号可能なキャプチャ群のアクセスポイントからではなく、前記既に保存されたピクチャから、または、適切には、最も大きい復号コストを示す前記既に保存されたピクチャのアクセスポイントから開始する手段を有する、請求項23から25のいずれか1項に記載の装置。
  27. ピクチャが表示されるごとに、理論的な表示速度に対する遅れを計算する手段と、、
    1または2つ以上のBピクチャを優先度によってスキップし、
    1または2つ以上のBピクチャのスキップが前記遅れを取り消すのに十分ではない場合には、1または2つ以上のPピクチャをスキップし、
    1または2つ以上のPピクチャのスキップが前記遅れを取り消すのに十分ではない場合には、前記データストリームの次の部分を前記バッファメモリにロード中にデータストリームの1または2つ以上の部分をスキップする、
    優先度規則に従って、ピクチャをスキップすることで前記遅れを取り消すように、表示される前記次のピクチャを判定する手段とを有する、請求項23から26のいずれか1項に記載の装置。
  28. 前記バッファメモリは第1と第2のメモリバンクを有し、前記変更する手段と前記分析する手段は、前記ストリームの第1の部分に対して前記バッファメモリの前記第1のメモリバンクで動作し、一方、前記インデックステーブルを得る手段と表示される前記次のピクチャを得る前記手段は、前記ストリームの第2の部分に対して、前記バッファメモリの前記第2のメモリバンクで動作する、請求項23から27のいずれか1項に記載の装置。
  29. 前記第1および第2のメモリバンクの一方または他方が含むデータが、前記第1および第2のメモリバンクの他方に含まれるデータの処理にまだ必要な限り、前記第1および第2のメモリバンクの一方または他方の上書きを防止する手段を有する、請求項28記載の装置。
  30. 前記第1および第2のメモリバンクの一方または他方を、それが含んでいるデータがもはや前記第1および第2のメモリバンクの他方に含まれるデータの処理に必要なくなるとすぐに、ステップa)において前記ストリームの新しい部分的に上書きする手段を有する、請求項28または請求項29記載の装置。
  31. 前記第1のメモリバンクおよび前記第2のメモリバンクにロードされた前記ストリームの前記部分が重複し、前記ストリームの前記2つの部分の共通のピクチャのレベルでこれらの2つの部分間で結合させる手段を有する、請求項28から30のいずれか1項に記載の装置。
  32. 前記第1のメモリバンクおよび前記第2のメモリバンクにロードされた前記ストリームの各前記部分に関するインデックステーブルを、単一のインデックステーブルに結合にする手段を有する、請求項28から31に記載の装置。
  33. ビデオドライバ回路において、請求項17から32の1項に記載の装置を有することを特徴とするビデオドライバ回路。
  34. デコーダボックスにおいて、請求項33記載のビデオドライバ回路を有することを特徴とするデコーダボックス。
JP2003425204A 2002-12-20 2003-12-22 Mpegピクチャを復号し、巻き戻しモードにおいてそれを表示する方法と装置、およびこのような装置を組み込んだビデオドライバ回路とデコーダボックス Pending JP2004208319A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0216328A FR2849332A1 (fr) 2002-12-20 2002-12-20 Procede et dispositif et decodage et d'affichage en marche arriere d'images mpeg, circuit pilote video et boitier decodeur incorporant un tel dispositif

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004208319A true JP2004208319A (ja) 2004-07-22
JP2004208319A5 JP2004208319A5 (ja) 2006-12-28

Family

ID=32338983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003425204A Pending JP2004208319A (ja) 2002-12-20 2003-12-22 Mpegピクチャを復号し、巻き戻しモードにおいてそれを表示する方法と装置、およびこのような装置を組み込んだビデオドライバ回路とデコーダボックス

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7430361B2 (ja)
EP (1) EP1432246B1 (ja)
JP (1) JP2004208319A (ja)
DE (1) DE60332700D1 (ja)
FR (1) FR2849332A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7627232B2 (en) 2004-10-26 2009-12-01 Sony Corporation Reproduction apparatus, data processing system, reproduction method, program, and storage medium
JP2011155577A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Victor Co Of Japan Ltd 動画像再生装置、動画像再生方法、及び、プログラム
US8300702B2 (en) 2006-03-01 2012-10-30 Sony Corporation Data processing apparatus, data processing method, data processing program, data structure, recording medium, reproducing apparatus, reproducing method, and reproducing program
US8315501B2 (en) 2006-03-01 2012-11-20 Sony Corporation Reproduction apparatus and reproduction method
US8630524B2 (en) 2006-03-01 2014-01-14 Sony Corporation Reproduction apparatus and reproduction method controlling determination of a next clip to be reproduced

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100166056A1 (en) * 2002-12-10 2010-07-01 Steve Perlman System and method for encoding video using a selected tile and tile rotation pattern
US20050207490A1 (en) * 2004-03-18 2005-09-22 Wang Jason N Stored picture index for AVC coding
EP2348715B1 (en) 2004-07-01 2015-01-28 Mitsubishi Electric Corporation Randomly accessible video information recording method and playback device
EP1713283A2 (en) * 2005-04-15 2006-10-18 Sony Corporation Video decoder with random access technique
US8270819B2 (en) * 2006-10-31 2012-09-18 Tivo Inc. Performing trick play functions in a digital video recorder with efficient use of resources
US20090094113A1 (en) * 2007-09-07 2009-04-09 Digitalsmiths Corporation Systems and Methods For Using Video Metadata to Associate Advertisements Therewith
US9691430B2 (en) * 2010-04-01 2017-06-27 Microsoft Technology Licensing, Llc Opportunistic frame caching
US9420307B2 (en) 2011-09-23 2016-08-16 Qualcomm Incorporated Coding reference pictures for a reference picture set
US9264717B2 (en) 2011-10-31 2016-02-16 Qualcomm Incorporated Random access with advanced decoded picture buffer (DPB) management in video coding
JP5979483B2 (ja) * 2012-06-25 2016-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 コンテンツ再生装置、コンテンツ再生システム、及びコンテンツ再生方法
US10504000B2 (en) * 2015-03-25 2019-12-10 The University Of North Carolina At Chapel Hill Methods, systems, and computer readable media for image overlap detection

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2156463A1 (en) * 1994-09-05 1996-03-06 Nobuyuki Aoki Data reproducing method and data reproducing apparatus
JP3491366B2 (ja) 1995-01-31 2004-01-26 ソニー株式会社 符号化データの特殊再生方法および特殊再生装置
MY122474A (en) * 1998-02-17 2006-04-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Recording apparatus for performing hierarchical overwrite recording of video and/or audio data to a recording medium
EP1005226A3 (en) * 1998-11-25 2001-03-21 Sony Corporation MPEG reproducing apparatus and methods
EP1153511A1 (en) * 1999-11-17 2001-11-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Reverse playback of a mpeg video stream

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7627232B2 (en) 2004-10-26 2009-12-01 Sony Corporation Reproduction apparatus, data processing system, reproduction method, program, and storage medium
US8300702B2 (en) 2006-03-01 2012-10-30 Sony Corporation Data processing apparatus, data processing method, data processing program, data structure, recording medium, reproducing apparatus, reproducing method, and reproducing program
US8315501B2 (en) 2006-03-01 2012-11-20 Sony Corporation Reproduction apparatus and reproduction method
US8630524B2 (en) 2006-03-01 2014-01-14 Sony Corporation Reproduction apparatus and reproduction method controlling determination of a next clip to be reproduced
JP2011155577A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Victor Co Of Japan Ltd 動画像再生装置、動画像再生方法、及び、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1432246A1 (fr) 2004-06-23
DE60332700D1 (de) 2010-07-08
EP1432246B1 (fr) 2010-05-26
FR2849332A1 (fr) 2004-06-25
US7430361B2 (en) 2008-09-30
US20040190867A1 (en) 2004-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU699801B2 (en) Method of and apparatus for reverse playback of a time- division-multiplexed signal
TWI395481B (zh) 在儲存前未編索引之接收、儲存及呈現多媒體程式化之方法及裝置
US7342967B2 (en) System and method for enhancing performance of personal video recording (PVR) functions on hits digital video streams
US9627008B2 (en) Recording medium, reproducing apparatus, and reproducing method
JP2004208319A (ja) Mpegピクチャを復号し、巻き戻しモードにおいてそれを表示する方法と装置、およびこのような装置を組み込んだビデオドライバ回路とデコーダボックス
JP2001346205A (ja) 信号の誤りを隠蔽する方法
US20070098072A1 (en) Command packet system and method supporting improved trick mode performance in video decoding systems
US6798839B2 (en) Image processing device, television receiver and image reproducing device
US6341192B1 (en) Decoding method and decoding player and recording medium
US6275618B1 (en) Apparatus for and method of processing images
US8300701B2 (en) Offspeed playback in a video editing system of video data compressed using long groups of pictures
JP3156597B2 (ja) 画像情報復号化再生装置および画像情報復号化再生方法
JP2001126398A (ja) データ再生装置及び方法
JP5190458B2 (ja) データ処理装置及び方法
JP4468497B2 (ja) ディジタル符号化ビデオフィルムの原データを再生する方法及び装置
JP2003339019A (ja) 記録再生装置および記録再生方法
JP2002218396A (ja) 情報再生装置および情報再生方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2004048206A (ja) 映像再生方法および映像再生装置
JP2004253052A (ja) 情報記録媒体、情報記録装置
JP2004208315A (ja) 早送りモードのmpegピクチャを復号し、表示する方法および装置、そのような装置が組み込まれたビデオドライバ回路およびデコーダボックス
JP2002185921A (ja) 映像信号の記録方法、及び映像信号記録装置
DK1474920T3 (en) DEVICE AND RECORD CARRIER AND METHOD OF RECORDING A SEQUENCE OF VIDEO DATA SIGNALS
JP2000078523A (ja) 圧縮ストリーム復号化方法および圧縮ストリーム復号化装置
JP2002176622A (ja) 映像信号の記録方法、及び映像信号記録装置
JPH08265750A (ja) Mpeg方式による画像再生器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090520