JP2004188810A - Ink ribbon core - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an ink ribbon core, which can prevent wrinkles from developing in an ink ribbon, the poor running of the ink ribbon due to deformation of the core from occurring and which is excellent in re-usability and has versatility by a method wherein a plurality of kinds of the ink ribbon are made to be recognizable by a printer with the single ink ribbon core by changing the direction of winding in response to the kind of the winding ink ribbon and the anti-filling up means of the ink ribbon into notches made longer and larger due to a recognition mechanism on the ink ribbon core employed in a printer system, in which the notches are provided at both the axial end parts of the core so as to recognize the kind of the winding ink ribbon by the number of the notches or the like. <P>SOLUTION: In this ink ribbon core, the notches, which are each different from one another in number and/or in shape, are provided at both the axial end parts so as to recognize the kind of the ink ribbon by the printer by changing the direction of winding in response to the kind of the winding ink ribbon. In addition, the notch is so constituted as to be provided only on the inner periphral surface of the ink ribbon core under the condition that a thin wall part is left on its outer peripheral surface. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はインクリボンコアに関し、さらに詳しくはインクリボンコアの軸方向端部に切り欠きが設けられ、該切り欠きの数等によって捲回するインクリボンの種類をプリンタ認識可能とするプリンタシステムに用いられるインクリボンコアに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から種々の記録方法が知られているが、熱転写方法は薄いフィルム基材を用いる代表例として挙げられるほど薄い基材上に着色転写層などを形成し、その背面からサーマルヘッドなどにより文字や図形などの画像を選択的に加熱して転写層を被転写材の表面に熱転写するものである。この熱転写方法はその転写層の構成により、熱溶融転写型と熱昇華転写型に大別される。
【０００３】
このような熱転写インクリボンは供給用インクリボンコアに未使用の熱転写インクリボンを捲回しておき、カセット内または熱転写プリンタ内の供給用インクリボンコア装填部に未使用のインクリボンを装填し、印字後、カセット内またはプリンタ内の巻き取り機構部にて使用済みリボンが巻き取られるという形態で使用されている。
【０００４】
複数のインクリボンが装填されるプリンタシステムであってその種類毎にリボンの装填位置が決まっている場合などは、複数種類のリボン、例えば黒リボンとカラーリボン、熱溶融型リボンと昇華型リボンなどが同時にプリンタに装填される。その場合、各インクリボンをプリンタに装填する際に誤って所定のリボン以外のリボンを装填してしまう問題があり、この対策として切り欠きの数および／または形状により所定のインクリボンコアのみが所定の位置に装填されるよう選択機構を持たせているものがある。すなわち、特別なカセットを用いずにプリンタへインクリボンを装填する際はプリンタのリボン装填軸にインクリボンコアを軸方向に挿入、装填する機構の簡単なものが多いが、リボン装填軸の回転と共にインクリボンコアが空転することなく回動するように突起と切り欠きが設けられており、その数等によって異なったリボンを誤って装填することの無いよう工夫されているものがある。
【０００５】
しかしながら、そのようなインクリボンコアはインクリボン種を認識させたい数だけインクリボンコアの種類を用意する必要があり、複数の成形金型等が必要でその部材の管理も煩わしいものであった。
【０００６】
また、カセットに納められ使用される形態のインクリボンの場合、誤って装填されることの無いようカセットの一部にインクリボン種認識部分を設けてあったり、カセット自体の形状を変えることで対応しているものもある。しかし、ラインプリンタに使用する場合など、インクリボンが大型になった際には、カセットも大型になり取り回しが容易でなく、複数のカセットを用意しなければならないという問題はさらに増大し、さらにコスト的にも問題があるものであった。
【０００７】
一方、インクリボンコアに切り欠きを設けると該コアにインクリボンを捲回した際の巻き圧力により切り欠き部分にインクリボンが一部埋没しインクリボンにシワが発生したり、リボン基材の変形により走行不良を起こすことがある。かかる不具合の防止の為に切り欠きとしてインクリボンコアの外周面に薄肉部を残し内周面にのみ切り欠きを設けたインクリボンコアも実開平４−６７０６５号公報に提案されている。しかし、当該公報記載のインクリボンコアは切り欠きが片側しかなくその両端部にインクリボン種を認識するための異なった切り欠きを設けたものではない上、切り欠きの軸方向長さも僅かしかなく短いものであった。
【０００８】
【特許文献１】実開平４−６７０６５号公報
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、インクリボンコアの軸方向端部に切り欠きが設けられ、該切り欠きの数等によって捲回するインクリボンの種類をプリンタ認識可能とするプリンタシステムに用いられるインクリボンコアに関し、捲回するインクリボンの種類によって捲回方向を変えることにより単一のインクリボンコアで複数のインクリボンの種類をプリンタ認識可能とし、かかる認識機構により長大、増加した切り欠き部による該切り欠き部へのインクリボンの埋没防止手段を設けることによって、インクリボンのシワ発生防止、変形による走行不良防止が可能なインクリボンコアを提案することを本発明の目的とし、そのような課題の解決手段を提案するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、インクリボンコアの軸方向両端部にそれぞれ異なる数および／または形状の切り欠きを設け、かつ該切り欠きがインクリボンコアの外周面に薄肉部を残し内周面にのみ設けた形状を有する構造としたことなどによって、本発明のインクリボンコアを完成した。
すなわち、本発明は、
「１．異なるインクリボンを切り欠きの数および／または形状によって識別し、選択制御するプリンタシステムに装填されるインクリボンに用いられる円筒状のインクリボンコアであって、前記インクリボンコアの軸方向両端部にそれぞれ異なる数および／または形状の切り欠きが設けられ、捲回するインクリボンの種類によって捲回方向を変えることによりインクリボンの種類をプリンタ認識可能とし、該切り欠きをインクリボンコアの外周面に薄肉部を残し内周面にのみ設けた形状としたことを特徴とするインクリボンコア。
２．前記切り欠きが円周方向長さに対し軸方向長さが２倍以上有するものであることを特徴とする第１項に記載のインクリボンコア。
３．前記切り欠きの片側のみの軸方向長さがインクリボンコアの軸方向長さの１１〜５０％であることを特徴とする第１項または第２項に記載のインクリボンコア。」である。
【００１１】
従来のインクリボンコアはプリンタにスライド装填される場合、片側だけ所定の切り欠きのみ満足すれば逆側は無関係である場合が多く、一つのインクリボンコアに唯一のインクリボン種を割り当てており問題があった。そこで、本発明においてはインクリボンコアの両端にそれぞれ異なった種類のインクリボンを認識可能な切り欠きを設け、該切り欠き方向を適宜選択してインクリボンを捲回することにより一つのインクリボンコアで２種類の異なったインクリボン用コアとして使用ができ、誤ったインクリボンの装填の防止を図ったのである。
【００１２】
また、前記インクリボンコアによれば、インクリボンの種類を簡便に判別可能で、そのことで切り欠きが増えた際にも切り欠き部へのインクリボンの埋没を防止することによって、インクリボンのシワ発生防止、変形による走行不良の防止が可能である優れた効果を得ることができる。
【００１３】
なお、前記切り欠きが円周方向長さに対し軸方向長さが２倍以上有するものであれば、より本発明における課題は増大し、本発明の効果も大きなものとなる。
【００１４】
同様に、前記切り欠きの片側のみの軸方向長さがインクリボンコアの軸方向長さの１１〜５０％であるときもより本発明における課題は増大し、本発明の効果も大きなものとなる。
【００１５】
上記の構成により本発明のインクリボンコアはインクリボンの捲回方向により特定のインクリボン種のプリンタ装填軸に確実に取り付けることができる汎用性を備えたものである。インクリボンコアは、上記形状を有するので、射出成型品などの樹脂成型品が好ましい。紙管を用いる際は、薄肉部が無い従来の切り欠きを設けた上で、外周面に回動しないような係止部を設けた外筒を配設したものを用いるなどの工夫が必要である。
【００１６】
捲回するインクリボンとしては、薄膜基材上に少なくとも一層のインク層を設けた構成の溶融型、昇華型のサーマルヘッド用熱転写リボン、ホットスタンプ用リボン、透明カバーラップリボン、オーバーコートリボン、感圧転写用リボンなど薄膜構成のリボンが用いられる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下に本発明のインクリボンコア並びにその装填例を挙げ、図面により具体的に説明する。
【００１８】
図１は、本発明のインクリボンコアの一例を示す斜視図であり、軸方向全長６５ｍｍの筒状インクリボンコア（１）の軸方向両端部にインクリボンコアの外周面に薄肉部（２）を残し内周面にのみ設けた外周方向４．４ｍｍ×軸方向１４．３ｍｍの切り欠き（３）が設けられ、それぞれ３ヶ所および４ヶ所と両端部で異なる数が設けられている（図２）。この構成により捲回するインクリボンの種類によって捲回方向を変えることによりインクリボンの種類がプリンタ認識可能となる。（切り欠きの軸方向長さはインクリボンコアの軸方向長さの２２％）
【００１９】
図３には具体的にインクリボンが捲回された斜視図がある。例えば、図４および図５に簡易的に示したような黒リボンと赤リボンの２種類のリボンを特定の位置にそれぞれ装着すべきプリンタがあるとし、その装填特定を切り欠きの下図で制御している場合、黒リボンを図３に示したよな切り欠き方向にインクリボン（４）を図１および図２のインクリボンコア（１）に捲回することにより構成し、赤リボンを切り欠きがその逆方向となるよう軸方向を反転させインクリボンを捲回し構成することで、巻き出しから見て同一方向の切り欠き部が３ヶ所の黒リボンスプール（５）と４ヶ所の赤リボンスプール（図示せず）が完成した。これらのインクリボンスプールはプリンタの特定の位置にのみ装填可能であるため、図５に示したように所定の位置に確実に装填され、誤って逆に装填されることがない優れたものであった。
【００２０】
本発明に用いられるプリンタシステムは単独のプリンタに複数のリボンが装填されるものであっても良いし、複数のプリンタを組み合わせてシステム化するものであっても特に制約なく使用できる。
【００２１】
印字の際には、インクリボンスプール（５）から繰り出されたインクリボン（４）がプリントヘッド（９）を経由してプリンタの巻き取り軸に巻き取られるが、該巻き取り軸には繰り出しコアと同様なものを巻き取り軸に係止して使用しても良いし、巻き取り軸に直接インクリボンを巻き取らせるようにする形態で使用してもかまわない。
【００２２】
また、近年、環境問題などが叫ばれるようになり、インクリボンコアのリユースをする場合がある。つまり使用済みのインクリボンからコアを回収し、再度利用するものである。従来の片側のみに切り欠きを設け、インクリボンの種類毎にそれぞれ別構成のインクリボンコアを用いていた場合には、同種のリボンでしかリユースができなかった。すなわち、黒リボンが大量に使用され、黒リボン用のコアが大量に回収された後に、赤リボンの需要が見込まれる場合、その製造には回収された大量の黒リボン用インクリボンコアは使用できず、本来のリユースができないこととなる。しかしながら、本発明のインクリボンコアによれば、共通のインクリボンコアを用いていることから、その捲回方向を変えるだけで、黒リボン用コアを赤リボンの製造に転用することが可能となるのという優れたリユース効果を奏するのである。
【００２３】
ところで、上記の例は２種類のインクリボンを認識するプリンタに用いられる場合を例示したが、さらにコアの片側に複数の種類を認識可能となるように複数種の切り欠きをへ移設することもでき、且つその機能を両側に設けることで２種を超えるインクリボン認識機能を単一のインクリボンコアに持たせることも可能である。但し、その際は、併設した切り欠き部の認識機能が競合し、誤って装填されるリスクが発生するので、十分な注意を払う工夫をするか、別部材などで誤った装填を防止する手段を設けるなどの対策を要する。
【００２４】
また、上記の例は、両端部の切り欠きの形状が断面四角の切り欠きで、その数によりインクリボン種を認識させたものであるが、一方を断面三角の切り欠きにしたり、切り欠きの軸方向の長さを両端で異なる長さとするなど、両端の形状を異なるものにしてプリンタ認識を可能ならしめる形状としても良い。
【００２５】
従来のインクリボンコアに多い外周方向４ｍｍ×軸方向７ｍｍの切り欠きを設けたものももちろん本発明の作用・効果を有するものであるが、外周面の薄肉部を設けない場合において、その切り欠き部へのインクリボンの埋没などの問題がさほど大きくないため、円周方向長さに対し軸方向長さが２倍以上有するような長大な切り欠きを設ける場合の方が本発明の効果が顕著となる。
【００２６】
さらに、インクリボンの軸方向全長に対し、切り欠き部の割合が小さい場合（１１％未満）には、やはり外周面の薄肉部を設けない場合において、その切り欠き部へのインクリボンの埋没などの問題がさほど大きくないため、より長大な切り欠きを設ける場合の方が本発明の効果が顕著となる。
【００２７】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、捲回するインクリボンの種類によって捲回方向を変えることにより単一のインクリボンコアで複数のインクリボンの種類をプリンタ認識可能とし、かつインクリボンのシワ発生防止等も可能で、リユース性にも優れた汎用性のあるインクリボンコアを得ることができる優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のインクリボンコアの一例を示す斜視図
【図２】図１のインクリボンコアの両端部を示す側面図
【図３】図１のインクリボンコアにインクリボンを捲回した例を示す斜視図
【図４】本発明のインクリボンコアが装填されるプリンタの模式図
【図５】図４のプリンタに本発明のインクリボンコアを装填した際の模式図
【図６】リボンが切り欠き部へ埋没した状態のインクリボンコア従来例
【符号の説明】
１ インクリボンコア
２ 薄肉部
３ 切り欠き
４ インクリボン
５ インクリボンスプール
６ プリンタ
７ リボン装填軸
８ 係止突起
９ プリントヘッド[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an ink ribbon core, and more particularly, to a printer system in which a notch is provided at an axial end of the ink ribbon core, and the type of the ink ribbon to be wound can be recognized by a printer according to the number of the notches. The ink ribbon core to be used.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various recording methods are known.The thermal transfer method forms a colored transfer layer or the like on a thin substrate as thin as a typical example using a thin film substrate, and prints a character or the like from a back surface by a thermal head or the like. In this method, an image such as a figure is selectively heated to thermally transfer the transfer layer to the surface of the material to be transferred. This thermal transfer method is roughly classified into a thermal fusion transfer type and a thermal sublimation transfer type according to the configuration of the transfer layer.
[0003]
In such a thermal transfer ink ribbon, an unused thermal transfer ink ribbon is wound around a supply ink ribbon core, and an unused ink ribbon is loaded into a supply ink ribbon core loading section in a cassette or a thermal transfer printer, and printing is performed. After that, the used ribbon is used in a form in which the used ribbon is wound up by a winding mechanism in a cassette or a printer.
[0004]
In the case of a printer system in which a plurality of ink ribbons are loaded, and the loading position of the ribbon is determined for each type, for example, a plurality of types of ribbons, such as a black ribbon and a color ribbon, a hot-melt type ribbon and a sublimation type ribbon, etc. Are loaded into the printer at the same time. In such a case, there is a problem that a ribbon other than the predetermined ribbon is erroneously loaded when each ink ribbon is loaded into the printer. As a countermeasure, only the predetermined ink ribbon core is determined by the number and / or shape of the notches. Is provided with a selection mechanism so as to be loaded at the position of. In other words, when loading the ink ribbon into the printer without using a special cassette, there are many simple mechanisms for inserting and loading the ink ribbon core in the axial direction of the ribbon loading shaft of the printer, but with the rotation of the ribbon loading shaft, Some projections and notches are provided so that the ink ribbon core can rotate without idling, and some are designed so as not to erroneously load a different ribbon depending on the number or the like.
[0005]
However, for such an ink ribbon core, it is necessary to prepare as many types of ink ribbon cores as the number of ink ribbon types to be recognized, and a plurality of molding dies and the like are required, and the management of the members is troublesome.
[0006]
In addition, in the case of ink ribbons that are stored in a cassette and used, it is possible to provide an ink ribbon type recognition part in a part of the cassette or to change the shape of the cassette itself so that it is not loaded by mistake. Some do. However, when the ink ribbon becomes large, such as when used in a line printer, the size of the cassette becomes large and it is not easy to handle the ink ribbon, and the problem of having to prepare a plurality of cassettes is further increased. There was also a problem.
[0007]
On the other hand, if the notch is provided in the ink ribbon core, the ink ribbon is partially buried in the notch due to the winding pressure when the ink ribbon is wound around the core, causing wrinkles in the ink ribbon or deformation of the ribbon base material. May cause poor running. In order to prevent such a problem, Japanese Unexamined Utility Model Publication No. 4-67065 proposes an ink ribbon core in which a thin portion is left as a notch on the outer peripheral surface of the ink ribbon core and a notch is provided only on the inner peripheral surface. However, the ink ribbon core described in this publication has notches only on one side and does not have different notches for recognizing the ink ribbon type at both ends thereof, and the axial length of the notch is also very small. It was short.
[0008]
[Patent Document 1] Japanese Utility Model Laid-Open No. 4-67065
[Problems to be solved by the invention]
The present invention relates to an ink ribbon core used in a printer system in which a notch is provided at an axial end portion of an ink ribbon core and the type of the ink ribbon to be wound can be recognized by a printer based on the number of the notches. By changing the winding direction according to the type of the ink ribbon to be rotated, a single ink ribbon core can recognize a plurality of types of ink ribbons in the printer. SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an ink ribbon core capable of preventing wrinkling of the ink ribbon and preventing running defects due to deformation by providing means for preventing the ink ribbon from being buried in the ink ribbon. Is what you do.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides notches of different numbers and / or shapes at both ends in the axial direction of the ink ribbon core, and the notches leave thin portions on the outer peripheral surface of the ink ribbon core. The ink ribbon core of the present invention was completed by adopting a structure having a shape provided only on the inner peripheral surface.
That is, the present invention
"1. A cylindrical ink ribbon core used for an ink ribbon to be mounted on a printer system for distinguishing and controlling different ink ribbons by the number and / or shape of the notches, wherein the axial direction of the ink ribbon core is Notches of different numbers and / or shapes are provided at both ends, and the type of the ink ribbon can be recognized by a printer by changing the winding direction according to the type of the ink ribbon to be wound. An ink ribbon core, characterized in that it has a thin portion on the outer peripheral surface and is provided only on the inner peripheral surface.
2. 2. The ink ribbon core according to claim 1, wherein the cutout has an axial length that is twice or more the circumferential length.
3. 3. The ink ribbon core according to claim 1, wherein the axial length of only one side of the notch is 11% to 50% of the axial length of the ink ribbon core. ".
[0011]
When a conventional ink ribbon core is slid into a printer, if one side only satisfies a predetermined notch, the other side is irrelevant in many cases, and only one ink ribbon type is assigned to one ink ribbon core. was there. Therefore, in the present invention, a notch capable of recognizing different types of ink ribbons is provided at both ends of the ink ribbon core, and the ink ribbon is wound by appropriately selecting the notch direction and winding the ink ribbon. As a result, two different types of ink ribbon cores can be used, and loading of an incorrect ink ribbon is prevented.
[0012]
Further, according to the ink ribbon core, the type of the ink ribbon can be easily determined, thereby preventing the ink ribbon from being buried in the notch portion even when the number of the notches increases. An excellent effect that can prevent wrinkles from occurring and prevent running defects due to deformation can be obtained.
[0013]
If the notch has an axial length twice or more the circumferential length, the problem in the present invention is further increased, and the effect of the present invention is also great.
[0014]
Similarly, when the axial length of only one side of the notch is 11 to 50% of the axial length of the ink ribbon core, the problem in the present invention is increased, and the effect of the present invention is also large. .
[0015]
With the above configuration, the ink ribbon core of the present invention has versatility that can be reliably mounted on a printer mounting shaft of a specific ink ribbon type depending on the winding direction of the ink ribbon. Since the ink ribbon core has the above shape, a resin molded product such as an injection molded product is preferable. When using a paper tube, it is necessary to provide a conventional notch with no thin portion and to use a device in which an outer cylinder provided with a locking portion that does not rotate on the outer peripheral surface is used. is there.
[0016]
Examples of the ink ribbon to be wound include a fusion type, a sublimation type thermal transfer ribbon for a thermal head, a hot stamping ribbon, a transparent cover wrap ribbon, an overcoat ribbon, and a heat transfer ribbon having a structure in which at least one ink layer is provided on a thin film substrate. A ribbon having a thin film structure such as a pressure transfer ribbon is used.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the ink ribbon core of the present invention and examples of loading the ink ribbon core will be described in detail with reference to the drawings.
[0018]
FIG. 1 is a perspective view showing an example of the ink ribbon core of the present invention. The tubular ink ribbon core (1) having a total length of 65 mm in the axial direction is provided at both ends in the axial direction with thin portions (2) on the outer peripheral surface of the ink ribbon core. , A notch (3) of 4.4 mm in the outer circumferential direction and 14.3 mm in the axial direction provided only on the inner circumferential surface is provided, and different numbers are provided at three and four places, respectively, at both ends (FIG. 2). ). With this configuration, the type of the ink ribbon can be recognized by the printer by changing the winding direction according to the type of the ink ribbon to be wound. (The axial length of the notch is 22% of the axial length of the ink ribbon core.)
[0019]
FIG. 3 is a perspective view in which the ink ribbon is specifically wound. For example, assume that there is a printer in which two types of ribbons, a black ribbon and a red ribbon, which are simply shown in FIGS. 4 and 5, are to be mounted at specific positions, and the loading specification is controlled by a cutout below. In this case, the black ribbon is formed by winding the ink ribbon (4) around the ink ribbon core (1) in FIGS. 1 and 2 in the notch direction as shown in FIG. The ink ribbon is wound up by reversing the axial direction so as to be in the opposite direction, so that the cutout portions in the same direction as viewed from the unwinding position are three black ribbon spools (5) and four red ribbon spools ( (Not shown) is completed. Since these ink ribbon spools can be loaded only at a specific position of the printer, they are reliably loaded at predetermined positions as shown in FIG. 5 and are excellent in that they are not loaded by mistake. Was.
[0020]
The printer system used in the present invention may be a system in which a plurality of ribbons are loaded in a single printer, or a system in which a plurality of printers are combined to form a system.
[0021]
In printing, the ink ribbon (4) fed from the ink ribbon spool (5) is wound on a winding shaft of a printer via a print head (9). The same material as described above may be used while being locked to the winding shaft, or may be used in a form in which the ink ribbon is wound directly on the winding shaft.
[0022]
In recent years, environmental problems and the like have come to be called out, and there is a case where the ink ribbon core is reused. That is, the core is collected from the used ink ribbon and reused. Conventionally, when notches were provided only on one side and ink ribbon cores of different configurations were used for each type of ink ribbon, reuse was possible only with the same type of ribbon. In other words, if a large amount of black ribbon is used and a large amount of black ribbon cores are recovered, and then demand for red ribbons is expected, a large amount of recovered black ribbon ink ribbon cores can be used for the production. Therefore, the original reuse cannot be performed. However, according to the ink ribbon core of the present invention, since a common ink ribbon core is used, it is possible to divert the black ribbon core to the production of the red ribbon simply by changing the winding direction. It has an excellent reuse effect.
[0023]
By the way, the above example illustrates a case where the present invention is used for a printer that recognizes two types of ink ribbons. However, it is also possible to transfer a plurality of types of notches to one side of the core so that a plurality of types can be recognized. By providing the function on both sides, it is possible to provide a single ink ribbon core with more than two types of ink ribbon recognition functions. However, in this case, the recognition function of the notch part that is installed at the same time conflicts, and there is a risk that it will be incorrectly loaded. It is necessary to take measures such as providing
[0024]
In the above example, the shape of the notch at both ends is a square notch, and the type of the ink ribbon is recognized based on the number of the notch. Both ends may have different shapes, such as different lengths in the axial direction at both ends, and may be shaped to enable printer recognition.
[0025]
A conventional ink ribbon core provided with a large number of notches of 4 mm in the outer circumferential direction × 7 mm in the axial direction also has the function and effect of the present invention. However, when a thin portion on the outer circumferential surface is not provided, the notch is used. The effect of the present invention is more remarkable when a long notch having an axial length twice or more the circumferential length is provided because the problem such as the embedment of the ink ribbon in the portion is not so large. It becomes.
[0026]
Further, when the ratio of the cutout portion is small relative to the entire length in the axial direction of the ink ribbon (less than 11%), when the thin portion on the outer peripheral surface is not provided, the ink ribbon is buried in the cutout portion. Is not so large, the effect of the present invention is more remarkable when a longer notch is provided.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, the present invention enables a single ink ribbon core to recognize a plurality of types of ink ribbons by changing the winding direction according to the type of ink ribbon to be wound, and to reduce wrinkles of the ink ribbon. It is possible to obtain a versatile ink ribbon core which can be prevented and has excellent reusability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an example of an ink ribbon core of the present invention. FIG. 2 is a side view showing both end portions of the ink ribbon core of FIG. 1. FIG. 3 is an ink ribbon wound around the ink ribbon core of FIG. FIG. 4 is a schematic view of a printer on which the ink ribbon core of the present invention is mounted. FIG. 5 is a schematic view of the printer of FIG. 4 when the ink ribbon core of the present invention is mounted. Conventional example of ink ribbon core in which is embedded in notch
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Ink ribbon core 2 Thin part 3 Notch 4 Ink ribbon 5 Ink ribbon spool 6 Printer 7 Ribbon loading shaft 8 Locking projection 9 Print head

Claims (3)

異なるインクリボンを切り欠きの数および／または形状によって識別し、選択制御するプリンタシステムに装填されるインクリボンに用いられる円筒状のインクリボンコアであって、前記インクリボンコアの軸方向両端部にそれぞれ異なる数および／または形状の切り欠きが設けられ、捲回するインクリボンの種類によって捲回方向を変えることによりインクリボンの種類をプリンタ認識可能とし、該切り欠きをインクリボンコアの外周面に薄肉部を残し内周面にのみ設けた形状としたことを特徴とするインクリボンコア。A cylindrical ink ribbon core used for an ink ribbon to be mounted on a printer system for identifying and controlling different ink ribbons by the number and / or shape of the notches, and provided at both ends in the axial direction of the ink ribbon core. Notches of different numbers and / or shapes are provided, and the type of the ink ribbon can be recognized by a printer by changing the winding direction according to the type of the ink ribbon to be wound, and the notch is formed on the outer peripheral surface of the ink ribbon core. An ink ribbon core characterized in that it has a thin portion and is provided only on the inner peripheral surface. 前記切り欠きが円周方向長さに対し軸方向長さが２倍以上有するものであることを特徴とする請求項１に記載のインクリボンコア。2. The ink ribbon core according to claim 1, wherein the notch has an axial length that is at least twice the circumferential length. 3. 前記切り欠きの片側のみの軸方向長さがインクリボンコアの軸方向長さの１１〜５０％であることを特徴とする請求項１または２に記載のインクリボンコア。3. The ink ribbon core according to claim 1, wherein the axial length of only one side of the notch is 11 to 50% of the axial length of the ink ribbon core.

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