JP2004155484A - 毛髪化粧料塗布用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1剤と第2剤からなる二剤形式の塗布液を吐出孔から混合吐出させるに当たり、吐出孔から吐出させる第1剤と第2剤との混合比を、吐出孔の位置によらず一定とする。
【解決手段】毛髪化粧料等の塗布液の第1剤を充填した容器2aと塗布液の第2剤を充填した容器2bに取り付けられる混合液吐出キャップ10Aが、キャップ部20、第1剤と第2剤を混合する複数の混合室50、及び吐出部40を有する。各混合室50は、第1剤の容器2aに連通した第1剤流入口52a、第2剤の容器2bに連通した第2剤流入口52b、及び第1剤と第2剤の混合液を流出させる流出口53を有し、吐出部40が、前記流出口53に連通した吐出孔43を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二剤形式の毛髪化粧料を構成する第1剤と第2剤を、塗布時に等量ずつ混合し、吐出させることのできる毛髪化粧料塗布用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、二剤形式の毛髪化粧料として、例えば、酸化染料を含有する第1剤と、過酸化水素等の酸化剤を含有する第2剤とからなる二剤形式の染毛剤が知られている。また、ヘアブリーチとして、アルカリ剤を含有する第1剤と、過酸化水素を含有する第2剤とからなる二剤形式のものが知られている。
【0003】
このような毛髪化粧料は、保存安定性の点から、第1剤と第2剤とがそれぞれ別個の容器に収容され、使用時に第1剤と第2剤とが混合される。この第1剤と第2剤の吐出と混合を同時に行えるようにする吐出容器について、例えば、特許文献1には、一対のエアゾール容器から吐出された第1剤と第2剤を一つの混合室内に導入し、次いでその混合液を、各櫛歯に形成されている流路に通し、その流路の一端の吐出孔から吐出させるものが提案されている。
【0004】
【特許文献1】特開2002−37291号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の吐出容器では、混合室内で第1剤と第2剤が均一に混合されることなく吐出されるため、各櫛歯の吐出孔から吐出される第1剤と第2剤との混合比が櫛歯の位置によって異なる。このため、第1剤と第2剤を混合した毛髪化粧料を毛髪に適用する際に、その第1剤と第2剤を安定的に最適比率(通常1:1)にすることができないという問題があった。
【0006】
これに対し、本発明は、二剤形式の毛髪化粧料を構成する第1剤と第2剤とを、所定の混合比率で安定的に複数の吐出孔から吐出させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、二剤形式の毛髪化粧料を構成する第1剤と第2剤を混合吐出させる塗布用具において、第1剤と第2剤を所定の混合比率で複数の吐出孔から安定的に吐出させるためには、第1剤と第2剤の混合室を各吐出孔に対応させて複数設けることが有効であることを見出した。
【0008】
即ち、本発明は、塗布液の第1剤を充填した容器と塗布液の第2剤を充填した容器の少なくとも二つの容器の口部に取り付けられるキャップ部、第1剤と第2剤の少なくとも二剤を混合する複数の混合室、及び吐出部からなる混合液吐出キャップであって、
各混合室が、第1剤の容器に連通した第1剤流入口、第2剤の容器に連通した第2剤流入口、及び第1剤と第2剤の混合液を流出させる流出口を有し、
吐出部が、前記流出口に連通した吐出孔を有する混合液吐出キャップを提供する。
【0009】
また、本発明は、塗布液が染毛剤又は脱色剤であり、該塗布液の第1剤を充填した容器と第2剤を充填した容器の少なくとも二つの容器、及び上述の混合液吐出キャップからなる毛髪化粧料塗布用具を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
【0011】
図1は、本発明の一実施例の毛髪化粧料塗布用具1Aの斜視図であり、図2は毛髪化粧料塗布用具1Aに使用する混合液吐出キャップ10Aを櫛歯面に平行な面で切った断面図、図3はそのA−A断面図、図4はそのB−B断面図、図5は毛髪化粧料塗布用具1Aの構成部品の断面図である。
【0012】
この毛髪化粧料吐出用具1Aは、第1剤を充填した第1のエアゾール容器2aと第2剤を充填した第2のエアゾール容器2bと、これらに装着した混合液吐出キャップ10Aからなっている。混合液吐出キャップ10Aは、第1のエアゾール容器2aと第2のエアゾール容器2bに冠着してこれらを連結する連結部材11、連結部材11上に取り付けられたキャップ部20、キャップ部20上に設けられた分配部材30及び分配部材30上に設けられた吐出部40からなり、これら連結部材11、キャップ部20、分配部材30及び吐出部40は、それぞれ着脱自在に取り付けられる。
【0013】
吐出部40の底部には立壁41が延設されており、吐出部40を分配部材30に装着することにより、第1剤と第2剤を混合する複数の混合室50が、第1のエアゾール容器2aと第2のエアゾール容器2bの並設方向と略平行に並設され、さらに、これら複数の混合室50からなる列の一方の側面に第1剤の流路51aが形成され、他方の側面に第2剤の流路51bが形成される。
【0014】
図6は、分配部材30の上面図(a)、正面図(b)、下視図(c)であり、図7は、分配部材30における第1剤と第2剤の流れの説明図である。第1のエアゾール容器2aから吐出された第1剤が、複数の混合室50からなる列の一方の側面の流路51aに誘導され、その列の他方の側面の流路51bに第2のエアゾール容器2bから吐出された第2剤が誘導されるように、分配部材30の底面は2つの液室31a、31bに分割され(図3、図6(c)参照)、分配部材30の上面には、液室31a、31bにそれぞれ連通した第1剤供給孔32aと第2剤供給孔32bが斜向かいに形成されている(図4、図6(a)参照)。
【0015】
各混合室50には、第1剤の流路51aに連通した第1剤流入口52aと第2剤の流路51bに連通した第2剤流入口52b、及び第1剤と第2剤の混合剤の流出口53が形成されている。ここで、第1剤流入口52aと第2剤流入口52bは斜向かいに形成され、第1剤流入口52aと第2剤流入口52bの近傍には、それぞれ混合室50内の剤の流れを規制するじゃま板54が設けられている。
【0016】
キャップ部20は、連結部材11上でキャップ部20の内壁の溝21が連結部材11の凸部12と掛合し、その溝21の長さ分だけ上下に摺動するようになっている(図3参照)。また、キャップ部20の口部22には、第1のエアゾール容器2a及び第2のエアゾール容器2bのステム4a、4bが挿入される。したがって、キャップ部20を押し下げることにより、ステム4a、4bが同時に押し下げられ、第1のエアゾール容器2aから第1剤が吐出すると共に、第2のエアゾール容器2bから第2剤が吐出する。
【0017】
一方、吐出部40は、各混合室50上に起立した板状櫛歯42からなり、これら板状櫛歯42はその厚み方向に列設されている。ここで、板状櫛歯42とは、その厚み方向に比べて幅方向の面積が十分に大きい平板状の高剛性材料からなる櫛歯をいう。
【0018】
板状櫛歯42は、その起立方向がステム4a、4bの起立方向に対して斜めとなっている。この板状櫛歯42の起立方向とステム4a、4bの起立方向とがなす角度θは、30〜60°とすることが好ましい(図2参照)。これにより、図中、板状櫛歯42の上側の側辺45を頭皮に密着させた状態でもエアゾール容器2a、2bの本体を握るのに支障なく、その状態で毛髪化粧料を吐出させ、あるいは毛髪を梳かすことができる。
【0019】
各板状櫛歯42は、先端部に第1剤と第2剤の混合毛髪化粧料を吐出する吐出孔43を有し、吐出孔43に連通した吐出路44を内部に有している。この吐出路44は、混合室50の流出口53と連通している。
【0020】
この毛髪化粧料塗布用具1Aの使用に際しては、まず、吐出部40を押し込む。これにより、キャップ部20が押し下げられ、第1のエアゾール容器2aから第1剤が分配部材30の第1剤供給孔32aを通って流路51aに吐出されると共に、第2のエアゾール容器2bから第2剤が分配部材30の第2剤供給孔32bを通って流路51bに吐出される。
【0021】
各混合室50では、第1剤の流入口52aと第2剤の流入口52bが斜向かいに形成され、さらに、第1剤流入口52aと第2剤流入口52bの近傍には、それぞれ混合室50内の剤の流れを規制するじゃま板54が設けられている。そのため、図4に示すように、各混合室50では、流路51aから供給された第1剤と流路51bから供給された第2剤の渦流や、第1剤の流入口52aあるいは第2剤の流入口52bに対するねじれ方向の流れがおき、第1剤と第2剤が十分に混合される。第1剤と第2剤が混合した状態の毛髪化粧料は、混合室50の流出口53から吐出され、各混合室50に対応して設けられた板状櫛歯42内の吐出路44を通り、吐出孔43から吐出される。したがって、この毛髪化粧料塗布用具1Aによれば、列設された板状櫛歯42の吐出孔43のいずれからも、第1剤と第2剤が所定の量比で十分に混合された毛髪化粧料を吐出させることができる。
【0022】
そして、この毛髪化粧料塗布用具1Aによれば、こうして毛髪化粧料を吐出させつつ、板状櫛歯42を有する吐出部40で毛髪を梳くことができる。よって、毛髪化粧料の第1剤と第2剤を所定の量比で混合吐出させつつ、その毛髪化粧料を毛髪に塗布する操作を簡便に行うことができる。
【0023】
さらに、この毛髪化粧料塗布用具1Aによれば、混合液吐出キャップ10Aが、図5に示した構成部品が着脱自在に取り付けられることにより形成されるので、一般使用者は、容易に混合液吐出キャップ10Aを構成部品に分解し、それらを洗浄し、再度組み立てて使用することができる。一般に、第1剤と第2剤からなる染毛剤では、両剤が混ざって反応すると、酸化染料の酸化反応が開始されるために黒化し、また、酸化染料を含む第1剤は外気あるいは容器の流路内の酸素と反応することによっても黒化し、さらに第1剤あるいは第1剤と第2剤の混合剤は、乾燥により固化するため、一度、二剤形式の染毛剤の塗布に混合液吐出キャップ10Aを使用した後は、混合液吐出キャップ10Aは外観が汚れて見え、吐出孔や流路が詰まり、吐出不良が生じるおそれがある。これに対し、この混合液吐出キャップ10Aによれば、構成部品を容易に分解洗浄し、容易に組み立てられるので、その外観を美しく保ち、良好な吐出性を維持しつつ毛髪化粧料塗布用具を継続使用することが可能となる。
【0024】
図8は、上述の毛髪化粧料塗布用具1Aの変形態様の混合室部分の断面図である。この態様では、分配部材の第1剤供給孔32aが、並設された複数の混合室50の列の一端に形成され、第2剤供給孔32bがその列の他端に形成され、また、第1剤供給孔32aから導出された第1剤の流路51aと、第2剤供給孔32bから導出された第2剤の流路51bが、それぞれ剤が流れる方向にいくにしたがって幅狭となっている。したがって、並設された複数の混合室50のいずれにおいても、第1剤流入口52aと第2剤流入口52bから第1剤と第2剤とが所定の量比で導入される。これに対して、流路51a、流路51bが、それぞれ並設された混合室50の一端から他端まで同一幅で形成されていると、当該剤の供給孔側の混合室50には、他端側の混合室50に比して剤が多く導入されやすくなる。
【0025】
なお、各混合室50に導入する第1剤と第2剤は、通常1:1となるように、流路51a、51bの幅、第1剤流入口52aや第2剤流入口52bの開口径、エアゾール容器2a、2bのバルブ径、エアゾール容器2a、2b内のガス圧等が適宜調整される。
【0026】
図9は、上述の毛髪化粧料塗布用具1Aの混合液吐出キャップ10Aのさらに異なる変形態様10Bの断面図である。この混合液吐出キャップ10Bでは、各混合室50において混合した第1剤と第2剤を流出させる流出口53に連通した吐出孔43が、板状櫛歯ではなく、ブラシ状に起立した棒状櫛歯42’の櫛歯間に形成されている点が異なっている。
【0027】
図10は、本発明の異なる実施例の毛髪化粧料塗布用具1Bの斜視図であり、図11はこの毛髪化粧料塗布用具1Bに使用する混合液吐出キャップ10Cの断面図である。
【0028】
この混合液吐出キャップ10Cにおいては、第1剤の容器2aと第2剤の容器2bが外側ケース3内に収容され、それらの並設方向と略垂直に複数の混合室50が並設され、各板状櫛歯42が複数の混合室50の並設方向に対して垂直に起立している。
【0029】
また、混合室50の並設領域とキャップ部20との間に棒状部23が設けられ、全体として柄付きブラシの形態となっている。棒状部23の内部には、2つの流路24a、24bが形成され、並設された混合室50の両側の第1剤の流路51aあるいは第2剤の流路51bにつながっている。
【0030】
混合室50の両側の第1剤の流路51aあるいは第2剤の流路51bは、混合室50の並設領域近傍において、キャップ部20側では幅広く、それと反対側では幅狭く形成されている。したがって、この毛髪化粧料塗布用具1Bにおいても、複数の混合室50のいずれにも、第1剤流入口52aと第2剤流入口52bから第1剤と第2剤とが所定の量比で導入される。
【0031】
また、図11(c)に示すように、各混合室50において、第1剤流入口52aと第2剤流入口52bは斜向かいに形成され、第1剤流入口52aと第2剤流入口52bの近傍には、それぞれじゃま板54が設けられている。したがって、各混合室50では、第1剤流入口52aから導入された第1剤と第2剤流入口52bから導入された第2剤に渦流やねじれ方向の流れがおき、第1剤と第2剤が十分に混合される。そして十分に混合された毛髪化粧料が流出口53を出て板状櫛歯42の吐出路44を通り、吐出孔43から吐出される。
【0032】
本発明は、第1剤と第2剤の混合室を複数形成する限り、好ましくは吐出孔と混合室を1:1に対応させて複数形成する限り、種々の態様をとることができる。例えば、図12の毛髪化粧料塗布用具1Cのように、並設した混合室50上に板状櫛歯あるいは棒状櫛歯を設けることなく、一本のノズル46を設け、その先端に吐出孔43を開口してもよい。図13は、この毛髪化粧料塗布用具の混合液吐出キャップ10Dの断面図である。
【0033】
また、図14の毛髪化粧料塗布用具1Dのように、並設した混合室50上に複数の吐出孔43を形成してもよい。
【0034】
また、剤の吐出形式は、エアゾール缶の使用に限らず、シリンダーとピストンからなるポンプ室を有し、ピストンを上下させることによりポンプ室に蓄えられた剤を吐出させるポンプ容器を使用するものでもよい。ポンプ容器としては、剤が充填されている容器からディップチューブを用いて剤を吸引するもの、ピストンの上下により吐出させた剤の量に応じて容器内底部が次第に上昇する可動中皿を使用し、ディップチューブを不要としたもの等をあげることができる。
【0035】
また、本発明の塗布用具あるいは吐出用具は、二剤形式の種々の染毛剤、ブリーチ剤等の毛髪化粧料の他、2種類の塗布剤と希釈剤を混合して使用する三剤形式の毛髪化粧料等の吐出あるいは塗布にも適用することができる。三剤形式の場合、混合室には第1剤流入口、第2剤流入口に加えて第3剤流入口を形成する。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、第1剤と第2剤からなる二剤形式の毛髪化粧料を混合吐出させるに当たり、予め複数の混合室で双方の剤を混合するので、櫛歯の吐出孔から吐出させる毛髪化粧料の第1剤と第2剤との混合比を、櫛歯の位置によらず、所定の値に調整することができる。
【0037】
特に、各混合室において、第1剤の流入口と第2剤の流入口を斜向かいに形成することにより、さらには必要に応じて、混合室内に剤の流れを規制するじゃま板をおくことにより、混合室で第1剤と第2剤を十分に混合することができる。
【0038】
また、構成部品を着脱自在とした態様によれば、それらの分解洗浄が容易となるので、毛髪化粧料塗布用具あるいは吐出用具を、外観を美しく保ち、吐出不良も防止しつつ、継続的に使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の毛髪化粧料塗布用具の斜視図である。
【図2】毛髪化粧料塗布用具に使用する混合液吐出キャップを櫛歯面に平行な面で切った断面図である。
【図3】毛髪化粧料塗布用具に使用する混合液吐出キャップのA−A断面図である。
【図4】毛髪化粧料塗布用具に使用する混合液吐出キャップのB−B断面図である。
【図5】毛髪化粧料塗布用具の構成部品の断面図である。
【図6】分配部材の上面図(a)、正面図(b)、下視図(c)である。
【図7】分配部材における第1剤と第2剤の流れの説明図である。
【図8】本発明の異なる実施例の毛髪化粧料塗布用具の混合室部分の断面図である。
【図9】毛髪化粧料塗布用具に使用する混合液吐出キャップの変形態様の断面図である。
【図10】毛髪化粧料塗布用具の変形態様の斜視図である。
【図11】毛髪化粧料塗布用具に使用する混合液吐出キャップの断面図である。
【図12】毛髪化粧料塗布用具の変形態様の斜視図である。
【図13】毛髪化粧料塗布用具に使用する混合液吐出キャップの断面図である。
【図14】毛髪化粧料塗布用具の変形態様の斜視図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C 毛髪化粧料塗布用具
2a 第1剤の容器(第1のエアゾール容器)
2b 第2剤の容器(第2のエアゾール容器)
10A、10B、10C 混合液吐出キャップ
11 連結部材
20 キャップ部
30 分配部材
40 吐出部
42 板状櫛歯
42’ 棒状櫛歯
43 吐出孔
44 吐出路
50 混合室
51a、51b 流路
52a 第1剤流入口
52b 第2剤流入口
53 流出口
54 じゃま板

Claims (8)

  1. 塗布液の第1剤を充填した容器と塗布液の第2剤を充填した容器の少なくとも二つの容器の口部に取り付けられるキャップ部、第1剤と第2剤の少なくとも二剤を混合する複数の混合室、及び吐出部からなる混合液吐出キャップであって、
    各混合室が、第1剤の容器に連通した第1剤流入口、第2剤の容器に連通した第2剤流入口、及び第1剤と第2剤の混合液を流出させる流出口を有し、
    吐出部が、前記流出口に連通した吐出孔を有する混合液吐出キャップ。
  2. 各混合室において、第1剤流入口と第2剤流入口が斜向かいに形成されている請求項1記載の混合液吐出キャップ。
  3. 複数の混合室が並設され、並設された複数の混合室の一方の側面に第1剤を誘導し、他方の側面に第2剤を誘導する分配部材がキャップ部に着脱自在に装着され、分配部材上に吐出部が着脱自在に装着され、吐出部の底部に各混合室を画する立壁が延設され、吐出部の分配部材への装着により複数の混合室が形成される請求項1又は2記載の混合液吐出キャップ。
  4. 吐出部が、櫛歯を有する請求項1〜3のいずれかに記載の混合液吐出キャップ。
  5. 吐出部が、先端に吐出孔が開口したノズルを有する請求項1〜3のいずれかに記載の混合液吐出キャップ。
  6. 第1剤の容器と第2剤の容器の並設方向と略平行に複数の混合室が並設され、櫛歯が混合室上に起立した板状櫛歯からなり、板状櫛歯はその厚み方向に列設され、吐出孔を有する請求項4記載の混合液吐出キャップ。
  7. 第1剤の容器と第2剤の容器の並設方向と略垂直に複数の混合室が並設され、各櫛歯が複数の混合室の並設方向と垂直に起立した板状櫛歯からなり、板状櫛歯はその厚み方向に列設され、吐出孔を有する請求項4記載の混合液吐出キャップ。
  8. 塗布液が染毛剤又は脱色剤であり、該塗布液の第1剤を充填した容器と第2剤を充填した容器の少なくとも二つの容器、及び請求項1〜7のいずれかに記載の混合液吐出キャップからなる毛髪化粧料塗布用具。
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