JP2004181414A - 砕石洗浄装置 - Google Patents

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JP2004181414A JP2002353758A JP2002353758A JP2004181414A JP 2004181414 A JP2004181414 A JP 2004181414A JP 2002353758 A JP2002353758 A JP 2002353758A JP 2002353758 A JP2002353758 A JP 2002353758A JP 2004181414 A JP2004181414 A JP 2004181414A
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昭彦 閤師
Shigeru Tatsumi
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Abstract

【課題】ダム建設用コンクリート等の骨材として用いる砕石に付着した不純物を洗浄除去するための砕石洗浄装置であって、骨材である砕石を篩い分けながら効果的な洗浄を行うことができるとともに、破損や弛み等の問題が生じにくく長期間使用可能なものを提供すること。
【解決手段】コンクリート用骨材である砕石を粒度別に篩い分ける篩い装置において、篩い面の上方から該篩い面上に洗浄水を散布する散布部材を設けた。具体的には、散布部材の固定部を角パイプ状に成形し、該散布部材を回転不能に篩い装置のフレームに固定した構造、篩い面の左右両側に設けられている両側板を連結する散布部材を設けず、左右の側板にそれぞれ別個の散布部材を取り付け篩いを支持した構造等が採用ができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダム建設用等のコンクリートの骨材として用いる砕石に付着した不純物を洗浄除去するための砕石洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ダム建設用等のコンクリート用骨材の製造に際しては、製品となる砕石にシルトや粘土等の不純物が付着していると、コンクリート強度及び耐久性の低下をもたらすので、これらを洗浄して除去する必要がある。コンクリート用骨材における不純物の除去方法としては、例えば、ロッドミルのような回転ドラムで破砕した細骨材を洗浄槽の貯水内で洗浄し、洗浄された細骨材に表面活性剤を混入する方法が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
また、他の不純物除去装置としては、内部に多数の研石ブレードが設けられた外殻ロータリードラム内に多数の研石ブレードを設けたローターを配設した研石機に、粗破砕したコンクリート廃材を投入して骨材表面に凝結したセメント部分を剥離除去したのち、散水・洗浄してシルトを除去する方法も提案されている(特許文献2参照)。
【0004】
さらに、採取した河床砂礫を分級したのち、それぞれ水槽中を通過させて、表面を濡らすとともに付着している泥分を沈降させて分離する方法も提案されている(特許文献3)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−33491号公報
【特許文献2】
特開平10−338558号公報
【特許文献1】
特開平2000−109350号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に記載の方法は、水槽内の貯水内で骨材を洗浄するので、貯水槽を別途設ける必要がある。また、上記特許文献2には、一次研石機で骨材表面から凝結セメント成分が剥離除去されたあと、比重選別機(散水と篩い)により骨材から剥されたシルト及び浮遊成分などが洗い流されること、二次研石機の出口で骨材に散水しながら砂利選別篩いにかけること等が記載されているが、この方法はコンクリート廃材からコンクリート骨材を再生するためのものであるから、洗浄に特別の装置が必要である。さらに、上記特許文献3に記載の方法は、河床砂礫を篩ったのち、水槽中に通して洗浄するものであり、これも特別の洗浄用水槽が必要である。
【0007】
骨材を篩い分けしながら水をかけて洗浄する方法を採用すると、特別の水槽が不要であり、振動を与えながら洗浄するので洗浄効率が良く、能率的に洗浄を行うことができるが、水供給用の配管が篩いの振動によって早期に破損したり支持部に弛みが生じて、効率的な洗浄が行われなくなるという問題点があった。そこで本発明は、振動式篩い装置で骨材である砕石を篩い分けながら効果的な洗浄を行うことができるとともに、上記破損や弛み等の問題が生じにくく長期間使用可能とすることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、請求項1に記載の本発明にかかる砕石洗浄装置は、コンクリート用骨材である砕石を粒度別に篩い分ける篩い装置において、篩い面の上方から該篩い面上に洗浄水を吐出する散布部材を設けたことを特徴としている。
【0009】
具体的には、請求項2に記載のように、散布部材の固定部を角パイプ状に成形し、該散布部材を回転、位置ズレ不能に篩い装置のフレームに固定する構造、請求項3に記載のように、篩い面の左右両側に設けられている両側板を連結する散布部材を設けず、左右の側板にそれぞれ別個の散布部材を取り付ける構造、請求項4に記載のように、篩いを支持する上段枠にブラケットを設け、棒状の散布部材を左右の側板の中間付近で固定する構造等を採用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面にあらわされた本発明の実施形態に基づいて、本発明をより具体的に説明する。図1は本発明を実施した振動篩い装置の正面図、及び図2はその側面図であって、この砕石洗浄装置1は、機枠3に上下2段の篩い(スクリーン)4,5が傾斜させて設けられている。篩いの傾斜角度は例えば20度程度である。この傾斜角度は、砕石を効率よくしかも確実に篩い分けすることができる角度とする。この角度が大き過ぎると、十分に篩い分けされない状態で篩い上から送り出されるため、小さな砕石が大きい砕石中に混入するのみならず、洗浄も不十分となる。逆にこの傾斜角度が小さすぎると、洗浄は十分行われるが、篩い上の砕石の流れが悪くなるため、効率が低下する。
【0011】
上側の篩い4は、例えば150mm角の篩い目を持つもので、下側の篩い5の篩い目は例えば80mm角である。上下の篩い4,5は連結フレーム7,7で互いに連結されている。篩い装置1の前後中間部には、振動装置10が設けられている。この振動装置10は、架台11上に設置されており、モータ12からベルト13で伝達される回転動力によって偏心カムが回転させられ、カムフォロワー(図示を省略)を介して上側の篩い4を上下方向及び前後方向に振動させるようになっている。
【0012】
なお、上側の篩い4を取り付けた振動フレーム14はスプリング16を備えた支持部材17,17で振動可能に支持されている。また、下側の篩い5のフレーム15は上側の篩い4のフレーム18と連結フレーム7,7で連結されているので、上側の篩い4が振動すれば、下側の篩い5も振動する。
【0013】
下側の篩い5の上側には、該篩い上に水を吐出散布する散布部材Nが設けられている。図示例では、散布部材Nが棒状のノズルであるが、水を砕石上に散布できればよいので、これ以外に例えば樋状の部材等、他の構造の部材を用いることもできる。図3はこの散布部材の取り付け構造の1例を表すもので、この例では、散布部材であるノズルNは両端部にフランジ21,21が設けられた円筒20で構成され、該円筒20の外周部には、適当な間隔で多数の吐出口22,…が穿孔されている。円筒20の端部には、前記フランジ21,21から外側に伸びる注入管23,23が取り付けられ、該注入管23,23が篩い5の左右両側に設けられている側板25,25に設けた円形の穴26から外部に突出している。この取り付け状態では、前記フランジ21が側板25の内面に密着する。
【0014】
この砕石洗浄装置1の使用に際しては、振動装置10を駆動して上下の篩い4,5を振動させるとともに、散布部材であるノズルNから篩い5上に水を吐出散布しつつ、篩い4の始端部A側から砕石を供給する。なお、上側の篩い4の上方にも散布部材(図示を省略)が設けられており、上側の篩い4上にも適量の水が散布される。この砕石は、上側の篩い4上を徐々に移動しつつ篩い分けられ、小さい砕石は上側の篩い4の篩い目を通って下側の篩い5上に落下する。上側の篩い4を通過した小さい砕石は、終端部B側に設けられた出口から排出される。この間、ノズルNから散布される水によって砕石が洗浄され、付着する土、シルト、石屑等が除去される。
【0015】
一方、下側の篩い5も振動しているため、下側の篩い5上に落下した砕石は該下側の篩い5によって篩い分けられ、細かい砕石は篩い目を通って下方へ排出される。また、下側の篩い5を通過しない砕石は、下側の篩い5の終端部側へ徐々に移動し、該終端部に設けられている出口から排出される。この間、上側の篩い4上に散布された洗浄水が篩い目を通って落下するので、下側の篩い5上の砕石も洗浄される。このようにして、150mm角の篩い目を通過しない砕石と、150mm角の網目を通過するが80mm角の篩い目を通過しない砕石と、80mm角の篩い目を通過する細かい砕石とに篩い分けられるのである。
【0016】
図4は上記と異なる実施形態を表すもので、この実施形態では、散布部材であるノズルNの円筒20の両端部が断面角形に形成され、これが側板25の穴26の位置に設けたブラケット29の平面に当接して回転しないように支持する。このため、篩いの振動が伝わってもノズルの円筒20が回転せず、したがって緩み、摩耗、損傷等が生じにくいのである。
【0017】
図5はさらに異なる実施形態を表すもので、この実施形態では、散布部材Nが互いに対向するように設けられた一対の短い棒体30,30で構成されている。各棒体30は、直径の大きい主管30aの先端部に細いパイプ30bが設けられ、該パイプ30bの先端部付近には下向きの吐出管30cが設けられている。主管30aの中間部にも下向きの吐出管30cが設けられ、その基部は側板25の外面に取り付けたブラケット32に押え具33で固定されている。これら吐出管30cからはスプレー式に洗浄水が吐出される。この実施形態では、篩いの巾方向中央部にはノズルが存在しないので、装置の上部から落下してくる砕石による破損や摩耗を防ぐことができる。
【0018】
図6はさらに異なる実施形態を表すもので、この実施形態では、円筒状のノズル本体40が篩い4の下方に設けたフレーム41に付設のブラケット42,…によって支持されている。また、ノズル本体40の端部は、上記実施形態と同様に、側板25の外面に取り付けたブラケット32に押え具33で固定されている。円筒状ノズル本体40の胴部に複数の吐出口が設けられていることは先に述べた実施形態におけると同様である。
【0019】
この砕石洗浄装置1は、振動式の篩いの上方から洗浄水を散布するものであるから、篩い分けと同時に効果的な洗浄が行われる。篩い分け中は砕石同士が接触した状態で振動するので、共摺り作用により特に効果的な洗浄が行われるのである。この洗浄は水の散布により行われるので、貯水槽等の設備が不要である。
【0020】
【発明の効果】
以上に説明した如く、本発明に係る砕石洗浄装置は、砕石の篩い分けと同時に散布される水によって洗浄を行うので、篩い分けとは別に洗浄工程を設ける必要がなく、能率的かつ経済的に洗浄を行うことができる。また、装置的に簡単であり、既設の篩い装置にノズル等の散布部材を設けることにより、簡単に洗浄装置とすることが可能である。しかも、当該散布部材が振動で弛んだりしないので、長期にわたって使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】砕石洗浄装置の正面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】ノズル(散布部材)取付け部の説明図である。
【図4】上記と異なる実施形態における散布部材取付け部の説明図である。
【図5】さらに異なる実施形態における散布部材取付け部の説明図である。
【図6】さらに異なる実施形態における散布部材取付け部の説明図である。
【符号の説明】
1 砕石洗浄装置
3 機枠
4 上部篩い
5 下部篩い
7 フレーム
10 振動装置
20 円筒
N 散布部材

Claims (4)

  1. コンクリート用骨材である砕石を粒度別に篩い分ける篩い装置において、篩い面の上方から該篩い面上に洗浄水を散布する散布部材を設けたことを特徴とする砕石洗浄装置。
  2. 散布部材の固定部を角パイプ状に成形し、該散布部材を回転不能及び位置ズレ不能に篩い装置のフレームに固定した請求項1に記載の砕石洗浄装置。
  3. 篩い面の左右両側に設けられている両側板を連結する散布部材を設けず、左右の側板にそれぞれ別個の散布部材を取り付けた請求項1又は2に記載の砕石洗浄装置。
  4. 篩いを支持する上段枠にブラケットを設け、棒状の散布部材を左右の側板の中間付近で固定した請求項1又は2に記載の砕石洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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