JP2004202715A

JP2004202715A - Method for manufacturing bag for granular material

Info

Publication number: JP2004202715A
Application number: JP2002371393A
Authority: JP
Inventors: Shigetaka Yoshino; 茂隆吉野; Masahiro Yasuda; 匡弘安田
Original assignee: NIPPON SURITTO KOGYO KK; Okura Industrial Co Ltd
Current assignee: NIPPON SURITTO KOGYO KK; Okura Industrial Co Ltd
Priority date: 2002-12-24
Filing date: 2002-12-24
Publication date: 2004-07-22

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for manufacturing a bag for packaging a granular material, more detailed, a method for manufacturing a bag capable of easily discharging residual air in the bag at the time of filling without requiring a complicated process. <P>SOLUTION: The method for manufacturing the bag for the granular material is adapted to a manufacturing method for a bag comprising a plastic film and includes a process (1) for applying longitudinal heat sealing to a tubular plastic film folded into a flat shape in the vicinity of both side edges thereof and forming a seal intermittent part to each of the longitudinal heat-sealed parts at least at one place, a process (2) for forming an air venting release part to the tubular plastic film on the side of the side edge of the film between the longitudinal heat-sealed parts, a process (3) for applying lateral heat sealing to the tubular plastic film at an apaproppriate interval in the direction almost crossing the longitudinal direction of the film at a right angle to form lateral heat-sealed parts and a process (4) for cutting the tubular plastic film by lines almost parallel to the lateral heat sealing at places approaching the lateral heat-sealed parts. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、米や麦等の穀類、肥料、飼料等の粒状物を包装するための袋の製造方法に関するものであり、より詳しくは、内容物の充填時、あるいは内容物が充填された袋を積み重ねた際、袋内に残留した空気が容易に排出されるような袋の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、米や麦等の穀類、肥料、飼料等の粒状物を包装するためにプラスチックフィルムを成形した袋が用いられている。このようなプラスチック袋に、内容物を充填し、充填口をヒートシールすると、袋内部に空気が残留する。そのため袋が占める体積が膨大化し、広い保管スペースが必要となり、保管の効率が低下するという問題があった。また、大量に積み重ねた際、重みにより袋内の圧力が上昇して破袋し内容物がこぼれ出すという問題、そして何よりも積み重ねた袋が崩れ落ちやすく危険であるという問題があった。
【０００３】
上記したような問題を解決する手段として、チューブ状の単層フィルムの底辺をヒートシールし、フィルムに小さな孔をあけて通気口とした袋が提案されている（例えば、特許文献１参照。）。このような通気口を設けた袋を使用して粒状物を充填することにより、袋内部に空気が残留することがなくなる。しかしながら、このような小さな孔では空気の排出に時間がかかり、高速自動包装等で粒状物を充填するのには不向きであった。
【０００４】
また、袋の外周を形成するヒートシール線（三方シール）の複数カ所に非溶着部分を残して通気口とした袋が提案されている（例えば、特許文献２参照。）。しかしながらこの形態の袋は通常、ナイロン、ポリエステルなどの合成樹脂層を有するフラットなラミネートフィルムを、折りたたんだり、重ね合わせて製造されるものである。従って製造工程においては、ラミネートフィルムをズレが生じないように折りたたんだり、重ね合わせて、ヒートシールを行うことが必要であり、折りたたんだり、重ね合わせたフィルムにズレが生じたままヒートシールしたものは、商品としての価値が失われ、廃棄される場合も少なくない。さらに、このようなラミネートフィルムは単層のフィルムと比べて高価であるので、このような袋にラミネートフィルムを用いることは、そのぶん高価なものになってしまうという欠点もあった。また、リサイクルが難しいという問題もあった。
【０００５】
【特許文献１】
実開昭５２−１２５５１２号公報
【特許文献２】
実開昭５８−６５２４１号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような状況に鑑みなされたもので、複雑な製造工程を必要とせず、袋内に残留した空気の排出速度が速く、安価な粒状物用袋の製造方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意研究を行った。この結果、比較的安価な材料を選択し、製造工程を工夫することにより上記課題が解決された袋が得られることを見いだし本発明に至った。すなわち本発明によれば、
プラスチックフィルムからなり、内容物の充填時において袋内部に残留した空気を排出する機能を有する袋を製造する方法であって、
▲１▼フラットに折り畳まれたチューブ状プラスチックフィルムの両側縁近傍に縦ヒートシールを行うとともに、該縦ヒートシール部に少なくとも一カ所シール間欠部を形成する工程、
▲２▼前記縦ヒートシール部よりもチューブ状プラスチックフィルムの側縁側に空気抜け解放部を形成する工程、
▲３▼チューブ状プラスチックフィルムの長手方向と概ね直交する方向に、適宜間隔をおいて、横ヒートシールを行い、横ヒートシール部を形成する工程、
▲４▼前記横ヒートシール部に近接した箇所で、チューブ状プラスチックフィルムを横ヒートシールと概ね平行な線で切断する工程、
を含むことを特徴とする粒状物用袋の製造方法が提供される。
【０００８】
更に、空気抜け解放部を形成する工程が、チューブ状プラスチックフィルムの両側縁であって、縦ヒートシール部よりも外側の部分を切除、あるいは切り開くものであることを特徴とする上記の粒状物用袋の製造方法が提供され、
また、空気抜け解放部を形成する工程が、チューブ状プラスチックフィルムの両側縁と縦ヒートシール部との間の領域に切り目、あるいは穴を設けるものであることを特徴とする前記の粒状物用袋の製造方法が提供され、
更にまた、縦ヒートシールが回転ロール式のシール装置によりなされることを特徴とする前記いずれかに記載の粒状物用袋の製造方法が提供される。
【０００９】
【実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の製造方法により得られる粒状物用袋は、図２に示すように、両側縁近傍にシール間欠部１１を有する縦ヒートシール部１０が形成されている。そして袋底縁部は横ヒートシール部１２が形成されている。なお、同図においては横ヒートシール部１１は、シール間欠部を有さないヒートシールにより構成されているが、シール間欠部を有するものであってもよい。そして袋の両側縁近傍の縦ヒートシール部１０に位置するシール間欠部１１は、袋内部から空気を排出するための空気の流路として機能し、さらに両側縁の空気抜け解放部３’で空気を放出させることができる。このような袋に粒状物を充填し、充填口を閉塞すると、袋の両側縁近傍の縦ヒートシール部１０に形成されたシール間欠部１１、及び両側縁の空気抜け解放部３’より余分な空気が排出され、袋を積み重ねて保管した等の場合には、嵩張りや荷崩れ、重みによる破袋の恐れがなくなる。
【００１０】
以下、前記したような袋を製造する本発明の方法を詳細に説明する。
本発明の粒状物用袋の製造方法は、次に詳細に説明する▲１▼乃至▲４▼の各工程から構成されたものであり、▲１▼乃至▲４▼の各工程を順番に連続して行ってもよいが、必ずしもこれに限定されるものでもない。例えば、▲１▼、▲２▼、▲３▼の工程を連続して行った後、チューブ状プラスチックフィルムを一旦ロール等に巻き取っておき、粒状物の充填時に、▲４▼の工程を行って袋を形成しつつ充填するという方法も可能である。さらに、▲１▼、▲２▼の工程を連続して行った後、チューブ状プラスチックフィルムを一旦ロール等に巻き取っておき、粒状物の充填時に、▲３▼、▲４▼の工程を行って袋を形成しつつ充填するという方法も可能である。これらの方法は粒状物の自動充填に適しており、この方法も本発明に含まれるものである。また、各工程を順番に行わなくてもよく、▲３▼の横ヒートシール部を形成した後に、▲１▼、▲２▼、▲４▼の工程を行ってもよく、この方法も本発明に含まれるものである。
【００１１】
以下、本発明の製造方法を構成する各工程について、図面を用いて詳細に説明する。
図１は粒状物用袋の製造方法の一実施形態を示す模式図である。なお、図１に示した製造方法は、▲１▼乃至▲４▼の各工程を順番に連続して行ったことを示しているが、前記したようにこれに限定されるものではない。
▲１▼の工程は、フラットに折り畳まれたチューブ状プラスチックフィルム２の両側縁３近傍に縦ヒートシールを行うとともに、該縦ヒートシール部１０に少なくとも一カ所シール間欠部１１を形成する。すなわち図１では、フラットに折り畳まれたチューブ状プラスチックフィルム２が巻き取られた原反ロール４からチューブ状プラスチックフィルム２を送り出し、ガイド５を通過させた後、チューブ状プラスチックフィルム２の両側縁３近傍に、回転ロール式のシール装置６が位置するように送り、該回転ロール式のシール装置６をチューブ状プラスチックフィルム２に当接させてシール間欠部１１が形成されるようにして縦ヒートシール部１０を設けている。
【００１２】
このシール間欠部１１は、チューブ状プラスチックフィルム２の両側縁３の近傍に位置する左右の縦ヒートシール部１０のいずれか一方に１カ所以上形成されていればよいのであるが、排気速度を考慮すると、左右の縦ヒートシール部１０の双方に複数、具体的には１０〜２００ｍｍの間隔で形成するのが好ましい。
【００１３】
なお、フラットに折り畳まれたチューブ状プラスチックフィルム２は図１に示すように、一度に巻き取っておいた原反ロール４を使用してもよいが、ロールに巻き取らず、チューブ状プラスチックフィルム２を製造する行程とインラインでこの工程に進んでもよい。
【００１４】
ヒートシール装置は、一般に使用されているような表面が凹凸となったヒートシールバーを用いてもよいが、好ましくは、図１に示すような回転ロール式のシール装置６を用いるとよい。シール装置が回転ロール式であれば、製造時にチューブ状プラスチックフィルムを間欠的に供給・引取できる機構を有さない装置でも縦ヒートシールが行える。
【００１５】
回転ロール式のシール装置２には、その表面が一定間隔で凹凸となっている回転ロールが装着されている。回転ロールが回転し、回転ロールの凸部がチューブ状プラスチックフィルム２に向き合った場合はお互いが当接し縦ヒートシールがなされ、一方、回転ロールの凹部がチューブ状プラスチックフィルム２に向き合った場合には、お互いは当接しない。このようにして回転ロールの当接する面が、凸部、凹部、と繰り返されることによって、チューブ状プラスチックフィルム２に縦ヒートシール部１０とシール間欠部１１が形成されていく。
【００１６】
また、回転ロールの表面を伝熱性の素材と非伝熱性の素材によって構成し、非伝熱性の素材部がチューブ状プラスチックフィルム２に当接してもヒートシールがなされないようにしてもよい。
【００１７】
両側縁３近傍の縦ヒートシール部１０に形成するシール間欠部１１は、粒状物を充填した袋から空気を排出させるための空気の流路とすることを目的としている。このため、シール間欠部１１の形状は、内容物が袋の外部に飛び出さない程度であって、通気が可能であることが必要であることから、チューブ状プラスチックフィルム２の長手方向に対して１．０ｍｍ〜８．０ｍｍの寸法となるようにするのがよい。
【００１８】
縦ヒートシール部１０とシール間欠部１１の組み合わせによってできる形状は特に限定されず、図１で示すような縦ヒートシール部１０が連続した矩形となる形状であってもよいし、連続した台形や三角形、それらの組み合わせによって形成されたものであってもよい。
【００１９】
縦ヒートシール部１０自体の幅の寸法は、袋を使用するに当たって粒状物を充填、保管した場合に破袋を生じさせない程度の強度を保っていれば特に限定されないが、好ましくは５．０ｍｍ〜２０．０ｍｍがよい。
【００２０】
チューブ状プラスチックフィルム２の両側縁３近傍に設けられた縦ヒートシール部１０の位置は、縦ヒートシール部１０のシール端部と側縁３との距離が１．０ｍｍ〜３０．０ｍｍ、特に好ましくは３．０ｍｍ〜２０．０ｍｍとなるようにするとよい。
【００２１】
▲２▼の工程は、前記縦ヒートシール部１０よりもチューブ状プラスチックフィルム２の側縁３側に空気抜け解放部３’を形成する。空気抜け解放部３’は、前記シール間欠部１１を通じて袋内部から排出された空気を大気中に解放するためのものである。空気抜け解放部３’を形成する方法としてはまず、チューブ状プラスチックフィルム２の両側縁３であって、縦ヒートシール部１０よりも外側の部分を切除、あるいは切り開く方法が例示できる。図１はまさにその形態を示すもので、フラットに折り畳まれたチューブ状プラスチックフィルム２の両側縁３を、刃７によって切り開き、空気抜け解放部３’を形成している。
【００２２】
また、空気抜け解放部を形成する他の方法として、チューブ状プラスチックフィルム２の両側縁３と縦ヒートシール部１０との間の領域に切り目、あるいは穴を設けることも可能である。この方法によって得られる粒状物用袋は袋外部からの虫、ゴミ、水分の進入を効果的に防止できるという特長を有している。
【００２３】
▲３▼の工程は、チューブ状プラスチックフィルム２の長手方向と概ね直交する方向に、適宜間隔をおいて、横ヒートシールを行い、横ヒートシール部１２を形成する。横ヒートシール部１２自体の幅の寸法は、袋を使用するに当たって粒状物を充填、保管した場合に破袋を生じさせない程度の強度を保っていれば特に限定されないが、好ましくは５．０ｍｍ〜２０．０ｍｍがよい。
また、横ヒートシール部１２には、縦ヒートシール部１０と同様にシール間欠部を有するものであってもよく、その寸法、形状等は縦ヒートシール部１０に設けたシール間欠部１１の場合と同様である。
【００２４】
▲４▼の工程は、前記横ヒートシール部１２に近接した箇所で、チューブ状プラスチックフィルム２を横ヒートシール部１２と概ね平行な線で切断する。なお▲３▼横ヒートシールを行う工程、及び▲４▼切断する工程は、同時に行ってもよい。
【００２５】
本発明の製造方法に用いられるチューブ状プラスチックフィルムは、内面となる側がポリエチレンのようなヒートシール可能な合成樹脂からなるものであればあらゆるものが使用可能である。また、チューブ状プラスチックフィルムは単層のものでもよいし多層のものであってもよいが、比較的安価な単層のものを用いることで、より安価に製造することができる。
【００２６】
【効果】
以上説明したように本発明によれば、米や麦等の穀類、肥料、飼料等の粒状物を充填する際、あるいは充填後の袋を積み重ねた際、袋内の残留空気が容易に排出されるような粒状物用袋を安価に製造する方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の粒状物用袋製造方法の一実施形態を示す模式図である。
【図２】本発明の製造方法によって製造された粒状物用袋を示す模式図である。
【符号の説明】
１．粒状物用袋
２．チューブ状プラスチックフィルム
３．側縁
３’．空気抜け解放部
４．原反ロール
５．ガイド
６．回転ロール式のシール装置
７．刃
８．ヒートシール装置
９．切断機
１０．縦ヒートシール部
１１．シール間欠部
１２．横ヒートシール部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for producing a bag for packaging granules such as cereals such as rice and wheat, fertilizer, and feed, and more particularly, to a bag filled with contents or a bag filled with contents. The present invention relates to a bag manufacturing method in which air remaining in the bag is easily discharged when the bags are stacked.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, bags formed of a plastic film have been used for packaging granular materials such as grains such as rice and wheat, fertilizers, feeds and the like. When the contents are filled in such a plastic bag and the filling port is heat-sealed, air remains inside the bag. Therefore, there is a problem that the volume occupied by the bag becomes enormous, a large storage space is required, and storage efficiency is reduced. In addition, when a large number of bags are stacked, there is a problem that the pressure in the bags increases due to the weight, the bags are broken, and the contents are spilled, and above all, the stacked bags are easily broken and dangerous.
[0003]
As means for solving the above-mentioned problem, a bag has been proposed in which the bottom of a tube-shaped single-layer film is heat-sealed and a small hole is formed in the film to form a vent hole (for example, see Patent Document 1). . By filling the granular material using a bag provided with such a vent, air does not remain inside the bag. However, it takes a long time to discharge air from such a small hole, and it is not suitable for filling a granular material in high-speed automatic packaging or the like.
[0004]
In addition, a bag has been proposed in which a non-welded portion is left at a plurality of portions of a heat seal line (three-side seal) forming the outer periphery of the bag and used as a vent (for example, see Patent Document 2). However, this type of bag is usually manufactured by folding or laminating a flat laminated film having a synthetic resin layer such as nylon or polyester. Therefore, in the manufacturing process, it is necessary to fold or overlap the laminated film so as not to cause a shift, and to perform heat sealing, and it is necessary to heat-seal the folded or overlapped film with a shift generated. In many cases, the value of the product is lost and the product is discarded. Furthermore, since such a laminated film is more expensive than a single-layer film, using a laminated film in such a bag has a disadvantage that it becomes more expensive. Another problem was that recycling was difficult.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 52-125512 [Patent Document 2]
JP-A-58-65241 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of such circumstances, and has as its object to provide an inexpensive method for manufacturing a bag for granular material, which does not require a complicated manufacturing process, has a high rate of discharging air remaining in the bag, and is inexpensive. And
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have conducted intensive studies. As a result, the present inventors have found that a bag in which the above-mentioned problems have been solved can be obtained by selecting relatively inexpensive materials and devising a manufacturing process, and have reached the present invention. That is, according to the present invention,
A method of manufacturing a bag having a function of discharging air remaining inside the bag when the contents are filled, comprising a plastic film,
(1) a step of performing vertical heat sealing near both side edges of the flatly folded tubular plastic film, and forming at least one intermittent seal portion in the vertical heat sealing portion;
(2) a step of forming an air vent release portion on the side edge side of the tubular plastic film relative to the vertical heat seal portion;
(3) a step of performing a horizontal heat seal at appropriate intervals in a direction substantially perpendicular to the longitudinal direction of the tubular plastic film to form a horizontal heat seal portion;
(4) a step of cutting the tubular plastic film along a line substantially parallel to the horizontal heat seal at a location adjacent to the horizontal heat seal portion;
The manufacturing method of the bag for granular materials characterized by including these.
[0008]
Further, the step of forming the air vent release portion is to cut or cut out portions on both side edges of the tubular plastic film and outside the vertical heat seal portion. A method of manufacturing a bag is provided,
Further, the step of forming the air vent release portion comprises providing a cut or a hole in a region between both side edges of the tubular plastic film and the vertical heat seal portion. Is provided,
Furthermore, there is provided the method for producing a granular material bag according to any one of the above, wherein the vertical heat sealing is performed by a rotary roll type sealing device.
[0009]
Embodiment
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
As shown in FIG. 2, the granular bag obtained by the manufacturing method of the present invention has a vertical heat seal portion 10 having seal intermittent portions 11 near both side edges. A lateral heat seal portion 12 is formed at the bottom edge of the bag. Although the horizontal heat seal portion 11 is formed of a heat seal having no intermittent seal portion in FIG. 1, it may have an intermittent seal portion. The intermittent seal portion 11 located in the vertical heat seal portion 10 near both side edges of the bag functions as an air flow path for discharging air from the inside of the bag, and furthermore, the air vent release portions 3 ′ on both side edges allow air to escape. Can be released. When such a bag is filled with the granular material and the filling port is closed, extra space is provided between the seal intermittent portion 11 formed in the vertical heat seal portion 10 near both side edges of the bag and the air vent release portions 3 'on both side edges. In the case where air is exhausted and bags are stacked and stored, there is no risk of bulkiness, collapse of the load, or breakage of the bags due to weight.
[0010]
Hereinafter, the method of the present invention for producing a bag as described above will be described in detail.
The method for manufacturing a bag for granular material according to the present invention comprises the following steps (1) to (4), which will be described in detail below, and sequentially performs the steps (1) to (4) in order. Although it may be performed, it is not necessarily limited to this. For example, after the steps (1), (2), and (3) are continuously performed, the tubular plastic film is once wound up on a roll or the like, and when the granular material is filled, the step (4) is performed and the bag is formed. It is also possible to fill while forming. Further, after the steps (1) and (2) are continuously performed, the tubular plastic film is once wound up on a roll or the like, and when the granular material is filled, the steps (3) and (4) are performed and the bag is formed. It is also possible to fill while forming. These methods are suitable for automatic filling of granules, and this method is also included in the present invention. Also, the steps need not be performed in order, and the steps (1), (2), and (4) may be performed after the formation of the horizontal heat seal section (3). It is included in.
[0011]
Hereinafter, each step constituting the manufacturing method of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
Drawing 1 is a mimetic diagram showing one embodiment of a manufacturing method of a bag for granular materials. Although the manufacturing method shown in FIG. 1 shows that the steps (1) to (4) are sequentially performed in sequence, the present invention is not limited to this as described above.
In the step (1), a vertical heat seal is performed near both side edges 3 of the tubular plastic film 2 folded flat, and at least one intermittent seal portion 11 is formed in the vertical heat seal portion 10. That is, in FIG. 1, the tubular plastic film 2 is fed out from a raw roll 4 on which the flatly folded tubular plastic film 2 is wound, and after passing through a guide 5, both side edges 3 of the tubular plastic film 2 are removed. The rotary roll-type sealing device 6 is fed in the vicinity thereof, and the rotary roll-type sealing device 6 is brought into contact with the tubular plastic film 2 so that the seal intermittent portion 11 is formed. The unit 10 is provided.
[0012]
The seal intermittent portion 11 may be formed in one or more of the left and right vertical heat seal portions 10 located near the both side edges 3 of the tubular plastic film 2. Then, it is preferable that a plurality of, specifically, 10 to 200 mm intervals are formed on both the left and right vertical heat seal portions 10.
[0013]
As shown in FIG. 1, the tubular plastic film 2 folded flat may use an original fabric roll 4 that has been wound up at one time. This step may be performed in-line with the step of manufacturing the.
[0014]
As the heat sealing device, a generally used heat sealing bar having an uneven surface may be used, but a rotating roll type sealing device 6 as shown in FIG. 1 is preferably used. If the sealing device is a rotary roll type, the vertical heat sealing can be performed even with a device having no mechanism capable of intermittently supplying and taking off the tubular plastic film during manufacturing.
[0015]
The rotating roll type sealing device 2 is equipped with a rotating roll whose surface is uneven at regular intervals. When the rotating roll rotates and the convex portion of the rotating roll faces the tubular plastic film 2, the two rolls contact each other to perform vertical heat sealing, while when the concave portion of the rotating roll faces the tubular plastic film 2, Do not abut each other. In this way, the surface in contact with the rotating roll is repeated with the convex portion and the concave portion, so that the vertical heat seal portion 10 and the seal intermittent portion 11 are formed in the tubular plastic film 2.
[0016]
Further, the surface of the rotating roll may be made of a heat conductive material and a non-heat conductive material so that heat sealing is not performed even when the non-heat conductive material portion abuts on the tubular plastic film 2.
[0017]
The seal intermittent portion 11 formed in the vertical heat seal portion 10 near the both side edges 3 is intended to be an air flow path for discharging air from the bag filled with the particulate matter. For this reason, the shape of the seal intermittent portion 11 is such that the contents do not protrude out of the bag and needs to be able to ventilate. It is preferable that the size be 1.0 mm to 8.0 mm.
[0018]
The shape formed by the combination of the vertical heat seal portion 10 and the intermittent seal portion 11 is not particularly limited, and the vertical heat seal portion 10 may have a continuous rectangular shape as shown in FIG. It may be formed by a triangle or a combination thereof.
[0019]
The width dimension of the vertical heat seal portion 10 itself is not particularly limited as long as the bag is filled with the granular material in use of the bag and has a strength that does not cause bag breakage when stored, and is preferably 5.0 mm or more. 20.0 mm is preferred.
[0020]
The position of the vertical heat seal portion 10 provided in the vicinity of both side edges 3 of the tubular plastic film 2 is preferably such that the distance between the seal end portion of the vertical heat seal portion 10 and the side edge 3 is 1.0 mm to 30.0 mm. Is preferably set to be 3.0 mm to 20.0 mm.
[0021]
In the step (2), an air vent release portion 3 'is formed on the side of the side edge 3 of the tubular plastic film 2 above the vertical heat seal portion 10. The air vent release part 3 ′ is for releasing air discharged from the inside of the bag through the intermittent seal part 11 to the atmosphere. As a method of forming the air vent release portion 3 ′, first, a method of cutting or cutting out portions on both side edges 3 of the tubular plastic film 2 outside the vertical heat seal portion 10 can be exemplified. FIG. 1 shows exactly the form, in which both side edges 3 of a flatly folded tubular plastic film 2 are cut open by blades 7 to form an air vent release portion 3 ′.
[0022]
As another method of forming the air release portion, a cut or a hole can be provided in a region between both side edges 3 of the tubular plastic film 2 and the vertical heat seal portion 10. The bag for granular material obtained by this method has a feature that insects, dust, and moisture can be effectively prevented from entering the bag.
[0023]
In the step (3), horizontal heat sealing is performed at appropriate intervals in a direction substantially perpendicular to the longitudinal direction of the tubular plastic film 2 to form a horizontal heat seal portion 12. The size of the width of the horizontal heat seal portion 12 itself is not particularly limited as long as the bag is filled with the granular material in use of the bag and has a strength that does not cause the bag to break when stored and stored, but preferably from 5.0 mm to 20.0 mm is preferred.
Further, the horizontal heat seal portion 12 may have a seal intermittent portion similarly to the vertical heat seal portion 10, and its size, shape, etc. are the same as those of the vertical heat seal portion 10 provided in the vertical heat seal portion 10. Is the same as
[0024]
In the step (4), the tubular plastic film 2 is cut along a line substantially parallel to the horizontal heat seal portion 12 at a position close to the horizontal heat seal portion 12. The step (3) of performing the horizontal heat sealing and the step (4) of cutting may be performed simultaneously.
[0025]
As the tubular plastic film used in the production method of the present invention, any one can be used as long as the inner side is made of a heat-sealable synthetic resin such as polyethylene. Further, the tubular plastic film may be a single layer or a multilayer, but by using a relatively inexpensive single layer, it can be manufactured at lower cost.
[0026]
【effect】
As described above, according to the present invention, when filling granular materials such as grains such as rice and barley, fertilizer, and feed, or when stacking bags after filling, residual air in the bags is easily discharged. The present invention provides a method for producing such a granular bag at low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing an embodiment of a method for manufacturing a bag for granular material according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic view showing a bag for a granular material produced by the production method of the present invention.
[Explanation of symbols]
1. 1. Bag for granular material 2. tubular plastic film Side edge 3 '. Air release section 4. Raw roll 5. Guide 6. 6. Roller-type sealing device Blade 8. Heat sealing device9. Cutting machine10. Vertical heat seal part 11. Seal intermittent part 12. Horizontal heat seal

Claims

プラスチックフィルムからなり、内容物の充填時において袋内部に残留した空気を排出する機能を有する袋を製造する方法であって、
▲１▼フラットに折り畳まれたチューブ状プラスチックフィルムの両側縁近傍に縦ヒートシールを行うとともに、該縦ヒートシール部に少なくとも一カ所シール間欠部を形成する工程、
▲２▼前記縦ヒートシール部よりもチューブ状プラスチックフィルムの側縁側に空気抜け解放部を形成する工程、
▲３▼チューブ状プラスチックフィルムの長手方向と概ね直交する方向に、適宜間隔をおいて、横ヒートシールを行い、横ヒートシール部を形成する工程、
▲４▼前記横ヒートシール部に近接した箇所で、チューブ状プラスチックフィルムを横ヒートシールと概ね平行な線で切断する工程、
を含むことを特徴とする粒状物用袋の製造方法。A method for manufacturing a bag comprising a plastic film and having a function of discharging air remaining inside the bag when filling the contents,
{Circle around (1)} a step of performing vertical heat sealing near both side edges of the tubular plastic film folded flat and forming at least one intermittent seal portion in the vertical heat sealing portion;
(2) a step of forming an air vent release part on the side edge side of the tubular plastic film relative to the vertical heat seal part;
(3) a step of performing horizontal heat sealing at appropriate intervals in a direction substantially orthogonal to the longitudinal direction of the tubular plastic film to form a horizontal heat seal portion;
(4) a step of cutting the tubular plastic film along a line substantially parallel to the horizontal heat seal at a location adjacent to the horizontal heat seal portion;
A method for producing a bag for granular material, comprising:

空気抜け解放部を形成する工程が、チューブ状プラスチックフィルムの両側縁であって、縦ヒートシール部よりも外側の部分を切除、あるいは切り開くものであることを特徴とする請求項１に記載の粒状物用袋の製造方法。2. The granular material according to claim 1, wherein the step of forming the air vent release portion cuts or cuts out portions on both side edges of the tubular plastic film and outside the vertical heat seal portion. Manufacturing method of goods bag.

空気抜け解放部を形成する工程が、チューブ状プラスチックフィルムの両側縁と縦ヒートシール部との間の領域に切り目、あるいは穴を設けるものであることを特徴とする請求項１に記載の粒状物用袋の製造方法。2. The granular material according to claim 1, wherein the step of forming the air vent release portion includes forming a cut or a hole in a region between both side edges of the tubular plastic film and the vertical heat seal portion. Manufacturing method for bags.

縦ヒートシールが回転ロール式のシール装置によりなされることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の粒状物用袋の製造方法。The method for producing a bag for granular material according to any one of claims 1 to 3, wherein the vertical heat sealing is performed by a rotary roll type sealing device.