JP2004157809A - 販売データ処理装置、ポイント累計プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

販売データ処理装置、ポイント累計プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】同一加盟店における取引に際して発生したポイントのみを累計し、加盟店以外の店舗で発生したポイントの不正利用を防止する。
【解決手段】商品情報に基づく販売処理に関する販売金額に応じたポイントを算出し(ステップS19)、算出したポイントに関するポイント情報およびこのポイント情報の出所の同一性を示す識別情報がプリントされたポイントレシートから前記ポイント情報および前記識別情報を取得して(S20)、取得した識別情報に基づいてポイント情報の出所の同一性を判断する(S21)。出所の同一性があると判断した識別情報がプリントされたポイントレシートから取得したポイント情報に基づくポイントと算出したポイントとを加算し(S22)、加算したポイントに基づく新たなポイント情報およびこの新たなポイント情報の出所の同一性を示す識別情報をプリントしたポイントレシートを発行するようにした(S26)。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、販売データ処理装置、ポイント累計プログラムおよび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等では、販売促進のために、例えば、POS端末等を利用して、取引毎に取引内容に応じたポイントを発生させ、このポイントを利用して各種サービスを行なうポイントシステムを導入している店舗がある。
【0003】
このようなポイントシステムでは、例えば、取引に際して発生したポイントを、ポイントカード等の可搬性を有する記憶媒体に充填するようにした技術がある。
【0004】
しかし、ポイントをポイントカード等の可搬性を有する記憶媒体に充填するようにした技術では、ポイントカードの充填を行なう専用端末が必要となる。また、このような技術では、発生したポイントをいつでも充填できるように、顧客がポイントカードを常時携帯していなくてはならず、現在ポイントカードに充填されている残高がゼロ円である場合にも、ポイントカードを常時携帯していなくてはならないという不具合がある。
【0005】
このため、例えば、取引毎に取引内容に応じたポイントをバーコードとして印字したレシートを発行することに加えて、レシートに印字されたバーコードを読み取ることによりバーコード化されたポイントを随時累計するとともに累計したポイントをバーコードとして新たに印字したレシートを発行するようにした技術がある(例えば、特許文献1参照)。このような技術では、ポイントカードの充填を行なう専用端末やポイントカード等を導入することなく、顧客に対する利益還元のためのポイントシステムを導入することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−235440号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した特開平8−235440号公報に開示されているポイントシステムを、単一の店舗のみならず、例えば、商店街における複数の店舗間で共通化して使用するような運用形態をとっている場合、上述した技術では、市町村が異なる等、別の商店街で同様のポイントシステムを採用していると、ある商店街で発生したポイントがこの商店街とは異なる商店街で不正に利用されてしまうことが考えられる。
【0008】
このような場合、ある商店街の活性化およびこの商店街の利用客に対する利益還元を目的としているにも拘わらず、十分な顧客囲い込み効果を期待することができないばかりか、不正に利用されたポイントによって却って損害を被ることも心配される。
【0009】
本発明の目的は、同一加盟店における取引に際して発生したポイントのみを累計し、加盟店以外の店舗で発生したポイントの不正利用を防止することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の販売データ処理装置(例えばPOS端末)は、商品情報(例えば単価や商品名)に基づく販売処理を実行する販売処理手段と、前記販売処理に関する販売金額に応じたポイントを算出する販売ポイント算出手段と、算出したポイントに関するポイント情報およびこのポイント情報の出所の同一性を示す識別情報(例えば加盟店情報)がプリントされたポイントレシートから前記ポイント情報および前記識別情報を取得する情報取得手段(例えばバーコードスキャナやキーボード)と、取得した前記識別情報に基づいて前記ポイント情報の出所の同一性を判断する同一性判断手段と、出所の同一性があると判断した前記識別情報がプリントされた前記ポイントレシートから取得した前記ポイント情報に基づくポイントと算出したポイントとを加算するポイント累計手段と、加算したポイントに基づく新たな前記ポイント情報およびこの新たなポイント情報の出所の同一性を示す前記識別情報をプリントした前記ポイントレシートを発行するポイントレシート発行手段と、を具備する。
【0011】
したがって、別の取引における販売処理で発生したポイントのうち出所の同一性があるポイントのみを加算したポイントに関するポイント情報をプリントしたポイントレシートを発行することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図1ないし図6に基づいて説明する。本実施の形態は、販売データ処理装置としてPOS端末への適用例を示す。
【0013】
図1は、POS端末を示す外観斜視図である。オペレータの立ち位置を図1中手前側とすると、POS端末1は、オペレータの立ち位置側から見て右側上方に設けられて取引情報等をオペレータ側に表示するディスプレイ2と、ディスプレイ2の背面側に立設されて取引情報等を客側に表示する客側ディスプレイ3とを備えている。さらに、POS端末1は、オペレータの立ち位置側から見てディスプレイ2の左側方に、後述する各種レシート(図7および図8参照)を発行するレシート発行口4、および、ジャーナル窓5を備えている。
【0014】
POS端末1の上面であり、オペレータの立ち位置側から見てレシート発行口4およびジャーナル窓5の右側は、オペレータによる操作を受け付ける操作領域6とされている。この操作領域6には、図示しない鍵によってPOS端末1の動作モードを切り替え操作するコントロールキー7や、各種のキーが集合するキーボード8が設けられている。
【0015】
コントロールキー7は、オペレータによる鍵の切り替え操作によって、POS端末1の動作モードを、設定,登録,精算等に切り替え設定する。登録モードは、POS端末1に対して、取引に際して入力されるPLUコード、部門コード、販売点数および販売金額等の各種データを記憶し、記憶した各種データに基づいてレシート用紙およびジャーナル用紙へのプリントを可能とする動作モードである。精算モードは、POS端末1に対して、後述する販売データ処理により記憶させたPOS端末1単位での売上合計金額等のプリントを可能とする動作モードである。一般的に、精算モードは、一日の業務終了時に行われる精算業務に際して設定される。設定モードは、POS端末1に対して、登録モードや精算モードの設定下で実行する各種処理に際して必要となる各種の設定データの設定を可能とする動作モードである。設定モードの設定下で設定可能な設定データとしては、例えば、後述する販売データ処理に際して発行する各種レシート(図7および図8参照)にプリントするコマーシャルp6,s6、PLU(Price Look Up)コードに対応付ける商品名や単価等がある。また、本実施の形態では、後述する販売データ処理に際して参照される対ポイント情報やサービス金額情報s3(図8参照)を、設定モードの設定下で設定することが可能である。
【0016】
キーボード8は、図2に示すように、PLUコードや金額、販売数量等を入力するための置数キー9、商品の部門コードを入力する部門キー10、小計算出を宣言する小計キー11、売上処理において現金による締めを宣言するための預/現計キー12等を備えている。また、キーボード8は、後述する販売データ処理に際して操作されるポイントキー13を備えている。
【0017】
加えて、POS端末1には、コード化データとしてのバーコード(図7および図8参照)を光学的に読み取るための情報取得手段としてのバーコードスキャナ14、および、POS端末1の下側に配置されて引出し15内に金銭等を収納保持するドロワ16が接続されている。
【0018】
次に、POS端末1に内蔵された各部およびPOS端末1に接続される各部の電気的接続について図3を参照して説明する。図3は、POS端末1に内蔵された各部およびPOS端末1に接続される各部の電気的接続を示すブロック図である。POS端末1は、コンピュータとしてのマイクロコンピュータ(Microcomputer:以下、マイコンという)20を内蔵し、このマイコン20が各部を駆動制御する。マイコン20は、各部を集中的に制御するCPU(Central ProcessingUnit)21に、アドレスバス、データバス等のバスライン22を介して、起動プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)23と、売上バッファやプリントバッファ等の各種バッファや各種データを書き換え自在に格納するワークメモリ120(図6参照)が確保されたRAM(Random Access Memory)24と、が接続されて構成されている。
【0019】
RAM24は、少なくとも一部が、図示しないバッテリによってバックアップされており、バッテリによってバックアップされている領域には、図示しないPLUファイル、売上ファイルに加えて、ポイント処理テーブル100(図4参照)等が格納されている。
【0020】
特に図示しないが、PLUファイルは、部門コード、商品名、単価等の商品情報を、PLUコードにそれぞれ対応付けて記憶するファイル構造を備えている。
【0021】
同様に、図示を省略するが、売上ファイルは、後述する取引メモリ100に記憶された一取引の情報を取引毎に記憶するファイル構造を備える。
【0022】
ポイント処理テーブル100は、図4に示すように、いくら分の販売金額に対して何ポイントが発生するかを示す対ポイント金額情報が設定される対ポイント金額情報エリア101と、満点すなわち後述するサービスレシートRsを発行するポイント数を示すサービスポイント情報としての満点ポイント情報が設定される満点ポイント情報エリア102とが確保されたファイル構造を備えている。このため、本実施の形態では、満点ポイント情報エリア102によってサービスポイント記憶手段およびサービスポイント記憶機能が実現される。
【0023】
ポイント処理テーブル100における対ポイント金額情報および満点ポイント情報は、キーボード8の操作によって、オペレータが任意の値を変更自在に設定することができる。本実施の形態では、1ポイントを生成する販売金額を対ポイント金額情報として設定することができ、図4では1ポイントを生成する販売金額として「100円」が設定されている。また、図4では、100ポイントを満点ポイントとし、後述する販売データ処理に際して累計したポイントが満点ポイントに到達すると500円の値引きを行なうサービス情報としてのサービス金額情報s3が設定されている。すなわち、満点ポイント情報エリア102は、サービスポイント情報としての満点ポイント情報と、サービス情報としてのサービス金額情報s3とを対応付けて記憶する。
【0024】
また、RAM24には、後述する販売データ処理に際して、取引に関する取引情報を記憶する取引メモリ110(図5参照)や、ワークメモリ120(図6参照)等が格納されている。
【0025】
図5は、取引メモリ110におけるデータ構造を模式的に示す説明図である。取引メモリ110は、各取引で販売した商品のPLUコードやこれに対応付けられた商品情報および販売個数等を対応づけて記憶する販売情報エリア111、販売情報エリア111に示される取引における値引き等のサービス情報を記憶するサービス情報エリア112、サービス情報を加味した一取引におけるトータルの売上金額を記憶する売上金額エリア113、および、決済の種類を記憶する決済分類エリア114に分類されている。取引メモリ110に記憶される各種データは、取引毎に更新記憶される。すなわち、取引メモリ110には、最新の取引情報が記憶される。
【0026】
図6は、ワークメモリ120におけるデータ構造を模式的に示す説明図である。ワークメモリ120には、加盟店情報エリア121、ポイントコマーシャルエリア122、ポイントレシート名称エリア123、サービスコマーシャルエリア124、サービスレシート名称エリア125、累計ポイント計算エリア126、直前売上げ合計額セーブエリア127等が確保されている。
【0027】
加盟店情報エリア121は、POS端末1が設置されている店舗が加盟する識別情報としての加盟店情報p2(図7および図8参照)を記憶する。
【0028】
ポイントコマーシャルエリア122は、後述するポイントレシートRp(図7参照)の発行に際して印字するコマーシャルp6を記憶する。
【0029】
ポイントレシート名称エリア123は、後述する販売データ処理に際してポイントレシートRpを発行する場合に、ポイントコマーシャルエリア122に記憶されたコマーシャルp6とともにプリントされて、ポイントレシートRpであることを示すレシート名称p5を記憶する。
【0030】
サービスコマーシャルエリア124は、後述するサービスレシートRs(図8参照)の発行に際して印字するコマーシャルs6を記憶する。
【0031】
サービスレシート名称エリア125は、後述する販売データ処理に際してサービスレシートRsを発行する場合に、サービスコマーシャルエリア124に記憶されたコマーシャルs6とともにプリントされて、サービスレシートRsであることを示すレシート名称s5を記憶する。
【0032】
累計ポイント計算エリア126は、後述する販売データ処理に際して用いられ、後述する販売データ処理において加算したポイントに関するポイント情報を記憶する。
【0033】
直前売上げ合計額セーブエリア127は、後述する販売データ処理に際して参照されて、取引メモリ110の売上金額エリア113に記憶される最新の取引における売上金額に関する売上金額情報を記憶する。
【0034】
加えて、RAM24には、後述する販売データ処理やポイント設定処理を実行するポイント累計プログラムが格納されている。このため、本実施の形態では、RAM24によってコンピュータの記憶装置が実現されている。
【0035】
特に図示しないが、本実施の形態のRAM24に記憶されるポイント累計プログラムは、フレキシブルディスク等の可搬性を有する図示しないメディアに記憶されたプログラムを、POS端末1が備えるFDドライブ等の図示しない読取装置を用いてインストールすることにより記憶されている。このため、本実施の形態では、フレキシブルディスク等の可搬性を有するメディアによって記憶媒体が実現されている。なお、記憶媒体を実現する可搬性を有するメディアは、フレキシブルディスクに限るものではなく、例えは、CD−ROM、光磁気ディスク等公知の各種の可搬性を有するメディアであってもよい。また、フレキシブルディスク以外のメディアを記憶媒体として用いて、該メディアに記憶されたポイント累計プログラムをPOS端末1にインストールする場合には、該メディアに記憶されたポイント累計プログラムの読み取りが可能な読取装置を用いる。
【0036】
ポイント累計プログラム以外のプログラムで、ROM23に格納された制御プログラムは、POS端末1の起動時に、RAM24に書き込まれる。これによって、マイコン20による各部の駆動制御が可能な状態となる。
【0037】
マイコン20によって駆動制御される各部について図3を参照して以下に説明する。
【0038】
ディスプレイ2は、表示制御回路25を介してバスライン22に接続され、マイコン20からの表示データが表示制御回路25に入力されると、表示制御回路25に駆動されて所定事項を表示する。
【0039】
客側ディスプレイ3は、客側表示制御回路26を介してバスライン22に接続され、マイコン20からの客側表示データが客側表示制御回路26に入力されると、客側表示制御回路26に駆動されて所定事項を表示する。
【0040】
コントロールキー7は、コントロールキー入力回路27を介してバスライン22に接続され、コントロールキー入力回路27の動作によって切り替え位置に応じた信号をマイコン20に入力する。マイコン20は、コントロールキー7からの出力信号に応じて、POS端末1の動作モードを登録モード、設定モード、精算モード等の各動作モードに設定する。
【0041】
キーボード8は、キーボード入力回路28を介してバスライン22に接続され、キーボード入力回路28の動作によって操作されたキーに応じた信号をマイコン20に入力する。
【0042】
バーコードスキャナ14は、スキャナ入力回路29を介してバスライン22に接続され、スキャナ入力回路29の動作によって読み取ったPLUコードのデータをマイコン20に送信する。
【0043】
また、POS端末1には、マイコン20によって駆動制御されるプリント手段としてのサーマルプリンタ30が内蔵されている。このサーマルプリンタ30は、プリンタ制御回路31を介してバスライン22に接続され、マイコン20からのプリントデータがプリンタ制御回路31に入力されると、プリンタ制御回路31に駆動されてレシート用紙やジャーナル用紙に所定事項をプリントする。さらに、このサーマルプリンタ30には、マイコンによって駆動制御されてレシート用紙を所定の位置で切断する図示しないカッタ部が内蔵されている。このカッタ部の動作により、サーマルプリンタ30は、所定事項をプリントしたレシート用紙をポイントレシートRpやサービスレシートRs(図7および図8参照)として発行する機能を発揮する。
【0044】
ここで、後述する販売データ処理に際して発行されるポイントレシートRpおよびサービスレシートRsについて図7および図8を参照して説明する。ここで、ポイントレシートRpおよびサービスレシートRsは、後述する販売データ処理に際して、取引内容を示す通常のレシートとは別に発行されるレシートである。
【0045】
ポイントレシートRpには、図7に示すように、このポイントレシートRpを発行した日付情報p1や加盟店情報p2に加えて、このポイントレシートRpを発行するまでに加算されたポイント情報p3等がプリントされている。加盟店情報p2は、加盟店情報p2をバーコードの形態にコード化した加盟店コードpc、および、加盟店コードpcの置数キー9による入力を可能とする数字情報pfによって表わされている。また、ポイント情報p3は、ポイント情報p3をバーコードの形態にコード化したポイントコードpt、および、ポイントを視覚的に表わす数値情報pmによって表わされている。
【0046】
また、ポイントレシートRpには、このポイントレシートRpを発行した店舗のロゴp4や、ポイントレシートRpであることを示す名称情報p5、このポイントレシートRpのコマーシャルp6、ポイントレシートRp発行時の担当者情報p7、ポイントレシートの一連番号情報p8等がプリントされている。
【0047】
サービスレシートRsには、図8に示すように、このサービスレシートを発行した日付情報s1や加盟店情報p2に加えて、このサービスレシートRsによって値引き可能なサービス金額情報s3等がプリントされている。加盟店情報p2は、ポイントレシートRpと同様に、加盟店情報p2をバーコードの形態にコード化した加盟店コードpc、および、加盟店コードpcの置数キー9による入力を可能とする数字情報pfによって表わされている。また、サービス金額情報s3は、サービス金額情報s3をバーコードの形態にコード化したサービス金額コードscおよびサービス金額を視覚的に表わす数値情報smによって表わされている。
【0048】
また、サービスレシートRsには、ポイントレシートRpと同様に、このサービスレシートRsを発行した店舗のロゴs4や、サービスレシートRsであることを示す名称情報s5、このサービスレシートRsのコマーシャルs6、サービスレシートRs発行時の担当者情報7、サービスレシートRsの一連番号情報s8等がプリントされている。
【0049】
加えて、POS端末1とは別体で設けられたドロワ16も、マイコン20によって駆動制御される。ドロワ16は、ドロワ制御回路32によりON/OFF駆動されるソレノイド(図示せず)を備えている。ドロワ制御回路32は、マイコン20からの開放信号に応じてソレノイドをON/OFF駆動することによりドロワ16の引出し15の開放またはロックを行なう。
【0050】
ここで、オペレータによるキーボード8の操作によって、ポイント処理テーブル100における対ポイント金額情報および満点ポイント情報の各値を設定するポイント設定処理について図9を参照して説明する。図9は、RAM24に格納されたポイント累計プログラムに基づいてCPU21が実行するポイント設定処理について概略的に説明するフローチャートである。ポイント設定処理は、コントロールキー7の操作により設定モードが設定されている場合に実行可能である。
【0051】
ポイント設定処理は、まず、コントロールキー7の操作により設定モードが設定されている状況下で、キーボード8の操作によりポイント設定処理の実行が宣言されたか否かを判断し(ステップS1)、ポイント設定処理の実行が宣言された場合には(S1のY)、対ポイント金額情報や満点ポイント情報の設定を行なわせる操作ガイダンスをディスプレイ2に表示させる(S2)。
【0052】
オペレータは、ディスプレイ2に表示される操作ガイダンスにしたがって、キーボード8を操作することにより、対ポイント金額情報や満点ポイント情報を設定し、設定が完了するとキーボード8における所定のキー操作を行なうことにより設定が完了したことを宣言する。
【0053】
そして、設定が完了したことが宣言されるまで待機し(S3)、設定完了の宣言があった場合に(S3のY)、設定された対ポイント金額情報や満点ポイント情報をポイント処理テーブルに設定して(S4)、処理を終了する。ここに、対ポイント金額設定手段および対ポイント金額設定機能が実現される。
【0054】
なお、説明を省略するが、コントロールキー7の操作により設定モードが設定されている状況下で、ポイント設定処理以外の処理の実行が宣言された場合(S1のN)、指定された処理を実行する。
【0055】
次に、RAM24に格納されたポイント累計プログラムに基づいてCPU21が実行する販売データ処理について図10を参照して説明する。図10に示す販売データ処理は、コントロールキー7の操作により、POS端末1の動作モードが登録モードに設定されている場合に実行される。
【0056】
販売データ処理では、バーコードスキャナ14によるバーコードの読み取りがあったと判断するまで(S11のN)、または、預/現計キー12の操作があったと判断するまで(S15のN)待機しており、バーコードスキャナ14によるバーコードの読み取りがあったと判断した場合には(S11のY)、読み取ったバーコードがPLUコードであるか否かを判断する(S12)。
【0057】
読み取ったバーコードがPLUコードであると判断した場合(S12のN)、読み取ったバーコードがPLUコードであると判断してPLU処理を行なう(S27)。ここに、販売処理手段としての機能が実行される。
【0058】
公知の技術であるため説明を省略するが、ステップS27で実行するPLU処理では、図示しないPLUファイルを参照して、読み取ったバーコードから取得されるPLUコードに対応する商品情報を取得し、取得した商品情報に基づく販売データをRAM24の取引メモリ110の販売情報エリア111に記憶し、ここまでの小計金額を算出する。また、読み取ったPLUコードに基づいて取得される単価あるいは小計金額等の情報をディスプレイ2や客側ディスプレイ3に表示させる。
【0059】
ところで、販売データ処理の実行に際して、顧客からサービスレシートRsの提示があった場合、オペレータは、バーコードスキャナ14によって、サービス金額コードscを読み取った後に、加盟店コードpcを続けて読み取る。このため、本実施の形態のPOS端末1に対しては、バーコードスキャナ14によるバーコードの読み取りによって、サービス金額コードscも入力される。
【0060】
読み取ったバーコードがPLUコードではないと判断した場合には(S12のY)、読み取ったバーコードがサービス金額コードscであると判断し、このサービス金額コードscに続いて読み取った加盟店コードpcに基づく加盟店情報p2と、取引を行なっている店舗の加盟店情報p2との同一性を判断する(S13)。
【0061】
なお、本実施の形態では、販売データ処理の実行に際して、サービス金額コードscを読み取った後に、加盟店コードpcを続けて読み取るものとしたが、これに限るものではなく、例えば、ステップS12でサービス金額コードscであると判断した後に、「加盟店コードを読み取ってください」等のメッセージをディスプレイ2に表示させ、加盟店コードpcを読み取らせるようにしてもよい。
【0062】
読み取った加盟店コードpcに基づく加盟店情報p2と取引を行なっている店舗の加盟店情報p2とが等しいと判断した場合(S13のY)、読み取ったサービス金額コードscから取得されるサービス金額情報s3に基づいて、取引メモリ110に一時的に登録されている売上合計金額から、サービス金額コードscより取得されるサービス金額情報s3に基づくサービス金額を減算する値引き処理を行ない(S14)、預/現計キー12の操作があったと判断するまで(S15のN)、ステップS11からステップS14までの処理、または、ステップS27の処理を繰り返す。
【0063】
預/現計キー12の操作があったと判断した場合(S15のY)、RAM24の取引メモリ110に記憶した販売データに基づいて締め処理を行なう(S16)。
【0064】
公知の技術であるため説明を省略するが、ステップS16で実行する締め処理は、ステップS11からステップS14までの処理で取引メモリ110に記憶された各種データを図示しない売上ファイルに記憶するとともに、この販売データと入力された預かり金額とに基づいて、必要に応じて釣り銭金額を算出し、算出した釣り銭金額等の情報をディスプレイ2や客側ディスプレイ3に表示させる。
【0065】
続いて、ステップS5で預/現計キー12の操作があったと判断するまでにポイントキー13の操作があったか否かを判断する(S17)。
【0066】
ここで、本実施の形態では、POS端末1を用いた取引に際して、顧客により前回以前の取引における販売データ処理の実行により発行したポイントレシートRpの提示があった場合、オペレータは預/現計キー12を操作する前までにポイントキー13を操作するものとする。なお、ポイントキー13の操作タイミングは預/現計キー12を操作する前までに限定するものではなく、預/現計キー12が操作された後であってもよい。このような場合、どの取引における販売データ処理の実行に対してポイントを発行するかを特定できるように、一例として、預/現計キー12が操作されてから所定時間が経過するまでにポイントキー13を操作させるようにしてもよい。
【0067】
また、ポイントキー13を操作した場合、オペレータは、バーコードスキャナ14によって、顧客が提示したポイントレシートRpにプリントされている加盟店コードpcおよびポイントコードptを続けて読み取るものとする。本実施の形態では、バーコードスキャナ14による加盟店コードpcおよびポイントコードptの読み取りは預/現計キー12の操作以前に限定するものではなく、預/現計キー12が操作されてから所定時間が経過するまでに読み取られるものであればよい。
【0068】
預/現計キー12の操作があったと判断するまでにポイントキー13の操作があったと判断した場合には(S17のY)、取引メモリ110を参照して、この預/現計キー12の操作の直前の取引における売上合計金額を販売金額として取得し(S18)、図4に示すポイント処理テーブル100を参照して、取得した販売金額に応じたポイントを算出する(S19)。ここに、販売ポイント算出手段および販売ポイント算出機能が実現される。
【0069】
その後、所定時間が経過したと判断するまでにバーコードスキャナ14によるサービス金額コードscの読み取りがあったと判断した場合(S28のNかつS20のY)、サービス金額コードscに続いて読み取った加盟店コードpcに基づく加盟店情報p2と、加盟店情報エリア121を参照して取得される加盟店情報p2との同一性を判断する(S21)。ここに、同一性判断手段としての機能が実行される。
【0070】
サービス金額コードscに続いて読み取った加盟店コードpcに基づく加盟店情報p2と、POS端末1が属する加盟店の加盟店情報p2との同一性があると判断した場合には(S21のY)、ステップS29で変換したポイントとポイントキー13の操作後に読み取ったポイントコードptから取得されるポイントとを加算する(S22)。ここに、ポイント累計手段およびポイント累計機能が実現される。
【0071】
ポイント処理テーブル100を参照して、ステップS22で算出したポイントが満点ポイントに到達しているか否かを判断し(S23)、ステップS22で算出したポイントがサービスポイントに到達していると判断した場合には(S23のY)、プリンタ制御回路31によってサーマルプリンタ30を駆動して、図8に示すサービスレシートRsを発行する(S24)。ここに、サービスレシート発行手段およびサービスレシート発行機能が実現される。
【0072】
また、ステップS22で算出したポイントからサービスポイントを減算して残りポイントを算出し(S25)、プリンタ制御回路31によってサーマルプリンタ30を駆動して、算出した残りポイントをポイントとしたポイントレシートRpを発行する(S26)。ここに、ポイントレシート発行手段およびポイントレシート発行機能が実現される。
【0073】
なお、ステップS23で、ステップS22で算出したポイントがサービスポイントに到達していないと判断した場合は(S23のN)、ステップS26に進む。
【0074】
また、ステップS21で、ポイントキー13の操作後に読み取った加盟店コードpcが同一の加盟店コードpcではないと判断した場合(S23のN)、および、所定時間が経過したと判断するまでにバーコードスキャナ14によるポイントコードptの読み取りがあったと判断した場合(S20のNかつS28のY)、エラー発生と判断して所定のエラー処理を実行する。
【0075】
さらに、ステップS17で、預/現計キー12の操作があったと判断するまでにポイント処理キーの操作はないと判断した場合(S17のN)、そのまま処理を終了する。
【0076】
本実施の形態によれば、顧客管理等を目的として格別複雑なシステムを構築する等設備投資の負担をかけることなく、同一加盟店における取引に際して発生したポイントのみを累計することができ、加盟店以外の店舗で発生したポイントの不正利用を防止することができる。
【0077】
なお、本実施の形態では、加盟店情報p2およびポイント情報p3をバーコードの形態にコード化した加盟店コードpcおよびポイントコードptとしたが、これに限るものではなく、加盟店情報p2およびポイント情報p3を2次元コードの形態にコード化した加盟店コードpcおよびポイントコードptとしてもよい。
【0078】
また、本実施の形態では、加盟店情報p2およびポイント情報p3をそれそれ別個にコード化したが、これに限るものではなく、例えば、2次元コードを採用することにより加盟店情報p2およびポイント情報p3を組み合せてコード化した単一のコード化データとしてもよい。この場合、バーコードスキャナ14に代えて、2次元コードの読み取りが可能な図示しないマルチコードスキャナを用いる。なお、マルチコードスキャナについては公知の技術であるため説明を省略する。
【0079】
このように本実施の形態においては、100ポイントに設定された満点ポイント情報とサービス金額情報s3とを対応付けて記憶し、加算したポイントが満点ポイント情報に基づく満点ポイントに到達したか否かを判断し、満点ポイントに到達した場合に満点ポイント情報に対応付けられたサービス金額情報s3およびこのサービス金額情報s3の出所の同一性を示す加盟店情報p2をプリントしたサービスレシートRsを発行するとともに満点ポイントに到達したポイントから満点ポイントを減算することに加えて、満点ポイントを減算したポイントに関する新たなポイント情報p3をプリントしたポイントレシートRpを発行するため、別の取引における販売処理で発生したポイントのうち出所の同一性がある(同一加盟店で発生した)ポイントのみを加算することによる付加価値を一層明確にすることができ、同一加盟店における顧客の囲い込み効果を期待することができる。
【0080】
また本実施の形態においては、ポイントを生成する販売金額、すなわち、対ポイント金額を変更自在に設定することができるため、例えば、セール期間中、タイムサービス中の対ポイント金額を通常時の対ポイント金額と異ならせる等、運用形態を多様化することができ、これによっても同一加盟店における顧客の囲い込み効果を期待することができる。
【0081】
また本実施の形態においては、ポイント情報p3および加盟店情報p2をバーコードの形態にコード化したポイントコードptおよび加盟店コードpcをプリントしたポイントレシートRpを発行するため、加盟店情報p2、ポイント情報p3の入力を、バーコードスキャナ14により行なうことができ、これによって加盟店情報p2、ポイント情報p3の入力作業を容易化することができる。
【0082】
また本実施の形態においては、サービス情報s3および加盟店情報p2をバーコードの形態にコード化したサービス金額コードscおよび加盟店コードpcをプリントしたポイントレシートRpを発行するため、加盟店情報p2、サービス金額情報s3の入力を、バーコードスキャナ14により行なうことができ、これによって加盟店情報p2、サービス金額情報s3の入力の入力作業を容易化することができる。
【0083】
なお、加盟店情報p2、ポイント情報p3、サービス情報s3はバーコードの形態ではなく2次元コードとすることも可能であるため、加盟店情報p2とポイント情報p3またはサービス情報s3とを単一の2次元コードとしてコード化することができ、バーコードスキャナ14に代えて2次元コードの読み取りが可能なマルチコードスキャナを用いることによって加盟店情報p2とポイント情報p3またはサービス情報s3との入力作業をより容易化することができる。
【0084】
また本実施の形態によれば、商品情報に基づくPLU処理を実行し、プリントデータに基づくプリントを行なうサーマルプリンタ30とを具備するPOS端末1が備えるマイコン20のRAM24に、このマイコン20に、PLU処理に関する販売金額に応じたポイントを算出する販売ポイント算出機能と、算出したポイント情報p3およびこのポイント情報p3の出所の同一性を示す加盟店情報p2がプリントされたポイントレシートRpからポイント情報p3および加盟店情報p2を取得する情報取得機能と、取得した加盟店情報p2に基づいて、出所の同一性があると判断した加盟店情報p2がプリントされたポイントレシートRpから取得したポイント情報p3に基づくポイントと算出したポイントとを加算するポイント累計機能と、加算したポイントに基づく新たなポイント情報p3およびこの新たなポイント情報p3の出所の同一性を示す加盟店情報p2をプリントしたポイントレシートRpをサーマルプリンタ30に発行させるポイントレシート発行機能と、を実行させるポイント累計プログラムをインストールしているため、顧客管理等を目的として格別複雑なシステムを構築する等設備投資の負担をかけることなく、同一加盟店における取引に際して発生したポイントのみを累計することができ、加盟店以外の店舗で発生したポイントの不正利用を防止することができる。
【0085】
また本実施の形態によれば、上記機能に加えて、100ポイントに設定された満点ポイント情報とサービス金額情報s3とを対応付けて記憶するサービスポイント記憶機能と、加算したポイントが満点ポイント情報に基づく満点ポイントに到達した場合に満点ポイント情報に対応付けられたサービス金額情報s3およびこのサービス金額情報s3の出所の同一性を示す加盟店情報p2をプリントしたサービスレシートRsを発行するサービスレシート発行機能と、満点ポイントに到達したポイントから満点ポイントを減算するポイント減算機能と、をマイコン20に実行させ、上述のポイントレシート発行機能により、満点ポイントを減算したポイントに関する新たなポイント情報p3をプリントしたポイントレシートRpを発行させるポイント累計プログラムをインストールしているため、別の取引における販売処理に際して発生したポイントのみを加算することによる付加価値を一層明確にすることができ、同一加盟店における顧客の囲い込み効果を期待することができる。
【0086】
また本実施の形態によれば、上記機能に加えて、ポイントを生成する販売金額を変更自在に設定する対ポイント金額設定機能をマイコン20に実行させるポイント累計プログラムをインストールしているため、例えば、セール期間中、タイムサービス中の対ポイント金額を通常時の対ポイント金額と異ならせる等、運用形態を多様化することができ、これによっても同一加盟店における顧客の囲い込み効果を期待することができる。
【0087】
また本実施の形態によれば、サーマルプリンタ30に対して、ポイント情報p3および加盟店情報p2をコード化したバーコードの形態にコード化したポイントコードpt、加盟店コードpcをプリントしたポイントレシートRpを発行させるポイント累計プログラムをインストールしているため、加盟店情報p2、ポイント情報の入力を、バーコードスキャナ14により行なうことができ、これによって加盟店情報p2、ポイント情報p3の入力作業を容易化することができる。
【0088】
また本実施の形態によれば、ドットプリンタ30に対して、サービス金額情報s3および加盟店情報p2をバーコードの形態にコード化したサービス金額コードscおよび加盟店コードpcをプリントしたポイントレシートRpを発行させるポイント累計プログラムをインストールしているため、発行したポイントレシートRpにプリントされたサービス金額情報s3および加盟店情報p2の入力を、バーコードスキャナ14により行なうことができ、これによって加盟店情報p2、ポイント情報p3の入力作業を容易化することができる。
【0089】
また本実施の形態によれば、機械読み取り可能であって、マイコン20に上記機能を実行させる累計プログラムをCD−ROM等の可搬性を有する図示しない記憶媒体に記憶させているため、累計プログラムの実行により得られる上述した各種効果を得ることができる。
【0090】
【発明の効果】
本発明によれば、顧客管理等を目的として格別複雑なシステムを構築する等設備投資の負担をかけることなく、販売処理で発生したポイントのうち出所の同一性があるポイントのみを加算することができ、加盟店以外の店舗で発生したポイントの不正利用を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のPOS端末を示す外観斜視図である。
【図2】操作領域における各種キー配列を示す平面図である。
【図3】POS端末に内蔵された各部およびPOS端末に接続される各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図4】ポイント処理テーブルのエリア構造を示す説明図である。
【図5】取引メモリにおけるデータ構造を示す説明図である。
【図6】ワークメモリのエリア構造を示す説明図である。
【図7】ポイントレシートを例示する正面図である。
【図8】サービスレシートを例示する正面図である。
【図9】RAMに格納されたポイント設定プログラムに基づいてCPUが実行するポイント設定処理について概略的に説明するフローチャートである。
【図10】RAMに格納されたポイント累計プログラムに基づいてCPUが実行する販売データ処理について概略的に説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 販売データ処理装置
14 情報取得手段
20 コンピュータ
24 記憶装置
30 プリント手段
Rp ポイントレシート
Rs サービスレシート

Claims (11)

  1. 商品情報に基づく販売処理を実行する販売処理手段と、
    前記販売処理に関する販売金額に応じたポイントを算出する販売ポイント算出手段と、
    算出したポイントに関するポイント情報およびこのポイント情報の出所の同一性を示す識別情報がプリントされたポイントレシートから前記ポイント情報および前記識別情報を取得する情報取得手段と、
    取得した前記識別情報に基づいて前記ポイント情報の出所の同一性を判断する同一性判断手段と、
    出所の同一性があると判断した前記識別情報がプリントされた前記ポイントレシートから取得した前記ポイント情報に基づくポイントと算出したポイントとを加算するポイント累計手段と、
    加算したポイントに基づく新たな前記ポイント情報およびこの新たなポイント情報の出所の同一性を示す前記識別情報をプリントした前記ポイントレシートを発行するポイントレシート発行手段と、
    を具備する販売データ処理装置。
  2. 任意に設定されるサービスポイント情報とサービス情報とを対応付けて記憶するサービスポイント記憶手段と、
    加算したポイントが前記サービスポイント情報に基づくサービスポイントに到達したか否かを判断するポイント到達判断手段と、
    前記サービスポイントに到達した場合に前記サービスポイント情報に対応付けられたサービス情報およびこのサービス情報の出所の同一性を示す前記識別情報をプリントしたサービスレシートを発行するサービスレシート発行手段と、
    前記サービスポイントに到達したポイントから前記サービスポイントを減算するポイント減算手段と、
    を具備し、
    前記ポイントレシート発行手段は、前記サービスポイントを減算したポイントに関する新たな前記ポイント情報をプリントした前記ポイントレシートを発行する請求項1記載の販売データ処理装置。
  3. ポイントを生成する販売金額を変更自在に設定する対ポイント金額設定手段を具備する請求項1または2記載の販売データ処理装置。
  4. 前記ポイントレシート発行手段は、前記ポイント情報および前記識別情報をコード化したコード化データをプリントした前記ポイントレシートを発行する請求項1、2または3記載の販売データ処理装置。
  5. 前記サービスレシート発行手段は、前記サービス情報および前記識別情報をコード化したコード化データをプリントした前記ポイントレシートを発行する請求項2、3または4記載の販売データ処理装置。
  6. 商品情報に基づく販売処理を実行する販売処理手段と、プリントデータに基づくプリントを行なうプリント手段と、を具備する販売データ処理装置が備えるコンピュータの記憶装置にインストールされ、このコンピュータに、
    前記販売処理手段による販売処理に関する販売金額に応じたポイントを算出する販売ポイント算出機能と、
    算出したポイント情報およびこのポイント情報の出所の同一性を示す識別情報がプリントされたポイントレシートから前記ポイント情報および前記識別情報を取得する情報取得機能と、
    取得した前記識別情報に基づいて、出所の同一性があると判断した前記識別情報がプリントされた前記ポイントレシートから取得した前記ポイント情報に基づくポイントと算出したポイントとを加算するポイント累計機能と、
    加算したポイントに基づく新たな前記ポイント情報およびこの新たなポイント情報の出所の同一性を示す前記識別情報をプリントした前記ポイントレシートを前記プリンタ手段に発行させるポイントレシート発行機能と、
    を実行させるポイント累計プログラム。
  7. 任意に設定されるサービスポイント情報とサービス情報とを対応付けて記憶するサービスポイント記憶機能と、
    加算したポイントが前記サービスポイント情報に基づくサービスポイントに到達した場合に前記サービスポイント情報に対応付けられたサービス情報およびこのサービス情報の出所の同一性を示す前記識別情報をプリントしたサービスレシートを発行するサービスレシート発行機能と、
    前記サービスポイントに到達したポイントから前記サービスポイントを減算するポイント減算機能と、
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記ポイントレシート発行機能により、前記サービスポイントを減算したポイントに関する新たな前記ポイント情報をプリントした前記ポイントレシートを発行させるようにした請求項6記載のポイント累計プログラム。
  8. ポイントを生成する販売金額を変更自在に設定する対ポイント金額設定機能を前記コンピュータに実行させる請求項6または7記載のポイント累計プログラム。
  9. 前記ポイントレシート発行機能は、前記プリント手段に対して、前記ポイント情報および前記識別情報をコード化したコード化データをプリントしたポイントレシートを発行させる請求項1、2または3記載の販売データ処理装置。
  10. 前記サービスレシート発行機能は、前記プリント手段に対して、前記サービス情報および前記識別情報をコード化したコード化データをプリントした前記ポイントレシートを発行させる請求項2、3または4記載の販売データ処理装置。
  11. 機械読み取り可能であって、請求項6ないし10のいずれか一に記載のポイント累計プログラムを記憶する記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008176723A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置
JP2011204276A (ja) * 2011-07-07 2011-10-13 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム
JP2014016868A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Toshiba Tec Corp 特典処理装置及びそのプログラム

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