【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明制御装置、特に調光制御を行う照明制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の照明制御装置としては、特開２００１−１５２７１に示すものがある。このものは、図５に示すように操作表示部を有する照明制御盤１０と、該照明制御盤１０と伝送線１１を介して接続され明るさを検知する明るさセンサ端末器１２と、前記照明制御盤１０と伝送線１１を介して接続される照明器具１５へ調光信号を出力する調光制御端末器１３と、前記照明制御盤１０への初期設定を行う初期設定ツール１４とからなる照明制御装置において、前記照明制御盤１０内に予め照明器具１５の特性である光出力比と調光信号比との関係データを内蔵したデータテーブル、及び前記調光制御端末器４に接続されている照明器具１５のタイプを自動的に識別し、それに対応する光出力比と調光信号比の関係データを選択する手段を設けたものである。
【０００３】
【特許文献１】特開２００１−１５２７１号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、調光信号（調光出力値）を０％から１００％まで、１％ステップで変化させ、各調光信号に対して求めた光出力比と予めデータテーブルに登録されている光出力比との差を求め、この差がある一定範囲内にあるかどうかで、器具の選択を行っている。このため、照明器具の選択に長時間を要することが懸念される。本発明は、かかる事由に鑑みてなしたものであり、その目的とするところは、短時間に照明器具のタイプを選択することの可能な照明制御装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
請求項１に係る発明は、照明器具タイプ別に照明負荷の調光率と調光信号（ＰＷＭ信号）のデューティ比との関係を表す調光データテーブルが予め記憶された記憶部と、照明負荷の光出力を検出する明るさセンサ部と、所定の調光信号を出力し、それに対応する明るさセンサ部の出力及び調光データテーブルから制御対象の照明器具の照明器具タイプを選択し、選択した照明器具タイプに対応する調光データテーブルに基づいて調光制御を行う制御部と、制御部からの調光信号を増幅して照明器具に出力する調光信号出力部と、を有する照明制御装置において、
制御部は、予め定めた２つの異なるデューティ比の調光信号を出力して、その２点での明るさセンサ部の出力を読み取り、その値によって照明器具タイプを選択するものであることを特徴とする。
【０００６】
請求項２に係る発明は、請求項１記載の発明において、前記制御部は、２つの異なるデューティ比の調光信号に対応する明るさセンサ部の出力を読み取り、その２つの出力の比を算出し、この比と、調光データテーブルに基づいて得た閾値との比較又は所定の範囲であるか否かにより判断して、照明器具タイプを選択するものであることを特徴とする。
【０００７】
請求項３に係る発明は、請求項１又は請求項２記載の発明において、前記制御部は、電源投入時に照明器具タイプの選択を行うものであることを特徴とする。
【０００８】
請求項４に係る発明は、請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の発明において、前記制御部は、前記記憶部が制御対象とする照明器具に該当する調光データテーブルを有しない場合に、デューティ比を順次変化させて調光信号を出力し、その時々の調光信号における明るさセンサ部の出力を順次読み取って調光データテーブルを作成して記憶部に記憶させ、その後は、記憶部から調光データテーブルを読み込んで調光制御を行うものであることを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】
（第１の実施形態）
第１の実施形態を、図１及び図２に基づいて説明する。図１は、第１の実施形態のブロック図である。図２は、調光信号のデューティ比と、調光率の関係を示すグラフである。図３は、第１の実施形態における器具タイプの判別のフローである。
【００１０】
図１に示すように、照明制御装置１は、記憶部２と、明るさセンサ部３と、制御部４と、調光信号出力部５と、を有している。また、照明制御装置１は、照明負荷６を有する照明器具７に接続されている。
【００１１】
記憶部２は、図２に示す調光率とＰＷＭ信号のデューティ比を変化させる調光信号の関係を表す調光データテーブルが予め照明負荷別に記憶され、調光データテーブルのデータを制御部４に出力するものである。
【００１２】
明るさセンサ部３は、照明負荷６の光出力に応じた電圧を制御部４に出力するものである。制御部４は、予め定めた２つの異なるデューティ比の調光信号を出力して、その２点での明るさセンサ部の出力を読み取り、その値によって照明器具タイプを選択するものである。調光信号出力部５は、制御部４からの調光信号を増幅して照明器具７に出力する増幅器である。そして照明制御装置１は、前述のように照明器具７に接続される。照明器具７は、たとえば直管型の蛍光ランプ等の照明負荷６と、調光信号出力部５からの調光信号を受けて、照明負荷６へ電力を供給して点灯、制御する点灯回路（図示はしない）を備えるものである。
【００１３】
以上の構成において、表１、図２に示すように記憶部２が照明器具タイプＡ、照明器具タイプＢ、照明器具タイプＣの３つの調光データテーブルを有している場合の動作を図３に基づいて説明する。なお、表１は各照明器具タイプに対応する調光率の範囲とデューティ比の範囲を示したものである。
【００１４】
【表１】
【００１５】
電源投入後、制御部４は、デューティ比１０％の調光信号を調光信号出力部５に出力する。調光信号出力部５は、デューティ比は変えずに調光信号を所定の電圧振幅まで増幅し、照明器具７に対して調光信号を出力する。照明器具７は、この調光信号を受けて、照明負荷６を点灯する。この時、制御部４は、明るさセンサ部３の出力（電圧）Ｅ１を読み取り、照明器具タイプＡの調光率１００％時の値として記憶する。つぎに、制御部４は、デューティ比８５％の調光信号を出力し、前述と同様に、この時の明るさセンサ部３の出力Ｅ２を読み取る。制御部４は、この値と先に記憶した値との比Ｅ２／Ｅ１を算出し、この比が閾値である６５％以上であれば、照明器具７の照明器具タイプは、タイプＡであると判断する。一方、この比が、約６５％よりも低いたとえば４５％の場合には、照明器具タイプＡではないと判断する。つぎに、制御部４は、照明器具７が、照明器具タイプＢであるか照明器具タイプＣであるかの選択を行う。制御部４は、上記と同様にデューティ比５％の調光信号を調光信号出力部５へ送り、この時の明るさセンサ部３の出力Ｅ３を読み取る。つぎに、制御部４は、デューティ比８５％の調光信号を調光信号出力部５に出力し、この時の明るさセンサ部３の出力Ｅ４を読み取る。制御部４は、デューティ比５％のときの明るさセンサ部３の出力Ｅ３とこのデューティ比８５％のときの明るさセンサ部３の出力Ｅ４との比Ｅ４／Ｅ３を算出する。そして、比Ｅ４／Ｅ３の値が閾値である２５％以上であれば、照明器具７の照明器具タイプは、照明器具タイプＢであると判断する。また、比Ｅ４／Ｅ３の値が、閾値である２５％よりも低い値たとえば１０％の場合には、照明器具７の照明器具タイプは、照明器具タイプＢでないと判断し、残りの照明器具タイプＣであると判断する。
【００１６】
以上のように、制御部４は、照明器具７の照明器具タイプを選択し、以降、調光を行う場合には、選択した照明器具タイプに応じた調光データテーブルを用いる。たとえば、制御部４が、照明器具７のタイプを照明器具タイプＣと選択した場合に、調光率１００％を設定すると、制御部４は照明器具タイプＣの調光データテーブルを参照し、デューティ比５％の調光信号を出力する。また、調光率を５％に設定すると、デューティ比１００％の調光信号を出力する。
【００１７】
また、制御部４は、制御対象の照明器具７のタイプを選択した場合には、照明器具７に対応する照明器具タイプを記憶部２に記憶させる。以降、電源遮断後に、電源を再投入する場合には、記憶部２から照明器具７に対応する照明器具タイプを読み出して、その照明器具タイプに対応する調光テーブルを用いて調光制御を行う。
【００１８】
以上のように、制御部は、予め定めた２つの異なるデューティ比の調光信号を出力して、その２点での明るさセンサ部の出力を読み取り、その値によって照明器具タイプを選択するようにしたので、短時間に照明器具のタイプを選択することが可能となる。また、制御部４は、対象とする照明器具７の電源投入時に照明器具タイプの選択を行うので、使用者に照明器具のタイプを選択させる余計な負担を強いることがない。
【００１９】
なお、本実施形態においては、照明器具タイプの数及び調光データテーブルの数は３つに限らず、２つ以上であればよい。また、調光データテーブルは、記憶部２又は制御部４のどちらに記憶させてもよい。
（第２の実施形態）
第２の実施形態を、図２及び図４に基づいて説明する。図４は、第２の実施形態における器具タイプの判別のフローである。
【００２０】
電源投入後から、明るさセンサ部３の出力の比を算出するまでの制御部４の動作は、第１の実施形態と同じであるが、明るさセンサ部３の２つの出力の比が所定の範囲であるか否かで照明器具タイプを判断する点が異なる。
【００２１】
電源投入後、制御部４は、デューティ比１０％の調光信号を調光信号出力部５に出力する。調光信号出力部５は、デューティ比は変えずに調光信号を所定の電圧振幅まで増幅し、照明器具７に対して調光信号を出力する。照明器具７は、この調光信号を受けて、照明負荷６を点灯する。この時、制御部４は、明るさセンサ部３の出力（電圧）Ｅ１を読み取り、照明器具タイプＡの調光率１００％時の値として記憶する。つぎに、制御部４は、デューティ比８５％の調光信号を出力し、前述と同様に、この時の明るさセンサ部３の出力Ｅ２を読み取る。制御部４は、この値と先に記憶した値との比Ｅ２／Ｅ１を算出し、その比Ｅ２／Ｅ１が６５％から６５×１．３％の範囲に入っている場合には、照明器具７は照明器具タイプＡであると判断する。また、その比Ｅ２／Ｅ１が６５％から６５×１．３％の範囲に入っていない場合には、制御部４は、制御対象とする照明器具７が照明器具タイプＡではないと判断する。
【００２２】
つぎに、制御対象とする照明器具７が照明器具タイプＡではないと判断された場合には、制御対象とする照明器具７が照明器具タイプＢであるかどうかについて判断する。制御部４は、上記と同様にデューティ比５％の調光信号を調光信号出力部５へ送り、この時の明るさセンサ部３の出力Ｅ３を読み取る。つぎに、制御部４は、デューティ比８５％の調光信号を調光信号出力部５に出力し、この時の明るさセンサ部３の出力Ｅ４を読み取る。制御部４は、デューティ比５％のときの明るさセンサ部３の出力Ｅ３とこのデューティ比８５％のときの明るさセンサ部３の出力Ｅ４との比Ｅ４／Ｅ３を算出する。その比Ｅ４／Ｅ３が２５％から２５＋１０％の範囲に入っている場合には、照明器具７は照明器具タイプＢであると判断する。また、その比Ｅ４／Ｅ３が２５％から２５＋１０％の範囲に入っていない場合には、制御部４は、制御対象とする照明器具７が照明器具タイプＢではないと判断する。
【００２３】
つぎに、制御対象とする照明器具７が照明器具タイプＢではないと判断された場合には、制御対象とする照明器具７が照明器具タイプＣであるかどうかについて判断する。明るさセンサ部３の出力の比Ｅ４／Ｅ３が、その比Ｅ４／Ｅ３が５％から５＋１０％の範囲に入っている場合には、照明器具７は照明器具タイプＣであると判断する。また、その比Ｅ４／Ｅ３が５％から５＋１０％の範囲に入っていない場合には、制御部４は、制御対象とする照明器具７が照明器具タイプＣではないと判断する。
【００２４】
以上に示した手順により、照明器具７のタイプが判別できた場合には、各照明器具タイプの調光データテーブルを用いて調光制御を行う。
【００２５】
ここで、制御対象としている照明器具７が上記の照明器具タイプＡ、Ｂ、Ｃのいずれにも該当しない場合には、予め記憶していた３つの調光データテーブルのいずれも使用せず、制御対象としている照明器具７に対応する調光データテーブルが存在しないことをＬＥＤ（図示はしない）の表示やブザー（図示はしない）を鳴らすことによって使用者に知らせる。
【００２６】
なお、本実施形態において、明るさセンサ部３の出力の比は、上記に限るものではない。
（第３の実施形態）
第３の実施形態を、表２及び表３に基づいて説明する。表２は、照明器具タイプが照明器具タイプＡ、Ｂ又はＣの、いずれにも該当しない場合の調光信号のデューティー比と、明るさセンサ部３の出力の比の関係を示したものである。表３は、表２において重複する明るさセンサ部３の出力の比を削除したものである。
【００２７】
前記第２の実施形態において、照明器具タイプが照明器具タイプＡ、Ｂ又はＣの、いずれにも該当しない場合に、制御部４は、デューティ比を０％から１００％まで、１％づつ順次変化させ、その時々のデューティ比における明るさセンサ部３の出力を読み取り、順次、記憶部２に記憶する。これにより照明器具タイプに対応する調光データテーブルを作成する。ここで、表３に示すようにデューティ比を０％から１００％まで、１％づつ順次変化させた場合には、明るさセンサ部３の出力が重複するものが存在する。この場合には、表３に示すように重複するデータを削除する。これにより、制御対象とする照明器具７の調光率と調光信号のデューティ比との関係を表す調光データテーブルが作成される。この調光データテーブルは、記憶部２が記憶していた照明器具タイプＡ、Ｂ又はＣの調光データテーブルとは異なる新規の調光データテーブルである。
【００２８】
【表２】
【００２９】
【表３】
【００３０】
以上のようにしたので、制御対象とする照明器具７に対応する調光データテーブルが、存在しない場合においても、照明器具７に対応する調光データテーブルを作成することにより、調光制御を行うことができるようになる。また、記憶部２に予め記憶されていた調光データテーブルは、照明負荷単体でのものであったが、上記の方法で作成した調光データテーブルは、照明器具込みの場合の調光データテーブルとなる。この場合、個々の照明器具に対応する調光データテーブルを作成することになるので、より精度の高い調光データテーブルを作成することが可能である。
【００３１】
【発明の効果】
請求項１に係る発明は、照明器具タイプ別に照明負荷の調光率と調光信号（ＰＷＭ信号）のデューティ比との関係を表す調光データテーブルが予め記憶された記憶部と、照明負荷の光出力を検出する明るさセンサ部と、所定の調光信号を出力し、それに対応する明るさセンサ部の出力及び調光データテーブルから制御対象の照明器具の照明器具タイプを選択し、選択した照明器具タイプに対応する調光データテーブルに基づいて調光制御を行う制御部と、制御部からの調光信号を増幅して照明器具に出力する調光信号出力部と、を有する照明制御装置において、
制御部は、予め定めた２つの異なるデューティ比の調光信号を出力して、その２点での明るさセンサ部の出力を読み取り、その値によって照明器具タイプを選択するものであるようにしたので、選択を判断するデータ数が少なく済み、短時間に照明器具のタイプを選択することが可能となる。
【００３２】
請求項２に係る発明は、請求項１記載の発明において、前記制御部は、２つの異なるデューティ比の調光信号に対応する明るさセンサ部の出力を読み取り、その２つの出力の比を算出し、この比と、調光データテーブルに基づいて得た閾値との比較又は所定の範囲であるか否かにより判断して、照明器具タイプを選択するものであるようにしたので、２つの明るさセンサ部の出力の比を用いて短時間に照明器具のタイプを選択することが可能となる。
【００３３】
請求項３に係る発明は、請求項１又は請求項２記載の発明において、前記制御部は、電源投入時に照明器具タイプの選択を行うものであるようにしたので、使用者に照明器具タイプの設定等の余計な負担を強いることがない。
【００３４】
請求項４に係る発明は、請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の発明において、前記制御部は、前記記憶部が制御対象とする照明器具に該当する調光データテーブルを有しない場合に、デューティ比を順次変化させて調光信号を出力し、その時々の調光信号における明るさセンサ部の出力を順次読み取って調光データテーブルを作成して記憶部に記憶させ、その後は、記憶部から調光データテーブルを読み込んで調光制御を行うものであるようにしたので、制御対象とする照明器具に対応する調光データテーブルが、存在しない場合においても、調光制御を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】照明制御装置及び照明器具のブロック図である。
【図２】調光信号のデューティ比と、調光率の関係を示すグラフである。
【図３】第１の実施形態における器具タイプの判別のフローである。
【図４】図４は、第２の実施形態における器具タイプの判別のフローである。
【図５】従来例を示す図である。
【符号の説明】
１ 照明制御装置
２ 記憶部
３ 明るさセンサ部
４ 制御部
５ 調光信号出力部
６ 照明負荷
７ 照明器具[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a lighting control device, and more particularly to a lighting control device that performs dimming control.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of illumination control device, there is one disclosed in JP-A-2001-15271. As shown in FIG. 5, an illumination control panel 10 having an operation display unit, a brightness sensor terminal 12 connected to the illumination control panel 10 via a transmission line 11 for detecting brightness, Lighting comprising a dimming control terminal 13 for outputting a dimming signal to a lighting fixture 15 connected to the control panel 10 via a transmission line 11, and an initial setting tool 14 for initializing the lighting control panel 10. In the control device, the lighting control panel 10 is connected in advance to a data table in which relational data between a light output ratio and a dimming signal ratio, which are characteristics of the lighting fixture 15, is incorporated, and to the dimming control terminal 4. There is provided means for automatically identifying the type of the lighting fixture 15 and selecting the corresponding data of the light output ratio and the dimming signal ratio corresponding to the type.
[0003]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-15271
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above conventional example, the dimming signal (dimming output value) is changed from 0% to 100% in 1% steps, and the light output ratio obtained for each dimming signal and registered in the data table in advance. The difference between the light output ratio and the light output ratio is determined, and the device is selected based on whether the difference is within a certain range. For this reason, there is a concern that it takes a long time to select a lighting fixture. The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a lighting control device capable of selecting a type of a lighting fixture in a short time.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a storage unit in which a dimming data table indicating a relationship between a dimming rate of a lighting load and a duty ratio of a dimming signal (PWM signal) for each lighting fixture type is stored in advance; A brightness sensor unit for detecting light output, and outputs a predetermined dimming signal, selects a lighting fixture type of a lighting fixture to be controlled from the output of the corresponding brightness sensor unit and a dimming data table, and selects the selected lighting fixture type. A lighting control device having a control unit that performs dimming control based on a dimming data table corresponding to a lighting fixture type, and a dimming signal output unit that amplifies a dimming signal from the control unit and outputs the amplified dimming signal to the lighting fixture. At
The control unit outputs a dimming signal having two different duty ratios determined in advance, reads the output of the brightness sensor unit at the two points, and selects a lighting fixture type according to the values. And
[0006]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the control unit reads an output of the brightness sensor unit corresponding to two dimming signals having different duty ratios, and calculates a ratio of the two outputs. Then, the lighting fixture type is selected by comparing this ratio with a threshold value obtained based on the dimming data table or by determining whether the ratio is within a predetermined range.
[0007]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the control unit selects a lighting fixture type when power is turned on.
[0008]
According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, the control unit does not have a dimming data table corresponding to a lighting fixture to be controlled by the storage unit. The dimming signal is output by sequentially changing the duty ratio, the output of the brightness sensor unit in each dimming signal is sequentially read, a dimming data table is created and stored in the storage unit, and thereafter, The dimming control is performed by reading a dimming data table from the storage unit.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(1st Embodiment)
1st Embodiment is described based on FIG. 1 and FIG. FIG. 1 is a block diagram of the first embodiment. FIG. 2 is a graph showing the relationship between the duty ratio of the dimming signal and the dimming rate. FIG. 3 is a flowchart for discriminating the appliance type according to the first embodiment.
[0010]
As illustrated in FIG. 1, the illumination control device 1 includes a storage unit 2, a brightness sensor unit 3, a control unit 4, and a dimming signal output unit 5. The lighting control device 1 is connected to a lighting fixture 7 having a lighting load 6.
[0011]
The storage unit 2 stores in advance a dimming data table indicating the relationship between the dimming rate and the dimming signal for changing the duty ratio of the PWM signal shown in FIG. 2 for each lighting load, and stores the data of the dimming data table in the control unit 4. Is output to
[0012]
The brightness sensor unit 3 outputs a voltage corresponding to the light output of the illumination load 6 to the control unit 4. The control unit 4 outputs dimming signals of two different duty ratios determined in advance, reads outputs of the brightness sensor unit at the two points, and selects a lighting fixture type based on the values. The light control signal output unit 5 is an amplifier that amplifies the light control signal from the control unit 4 and outputs the light control signal to the lighting fixture 7. The lighting control device 1 is connected to the lighting fixture 7 as described above. The lighting fixture 7 receives, for example, a lighting load 6 such as a straight tube fluorescent lamp and a dimming signal from the dimming signal output unit 5 and supplies power to the lighting load 6 to turn on and control the lighting load 6. (Not shown).
[0013]
In the above configuration, the operation when the storage unit 2 has three light control data tables of the lighting fixture type A, the lighting fixture type B, and the lighting fixture type C as shown in Table 1 and FIG. It will be described based on. Table 1 shows the range of the dimming rate and the range of the duty ratio corresponding to each lighting fixture type.
[0014]
[Table 1]
[0015]
After turning on the power, the control unit 4 outputs a dimming signal having a duty ratio of 10% to the dimming signal output unit 5. The dimming signal output unit 5 amplifies the dimming signal to a predetermined voltage amplitude without changing the duty ratio, and outputs a dimming signal to the lighting fixture 7. The lighting fixture 7 receives the dimming signal and turns on the lighting load 6. At this time, the control unit 4 reads the output (voltage) E1 of the brightness sensor unit 3 and stores it as a value when the dimming rate of the lighting fixture type A is 100%. Next, the control unit 4 outputs a dimming signal having a duty ratio of 85%, and reads the output E2 of the brightness sensor unit 3 at this time, as described above. The control unit 4 calculates a ratio E2 / E1 between this value and the previously stored value. If the ratio is equal to or greater than the threshold value of 65%, the lighting fixture type of the lighting fixture 7 is determined to be type A. to decide. On the other hand, if this ratio is lower than about 65%, for example, 45%, it is determined that the lighting apparatus is not the lighting apparatus type A. Next, the control unit 4 selects whether the lighting fixture 7 is the lighting fixture type B or the lighting fixture type C. The control unit 4 sends a dimming signal having a duty ratio of 5% to the dimming signal output unit 5 as described above, and reads the output E3 of the brightness sensor unit 3 at this time. Next, the control unit 4 outputs a dimming signal having a duty ratio of 85% to the dimming signal output unit 5, and reads the output E4 of the brightness sensor unit 3 at this time. The control unit 4 calculates a ratio E4 / E3 between the output E3 of the brightness sensor unit 3 when the duty ratio is 5% and the output E4 of the brightness sensor unit 3 when the duty ratio is 85%. If the value of the ratio E4 / E3 is equal to or greater than the threshold value of 25%, it is determined that the lighting fixture type of the lighting fixture 7 is the lighting fixture type B. When the value of the ratio E4 / E3 is lower than the threshold value of 25%, for example, 10%, it is determined that the lighting fixture type of the lighting fixture 7 is not the lighting fixture type B, and the remaining lighting fixture types are not. C is determined.
[0016]
As described above, the control unit 4 selects the lighting fixture type of the lighting fixture 7, and when performing dimming thereafter, uses the dimming data table corresponding to the selected lighting fixture type. For example, when the control unit 4 sets the dimming rate to 100% when the type of the lighting fixture 7 is selected as the lighting fixture type C, the control unit 4 refers to the dimming data table of the lighting fixture type C and sets the duty ratio. A dimming signal with a ratio of 5% is output. When the dimming rate is set to 5%, a dimming signal with a duty ratio of 100% is output.
[0017]
When the type of the lighting fixture 7 to be controlled is selected, the control unit 4 causes the storage unit 2 to store the lighting fixture type corresponding to the lighting fixture 7. Thereafter, when the power is turned on again after the power is turned off, the lighting fixture type corresponding to the lighting fixture 7 is read from the storage unit 2 and the dimming control is performed using the dimming table corresponding to the lighting fixture type. .
[0018]
As described above, the control unit outputs the dimming signals of two predetermined duty ratios, reads the output of the brightness sensor unit at the two points, and selects the luminaire type based on the values. Therefore, it is possible to select the type of the lighting fixture in a short time. Further, since the control unit 4 selects the lighting equipment type when the power of the target lighting equipment 7 is turned on, there is no extra burden on the user to select the lighting equipment type.
[0019]
In the present embodiment, the number of lighting fixture types and the number of dimming data tables are not limited to three, and may be two or more. The light control data table may be stored in either the storage unit 2 or the control unit 4.
(Second embodiment)
A second embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 4 is a flowchart for determining the appliance type according to the second embodiment.
[0020]
The operation of the control unit 4 after the power is turned on until the output ratio of the brightness sensor unit 3 is calculated is the same as that of the first embodiment, but the ratio of the two outputs of the brightness sensor unit 3 is a predetermined value. The difference is that the type of the lighting fixture is determined depending on whether or not it is within the range.
[0021]
After turning on the power, the control unit 4 outputs a dimming signal having a duty ratio of 10% to the dimming signal output unit 5. The dimming signal output unit 5 amplifies the dimming signal to a predetermined voltage amplitude without changing the duty ratio, and outputs a dimming signal to the lighting fixture 7. The lighting fixture 7 receives the dimming signal and turns on the lighting load 6. At this time, the control unit 4 reads the output (voltage) E1 of the brightness sensor unit 3 and stores it as a value when the dimming rate of the lighting fixture type A is 100%. Next, the control unit 4 outputs a dimming signal having a duty ratio of 85%, and reads the output E2 of the brightness sensor unit 3 at this time, as described above. The control unit 4 calculates a ratio E2 / E1 between this value and the value stored previously, and when the ratio E2 / E1 falls within the range of 65% to 65 × 1.3%, the lighting fixture. 7 is determined to be the lighting fixture type A. If the ratio E2 / E1 does not fall within the range of 65% to 65 × 1.3%, the control unit 4 determines that the lighting fixture 7 to be controlled is not the lighting fixture type A.
[0022]
Next, when it is determined that the lighting fixture 7 to be controlled is not the lighting fixture type A, it is determined whether the lighting fixture 7 to be controlled is the lighting fixture type B. The control unit 4 sends a dimming signal having a duty ratio of 5% to the dimming signal output unit 5 as described above, and reads the output E3 of the brightness sensor unit 3 at this time. Next, the control unit 4 outputs a dimming signal having a duty ratio of 85% to the dimming signal output unit 5, and reads the output E4 of the brightness sensor unit 3 at this time. The control unit 4 calculates a ratio E4 / E3 between the output E3 of the brightness sensor unit 3 when the duty ratio is 5% and the output E4 of the brightness sensor unit 3 when the duty ratio is 85%. If the ratio E4 / E3 falls within the range of 25% to 25 + 10%, it is determined that the lighting fixture 7 is the lighting fixture type B. When the ratio E4 / E3 does not fall within the range of 25% to 25 + 10%, the control unit 4 determines that the lighting fixture 7 to be controlled is not the lighting fixture type B.
[0023]
Next, when it is determined that the lighting fixture 7 to be controlled is not the lighting fixture type B, it is determined whether the lighting fixture 7 to be controlled is the lighting fixture type C. When the ratio E4 / E3 of the output of the brightness sensor unit 3 is within the range of 5% to 5 + 10%, it is determined that the lighting fixture 7 is the lighting fixture type C. If the ratio E4 / E3 does not fall within the range of 5% to 5 + 10%, the control unit 4 determines that the lighting fixture 7 to be controlled is not the lighting fixture type C.
[0024]
When the type of the lighting fixture 7 can be determined by the above-described procedure, dimming control is performed using the dimming data table of each lighting fixture type.
[0025]
Here, when the lighting fixture 7 to be controlled does not correspond to any of the above-described lighting fixture types A, B, and C, none of the three dimming data tables stored in advance is used and control is performed. The user is notified that there is no dimming data table corresponding to the target lighting fixture 7 by displaying an LED (not shown) or sounding a buzzer (not shown).
[0026]
In the present embodiment, the ratio of the output of the brightness sensor unit 3 is not limited to the above.
(Third embodiment)
A third embodiment will be described based on Tables 2 and 3. Table 2 shows the relationship between the duty ratio of the dimming signal and the ratio of the output of the brightness sensor unit 3 when the lighting fixture type does not correspond to any of the lighting fixture types A, B, and C. . Table 3 is obtained by deleting the ratio of the output of the brightness sensor unit 3 which overlaps in Table 2.
[0027]
In the second embodiment, when the lighting fixture type does not correspond to any one of the lighting fixture types A, B, and C, the control unit 4 sequentially changes the duty ratio from 0% to 100% by 1%. Then, the outputs of the brightness sensor unit 3 at the respective duty ratios are read and sequentially stored in the storage unit 2. Thereby, a dimming data table corresponding to the lighting fixture type is created. Here, as shown in Table 3, when the duty ratio is sequentially changed from 0% to 100% in steps of 1%, the output of the brightness sensor unit 3 may overlap. In this case, duplicate data is deleted as shown in Table 3. As a result, a dimming data table representing the relationship between the dimming rate of the lighting fixture 7 to be controlled and the duty ratio of the dimming signal is created. This light control data table is a new light control data table different from the light control data table of the lighting fixture type A, B or C stored in the storage unit 2.
[0028]
[Table 2]
[0029]
[Table 3]
[0030]
As described above, the dimming control is performed by creating the dimming data table corresponding to the lighting fixture 7 even when the dimming data table corresponding to the lighting fixture 7 to be controlled does not exist. Will be able to do it. Further, the dimming data table previously stored in the storage unit 2 is for the lighting load alone, but the dimming data table created by the above-described method is a dimming data table including lighting equipment. It becomes. In this case, a dimming data table corresponding to each lighting fixture is created, so that a more accurate dimming data table can be created.
[0031]
【The invention's effect】
The invention according to claim 1 is a storage unit in which a dimming data table indicating a relationship between a dimming rate of a lighting load and a duty ratio of a dimming signal (PWM signal) for each lighting fixture type is stored in advance; A brightness sensor unit for detecting light output, and outputs a predetermined dimming signal, selects a lighting fixture type of a lighting fixture to be controlled from the output of the corresponding brightness sensor unit and a dimming data table, and selects the selected lighting fixture type. A lighting control device having a control unit that performs dimming control based on a dimming data table corresponding to a lighting fixture type, and a dimming signal output unit that amplifies a dimming signal from the control unit and outputs the amplified dimming signal to the lighting fixture. At
The control unit outputs a dimming signal of two different duty ratios determined in advance, reads the output of the brightness sensor unit at the two points, and selects the luminaire type based on the values. Therefore, the number of data for determining the selection is small, and the type of the lighting fixture can be selected in a short time.
[0032]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the control unit reads an output of the brightness sensor unit corresponding to two dimming signals having different duty ratios, and calculates a ratio of the two outputs. Then, the ratio is compared with a threshold value obtained based on the dimming data table, or the judgment is made based on whether or not the ratio is within a predetermined range. The type of the lighting fixture can be selected in a short time using the ratio of the outputs of the sensor units.
[0033]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the control unit selects the lighting equipment type when the power is turned on. There is no need to impose any extra burden on settings, etc.
[0034]
According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, the control unit does not have a dimming data table corresponding to a lighting fixture to be controlled by the storage unit. The dimming signal is output by sequentially changing the duty ratio, the output of the brightness sensor unit in each dimming signal is sequentially read, a dimming data table is created and stored in the storage unit, and thereafter, Since the dimming control is performed by reading the dimming data table from the storage unit, the dimming control can be performed even when the dimming data table corresponding to the lighting fixture to be controlled does not exist. Will be able to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a lighting control device and a lighting fixture.
FIG. 2 is a graph showing a relationship between a duty ratio of a dimming signal and a dimming rate.
FIG. 3 is a flowchart of discriminating a device type in the first embodiment.
FIG. 4 is a flowchart for discriminating an appliance type according to the second embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1 lighting control device 2 storage unit 3 brightness sensor unit 4 control unit 5 dimming signal output unit 6 lighting load 7 lighting fixture
