JP2004188950A - コピー不可用紙 - Google Patents
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Abstract
【課題】大切な極秘情報書類がコピー機により複写され、簡単に流出するのを防ぐために、コピー出来ない書類を作る。
【解決手段】黒色に染色又は印刷した用紙(3)の上に、黒色の迷彩模様(2)を重ねて印刷し、その上からブラックライトで発色する蛍光インク(1)を印刷する。こうして図1の断面構造の本発明の用紙を作る。
この用紙に、極秘情報をプリントアウトする。
肉眼では黒い用紙の上に黒の迷彩模様が有り、黒い印字の判読は困難である。
ブラックライトを照らすと、蛍光面全体が発色し、印字は蛍光を抑えて発色しないので判読できる。
コピーは真っ黒にしか写らない。
【選択図】図1
【解決手段】黒色に染色又は印刷した用紙(3)の上に、黒色の迷彩模様(2)を重ねて印刷し、その上からブラックライトで発色する蛍光インク(1)を印刷する。こうして図1の断面構造の本発明の用紙を作る。
この用紙に、極秘情報をプリントアウトする。
肉眼では黒い用紙の上に黒の迷彩模様が有り、黒い印字の判読は困難である。
ブラックライトを照らすと、蛍光面全体が発色し、印字は蛍光を抑えて発色しないので判読できる。
コピーは真っ黒にしか写らない。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、用紙の構造及び書類の製作方法に関する物である。
【0002】
【従来の技術】
大切な情報がコピー機により複写され、簡単に流出するのを防ぐために、コピーすれば複写物に警告文字が出てくる物がある。
【0003】
また、表面を鏡のように加工して光の乱反射を応用しコピーが真っ黒に写るようにした物もある。
【発明が解決しようとする課題】
コピーすれば複写物に警告文字が出てくる物では、コピーは防げない。
【0004】
表面を鏡のように加工して光の乱反射を応用しコピーが真っ黒に写るようにした物は、プリンターの熱によりカールするので取り扱い難い。
【0005】
また、ギラギラして文字が判読し難い。
【0006】
【課題を解決するための手段】
黒色に染色又は印刷した用紙(3)の上に、黒色の迷彩模様(2)を重ねて印刷し、その上からブラックライトで発色する蛍光面を持つ構造にする。
【0007】
この用紙に、極秘情報等を黒色でプリントアウトする。
【0008】
肉眼では黒い用紙の上に黒い迷彩模様が有り、黒い印字の判読は困難である。
【0009】
ブラックライトを照らすと、蛍光面全体が発色するが、印字は蛍光を抑えて発色しないので鮮明に判読できる。
【0010】
コピーは真っ黒にしか写らない。
【発明の実施の形態】
用紙を全面黒色に染色又は印刷する。
【0011】
用紙の黒色と後の印字の黒色とでは、少し色に差が出来てしまうので、よりいっそう判読しづらくするために、その上から黒色で乱数や地紋等の迷彩を重ねて印刷する。
【0012】
その上から、ブラックライトで発色する無色の蛍光インキで全面を印刷する。
【0013】
こうして出来た本発明のコピー不可用紙にプリンターで極秘情報等を黒色でプリントアウトし、コピー不可書類を製作する。
【0014】
または、通常の用紙の極秘情報等の書類を原稿にして、本発明のコピー不可用紙にコピーすれば、コピー不可書類が製作できる。
【0015】
このコピー不可書類を原稿としたコピーは真っ黒にしか写らない。
【0016】
このコピー不可書類は、ブラックライトを照らすと、用紙全体に発色するが、印字は蛍光を抑えて発色しないので鮮明に判読できる。
【0017】
ブラックライトを照らさない状態において肉眼で見ると黒い用紙の上に黒い迷彩模様が有り、黒い印字の判読は困難である。
【0018】
【発明の効果】
こうすることにより、コピーによる情報の流出を防ぐことが出来る。
【0019】
また、ブラックライトがないと読めないので、盗み見され難い。
【0020】
合成紙や、フィルムなどベースの素材が違う用紙でも同じ効果が得られるので、素材は限定しない。
【0021】
印刷に替えて塗布しても同じ構造の用紙が製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコピー不可用紙の断面図である。
【符号の説明】
1 ブラックライトで発色する蛍光インキの層
2 黒色迷彩
3 黒色の用紙
【発明の属する技術分野】
この発明は、用紙の構造及び書類の製作方法に関する物である。
【0002】
【従来の技術】
大切な情報がコピー機により複写され、簡単に流出するのを防ぐために、コピーすれば複写物に警告文字が出てくる物がある。
【0003】
また、表面を鏡のように加工して光の乱反射を応用しコピーが真っ黒に写るようにした物もある。
【発明が解決しようとする課題】
コピーすれば複写物に警告文字が出てくる物では、コピーは防げない。
【0004】
表面を鏡のように加工して光の乱反射を応用しコピーが真っ黒に写るようにした物は、プリンターの熱によりカールするので取り扱い難い。
【0005】
また、ギラギラして文字が判読し難い。
【0006】
【課題を解決するための手段】
黒色に染色又は印刷した用紙(3)の上に、黒色の迷彩模様(2)を重ねて印刷し、その上からブラックライトで発色する蛍光面を持つ構造にする。
【0007】
この用紙に、極秘情報等を黒色でプリントアウトする。
【0008】
肉眼では黒い用紙の上に黒い迷彩模様が有り、黒い印字の判読は困難である。
【0009】
ブラックライトを照らすと、蛍光面全体が発色するが、印字は蛍光を抑えて発色しないので鮮明に判読できる。
【0010】
コピーは真っ黒にしか写らない。
【発明の実施の形態】
用紙を全面黒色に染色又は印刷する。
【0011】
用紙の黒色と後の印字の黒色とでは、少し色に差が出来てしまうので、よりいっそう判読しづらくするために、その上から黒色で乱数や地紋等の迷彩を重ねて印刷する。
【0012】
その上から、ブラックライトで発色する無色の蛍光インキで全面を印刷する。
【0013】
こうして出来た本発明のコピー不可用紙にプリンターで極秘情報等を黒色でプリントアウトし、コピー不可書類を製作する。
【0014】
または、通常の用紙の極秘情報等の書類を原稿にして、本発明のコピー不可用紙にコピーすれば、コピー不可書類が製作できる。
【0015】
このコピー不可書類を原稿としたコピーは真っ黒にしか写らない。
【0016】
このコピー不可書類は、ブラックライトを照らすと、用紙全体に発色するが、印字は蛍光を抑えて発色しないので鮮明に判読できる。
【0017】
ブラックライトを照らさない状態において肉眼で見ると黒い用紙の上に黒い迷彩模様が有り、黒い印字の判読は困難である。
【0018】
【発明の効果】
こうすることにより、コピーによる情報の流出を防ぐことが出来る。
【0019】
また、ブラックライトがないと読めないので、盗み見され難い。
【0020】
合成紙や、フィルムなどベースの素材が違う用紙でも同じ効果が得られるので、素材は限定しない。
【0021】
印刷に替えて塗布しても同じ構造の用紙が製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコピー不可用紙の断面図である。
【符号の説明】
1 ブラックライトで発色する蛍光インキの層
2 黒色迷彩
3 黒色の用紙
Claims (4)
- 黒色の上にブラックライトで発色する蛍光面を持つ構造の用紙
- 黒色の上に黒色の迷彩模様が有り、さらにその上にブラックライトで発色する蛍光面を持つ構造の用紙
- 黒色の上にブラックライトで発色する蛍光面を持つ構造の用紙を用いて、プリンター又はコピー機にて、コピー出来ない書類を製作する。
- 黒色の上に黒色の迷彩模様が有り、さらにその上にブラックライトで発色する蛍光面を持つ構造の用紙を用いて、プリンター又はコピー機にて、コピー出来ない書類を製作する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002383154A JP2004188950A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | コピー不可用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002383154A JP2004188950A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | コピー不可用紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004188950A true JP2004188950A (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=32766957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002383154A Pending JP2004188950A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | コピー不可用紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004188950A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007080125A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 無人契約端末装置 |
JP2008513235A (ja) * | 2004-09-14 | 2008-05-01 | エーステライヒシェ バンクノーテン− ウント ズィヒャーハイツドルック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 有価書類特に銀行券のための偽造防止手段 |
EP2055494A1 (en) * | 2007-10-31 | 2009-05-06 | Nederlandse Organisatie voor toegepast- natuurwetenschappelijk onderzoek TNO | Copy protected paper |
-
2002
- 2002-12-10 JP JP2002383154A patent/JP2004188950A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008513235A (ja) * | 2004-09-14 | 2008-05-01 | エーステライヒシェ バンクノーテン− ウント ズィヒャーハイツドルック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 有価書類特に銀行券のための偽造防止手段 |
JP2007080125A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 無人契約端末装置 |
JP4615406B2 (ja) * | 2005-09-16 | 2011-01-19 | 沖電気工業株式会社 | 無人契約端末装置 |
EP2055494A1 (en) * | 2007-10-31 | 2009-05-06 | Nederlandse Organisatie voor toegepast- natuurwetenschappelijk onderzoek TNO | Copy protected paper |
WO2009058013A1 (en) * | 2007-10-31 | 2009-05-07 | Nederlandse Organisatie Voor Toegepast-Natuurwetenschappelijk Onderzoek Tno | Copy protected paper |
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