JP2004140557A - 受信装置およびそれを備えた表示装置 - Google Patents

受信装置およびそれを備えた表示装置 Download PDF

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横田 秀之
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Abstract

【課題】受信処理に支障をきたさず、かつ、電界強度測定用チューナーを用意するコストの削減を図りながら、プリセット内容を更新する手間を省く。
【解決手段】選局手段1と、停電検知手段2と、電界強度設定手段3と、電界強度検知手段4と、プリセット操作手段5と、弱電界放送チャンネル記憶手段6と、マイコンコンピュータ7と、表示手段8と、を備える。プリセット操作手段5に記憶されている周波数情報の中で基準電界強度よりも小さい周波数情報がある数(範囲内)だけ存在した場合に自動的にプリセット処理(オートプリセット実行処理)を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はラジオ、テレビ等の受信装置に関し、特に、オートプリセット機能付きの受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な受信装置には、プリセット機能が採用されているものが多い。プリセット機能は、各プリセット釦に対応させて希望放送周波数情報を記憶させ、所望のプリセット釦を操作することによりワンタッチで希望放送局を受信できる便利な機能である。ところで、引越しなどにより受信装置の設置場所が変更されると、プリセット釦に記憶されている放送局が受信できなくなる可能性がある。希望放送局を受信するためには、使用者がその都度オートプリセット釦を操作してプリセット内容を更新する必要がある。
【0003】
これらの問題点を解決するための従来技術としては、既にプリセットされている放送局の受信レベルを全局にわたって一定時間毎に測定し、受信レベルが基準値以下であれば自動的に周波数(チャネル)掃引を開始し、受信レベルが基準値以上の放送局を検索して受信レベルが基準値以下の放送局と入れ替え、プリセット内容が自動的に更新される技術が知られている(例えば、特許文献1)。
【0004】
また、受信装置を設置した車両において、市内を走行中に放送波を受信できない建物やトンネル等の内部で一定時間に達した場合、プリセットされている放送局の信号レベルを全局にわたって測定し、信号レベルが基準値を超えているか否かを判断する技術も開示されている。しかし、建物やトンネル内部のように放送波を受信できない状況下にたまたま置かれた場合に、プリセットメモリーにセットされている放送波の信号レベルは基準値より低下しており、その結果、受信レベルが基準値以下の放送局を他の放送局と入れ替えてプリセットしてしまう。
【0005】
その後に、受信可能地域に戻った場合に、建物やトンネル内部を走行する前に聴いていた放送局に関するプリセット釦の記憶は消えてしまっている。従って、建物やトンネル内部を走行する前と同じ放送局を聴くためには、全放送局群より希望放送局を検索するか、或いは、オートプリセット釦を操作し、新たにプリセットし直して希望放送局を記憶した釦を選択する必要がある。このような場合には作業が繁雑になり、所望の放送局をすぐには受信できないという問題を生じる。
【0006】
さらに、受信機の受信周波数を全受信周波数領域にわたって掃引し、受信可能な放送局を検知する放送局検知手段と、放送局検知手段で検知された放送局の受信周波数情報を自動的にプリセットスイッチと対応させて記憶する周波数情報記憶手段とを具備するオートプリセット装置を備え、選局時にはプリセットスイッチを操作することにより周波数情報記憶手段からプリセットスイッチに対応する周波数情報を読み出すように構成する受信装置において、基準電界強度を設定する電界強度設定手段と、プリセットスイッチに記憶されている周波数情報の電界強度を所定期間毎に自動的に測定する電界強度測定手段と、電界強度測定手段で測定された電界強度をこの基準電界強度と比較する比較手段と、放送電波が遮蔽される地域を走行中か否かを検出する検出手段と、この比較手段の出力に応答し、プリセットスイッチに記憶されている周波数情報の中でこの基準電界強度より小さい周波数情報が少なくとも2つ以上存在し、かつ、この検出手段の出力に応答して放送電波が遮蔽される地域を走行中でないとき自動的にオートプリセット装置を動作させる制御手段とを設けたものが知られている(例えば、特許文献2)。
【0007】
上記受信機の制御について図4を参照して説明する。図4は、特許文献2に記載されている受信機の制御技術について説明した図である。放送電波が遮蔽される地域を走行中か否かを検出する検出手段は、基準電界強度差を設定する電界強度差設定手段と、この電界強度測定手段の測定結果に応じてこのプリセットスイッチに記憶された周波数情報の所定期間の前後における電界強度の差を算出する電界強度差算出手段と、算出手段で算出された電界強度差と基準電界強度差を比較する比較手段より検出手段が構成され、この基準電界強度より小さかった周波数情報の電界強度差が基準電界強度差よりも大きい場合に検出手段は放送電波が遮蔽される地域を走行中であると判断する。
【0008】
図4に示すように、電波が遮断される地域や受信可能エリアから外れていく場合にの走行中の電界強度を所定時間t毎に測定すると、例えば時刻t1から時刻t2までの間にトンネルや建物の中に入った場合、t1から所定時間t経過後のt2に、プリセットされている局全ての電界強度がA1からA2に急激に下がり、基準電界強度Aよりも低くなる。従って、基準値Aより小さい局が2局以上となる。この際、時刻t1以前で電界極度が急激に下がったことがあったか否かを調べ、図4に示す場合にはt1以前では電界強度は良好であるため、t1からt2までの間に下がった電界強度差R1を測定し、電界強度差R1と基準電界強度差Rとを比較する。例えば受信状態が良好な状態からトンネル内などに入ると、電界強度差R1が大きく、電界強度差R1>基準電界強度差Rとなるため、電波が遮蔽される地域を走行中と判断され、オートプリセット処理を実行しない。
【0009】
一方、時間t6以降の場合、図4に示すように、所定時間tあたりに例えば電界強度差R2ずつ徐々に電界強度が低下していく。やがてt8からt9の間にプリセットされている放送局の2局以上の電界強度が基準値Aより低くなると、時刻t9において電界強度は基準値よりも小さいと判断されて電界強度が徐々に低下して受信可能エリアから外れていると判断されるので、オートプリセット処理が実行される。
【0010】
すなわち、所定の期間毎に既にプリセットされている放送局の受信信号レベルを全局にわたって測定し、少なくとも2つの放送局の信号レベルが基準値以下になり、しかも、所定期間前後における信号レベルの差が基準信号レベルの差より小さいときにオートプリセット動作を開始してプリセット内容を更新するようにし、特許文献1における問題点であった不要な(放送波を受信できない建物やトンネル等の内部にいる場合など)オートプリセット動作が開始されることがないようにした。
【0011】
【特許文献1】
特開昭63−276912号公報
【特許文献2】
特開平6−334490号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開昭63−276912号公報、特開平6−334490号公報に記載の受信機は、ともに車載を想定したものであるため、一定時間毎に受信レベルを測定するようにしている。しかし家庭に据え置きのテレビなどでは、視聴時、一定時間毎に既にプリセットされている放送局の受信レベルを全局にわたって測定すると視聴に支障をきたすという問題がある。特開平6−334490号公報に記載されているように測定用のチューナーを別に用意するという方法もあるが、受信機のコストアップにつながるという問題がある。
本発明の目的は、受信装置において可能な限り視聴に支障を起こさないようにすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、受信周波数領域を掃引し、受信可能な放送局を検知する放送局検知手段と、該放送局検知手段により検知された放送局の受信周波数情報をプリセットスイッチと対応させて自動的に記憶する周波数情報記憶手段と、を具備するオートプリセット装置を備え、選局時には前記プリセットスイッチを操作することにより前記周波数情報記憶手段から前記プリセットスイッチに対応する周波数情報を読み出す受信装置であって、受信信号強度の基準となる基準電界強度を設定する電界強度設定手段と、前記プリセットスイッチに記憶されている周波数情報に関する電界強度を自動的に測定する電界強度測定手段と、該電界強度測定手段により測定された電界強度を前記基準電界強度と比較する比較手段と、該比較手段の出力に応答し、前記プリセットスイッチに記憶されている周波数情報中で前記基準電界強度より小さい周波数情報数が、ある設定範囲内に入る場合に自動的に前記オートプリセット装置を動作させる制御を行う制御手段とを有する受信装置が提供される。
【0014】
上記受信装置によれば、プリセットスイッチに記憶されている周波数情報中で前記基準電界強度より小さい周波数情報数が、ある設定範囲内に入る場合に自動的にオートプリセット動作させる制御を行うため、決められた設定範囲に基づいて、再プリセット処理を行うか否かの基準を決めることができる。
【0015】
本発明の他の観点によれば、受信周波数領域を掃引し、受信可能な放送局を検知する放送局検知手段と、該放送局検知手段により検知された放送局の受信周波数情報をプリセットスイッチと対応させて自動的に記憶する周波数情報記憶手段と、を具備するオートプリセット装置を備え、選局時には前記プリセットスイッチを操作することにより前記周波数情報記憶手段から前記プリセットスイッチに対応する周波数情報を読み出す受信装置であって、受信信号強度の基準となる基準電界強度を設定する電界強度設定手段と、停電を検知する停電検知手段と、前記プリセットスイッチに記憶されている周波数情報に関する電界強度を停電復帰時に自動的に測定する電界強度測定手段と、該電界強度測定手段により測定された電界強度を前記基準電界強度と比較する比較手段と、該比較手段の出力に応答し、前記プリセットスイッチに記憶されている周波数情報中で前記基準電界強度より小さい周波数情報数が、ある設定範囲内に入る場合に自動的に前記オートプリセット装置を動作させる制御を行う制御手段とを有する受信装置が提供される。
【0016】
上記受信装置によれば、停電を検知し、停電からの自動復帰時に上記オートプリセット処理を行いうか否かの判断を行うことができるため、視聴の妨げになりにくい。
【0017】
【発明の実施の形態】
本明細書において、「停電」とは、一般的な意味で家庭内や事業所内などに電力が供給されなくなる状態のみでなく、受信装置の電源コードが抜かれた場合など、受信装置自体に電力が供給されなくなった状態などを含む広い概念を含む。
【0018】
本発明の実施の形態による受信装置について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態によるテレビジョン受像機の主要部の構成例を示す機能ブロック図である。図1に示すように、本実施の形態によるテレビジョン受像機は、選局手段1と、停電検知手段2と、電界強度設定手段3と、電界強度検知手段4と、プリセット操作手段5と、弱電界放送チャンネル記憶手段6と、マイコンコンピュータ7と、表示手段8と、を備える。
【0019】
選局手段1は、複数のプリセットスイッチを有し、放送チャンネルを選局データを用いて受信する。停電検知手段2は、停電が発生したか否かを検知する。電界強度設定手段3は、基準電界強度を設定する。電界強度検知手段4は、選局手段1において受信された放送チャンネルの電界強度を検知する。プリセット操作手段5は、プリセットモード時に、オートサーチ指示に基づき選局データを用いて選局手段1に低い周波数の放送チャンネルから順次受信させ、受信できた放送チャンネルを前記プリセットスイッチに順次設定することにより、選局手段1のプリセットスイッチをその地域の放送にプリセットする。弱電界放送チャンネル記憶手段6は、弱電界と検知された放送チャンネルを順次記憶していく。マイクロコンピュータ7は、上記手段に関連する各種の処理を行う。表示手段8は、各処理状態を表示する。停電検知手段2によって検知される停電情報と、電界強度設定手段3によって設定された基準電界強度情報と、電界強度検知手段4によって検知される電界強度情報と、プリセット操作手段5によって入力されるオートサーチ指示とは、マイクロコンピュータ7に与えられる。
【0020】
マイクロコンピュータ7は、選局手段1に対するプリセット処理と、停電検知手段2により停電が検知された場合にプリセットスイッチに設定されている放送チャンネルの電界強度を順次測定しプリセットスイッチに記憶されている周波数情報の中で基準電界強度より小さい周波数情報が任意の数存在したとき自動的にオートプリセット装置を動作させる再プリセット処理と、を行う。
【0021】
プリセット処理は、プリセットモード時に、オートサーチ指示がなされると、これに基づき、選局手段1に対して順次選局データを供給し、低い周波数の放送チャンネルから順次選局・受信し、受信できた放送チャンネルを選局手段1のプリセットスイッチに対応させて順次設定(記憶)する処理である。
【0022】
再プリセット処理は、停電検知手段2により停電が検知された場合、停電復帰後自動的にプリセットスイッチに設定されている放送チャンネルの電界強度を順次測定していく電界強度測定処理と電界強度設定手段3によって設定された基準電界強度とを比較し、基準電界強度よりも弱電界と検知された放送チャンネルを、弱電界放送チャンネル記憶手段6によって順次記憶していく比較処理と、弱電界放送チャンネル記憶手段6の出力に応答し、プリセットスイッチに記憶されている周波数情報の中で基準電界強度よりも小さい周波数情報がある数(範囲内)だけ存在した場合に自動的にプリセット処理(オートプリセット実行処理)を行う。
【0023】
次に、本実施の形態によるテレビジョン受像機の動作について図2を参照しつつ説明する。図2は、本発明の実施の形態によるテレビジョン受像機の動作を示すフローチャート図である。図1及び図2に示すように、電源がオンされる(ステップS1)と、マイクロコンピュータ7が停電検知手段2から停電が発生したかの停電情報を受け取る。停電が発生していた場合、再プリセット処理ヘ移行し、停電が発生していない場合は、再プリセット処理は行わず、通常動作(S9)へ移行する(ステップS2)。
【0024】
再プリセット処理では、まず電界強度測定処理を行う。電界強度測定処理は、プリセットスイッチに設定されている放送チャンネルの電界強度を順次測定していく(ステップS3)。電界強度測定処理が終了すると、次に比較処理を行う。
【0025】
比較処理では、電界強度測定処理において測定されたプリセットスイッチに設定されている放送チャンネルの電界強度を、電界強度設定手段3において設定された基準電界強度と比較し、弱電界と検知された放送チャンネルを弱電界放送チャンネル記憶手段6によって順次記憶していく(ステップS4、ステップS5、ステップS6)。
【0026】
比較処理を終了すると、次に、オートプリセット実行処理を行う。オートプリセット実行処理では、弱電界放送チャンネル記憶手段6にメモリされた放送チャンネル(プリセットスイッチに設定されている放送チャンネルの中で基準電界強度より小さい放送チャンネル)数が、ある設定値の範囲外である場合には自動的にプリセット処理を行う(ステップS7、S8)。以上の動作により、引越し時などで放送チャンネルの受信状態が変化した時に、自動的にプリセット処理が行われる。
【0027】
図3は、図4に対応する図であり、電界強度と測定時間(周波数チャネルに相当する)との関係を示す図である。プリセットスイッチにt1(CH1)からt5(CH5)までの5つの周波数情報が記憶されており、予め設定値を2に設定した例について説明する。実線はケース1の場合、破線はケース2の場合を示す。図3に示すように、停電が検知された後に、プリセットスイッチに設定されている放送チャンネルの電界強度を順次測定していく(図2のステップS3)。実線で示されるケース1の場合について、電界強度測定処理を行う。比較処理においては、電界強度測定処理において測定されたプリセットスイッチに設定されている放送チャンネル(図3ではCH1からCH5までの5チャネル)の電界強度を、電界強度設定手段3において設定された基準電界強度Aと比較し、弱電界と検知された放送チャンネルを弱電界放送チャンネル記憶手段6によって順次記憶していく。図3において、ケース1では、時間t2(周波数チャネルCH2)のみで電界強度が基準電界強度Aを下回っておりチャネルCH2の1チャネルのみが記憶される。ケース2では、時間t1(周波数チャネルCH1)と、時間t2(周波数チャネルCH2)と、時間t4(周波数チャネルCH4)との3チャネルにおいて電界強度が基準電界強度Aを下回っておりチャネルCH1とCH2とCH4とが記憶される。設定値範囲を2から3までとすると、ケース1の場合には設定値範囲外であるためプリセットは行われず、ケース2の場合には設定値範囲内であるためプリセットが行われる。
【0028】
尚、例えば、設定値=1のみと少ない値に設定すると、基準電界強度より小さい放送チャンネルが1以上あれば、再プリセット処理が行われる。この場合には、深夜に放送が終了している場合などに停電復帰(電源投入など)が行われた場合に、設置場所が移動していないのにもかかわらず再プリセット処理が行われてしまう。また、任意の設定数値を大きくしすぎると、現在のチャンネルプランと似たチャンネルプランを有する地域に引っ越した場合などに、再プリセット処理が自動的には行われなくなってしまう。従って、これらの事情を考慮して適切な値に設定する必要がある。
【0029】
以上に説明したように、本実施の形態による受信装置を用いると、停電復帰時にプリセットスイッチに設定されている放送チャンネルの電界強度を順次測定し、弱電界と検知された放送チャンネルが任意の数存在したとき自動的にプリセット処理を動作させるようにしたため、テレビ視聴に支障をきたさず、かつ、電界強度測定用チューナーを用意するコストの削減を図りながら、引越し時などに使用者がその都度オートプリセット釦を操作してプリセット内容を更新する手間を省くことができる。
【0030】
次に、本発明の一実施の形態の変形例による受信装置について図1を参照しつつ説明する。図1に示すように、本変形例による受信装置は、制御手段(マイクロコンピュータ)7に、設定値範囲変更手段7aを有している。この設定値範囲に関しては、設定値範囲変更手段7aを用いて使用者が任意に設定できるようにしてもよい。或いは、メーカーが予め最適値に設定しておいてもよい。
このように設定範囲値を変更することで、状況に応じて使い勝手を良くしていくことが可能である。
【0031】
以上、本実施の形態に沿って説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、種々の変形が可能であるのは言うまでもない。本実施の形態による受信装置は、液晶テレビやプラズマテレビを含むデレビ受像器や受信機能を有するパーソナルコンピュータなど、受信機能を利用した各種電子機器に応用可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の受信装置によれば、受信処理に支障をきたさず、かつ、電界強度測定用チューナーを用意するコストの削減を図りながら、引越し時などに使用者がその都度オートプリセット釦を操作してプリセット内容を更新する手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による受信装置の主要構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による受信装置の動作の流れを示すフローチャート図である。
【図3】本発明の一実施の形態による受信装置における処理例を示すタイミングチャート図である。
【図4】従来の受信装置における処理例を示すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1…選局手段、2…停電検知手段、3…電界強度設定手段、4…電界強度検知手段、5…プリセット操作手段、6…弱電界放送チャンネル記憶手段、7…マイクロコンピュータ、7a…設定値範囲変更手段、8…表示手段。

Claims (4)

  1. 受信周波数領域を掃引し、受信可能な放送局を検知する放送局検知手段と、該放送局検知手段により検知された放送局の受信周波数情報をプリセットスイッチと対応させて自動的に記憶する周波数情報記憶手段と、を具備するオートプリセット装置を備え、選局時には前記プリセットスイッチを操作することにより前記周波数情報記憶手段から前記プリセットスイッチに対応する周波数情報を読み出す受信装置であって、
    受信信号強度の基準となる基準電界強度を設定する電界強度設定手段と、
    前記プリセットスイッチに記憶されている周波数情報に関する電界強度を自動的に測定する電界強度測定手段と、
    該電界強度測定手段により測定された電界強度を前記基準電界強度と比較する比較手段と、
    該比較手段の出力に応答し、前記プリセットスイッチに記憶されている周波数情報中で前記基準電界強度より小さい周波数情報数が、ある設定範囲内に入る場合に自動的に前記オートプリセット装置を動作させる制御を行う制御手段と
    を有する受信装置。
  2. 受信周波数領域を掃引し、受信可能な放送局を検知する放送局検知手段と、該放送局検知手段により検知された放送局の受信周波数情報をプリセットスイッチと対応させて自動的に記憶する周波数情報記憶手段と、を具備するオートプリセット装置を備え、選局時には前記プリセットスイッチを操作することにより前記周波数情報記憶手段から前記プリセットスイッチに対応する周波数情報を読み出す受信装置であって、
    受信信号強度の基準となる基準電界強度を設定する電界強度設定手段と、
    停電を検知する停電検知手段と、
    前記プリセットスイッチに記憶されている周波数情報に関する電界強度を停電復帰時に自動的に測定する電界強度測定手段と、
    該電界強度測定手段により測定された電界強度を前記基準電界強度と比較する比較手段と、
    該比較手段の出力に応答し、前記プリセットスイッチに記憶されている周波数情報中で前記基準電界強度より小さい周波数情報数が、ある設定範囲内に入る場合に自動的に前記オートプリセット装置を動作させる制御を行う制御手段と
    を有する受信装置。
  3. 前記制御手段が、前記設定範囲を変更する設定値範囲変更手段を有している
    請求項1又は2に記載の受信装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項に記載の受信装置に加えて、
    さらに、前記受信装置により受信された信号に基づき表示を行う表示手段を有する受信装置を備えた表示装置。
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