JP2004203104A

JP2004203104A - Mobile passage

Info

Publication number: JP2004203104A
Application number: JP2002372143A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Tsuchiya; 賢一土屋
Original assignee: Showa Aircraft Industry Co Ltd
Current assignee: Showa Aircraft Industry Co Ltd
Priority date: 2002-12-24
Filing date: 2002-12-24
Publication date: 2004-07-22

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To propose a mobile passage, firstly with a simple structure, a small number of part items, and excellent cost performance, and secondly with less effort for maintenance, and with simple and easy maintenance. <P>SOLUTION: This mobile passage 6 is extendable and movable outdoors, and is constituted without a floor. A set of two opposed struts 7 pivoting mutual upper lateral parts 8 with a pin 10 of a horizontal shaft and formed like a frame are made as one section H, and multiple sections H are composed of aggregates serially connected in a longitudinal direction. In the adjacent struts 7 corresponding to both of the sections H, bottom parts of right and left vertical parts 9 are pivoted and connected by the pin 14 of the horizontal shaft, and the struts are equipped with a common wheel 13. A seat cover 16 is continuously attached to the struts 7 of each section H. The section H at a front end is connected with an access unit 20. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動式通路に関する。例えば、使用時は展開伸長されて、空港のターミナルビルと航空機との間に配設され、もって内部を乗降客が歩行する、移動式通路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
《技術背景》
空港では、ターミナルビルと航空機との間を乗降客が歩行移動する際、雨が降ると傘を使用しなければならず、煩わしく不便であると共に、通路が無いので、乗降客が全く自由に移動すると危険でもある。
そこで、航空機として大型機が運行する空港では、油圧駆動移動式の搭乗橋が使用されている。しかしながら、この搭乗橋は大型機用であり、中小型機用には寸法が合わず使用できない。又、この種の搭乗橋を中小型機用に製造，使用することは、コストが過大となり現実的でなく、行われていない。
【０００３】
《従来技術》
そこで、中小型機用として一部の空港では従来、伸縮タイプの移動式通路が、開発，製造，使用されていた。
図３の（２）図および図４は、この種従来例の移動式通路の説明に供する。そして図３の（２）図は、空港での使用例の側面説明図、図４の（１）図は、展開伸長状態の１セクションの斜視説明図であり、（２）図は、折り畳み短縮状態の１セクションの斜視図である。
この種従来例の移動式通路１は、屋外にて伸縮可能かつ移動自在で、内部を人が歩行できる、床無しの構成よりなる。そして、略門枠状をなす２個１組の対向する支柱２を１セクションＡとし、多数のセクションＡが、長手方向に直列的に連結された集合体よりなる。
【０００４】
各支柱２は、地面に垂直の縦姿勢を常時維持すると共に、１セクションＡの対向する両支柱２は、左右縦部間がそれぞれ、略ハサミ状にクロスしたリンク機構であるシザース３にて、連結されている。
そして図４に示したように、シザース３の上端は、それぞれ支点ピンＰにて支柱２に枢着されており、シザース３の下端は、それぞれスライドガイドＳに沿って上下スライド可能に、支柱２に取り付けられている。
又、１セクションＡの両支柱２は、それぞれの左右縦部下に車輪４を備えている。つまり、１本の支柱２は、左右で２個の車輪４を備えており、もって、対向する２本の支柱２よりなる１セクションＡは、計４個の車輪４を備えている。隣接する両セクションＡの対応する支柱２は、左右縦部間がそれぞれ、縦軸にてピン結合されている。
【０００５】
そして、このような各セクションＡの支柱２に、シートカバー５が連続的に取り付けられ、もって内部空間Ｂが形成されている。
もって、このような構成の移動式通路１は、各セクションＡの支柱２を縦姿勢のままとし、その間の間隔を、シザース３を利用して遠近変位させることにより、各セクションＡ毎に、図４の（１）図の展開伸長状態と図４の（２）図の折り畳み短縮状態とに、全体の長さが伸縮可能であり、かつ各車輪４により移動自在となっている。
図示例では、展開伸長状態の移動式通路１が、空港のターミナルビルＣ側の出入口Ｄと、航空機Ｅ側のタラップＦ下との間に、配設されている。
【０００６】
《先行技術文献情報》
このような従来例の移動式通路１としては、例えば、次の特許文献１，２，３が挙げられる。
【０００７】
【特許文献１】
国際公開第０１／２４６０１号パンフレット
【特許文献２】
国際公開第０１／２５５５７号パンフレット
【特許文献３】
欧州特許第０７５２９６９号明細書
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
《問題点について》
ところで、このような従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。第１に、この種従来例の移動式通路１は、構造が複雑でありコストが高い、という問題が指摘されていた。
すなわち、各セクションＡ毎に、左右で２個のシザース３や、前後左右で計４個のスライドガイドＳ（１個の支柱２毎に左右で２個のスライドガイドＳ）や、前後左右で計４個の車輪４（１個の支柱２毎に左右で２個の車輪４）等を要し、全体ではシザース３，スライドガイドＳ，車輪４の数が膨大となる。このように、構造が複雑であり部品点数が多いので、製造コストがかさみ、現状では普及度が低い状況にある。
第２に、メンテナンスが面倒である、という問題も指摘されていた。すなわち、上述したように多数のシザース３，スライドガイドＳ，車輪４等が使用されている分、それらの整備に手間がかかり、特に、シザース３やそのスライドガイドＳについては、オイル給油を高頻度で定期的に実施することが必要である等、メンテナンス面に問題があった。
【０００９】
《本発明について》
本発明の移動式通路は、このような実情に鑑み、上記従来例の課題を解決すべくなされたものであって、枠状の支柱を順次上部と左右下部とで、水平軸で枢着してなり、もって各支柱が、回動変位により相互間角度が可変で、相互間が傾斜展開や直立接近するシステムを採用して、全体的に伸縮可能となっていること、を特徴とする。
もって本発明は、第１に、構造がシンプルであり、コスト面に優れると共に、第２に、メンテナンスも簡単容易な、移動式通路を提案することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
《各請求項について》
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請求項１については次のとおり。請求項１の移動式通路は、屋外にて伸縮可能かつ移動自在であると共に、床無しにて構成されている。
そして、相互の上部間が枢着されると共に枠状をなす２個１組の対向する支柱を、１セクションとし、多数の該セクションが、長手方向に直列的に連結された集合体よりなる。
隣接する両該セクションの対応する該支柱は、左右下部間がそれぞれ、枢着連結されると共に共通の車輪を備えている。又、各該セクションの支柱に、フレキシブルなシートカバーが連続的に取り付けられていること、を特徴とする。
【００１１】
請求項２については次のとおり。請求項２の移動式通路は、請求項１において、該シートカバーは、各該支柱に被せられて、内部空間を形成する。該支柱は、上横部と左右縦部が一体設された、略門枠状をなす。
１セクションの対向する該支柱は、上横部間が、水平軸でピン結合されている。又、隣接する両該セクションの対応する該支柱は、左右縦部下部間がそれぞれ、水平軸でピン結合されると共に、固定輪よりなる共通の該車輪を備えている。そして、各該セクションおよび各該セクション間は、それぞれ、対向する該支柱および対応する該支柱の水平軸を支点とした回動変位により、該支柱相互間の角度が可変で、該支柱相互間が、傾斜展開や直立接近可能である。
もって、全体の長手方向の長さが伸縮可能であると共に、各該車輪により移動自在となっていること、を特徴とする。
【００１２】
請求項３については次のとおり。請求項３の移動式通路は、請求項２において、後端の該セクションの後側の該支柱は、左右縦部下部にて、固定アンカーに連結可能とされている。又、前端の該セクションの前側の該支柱は、左右縦部下部にて、アクセスユニットに連結されている。
該アクセスユニットは、固定的に組み付けられた縦横フレームと、該縦横フレームに取り付けられて内部に箱状空間を形成するシートカバーと、該箱状空間の２面に形成された内外通過用の開口部と、を有している。
そして、該アクセスユニットの後側の両該縦フレームの下部が、それぞれ、前端の該セクションの前側の該支柱の左右縦部下部に、水平軸でピン結合されている。かつ、後側の両該縦フレームの下部に、それぞれ固定輪よりなる車輪を備えると共に、前側の両該縦フレームの下部に、それぞれブレーキ付の自在輪よりなる車輪を備えていること、を特徴とする。
【００１３】
請求項４については次のとおり。請求項４の移動式通路は、請求項３において、使用時は展開伸長されると共に、空港のターミナルビル側の出入口と、航空機側のタラップ下との間に移動，配設されて、乗降客が内部を歩行する。又、非使用時は折り畳み短縮されて、該ターミナルビル側の該固定アンカーに向けて格納されること、を特徴とする。
【００１４】
《作用について》
本発明は、このようになっているので、次のようになる。
▲１▼この移動式通路は、略門枠状をなす支柱を２個１組で１セクションとし、多数のセクションが、直列的に連結されている。
▲２▼１セクションの対向する支柱は、上部間が水平軸でピン結合されており、隣接するセクションの対応する支柱は、左右下部間がそれぞれ水平軸でピン結合されると共に、共通の固定輪の車輪を備えている。
▲３▼そしてシートカバーが、各支柱に連続的に取り付けられ、もって、床無しの内部空間が形成されている。
【００１５】
▲４▼そこで、この移動式通路は、各支柱を水平軸にて回動変位させることにより、支柱相互間が角度可変，傾斜展開，直立接近可能であり、シートカバーも展開又は折り畳まれる。もって、全体的に長さが伸縮可能で、展開伸長され，折り畳み短縮される。又、各車輪により移動自在である。
▲５▼なお、移動式通路の後端セクションの支柱は、固定アンカーに連結され、前端セクションの支柱は、アクセスユニットに水平軸でピン結合されている。
▲６▼アクセスユニットは、通過用の２面の開口部付の箱状空間が、縦横フレームとシートカバーにて形成されており、前後の両縦フレームの下部に、ブレーキ付の自在輪と固定輪とを備えている。アクセスユニットは、このように移動自在，固定可能であり、各セクションの集合体を、伸縮，移動，停止，位置決め等させるべく機能する。
【００１６】
▲７▼そして移動式通路は、使用時は展開伸長されて、例えば、空港のターミナルビルと航空機間に移動，配設されて、乗降客が内部を歩行する。非使用時は折り畳み短縮されて、ターミナルビル側に格納される。
▲８▼この移動式通路は、このように、多数の支柱相互の回動変位，角度可変，傾斜展開，直立接近を利用して、全体を伸縮させる方式よりなり、縦姿勢の各支柱をシザースにて遠近変位させる方式に比べ、シザースやスライドガイドが使用されず、車輪の個数が半分となる等、構造が簡単で部品点数も削減される。
▲９▼この移動式通路は、このように構造が簡単なので、オイル給油を高頻度で実施する必要もない等、メンテナンスも簡単容易である。
【００１７】
【発明の実施の形態】
《図面について》
以下本発明を、図面に示す発明の実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図１，図２，図３の（１）図等は、本発明の実施の形態の説明に供する。
そして図１は、側面説明図である。図２の（１）図は、１セクションの対向する支柱の側面説明図、（２）図は、同要部の平面説明図、（３）図は、支柱の正面説明図、（４）図は、アクセスユニットの斜視説明図である。図３の（１）図は、空港での使用例を示す側面説明図である。
【００１８】
《移動式通路６の用途等について》
以下、図１，図２，図３の（１）図等を参照しつつ、本発明の移動式通路６について、説明する。
この移動式通路６は、屋外で使用され、伸縮可能かつ移動自在であり、屋根と両側を有すると共に、床無しの構成よりなる。そして、使用時は展開伸長されると共に、例えば、空港のターミナルビルＣ側の出入口Ｄと航空機Ｅ側のタラップＦ下との間に、移動，配設されて、乗降客が内部を歩行する。非使用時は折り畳み短縮されて、例えば、ターミナルビルＣ側の固定アンカーＧに向けて格納される。
このような移動式通路６は、降雨対策用や歩行誘導用等のために、一時的に通路を作るべく使用される。そこで、上述した空港のみならず、その他各種用途に使用可能であり、例えば降雨時において、ホテルの建物と、外に設けられた結婚式用のガーデンチャペルとの間に、配設される。
移動式通路６は、このように用いられる。
【００１９】
《移動式通路６の概要について》
まず、移動式通路６の概要について述べる。この移動式通路６は、相互の上部間が枢着されると共に枠状をなす２個１組の対向する支柱７を、１セクションＨとし、多数のセクションＨが、長手方向に直列的に連結された集合体よりなる。そして支柱７は、上横部８と左右縦部９が一体設された略門枠状をなし、１セクションＨの対向する支柱７は、上横部８間が水平軸でピン結合されている。
これらについて、更に詳述する。支柱７は、図２の（３）図に示したように、頂部の上横部８の両側に、それぞれ左右縦部９が垂下され、もって一体的な略逆Ｕ字状をなす。
そして、このような支柱７が２個１組で１セクションＨとされ、１セクションＨを構成する前後の両支柱７は、図１，図２の（１）図，図３の（１）図等に示したように、対向する上横部８間が、水平軸のピン１０にてピン結合され、もって枢着されている。例えば、図２の（２）図に示したように、対向する上横部８には、取付片１１，１２が固定され、この取付片１１，１２に設けられたピン穴に、ピン１０が貫挿されており、このピン１０は、割りピンにて係止，固定されている。
【００２０】
１セクションＨの両支柱７は、このようになっている。そして、隣接する両セクションＨの対応する支柱７は、左右下部がそれぞれ、枢着連結されると共に、共通の車輪１３を備えている。
これらについて、更に詳述する。図１，図２の（１）図に示したように、前後で隣接するセクションＨ間においては、相互の対応する支柱７が、左右縦部９下部間にて、それぞれ水平軸のピン１４にてピン結合され、もって枢着されている。図示例では、前側セクションＨの後側の支柱７の左右縦部９下部に、左右のブラケット１５がそれぞれ固設されており、この左右のブラケット１５に、後側セクションＨの前側の支柱７の左右縦部９下部が、それぞれピン１４にてピン結合されている。
これと共に、固定輪よりなる車輪１３が、このような前後の両セクションＨの対応する支柱７共通に、設けられている。つまり、前側セクションＨの後側の支柱７の左右縦部９下部と、後側セクションＨの前側の支柱７の左右縦部９下部とに共通に、車輪１３が左右にそれぞれ設けられている。図示例では、このような車輪１３が、ブラケット１５下に設けられている。
【００２１】
このように、各セクションＨの対応する支柱７間が連結されている。この移動式通路６は、このように前後に直列的に連結された各セクションＨの集合体よりなる。
そして、各セクションの支柱７に、フレキシブルなシートカバー１６が、連続的に取り付けられている。
図１に示した例では、シートカバー１６は、図面上では右半分のみが表示され、左半分の表示は省略されている。そしてシートカバー１６は、例えば防水用に樹脂コーティングされた帆布等よりなり、マジックテープ（株式会社クラレの登録商標）等の接着テープを用いて各支柱７に脱着可能に取り付けられている。図示例では、各支柱７に上から被せられて左右両側面までを覆っており、屋根と両側面を形成し、両側面の上部には、通風用兼窓用のメッシュ部分１７が設けられている。なおシートカバー１６は、図示のように各支柱７の外側ではなく、各支柱７の内側に取り付けるようにしてもよい。
移動式通路６は、このような各セクションＨ，支柱７，車輪１３，シートカバー１６等よりなり、内部に内部空間Ｊが形成されている。
移動式通路６の概要は、このようになっている。
【００２２】
《移動式通路６の伸縮等について》
次に、この移動式通路６の伸縮等について述べる。この移動式通路６において、各セクションＨ自体および各セクションＨ間は、それぞれ、対向する支柱７および対応する支柱７の水平軸を支点とした回動変位により、支柱７相互間の角度が可変であり、支柱７相互間が、傾斜展開や直立接近可能である。
もって移動式通路６は、全体の長手方向の長さが伸縮可能であると共に、各車輪１３により移動自在となっている。
【００２３】
これらについて、更に詳述する。各セクションＨにおいては、前後で対向する両支柱７間が、ピン１０を支点とした回動変位により、又、各セクションＨ間においては、前後で対応する両支柱７間が、ピン１４を支点とした回動変位により、それぞれ、相互間の前後角度（前後方向に沿って仮想された垂直面における、前後方向への開き角度）が、可変となっている。
そこで、それぞれの両支柱７（各セクションＨ毎や各セクションＨ間）は、図１，図２の（１）図，図３の（１）図等に示したように、前後方向に向け対称的に傾斜展開した状態と、ほぼ直立接近した状態（図示せず）とに、長手方向・前後方向の長さが伸縮可能となっている。勿論、このような各支柱７の伸縮に伴い、シートカバー１６も伸縮して、展開又は折り畳まれる。
【００２４】
そして移動式通路６は、図示のように各支柱７が傾斜展開し、各セクションＨが展開伸長した状態においては、内部空間Ｊも通路用に長く延長された状態となる。
又、この移動式通路６は、図示のように各支柱７が傾斜展開し、各セクションＨそして全体が展開伸長された状態であると、図示によらず各支柱７が直立接近し、各セクションＨそして全体が折り畳み短縮された状態であるとを問わず、各車輪１３にて走行し、自在に移動可能であり、場所変更も容易である。
又、各支柱７，セクションＨ，シートカバー１６等の伸縮動作自体も、このような各車輪１３により、僅かな力で実施可能となる。
【００２５】
図１中、１８，１９はワイヤーロープである。ワイヤーロープ１８は、１セクションＨの対向する前後の支柱７間、つまり対向する前後の支柱７の両側の左右縦部９の中位間に、それぞれ掛け渡されており、対向する支柱７間の傾斜展開が過度とならないように、その限界を規制している。
ワイヤーロープ１９は、隣接するセクションＨの対応する支柱７間、つまり対応する前後の支柱７の両側の左右縦部９の上位間や、対応する前後の支柱７の両上横部８間に、それぞれ掛け渡されており、対応する支柱７間の傾斜展開が過度にならないように、その限界を規制している。
更に、このワイヤーロープ１９は、全体の展開伸長状態において、取り付けられたシートカバー１６が、隣接するセクションＨ間で下方に垂れ下がったりしないように、形状保持せしめる機能も発揮する。
移動式通路６の伸縮等は、このようになっている。
【００２６】
《アクセスユニット２０等について》
次に、アクセスユニット２０について述べる。図１，図２の（４）図，図３の（１）図等に示したように、この移動式通路６において、後端のセクションＨの後側の支柱７は、左右縦部９下部にて固定アンカーＧに連結可能とされ、前端のセクションＨの前側の支柱７は、左右縦部９下部にてアクセスユニット２０に連結されている。
アクセスユニット２０は、固定的に組み付けられた縦横フレーム２１，２２と、縦横フレーム２１，２２に取り付けられて内部に箱状空間Ｋを形成するシートカバー２３と、箱状空間Ｋの２面に形成された内外通過用の開口部２４，２５と、を有している。
そして、アクセスユニット２０の後側の両縦フレーム２１の下部が、それぞれ、前端のセクションＨの前側の支柱７の左右縦部９下部に、水平軸のピン２６でピン結合されている。又、後側の両縦フレーム２１の下部に、それぞれ固定輪よりなる車輪２７を備え、前側の両縦フレーム２１の下部に、それぞれブレーキ付の自在輪よりなる車輪２８を備えている。
【００２７】
これらについて、更に詳述する。まず、図１中の固定アンカーＧは、図３の（１）図の空港のターミナルビルＣの出入口Ｄ付近に立設されている。
そして、移動式通路６の後端セクションＨについて、後側の支柱７の左右縦部９下部が、ブラケット１５を介し縦柱２９の下部に、ピン１４にてピン結合され枢着されており、この縦柱２９が、固定アンカーＧに対し取付ブラケット３０にて取付け固定されている。
そして、この移動式通路６は、使用時は折り畳み短縮されて、図示例ではターミナルビルＣ側の固定アンカーＧに向けて格納されるが、ピン１４によるピン結合や取付ブラケット３０による固定を解いて、他に移動，収納するようにしてもよい。
【００２８】
又、アクセスユニット２０は、図１，図２の（４）図，図３の（１）図等に示したように、後側の両縦フレーム２１の下部が、移動式通路６の前端セクションＨの前側の支柱７の左右縦部９下部に、ブラケット等を介し水平軸のピン２６にてピン結合されて、枢着されている。
アクセスユニット２０は、前側の２本の垂直な縦フレーム２１と後側の２本の垂直な縦フレーム２１とからなる４本柱が、例えば正方形の各角位置に位置決めされると共に、水平の横フレーム２２にて固定的に組み付けられている。
そして、このような縦横フレーム２１，２２に、シートカバー２３が図示例では上から着脱可能に被せられ、左右両側面までを覆っている。なお、このアクセスユニット２０のシートカバー２３は、前述した各セクションＨのシートカバー１６と共通に、連続したものであってもよい。
このようにして、アクセスユニット２０の内部には、床無しの箱状空間Ｋが形成されている。
【００２９】
そして、このアクセスユニット２０の箱状空間Ｋの４面、つまり前後左右の４面のうち、図示例では前後の２面は、内外通過用の開口部２４，２５として開放されている。
すなわち、開口部２４，２５に設定された前後２面については、横フレーム２２やシートカバー２３は設けられておらず、後面の開口部２４は、前述した内部空間Ｊに向けての通過口として開放され、前面の開口部２５は、外部に向けて例えば航空機Ｅ用のタラップＦ下に向けて、出入口として開放されている。
なお、出入口の開口部２５について、図示例では、後面の通過口たる開口部２４の対向面たる前面、つまり内部空間Ｊの直線的延長線上に設けられていたが、これによらず、側面に設けるようにしてもよい。つまり、通過口たる開口部２４の対向面たる正面を、横フレーム２２やシートカバー２３で閉鎖すると共に、左右側面のうちいずれか一面を、出入口用の開口部２５として開放することも可能である。
【００３０】
そして、このアクセスユニット２０において、後側の両縦フレーム２１、つまり通過用の開口部２４を形成する左右の縦フレーム２１の下部には、それぞれ固定輪の車輪２７が配設されている。
又、前側の両縦フレーム２１の下部、図示例では出入口用の開口部２５を形成する左右の縦フレーム２１の下部には、それぞれブレーキ付の自在輪の車輪２８が配設されている。
【００３１】
なお、図２の（４）図，図３の（１）図において、３１は庇である。この庇３１は、アクセスユニット２０の出入口用の開口部２５上の横フレーム２２から、上方に傾斜しつつ突設されており、開口部２５から外部に出入する人を、降雨等から保護している。
空港で使用される場合において、この庇３１は、開口部２５と航空機Ｅ側のタラップＦとの接続箇所で、出入する人を降雨等から保護している。なお、タラップＦは屋根付でない場合が多いので、この庇３１は図示したように、タラップＦ上を覆いつつ航空機Ｅの出入口まで届く構成としておくと良い。
その他、アクセスユニット２０の形状等は、用途に応じて細かく設定される。例えば空港で使用される場合、アクセスユニット２０の開口部２５の大きさ・寸法・方向等は、接続対象となる航空機Ｅ側のタラップＦに、適合すべく設定される。
アクセスユニット２０等は、このようになっている。
【００３２】
《作用等について》
本発明は、以上説明したように構成されている。そこで、以下のようになる。
▲１▼この移動式通路６は、上横部８と左右縦部９が一体設された略門枠状をなす支柱７を、２個１組で１セクションＨとする。そして多数のセクションＨが、長手方向に直列的に連結された集合体よりなる（図１，図３の（１）図を参照）。
▲２▼１セクションＨの対向する前後の両支柱７は、上横部８間が水平軸のピン１０を用いたピン結合により、枢着されている。又、隣接する両セクションＨの対応する前後の両支柱７は、左右縦部９下部間がそれぞれ、水平軸のピン１４を用いたピン結合により、枢着連結されると共に、共通の固定輪の車輪１３を備えている。
▲３▼そしてシートカバー１６が、各セクションＨの支柱７に連続的に取り付けられ、例えば被せられている。もって、この移動式通路６は、床無しの内部空間Ｊが形成されて、屋外にて使用される。
【００３３】
▲４▼そこで、この移動式通路６は、全体の長手方向の長さが伸縮可能であると共に、各車輪１３により移動自在である。
すなわち、各セクションＨ毎の対向する支柱７、および各セクションＨ間の対応する支柱７を、→それぞれ水平軸を支点として、長手方向に対称的に前後の反対方向に回動変位させることにより、→支柱７相互間の角度がそれぞれ可変であり、支柱７相互間がそれぞれ、図示のように傾斜展開（図１，図３の（１）図を参照）、又は図示によらず直立接近可能である。→追従してシートカバー１６も、展開又は折り畳まれる。→もって、全体的に前後に伸縮可能であり、図示のように展開伸長されるか、図示によらず折り畳み短縮される。
▲５▼なお、移動式通路６の後端セクションＨの後側の支柱７は、その左右縦部９下部にて、固定アンカーＧに連結される（図１を参照）。
又、移動式通路６の前端セクションＨの前側の支柱７は、その左右縦部９下部にて、アクセスユニット２０の後側の両縦フレーム２１の下部に、水平軸のピン２６によるピン結合により、連結されている（図１，図２の（４）図，図３の（１）図等を参照）。
【００３４】
▲６▼アクセスユニット２０は、固定的に組み付けられた縦横フレーム２１，２２と、取り付けられたシートカバー２３にて、内外通過用の２面の開口部２４，２５付の箱状空間Ｋが、内部に形成されている。そして、後側の両縦フレーム２１の下部に、固定輪の車輪２７を備えており、前側の両縦フレーム２１の下部に、ブレーキ付の自在輪の車輪２８を備えている。
アクセスユニット２０は、このように、移動自在であると共に剛性的な箱状体よりなる。そこで、このアクセスユニット２０を、長手方向に押動力や引張力を加えたり、ブレーキをかけて位置固定させることにより、この移動式通路６の変位可能な各セクションＨの集合体を、伸縮，移動，停止，位置決め等させるべく機能する。
▲７▼そして移動式通路６は、使用時は図示のように展開伸長され、例えば、ターミナルビルＣ側から引き伸ばされて、空港グランド上において、ターミナルビルＣ側の出入口Ｄと航空機Ｅ側のタラップＦ下との間に移動，配設され、もって両者間を繋ぐ通路となって、乗降客が内部を歩行する。
非使用時は、折り畳み短縮されて、例えば、ターミナルビルＣ側の固定アンカーＧに向けて格納される。
なお、この移動式通路６は、原則的には直線的に前後に伸縮するが、ピン１０，ピン１４，ピン２６等による枢着箇所の若干の遊び・ガタ・緩み等を利用して、若干カーブしつつ伸縮させることも可能である。
【００３５】
▲８▼この移動式通路６は、このように、各セクションＨの多数の支柱７相互の回動変位，角度可変，傾斜展開，直立接近等を利用して、全体を伸縮させる方式を採用している。
そこで、各支柱２を常時縦姿勢のまま、シザース３にて遠近変位させて、全体を伸縮させる方式（図３の（２）図，図４のこの種従来例の移動式通路１を参照）に比べ、構造が非常に簡単であり、部品点数も削減される。例えば、多数のシザース３やスライドガイドＳ等を使用することはなく、車輪１３の個数は、従来の車輪４の半分となる。
▲９▼更に、この移動式通路６は、このように構造が非常に簡単なので、常時縦姿勢の支柱２とシザース３を組合せた方式（同従来例を参照）に比べ、メンテナンスが簡単容易である。例えばオイル給油を、高頻度で定期的に実施する必要もなく、整備が簡略化される。
【００３６】
【発明の効果】
《本発明の特徴》
本発明に係る移動式通路は、以上説明したように、枠状の支柱を順次上部と左右下部とで、水平軸で枢着してなり、もって各支柱が、回動変位により相互間角度が可変で、相互間が傾斜展開や直立接近するシステムを採用して、全体的に伸縮可能となっていること、を特徴とする。
そこで、本発明の移動式通路は、次の効果を発揮する。
【００３７】
《第１の効果》
第１に、構造がシンプルであり、コスト面に優れている。すなわち、本発明の移動式通路は、支柱相互の回動変位，角度可変，傾斜展開，直立接近を利用して、伸縮する方式よりなる。
そこで、前述したこの種従来例、つまり縦姿勢の支柱とシザースとを組み合わせたこの種従来例に比し、構造が簡単であり、部品点数が少なく、製造コストが大幅に低減される。
【００３８】
《第２の効果》
第２に、メンテナンスも簡単容易である。すなわち、本発明の移動式通路は、上述したように構造が簡単なので、その分、シザースやスライドガイド等を使用していた前述したこの種従来例に比し、整備にも手間がかからなくなる。
このように、この種従来例に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る移動式通路について、発明の実施の形態の説明に供する、側面説明図である。
【図２】同発明の実施の形態の説明に供し、（１）図は、１セクションの対向する支柱の側面説明図、（２）図は、同要部の平面説明図、（３）図は、支柱の正面説明図、（４）図は、アクセスユニットの斜視説明図である。
【図３】（１）図は、同発明の実施の形態の説明に供し、空港での使用例を示す側面説明図であり、（２）図は、この種従来例の説明に供し、空港での使用例を示す側面説明図である。
【図４】この種従来例の説明に供し、（１）図は、展開伸長状態の１セクションの斜視説明図であり、（２）図は、折り畳み短縮状態の１セクションの斜視説明図である。
【符号の説明】
６移動式通路
７支柱
８上横部
９左右縦部
１０ピン
１３車輪
１４ピン
１６シートカバー
２０アクセスユニット
２１縦フレーム
２２横フレーム
２３シートカバー
２４開口部
２５開口部
２６ピン
２７車輪
２８車輪
Ｃターミナルビル
Ｄ出入口
Ｅ航空機
Ｆタラップ
Ｇ固定アンカー
Ｈセクション
Ｊ内部空間
Ｋ箱状空間[0001]
[0001] The present invention relates to a mobile passage. For example, the present invention relates to a mobile aisle which is deployed and extended during use to be disposed between a terminal building at an airport and an aircraft so that passengers can walk inside.
[0002]
[Prior art]
《Technical background》
At the airport, when passengers walk between the terminal building and the aircraft, they must use umbrellas when it rains, which is cumbersome and inconvenient, and there are no passages, so passengers can move freely at all Then it is dangerous.
Therefore, at airports where large aircraft operate as aircraft, hydraulically driven movable boarding bridges are used. However, this boarding bridge is for large aircraft and cannot be used for small and medium aircraft due to the lack of dimensions. Also, manufacturing and using this type of boarding bridge for small and medium-sized aircraft is excessively expensive, not practical, and not performed.
[0003]
《Prior art》
Therefore, at some airports, telescopic mobile passages have been conventionally developed, manufactured and used for small and medium-sized aircraft.
FIGS. 3A and 3B and FIG. 4 are provided for describing a conventional movable passage of this type. FIG. 3 (2) is a side view of an example of use at an airport, FIG. 4 (1) is a perspective view of one section in an expanded and expanded state, and FIG. It is a perspective view of one section of a state.
The conventional movable passage 1 of this type has a floor-less structure that can be extended and contracted and movable outdoors and allows a person to walk inside. A set of two opposing columns 2 having a substantially gate frame shape is defined as one section A, and a large number of sections A are formed of an assembly connected in series in the longitudinal direction.
[0004]
Each strut 2 always maintains a vertical posture vertical to the ground, and both opposing struts 2 in one section A have a scissors 3 which is a link mechanism in which the left and right vertical portions cross each other in a substantially scissor shape. Are linked.
As shown in FIG. 4, the upper end of the scissor 3 is pivotally connected to the column 2 with a fulcrum pin P, and the lower end of the scissor 3 is slidable up and down along a slide guide S. Attached to.
Further, both columns 2 of one section A are provided with wheels 4 below the respective left and right vertical portions. That is, one support 2 has two wheels 4 on the left and right, and thus one section A including the two supports 2 facing each other has a total of four wheels 4. Corresponding columns 2 of both adjacent sections A are pin-connected at the vertical axis between the left and right vertical portions.
[0005]
Then, the seat cover 5 is continuously attached to the column 2 of each section A, thereby forming the internal space B.
Accordingly, the movable passage 1 having such a configuration is configured such that the column 2 of each section A is kept in a vertical posture, and the distance between the columns is displaced by using the scissors 3 so that the distance between the columns A can be changed. 4 (1) and the folded and shortened state shown in FIG. 4 (2) can be expanded and contracted as a whole, and can be moved by each wheel 4.
In the illustrated example, the mobile passage 1 in a deployed and extended state is disposed between an entrance D on the terminal building C side of the airport and a ramp F below the aircraft E side.
[0006]
<< Prior art document information >>
Examples of such a conventional movable path 1 include the following Patent Documents 1, 2, and 3.
[0007]
[Patent Document 1]
WO 01/24601 pamphlet
[Patent Document 2]
International Publication No. 01/25557 pamphlet
[Patent Document 3]
European Patent No. 0752969
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
《Problem》
By the way, in such a conventional example, the following problem has been pointed out. First, it has been pointed out that the conventional movable path 1 of this type has a complicated structure and a high cost.
That is, for each section A, two scissors 3 on the left and right, a total of four slide guides S on the front, rear, left and right (two slide guides S on the left and right for each column 2), and a total of four slide guides S on the front, rear, right and left Four wheels 4 (two right and left wheels 4 for each support 2) are required, and the number of scissors 3, slide guides S, and wheels 4 becomes enormous as a whole. As described above, since the structure is complicated and the number of parts is large, the manufacturing cost is increased, and at present, the spread is low.
Second, it was pointed out that maintenance was troublesome. That is, since a large number of scissors 3, slide guides S, wheels 4 and the like are used as described above, it takes time and effort to maintain them. There was a problem in terms of maintenance, such as the necessity of regular implementation.
[0009]
<< About the present invention >>
In view of such circumstances, the movable passage of the present invention has been made in order to solve the problems of the above-described conventional example, and a frame-like column is pivotally mounted on a horizontal axis at an upper portion and a left and right lower portion sequentially. Thus, the angle between the columns is variable due to the rotational displacement, and a system is adopted in which the columns are inclined and deployed upright and approach each other, so that the columns are entirely expandable and contractable.
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to propose, firstly, a movable passage which has a simple structure and is excellent in cost, and secondly, is easy to maintain.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
<< About each claim >>
The technical means of the present invention for solving such a problem is as follows. First, claim 1 is as follows. The movable passage according to the first aspect is configured to be able to expand and contract outdoors and to be movable, and to have no floor.
A pair of opposed struts having a pair of upper portions pivotally connected to each other and forming a frame shape are defined as one section, and a large number of the sections are formed of an assembly connected in series in the longitudinal direction.
The corresponding struts of both adjacent sections have a common wheel that is pivotally connected between the left and right lower portions, respectively. Further, a flexible seat cover is continuously attached to the column of each section.
[0011]
Claim 2 is as follows. In the movable passage according to claim 2, in claim 1, the seat cover is covered by each of the columns to form an internal space. The strut has a substantially gate frame shape in which an upper horizontal portion and left and right vertical portions are integrally provided.
The opposing struts of one section are pinned with a horizontal axis between the upper horizontal portions. The corresponding columns of the two adjacent sections each have a left and right vertical portion and a lower portion, each of which is pin-coupled with a horizontal axis, and has a common wheel composed of a fixed wheel. Then, between the sections and between the sections, the angle between the columns is variable due to the rotational displacement about the horizontal axis of the opposing column and the corresponding column, respectively. It can be approached, tilted and upright.
Thus, the overall length in the longitudinal direction is expandable and contractable, and the wheels are movable by the respective wheels.
[0012]
Claim 3 is as follows. According to a third aspect of the present invention, in the second aspect, the column on the rear side of the section at the rear end is connectable to a fixed anchor at a lower portion of the left and right vertical portions. Further, the column on the front side of the section at the front end is connected to the access unit at the lower part of the left and right vertical portions.
The access unit includes a vertically and horizontally fixed frame, a seat cover attached to the vertically and horizontally frame to form a box-shaped space therein, and an opening for inside and outside passage formed on two surfaces of the box-shaped space. And a part.
The lower portions of the two vertical frames on the rear side of the access unit are respectively pin-connected to the lower left and right vertical portions of the column on the front side of the section at the front end with a horizontal axis. In addition, a lower wheel of each of the vertical frames is provided with a fixed wheel, and a lower wheel of each of the front vertical frames is provided with a wheel of a free wheel with a brake. And
[0013]
Claim 4 is as follows. The mobile aisle according to the fourth aspect of the present invention is the mobile aisle according to the third aspect, which is expanded and extended at the time of use, and is moved and arranged between the entrance on the terminal building side of the airport and the underside of the ramp on the aircraft side. Walks inside. When not in use, it is folded and shortened and stored toward the fixed anchor on the terminal building side.
[0014]
《Functions》
The present invention has the following configuration.
{Circle around (1)} In this movable passage, two columns each having a substantially gate-frame shape form one section, and a number of sections are connected in series.
{Circle around (2)} The opposing struts of one section are pin-joined between the upper portions by a horizontal axis, and the corresponding struts of adjacent sections are pin-joined by a horizontal axis between the left and right lower portions, respectively, and have a common fixed wheel. It has wheels.
{Circle around (3)} Then, the seat cover is continuously attached to each of the columns, thereby forming an internal space without a floor.
[0015]
{Circle around (4)} In this movable path, by rotating each column around a horizontal axis, it is possible to change the angle between the columns, incline and deploy upright, and the seat cover is also expanded or folded. Accordingly, the length can be expanded and contracted as a whole, and the length can be expanded and shortened, and the folding can be shortened. In addition, it is movable by each wheel.
{Circle around (5)} The support of the rear end section of the movable passage is connected to a fixed anchor, and the support of the front end section is pin-connected to the access unit by a horizontal axis.
(6) The access unit has a box-shaped space with two openings for passage, formed by a vertical and horizontal frame and a seat cover, and fixed to the lower part of both front and rear vertical frames with a free wheel with brake. With a ring. The access unit is movable and fixable in this manner, and functions to extend, retract, move, stop, position, etc., the aggregate of each section.
[0016]
{Circle around (7)} The mobile aisle is deployed and extended during use, and is moved and arranged between, for example, an airport terminal building and an aircraft, and passengers walk inside. When not in use, it is folded down and stored in the terminal building.
{Circle around (8)} This movable passage is constructed by expanding and contracting the whole by utilizing the rotational displacement, the angle change, the inclination deployment, and the upright approach of the plurality of columns, and each column in the vertical posture is scissored. In comparison with the method of displacing the distance, the scissors and the slide guide are not used, the number of wheels is reduced to half, the structure is simple, and the number of parts is reduced.
{Circle over (9)} Since the movable passage has such a simple structure, maintenance is simple and easy, for example, it is not necessary to carry out oil supply at high frequency.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
《About drawings》
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on embodiments of the invention shown in the drawings. FIGS. 1, 2 and 3 (1) are provided for explanation of an embodiment of the present invention.
FIG. 1 is an explanatory side view. FIG. 2 (1) is a side view of an opposing column in one section, FIG. 2 (2) is a plan view of the relevant part, FIG. 3 (3) is a front column diagram of the column, FIG. FIG. 3 is an explanatory perspective view of an access unit. FIG. 3A is an explanatory side view showing an example of use at an airport.
[0018]
<< Use of mobile passage 6 >>
Hereinafter, the movable passage 6 of the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 2, and 3 (1).
The movable passage 6 is used outdoors, is telescopic and movable, has a roof and both sides, and has a configuration without a floor. In use, the passenger is unfolded and extended, and is moved and arranged, for example, between the entrance D on the terminal building C side of the airport and the underside of the ramp F on the aircraft E side, and passengers walk inside. When not used, it is folded and shortened and stored, for example, toward the fixed anchor G on the terminal building C side.
Such a mobile passage 6 is used to temporarily create a passage for rainfall countermeasures, walking guidance, and the like. Therefore, it can be used not only for the airport described above but also for various other uses. For example, in the case of rain, it is arranged between a hotel building and a wedding garden chapel provided outside.
The mobile passage 6 is used in this way.
[0019]
<< About outline of mobile passage 6 >>
First, an outline of the movable passage 6 will be described. In this movable passage 6, a pair of opposed struts 7 which are pivotally connected between their upper parts and form a frame form one section H, and a number of sections H are connected in series in the longitudinal direction. It consists of the aggregate that was done. The support 7 has a substantially gate frame shape in which the upper horizontal portion 8 and the left and right vertical portions 9 are integrally provided, and the opposing support 7 in one section H is pin-connected between the upper horizontal portions 8 by a horizontal axis. .
These will be described in more detail. As shown in FIG. 2 (3), the support column 7 has right and left vertical portions 9 hanging down on both sides of the upper horizontal portion 8 of the top portion, thereby forming an integral substantially inverted U-shape.
Then, two such columns 7 constitute one section H, and both columns 7 before and after constituting one section H are shown in FIGS. 1 and 2 (1) and FIG. 3 (1). As shown in the figures, the opposing upper horizontal portions 8 are pin-connected with the horizontal shaft pins 10 and are pivotally connected. For example, as shown in FIG. 2 (2), mounting pieces 11 and 12 are fixed to the opposing upper horizontal portion 8, and a pin 10 is inserted into a pin hole provided in the mounting pieces 11 and 12. The pin 10 is locked and fixed by a split pin.
[0020]
The two columns 7 of one section H are configured as described above. The corresponding columns 7 of the two adjacent sections H are connected at their lower left and right parts by pivotal connection, respectively, and have common wheels 13.
These will be described in more detail. As shown in FIG. 1 and FIG. 2 (1), between the sections H adjacent in front and rear, the corresponding columns 7 are provided between the lower parts of the left and right vertical parts 9 and on the pins 14 of the horizontal axis, respectively. And pinned together. In the illustrated example, left and right brackets 15 are respectively fixed below the left and right vertical portions 9 of the rear column 7 on the rear side of the front section H, and the left and right brackets 15 are attached to the front column 7 on the rear section H. The lower portions of the left and right vertical portions 9 are respectively pin-connected by pins 14.
At the same time, wheels 13 composed of fixed wheels are provided in common for the corresponding columns 7 of the front and rear sections H. That is, the wheels 13 are provided on the left and right sides in common with the lower portion of the left and right vertical portion 9 of the rear column 7 of the front section H and the lower portion of the right and left vertical portion 9 of the front column 7 of the rear section H. In the illustrated example, such wheels 13 are provided below the bracket 15.
[0021]
Thus, the corresponding columns 7 of the sections H are connected. The movable passage 6 is made up of an aggregate of the sections H connected in series in this manner.
The flexible seat cover 16 is continuously attached to the column 7 of each section.
In the example shown in FIG. 1, only the right half of the seat cover 16 is displayed in the drawing, and the left half is omitted. The seat cover 16 is made of, for example, canvas coated with a resin for waterproofing, and is detachably attached to each column 7 using an adhesive tape such as a magic tape (registered trademark of Kuraray Co., Ltd.). In the illustrated example, each pillar 7 is covered from above to cover both right and left sides, and forms a roof and both sides, and a mesh part 17 for ventilation and windows is provided at the upper part of both sides. I have. Note that the seat cover 16 may be attached to the inside of each of the columns 7, instead of to the outside of each of the columns 7 as illustrated.
The movable passage 6 includes such sections H, columns 7, wheels 13, seat covers 16, and the like, and has an internal space J formed therein.
The outline of the movable passage 6 is as described above.
[0022]
<< About expansion and contraction of mobile passage 6 >>
Next, expansion and contraction of the movable passage 6 will be described. In the movable passage 6, the angle between the columns 7 can be varied between the sections H themselves and between the sections H by the rotational displacement of the opposing columns 7 and the corresponding columns 7 about the horizontal axis. In addition, the columns 7 can be inclinedly deployed or approached upright.
Accordingly, the movable passage 6 has an entire length in the longitudinal direction that can be expanded and contracted, and is movable by the wheels 13.
[0023]
These will be described in more detail. In each section H, the front and rear opposing columns 7 are pivotally displaced with the pin 10 as a fulcrum. Between the sections H, the front and rear corresponding columns 7 are supported by the pin 14 as a fulcrum. , The front-rear angle between each other (the opening angle in the front-rear direction on a vertical plane imaginary along the front-rear direction) is variable.
Therefore, as shown in FIGS. 1 and 2 (1), FIG. 3 (1) and the like, the respective columns 7 (each section H and between sections H) are symmetrical in the front-rear direction. The length in the longitudinal direction and the length in the front-rear direction can be expanded and contracted between a state in which it is tilted and deployed and a state in which it is almost upright (not shown). Of course, with the expansion and contraction of each of the columns 7, the seat cover 16 also expands and contracts, and is expanded or folded.
[0024]
As shown in the drawing, in the movable passage 6, when the columns 7 are inclined and deployed, and the sections H are extended and extended, the internal space J is also extended for the passage.
Also, in the movable passage 6, when the columns 7 are inclined and deployed as shown in the figure, and the sections H and the whole are extended and extended, the columns 7 approach and stand upright regardless of the illustration, and H. Regardless of whether the whole is folded and shortened, the vehicle runs on each wheel 13 and can move freely, and the location can be easily changed.
In addition, the expansion / contraction operation of the columns 7, the section H, the seat cover 16, and the like can be performed by the wheels 13 with a small force.
[0025]
In FIG. 1, reference numerals 18 and 19 are wire ropes. The wire rope 18 is bridged between the opposing front and rear struts 7 of one section H, that is, between the middle positions of the right and left vertical parts 9 on both sides of the opposing front and rear struts 7. It limits its limits to prevent excessive tilt deployment.
The wire rope 19 is provided between the corresponding columns 7 of the adjacent section H, that is, between the upper portions of the left and right vertical portions 9 on both sides of the corresponding front and rear columns 7, and between the upper horizontal portions 8 of the corresponding front and rear columns 7. Each of them is bridged, and regulates the limit so that the inclination deployment between the corresponding columns 7 is not excessive.
Further, the wire rope 19 also has a function of retaining the shape so that the attached seat cover 16 does not hang down between the adjacent sections H in the entire deployed and extended state.
The expansion / contraction of the movable passage 6 is as described above.
[0026]
<< About access unit 20, etc. >>
Next, the access unit 20 will be described. As shown in FIGS. 1 and 2 (4), FIG. 3 (1) and the like, in this movable passage 6, the rear column 7 on the rear end of the section H at the lower part of the left and right vertical portions 9 And the front support 7 of the section H at the front end is connected to the access unit 20 at the lower part of the left and right vertical portions 9.
The access unit 20 is formed on two sides of a fixedly assembled vertical and horizontal frames 21, 22; a seat cover 23 attached to the vertical and horizontal frames 21, 22 to form a box-shaped space K therein; Openings 24 and 25 for passage between inside and outside.
The lower portions of the rear vertical frames 21 on the rear side of the access unit 20 are respectively pin-connected to the lower portions of the left and right vertical portions 9 of the front column 7 of the front end section H by the pins 26 of the horizontal axis. In addition, wheels 27 each composed of a fixed wheel are provided below each of the rear vertical frames 21, and wheels 28 each composed of a free wheel with a brake are provided below each of the front vertical frames 21.
[0027]
These will be described in more detail. First, the fixed anchor G in FIG. 1 is erected near the entrance D of the terminal building C of the airport shown in FIG.
Then, with respect to the rear end section H of the movable passage 6, the lower portion of the left and right vertical portions 9 of the rear support column 7 is pin-connected to the lower portion of the vertical column 29 via the bracket 15 by the pin 14 and is pivotally mounted. The vertical column 29 is mounted and fixed to the fixed anchor G by a mounting bracket 30.
The movable passage 6 is folded and shortened during use and is stored toward the fixed anchor G on the terminal building C side in the illustrated example. Alternatively, it may be moved and stored.
[0028]
As shown in FIGS. 1 and 2 (4) and FIG. 3 (1), the access unit 20 is configured such that the lower portions of the rear vertical frames 21 are provided at the front end section of the movable passage 6. It is pin-connected to the lower part of the left and right vertical portions 9 of the front column 7 on the front side of H by a pin 26 of a horizontal axis via a bracket or the like, and is pivotally connected.
The access unit 20 has four pillars composed of two vertical vertical frames 21 on the front side and two vertical vertical frames 21 on the rear side. The frame 22 is fixedly attached.
A seat cover 23 is detachably mounted on the vertical and horizontal frames 21 and 22 from above in the illustrated example, and covers both right and left sides. The seat cover 23 of the access unit 20 may be continuous in common with the seat cover 16 of each section H described above.
In this way, the floor-less box-shaped space K is formed inside the access unit 20.
[0029]
In the illustrated example, of the four surfaces of the box-shaped space K of the access unit 20, that is, the four front, rear, left and right surfaces, two front and rear surfaces in the illustrated example are opened as openings 24, 25 for passing in and out.
That is, for the two front and rear surfaces set in the openings 24 and 25, the horizontal frame 22 and the seat cover 23 are not provided, and the opening 24 on the rear surface serves as a passage opening toward the internal space J described above. The opening 25 on the front surface is opened as an entrance toward the outside, for example, below the ramp F for the aircraft E.
In the illustrated example, the opening 25 of the entrance is provided on the front surface which is the opposite surface of the opening 24 which is the rear passage opening, that is, on the linear extension line of the internal space J. It may be provided. That is, it is possible to close the front, which is the facing surface of the opening 24, which is the passage opening, with the horizontal frame 22 and the seat cover 23, and to open one of the left and right side surfaces as the opening 25 for the entrance. .
[0030]
In the access unit 20, fixed wheels 27 are arranged below the rear vertical frames 21, that is, the lower portions of the left and right vertical frames 21 forming the passage opening 24.
In addition, wheels 28, each of which is a free wheel with a brake, are arranged below the front vertical frames 21 and, in the illustrated example, below the left and right vertical frames 21 which form the opening 25 for the entrance.
[0031]
In FIG. 2 (4) and FIG. 3 (1), reference numeral 31 denotes an eave. The eaves 31 are protruded from the horizontal frame 22 above the opening 25 for the entrance of the access unit 20 while being inclined upward, and protect a person who enters and exits from the opening 25 from rain and the like. I have.
When used at an airport, the eaves 31 protect people who enter and exit from rain or the like at the connection point between the opening 25 and the ramp F on the aircraft E side. In addition, since the ramp F is often not provided with a roof, it is preferable that the eaves 31 reach the entrance of the aircraft E while covering the ramp F as shown in the figure.
In addition, the shape and the like of the access unit 20 are finely set according to the application. For example, when used at an airport, the size, size, direction, and the like of the opening 25 of the access unit 20 are set so as to be compatible with the ramp F on the aircraft E side to be connected.
The access unit 20 and the like are configured as described above.
[0032]
《Functions etc.》
The present invention is configured as described above. Then, it becomes as follows.
{Circle around (1)} In this movable passage 6, the column 7 having a substantially gate frame shape, in which the upper horizontal portion 8 and the left and right vertical portions 9 are integrally provided, is formed into one section H by a set of two. A large number of sections H are formed of an assembly connected in series in the longitudinal direction (see FIGS. 1 and 3 (1)).
{Circle around (2)} The two front and rear struts 7 of the section H which are opposed to each other are pivotally connected between the upper horizontal portions 8 by a pin connection using a pin 10 having a horizontal axis. The corresponding front and rear struts 7 of the adjacent sections H are pivotally connected between the lower portions of the left and right vertical portions 9 by pin connection using pins 14 of a horizontal shaft, respectively. It has wheels 13.
{Circle around (3)} The seat cover 16 is continuously attached to the column 7 of each section H, for example, and is covered. Thus, the movable passage 6 has an internal space J without a floor, and is used outdoors.
[0033]
{Circle around (4)} The movable passage 6 has an entire length in the longitudinal direction that can be extended and contracted, and is movable by the wheels 13.
That is, by opposing the columns 7 of each section H and the corresponding columns 7 between the sections H, the respective columns 7 are rotationally displaced symmetrically in the longitudinal direction in the longitudinal direction with the horizontal axis as the fulcrum. → The angles between the columns 7 are variable, and the columns 7 can be tilted and unfolded as shown (see FIGS. 1 and 3 (1)) or can be approached upright without being shown. is there. → The seat cover 16 is also expanded or folded following. → As a result, it can expand and contract as a whole, and can be expanded and extended as shown in the figure, or can be folded and shortened regardless of the figure.
{Circle around (5)} The support 7 on the rear side of the rear end section H of the movable passage 6 is connected to the fixed anchor G at the lower part of the left and right vertical portions 9 (see FIG. 1).
Further, the front support 7 of the front end section H of the movable passage 6 is provided at the lower part of the left and right vertical parts 9 at the lower part of the two vertical frames 21 on the rear side of the access unit 20 by pin connection with horizontal axis pins 26. (See FIGS. 1, 2 (4), 3 (1), etc.).
[0034]
{Circle around (6)} The access unit 20 has a box-like space K with two openings 24 and 25 for internal and external passages, with the vertically and horizontally mounted frames 21 and 22 and the attached seat cover 23. Formed inside. A fixed wheel 27 is provided below the rear vertical frames 21, and a universal wheel 28 with a brake is provided below the front vertical frames 21.
The access unit 20 is thus made of a movable and rigid box. The access unit 20 is fixed in position by applying a pushing force or a pulling force in the longitudinal direction or by applying a brake, so that the aggregate of the displaceable sections H of the movable passage 6 can be expanded, contracted, and moved. , Stop, positioning, etc.
{Circle around (7)} In use, the mobile passage 6 is expanded and extended as shown in the drawing, for example, is extended from the terminal building C side, and on the airport ground, the entrance D on the terminal building C side and the ramp on the aircraft E side. It is moved and arranged between the lower part of F and becomes a passage connecting them, so that passengers can walk inside.
When not in use, it is folded and shortened and stored, for example, toward the fixed anchor G on the terminal building C side.
The movable passage 6 expands and contracts in a straight line in principle. However, the movable passage 6 may be slightly stretched or loosened by using a slight play, looseness, or the like at a pivoted position by the pin 10, the pin 14, the pin 26, or the like. It is also possible to expand and contract while curving.
[0035]
{Circle around (8)} The movable passage 6 employs a method of expanding and contracting the whole by utilizing the rotational displacement, the angle change, the inclination deployment, the upright approach and the like of the plurality of columns 7 of each section H in this way. ing.
Therefore, a system in which each of the columns 2 is constantly displaced by the scissors 3 while maintaining the vertical posture to expand and contract the entire body (see FIG. 3 (2) and FIG. 4 shows a conventional movable passage 1 of this type). The structure is very simple and the number of parts is reduced. For example, many scissors 3 and slide guides S are not used, and the number of wheels 13 is half that of the conventional wheels 4.
(9) Further, since the structure of the movable passage 6 is very simple in this way, the maintenance is simple and easy compared with the system in which the column 2 and the scissors 3 which are always in a vertical posture are combined (see the conventional example). is there. For example, it is not necessary to regularly and frequently carry out oil refueling, so that maintenance is simplified.
[0036]
【The invention's effect】
<< Features of the present invention >>
As described above, the movable passage according to the present invention is configured such that the frame-shaped columns are sequentially pivoted on the horizontal axis at the upper portion and the left and right lower portions, so that each column has an angle between each other due to the rotational displacement. The system is variable and adopts a system in which the members are inclined and deployed upright and approach each other, so that they can be entirely expanded and contracted.
Therefore, the movable passage of the present invention exhibits the following effects.
[0037]
<< First effect >>
First, the structure is simple and the cost is excellent. That is, the movable passage according to the present invention is of a type that expands and contracts by utilizing the rotational displacement between the columns, the variable angle, the inclination deployment, and the upright approach.
Therefore, the structure is simpler, the number of parts is smaller, and the manufacturing cost is significantly reduced as compared with the above-described conventional example of this type, that is, this type of conventional example in which a vertical column and a scissor are combined.
[0038]
<< Second effect >>
Second, maintenance is simple and easy. That is, since the movable passage of the present invention has a simple structure as described above, the maintenance is less troublesome than that of the above-described conventional example using scissors and slide guides. .
As described above, the effects exhibited by the present invention are remarkable and large, for example, all the problems existing in this type of conventional example are solved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view for explaining an embodiment of the movable passage according to the present invention;
FIGS. 2A and 2B are views for explaining the embodiment of the present invention, in which FIG. 1A is a side view of an opposing column in one section, FIG. 2B is a plan view of a main part of the section, and FIG. Is a front explanatory view of a support, and FIG. 4D is a perspective explanatory view of an access unit.
FIG. 3 (1) is a side view for explaining an embodiment of the present invention and shows an example of use at an airport, and FIG. 3 (2) is a view for explaining a conventional example of this kind, FIG. 7 is an explanatory side view showing an example of use in the embodiment.
FIGS. 4A and 4B are explanatory views of a conventional example of this kind, in which FIG. 1A is a perspective explanatory view of one section in an expanded and extended state, and FIG. 4B is a perspective explanatory view of one section in a collapsed and shortened state. .
[Explanation of symbols]
6 Mobile walkways
7 props
8 Upper horizontal part
9 Left and right vertical
10 pin
13 wheels
14 pin
16 Seat cover
20 Access unit
21 vertical frame
22 Horizontal frame
23 Seat cover
24 opening
25 opening
26 pin
27 wheels
28 wheels
C terminal building
D doorway
E aircraft
F Tarappu
G fixed anchor
H section
J Internal space
K box-shaped space

Claims

屋外にて伸縮可能かつ移動自在であると共に、床無しの移動式通路であって、
相互の上部間が枢着されると共に枠状をなす２個１組の対向する支柱を、１セクションとし、多数の該セクションが、長手方向に直列的に連結された集合体よりなり、
隣接する両該セクションの対応する該支柱は、左右下部間がそれぞれ、枢着連結されると共に共通の車輪を備えており、各該セクションの支柱に、フレキシブルなシートカバーが連続的に取り付けられていること、を特徴とする移動式通路。It is a mobile passage that can be extended and contracted and movable outdoors, and has no floor.
A pair of opposed struts that are pivotally connected between each other and form a frame form a section, and a large number of the sections are formed of an aggregate connected in series in a longitudinal direction,
Corresponding struts of both adjacent sections have a common wheel connected between the left and right lower portions, and a flexible seat cover is continuously attached to the struts of each section. A mobile aisle.

請求項１に記載した移動式通路おいて、該シートカバーは、各該支柱に被せられて内部空間を形成し、該支柱は、上横部と左右縦部が一体設された略門枠状をなし、１セクションの対向する該支柱は、上横部間が水平軸でピン結合され、かつ隣接する両該セクションの対応する該支柱は、左右縦部下部間がそれぞれ、水平軸でピン結合されると共に固定輪よりなる共通の該車輪を備えており、
各該セクションおよび各該セクション間は、それぞれ、対向する該支柱および対応する該支柱の水平軸を支点とした回動変位により、該支柱相互間の角度が可変で、該支柱相互間が傾斜展開や直立接近可能であり、
もって、全体の長手方向の長さが伸縮可能であると共に、各該車輪により移動自在となっていること、を特徴とする移動式通路。2. The movable passage according to claim 1, wherein the seat cover is covered by each of the pillars to form an internal space, and the pillar has a substantially gate frame shape in which an upper horizontal portion and left and right vertical portions are integrally provided. The opposed struts of one section are pin-connected with the horizontal axis between the upper and lower portions, and the corresponding struts of the adjacent two sections are pin-coupled with the horizontal axis at the lower left and right portions, respectively. Provided with a common said wheel consisting of a fixed wheel,
The angle between the columns is variable due to the rotational displacement about the horizontal axis of the opposing column and the corresponding column, and the columns are inclined between the sections and the sections. Or upright approachable,
Accordingly, the entire length in the longitudinal direction is extendable and contractable, and each wheel is movable.

請求項２に記載した移動式通路おいて、後端の該セクションの後側の該支柱は、左右縦部下部にて固定アンカーに連結可能とされ、前端の該セクションの前側の該支柱は、左右縦部下部にてアクセスユニットに連結されており、
該アクセスユニットは、固定的に組み付けられた縦横フレームと、該縦横フレームに取り付けられて内部に箱状空間を形成するシートカバーと、該箱状空間の２面に形成された内外通過用の開口部と、を有しており、
該アクセスユニットの後側の両該縦フレームの下部が、それぞれ、前端の該セクションの前側の該支柱の左右縦部下部に、水平軸でピン結合され、かつ、後側の両該縦フレームの下部に、それぞれ固定輪よりなる車輪を備えると共に、前側の両該縦フレームの下部に、それぞれブレーキ付の自在輪よりなる車輪を備えていること、を特徴とする移動式通路。In the movable passage according to claim 2, the post at the rear side of the section at the rear end is connectable to a fixed anchor at the lower left and right vertical portions, and the post at the front side of the section at the front end is It is connected to the access unit at the bottom of the left and right vertical parts,
The access unit includes a vertically and horizontally fixed frame, a seat cover attached to the vertically and horizontally frame to form a box-shaped space therein, and an opening for inside and outside passage formed on two surfaces of the box-shaped space. And a part,
The lower portions of the two vertical frames on the rear side of the access unit are respectively pinned to the lower left and right vertical portions of the column on the front side of the section at the front end with a horizontal axis, and A mobile passage, comprising: a wheel comprising a fixed wheel at a lower portion; and a wheel comprising a free wheel with a brake provided at a lower portion of each of the front vertical frames.

請求項３に記載した移動式通路において、この移動式通路は、使用時は展開伸長されると共に、空港のターミナルビル側の出入口と、航空機側のタラップ下との間に移動，配設されて、乗降客が内部を歩行し、又、非使用時は折り畳み短縮されて、該ターミナルビル側の該固定アンカーに向けて格納されること、を特徴とする移動式通路。The mobile aisle according to claim 3, wherein the mobile aisle is extended and extended at the time of use, and is moved and arranged between an entrance on the terminal building side of the airport and below the ramp on the aircraft side. , A passenger walks inside, and when not in use, is folded and shortened and stored toward the fixed anchor on the terminal building side.