JP2004162299A

JP2004162299A - Thumb-turn lock

Info

Publication number: JP2004162299A
Application number: JP2002326965A
Authority: JP
Inventors: Koichi Sakagami; 晃一坂上
Original assignee: NIPPON KABA KK
Current assignee: NIPPON KABA KK
Priority date: 2002-11-11
Filing date: 2002-11-11
Publication date: 2004-06-10
Anticipated expiration: 2022-11-11
Also published as: JP4180886B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To restrain assembling cost and part cost by simplifying the whole constitution when forming a structure for idly rotating a thumb-turn for enhancing crime preventive performance. <P>SOLUTION: This thumb-turn lock 1 is constituted so as to lock/unlock a lock by protruding/retreating a dead bolt from a door side end surface by operating the thumb-turn on the indoor side. This thumb-turn lock 1 is provided with a clutch mechanism between the coaxially arranged thumb-turn 5 and a cylinder lock 4. This clutch mechanism is composed of a pin 2b integrally rotated in the same direction by the rotational movement of an inner cylinder of the cylinder lock, a cam member moved in the longitudinal direction along the axis by the rotational movement of the pin by allowing one side end surface to abut on the pin, a thumb-turn clutch 8 and an elastic member 11 for always energizing the thumb-turn clutch in the forward direction along the axis. This thumb-turn clutch 8 is a plate body moved in the longitudinal direction along the axis by abutting on the cam member, and a part of the plate body engages with and separates from an engaging part of the thumb-turn, and is fitted so as to integrally rotate with a driver for driving the dead bolt. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サムターン錠に係り、詳しくは、サムターンを空転させる構造を簡易にして組立コストや部品コストを抑制したサムターン錠に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来において、サムターン錠は、室内側からは例えばレバー式のサムターンを回動させるのみでデッドボルトをドア側端面から出没させて、施錠・解錠させるものが知られている。
【０００３】
前記サムターンにより容易に解錠等できることから、ドアに窓ガラスがあったり、ドア近辺に窓ガラスあったりすると、その窓ガラスを破って手等を差込み、サムターンを操作して外部から侵入されるおそれがある。よって、サムターン錠の防犯性を高めるために、サムターンと別個の錠前を装備して、施錠したデッドボルトを解錠できないように固定するものが提案されている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００１−１９３３２６号公報（第１頁乃至第４頁、第１図、第５図）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
かかる場合、デッドボルト固定用の錠前をサムターンと別個に装備すると、錠箱が大きくなり部品点数が多くなるので、サムターンを空転させる状態にすることで、防犯性を高めるものが提案されている。
【０００６】
しかしながら、サムターンにシリンダー錠を取り付けて、当該サムターンの空転・非空転の切替を前記シリンダー錠で行うようにする場合は、サムターンとデッドボルト用駆動手段との間に駆動伝達・切断用のクラッチを設ける必要がある。このクラッチの駆動伝達・切断の作用をさせるための構造が複雑になると、部品点数の増加を招いて製造コストや組立コストが嵩むことになる。本発明に係るサムターン錠は、このような課題を解決するために提案されたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明に係るサムターン錠の要旨は、室内側でサムターンを操作してデッドボルトをドア側端面から出没させ施錠・解錠するためのサムターン錠において、同軸心にして配設したサムターンとシリンダー錠との間に、当該シリンダー錠の内筒の回動により同方向に一体に回動されるピンと、前記ピンに片側端面が当接し、当該ピンの回動により前記軸心に沿って前後方向に移動されるカム部材と、前記カム部材に当接して前記軸心に沿って前後方向に移動される平板体であって、該平板体の一部が前記サムターンの係合部に係合・離脱し、デッドボルト駆動用のドライバーに一体となって回動するように嵌合されているサムターンクラッチと、前記サムターンクラッチを常に前記軸心に沿って前方向に付勢する弾性部材とからなるクラッチ機構が設けられていることである。
【０００８】
前記カム部材は、円筒体であり、その周壁面に軸心に沿って前後方向に移動させるためのガイド溝が設けられ、当該ガイド溝に係合してこのカム部材が前記軸心廻りに回転しないようにする規制ピンがシリンダー錠の外筒に植設されていることである。
【０００９】
本発明に係るサムターン錠によれば、サムターンを空転させるためのクラッチ機構が、少ない部品点数で構成される。よって、このサムターン錠の組立コストや製造コストが低減される。
【００１０】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るサムターン錠１について、図面を参照して説明する。図１（Ａ），（Ｂ）乃至図２に示すように、前記サムターン錠１は、室内側でサムターン５を操作してデッドボルト６をドア側端面から出没させ施錠・解錠するものであり、円筒状の前記サムターン５の軸心と同軸にして、シリンダー錠４が配設されている。錠前７は、ドアの外側からデッドボルト６を入出没させて施錠・解錠するものである。
【００１１】
前記シリンダー錠４は、このサムターン錠１の軸心を中心に回転する内筒２と、該内筒２を円筒状空間内に内包する外筒３とからなり、前記サムターン５によってデッドボルト６の施錠・解錠ができる非空転モードと、施錠・解錠ができない空転モードとに設定するためにある。よって、サムターン５とデッドボルト６との間に、当該サムターン５の回転を伝達させたり切断させたりするクラッチが設けられている。
【００１２】
前記クラッチの機構について説明する。前記シリンダー錠４は、図３乃至図４に示すように、タンブラーピン２ａによる公知のものである。このシリンダー錠４は、例えば、キー溝１２ａにキー１２を差し込んで（図４（Ｂ））、約９０度回転させ（同図（Ｃ））、その位置でキー１２を引き抜く（同図（Ｄ））ものである。また、前記内筒２の後端部には、半径方向において内筒外周面から先端部を突出させたピン２ｂが設けられている。このピン２ｂは、内筒２の回動とともに同方向に一体に回動される。
【００１３】
前記ピン２ｂは、サムターンクラッチ８を前後方向に移動させるために設けられた駆動用のピンである。そのピン２ｂとサムターンクラッチ８との関係を、図３及び図５を参照して説明する。前記ピン２ｂに片側端面が当接し当該ピン２ｂの回動により、前記軸心に沿って前後方向に移動されるカム部材９がある。
【００１４】
前記カム部材９は、図５に示すように、円筒体であり前記内筒２の後端部外側に摺動自在に嵌合される。その周壁面には、軸心に沿って前後方向に移動させるためのガイド溝９ａが設けられている。
【００１５】
更に、前端面には、テーパ部９ｂが設けられている。このテーパ部９ｂの底部９ｃと上部９ｄとの間を、前記ピン２ｂが移動することで、このカム部材９が、前後方向に移動されるものである。
【００１６】
また、図３に示すように、前記ガイド溝９ａに係合して、このカム部材９が前記軸心廻りに回転しないようにする規制ピン３ａが、シリンダー錠４の外筒３に、半径方向の内側に向けて植設されている。なお、図６に示すように、前記内筒２の後端部では、周方向に略９０度の範囲で切欠き部２ｃが設けられ、前記規制ピン３ａの先端部がこの切欠き部２ｃに侵入している。こうして、当該内筒２が軸心廻りに回動した際に、この内筒２の回動範囲を略９０度の範囲に規制するものである。
【００１７】
前記サムターンクラッチ８は、図３及び図７に示すように、前記カム部材９の後端面に当接して、前記軸心に沿って前後方向に移動される、所要厚さの平板体である。該平板体の一部が、半径方向の外側に所要幅で突出して係合腕８ａ，８ｂが形成されている。
【００１８】
前記係合腕８ａ，８ｂは、図８に示すように、サムターン５の後部側の内壁面に係合部として設けられた４箇所の凹部５ａのうち一対の凹部５ａ，５ａに嵌合して係合するものである。よって、サムターンクラッチ８が、前方向に移動して、前記凹部５ａに係合しているときは、サムターン５とサムターンクラッチ８とが一体に回転するようになる。
【００１９】
また、サムターンクラッチ８の中央部には、矩形状の貫通孔８ｃが設けられている。この貫通孔８ｃは、図９に示すドライバー１０の矩形状の突起１０ａに遊嵌される。前記ドライバー１０は、図３に示すように、框体１ａに回転自在に取り付けられ、該ドライバー１０に対して、前記サムターンクラッチ８が前後方向に移動自在で、且つ、軸心廻りには一体となって回動する。
【００２０】
図１０に示すコイルバネ１１が、前記サムターンクラッチ８を常に前記軸心に沿って前方向に付勢する弾性部材である。該コイバネ１１が、図３に示すように、前記サムターンクラッチ８と框体１ａとの間に設けられている。内筒２のピン２ｂによって強制的に後方に移動させられていたカム部材９がシリンダー錠のモード変更により前方に移動可能となると、それによって後方に押されていたサムターンクラッチ８が前方に移動可能となり、当該コイルバネ１１の付勢力によりサムターンクラッチ８が前方に移動され、係合腕８ａ，８ｂがサムターン５の係合部（凹部５ａ）に係合できるようになる。
【００２１】
このようにして、クラッチ機構が構成されている。なお、図３に示すように、前記サムターンクラッチ８と嵌合している前記ドライバー１０は、框体１ａに前記軸心と位置合わせして回転自在に支持されており、デッドボルト６を駆動しドア側端面から出入没させて、施錠・解錠させるものである。
【００２２】
以上のようにして成るサムターン錠１の使用方法について説明する。先ず、図１（Ａ）、図１１（Ａ）に示すように、例えば、シリンダー錠４のキー溝１２ａが縦になっている場合では、内筒２のピン２ｂが、カム部材９の底部９ｃに位置していて、該カム部材９が前方に移動しており、コイルバネ１１の付勢されたサムターンクラッチ８が前方に移動して、係合腕８ａ，８ｂが、サムターン５の凹部５ａに係合している。よって、サムターン５を時計方向又は反時計方向に回転させることで、デッドボルト６を出入没させて施錠・解錠させることのできる非空転モードになっている。この状態が、在宅モードである。
【００２３】
次に、図１１（Ｂ）に示すように、キー溝１２ａにキー１２を差し込んで、例えば、略９０度回転させる（図４（Ｂ）〜（Ｃ））。そして、回転させた状態でキーを引き抜く（同図（Ｄ））。これにより、前記ピン２ｂが、カム部材９の底部９ｃからテーパ部９ｂへ摺動して上部９ｄに至る。その作用により、カム部材９が、規制ピン３ａで規制されるガイド溝９ａに沿って後方に移動される。このカム部材９とともにサムターンクラッチ８も後方に移動され、コイルバネ１１が図示のように縮退する。
【００２４】
前記サムターンクラッチ８の後方移動により、係合腕８ａ，８ｂが前記凹部５ａからそれぞれ離隔して、係合解除される。こうして、サムターン５は時計方向・反時計方向に自由に空転し、ドライバー１０が回転操作されることがなく、デッドボルト６を操作できない。これが、空転モードであり、外部からの不正な操作を防止する外出モードである。なお、再び非空転モードにするには、図１１（Ｂ）に示す状態で、キー溝１２ａにキー１２を差し込んで、逆方向に略９０度回転させで元の位置に戻し、その位置でキーを抜けばよい（図１１（Ａ））。
【００２５】
前記シリンダー錠４による、在宅モードと外出モードとの切替状態を認識するには、図１２に示すように、キー溝１２ａが、縦であれば（同図（Ａ））非空転モードなので在宅モードであり、横であれば（同図（Ｂ））空転モードなので外出モードであることが判る。
【００２６】
【発明の効果】
上記説明したように、本発明に係るサムターン錠は、室内側でサムターンを操作してデッドボルトをドア側端面から出没させ施錠・解錠するためのサムターン錠において、同軸心にして配設したサムターンとシリンダー錠との間に、当該シリンダー錠の内筒の回動により同方向に一体に回動されるピンと、前記ピンに片側端面が当接当該ピンの回動により前記軸心に沿って前後方向に移動されるカム部材と、前記カム部材に当接して前記軸心に沿って前後方向に移動される平板体であって、該平板体の一部が前記サムターンの係合部に係合・離脱し、デッドボルト駆動用のドライバーに一体となって回動するように嵌合されているサムターンクラッチと、前記サムターンクラッチを常に前記軸心に沿って前方向に付勢する弾性部材とからなるクラッチ機構が設けられているので、サムターンの非空転モードと空転モードとのモード変更を簡易な構成で達成でき、組立コストや製造コストを低減させることができると言う優れた効果を奏するものである。
【００２７】
前記カム部材は、円筒体であり、その周壁面に軸心に沿って前後方向に移動させるためのガイド溝が設けられ、当該ガイド溝に係合してこのカム部材が前記軸心廻りに回転しないようにする規制ピンがシリンダー錠の外筒に植設されているので、シリンダー錠の内筒と外筒の間にコンパクトにカム部材を収めることができるようになり、部品点数が少なくなって、部品管理の容易なサムターン錠となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るサムターン錠１の正面図（Ａ）と、側面図（Ｂ）である。
【図２】同本発明に係るサムターン錠１の背面図（Ａ）と、図１（Ｂ）におけるＸ−Ｘ線に沿った断面図である。
【図３】同本発明に係るサムターン錠１の要部を示す縦側断面図（Ａ）と、その背面図（Ｂ）である。
【図４】同本発明に係るサムターン錠１における、シリンダー錠４の構成を示す断面図（Ａ）、このシリンダー錠４にキー１２を差し込んだ状態の断面図（Ｂ）、キー１２で略９０度回転させた状態の一部断面図（Ｃ）、キー１２を抜いた状態の断面図（Ｄ）である。
【図５】カム部材９の側面図（Ａ）と、縦断面図（Ｂ）と、背面図（Ｃ）である。
【図６】内筒２の平面図（Ａ）と、側面図（Ｂ）である。
【図７】サムターンクラッチ８の平面図（Ａ）と、正面図（Ｂ）と、側面図（Ｃ）である。
【図８】サムターン５の一部を破断して示す側面図（Ａ）と、背面図（Ｂ）である。
【図９】ドライバー１０の正面図（Ａ）と、平面図（Ｂ）である。
【図１０】コイルバネ１１の正面図である。
【図１１】本発明のサムターン錠１の使用状態で、非空転モード（在宅モード）の状態の断面図（Ａ）と、空転モード（外出モード）の状態の断面図（Ｂ）である。
【図１２】サムターン錠１におけるシリンダー錠４のキー溝１２ａの状態により、非空転モード（Ａ）と、空転モード（Ｂ）とを示す説明図（Ａ），（Ｂ）である。
【符号の説明】
１サムターン錠、１ａ框体、
２内筒、２ａタンブラーピン、
２ｂピン、２ｃ切欠き部、
３外筒、３ａ規制ピン、
４シリンダー錠、５サムターン、
５ａ凹部、６デッドボルト、
７錠前、８サムターンクラッチ、
８ａ，８ｂ係合腕、８ｃ貫通孔、
９カム部材、９ａガイド溝、
９ｂテーパ部、９ｃ底部、
９ｄ上部、１０ドライバー、
１１コイルバネ、１２キー、
１２ａキー溝。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a thumb-turn lock, and more particularly, to a thumb-turn lock in which a structure for spinning a thumb-turn is simplified to reduce assembly costs and component costs.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a thumb-turn lock that locks and unlocks a deadbolt from a door-side end face only by rotating, for example, a lever-type thumbturn from an indoor side.
[0003]
Since the unlocking can be easily performed by the thumb turn, if there is a window glass on the door or there is a window glass near the door, there is a possibility that the hand may be broken through the window glass, the hand may be inserted, and the thumb turn may be operated to enter from outside. There is. Therefore, in order to enhance the security of the Samturn lock, there has been proposed a lock equipped with a lock separate from the thumbturn so that the locked dead bolt cannot be unlocked (for example, see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2001-193326 A (Pages 1 to 4, FIGS. 1 and 5)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In such a case, if a lock for fixing the deadbolt is provided separately from the thumb turn, the lock box becomes large and the number of parts increases, so that it is proposed to improve the security by setting the thumb turn to idle.
[0006]
However, when a cylinder lock is attached to the thumb turn and idle / non-slip switching of the thumb turn is performed by the cylinder lock, a drive transmission / disconnection clutch is provided between the thumb turn and the dead bolt driving means. Must be provided. When the structure for transmitting and disconnecting the drive of the clutch is complicated, the number of parts is increased, and the manufacturing cost and the assembly cost are increased. The thumb-turn tablet according to the present invention has been proposed to solve such a problem.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the thumb-turn lock according to the present invention for solving the above-mentioned problem is that a thumb-turn lock for operating a thumb-turn on the indoor side to cause a dead bolt to protrude and retract from a door-side end face to lock and unlock the door is coaxially arranged. A pin which is integrally rotated in the same direction by the rotation of the inner cylinder of the cylinder lock between the provided thumb turn and the cylinder lock, and one end surface of the pin abuts on the pin, and the rotation of the pin causes the shaft center to rotate. A cam member which is moved in the front-rear direction along the axis, and a flat plate which is moved in the front-rear direction along the axis by contacting the cam member, and a part of the flat plate is engaged with the thumb-turn. A thumb-turn clutch engaged with and disengaged from the part and fitted so as to rotate integrally with a driver for driving the deadbolt, and constantly biases the thumb-turn clutch forward along the axis. Elasticity A clutch mechanism consisting of wood is that are provided.
[0008]
The cam member is a cylindrical body, and a guide groove for moving the cam member in the front-rear direction along the axis is provided on a peripheral wall surface thereof, and the cam member rotates around the axis by engaging with the guide groove. That is, a restricting pin to prevent this is implanted in the outer cylinder of the cylinder lock.
[0009]
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the thumb-turn lock which concerns on this invention, the clutch mechanism for idling a thumb-turn is comprised by a small number of parts. Therefore, the cost of assembling and manufacturing the thumb-turn lock is reduced.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, the thumb turn lock 1 according to the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIGS. 1 (A), 1 (B) and 2, the thumb-turn lock 1 locks and unlocks the dead bolt 6 by operating the thumb-turn 5 on the indoor side to protrude and retract from the door-side end face. A cylinder lock 4 is disposed coaxially with the axis of the cylindrical thumb turn 5. The lock 7 locks and unlocks the dead bolt 6 by moving the dead bolt 6 in and out from the outside of the door.
[0011]
The cylinder lock 4 includes an inner cylinder 2 that rotates about the axis of the thumb-turn lock 1 and an outer cylinder 3 that encloses the inner cylinder 2 in a cylindrical space. This is to set a non-slip mode in which locking and unlocking can be performed and a slip mode in which locking and unlocking cannot be performed. Therefore, a clutch is provided between the thumb turn 5 and the dead bolt 6 for transmitting and disconnecting the rotation of the thumb turn 5.
[0012]
The mechanism of the clutch will be described. As shown in FIGS. 3 and 4, the cylinder lock 4 is a known one using a tumbler pin 2a. In the cylinder lock 4, for example, the key 12 is inserted into the key groove 12a (FIG. 4B), rotated about 90 degrees (FIG. 4C), and the key 12 is pulled out at that position (FIG. 4D). )) At the rear end of the inner cylinder 2, there is provided a pin 2b whose tip projects from the outer peripheral surface of the inner cylinder in the radial direction. The pin 2b is integrally rotated in the same direction with the rotation of the inner cylinder 2.
[0013]
The pin 2b is a driving pin provided to move the thumb turn clutch 8 in the front-rear direction. The relationship between the pin 2b and the thumb turn clutch 8 will be described with reference to FIGS. There is a cam member 9 having one end face abutting on the pin 2b and being moved in the front-rear direction along the axis by the rotation of the pin 2b.
[0014]
As shown in FIG. 5, the cam member 9 is a cylindrical body, and is slidably fitted to the outside of the rear end of the inner cylinder 2. A guide groove 9a is provided on the peripheral wall surface for moving in the front-back direction along the axis.
[0015]
Further, a tapered portion 9b is provided on the front end surface. By moving the pin 2b between the bottom 9c and the top 9d of the tapered portion 9b, the cam member 9 is moved in the front-rear direction.
[0016]
As shown in FIG. 3, a regulating pin 3a that engages with the guide groove 9a to prevent the cam member 9 from rotating around the axis is provided on the outer cylinder 3 of the cylinder lock 4 in the radial direction. It is planted towards the inside. As shown in FIG. 6, a notch 2c is provided at a rear end of the inner cylinder 2 in a range of approximately 90 degrees in a circumferential direction, and a tip of the regulating pin 3a is provided in the notch 2c. Invading. Thus, when the inner cylinder 2 rotates around the axis, the rotation range of the inner cylinder 2 is restricted to a range of approximately 90 degrees.
[0017]
As shown in FIGS. 3 and 7, the thumb-turn clutch 8 is a flat body having a required thickness, which is moved in the front-rear direction along the axis, in contact with the rear end surface of the cam member 9. A part of the flat plate protrudes radially outward with a required width to form engaging arms 8a and 8b.
[0018]
As shown in FIG. 8, the engagement arms 8a and 8b are fitted into a pair of recesses 5a and 5a among four recesses 5a provided as engagement portions on the inner wall surface on the rear side of the thumb turn 5. It engages. Therefore, when the thumb turn clutch 8 moves forward and is engaged with the concave portion 5a, the thumb turn 5 and the thumb turn clutch 8 rotate integrally.
[0019]
A rectangular through hole 8c is provided in the center of the thumb turn clutch 8. The through hole 8c is loosely fitted to the rectangular projection 10a of the driver 10 shown in FIG. As shown in FIG. 3, the driver 10 is rotatably attached to the frame 1a, and the thumb turn clutch 8 is movable with respect to the driver 10 in the front-rear direction, and is integrally formed around the axis. And rotate.
[0020]
A coil spring 11 shown in FIG. 10 is an elastic member that constantly biases the thumb turn clutch 8 forward along the axis. The coil spring 11 is provided between the thumb turn clutch 8 and the frame 1a as shown in FIG. When the cam member 9 which has been forcibly moved backward by the pin 2b of the inner cylinder 2 can be moved forward by changing the mode of the cylinder lock, the thumb turn clutch 8 which has been pushed rearward can be moved forward. Thus, the thumb-turn clutch 8 is moved forward by the urging force of the coil spring 11, so that the engagement arms 8a and 8b can engage with the engagement portion (recess 5a) of the thumb-turn 5.
[0021]
Thus, the clutch mechanism is configured. As shown in FIG. 3, the driver 10 fitted to the thumb-turn clutch 8 is rotatably supported by the frame 1a in alignment with the axis, and drives the dead bolt 6. It is locked and unlocked by moving in and out of the door-side end face.
[0022]
A description will be given of a method of using the thumb turn lock 1 configured as described above. First, as shown in FIGS. 1A and 11A, for example, when the key groove 12 a of the cylinder lock 4 is vertical, the pin 2 b of the inner cylinder 2 is connected to the bottom 9 c of the cam member 9. , The cam member 9 is moved forward, the biased thumb-turn clutch 8 of the coil spring 11 is moved forward, and the engagement arms 8a, 8b are engaged with the recess 5a of the thumb-turn 5. I agree. Therefore, by rotating the thumb turn 5 clockwise or counterclockwise, the dead bolt 6 is moved in and out to lock and unlock the door. This state is the home mode.
[0023]
Next, as shown in FIG. 11B, the key 12 is inserted into the key groove 12a, and is rotated, for example, approximately 90 degrees (FIGS. 4B to 4C). Then, the key is pulled out while being rotated (FIG. 3D). Thus, the pin 2b slides from the bottom portion 9c of the cam member 9 to the tapered portion 9b to reach the upper portion 9d. By the action, the cam member 9 is moved rearward along the guide groove 9a regulated by the regulating pin 3a. The thumb turn clutch 8 is also moved rearward together with the cam member 9, and the coil spring 11 is retracted as shown.
[0024]
By the rearward movement of the thumb turn clutch 8, the engagement arms 8a and 8b are respectively separated from the concave portions 5a and disengaged. Thus, the thumb turn 5 freely rotates in the clockwise and counterclockwise directions, and the driver 10 is not rotated and the dead bolt 6 cannot be operated. This is the idling mode, which is an out-of-home mode for preventing unauthorized operation from outside. To return to the non-slip mode again, in the state shown in FIG. 11B, insert the key 12 into the key groove 12a, rotate it approximately 90 degrees in the opposite direction, return it to its original position, (FIG. 11A).
[0025]
In order to recognize the switching state between the home mode and the out-of-home mode by the cylinder lock 4, as shown in FIG. If it is horizontal ((B) in the figure), it is understood that it is the out-of-home mode because it is the idling mode.
[0026]
【The invention's effect】
As described above, the thumb-turn lock according to the present invention is a thumb-turn lock for operating the thumb-turn on the indoor side to cause the deadbolt to protrude and retract from the door-side end face to lock / unlock the thumb-turn lock arranged coaxially. A pin which is integrally rotated in the same direction by the rotation of the inner cylinder of the cylinder lock, and one end surface of the pin abuts on the pin, and the pin is rotated back and forth along the axis. A cam member that moves in a direction, and a flat plate body that moves in the front-rear direction along the axis while coming into contact with the cam member, and a part of the flat plate member engages with the engagement portion of the thumb turn. A thumb-turn clutch detached and fitted so as to rotate integrally with a driver for driving the deadbolt, and an elastic member that constantly biases the thumb-turn clutch forward along the axis. Become Since the latch mechanism is provided, it is possible to achieve a mode change between the non-idling mode and the idling mode of the thumb turn with a simple configuration, and it has an excellent effect that the assembly cost and the manufacturing cost can be reduced. .
[0027]
The cam member is a cylindrical body, and a guide groove for moving the cam member in the front-rear direction along the axis is provided on a peripheral wall surface thereof, and the cam member rotates around the axis by engaging with the guide groove. Since the control pin to prevent this is implanted in the outer cylinder of the cylinder lock, the cam member can be compactly stored between the inner cylinder and the outer cylinder of the cylinder lock, reducing the number of parts In addition, there is an effect that the thumb lock becomes easy to manage parts.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view (A) and a side view (B) of a thumb-turn tablet 1 according to the present invention.
FIG. 2 is a rear view (A) of the thumb-turn tablet 1 according to the present invention, and a cross-sectional view taken along line XX in FIG. 1 (B).
FIG. 3 is a longitudinal sectional view (A) showing a main part of the thumb turn lock 1 according to the present invention, and a rear view (B) thereof.
FIG. 4 is a sectional view (A) showing a configuration of a cylinder lock 4 in the thumb-turn tablet 1 according to the present invention, a sectional view (B) of a state in which a key 12 is inserted into the cylinder lock 4, and approximately 90 in the key 12; FIG. 7C is a partial cross-sectional view (C) in a state where the key 12 has been rotated, and FIG.
FIG. 5 is a side view (A), a longitudinal sectional view (B), and a rear view (C) of the cam member 9;
FIG. 6 is a plan view (A) and a side view (B) of the inner cylinder 2;
FIG. 7 is a plan view (A), a front view (B), and a side view (C) of the thumb turn clutch 8;
FIGS. 8A and 8B are a side view and a rear view, respectively, showing a part of the thumb turn 5 cut away.
FIG. 9 is a front view (A) and a plan view (B) of the driver 10;
FIG. 10 is a front view of the coil spring 11;
FIG. 11 is a sectional view (A) of a non-slip mode (home mode) and a sectional view (B) of a spin mode (out-of-home mode) in the use state of the thumb-turn tablet 1 of the present invention.
FIGS. 12A and 12B are explanatory diagrams (A) and (B) showing a non-idling mode (A) and an idling mode (B) according to the state of the key groove 12a of the cylinder lock 4 in the thumb-turn lock 1. FIGS.
[Explanation of symbols]
1 Samtern lock, 1a Frame,
2 inner cylinder, 2a tumbler pin,
2b pin, 2c notch,
3 outer cylinder, 3a regulating pin,
4 cylinder lock, 5 thumb turn,
5a recess, 6 deadbolt,
7 locks, 8 thumb turn clutch,
8a, 8b engaging arm, 8c through hole,
9 cam member, 9a guide groove,
9b taper part, 9c bottom part,
9d top, 10 drivers,
11 coil springs, 12 keys,
12a Keyway.

Claims

室内側でサムターンを操作してデッドボルトをドア側端面から出没させ施錠・解錠するためのサムターン錠において、
同軸心にして配設したサムターンとシリンダー錠との間に、当該シリンダー錠の内筒の回動により同方向に一体に回動されるピンと、
前記ピンに片側端面が当接し当該ピンの回動により前記軸心に沿って前後方向に移動されるカム部材と、
前記カム部材に当接して前記軸心に沿って前後方向に移動される平板体であって、該平板体の一部が前記サムターンの係合部に係合・離脱し、デッドボルト駆動用のドライバーに一体となって回動するように嵌合されているサムターンクラッチと、
前記サムターンクラッチを常に前記軸心に沿って前方向に付勢する弾性部材とからなるクラッチ機構が設けられていること、
を特徴とするサムターン錠。In the thumb turn lock for operating the thumb turn on the indoor side to make the dead bolt protrude and retract from the end face on the door side to lock and unlock,
A pin that is integrally rotated in the same direction by rotation of the inner cylinder of the cylinder lock, between the thumb turn and the cylinder lock arranged in a coaxial center,
A cam member having one end face abutting on the pin and being moved in the front-rear direction along the axis by rotation of the pin;
A flat plate which is moved in the front-rear direction along the axis in contact with the cam member, and a part of the flat plate is engaged / disengaged with the engaging portion of the thumb turn, and is used for driving a dead bolt. A thumb-turn clutch fitted so as to rotate integrally with the driver,
A clutch mechanism comprising an elastic member that constantly biases the thumb-turn clutch forward along the axis;
A Samtern tablet characterized by the following.

カム部材は、円筒体であり、その周壁面に軸心に沿って前後方向に移動させるためのガイド溝が設けられ、当該ガイド溝に係合してこのカム部材が前記軸心廻りに回転しないようにする規制ピンがシリンダー錠の外筒に植設されていること、
を特徴とする請求項１に記載のサムターン錠。The cam member is a cylindrical body, and a guide groove for moving the cam member in the front-rear direction along the axis is provided on the peripheral wall surface, and the cam member is engaged with the guide groove and does not rotate around the axis. That the regulating pin is implanted in the outer cylinder of the cylinder lock,
The tablet according to claim 1, characterized in that: