JP2004187943A - ポップアップ玩具 - Google Patents

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JP2004187943A JP2002359812A JP2002359812A JP2004187943A JP 2004187943 A JP2004187943 A JP 2004187943A JP 2002359812 A JP2002359812 A JP 2002359812A JP 2002359812 A JP2002359812 A JP 2002359812A JP 2004187943 A JP2004187943 A JP 2004187943A
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Kan Kubota
完 久保田
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Abstract

【課題】安価かつ簡単に組立可能なポップアップ玩具を提供する。
【解決手段】1枚のシート片からなる起立部3を第1〜第5の互いに平行な折り目線B〜Fを介して6つの片31〜36に区画し、両端側から順に一対の起立片31,32と、一対の貼着片33,34と、一対の連結片35,36とを設け、各片31〜36を各折り目線B〜Fに沿って山折りし、連結片35,36に起立片31,32の自由端側が挿入される挿入孔37,37を設けて、そこに起立片31,32を挿入する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉面を開くことで立体的な視覚効果が得られるポップアップ玩具に関し、さらに詳しく言えば、パーツ構成および組立工数を少なくしてより簡単に組立可能なポップアップ玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
子供向け雑誌などの一部には、ページを開くことで、動物などのイラストや文字などが立体的に飛び出して見える、いわゆる「飛び出る絵本(ポップアップ絵本)」がよく用いられる。また同様に、商品を陳列する際の陳列具においても、顧客に対してインパクトを与えるために同じポップアップ手段をよく用いる。
【0003】
イラストなどが立体的に飛び出して見える機構としては、例えば特許文献1に示すように、連設部を介して互いに折り畳まれる一対の台紙片に、被貫通片と支え片とを連設部に跨るように各台紙片に設け、さらに一方の台紙片に立体形成片の一端を固定し、他端(自由端)を被貫通部の一部に設けられた孔から引き出すようにしたものが提案されている。
【0004】
これによれば、台紙片を互いに離反する方向に開くと、被貫通片が支え片によって引き起こされ、これに伴い、被貫通片の孔によって支持された立体形成片が台紙片から起立する。このとき、例えば立体形成片に「あかんべぇ」などのイラストを記入しておくことで、開いた際に立体形成片からなる擬似舌が飛び出ることで、読者にインパクトを与えることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−225151号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のポップアップ玩具は、特許文献1などからも分かるように、台紙片に対して少なくとも2つ、特許文献1では3つの組立パーツ片を要する。
【0007】
したがって、これら組立パーツ毎に型抜き用の木型を用意する必要がある。また、各パーツを台紙片に貼り付けるための、のり付け箇所も多く(特許文献1では少なくとも4カ所)、これに伴う、組立コストのアップは否めない。
【0008】
すなわち、より安価かつ簡単に組立可能なポップアップ玩具を得るためには、1つの組立パーツでポップアップ効果が得られるものが最も好ましい。そこで、本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、一対の扉面が主折線を介して互いに対向および離反する方向に折り畳まれる台紙と、上記主折線を跨ぐように上記各扉面の間に取り付けられる起立部とを含み、上記扉面を互いに離反する方向に開くことで、折り畳み状態にある上記起立部が上記台紙に対して立体的に起き上がるポップアップ玩具において、上記起立部は、1枚のほぼ矩形状のシート片を第1〜第5の互いに平行な折り目線を介して6つの片に区画してなり、上記シート片の両端側に形成される一対の起立片と、いずれか一辺が上記各起立片の固定端側に連結され、上記各扉面に貼着される一対の貼着片と、上記各貼着片のいずれか他方の辺を互いに連結する一対の連結片とを有し、上記第1〜第5の各折り目線はいずれも山折り線もしくは谷折り線であり、上記各連結片には、上記各起立片の自由端側が挿入される挿入孔が設けられており、上記起立辺の各々が、上記各貼着片を介して互いに隣接する上記各連結片の挿入孔に挿入されることを特徴としている。
【0010】
これによれば、1枚の組立パーツを折り畳むことで、極めて簡単かつ安価にポップアップ効果を生むポップアップ玩具が得られる。
【0011】
上記各連結片は、上記第3の折り目線を介して互いに折り畳み可能に連結されており、上記起立部は、上記第3の折り目線が上記主折線に対して重なるように配置されるように上記台紙に貼着されている。
【0012】
これによれば、扉面が閉じている(扉面が平行な状態)ときには、起立部は扉面間に折り畳まれた状態となり、扉面を開いたときには、第3の折り目線が主折線を同一直線上に設けられていることにより、小さい力で無理なくスムーズに起立部が起立および収納される。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るポップアップ玩具の斜視図であり、図3は、その起立部を展開した状態の平面図である。
【0014】
このポップアップ玩具1は、左右一対の扉面21,22が主折線Aを介して互いに対向および離反する方向に折り畳み可能な台紙2と、同台紙2に対して主折線Aを跨ぐようにして各扉面21,22に取り付けられる起立部3とを備えている。
【0015】
台紙2は、例えばボール紙などの比較的厚手の1枚のシート片からなり、扉面21,22には、図示しないイラストや文字などによって装飾されている。この例において、台紙2は見開き方向が左右となっているが、例えば上下に見開くようにしてもよい。
【0016】
台紙2の材質については、紙製だけでなく樹脂製や金属製など任意に選択可能であり、また、その形状については、基本的に主折線Aを介して折り畳み可能であれば、図1のように単なる矩形状ではなく、例えばハート形など仕様に応じて種々の形態としてよい。
【0017】
図2に示すように、起立部3は、全体が1枚のほぼ矩形状のシート片を打抜加工したものからなり、第1〜第5の互いに平行な折り目線B〜Fを介して6つの片31〜36に区画されている。なお、起立部3の材質についても、各折り目線B〜Fに沿って折り畳み可能であれば、特に限定されない。
【0018】
起立部3は、両端から中心に向かって順に、一対の起立片31,32と、一対の貼着片33,34と、一対の連結片35,36とを備えている。各起立片31,32は、細幅の舌片状を呈し、一端側(固定端側)が折り目線B,Cを介して貼着片33,34に連結されており、他端側が自由端とされている。
【0019】
貼着片33,34は、一端が上述した折り目線B,Cを介して起立片31,32に、他端側が折り目線D,Eを介して連結片35,36にそれぞれ連結されており、起立片31,32側から連結片35,36側にかけて幅が増加する台形状に形成されている。
【0020】
連結片35,36は、貼着片33,34の連結部分(折り目線D,E)よりも幅広な四角形状に形成されており、各連結片35,36同士が折り目線Fを介して互いに連結されている。
【0021】
各連結片35,36には、起立片33,34の自由端側が挿入される挿入孔37,37が設けられている。挿入孔37,37は、起立部3の幅方向(図2では上下方向)に沿って平行なスリットからなり、少なくとも起立片33,34が挿入可能な長さを備えている。挿入孔37,37は、それぞれ各折り目線D,Eから所定間隔を持って平行に形成されている。
【0022】
次に、図3の(a)〜(e)を参照して起立部3の組立手順の一例について説明する。説明に先立ち、本発明の起立部3に設けられた各折り目線B〜Fは、図3(a)では下面側から見ていずれも山折り線(上面側から見るといずれも谷折り線)である。
【0023】
まず、図3(b)に示すように、起立部3の両翼に形成された起立片31,32を折線B,Cに沿って折り畳む。起立片31,32は、一度、ほぼ180°まで折り畳んで折り癖を付けておき、次の貼着片33,34の折り工程に備えて図3(b)に示すように軽く展開しておくことが好ましい。
【0024】
次に、図3(c)に示すように、貼着片33,34を折り目線D,Eに沿って折り畳む。この貼着片33,34も同様に、一旦ほぼ180°まで折り畳んで癖付けしておいてから、図3(c)のように展開しておく。
【0025】
併せて、連結片35,36を折り目線Fに沿ってほぼ180°まで折り畳んで癖付けしておき、図3(d)に示すように、再び展開しておく。そして、図3(e)に示すように、起立片31,32の自由端側を連結片35,36の裏側から挿入孔37,37に挿入して表側に引き出すことにより、起立部3の組立が完了する。
【0026】
これによれば、図4(a)の平面図、および図4(b)の底面図に示すように、一方の起立片31は、隣接する貼着片33に連結された連結片35の裏側から挿入孔37を通って表側に引き出される。また、他方の起立片32は、隣接する貼着片34に連結された連結片36の裏側から挿入孔37を通って表側に引き出される。
【0027】
図4(b)に示すように、各貼着片33,34の裏側には、扉面21,22に貼着するための貼着手段としての粘着面4,4が設けられている。この例において、粘着面4,4は貼着片33,34に直接粘着剤を塗工したものからなるが、これ以外に両面粘着テープを用いてもよく、貼着可能なものであれば、特に限定せずに使用可能である。
【0028】
組み立てられた起立部3を台紙2に貼り付けるに当たっては、図5(c)に示すようなほぼ180°のフラットな状態にある台紙2に対して、起立部3が台紙2の主折線Aを跨ぐように各扉面21,22に貼着片33,34を平行に貼り付けることで、簡単に貼り付けることができる。
【0029】
このとき、起立部3の折り目線Fが台紙2の主折線Aに対して重なる位置に配置するように貼着することが好ましい。これによれば、後述する台紙2の開閉動作に応じて起立部3がスムーズにポップアップおよび折り畳まれる。
【0030】
図5(a)〜(c)を参照して、このポップアップ玩具1は、まず図5(a)に示すように、台紙2の各扉面21,22が互いに対向するように閉じた状態で保管される。この例において、台紙2は、起立部3の厚みによって完全に閉じることはできないが、主折線Aの部分に襠(マチ)を設けて起立部3の厚みを吸収する用にしてもよい。
【0031】
次に、図5(b)に示すように、このポップアップ玩具1の各扉面21,22を互いに離反する方向に広げてゆくと、貼着面33,34は扉面21,22に沿って平行に広げられ、これに伴い、各連結片35,36が折り目線Fを中心にV字状に広げられる。
【0032】
これに伴い、挿通孔37,37に保持された起立片31,32が、連結片35,36から起立状態に保持される。台紙2がほぼ180°にフラットになると、図5(c)に示すように、起立片31,32は、連結片35,36から最も伸びた状態となる。
【0033】
なお、この例において、ポップアップ玩具1は1枚の台紙2に組み込まれているが、これ以外に、例えば絵本などの冊子体の一部に組み込まれていてもよいし、また、商品陳列具の一部に組み込まれていてもよく、基本的なポップアップ形態を備えていればよく、これら各種変形例も本発明に含まれる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1枚のシート片を第1〜第5の互いに平行な折り目線を介して6つの片に区画し、両端側から順に、一対の起立片と、一対の貼着片と、一対の連結片とを設け、各片を各折り目線に沿って山折りし、各連結片に各起立片の自由端側が挿入される挿入孔を設けて、そこに起立片を挿入することにより、1枚の組立パーツで、極めて簡単かつ安価にポップアップ効果を生むポップアップ玩具が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るポップアップ玩具の斜視図。
【図2】起立部を展開した状態の平面図。
【図3】起立部の組立手順を説明する説明図。
【図4】組み立てられた起立部の平面図および底面図。
【図5】上記ポップアップ玩具のポップアップ機構を説明する説明図。
【符号の説明】
1 ポップアップ玩具
2 台紙
21,22 扉面
3 起立部
31,32 起立片
33,34 貼着片
35,36 連結片
37,37 挿入孔
4 粘着面
A 主折線
B〜F 折り目線

Claims (2)

  1. 一対の扉面が主折線を介して互いに対向および離反する方向に折り畳まれる台紙と、上記主折線を跨ぐように上記各扉面の間に取り付けられる起立部とを含み、上記扉面を互いに離反する方向に開くことで、折り畳み状態にある上記起立部が上記台紙に対して立体的に起き上がるポップアップ玩具において、
    上記起立部は、1枚のほぼ矩形状のシート片を第1〜第5の互いに平行な折り目線を介して6つの片に区画してなり、
    上記シート片の両端側に形成される一対の起立片と、いずれか一辺が上記各起立片の固定端側に連結され、上記各扉面に貼着される一対の貼着片と、上記各貼着片のいずれか他方の辺を互いに連結する一対の連結片とを有し、
    上記第1〜第5の各折り目線はいずれも山折り線もしくは谷折り線であり、上記各連結片には、上記各起立片の自由端側が挿入される挿入孔が設けられており、上記起立辺の各々が、上記各貼着片を介して互いに隣接する上記各連結片の挿入孔に挿入されることを特徴とするポップアップ玩具。
  2. 上記各連結片は、上記第3の折り目線を介して互いに折り畳み可能に連結されており、上記起立部は、上記第3の折り目線が上記主折線に対して重なるように配置されるように上記台紙に貼着されている請求項1に記載のポップアップ玩具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4650773B1 (ja) * 2010-04-30 2011-03-16 有限会社高田紙器製作所 立体的に変化する玩具の収納部
CN110448925A (zh) * 2019-08-15 2019-11-15 赵晓旭 多层中心旋转玩具卡书

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