JP2004157682A - 自動カスタマイズシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の複製マシンに対するカスタマイズ(顧客環境設定)を容易かつ確実に行うことができるようにする。
【解決手段】HDイメージコピーツール10により、PCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報をイメージコピーし、自動カスタマイズツール20によりカスタマイズ(顧客環境設定)に必要となるパラメータがHDイメージコピーツール10に渡されると、HDイメージコピーツール10によってイメージコピーされたPCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報の全てが複数のPC複製マシン40のHD42にパラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】HDイメージコピーツール10により、PCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報をイメージコピーし、自動カスタマイズツール20によりカスタマイズ(顧客環境設定)に必要となるパラメータがHDイメージコピーツール10に渡されると、HDイメージコピーツール10によってイメージコピーされたPCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報の全てが複数のPC複製マシン40のHD42にパラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされるようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IT分野の自動化領域に関し、特にPC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置の大量一括導入時におけるカスタマイズ(顧客環境設定)を行うための自動カスタマイズシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電力会社等における大規模システム(基幹系システム)では、経理・資材・勤怠管理等を行う事務系システム及び工程管理や設備管理等を行う技術系システムで使用する複数(何万台規模)のPCに関して、納入メーカーから複数のPC複製マシンが納品されると、それぞれのPC複製マシンが各部署に配付された後、顧客の各担当者により個別に1台ずつ手動でカスタマイズ(顧客環境設定)が行われている。
【0003】
ちなみに、特許文献1では、PC上で運用するためのOSやアプリケーション等を一括してインストールできるインストールシステムを提案している。これは、インストールの対象となるPCとは別のPCでインストールすべき各種データをCD−ROM等の記憶媒体に記憶させておき、その記憶媒体を用いることでインストールの対象となるPCに一括してインストールされるようにしたものである。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−143690号公報(段落0034,0035、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した特許文献1では、別のPCで準備しておいた記憶媒体を用いることで、対象となるPCへの一括インストールが可能となるものの、やはり顧客の各担当者が個別に1台ずつ手動でカスタマイズ(顧客環境設定)を行わなければならないという問題があった。
【0006】
また、対象となるPCへの一括インストールを行うためには、ある程度の知識を有するため、不慣れな担当者がカスタマイズ(顧客環境設定)を行うと、手間がかかったり、設定誤り等が発生したりすることも予測される。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数の複製マシンに対するカスタマイズ(顧客環境設定)を容易かつ確実に行うことができる自動カスタマイズシステムを提供することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動カスタマイズシステムは、マスタマシンが保有している情報をイメージコピーするイメージコピーツールと、カスタマイズに必要となるパラメータを前記イメージコピーツールに渡すカスタマイズツールとを備え、前記イメージコピーツールによってイメージコピーされた前記情報の全てが複数の複製マシンに前記パラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされることを特徴とする。
また、前記イメージコピーツールは、前記マスタマシンのハードディスクに記録されているOSや複数のアプリケーションを一括してコピーするものであるようにすることができる。
また、前記カスタマイズツールは、前記パラメータをカスタマイズに合わせて生成するものであるようにすることができる。
本発明の自動カスタマイズ方法は、マスタマシンが保有している情報をイメージコピーする工程と、カスタマイズに必要となるパラメータを渡す工程とを有し、前記イメージコピーされた前記情報の全てが複数の複製マシンに前記パラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされることを特徴とする。
また、マスタマシンのハードディスクに記録されているOSや複数のアプリケーションを一括してコピーする工程を有するようにすることができる。
また、前記パラメータをカスタマイズに合わせて生成する工程を有するようにすることができる。
本発明に係る自動カスタマイズシステムにおいては、イメージコピーツールにより、マスタマシンが保有している情報をイメージコピーし、カスタマイズツールによりカスタマイズに必要となるパラメータがイメージコピーツールに渡されると、イメージコピーツールによってイメージコピーされた情報の全てが複数の複製マシンにパラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の自動カスタマイズシステムの一実施の形態を説明するための図、図2は、図1のHDイメージコピーツールを説明するための図、図3は、図1のPCマスタマシンを説明するための図、図4は、図1のPC複製マシンを説明するための図、図5は、図1の自動カスタマイズシステムによるカスタマイズ(顧客環境設定)方法を説明するためのフローチャートである。
【0010】
自動カスタマイズシステムは、図1に示すように、HD(ハードディスク)イメージコピーツール10及び自動カスタマイズツール20を備えている。
HDイメージコピーツール10は、図2に示すように、PCマスタマシン30とPC複製マシン40との間に介在されるものであり、PCマスタマシン30の後述するHD32のOSや複数のAP(アプリケーション)1,AP2・・・等の情報を一括してイメージコピー(HD32全体のコピーのことである)するとともに、その内容をPC複製マシン40の後述するHD42にイメージコピーさせるものである。なお、HDイメージコピーツール10に接続されるPC複製マシン40にあっては、図1のように1台に限らず複数台であっもよいことは勿論である。
【0011】
自動カスタマイズツール20は、HDイメージコピーツール10に渡すパラメータを生成するものである。つまり、ここでのパラメータは、カスタマイズ(顧客環境設定)に必要とされるものであり、たとえば事務系システムや技術系システムで使用されるPCの使用環境に合わせた情報である。
ちなみに、PCマスタマシン30は、図3に示すように、CPU31、HD(ハードディスク)32及びメモリ33等を搭載している。HD32には、固有パラメータ等を含むOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報が記録されている。
PC複製マシン40は、図4に示すように、CPU41、HD(ハードディスク)42及びメモリ43等を搭載している。HD42には、PCマスタマシン30のHD32に記録されている固有パラメータ等を含むOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報がコピーされるようになっている。
【0012】
次に、このような構成の自動カスタマイズシステムによるカスタマイズ(顧客環境設定)方法について説明する。
図5に示すように、PCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報を一括して複数のPC複製マシン40のHD42にイメージコピーする場合、たとえば納入メーカー側にてPCマスタマシン30にHDイメージコピーツール10を接続し、さらにHDイメージコピーツール10に自動カスタマイズツール20と複数のPC複製マシン40とを接続する(ステップ501)。
【0013】
これらの接続が完了した後、HDイメージコピーツール10によってPCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報をイメージコピーする(ステップ502)。次いで、自動カスタマイズツール20からHDイメージコピーツール10にカスタマイズ(顧客環境設定)に必要なパラメータが渡される(ステップ503)。
ここで、たとえば事務系システムで使用されるPC複製マシン40のカスタマイズ(顧客環境設定)を行う際には、自動カスタマイズツール20からのパラメータが事務系システムでの使用環境に合わせた情報とされる。また、たとえば技術系システムで使用されるPC複製マシン40のカスタマイズ(顧客環境設定)を行う際には、自動カスタマイズツール20からのパラメータが技術系システムでの使用環境に合わせた情報とされる。つまり、自動カスタマイズツール20からのパラメータは、納入メーカー側で任意に変更可能となっている。
その後、HDイメージコピーツール10により、複数のPC複製マシン40のHD42にPCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等がイメージコピーされる(ステップ504)。
【0014】
このように、本実施の形態では、HDイメージコピーツール10により、PCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報をイメージコピーし、自動カスタマイズツール20によりカスタマイズ(顧客環境設定)に必要となるパラメータがHDイメージコピーツール10に渡されると、HDイメージコピーツール10によってイメージコピーされたPCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報の全てが複数のPC複製マシン40のHD42にパラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされるようにした。
【0015】
これにより、複数のPC複製マシン40に対するカスタマイズは、納入メーカー側にて一括して行えるので、各担当者が個別に1台ずつ手動でカスタマイズを行う必要がなくなり、イメージコピーのための作業の工数等を大幅に削減することができる。
また、複数のPC複製マシン40に対するカスタマイズは、自動で行われるため、たとえばある程度の知識を必要としなくても、しかも不慣れな担当者がカスタマイズ(顧客環境設定)を行った場合等でも、手間をかけることなく、さらには設定誤り等が発生したりすることなく、容易かつ確実に作業を行うことができる。
よって、このような自動カスタマイズシステムを採用することで、納入メーカー側の信頼性を高めることができる。また、納品先にあっても、PC複製マシン40を安心して使用することが可能となる。
【0016】
【発明の効果】
以上の如く本発明に係る自動カスタマイズシステムによれば、イメージコピーツールにより、マスタマシンが保有している情報をイメージコピーし、カスタマイズツールによりカスタマイズに必要となるパラメータがイメージコピーツールに渡されると、イメージコピーツールによってイメージコピーされた情報の全てが複数の複製マシンにパラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされるるようにしたので、複数の複製マシンに対するカスタマイズ(顧客環境設定)を容易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動カスタマイズシステムの一実施の形態を説明するための図である。
【図2】図1のHDイメージコピーツールを説明するための図である。
【図3】図1のPCマスタマシンを説明するための図である。
【図4】図1のPC複製マシンを説明するための図である。
【図5】図1の自動カスタマイズシステムによるカスタマイズ(顧客環境設定)方法を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 HDイメージコピーツール
20 自動カスタマイズツール
30 PCマスタマシン
31 CPU
32 HD
33 メモリ
40 PC複製マシン
41 CPU
42 HD
43 メモリ
【発明の属する技術分野】
本発明は、IT分野の自動化領域に関し、特にPC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置の大量一括導入時におけるカスタマイズ(顧客環境設定)を行うための自動カスタマイズシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電力会社等における大規模システム(基幹系システム)では、経理・資材・勤怠管理等を行う事務系システム及び工程管理や設備管理等を行う技術系システムで使用する複数(何万台規模)のPCに関して、納入メーカーから複数のPC複製マシンが納品されると、それぞれのPC複製マシンが各部署に配付された後、顧客の各担当者により個別に1台ずつ手動でカスタマイズ(顧客環境設定)が行われている。
【0003】
ちなみに、特許文献1では、PC上で運用するためのOSやアプリケーション等を一括してインストールできるインストールシステムを提案している。これは、インストールの対象となるPCとは別のPCでインストールすべき各種データをCD−ROM等の記憶媒体に記憶させておき、その記憶媒体を用いることでインストールの対象となるPCに一括してインストールされるようにしたものである。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−143690号公報(段落0034,0035、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した特許文献1では、別のPCで準備しておいた記憶媒体を用いることで、対象となるPCへの一括インストールが可能となるものの、やはり顧客の各担当者が個別に1台ずつ手動でカスタマイズ(顧客環境設定)を行わなければならないという問題があった。
【0006】
また、対象となるPCへの一括インストールを行うためには、ある程度の知識を有するため、不慣れな担当者がカスタマイズ(顧客環境設定)を行うと、手間がかかったり、設定誤り等が発生したりすることも予測される。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数の複製マシンに対するカスタマイズ(顧客環境設定)を容易かつ確実に行うことができる自動カスタマイズシステムを提供することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動カスタマイズシステムは、マスタマシンが保有している情報をイメージコピーするイメージコピーツールと、カスタマイズに必要となるパラメータを前記イメージコピーツールに渡すカスタマイズツールとを備え、前記イメージコピーツールによってイメージコピーされた前記情報の全てが複数の複製マシンに前記パラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされることを特徴とする。
また、前記イメージコピーツールは、前記マスタマシンのハードディスクに記録されているOSや複数のアプリケーションを一括してコピーするものであるようにすることができる。
また、前記カスタマイズツールは、前記パラメータをカスタマイズに合わせて生成するものであるようにすることができる。
本発明の自動カスタマイズ方法は、マスタマシンが保有している情報をイメージコピーする工程と、カスタマイズに必要となるパラメータを渡す工程とを有し、前記イメージコピーされた前記情報の全てが複数の複製マシンに前記パラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされることを特徴とする。
また、マスタマシンのハードディスクに記録されているOSや複数のアプリケーションを一括してコピーする工程を有するようにすることができる。
また、前記パラメータをカスタマイズに合わせて生成する工程を有するようにすることができる。
本発明に係る自動カスタマイズシステムにおいては、イメージコピーツールにより、マスタマシンが保有している情報をイメージコピーし、カスタマイズツールによりカスタマイズに必要となるパラメータがイメージコピーツールに渡されると、イメージコピーツールによってイメージコピーされた情報の全てが複数の複製マシンにパラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の自動カスタマイズシステムの一実施の形態を説明するための図、図2は、図1のHDイメージコピーツールを説明するための図、図3は、図1のPCマスタマシンを説明するための図、図4は、図1のPC複製マシンを説明するための図、図5は、図1の自動カスタマイズシステムによるカスタマイズ(顧客環境設定)方法を説明するためのフローチャートである。
【0010】
自動カスタマイズシステムは、図1に示すように、HD(ハードディスク)イメージコピーツール10及び自動カスタマイズツール20を備えている。
HDイメージコピーツール10は、図2に示すように、PCマスタマシン30とPC複製マシン40との間に介在されるものであり、PCマスタマシン30の後述するHD32のOSや複数のAP(アプリケーション)1,AP2・・・等の情報を一括してイメージコピー(HD32全体のコピーのことである)するとともに、その内容をPC複製マシン40の後述するHD42にイメージコピーさせるものである。なお、HDイメージコピーツール10に接続されるPC複製マシン40にあっては、図1のように1台に限らず複数台であっもよいことは勿論である。
【0011】
自動カスタマイズツール20は、HDイメージコピーツール10に渡すパラメータを生成するものである。つまり、ここでのパラメータは、カスタマイズ(顧客環境設定)に必要とされるものであり、たとえば事務系システムや技術系システムで使用されるPCの使用環境に合わせた情報である。
ちなみに、PCマスタマシン30は、図3に示すように、CPU31、HD(ハードディスク)32及びメモリ33等を搭載している。HD32には、固有パラメータ等を含むOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報が記録されている。
PC複製マシン40は、図4に示すように、CPU41、HD(ハードディスク)42及びメモリ43等を搭載している。HD42には、PCマスタマシン30のHD32に記録されている固有パラメータ等を含むOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報がコピーされるようになっている。
【0012】
次に、このような構成の自動カスタマイズシステムによるカスタマイズ(顧客環境設定)方法について説明する。
図5に示すように、PCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報を一括して複数のPC複製マシン40のHD42にイメージコピーする場合、たとえば納入メーカー側にてPCマスタマシン30にHDイメージコピーツール10を接続し、さらにHDイメージコピーツール10に自動カスタマイズツール20と複数のPC複製マシン40とを接続する(ステップ501)。
【0013】
これらの接続が完了した後、HDイメージコピーツール10によってPCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報をイメージコピーする(ステップ502)。次いで、自動カスタマイズツール20からHDイメージコピーツール10にカスタマイズ(顧客環境設定)に必要なパラメータが渡される(ステップ503)。
ここで、たとえば事務系システムで使用されるPC複製マシン40のカスタマイズ(顧客環境設定)を行う際には、自動カスタマイズツール20からのパラメータが事務系システムでの使用環境に合わせた情報とされる。また、たとえば技術系システムで使用されるPC複製マシン40のカスタマイズ(顧客環境設定)を行う際には、自動カスタマイズツール20からのパラメータが技術系システムでの使用環境に合わせた情報とされる。つまり、自動カスタマイズツール20からのパラメータは、納入メーカー側で任意に変更可能となっている。
その後、HDイメージコピーツール10により、複数のPC複製マシン40のHD42にPCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等がイメージコピーされる(ステップ504)。
【0014】
このように、本実施の形態では、HDイメージコピーツール10により、PCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報をイメージコピーし、自動カスタマイズツール20によりカスタマイズ(顧客環境設定)に必要となるパラメータがHDイメージコピーツール10に渡されると、HDイメージコピーツール10によってイメージコピーされたPCマスタマシン30のHD32のOSや複数のAP1,AP2・・・等の情報の全てが複数のPC複製マシン40のHD42にパラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされるようにした。
【0015】
これにより、複数のPC複製マシン40に対するカスタマイズは、納入メーカー側にて一括して行えるので、各担当者が個別に1台ずつ手動でカスタマイズを行う必要がなくなり、イメージコピーのための作業の工数等を大幅に削減することができる。
また、複数のPC複製マシン40に対するカスタマイズは、自動で行われるため、たとえばある程度の知識を必要としなくても、しかも不慣れな担当者がカスタマイズ(顧客環境設定)を行った場合等でも、手間をかけることなく、さらには設定誤り等が発生したりすることなく、容易かつ確実に作業を行うことができる。
よって、このような自動カスタマイズシステムを採用することで、納入メーカー側の信頼性を高めることができる。また、納品先にあっても、PC複製マシン40を安心して使用することが可能となる。
【0016】
【発明の効果】
以上の如く本発明に係る自動カスタマイズシステムによれば、イメージコピーツールにより、マスタマシンが保有している情報をイメージコピーし、カスタマイズツールによりカスタマイズに必要となるパラメータがイメージコピーツールに渡されると、イメージコピーツールによってイメージコピーされた情報の全てが複数の複製マシンにパラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされるるようにしたので、複数の複製マシンに対するカスタマイズ(顧客環境設定)を容易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動カスタマイズシステムの一実施の形態を説明するための図である。
【図2】図1のHDイメージコピーツールを説明するための図である。
【図3】図1のPCマスタマシンを説明するための図である。
【図4】図1のPC複製マシンを説明するための図である。
【図5】図1の自動カスタマイズシステムによるカスタマイズ(顧客環境設定)方法を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 HDイメージコピーツール
20 自動カスタマイズツール
30 PCマスタマシン
31 CPU
32 HD
33 メモリ
40 PC複製マシン
41 CPU
42 HD
43 メモリ
Claims (6)
- マスタマシンが保有している情報をイメージコピーするイメージコピーツールと、
カスタマイズに必要となるパラメータを前記イメージコピーツールに渡すカスタマイズツールとを備え、
前記イメージコピーツールによってイメージコピーされた情報の全てが複数の複製マシンに前記パラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされることを特徴とする自動カスタマイズシステム。 - 前記イメージコピーツールは、前記マスタマシンのハードディスクに記録されているOSや複数のアプリケーションを一括してコピーするものであることを特徴とする請求項1に記載の自動カスタマイズシステム。
- 前記カスタマイズツールは、前記パラメータをカスタマイズに合わせて生成するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動カスタマイズシステム。
- マスタマシンが保有している情報をイメージコピーする工程と、
カスタマイズに必要となるパラメータを渡す工程とを有し、
前記イメージコピーされた情報の全てが複数の複製マシンに前記パラメータに応じてカスタマイズされ、コピーされることを特徴とする自動カスタマイズ方法。 - 前記マスタマシンのハードディスクに記録されているOSや複数のアプリケーションを一括してコピーする工程を有することを特徴とする請求項4に記載の自動カスタマイズ方法。
- 前記パラメータをカスタマイズに合わせて生成する工程を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の自動カスタマイズ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002321620A JP2004157682A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 自動カスタマイズシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002321620A JP2004157682A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 自動カスタマイズシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004157682A true JP2004157682A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32802109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002321620A Pending JP2004157682A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 自動カスタマイズシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004157682A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1600322A2 (en) | 2004-05-27 | 2005-11-30 | Nissan Motor Company, Limited | Model predictive control apparatus |
JP4868605B2 (ja) * | 2005-02-17 | 2012-02-01 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ソフトウェアを少なくとも1つのクライアント・システムにインストールする方法及びそのコンピュータ・プログラム |
-
2002
- 2002-11-05 JP JP2002321620A patent/JP2004157682A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1600322A2 (en) | 2004-05-27 | 2005-11-30 | Nissan Motor Company, Limited | Model predictive control apparatus |
JP4868605B2 (ja) * | 2005-02-17 | 2012-02-01 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ソフトウェアを少なくとも1つのクライアント・システムにインストールする方法及びそのコンピュータ・プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061031 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |