JP2004189739A - エーロゾルとして噴霧可能な透明ヘアローション - Google Patents

エーロゾルとして噴霧可能な透明ヘアローション Download PDF

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Abstract

【課題】 エーロゾル・ヘアスプレーのように噴霧されるが、ローションの応用範囲を有するように処分できる、毛髪処理用製品を提供する。
【解決手段】 ポリエチレンテレフタレートからなる耐圧包装材料、この包装材料内に含まれる組成物を噴霧するための装置、少なくとも一種のヘアセット性ポリマー、C2−ないしC3−一価アルコール、少なくとも5重量%の水、及びプロパン、ブタン及びフッ素化炭化水素から選ばれる少なくとも一種の推進剤からなる毛髪処理用製品において、包装材料中には、気相の他に、ただ一個の液状透明相が存在するだけのものとした。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ポリエチレンテレフタレート又はガラスからなる耐圧包装材料、この包装材料内に含まれる組成物を噴霧するための装置、ヘアセット性ポリマー、所定のアルコール、少なくとも5重量%の水からなる液状の噴霧可能な組成物及び所定の推進剤からなる毛髪処理用製品で、この包装材料には、一個のガス相の他には、単一の液状の透明な相が存在するだけであるという製品に関する。この製品は髪型を整えるための補助剤として役立つ。
毛髪処理用噴霧製品は、ヘアスプレー及び噴霧型ローションに分類できる。ヘアスプレーでは、たいていエーロゾルとして用いられ、毛髪に整えられた髪型(ヘアスタイル)を固定化するための仕上げ剤として、髪型を形成した後に噴霧されるものである。これに対して、ローションや噴霧型ローションは、毛髪を後に髪型を整えるための準備に使用するものであり、毛髪に髪型を形成する前に適用されるものである。ヘアスプレー及び噴霧型ローションの作用機構は異なる。ヘアスプレーの適用では、毛髪上、個々の噴霧小滴が、個々の毛髪の交差点に集結して、溶剤の揮発後、ヘアセット性ポリマーの析出によって、それらを貼り付ける。ローションでは、毛髪に適用したポリマー溶液が毛髪上で広がり、溶剤の揮発後、個々の毛髪又は多数の毛髪を少なくとも部分的に被覆するポリマーフィルムが形成される。かかる従来技術としては、例えば特許文献1〜3が存在する。
特開2003−521503号公報 特開2003−520219号公報 ヨーロッパ特許出願公開1169998号公報
前記発明に基づく課題は、エーロゾル・ヘアスプレーのように噴霧されるが、ローションの応用範囲を有するように処分できる、毛髪処理用製品を提供することである。同時に、この製品は、価格的に有利であり、腐食されない、できるだけ透明又は透き通った、特にプラスチック製の軽い包装材料内に入れ、そこでは該組成物が十分な冷却安定性を有し、魅力ある、単相のクリアーな形状で存在する。該組成物は、必然的に広がる挙動及び揮発性性状の確保のために、水は最低量とすることが必要である。透明な製品を得るためには、たいてい、水含有組成物と希釈用の疎水性の推進用ガスの組み合わせは不適切である。希釈用の疎水性の推進用ガス相と添加剤相の間の相境界で、不均一、非美容的で魅力のない外観のシマ(シュリーシェン)を有する範囲が形成され、及び/又は通常の方法で入れた内容物の協同に基づき、濁りを生ずるという結果となる。しかし、透明包装材料は、簡単に光学的に充填状態を知覚できるため、また、全般に、透明なクリアな製品のより強力な魅力のせいで、望ましい。例えばジメチルエーテルのような親水性推進剤による疎水性推進剤の代用は問題がある、合成樹脂素材からなる包装材料による適合性がわるいのである。
上記課題は、下記のような毛髪処理用製品によって解決されることを見出した。
(A)ポリエチレンテレフタレート又はガラスからなる耐圧包装材料
(B)この包装材料内に含まれる組成物を噴霧するための装置
(C)(c1)少なくとも一種のヘアセット性ポリマー、(c2)エタノール、n−プロパノール及びイソプロパノールから選ばれる少なくとも一種の一価アルコール、(c3)少なくとも5重量%の水、及び
(D)プロパン、n−ブタン、イソブタン及びフッ化炭化水素から選ばれる少なくとも一種の推進剤
からなり、上記包装材料中には、気相の他に、ただ一個の液状透明が存在するだけである毛髪処理用製品である。
水は、本発明の液状組成物(C)中に、例えば5〜50、特に10〜40重量%含有される。また、液状組成物(C)の推進剤(D)に対する量は、96:4〜60:40、特に93:7〜70:30の割合となる。液状相は、本発明において透明である。これは、裸眼で濁りやシュリーレンが見られないことである。DPV社のスプレーヘッドDPVkosmos(Ring Wirbel .20で、Ventil DPV Kegel 1x .010 ナイロン)によるdv(50)−値で示す平均した液滴の大きさが100μmより小さい、特に90μmより小さいか、又はdv(90)値が最大160μm、特に最大150ミクロンであるの時に特に良好な噴霧特性がある。このdv(50)−又はdv(90)−値は、全ての液滴の50%又は90%が有する最大直径を示す。例えば、液滴の大きさの分布は、レーザー光線か回折に基づく粒子測定器、例えばマルベルン粒子径測定機で測定できる。本発明の製品で得られるスプレーは、50〜100μm、特に70〜90μmの範囲のdv(50)値と、90〜160μm、特に115〜150μmのdv(90)値を持っている。
前述したような発明の対象は、軽量な揮発性有機成分(VOC)を減少した割合で含む組成、例えばVOC80%又はVOC55%の組成を調製するのに役立つという点で優れている。本発明の製品は、液体組成物と推進剤からなる合計組成物に関連して、VOCとして分類される成分を、最大80重量%、特に好ましくは最大55重量%含有するものとするのがよい。カリフォルニア・エア・リソーシズ・ボード(CARB)は、20℃で>0.1mmHgの蒸気圧を有する、炭素原子12以下の物質として、VOCを定義している。ただし、光化学的にオゾン製造の可能性(ホトケミカル・オゾン・クリアチオン・ポテンシャルPOCP)が存在しないか又は僅かにしか存在しないということで定義される一連の物質、例えば二酸化炭素、塩化メチレン、アセトン、酢酸メチル、FCWs及びフッ素化炭化水素などは、除外される。
[ヘアセット性ポリマー]
ヘアセット性(c1)は、本発明の製品の液状組成物(C)に、例えば1〜15、特に2〜8重量%の割合で含まれる。ヘアセット性ポリマーは、0.01〜5%の水溶液、アルコール溶液又は水−アルコール溶液で、毛髪上にポリマーフィルムを形成し、ヘアセット(毛髪を強化)するという状態で、使用するのが好ましい。
このヘアセット性ポリマーは、水、一価アルコール及び疎水性推進剤からなる本発明の溶液及び推進剤混合物に、十分可溶性である限り、非イオン系、アニオン系、カチオン系、双極又は両性イオンであってもよい。十分可溶性とは、例えば、少なくとも1重量%のポリマーが溶解することである。このポリマーは、合成又は天然のいずれを起源とするものであってもよい。
非イオン系合成ポリマーは、例えばビニルピロリドン、ビニルカプロラクタム又はN−ビニルホルムアミドのホモポリマーである。更に合成のフィルム形成性非イオンヘアセット性ポリマーには、例えばビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体、ビニルピロリドン、酢酸ビニル及びビニルプロピオネートからなるターポリマー、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール及びポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール共重合体などがある。天然物を起源とするポリマーは、例えばポリサッカライド、キトサン、キトサン誘導体、チャイニーズバルサム樹脂、グア又はグア誘導体、セルロース誘導体、セラック等がある。上記ポリマーの誘導体は、アルキル基に1〜4、特に2又は3の炭素原子を有するヒドロキシアルキルエーテル、例えば、ヒドロキシエチル−又はヒドロキシプロピルグア、又はヒドロキシエチル−又はヒドロキシプロピルセルロース等である。
本発明で特に適したポリマーは、酸基を有するものである。これら酸ポリマーは、中和されない、即ち非イオン化形状で投入される。酸基は、−COOH、−SOH、−OSOH、−OPOH及び−OPOから選ばれることができる。カルボン酸基が特に好ましい。酸基を持ったポリマーは、例えば少なくとも一種の第1のラジカル重合可能なモノマー類でイオン化可能でない物、即ち酸基もアミン基も持たない物と、第2のラジカル重合可能なモノマー類で酸基を有するものからなる共重合体である。ラジカル重合可能でイオン化可能でないモノマーは、例えばアクリルアミド、ジアルキルメタクリルアミド、アルキル−及びジアルキルアクリルアミド、アルキル−及びジアルキルメタクリルアミド、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート、ビニルカプロラクトン、ビニルピロリドン、ビニルエステル、ビニルアルコール等であり、これらのモノマーのアルキル基は、特にC1−ないしC7−アルキル基、好ましくはC1−ないしC3−アルキル基である。酸基を有するラジカル重合可能なモノマーは、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸又はマレイン酸無水物又はそのモノエステル、フマール酸又はそのモノエステル、アルデヒドカルボン酸又はケトカルボン酸である。
非イオン化モノマーと酸基含有モノマーの共重合体は、例えばアクリル酸又はメタクリル酸と、アクリル酸−又はメタクリル酸エステル、アクリルアミド、メタクリルアミド及びビニルピロリドンから選ばれるモノマーとの共重合体、クロトン酸と、ビニルエステル、アクリル酸−又はメタクリル酸エステル、アクリルアミド、メタクリルアミドから選ばれるモノマーとの共重合体、特に酢酸ビニル/クロトン酸共重合体(INCI−記号で、VA/クロトネート共重合体)、酢酸ビニル/クロトン酸/ポリエチレンオキシド共重合体、ビニルメチルエーテルと無水マレイン酸の間の部分エステル化共重合体、例えばメチルビニルエーテル/マレイン酸モノエチル−又は−モノブチルエステル共重合体(INCI−記号で、PVM/MA共重合体のエチルエステル、PVM/MA共重合体のブチルエステル)、アクリル酸、アルキルアクリレート及びN−アルキルアクリルアミドからなる共重合体(INCI−記号で、アクリレート/アクリルアミド共重合体)、特にアクリル酸/エチルアクリレート/N−t−ブチルアクリルアミドのターポリマー、1又はそれ以上のC1−C5−アルキルアクリレート、特にC2−C4−アルキルアクリレートとアクリル酸又はメタクリル酸からなる共重合体(INCI−記号で、アクリレート類共重合体)、特にメタクリル酸/エチルアクリレート/ブチルアクリレートのターポリマー、酢酸ビニル、クロトネート及びビニルアルカノエートからなるターポリマー、特に酢酸ビニル/クロトネート/ビニルネオデカノエート共重合体、又は酢酸ビニル/クロトネート/ビニルプロピオネート共重合体(INCI−記号で、VA/クロトネート/ビニルネオデカノエート共重合体、又はVA/クロトネート/ビニルプロピオネート共重合体)である。
本発明の製品に対する前記ヘアセット性ポリマーは、ビニルエステル/クロトン酸共重合体から選ばれ、特に酢酸ビニル/クロトン酸共重合体で、非イオン性で、中和されていない形状のものが好ましい。酸価は、例えば15〜60、特に30〜40mgKOH/gの範囲である。市販品で適したものは、例えばAristoflex(登録商標)A60である。
[一価アルコール]
一価アルコール(c2)は、本発明の製品の液状組成物(C)に、例えば45〜90、特に55〜85重量%の割合で含まれる。これには、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、エタノールとイソプロパノール、エタノールとn−プロパノール、イソプロパノールとn−プロパノール又はエタノール、イソプロパノールとn−プロパノールの混合物等が挙げられる。特に好ましいのは、単一の一価アルコールとしてエタノール及びイソプロパノール、及びこれらの混合物である。上記液状組成物は、溶液の透明性を損なわない限り、他の溶剤を含んでもよい。他の一価アルコールとして、例えばメタノール、ブタノール、ペンタノールが挙げられ、また2〜6個の炭素原子を有する多価アルコール、例えばはエチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール又はペンタンジオールなども挙げられる。
[推進剤]
本発明で使用する推進剤では、標準条件下、すなわち常圧(1013mbar)、室温(20℃)で、気体である疎水性材料で、加圧下、液化するか又は溶解した形状で充填されるものが含まれる。特に、上記推進剤として適しているのは、プロパン、n−ブタン、イソブタンのようなC3〜C4の炭化水素、フッ化炭化水素又はこれらの混合物である。フッ化炭化水素は例えばF152a(1,1−ジフルオロエタン)又はF134(テトラフルオロエタン)である。特に好ましいのは、プロパンとn−ブタン、プロパンとイソブタンの混合物、並びにプロパン、n−ブタン及びイソブタンの混合物である。炭化水素推進剤の場合、液状組成物中の一価アルコールの含有量は、70重量%以上であるのが好ましく、また水の含有量は25重量%以下であるのが好ましい。フッ化炭化水素推進剤の場合、液状組成物中の一価アルコールの含有量は、60重量%以上であるのが好ましく、また水の含有量は35重量%以下であるのが好ましい。推進剤の種類と量は、20℃における包装材料中の圧力が例えば1〜3バール、特に2〜2.7バールとなるように選ばれる。
[包装材料]
本発明の製品は、適当な気密性あるエーロゾル容器に包装され、推進剤の使用下で、組成物の噴霧を可能とする装置を、付加的な成分として有している。適当な噴霧器具としては、例えば、市販のエーロゾルスプレーヘッドが使用できる。包装材料(容器)は、ポリエチレンテレフタレートからなり、実質的に透明であるので、液状相の組成物の色、充填状態の程度や粘度が外から見える。他の透明な材料としては、例えばガラスがある。
[追加の補助剤]
本発明の薬剤は、更に、製品の透明性を害さない限り、毛髪処理剤に対する通常の追加成分を追加の成分を含んでも良い。例えば、保存剤、乳化剤、溶解補助剤、香油、香料、pH−緩衝剤、ケア物質、例えば植物−及び薬草抽出物、タンパク−及び絹加水分解物、シリコーン化合物、耐光性物質、耐酸化剤、ラジカル捕獲剤、ふけ防止剤、光沢付与剤、ビタミン、軟化剤、櫛通り性改良剤、着色剤などである。
特に好ましい最終製品の形状は、液状組成物に
(c1) 中和されていない酢酸ビニル/クロトン酸共重合体1重量%〜8重量%
(c2) エタノール、n−プロパノー及びイソプロパノールから選ばれる少なくとも一種の一価アルコール70重量%以上〜90重量%未満
(c3) 水10重量%より多く〜25重量%以下
が含まれ、推進剤がプロパン、n−ブタン、イソブタン及びそれらの混合物から選ばれ、前記液状組成物の推進剤に対する割合が93:7〜70:30であり、包装材料の圧力が20℃で最大3バールである製品である。
更に好ましい最終製品は、液状組成物に
(c1) 中和されていない酢酸ビニル/クロトン酸共重合体1重量%〜8重量%
(c2) エタノール、n−プロパノー及びイソプロパノールから選ばれる少なくとも一種の一価アルコール60重量%以上〜90重量%未満
(c3) 水10重量%より多く〜35重量%以下
が含まれ、推進剤がフッ素化炭化水素から選ばれ、前記液状組成物の推進剤に対する割合が93:7〜70:30であり、包装材料の圧力が20℃で最大3バールである製品である。
本発明の対象は、本発明の製品の組成物から成る薬剤を毛髪に塗布し、次いで髪型を整えるという毛髪処理方法をも含む。
本発明の化粧料製品は、毛髪の量や毛髪の状態に応じて、所望のヘアセット(毛髪の固定又は安定化)の効果を達成するために、毛髪に噴霧する組成物の十分量(典型的には約1〜10g、特に2〜7g)を毛髪に噴霧する。所望の髪型が得られると毛髪は必要に応じて乾燥される。最終的に、得られた髪型の固定のための仕上げとして、通常のヘアスプレーを用いてもよい。
この製品は、湿った毛髪にも乾燥した毛髪にも適用できる。ヘアドライヤー型ローション(フェーンローション)として、また美容院や自宅における細工用に使用できる。この製品は、髪型の修復に使用したり、乾燥し、既に仕上げた髪に、噴霧し、乾燥してもよい。
次に、実施例に基づいて、本発明の対象を更に詳しく説明する。
実施例1:エーロゾル−ローション
Aristoflex(登録商標)A601) 5g
エタノール 80g
香料 0.2g
水 全体を100gとする量
1)イソプロパノール35%と水5%への酢酸ビニル/クロトン酸共重合体60%溶液。
この液状の有効成分溶液を、プロパン/ブタン混合物(2.7バール)と90:10の割合で、透明なポリエチレンテレフタレート又はガラスからなる耐圧包装材料に充填し、エーロゾル噴霧用頭部を設けた。
実施例2:エーロゾル−ローション(80%VOC)
Aristoflex(登録商標)A601) 5.6g
エタノール 75.7g
香料 0.2g
水 全体を100gとする量
この液状の有効成分溶液を、プロパン/ブタン混合物(2.7バール)と90:10の割合で、透明なポリエチレンテレフタレートからなる耐圧包装材料に充填し、エーロゾル噴霧用頭部を設けた。
実施例3:エーロゾル−ローション(55%VOC)
Aristoflex(登録商標)A601) 6g
エタノール 66g
香料 0.2g
水 全体を100gとする量
この液状の有効成分溶液を、フッ化炭化水素152A(1,1−ジフルオロエタン)と80:20の割合で、透明なポリエチレンテレフタレートからなる耐圧包装材料に充填し、エーロゾル噴霧用頭部を設けた。

Claims (12)

  1. (A)ポリエチレンテレフタレート又はガラスからなる耐圧包装材料
    (B)この包装材料内に含まれる組成物を噴霧するための装置
    (C)(c1)少なくとも一種のヘアセット性ポリマー、(c2)エタノール、n−プロパノール及びイソプロパノールから選ばれる少なくとも一種の一価アルコール、(c3)少なくとも5重量%の水、及び
    (D)プロパン、n−ブタン、イソブタン及びフッ化炭化水素から選ばれる少なくとも一種の推進剤
    からなり、上記包装材料中には、気相の他に、ただ一個の液状透明相が存在するだけである毛髪処理用製品。
  2. ヘアセット性ポリマーが酸基を有するポリマーから選ばれることを特徴とする請求項1の製品。
  3. ヘアセット性ポリマーが少なくとも一種の第1のラジカル重合性の非イオン化モノマーと、酸基を有する第2のラジカル重合性モノマーからなる共重合体から選ばれることを特徴とする請求項2の製品。
  4. ヘアセット性ポリマーが中和されていない酢酸ビニル/クロトン酸共重合体であることを特徴とする請求項3の製品。
  5. ヘアセット性ポリマーが、上記組成物中に、1〜15重量%の割合で含まれることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項の製品。
  6. 上記組成物中に、上記一価のアルコールが45〜90重量%の割合で、また水が5〜50重量%の割合で含有されることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項の製品。
  7. 液状組成物と推進剤の比率が96:4〜60:40割合であることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項の製品。
  8. 上記包装材料内の圧力が、20℃で最大3バールであることを特徴とする請求項1〜7いずれか1項の製品。
  9. 軽量揮発性有機成分(VOC)の合計量が、液状成分と推進剤から成る全組成物に関して80重量%を越えない量であることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項の製品。
  10. 上記液状組成物に、(c1)中和されていない酢酸ビニル/クロトン酸共重合体が1〜8重量%、(c2)エタノール、n−プロパノール及びイソプロパノールから選ばれる少なくとも一種の一価アルコールが70〜90未満の重量%、及び(c3)10より大〜25重量%の水が含まれ、かつ推進剤がプロパン、n−ブタン、イソブタン及びこれらの混合物から選ばれるものであり、液状組成物と推進剤の比率が93:7〜70:30であり、包装材料内の圧力が20℃で最大3バールであることを特徴とする請求項1の製品。
  11. 上記液状組成物に、(c1)中和されていない酢酸ビニル/クロトン酸共重合体が1〜8重量%、(c2)エタノール、n−プロパノール及びイソプロパノールから選ばれる少なくとも一種の一価アルコールが60〜90未満の重量%、及び(c3)10より大〜35重量%の水が含まれ、かつ推進剤がフッ化炭化水素から選ばれ、液状組成物と推進剤の比率が93:7〜70:30であり、包装材料内の圧力が20℃で最大3バールであることを特徴とする請求項1の製品。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項の組成物を、毛髪に塗布し、続いて髪型を整える、毛髪処理方法。
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