JP2004150749A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷媒として二酸化炭素を用い、圧縮機と室外側熱交換器と膨張機と室内側熱交換器とを備えた冷凍サイクル装置であって、前記膨張機の冷媒流出側配管に第1オイル分離器を設け、前記第1オイル分離器で分離したオイルを前記圧縮機の吸入側配管に戻すことを特徴とする冷凍サイクル装置。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷媒として二酸化炭素を用い、圧縮機と室外側熱交換器と膨張機と室内側熱交換器とを備えた冷凍サイクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧縮機と室外側熱交換器と膨張機と室内側熱交換器とを備えた冷凍サイクル装置において、圧縮機と膨張機との潤滑オイルを確保するために、圧縮機の出口側の配管にオイル分離器を設け、このオイル分離器で分離したオイルを、圧縮機の吸入側と、膨張機の入口側に供給する構成が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−141315号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、オイル分離器で分離したオイルを、圧縮機の吸入側と、膨張機の入口側に供給するためには、分割供給するために、オイル戻し管にそれぞれ弁か必要となり、分流制御も困難である。
【0005】
そこで本発明は、従来のように分流制御を行うことなく、圧縮機と膨張機との潤滑を円滑に行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明の冷凍サイクル装置は、冷媒として二酸化炭素を用い、圧縮機と室外側熱交換器と膨張機と室内側熱交換器とを備えた冷凍サイクル装置であって、前記膨張機の冷媒流出側配管に第1オイル分離器を設け、前記第1オイル分離器で分離したオイルを前記圧縮機の吸入側配管に戻すことを特徴とする。
請求項2記載の本発明の冷凍サイクル装置は、冷媒として二酸化炭素を用い、圧縮機と室外側熱交換器と膨張機と室内側熱交換器と補助圧縮機とを備え、前記補助圧縮機を前記圧縮機の吸入側配管に接続し、前記膨張機で回収した動力によって前記補助圧縮機を駆動する冷凍サイクル装置であって、前記膨張機の冷媒流出側配管に第1オイル分離器を設け、前記第1オイル分離器で分離したオイルを前記補助圧縮機の吸入側配管に戻すことを特徴とする。
請求項3記載の本発明の冷凍サイクル装置は、冷媒として二酸化炭素を用い、圧縮機と室外側熱交換器と膨張機と室内側熱交換器と補助圧縮機とを備え、前記補助圧縮機を前記圧縮機の吐出側配管に接続し、前記膨張機で回収した動力によって前記補助圧縮機を駆動する冷凍サイクル装置であって、前記膨張機の冷媒流出側配管に第1オイル分離器を設け、前記第1オイル分離器で分離したオイルを前記圧縮機の吸入側配管に戻すことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の冷凍サイクル装置において、前記第1オイル分離器の第1オイル戻し管に絞り装置を設けたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1に記載の冷凍サイクル装置において、前記圧縮機の吐出側配管に第2オイル分離器を設け、前記第2オイル分離器で分離したオイルを前記膨張機の冷媒流入側配管に戻すことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項2に記載の冷凍サイクル装置において、前記圧縮機の吐出側配管に第2オイル分離器を設け、前記第2オイル分離器で分離したオイルを前記膨張機の冷媒流入側配管に戻すことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項3に記載の冷凍サイクル装置において、前記補助圧縮機の吐出側配管に第2オイル分離器を設け、前記第2オイル分離器で分離したオイルを前記膨張機の冷媒流入側配管に戻すことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項5から請求項7のいずれかに記載の冷凍サイクル装置において、前記第2オイル分離器の第2オイル戻し管に絞り装置を設けたことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1に記載の冷凍サイクル装置において、前記圧縮機の吐出側配管と吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁4とを備え、前記第1オイル分離器を前記膨張機の冷媒流出口から前記第2四方弁までの間の配管に設け、前記第1オイル分離器の第1オイル戻し管を、前記第1四方弁から前記圧縮機の吸入口までの間の配管に設けたことを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項2に記載の冷凍サイクル装置において、前記圧縮機の吐出側配管と前記補助圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁4とを備え、前記第1オイル分離器を前記膨張機の冷媒流出口から前記第2四方弁までの間の配管に設け、前記第1オイル分離器の第1オイル戻し管を、前記第1四方弁から前記補助圧縮機の吸入口までの間の配管に設けたことを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項3に記載の冷凍サイクル装置において、前記補助圧縮機の吐出側配管と前記圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁4とを備え、前記第1オイル分離器を前記膨張機の冷媒流出口から前記第2四方弁までの間の配管に設け、前記第1オイル分離器の第1オイル戻し管を、前記第1四方弁から前記圧縮機の吸入口までの間の配管に設けたことを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項5に記載の冷凍サイクル装置において、前記圧縮機の吐出側配管と吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、前記第2オイル分離器を前記圧縮機の吐出口から前記第1四方弁までの間の配管に設け、前記第2オイル分離器の第2オイル戻し管を、前記第2四方弁から前記膨張機の冷媒流入口までの間の配管に設けたことを特徴とする。
請求項13記載の本発明は、請求項6に記載の冷凍サイクル装置において、前記圧縮機の吐出側配管と前記補助圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、前記第2オイル分離器を前記圧縮機の吐出口から前記第1四方弁までの間の配管に設け、前記第2オイル分離器の第2オイル戻し管を、前記第2四方弁から前記膨張機の冷媒流入口までの間の配管に設けたことを特徴とする。
請求項14記載の本発明は、請求項7に記載の冷凍サイクル装置において、前記補助圧縮機の吐出側配管と前記圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、前記第2オイル分離器を前記補助圧縮機の吐出口から前記第1四方弁までの間の配管に設け、前記第2オイル分離器の第2オイル戻し管を、前記第2四方弁から前記膨張機の冷媒流入口までの間の配管に設けたことを特徴とする。
請求項15記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の冷凍サイクル装置において、オイルとして、PAG、AB、ナフテン系鉱油などの前記冷媒と溶解性の低いオイルを用いたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明による第1の実施の形態は、膨張機の冷媒流出側配管に第1オイル分離器を設け、第1オイル分離器で分離したオイルを圧縮機の吸入側配管に戻すものである。
本実施の形態によれば、圧縮機の吐出冷媒中のオイルで膨張機の摺動部を潤滑することで、膨張機にオイル溜めを設けることなく膨張部と軸との潤滑を行うことができ、圧縮機と膨張機との一体化が容易となる。また、蒸発器にオイルが流入しないので蒸発器でのオイル溜まりがなく、蒸発器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第2の実施の形態は、膨張機の冷媒流出側配管に第1オイル分離器を設け、第1オイル分離器で分離したオイルを補助圧縮機の吸入側配管に戻すものである。
本実施の形態によれば、圧縮機の吐出冷媒中のオイルで膨張機の摺動部を潤滑することで、膨張機にオイル溜めを設けることなく膨張部と軸との潤滑を行うことができ、膨張機と補助圧縮機との一体化が容易となる。また、蒸発器にオイルが流入しないので蒸発器でのオイル溜まりがなく、蒸発器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第3の実施の形態は、膨張機の冷媒流出側配管に第1オイル分離器を設け、第1オイル分離器で分離したオイルを圧縮機の吸入側配管に戻すものである。
本実施の形態によれば、圧縮機の吐出冷媒中のオイルで膨張機の摺動部を潤滑することで、膨張機にオイル溜めを設けることなく膨張部と軸との潤滑を行うことができ、膨張機と補助圧縮機との一体化が容易となる。また、蒸発器にオイルが流入しないので蒸発器でのオイル溜まりがなく、蒸発器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第4の実施の形態は、第1から第3の実施の形態において、第1オイル分離器の第1オイル戻し管に絞り装置を設けたものである。
本実施の形態によれば、この絞り装置により適切なオイル戻し量を確保することができる。
本発明による第5の実施の形態は、第1の実施の形態において、圧縮機の吐出側配管に第2オイル分離器を設け、第2オイル分離器で分離したオイルを膨張機の冷媒流入側配管に戻すものである。
本実施の形態によれば、放熱器にオイルが流入しないので放熱器でのオイル溜まりがなく、放熱器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第6の実施の形態は、第2の実施の形態において、圧縮機の吐出側配管に第2オイル分離器を設け、第2オイル分離器で分離したオイルを膨張機の冷媒流入側配管に戻すものである。
本実施の形態によれば、放熱器にオイルが流入しないので放熱器でのオイル溜まりがなく、放熱器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第7の実施の形態は、第3の実施の形態において、補助圧縮機の吐出側配管に第2オイル分離器を設け、第2オイル分離器で分離したオイルを膨張機の冷媒流入側配管に戻すものである。
本実施の形態によれば、放熱器にオイルが流入しないので放熱器でのオイル溜まりがなく、放熱器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第8の実施の形態は、第5から第7の実施の形態において、第2オイル分離器の第2オイル戻し管に絞り装置を設けたものである。
本実施の形態によれば、この絞り装置により適切なオイル戻し量を確保することができる。
本発明による第9の実施の形態は、第1の実施の形態において、圧縮機の吐出側配管と吸入側配管とが接続される第1四方弁と、膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、第1オイル分離器を膨張機の冷媒流出口から第2四方弁までの間の配管に設け、第1オイル分離器の第1オイル戻し管を、第1四方弁から圧縮機の吸入口までの間の配管に設けたものである。
本実施の形態によれば、第1四方弁の切り替えによって冷房運転モードと暖房運転モードとを利用することができる冷凍サイクルにおいて、圧縮機の吐出冷媒中のオイルで膨張機の摺動部を潤滑することができる。また、蒸発器にオイルが流入しないので蒸発器でのオイル溜まりがなく、蒸発器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第10の実施の形態は、第2の実施の形態において、圧縮機の吐出側配管と補助圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、第1オイル分離器を膨張機の冷媒流出口から第2四方弁までの間の配管に設け、第1オイル分離器の第1オイル戻し管を、第1四方弁から補助圧縮機の吸入口までの間の配管に設けたものである。
本実施の形態によれば、第1四方弁の切り替えによって冷房運転モードと暖房運転モードとを利用することができる冷凍サイクルにおいて、圧縮機の吐出冷媒中のオイルで膨張機の摺動部を潤滑することができる。また、蒸発器にオイルが流入しないので蒸発器でのオイル溜まりがなく、蒸発器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第11の実施の形態は、第3の実施の形態において、補助圧縮機の吐出側配管と圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、第1オイル分離器を膨張機の冷媒流出口から第2四方弁までの間の配管に設け、第1オイル分離器の第1オイル戻し管を、第1四方弁から圧縮機の吸入口までの間の配管に設けたものである。
本実施の形態によれば、第1四方弁の切り替えによって冷房運転モードと暖房運転モードとを利用することができる冷凍サイクルにおいて、圧縮機の吐出冷媒中のオイルで膨張機の摺動部を潤滑することができる。また、蒸発器にオイルが流入しないので蒸発器でのオイル溜まりがなく、蒸発器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第12の実施の形態は、第5の実施の形態において、圧縮機の吐出側配管と吸入側配管とが接続される第1四方弁と、膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、第2オイル分離器を圧縮機の吐出口から第1四方弁までの間の配管に設け、第2オイル分離器の第2オイル戻し管を、第2四方弁から膨張機の冷媒流入口までの間の配管に設けたものである。
本実施の形態によれば、第1四方弁の切り替えによって冷房運転モードと暖房運転モードとを利用することができる冷凍サイクルにおいて、放熱器にオイルが流入しないので放熱器でのオイル溜まりがなく、放熱器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第13の実施の形態は、第6の実施の形態において、圧縮機の吐出側配管と補助圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、第2オイル分離器を圧縮機の吐出口から第1四方弁までの間の配管に設け、第2オイル分離器の第2オイル戻し管を、第2四方弁から膨張機の冷媒流入口までの間の配管に設けたものである。
本実施の形態によれば、第1四方弁の切り替えによって冷房運転モードと暖房運転モードとを利用することができる冷凍サイクルにおいて、放熱器にオイルが流入しないので放熱器でのオイル溜まりがなく、放熱器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第14の実施の形態は、第7の実施の形態において、補助圧縮機の吐出側配管と圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、第2オイル分離器を補助圧縮機の吐出口から第1四方弁までの間の配管に設け、第2オイル分離器の第2オイル戻し管を、第2四方弁から膨張機の冷媒流入口までの間の配管に設けたものである。
本実施の形態によれば、第1四方弁の切り替えによって冷房運転モードと暖房運転モードとを利用することができる冷凍サイクルにおいて、放熱器にオイルが流入しないので放熱器でのオイル溜まりがなく、放熱器の熱伝達の低下を防止でき、COPを向上させることができる。
本発明による第15の実施の形態は、第1から第3の実施の形態において、オイルとして、PAG、AB、ナフテン系鉱油などの冷媒と溶解性の低いオイルを用いたものである。
本実施の形態によれば、冷媒と溶解性の低いオイルを用いることで、オイル分離器でのオイル分離を確実にし、蒸発器や放熱器での熱伝達の効率低下を防止することができ、COPの向上を図ることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の一実施例による冷凍サイクル装置を、ヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置の構成図である。
図に示すように、本実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置は、冷媒としてCO2冷媒を使用し、モータ11を有する圧縮機1と、室外側熱交換器3と、膨張機6と、室内側熱交換器8とを配管で接続した冷媒回路から構成される。圧縮機1等の摺動部潤滑用のオイルとしては、PAG、AB、ナフテン系鉱油などの冷媒と溶解性の低いオイルを用いる。
また膨張機6の流入側には予膨張弁5が設けられている。
また予膨張弁5及び膨張機6と並列に、予膨張弁5及び膨張機6をバイパスするバイパス回路が設けられ、このバイパス回路に制御弁7が設けられている。
また、膨張機6の駆動軸と圧縮機1の駆動軸とは連結されており、圧縮機1は膨張機6で回収した動力を駆動に利用している。
そしてこの冷媒回路には、圧縮機1の吐出側配管と吸入側配管とが接続される第1四方弁2と、予膨張弁5の冷媒流入側配管と膨張機6の冷媒流出側配管とが接続されるとともにバイパス回路が接続される第2四方弁4とを備えている。
第1オイル分離器54は、膨張機6の冷媒流出側の配管であって、バイパス回路との合流部から第2四方弁4までの間の配管に設けられている。そして、この第1オイル分離器54で分離したオイルは、第1オイル戻し管55によって第1四方弁2から圧縮機1の吸入口までの間の配管に戻される。また、第1オイル戻し管55には絞り装置56を設けている。
第2オイル分離器51は、圧縮機1の吐出口から第1四方弁2までの間の配管に設けられている。そして、この第2オイル分離器51で分離したオイルは、第2オイル戻し管52によって第2四方弁2から膨張機6の流入口までの間の配管に戻される。なお、この第2オイル戻し管52はバイパス回路との分岐部よりも下流側配管に設けることが好ましい。また、第2オイル戻し管52には絞り装置53を設けている。
【0009】
本実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置の動作について以下に説明する。
まず、室外側熱交換器3を放熱器、室内側熱交換器8を蒸発器として用いる冷房運転モードについて説明する。この冷房運転モードでの冷媒流れを、図中実線矢印で示す。
冷房運転モード時の冷媒は、モータ11で駆動される圧縮機1により高温高圧に圧縮されて吐出され、第1四方弁2を経て、室外側熱交換器3に導入される。室外側熱交換器3では、CO2冷媒は、超臨界状態であるので、気液二相状態とはならずに、空気や水などの外部流体に放熱する。その後CO2冷媒は、第2四方弁4を経て予膨張弁5及び膨張機6に導入され、予膨張弁5及び膨張機6で減圧される。この減圧時に膨張機6で回収した動力は圧縮機1の駆動に用いられる。このとき、例えば室外側熱交換器3の出口側で検出した高圧冷媒圧力に応じて制御弁7の開度を調整してバイパス回路に流す冷媒量を制御する。また、検出した高圧冷媒圧力に応じて予膨張弁5の開度を調整して膨張弁6に流れる冷媒量を制御する。
予膨張弁5及び膨張機6にて減圧されたCO2冷媒は、第2四方弁4を経由して室内側熱交換器8に導かれ、室内側熱交換器8にて蒸発して吸熱する。この吸熱によって室内の冷房が行われる。蒸発を終えた冷媒は圧縮機1に吸入される。
【0010】
次に、室外側熱交換器3を蒸発器、室内側熱交換器8を放熱器として用いる暖房運転モードについて説明する。この暖房運転モードでの冷媒流れを、図中波線矢印で示す。
暖房運転モード時の冷媒は、モータ11で駆動される圧縮機1により高温高圧に圧縮されて吐出され、第1四方弁2を経て、室内側熱交換器8に導入される。室内側熱交換器8では、CO2冷媒は、超臨界状態であるので、気液二相状態とはならずに、空気や水などの外部流体に放熱し、この放熱を利用して例えば室内暖房が行われる。その後CO2冷媒は、予膨張弁5及び膨張機6に導入され、予膨張弁5及び膨張機6で減圧される。この減圧時に膨張機6で回収した動力は圧縮機1の駆動に用いられる。このとき、例えば室内側熱交換器8の出口側で検出した高圧冷媒圧力に応じて制御弁7の開度を調整してバイパス回路に流す冷媒量を制御する。また、検出した高圧冷媒圧力に応じて予膨張弁5の開度を調整して膨張弁6に流れる冷媒量を制御する。
予膨張弁5及び膨張機6にて減圧されたCO2冷媒は、第2四方弁4を経由して室外側熱交換器3に導かれ、室外側熱交換器3にて蒸発して吸熱し、蒸発を終えた冷媒は第1四方弁2を経由して圧縮機1に吸入される。
【0011】
次に、上記冷暖房運転時におけるオイルの流れについて説明する。
圧縮機1の内部にはオイル溜めを備え、所定量のオイルが蓄えられている。このオイルによって圧縮機1内の潤滑が行われている。このオイルの一部は、冷媒とともに吐出される。吐出されたオイルは、第2オイル分離器51にて冷媒と分離され、分離されたオイルは、第2オイル戻し管52によって膨張機6の冷媒流入側の配管に戻される。従って、膨張機6はこのオイルによって潤滑される。また、第2オイル分離器51で分離したオイルは、第2オイル戻し管52によって放熱器(冷房運転モードにおける室外側熱交換器3、暖房運転モードにおける室内側熱交換器8)をバイパスするので、放熱器にオイルが流入しないので放熱器でのオイル溜まりがなく、放熱器の熱伝達の効率低下を防止でき、COPを向上させることができる。
一方、膨張機6で潤滑に使われたオイルは、冷媒とともに流出する。流出したオイルは、第1オイル分離器54にて冷媒と分離され、分離されたオイルは、第1オイル戻し管55によって圧縮機1の吸入側配管に戻される。従って、第1オイル分離器54で分離したオイルは、第1オイル戻し管55によって蒸発器(冷房運転モードにおける室内側熱交換器8、暖房運転モードにおける室外側熱交換器3)をバイパスするので、蒸発器にオイルが流入しないので蒸発器でのオイル溜まりがなく、蒸発器の熱伝達の効率低下を防止でき、COPを向上させることができる。また、圧縮機1の吐出冷媒中のオイルで膨張機6の摺動部を潤滑することで、膨張機6にオイル溜めを設けることなく潤滑を行うことができ、圧縮機1と膨張機6との一体化が容易となる。
また、PAG、AB、ナフテン系鉱油などの冷媒と溶解性の低いオイルを用いることで、オイル分離器51、54でのオイル分離を確実にし、蒸発器や放熱器での熱伝達の効率低下を防止することができ、COPの向上を図ることができる。
【0012】
以下、本発明の他の実施例による冷凍サイクル装置を、ヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置について、図面を参照して説明する。
図2は、本実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置の構成図である。
図に示すように、本実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置は、冷媒としてCO2冷媒を使用し、モータ11を有する圧縮機1と、室外側熱交換器3と、膨張機6と、室内側熱交換器8と、補助圧縮機10とを配管で接続した冷媒回路から構成される。圧縮機1等の摺動部潤滑用のオイルとしては、PAG、AB、ナフテン系鉱油などの冷媒と溶解性の低いオイルを用いる。
また膨張機6の流入側配管には予膨張弁5が設けられている。
また予膨張弁5及び膨張機6と並列に、予膨張弁5及び膨張機6をバイパスするバイパス回路が設けられ、このバイパス回路に制御弁7が設けられている。
また、膨張機6の駆動軸と補助圧縮機10の駆動軸とは連結されており、補助圧縮機10は膨張機6で回収した動力によって駆動される。
そしてこの冷媒回路には、圧縮機1の吐出側配管と補助圧縮機10の吸入側配管とが接続される第1四方弁2と、予膨張弁5の冷媒流入側配管と膨張機6の冷媒流出側配管とが接続されるとともにバイパス回路が接続される第2四方弁4とを備えている。
第1オイル分離器54は、膨張機6の冷媒流出側の配管であって、バイパス回路との合流部から第2四方弁4までの間の配管に設けられている。そして、この第1オイル分離器54で分離したオイルは、第1オイル戻し管55によって第1四方弁2から圧縮機1の吸入口までの間の配管に戻される。また、第1オイル戻し管55には絞り装置56を設けている。
第2オイル分離器51は、圧縮機1の吐出口から第1四方弁2までの間の配管に設けられている。そして、この第2オイル分離器51で分離したオイルは、第2オイル戻し管52によって第2四方弁2から膨張機6の流入口までの間の配管に戻される。なお、この第2オイル戻し管52はバイパス回路との分岐部よりも下流側配管に設けることが好ましい。また、第2オイル戻し管52には絞り装置53を設けている。
【0013】
本実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置の動作について以下に説明する。
まず、室外側熱交換器3を放熱器、室内側熱交換器8を蒸発器として用いる冷房運転モードについて説明する。この冷房運転モードでの冷媒流れを、図中実線矢印で示す。
冷房運転モード時の冷媒は、モータ11で駆動される圧縮機1により高温高圧に圧縮されて吐出され、第1四方弁2を経て、室外側熱交換器3に導入される。室外側熱交換器3では、CO2冷媒は、超臨界状態であるので、気液二相状態とはならずに、空気や水などの外部流体に放熱する。その後CO2冷媒は、予膨張弁5及び膨張機6に導入され、予膨張弁5及び膨張機6で減圧される。この減圧時に膨張機6で回収した動力は補助圧縮機10の駆動に用いられる。このとき、例えば室外側熱交換器3の出口側で検出した高圧冷媒圧力に応じて制御弁7の開度を調整してバイパス回路に流す冷媒量を制御する。また、検出した高圧冷媒圧力に応じて予膨張弁5の開度を調整して膨張弁6に流れる冷媒量を制御する。
予膨張弁5及び膨張機6にて減圧されたCO2冷媒は、第2四方弁4を経由して室内側熱交換器8に導かれ、室内側熱交換器8にて蒸発して吸熱する。この吸熱によって室内の冷房が行われる。蒸発を終えた冷媒は、第1四方弁2を経て補助圧縮機10に導かれ、補助圧縮機10によって過給(チャージャ)され圧縮機1に吸入される。
【0014】
次に、室外側熱交換器3を蒸発器、室内側熱交換器8を放熱器として用いる暖房運転モードについて説明する。この暖房運転モードでの冷媒流れを、図中波線矢印で示す。
暖房運転モード時の冷媒は、モータ11で駆動される圧縮機1により高温高圧に圧縮されて吐出され、第1四方弁2を経て、室内側熱交換器8に導入される。室内側熱交換器8では、CO2冷媒は、超臨界状態であるので、気液二相状態とはならずに、空気や水などの外部流体に放熱し、この放熱を利用して例えば室内暖房が行われる。その後CO2冷媒は、予膨張弁5及び膨張機6に導入され、予膨張弁5及び膨張機6で減圧される。この減圧時に膨張機6で回収した動力は補助圧縮機10の駆動に用いられる。このとき、例えば室内側熱交換器8の出口側で検出した高圧冷媒圧力に応じて制御弁7の開度を調整してバイパス回路に流す冷媒量を制御する。また、検出した高圧冷媒圧力に応じて予膨張弁5の開度を調整して膨張弁6に流れる冷媒量を制御する。
予膨張弁5及び膨張機6にて減圧されたCO2冷媒は、第2四方弁4を経由して室外側熱交換器3に導かれ、室外側熱交換器3にて蒸発して吸熱し、蒸発を終えた冷媒は第1四方弁2を経由して補助圧縮機10に導かれ、補助圧縮機10によって過給(チャージャ)され圧縮機1に吸入される。
【0015】
次に、上記冷暖房運転時におけるオイルの流れについて説明する。
圧縮機1の内部にはオイル溜めを備え、所定量のオイルが蓄えられている。このオイルによって圧縮機1内の潤滑が行われている。このオイルの一部は、冷媒とともに吐出される。吐出されたオイルは、第2オイル分離器51にて冷媒と分離され、分離されたオイルは、第2オイル戻し管52によって膨張機6の冷媒流入側の配管に戻される。従って、膨張機6はこのオイルによって潤滑される。また、第2オイル分離器51で分離したオイルは、第2オイル戻し管52によって放熱器(冷房運転モードにおける室外側熱交換器3、暖房運転モードにおける室内側熱交換器8)をバイパスするので、放熱器にオイルが流入しないので放熱器でのオイル溜まりがなく、放熱器の熱伝達の効率低下を防止でき、COPを向上させることができる。
一方、膨張機6で潤滑に使われたオイルは、冷媒とともに流出する。流出したオイルは、第1オイル分離器54にて冷媒と分離され、分離されたオイルは、第1オイル戻し管55によって補助圧縮機10の吸入側配管に戻される。従って、補助圧縮機10はこのオイルによって潤滑され、補助圧縮機10から吐出される冷媒は再び圧縮機1内に戻る。また、第1オイル分離器54で分離したオイルは、第1オイル戻し管55によって蒸発器(冷房運転モードにおける室内側熱交換器8、暖房運転モードにおける室外側熱交換器3)をバイパスするので、蒸発器にオイルが流入しないので蒸発器でのオイル溜まりがなく、蒸発器の熱伝達の効率低下を防止でき、COPを向上させることができる。また、圧縮機1の吐出冷媒中のオイルで膨張機6や補助圧縮機10の摺動部を潤滑することで、膨張機6や補助圧縮機10にオイル溜めを設けることなく潤滑を行うことができ、補助圧縮機10と膨張機6との一体化が容易となる。
また、PAG、AB、ナフテン系鉱油などの冷媒と溶解性の低いオイルを用いることで、オイル分離器51、54でのオイル分離を確実にし、蒸発器や放熱器での熱伝達の効率低下を防止することができ、COPの向上を図ることができる。
【0016】
以下、本発明の他の実施例による冷凍サイクル装置を、ヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置について、図面を参照して説明する。
図3は、本実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置の構成図である。
図に示すように、本実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置は、冷媒としてCO2冷媒を使用し、モータ11を有する圧縮機1と、補助圧縮機10と、室外側熱交換器3と、膨張機6と、室内側熱交換器8とを配管で接続した冷媒回路から構成される。圧縮機1等の摺動部潤滑用のオイルとしては、PAG、AB、ナフテン系鉱油などの冷媒と溶解性の低いオイルを用いる。
また膨張機6の流入側配管には予膨張弁5が設けられている。
また予膨張弁5及び膨張機6と並列に、予膨張弁5及び膨張機6をバイパスするバイパス回路が設けられ、このバイパス回路に制御弁7が設けられている。
また、膨張機6の駆動軸と補助圧縮機10の駆動軸とは連結されており、補助圧縮機10は膨張機6で回収した動力によって駆動される。
そしてこの冷媒回路には、圧縮機1の吸入側配管と補助圧縮機10の吐出側配管とが接続される第1四方弁2と、予膨張弁5の吸入側配管と膨張機6の吐出側配管とが接続されるとともにバイパス回路が接続される第2四方弁4とを備えている。
第1オイル分離器54は、膨張機6の冷媒流出側の配管であって、バイパス回路との合流部から第2四方弁4までの間の配管に設けられている。そして、この第1オイル分離器54で分離したオイルは、第1オイル戻し管55によって第1四方弁2から圧縮機1の吸入口までの間の配管に戻される。また、第1オイル戻し管55には絞り装置56を設けている。
第2オイル分離器51は、圧縮機1の吐出口から第1四方弁2までの間の配管に設けられている。そして、この第2オイル分離器51で分離したオイルは、第2オイル戻し管52によって第2四方弁2から膨張機6の流入口までの間の配管に戻される。なお、この第2オイル戻し管52はバイパス回路との分岐部よりも下流側配管に設けることが好ましい。また、第2オイル戻し管52には絞り装置53を設けている。
【0017】
本実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置の動作について以下に説明する。
まず、室外側熱交換器3を放熱器、室内側熱交換器8を蒸発器として用いる冷房運転モードについて説明する。この冷房運転モードでの冷媒流れを、図中実線矢印で示す。
冷房運転モード時の冷媒は、モータ11で駆動される圧縮機1により高温高圧に圧縮されて吐出され、補助圧縮機10に導かれ、補助圧縮機10によって更に過圧(エクスプレッサ)された後に、第1四方弁2を経て、室外側熱交換器3に導入される。室外側熱交換器3では、CO2冷媒は、超臨界状態であるので、気液二相状態とはならずに、空気や水などの外部流体に放熱する。その後CO2冷媒は、予膨張弁5及び膨張機6に導入され、予膨張弁5及び膨張機6で減圧される。この減圧時に膨張機6で回収した動力は補助圧縮機10の駆動に用いられる。このとき、例えば室外側熱交換器3の出口側で検出した高圧冷媒圧力に応じて制御弁7の開度を調整してバイパス回路に流す冷媒量を制御する。また、検出した高圧冷媒圧力に応じて予膨張弁5の開度を調整して膨張弁6に流れる冷媒量を制御する。
予膨張弁5及び膨張機6にて減圧されたCO2冷媒は、第2四方弁4を経由して室内側熱交換器8に導かれ、室内側熱交換器8にて蒸発して吸熱する。この吸熱によって室内の冷房が行われる。蒸発を終えた冷媒は、第1四方弁2を経て圧縮機1に吸入される。
【0018】
次に、室外側熱交換器3を蒸発器、室内側熱交換器8を放熱器として用いる暖房運転モードについて説明する。この暖房運転モードでの冷媒流れを、図中波線矢印で示す。
暖房運転モード時の冷媒は、モータ11で駆動される圧縮機1により高温高圧に圧縮されて吐出され、補助圧縮機10に導かれ、補助圧縮機10によって更に過圧(エクスプレッサ)された後に、第1四方弁2を経て、室内側熱交換器8に導入される。室内側熱交換器8では、CO2冷媒は、超臨界状態であるので、気液二相状態とはならずに、空気や水などの外部流体に放熱し、この放熱を利用して例えば室内暖房が行われる。その後CO2冷媒は、予膨張弁5及び膨張機6に導入され、予膨張弁5及び膨張機6で減圧される。この減圧時に膨張機6で回収した動力は補助圧縮機10の駆動に用いられる。このとき、例えば室内側熱交換器8の出口側で検出した高圧冷媒圧力に応じて制御弁7の開度を調整してバイパス回路に流す冷媒量を制御する。また、検出した高圧冷媒圧力に応じて予膨張弁5の開度を調整して膨張弁6に流れる冷媒量を制御する。
予膨張弁5及び膨張機6にて減圧されたCO2冷媒は、第2四方弁4を経由して室外側熱交換器3に導かれ、室外側熱交換器3にて蒸発して吸熱し、蒸発を終えた冷媒は第1四方弁2を経由して圧縮機1に吸入される。
【0019】
次に、上記冷暖房運転時におけるオイルの流れについて説明する。
圧縮機1の内部にはオイル溜めを備え、所定量のオイルが蓄えられている。このオイルによって圧縮機1内の潤滑が行われている。このオイルの一部は、冷媒とともに吐出される。吐出されたオイルは、冷媒とともに補助圧縮機10に導入されて補助圧縮機10内の潤滑を行う。そして補助圧縮機10から吐出されたオイルは、第2オイル分離器51にて冷媒と分離され、分離されたオイルは、第2オイル戻し管52によって膨張機6の冷媒流入側の配管に戻される。従って、膨張機6はこのオイルによって潤滑される。また、第2オイル分離器51で分離したオイルは、第2オイル戻し管52によって放熱器(冷房運転モードにおける室外側熱交換器3、暖房運転モードにおける室内側熱交換器8)をバイパスするので、放熱器にオイルが流入しないので放熱器でのオイル溜まりがなく、放熱器の熱伝達の効率低下を防止でき、COPを向上させることができる。
一方、膨張機6で潤滑に使われたオイルは、冷媒とともに流出する。流出したオイルは、第1オイル分離器54にて冷媒と分離され、分離されたオイルは、第1オイル戻し管55によって圧縮機1の吸入側配管に戻され、再び圧縮機1内に戻る。第1オイル分離器54で分離したオイルは、第1オイル戻し管55によって蒸発器(冷房運転モードにおける室内側熱交換器8、暖房運転モードにおける室外側熱交換器3)をバイパスするので、蒸発器にオイルが流入しないので蒸発器でのオイル溜まりがなく、蒸発器の熱伝達の効率低下を防止でき、COPを向上させることができる。また、圧縮機1の吐出冷媒中のオイルで膨張機6や補助圧縮機10の摺動部を潤滑することで、膨張機6や補助圧縮機10にオイル溜めを設けることなく潤滑を行うことができ、補助圧縮機10と膨張機6との一体化が容易となる。
また、PAG、AB、ナフテン系鉱油などの冷媒と溶解性の低いオイルを用いることで、オイル分離器51、54でのオイル分離を確実にし、蒸発器や放熱器での熱伝達の効率低下を防止することができ、COPの向上を図ることができる。
【0020】
上記それぞれの実施例では、ヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置を用いて説明したが、室外側熱交換器3を第1の熱交換器、室内側熱交換器8を第2の熱交換器とし、これら第1の熱交換器や第2の熱交換器を、温冷水器や蓄冷熱器などに利用したその他の冷凍サイクル装置であってもよい。
また、上記それぞれの実施例では、膨張機6の駆動軸を、圧縮機1又は補助圧縮機10の駆動軸と連結し、膨張機6で回収した動力を圧縮機1又は補助圧縮機10の駆動に利用する場合を説明したが、膨張機6の駆動軸に発電機を設けて電力に変換して利用してもよい。
また、それぞれの実施例において、高圧冷媒圧力の検出には圧力センサーを用いることができる。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、圧縮機の吐出冷媒中のオイルで膨張機の摺動部を潤滑することで、膨張機にオイル溜めを設けることなく膨張部と軸との潤滑を行うことができ、圧縮機と膨張機との一体化が容易となる。
また本発明によれば、放熱器や蒸発器にオイルが流入しないので放熱器や蒸発器でのオイル溜まりがなく、放熱器や蒸発器の熱伝達の効率低下を防止でき、COPを向上させることができる。
また本発明によれば、冷媒と溶解性の低いオイルを用いることで、オイル分離器でのオイル分離を確実にし、蒸発器や放熱器での熱伝達の効率低下を防止することができ、COPの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置の構成図
【図2】本発明の他の実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置の構成図
【図3】本発明の他の実施例によるヒートポンプ式冷暖房型空気調和装置の構成図
【符号の説明】
1 圧縮機
2 第1四方弁
3 室外側熱交換器
4 第2四方弁
5 予膨張弁
6 膨張機
7 制御弁
8 室内側熱交換器
10 補助圧縮機
11 モータ
51 第2オイル分離器
52 第2オイル戻し管
53 絞り装置
54 第2オイル分離器
55 第2オイル戻し管
56 絞り装置
Claims (15)
- 冷媒として二酸化炭素を用い、圧縮機と室外側熱交換器と膨張機と室内側熱交換器とを備えた冷凍サイクル装置であって、前記膨張機の冷媒流出側配管に第1オイル分離器を設け、前記第1オイル分離器で分離したオイルを前記圧縮機の吸入側配管に戻すことを特徴とする冷凍サイクル装置。
- 冷媒として二酸化炭素を用い、圧縮機と室外側熱交換器と膨張機と室内側熱交換器と補助圧縮機とを備え、前記補助圧縮機を前記圧縮機の吸入側配管に接続し、前記膨張機で回収した動力によって前記補助圧縮機を駆動する冷凍サイクル装置であって、前記膨張機の冷媒流出側配管に第1オイル分離器を設け、前記第1オイル分離器で分離したオイルを前記補助圧縮機の吸入側配管に戻すことを特徴とする冷凍サイクル装置。
- 冷媒として二酸化炭素を用い、圧縮機と室外側熱交換器と膨張機と室内側熱交換器と補助圧縮機とを備え、前記補助圧縮機を前記圧縮機の吐出側配管に接続し、前記膨張機で回収した動力によって前記補助圧縮機を駆動する冷凍サイクル装置であって、前記膨張機の冷媒流出側配管に第1オイル分離器を設け、前記第1オイル分離器で分離したオイルを前記圧縮機の吸入側配管に戻すことを特徴とする冷凍サイクル装置。
- 前記第1オイル分離器の第1オイル戻し管に絞り装置を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の吐出側配管に第2オイル分離器を設け、前記第2オイル分離器で分離したオイルを前記膨張機の冷媒流入側配管に戻すことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の吐出側配管に第2オイル分離器を設け、前記第2オイル分離器で分離したオイルを前記膨張機の冷媒流入側配管に戻すことを特徴とする請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記補助圧縮機の吐出側配管に第2オイル分離器を設け、前記第2オイル分離器で分離したオイルを前記膨張機の冷媒流入側配管に戻すことを特徴とする請求項3に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記第2オイル分離器の第2オイル戻し管に絞り装置を設けたことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の吐出側配管と吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁4とを備え、前記第1オイル分離器を前記膨張機の冷媒流出口から前記第2四方弁までの間の配管に設け、前記第1オイル分離器の第1オイル戻し管を、前記第1四方弁から前記圧縮機の吸入口までの間の配管に設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の吐出側配管と前記補助圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁4とを備え、前記第1オイル分離器を前記膨張機の冷媒流出口から前記第2四方弁までの間の配管に設け、前記第1オイル分離器の第1オイル戻し管を、前記第1四方弁から前記補助圧縮機の吸入口までの間の配管に設けたことを特徴とする請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記補助圧縮機の吐出側配管と前記圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁4とを備え、前記第1オイル分離器を前記膨張機の冷媒流出口から前記第2四方弁までの間の配管に設け、前記第1オイル分離器の第1オイル戻し管を、前記第1四方弁から前記圧縮機の吸入口までの間の配管に設けたことを特徴とする請求項3に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の吐出側配管と吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、前記第2オイル分離器を前記圧縮機の吐出口から前記第1四方弁までの間の配管に設け、前記第2オイル分離器の第2オイル戻し管を、前記第2四方弁から前記膨張機の冷媒流入口までの間の配管に設けたことを特徴とする請求項5に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の吐出側配管と前記補助圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、前記第2オイル分離器を前記圧縮機の吐出口から前記第1四方弁までの間の配管に設け、前記第2オイル分離器の第2オイル戻し管を、前記第2四方弁から前記膨張機の冷媒流入口までの間の配管に設けたことを特徴とする請求項6に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記補助圧縮機の吐出側配管と前記圧縮機の吸入側配管とが接続される第1四方弁と、前記膨張機の冷媒流入側配管と冷媒流出側配管とが接続される第2四方弁とを備え、前記第2オイル分離器を前記補助圧縮機の吐出口から前記第1四方弁までの間の配管に設け、前記第2オイル分離器の第2オイル戻し管を、前記第2四方弁から前記膨張機の冷媒流入口までの間の配管に設けたことを特徴とする請求項7に記載の冷凍サイクル装置。
- オイルとして、PAG、AB、ナフテン系鉱油などの前記冷媒と溶解性の低いオイルを用いたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の冷凍サイクル装置。
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