JP2004179896A - 折り畳み式携帯通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】上部筐体の裏側にアンテナ収納部などの凸部を有する折り畳み式携帯通信端末をコンパクトに収納する。
【解決手段】操作部121を有する下部筐体120と、表側に表示部111を有し、裏側にアンテナ収納部114を有する上部筐体110と、前記筐体110、120同士を折り畳み自在に連結する第一回動支軸131とを備える折り畳み式携帯電話機100であって、前記第一回動支軸131の直交方向に沿い、前記上部筐体110の表裏反転回動を許容する第二回動支軸132と、前記下部筐体120に形成される凹部123とを更に備え、前記上部筐体110が表裏反転状態で折り畳まれたとき、前記上部筐体110のアンテナ収納部114を前記下部筐体120の凹部123に収納する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み式携帯電話機、折り畳み式携帯情報端末、折り畳み式携帯メール端末などの折り畳み式携帯通信端末に関し、特に、表示部が設けられる上部筐体を、表裏反転させた状態で折り畳むことができる折り畳み式携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、携帯メール端末などの携帯通信端末が普及している。この種の携帯通信端末では、その携帯性を向上させるために、折り畳み式の筐体構造が広く採用されている。以下、従来の折り畳み式携帯電話機について、図8及び図9を参照して説明する。
【0003】
図8の(a)及び(b)は、従来の折り畳み式携帯電話機の折り畳み状態を示す正面図及び側面図、図9は、従来の折り畳み式携帯電話機の使用状態を示す説明図である。
【0004】
これらの図に示すように、折り畳み式携帯電話機400は、スピーカや表示部が設けられる上部筐体410と、マイクや操作部が設けられる下部筐体420とを備え、これらの筐体410、420を折り畳み自在に連結して構成されている。
【0005】
また、上記従来の折り畳み式携帯電話機400は、上部筐体410の裏側に、背面表示部411及びアンテナ412を備えている。
背面表示部411は、上部筐体410を折り畳んだ状態、つまり、メインの表示部が隠れた状態において、日付、曜日、時刻、電池残量、電波状況などの情報を利用者に提供するために設けられている。
【0006】
アンテナ412は、伸縮式に構成されており、通信時には上部筐体410から引き出すことが要求される。しかしながら、アンテナ412を収納したまま通信が行われる場合もあるため、アンテナ収納部413を後方へ膨出させることが提案されている。
このように構成された折り畳み式携帯電話400では、図9に示すように、利用者の頭部とアンテナ412との間に所定の距離が確保されるので、収納状態であっても必要なアンテナ特性を得ることが可能になる。
【0007】
また、近年においては、上部筐体を表裏反転させた状態で折り畳むことができる折り畳み式携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このように構成された折り畳み式携帯電話機によれば、上部筐体を折り畳んでも、メインの表示部を見ることができるので、背面表示部を省略することにより、上部筐体の薄型化や、折り畳み式携帯電話機のコストダウンを図ることが可能になる。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−141984号公報(第3−4頁、第2図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の折り畳み式携帯電話機400のように、上部筐体410の裏側にアンテナ収納部413のような凸部を有する場合、折り畳み収納時の厚さ寸法が大きくなるだけでなく、折り畳み式携帯電話機400の出し入れに際し、凸部がポケットやバッグに引っ掛かりやすいという問題がある。
【0010】
また、上部筐体410の裏側に凸部を有するものでは、特許文献1に示されるような折り畳み構造の採用が困難になるという問題もある。つまり、図8に示すような折り畳み式携帯電話機400において、仮に、上部筐体410を表裏反転させた状態で折り畳むと、アンテナ収納部413が邪魔になり、上部筐体410を下部筐体420に重ね合わせることが困難になる。
【0011】
このような問題は、上部筐体410の裏側に、アンテナ収納部413を備える折り畳み式携帯電話機400に限らず、上部筐体410の裏側に、その他の凸部(例えば、カメラのレンズなど)を備える折り畳み式携帯通信端末でも生じる問題であり、その解決が課題となっている。
【0012】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、上部筐体の裏側にアンテナ収納部などの凸部を有するものでありながら、上部筐体を表裏反転させた状態で折り畳むことができる折り畳み式携帯通信端末の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の折り畳み式携帯通信端末は、操作部を有する下部筐体と、表側に表示部を有し、裏側に凸部を有する上部筐体と、前記筐体同士を折り畳み自在に連結する回動支軸とを備える折り畳み式携帯通信端末であって、前記回動支軸の直交方向に沿い、前記上部筐体の表裏反転回動を許容する第二の回動支軸と、前記下部筐体に形成される凹部とを更に備え、前記上部筐体が表裏反転状態で折り畳まれたとき、前記上部筐体の凸部を前記下部筐体の凹部に収納する構成としてある。
【0014】
折り畳み式携帯通信端末をこのように構成すれば、上部筐体の裏側にアンテナ収納部などの凸部を有するものであっても、上部筐体を表裏反転させた状態で折り畳むことが可能になる。
これにより、収納時に上部筐体の凸部を隠し、折り畳み式携帯通信端末の収納サイズを小さくできるだけでなく、折り畳み式携帯通信端末の出し入れに際し、凸部がポケットやバッグに引っ掛かる不都合を回避することができる。
また、上部筐体を表裏反転させた状態で折り畳むことにより、背面表示部が不要になるため、上部筐体を更に薄くできるだけでなく、部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
【0015】
また、本発明の折り畳み式携帯通信端末は、前記凹部が、前記下部筐体の端部に形成される構成としてある。
折り畳み式携帯通信端末をこのように構成すれば、下部筐体における操作部の配置に影響を与えることなく、下部筐体に凹部を形成することが可能になる。
【0016】
また、本発明の折り畳み式携帯通信端末は、前記凹部の一側部が開放されている構成としてある。
折り畳み式携帯通信端末をこのように構成すれば、例えば、凹部にアンテナを収納する場合に、アンテナの周囲が全て下部筐体で覆われることなく、少なくとも一側部が開放されることになるため、折り畳み収納状態においても、アンテナ特性を維持することが可能になる。
【0017】
また、本発明の折り畳み式携帯通信端末は、操作部を有する下部筐体と、表側に表示部を有し、裏側に凸部を有する上部筐体と、前記筐体同士を折り畳み自在に連結する回動支軸とを備える折り畳み式携帯通信端末であって、前記回動支軸の直交方向に沿い、前記上部筐体の表裏反転回動を許容する第二の回動支軸が更に設けられ、前記上部筐体が表裏反転状態で折り畳まれたとき、前記上部筐体の凸部を前記下部筐体の側部空間に収納する構成としてある。
【0018】
折り畳み式携帯通信端末をこのように構成すれば、上部筐体の裏側にアンテナ収納部などの凸部を有するものであっても、上部筐体を表裏反転させた状態で折り畳むことが可能になる。
これにより、下部筐体に凹部を形成したものと同等の効果が得られるだけでなく、下部筐体に凹部を形成したものに比べ、下部筐体の形状を簡略化することができる。
【0019】
また、本発明の折り畳み式携帯通信端末は、前記側部空間が、前記下部筐体の幅を前記上部筐体よりも狭くすることにより確保される構成としてある。
折り畳み式携帯通信端末をこのように構成すれば、下部筐体の幅を狭くするか、あるいは、上部筐体の幅を広くする程度の簡単な構成により、本発明を実施することが可能になる。
【0020】
また、本発明の折り畳み式携帯通信端末は、前記凸部が、アンテナ又はアンテナ収納部で構成してある。
折り畳み式携帯通信端末をこのように構成すれば、アンテナを引き出すことなく通信が行われても、利用者の頭部とアンテナとの間に十分な距離を確保し、必要なアンテナ特性を維持できる。
しかも、折り畳み収納時には、アンテナ又はアンテナ収納部が下部筐体の凹部又は側部空間に収納されるため、折り畳み式携帯通信端末の収納サイズを小さくできるだけでなく、折り畳み式携帯通信端末の出し入れに際し、アンテナ又はアンテナ収納部がポケットやバッグに引っ掛かる不都合を回避することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1の(a),(b)及び(c)は、本発明の第一実施形態に係る折り畳み式携帯電話機の正面図、側面図及び背面図である。
この図に示すように、第一実施形態の折り畳み式携帯電話機100は、上部筐体110と、下部筐体120と、両筐体110、120を折り畳み自在に連結するヒンジ部130とを備えて構成されている。
【0022】
上部筐体110及び下部筐体120は、いずれも長方形の薄型筐体であり、幅及び高さ寸法もほぼ同じである。
上部筐体110の表側には、表示部111及び通話用のスピーカ112が設けられている。表示部111は、液晶表示パネルを用いて構成され、発信情報、着信情報、日付、曜日、時刻、電池残量、電波状況などの表示を行う。
【0023】
上部筐体110の裏側には、アンテナ113を収納するアンテナ収納部114が形成されている。アンテナ収納部114は、上部筐体110の右端部に沿って形成され、アンテナ113を出し入れ自在(伸縮自在)に収納しており、通信時にはアンテナ収納部114からアンテナ113が引き出される。
【0024】
アンテナ収納部114は、アンテナ113を収納したまま通信が行われる場合を想定し、後方へ膨出するように形成されている。これにより、利用者の頭部とアンテナ113との間に所定の距離を確保し、アンテナ113が収納状態であっても、必要なアンテナ特性を得ることが可能になる。
【0025】
下部筐体120の表側には、操作部121及び通話用のマイク122が設けられている。操作部121は、複数の操作ボタン121aを配置して構成され、これらのボタン操作により、折り畳み式携帯電話機100における発信動作や着信動作が行われる。
【0026】
ヒンジ部130は、第一回動支軸131及び第二回動支軸132を備えている。
第一回動支軸131は、左右方向を向いて設けられ、上部筐体110の折り畳み回動を許容する。
第二回動支軸132は、第一回動支軸131の直交方向に沿うように、第一回動支軸131と上部筐体110との間に設けられ、上部筐体110の表裏反転回動を許容する。
【0027】
つまり、上部筐体110を表裏反転させることなく折り畳む第一の折り畳み収納姿勢と、上部筐体110を表裏反転させた状態で折り畳む第二の折り畳み収納姿勢とを選択することが可能になる。
そして、第二の折り畳み収納姿勢においては、上部筐体110を折り畳んでも、表示部111を見ることができるため、従来の背面表示部を省略し、上部筐体110の薄型化や折り畳み式携帯電話機100のコストダウンを図ることが可能になる。
【0028】
図2の(a)〜(c)は、本発明の第一実施形態に係る折り畳み式携帯電話機の基板構成を示す説明図である。
この図に示すように、折り畳み式携帯電話機100の基板140は、上部筐体110に組み込まれる上部基板141と、下部筐体120に組み込まれる下部基板142と、両基板141、142を連結する連結基板143とを備えて構成されている。
【0029】
連結基板143は、クランク形状のフレキシブルプリント基板によって形成され、回動支軸131、132の中空部に挿通される。そして、連結基板143は、図2に示すように、上部筐体110の表裏反転動作に際し、上部筐体110が左右いずれの方向に回動しても、捻れることなく、湾曲状の変形によって上部筐体110の回動に追従する。これにより、捻れによる連結基板143の断線を防止することができる。
【0030】
上記のように、上部筐体110を表裏反転させた状態で折り畳むにあたり、下部筐体120の表側左端部には、外側方が開放された凹部123が形成される。この凹部123には、上部筐体110が表裏反転状態で折り畳まれたとき、アンテナ収納部114が収納される。これにより、折り畳み収納時に、上部筐体110のアンテナ収納部114を下部筐体120側に収め、折り畳み式携帯電話機100のコンパクトな収納が可能になるとともに、折り畳み式携帯電話機100の出し入れに際し、アンテナ収納部114がポケットやバッグに引っ掛かる不都合を回避することが可能になる。
【0031】
次に、折り畳み式携帯電話機100の折り畳み収納手順について、図面を参照して説明する。ただし、上部筐体110を表裏反転させずに折り畳む場合の手順は、従来と同様であるため、説明を省略する。
図3の(a)〜(e)は、本発明の第一実施形態に係る折り畳み式携帯電話機の折り畳み収納手順を示す正面図、図4の(a)〜(e)は、本発明の第一実施形態に係る折り畳み式携帯電話機の折り畳み収納手順を示す側面図である。
【0032】
これらの図に示すように、使用状態の折り畳み式携帯電話機100(図3(a)、図4(a))を折り畳む場合は、まず、上部筐体110を左右いずれかの方向に回動させる(図3(b)、図4(b))。上部筐体110を下部筐体120に対して180゜回動させたら(図3(c)、図4(c))、続いて、上部筐体110を折り畳み方向に回動させる(図3(d)、図4(d))。そして、上部筐体110をほぼ180゜折り畳み方向に回動させると、上部筐体110のアンテナ収納部114が下部筐体120の凹部123に収納され、上部筐体110の折り畳みが完了する(図3(e)、図4(e))。
【0033】
上記のように構成された第一実施形態の折り畳み式携帯電話機100によれば、上部筐体110の裏側にアンテナ収納部114を有するものであっても、上部筐体110を表裏反転させた状態で折り畳むことが可能になる。そのため、折り畳み収納時に上部筐体110のアンテナ収納部114を隠し、折り畳み式携帯電話機100の収納サイズを小さくできるだけでなく、折り畳み式携帯電話機100の出し入れに際し、アンテナ収納部114がポケットやバッグに引っ掛かる不都合を回避することができる。
【0034】
また、上部筐体110を表裏反転させた状態で折り畳むことにより、従来の背面表示部が不要になるため、上部筐体110を更に薄くできるだけでなく、部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
【0035】
また、凹部123が、下部筐体120の端部に形成されるため、下部筐体120における操作部121の配置に影響を与えることなく、下部筐体120に凹部123を形成することが可能になる。
【0036】
また、凹部123の外側部が開放されているため、アンテナ収納部114の周囲を全て下部筐体120で覆うことなく、少なくとも外側部を開放し、その結果、折り畳み収納状態においても、アンテナ特性を維持することができる。
【0037】
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図5の(a)〜(e)を参照して説明する。ただし、第一実施形態と共通の部分は、詳細な説明を省略する。
図5は、本発明の第二実施形態に係る折り畳み式携帯電話機の折り畳み収納手順を示す正面図である。
【0038】
この図に示すように、第二実施形態の折り畳み式携帯電話機200は、上部筐体210が表裏反転状態で折り畳まれたとき、上部筐体210のアンテナ収納部214を下部筐体220の側部空間223に収納する点が第一実施形態と相違する。
具体的には、下部筐体220の幅を上部筐体210よりも狭くすることにより、側部空間223を確保している。
【0039】
上記のように構成された第二実施形態の折り畳み式携帯電話機200によれば、上部筐体210の裏側にアンテナ収納部214を有するものであっても、上部筐体210を表裏反転させた状態で折り畳むことが可能になる。
これにより、下部筐体220に凹部を形成した第一実施形態と同等の効果が得られるだけでなく、下部筐体220に凹部を形成したものに比べ、下部筐体220の形状を簡略化することができる。
【0040】
また、側部空間223は、下部筐体220の幅を上部筐体210よりも狭くすることにより確保されるので、下部筐体220の幅を狭くするか、或いは、上部筐体210の幅を広くする程度の簡単な構成により、本発明を実施することが可能になる。
【0041】
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について、図6及び図7を参照して説明する。ただし、第一実施形態と共通の部分は、第一実施形態における符号の百の位を3とし、詳細な説明を省略する。
図6の(a)及び(b)は、本発明の第三実施形態に係る折り畳み式携帯情報端末の正面図及び側面図、図7の(a)及び(b)は、本発明の第三実施形態に係る折り畳み式携帯情報端末の折り畳み収納状態を示す平面図及び側面図である。
【0042】
この図に示すように、第三実施形態では、第一実施形態と同様な折り畳み収納構造を、折り畳み式携帯情報端末(又は携帯メール端末)300に適用している。
具体的に説明すると、折り畳み式携帯情報端末300は、表示部311及びアンテナ収納部314が設けられる上部筐体310と、操作部321が設けられる下部筐体320と、両筐体310、320を折り畳み自在に連結するヒンジ部330とを備えて構成されている。
【0043】
ヒンジ部330は、第一実施形態のものと同様に、上部筐体310の折り畳み回動及び表裏反転回動を許容する。
また、下部筐体320の左端部には、凹部323が形成されており、上部筐体310が表裏反転状態で折り畳まれると、凹部323にアンテナ収納部314が収納される。
【0044】
このように構成された第三実施形態の折り畳み式携帯情報端末300によれば、上部筐体310の裏側にアンテナ収納部314などの凸部を有するものであっても、上部筐体310を表裏反転させた状態で折り畳むことが可能になる。
これにより、折り畳み式携帯情報端末300であっても第一実施形態と同等の効果が得られる。しかも、折り畳み式携帯情報端末300では、携帯電話機に比べ、下部筐体320に配置的な余裕があるため、操作部321の配置を圧迫することなく、凹部323を形成することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、上部筐体の裏側にアンテナ収納部などの凸部を有するものでありながら、上部筐体を表裏反転させた状態で折り畳むことができる。
しかも、収納時に上部筐体の凸部を下部筐体の凹部又は側部空間に収納するため、折り畳み式携帯通信端末の収納サイズを小さくできるだけでなく、折り畳み式携帯通信端末の出し入れに際し、凸部がポケットやバッグに引っ掛かる不都合を回避することができる。
また、上部筐体を表裏反転させた状態で折り畳むことにより、背面表示部が不要になるため、上部筐体を更に薄くできるだけでなく、部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は、本発明の第一実施形態に係る折り畳み式携帯電話機の正面図、側面図及び背面図である。
【図2】(a)〜(c)は、本発明の第一実施形態に係る折り畳み式携帯電話機の基板構成を示す説明図である。
【図3】(a)〜(e)は、本発明の第一実施形態に係る折り畳み式携帯電話機の折り畳み収納手順を示す正面図である。
【図4】(a)〜(e)は、本発明の第一実施形態に係る折り畳み式携帯電話機の折り畳み収納手順を示す側面図である。
【図5】(a)〜(e)は、本発明の第二実施形態に係る折り畳み式携帯電話機の折り畳み収納手順を示す正面図である。
【図6】(a)及び(b)は、本発明の第三実施形態に係る折り畳み式携帯情報端末の正面図及び側面図である。
【図7】(a)及び(b)は、本発明の第三実施形態に係る折り畳み式携帯情報端末の折り畳み収納状態を示す平面図及び側面図である。
【図8】(a)及び(b)は、従来の折り畳み式携帯電話機の折り畳み状態を示す正面図及び側面図である。
【図9】従来の折り畳み式携帯電話機の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
100 折り畳み式携帯電話機
110 上部筐体
111 表示部
113 アンテナ
114 アンテナ収納部
120 下部筐体
121 操作部
123 凹部
130 ヒンジ部
131 第一回動支軸
132 第二回動支軸
140 基板
200 折り畳み式携帯電話機
210 上部筐体
214 アンテナ収納部
220 下部筐体
223 側部空間
300 折り畳み式携帯情報端末
310 上部筐体
311 表示部
314 アンテナ収納部
320 下部筐体
321 操作部
323 凹部
330 ヒンジ部

Claims (6)

  1. 操作部を有する下部筐体と、
    表側に表示部を有し、裏側に凸部を有する上部筐体と、
    前記筐体同士を折り畳み自在に連結する回動支軸と
    を備える折り畳み式携帯通信端末であって、
    前記回動支軸の直交方向に沿い、前記上部筐体の表裏反転回動を許容する第二の回動支軸と、
    前記下部筐体に形成される凹部とを更に備え、
    前記上部筐体が表裏反転状態で折り畳まれたとき、前記上部筐体の凸部を前記下部筐体の凹部に収納する
    ことを特徴とする折り畳み式携帯通信端末。
  2. 前記凹部が、前記下部筐体の端部に形成されることを特徴とする請求項1記載の折り畳み式携帯通信端末。
  3. 前記凹部の一側部が開放されていることを特徴とする請求項1又は2記載の折り畳み式携帯通信端末。
  4. 操作部を有する下部筐体と、
    表側に表示部を有し、裏側に凸部を有する上部筐体と、
    前記筐体同士を折り畳み自在に連結する回動支軸と
    を備える折り畳み式携帯通信端末であって、
    前記回動支軸の直交方向に沿い、前記上部筐体の表裏反転回動を許容する第二の回動支軸が更に設けられ、
    前記上部筐体が表裏反転状態で折り畳まれたとき、前記上部筐体の凸部を前記下部筐体の側部空間に収納する
    ことを特徴とする折り畳み式携帯通信端末。
  5. 前記側部空間が、前記下部筐体の幅を前記上部筐体よりも狭くすることにより確保されることを特徴とする請求項4記載の折り畳み式携帯通信端末。
  6. 前記凸部が、アンテナ又はアンテナ収納部であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の折り畳み式携帯通信端末。
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US7233344B2 (en) * 2005-08-19 2007-06-19 General Instrument Corporation Videophone housing assembly having a foldable display support

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US7233344B2 (en) * 2005-08-19 2007-06-19 General Instrument Corporation Videophone housing assembly having a foldable display support

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