JP2004139424A

JP2004139424A - Commodity sales registering data processor

Info

Publication number: JP2004139424A
Application number: JP2002304541A
Authority: JP
Inventors: Junichi Sasaki; 佐々木　淳一
Original assignee: Toshiba TEC Corp
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 2002-10-18
Filing date: 2002-10-18
Publication date: 2004-05-13
Anticipated expiration: 2022-10-18
Also published as: JP3715613B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To correct the data of a commercial transaction whose selling is determined and to store the uncorrected commercial transaction data and the corrected commercial transaction data in a transaction data file. <P>SOLUTION: Commercial transaction data accessed from the transaction data file are outputted to the transaction data file as return transaction data. When the selling of the commercial transaction is determined by totalizing operation after accessing the commercial transaction data from the transaction data file, the commercial transaction data are outputted to the data file as new commercial transaction data. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一旦売上が確定された商取引のデータを修正可能な電子式キャッシュレジスタ，ＰＯＳ（Ｐｏｉｎｔ　Ｏｆ　Ｓａｌｅｓ）端末等の商品販売登録データ処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、締め操作により売上が確定された商取引のデータを、商取引毎に発番される商取引固有の取引番号を付して取引データファイルに記憶保存し、取引訂正業務において、訂正を行なう商取引の取引番号が入力されると、前記取引データファイルから当該取引番号が付された商取引のデータを呼出して修正する機能を有した商品販売登録データ処理装置が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
この機能を有する商品販売登録データ処理装置であれば、値引されるはずの商品が値引されていなかったり、実際に購入した商品の個数と登録された商品の個数とが違っていたりしたことを売上確定後に気付いた場合に、容易に修正することができる。
【０００４】
【特許文献１】
特開平７−１６８９７６号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、売上が確定された商取引のデータ修正機能を有した従来の商品販売登録データ処理装置においては、修正後の商取引データを修正前の商取引データに上書きして取引データファイルに保存していたので、データ修正後は、取引データファイルの内容から修正前のデータがわからなかった。また、データ修正は、１商取引として登録された商品の点数や金額の修正に限られ、支払方法の変更やポイントカードの出し忘れには対応していなかった。
【０００６】
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、売上が確定された商取引のデータを修正できるとともに、修正前の商取引データと修正後の商取引データとを取引データファイルで保存できる商品販売登録データ処理装置を提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、締め操作により売上が確定された商取引のデータを記憶保存する取引データファイルから、取引指定手段により指定された商取引のデータを呼出して修正することを可能にした商品販売登録データ処理装置において、上記課題を解決するために、取引データファイルから呼出した商取引のデータを返品取引のデータとして取引データファイルに出力する自動返品処理手段と、取引データファイルから商取引のデータを呼出した後の締め操作により当該商取引の売上が確定されると当該商取引のデータを新規の商取引データとしてデータファイルに出力する商取引データ修正処理手段とを備えたものである。
【０００８】
このような手段を講じたことにより、売上が確定された商取引のデータが修正されると、修正前の商取引データに対して修正後の商取引データが新規商取引のデータとして取引データファイルに保存される。しかも、修正前の商取引データは、返品取引のデータとしても取引データファイルに保存されるので、修正前の商取引で確定した売上分が打ち消される。したがって、修正前の商取引データと修正後の商取引データとが同時に取引データファイルに保存されていたとしても、修正前商取引データの売上と修正後商取引データの売上とが重複して集計されることはない。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、会員に対しては予め選定した商品に限り非会員よりも割引した価格で販売するとともに、売上金額に応じてサービスポイントを付与するようにした小売店のＰＯＳ端末に本発明を適用した場合である。
【００１０】
本実施の形態のＰＯＳ端末を用いたＰＯＳシステムの概略構成を図１に示す。このＰＯＳシステムは、商品販売登録機能を有する複数台のＰＯＳ端末１と、各ＰＯＳ端末１の商品販売登録機能を制御するストアコントローラ２と、各ＰＯＳ端末１とストアコントローラ２との間のデータ中継機能を有するファイルコントローラ３とから構成されている。そして、ストアコントローラ２とファイルコントローラ３とが専用の通信回線４によって接続されており、ファイルコントローラ３と各ＰＯＳ端末１とがＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）５によって接続されている。
【００１１】
ファイルコントローラ３には、図２に示すように、各商品に対して一意に設定される商品コードに対応して、その商品の品名、通常単価、税種区分（例えば１：外税，２：内税，３：非課税）、会員割引対象商品のときセットされる会員割引対象フラグ、会員割引対象のときに使用する割引後の会員単価等の商品情報を記憶管理する商品マスタファイル６と、図３に示すように、各会員に対して一意に設定される会員コードに対応して、その会員の氏名，住所，電話番号等の会員個人情報や、当該会員に対して付与されたサービスポイントの累計ポイント等を記憶管理する会員マスタファイル７とが設けられている。そして、これらのマスタファイル６，７には、ストアコントローラ２の制御により常に最新の情報が設定されている。
【００１２】
また、ファイルコントローラ３には、各ＰＯＳ端末１にて商品登録が行なわれ、締め操作により売上が確定された商取引のデータを例えば１日分記憶保存するための取引データファイル８が設けられている。そして、この取引データファイル８に保存された例えば１日分の商取引データは、通信回線４を介してストアコントローラ２に収集され、商品別の売上や会員別の売上等として集計されるようになっている。
【００１３】
取引データファイル８に保存される商取引データの構造を図４に示す。図示するように、商取引データは、端末番号，取引番号，取引種別区分，取引日付，取引時刻等の項目からなるヘッダ部８１と、商品コード，単価，税種区分，点数，金額等の項目からなる登録商品明細部８２と、小計金額，外税額，請求金額，締め種別区分，支払情報，会員種別区分，会員コード，今回ポイント等の項目からなる登録締め明細部８３とによって構成されている。
【００１４】
なお、ヘッダ部８１において、項目「端末番号」は、当該商取引を処理したＰＯＳ端末１に対して予め設定された端末固有の番号であり、項目「取引番号」は、そのＰＯＳ端末１において商取引が処理される毎に発番される通し番号であり、項目「取引種別区分」は、当該商取引が売上取引なのか返品取引なのかを識別するコード（例えば、１：売上取引、９：返品取引）であり、項目「取引日付」及び「取引時刻」は、当該商取引が行なわれた日付及び時刻である。
【００１５】
また、登録商品明細部８２において、項目「商品コード」は、当該商取引で登録された商品のコードであり、項目「単価」は、当該商品の単価（通常単価又は会員単価）であり、項目「税種区分」は、当該商品の税種を識別するコード（例えば１：外税，２：内税，３：非課税）であり、項目「点数」は、当該商品の登録点数であり、項目「金額」は、当該商品の登録金額である。
【００１６】
また、登録締め明細部８３において、項目「小計金額」は、当該商取引で登録された全商品の登録金額の合計であり、項目「外税額」は、当該商取引で登録された全商品のうち外税対象商品の合計金額に課税される税額であり、項目「請求金額」は、当該商取引の相手に対して請求する金額（小計金額＋外税額）であり、項目「締め種別」は、当該商取引に対する代金支払方法を識別するコード（例えば、１：現金、２：クレジット、３：掛売、４：商品券１（釣銭払出可）、５：商品券２（釣銭払出不可）、６：プリペイド）であり、項目「支払情報」は、当該商取引に対する代金支払方法で支払われた金額等に関する情報であり、項目「会員種別区分」は、当該商取引の相手が会員なのか非会員なのかを識別するコード（例えば１：会員、２：非会員）であり、項目「会員コード」は、当該商取引の相手が会員のときその会員の会員コードであり、項目「今回ポイント」は、今回の商取引の相手が会員のときその会員に付与されるサービスポイントである。
【００１７】
各ＰＯＳ端末１は同一構成であり、その要部を図５のブロック図にて示す。すなわちＰＯＳ端末１は、制御部本体を構成するＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ）１０１、プログラム等の固定的データが予め格納されたＲＯＭ（Ｒｅａｄ　Ｏｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）１０２、可変的なデータを一時的に格納するための種々のメモリエリアが形成されるＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ　Ａｃｃｅｓｓ　Ｍｅｍｏｒｙ）１０３、現在の日付及び時刻を計時する時計部１０４、ＬＡＮ５に接続され、このＬＡＮ５を介してファイルコントローラ３等との間で行なうデータ通信を制御するＬＡＮインタフェース１０５、クレジットカードによる代金決済を処理するクレジット処理部１０６、プリペイドカードによる代金決済を処理するプリペイド処理部１０７の他、キーボード１０８、バーコードスキャナ１０９、オペレータ用のディスプレイ１１０、客用表示器１１１、レシート印字等を行なうプリンタ１１２、ドロワ１１３、各会員に対して発行されるポイントカードのデータを読取るカードリーダ１１４等の各種Ｉ／Ｏ機器によって構成されている。
【００１８】
因みに、ポイントカードには、そのカードを所有する会員の会員コードが記録されている。なお、このポイントカードに、会員コードに加えて当該会員の会員情報や累計ポイントも記録するようにして、会員マスタファイル７を省略してもよい。ただしこの場合には、ポイントカードの累計ポイントをＰＯＳ端末１で更新する必要があるので、カードリーダ１１４の代わりにカードリーダライタを使用する必要がある。
【００１９】
キーボード１０８には、図６に示すように、「００」及び「０」〜「９」の置数キーＫ１の他、クリアキーＫ２、乗算キーＫ３、ＰＬＵキーＫ４、小計キーＫ５、締めキーＫ６、取引検索キーＫ７、締め訂正キーＫ８等の各種ファンクションキーが配設されている。締めキーＫ６としては、現金支払いによる売上確定を宣言する預／現計キーと、クレジットカードでの支払いによる売上確定を宣言するクレジットキーと、掛売による売上確定を宣言する掛計キーと、釣銭払出可の商品券での支払いによる売上確定を宣言する商品券１キーと、釣銭払出不可の商品券での支払いによる売上確定を宣言する商品券２キーと、プリペイドカードでの支払いによる売上確定を宣言するプリペイドキーとが設けられている。
【００２０】
取引検索キーＫ７は、締めキーＫ６の操作により売上が確定され、ファイルコントローラ３の取引データファイル８に記憶保存された商取引データの呼出しを宣言するキーである。締め訂正キーＫ８は、取引データファイル８から呼出した商取引データの締め種別，つまりは支払方法の変更を宣言するキーである。
【００２１】
かかる構成の各ＰＯＳ端末１は、それぞれ取引検索キーＫ７の操作により取引データファイル８に記憶保存された商取引データを呼出して修正することを可能にしている。ただし、各ＰＯＳ端末１のＲＡＭ１０３には、それぞれ図７に示すエリア構成の修正制限テーブルＭ１がストアコントローラ２からダウンロードされており、修正可否フラグが“１”にセットされた支払方法で売上が確定された商取引についてのみデータの修正を可能としている。因みに、この実施の形態では、現金支払いと掛売の場合のみ売上確定後のデータ修正を可能とし、クレジットカード，プリペイドカード及び商品券での支払いによって売上が確定された商取引については売上確定後のデータ修正を禁止している。
【００２２】
また、各ＰＯＳ端末１のＲＡＭ１０３には、それぞれ図８に示すように、取引番号を計数する取引番号カウンタＭ２、データ数ｎを計数するデータカウンタＭ３、返金額データを記憶する返金額メモリＭ４、１商取引に関するデータを記憶する取引メモリＭ５、１商取引の商品登録中にセットされる登録中フラグのフラグメモリＭ６、１商取引の合計出力に応じてセットされる小計フラグのフラグメモリＭ７、会員による商取引中にセットされる会員フラグのフラグメモリＭ８等が形成されている。
【００２３】
取引メモリＭ５には、１商取引として登録された各商品の商品コード，単価，税種区分，点数及び金額の商品販売データと、この１商取引の小計金額，外税額，請求金額，締め種別区分及び支払い情報の登録締めデータと、会員コード及び今回ポイントのポイントデータとが記憶されるようになっている。
【００２４】
しかして、各ＰＯＳ端末１のＣＰＵ１０１は、特に図９〜図１６の流れ図に示す各処理をそれぞれ実行するようにプログラムされている。また、この各処理を実行中は、オペレータ用のディスプレイ１１０に、図１７に示すようなレイアウトの登録画面Ｇ１が表示されるようになっている。
【００２５】
図９は、カードリーダ１１４でカードデータを読取ったときにＣＰＵ１０１が実行するカード読取り処理の要部を示す流れ図である。すなわちＣＰＵ１０１は、カードリーダ１１４からの信号によりカードデータが読取られたことを検知すると、ＳＴ（ステップ）１としてそのカードデータが前記ポイントカードのデータであるか否かを判断する。ここで、ポイントカードのデータであれば、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ２としてフラグメモリＭ６に登録中フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、登録中フラグがセットされていなければ、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ３としてファイルコントローラ３の会員マスタファイル７から、上記ポイントカードのデータである会員コードに対応して設定されている累計ポイント等の会員情報を読込む。そしてＣＰＵ１０１は、ＳＴ４としてこの会員情報の会員コードと累計ポイントをオペレータ用ディスプレイ１１０の登録画面Ｇ１及び客用表示器１１１に表示させる。しかる後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ５としてフラグメモリｍ８に会員フラグをセットして、今回のカード読取り処理を終了する。
【００２６】
なお、ＳＴ１にてポイントカード以外のカードデータが読取られた場合には、ＣＰＵ１０１は、そのカードデータに応じた処理を実行する。また、ＳＴ２にて登録中フラグがセットされていた場合には、１商取引の商品登録途中でポイントカードを読取る誤操作があったので、ＣＰＵ１０１は、カードの読取り操作をエラーとする。なお、会員に対してはサービスポイントを付与するだけであり、商品単位の会員割引サービスがない場合には、商品登録途中でポイントカードのデータが読取られてもエラーとする必要はない。
【００２７】
図１１は、スキャナ１０９のバーコード読取り操作またはキーボード１０８の置数キーＫ１とＰＬＵキーＫ４との操作によって商品コードが入力されたときにＣＰＵ１０１が実行する商品コード入力処理の要部を示す流れ図である。すなわちＣＰＵ１０１は、スキャナ１０９からの信号またはキーボード１０８からの信号により商品コードが入力されたことを検知すると、ＳＴ１１としてフラグメモリＭ６に登録中フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、登録中フラグがセットされていなければ、１商取引における１点目の商品登録が行なわれたので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ１２として取引メモリＭ５をクリアする。またＣＰＵ１０１は、ＳＴ１３としてフラグメモリＭ６に登録中フラグをセットする。ＳＴ１１にてフラグメモリＭ６に登録中フラグが既にセットされていた場合には、１商取引における２点目以降の商品登録なので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ１２及びＳＴ１３の処理を実行しない。
【００２８】
次に、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ１４としてファイルコントローラ３の商品マスタファイル６から上記商品コードに対応して設定されている品名，通常単価，税種区分，会員割引対象フラグ，会員価格等の商品情報を読込む。そしてＣＰＵ１０１は、ＳＴ１５として当該商品情報中の会員割引対象フラグがセットされているか否かを判断し、セットされていたならば、会員割引対象商品の登録なので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ１６としてフラグメモリＭ８に会員フラグがセットされているか否かを判断する。
【００２９】
ここで、会員フラグがセットされていたならば、会員が買い上げる会員割引対象商品の登録なので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ１７として当該商品情報中の会員単価に販売点数（商品コードの入力直前に置数キーＫ１と乗算キーＫ３の操作により乗数が入力されていた場合にはその乗数，入力されていなければ１）を乗算して販売金額を算出する。そして、商品コード，会員単価，税種区分，販売点数及び販売金額からなる商品販売データを生成し、取引メモリＭ５に格納する。
【００３０】
これに対し、ＳＴ１５にて会員割引対象フラグがセットされていないか、ＳＴ１６にて会員フラグがセットされていない場合には、会員割引対象外商品の登録若しくは非会員が買い上げる商品の登録なので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ１８として当該商品情報中の通常単価に販売点数を乗算して販売金額を算出する。そして、商品コード，会員単価，税種区分，販売点数及び販売金額からなる商品販売データを生成し、取引メモリＭ５に格納する。
【００３１】
しかる後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ１９として登録商品の品名，単価（会員単価又は通常単価），販売点数，販売金額，税種区分等のデータをオペレータ用ディスプレイ１１０の登録画面Ｇ１及び客用表示器１１１に表示させて、今回の商品コード入力処理を終了する。
【００３２】
図１０は、小計キーＫ５を操作したときにＣＰＵ１０１が実行する小計キー入力処理の要部を示す流れ図である。すなわちＣＰＵ１０１は、キーボード１０８からの信号により小計キーＫ５が操作されたことを検知すると、ＳＴ２１としてフラグメモリＭ６に登録中フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、登録中フラグがセットされていたならば、１商取引の合計出力が指示されたので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ１２として取引メモリＭ５に記憶されている全商品販売データの販売金額を合計して小計金額を算出するとともに、全商品販売データの税種区分に従い外税商品を抽出してその販売金額の合計（外税対象額）から外税額を算出する。そしてＣＰＵ１０１は、小計金額に外税額を加算して請求金額を算出し、この小計金額，外税額及び請求金額をオペレータ用ディスプレイ１１０の登録画面Ｇ１及び客用表示器１１１に表示させる。しかる後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ２３としてフラグメモリＭ７に小計フラグをセットして、今回の小計キー入力処理を終了する。
【００３３】
なお、ＳＴ２１にて小計フラグがセットされていなければ、１商取引の商品登録無しに合計出力が指示されたので、ＣＰＵ１０１は小計キーＫ５の操作をエラーとする。
【００３４】
図１２は、締めキーＫ６を操作したときにＣＰＵ１０１が実行する締めキー入力処理の要部を示す流れ図である。すなわちＣＰＵ１０１は、キーボード１０８からの信号により締めキーＫ６が操作されたことを検知すると、ＳＴ３１としてフラグメモリＭ７に小計フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、小計フラグがセットされていなければ、１商取引の合計が出力されていない状態で売上を確定しようとした誤操作なので、ＣＰＵ１０１は小計キーＫ５の操作をエラーとする。
【００３５】
ＳＴ３１にて小計フラグがセットされていたならば、合計出力中の商取引の売上確定が宣言されたので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ３２として取引番号カウンタＭ２をカウントアップして新規の取引番号を発番する。次に、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ３３として締め種別に対応した登録締め処理を実行する。例えば、操作された締めキーＫ６が預／現計キーであった場合には、現金支払いによる売上確定が宣言されたので、ＣＰＵ１０１は預り金額から請求金額を差し引いて釣銭額を算出し、この釣銭額をオペレータ用ディスプレイ１１０及び客用表示器１１１に表示させる。また、操作された締めキーＫ６がクレジットキーであった場合には、クレジットカードによる売上確定が宣言されたので、クレジット処理部１０６を制御して、クレジットカードのデータ読取り、与信チェック，クレジット伝票の発行等の処理を実行させる。また、操作された締めキーＫ６が掛計キーであった場合には、掛売による売上確定が宣言されたので、請求金額を掛売金額として保存するとともに、支払金額０円をオペレータ用ディスプレイ１１０及び客用表示器１１１に表示させる。また、操作された締めキーＫ６が商品券１キーであった場合には、釣銭の払出が可能な商品券による売上確定が宣言されたので、キー入力又はスキャニング入力された商品券の額面金額から請求金額を差し引いて釣銭額を算出し、この釣銭額をオペレータ用ディスプレイ１１０及び客用表示器１１１に表示させる。また、操作された締めキーＫ６が商品券２キーであった場合には、釣銭の払出ができない商品券による売上確定が宣言されたので、キー入力又はスキャニング入力された商品券の額面金額を支払金額としてオペレータ用ディスプレイ１１０及び客用表示器１１１に表示させる。また、操作された締めキーＫ６がプリペイドキーであった場合には、プリペイドカードによる売上確定が宣言されたので、プリペイド処理部１０７を制御して、プリペイドカードから請求金額に相当する残高データを引き去る処理を実行させる。
【００３６】
登録締め処理を終了すると、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ３４としてその登録締め処理等によって得られた登録締めデータを取引メモリＭ５に格納する。例えば、現金支払いにより売上が確定された商取引の登録締め処理が実行された場合には、小計金額，外税額，請求金額の他、締め種別区分“０１”を格納するとともに、支払い情報として預り金額及び釣銭額を格納する。また、クレジットにより売上が確定された商取引の登録締め処理が実行された場合には、締め種別区分“０２”を格納するとともに、支払い情報としてクレジットカードデータ，クレジット支払金額，クレジット支払い区分等のデータを格納する。また、掛売により売上が確定された商取引の登録締め処理が実行された場合には、締め種別区分“０３”を格納するとともに、支払い情報として支払金額０円を格納する。また、商品券により売上が確定された商取引の登録締め処理が実行された場合には、締め種別区分“０４”または“０５”を格納するとともに、支払い情報として商品券の額面金額と釣銭額（商品券１の場合）を格納する。また、プリペイドカードにより売上が確定された商取引の登録締め処理が実行された場合には、締め種別区分“０６”を格納するとともに、支払い情報としてプリペイドカードから引き去った金額を格納する。
【００３７】
その後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ３５としてフラグメモリＭ８に会員フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、会員フラグがセットされていた場合には、会員による商取引の売上が確定されたので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ３６として請求金額から今回のサービスポイントを計算する。そしてＣＰＵ１０１は、ＳＴ３７としてポイントカードから読取った会員コードとともに今回のサービスポイントをポイントデータとして取引メモリＭ５に格納する。またＣＰＵ１０１０は、ＳＴ３８として会員フラグをリセットする。
【００３８】
一方、ＳＴ３５にて会員フラグがリセットされていた場合には、非会員による商取引の売上が確定されたので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ３６〜ＳＴ３８の各処理を実行しない。
【００３９】
その後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ３９として上記取引メモリＭ５の内容を基にヘッダ部８１，登録商品明細部８２及び登録締め明細部８３からなる売上取引データを生成する。すなわち、ヘッダ部８１の項目「端末番号」には当該ＰＯＳ端末１に対して予め設定されている端末番号をセットする。項目「取引番号」には取引番号カウンタＭ２の値をセットする。項目「取引種別区分」には売上取引を示す区分＝１をセットする。項目「取引日付」及び「取引時刻」には時計部１０４にて計時されている現在の日付及び時刻をセットする。また、登録商品明細部８２には、取引メモリＭ５に記憶されている各商品販売データ（商品コード，単価，税種区分，点数，金額）をセットする。また、登録締め明細部８３には、取引メモリＭ５に記憶されている登録締めデータ（小計金額，外税額，請求金額，締め種別区分，支払い情報）をセットする。また、ポイントデータ（会員コード，今回ポイント）が格納されている場合には、そのポイントデータも登録締め明細部８３にセットする。このとき、会員種別区分として会員を示す区分＝１をセットする。なお、ポイントデータが格納されていない場合には、会員種別区分として非会員を示す区分＝２をセットし、ポイントデータは０とする。かくして、売上取引データを生成したならば、ＣＰＵ１０１は、ＬＡＮインタフェース１０５を介してこの売上取引データをファイルコントローラ３に送信出力する。なお、ファイルコントローラ３は、ＰＯＳ端末１から受信した売上取引データを、順次、取引データファイル８に書込むものとなっている。
【００４０】
その後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ４０として取引メモリＭ５の内容を基に、上記売上取引データの端末番号，取引番号，取引日付，取引時刻を含む買上レシートの印字データを生成し、プリンタ１１２に出力して、買上レシートを印字発行させる。そして、買上レシートを発行後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ４１として小計フラグ及び登録中フラグをリセットして、今回の締めキー入力処理を終了する。
【００４１】
図１３及び図１４は、取引検索キーＫ７を操作したときにＣＰＵ１０１が実行する取引検索キー入力処理の要部を示す流れ図である。すなわちＣＰＵ１０１は、キーボード１０８からの信号により取引検索キーＫ７が操作されたことを検知すると、ＳＴ５１としてフラグメモリＭ６に登録中フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、登録中フラグがセットされていたならば、１商取引の商品登録中に取引検索を指令した誤操作なので、ＣＰＵ１０１は、取引検索キーＫ７の操作をエラーとする。
【００４２】
ＳＴ５１にて登録中フラグがセットされていなければ、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ５２として、図１８に示す如く、取引データファイル８からデータを呼出す商取引を指定するための検索条件として端末番号と取引番号の入力を促す検索条件入力ダイアログＧ２をオペレータ用ディスプレイ１１０の登録画面Ｇ１上に表示させる。そしてＣＰＵ１０１は、ＳＴ５３として端末番号及び取引番号の検索条件が入力されるのを待機する。なお、検索条件入力ダイアログＧ２には、時計部１０４にて計時されている現在日付が表示されている。これは、本実施の形態において取引データファイル８には当日１日分の商取引データが保存されており、前日以前の商取引データの検索が不可能であるためであり、仮に取引データファイル８に複数日分の商取引データが保存されている場合には、検索条件として取引日付のデータも入力するようにすればよい。
【００４３】
ＣＰＵ１０１は、ＳＴ５３にて置数キーＫ１等の入力により検索条件入力ダイアログＧ２に端末番号と取引番号とが入力されたことを検知すると、ＳＴ５４としてこの入力された端末番号と取引番号とを含む売上取引データ問合せ伝文を作成し、この伝文をＬＡＮインタフェース１０５を介してファイルコントローラ３に送信する。
【００４４】
この伝文を受信したファイルコントローラ３は、取引データファイル８を検索して、端末番号と取引番号が一致する売上取引データを探す。そして、該当する売上取引データを検出したならば、その売上取引データを取引データファイル８３から呼出し、問合せ伝文送信元のＰＯＳ端末１にＬＡＮ５経由で返信するものとなっている。
【００４５】
そこでＣＰＵ１０１は、ＳＴ５５としてファイルコントローラ３から売上取引データを受信したならば、ＳＴ５６として取引メモリＭ５を一旦クリアした後、ＳＴ５７として受信した売上取引データの登録商品明細部８２を構成する商品販売データと、登録締め明細部８３を構成する登録締めデータ及びポイントデータを、それぞれ取引メモリＭ５に展開して格納する。そしてＣＰＵ１０１は、オペレータ用ディスプレイ１１０の検索条件入力ダイアログＧ２を消去し、登録画面Ｇ１に取引メモリＭ５に展開されたデータを表示させる。なお、ＣＰＵ１０１は、問合せ伝文を送信後、ファイルコントローラ３から該当する商取引データがない旨の応答を受信するか、一定時間内にファイルコントローラ３から売上取引データを受信できなかった場合には、ＣＰＵ１０１は、今回の取引検索キー入力処理をエラーとして終了する。
【００４６】
取引データファイル８から呼出した売上取引データの内容を登録画面Ｇ１に表示させた後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ５８としてキー入力を待機する。ここで、所定のキー操作により商品販売データの販売点数を修正したり、販売金額を値引したりすることが可能である。
【００４７】
また、ＳＴ５９として締め訂正キーＫ８が操作されたことを検知した場合には、当該売上取引データの支払方法の変更が宣言されたので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ６０として修正制限テーブルＭ１を参照して、取引メモリＭ５に格納された締め種別区分に対応する修正可否フラグが“１”にセットされているか否かを判断する。ここで、修正可否フラグが“１”にセットされていない場合には、当該売上取引データは売上確定後の修正を禁止した支払方法で代金が支払われた商取引のデータなので、ＣＰＵ１０１は、今回の取引検索キー入力処理をエラーとして終了する。
【００４８】
ＳＴ６０にて修正可否フラグが“１”にセットされていた場合には、支払方法の変更が可能なので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ６１として前回の支払方法が現金支払いなのか否かを判断する。ここで、前回の支払方法が現金支払いの場合、つまり取引メモリＭ５の締め種別区分が“０１”の場合には、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ６２として返金額メモリＭ４に取引メモリＭ５の請求金額データをセットする。これに対し、前回の支払方法が現金支払い以外の場合には、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ６３として返金額メモリＭ４にデータ“０”をセットする。
【００４９】
しかる後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ６４として取引番号カウンタＭ２をカウントアップして新規の取引番号を発番する。そしてＣＰＵ１０１は、ＳＴ６５として取引メモリＭ５の内容を基に、売上取引データを生成する場合と同様にして、ヘッダ部８１の取引種別区分を返品取引を示す区分“９”とした返品取引データを生成したならば、この返品取引データをＬＡＮインタフェース１０５を介してファイルコントローラ３に送信出力する（自動返品処理手段）。
【００５０】
次に、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ６６として取引メモリＭ５にポイントデータが格納されているか否かを判断する。ここで、ポイントデータが格納されている場合には、取引データファイル８から呼出した売上取引データは、会員の商取引データなので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ６７としてフラグメモリＭ８に会員フラグをセットする。これに対し、ポイントデータが格納されていない場合には、非会員の商取引データなので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ６７の処理を実行しない。
【００５１】
次に、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ６８としてフラグメモリＭ７に小計フラグをセットし、この状態で、ＳＴ６９として締めキーＫ６が操作されるか、ＳＴ７０としてカードリーダ１１４によってカードデータが読取られるのを待機する。
【００５２】
カードリーダ１１４によってカードデータが読取られた場合には、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ７１としてそのカードデータがポイントカードのデータであるか否かを判断する。ここで、ポイントカードのデータであることを確認した場合には、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ７２としてフラグメモリＭ８に会員フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、会員フラグがセットされていない場合には、ＳＴ７３として図１５に具体的に示す会員割引処理を実行する。
【００５３】
すなわちＣＰＵ１０１は、データカウンタＭ３を一旦“０”に初期化した後（ＳＴ９１）、１だけカウントアップする（ＳＴ９２）。そして、取引メモリＭ５からｎ番目（ｎはデータカウンタの値）の商品販売データの商品コードを取得し（ＳＴ９３）、ファイルコントローラ３の商品マスタファイル６から当該商品コードに対応して設定されている品名，通常単価，税種区分，会員割引対象フラグ，会員価格等の商品情報を読込む（ＳＴ９５）。そして、商品情報中の会員割引対象フラグがセットされていた場合のみ（ＳＴ９６のＹＥＳ）、当該商品情報中の会員価格にｎ番目商品販売データの販売点数を乗算して販売金額を算出し、ｎ番目商品販売データの単価及び販売金額を書換える（ＳＴ９７）。
【００５４】
その後、ＣＰＵ１０１は、データカウンタＭ３をさらに１だけカウントアップする。そして、取引メモリＭ５からｎ番目（ｎはデータカウンタの値）の商品販売データの商品コードを取得したならば、上記ＳＴ９５，ＳＴ９６，ＳＴ９７の処理を実行する。
【００５５】
こうして、ＣＰＵ１０１は、データカウンタＭ３を１ずつカウントアップする毎に、同様な処理を繰り返し実行する。そしてＣＰＵ１０１は、商取引ファイルＭ５にｎ番目商品販売データが格納されていないことを確認したならば（ＳＴ９４のＹＥＳ）、商取引ファイルＭ５に格納されている１〜（ｎ−１）番目までの商品販売データをオペレータ用ディスプレイ１１０の登録画面Ｇ１及び客用表示器１１１に表示させる（ＳＴ９８）。また、取引メモリＭ５に記憶されている全商品販売データの販売金額を合計して小計金額を算出するとともに、全商品販売データの税種区分に従い外税商品を抽出してその販売金額の合計（外税対象額）から外税額を算出する。そしてＣＰＵ１０１は、小計金額に外税額を加算して請求金額を算出し、この小計金額，外税額及び請求金額をオペレータ用ディスプレイ１１０の登録画面Ｇ１及び客用表示器１１１に表示させる（ＳＴ９９）。以上で、会員割引処理を終了するので、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ７４（図１４）として締めキーＫ６が操作されるのを待機する。
【００５６】
ＳＴ６９またはＳＴ７４にて締めキーＫ６が操作されたことを検知すると、ＣＰＵ１０１は、締めキー入力処理のＳＴ３２〜ＳＴ３４と同様の処理を実行する。すなわち、ＳＴ７５として取引番号カウンタＭ２をカウントアップして新規の取引番号を発番する。また、ＳＴ７６として締め種別に応じた登録締め処理を実行する。さらに、ＳＴ７７として登録締め処理等によって得られた登録締めデータを取引メモリＭ５に格納する。
【００５７】
その後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ７８として図１６に具体的に示す返金額計算処理を実行する。すなわちＣＰＵ１０１は、操作された締めキーＫ６が、釣銭払出可能な商品券による売上確定を宣言する商品券１キーであった場合には（ＳＴ１０１及びＳＴ１０２のＹＥＳ）、返金額メモリＭ４にその釣銭額を加算する（ＳＴ１０３）。一方、操作された締めキーＫ６が現金による売上確定を宣言する預／現計キーであった場合には（ＳＴ１０４のＹＥＳ）、返金額メモリＭ４から当該商取引の請求金額を減算する（ＳＴ１０５）。なお、操作された締めキーＫ６が、商品券１キー及び預／現計キー以外の場合には、返金額メモリＭ４のデータを更新することなく、この返金額計算処理を抜ける。
【００５８】
その後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ７９（図１４）として、図１９に示す如くオペレータ用ディスプレイ１１０に返金額表示エリアＧ３を確保し、この表示エリアＧ３に返金額メモリＭ４のデータを表示させる（返金額出力手段）。
【００５９】
しかる後、ＣＰＵ１０１は、締めキー入力処理のＳＴ３５〜ＳＴ４１と同様の処理を実行する。すなわちＣＰＵ１０１は、ＳＴ８０としてフラグメモリＭ８に会員フラグがセットされているか否かを判断し、セットされている場合には、ＳＴ８１として請求金額から今回のサービスポイントを計算して、ＳＴ８２としてこのポイントをポイントカードから読取った会員コードとともにポイントデータとして取引メモリＭ５に格納する。またＣＰＵ１０１は、ＳＴ８３として会員フラグをリセットする。なお、会員フラグがセットされていない場合には、上記ＳＴ８１〜ＳＴ８３の処理は実行しない。
【００６０】
その後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ８４として取引メモリＭ５の内容を基に売上取引データを生成し、ＬＡＮ５を経由してファイルコントローラ３に送信する（商取引データ修正処理手段）。また、ＳＴ８５として取引メモリＭ５の内容を基に買上レシートを印字発行させる。このとき、返金額メモリＭ４に記憶した返金額データも買上レシートに印字する。かくして、買上レシートを発行後、ＣＰＵ１０１は、ＳＴ８６として小計フラグ及び登録中フラグをリセットしたならば、今回の取引検索キー入力処理を終了する。
【００６１】
このように構成された本実施の形態においては、各ＰＯＳ端末１にて締めキーＫ６の操作により売上が確定された商取引のデータ、つまり売上取引データは、ＬＡＮ５を介してファイルコントローラ３に送信出力され、取引データファイル８に記憶保存される。
【００６２】
この状態で、各ＰＯＳ端末１においては、売上が確定された商取引の端末番号と取引番号とを指定することによって、その商取引のデータを取引データファイル８から呼出すことができる。そして、この商取引が修正制限テーブルＭ１によって修正可と指定されている支払方法で売上が確定された取引であれば、その支払方法を他の支払方法に変更して、売上を再度確定させることができる。また、売上確定された商取引が非会員取引であった場合には、ポイントカードのデータを読取らせることによって会員取引に変更して売上を再度確定させることができ、会員価格での販売やサービスポイントの付与といった特典を会員に提供することができる。
【００６３】
例えば今、具体例として、端末番号［０００５］が設定されたＰＯＳ端末１において、取引番号［００１３］の商取引として、外税対象商品Ａ（単価１０００円）及び外税対象商品Ｂ（単価３０００円）を各１点と、内税又は非課税の外税対象外商品Ｃ（単価３００円）を２点買い上げ、請求金額４８００円に対して現金で支払った客の売上が確定された直後、この客が、現金に代えて、釣銭払出可能な商品券（額面金額５０００円）で支払いたい旨を申し出た場合を想定する。このときの買上レシート９１の一発行例を図２０の（ａ）及び図２１の（ａ）に示す。
【００６４】
この場合、キャッシャは、先ず、取引検索キーＫ７を操作する。そうすると、オペレータ用ディスプレイ１１０に検索条件入力ダイアログＧ２が表示されるので、キャッシャは、このダイアログＧ２に、買上レシート９１に印字された端末番号［０００５］と取引番号［００１３］とを入力する。
【００６５】
そうすると、取引データファイル８から該当する商取引の売上取引データ（取引識別区分［１］）が呼出され、その内容がオペレータ用ディスプレイ１１０及び客用表示器１１に表示される。そこで、キャッシャと客の双方で表示内容を確認し、支払方法を修正すべき取引のデータであることを確認すると、キャッシャは、締め訂正キーＫ８を操作する。そうすると、該当する商取引の売上取引データが、取引種別区分［９］，取引番号［００１４］の返品取引データに変換され、ファイルコントローラ３に送信出力されて、取引データファイル８に記憶保存される。また、返金額メモリＭ４には返金額データ［４８００］が格納される。
【００６６】
続いて、キャッシャは、釣銭払出可能な商品券での売上を確定するために、締めキーＫ６のなかの商品券１キーを操作し、その額面金額５０００円を置数キーＫ１を操作して入力する。そうすると、この端末番号［０００５］が設定されたＰＯＳ端末１において、取引番号［００１５］の商取引として、外税対象商品Ａ及び外税対象商品Ｂを各１点と、外税対象外商品Ｃを２点買い上げ、請求金額４８００円に対して釣銭払出可能な額面金額５０００円の商品券で支払った客の売上が確定される。そして、この売上が確定された商取引の売上取引データがファイルコントローラ３に送信出力されて、取引データファイル８に記憶保存される。また、返金額メモリＭ４には商品券支払いに対する釣銭額２００円が加算されて、返金額データが［５０００］に更新される。そして、オペレータ用ディスプレイ１１０に返金額５０００円が表示される。さらに、図２０の（ｂ）に示す内容の買上レシート９２が印字発行される。図示するように、この買上レシート９２にも返金額５０００円が印字されている。かくして、キャッシャは、額面金額５０００円の商品券と引換に返金額５０００円を客に戻すことによって、当該客との商取引を終了させればよい。
【００６７】
また、上記具体例において、売上確定後に客が支払方法の変更でなく、ポイントカードの出し忘れを申し出たとする。この場合も、キャッシャは、取引検索キーＫ７を操作して検索条件入力ダイアログＧ２を表示させた後、ダイアログＧ２に、買上レシート９１に印字された端末番号［０００５］と取引番号［００１３］とを入力して、取引データファイル８から該当商取引の売上取引データを呼出す。そして、その内容を確認後、締め訂正キーＫ８を操作する。そうすると、前記と同様に、該当する商取引の売上取引データが、取引種別区分［９］，取引番号［００１４］の返品取引データに変換され、ファイルコントローラ３に送信出力されて、取引データファイル８に記憶保存される。また、返金額メモリＭ４には返金額データ［４８００］が格納される。
【００６８】
続いて、キャッシャは、客から提示されたポイントカードのデータをカードリーダ１１４で読取り操作する。そうすると、会員割引処理が実行される。例えば、商品Ｃが会員割引対象商品であり、通常単価３００円に対して会員単価が２５０円であるとすると、請求金額は４７００円に変更される。そこでキャッシャは、締めキーＫ６の預／現計キーを操作するとともに、預り金額４７００円を置数キーＫ１を操作して入力する。そうすると、この端末番号［０００５］が設定されたＰＯＳ端末１において、取引番号［００１５］の商取引として、会員割引対象外商品の外税対象商品Ａ及び外税対象商品Ｂを各１点と、会員割引対象商品の外税対象外商品Ｃを２点買い上げ、請求金額４７００円に対して現金で支払った客の売上が確定される。そして、この売上が確定された商取引の売上取引データがファイルコントローラ３に送信出力されて、取引データファイル８に記憶保存される。また、請求金額４７００円に対してサービスポイント４７点（１００円につき１ポイントとする）が算出される。さらに、返金額メモリＭ４には現金支払額４７００円が減算されて、返金額データが［１００］に更新される。そして、オペレータ用ディスプレイ１１０に返金額１００円が表示される。また、図２１の（ｂ）に示す内容の買上レシート９３が印字発行される。図示するように、この買上レシート９３にも返金額１００円が印字されている。また、今回ポイント４７点も印字されている。かくして、キャッシャは、返金額１００円を客に戻して、当該客との商取引を終了させればよい。
【００６９】
このように本実施の形態によれば、締めキーＫ６の操作により売上が確定された商取引に対して、その後、支払方法変更の申し出があったり、ポイントカードを出し忘れの申し出があったりした場合に、店側が容易に対応することができる。この場合において、取引データファイル８には、データ修正前の売上取引データとデータ修正後の売上取引データとが別取引として保存される。したがって、データ修正後も、取引データファイル８の内容から修正前のデータの内容を確認することができる。
【００７０】
しかも、修正前の売上取引データは、返品取引データとしても取引データファイル８に保存されるので、修正前の商取引で確定した売上分が打ち消される。したがって、修正前の売上取引データと修正後の売上取引データとが同時に取引データファイル８に保存されていたとしても、例えばストアコントローラ２において、修正前の売上取引データの売上と修正後の売上取引データの売上とが重複して集計されることはない。
【００７１】
また、本実施の形態では、取引データファイル８から取引データを呼出した商取引が現金締めの場合には、その支払金額を返金額メモリＭ４に一時記憶している。そして、支払方法が現金以外の締め種別に変更された場合には釣銭の有無を判断し、釣銭有りの場合にはその釣銭額を返金額メモリＭ４のデータに加算する。そして、返金額メモリＭ４のデータを返金額として表示及びレシート印字するようにしている。また、支払方法が現金のまま変更されずに締められた場合には、そのときの請求金額が返金額メモリＭ４のデータから減算する。そして、減算後のデータを返金額として表示及びレシート印字するようにしている。
【００７２】
このように、前記取引データファイル８から呼出した商取引のデータの修正前と修正後で商取引相手への返金額を生じるとき、この返金額を出力するようにしたので、支払方法の変更やポイントカードの出し忘れに対処したために返金をする必要が生じた場合でも、キャッシャは、正しい金額を客に返すことができる。
【００７３】
なお、前記具体例の説明では、商取引の売上が確定されたＰＯＳ端末１で当該商取引のデータを修正したが、商取引の検索条件として端末番号も入力するようにしたので、売上が確定されたＰＯＳ端末とは別のＰＯＳ端末で当該商取引の支払い方法等を修正することもできる。そこで、例えばサービスカウンタに売上確定後の商取引のデータ修正を専門に行なうＰＯＳ端末１を設置して、データ修正を申し出た客を捌くことも可能となる。このようなＰＯＳ端末は、図９〜図１２の流れ図に示した商品販売登録処理の機能を有していなくてもよい。
【００７４】
また、前記実施の形態では、ＰＯＳ端末１とはＬＡＮ５で接続されたファイルコントローラ３に取引データファイル８が設けられているが、ＰＯＳ端末１の内部メモリに取引データファイル８が設けられていてもよいものである。
【００７５】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、売上が確定された商取引のデータを修正できるとともに、修正前の商取引データと修正後の商取引データとを取引データファイルで保存できる商品販売登録データ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態であるＰＯＳシステムの概略構成を示す模式図。
【図２】図１における商品マスタファイルに記憶されるデータの主要な構造を示す模式図。
【図３】図１における会員マスタファイルに記憶されるデータの主要な構造を示す模式図。
【図４】図１における取引データファイルに記憶される取引データの主要な構造を示す模式図。
【図５】図１におけるＰＯＳ端末の要部構成を示すブロック図。
【図６】同ＰＯＳ端末のキーボードに配置される主要なキーを示す模式図。
【図７】同ＰＯＳ端末のメモリに記憶される修正制限テーブルの構造を示す模式図。
【図８】同ＰＯＳ端末のＲＡＭに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。
【図９】同ＰＯＳ端末のＣＰＵが実行するカード読取り処理の要部を示す流れ図。
【図１０】同ＰＯＳ端末のＣＰＵが実行する小計キー入力処理の要部を示す流れ図。
【図１１】同ＰＯＳ端末のＣＰＵが実行する商品コード入力処理の要部を示す流れ図。
【図１２】同ＰＯＳ端末のＣＰＵが実行する締めキー入力処理の要部を示す流れ図。
【図１３】同ＰＯＳ端末のＣＰＵが実行する取引検索キー入力処理の要部を示す流れ図。
【図１４】同ＰＯＳ端末のＣＰＵが実行する取引検索キー入力処理の他の要部を示す流れ図。
【図１５】図１４における会員割引処理を具体的に示す流れ図。
【図１６】図１４における返金額計算処理を具体的に示す流れ図。
【図１７】同ＰＯＳ端末のオペレータ用ディスプレイに表示される登録画面の一例を示す模式図。
【図１８】同ＰＯＳ端末のオペレータ用ディスプレイに表示される検索条件入力ダイアログの一例を示す模式図。
【図１９】同ＰＯＳ端末のオペレータ用ディスプレイに表示される返金額表示エリアの一例を示す模式図。
【図２０】同ＰＯＳ端末において売上確定後取引の支払方法変更を処理したときの修正前買上レシートと修正後買上レシートの一発行例を示す模式図。
【図２１】同ＰＯＳ端末において売上確定後取引のポイントカード出し忘れを処理したときの修正前買上レシートと修正後買上レシートの一発行例を示す模式図。
【符号の説明】
１…ＰＯＳ端末
３…ファイルコントローラ
８…取引データファイル
１０１…ＣＰＵ
１０２…ＲＯＭ
１０３…ＲＡＭ
１０６…クレジット処理部
１０７…プリペイド処理部
１０８…キーボード
１１０…オペレータ用ディスプレイ
１１２…プリンタ
１１４…カードリーダ
Ｋ６…締めキー
Ｋ７…取引検索キー
Ｋ８…締め訂正キー
Ｍ１…修正制限テーブル
Ｍ４…返金額メモリ
Ｍ５…取引メモリ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a merchandise sales registration data processing device such as an electronic cash register and a POS (Point Of Sales) terminal capable of correcting data of a commercial transaction once sales have been determined.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, data of a commercial transaction whose sales are determined by a closing operation is stored and stored in a transaction data file with a transaction number unique to the commercial transaction issued for each commercial transaction, and the transaction of the commercial transaction to be corrected in the transaction correction business. There is known a merchandise sales registration data processing device having a function of calling and correcting data of a commercial transaction with the transaction number from the transaction data file when a number is input (for example, see Patent Document 1). .
[0003]
If the product sales registration data processing device has this function, the products that should have been discounted were not discounted, or the number of products actually purchased and the number of registered products were different. Can be easily corrected if it is noticed after the sales are confirmed.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-7-168976
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in a conventional merchandise sales registration data processing device having a data correction function of a commercial transaction whose sales have been determined, the corrected commercial transaction data is overwritten with the uncorrected commercial transaction data and stored in the transaction data file. After the data correction, the data before the correction was not known from the contents of the transaction data file. Further, the data correction is limited to the correction of the points and the amount of goods registered as one commercial transaction, and does not correspond to the change of the payment method or forgetting to put out the point card.
[0006]
The present invention has been made based on such circumstances, and an object of the present invention is to make it possible to correct the data of a commercial transaction whose sales have been determined and to convert the commercial transaction data before correction and the commercial transaction data after correction into transaction data. An object of the present invention is to provide a merchandise sales registration data processing device that can be stored in a file.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a merchandise sales registration data processing apparatus capable of calling and modifying data of a commercial transaction designated by a transaction designating means from a transaction data file for storing data of a commercial transaction whose sales are determined by a closing operation. In order to solve the above-mentioned problems, in order to solve the above-mentioned problem, automatic return processing means for outputting the data of the commercial transaction called from the transaction data file to the transaction data file as data of the return transaction, and closing after calling the data of the commercial transaction from the transaction data file. When the sales of the commercial transaction are determined by the operation, the commercial transaction data correction processing means for outputting the data of the commercial transaction to a data file as new commercial transaction data is provided.
[0008]
By taking such a measure, when the data of the commercial transaction whose sales have been confirmed is corrected, the commercial transaction data after the correction with respect to the commercial transaction data before the correction is stored in the transaction data file as new commercial transaction data. . Moreover, the commercial transaction data before correction is also stored in the transaction data file as return transaction data, so that the sales determined by the commercial transaction before correction are canceled. Therefore, even if the pre-correction transaction data and the post-correction transaction data are stored in the transaction data file at the same time, the sales of the pre-correction transaction data and the sales of the post-correction transaction data will not be counted twice. Absent.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
In this embodiment, a POS terminal of a retail store that sells only pre-selected products to members at a discounted price than non-members and gives service points according to the sales amount is provided. This is a case where the present invention is applied.
[0010]
FIG. 1 shows a schematic configuration of a POS system using a POS terminal according to the present embodiment. The POS system includes a plurality of POS terminals 1 having a merchandise sales registration function, a store controller 2 for controlling the merchandise sales registration function of each POS terminal 1, and a data relay between each POS terminal 1 and the store controller 2. And a file controller 3 having a function. The store controller 2 and the file controller 3 are connected by a dedicated communication line 4, and the file controller 3 and each POS terminal 1 are connected by a LAN (Local Area Network) 5.
[0011]
As shown in FIG. 2, the file controller 3 stores a product name, a normal unit price, and a tax classification (for example, 1: foreign tax, 2: A product master file 6 for storing and managing product information such as a member discount target flag that is set when the product is a member discount target, a discounted member unit price used when the member discount target is used, and FIG. As shown in FIG. 3, corresponding to the member code uniquely set for each member, the member's personal information such as the member's name, address, telephone number, etc., and the service points given to the member are displayed. A member master file 7 for storing and managing accumulated points and the like is provided. The latest information is always set in the master files 6 and 7 under the control of the store controller 2.
[0012]
Further, the file controller 3 is provided with a transaction data file 8 for storing and storing, for example, one day's worth of data on commercial transactions for which merchandise registration is performed at each POS terminal 1 and sales are determined by the closing operation. . Then, for example, one day's worth of commercial transaction data stored in the transaction data file 8 is collected by the store controller 2 via the communication line 4 and counted as sales by product or sales by member. ing.
[0013]
FIG. 4 shows the structure of the commercial transaction data stored in the transaction data file 8. As shown in the figure, the commercial transaction data is composed of a header section 81 including items such as a terminal number, a transaction number, a transaction type, a transaction date, and a transaction time, and items such as a product code, a unit price, a tax type, a point, and a price. And a registration closing detail unit 83 including items such as a subtotal amount, an outside tax amount, a billing amount, a closing type classification, payment information, a member type classification, a member code, and a current point.
[0014]
In the header section 81, the item “terminal number” is a terminal-specific number preset for the POS terminal 1 that has processed the commercial transaction, and the item “transaction number” indicates that the commercial transaction is performed on the POS terminal 1. Each transaction is a serial number issued, and the item “transaction type category” is a code (for example, 1: sales transaction, 9: returns transaction) that identifies whether the commercial transaction is a sales transaction or a return transaction. The items “transaction date” and “transaction time” are the date and time when the commercial transaction was performed.
[0015]
In the registered product specification section 82, the item “product code” is the code of the product registered in the commercial transaction, the item “unit price” is the unit price of the product (normal unit price or member unit price), and the item “unit price” is The “tax type classification” is a code for identifying the tax type of the product (for example, 1: foreign tax, 2: internal tax, 3: tax-exempt), the item “point” is the registration point of the product, and the item “point” "Amount" is the registration amount of the product.
[0016]
In the registration closing detail unit 83, the item “subtotal amount” is the sum of the registration amounts of all the products registered in the commercial transaction, and the item “external tax amount” is the total amount of the registered products in the commercial transaction. The tax amount that is levied on the total amount of the taxable products, the item “invoiced amount” is the amount to be charged to the counterpart of the relevant commercial transaction (subtotal amount + foreign tax amount), and the item “closed type” is the relevant commercial transaction (For example, 1: cash, 2: credit, 3: credit, 4: gift certificate 1 (change can be paid), 5: gift certificate 2 (change cannot be paid), 6: prepaid) The item “payment information” is information on the amount paid by the payment method for the commercial transaction and the like, and the item “member type classification” identifies whether the commercial transaction partner is a member or a non-member. Code (eg 1: Member 2: “non-member”), the item “member code” is the member code of the member when the partner of the commercial transaction is a member, and the item “point this time” is the member when the partner of the current transaction is a member. The service points to be granted.
[0017]
Each POS terminal 1 has the same configuration, and a main part thereof is shown in a block diagram of FIG. That is, the POS terminal 1 includes a CPU (Central Processing Unit) 101 constituting a control unit main body, a ROM (Read Only Memory) 102 in which fixed data such as programs are stored in advance, and temporary storage of variable data. (Random Access Memory) 103 in which various memory areas are formed, a clock unit 104 for measuring the current date and time, and a data communication which is connected to the file controller 3 and the like via the LAN 5 Interface 108, a credit processing unit 106 for processing a payment by a credit card, a prepaid processing unit 107 for processing a payment by a prepaid card, a keyboard 108, a barcode scanner 109, an operation Data display 110, customer display 111, printer 112 for printing receipts, drawer 113, card reader 114 for reading point card data issued to each member, and other various I / O devices. Have been.
[0018]
Incidentally, the member card of the member who owns the point card is recorded on the point card. In addition, the member master file 7 may be omitted by recording the member information and the accumulated points of the member in addition to the member code on the point card. However, in this case, since the accumulated points of the point card need to be updated by the POS terminal 1, it is necessary to use a card reader / writer instead of the card reader 114.
[0019]
As shown in FIG. 6, the keyboard 108 has, as shown in FIG. 6, a clear key K2, a multiplication key K3, a PLU key K4, a subtotal key K5, a closing key K6, in addition to the numeral keys K1 of "00" and "0" to "9". And various function keys such as a transaction search key K7 and a closing correction key K8. As the closing key K6, a deposit / current total key for declaring the sales determination by cash payment, a credit key for declaring the sales determination by payment with a credit card, a credit total key for declaring the sales determination by credit, and a change A gift certificate 1 key that declares the sales decision by payment with a gift certificate that can be paid, a gift certificate 2 key that declares the sales decision with a gift certificate that cannot be dispensed, and a sales decision by payment with a prepaid card. A prepaid key to declare is provided.
[0020]
The transaction search key K7 is a key for determining sales by operating the closing key K6 and declaring a call of the commercial transaction data stored and stored in the transaction data file 8 of the file controller 3. The closing correction key K8 is a key for declaring the closing type of the commercial transaction data called from the transaction data file 8, that is, a change in the payment method.
[0021]
Each of the POS terminals 1 having such a configuration is capable of calling and modifying the commercial transaction data stored in the transaction data file 8 by operating the transaction search key K7. However, the RAM 103 of each POS terminal 1 has downloaded the correction restriction table M1 having the area configuration shown in FIG. 7 from the store controller 2, and the sales are determined by the payment method in which the correction possibility flag is set to "1". The data can be modified only for the commercial transactions that have been made. By the way, in this embodiment, it is possible to correct the data after the sales are determined only in the case of cash payment and credit, and for the commercial transactions in which the sales are determined by the payment by the credit card, the prepaid card and the gift certificate, the sales after the sales are determined. Data modification is prohibited.
[0022]
As shown in FIG. 8, the RAM 103 of each POS terminal 1 has a transaction number counter M2 for counting transaction numbers, a data counter M3 for counting the number of data n, a refund memory M4 for storing refund data, One transaction memory M5 for storing data related to one transaction, one flag memory M6 of a registering flag set during product registration of one transaction, one flag memory M7 of a subtotal flag set according to the total output of the transaction, and a transaction by a member. A flag memory M8 for member flags set therein is formed.
[0023]
In the transaction memory M5, product sales data of the product code, unit price, tax category, point and amount of each product registered as one commercial transaction, and the subtotal amount, foreign tax amount, billing amount, closing type category, The registration closing data of the payment information, the member code and the point data of the current point are stored.
[0024]
Thus, the CPU 101 of each POS terminal 1 is programmed to execute the respective processes shown in the flowcharts of FIGS. 9 to 16. During the execution of each process, a layout registration screen G1 as shown in FIG. 17 is displayed on the display 110 for the operator.
[0025]
FIG. 9 is a flowchart showing a main part of a card reading process executed by CPU 101 when card data is read by card reader 114. That is, when detecting that the card data has been read by the signal from the card reader 114, the CPU 101 determines whether or not the card data is the data of the point card as ST (step) 1. Here, if the data is point card data, the CPU 101 determines whether or not the registration flag is set in the flag memory M6 in ST2. If the registering flag is not set, the CPU 101 determines in step ST3 from the member master file 7 of the file controller 3 that the member points such as the accumulated points set in accordance with the member code which is the data of the above-mentioned point card. Read information. Then, the CPU 101 displays the member code and the total points of the member information on the registration screen G1 of the operator display 110 and the customer display 111 as ST4. Thereafter, the CPU 101 sets the member flag in the flag memory m8 in ST5, and ends the current card reading process.
[0026]
When card data other than the point card is read in ST1, the CPU 101 executes a process according to the card data. If the registering flag has been set in ST2, there has been an erroneous operation of reading the point card during the registration of the merchandise in one commercial transaction, so the CPU 101 sets the card reading operation as an error. It should be noted that the service point is only given to the member, and if there is no member discount service for each product, it is not necessary to make an error even if the point card data is read during product registration.
[0027]
FIG. 11 is a flowchart showing a main part of a commodity code input process executed by the CPU 101 when a commodity code is inputted by a barcode reading operation of the scanner 109 or an operation of the number key K1 and the PLU key K4 of the keyboard 108. is there. That is, when the CPU 101 detects that a product code has been input by a signal from the scanner 109 or a signal from the keyboard 108, the CPU 101 determines whether or not the registration flag is set in the flag memory M6 in ST11. Here, if the registering flag is not set, the first item in the first commercial transaction has been registered, so that the CPU 101 clears the transaction memory M5 in ST12. Further, the CPU 101 sets a registration flag in the flag memory M6 in ST13. If the registering flag has already been set in the flag memory M6 in ST11, it means that the second and subsequent products have been registered in the first commercial transaction, so that the CPU 101 does not execute the processing in ST12 and ST13.
[0028]
Next, the CPU 101 reads the product information such as the product name, the normal unit price, the tax classification, the member discount target flag, and the member price set in correspondence with the product code from the product master file 6 of the file controller 3 as ST14. Put in. Then, the CPU 101 determines whether or not the member discount target flag in the product information is set in ST15. If the flag is set, the membership discount target product is registered. It is determined whether the member flag is set.
[0029]
Here, if the member flag is set, since the member discount target product purchased by the member is registered, the CPU 101 determines in ST17 that the member unit price in the product information corresponds to the sales point (the number key immediately before the input of the product code). If the multiplier has been input by operating the multiplication key K3 with K1, the multiplier is multiplied, and if not, 1) is multiplied to calculate the sales amount. Then, the merchandise sales data including the merchandise code, the unit price of the member, the tax classification, the number of sales, and the sales amount is generated and stored in the transaction memory M5.
[0030]
On the other hand, if the member discount target flag is not set in ST15 or the member flag is not set in ST16, registration of products not eligible for member discount or registration of products purchased by non-members is performed. The CPU 101 calculates the sales price by multiplying the normal unit price in the product information by the number of sales points in ST18. Then, the merchandise sales data including the merchandise code, the unit price of the member, the tax classification, the number of sales, and the sales amount is generated and stored in the transaction memory M5.
[0031]
Thereafter, as ST19, the CPU 101 stores data such as the name of the registered product, the unit price (member unit price or normal unit price), the number of sales, the sales amount, and the tax classification on the registration screen G1 of the operator display 110 and the customer display 111. Then, the product code input process is ended.
[0032]
FIG. 10 is a flowchart showing a main part of a subtotal key input process executed by the CPU 101 when the subtotal key K5 is operated. That is, when detecting that the subtotal key K5 has been operated by a signal from the keyboard 108, the CPU 101 determines whether or not the registration flag is set in the flag memory M6 in ST21. Here, if the registering flag has been set, the total output of one commercial transaction has been instructed, and the CPU 101 sums up the sales amounts of all the product sales data stored in the transaction memory M5 as ST12 and subtotals them. In addition to calculating the amount of money, a tax-exempt product is extracted according to the tax classification of all product sales data, and a tax-excluded amount is calculated from the sum of the sales amounts (external tax target amount). Then, the CPU 101 calculates the billing amount by adding the extra tax amount to the subtotal amount, and causes the registration screen G1 of the operator display 110 and the customer display device 111 to display the subtotal amount, the extra tax amount, and the invoice amount. Thereafter, the CPU 101 sets the subtotal flag in the flag memory M7 in ST23, and ends the current subtotal key input process.
[0033]
If the subtotal flag is not set in ST21, the total output is instructed without registering the product for one commercial transaction, so that the CPU 101 sets the operation of the subtotal key K5 as an error.
[0034]
FIG. 12 is a flowchart showing a main part of a closing key input process executed by the CPU 101 when the closing key K6 is operated. That is, when detecting that the close key K6 has been operated based on a signal from the keyboard 108, the CPU 101 determines whether or not the subtotal flag is set in the flag memory M7 in ST31. If the subtotal flag is not set, the CPU 101 determines that the operation of the subtotal key K5 is erroneous because an erroneous operation to determine the sales without outputting the total of one commercial transaction is performed.
[0035]
If the subtotal flag has been set in ST31, the sales decision of the commercial transaction during the total output has been declared, and the CPU 101 counts up the transaction number counter M2 in ST32 and issues a new transaction number. Next, the CPU 101 executes a registration closing process corresponding to the closing type as ST33. For example, if the operated closing key K6 is a deposit / current total key, the sales decision by cash payment has been declared, so the CPU 101 subtracts the billing amount from the deposit amount to calculate a change amount, and this change The amount is displayed on the operator display 110 and the customer display 111. When the operated closing key K6 is a credit key, since the sales decision by the credit card is declared, the credit processing unit 106 is controlled to read the data of the credit card, check the credit, and check the credit slip. Execute processing such as issuance. When the operated closing key K6 is a multiplying key, since the settlement of the sales by the credit is declared, the billing amount is stored as the credit amount and the payment amount of 0 yen is displayed on the operator display 110. And display on the customer display 111. When the operated closing key K6 is the gift certificate 1 key, since the sales decision by the gift certificate that can be changed is declared, the key input or the scanning input of the gift certificate is used. The change amount is calculated by subtracting the charge amount, and the change amount is displayed on the operator display 110 and the customer display 111. Further, if the operated closing key K6 is a gift certificate 2 key, since the sales decision by the gift certificate that cannot be changed is declared, the face value of the gift certificate entered by key input or scanning is paid. The price is displayed on the operator display 110 and the customer display 111. If the operated closing key K6 is a prepaid key, since the sales confirmation by the prepaid card has been declared, the prepaid processing unit 107 is controlled to subtract the balance data corresponding to the billed amount from the prepaid card. Execute the leaving process.
[0036]
When the registration closing process is completed, the CPU 101 stores the registration closing data obtained by the registration closing process and the like in the transaction memory M5 in ST34. For example, when the registration closing process of a commercial transaction whose sales are confirmed by cash payment is executed, the closing type classification “01” is stored in addition to the subtotal amount, the outside tax amount, the billing amount, and the deposit amount as payment information. And the change amount. Further, when the registration closing process of the commercial transaction whose sales are confirmed by credit is executed, the closing type classification “02” is stored and data such as credit card data, credit payment amount, credit payment classification and the like are stored as payment information. Is stored. Further, when the registration closing process of the commercial transaction whose sales are determined by the credit is executed, the closing type classification “03” is stored and the payment amount of 0 yen is stored as the payment information. When the registration closing process of the commercial transaction whose sales have been confirmed by the gift certificate is executed, the closing type classification “04” or “05” is stored, and the par value and change amount of the gift certificate (payment information) are stored as payment information. (In the case of gift certificate 1). Further, when the registration closing process of the commercial transaction whose sales have been confirmed by the prepaid card is executed, the closing type classification “06” is stored, and the amount removed from the prepaid card is stored as the payment information.
[0037]
After that, the CPU 101 determines whether or not the member flag is set in the flag memory M8 in ST35. Here, if the member flag is set, the sales of the commercial transaction by the member are determined, and thus the CPU 101 calculates the current service point from the billed amount in ST36. Then, the CPU 101 stores the current service point as point data in the transaction memory M5 together with the member code read from the point card in ST37. Further, CPU 1010 resets the member flag in ST38.
[0038]
On the other hand, if the member flag has been reset in ST35, since the sales of the commercial transaction by the non-member have been determined, the CPU 101 does not execute the processing in ST36 to ST38.
[0039]
Thereafter, the CPU 101 generates sales transaction data including a header section 81, a registered product specification section 82, and a registration closing specification section 83 based on the contents of the transaction memory M5 in ST39. That is, the terminal number preset for the POS terminal 1 is set in the item “terminal number” of the header section 81. The value of the transaction number counter M2 is set in the item "transaction number". In the item “transaction type category”, a category = 1 indicating a sales transaction is set. In the items “transaction date” and “transaction time”, the current date and time measured by the clock unit 104 are set. Further, in the registered product specification section 82, each product sales data (product code, unit price, tax classification, point, amount) stored in the transaction memory M5 is set. In the registration closing detail unit 83, registration closing data (subtotal amount, extra tax amount, billing amount, closing type classification, payment information) stored in the transaction memory M5 is set. If point data (member code, current point) is stored, the point data is also set in the registration closing detail unit 83. At this time, the member type classification is set to “1” indicating the member. If the point data is not stored, the section indicating non-member = 2 is set as the member type section, and the point data is set to 0. After generating the sales transaction data, the CPU 101 transmits and outputs the sales transaction data to the file controller 3 via the LAN interface 105. The file controller 3 sequentially writes the sales transaction data received from the POS terminal 1 into the transaction data file 8.
[0040]
Thereafter, the CPU 101 generates print data of the purchase receipt including the terminal number, the transaction number, the transaction date, and the transaction time of the sales transaction data based on the contents of the transaction memory M5 in ST40, and outputs the data to the printer 112. Print and issue a purchase receipt. Then, after issuing the purchase receipt, the CPU 101 resets the subtotal flag and the registering flag in ST41, and ends the current closing key input process.
[0041]
FIGS. 13 and 14 are flowcharts showing the main part of the transaction search key input processing executed by the CPU 101 when the transaction search key K7 is operated. That is, when detecting that the transaction search key K7 has been operated by a signal from the keyboard 108, the CPU 101 determines whether or not the registration flag is set in the flag memory M6 in ST51. Here, if the registration flag is set, it is an erroneous operation instructing a transaction search during product registration of one commercial transaction, and thus the CPU 101 sets the operation of the transaction search key K7 as an error.
[0042]
If the registering flag is not set in ST51, the CPU 101 inputs the terminal number and the transaction number as search conditions for designating a commercial transaction for calling data from the transaction data file 8 as shown in FIG. A prompting search condition input dialog G2 is displayed on the registration screen G1 of the operator display 110. Then, the CPU 101 waits for a search condition of the terminal number and the transaction number to be input as ST53. The search condition input dialog G2 displays the current date measured by the clock unit 104. This is because, in the present embodiment, the transaction data file 8 stores the transaction data for one day on the day, and it is impossible to search for the transaction data before the previous day. If the commercial transaction data for the day is stored, the data of the transaction date may be input as a search condition.
[0043]
When detecting that the terminal number and the transaction number have been input to the search condition input dialog G2 by inputting the numeral key K1 or the like in ST53, the CPU 101 proceeds to ST54 and includes the input terminal number and the transaction number. A transaction data inquiry message is created, and the message is transmitted to the file controller 3 via the LAN interface 105.
[0044]
The file controller 3 which has received this message searches the transaction data file 8 for sales transaction data whose terminal number and transaction number match. Then, when the corresponding sales transaction data is detected, the sales transaction data is called from the transaction data file 83 and returned to the POS terminal 1 that transmitted the inquiry message via the LAN 5.
[0045]
If the sales transaction data is received from the file controller 3 in ST55, the CPU 101 clears the transaction memory M5 once in ST56, and then stores the sales transaction data in the registered product specification unit 82 of the received sales transaction data in ST57. , Registration closing data and point data constituting the registration closing detail unit 83 are respectively developed and stored in the transaction memory M5. Then, the CPU 101 deletes the search condition input dialog G2 of the operator display 110, and displays the data developed in the transaction memory M5 on the registration screen G1. Note that after transmitting the inquiry message, the CPU 101 receives a response indicating that there is no corresponding transaction data from the file controller 3 or, if the sales transaction data cannot be received from the file controller 3 within a predetermined time, The CPU 101 terminates the current transaction search key input process as an error.
[0046]
After displaying the contents of the sales transaction data called from the transaction data file 8 on the registration screen G1, the CPU 101 waits for a key input in ST58. Here, it is possible to correct the sales points of the merchandise sales data or to reduce the sales amount by a predetermined key operation.
[0047]
If it is detected in ST59 that the closing correction key K8 has been operated, a change in the payment method for the sales transaction data has been declared, and the CPU 101 refers to the modification restriction table M1 in ST60 to execute the transaction. It is determined whether or not the correction possibility flag corresponding to the classification type stored in the memory M5 is set to "1". Here, if the correction possibility flag is not set to "1", the CPU 101 determines that the sales transaction data is data of a commercial transaction in which payment has been made by a payment method that prohibits the correction after the sales are confirmed. Transaction search key input processing ends as an error.
[0048]
If the correction possibility flag is set to "1" in ST60, the payment method can be changed, and thus the CPU 101 determines whether the previous payment method is cash payment in ST61. Here, if the previous payment method is cash payment, that is, if the closing type classification of the transaction memory M5 is “01”, the CPU 101 sets the billing amount data of the transaction memory M5 in the refund memory M4 as ST62. . On the other hand, when the previous payment method is other than the cash payment, the CPU 101 sets data “0” in the refund memory M4 in ST63.
[0049]
Thereafter, the CPU 101 counts up the transaction number counter M2 in ST64 and issues a new transaction number. Then, the CPU 101 generates return transaction data in which the transaction type classification of the header section 81 is set to the division "9" indicating the return transaction in the same manner as in the case of generating the sales transaction data based on the contents of the transaction memory M5 in ST65. Then, the return transaction data is transmitted and output to the file controller 3 via the LAN interface 105 (automatic return processing means).
[0050]
Next, the CPU 101 determines whether or not point data is stored in the transaction memory M5 in ST66. Here, when the point data is stored, the sales transaction data called from the transaction data file 8 is the transaction data of the member, so the CPU 101 sets the member flag in the flag memory M8 as ST67. On the other hand, if the point data is not stored, it is non-member commercial transaction data, and thus the CPU 101 does not execute the process of ST67.
[0051]
Next, the CPU 101 sets the subtotal flag in the flag memory M7 in ST68, and in this state, waits for the closing key K6 to be operated in ST69 or for the card data to be read by the card reader 114 in ST70.
[0052]
When the card data is read by the card reader 114, the CPU 101 determines whether or not the card data is data of a point card in ST71. Here, when it is confirmed that the data is a point card data, the CPU 101 determines whether or not the member flag is set in the flag memory M8 in ST72. Here, if the member flag is not set, a member discount process specifically shown in FIG. 15 is executed as ST73.
[0053]
That is, the CPU 101 initializes the data counter M3 to "0" once (ST91), and counts up by one (ST92). Then, the product code of the n-th (n is the value of the data counter) product sales data is obtained from the transaction memory M5 (ST93), and is set from the product master file 6 of the file controller 3 corresponding to the product code. Product information such as a product name, a normal unit price, a tax classification, a member discount target flag, and a member price is read (ST95). Only when the member discount target flag in the product information is set (YES in ST96), the sales price is calculated by multiplying the member price in the product information by the sales point of the nth product sales data, and n The unit price and sales price of the second product sales data are rewritten (ST97).
[0054]
Thereafter, the CPU 101 further counts up the data counter M3 by one. Then, when the product code of the n-th (n is the value of the data counter) product sales data is obtained from the transaction memory M5, the processes of ST95, ST96, and ST97 are executed.
[0055]
Thus, the CPU 101 repeatedly executes the same processing each time the data counter M3 is incremented by one. If the CPU 101 confirms that the n-th product sales data is not stored in the commercial transaction file M5 (YES in ST94), the first to (n-1) th product sales stored in the commercial transaction file M5 are sold. The data is displayed on the registration screen G1 of the operator display 110 and the customer display 111 (ST98). In addition, the total sales amount of all the product sales data stored in the transaction memory M5 is totaled to calculate a subtotal amount, and a tax-exempt product is extracted in accordance with the tax category of the all product sales data, and the total of the sales amount ( External tax amount is calculated from the external tax target amount). Then, the CPU 101 calculates a billing amount by adding the extra tax amount to the subtotal amount, and causes the registration screen G1 of the operator display 110 and the customer display 111 to display the subtotal amount, the extra tax amount and the invoice amount (ST99). As described above, the member discount process ends, and the CPU 101 waits for the closing key K6 to be operated in ST74 (FIG. 14).
[0056]
When detecting that the closing key K6 has been operated in ST69 or ST74, the CPU 101 executes the same processing as ST32 to ST34 of the closing key input processing. That is, the transaction number counter M2 is counted up as ST75 and a new transaction number is issued. In step ST76, a registration closing process according to the closing type is executed. Further, as ST77, the registration closing data obtained by the registration closing process or the like is stored in the transaction memory M5.
[0057]
After that, the CPU 101 executes a refund calculation process specifically shown in FIG. 16 as ST78. That is, when the operated closing key K6 is the gift certificate 1 key for declaring the sales decision by the gift certificate that can be dispensed (YES in ST101 and ST102), the change amount is stored in the refund memory M4. Are added (ST103). On the other hand, if the operated closing key K6 is a deposit / current total key for declaring the cash settlement (YES in ST104), the charge amount of the commercial transaction is subtracted from the refund memory M4 (ST105). If the operated closing key K6 is other than the gift certificate 1 key and the deposit / current total key, the process exits the refund calculation process without updating the data in the refund memory M4.
[0058]
Thereafter, in step ST79 (FIG. 14), the CPU 101 secures a refund display area G3 on the operator display 110 as shown in FIG. 19, and displays data of the refund memory M4 on this display area G3 (refund output means). ).
[0059]
Thereafter, the CPU 101 executes the same processing as ST35 to ST41 of the closing key input processing. That is, the CPU 101 determines whether or not the member flag is set in the flag memory M8 in ST80. If the member flag is set, the CPU 101 calculates the current service point from the billed amount in ST81, and determines this point in ST82. It is stored in the transaction memory M5 as point data together with the member code read from the point card. Further, the CPU 101 resets the member flag in ST83. If the member flag is not set, the processes of ST81 to ST83 are not executed.
[0060]
Thereafter, the CPU 101 generates sales transaction data based on the contents of the transaction memory M5 in ST84, and transmits the generated sales transaction data to the file controller 3 via the LAN 5 (commercial transaction data correction processing means). In step ST85, a purchase receipt is printed and issued based on the contents of the transaction memory M5. At this time, the refund data stored in the refund memory M4 is also printed on the purchase receipt. Thus, after issuing the purchase receipt, if the CPU 101 resets the subtotal flag and the registering flag in ST86, the CPU 101 ends the current transaction search key input process.
[0061]
In the present embodiment configured as described above, the data of the commercial transaction whose sales are determined by operating the closing key K6 at each POS terminal 1, that is, the sales transaction data, is transmitted and output to the file controller 3 via the LAN 5. And stored in the transaction data file 8.
[0062]
In this state, in each POS terminal 1, by specifying the terminal number and the transaction number of the commercial transaction whose sales have been determined, the data of the commercial transaction can be called from the transaction data file 8. If this commercial transaction is a transaction whose sales have been confirmed by the payment method designated as amendable by the modification restriction table M1, the payment method may be changed to another payment method and the sales may be confirmed again. it can. In addition, if the commercial transaction whose sales are confirmed is a non-member transaction, the point card data can be read to change to a member transaction and the sales can be confirmed again. Benefits such as awarding of points can be provided to members.
[0063]
For example, as a specific example, in the POS terminal 1 to which the terminal number [0005] is set, as a commercial transaction of the transaction number [0013], a product A (unit price of 1000 yen) and a product B (unit price of 3000 yen) ) And two products C (300 yen unit price) that are not subject to tax and excl. Tax, and immediately after the sales of the customer who paid in cash for the invoice amount of 4800 yen are determined, this customer However, it is assumed that, in place of cash, a request to pay with a gift certificate (a par value of 5000 yen) that can be paid out is offered. FIGS. 20A and 21A show an example of issuing a purchase receipt 91 at this time.
[0064]
In this case, the cashier first operates the transaction search key K7. Then, a search condition input dialog G2 is displayed on the operator display 110, and the cashier inputs the terminal number [0005] and the transaction number [0013] printed on the purchase receipt 91 to this dialog G2.
[0065]
Then, the sales transaction data (transaction identification section [1]) of the corresponding commercial transaction is called from the transaction data file 8, and the contents are displayed on the operator display 110 and the customer display 11. Then, when both the cashier and the customer confirm the display contents and confirm that the data is for a transaction whose payment method should be corrected, the cashier operates the closing correction key K8. Then, the sales transaction data of the corresponding commercial transaction is converted into returned transaction data of the transaction type category [9] and the transaction number [0014], transmitted to the file controller 3 and output, and stored in the transaction data file 8. The refund memory M4 stores refund data [4800].
[0066]
Subsequently, the cashier operates the gift certificate 1 key in the closing key K6 and inputs the face value of 5,000 yen by operating the number key K1 in order to determine the sales of gift certificates that can be dispensed. I do. Then, in the POS terminal 1 to which the terminal number [0005] is set, as the commercial transaction of the transaction number [0015], one item each of the tax-exempt product A and the tax-exempt product B, and The customer's sales paid with a gift certificate with a par value of 5,000 yen, which can be paid out for a claim amount of 4,800 yen, after purchasing two points, are determined. Then, the sales transaction data of the commercial transaction whose sales have been determined is transmitted and output to the file controller 3 and stored in the transaction data file 8. Also, the change amount 200 yen for the gift certificate payment is added to the refund amount memory M4, and the refund amount data is updated to [5000]. Then, the refund 5000 yen is displayed on the operator display 110. Further, a purchase receipt 92 having the contents shown in FIG. 20B is printed and issued. As shown in the drawing, the purchase receipt 92 is also printed with a refund amount of 5000 yen. Thus, the cashier may end the commercial transaction with the customer by returning the 5000 yen refund to the customer in exchange for a gift certificate with a face value of 5000 yen.
[0067]
Further, in the above specific example, it is assumed that after the sales are confirmed, the customer offers to change the payment method but forget to put out the point card. Also in this case, the cashier operates the transaction search key K7 to display the search condition input dialog G2, and then displays the terminal number [0005] and the transaction number [0013] printed on the purchase receipt 91 in the dialog G2. Then, the sales transaction data of the corresponding commercial transaction is called from the transaction data file 8. After confirming the contents, the user operates the closing correction key K8. Then, similarly to the above, the sales transaction data of the corresponding commercial transaction is converted into returned transaction data of the transaction type classification [9] and the transaction number [0014], transmitted to the file controller 3 and output, and stored in the transaction data file 8. Stored. The refund memory M4 stores refund data [4800].
[0068]
Subsequently, the cashier reads the data of the point card presented by the customer with the card reader 114 and performs an operation. Then, a member discount process is executed. For example, assuming that the product C is a member discount target product and the member unit price is 250 yen for a normal unit price of 300 yen, the billing amount is changed to 4700 yen. Therefore, the cashier operates the deposit / current total key of the closing key K6 and inputs the deposit amount of 4700 yen by operating the numeric key K1. Then, in the POS terminal 1 to which the terminal number [0005] is set, as the commercial transaction of the transaction number [0015], one item each of the foreign tax-exempt products A and B, which are not eligible for the member discount, and the member The customer who has purchased two items C that are not subject to the foreign tax and is paid cash for the invoice amount of 4700 yen is determined. Then, the sales transaction data of the commercial transaction whose sales have been determined is transmitted and output to the file controller 3 and stored in the transaction data file 8. 47 service points (1 point per 100 yen) are calculated for the charged amount of 4700 yen. Further, the cash payment amount of 4,700 yen is subtracted from the refund memory M4, and the refund data is updated to [100]. Then, a refund of 100 yen is displayed on the operator display 110. A purchase receipt 93 having the contents shown in FIG. 21B is printed and issued. As shown, the purchase receipt 93 is also printed with a refund amount of 100 yen. Also, 47 points are printed this time. Thus, the cashier may return the refund of 100 yen to the customer and end the commercial transaction with the customer.
[0069]
As described above, according to the present embodiment, when there is an offer to change the payment method or an offer to forget to put out a point card for a commercial transaction whose sales have been confirmed by operating the closing key K6. The store can easily deal with the problem. In this case, the transaction data file 8 stores sales transaction data before data correction and sales transaction data after data correction as separate transactions. Therefore, even after the data correction, the contents of the data before correction can be confirmed from the contents of the transaction data file 8.
[0070]
Moreover, the sales transaction data before the correction is also stored in the transaction data file 8 as return transaction data, so that the sales determined by the commercial transaction before the correction are canceled. Therefore, even if the sales transaction data before correction and the sales transaction data after correction are simultaneously stored in the transaction data file 8, for example, in the store controller 2, the sales of the sales transaction data before correction and the sales transactions after correction are stored. Data sales are not counted twice.
[0071]
Further, in the present embodiment, when the commercial transaction for calling the transaction data from the transaction data file 8 is a cash transaction, the payment amount is temporarily stored in the refund memory M4. Then, if the payment method is changed to a closing type other than cash, it is determined whether or not there is a change. If there is a change, the change amount is added to the data in the refund memory M4. The data in the refund memory M4 is displayed as a refund and printed on receipt. If the payment method is closed without being changed in cash, the amount charged at that time is subtracted from the data in the refund memory M4. Then, the data after the subtraction is displayed and printed on the receipt as a refund.
[0072]
As described above, when a refund to the business partner occurs before and after the data of the commercial transaction called from the transaction data file 8 is corrected, the refund is output. The cashier can return the correct amount to the customer even in the event that he or she has had to make a refund for dealing with forgetting to put out.
[0073]
In the above description of the specific example, the data of the commercial transaction is corrected in the POS terminal 1 in which the sales of the commercial transaction are determined. However, since the terminal number is also input as a search condition of the commercial transaction, the POS terminal whose sales are determined is The payment method and the like of the commercial transaction can be modified by a POS terminal different from the terminal. Therefore, for example, it is also possible to install a POS terminal 1 that specializes in data correction of commercial transactions after the sales are determined at the service counter, and handle customers who have requested data correction. Such a POS terminal may not have the merchandise sales registration function shown in the flowcharts of FIGS.
[0074]
In the above-described embodiment, the transaction data file 8 is provided in the file controller 3 connected to the POS terminal 1 via the LAN 5, but the transaction data file 8 may be provided in the internal memory of the POS terminal 1. Good thing.
[0075]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is possible to correct the data of a commercial transaction whose sales have been determined, and to store the commercial transaction data before correction and the commercial transaction data after correction in a transaction data file. Equipment can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing a schematic configuration of a POS system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram showing a main structure of data stored in a product master file in FIG.
FIG. 3 is a schematic diagram showing a main structure of data stored in a member master file in FIG. 1;
FIG. 4 is a schematic diagram showing a main structure of transaction data stored in a transaction data file in FIG. 1;
FIG. 5 is a block diagram showing a main configuration of the POS terminal in FIG. 1;
FIG. 6 is a schematic diagram showing main keys arranged on a keyboard of the POS terminal.
FIG. 7 is a schematic diagram showing a structure of a modification restriction table stored in a memory of the POS terminal.
FIG. 8 is a schematic diagram showing a main memory area formed in a RAM of the POS terminal.
FIG. 9 is a flowchart showing a main part of a card reading process executed by the CPU of the POS terminal.
FIG. 10 is a flowchart showing a main part of a subtotal key input process executed by the CPU of the POS terminal.
FIG. 11 is a flowchart showing a main part of a product code input process executed by the CPU of the POS terminal.
FIG. 12 is a flowchart showing a main part of a closing key input process executed by the CPU of the POS terminal.
FIG. 13 is a flowchart showing a main part of a transaction search key input process executed by the CPU of the POS terminal.
FIG. 14 is a flowchart showing another main part of the transaction search key input process executed by the CPU of the POS terminal.
FIG. 15 is a flowchart specifically showing a member discount process in FIG. 14;
FIG. 16 is a flowchart specifically showing a refund calculation process in FIG. 14;
FIG. 17 is a schematic diagram showing an example of a registration screen displayed on the operator display of the POS terminal.
FIG. 18 is a schematic diagram showing an example of a search condition input dialog displayed on the operator display of the POS terminal.
FIG. 19 is a schematic diagram showing an example of a refund display area displayed on an operator display of the POS terminal.
FIG. 20 is a schematic view showing an example of issuing a pre-correction purchase receipt and a post-correction purchase receipt when the POS terminal processes a payment method change of a post-sales settlement transaction.
FIG. 21 is a schematic diagram showing an example of an issuance of a pre-correction purchase receipt and a post-correction purchase receipt when the POS terminal processes to forget to issue a point card in a transaction after sales confirmation.
[Explanation of symbols]
1. POS terminal
3. File controller
8… Transaction data file
101 ... CPU
102 ... ROM
103 ... RAM
106: Credit processing unit
107 ... Prepaid processing unit
108 ... Keyboard
110 ... Operator display
112 ... Printer
114 ... Card reader
K6: Tightening key
K7: Transaction search key
K8: Tightening correction key
M1: Modification restriction table
M4: Refund amount memory
M5: Transaction memory

Claims

締め操作により売上が確定された商取引のデータを記憶保存する取引データファイルから、取引指定手段により指定された商取引のデータを呼出して修正することを可能にした商品販売登録データ処理装置において、
前記取引データファイルから呼出した商取引のデータを返品取引のデータとして前記取引データファイルに出力する自動返品処理手段と、
前記取引データファイルから商取引のデータを呼出した後の締め操作により当該商取引の売上が確定されると当該商取引のデータを新規商取引のデータとして前記データファイルに出力する商取引データ修正処理手段と、
を具備したことを特徴とする商品販売登録データ処理装置。In a merchandise sales registration data processing device, which is capable of calling and correcting data of a commercial transaction designated by a transaction designating means from a transaction data file for storing data of a commercial transaction whose sales have been determined by a closing operation,
Automatic return processing means for outputting the data of the commercial transaction called from the transaction data file to the transaction data file as return transaction data,
Commerce data correction processing means for outputting the data of the commercial transaction to the data file as new commercial transaction data when the sales of the commercial transaction are determined by the closing operation after calling the data of the commercial transaction from the transaction data file,
A merchandise sales registration data processing device comprising:

前記取引データファイルから呼出した商取引のデータの代金支払種別を変更可能にしたことを特徴とする請求項１記載の商品販売登録データ処理装置。2. The merchandise sales registration data processing device according to claim 1, wherein the payment type of the commercial transaction data called from the transaction data file can be changed.

前記取引データファイルから呼出した商取引のデータの売上に関わるポイントを算出可能にしたことを特徴とする請求項１記載の商品販売登録データ処理装置。2. The merchandise sales registration data processing apparatus according to claim 1, wherein points related to sales of the commercial transaction data called from the transaction data file can be calculated.

前記取引データファイルから呼出した商取引のデータの修正前と修正後で商取引相手への返金額を生じるとき、この返金額のデータを出力する返金額出力手段を設けたことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の商品販売登録データ処理装置。2. A refund output means for outputting a refund data when a refund to a business partner occurs before and after the modification of the data of the commercial transaction called from the transaction data file. 4. The merchandise sales registration data processing device according to any one of items 3 to 3.