JP2004141304A - 内視鏡の鉗子栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】処置具の挿脱を行う際の操作性を低下させることなく、繰り返し処置具を挿脱してスリットの接合壁面が磨耗、変形したとしても、スリットの接合壁面が圧接される方向に作用する押圧力により、その間の密閉性を確保でき、鉗子栓の耐久性を向上させる。
【解決手段】鉗子栓10の栓本体部20には開閉弁部21が装着されるが、栓本体部20の第2の円環状突出部26には押圧内壁面26aが設けられ、開閉弁部21の円環状溝31には受圧外壁面31aが形成され、第2の円環状突出部26を円環状溝31に嵌合させると、押圧内壁面26aにより受圧外壁面31aが押圧されて、スリット33の接合壁面33a,33aが相互に圧接される。
【選択図】   図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療用等として用いられる内視鏡に設けられ、鉗子その他の処置具を挿通するための処置具挿通チャンネルにおいて、処置具導入口の口金に着脱可能に装着される鉗子栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
体腔内に挿入されて、医療検査等を行う内視鏡は、術者等が手で把持して操作を行う本体操作部に体腔内への挿入部を連設し、さらに本体操作部に光源装置等に着脱可能に接続されるユニバーサルコードを連結して設けることにより大略構成されるものである。挿入部の先端部には体腔内を照明するための照明部と、この照明部から照射される照明下で体腔内の検査を行う観察部とを備えている。
【0003】
例えば、内視鏡による検査の結果、患部等が発見されたときには、所要の処置を行うことができ、また組織細胞のサンプリング等も行えるようにしたものもある。このために、内視鏡には鉗子その他の処置具を挿通するための処置具挿通チャンネルが設けられる。処置具挿通チャンネルは、その先端が照明部及び観察部と共に挿入部の先端部に開口している。一方、処置具の処置具挿通チャンネルへの導入は本体操作部側で行なわれる。このために、本体操作部または本体操作部と挿入部との連結部に処置具導入口が形成される。
【0004】
体腔内の圧力は大気圧より高いため、また処置具挿通チャンネルを吸引通路と兼用することがある等の点で、処置具導入口を常時開口させておくことはできない。このために、処置具導入口に口金を設けて鉗子栓を装着して、この処置具導入口を密閉する構成とするのが一般的である。そして、処置具を使用する場合、鉗子栓を口金から取り外すのではなく、鉗子栓に開閉弁を設けて、処置具を挿入する際には、この開閉弁を開くようにするのが一般的である。しかも、処置具挿通チャンネルの内部は使用の都度洗浄しなければならないこと等から、鉗子栓は処置具導入口の口金に着脱可能に装着される。
【0005】
処置具挿通チャンネル内に挿通される処置具としては、例えば鉗子等のように外径の大きい処置具が挿通されることもあり、またチューブ等の外径の小さい処置具が挿通されることもある。つまり、処置具挿通チャンネル内に挿通される処置具の太さはまちまちである。鉗子栓に設けられる開閉弁としては、処置具を挿入しても処置具の周囲を密閉状態に保持できるようになっているのが理想的である。しかしながら、処置具導入口の口径に近いような太い処置具を挿入したときにも、またそれより遥かに細い処置具を挿入したときにも、完全に密閉性が確保される鉗子栓は未だ開発されてはいない。
【0006】
従来から知られている鉗子栓としては、処置具導入口の口径より充分小さい孔径を有する絞り通路と、処置具導入口の口径とほぼ同じかまたはそれより長いスリットとを形成し、このスリットは常時においては密着状態となし、もって処置具導入口を密閉状態に保持するように構成したものがある。処置具を挿通させる際には、スリットを押し広げるようにするが、細い処置具の場合には、スリットの広がりも小さいので、ほぼ密閉状態に保つことができる。また、太い処置具を挿通させる場合には、スリットは大きく広げられるので、このスリットは密閉機能を発揮し得なくなる。ただし、スリットに加えて絞り通路を備えているので、この絞り通路を押し広げるように挿入されることから、太い処置具を使用する場合にも、処置具導入口は実質的に密閉状態に保持される。その結果、処置具を用いて体腔内で処置等を施している間に、体液等の汚物が逆流して、術者の手等に付着する等といった不都合を防止できるようになる。
【0007】
そして、前述した絞り通路とスリットとを単一の部材に設けて、絞り通路の形成部を口金に着脱される栓本体となし、またスリットの形成部を開閉弁部として、これら栓本体と開閉弁部とを連結部で連結する構成となし、栓本体を口金に装着した上で、開閉弁部を栓本体に装着する構成としたものは、従来から知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0008】
ここで、栓本体と開閉弁部とは、着脱可能に連結されるものであり、かつ連結状態では気密状態に保持されていなければならない。このために、特許文献1の構成では、栓本体に絞り通路の形成部から先端側に突出するように円環状の保持部を形成し、その先端部に内向きのストッパ用の突出部を形成するようにしており、また開閉弁部には、その本体部におけるスリットの形成位置を部分的に含め、それより下方に向けた延在部を連設して、この延在部に外向きの円環状突出部からなるシール部を設けるように構成している。そして、シール部の外径は栓本体の保持部内面において、絞り通路形成部から突出部までの間をシール壁として機能させるようになし、シール部をこの内壁に当接させることによって、気密確保を行うようにしている。
【0009】
【特許文献1】
実公平4−34802号公報(第2−3頁、第1−第5図)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、鉗子栓は、特に処置具挿通チャンネルを吸引経路として使用する場合、この処置具挿通チャンネルの内部を確実に負圧状態となし、かつ吸引物質が処置具導入部から溢出しないように保持するシール部として機能することから、開閉弁部に形成したスリットは閉鎖状態、つまりスリットを構成する左右の接合壁面間を密着状態に保持する必要がある。スリットには繰り返し処置具が挿通されてその都度開閉されるが、特に太径の鉗子等を頻繁に挿脱すると、スリットを構成する接合壁面に磨耗や変形が生じてその間の密着性が低下することになる。鉗子栓を構成する素材のゴム硬度を高くすれば、スリットを構成する接合壁面の磨耗、変形を抑制することができる。ただし、そうすると接合壁面に対する処置具の摺動性が悪くなり、処置具の挿脱操作が困難になってしまう。
【0011】
処置具の滑り性を良くするために、鉗子栓にシリコンオイルを含浸させることも考えられるが、そうするとスリットを構成する接合壁面間に滑りが生じることになる結果、スリットの密閉性が損なわれる。とりわけ、鉗子栓の内外の差圧が大きいときには、スリットが開いて吸引物質が鉗子栓の外に滲み出す可能性が高くなる。また、鉗子栓の材質として、例えばEPDM,SEP等のように、弾性復元力の大きいものを用いることも考えられるが、処置具の挿入操作性と耐久性との関係から、必ずしもスリットの密閉機能の完全性を期することができない。
【0012】
本発明は以上の点に鑑みてなれたものであって、その目的とするところは、処置具の挿脱を行う際の操作性を低下させることなく、繰り返し処置具を挿脱しても、スリットの密閉性を確保でき、鉗子栓の長寿命化を図ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、全体が弾性部材からなり、内視鏡に設けた処置具挿通路の処置具導入口の口金に着脱可能に装着され、前記処置具導入口の通路より小さい孔径となった絞り通路を設けた栓本体部と、この栓本体部に折り返し用連結部を介して前記栓本体部に着脱可能に連結され、前記絞り通路の延長線位置に処置具が挿入可能であり、常時には相互の接合壁面が密着状態となり、これら接合壁面間を離間させることにより通路を形成するスリットを設けた開閉弁部とからなる内視鏡の鉗子栓であって、前記開閉弁部の外周面には、前記スリットの接合壁面の両側に、少なくともこの接合壁面の厚み方向の大半を含む幅を持った受圧外壁面が形成されており、また前記栓本体部は前記開閉弁部の受圧外壁面を含む部位に嵌合されるものであり、この栓本体部には、前記各受圧外壁面に対応する位置に押圧内壁面が形成されており、前記スリットと直交する方向において、前記両受圧外壁面間の間隔より前記両押圧内壁面間の間隔の方を狭くすることによって、前記スリットの接合壁面間が相互に圧接する方向に押圧力を作用させるようにして前記栓本体部に前記開閉弁部が装着される構成としたことをその特徴とするものである。
【0014】
鉗子栓は全体が弾性部材で構成される。その材質としては、弾性の度合い、強度、耐薬品性等の見地から、シリコンゴム等が望ましい。栓本体部と開閉弁部とは、必ずしも一体的に形成される必要がなく、例えばそれぞれに必要な特性を持たせた部材で形成して、折り返し用連結部により接着等の手段で連結しても良い。ただし、製造の容易性等の観点から栓本体、折り返し用連結部及び開閉弁部を一体成型等の手段で形成することができる。
【0015】
開閉弁部には、常時には密閉状態に保持され、鉗子等の挿通時には開くスリットが設けられ、スリットは開閉弁部の厚み方向に貫通するように設けられ、このスリットを構成する相対向する壁面は接合壁面となり、両接合壁面を密着状態に保持される。スリットの形状としては、一文字形状または十文字形状等がある。いずれにしろ、スリットは、常時においては、つまり鉗子等が挿通されていない状態では密閉状態となり、かつ処置具挿通チャンネル内に吸引力を作用させて、鉗子栓の外面が臨む大気圧との間に差圧が生じても、スリットの密閉性を確保しなければならない。しかも、処置具を挿脱することによって、繰り返しスリットを開閉して、磨耗や変形等が生じても、スリットの密閉性を保持させる。
【0016】
このために、スリットを構成する接合壁面が密着する方向に押圧力を作用させる。開閉弁部は栓本体部内に部分的に嵌合されるが、開閉弁部の外周面には、スリットを形成した部位とオーバーラップする位置の両側であって、少なくともその厚み方向の大半を含む幅を持った受圧外壁面が形成される。一方、栓本体部には、それに開閉弁部を嵌合させたときに、これら両受圧外壁面に対応する位置に押圧内壁面を形成する。そして、スリットと直交する方向における両受圧外壁面間の間隔と、両押圧内壁面間の間隔とでは、受圧外壁面間の間隔は押圧内壁面間の間隔より広くなるように寸法差が設けられる。この寸法差分によって、スリットを構成する接合壁面間に密着性を与えるための押圧力が作用する。一方、スリットの長さは、処置具挿通チャンネル内に挿通される最大径の処置具が通過可能な寸法とする必要がある。ただし、前述した受圧外壁面と押圧内壁面は必ずしもスリットの全長に及ぶ必要はなく、その中間位置を含む所定の長さ分を有しておれば良い。
【0017】
開閉弁部と栓本体部との嵌合部の全周において、受圧外壁面とそれ以外の部位との間、及び押圧内壁面とそれ以外の部位との間の双方に形状変化点を設ける必要はない。例えば、開閉弁部に実質的に円環状の溝を形成し、栓本体部側にも実質的に円環状の突出部を形成している場合において、溝の溝底部を完全な円環状に形成し、突出部側は、その一部を溝の溝底部の半径と同じかそれより大きい曲率半径を有する円弧面となし、押圧内壁面として機能する部位を平坦面またはより曲率半径の大きい円弧面とすることができる。従って、開閉弁部に設けた溝のうち、形状変化点はないが、栓本体部の押圧内壁面と対面する部位が、この押圧内壁面からの押圧力を受ける受圧外壁面となる。
【0018】
スリットが一文字形状の場合には、開閉弁部側の受圧外壁面と、栓本体部側の押圧内壁面とはそれぞれ一対存在すればよい。一方、縦方向のスリットと横方向のスリットとからなる十文字形状のスリットを用いる場合には、各方向のスリットにつき、それぞれ一対の受圧外壁面及び押圧内壁面とを形成する。特に、十文字形状のスリットを設けている場合において、開閉弁部と栓本体部との嵌合部は必ずしも概略円形とする必要はなく、例えば概略四角形等の形状を取ることができる。
【0019】
開閉弁部と栓本体部との間の嵌合部は、開閉弁部の抜け止め機能と、シール機能とを発揮させなければならない。受圧外壁面部と押圧内壁面部との圧接面を含む部位でこれらの機能を発揮させることもできるが、このシール機能は他の部位で発揮させるように構成することもできる。例えば、栓本体部に突出部を形成し、開閉弁部にはこの突出部が嵌合する溝を設けた場合、突出部の厚み寸法を開閉弁部に形成した溝の溝幅より大きくすることによって、開閉弁部を前記栓本体部に嵌合させたときに、突出部の厚みを圧縮変形させることによりシール機能を発揮させることができる。このように、受圧外壁面部及び押圧内壁面部を含む部位に開閉弁部と栓本体部との間の抜け止め及びシール機能を必要としない場合には、受圧外壁面及び押圧内壁面の形成部以外は相互の圧接力が作用しない非作動面とすることも可能となる。このように非作動面を設ければ、受圧外壁面と押圧内壁面とによるスリットの接合壁面間の圧接力をより強力に発揮させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、図1に内視鏡の全体構成図を示す。図中において、1は本体操作部、2は挿入部、3はユニバーサルコードである。挿入部2は、本体操作部1への連結側から大半の長さ分は体腔内の挿入経路が曲がっている場合に、その曲がり方向に沿って自在に曲がる軟性部2aとなっており、この軟性部2aには、アングル部2b及び先端硬質部2cが順次連結されている。先端硬質部2cには内視鏡観察手段を構成する照明部と観察部(共に図示せず)とが設けられており、アングル部2bは先端硬質部2cを挿入経路に沿ってガイドしたり、かつ先端硬質部2cに設けた内視鏡観察手段の視野を変えたりするために、所望の方向に向けて湾曲操作できるようになっている。このアングル部2cの湾曲操作は本体操作部1に設けたアングル操作手段4によって遠隔操作で行なわれる。
【0021】
内視鏡は前述した内視鏡観察手段によって、体腔内を観察するだけではなく、内視鏡検査の結果発見された患部に対する処置や組織のサンプリング等も行えるようになっている。このために、本体操作部1には処置具導入部5が設けられ、この処置具導入部5から先端硬質部2cまでの部位には処置具挿通チャンネル6が設けられており、この処置具挿通チャンネル6の先端は照明部及び観察部等と共に先端硬質部2cに開口している。従って、鉗子その他の処置具を処置具導入部5から処置具挿通チャンネル6に挿通させて、先端硬質部2cから所定の長さ導出させることによって、所望の処置を施すことができるようになる。
【0022】
処置具挿通チャンネル6は、また、吸引通路としても利用されるものである。従って、図示は省略するが、処置具挿通チャンネルは本体操作部1内で処置具導入部5に至る経路と、本体操作部1からユニバーサルコード3を経て吸引装置に接続される経路とに分岐している。さらに、本体操作部1には吸引バルブが設けられており、この吸引バルブを操作することによって、処置具挿通チャンネル6と吸引装置との間を連通・遮断できるようになっている。
【0023】
そこで、内視鏡検査が行われる体腔内に体液や汚物が存在していると、吸引バルブを操作することによって、それらを処置具挿通チャンネル6から吸引通路に排出して、体腔内の観察条件を良好にする。この状態で、体腔内の検査を行い、その結果患部等が存在すると、鉗子その他の処置具を処置具導入部5から処置具挿通チャンネル6内に挿入して、適宜の処置が施されることになる。
【0024】
以上のことから、処置具導入部5は、少なくとも吸引作業を行っている間は密閉状態に保持させる必要がある。また、処置具が使用される際には、そのままで処置具を挿入できるようになっていなければならない。さらに、処置具挿通チャンネル6の内部は体液等の吸引物質等で汚損されることから、使用後には、処置具挿通チャンネル6の内部を洗浄しなければならない。従って、処置具導入部5には鉗子栓10が着脱可能に装着されるようになっており、この鉗子栓10は常時には密閉状態に保たれ、かつ処置具が挿通できる構造となっている。
【0025】
そこで、図2に鉗子栓10の具体的な構成を示す。同図において、11は分岐通路を示し、この分岐通路11は、図示は省略するが、処置具挿通チャンネル6の接続部と、吸引通路の接続部と、処置具導入口部12とが形成されている。処置具導入口部12には、口金13が連結して設けられており、この口金13に鉗子栓10が着脱可能に装着されるようになっている。このために、口金13の外周面には円環状の凹部14が形成され、その先端部には鉗子栓10の固定用フランジ部15が形成されている。
【0026】
さらに。図3に鉗子栓10の平面図を、また図4に断面図をそれぞれ示す。これらの図から明らかなように、鉗子栓10は、全体がゴム等の弾性部材で形成されており、栓本体部20と開閉弁部21とを有し、これら栓本体部20と開閉弁部21との間は扁平な帯状の折り返し用連結部22により連結されている。
【0027】
栓本体部20は全体として概略円筒状の部材からなり、一端側から円環状に内向きに突出する第1の円環状突出部23が形成されており、また中間部には中央に絞り通路24を形成した隔壁25が設けられ、さらに他端部には開閉弁部21の係止部となる第2の円環状突出部26が形成されている。そして、第1の円環状突出部23と隔壁25との間には第1の円環状凹部27が、また隔壁25と第2の円環状突出部26との間には第2の円環状凹部28が形成されている。また、開閉弁部21は、本体板29の端面から突出部30を連設したものからなり、この突出部30には円環状溝31が形成されており、この円環状溝31の両立ち上がり壁によって栓本体部20の第2の円環状突出部26を挟持する構成となっている。
【0028】
そして、開閉弁部21の本体板29における突出部30の突出方向とは反対側の面には、概略凹半球形状の処置具ガイド部32が形成されており、この処置具ガイド部32の底部にスリット33が形成されている。このスリット33は折り返し用突出部23の延在方向に対して直交する方向に所定の長さを有するものである。そして、スリット33の形成部分の厚みを調整するために、処置具ガイド部32とは反対側の面には、スリット33の長さを(若しくはそれより若干長い)直径とし、かつ円環状溝31の形成部の位置乃至それにほぼ近い位置までの深さを有する窪み34が形成されている。さらに、開閉弁部21には、その本体板29に栓本体部20に着脱操作をするための開閉操作部35が折り返し用連結部22への連結部とは反対方向に向けて張り出すように設けられている。
【0029】
以上のように構成される鉗子栓10において、栓本体部20における第1の円環状凹部27の部分は、口金13の固定用突出部15と係合し、また第1の円環状突出部23は凹部14に嵌入することによって、鉗子栓10が口金13に着脱可能に装着される。しかも、後述するように、鉗子栓10における開閉弁部21は栓本体部20に着脱されるものであるから、装着時における栓本体部20と口金13との連結強度は、開閉弁部21の栓本体部20への連結強度より大きくなっていなければならない。従って、口金13の凹部14及び固定用突出部15と、栓本体部20における第1の円環状突出部23及び第1の円環状凹部27との間の寸法差をある程度大きくして、栓本体部20の第1の円環状突出部23と第1の円環状凹部27との部位がかなり大きく圧縮変形されるようにして口金13に装着される。
【0030】
前述のようにして栓本体部20が口金13に装着された状態で、開閉弁部21が着脱可能に装着される。そして、装着状態で安定的に保持し、鉗子等の処置具の挿脱時にみだりに開閉弁部21が分離しないように抜け止めする機能を発揮するのは、栓本体部20の係止部を構成する第2の円環状突出部26を、開閉弁部21における本体板29とそれと対面する突出部30の壁部30aとの間に挟持させることによる。このために、図4に示したように、第2の円環状突出部26の厚み寸法A1は本体部29と突出部30の壁部30aとの間に形成される円環状溝31の溝幅寸法A2より大きくなっている。従って、開閉弁部21の装着時には第2の円環状突出部26はある程度圧縮されることになる。
【0031】
鉗子栓10は、処置具導入部5において、口金13の固定用突出部15の外周部に栓本体部20の第1の円環状突出部23を押し込むようにして装着する。鉗子栓10は全体が弾性部材から構成されているので、第1の円環状突出部23は、弾性変形して内径部分が拡径することになって、口金13の固定用突出部15を乗り越えて、凹部14内に嵌入する。これによって、鉗子栓10が処置具導入部5に固定される。
【0032】
次に、開閉弁部21を栓本体部20に装着する。このために、折り返し用連結部22をU字状に曲げるようにして、栓本体部20の第2の円環状突出部26内に開閉弁部21の突出部30を押し込むようにする。これによって、第2の円環状突出部26が拡径すると共に突出部30の外径が縮径することになる。そして、突出部30が第2の円環状突出部26を乗り越えると、第2の円環状凹部28内に収容される。この状態では、栓本体部20の第2の円環状突出部26及び開閉弁部21の突出部30が相対的に所定の厚み分だけ圧縮された状態となる。この圧縮分により開閉弁部21は栓本体部20に連結した状態に保持される。しかも、その間の気密性が良好となる。
【0033】
栓本体部20を構成する第2の円環状突出部26は、弾性変形した状態で、その上下から開閉弁部21の本体板29の下面と突出部30との間に挟持されているので、開閉弁部21は栓本体部20に嵌合した状態でみだりに動かないように、実質的に一体物となるように保持される。従って、開閉弁部21のスリット33及び栓本体部20の絞り通路24を介して種々の処置具を挿脱する際に、開閉弁部21が栓本体20に対して相対的な動きが生じることはない。
【0034】
その結果、先端に把持爪を有する鉗子等のように、腰が強く、しかも外径の大きな処置具を処置具挿通チャンネル6に挿通させた状態から、急激に処置具導入部5から引き抜くように操作しても、開閉弁部21と栓本体部20との間に相対的な動きが生じることがなく、第2の円環状突出部26と円環状溝31との間の嵌合状態が常に安定的になる。従って、繰り返し処置具を挿脱しても、この嵌合部に変形等が生じることがなく、開閉弁21の栓本体部20から逸脱するおそれはない。
【0035】
ここで、鉗子栓10を処置具導入口部12における口金13に装着した状態では、開閉弁部20に設けたスリット33を構成する両側の接合壁面33a,33a間が相互に確実に密着していなければならない。しかも、このスリット33は鉗子その他の処置具を挿通する毎に開閉され、かつ処置具は接合壁面33aに沿って摺動する。そして、繰り返し処置具を挿通させると、接合壁面33aが磨耗したり、変形したりする。その結果、スリット33の接合壁面33a,33a間の密閉性が低下して、その間に隙間が生じることになる。処置具挿通チャンネル6は吸引通路としても利用され、体内からの吸引物質を吸引する際には、処置具挿通チャンネル6内を負圧にすることから、スリット33に密閉性が得られない場合には、吸引物質が鉗子栓10の外部に滲み出ることになる。
【0036】
以上のことから、繰り返し処置具を挿通させても、スリット33を構成する接合壁面33a,33a間を密閉状態に保持するために、これら接合壁面33a,33aを相互に密着する方向に押圧力を作用させる構成としている。このために、まず開閉弁部21において、スリット33と円環状溝31との位置がオーバーラップするように、つまり円環状溝31の溝幅とスリット33の形成部の肉厚と一致させている。また、栓本体部20において、第2の円環状突出部26がこの円環状溝31内に嵌合されたときに、この第2の円環状突出部26の内周部の厚みは円環状溝31の溝幅とほぼ一致する寸法を持たせている。つまり、スリット33、円環状溝31の溝底部及び第2の円環状突出部26の内周面は、このスリット33と直交する方向において、ほぼ同じ幅寸法を有している。
【0037】
さらに、図5において、実線で示したように、開閉弁部21における円環状溝31の溝底部の一部は受圧外壁面31aとして機能する部位を有し、また同図に点線で示したように、栓本体部20における第2の円環状突出部26の内周面には押圧内壁面26aが形成されている。これら受圧外壁面31a及び押圧内壁面26aは、スリット33の左右両側において、その長さLとほぼ同じか、またはそれより多少短い範囲を有するものである。従って、受圧外壁面31a及び押圧内壁面26aは、スリット33の左右両側に位置している。
【0038】
円環状溝31の溝底部における受圧外壁面31a,31a間、及び第2の円環状突出部26a,26a間の部位は円弧面31b,26bとなっている。これら円弧面31b及び26bは円弧面31bの径を大きくすれば、栓本体部20に開閉弁部21を装着したときに、第2の円環状突出部26の内周面は円環状溝31の溝底部に全周にわたり圧接される。ただし、第2の円環状突出部26は開閉弁部21の本体板29と突出部30との間で圧縮された状態にして挟持されて、その間のシール機能を発揮するようになっており、しかも後述するように、スリット33の密着性を高めるために、円環状溝31の円弧面31bの曲率半径と、第2の円環状突出部26の円弧面26bの曲率半径とは、ほぼ同じか、または円弧面31bの曲率半径の方が僅かに小さくすることによって、これら円弧面31b,26b間は圧接されない非作動面とすることもできる。
【0039】
図5から明らかなように、第2の円環状突出部26は、押圧内壁面26aは、スリット33とほぼ平行な平坦面とするか、または円弧面26bより曲率半径の大きい円弧形状としている。つまり、第2の円環状突出部26には、押圧内壁面26aと円弧面26bとの境界部に形状変化点が存在している。これに対して、円環状溝31における受圧外壁面31aと円弧面31bとは同じ曲率半径の円を形成しており、その間で形状変化点は存在しない。そして、この円環状溝31における受圧外壁面31aは第2の円環状突出部26の押圧内壁面26aに対応する部位、つまり押圧内壁面26aにより押圧力を受ける部位である。
【0040】
以上のように構成することによって、スリット33と直交する方向においては、両側の押圧内壁面26a間の間隔が両側の受圧外壁面31a間の間隔より大きく、しかもスリット33の長さ方向における中間部が最も間隔の差が大きくなる。従って、開閉弁部21を栓本体部20に連結し、栓本体部20の第2の円環状突出部26が開閉弁部21の円環状溝31に嵌合すると、押圧内壁面26a間の間隔と受圧外壁面31a間の間隔の差分に応じて押圧内壁面26aにより受圧外壁面31aが押圧力の作用を受けることになり、円環状溝31の溝底部において、受圧外壁面31aの部位が円弧形状からスリット33の長さ方向と平行に近い形状となるように押圧変形されることになる。
【0041】
その結果、図5に矢印で示したように、スリット33を構成する接合壁面33a,33aを両側から密着させる方向の押圧力が作用する。しかも、最も強い押圧力を受けるのは(図5において、押圧力の強さを矢印の線の長さで表している)、スリット33の中間部分であり、このスリット33の中間部分は、自由状態では最も密着力が劣る部分であることから、スリット33の密着性確保の上で極めて有利である。さらに、スリット33の密着性をより高めるには、このスリット33の長さ方向と直交する方向のみに押圧力を与える必要があり、それ以外の方向、特にスリット33の長さ方向の押圧力が作用すると、かえってスリット33を開く傾向となる。そこで、第2の円環状突出部26における円弧面26bの内径を円弧状溝31の円弧面31bの溝底径より僅かに大きくしておけば、前述した方向に押圧力が作用することはない。
【0042】
開閉弁部21のスリット33を開いて、処置具を挿脱する際に、処置具がスリット33を構成する接合壁面33aと摺動することになり、繰り返し処置具を挿脱することによって、この接合壁面33aが磨耗したり、変形したりしても、押圧力による余長分があるので、接合壁面33a,33a間に密着性、密閉性を確保できる。従って、処置具挿通チャンネル6を吸引経路として利用し、この処置具挿通チャンネル6内に負圧吸引力を作用させたときに、確実に体内からの吸引を行うことができ、またスリット33の部位から吸引物質が滲み出るおそれはない。
【0043】
ところで、スリット33の接合壁面33a,33a間の密着力を高めると、吸引時には有利であるが、処置具を挿入したり、抜き出したりする際の抵抗が大きくなり、処置具の操作性が悪くなる可能性もある。鉗子栓10の材質をよりゴム硬度の低いものを使用すれば、処置具の挿脱操作性が悪化することはない。また、鉗子栓10を柔軟な部材で形成した場合には、接合壁面33aの磨耗の度合いが大きくなるが、押圧内壁面26a間の間隔と受圧外壁面31a間の間隔の差分を十分取っておけば、スリット33の密閉性を長期間確保でき、耐久性を保持することになる。
【0044】
而して、栓本体部20と開閉弁部21との嵌合部における気密性は、栓本体部20を構成する第2の円環状突出部26を開閉弁部21の本体板29と突出部30との間に弾性変形させた状態で挟持させることにより取る構成としているが、気密性の確保という点からは、本体板29と第2の円環状突出部26とを全面で当接させなければならないものではない。例えば、図6に示したように、栓本体部20における第2の円環状突出部26の表面に円環状に形成した突起40を設けるようになし、開閉弁部21を栓本体部20に装着したときに、この突起40を圧縮変形させるように構成すれば、前述した挟持機能を発揮させることができる。従って、この場合には、第2の円環状突出部26における厚み寸法はこの突起40を含めたものとなり、第2の円環状突出部26そのものの厚みは円環状溝31の幅寸法と同じか、またはそれより小さくしても良い。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、処置具の挿脱を行う際の操作性を低下させることなく、繰り返し処置具を挿脱してスリットの接合壁面が磨耗、変形したとしても、スリットの接合壁面が圧接される方向に作用する押圧力により、その間の密閉性を確保でき、鉗子栓の耐久性を向上させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉗子栓が装着される内視鏡の一例を示す全体構成図である。
【図2】本発明の実施の一形態である鉗子栓を装着した処置具導入部の断面図である。
【図3】図2の鉗子栓を栓本体部と開閉弁部とを分離した状態を示す平面図である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】開閉弁部の円環状溝と栓本体部の第2の円環状突出部との機能関係を示す説明図である。
【図6】栓本体部と開閉弁部との嵌合部のシール機構の他の構成例を示す図4と同様の断面図である。
【符号の説明】
1 本体操作部   2 挿入部
5 処置具導入部 6 処置具挿通チャンネル
10 鉗子栓   13 口金
14 凹部   15 固定用突出部
20 栓本体部   21 開閉弁部
22 折り返し用連結部   23 第1の円環状突出部
24 絞り通路   25 隔壁
26 第2の円環状突出部   26a 押圧内壁面
26b 円弧面   27 第1の円環状凹部
28 第2の円環状凹部   29 本体板
30 突出部   31 円環状溝
31a 受圧外壁面   31b 円弧面
33 スリット   33a 接合壁面

Claims (3)

  1. 全体が弾性部材からなり、内視鏡に設けた処置具挿通路の処置具導入口の口金に着脱可能に装着され、前記処置具導入口の通路より小さい孔径となった絞り通路を設けた栓本体部と、この栓本体部に折り返し用連結部を介して前記栓本体部に着脱可能に連結され、前記絞り通路の延長線位置に処置具が挿入可能であり、常時には相互の接合壁面が密着状態となり、これら接合壁面間を離間させることにより通路を形成するスリットを設けた開閉弁部とからなる内視鏡の鉗子栓において、
    前記開閉弁部の外周面には、前記スリットの接合壁面の両側に、少なくともこの接合壁面の厚み方向の大半を含む幅を持った受圧外壁面が形成されており、
    また前記栓本体部は前記開閉弁部の受圧外壁面を含む部位に嵌合されるものであり、この栓本体部には、前記各受圧外壁面に対応する位置に押圧内壁面が形成されており、
    前記スリットと直交する方向において、前記両受圧外壁面間の間隔より前記両押圧内壁面間の間隔の方を狭くすることによって、前記スリットの接合壁面間が相互に圧接する方向に押圧力を作用させるようにして前記栓本体部に前記開閉弁部が装着される
    構成としたことを特徴とする内視鏡の鉗子栓。
  2. 前記開閉弁部の外周面にはその全周にわたって溝が形成されており、また前記栓本体部には、前記開閉弁部の溝に嵌合する突出部が形成されており、前記両受圧外壁面は前記溝の溝底部の一部を構成し、また前記両押圧内壁面は前記突出部の内周面の一部を構成するものであることを特徴とする請求項1記載の内視鏡の鉗子栓。
  3. 前記栓本体部に設けた前記突出部の厚み寸法を、前記開閉弁部に形成した溝の溝幅より大きくして、前記開閉弁部を前記栓本体部に嵌合させたときに、前記突出部の厚みを圧縮することによって、この開閉弁部を前記栓本体部に対して抜け止めを行うと共に、その間をシールするようになし、かつ前記開閉弁部の溝と、前記栓本体部の突出部とのうち、前記受圧外壁面及び押圧内壁面の形成部以外は相互の圧接力が作用しない非作動面とする構成としたことを特徴とする請求項2記載の内視鏡の鉗子栓。
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