JP2004169765A

JP2004169765A - Pipe joint and its tightening band

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Publication number: JP2004169765A
Application number: JP2002334044A
Authority: JP
Inventors: Tatsuji Matsuoka; 達治松岡
Original assignee: MEIKO ENGINEERING KK
Current assignee: MEIKO ENGINEERING KK
Priority date: 2002-11-18
Filing date: 2002-11-18
Publication date: 2004-06-17
Anticipated expiration: 2022-11-18
Also published as: JP4163931B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To solve a problem of shortage of tightening force at an intermediate part of a connecting part resulting in incomplete sealing, when connecting a pipe joint having a connecting port part of a square cross section to a drain pipe of square cross section. <P>SOLUTION: Faces forming the connecting port part 3 of the pipe joint has the wall thickness gradually increasing outward from corner parts 3a-3d on both sides to intermediate parts, so that the tightening force of the tightening band 5 is sufficient at the intermediate parts. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、管継手とその締付バンドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
ベローズ形の継手本体の両端部に接続口部を設けたゴム製の伸縮管継手は従来から知られている（例えば、特許文献１参照）。また、橋桁に設けられた排水管と橋脚に設けられた排水管を上下に突き合わせた部分に可撓性を有する接続管を介在した橋梁の排水構造も従来から知られている（例えば、特許文献２参照）。さらに、橋脚に設けたコの字形断面の上下方向の取付け溝に矩形断面の排水管を取付けた橋脚用排水構造も従来から知られている（例えば、特許文献３参照）。
【０００３】
また、矩形断面の排水管に適合するように、継手本体の一端部又は両端部に矩形の接続口部を設けたベローズ形の伸縮管継手も一般に知られている（図６参照）。
【０００４】
図６（ａ）（ｂ）に示した伸縮管継手１は、矩形ベローズ形の継手本体２の両端部に矩形の接続口部３、３が設けられ、その接続口部３、３にそれぞれ矩形断面の排水管４、４の端部を挿入し、締付バンド５、５により締結するようにしている。各締付バンド５は、Ｌ形の４本のバンド片６を、各辺の中間部で突き合わせ、前後左右４箇所の連結部７、７’及び８、８’においてボルト９により連結し、接続口部３を排水管４の端部に締め付けるようにしている。
【０００５】
その他、図６（ａ）において、符号１１は、接続口部３の内面と継手本体２との境界部分に内向きに設けられた規制つばを示す。この規制つば１１は排水管４の差込量を規制するものである。また、符号１２は、接続口部３の外面端部に外向きに設けられた規制つばである。この規制つば１２は、締付バンド５の抜け止めを図るものである。
【０００６】
【特許文献１】
特開２００１−４２３７３号公報（図１、図２、段落００１１）
【特許文献２】
特開２０００−２１２９１５号公報（図２、段落００２０）
【特許文献３】
特開２００２−２２０８１４号公報（図１、図２、段落００１０、００１１）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
図６（ｂ）に示したように、従来の伸縮管継手１は、接続口部３の肉厚がその全周にわたり均一である。このような接続口部３を４本のバンド片６によって締めけた場合、４箇所のコーナ部３ａ〜３ｄの近辺においては、その締付力がよく伝達され、所望の締付力が得られる。しかし、コーナ部３ａ〜３ｄの部分から離れた各辺の中間部分においては、各バンド片６がそれ自身の弾性により外方に膨出変形する傾向があるため、各辺における接続口部２の締付力に不足を来たし、シールが不完全になる問題がある。また、矩形断面の排水管はＰＶＣ製、ＦＲＰ製等であり、その仕上がり寸法の精度のバラツキが大きいことも、締付力が不足する原因となる。
【０００８】
さらに、前記の排水管４をコの字形断面の取付け溝１０に取付け、その溝１０内で前記の伸縮管継手１を接続する作業を行なう場合、溝１０の底に面した背面側でボルト９を締結する作業は、作業空間に制限を受けるため非常に困難となり、作業性が悪い問題がある。
【０００９】
そこで、この発明は、矩形断面の排水管の接続に用いられる伸縮管継手において、その接続口部におけるシール性を改善し、また、そのような伸縮管継手の締結に用いられる締付バンドの取付け時の作業性を改善することを課題とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、この発明は、継手本体の少なくとも一方の端部に矩形の接続口部を設けた管継手において、該接続口部を形成する各面の肉厚を両側のコーナ部から中間部に至るに従い次第に外方に増大させた構成を採用したものである。
【００１１】
上記の構成によると、接続口部の周りに締付バンドを締結した場合、接続口部の４辺の中間部分の肉厚を締付バンドの弾性変形分を超える程度に設定しておくことにより、締付バンドが中間部分で弾性変形したとしても、締付力が十分に接続口部を通じて排水管側に伝達され、高いシール性を発揮する。なお、ここにいう矩形は、長方形のみならず正方形も含む概念であるが、もちろん幾何学的な形状を意味するものではなく、大略長方形、大略正方形の意味である。
【００１２】
また、前記継手本体に伸縮性を持たせることにより、橋梁に設けた排水管と橋脚に設けた排水管との接続に適した伸縮管継手とすることができる。なお、ここにいう伸縮性には、可撓性も含む概念である。
【００１３】
また、前記の課題を解決するための締付バンドの発明は、継手本体両端の接続口部の形状が矩形であり、その接続口部の一つの面を断面コの字形の取付け溝の底面に向けて敷設する場合に用いられる締付バンドにおいて、該締付けバンドを取付け溝に面した接続口部裏面と両側面の中央部までを締付ける裏面側バンド部材と、これに対向した形状の表面側バンド部材とにより構成し、前記各バンド部材を前記裏面側バンド部材と表面側バンド部材とを前記両側面でそれぞれ締付ネジにより着脱自在に連結し、前記バンド部材のうち少なくとも裏面側バンド部材を一連の部材により構成し、各バンド部材を連結することにより形成される形状が、４箇所のわん曲したコーナ部を有する矩形であって、その各辺が各コーナ部から中間部に至るに従い次第に外方に膨出している構成を採用したものである。
【００１４】
上記構成の締付バンドは、裏面側バンド部材は一連の部材により構成されており、その中間部には連結部は存在しないので、排水管の裏側における連結作業は不要となるので、締付バンド装着時の作業性が向上する。また、表面側バンド部材は一連の部材で構成される場合と、複数部材を連結する場合とがある。上記構成の締付バンドの連結状態の形状は、４箇所のわん曲したコーナ部を有する矩形であって、その各辺が各コーナ部から中間部に至るに従い次第に外方に膨出しているものであるから、前述のように、接続口部の中間部の肉厚が次第に増大している管継手の接続に適する。
【００１５】
前記各バンド部材相互間の連結部において、一方のバンド部材の端部内面に他方のバンド部材の端部内面に延びた連結プレートを設けた構成をとることが望ましい。この構成によると、連結部の内面において生じるすき間を連結プレートにより内面側から閉塞するので、そのすき間により生じるシール不良を解消し、シール性を改善することができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図１及び図２に示したこの発明に係る伸縮管継手１は、前述の従来例（図６参照）と同様に、矩形ベローズ形の継手本体２の両端部に矩形の接続口部３、３が設けられ、その接続口部３、３にそれぞれ矩形断面の排水管４、４の端部を挿入し、締付バンド５、５により締結するようにしたものである。
【００１７】
上記の各接続口部３の断面は、図２（ａ）（ｂ）に示したように、排水管４のコーナ部に外接する４箇所のわん曲したコーナ部３ａ〜３ｄを有する矩形（大略長方形）であり、これらの間に短辺１３、１３及び長辺１４、１４が設けられる。これらの各短辺１３、長辺１４の内面は、排水管４に外接するように平坦な面に形成されるが、長辺１４の外面は、その肉厚が両側のコーナ部３ａ、３ｄ又は３ｂ、３ｃから中間部に至るに従い次第に外方に増大し、中間部において最も膨出した形状となっている。同様に、短辺１３の外面も、その肉厚が両側のコーナ部３ａ、３ｂ又は３ｃ、３ｄから中間部に至るに従い次第に外方に増大し、中間部において最も膨出した形状となっている。
【００１８】
これらの好ましい例としては、図２（ｂ）に示すように、長辺１４の最大肉厚ｔ_ａは、その長さＡ（内接面の長さ、以下同じ）の７〜８％に設定される。この場合において、肉厚の増加分ｔ’は、ｔ_ａの６０〜７０％である。また、短辺１３の最大肉厚ｔ_ｂは、その長さＢの９〜１１％に設定される。この場合において、肉厚の増加分ｔ’はｔ_ｂの４５〜６０％である。
【００１９】
また、締付バンド５は、図２（ａ）、図３及び図４に示したように、コの字形の取付け溝１０の溝底に面した接続口部３の背面、即ち溝底に面した長辺１４の外面と、両側面の中間部、即ち両側の短辺１３、１３の中央部までを締め付ける背面側バンド部材１５と、これに対向した形状の正面側バンド部材１６とにより構成される。背面側バンド部材１５は一連の部材により構成されるが、正面側バンド部材１６は長辺１４の中間部において左右に２分されたＬ形のバンド部材１６ａ、１６ａとにより構成される。
【００２０】
前記の背面側バンド部材１５は、断面形状が内向きコの字形（図４（ａ）参照）の金属片を接続口部３の長辺１４とその両側のコーナ部３ｂ、３ｃ及び両短辺１３、１３の中間部に至る外面に接するように、長辺１４に沿った部分はコーナ部３ｂ、３ｃから中間部に至るに従い次第に外方に膨出したわん曲形状をなし、また、短辺１３に沿った部分もそれぞれのコーナ部３ｂ、３ｃから各端部に至る部分が次第に外方に膨出した形状となっている。また、各端部においては、外向きに屈曲された連結片１７、１７が設けられる。
【００２１】
正面側の２分されたバンド部材１６ａ、１６ａも断面内向きコの字形の金属片を、正面側長辺１４の中間部からコーナ部３ａ又は３ｄを経て短辺１３の中間部に至るわん曲した平面視Ｌ形の形状をなし、それぞれの両端部を外向きに屈曲して連結片１８、１８を設けている。背面側バンド部材１５の両端部の連結片１７、１７と正面側バンド部材１６の両端部の連結片１８，１８が突き合わされてボルト９により連結一体化され、それぞれ左右の連結部２１、２２が形成される。また、正面側バンド部材１６のバンド部材１６ａ相互の連結片１８，１８が突き合わされてボルト９により連結一体化され、正面側の連結部２３が形成される。
【００２２】
前記の左右の連結部２１、２２において、背面側バンド部材１５の両端部内面に、これと突き合わされる正面側バンド部材１６の両端部内面に向けて延びた連結プレート１９、１９が固着される。同様に、正面側の連結部２３において、一方のバンド部材１６ａの端部に、他方のバンド部材１６ａの端部内面に向けて延びた連結プレート１９が固着される。これらの連結プレート１９は、図４（ｂ）に示すように、各連結部２１、２２、２３において、連結片１７、１８の間に生じるすき間を内面側から閉塞する作用をなす。
【００２３】
以上述べた伸縮管継手１を、コの字形の取付け溝１０に配管された排水管４、４（例えば、一方が橋桁に固定された排水管であり、他方が橋脚に固定された排水管であるような場合）の上下に突き合わせた端部相互間に取付ける場合は、図１に示すように、両端部の接続口部３，３に排水管４、４の端部を挿入し、その外周面に前記の締付バンド５を装着し、左右の連結部２１、２２及び正面側の連結部２３において、それぞれボルト９により各連結片１７、１８の突き合わせ部分を緊締する。これにより接続口部３が締め付られるとともに、接続口部３の内面が排水管４の外面に密着してシール作用が行われる。また、各連結部２１、２２，２３の内面においては、それぞれ連結プレート１９が接続口部３に密着し、シールを図る。
【００２４】
この場合、接続口部３の短辺１３及び長辺１４においては、それぞれの中間部分の肉厚が外面側に膨出するように大きく形成されているので、その膨出部分を内側に圧縮する締付力が作用する。各コーナ部３ａ〜３ｄにおいては従来の場合と同様の圧縮力が作用するので、接続口部３の全周にわたりほぼ均等の圧縮力が作用する（図２（ｃ）の矢印Ｐ参照）。これにより、全周にわたり確実なシールを図ることができる。
【００２５】
なお、各辺１３、１４の中間部分の肉厚が厚過ぎると、締付バンド５の締付けに大きな力が必要となり、却って圧縮力が不足するので、前述の比率程度の厚さが望ましい。
【００２６】
図５は、他の締付バンド５’の例を示すものである。この場合は、背面側バンド部材１５及び正面側バンド部材１６ともに一連のスチールバンド２５を用いる。背面側バンド部材１５はスチールバンド２５の両端部に細かいピッチで多数のノッチ２６を設けたものである。また、正面側バンド部材１６は、スチールバンド２５の両端部に前記のノッチ２６に噛み合うウォームねじ２７を有する連結手段２８を設けたものである。背面側バンド部材１５の両端部のノッチ２６、２６部分を正面側バンド部材１６の両端部の連結手段２８，２８に差し込み、それぞれウォームねじ２７、２７を締めることにより、ノッチ２６側の端部を引き込んで締め付けることができるようになっている。その状態で、背面側バンド部材１５と正面側バンド部材１６とにより、前記接続口部３の外周面と一致するように、わん曲したコーナ部及び中間部分で膨出した短辺と長辺を有する矩形形状となる（図５（ｂ）参照）。このような締付バンド５’によっても、前記の締付バンド５と同様に接続口部３を締め付け、排水管４との間のシールを図ることができる。
【００２７】
なお、この発明は、伸縮管継手１の一端部の接続口部３が矩形で他端部の接続口部３が円形断面のものにも適用することができる。その場合の円形断面側の接続口部の肉厚は従来通り均一であり、また締付バンドも従来のものを使用する。また、この発明は継手本体がベローズ形でなく、柔軟な筒状の継手本体を有する管継手にも適用することができる。
【００２８】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る管継手は、その矩形の接続口部の各辺の肉厚を各辺中間部において次第に外方に膨出するように増大させたものであるので、締付バンドにより締め付けた場合、接続口部各辺の中間部においても十分に大きい締付力が得られ、全周にわたり確実なシールを行うことができる。
【００２９】
また、この発明に係る締付バンドは、接続口部の背面側における締付作業が不要であり、両側面又は正面側のみの作業となるので作業性が良好である。さらに、各締付バンドの連結部においては、連結プレートの存在により連結部に存在するすき間の影響を受けることなく簡単かつ確実なシールが行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態を示す一部断面図
【図２】（ａ）同上の横断平面図
（ｂ）同上の接続口部のみの横断平面図
（ｃ）同上の圧力分布図
【図３】同上の分解斜視図
【図４】（ａ）同上の締付バンドの斜視図
（ｂ）同上の締付バンドの平面図
【図５】（ａ）同上の締付バンドの他の例の斜視図
（ｂ）同上の締付バンドの他の例の平面図
【図６】（ａ）従来例の使用状態の縦断面図
（ｂ）従来例の使用状態の横断平面図
【符号の説明】
１伸縮管継手
２継手本体
３接続口部
４排水管
５、５’ 締付バンド
６バンド片
７、７’ 連結部
８、８’ 連結部
９ボルト
１０取付け溝
１１規制つば
１２規制つば
１３短辺
１４長辺
１５背面側バンド部材
１６正面側バンド部材
１６ａバンド部材
１７連結片
１８連結片
１９連結プレート
２１、２２，２３連結部
２４すき間
２５スチールバンド
２６ノッチ
２７ウォームねじ
２８連結手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a pipe joint and a tightening band thereof.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A rubber-made expansion pipe joint in which connection ports are provided at both ends of a bellows-type joint body is conventionally known (for example, see Patent Document 1). Further, a drainage structure of a bridge in which a flexible connection pipe is interposed at a portion where a drainage pipe provided on a bridge girder and a drainage pipe provided on a pier are vertically joined (for example, see Patent Document 1) 2). Further, a drainage structure for a pier in which a drain pipe having a rectangular cross section is mounted in a vertical mounting groove having a U-shaped cross section provided on a pier has been conventionally known (for example, see Patent Document 3).
[0003]
In addition, bellows-type telescopic pipe joints having a rectangular connection port at one end or both ends of a joint main body so as to fit a drain pipe having a rectangular cross section are generally known (see FIG. 6).
[0004]
The telescopic pipe joint 1 shown in FIGS. 6 (a) and 6 (b) is provided with rectangular connection ports 3, 3 at both ends of a rectangular bellows-shaped joint body 2, and the connection ports 3, 3 are each rectangular. The ends of the drainage pipes 4, 4 having a cross section are inserted and fastened by the fastening bands 5, 5. Each of the tightening bands 5 is formed by abutting four L-shaped band pieces 6 at an intermediate portion of each side, and connecting them by bolts 9 at four connecting portions 7, 7 'and 8, 8' at front, rear, left and right. The mouth 3 is fastened to the end of the drain pipe 4.
[0005]
In addition, in FIG. 6A, reference numeral 11 denotes a regulating flange provided inward at a boundary between the inner surface of the connection port 3 and the joint body 2. The restricting collar 11 controls the insertion amount of the drain pipe 4. Reference numeral 12 denotes a regulating collar provided outward at an end of the outer surface of the connection port 3. The restricting collar 12 prevents the tightening band 5 from coming off.
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2001-42373 A (FIGS. 1, 2 and paragraph 0011)
[Patent Document 2]
JP-A-2000-212915 (FIG. 2, paragraph 0020)
[Patent Document 3]
JP-A-2002-220814 (FIGS. 1 and 2, paragraphs 0010 and 0011)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
As shown in FIG. 6B, in the conventional expansion joint 1, the thickness of the connection port 3 is uniform over the entire circumference. When such a connection port 3 is fastened with four band pieces 6, the tightening force is transmitted well in the vicinity of the four corners 3a to 3d, and a desired tightening force is obtained. However, in the middle part of each side apart from the corners 3a to 3d, each band piece 6 tends to bulge outward due to its own elasticity. There is a problem that the tightening force is insufficient and the seal is incomplete. Further, the drain pipe having a rectangular cross section is made of PVC, FRP, or the like, and the large variation in the accuracy of the finished dimensions also causes insufficient fastening force.
[0008]
Further, when the drainage pipe 4 is mounted in the mounting groove 10 having a U-shaped cross section and the expansion pipe joint 1 is connected in the groove 10, the bolt 9 is provided on the rear side facing the bottom of the groove 10. Is extremely difficult due to the limitation of the work space, and there is a problem that the workability is poor.
[0009]
In view of the above, the present invention provides an expansion joint used for connecting a drain pipe having a rectangular cross section, in which the sealing property at the connection port is improved, and a fastening band used for fastening such an expansion joint is attached. It is an object to improve workability at the time.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention relates to a pipe joint having a rectangular connection port at at least one end of a joint body, wherein the wall thickness of each surface forming the connection port is changed to a corner on both sides. This configuration adopts a configuration that is gradually increased outward from the center to the middle.
[0011]
According to the above configuration, when a fastening band is fastened around the connection port, the thickness of the intermediate portion of the four sides of the connection port is set to a value exceeding the elastic deformation of the fastening band. Even if the tightening band is elastically deformed at the intermediate portion, the tightening force is sufficiently transmitted to the drain pipe side through the connection port, thereby exhibiting high sealing performance. Note that the rectangle here is a concept including not only a rectangle but also a square, but of course does not mean a geometrical shape, but means a substantially rectangle or a substantially square.
[0012]
In addition, by giving the joint body elasticity, it is possible to obtain an elastic pipe joint suitable for connection between a drain pipe provided on a bridge and a drain pipe provided on a bridge pier. In addition, the elasticity mentioned here is a concept including flexibility.
[0013]
In addition, the invention of the tightening band for solving the above-mentioned problem is that the shape of the connection port at both ends of the joint body is rectangular, and one surface of the connection port is provided on the bottom surface of the mounting groove having a U-shaped cross section. A back-side band member for tightening up to the center of both sides of the connection port back surface facing the mounting groove and the front side band member facing the mounting band. And each of the band members is detachably connected to the back side band member and the front side band member with a tightening screw on each of the both side surfaces, and at least the back side band member of the band members is connected in series. And a shape formed by connecting the band members is a rectangle having four curved corners, each side of which extends from each corner to the middle. It is obtained by adopting a configuration in which bulges outward gradually.
[0014]
In the tightening band having the above structure, the back side band member is constituted by a series of members, and there is no connecting portion in the intermediate portion thereof, so that the connecting operation on the back side of the drainage pipe becomes unnecessary, so the tightening band is Workability during mounting is improved. The front side band member may be constituted by a series of members, or may be connected to a plurality of members. The shape of the connection state of the tightening band having the above configuration is a rectangle having four curved corners, and each side thereof gradually bulges outward from each corner to the middle. Therefore, as described above, it is suitable for connection of a pipe joint in which the thickness of the intermediate portion of the connection port is gradually increased.
[0015]
It is preferable that the connecting portion between the band members has a structure in which a connecting plate extending from the inner surface of the end of the other band member to the inner surface of the end of the other band member is provided. According to this configuration, the gap generated on the inner surface of the connecting portion is closed from the inner surface side by the connecting plate, so that the poor sealing caused by the gap can be eliminated and the sealing performance can be improved.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. The expansion joint 1 according to the present invention shown in FIGS. 1 and 2 has rectangular connection ports 3, 3 at both ends of a rectangular bellows-shaped joint body 2 as in the above-described conventional example (see FIG. 6). Are provided, and the ends of drainage pipes 4 having a rectangular cross section are inserted into the connection ports 3, respectively, and are fastened by tightening bands 5, 5.
[0017]
As shown in FIGS. 2 (a) and 2 (b), the cross section of each of the connection ports 3 is a rectangle (generally a rectangle) having four curved corners 3a to 3d circumscribing the corners of the drain pipe 4. Rectangular), and short sides 13, 13 and long sides 14, 14 are provided between them. The inner surface of each of the short side 13 and the long side 14 is formed as a flat surface so as to circumscribe the drain pipe 4, but the outer surface of the long side 14 has the thickness of the corner portions 3 a, 3 d or It gradually increases outward from 3b and 3c to the middle part, and has the shape that bulges most in the middle part. Similarly, the outer surface of the short side 13 also gradually increases outward from the corner portions 3a, 3b or 3c, 3d on both sides to the middle portion, and has a shape that is most bulged at the middle portion. .
[0018]
As preferable examples of the compounds, as shown in FIG. 2 (b), the maximum thickness t _a of the long sides 14, set at 7% to 8% of its length A (the length of the inscribed surface, hereinafter the same) Is done. In this case, the thickness of the increment t 'is 60 to 70% of the _{t a.} Also, the maximum thickness _{t b} of the short side 13 is set to 9-11% of its length B. In this case, the thickness of the increment t 'is 45 to 60% of the _{t b.}
[0019]
As shown in FIGS. 2 (a), 3 and 4, the fastening band 5 has a rear surface of the connection port 3 facing the groove bottom of the U-shaped mounting groove 10, that is, a surface facing the groove bottom. A rear band member 15 for tightening the outer surface of the long side 14, the middle part of both side surfaces, that is, the center of the short sides 13, 13 on both sides, and a front band member 16 having a shape facing the rear band member 15. You. The back side band member 15 is constituted by a series of members, while the front side band member 16 is constituted by L-shaped band members 16a, 16a which are divided into right and left at an intermediate portion of the long side 14.
[0020]
The back-side band member 15 is formed by connecting a metal piece having a U-shaped cross section (see FIG. 4A) with the long side 14 of the connection port 3 and the corners 3b, 3c and both short sides on both sides thereof. The portion along the long side 14 has a curved shape which gradually bulges outward from the corners 3b, 3c to the middle portion so as to be in contact with the outer surface reaching the middle portion of the 13, 13 and the short side. The portion extending from the corners 3b, 3c to the ends along the portion 13 also has a shape gradually bulging outward. At each end, connecting pieces 17, 17 bent outward are provided.
[0021]
The front-side bisected band members 16a, 16a are also formed by bending U-shaped metal pieces inward in cross section from the middle portion of the front long side 14 to the middle portion of the short side 13 via the corner 3a or 3d. It has an L-shape in plan view, and has connection pieces 18, 18 with both ends bent outward. The connecting pieces 17, 17 at both ends of the rear band member 15 and the connecting pieces 18, 18 at both ends of the front band member 16 are butted and connected and integrated by bolts 9, and left and right connecting parts 21, 22 are respectively formed. It is formed. Further, the connecting pieces 18 of the band member 16a of the front band member 16 are abutted with each other and connected and integrated by the bolt 9, thereby forming the front connecting portion 23.
[0022]
In the left and right connecting portions 21 and 22, connecting plates 19 and 19 extending toward the inner surfaces of both ends of the front band member 16, which abut against the inner surfaces of both ends of the rear band member 15, are fixed. . Similarly, in the front-side connecting portion 23, a connecting plate 19 extending toward the inner surface of the end of the other band member 16a is fixed to the end of one band member 16a. As shown in FIG. 4B, these connecting plates 19 have a function of closing a gap formed between the connecting pieces 17 and 18 from the inner surface side in each of the connecting portions 21, 22 and 23.
[0023]
The above-described expansion joint 1 is connected to drain pipes 4 and 4 (for example, one is a drain pipe fixed to a bridge girder and the other is a drain pipe fixed to a bridge pier) in a U-shaped mounting groove 10. In the case of mounting between upper and lower ends (as is the case), as shown in FIG. 1, insert the ends of the drain pipes 4 and 4 into the connection ports 3 and 3 at both ends, and The fastening band 5 is mounted on the surface, and the butting portions of the connecting pieces 17 and 18 are tightened by the bolts 9 in the left and right connecting portions 21 and 22 and the front connecting portion 23, respectively. As a result, the connection port 3 is tightened, and the inner surface of the connection port 3 comes into close contact with the outer surface of the drain pipe 4 to perform a sealing action. In addition, on the inner surfaces of the connecting portions 21, 22, and 23, the connecting plate 19 is in close contact with the connection port portion 3 to achieve sealing.
[0024]
In this case, the short side 13 and the long side 14 of the connection port 3 are formed so that the thickness of the respective intermediate portions is large so as to swell toward the outer surface side, so that the swelled portions are compressed inward. Tightening force acts. Since the same compressive force as in the conventional case acts on each of the corners 3a to 3d, substantially uniform compressive force acts on the entire circumference of the connection port 3 (see arrow P in FIG. 2C). Thereby, reliable sealing can be achieved over the entire circumference.
[0025]
If the thickness of the intermediate portion between the sides 13 and 14 is too large, a large force is required to tighten the tightening band 5, and the compression force is rather insufficient.
[0026]
FIG. 5 shows an example of another fastening band 5 '. In this case, a series of steel bands 25 are used for both the back side band member 15 and the front side band member 16. The back side band member 15 is provided with a number of notches 26 at fine pitches at both ends of a steel band 25. The front side band member 16 is provided with connecting means 28 having worm screws 27 that mesh with the notches 26 at both ends of a steel band 25. The notches 26, 26 at both ends of the rear band member 15 are inserted into the connecting means 28, 28 at both ends of the front band member 16, and the worm screws 27, 27 are tightened, respectively. It can be pulled in and tightened. In this state, the rear side band member 15 and the front side band member 16 cut the short side and the long side bulging at the curved corner portion and the intermediate portion so as to match the outer peripheral surface of the connection opening 3. (See FIG. 5B). Even with such a tightening band 5 ′, the connection port 3 can be tightened similarly to the above-described tightening band 5, and a seal with the drain pipe 4 can be achieved.
[0027]
The present invention can be applied to a case where the connection port 3 at one end of the expansion joint 1 is rectangular and the connection port 3 at the other end is circular in cross section. In that case, the thickness of the connection port on the circular cross-section side is uniform as before, and a conventional fastening band is used. In addition, the present invention can be applied to a pipe joint having a flexible tubular joint body instead of a bellows-shaped joint body.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, in the pipe joint according to the present invention, the thickness of each side of the rectangular connection port portion is increased so as to gradually bulge outward at the middle portion of each side, so that tightening is performed. When tightening with a band, a sufficiently large tightening force is obtained even in the middle part of each side of the connection port, and reliable sealing can be performed over the entire circumference.
[0029]
Further, the fastening band according to the present invention does not require fastening work on the back side of the connection port, and works only on both side faces or the front side, so that workability is good. Further, in the connecting portion of each tightening band, there is an effect that simple and reliable sealing can be performed without being affected by the gap existing in the connecting portion due to the presence of the connecting plate.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial cross-sectional view showing an embodiment; FIG. 2A is a cross-sectional plan view of the same; FIG. 2B is a cross-sectional plan view of only a connection port of the same; FIG. FIG. 4 (a) is a perspective view of the same tightening band; FIG. 5 (a) is a plan view of the same tightening band; FIG. 5 (a) is a perspective view of another example of the same tightening band; (B) Plan view of another example of the above-described tightening band [FIG. 6] (a) Longitudinal cross-sectional view of use state of conventional example (b) Cross-sectional plan view of use state of conventional example [Description of reference numerals]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Telescopic joint 2 Joint main body 3 Connection port 4 Drain pipe 5, 5 'Tightening band 6 Band piece 7, 7' Connection part 8, 8 'Connection part 9 Bolt 10 Mounting groove 11 Regulation collar 12 Regulation collar 13 Short side 14 long side 15 back side band member 16 front side band member 16a band member 17 connecting piece 18 connecting piece 19 connecting plate 21, 22, 23 connecting portion 24 gap 25 steel band 26 notch 27 worm screw 28 connecting means

Claims

継手本体の少なくとも一方の端部に矩形の接続口部を設けた管継手において、該継手接続口部を形成する各面の肉厚を両側のコーナ部から中間部に至るに従い次第に外方に増大させたことを特徴とする管継手。In a pipe joint provided with a rectangular connection port at at least one end of the joint body, the thickness of each surface forming the connection port gradually increases outward from the corners on both sides to the middle. A pipe joint characterized by having been made.

前記継手本体が伸縮性を有し、橋桁に設けた排水管と橋脚に設けた排水管との接続に用いられることを特徴とする請求項１に記載の管継手。The pipe joint according to claim 1, wherein the joint body has elasticity, and is used for connecting a drain pipe provided on a bridge girder and a drain pipe provided on a bridge pier.

継手本体両端の接続口部の形状が矩形であり、その接続口部の一つの面を断面コの字形の取付け溝の底面に向けて敷設する場合に用いられる締付バンドにおいて、該締付けバンドを取付け溝に面した接続口部裏面と両側面の中央部までを締付ける裏面側バンド部材と、これに対向した形状の表面側バンド部材とにより構成し、前記各バンド部材を前記裏面側バンド部材と表面側バンド部材とを前記両側面でそれぞれ締付ネジにより着脱自在に連結し、前記バンド部材のうち少なくとも裏面側バンド部材を一連の部材により構成し、各バンド部材を連結することにより形成される形状が、４箇所のわん曲したコーナ部を有する矩形であって、その各辺が各コーナ部から中間部に至るに従い外方に次第に膨出していることを特徴とする管継手用締付バンド。The shape of the connection port portion at both ends of the joint body is rectangular, and a tightening band used when laying one surface of the connection port portion toward the bottom surface of the mounting groove having a U-shaped cross section is used. A back-side band member for tightening up to the center of the connection port back surface and both side surfaces facing the mounting groove, and a front-side band member having a shape opposed to the back-side band member, wherein each of the band members is the back-side band member. The front side band member is detachably connected to each of the side surfaces by a tightening screw, and at least the back side band member of the band members is formed of a series of members, and is formed by connecting each band member. A fitting for a pipe joint, wherein the shape is a rectangle having four curved corners, and each side thereof gradually bulges outward from each corner to the middle. Band.

前記各バンド部材相互間の連結部において、一方のバンド部材の端部内面に他方のバンド部材の端部内面に延びた連結プレートを設けたことを特徴とする請求項３に記載の管継手用締付バンド。4. The pipe joint according to claim 3, wherein a connection plate extending from an inner surface of an end of one of the band members to an inner surface of an end of the other band member is provided at a connection portion between the band members. 5. Tightening band.