JP2004184552A - 印刷ラベル - Google Patents
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Abstract
【課題】消費者のノベルティー情報の収集意欲に着目し、消費者にノベルティー情報入りの印刷物を積極的に剥がしてもらうことができ、ペットボトルなどの廃棄物の再利用を容易にする印刷ラベルを提供すること。
【解決手段】白又は乳白色フィルムからなる表面基材1の表面及び裏面に文字情報及び又は画像情報を含む印刷層2、3が設けられ、該裏面の印刷層にはノベルティー情報が印刷されると共に裏面基材5が剥離可能に貼り付けられていることを特徴とする印刷ラベル。
【選択図】 図1
【解決手段】白又は乳白色フィルムからなる表面基材1の表面及び裏面に文字情報及び又は画像情報を含む印刷層2、3が設けられ、該裏面の印刷層にはノベルティー情報が印刷されると共に裏面基材5が剥離可能に貼り付けられていることを特徴とする印刷ラベル。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は透明なプラスチック製容器又はガラス容器に貼着して用いる印刷ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷ラベルは、ペット(PET)ボトル等のプラスチックボトル、プラスチック成形容器、ガラス瓶、金属缶等に接着剤等で貼りつけることにより、内容物を容易に識別する内容表示(品質表示)として用いたり、販売促進情報を付与する情報表示として用いたりしており、安価な表示手段として広く普及している。
【0003】
ラベルの情報量は、近年、増加傾向にあり、ベースフィルムの両面に文字情報又は画像情報を含む印刷層を設けた印刷ラベルも検討されている。また近年、ラベルの情報の中に、ポイントなどのノベルティー情報を含む傾向にあり、そしてこれらのノベルティー情報は外からは見えない状態にしておいて剥がして楽しむ傾向がある。
【0004】
また、近年、PETボトル等の廃棄物を回収して再資源化して利用することが検討されている。しかし、ペットボトルに貼着された印刷ラベルがそのままの状態では再利用できない問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、消費者のノベルティー情報の収集意欲に着目し、消費者にノベルティー情報入りの印刷物を積極的に剥がしてもらうことができ、ペットボトルなどの廃棄物の再利用を容易にする印刷ラベルを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、白又は乳白色フィルムからなる表面基材の表面及び裏面に文字情報及び又は画像情報を含む印刷層が設けられ、該裏面の印刷層にはノベルティー情報が印刷されると共に裏面基材が剥離可能に貼り付けられていることを特徴とする印刷ラベルによって解決される。
【0007】
本発明の好ましい態様は、(1)前記表面基材の裏面の印刷層に印刷されたノベルティー情報は、ポイント情報及び又は抽選情報を含む文字情報及び又は画像情報であること、(2)前記表面基材の裏面の印刷層に印刷されたノベルティー情報は、該印刷層内の情報枠内に存在すること、(3)前記裏面基材の片面又は両面には、文字情報及び又は画像情報を含む遮蔽印刷層が形成されていること、(4)前記表面基材には、ノベルティー情報を除去する切り取り線が形成されていることである。
【0008】
また本発明の他の好ましい態様は、白又は乳白色フィルムからなる表面基材の表面及び裏面に文字情報及び又は画像情報を含む印刷層が設けられ、該裏面の印刷層にはノベルティー情報が印刷されると共に裏面基材が剥離可能に貼り付けられており、前記表面基材の裏面の印刷層に印刷されたノベルティー情報は、該印刷層内の情報枠内に存在しており、前記表面基材にはノベルティー情報を除去する切り取り線が形成されており、前記裏面基材の片面又は両面には文字情報及び又は画像情報を含む遮蔽印刷層が形成されており、前記裏面基材及び遮蔽印刷層は前記表面基材の印刷層に形成される情報枠を遮蔽する部位を残して打ち抜かれることを特徴とする印刷ラベルである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1において、1は表面基材であり、白又は乳白色フィルムが用いられる。白又は乳白色フィルムは、ベースフィルムに各種の白色系顔料を添加(添加、練り込みのいずれでもよい)することにより形成される。白色系顔料としては、酸化チタン、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、硫酸バリウム等の無機系白色顔料が用いられる。
【0011】
ベースフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレートなどのポリエステルフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンフィルムなどが用いられる。
【0012】
2は表面基材1の表面に形成される印刷層であり、3は表面基材1の裏面に形成される印刷層である。
【0013】
印刷層2、3は文字情報及び又は画像情報を含むものであり、印刷層2は、本発明の印刷ラベルを、PETボトル等のプラスチックボトル、ガラス瓶、プラスチック製の成形容器等の容器類に貼着して用いる際に、表面側(消費者に見やすい位置)に形成される。
【0014】
従って、その印刷層2に現われる文字情報及び又は画像情報には、容器類の充填される商品の品質情報、宣伝情報、商標、意匠デザインなどが含まれる。印刷層2に現われる情報は、文字情報と画像情報のいずれか一方であってもよいし、両方であってもよい。
【0015】
印刷層3は通常は消費者には見えない位置に形成されるので、実際に見たときに価値ある文字情報及び又は画像情報からなるノベルティー情報が含まれる。かかるノベルティー情報情報としては、ポイント情報(ある一定の点数が集まったら景品がもらえる)、抽選番号情報(抽選によってあたった番号の人が景品又は現金などをもらえる)が挙げられ、その他、組み合わせ情報(例えば、▲1▼777のような3組同じ数字が出たら当たりで景品がもらえる、▲2▼複数の絵柄の組み合わせを完成したら景品がもらえるなど)などが挙げられる。かかるノベルティー情報は印刷層3の全部に含まれる必要はないが、図面上破線で示す情報枠30の内部に掲載されていることは好ましい態様である。
【0016】
印刷層2、3に用いられるインキは特に限定されず、各種のインキを用いることができる。インキの顔料としては、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、シリカ、アルミナ、ゼオライト、タルク、カオリン、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、珪酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、燐酸カルシウム、チタン酸鉄等の粉末等の無機物、ポリアミド樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、スチレンとアクリル酸の共重合体、フッ素樹脂、キチン、キトサン、セルロース等の粉末又はビーズの有機物が挙げられる。
【0017】
本発明では、ノベルティー情報が表面基材に付加されているので、消費者はそのノベルティー情報を剥がして収集するために、印刷ラベル自体をペットボトルなどの容器から積極的に除去するため、ペットボトルなどの容器廃棄物の再資源化が容易になる。
【0018】
4は接着剤層であり、接着剤層4の裏面に形成される層が剥離可能な接着剤であれば特に限定されないが、印刷層の情報を汚染したり、破壊したりしないものが好ましい。
【0019】
5は裏面基材であり、表面基材1のノベルティー情報を遮蔽する機能を果たす。裏面基材5としては、透明又は不透明のフィルムが用いられる。かかるフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレートなどのポリエステルフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンフィルムなどが用いられる。
【0020】
6は裏面基材5の上面に形成された遮蔽印刷層であり、7は裏面基材5の下面に形成された遮蔽印刷層である。なお、図示の実施の形態では、裏面基材5の両面に遮蔽印刷層6、7を形成する例について説明するが、いずれか一方の面に形成されるだけでもよいが、その場合、外部から見える位置に情報を付与する観点からは、裏面基材5の下面に遮蔽印刷層7を形成することが好ましい。
【0021】
遮蔽印刷層6、7には文字情報及び又は画像情報が印刷され、かかる情報としては、宣伝情報、アニメ情報、広告情報などが含まれる。
【0022】
裏面基材5及びその片面又は両面に形成される遮蔽印刷層6、7は、文字情報及び又は画像情報を含む情報枠50を残して打ち抜かれる。情報枠50は前記表面基材1の情報枠30と対応する位置になるようにすることが好ましい。
【0023】
情報枠の打ち抜き手段は特に限定されず、表面基材1と裏面基材5に貼着された状態で、裏面基材5のみを前記情報枠50に沿って打ち抜き、文字情報及び又は画像情報を含む印刷層はそのまま残るようにする。情報枠50の周りの打ち抜き部分は剥離除去される。図2には、打ち抜かれた後の状態が示されており、このような打ち抜きによって、表面基材1の裏面の印刷層3の情報枠30の部分には、裏面基材5、情報枠50に相当する遮蔽印刷層6、7が残ったままとなり、情報枠30内の情報は遮蔽された状態となり、ポイントなどのノベルティー情報は外部に知られないようになっている。
【0024】
図3には、本発明の印刷ラベルの一例の使用状態が示されており、裏面基材5の一方から剥離している状態が示されている。裏面基材5を剥離すると、表面基材1の裏面の印刷面である情報枠30が現われ、それまで見えなかったポイントなどのノベルティー情報が現われる。消費者は、このノベルティー情報がポイント情報である場合、そのポイントを集めるために、本発明の印刷ラベルを積極的に除去することになる。
【0025】
かかる除去作業を容易にするために、表面基材1に切り取り線10を予め形成しておくと好ましい。
【0026】
かかる消費者のラベル除去によって、ペットボトルなどの容器回収の際に、ラベルが存在しないので、再資源として利用する際にラベル除去作業が必要ないので好ましい。
【0027】
本発明は、ペットボトルなどの被包装体の表面に被覆して、全体を加熱することによりフィルムを収縮させて被包装体の表面形状に密着させるシュリンク包装のための印刷ラベルとして好適である。
【0028】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、消費者のノベルティー情報の収集意欲に着目し、消費者にノベルティー情報入りの印刷物を積極的に剥がしてもらうことができ、ペットボトルなどの廃棄物の再利用を容易にする印刷ラベルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷ラベルの一例における製造過程を示した模式断面図
【図2】本発明の印刷ラベルの一例における製造結果を示した模式断面図
【図3】同上の印刷ラベルの使用例を示す図
【符号の説明】
1:表面基材
2、3:印刷層
4:接着剤層
5:裏面基材
6、7:遮蔽印刷層
10:切り取り線
30、50:情報枠
【発明の属する技術分野】
本発明は透明なプラスチック製容器又はガラス容器に貼着して用いる印刷ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷ラベルは、ペット(PET)ボトル等のプラスチックボトル、プラスチック成形容器、ガラス瓶、金属缶等に接着剤等で貼りつけることにより、内容物を容易に識別する内容表示(品質表示)として用いたり、販売促進情報を付与する情報表示として用いたりしており、安価な表示手段として広く普及している。
【0003】
ラベルの情報量は、近年、増加傾向にあり、ベースフィルムの両面に文字情報又は画像情報を含む印刷層を設けた印刷ラベルも検討されている。また近年、ラベルの情報の中に、ポイントなどのノベルティー情報を含む傾向にあり、そしてこれらのノベルティー情報は外からは見えない状態にしておいて剥がして楽しむ傾向がある。
【0004】
また、近年、PETボトル等の廃棄物を回収して再資源化して利用することが検討されている。しかし、ペットボトルに貼着された印刷ラベルがそのままの状態では再利用できない問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、消費者のノベルティー情報の収集意欲に着目し、消費者にノベルティー情報入りの印刷物を積極的に剥がしてもらうことができ、ペットボトルなどの廃棄物の再利用を容易にする印刷ラベルを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、白又は乳白色フィルムからなる表面基材の表面及び裏面に文字情報及び又は画像情報を含む印刷層が設けられ、該裏面の印刷層にはノベルティー情報が印刷されると共に裏面基材が剥離可能に貼り付けられていることを特徴とする印刷ラベルによって解決される。
【0007】
本発明の好ましい態様は、(1)前記表面基材の裏面の印刷層に印刷されたノベルティー情報は、ポイント情報及び又は抽選情報を含む文字情報及び又は画像情報であること、(2)前記表面基材の裏面の印刷層に印刷されたノベルティー情報は、該印刷層内の情報枠内に存在すること、(3)前記裏面基材の片面又は両面には、文字情報及び又は画像情報を含む遮蔽印刷層が形成されていること、(4)前記表面基材には、ノベルティー情報を除去する切り取り線が形成されていることである。
【0008】
また本発明の他の好ましい態様は、白又は乳白色フィルムからなる表面基材の表面及び裏面に文字情報及び又は画像情報を含む印刷層が設けられ、該裏面の印刷層にはノベルティー情報が印刷されると共に裏面基材が剥離可能に貼り付けられており、前記表面基材の裏面の印刷層に印刷されたノベルティー情報は、該印刷層内の情報枠内に存在しており、前記表面基材にはノベルティー情報を除去する切り取り線が形成されており、前記裏面基材の片面又は両面には文字情報及び又は画像情報を含む遮蔽印刷層が形成されており、前記裏面基材及び遮蔽印刷層は前記表面基材の印刷層に形成される情報枠を遮蔽する部位を残して打ち抜かれることを特徴とする印刷ラベルである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1において、1は表面基材であり、白又は乳白色フィルムが用いられる。白又は乳白色フィルムは、ベースフィルムに各種の白色系顔料を添加(添加、練り込みのいずれでもよい)することにより形成される。白色系顔料としては、酸化チタン、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、硫酸バリウム等の無機系白色顔料が用いられる。
【0011】
ベースフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレートなどのポリエステルフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンフィルムなどが用いられる。
【0012】
2は表面基材1の表面に形成される印刷層であり、3は表面基材1の裏面に形成される印刷層である。
【0013】
印刷層2、3は文字情報及び又は画像情報を含むものであり、印刷層2は、本発明の印刷ラベルを、PETボトル等のプラスチックボトル、ガラス瓶、プラスチック製の成形容器等の容器類に貼着して用いる際に、表面側(消費者に見やすい位置)に形成される。
【0014】
従って、その印刷層2に現われる文字情報及び又は画像情報には、容器類の充填される商品の品質情報、宣伝情報、商標、意匠デザインなどが含まれる。印刷層2に現われる情報は、文字情報と画像情報のいずれか一方であってもよいし、両方であってもよい。
【0015】
印刷層3は通常は消費者には見えない位置に形成されるので、実際に見たときに価値ある文字情報及び又は画像情報からなるノベルティー情報が含まれる。かかるノベルティー情報情報としては、ポイント情報(ある一定の点数が集まったら景品がもらえる)、抽選番号情報(抽選によってあたった番号の人が景品又は現金などをもらえる)が挙げられ、その他、組み合わせ情報(例えば、▲1▼777のような3組同じ数字が出たら当たりで景品がもらえる、▲2▼複数の絵柄の組み合わせを完成したら景品がもらえるなど)などが挙げられる。かかるノベルティー情報は印刷層3の全部に含まれる必要はないが、図面上破線で示す情報枠30の内部に掲載されていることは好ましい態様である。
【0016】
印刷層2、3に用いられるインキは特に限定されず、各種のインキを用いることができる。インキの顔料としては、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、シリカ、アルミナ、ゼオライト、タルク、カオリン、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、珪酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、燐酸カルシウム、チタン酸鉄等の粉末等の無機物、ポリアミド樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、スチレンとアクリル酸の共重合体、フッ素樹脂、キチン、キトサン、セルロース等の粉末又はビーズの有機物が挙げられる。
【0017】
本発明では、ノベルティー情報が表面基材に付加されているので、消費者はそのノベルティー情報を剥がして収集するために、印刷ラベル自体をペットボトルなどの容器から積極的に除去するため、ペットボトルなどの容器廃棄物の再資源化が容易になる。
【0018】
4は接着剤層であり、接着剤層4の裏面に形成される層が剥離可能な接着剤であれば特に限定されないが、印刷層の情報を汚染したり、破壊したりしないものが好ましい。
【0019】
5は裏面基材であり、表面基材1のノベルティー情報を遮蔽する機能を果たす。裏面基材5としては、透明又は不透明のフィルムが用いられる。かかるフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレートなどのポリエステルフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンフィルムなどが用いられる。
【0020】
6は裏面基材5の上面に形成された遮蔽印刷層であり、7は裏面基材5の下面に形成された遮蔽印刷層である。なお、図示の実施の形態では、裏面基材5の両面に遮蔽印刷層6、7を形成する例について説明するが、いずれか一方の面に形成されるだけでもよいが、その場合、外部から見える位置に情報を付与する観点からは、裏面基材5の下面に遮蔽印刷層7を形成することが好ましい。
【0021】
遮蔽印刷層6、7には文字情報及び又は画像情報が印刷され、かかる情報としては、宣伝情報、アニメ情報、広告情報などが含まれる。
【0022】
裏面基材5及びその片面又は両面に形成される遮蔽印刷層6、7は、文字情報及び又は画像情報を含む情報枠50を残して打ち抜かれる。情報枠50は前記表面基材1の情報枠30と対応する位置になるようにすることが好ましい。
【0023】
情報枠の打ち抜き手段は特に限定されず、表面基材1と裏面基材5に貼着された状態で、裏面基材5のみを前記情報枠50に沿って打ち抜き、文字情報及び又は画像情報を含む印刷層はそのまま残るようにする。情報枠50の周りの打ち抜き部分は剥離除去される。図2には、打ち抜かれた後の状態が示されており、このような打ち抜きによって、表面基材1の裏面の印刷層3の情報枠30の部分には、裏面基材5、情報枠50に相当する遮蔽印刷層6、7が残ったままとなり、情報枠30内の情報は遮蔽された状態となり、ポイントなどのノベルティー情報は外部に知られないようになっている。
【0024】
図3には、本発明の印刷ラベルの一例の使用状態が示されており、裏面基材5の一方から剥離している状態が示されている。裏面基材5を剥離すると、表面基材1の裏面の印刷面である情報枠30が現われ、それまで見えなかったポイントなどのノベルティー情報が現われる。消費者は、このノベルティー情報がポイント情報である場合、そのポイントを集めるために、本発明の印刷ラベルを積極的に除去することになる。
【0025】
かかる除去作業を容易にするために、表面基材1に切り取り線10を予め形成しておくと好ましい。
【0026】
かかる消費者のラベル除去によって、ペットボトルなどの容器回収の際に、ラベルが存在しないので、再資源として利用する際にラベル除去作業が必要ないので好ましい。
【0027】
本発明は、ペットボトルなどの被包装体の表面に被覆して、全体を加熱することによりフィルムを収縮させて被包装体の表面形状に密着させるシュリンク包装のための印刷ラベルとして好適である。
【0028】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、消費者のノベルティー情報の収集意欲に着目し、消費者にノベルティー情報入りの印刷物を積極的に剥がしてもらうことができ、ペットボトルなどの廃棄物の再利用を容易にする印刷ラベルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷ラベルの一例における製造過程を示した模式断面図
【図2】本発明の印刷ラベルの一例における製造結果を示した模式断面図
【図3】同上の印刷ラベルの使用例を示す図
【符号の説明】
1:表面基材
2、3:印刷層
4:接着剤層
5:裏面基材
6、7:遮蔽印刷層
10:切り取り線
30、50:情報枠
Claims (6)
- 白又は乳白色フィルムからなる表面基材の表面及び裏面に文字情報及び又は画像情報を含む印刷層が設けられ、該裏面の印刷層にはノベルティー情報が印刷されると共に裏面基材が剥離可能に貼り付けられていることを特徴とする印刷ラベル。
- 前記表面基材の裏面の印刷層に印刷されたノベルティー情報は、ポイント情報及び又は抽選情報を含む文字情報及び又は画像情報であることを特徴とする請求項1記載の印刷ラベル。
- 前記表面基材の裏面の印刷層に印刷されたノベルティー情報は、該印刷層内の情報枠内に存在することを特徴とする請求項1又は2記載の印刷ラベル。
- 前記裏面基材の片面又は両面には、文字情報及び又は画像情報を含む遮蔽印刷層が形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の印刷ラベル。
- 前記表面基材には、ノベルティー情報を除去する切り取り線が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の印刷ラベル。
- 白又は乳白色フィルムからなる表面基材の表面及び裏面に文字情報及び又は画像情報を含む印刷層が設けられ、該裏面の印刷層にはノベルティー情報が印刷されると共に裏面基材が剥離可能に貼り付けられており、前記表面基材の裏面の印刷層に印刷されたノベルティー情報は、該印刷層内の情報枠内に存在しており、前記表面基材にはノベルティー情報を除去する切り取り線が形成されており、前記裏面基材の片面又は両面には文字情報及び又は画像情報を含む遮蔽印刷層が形成されており、前記裏面基材及び遮蔽印刷層は前記表面基材の印刷層に形成される情報枠を遮蔽する部位を残して打ち抜かれることを特徴とする印刷ラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002349010A JP2004184552A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 印刷ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002349010A JP2004184552A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 印刷ラベル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004184552A true JP2004184552A (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=32751752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002349010A Pending JP2004184552A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 印刷ラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004184552A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011008262A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Schreiner Group Gmbh & Co Kg | 物の曲面、特に円柱面に張るための多層ラベル |
CN103050058A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-17 | 重庆昊晟玻璃股份有限公司 | 一种玻璃瓶标签及其制作方法 |
DE102009001206B4 (de) | 2009-02-26 | 2019-01-10 | Schreiner Group Gmbh & Co. Kg | Überrundumetikett und Behältnis mit einem solchen Etikett |
-
2002
- 2002-11-29 JP JP2002349010A patent/JP2004184552A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009001206B4 (de) | 2009-02-26 | 2019-01-10 | Schreiner Group Gmbh & Co. Kg | Überrundumetikett und Behältnis mit einem solchen Etikett |
JP2011008262A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Schreiner Group Gmbh & Co Kg | 物の曲面、特に円柱面に張るための多層ラベル |
CN103050058A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-17 | 重庆昊晟玻璃股份有限公司 | 一种玻璃瓶标签及其制作方法 |
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Legal Events
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