JP2004187833A

JP2004187833A - Net cage for golf practice

Info

Publication number: JP2004187833A
Application number: JP2002357728A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Kita; 茂喜多
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2002-12-10
Filing date: 2002-12-10
Publication date: 2004-07-08

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a net cage for golf practice which is easily used even in a small practice space and whose price can be lowered. <P>SOLUTION: This net cage for golf practice is provided with a net cage body 1 where a cage front face 2 is open and a net NE is provided in a tensioned state on two left and right cage lateral faces 3 and 4, a cage ceiling face 5, and a cage depth face 6. A practicing person P stands at a position near one cage lateral face at the neighborhood of the cage front face, a golf ball GB is teed at a position near the other cage lateral face at the neighborhood of the cage front face and the practicing person P hits the teed ball GB toward the cage depth face 6. In the cage body 1, the cage height of an end 1A close to the cage front face on the lateral face side of the one cage lateral face side is made to be higher than the other places. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はゴルフ練習用ネットケージに関し、詳しくは、ケージ前面が開放されていると共に左右２つのケージ横面およびケージ天井面とケージ奥面にネットが張設されたネットケージ本体を備えたゴルフ練習用ネットケージに関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種のゴルフ練習用ネットケージは、図９に示すように、ケージ前面５２が開放されていると共に左右２つのケージ横面５３、５４およびケージ天井面５５とケージ奥面５６にネットｎｅが張設されたネットケージ本体５１を備えている（例えば、特許文献１）。ネットケージ本体５１は庭や屋上などの屋外あるいはガレージなどの屋内といった練習場に据えつけられ、ゴルフの打撃練習時は、練習者Ｐがケージ前面５２近傍における一方のケージ横面５３に近い位置に立ち、ウッドクラブやアイアンクラブ等のゴルフクラブＣＬでケージ前面５２近傍における他方のケージ横面５４に近い位置にティーアップしたゴルフボールＧＢをケージ奥面５６へ向けて打ち込む。このようなゴルフ練習用ネットケージを使えば、ゴルフの打撃練習が手軽に行える。
【０００３】
【特許文献１】
実開平７−３７２４９号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のゴルフ練習用ネットケージの場合、練習場が狭いと使い難いうえに、価格がまだまだ高いという問題があって、広く普及する迄には至らない現況にある。
【０００４】
ネットケージ本体５１は奥行き、幅共にかなりの大きさがあるため、狭い練習場ではネットケージ本体５１を据えつけるだけのスペースを確保するのは容易でない。また、ネットｎｅの張設面積はネットケージ本体５１の大きさに比例して、かなりの大きさがあるネットケージ本体５１には多量のネットが必要となり、どうしても価格が高めになってしまう。
【０００５】
そこで、本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、狭い練習場でも使い易く、それでいて価格を下げることが可能なゴルフ練習用ネットケージを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的は各請求項記載の発明により達成される。すなわち、本発明に係るゴルフ練習用ネットケージの特徴構成は、ケージ前面が開放されていると共に左右２つのケージ横面およびケージ天井面とケージ奥面にネットが張設されたネットケージ本体を備え、ケージ前面近傍における一方のケージ横面に近い位置に立った練習者により、ケージ前面近傍における他方のケージ横面に近い位置にティーアップされたゴルフボールがケージ奥面へ向けて打ち込まれる構成としたゴルフ練習用ネットケージにおいて、
前記ネットケージ本体を、前記一方のケージ横面側のケージ前面寄り端部のケージ高さが他所より高くなる構成としたことにある。
【０００７】
このゴルフ練習用ネットケージの場合、ネットケージ本体が練習場に据えつけられ、ゴルフの打撃練習時は、ケージ前面近傍における一方のケージ横面に近い位置に練習者が立ち、ケージ前面近傍における他方のケージ横面に近い位置にティーアップしたゴルフボールをゴルフクラブでケージ奥面へ向けて打ち込むようにする。
【０００８】
すなわち、本発明者は、上記の課題解決に向けて様々な可能性を検討する過程で、ゴルフボールは、ネットケージ本体の内側全体を広く飛び回るわけではなく、ネットケージ本体の中の高い所を飛ぶことは意外に少ないという知見が得られた。だからと言ってネットケージ本体の高さを低くしたのでは、ネットケージ本体は小さくなっても、練習者の目線が遮られてネットケージ本体の内側を良く見通せなくなり、ゴルフボールを正確に打ち込めなくなってしまう。
【０００９】
そこで、本発明者は、さらに検討を続けた結果、次のような知見を得ることができた。つまり、ネットケージ本体は練習者が立つ側となる一方のケージ横面側のケージ前面寄り端部のケージ高さが他所よりも高くなるようにすれば、それ以外の所は低くても、練習者の目線は遮られず、練習者がネットケージ本体の内側全体を奥まで十分に見通すことができて、ゴルフボールを的を外すことなく正確に打ち込める、という知見を得ることができた。こうして得られた上記２つの知見に基づいて、本発明は完成するに至った。
【００１０】
したがって、本発明のゴルフ練習用ネットケージによれば、ネットケージ本体を練習者が立つ側となる一方のケージ横面側のケージ前面寄り端部のケージ高さが他所より高くなる構成としたので、右利き、左利きに関わらず、ネットケージ本体の内側の見通しを実質的に損なわずに、それ以外の所を低くしてネットケージ本体を小さくできる結果、ネットケージ本体の据えつけスペースの確保が容易となることから、練習場が狭くても使い易く、加えて、ネットの張設面積を低減可能になることから、それだけ価格を下げることができる。
【００１１】
本発明の好ましい実施形態として、前記一方のケージ横面側のケージ前面寄り端部のケージ高さが調節可能になっている形態が挙げられる。
【００１２】
この実施形態によれば、一方のケージ横面側のケージ前面寄り端部のケージ高さを、直ぐ手前に立つことになる練習者の背丈などに合わせて、ネットケージ本体の内側の見通しを確保できるギリギリの高さに調整することにより、ネットケージ本体を必要以上高くせずに済むので、ネットケージ本体を極限まで小さくすることが可能となる。
【００１３】
本発明の他の好ましい実施形態として、練習者が上に立つ打席用マットと、ゴルフボールがティーアップされるティーアップ用マットとを備え、両マットがケージ前面近傍に位置ずれしないように留め置かれると共に、両マット間の距離が調節可能になっていることが挙げられる。
【００１４】
この実施形態によれば、打席用マットとティーアップ用マットが位置ずれしないので、両マットは常に適切な位置にある。なお、本発明でティーアップと言う場合、いわゆるティーペグ上にゴルフボールを置く場合だけに限らず、ティーペグを使わずゴルフボールを（例えばティーアップ用マットの表面に）直置きする場合も含まれる。さらに、打席用マットとティーアップ用マットの距離が調整可能であるので、容易に両マット間の距離を、練習者の体格やゴルフクラブの種類あるいはショットの種類などに見合った適切な距離とすることができる。
【００１５】
本発明の他の好ましい実施形態として、ゴルフボールを、少なくとも相当長さ部分が弾性ストリングからなる吊設用ストリングによりケージ天井面に繋ぎ止め、吊設用ストリングを接続したままでゴルフボールをティーアップする構成とした形態が挙げられる。
【００１６】
この実施形態によれば、ゴルフボールの付勢で弾性ストリングが伸びて長くなる吊設用ストリングを引き連れるように、ゴルフボールがネットケージ本体の奥へ飛んでいってケージ奥面に当たって勢いを失うのに続いて、ゴルフボールの失勢で弾性ストリングが反対に縮んで短くなる吊設用ストリングに連れ戻され、ゴルフボールがケージ前面に戻ってくる。したがって、練習者は打ち込んだゴルフボールを、その都度、ケージの奥まで拾いに行かずにすむ。
【００１７】
更に、本発明の他の好ましい実施形態として、ティーアップ用マットの上または近傍に立設されるティーアップ用スタンドを備えると共に、前記吊設用ストリングをゴルフボール寄りの位置でティーアップ用スタンドにワンタッチで係留すると共に、前記吊設用ストリングの係留がゴルフボールを打撃した時の衝撃で解除されるストリング係留機構が前記吊設用ストリングとティーアップ用スタンドの間に配備されているのに加え、前記吊設用ストリングの捩れ戻し機構が吊設用ストリングにおけるストリング係留機構とゴルフボールの間に配備されている形態が挙げられる。
【００１８】
この実施形態によれば、ティーアップ用マットの上または近傍に立設したティーアップ用スタンドにストリング係留機構で吊設用ストリングを一時的に係留した状態で、ゴルフボールをティーアップすることができるので、ティーアップしたゴルフボールを安定させ易くなるうえ、吊設用ストリングの係留もワンタッチで行えるので簡単である。加えて、吊設用ストリングの捩れ戻し機構により、吊設用ストリングにおけるストリング係留機構とゴルフボールの間の捩れが回避され、吊設用ストリングの捩れによってゴルフボールのティーアップが妨げられる心配もない。
【００１９】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図１は、本実施形態に係るゴルフ練習用ネットケージ（以下、「練習用ネットケージ」と略記する場合がある）を示す斜視図、図２は実施形態の練習用ネットケージの平面図である。
【００２０】
この練習用ネットケージは、ケージ前面２が開放されている一方、左右２つのケージ横面３，４およびケージ天井面５とケージ奥面６にネットＮＥが張設されたネットケージ本体１を備えている。このネットケージ本体１が庭や屋上などの屋外あるいはガレージなどの屋内といった練習場に据えつけられ、ゴルフの打撃練習時は、図１に示すように、練習者Ｐがケージ前面２近傍における一方のケージ横面３に近い位置に立って、ウッドクラブやアイアンクラブ等のゴルフクラブＣＬで、ケージ前面２近傍における他方のケージ横面４に近い位置にティーアップしたゴルフボールＧＢを、ケージ奥面６へ向けて打ち込む構成とされている。以下、この練習用ネットケージの各部構成を具体的に説明する。
【００２１】
ネットケージ本体１は、独立して自立可能な４本の網張り用ポール（ネット張設用支柱）７〜１０と、可撓性を有する前方開放形状の強力ネットＮＥを主材として備えている。網張り用ポール７は２段継ぎタイプの金属パイプ製でポール長さが調節可能であり、他の３本の網張り用ポール８〜１０は単一段タイプの金属パイプ製でポール長さは調節不能である。これら網張り用ポール７〜１０は、樹脂製などの非金属パイプであってもよいし、非パイプの中実なポールであってもよい。強力ネットＮＥは、特定繊維製の網に限られるものではないが、例えば高強力ポリエチレン繊維製で可撓性を有する網が適当なものとして挙げられる。なお、図１の場合、網張り用ポール７〜１０については強力ネットＮＥを透視した状態で示してある。
【００２２】
ネットケージ本体１は、４本の網張り用ポール７〜１０が強力ネットＮＥの寸法に見合った間隔で四方に立てられていると共に、網張り用ポール７〜１０の上に強力ネットＮＥが張り掛けられている略直方体の形状のケージである。なお、ネットケージ本体１の場合、さらに４本の網張り用ポール７〜１０間に梁を掛け渡して、骨組みがより頑丈となるようにしてもよい。可撓性強力ネットＮＥも、全体が完全に１つ網構成である必要はなく、ケージ各面毎に個別に張られている分割網構成であってもよい。
【００２３】
ネットケージ本体１のケージ横面４は、ケージ横面３より少し手前に長く張り出していて、打ち損なったゴルフボールがケージの外へ飛び出してゆくのを防止する構成としてあるのに加え、ネットケージ本体１のケージ前面２両裾のそれぞれに、裾状ネットＮａ，Ｎｂが張り出すように延設されていて、ゴルフボールが横にこぼれ出て行かない構成ともしている。
【００２４】
そして、本実施形態のゴルフ練習用ネットケージは、ネットケージ本体１を練習者Ｐが直ぐ手前に立つケージ横面（一方の横面）３の側のケージ前面２寄り端部１Ａのケージ高さが、他所より高くなる構成としたことが構成上の顕著な特徴となっている。加えて、この練習用ネットケージの場合、ケージ横面３の側のケージ前面２寄り端部１Ａのケージ高さを網張り用ポール７の長さを変えることにより、調節できる構成としている。
【００２５】
網張り用ポール７は、１段目の上側パイプ７Ａと２段目の下側パイプ７Ｂからなる２段継ぎタイプで長手方向に伸縮自在の構成とされている。すなわち、上側パイプ７Ａが下側パイプ７Ｂの先端から出入り可能に内挿されていると共に、下側パイプ７Ｂの先端に固定用リング７Ｃが外挿されていて、下側パイプ７Ｂの先端が縮径する向きに固定用リング７Ｃを回す（締める）と下側パイプ７Ｂの先端で上側パイプ７Ａが押さえ付けられて、上側パイプ７Ａは出入りできない状態になる一方、逆に下側パイプ７Ｂの先端が拡径する向きに固定用リング７Ｃを回す（緩める）と、下側パイプ７Ｂの先端による上側パイプ７Ａの押さえ付けが解除されて、上側パイプ７Ａは出入りできる状態になる。もとより、網張り用ポール７の継ぎ段数は２段に限らず、３段以上としてもよい。
【００２６】
ネットケージ本体１の各部の寸法例としては、例えば、伸縮自在の網張り用ポール７：１５０ｃｍ〜２１０ｃｍ前後、網張り用ポール８：１４０ｃｍ前後、網張り用ポール９：１５０ｃｍ前後、網張り用ポール１０：１５０ｃｍ前後、奥行き３００ｃｍ前後、ケージ前面２の幅１７０ｃｍ、ケージ奥面６の幅４０ｃｍ前後が挙げられる。
【００２７】
このように、網張り用ポール７の場合、締められている固定用リング７Ｃを緩めておき、上側パイプ７Ａの出入り量を適当な長さに合わせて調整してから、再び固定用リング７Ｃを締めるだけで、簡単にポール長さが変更できる。したがって、本実施形態の練習用ネットケージでは、図３に一点鎖線で示すように、網張り用ポール７のポール長さを伸ばすことにより、ケージ横面３の側のケージ前面２寄り端部１Ａのケージ高さを高くしたり、或いは逆に、図３に二点鎖線で示すように、網張り用ポール７のポール長さを縮めることにより、ケージ横面３の側のケージ前面２寄り端部１Ａのケージ高さを低くすることができる。なお、強力ネットＮＥは可撓性があるので、特別なことをしなくても、網張り用ポール７のポール長さの変更に追随して伸び縮みし、自然と適当な張設状態となる。また、図３の場合も、網張り用ポール７〜１０については強力ネットＮＥを透視した状態で示してある。
【００２８】
本実施形態の練習用ネットケージは、図１に示すように、練習者Ｐが上に立つ打席用マット１１と、ゴルフボールＧＢがティーアップされるティーアップ用マット１２とを備えている。両マット１１，１２は共に長方形に整形されており、打席用マット１１を用いることにより、練習者Ｐの立つ位置が分かり易くなるうえに足が滑り難くなり、しかもティーアップ用マット１２を用いることにより、ゴルフボールＧＢをティーアップし易くなる。
【００２９】
さらに、本実施形態の練習用ネットケージの場合、打席用マット１１とティーアップ用マット１２がケージ前面２近傍に位置ずれしないように留め置かれるのに加えて、両マット１１，１２間の距離ＬＡを調節することができる構成とされている。すなわち、図４に示すように、打席用マット１１およびティーアップ用マット１２は、いずれもマット短辺の端縁に両端開放タイプの円筒体１１Ａ，１２Ａがマット短辺に平行となる向きに接続付設されていて、両マット１１，１２の円筒体１１Ａ，１２Ａ中に両マット１１，１２の幅を合わせたより長い１本の連設ロッド１３を貫通させ、両マット１１，１２を並置する構成としている。円筒体１１Ａ，１２Ａの内径は連設ロッド１３の外径より若干大きくて、両マット１１，１２は、それぞれ独立で、図４に一点鎖線で示すように横方向にスライドすることができると共に、二点鎖線で示すように、連設ロッド１３を支軸として回転させることにより傾けることができる。また、打席用マット１１はシート状のマット本体１１Ｂを木製などの剛性基板１１Ｃの上に貼り付けた積層構造であり、ティーアップ用マット１２もシート状のマット本体１２Ｂを木製などの剛性基板１２Ｃの上に貼り付けた積層構造であることが好ましい。
【００３０】
両マット１１，１２をセットする際は、各マット１１，１２を連設ロッド１３に沿って好適な位置にスライドさせて両マット１１，１２の距離ＬＡを適当に調節してから、打席用マット１１が練習者Ｐの立つ側となり、ティーアップ用マット１２がゴルフボールＧＢをティーアップする側となるように、ネットケージ本体１におけるケージ前面２の手前に据え置く。
【００３１】
このように打席用マット１１とティーアップ用マット１２が連設ロッド１３に連らね通されて置かれていて、両マット１１，１２が位置ずれしないので、両マット１１，１２は常に適切な位置にある。また、打席用マット１１とティーアップ用マット１２の間隔ＬＡが調節できるので、容易に両マット１１，１２の距離を、背丈や腕の長さ等と言った練習者の体格や、ウッドクラブやアイアンクラブと言ったゴルフクラブの種類あるいはフルショットやハーフショットと言ったショットの種類などに見合った適切な距離とすることができる。
【００３２】
さらに、本実施形態の練習用ネットケージは、図１に示すように、略全長にわたって弾性ストリングで構成されている吊設用ストリング１４により、ゴルフボールＧＢがケージ天井面５に繋ぎ止められていて、吊設用ストリング４を接続したままで、ゴルフボールＧＢをティーアップする構成としている。ゴルフボールＧＢの打撃の際は、ゴルフボールＧＢの付勢で弾性ストリングが伸びて長くなる吊設用ストリング１４を引き連れるかたちで、ゴルフボールＧＢがネットケージ本体１の奥へ飛翔し、ケージ奥面６に当たって勢いを失うのに続いて、ゴルフボールＧＢの失勢で弾性ストリングが反対に縮んで短くなる吊設用ストリング１４に連れ戻されるかたちで、ゴルフボールＧＢがケージ前面２に帰ってくる。したがって、練習者Ｐは打ち込んだゴルフボールＧＢをわざわざケージの奥まで拾いに行かずにすむ。
【００３３】
加えて、本実施形態の練習用ネットケージは、図１に示すように、ティーアップ用マット１２の上または近傍に立設されるティーアップ用スタンド１５を備えると共に、吊設用ストリング１４をゴルフボールＧＢ寄りの位置でティーアップ用スタンド１５にワンタッチで係留すると共に、吊設用ストリング１４の係留がゴルフボールＧＢを打った時の衝撃で解除されるストリング係留機構１６が、吊設用ストリング１４とティーアップ用スタンド１５の間に配備されている。さらに、吊設用ストリング１４の捩れ戻し機構１７が、吊設用ストリング１４におけるストリング係留機構１６とゴルフボールＧＢの間に配備されている。
【００３４】
すなわち、図５（ａ）に示すように、吊設用ストリング１４の側ではゴルフボールＧＢ寄りの位置に面ファスナー片１６Ａが取着されていて、図５（ｂ）に示すように、ティーアップ用スタンド１５の側では頂部に面ファスナー片１６Ｂが固定されており、図６に示すように、面ファスナー片１６Ａを面ファスナー片１６Ｂに貼り付けるだけで、吊設用ストリング１４をティーアップ用スタンド１５にワンタッチで係留できると共に、ゴルフボールＧＢが打たれた時の衝撃により、面ファスナー片１６Ａが面ファスナー片１６Ｂから簡単に外れて、吊設用ストリング１４の係留が解除される。つまり、面ファスナー片１６Ａと面ファスナー片１６Ｂとでストリング係留機構１６が構成されている。
【００３５】
吊設用ストリング１４は、一端がケージ天井面５に固着されている弾性ストリング（例えばゴム紐）１４Ａの他端に、先端にゴルフボールＧＢが固着されているボール結合ストリング１４Ｂの基端が繋ぎ合わされて構成されており、弾性ストリング１４Ａの他端の所に面ファスナー片１６Ａが取り付けられている一方、ボール結合ストリング１４Ｂの中間の所に捩れ戻し機構１７が装着されている。ボール結合ストリング１４Ｂは、図５（ａ）に示すように、第１，第２ストリング１４Ｂ１，１４Ｂ２を捩れ戻し機構１７を介して接続されており、捩れ戻し機構１７は、２個の円環部１７ａ，１７ｂと両円環部１７ａ，１７ｂの間にあって、両円環部１７ａ，１７ｂの一端から延設されている突起（図示省略）と遊嵌されている中間ピース１７ｃとからなる通常構造のものである。第１，第２ストリング１４Ｂ１，１４Ｂ２は、両方共がゴム紐などの弾性ストリングという構成でもよいし、或いは、どちらか一方だけが弾性ストリングで他方は非弾性ストリング（普通の紐）という構成でもよいし、さらには、両方共が非弾性ストリングという構成でもよい。
【００３６】
なお、打席用マット１１の寸法例としては、長さ：約７０ｃｍ、幅：約４０ｃｍが挙げられ、ティーアップ用マット１２の寸法例としては、長さ：約７０ｃｍ、幅：約３０ｃｍが一例として挙げられる。また、連設ロッド１３の長さとしては、約１３０ｃｍが一例として挙げられ、ティーアップ用スタンド１５の高さとしては、約１００ｃｍが一例として挙げられる。
【００３７】
このように、ティーアップ用マット１２の上または近傍に立設したティーアップ用スタンド１５に、ストリング係留機構１６で吊設用ストリング１４を係留した状態で、ゴルフボールＧＢをティーアップできるので、ティーアップしたゴルフボールＧＢを安定させ易く、また吊設用ストリング１４の係留もワンタッチで行えて便利である。例えば、ゴルフボールＧＢが前下がりの傾斜面（打ち下ろし）にあるという想定に基づいて練習する場合、図７に示すように、ティーアップ用マット１２の後端を角材１８で持ち上げ、ティーアップ用マット１２を前下がりに傾斜させてティーアップしても、ゴルフボールＧＢは吊設用ストリング１４で引き止められている為にティーアップ用マット１２から転がり落ちるようなことはない。
【００３８】
逆に、ゴルフボールＧＢが前上がりの傾斜面（打ち上げ）にあるという想定に基づいて練習する場合、図８に示すように、打席用マット１１とティーアップ用マット１２の位置が図７と逆になるように、両マット１１，１２を連設ロッド１３に通し直すと共に、連設ロッド１３が後寄りになるように置いてから、ティーアップ用マット１２の前端を角材１８で持ち上げ、ティーアップ用マット１２を前上がりに傾斜させてティーアップしても、やはりゴルフボールＧＢは吊設用ストリング１４で引き止められているので、ティーアップ用マット１２から転がり落ちるようなことはない。
【００３９】
加えて、この実施形態によれば、吊設用ストリング１４の捩れ戻し機構１７により、ボール結合ストリング１４Ｂの捩れが回避されるので、吊設用ストリング１４の捩れでゴルフボールＧＢのティーアップが妨げられる心配もない。
【００４０】
続いて、上述の構成を有する本実施形態の練習用ネットケージを使用して打撃練習を行う時の状況を説明する。
【００４１】
手順（１）練習者Ｐは、先ずティーアップ用マット１２の上にゴルフボールＧＢをティーアップする。
【００４２】
手順（２）練習者Ｐが、ゴルフクラブＣＬを手にして打席用マット１１に立ってゴルフクラブＣＬを構える。
【００４３】
手順（３）練習者Ｐが、ゴルフクラブＣＬでゴルフボールＧＢをネットケージ本体１の奥へゴルフボールＧＢが的プレート１９に当たるように打ち込む。
【００４４】
手順（４）ゴルフボールＧＢは、ネットケージ本体１のケージ奥面６に当たってから吊設用ストリング１４で引き戻されて、ネットケージ本体１のケージ前面２へ帰ってくる。
【００４５】
手順（５）練習者Ｐは、ゴルフボールＧＢを拾い上げて、練習を続けるならば、再び手順（１）以下を繰り返す。練習を続けないのであれば、後片付けを行って練習を終える。
【００４６】
以上に述べた本実施形態の練習用ネットケージによれば、ネットケージ本体１を練習者Ｐが傍に立つケージ横面３の側のケージ前面２寄り端部１Ａのケージ高さが他所より高くなる構成としたので、ネットケージ本体１の内側の見通しを実質的に損なわずに、それ以外の所を低くしてネットケージ本体１を小さくすることができる結果、ネットケージ本体１の据えつけスペースの確保が容易となることから、練習場が狭くても使い易く、加えて、高力ネットＮＥの張設面積が減ることから、価格を下げることができる。
【００４７】
〔別実施の形態〕
（１）上記実施形態の場合、打席用マット１１とティーアップ用マット１２を連設ロッド１３によって並置する構成としたが、打席用マット１１とティーアップ用マット１２は、それぞれ全く別々に単に置かれるだけの構成としてもよい。
【００４８】
（２）上記実施形態の場合、ゴルフボールＧＢを吊設用ストリング１４でネットケージ本体１に吊設する構成としたが、ゴルフボールＧＢは吊設用ストリング１４に接続せずに全くのフリーの状態でティーアップする構成としてもよい。
【００４９】
（３）本発明の練習用ネットケージの場合、打席用マット１１およびティーアップ用マット１２に吊設用ストリング１４などの付属品を一切用いず、ネットケージ本体１のみを備えるだけの形態でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る練習用ネットケージを示す斜視図
【図２】図１の練習用ネットケージの平面図
【図３】図１のネットケージ本体における網張り用ポールの伸縮に伴うケージ高さの変化を示す斜視図
【図４】練習用ネットケージの打席用マットとティーアップ用マットを示す斜視図
【図５】（ａ）は本実施形態のボール結合ストリングを示す正面図、（ｂ）は本実施形態のティーアップ用スタンドを示す正面図
【図６】本実施形態におけるボール結合ストリングの係留状態を示す正面図
【図７】本実施形態におけるゴルフボールのティーアップ例を示す正面図
【図８】本実施形態における他のゴルフボールのティーアップ例を示す正面図
【図９】従来の練習用ネットケージを示す概略斜視図
【符号の説明】
１ネットケージ本体
１Ａ（一方のケージ横面側の）ケージ前面寄り端部
２ケージ前面
３ケージ横面（一方のケージ横面）
４ケージ横面（他方のケージ横面）
５ケージ天井面
６ケージ奥面
７網張り用ポール
１１打席用マット
１２ティーアップ用マット
１４吊設用ストリング
１４Ａ弾性ストリング
１５ティーアップ用スタンド
１６ストリング係留機構
１７捩れ戻し機構
ＧＢゴルフボール
ＬＡ（マット間の）距離
ＮＥ強力ネット
Ｐ練習者[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a golf practice net cage, and more particularly, to a golf practice practice having a net cage body having a cage front face opened and a net stretched over two cage lateral faces, a cage ceiling face, and a cage inner face. For net cage.
[0002]
[Prior art]
In this type of golf practice net cage, as shown in FIG. 9, a cage front surface 52 is opened, and a net ne is stretched on two cage lateral surfaces 53 and 54, a cage ceiling surface 55, and a cage back surface 56. It has a provided net cage body 51 (for example, Patent Document 1). The net cage body 51 is installed on a practice field such as an outdoor place such as a garden or a rooftop or an indoor place such as a garage. At the time of golf hitting practice, the trainee P is located at a position near one cage lateral face 53 near the cage front face 52. Then, a golf ball GB teeed up by a golf club CL such as a wood club or an iron club near the other cage lateral surface 54 near the cage front surface 52 is driven toward the cage inner rear surface 56. By using such a golf practice net cage, golf hitting practice can be easily performed.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-7-37249
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional golf practice net cage has a problem that it is difficult to use if the practice range is small and the price is still high, so that it cannot be widely used.
[0004]
Since the depth and width of the net cage body 51 are considerably large, it is not easy to secure a space for installing the net cage body 51 in a narrow practice area. Further, the stretched area of the net ne is in proportion to the size of the net cage body 51, and the net cage body 51 having a considerable size requires a large amount of nets, which inevitably increases the price.
[0005]
Accordingly, the present invention has been made in view of the above-mentioned problems of the related art, and an object of the present invention is to provide a golf practice net cage which is easy to use even in a small practice field and can reduce the price. .
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The above object is achieved by the invention described in each claim. That is, the characteristic configuration of the golf practice net cage according to the present invention includes a net cage main body in which the front surface of the cage is open and the nets are stretched on the left and right two cage lateral surfaces, the cage ceiling surface, and the cage inner surface. A configuration in which a golf ball teed to a position near the other cage lateral surface near the cage front surface by a trainee standing near a cage lateral surface near the cage front surface is driven toward the cage inner surface. Golf practice net cage
The net cage body may be configured such that a cage height at an end of the one cage lateral side closer to the cage front is higher than at other locations.
[0007]
In the case of this golf practice net cage, the net cage body is mounted on a practice range, and during golf hitting practice, a trainee stands at a position near one cage side near the front of the cage and the other near the cage front. The golf ball teeed up at a position close to the side surface of the cage is struck by the golf club toward the back surface of the cage.
[0008]
In other words, in the process of examining various possibilities for solving the above-described problem, the present inventor does not mean that the golf ball does not fly over the entire inside of the net cage body, but rather goes over a high place in the net cage body. The finding that flying is surprisingly small was obtained. That said, if the height of the net cage body was lowered, even if the net cage body became small, the eyes of the trainee were blocked and it was not possible to see the inside of the net cage body well, and it was not possible to hit the golf ball accurately Would.
[0009]
Then, as a result of further study, the inventor was able to obtain the following knowledge. In other words, if the cage height of the net cage body at the end of the cage near the front of the cage on the side of the cage where the trainee stands is higher than at other places, even if the other places are lower, the practice The eyes of the player were not obstructed, and the trainee was able to fully see through the entire inside of the net cage body to the back, and obtained the knowledge that the golf ball could be accurately hit without removing the target. The present invention has been completed based on the above two findings obtained in this manner.
[0010]
Therefore, according to the golf practice net cage of the present invention, since the net cage body is configured such that the cage height at the end of the cage front side on the side of one of the cages on the side where the trainee stands is higher than at other places. Regardless of whether you are right-handed or left-handed, the net cage body can be made smaller by lowering the other parts without substantially impairing the view of the inside of the net cage body, so that the space for installing the net cage body can be secured. This makes it easy to use even if the practice area is small, and also makes it possible to reduce the net installation area, so that the price can be reduced accordingly.
[0011]
As a preferred embodiment of the present invention, there is an embodiment in which the cage height at the end of the one cage lateral side closer to the front of the cage is adjustable.
[0012]
According to this embodiment, the height of the cage at the end of the cage near the front of the cage on the side of one of the cages is adjusted to the height of the trainee who will be standing in front of the cage, etc. By adjusting the height of the net cage to the last possible level, the net cage main body does not need to be raised more than necessary, so that the net cage main body can be made as small as possible.
[0013]
As another preferred embodiment of the present invention, a mat for bats on which a trainee stands up and a tee-up mat for teeing up golf balls are provided, and both mats are retained so as not to be displaced near the front of the cage. And the distance between both mats is adjustable.
[0014]
According to this embodiment, the mat for bat and the mat for tee-up do not shift, so that both mats are always at appropriate positions. In the present invention, the term “tee-up” is not limited to the case where the golf ball is placed on a so-called tee peg, but also includes the case where the golf ball is directly placed (for example, on the surface of a tee-up mat) without using the tee peg. Furthermore, the distance between the mat for bat and the mat for tee-up can be adjusted, so that the distance between both mats can be easily set to an appropriate distance according to the physique of the trainee, the type of golf club, or the type of shot. be able to.
[0015]
In another preferred embodiment of the present invention, the golf ball is tied to the cage ceiling surface by a suspending string having at least a substantial length of an elastic string, and the golf ball is teeed up while the suspending string is connected. Configuration.
[0016]
According to this embodiment, the golf ball flies deeper into the net cage body and hits the cage inner surface, losing momentum so that the elastic string is stretched by the bias of the golf ball and is pulled by the hanging string. Then, the elastic string is conversely retracted due to the failure of the golf ball, and is returned to the hanging string which is shortened, and the golf ball returns to the front of the cage. Therefore, the trainee does not have to go to the back of the cage to pick up the hit golf ball each time.
[0017]
Further, as another preferred embodiment of the present invention, a tee-up stand is provided upright on or near the tee-up mat, and the hanging string is attached to the tee-up stand at a position close to the golf ball. In addition to the one-touch mooring, a string mooring mechanism is provided between the hanging string and the tee-up stand, in addition to a string mooring mechanism that is moored by the impact when the golf ball hits the hanging string. A mode in which the untwisting mechanism of the hanging string is disposed between the string mooring mechanism and the golf ball in the hanging string.
[0018]
According to this embodiment, the golf ball can be teeed while the hanging string is temporarily moored by the string mooring mechanism on the tee-up stand that is erected on or near the tee-up mat. Therefore, the tee-up golf ball is easily stabilized, and the mooring of the hanging string can be performed with a single touch. In addition, by the untwisting mechanism of the hanging string, twisting between the string mooring mechanism and the golf ball in the hanging string is avoided, and there is no concern that the twisting of the hanging string hinders the tee-up of the golf ball. .
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing a golf practice net cage according to the present embodiment (hereinafter sometimes abbreviated as “practice net cage”), and FIG. 2 is a plan view of the practice net cage of the embodiment. .
[0020]
This practice net cage has a net cage main body 1 in which a cage front surface 2 is open and a net NE is stretched over two cage lateral surfaces 3 and 4 and a cage ceiling surface 5 and a cage back surface 6 while the cage front surface 2 is open. ing. The net cage body 1 is installed on a practice field such as an outdoor place such as a garden or a rooftop or an indoor place such as a garage. At the time of golf hitting practice, as shown in FIG. Standing at a position close to the cage lateral surface 3, a golf ball GB teeed up by a golf club CL such as a wood club or an iron club to a position near the other cage lateral surface 4 near the cage front surface 2 is attached to the cage inner surface 6. It is configured to be driven toward. Hereinafter, each configuration of the practice net cage will be specifically described.
[0021]
The net cage main body 1 is provided with four independent net-supporting poles (net-stretching columns) 7 to 10 and a flexible front open strong net NE as main components. . The meshing pole 7 is made of a two-stage spliced type metal pipe and the pole length is adjustable. The other three meshing poles 8 to 10 are made of a single-stage type metal pipe and the pole length is adjusted. It is impossible. These meshing poles 7 to 10 may be non-metallic pipes made of resin or the like, or may be solid poles of non-pipe. The strong net NE is not limited to a net made of a specific fiber, but for example, a net made of high-strength polyethylene fiber and having flexibility is mentioned as an appropriate one. In FIG. 1, the netting poles 7 to 10 are shown as seen through the strong net NE.
[0022]
The net cage body 1 has four netting poles 7 to 10 erected at intervals corresponding to the size of the strong net NE, and the strong nets NE are stretched on the netting poles 7 to 10. It is a cage having a substantially rectangular parallelepiped shape hung. In the case of the net cage body 1, a beam may be further spanned between the four netting poles 7 to 10 to make the frame more robust. The flexible strong net NE also does not have to be a single net configuration as a whole, but may be a split net configuration that is individually stretched for each surface of the cage.
[0023]
The cage lateral surface 4 of the net cage main body 1 projects a little longer than the cage lateral surface 3 so as to prevent the golf ball that has been hit from jumping out of the cage. The hem-shaped nets Na and Nb are provided so as to protrude from both sides of the cage front surface 2 of the main body 1 so that the golf balls do not spill laterally.
[0024]
In the golf practice net cage according to the present embodiment, the cage height of the cage front surface 2 near the end 1A of the cage front surface 2 on the side of the cage lateral surface (one lateral surface) 3 on which the trainee P stands in front of the net cage main body 1. However, the configuration which is higher than the other places is a remarkable feature in the configuration. In addition, in the case of the practice net cage, the cage height at the end 1A of the cage front surface 2 near the cage lateral surface 3 can be adjusted by changing the length of the meshing pole 7.
[0025]
The meshing pole 7 is a two-stage splicing type including a first-stage upper pipe 7A and a second-stage lower pipe 7B, and is configured to be stretchable in the longitudinal direction. That is, the upper pipe 7A is inserted so as to be able to enter and exit from the tip of the lower pipe 7B, and the fixing ring 7C is extrapolated to the tip of the lower pipe 7B, so that the tip of the lower pipe 7B is reduced in diameter. When the fixing ring 7C is turned (tightened) in the direction in which the upper pipe 7A is pressed by the tip of the lower pipe 7B, the upper pipe 7A cannot enter and exit, while the tip of the lower pipe 7B expands. When the fixing ring 7C is turned (loosened) in the direction of the diameter, the pressing of the upper pipe 7A by the tip of the lower pipe 7B is released, and the upper pipe 7A can enter and exit. Of course, the number of joints of the meshing pole 7 is not limited to two, but may be three or more.
[0026]
Examples of dimensions of each part of the net cage body 1 include, for example, a stretchable meshing pole 7: about 150 cm to 210 cm, a meshing pole 8: about 140 cm, a meshing pole 9: about 150 cm, a meshing pole. 10: around 150 cm, around 300 cm in depth, 170 cm in width of the front surface 2 of the cage, and around 40 cm in width of the cage back surface 6.
[0027]
As described above, in the case of the meshing pole 7, the tightened fixing ring 7C is loosened, and the amount of inflow and out of the upper pipe 7A is adjusted to an appropriate length, and then the fixing ring 7C is connected again. Just tighten it and you can easily change the pole length. Therefore, in the training net cage of the present embodiment, as shown by the dashed line in FIG. 3, by extending the pole length of the meshing pole 7, the end 1 </ b> A near the cage front surface 2 on the side of the cage lateral surface 3. The height of the cage is increased, or conversely, as shown by the two-dot chain line in FIG. The cage height of the portion 1A can be reduced. Since the strong net NE is flexible, it expands and contracts in accordance with the change of the pole length of the netting pole 7 without any special action, and naturally becomes an appropriate tensioned state. . Also, in the case of FIG. 3, the netting poles 7 to 10 are shown in a state where the strong net NE is seen through.
[0028]
As shown in FIG. 1, the training net cage of the present embodiment includes a bat mat 11 on which the trainee P stands and a tee-up mat 12 for teeing up the golf ball GB. Both mats 11 and 12 are formed in a rectangular shape, and the use of the mat at bat 11 makes it easy to understand the position where the trainee P stands and makes the feet less slippery. This makes it easier to tee up the golf ball GB.
[0029]
Furthermore, in the case of the practice net cage of the present embodiment, the mat for bat 11 and the mat for teeing up 12 are kept close to the front surface 2 of the cage so as not to be displaced, and the distance between the mats 11, 12 is also maintained. It is configured so that LA can be adjusted. That is, as shown in FIG. 4, the mat at bat 11 and the mat for teeing up 12 are both connected to the edges of the short sides of the mat so that the open-ended cylindrical bodies 11A and 12A are parallel to the short sides of the mat. A configuration in which one longer connecting rod 13 having the same width as the mats 11 and 12 is penetrated into the cylindrical bodies 11A and 12A of the mats 11 and 12 and the mats 11 and 12 are juxtaposed. I have. The inner diameters of the cylindrical bodies 11A and 12A are slightly larger than the outer diameter of the continuous rod 13, and both mats 11 and 12 can be independently slid in the lateral direction as shown by a chain line in FIG. As shown by the two-dot chain line, the connecting rod 13 can be tilted by rotating the rod 13 as a support shaft. The bat mat 11 has a laminated structure in which a sheet-shaped mat body 11B is attached on a rigid board 11C such as a wooden board, and the tee-up mat 12 also has a sheet-shaped mat body 12B attached to a rigid board 12C such as a wood board. It is preferable to have a laminated structure attached on the substrate.
[0030]
When setting the mats 11, 12, the mats 11, 12 are slid along the connecting rod 13 to a suitable position to appropriately adjust the distance LA between the mats 11, 12, and then the mat for hitting The net cage body 1 is placed in front of the cage front surface 2 so that 11 is the side on which the trainee P stands and the tee-up mat 12 is the side on which the golf ball GB is teeed up.
[0031]
As described above, the mat for bat 11 and the mat for teeing 12 are placed so as to be connected to the connecting rod 13 and the mats 11 and 12 do not shift, so that both mats 11 and 12 are always appropriate. In position. In addition, since the distance LA between the at-bat mat 11 and the tee-up mat 12 can be adjusted, the distance between the mats 11 and 12 can be easily adjusted by the trainee's physique, such as height and arm length, wood club and so on. The distance can be set appropriately according to the type of golf club called an iron club or the type of shot called a full shot or a half shot.
[0032]
Further, in the training net cage of the present embodiment, as shown in FIG. 1, the golf ball GB is tied to the cage ceiling surface 5 by the hanging string 14 formed of an elastic string over substantially the entire length. The golf ball GB is teeed up while the hanging string 4 is connected. At the time of hitting the golf ball GB, the golf ball GB flies deep into the net cage body 1 by pulling the suspension string 14 that is stretched and elongated by the urging of the golf ball GB, and Subsequent to losing momentum on the surface 6, the golf ball GB returns to the cage front surface 2 in a form in which the elastic string is conversely retracted and shortened due to the losing of the golf ball GB. Therefore, the trainee P does not have to go to the depth of the cage to pick up the hit golf ball GB.
[0033]
In addition, as shown in FIG. 1, the training net cage according to the present embodiment includes a tee-up stand 15 erected on or near the tee-up mat 12, and the suspension string 14 is used for golf. The string mooring mechanism 16, which is moored to the tee-up stand 15 at a position close to the ball GB with one touch and is released by the impact of hitting the golf ball GB with the hanging string 14, is provided. And a tee-up stand 15. Further, the untwisting mechanism 17 of the hanging string 14 is provided between the string mooring mechanism 16 of the hanging string 14 and the golf ball GB.
[0034]
That is, as shown in FIG. 5 (a), the hook-and-loop fastener 16A is attached to a position near the golf ball GB on the side of the hanging string 14, and as shown in FIG. A hook-and-loop fastener 16B is fixed to the top on the side of the stand 15 for the hook, and as shown in FIG. 15 can be moored with one touch, and the impact when the golf ball GB is hit easily causes the hook-and-loop fastener piece 16A to be easily detached from the hook-and-loop fastener piece 16B, and the mooring of the hanging string 14 is released. That is, the string anchoring mechanism 16 is constituted by the hook-and-loop fastener piece 16A and the hook-and-loop fastener piece 16B.
[0035]
The hanging string 14 is connected to the other end of an elastic string (for example, a rubber string) 14A having one end fixed to the cage ceiling surface 5 and the base end of a ball connecting string 14B having a golf ball GB fixed to the tip. The hook-and-loop fastener 16A is attached to the other end of the elastic string 14A, and the untwist mechanism 17 is attached to the middle of the ball-joined string 14B. As shown in FIG. 5A, the ball connection string 14B connects the first and second strings 14B1 and 14B2 via a twist-back mechanism 17. The twist-back mechanism 17 includes two annular portions. A normal structure including a projection (not shown) extending from one end of each of the annular portions 17a and 17b and an intermediate piece 17c loosely fitted between the annular portions 17a and 17b and the annular portions 17a and 17b. Things. Each of the first and second strings 14B1 and 14B2 may be configured as an elastic string such as a rubber string, or may be configured such that only one is an elastic string and the other is an inelastic string (ordinary string). Alternatively, both may be inelastic strings.
[0036]
In addition, examples of the dimensions of the mat for bats 11 include a length: about 70 cm and a width: about 40 cm, and examples of the dimensions of the mat for tee-up 12 include a length: about 70 cm and a width: about 30 cm. No. The length of the continuous rod 13 is, for example, about 130 cm, and the height of the tee-up stand 15 is, for example, about 100 cm.
[0037]
In this manner, the golf ball GB can be tied up while the hanging string 14 is moored by the string mooring mechanism 16 on the teeing stand 15 erected on or near the teeing mat 12. It is easy to stabilize the raised golf ball GB, and the mooring of the hanging string 14 can be performed with one touch, which is convenient. For example, when practicing based on the assumption that the golf ball GB is on a downwardly inclined surface (downhill), as shown in FIG. Even if the mat 12 is tilted forward and downward, the golf ball GB does not fall off the tee-up mat 12 because the golf ball GB is stopped by the hanging string 14.
[0038]
Conversely, when practicing based on the assumption that the golf ball GB is on an upwardly inclined surface (launch), the positions of the at-bat mat 11 and the tee-up mat 12 are opposite to those in FIG. The mats 11 and 12 are passed through the connecting rods 13 again, and the connecting rods 13 are placed rearward. Then, the front end of the teeing mat 12 is lifted by the square bar 18 and teeed up. Even if the golf ball GB is tied up by inclining the mat 12 upward, the golf ball GB is still stopped by the hanging string 14, so that the golf ball GB does not fall off the tee mat 12.
[0039]
In addition, according to this embodiment, the twisting of the ball connecting string 14B is avoided by the untwisting mechanism 17 of the hanging string 14, so that the twisting of the hanging string 14 prevents tee-up of the golf ball GB. Don't worry.
[0040]
Next, a situation in which a hitting practice is performed using the training net cage of the present embodiment having the above-described configuration will be described.
[0041]
Procedure (1) First, the trainee P tees up the golf ball GB on the teeing-up mat 12.
[0042]
Procedure (2) The trainee P holds the golf club CL and stands on the at-bat mat 11 to hold the golf club CL.
[0043]
Step (3) The trainee P drives the golf ball GB with the golf club CL into the back of the net cage body 1 so that the golf ball GB hits the target plate 19.
[0044]
Procedure (4) The golf ball GB hits the cage inner surface 6 of the net cage main body 1, is pulled back by the hanging string 14, and returns to the cage front face 2 of the net cage main body 1.
[0045]
Procedure (5) If the trainee P picks up the golf ball GB and continues the practice, the procedure (1) and subsequent steps are repeated again. If you do not continue the practice, clean up and finish the practice.
[0046]
According to the training net cage of the present embodiment described above, the cage height at the end 1A of the cage front surface 2 on the side of the cage lateral surface 3 on which the trainee P stands by the trainer P is higher than other places. With this configuration, the net cage main body 1 can be made smaller by lowering other parts without substantially impairing the view inside the net cage main body 1, and as a result, the installation space for the net cage main body 1 can be reduced. As a result, the practice area can be easily used even when the practice area is small. In addition, since the area for extending the high-strength net NE is reduced, the price can be reduced.
[0047]
[Another embodiment]
(1) In the above embodiment, the mat for bat 11 and the mat for teeing up 12 are arranged side by side by the continuous rod 13, but the mat for at bat 11 and the mat for teeing up 12 are simply placed separately. It is also possible to adopt a configuration in which it is merely removed.
[0048]
(2) In the above embodiment, the golf ball GB is suspended from the net cage body 1 by the suspension string 14, but the golf ball GB is completely free without being connected to the suspension string 14. It may be configured to tee up in the state.
[0049]
(3) In the case of the practice net cage of the present invention, a form in which only the net cage body 1 is provided without using any accessories such as the hanging string 14 on the mat for bat 11 and the mat for teeing 12 may be used. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a training net cage according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the training net cage of FIG. 1;
FIG. 3 is a perspective view showing a change in cage height due to expansion and contraction of a meshing pole in the net cage body of FIG. 1;
FIG. 4 is a perspective view showing a mat for bats and a mat for teeing up a training net cage.
FIG. 5A is a front view showing a ball coupling string of the embodiment, and FIG. 5B is a front view showing a tee-up stand of the embodiment.
FIG. 6 is a front view showing a state where the ball-joined string is moored in the embodiment.
FIG. 7 is a front view showing a tee-up example of the golf ball according to the embodiment.
FIG. 8 is a front view showing a tee-up example of another golf ball in the embodiment.
FIG. 9 is a schematic perspective view showing a conventional practice net cage.
[Explanation of symbols]
1 Net cage body
1A Cage front end (on one cage side)
2 Front of cage
3 cage side (one cage side)
4 cage side (the other cage side)
5 Cage ceiling surface
6 Back of cage
7 Netting pole
11 At-bat mat
12 mat for tee-up
14 Hanging string
14A elastic string
15 Tee-up stand
16 String mooring mechanism
17 Untwist mechanism
GB Golf Ball
LA Distance between mats
NE Powerful Net
P Practicer

Claims

ケージ前面が開放されていると共に左右２つのケージ横面およびケージ天井面とケージ奥面にネットが張設されたネットケージ本体を備え、ケージ前面近傍における一方のケージ横面に近い位置に立った練習者により、ケージ前面近傍における他方のケージ横面に近い位置にティーアップされたゴルフボールがケージ奥面へ向けて打ち込まれる構成としたゴルフ練習用ネットケージにおいて、
前記ネットケージ本体を、前記一方のケージ横面側のケージ前面寄り端部のケージ高さが他所より高くなる構成としたことを特徴とするゴルフ練習用ネットケージ。It has a net cage body with an open front cage and two nets on the left and right sides of the cage and a net on the cage ceiling and the back of the cage, and stands near the front of the cage near one of the cages. In a golf practice net cage configured such that a golf ball teeed up by a trainer near the front side of the cage and close to the side surface of the other cage is driven toward the inside of the cage,
A golf practice net cage, wherein the net cage body is configured such that a cage height at an end of the one cage lateral side closer to the front of the cage is higher than at other locations.

前記一方のケージ横面側のケージ前面寄り端部のケージ高さが調節可能になっている請求項１記載のゴルフ練習用ネットケージ。2. The golf practice net cage according to claim 1, wherein the cage height at an end of the one cage lateral side closer to the front of the cage is adjustable.

練習者が上に立つ打席用マットと、ゴルフボールがティーアップされるティーアップ用マットとを備え、両マットがケージ前面近傍に位置ずれしないように留め置かれると共に、両マット間の距離が調節可能になっている請求項１又は２記載のゴルフ練習用ネットケージ。Equipped with a mat for bats on which the trainer stands, and a mat for teeing up golf balls, both mats are kept close to the front of the cage so that they do not shift, and the distance between both mats is adjusted The golf practice net cage according to claim 1 or 2, which is enabled.

ゴルフボールを、少なくとも相当長さ部分が弾性ストリングからなる吊設用ストリングによりケージ天井面に繋ぎ止め、吊設用ストリングを接続したままでゴルフボールをティーアップする構成とした請求項１〜３のいずれかに記載のゴルフ練習用ネットケージ。4. The golf ball according to claim 1, wherein the golf ball is tied to the cage ceiling surface by a suspending string having at least a substantial length portion made of an elastic string, and the golf ball is teeed up while the suspending string is connected. The golf practice net cage according to any one of the above.

ティーアップ用マットの上または近傍に立設されるティーアップ用スタンドを備えると共に、前記吊設用ストリングをゴルフボール寄りの位置でティーアップ用スタンドにワンタッチで係留すると共に、前記吊設用ストリングの係留がゴルフボールを打撃した時の衝撃で解除されるストリング係留機構が前記吊設用ストリングとティーアップ用スタンドの間に配備されているのに加え、前記吊設用ストリングの捩れ戻し機構が吊設用ストリングにおけるストリング係留機構とゴルフボールの間に配備されている請求項４記載のゴルフ練習用ネットケージ。A tee-up stand provided on or near the tee-up mat is provided, and the hanging string is moored to the tee-up stand at a position close to the golf ball with a single touch. In addition to the string mooring mechanism that is released by an impact when the golf ball hits the golf ball, the string mooring mechanism is disposed between the hanging string and the tee-up stand. The golf practice net cage according to claim 4, wherein the golf practice net cage is disposed between the string mooring mechanism and the golf ball in the installation string.