JP2004200943A - 携帯電話機及びそれに用いるバッテリセービング方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】L1/MAC131はSMS−CBメッセージを受信するためにCTCHを使用し、CTCHで正しく受信することができている割合を測定する。RLC132はSMS−CBメッセージの先頭ブロックを検出し、先頭ブロックのみをBMC133に通知する。BMC133はRLC132から受取った先頭ブロックを受信した場合、そのブロックを含むSMS−CBメッセージの必要性を判断する。RRC134はどのブロックを受信するかを、L1/MAC131の受信品質を監視して解析することができ、基地局から送られてくるシステムインフォメーションを基にどのCTCHのブロックを受信するかを判断し、その結果に基づいてL1/MAC131とRLC132とを制御する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話機及びそれに用いるバッテリセービング方法に関し、特にW−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)におけるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)受信時のバッテリセービング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、SMSにおいては、主に、ニュース、交通情報、株式情報等の新しい情報を携帯電話機のユーザに提供するために用いられたり、携帯電話機のユーザ間において特定のショートメッセージを交換するために使用されている。
【0003】
一般的に、SMSは通話チャネルとは別のページングチャネルを利用してメッセージを伝送している。したがって、このSMSで伝達することができるデータの量は制限的であるが、携帯電話機が移動通信システムに連結されなくてもメッセージを受信することができる。
【0004】
もちろん、全てのSMSがページングチャネルを通してメッセージを伝送するのではなく、携帯電話機からメッセージを伝送する場合にはトラフィックチャネルが利用される。
【0005】
また、SMSにはポイントツーポイントモード(point−to−point mode)及びセルブロードキャストモード(cell−broadcast mode、またはpoint−to−omnipoint mode)を使用することができる。
【0006】
ここで、ポイントツーポイントモードは携帯電話機のユーザ間においてメッセージを伝送するために使用されるモードであり、セルブロードキャストモードは所定のセル内の多数の加入者に、上記のニュース、交通情報、株式情報等の多様な情報を伝送するために使用されるモードである。特に、セルブロードキャストモードはSMSを利用した広告方法等に用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−245347号公報(第3〜12頁、図6)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の携帯電話機では、必要のないSMS−CBメッセージ(Message)とわかっていても、そのメッセージの受信を途中で止めることはなく、その間に無駄な電力が消費されしまうこととなる。
【0009】
また、従来の携帯電話機では、SMS−CBメッセージを構成するブロック(block)のうちのあるブロックの受信に失敗した時、そのSMS−CBメッセージ全体を再送してもらうことしかできないため、SMS−CBメッセージ全体を再送するために無駄な電力が消費されしまうこととなる。
【0010】
さらに、従来の携帯電話機では、SMS−CBメッセージ内に基地局側からどのようなメッセージが送信されるかを事前に示すスケジュールメッセージ(Schedule Message)を組込むことができるが、そのスケジュールメッセージを見つけるために全てのSMS−CBメッセージを受信することとなり、その間に無駄な電力が消費されしまうこととなる。
【0011】
さらにまた、従来の携帯電話機では、受信品質が悪い時にSMS−CBメッセージの受信に失敗すると、何度もSMS−CBメッセージの再受信を試みることとなり、その間に無駄な電力が消費されしまうこととなる。
【0012】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、無駄な電力消費を低減することができる携帯電話機及びそれに用いるバッテリセービング方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明による携帯電話機は、基地局から特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機であって、前記基地局から送信されてきた前記SMS−CBメッセージが必要か否かを判断する手段と、その判断の結果において不必要と判断した前記SMS−CBメッセージの後方部分の受信を停止する手段とを備えている。
【0014】
本発明によるバッテリセービング方法は、基地局から特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機のバッテリセービング方法であって、前記携帯電話機側に、前記基地局から送信されてきた前記SMS−CBメッセージが必要か否かを判断するステップと、その判断の結果において不必要と判断した前記SMS−CBメッセージの後方部分の受信を停止するステップとを備えている。
【0015】
すなわち、本発明の携帯電話機は、特定地域の全ての受信者にSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージ(Message)をブロードキャストすることが可能なサービスであるSMS−CBを用いたものである。
【0016】
SMS−CBでは、上述したように、多種多様なSMS−CBメッセージが送信されることになる。その中に、どのようなメッセージが基地局側から送信されるかを事前に示すスケジュールメッセージ(Schedule Message)も含まれている。
【0017】
本発明の携帯電話機では、このSMS−CBメッセージの受信において、ユーザにとって必要のないSMS−CBメッセージを受信することを回避し、電力消費を抑えることが可能となる。
【0018】
但し、通信状態が悪い場所では、正確なSMS−CBメッセージの受信が難しく、再び同じSMS−CBメッセージを受信しなければならない。特に、上記のスケジュールメッセージを受信することができないと、どのようなSMS−CBメッセージが送信されてくるのかわからなくなるので、携帯電話機ではスケジュールメッセージを受信することができるまで、全てのSMS−CBメッセージを受信しなければならない。その結果、携帯電話機では電力消費が大きくなり、待受時間が短くなってしまう。
【0019】
本発明の携帯電話機は、上記のような無駄な電力消費を防ぐものであり、以下の4つの方法のいずれかでそれを実現している。つまり、本発明の携帯電話機では、必要のないSMS−CBメッセージを早期に判断し、後に続く部分を読まない方法、部分的に受信を失敗したブロック(block)をSMS−CBメッセージが再送される時に補完する方法、スケジュールメッセージを受信するタイミングを基地局からもらい、効率よく受信する方法、受信品質が悪い時にSMS−CBメッセージの受信を停止する方法のいずれかの方法をとっている。その結果、本発明の携帯電話機では、無駄な電力消費を抑え、待受け時間を延ばすことが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。図1において、携帯電話機1は電話を受信するアンテナ11と、電波を復調する無線部12と、復調されたデータを制御する制御部13と、データを保存しかつ制御部13が実行するプログラム(コンピュータで実行可能なプログラム)を格納するメモリ14と、データを表示するディスプレイ15とから構成されている。
【0021】
無線部12は図示せぬ基地局から送信された電波がアンテナ11で受信されると、RF(高周波)信号に変調されている受信電波を復調する。制御部13は無線部12で復調された受信電波の中からSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)に関するSMS−CBメッセージ(Message)を解析して処理し、その結果、必要があると判断すると、受信したデータをメモリ14に保存するとともに、ユーザに視覚的にわかるようにディスプレイ15に表示する。
【0022】
図2は図1の制御部13の構成を示すブロック図である。図2において、制御部13はL1/MAC(Layer 1/Medium Access Control)131と、RLC(Radio Link Control)132と、BMC(Broadcast/Multicast Control)133と、RRC(Radio Resource Control)134とを備えている。
【0023】
L1/MAC131ではSMS−CBメッセージを受信するために、CTCH(Common Traffic Channel)を使用する。L1/MAC131はCTCHで正しく受信することができている割合を測定する受信品質測定機能を持っている。
【0024】
RLC132はL1/MAC131から受信した複数のCTCHのブロック(block)が1つのSMS−CBメッセージを構成していれば、1つのSMS−CBメッセージに組立ててBMC133に通知する。RLC132は正確に受信することができなかったブロックがある場合、再送されるブロックを受信するまで、他の正確に受信することができたブロックを保存しておくための再送待ちバッファ(図示せず)を備えている。これによって、RLC132はSMS−CBメッセージの先頭ブロックを検出し、先頭ブロックのみをBMC133に通知することができる。
【0025】
BMC133はどのようなメッセージが基地局側から送信されるかを事前に示すスケジュールメッセージ(Schedule Message)情報を解析し、後に送信される必要なSMS−CBメッセージを選択することができる。BMC133はRLC132から受取った先頭ブロックを受信した場合、そのブロックを含むSMS−CBメッセージの必要性を判断することができる。
【0026】
RRC134はどのブロックを受信するかを、L1/MAC131の受信品質を監視して解析することができる。RRC134は基地局から送られてくるシステムインフォメーション(SYSTEM INFORMATION)を受信し、どのCTCHのブロックを受信するかの判断結果に基づいてL1/MAC131とRLC132とを制御することができる。
【0027】
図3は本発明の一実施例においてSMS−CBメッセージを不必要と判断する例を示す図であり、図4は本発明の一実施例による不必要なSMS−CBメッセージの読込みを防止する動作を示すシーケンスチャートであり、図5は本発明の一実施例に用いられるSMS−CBメッセージの構成例を示す図である。
【0028】
図6は本発明の一実施例においてブロック受信を失敗した例を示す図であり、図7は本発明の一実施例において受信に失敗したブロックの補完読込みの動作を示すシーケンスチャートであり、図8は本発明の一実施例に用いられるCTCHのブロック例を示す図である。
【0029】
図9は本発明の一実施例によるスケジュールメッセージ情報を含むシステムインフォメーション受信の動作を示すシーケンスチャートであり、図10は本発明の一実施例によるエラー率による状態遷移を示す図であり、図11は本発明の一実施例による受信品質による動作及び停止の設定動作を示すシーケンスチャートであり、図12は本発明の一実施例によるSMS−CBメッセージの受信判断の動作を示すフローチャートである。
【0030】
これら図1〜図12を参照して本発明の一実施例による携帯電話機1の動作について説明する。本発明の一実施例による携帯電話機1は、上記のような無駄な電力消費を防ぐものであり、以下の4つの方法のいずれかでそれを実現している。
【0031】
つまり、本発明の一実施例による携帯電話機1では、必要のないSMS−CBメッセージを早期に判断し、後に続く部分を読まない方法、部分的に受信を失敗したブロックをSMS−CBメッセージが再送される時に補完する方法、スケジュールメッセージを受信するタイミングを基地局からもらい、効率よく受信する方法、受信品質が悪い時にSMS−CBメッセージの受信を停止する方法のいずれかの方法をとっている。その結果、本発明の一実施例による携帯電話機1では、無駄な電力消費を抑え、待受け時間を延ばすことができる。以下、これらの方法について順を追って説明する。
【0032】
まず、不必要なSMS−CBメッセージの再受信停止の方法について説明する。図3にはブロック#1〜#3に分割されているSMS−CBメッセージを受信する例を示している。この場合、SMS−CBメッセージは、図5に示すように、3分割(ブロック#1〜#3)されているものとする。
【0033】
このうちのブロック#1に、SMS−CBメッセージの必要性を判断するためのヘッダ情報(Parameter、Message Type、Message ID、Serial Number、Data Coding Scheme)が全て含まれている。
【0034】
制御部13ではL1/MAC131で受信したブロック#1をRLC132を経由してBMC133に送り、BMC133はSMS−CBメッセージが必要かどうかを判断する。BMC133が必要ないと判断すると、その後のブロック#2,#3を受信しないように設定している。
【0035】
この動作について図4を参照して説明する。携帯電話機1は基地局がブロック#1を送信すると(図4のa1)、そのブロックをL1/MAC131で受信してRLC132に通知する(図4のa2)。
【0036】
RLC132は受信したブロック#1をSMS−CBメッセージの先頭ブロックだと判断すると(図4のa3)、そのブロックをBMC133に通知する(図4のa4)。BMC133は後述する方法で、SMS−CBメッセージが必要かどうかを判断する(図4のa5)。ここでは必要ないと判断するので、BMC133は不必要である旨をRRC134に通知する(図4のa6)。
【0037】
RRC134はSMS−CBメッセージを受信しないと判断し(図4のa7)、RLC132に受信したブロック#1の削除と後続ブロックを受信しないように設定し(図4のa8)、同様に、RRC134はL1/MAC6で後続ブロックを受信しないように設定する(図4のa9)。L1/MAC131は後続ブロックを読まないように設定されているので、ブロック#2が送信されてきても受信を拒否する(図4のa10,a11)。
【0038】
次に、受信を失敗したブロックを再送によって補完する方法について説明する。図6にはブロック#2が受信できなかった例を示している。この場合、「B1」と「B2」が一つのSMS−CBメッセージとなっている。「B1」及び「B2」はブロック#1とブロック#2とで送信され、さらに「B1」及び「B2」はブロック#10とブロック#11とで再送される。
【0039】
L1/MAC131からRLC132にブロック#1が通知され(図7のb1)、続いてブロック#2が通知されようとすると(図7のb2)、RLC132はブロック#2が正常に受信することができないことを検知し(図7のb3)、受信失敗したブロック#2より前、つまりブロック#1をバッファに保存しておく。
【0040】
RLC132は受信失敗したブロックを再受信するようにBMC133に通知する(図7のb4)。BMC133はスケジュールメッセージを調べ、受信失敗したブロックが再送されるかどうかを調べる(図7のb5)。この例では、ブロック#2と同じものがブロック#11で再送されるので、ブロック#11を受信するようにRRC134に要求する(図7のb6)。
【0041】
RRC134はそれぞれRLC132及びL1/MAC131にブロック#11を受信するように設定する(図7のb7,b8)。RLC132及びBMC133はブロック#11が再送されるまで後続のブロックの受信を通常通り行うが(図7のb9)、ブロック#1と同じものであるブロック#10は既に受信されているため、受信しない。
【0042】
RLC132はブロック#11を受信することができたら(図7のb10)、保存しておいたブロック#1と連結し、BMC8にSMS−CBメッセージを通知する(図7のb11)。
【0043】
さらに、システムインフォメーションにスケジュールメッセージの送信タイミングを付加する方法について説明する。図8にはCTCHで送信されるブロックの例を示している。ブロックにはスケジュールメッセージを含むものもある。スケジュールメッセージは、次のスケジュールメッセージを含むSMS−CBメッセージがいつ送信されるかの情報を持つ。
【0044】
図8に示す例では、ブロック#1のスケジュールメッセージに、ブロック#12にスケジュールメッセージが入っていることを示している。ブロック#12のスケジュールメッセージには次のスケジュールメッセージを示し、ブロック#65にスケジュールメッセージがあることは、あるスケジュールメッセージに示されている。
【0045】
スケジュールメッセージは不定期的に送信されるので、携帯電話機はいつ送信されるかわからないが、これを一部のスケジュールメッセージを定期的に送信するようにする。
【0046】
図8において、定期的に送信されるスケジュールメッセージを含むブロックは、ブロック#1,ブロック#65であり、64ブロック毎に送信されているものとする。本実施例では、このような定期的に送信されるスケジュールメッセージのブロック送信タイミングを、BCCH(Broadcast Control
Channel)によるシステムインフォメーションで送信している。
【0047】
図9ではRRC134がスケジュールメッセージをまだ受信していない状態とする。RRC134は基地局から送信されたシステムインフォメーションを受取ると(図9のc1)、システムインフォメーションから定期的に送信されるスケジュールメッセージのブロック送信タイミング(図8ではブロック#65の位置)を得て、RLC132及びL1/MAC131にそれぞれスケジュールメッセージを受信するように設定する(図9のc2,c3)。
【0048】
L1/MAC131、RLC132、BMC133はそれぞれスケジュールメッセージを受信するまでの間、他のSMS−CBメッセージを受信せず、消費電力を抑える(図9のc4)。ブロック#65が基地局から送信されると(図9のc5)、RLC132はそれを受信し、そのスケジュールメッセージをBMC133に通知する(図9のc6)。
【0049】
続いて、信号受信品質管理による下位レイヤの動作停止・再開の方法について説明する。図10には通常の受信動作を行う通常受信モードA1と、図示せぬバッテリの消費電力を抑制するバッテリセービングモードA2との2つの受信モードを示している。
【0050】
通常受信モードA1においては受信エラー率が基準よりも高くなった場合にバッテリセービングモードA2へ遷移し、バッテリセービングモードA2においては受信エラー率が基準よりも低くなった場合に通常受信モードA1へ遷移する。
【0051】
図11には受信品質が変化した時の動作を示している。RRC134はL1/MAC131のCTCHの受信品質をチェックし(図11のd1)、受信品質が基準よりも下がっていると判断すると(図11のd2)、消費電力を抑えるために、それぞれRLC132及びL1/MAC131にSMS−CBメッセージ受信拒否を設定し(図11のd3,d4)、バッテリセービングモードA2に遷移する。
【0052】
RRC134はL1/MAC131のCTCHの受信品質をチェックし(図11のd5)、受信品質が基準よりも上がっていると判断すると(図11のd6))、SMS−CBメッセージを受信するために、それぞれRLC132及びL1/MAC131にSMS−CBメッセージを受信するように設定し(図11のd7,d8)、通常受信モードA1に遷移する。
【0053】
続いて、携帯電話機1におけるSMS−CBメッセージが必要か否かの受信判断の動作について説明する。図12には本発明の一実施例によるSMS−CBメッセージが必要か否かの受信判断の動作を示している。
【0054】
携帯電話機1はSMS−CBメッセージの最初のブロックを受信すると(図12ステップS1)、Message IDが、受信するように設定されているか(図12ステップS2)、Message IDのSMS−CBメッセージを初めて受信したか(図12ステップS3)、Data Coding Schduleの示す言語が受信するように設定されているか(図12ステップS4)、Serial Numberが更新されているか(図12ステップS5)、をそれぞれ判断する。
【0055】
携帯電話機1はMessage IDが受信するように設定され、Message IDのSMS−CBメッセージを初めて受信せず、Data Coding Schduleの示す言語が受信するように設定され、Serial Numberが更新されていれば、SMS−CBメッセージを受信し(図12ステップS6)、そうでなければ、SMS−CBメッセージを受信しない(図12ステップS7)。
【0056】
このように、本実施例では、不必要なSMS−CBメッセージの再受信を停止する方法をとること、つまり受信中のSMS−CBメッセージが必要かどうか早期に判断し、SMS−CBメッセージの後方部分を受信しないようにすることで、電力消費を低減することができる。
【0057】
また、本実施例では、受信を失敗したブロックを再送によって補完する方法をとること、つまりあるブロックの受信に失敗した時に、そのSMS−CBメッセージ全体を読むことなく、受信を失敗したブロックのみを再送時のブロックで補完することで、無駄な電力消費を低減することができる。この場合には、SMS−CBメッセージが多数のブロックに分割されていれば、受信することができる確率を向上させることができる。
【0058】
さらに、本実施例では、システムインフォメーションにスケジュールメッセージの送信タイミングを付加する方法をとること、つまりスケジュールメッセージを見つけるために全てのSMS−CBメッセージを受信することなく、システムインフォメーションによってわかるスケジュールメッセージ送信時までSMS−CBメッセージを受信しなくてもよく、その結果、無駄な電力消費を低減することができる。
【0059】
さらにまた、本実施例では、信号受信品質管理による下位レイヤの動作停止・再開を行う方法をとること、つまり受信品質が悪い時に何度も無駄に再受信するのをことなくすことで、無駄な電力消費を低減することができる。
【0060】
尚、本発明は上記の実施例に限定されず、受信を失敗したブロックを再送によって補完する方法において、初回送信時にブロック受信を失敗した場合にそのブロック以降を受信せず、再送時に受信失敗したブロックと同等なブロック以降を受信して補完する方法、予め受信しておいたブロックを使って補完する方法等も用いることができる。
【0061】
また、本発明は、システムインフォメーションにスケジュールメッセージの送信タイミングを付加する方法において、システムインフォメーション以外の他のメッセージにスケジュールメッセージの送信タイミングを付加する方法等も用いることができる。この方法としては、例えば、位置登録のLayer3 messageにスケジュールメッセージの送信タイミングを付加する方法がある。
【0062】
この場合、本発明では、スケジュールメッセージの送信タイミングを付加しているが、スケジュールメッセージ以外のSMS−CBメッセージの送信タイミングを付加することも可能である。
【0063】
さらに、本発明は、信号受信品質管理による下位レイヤの動作停止・再開を行う方法において、バッテリ・セービング・モードから通常受信モードへ復帰する際、タイマによる時限的なもので行う方法等も用いることができる。
【0064】
尚、請求項の記載に関連して本発明はさらに次の態様をとりうる。
【0065】
(1)基地局から特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機であって、前記SMS−CBメッセージが複数のブロックからなる場合に受信に失敗したブロックのみを受信する手段を有することを特徴とする携帯電話機。
【0066】
(2)前記複数のブロックのうちの受信に成功したブロックを蓄積する手段を含むことを特徴とする(1)記載の携帯電話機。
【0067】
(3)基地局から特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機であって、前記基地局側から送信されてきた特定メッセージに付加された送信タイミングを基に予め設定された所定メッセージを受信する手段を有することを特徴とする携帯電話機。
【0068】
(4)前記特定メッセージ及び前記所定メッセージが、どのようなメッセージが基地局側から送信されるかを事前に示すスケジュールメッセージであることを特徴とする(3)記載の携帯電話機。
【0069】
(5)基地局から特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機であって、信号受信品質を測定する手段と、前記信号受信品質の変化に応じて通常の受信動作を行う通常受信モードとバッテリの消費電力を抑制するバッテリセービングモードとを切替える手段とを有することを特徴とする携帯電話機。
【0070】
(6)前記信号受信品質が低下した時に前記通常受信モードから前記バッテリセービングモードに遷移させることを特徴とする(5)記載の携帯電話機。
【0071】
(7)前記信号受信品質が向上した時に前記バッテリセービングモードから前記通常受信モードに遷移させることを特徴とする(5)または(6)記載の携帯電話機。
【0072】
(8)基地局から特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機であって、通常の受信動作を行う通常受信モードとバッテリの消費電力を抑制するバッテリセービングモードとを予め設定された所定時間が経過した時に切替えることを特徴とする携帯電話機。
【0073】
(9)特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機のバッテリセービング方法であって、前記携帯電話機側に、前記SMS−CBメッセージが複数のブロックからなる場合に受信に失敗したブロックのみを受信するステップを有することを特徴とするバッテリセービング方法。
【0074】
(10)前記携帯電話機側に、前記複数のブロックのうちの受信に成功したブロックを蓄積するステップを含むことを特徴とする(9)記載のバッテリセービング方法。
【0075】
(11)特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機のバッテリセービング方法であって、前記携帯電話機側に、基地局側から送信されてきた特定メッセージに付加された送信タイミングを基に予め設定された所定メッセージを受信するステップを有することを特徴とするバッテリセービング方法。
【0076】
(12)前記特定メッセージ及び前記所定メッセージが、どのようなメッセージが基地局側から送信されるかを事前に示すスケジュールメッセージであることを特徴とする(11)記載のバッテリセービング方法。
【0077】
(13)特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機のバッテリセービング方法であって、前記携帯電話機側に、信号受信品質を測定するステップと、前記信号受信品質の変化に応じて通常の受信動作を行う通常受信モードとバッテリの消費電力を抑制するバッテリセービングモードとを切替えるステップとを有することを特徴とするバッテリセービング方法。
【0078】
(14)前記信号受信品質が低下した時に前記通常受信モードから前記バッテリセービングモードに遷移させることを特徴とする(13)記載のバッテリセービング方法。
【0079】
(15)前記信号受信品質が向上した時に前記バッテリセービングモードから前記通常受信モードに遷移させることを特徴とする(13)または(14)記載のバッテリセービング方法。
【0080】
(16)特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機のバッテリセービング方法であって、通常の受信動作を行う通常受信モードとバッテリの消費電力を抑制するバッテリセービングモードとを予め設定された所定時間が経過した時に切替えることを特徴とするバッテリセービング方法。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、基地局から特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CBメッセージを受信可能な携帯電話機において、基地局から送信されてきたSMS−CBメッセージを不必要と判断した時にそのSMS−CBメッセージの後方部分の受信を停止することによって、無駄な電力消費を低減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例においてSMS−CBメッセージを不必要と判断する例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例による不必要なSMS−CBメッセージの読込みを防止する動作を示すシーケンスチャートである。
【図5】本発明の一実施例に用いられるSMS−CBメッセージの構成例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例においてブロック受信を失敗した例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例において受信に失敗したブロックの補完読込みの動作を示すシーケンスチャートである。
【図8】本発明の一実施例に用いられるCTCHのブロック例を示す図である。
【図9】本発明の一実施例によるスケジュールメッセージ情報を含むシステムインフォメーション受信の動作を示すシーケンスチャートである。
【図10】本発明の一実施例によるエラー率による状態遷移を示す図である。
【図11】本発明の一実施例による受信品質による動作及び停止の設定動作を示すシーケンスチャートである。
【図12】本発明の一実施例によるSMS−CBメッセージの受信判断の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話機
11 アンテナ
12 無線部
13 制御部
14 メモリ
15 ディスプレイ
131 L1/MAC
132 RLC
133 BMC
134 RRC
Claims (20)
- 基地局から特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機であって、前記基地局から送信されてきた前記SMS−CBメッセージが必要か否かを判断する手段と、その判断の結果において不必要と判断した前記SMS−CBメッセージの後方部分の受信を停止する手段とを有することを特徴とする携帯電話機。
- 前記必要か否かを判断する手段は、前記SMS−CBメッセージの先頭部分から要・不要を判断することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
- 前記SMS−CBメッセージが複数のブロックからなる場合に受信に失敗したブロックのみを受信する手段を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯電話機。
- 前記複数のブロックのうちの受信に成功したブロックを蓄積する手段を含むことを特徴とする請求項3記載の携帯電話機。
- 前記基地局側から送信されてきた特定メッセージに付加された送信タイミングを基に予め設定された所定メッセージを受信する手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の携帯電話機。
- 前記特定メッセージ及び前記所定メッセージが、どのようなメッセージが基地局側から送信されるかを事前に示すスケジュールメッセージであることを特徴とする請求項5記載の携帯電話機。
- 信号受信品質を測定する手段と、前記信号受信品質の変化に応じて通常の受信動作を行う通常受信モードとバッテリの消費電力を抑制するバッテリセービングモードとを切替える手段とを含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載の携帯電話機。
- 前記信号受信品質が低下した時に前記通常受信モードから前記バッテリセービングモードに遷移させることを特徴とする請求項7記載の携帯電話機。
- 前記信号受信品質が向上した時に前記バッテリセービングモードから前記通常受信モードに遷移させることを特徴とする請求項7または請求項8記載の携帯電話機。
- 通常の受信動作を行う通常受信モードとバッテリの消費電力を抑制するバッテリセービングモードとを予め設定された所定時間が経過した時に切替えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか記載の携帯電話機。
- 基地局から特定地域の全ての受信者にブロードキャストされるSMS−CB(Short Message Service−Cell Broadcast)メッセージを受信可能な携帯電話機のバッテリセービング方法であって、前記携帯電話機側に、送信されてきた前記SMS−CBメッセージが必要か否かを判断するステップと、その判断の結果において不必要と判断した前記SMS−CBメッセージの後方部分の受信を停止するステップとを有することを特徴とするバッテリセービング方法。
- 前記必要か否かを判断するステップは、前記SMS−CBメッセージの先頭部分から要・不要を判断することを特徴とする請求項11記載のバッテリセービング方法。
- 前記携帯電話機側に、前記SMS−CBメッセージが複数のブロックからなる場合に受信に失敗したブロックのみを受信するステップを含むことを特徴とする請求項11または請求項12記載のバッテリセービング方法。
- 前記携帯電話機側に、前記複数のブロックのうちの受信に成功したブロックを蓄積するステップを含むことを特徴とする請求項13記載のバッテリセービング方法。
- 前記携帯電話機側に、前記基地局側から送信されてきた特定メッセージに付加された送信タイミングを基に予め設定された所定メッセージを受信するステップを含むことを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか記載のバッテリセービング方法。
- 前記特定メッセージ及び前記所定メッセージが、どのようなメッセージが基地局側から送信されるかを事前に示すスケジュールメッセージであることを特徴とする請求項15記載のバッテリセービング方法。
- 前記携帯電話機側に、信号受信品質を測定するステップと、前記信号受信品質の変化に応じて通常の受信動作を行う通常受信モードとバッテリの消費電力を抑制するバッテリセービングモードとを切替えるステップとを含むことを特徴とする請求項11から請求項16のいずれか記載のバッテリセービング方法。
- 前記信号受信品質が低下した時に前記通常受信モードから前記バッテリセービングモードに遷移させることを特徴とする請求項17記載のバッテリセービング方法。
- 前記信号受信品質が向上した時に前記バッテリセービングモードから前記通常受信モードに遷移させることを特徴とする請求項17または請求項18記載のバッテリセービング方法。
- 通常の受信動作を行う通常受信モードとバッテリの消費電力を抑制するバッテリセービングモードとを予め設定された所定時間が経過した時に切替えることを特徴とする請求項11から請求項19のいずれか記載のバッテリセービング方法。
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