JP2004205819A

JP2004205819A - Karaoke equipment

Info

Publication number: JP2004205819A
Application number: JP2002374926A
Authority: JP
Inventors: Noriko Inaba; 訓子稲葉
Original assignee: Yamaha Corp
Current assignee: Yamaha Corp
Priority date: 2002-12-25
Filing date: 2002-12-25
Publication date: 2004-07-22
Anticipated expiration: 2022-12-25
Also published as: JP4211388B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide Karaoke equipment that makes a singer know what part of a singing of Karaoke music was sung well and what part was not sung well. <P>SOLUTION: A sung melody is divided into three registers which are an upper register, an intermediate register, and a lower register according to guide melody data in music data. Scoring is performed by comparing a singing voice signal which is inputted in timing to the playing of the Karaoke music is compared with the guide melody data and scoring results are totaled by the three registers. After the music ends, the scoring results by the registers and total scores are displayed and key control and advice on another piece of Karaoke music are displayed according to a distribution of points (scoring result) by the registers. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラオケ曲の歌唱を採点する採点機能を備えたカラオケ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
採点機能を備えたカラオケ装置が実用化されている。その採点機能は、たとえば、カラオケ曲の演奏にあわせて歌唱される歌唱者の歌唱音声を取り込み、基準となるリファレンスデータと比較することによってその巧拙を採点するものである（たとえば特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１０−４９１８３号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の採点機能を備えたカラオケ装置では、カラオケ曲の歌唱全体についての採点結果が出力されるのみであるため、たとえば高音域だけが上手く歌えなかった場合であっても、全体としての採点結果しかわからないため、歌唱者は高音域だけが上手く歌えていなかったこと、すなわちどの音域が上手く歌えてどの音域が上手く歌えていないかを知ることができなかった。
【０００５】
この発明は、カラオケ曲の歌唱のどの部分が上手く歌えてどの部分が上手く歌えなかったかを歌唱者に知らせることができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、カラオケ曲を演奏する演奏手段と、歌唱者の歌唱音声信号を入力する入力手段と、入力された歌唱音声信号を、前記カラオケ曲の歌唱旋律を表すリファレンスデータに基づいて採点する手段であって、この採点結果を歌唱旋律の複数の音域別に集計・表示する採点手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、カラオケ曲の歌唱の採点結果を音域毎に集計・表示するので、歌唱者はどの音域が上手く歌えてどの音域が上手く歌えなかったかを知ることができ、カラオケ曲の歌唱練習を支援することができる。
【０００７】
請求項２の発明は、前記採点手段において、前記カラオケ曲の歌唱旋律の最高音と最低音の間を分割して前記複数の音域毎に採点することを特徴とする。
この発明では、音域をＤ４以上を高音域、Ｇ３〜Ｃ４を中音域、Ｆ３以下を低音域のように絶対音高で分割するのではなく、カラオケ曲毎にそのカラオケ曲の歌唱旋律の最高音、最低音に基づいて分割するため、そのカラオケ曲の全音域内での高音域や低音域の歌唱の巧拙を適切に採点することができる。
【０００８】
請求項３の発明は、前記採点手段が、前記複数の音域別に集計された採点結果とともに、この採点結果に基づくアドバイスを表示することを特徴とする。
この発明のアドバイスは、たとえば、高音域が上手く歌えてない場合には、そのカラオケ曲のキーを少し下げることを指示するもの、逆に低音域が上手く歌えていない場合には、そのカラオケ曲のキーを少し上げることを指示するもの、または、採点結果から歌唱者が上手く歌える音域を割り出してその音域で歌える他のカラオケ曲を提案するものなどである。このようなアドバイスを表示することにより、カラオケ曲の歌唱練習をよりよく支援することができ、レパートリーを増やすことに寄与することもできる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
図面を参照してこの発明の実施形態であるカラオケ装置について説明する。このカラオケ装置は、曲データに基づいてカラオケ曲を演奏するとともに、歌唱者の歌唱音声を入力してリファレンスデータと比較し、その一致度に基づいて歌唱を採点する採点機能を有している。採点は、カラオケ曲を高音域、中音域、低音域の３つの音域に分け、各音域毎に行う。
【００１０】
図１はこの発明の実施形態であるカラオケ装置のブロック図である。カラオケ装置は、装置全体の動作を制御するＣＰＵ１０と、これに接続された各種機器で構成されている。ＣＰＵ１０には、ハードディスク１１、ＲＡＭ１２、音源１３、ミキサ（エフェクタ）１４、採点ユニット１９、ＭＰＥＧデコーダ２０、合成回路２１、操作部２３が接続されている。ハードディスク１１は、カラオケ曲を演奏するための曲データやモニタに背景映像を表示するための映像データなどを記憶している。ＲＡＭ１２は、プロブラムや曲データを読み出すエリアを備えている。
【００１１】
音源１３は、ＣＰＵ１０が実行する曲シーケンサ３１の処理によって入力された曲データ（ノートイベントデータ等）に応じて楽音信号を形成する。形成した楽音信号はミキサ１４に入力される。ミキサ１４は、音源１３が発生した複数の楽音信号、および、マイク１７、Ａ／Ｄコンバータ１８を介して入力された歌唱者の歌唱音声信号に対してエコーなどの効果を付与するとともに、これらの信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタルの音声信号はサウンドシステム１５に入力される。サウンドシステムはＤ／Ａコンバータおよびパワーアンプを備えており、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ１６から放音する。ミキサ１４が各音声信号に付与する効果およびミキシングのバランスはＣＰＵ１０によって制御される。
【００１２】
また、Ａ／Ｄコンバータ１８によってデジタル信号に変換された歌唱音声信号は、採点ユニット１９にも入力される。採点ユニット１９は、この入力された歌唱音声信号の周波数をリファレンスデータと比較してそのずれ量を割り出し、これを差分データとしてＣＰＵ１０に入力する。リファレンスデータとしては、曲データに含まれるガイドメロディデータが用いられる。
【００１３】
なお、この実施形態では、採点ユニット１９は、歌唱音声信号の音高（周波数）とリファレンスの音高とを比較してそのずれを求めるようにしているが、比較する対象は音高に限定されない。たとえば、音量やリズムなどを比較してもよく、これら複数の要素を比較するようにしてもよい。すなわち、高音域、中音域、低音域のそれぞれの歌唱の音量やリズムを採点するようにしてもよい。
【００１４】
ハードディスク１１に記憶されている背景映像データ４１は、ＭＰＥＧ２形式にエンコードされており、ＣＰＵ１０が実行する背景映像再生プログラム３３がこの背景映像データ４１を読み出してＭＰＥＧデコーダ２０に入力する。ＭＰＥＧデコーダ２０は、入力されたＭＰＥＧデータをＮＴＳＣの映像信号にデコードして合成回路２１に入力する。合成回路２１は、この背景映像の映像信号の上に歌詞テロップや種々のＯＳＤを合成する回路である。この合成された映像信号はモニタディスプレイ２２に表示される。
【００１５】
操作部２３は、パネルスイッチインタフェースやリモコン受信回路などからなっており、利用者によるパネルスイッチやリモコン装置の操作に応じた操作信号をＣＰＵ１０に入力する。ＣＰＵ１０は、操作入力処理プログラム３５によってこの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。この操作入力処理プログラム３５はシステムプログラムに含まれるものである。
パネルスイッチやリモコン装置は、曲番号を選択したり、採点モードなどのモードを選択するための種々のキースイッチを備えている。
【００１６】
パネルスイッチやリモコン装置で曲番号が入力されると、操作入力処理プログラム３５がこれを検出し、カラオケ曲のリクエストであるとしてシーケンサ３０に伝達する。シーケンサ３０は、これに応じて、この曲番号で識別されるカラオケ曲の曲データをハードディスク１１の曲データ記憶エリア４０から読み出す。シーケンサ３０は、曲シーケンサおよび歌詞シーケンサからなっており、曲データ中の演奏データトラック、ガイドメロディトラックなどのトラックのデータを読み出し、このデータで音源１３を制御することによってカラオケ曲の演奏音を発生させるとともに、曲データ中の歌詞トラックのデータを読み出し、このデータに基づいて歌詞テロップの画像パターンを作成して合成回路２１に出力する。また、背景映像再生プログラム３３は、シーケンサ３０からの指示に応じて所定の背景映像データを読み出してＭＰＥＧデコーダ２０に入力する。
【００１７】
ここで、図２を参照してハードディスク１１に記憶されている曲データについて説明する。曲データは、同図（Ａ）に示すように、カラオケ曲を演奏するための楽音トラック、ガイドメロディを発生するためのガイドメロディトラック、歌詞テロップを表示するための歌詞トラック、曲中の区切りを示すマークデータが書き込まれるマークデータトラックなどからなっている。曲データは、これ以外にヘッダ、音声データ、音声データ制御トラックなどを有しているが説明を簡略化するためにこの図では省略する。
【００１８】
各トラックは、ＭＩＤＩフォーマットに従って記述され、同図（Ｂ）に示すように、イベントデータと各イベントデータの読み出しタイミングを示すタイミングデータからなっている。タイミングデータは、各イベントデータ間の時間的間隔を示すデュレーションデータや曲のスタート時刻からの絶対時間を示す絶対時間データなどで構成することができる。楽音トラック、ガイドメロディトラックのイベントデータは、楽音の音高、音量、オン／オフなどを示すノートイベントデータなどで構成され、このノートイベントデータを音源１３に入力することにより、音源１３はこのイベントデータに対応する楽音を発音したり消音したりする。
【００１９】
図３は、同カラオケ装置の採点モード処理プログラム３４の機能ブロック図である。採点モードでカラオケ曲を演奏すると採点モード処理プログラム３４が起動する。カラオケ曲の演奏中に採点ユニット１９から、所定間隔（たとえば５０ｍｓ毎）で、歌唱音声信号とリファレンスデータとのずれである差分データ、および、この比較に用いたリファレンスデータが同期して採点部５０に入力される。また、曲のスタート時にカラオケ曲の歌唱旋律が高音域、中音域、低音域に３分割され、この音域分割情報も採点部５０に入力される。採点部５０は、所定間隔で入力されるリファレンスデータでそのときの歌唱旋律の音域（高音域、中音域、低音域）を判断し、同期して入力される差分データをその音域の採点結果記憶部５１（ｈ，ｍ，ｌ）に入力する。
【００２０】
カラオケ曲の演奏が終了するまでこの処理が継続して繰り返し実行される。そして、カラオケ曲の演奏が終了すると、音域毎に集計された採点結果である高音域の採点結果、中音域の採点結果、低音域の採点結果を表示するとともに、これらの採点結果を総合した総合採点結果５２を表示部５３が表示する。
【００２１】
図４を参照して、カラオケ曲の歌唱旋律を高音域、中音域、低音域の３つの音域に分割する分割の方式について説明する。同図（Ａ）の方式は、カラオケ曲中の最高音と最低音とを割り出してその音程差を３分割する方式である。この方式の場合、同図に示すように、音程差が所定の比率（同図では均等）で３分割される。また、同図（Ｂ）の方式は、歌唱旋律全体の音高をスキャンし、旋律の時間的長さを分割する方式である。この方式の場合、同図に示すように、歌唱旋律の高い部分を所定の時間比率（１／３）、歌唱旋律の低い部分を所定の時間比率（１／３）ずつ高音域、低音域とし、残りを中音域としている。
【００２２】
図５は、採点モード時にＣＰＵ１０が実行する動作を示すフローチャートである。図５（Ａ）は、カラオケ曲の演奏スタート前の処理動作を示すフローチャートである。カラオケ曲のリクエストがあると（ｓ１）、ハードディスク１１からそのリクエストされた曲の曲データをＲＡＭ１２に読み出して（ｓ２）演奏準備をするとともに、ガイドメロディトラックをスキャンして音域をチェックし、歌唱旋律を高音域、中音域、低音域の３つの音域に分割する（ｓ３）。そしてこの３分割した音域分割情報を採点モード処理プログラム３４（採点部５０）に供給して（ｓ４）、音域別の採点集計を可能にする。
【００２３】
同図（Ｂ）は、カラオケ曲演奏中における採点処理動作を示すフローチャートである。採点モード処理プログラム３４（採点部５０）には、カラオケ曲の演奏と並行して、所定間隔（５０ｍｓ）毎に差分データおよびリファレンスデータが入力される（ｓ５）。差分データは採点ユニット１９から入力される。また、リファレンスデータ（ガイドメロディデータ）は、採点ユニット１９またはシーケンサ３０から入力される。この入力されたリファレンスデータとｓ４で供給された音域分割情報とを比較することによってその音域を判定し（ｓ６）、入力された差分データに基づいて採点して（ｓ７）、これを音域別に集計する（ｓ８）。以上の処理動作をカラオケ曲が終了するまで繰り返す（ｓ９）。
そして、曲が終了すると（ｓ９）、音域毎に集計した採点結果を集計するとともに（ｓ１０）、音域別および総合の採点結果およびアドバイスをモニタ２２に表示する（ｓ１１）。
【００２４】
図６は、採点結果およびアドバイスの表示例を示す図である。同図（Ａ）は総合点、音域毎の得点（採点結果）を表示するとともに、音域別の採点結果に基づく歌唱の弱点のアドバイスを表示する。また、同図（Ｂ）の画面は、同図（Ａ）に続けて表示されるものであり、この画面では、この歌い終わったカラオケ曲をより上手に歌うにはどうすればよいか。また、歌唱者がより歌いやすい曲はどれかをアドバイスする。音程を採点しているこの実施形態では、このカラオケ曲のキーをどの程度上下させるとより上手く歌えるかを表示するとともに、この歌唱者の音域に合った他のカラオケ曲を表示する。
この表示を行うためには、演奏可能な（ハードディスク１１に記憶している）全てのカラオケ曲の音域を先に調べてデータベースとしてハードディスク１１に持っておけばよい。
【００２５】
また、同図（Ｃ）は、上記（Ａ）、（Ｂ）とは異なる表示形態である。この表示形態では、カラオケ曲全体を３０程度の区間に分割し、各区間の平均音高を前記音域分割情報と比較することによってその区間の音域を決定する。そして曲の進行順に各区間の平均音高に対応する高さにブロックを表示し、各区間の採点結果に基づいてその区間に対応するブロックを着色する。そして、カラオケ曲の終了後、最も上手く歌えていなかった区間をカーソル等で指し示し、その区間の歌詞を表示する。
【００２６】
なお、この発明では、音域を高音域、中音域、低音域の３音域に分割したが、分割域数はこれに限定されない。分割方式も図４で説明した方式に限定されるものではない。
【００２７】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、カラオケ曲の歌唱旋律を複数の音域に分割し、歌唱音声の採点結果をこの複数の音域に分類して集計・表示するようにしたことにより、カラオケ曲のうちどの音域が上手く歌えてどの音域が上手く歌えてないかを的確に歌唱者に知らせることができ、歌唱練習の支援をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施形態であるカラオケ装置のブロック図
【図２】同カラオケ装置で用いられる曲データの構成を示す図
【図３】同カラオケ装置の採点機能を説明する機能ブロック図
【図４】同カラオケ装置の採点機能における音域分割方式の例を説明する図
【図５】同カラオケ装置の採点動作を示すフローチャート
【図６】同カラオケ装置における採点結果の表示例を示す図
【符号の説明】
１０…ＣＰＵ、１１…ハードディスク、１２…ＲＡＭ、１３…音源、１４…ミキサ、１５…サウンドシステム、１６…スピーカ、１７…マイク、１８…Ａ／Ｄコンバータ、１９…採点ユニット、２０…ＭＰＥＧデコーダ、２１…合成回路、２２…モニタ、２３…操作部、３０…シーケンサ、３３…背景映像再生プログラム、３４…採点モード処理プログラム、３５…操作入力処理プログラム、５０…採点部、５１（５１ｈ、５１ｍ、５１ｌ）…採点結果集計部、５２…総合採点結果集計部、５３…表示部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a karaoke apparatus having a scoring function for scoring singing of a karaoke song.
[0002]
[Prior art]
Karaoke devices with a scoring function have been put to practical use. The scoring function, for example, captures the singing voice of a singer singing along with the performance of a karaoke song, and scores the skill by comparing the singing voice with reference data as a reference (for example, see Patent Document 1). .
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-10-49183
[Problems to be solved by the invention]
However, in the karaoke apparatus having the conventional scoring function described above, since only the scoring result for the entire singing of the karaoke song is output, for example, even when only the treble range cannot be satisfactorily sunk, Since only the scoring results were known, the singer could not know that only the high register was not singing well, that is, which range was singing well and which range was not singing well.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a karaoke apparatus capable of notifying a singer of which part of a karaoke song has been successfully sung and which part has not been successfully sung.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a performance unit for playing a karaoke song, an input unit for inputting a singing voice signal of a singer, and an input singing voice signal based on reference data representing the singing melody of the karaoke song. Scoring means for summing up and displaying the scoring result for each of a plurality of ranges of singing melody.
According to the present invention, the grading result of the singing of the karaoke song is totaled and displayed for each range, so that the singer can know which range has been sung well and which range has not been sung, and assisted in singing the karaoke song. can do.
[0007]
The invention according to claim 2 is characterized in that the scoring means divides a melody of the karaoke song between a highest note and a lowest note and scores each of the plurality of ranges.
According to the present invention, the melody of the karaoke melody for each karaoke tune is not divided into the treble melody of the karaoke tune for each karaoke tune, instead of dividing the treble to the higher treble above D4, the middle treble to G3 to C4 and the lower treble below F3. Since the division is made based on the lowest note, the skill of singing the high range and low range within the entire range of the karaoke song can be appropriately scored.
[0008]
The invention according to claim 3 is characterized in that the scoring means displays the scoring results totalized for each of the plurality of musical ranges and advice based on the scoring results.
The advice of the present invention is, for example, instructing that the key of the karaoke song is slightly lowered when the high range cannot be sung well, and conversely, when the low range cannot be sung well, The instruction is to raise the key a little, or to determine a range in which the singer can sing well from the scoring result and propose another karaoke song that can be sung in that range. By displaying such advice, singing practice of a karaoke song can be better supported, and it can also contribute to increasing the repertoire.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A karaoke apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The karaoke apparatus has a scoring function of playing a karaoke song based on song data, inputting a singing voice of a singer, comparing the singing voice with reference data, and scoring the singing based on the degree of coincidence. The scoring is performed by dividing the karaoke song into three ranges, a high range, a middle range, and a low range, and for each range.
[0010]
FIG. 1 is a block diagram of a karaoke apparatus according to an embodiment of the present invention. The karaoke apparatus includes a CPU 10 for controlling the operation of the entire apparatus and various devices connected thereto. The hard disk 11, the RAM 12, the sound source 13, the mixer (effector) 14, the scoring unit 19, the MPEG decoder 20, the synthesizing circuit 21, and the operation unit 23 are connected to the CPU 10. The hard disk 11 stores song data for playing a karaoke song, video data for displaying a background video on a monitor, and the like. The RAM 12 has an area for reading out programs and music data.
[0011]
The sound source 13 forms a tone signal in accordance with music data (note event data or the like) input by the music sequencer 31 executed by the CPU 10. The formed tone signal is input to the mixer 14. The mixer 14 gives effects such as echo to a plurality of tone signals generated by the sound source 13 and a singing voice signal of the singer input through the microphone 17 and the A / D converter 18. Mix the signals with the proper balance. The mixed digital audio signal is input to the sound system 15. The sound system includes a D / A converter and a power amplifier, converts an input digital signal into an analog signal, amplifies the signal, and emits the sound from the speaker 16. The effect of the mixer 14 on each audio signal and the balance of the mixing are controlled by the CPU 10.
[0012]
The singing voice signal converted into a digital signal by the A / D converter 18 is also input to the scoring unit 19. The scoring unit 19 compares the frequency of the input singing voice signal with reference data to determine the amount of deviation, and inputs the deviation to the CPU 10 as differential data. As the reference data, guide melody data included in the music data is used.
[0013]
In this embodiment, the scoring unit 19 compares the pitch (frequency) of the singing voice signal with the pitch of the reference to determine the deviation, but the comparison target is not limited to the pitch. . For example, the volume, the rhythm, and the like may be compared, and the plurality of elements may be compared. That is, the volume and rhythm of the singing in the high range, the middle range, and the low range may be scored.
[0014]
The background video data 41 stored in the hard disk 11 is encoded in the MPEG2 format, and the background video playback program 33 executed by the CPU 10 reads out the background video data 41 and inputs it to the MPEG decoder 20. The MPEG decoder 20 decodes the input MPEG data into an NTSC video signal and inputs the video signal to the synthesizing circuit 21. The synthesizing circuit 21 is a circuit for synthesizing a lyric telop and various OSDs on the video signal of the background video. The synthesized video signal is displayed on the monitor display 22.
[0015]
The operation unit 23 includes a panel switch interface, a remote control receiving circuit, and the like, and inputs an operation signal corresponding to an operation of a panel switch or a remote control device by a user to the CPU 10. The CPU 10 detects this operation signal by the operation input processing program 35 and executes a corresponding process. This operation input processing program 35 is included in the system program.
The panel switch and the remote controller are provided with various key switches for selecting a song number and selecting a mode such as a scoring mode.
[0016]
When a song number is input by a panel switch or a remote control device, the operation input processing program 35 detects this and transmits it to the sequencer 30 as a request for a karaoke song. In response, the sequencer 30 reads out the song data of the karaoke song identified by the song number from the song data storage area 40 of the hard disk 11. The sequencer 30 is composed of a music sequencer and a lyrics sequencer, reads out data of a track such as a performance data track and a guide melody track in the music data, and controls the sound source 13 with the data to generate a performance sound of a karaoke music. At the same time, the data of the lyric track in the tune data is read out, an image pattern of the lyric telop is created based on this data, and output to the synthesis circuit 21. Further, the background video reproduction program 33 reads out predetermined background video data according to an instruction from the sequencer 30 and inputs the data to the MPEG decoder 20.
[0017]
Here, the music data stored in the hard disk 11 will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 2A, the music data includes a musical sound track for playing a karaoke music, a guide melody track for generating a guide melody, a lyrics track for displaying lyrics telop, and a break in the music. The mark data track includes the mark data track on which the indicated mark data is written. The song data has a header, audio data, audio data control track, and the like in addition to the above, but is omitted in this figure for simplicity.
[0018]
Each track is described in accordance with the MIDI format, and is composed of event data and timing data indicating the read timing of each event data, as shown in FIG. The timing data can be composed of duration data indicating a time interval between event data, absolute time data indicating an absolute time from the start time of the music, and the like. The event data of the musical sound track and the guide melody track is composed of note event data indicating the pitch, volume, on / off, etc. of the musical sound. When the note event data is input to the sound source 13, the sound source 13 Produces or silences the tone corresponding to the data.
[0019]
FIG. 3 is a functional block diagram of the scoring mode processing program 34 of the karaoke apparatus. When a karaoke song is played in the scoring mode, the scoring mode processing program 34 starts. During the performance of the karaoke song, at a predetermined interval (for example, every 50 ms) from the scoring unit 19, the difference data indicating the difference between the singing voice signal and the reference data and the reference data used for the comparison are synchronized with the scoring unit 50. Is input to At the start of the song, the melody of the karaoke song is divided into a high range, a middle range, and a low range, and this range division information is also input to the scoring unit 50. The scoring unit 50 determines the range (high range, middle range, low range) of the singing melody at that time based on the reference data input at a predetermined interval, and stores the difference data input in synchronization with the grading result of the range. Input to the section 51 (h, m, l).
[0020]
This process is continuously and repeatedly executed until the performance of the karaoke song ends. When the performance of the karaoke song is completed, the grading result of the high range, the grading result of the middle range, and the grading result of the low range, which are the grading results totaled for each range, are displayed, and these grading results are integrated. The display unit 53 displays the scoring result 52.
[0021]
With reference to FIG. 4, a description will be given of a method of dividing the melody of a karaoke song into three ranges of a high range, a middle range, and a low range. The method shown in FIG. 3A is a method in which the highest sound and the lowest sound in a karaoke song are determined, and the pitch difference is divided into three. In the case of this method, as shown in the figure, the pitch difference is divided into three at a predetermined ratio (equal in the figure). The method shown in FIG. 2B is a method of scanning the pitch of the entire melody and dividing the time length of the melody. In the case of this method, as shown in the figure, a high portion of the singing melody is set to a predetermined time ratio (1/3), and a low portion of the singing melody is set to a high range and a low range by a predetermined time ratio (1/3). The rest is in the midrange.
[0022]
FIG. 5 is a flowchart showing the operation executed by the CPU 10 in the scoring mode. FIG. 5A is a flowchart showing the processing operation before the start of the performance of the karaoke song. When there is a request for a karaoke song (s1), the song data of the requested song is read out from the hard disk 11 into the RAM 12 (s2) to prepare for the performance, and the melody track is scanned by scanning the guide melody track, and the singing melody is read. Is divided into three ranges, a high range, a middle range, and a low range (s3). Then, the divided sound range dividing information is supplied to the scoring mode processing program 34 (scoring unit 50) (s4), and scoring and totaling for each sound range are enabled.
[0023]
FIG. 7B is a flowchart showing a scoring process operation during the performance of a karaoke song. The difference data and the reference data are input to the scoring mode processing program 34 (scoring unit 50) at predetermined intervals (50 ms) in parallel with the performance of the karaoke music (s5). The difference data is input from the scoring unit 19. The reference data (guide melody data) is input from the scoring unit 19 or the sequencer 30. By comparing the input reference data with the range division information supplied in s4, the range is determined (s6), scored based on the input difference data (s7), and the scores are totaled for each range. (S8). The above processing operation is repeated until the karaoke song ends (s9).
Then, when the music ends (s9), the scoring results totalized for each range are totaled (s10), and the scoring results and advice for each range and total are displayed on the monitor 22 (s11).
[0024]
FIG. 6 is a diagram illustrating a display example of a scoring result and advice. FIG. 7A shows the total score and the score (scoring result) for each range, and also displays advice on the weakness of the singing based on the scoring result for each range. The screen shown in FIG. 2B is displayed after the screen shown in FIG. 1A. On this screen, how to sing the karaoke song that has been sung better can be performed. The singer also advises on songs that are easier to sing. In this embodiment in which the pitch is scored, the karaoke tune is displayed to indicate how much the keys of the karaoke tune can be moved up and down, and another karaoke tune suitable for the singer's range is displayed.
In order to perform this display, the range of all karaoke songs that can be played (stored in the hard disk 11) may be checked first and stored in the hard disk 11 as a database.
[0025]
FIG. 2C is a display mode different from the above-mentioned modes (A) and (B). In this display mode, the entire karaoke song is divided into about 30 sections, and the average pitch of each section is compared with the above-mentioned range division information to determine the range of the section. The blocks are displayed at the pitch corresponding to the average pitch of each section in the order of progress of the music, and the blocks corresponding to the section are colored based on the scoring result of each section. After the end of the karaoke song, the section that could not be sung best is indicated by a cursor or the like, and the lyrics of that section are displayed.
[0026]
In the present invention, the range is divided into three ranges, a high range, a middle range, and a low range, but the number of divided ranges is not limited to this. The division method is not limited to the method described with reference to FIG.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the singing melody of the karaoke song is divided into a plurality of ranges, and the singing voice scoring results are classified into the plurality of ranges and totaled and displayed. It is possible to accurately inform the singer of which of the musical ranges can be sung well and which of the musical ranges cannot be sung well, and to support singing practice.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a karaoke apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing a configuration of music data used in the karaoke apparatus. FIG. 3 is a functional block diagram illustrating a scoring function of the karaoke apparatus. FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a range dividing method in a grading function of the karaoke apparatus. FIG. 5 is a flowchart illustrating a grading operation of the karaoke apparatus. FIG. 6 is a diagram illustrating a display example of a grading result in the karaoke apparatus. Description]
10 CPU, 11 hard disk, 12 RAM, 13 sound source, 14 mixer, 15 sound system, 16 speaker, 17 microphone, 18 A / D converter, 19 scoring unit, 20 MPEG decoder, 21: synthesis circuit, 22: monitor, 23: operation unit, 30: sequencer, 33: background video reproduction program, 34: scoring mode processing program, 35: operation input processing program, 50: scoring unit, 51 (51h, 51m, 511) ... Scoring result totaling section, 52 ... Total scoring result totaling section, 53 ... Display section

Claims

カラオケ曲を演奏する演奏手段と、
歌唱者の歌唱音声信号を入力する入力手段と、
入力された歌唱音声信号を、前記カラオケ曲の歌唱旋律を表すリファレンスデータに基づいて採点する手段であって、この採点結果を歌唱旋律の複数の音域別に集計、表示する採点手段と、
を備えたカラオケ装置。Performance means for playing karaoke songs,
Input means for inputting a singer's singing voice signal;
An input singing voice signal, a means for scoring based on reference data representing the singing melody of the karaoke song, scoring means for counting and displaying the scoring results for a plurality of ranges of the singing melody,
Karaoke device equipped with.

前記採点手段は、前記カラオケ曲の歌唱旋律の最高音と最低音の間を分割して前記複数の音域毎に採点する請求項１に記載のカラオケ装置。2. The karaoke apparatus according to claim 1, wherein the scoring unit divides a melody between a highest note and a lowest note of the singing melody and scores each of the plurality of ranges. 3.

前記採点手段は、前記複数の音域別に集計された採点結果とともに、この採点結果に基づくアドバイスを表示する請求項１または請求項２に記載のカラオケ装置。The karaoke apparatus according to claim 1, wherein the scoring unit displays the scoring results totalized for each of the plurality of musical ranges and advice based on the scoring results.