JP2004180473A - 電子機器システムおよび省電力制御方法 - Google Patents

電子機器システムおよび省電力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力のピークを抑えるとともに複数台の電子機器の省電力制御を行うことが可能な電子機器システム及び省電力制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】サーバー5は、所定時間になった場合に、パソコン1、2、3に対しバッテリで動作するようにLAN4を介して指示を送出する。パソコン1、2、3はバッテリ残容量に基づいて動作可能か判断し、可能であればバッテリ動作を行う。バッテリによる動作が不可能な場合は、サーバー5へその旨通知し、サーバー5は他のパソコンへバッテリ動作の指示を出す。また、別の所定時間になった場合に、バッテリの充電を順次送出する。例えば、パソコン1へ受電指示を出し、パソコン1の受電が完了したらパソコン2へ充電支持を送出する。このことにより、消費電力のピークを抑えることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッテリ動作可能な電子機器の充電を制御可能な電子機器システムに関し、特に企業などにおける多数の電子機器の消費電力を管理する電子機器システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称す)に代表される情報処理装置では、バッテリを備えるものが多く、商用AC電源以外にバッテリによっても動作可能である。しかし、企業や学校などでは、このようなパソコンでも商用AC電源を利用し動作させており、常時商用AC電源からの電力により動作されている。
【0003】
また、商用電源は電力会社から供給されるが、電力需要は季節、時間など要因によって変動し、電力会社は電力需要のピークに対応した対策が必要となる。
【0004】
このような問題を解決するために、電力会社から大口需要家に対して節電要請を行い、電力需要の負荷変動を平準化するための技術がある。このような技術の例として、ユーザが指定した時間帯においてはバッテリにより動作させ、商用AC電源からの電力を受け付けなくするものがある。
【0005】
このように特定時間帯はバッテリにより動作させ、特定時間を過ぎると再び商用AC電源により動作させることになるが、当然バッテリ残容量は減少されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−23666号公報(第2頁、図3)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1では、電力料金の安い深夜に、機器が有するバッテリ充電を制御するものである。 これが一台だけならばいいが、大企業ともなると何千台という数のパソコンの充電処理が一度に開始されることになり、すべての機器を同様の充電パターンで制御するため消費電力のピークが大きくなってしまうと言う問題があった。
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は、消費電力のピークを抑えるとともに複数台の電子機器の省電力制御を行うことが可能な電子機器システム及び省電力制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明では、複数の電子機器と、複数の電子機器と通信可能な管理機器とを有する電子機器システムにおいて、管理機器は、複数の電子機器のうち所定台数へ二次電池動作を行うように指示する手段と、複数の電子機器は各々、繰り返し充放電可能な二次電池と、指示手段からの二次電池動作の指示を受けた場合に、二次電池による動作を行う制御手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
このような構成により、消費電力のピークを抑えるとともに複数台の電子機器の省電力制御を行うことが可能な電子機器システムを提供することが可能である。
【0011】
また、請求項4に係る発明では、複数の電子機器と、電子機器と通信可能な管理機器とを有する電子機器システムにおいて、管理機器は、複数の電子機器および管理機器で消費されるトータルの電力が所定閾値を超えたか否か判断する手段と、判断手段によって消費電力が所定閾値を超えた場合に、複数の電子機器へ二次電池による動作を行うように指示する手段とを具備し、複数の電子機器は各々、繰り返し充放電可能な二次電池と、指示手段から二次電池による動作の指示を受けた場合に二次電池による動作を実行する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
このような構成により、消費電力のピークを抑えるとともに複数台の電子機器の省電力制御を行うことが可能な電子機器システムを提供することが可能となる。
【0013】
また請求項7に係る発明では、複数の電子機器と、電子機器と通信可能な管理機器とを有する電子機器システムにおいて、管理機器は、複数の電子機器と管理機器とで消費される消費電力が所定閾値を超えたか否か判断する手段と、判断手段によって消費電力が所定閾値を超えた場合に、複数の電子機器へ、二次電池の充電動作を停止する指示を送出する手段を具備し、複数の電子機器は各々、繰り返し充放電可能な二次電池と、指示手段から二次電池による動作の指示を受けた場合に、二次電池による動作を実行する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0014】
このような構成により、消費電力のピークを抑えるとともに複数台の電子機器の省電力制御を行うことが可能な電子機器システムを提供することが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る実施形態を、図面を参照して説明する。
【0016】
図1に、第1の実施形態に係る電子機器システムの構成例を示す。
【0017】
これは企業や学校などのLAN環境を想定し、パソコン1,2,3がLAN4に接続され、さらにLAN4にはサーバー5が接続されている。
【0018】
パソコン1,2,3はすべて同じ構成なので、パソコン1についてのみ外観を説明する。
【0019】
パソコン1は、上面部にキーボード6が配設された本体ユニット7と、本体ユニット7とヒンジ部8を介して接続されるディスプレイユニット9とを有しており、ディスプレイユニット9は本体ユニット7内で処理されたデータなどを表示可能にするLCD10を有している。
【0020】
ディスプレイユニット9はヒンジ部8を介して、キーボード6を覆う閉状態と、本体ユニット7に対して略垂直状態でキーボード6を使用可能な状態とさせる開状態との間で回動可能である。LCD10は、ディスプレイユニット9に内蔵されたバックライト(図示せず)により背面から光源を照射され表示面の明るさ(輝度)を保ち、使用者に視認可能な表示が行なわれる。
【0021】
なおパソコン1、2、3は図示しないLANインターフェースを具備し、LAN4に接続されている。
【0022】
サーバー5は、直方体の筐体を具備し、図示しないLANインターフェースを具備し、LAN4に接続されている。
【0023】
図2に、第1の実施形態に係るパソコンのハードウェア構成図を示す。
【0024】
図2は、パソコン1のハードウェア構成の一部を示したものである。パソコン1全体の制御を司るCPU11と第1のブリッジ回路12とは64ビット幅のデータバスによって接続しており、第1のブリッジ回路12とメインメモリ13との接続はメモリバスを介して接続されている。また、第1のブリッジ回路12は表示コントローラの機能も備えられており、LCD10が接続されている。
【0025】
第1のブリッジ回路12と第2のブリッジ回路14とは、32ビット幅のデータバスを有する第1のバス15によって接続している。
【0026】
第2のブリッジ回路14に接続している第2のバス16を介して、エンベデットコントローラ(以後、ECと称す)17が接続されている。
【0027】
CPU11は、パソコン1全体の動作制御およびデータ処理等を実行するものであり、メインメモリ13内に保持されているプログラムを実行する。
【0028】
第1のブリッジ回路12は、CPU11と第1のバス15とを接続するブリッジLSIであり、第1のバス15のバスマスタデバイスの1つとして機能する。
【0029】
メインメモリ13は、オペレーティングシステム、BIOSプログラムや、実行対象のアプリケーションプログラムおよび処理データなどを格納するメモリデバイスであり、複数のDRAMによって構成されている。
【0030】
第1のバス15はクロック同期型の入出力バスであり、第1のバス15上の全てのサイクルは、第1のバス15のクロックに同期して行う。この第1のバス15は、時分割的に使用されるアドレス/データバスを有している。
【0031】
第1のバス15には、LANコントローラ18及び無線通信可能な無線LANモジュール19が接続されている。
【0032】
LANコントローラ18は、IEEE802.3の規格に準じたネットワーク上でのデータ送受信を制御するデバイスであり、LANコントローラ18に接続されるLANインターフェース20にLANケーブルが接続されることにより、LANへ接続され、同じLANに接続されている電子機器との間でデータの送受信が可能となる。
【0033】
第2のブリッジ回路14は、第1のバス15と第2のバス16とを繋ぐブリッジLSIであり、第1のバス15と第2のバス16との間のバス変換等を行う。
【0034】
第2のブリッジ回路14から延出する第2のバス16には、EC17が接続されている。
【0035】
EC17は、第2のバス16とI2Cバス21とを繋ぐブリッジLSIであり、CPU11によってリード/ライト可能な複数のレジスタ群を内蔵している。これらレジスタ群が使用されることにより、CPU11とI2Cバス21上のデバイスとの通信が可能となる。また、キーボードコントローラとしての機能も有しており、I2Cバス21を介してキーボード6および電源マイコン22が接続されている。
【0036】
電源マイコン22は、パソコン1の電源管理を行ない、ACアダプタ23からの商用電力をパソコン1内の各デバイスへの供給する制御を行ったり、バッテリパック24の充放電制御を行うデバイスである。
【0037】
続いて、図3に第1の実施形態に係るサーバーのハードウェア構成図を示す。
【0038】
サーバーは、パソコンとほぼ同様のハードウェア構成である。
【0039】
CPU31はサーバー内の全体制御を司るデバイスであり、ブリッジ回路32を介してメインメモリ33が接続される。
【0040】
メインメモリ33は、サーバーのOSやアプリケーション、ユーティリティプログラム34などを一時保存し、CPU31により読み出される。CPU31はメインメモリ33から読み出したプログラムに従って動作される。本発明に係るパソコン1、2、3へのバッテリ充電制御の指示もサーバ5内のメインメモリ33に展開されたユーティリティプログラム34によって実行される。
【0041】
ブリッジ回路32から伸びるバスには、無線LANモジュール35、RTC(Real Time Clock)36及びLANコントローラ37が接続されている。
【0042】
無線LANモジュール35は、電波によりデータを送受信可能な無線通信のインターフェースであり、例えばIEEE802.11aや、IEEE802.11b等の規格に準じた通信方式でデータの送受信を可能とするものである。
【0043】
RTC36は、時間を計測するデバイスであり、時刻情報などを管理するものである。サーバ5内のモジュールはこのRTC36の計時する時刻情報を基準として動作される。
【0044】
続いて図4に第1の実施形態に係るユーティリティプログラムの設定パラメータについて説明する。
【0045】
本ユーティリティプログラム34は、所定時間にネットワークを介して接続されるバッテリ動作の電子機器の充電制御を行うものである。
【0046】
このユーティリティプログラム34のパラメータとして、充電時間帯P1、節約時間帯P2、充電設定数P3、充電実施数P4、充電完了数P5、バッテリ動作設定数P6、PC情報P7がある。
【0047】
充電時間帯P1は、充電を実行させる時間帯を設定するものであり、任意の時間帯を設定可能である。初期設定は、時間設定されていない。本実施形態では0時から7時の間に設定されているものとする。
【0048】
節約時間帯P2は、バッテリを節約する時間帯であり、システム管理者が予め任意の時間帯を設定可能である。ただし、充電時間帯P1と重ならないように設定される。仮に充電時間帯P1と重なるように設定された場合は、充電時間帯P1が優先される。本実施形態では節約時間帯P2が7時から24時に設定されているものとする。
【0049】
充電設定数P3は、充電を行わせるパソコンの台数を表すもので、サーバー5の管理者によって任意に設定される。本実施形態では2台に設定されているものとする。
【0050】
充電実施数P4は充電時間帯P1になったときに充電実行する台数を表すものであり、通常は0で示され、充電時間帯P1に入った場合に充電設定数P3が充電実施数P4に反映される。
【0051】
充電完了数P5は、充電時間帯P1の間に充電が完了した数を示す変数である。
【0052】
バッテリ動作設定数P6は、節約時間帯P2にバッテリ動作させるパソコンの台数を示すものであり、サーバー5の管理者によって任意に設定される。
【0053】
PC情報P7は、ネットワーク(LAN4)に接続されているパソコンの情報を示すものであり、さらに実際の情報を記憶する情報エリアP8で、P81のエリアで示されているIPアドレスとMACアドレスは予めサーバー5の管理者によって入力されているものとする。この値は管理者が変更しない限り変わらないものとする。P82のエリアで示されている“PS”は電源供給元の情報を示すものであり、バッテリによって行われているのか(BA)、ACアダプタによって行われているのか(AC)を示す。“PA”はパソコンのバッテリパックの残容量を示すものであり、各数値がバッテリの残容量をパーセンテージで表している。これらの値はパソコンの状態により変動するものであり、一定時間毎に書き換えられる値である。ただし、ネットワーク形態によっては、IPアドレスも動的に割り振られる可能性もあり、この場合はIPアドレスも動的に変更されるものとする。IDは、ネットワークに接続されているパソコンを識別するため便宜上番号を振ったものであり、本実施形態では、IDが若い順にそれぞれパソコン1、パソコン2、パソコン3を示すものとする。
【0054】
続いて図5に第1の実施形態に係る省電力システムの制御フローチャートを示す。
【0055】
サーバー5はRTC36の時刻情報を参照し、上述のユーティリティプログラム34のパラメータで設定されている節約時間帯P2になったことを判断すると(ステップS101)、PC情報P7のパラメータ(IPアドレス、MACアドレス等)を参照し、LANインターフェースを介して、それぞれのパソコンの状態の取得の信号を送出する(ステップS102)。
【0056】
状態取得の信号を受信したパソコン1は、現在の電源の供給状態(バッテリ動作中か、AC動作中か)及びバッテリの残容量の情報を取得し、LANインターフェースを介してサーバー5へ送出する(ステップS103)。これは、パソコン内の電源マイコンで管理される情報を受信する。
【0057】
サーバー5は、各パソコンから現在の電源供給元の情報、バッテリの残容量を取得するメインメモリ33に取得した情報を記憶する。また、パラメータ41に設定されているバッテリ動作設定数P6の情報から、バッテリ動作を行うパソコンの台数を決定する(ステップS104)。次に決定された台数分のパソコンのID順番にバッテリ動作の指示を送出する(ステップS105)。
【0058】
バッテリ動作の指示を受けたパソコン1は、電源マイコン22によりバッテリパック24の残量により動作可能か否か判断する(ステップS106)。ここでは、例えばバッテリパック24の残容量が10%以上であるか否かを判断する。この数値は、パソコンの状態、季節、時間などによって適宜変更可能である。
【0059】
ここで、バッテリパック24の残容量が10%以上である場合(ステップS106のYES)、パソコン1はバッテリパック24からの電力により動作され、ACアダプタ23からの電力供給を停止する(ステップS107)。
【0060】
続いて、サーバー5は節約時間帯P2であるか否かを常時RTC36の時刻情報から判断しており、節約時間帯P2内ならば(ステップS108のYES)、パソコン1をバッテリ動作させる。節約時間帯P2であるならば、特段パソコンに動作指示を行わないが、便宜上ステップS106へ戻ることにしている。
【0061】
もし節約時間帯P2では無い場合(ステップS108のNO)、バッテリ動作の停止指示をパソコン1へ送信する(ステップS109)。
【0062】
バッテリパック24による動作の停止指示を受けたパソコン1は、バッテリパック24からの電源供給による動作を停止し、ACアダプタ23からの電源供給による動作に切替える(ステップS110)。
【0063】
なお、ステップS106において、バッテリ残容量が所定の閾値を下回った場合(ステップS106のNO)、パソコン1はACアダプタ23からの電力供給により動作され、ACアダプタ23で動作する旨をサーバー5へ通知する(ステップS112)。
【0064】
パソコン1がACアダプタ23で動作されることの通知を受けたサーバー5は、節約時間帯P2であるか否か判断し(ステップS113)、節約時間帯P2である場合(ステップS113のYES)、次のID番号を振られているパソコンへバッテリ動作の指示を送出する(ステップS114)。節約時間帯P2ではない場合(ステップS113のNO)、前述のステップS109の処理へ移る。
【0065】
バッテリ動作の指示を受けたパソコンは、パソコン1と同様にステップS106の処理へ移る。
【0066】
上述のようにユーザの設定した台数のパソコンだけをバッテリ動作に移行させ、商用電源の消費を節約することが可能である。
【0067】
続いて、図6に第1の実施形態に係る充電制御のフローチャートを示す。
【0068】
上述のバッテリ動作により消費した電源容量を充電する場合、節約時間帯P2が終了したと同時に全てのパソコンへの充電を同時に開始した場合、商用電源のピークは集中してしまう。そこで、本実施形態では、充電を行うパソコンの台数をユーザが設定して充電処理を行う。
【0069】
サーバー5は上述のユーティリティプログラム34のパラメータ41に設定されている充電時間帯P1以外の時には、充電完了数P5を0の値に設定する(ステップS201)。次にRTC36の時刻情報を参照し、充電時間帯P1に設定されている時間になったことを判断すると(ステップS202のYES)、充電を行う台数を示す充電時実施数P4のパラメータに充電設定数P3の値を設定する。続いて、充電開始の指示をパソコンへLAN4を介して送信する(ステップS203)。
【0070】
本実施形態では、パソコン1がバッテリ充電の指示を受けた場合について述べる。
【0071】
サーバー5から充電開始の指示を受けたパソコン1は、バッテリパック24が満充電状態であるか否かを判断する(ステップS204)。満充電状態では無い場合(ステップS204のNO)、充電を実行する(ステップS205)。
【0072】
満充電状態であった場合(ステップS204のYES)、充電を停止し(ステップS206)、サーバー5へ満充電状態である旨の情報を送信する(ステップS207)。ここでは、例えば1ビットの信号で満充電か否か表され“1”が満充電状態、“0”が充電可能状態などの情報として通知可能である。
【0073】
満充電情報の通知を受信したサーバー5は、充電完了数P5の値を一つ増加し、充電実施数P4の値を一つ減算する(ステップS208)。次に充電完了数P5と充電設定P3との値が同じになったか否か判断する(ステップS209)。ここは、初期設定した台数分、充電が完了したか否か判断する。
【0074】
充電完了数P5と充電設定数P3との値が同じになっている場合(ステップS209YES)、設定した台数だけ充電が完了したものとして、プログラムを終了する。
【0075】
充電完了数P5と充電設定P3との値が同じでは無い場合(ステップS209のNO)、充電時間帯P1か否かを判断し(ステップS202)、充電時間帯P1である場合は、次のIDのパソコンへ充電指示を送出する(ステップS203)。
【0076】
充電時間帯ではない場合(ステップS202のNO)、全てのパソコンに充電停止の指示を送出し(ステップS210)、充電停止指示を受けたパソコンは、充電を停止する(ステップS211)。
【0077】
上述のように、充電を行う場合に複数台のパソコンを同時に充電することなく、シーケンシャルに充電することで、電力消費のピークを制限することが可能となる
【0078】
上述の例では、1台づつ充電する例を示したが、10台単位で充電指示を出すようにしても良い。
【0079】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0080】
図7に第2の実施形態に係る電子機器システムの構成図を示す。
【0081】
第1の実施形態と同じ個所には同一符号を付して説明を省略する。
【0082】
第2の実施形態では、LAN4に電力供給システム50が接続されている。これは、電力管理部51と電力供給部52とを有する。
【0083】
電力管理部51は電力供給部52が供給する電力値を受け取り、サーバー5へ送信する。
【0084】
電力供給部52は、LAN4を介して、サーバー5及びパソコン1、2、3へ電力を供給する。なお、第2の実施形態に係るサーバー5、パソコン1、2、3は第1の実施形態で説明したものと同じであるため、内部のハードウェア構成については説明を省略する。
【0085】
図8に第2の実施形態に係るユーティリティプログラムの設定パラメータを示す。
【0086】
パラメータ53は、各種パラメータを含んでいるが、第1の実施形態と同じパラメータは同一符号を付し、説明を省略する。
【0087】
電力制限値P11は、電力の制限値を示す値であり、パソコン、サーバを使用している事業所の使用可能な最大電力、またはコスト等により設定された電力値を示し供給電力がこの値を超えないように制御を行う。
【0088】
充電待ち数P12は、電力制限により充電を停止した台数をカウントする値である。
【0089】
節約電力値P13は、節約時間帯P2において、上限の供給電力値を示す。サーバー5は、電力供給システム51から供給される供給電力値が、節約電力値P12を上回っている場合に供給電力値を下回るように制御を行う。
【0090】
バッテリ動作不可容量P14は、この値以下になるとバッテリ動作が出来なくなるという値を示すものであり、管理者が任意に設定可能であり、単位はパーセント(%)であらわされる。
【0091】
バッテリ動作可能容量P15は、この値以上であればバッテリ動作が可能となる閾値を示すものであり、管理者が任意に設定可能である。これも単位はパーセント(%)で表される。
【0092】
本実施形態では、情報P8のIDが若い順にそれぞれパソコン1、パソコン2、パソコン3を示すものとする。
【0093】
これらのパラメータを用いて、サーバー5はパソコンへの電力制御の指示を行う。
【0094】
図9に第2の実施形態に係る省電力制御のフローチャートを示す。
【0095】
サーバー5はRTC36の時刻情報を参照し、上述のユーティリティプログラム34のパラメータで設定されている節約時間帯P2になったことを判断すると(ステップS301)、PC情報P7のパラメータ(IPアドレス、MACアドレス等)P8を参照し、LANインターフェースを介して、それぞれのパソコンの状態の取得の信号を送出する(ステップS302)。本実施形態では、パソコンの状態とは、現在動作されている電源の種類(バッテリ動作中か、AC電源により動作中か)、及びバッテリパックの残容量などの情報である。
【0096】
状態取得の信号を受信したパソコン1は、現在の電源の供給状態(バッテリ動作中か、AC動作中か)及びバッテリの残容量の情報を取得し、LANインターフェースを介してサーバー5へ送出する(ステップS303)。これは、パソコン内の電源マイコン22で管理される情報を送信する。
【0097】
サーバー5はパソコンから送られてくる情報をPC情報P7に記憶する(ステップS304)。
【0098】
また、電力供給システム50の電力管理部51は、電力供給部52がサーバー5とパソコン1、2、3へ供給している電力値をサーバー5へ送信する(ステップS305)。
【0099】
サーバー5は、電力供給システム50から送信された電力値とパラメータ53の節約電力値P2との比較を行う(ステップS306)
【0100】
供給電力値が節約電力値P2を上回っている場合(ステップS306のYES)、PC情報P7を参照し、現在AC電源で動作されていて(PS=AC)且つバッテリ残容量(PA)がバッテリ動作可能容量P15以上であるパソコンを選択する(ステップS307)。
【0101】
本実施形態では、例えば図8のPC情報P7のパラメータP8を参照するとID=2のパソコンがAC電源により動作されかつバッテリ残容量が60%以上であるので、このパソコン2が選択される。
【0102】
サーバー5は、このように選択されたパソコン2へ、バッテリ動作へ切替える指示を送出する(ステップS308)。また、PC情報P7のPSの値をAC(AC動作を示す)からBA(バッテリ動作を示す)へ変更する。
【0103】
パソコン2はサーバー5からバッテリ供給の指示を受けるバッテリ動作に切替える(ステップS309)。
【0104】
続いてサーバー5は、バッテリ動作で且つバッテリ残量がバッテリ動作不可容量P14の値を下回っているか否か判断する(ステップS310)。本実施形態では、PC情報P8の値を参照すると、ID=1のパソコン1がバッテリ動作中で且つバッテリの残容量がバッテリ動作不可容量P14の値を下回っているため、パソコン1にAC動作を行う指示を送出する(ステップS311)。これに伴いサーバー5はPC情報P7のPSの値をBA(バッテリ動作)からAC(AC動作)へ変更する。
【0105】
AC電源の動作指示を受けたパソコン1は、バッテリ動作からACアダプタによる動作に切替える(ステップS312)。
【0106】
続いて、節約時間帯P2であるか否かの判断を行い(ステップS313)、節約時間帯P2である場合は(ステップS313のYES)、再びS306の処理へ戻る。
【0107】
節約時間帯P2ではない場合(ステップS313のNO)は、処理を終了する。
【0108】
上述のフローチャートでは、バッテリ動作を行わせるパソコンを決定した後、バッテリ残容量がバッテリ動作不可容量P14を下回ったパソコンの検出を行っているが、これは逆の順番でも構わない。即ち、節約時間帯P2に入った後、まずバッテリ残容量がバッテリ動作不可容量を下回ったパソコンの検出を行い、AC動作へ切替えた後、バッテリ動作可能なパソコンの検出を行いバッテリ動作を実行させても良い。
【0109】
またパソコンは、一定時間間隔、または電源の状態が変化したタイミングでサーバーへバッテリの動作状態の通知を行っている。
【0110】
上述のように現在供給されている電力値と管理者が設定した電力値とを比較し、パソコンの状態と供給電力値に応じて、パソコンをバッテリ動作、AC動作を切替えることにより柔軟な省電力制御を行うことが可能である。
【0111】
次に図10を用いて第2の実施形態に係る充電制御のフローチャートを説明する。
【0112】
上述のバッテリ動作により消費した電源容量を充電する場合、節約時間帯P2が了したと同時に全てのパソコンへの充電を同時に開始した場合、商用電源のピークは集中してしまう。そこで、本実施形態では、充電を行うパソコンの台数をユーザが設定して充電処理を行う。
【0113】
サーバー5は上述のユーティリティプログラム34のパラメータ41に設定されている充電時間帯P1以外の時には、充電完了数P5を0の値に設定する(ステップS401)。次にRTC36の時刻情報を参照し、充電時間帯P1に設定されている時間になったことを判断すると(ステップS402のYES)、充電を行う台数を示す充電実施数P4のパラメータに充電設定数P3の値を設定する。続いて、充電開始の指示をパソコンへLAN4を介して送信する(ステップS403)。
【0114】
本実施形態では、パソコン1がバッテリ充電の指示を受けた場合について述べる。
【0115】
サーバー5から充電開始の指示を受けたパソコン1は、バッテリパック24が満充電状態であるか否かを判断する(ステップS404)。満充電状態では無い場合(ステップS404のNO)、充電を実行する(ステップS405)。
【0116】
電力供給システム50の電力管理部51は、電力供給部52がサーバー5とパソコン1、2、3に供給している供給電力値をサーバー5へ送信する(ステップS406)。電力値を受信したサーバー5は供給電力値とパラメータ53に設定されている電力制限値P11とを比較する(ステップS407)。供給電力値が電力制限値P11を上回っている場合(ステップS407のYES)、一台のパソコンへ充電停止命令を送出し(ステップS408)、充電待ち数P12を一つ増加し、充電実施数P4を一つ減らす(ステップS409)。充電停止を決めるパソコンはどれでもよく、例えば、IDの若い順や、定期的にパソコンから送られるバッテリ残容量の値を見て、バッテリ残容量が一番多いものに対して充電停止の指示を送信するようにしても良い。
【0117】
充電停止の指示を受けたパソコンは充電を停止し(ステップS410)し、充電待ち状態とする。
【0118】
ステップS404で満充電状態になったと判断された場合(ステップS404のYES)、パソコンは充電を停止し(ステップS411)、サーバー5へ満充電になった旨通知する(ステップS412)。
【0119】
満充電状態の通知を受けたサーバー5は、充電完了数P5の値を一つ増加し、充電実施数P4の値を一つ減少させる(ステップS413)。
【0120】
ここで充電完了数P5が充電設定数P3と等しくなった場合(ステップS414のYES)は、ここで充電制御の処理を終了する。充電完了数P5と充電設定数P3とが等しくない場合(ステップS414のNO)、充電すべきパソコンがあるものと判断する。充電待ち数P12が0で無いか否かを判断する(ステップS415)。
【0121】
充電待ちのパソコンがある場合は(ステップS415のYES)、充電待ち数P12の値を一つ減少し、充電実施数P4の値を一つ増加させ(ステップS416)、充電の処理へ移行する。
【0122】
充電の処理は充電待ちだったパソコンを優先的に充電状態へ移行させる。ステップS415において充電待ちの値が0であると判断された場合(ステップS415のNO)は、充電待ち状態のパソコンは無いものとして、充電処理へ移行する。この場合は、例えば充電が終了していないIDの若いパソコンから順に充電処理へ移行させても良い。
【0123】
また、ステップS407において、供給電力値が電力制限値P11を超えたために充電待ち状態へ移行しているパソコンは、例えば、その後に、供給電力値が減少し、供給電力値が電力制限値P11を下回った場合に(ステップS407のNO)、充電待ちがあるか否かの判定処理(ステップS415)に移行するため、再び充電状態へ戻ることができる。
【0124】
本実施の形態では、サーバー5と電力供給システム50とを別々に記載したが、電力供給システム50とサーバー5とを同一の機能をもつ機器としたような電子機器にも適用可能である。
【0125】
上述のように、第2の実施形態では、供給電力の値を設定可能であり、この設定された電力値に基づいて、パソコンへの電力供給制御及びパソコンのバッテリパックの充電制御を行うことが可能であり、所定電力値を超えないように省電力制御することが可能である。
【0126】
以上、述べたように本発明では消費電力のピークを抑えるとともに複数台の電子機器の省電力制御を行うことが可能な電子機器システム及び省電力制御方法を提供することが可能である。
【0127】
本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であれば、上記の実施形態に限定されるものではない。そして、携帯電話や、携帯型の小型電子機器等、表示装置を具備する電子機器に広く適用できるものである。
【0128】
【発明の効果】
以上詳述した発明によれば、消費電力のピークを抑えるとともに複数台の電子機器の省電力制御を行うことが可能な電子機器システム及び省電力制御方法を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る電子機器システムの構成例の図。
【図2】第1の実施形態に係るパソコンのハードウェア構成図。
【図3】第1の実施形態に係るサーバーのハードウェア構成図。
【図4】第1の実施形態に係るユーティリティプログラムの設定パラメータを示す図。
【図5】第1の実施形態に係る省電力制御フローチャート。
【図6】第1の実施形態に係る充電制御のフローチャート。
【図7】第2の実施形態に係る電子機器システムの構成図。
【図8】第2の実施形態に係るユーティリティプログラムの設定パラメータを示す図。
【図9】第2の実施形態に係る省電力制御のフローチャート。
【図10】第2の実施形態に係る充電制御のフローチャート。
【符号の説明】
1、2、3…パソコン
5…サーバー
20…LANインターフェース
23…ACアダプタ
24…バッテリパック
34…ユーティリティプログラム
41、53…パラメータ
50…電力供給システム
51…電力管理部
52…電力供給部

Claims (12)

  1. 複数の電子機器と、前記複数の電子機器と通信可能な管理機器とを有する電子機器システムにおいて、
    前記管理機器は、
    前記複数の電子機器のうち所定台数へ二次電池動作を行うように指示する手段を具備し、
    前記複数の電子機器は各々、繰り返し充放電可能な二次電池と、
    前記指示手段からの二次電池動作の指示を受けた場合に、前記二次電池による動作を行う制御手段と
    を具備すること
    を特徴とする電子機器システム。
  2. 前記管理機器は、時間を計時する時計手段と、
    前記時計手段により計時された時間を参照し、所定時間になったか否か判定する判定手段をさらに具備し、
    前記判定手段により前記所定時間になったと判定された場合に前記指示手段により前記電子機器へ前記二次電池により動作する旨通知することを特徴とする請求項1に記載の電子機器システム。
  3. 前記電子機器は前記二次電池の残量を検出する手段と、
    前記電子機器に商用電源を供給可能な商用電源供給手段とをさらに具備し、
    前記二次電池の残量が所定残量より少ない場合は、前記商用電源供給手段からの電源供給により動作し、
    前記管理機器へ前記商用電源供給手段からの電源供給により動作している旨を通知し、
    前記管理手段は、前記商用電源供給手段からの電源供給により動作されている電子機器とは異なる電子機器へ二次電池による動作を行う指示を送出することを特徴とする請求項1に記載の電子機器システム。
  4. 複数の電子機器と、前記電子機器と通信可能な管理機器とを有する電子機器システムにおいて、
    前記管理機器は、
    前記複数の電子機器と前記管理機器とで消費される消費電力が所定閾値を超えたか否か判断する手段と、
    前記判断手段によって消費電力が所定閾値を超えた場合に、前記複数の電子機器へ二次電池による動作を行うように指示する手段とを具備し、
    前記複数の電子機器は各々、繰り返し充放電可能な二次電池と、
    前記指示手段から二次電池による動作の指示を受けた場合に、前記二次電池による動作を実行する制御手段と
    を具備すること
    を特徴とする電子機器システム。
  5. 前記管理機器は、時間を計時する時計手段と、
    前記時計手段により計時された時間を参照し、所定時間になったか否か判定する判定手段をさらに具備し、
    前記判定手段により前記所定時間になったと判定された場合に前記指示手段により前記電子機器へ前記二次電池により動作する旨通知することを特徴とする請求項4に記載の電子機器システム。
  6. 前記電子機器は前記二次電池の残量を検出する手段と、
    前記電子機器に商用電源を供給可能な商用電源供給手段とをさらに具備し、
    前記二次電池の残量が所定値より少ない場合は、前記商用電源供給手段からの電源供給により動作され、
    前記管理機器へ前記商用電源供給手段からの電源供給により動作している旨を通知し、
    前記管理手段は、前記商用電源供給手段からの電源供給により動作されている電子機器とは異なる電子機器へ二次電池による動作を行う指示を送出することを特徴とする請求項5に記載の電子機器システム。
  7. 複数の電子機器と、前記電子機器と通信可能な管理機器とを有する電子機器システムにおいて、
    前記管理機器は、
    前記複数の電子機器と前記管理機器とで消費される消費電力が所定閾値を超えたか否か判断する手段と、
    前記判断手段によって消費電力が所定閾値を超えた場合に、前記複数の電子機器へ、二次電池の充電動作を停止する指示を送出する手段を具備し、
    前記複数の電子機器は各々、繰り返し充放電可能な二次電池と、
    前記指示手段から二次電池による動作の指示を受けた場合に、前記二次電池による動作を実行する制御手段と
    を具備すること
    を特徴とする電子機器システム。
  8. 前記管理機器は、時間を計時する時計手段と、
    前記時計手段により計時された時間を参照し、所定時間になったか否か判定する判定手段をさらに具備し、
    前記判定手段により、所定時間になったことが判定された場合、前記複数の電子機器へ充電を実行する指示を送出し、
    前記複数の電子機器が前記二次電池を充電中に、前記判断手段により前記消費電力が所定閾値を超えたことが判断された場合、前記複数の電子機器へ前記二次電池の充電動作を停止する指示を送出すること
    を特徴とする請求項7に記載の電子機器システム。
  9. 複数の電子機器と、前記電子機器と通信可能な管理機器とを有する電子機器システムの省電力制御方法において、
    前記管理機器は、前記複数の電子機器と管理機器とで消費される消費電力が所定閾値を超えたか否か判断し、
    前記消費電力が所定閾値を超えた場合に、前記複数の電子機器へ、前記複数の電子機器がそれぞれ具備する二次電池動作を行うように指示すること
    を特徴とする省電力制御方法。
  10. 前記電子機器は前記二次電池の残量が所定値より少ないか否か判断し、
    前記二次電池の残量が所定値より少ない場合は、前記電子機器が具備する商用電源供給手段からの電源供給により動作され、
    前記管理機器へ前記商用電源供給手段からの電源供給により動作している旨を通知し、
    前記管理手段は、前記商用電源供給手段からの電源供給により動作されている電子機器とは異なる電子機器へ二次電池による動作を行う指示を送出することを特徴とする請求項9に記載の省電力制御方法。
  11. 複数の電子機器と、前記電子機器と通信可能な管理機器とを有する電子機器システムを有する電子機器システムの省電力制御方法において、
    前記管理機器は、前記複数の電子機器と前記管理機器とで消費される消費電力が所定閾値を超えたか否か判断し、前記判断手段によって消費電力が所定閾値を超えた場合に、前記複数の電子機器へ、前記電子機器が具備する二次電池の充電動作を停止する指示を送出すること
    を特徴とする省電力制御方法。
  12. 複数の電子機器と、前記電子機器と通信可能な管理機器とを有する電子機器システムを有する電子機器システムの省電力制御方法において、
    前記管理機器は、この管理手段が具備する時計手段により、所定時間になったことが判定された場合、前記複数の電子機器へ充電を実行するコマンドを送出し、前記複数の電子機器が前記二次電池を充電中に、前記判断手段により前記消費電力が所定閾値を超えたことが判断された場合、前記複数の電子機器へ前記二次電池の充電動作を停止する指示を送出すること
    を特徴とする省電力制御方法。
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