JP2004139011A - 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】発泡トナーを使用した立体プリントにおいて、中間転写体に形成される色トナーおよび発泡トナーの総量が、プリント画像の種類によらず最大規制量を超えない画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】画像情報に応じて記録媒体上に発泡トナーによる画像および非発泡トナーによる画像を転写する立体プリント像を形成する画像処理装置で、画像の形成に使用される発泡トナー量と非発泡トナー量との総和トナー量を各画素に計算し、総和トナー量が所定量をこえる場合は、記憶手段にある複数の墨入れ係数や調整率等で適宜再計算し、トナーの絶対量を低減する画像処理を行う。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像情報に応じて記録媒体上に発泡トナーによる画像および非発泡トナーによる画像を転写し、発泡トナーの熱膨張を利用して立体プリント像を形成する画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、記録紙等の記録媒体上に立体的な画像を形成する技術としては、エンボス加工を用いたもの、ドットインパクトを用いたもの、発泡紙や熱転写フィルムを用いたもの等が知られている。
【0003】
しかし、上記従来の技術においては、コスト上の問題、耐久性、保存性等に問題があり、限られた用途にしか使用されていない。
【0004】
そこで、本出願人は、発泡トナーを用いて立体画像を形成する画像処理装置として特許文献1(発明の名称:画像形成用トナー、その作成方法、およびそれを用いた立体画像の形成方法ならびに画像形成装置)および特許文献2(発明の名称:画像形成装置)において提案している。
【0005】
これら公報に開示した技術は、発泡トナーを用いることで一般の電子写真式プリンタ、複写機等で簡易に耐久性、保存性等に優れた立体像を安価に形成することを可能にしている。
【0006】
しかし、これらの技術は単色の立体像を形成することができるだけでフルカラーの立体像を形成することができない。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−131875号公報。
【0008】
【特許文献2】
特開2001−194846号公報。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、発泡トナーを用いてフルカラーの立体像を形成する場合、単純にそれぞれ異なる色材を含有した複数の発泡トナーを重ね合わせて記録媒体に転写したのではフルカラーの立体像を形成することができない。その理由は、発泡トナーは、発泡した状態で光透過性を有さないので色重ねによるフルカラー化が困難であるからである。
【0010】
そこで、本出願人は、記録媒体上に発泡トナーを転写し、その上に各色の非発泡性のトナーを転写することで安価に耐久性、保存性等が優れたフルカラーの立体像を形成する構成を提案した。
【0011】
しかし、上記構成においては、中間転写体もしくは記録媒体へのトナー画像の転写に際しては複数のトナー画像を転写する多重転写になる。
【0012】
しかし、この多重転写において転写電流値が一定の基準を下まわると転写率が低下し、逆に大きい電流値の場合は、転写後の画像にブラーなどの画質劣化がみられる。
【0013】
特に、立体プリントを形成する発泡トナーは光の透過性が低いため、最終的なプリントでは、紙等の記録媒体上に直接形成される必要がある。
【0014】
従って、中間転写体に多重転写される場合、発泡トナーは最後に転写されることとなる。
【0015】
この場合、発泡トナー像の情報によっては、ある画素における中間転写体上のトナー量は、通常の4色トナーで使用する場合の最大量よりも超過することがある。
【0016】
その為、通常の4色トナーでの最大値を超えた量のトナーを、中間転写体もしくは記録媒体へ転写する場合、必要な電流値は、通常プリントの電流値よりも大きくなる。
【0017】
よって、転写率は向上する反面、画質劣化を引き起こすという問題が生じる。
【0018】
そこで、本発明は、発泡トナーを使用した立体プリントにおいて、中間転写体に形成される色トナーおよび発泡トナーの総量が、プリント画像の種類によらず一定値を超えないようにして、画質の劣化が抑制された画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、発泡トナーによる画像および非発泡トナーによる画像を記録媒体上に転写し、記録媒体上に転写された発泡トナーおよび非発泡トナーを記録媒体上に定着することにより立体プリント像が形成される画像情報を処理する画像処理装置において、所定量単位の画像形成に使用される発泡トナー量と非発泡トナー量との総和トナー量を認識する総和トナー量認識手段と、総和トナー量認識手段により認識された総和トナー量が所定量を超えた場合、画像形成に用いられるトナー量を減少させる画像処理を画像情報に対して行なう画像処理手段とを具備することを特徴とする。
【0020】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、所定量単位は、画素単位であることを特徴とする。
【0021】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、所定量単位は、頁単位であることを特徴とする。
【0022】
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、非発泡トナーは黒色トナーを含み、画像処理手段は、総和トナー量認識手段により認識された総和トナー量が所定の値を超えた場合、黒色以外の非発泡トナーの使用量を優先して減らすことにより、総和トナー量を低減する画像処理を行なうことを特徴とする。
【0023】
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、画像処理手段は、総和トナー量認識手段により認識された総和トナー量が所定の値を超えた場合、発泡トナーの使用量を優先して減らすことで総和トナー量を低減する画像処理を行なうことを特徴とする。
【0024】
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、総和トナー量認識手段により認識された総和トナー量が所定の値を超えた場合に、発泡トナーと非発泡トナーとのいずれの使用量を優先して減らすかを決定する決定手段をさらに具備し、画像処理手段は、決定手段により決定されたトナーの使用量を減らすことで総和トナー量を低減する画像処理を行なうことを特徴とする。
【0025】
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、画像情報の種別を認識する種別認識手段をさらに備え、決定手段は、種別認識手段により認識された画像情報の種別に応じて決定することを特徴とする。
【0026】
また、請求項8の発明は、請求項7の発明において、種別認識手段により認識される画像情報の種別が複数存在する場合、画像情報を代表する種別を特定する特定手段をさらに備え、決定手段は、特定手段により特定された画像情報の種別に応じて決定することを特徴とする。
【0027】
また、請求項9の発明は、請求項8の発明において、特定手段は、画像情報に占める領域が最大となる画像情報の種別を特定することを特徴とする。
【0028】
また、請求項10の発明は、請求項7の発明において、画像情報の種別とは、文字・図形画像または写真画像であることを特徴とする。
【0029】
また、請求項11の発明は、請求項10の発明において、種別認識手段により認識された画像情報の種別が文字・図形画像である場合、決定手段は、非発泡トナーの使用量を優先して減らすよう決定することを特徴とする。
【0030】
また、請求項12の発明は、請求項7の発明において、画像情報の種別は、白黒画像またはカラー画像であることを特徴とする。
【0031】
また、請求項13の発明は、請求項12の発明において、種別認識手段により認識された画像情報の種別が白黒画像である場合、決定手段は、非発泡トナーの使用量を優先して減らすよう決定することを特徴とする。
【0032】
また、請求項14の発明は、発泡トナーによる画像および非発泡トナーによる画像を記録媒体上に転写し、記録媒体上に転写された発泡トナーおよび非発泡トナーを記録媒体上に定着することにより立体プリント像が形成される画像情報を処理する画像処理方法において、所定量単位の画像形成に使用される発泡トナー量と非発泡トナー量との総和トナー量を総和トナー量認識手段で認識し、認識手段により認識された総和トナー量が所定量を超えた場合、画像形成に用いるトナー量を減少させる画像処理を画像情報に対して行なうことを特徴とする。
【0033】
また、請求項15の発明は、発泡トナーによる画像および非発泡トナーによる画像を記録媒体上に転写し、記録媒体上に転写された発泡トナーおよび非発泡トナーを記録媒体上に定着することにより立体プリント像が形成される画像情報を処理する画像処理プログラムにおいて、所定量単位の画像形成に使用される発泡トナー量と非発泡トナー量との総和トナー量を認識するステップと、総和トナー量が所定量を超えた場合、画像形成に用いるトナー量を減少させる画像処理を画像情報に対して行なうステップを具備することを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係わる画像処理装置および画像処理方法の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0035】
図1は、画像処理装置1の内部構造である。
【0036】
ここで、この発明の画像処理装置は、本来、立体画像を形成する画像形成装置に対して独立した構成にて実施可能な装置を示すものであるが、本実施の形態の説明においては、画像形成装置を含んだ構成全体を画像処理装置と称し、この発明の画像処理装置に相当する構成要素を画像処理部200として示し以下に説明する。
【0037】
PC(Personal Computer)2によって作成・編集された画像情報は、画像入力インタフェース部100を介して、画像処理装置1に送られ、画像処理部200において、シェーデイング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/輝度編集等の所定の画像処理が施される。
【0038】
また、発泡トナーで立体像を形成する為の高さ情報を算出する画像処理が施される。
【0039】
そして、画像処理装置1で所定の画像処理が施された画像情報は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、高さ(H)(各8bit)の4色の原稿色材階調データおよび像の高さデータに変換され、各レーザー駆動部11に送られる。
【0040】
各レーザー駆動部11では、露光部12を介して原稿色材階調データに応じてレーザー光による画像露光が行われる。
【0041】
画像処理装置1の内部には、レーザー駆動部11と、レーザーによって照射される画像を露光する露光部12と、静電潜像が形成される像担持体としての感光体ドラム14Y〜Hと、前記感光体ドラム14Y〜H上に形成された静電潜像を現像して色の異なる複数のトナー像を形成可能な現像手段で構成されている。
【0042】
レーザー駆動部11は、原稿再現色材階調データに応じて変調されたパルス信号に基づいてレーザー光を照射する。
【0043】
レーザー駆動部11によって照射されたレーザー光が、露光部12によって走査露光される感光体ドラム14Y〜Hは、矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動されるようになっている。
【0044】
また、感光体ドラム14Y〜Hの表面には、あらかじめ所定の極性(例えば、マイナス極性)および電位に帯電された後、露光部12によって照射された露光画像による静電潜像が形成される。
【0045】
各感光体ドラム14上に形成される静電潜像は、原稿画像のイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)4色を個別に現像する感光体ドラム(Y)14Y、感光体ドラム(M)14M、感光体ドラム(C)14C、感光体ドラム(K)14Kと像の高さを現像する感光体ドラム(H)14Hによって、例えば、感光体ドラム14Y〜Hの帯電極性と同極性のマイナス極性に帯電したトナーによって反転現像され、所定の色および高さのトナー像が形成される。
【0046】
このとき、感光体ドラム(Y)14Y、感光体ドラム(M)14M、感光体ドラム(C)14C、感光体ドラム(K)14K、感光体ドラム(H)14Hには、例えば、−500Vの現像バイアス電圧が印加される。
【0047】
感光体ドラム14Y〜H上に形成されたトナー像は、感光体ドラム14Y〜Hの下部に配置された中間転写体としての中間転写ベルト15上に、第1の転写手段としての1次転写ロール25によって多重に転写される。
【0048】
この中間転写ベルト15は、駆動ロール(図示せず)、従動ロール(図示せず)、テンションロール(図示せず)および2次転写手段の一部を構成する対向ロールとしてのバックアップロール21によって、感光体ドラム14Y〜Hの周速と同一の移動速度で矢印方向に沿って回動可能に軸支されている。
【0049】
中間転写ベルト15上には、形成する画像の色に応じて、感光体ドラム14上に形成されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、高さ(H)のすべてまたはその一部のトナー像が、1次転写ロール25によって順次重ね合わせた状態で転写される。
【0050】
この中間転写ベルト15上に転写されたトナー像は、所定のタイミングで2次転写部16へと搬送され、中間転写ベルト15を支持するバックアップロール21と、バックアップロール21に圧接する2次転写ロール22の圧接力および静電吸引力によって転写される。
【0051】
立体画像記録用紙18は、画像処理装置1内の下部に配置された複数の給紙トレイ17から、所定のサイズの立体画像記録用紙18がフィードロール26によって給紙される。
【0052】
給紙された立体画像記録用紙18は、複数の搬送ロール(図示せず)およびレジストロール(図示せず)によって、所定のタイミングで2次転写部16まで搬送される。
【0053】
そして、2次転写手段としてのバックアップロール21と2次転写ロール22とによって、中間転写ベルト15上から所定の色のトナー像が一括して転写される。
【0054】
また、中間転写ベルト15上から所定の色のトナー像が転写された立体画像記録用紙18は、中間転写ベルト15から分離された後、定着部19へと搬送され、定着部19の加熱ロール23および加圧ロール24によって、熱および圧力でトナー像が立体画像記録用紙18上に定着され、画像処理装置1のスタッカ20に排出されて立体カラー画像の形成工程が終了する。
【0055】
次に、画像処理装置1における画像処理部200の第1の制御構成を図2のブロック図を参照して説明する。
【0056】
画像入力インタフェース100を介して受信した画像情報は、発泡トナー量認識部209と、総和トナー量認識部202と、L*a*b*色空間変換部204と、発泡トナー用出力信号生成部208、それぞれ4つの各制御ブロックに送出される。
【0057】
トナー量最適化の必要が無い入力画像に対する画像処理の場合、入力画像情報のRGBで表現された各画素の色情報を、L*a*b*色空間変換部204で、L*a*b*信号への色変換を行う。
【0058】
L*a*b*色空間変換部204で処理されたL*a*b*色信号は、画像処理装置1の特性にあわせて、色補正部205において、色変換や色補正が行われ、YMCKの4色の信号に変換し階調補正部206に信号出力する。
【0059】
階調補正部206は、画像処理装置の特性に合わせた階調補正を行い、出力信号合成部207へ補正したYMCKの4色のトナー量を得る信号を出力する。
【0060】
一方、発泡トナー用出力信号生成部208は、受け取った画像情報を、記憶手段等にあらかじめ設定されたテーブル等により、色信号から高さ情報を計算するか、若しくは、あらかじめ画像情報の一部として受信した高さ情報を抽出し、各画素の高さに相当する発泡トナー量を得る為の発泡トナー用の出力信号を生成し、出力信号合成部207に出力する。
【0061】
これに対し、トナー量の調整処理が必要な場合、発泡トナー量認識部209は、画像情報から各画素の発泡トナー量を計算し、最適トナー量決定部203にデータ出力する。
【0062】
また、総和トナー量認識部202においては、画像情報から得たYMCK4色のトナー量および発泡トナー量を合計した総和トナー量を各画素ごとに計算し最適トナー量決定部203にデータ出力する。
【0063】
また、低減処理優先トナー決定部210は、発泡トナー、非発泡トナーの何れのトナー量を優先して減らすかを、予め設定した決定条件、若しくは、ユーザによる指定に基づいて決定した処理条件を最適トナー量決定部203に出力する。
最適トナー量決定部203では、総和トナー量認識部202から通知された認識結果に基づいて、最大規制量を超える画素の有無を判断する。
【0064】
総和トナー量が最大規制量を超える画素がある場合には、発泡トナー量認識部209から通知される最大値を考慮し、画像全体における各画素間の高低関係を保持し、発泡トナー量が最大となる画素において総和トナー量が最大規制量以下となる発泡トナー量調整係数を発泡トナー量調整係数記憶部213から取得し、発泡トナー用出力信号生成部208に対して調整信号を出力する。
【0065】
一方、非発泡トナーの量を減らす場合、墨入れ係数(YMCK4色のトナーのうち黒色(K)のトナー以外のトナーの一部を黒色トナーによって置き換えることによって非発泡トナーの総量を減らすために必要な調整値)を非発泡トナー量調整係数記憶部201から、総和トナー量が最大規制量以下となる墨入れ係数を取得し、色補正部205へを出力する。
【0066】
ここで、最適トナー量決定部203から発泡トナー量の調整信号によって出力信号の調整が指示されている画素においては、受信した調整信号に基づいて出力信号を補正して出力信号合成部207に出力する。
【0067】
出力信号合成部207が、これまでの変換処理によって生成されたYMCKの色信号、および発泡トナーの量を示す信号を変調して、レーザー駆動部11におけるレーザー光線の照射量を決定するパルス信号を生成する。
【0068】
次に、画像処理装置1における総和トナー量の最適化処理のパターンを図3の概念図を参照して説明する。
【0069】
図中、白領域が発泡トナー、ハッチ部が非発泡トナーを表す。
【0070】
各画素で使用する総和トナー量を低減するパターンは図3(a)から図3(d)までの4つがある。
【0071】
第1のパターンは、図3(a)のように、非発泡トナー量310を墨入れ等により低減した調整後非発泡トナー量311を得るものである。
【0072】
また、第2のパターンは、図3(b)のように、発泡トナー量320を画像全体に対して所定の重み付けにより決定した発泡トナー量調整係数により低減された調整後発泡トナー量321を得るものである。
【0073】
また、第3のパターンは、図3(c)のように、非発泡トナー量および発泡トナー量の両方をそれぞれ図3(a)、図3(b)両方を適用するものである。
【0074】
また、第4のパターンは、図3(d)のように、図3(a)の第1のパターンと、図3(b)の第2のパターンを選択し、もしくは、優先順位に基づいて適用するものである。
【0075】
次に、図3(a)に示した非発泡トナー量の低減処理について図4のイメージ図を参照して説明する。
【0076】
図4は、ある色において、墨入れを実施しない場合に色表現したときのYCMKのトナー量(図4(a))と、墨入れ後のYMCKの各トナー量(図4(b))をモデル的に示したものである。
【0077】
墨入れとは、YMCの色信号の一部をKの色信号に置き換えることでYMCの色成分を減らす方法である。
【0078】
つまり、YMCの中からグレイ成分に相当する部分を墨の網点、つまりKの成分に置き換えて印刷時のYMCの掛け合わせ色成分を少なくする方法である。
【0079】
本図は、YMCの色掛け合わせ部分405を、K色のトナーによるグレイ置換部406で表現することにより、Y色トナー401、M色トナー402、C色トナー403の各トナーは、調整後Y色トナーY411、調整後M色トナーM412、調整後C色トナー413に低減され一方の、調整後K色トナー414は、K色のトナー404よりもグレイ置換部406の分増量したが、調整後Y色トナー411、調整後M色トナー412、調整後C色トナー413、調整後K色トナー414の総和トナー量は、図4(a)に比べて減少していることを示す。
【0080】
次に、図1に示した制御ブロック図において、画像処理部200の総和トナー量認識部202における、総和トナー量の認識処理について説明する。
【0081】
図5は、総和トナー量認識処理の手順を示すフローチャートである。
【0082】
発泡トナー量認識部209は、画像入力インタフェース100を介して画像情報を受信し、使用可能なトナー量を決定する最大規制量が適用される画像領域を決定する(ステップS101)。
【0083】
決定した画像領域の各画素の情報(色情報を含む)を画像情報から順に取得する(ステップS102)。
【0084】
取得した画素の色情報から4色(YMCK)トナー信号を生成する(ステップS103)。
【0085】
生成した4色トナー信号から各色成分に相当するトナー量を計算して合計した非発泡トナー量を計算する(ステップS104)。
【0086】
また、4色トナー信号もしくは画像情報に予め含まれる高さ情報に基づいて決定される発泡トナー量を計算する(ステップS105)。
【0087】
さらに、上記非発泡トナー量と発泡トナー量を合計した総和トナー量を計算し(ステップS106)、計算結果を画素情報と関連付けして保存(ステップS107)。
【0088】
未処理の画素がある場合(ステップS108でYES)、次の画素情報を取得し(ステップS110)、(ステップS103からステップS107)までの処理を繰り返して行う)。
【0089】
全ての画素に対しての認識処理が完了すると(ステップS108でNO)、認識結果を最適トナー量決定部203に対して出力する(ステップS109)。
【0090】
次に、最適トナー量決定部203における非発泡トナー量の低減処理について説明する。
【0091】
図6は、非発泡トナー量の低減処理の手順を示すフローチャートである。
【0092】
本説明では、総和トナー量認識部からの認識結果が最大規制量を超えたことを前提として説明する。
【0093】
最適トナー量決定部203は、非発泡トナー量調整係数記憶部201から、墨非発泡トナーに対して墨入れを行うための非発泡トナー量調整係数を取得する(ステップS201)。
【0094】
取得した非発泡トナー量調整係数で対象画像領域の各画素に対して4色トナー信号を補正して非発泡トナー量を再計算し、総和トナー量を再計算する(ステップS202)。
【0095】
処理対象となる画素全てにおいて、総和トナー量が最大規制量以下となる場合(ステップS203でNO)は、使用した非発泡トナー量調整係数を色補正部205に出力する(ステップS205)。
【0096】
一方、最大規制量を超える画素があり(ステップS203でYES)、さらに非発泡トナー量を低減する未使用の非発泡トナー量調整係数が非発泡トナー量調整係数記憶部201にある間は(ステップS204でNO)、ステップS201からステップS203迄の処理を繰り返して行う。
【0097】
次に、図3(b)に示した発泡トナー量を低減する場合の処理について説明する。
【0098】
図7は、発泡トナー量の低減処理の手順を示すフローチャートである。
【0099】
ここで、本フローチャートは、処理対象画像において総和トナー量が最大規制量を超える画素があることを前提に説明する。
【0100】
発泡トナー量認識部209は、画像入力インタフェース100から受信した画像情報より、処理対象となる画像領域の各画素情報を取得する(ステップS301)。
【0101】
取得した画素情報に含まれる色情報もしくは指定された高さ情報基づいて、発泡トナー量を画素毎に計算して最適トナー量決定部203に出力する(ステップS302)。
【0102】
最適トナー量決定部203は、発泡トナー量認識部209による認識結果に基づいて、処理対象となる画像領域全体における各画素間の高低関係を保持し、総和トナー量が最大規制量以下となるよう重み付けにより発泡トナー量を低減する発泡トナー量調整係数を決定する(ステップS303)。
【0103】
決定した発泡トナー量調整係数により各画素の発泡トナー量を補正する調整信号を生成し(ステップS304)発泡トナー用出力信号生成部208へ出力する(ステップS305)。
【0104】
次に、トナー量最適化処理において、図3(c)、図3(d)に示すように非発泡トナーの低減処理と発泡トナーの低減処理の組み合わせもしくは、いずれかを優先して実施する処理について説明する。
【0105】
非発泡トナー量、発泡トナー量の何れを優先して処理するかの優先条件は、例えば図2に示した低減処理優先トナー決定部210が、予め設定された画像形成条件に従う場合と、ユーザによる指示に従う場合がある。
【0106】
優先条件をユーザが指定する場合、例えば、図8に示すように、仕上がり具合として「色重視ボタン」701、「高さ重視ボタン」702を選択するユーザインタフェース700を用いて優先条件を指定する。
【0107】
図9は、決定した優先条件に従って総和トナー量を低減する処理を示すフローチャートである。
【0108】
総和トナー量認識部202は、受信した画像情報に対して、対象領域における各画素の総和トナー量を認識する(ステップS401)。
【0109】
最大規制量を超える画素がある場合(ステップS402でYES)、低減処理優先トナー決定部210にて決定した優先条件に基づいて優先して低減するトナーを決定する(ステップS403)。
【0110】
非発泡トナー量を優先して低減する優先条件に決定した場合(ステップS403で高さ重視)、非発泡トナー量低減処理を行う(ステップS404)。
【0111】
非発泡トナー量の低減処理の結果、総和トナー量が最大規制量を超える画素が存在する場合(ステップS405でYES)、さらに発泡トナー量の低減処理を行う(ステップS406)。
【0112】
一方、発泡トナー量を優先して低減する優先条件に決定した場合(ステップS403で色重視)、発泡トナー量の低減処理を行う(ステップS407)。
【0113】
発泡トナー量の低減処理の結果、総和トナー量が最大規制量を超える画素が存在する場合(ステップS408でYES)、非発泡トナー量の低減処理を行う(ステップS409)。
【0114】
なお、ステップS403の優先条件の決定処理においては、図8に示すユーザインタフェース以外においても、色と高さの優先を具体的な数値によって優先度を指定する構成にすることも可能である。
【0115】
また、非発泡トナー量、発泡トナー量のそれぞれの低減処理においては、非発泡トナー量調整係数、発泡トナー量調整係数を直接ユーザが入力するユーザインタフェースを追加して、入力された値に基づいて総和トナー量を低減する処理にすることも可能である。
【0116】
次に、これまでに説明した画像全体に対する総和トナー量の低減処理以外のいくつかの変形例について説明する。
【0117】
以下に示す各変形例は、入力画像の領域を所定の画像種別に分離して認識する手段を設け、また認識した画像種別に応じた画像形成条件に基づいて総和トナー量の低減処理を行うものである。
【0118】
最初の変形例として、入力画像を図あるいは文字の領域と、写真の領域を認識する手段を追加し、認識した画像種別の画像形成条件に基づいてトナー量を自動で調整する処理について説明する。
【0119】
図10は、この発明に係わる画像処理部の第2の制御構成を示すブロック図である。
【0120】
本図は、図2に示した第1の制御構成に加えて、文字・図形・写真画像認識部212、画像形成条件記憶部211が追加された構成を示すブロック図である。
【0121】
文字・図形・写真画像認識部212は、入力画像を、写真、図形、文字の各領域として認識し、認識した各領域の画素情報を取得して最適トナー量決定部203に出力する。
【0122】
ここで、入力画像を写真、図形、文字の各画像領域に分離して認識する方法は、入力画像における隣接した画素間の色調の差で判断する方法や、ページ記述言語等によりあらかじめ画像種別に分けて記述された画像情報を個別に解析するなど、公知の技術を用いて実施するものである。
【0123】
画像形成条件記憶部211は、文字・図形・写真画像認識部212にて認識される各画像種別において、発泡トナー量、非発泡トナー量を低減する際の優先が予め定義して管理されている。
【0124】
最適トナー量決定部203は、総和トナー量認識部202からの認識結果と、文字・図形・写真画像認識部212にて認識した画像種別、画像形成条件記憶部により取得した処理条件に基づいて、非発泡トナー量調整係数記憶部201と、発泡トナー量調整係数記憶部213から最適なパラメータを取得し、調整信号を発泡トナー用出力信号生成部208に出力し、非発泡トナー量を低減する墨入れ係数を色補正部205に出力する。
【0125】
次に、図10のフロック図に基づいて、入力画像を図形、写真、文字領域の画像種別に分離した結果に基づいて総和トナー量を自動調整する処理について説明する。
【0126】
図11は、認識した画像種別(写真・図形・文字)に応じた画像形成条件に基づいて総和トナー量の低減処理を示すフローチャートである。
【0127】
ここで、本図のフローチャートにて処理する際に、画像形成条件記憶部211に記憶された画像形成条件として、写真画像の場合は画質を優先すべく、発泡トナー量を多く低減するよう設定され、一方の図形、文字の画像の場合は、高画質は要求されないため非発泡トナー量が多く低減するように予め設定されているものとする。
【0128】
文字・図形・写真画像認識部212は、入力画像を画像種別に基づいて認識し、認識した画像種別とその画像種別に属する画素情報を最適トナー量決定部203に出力する(ステップS501)。
【0129】
認識した画像種別が写真画像の場合(ステップS502で写真画像)、発泡トナー量の低減処理を行う(ステップS503)。
【0130】
発泡トナー量低減処理の結果、再計算した総和トナー量が最大規制量をこえる場合(ステップS504でYES)、非発泡トナー量の低減処理を行う(ステップS505)。
【0131】
一方、ステップS502で認識した画像種別が図形・文字画像である場合(ステップS502で図形・文字画像)、非発泡トナー量の低減処理を行う(ステップS506)。
【0132】
非発泡トナー量の低減処理の結果、再計算した総和トナー量が最大規制量をこえる場合(ステップS507でYES)、発泡トナー量の低減処理をさらに実施する(ステップS508)。
【0133】
なお、ステップS505およびステップS506にて扱う非発泡トナー量調整係数は、写真画像を処理する場合は、墨入れ量が少なめに調整される非発泡トナー量調整係数を使用し、図形・文字画像を処理する場合には、墨入れ量が多めに調整される非発泡トナー量調整係数を使用する。
【0134】
次に、入力画像の色を判別し、判別した色の画像形成条件に基づく総和トナー量の低減処理について説明する。
【0135】
図12は、画像処理部200の第3の構成を示す制御ブロック図である。
【0136】
本図は、図10に示す第2の構成に対して、文字・図形・写真画像認識部212の替わりに色画像・白黒画像認識部214を備える構成を示した制御ブロック図である。
【0137】
色画像・白黒画像認識部214は、入力画像にて指定された色(色画像か、白黒画像か)を判別し、判別した各画像領域の画素情報を取得し、認識結果を最適トナー量決定部203に出力する。
【0138】
ここで、白黒画像と色画像を判別する方法は、入力画像にて使用される色表現形式において、CMYK、RGB信号をL*a*b*色空間に変換した時のa*b*値で判断するなど公知の技術を適用した方法で実施されるものである。
【0139】
また、画像形成条件記憶部211は、入力画像の認識結果が白黒画像の場合、墨入れ量を多くすることによって非発泡トナー量を低減し、発泡トナー量をできるだけ多く使用することができる白黒画像に特化した墨入れを行うための非発泡トナー量調整係数を使用する条件をあらかじめ記憶している。
【0140】
また、入力画像が色画像の場合は、画像形成条件記憶部211は、墨入れによる画質の劣化を極力抑制する色画像に特化した墨入れ量を得るための設定を予め記憶している。
【0141】
最適トナー量決定部203は、色画像・白黒画像認識部214からの認識結果に基づいて、画像形成条件記憶部211から処理条件に基づいて、総和トナー量の低減処理を実施し、決定した発泡トナー量調整係数に基づく調整信号を発泡トナー用出力信号生成部208へ出力し、非発泡トナー量調整係数に基づく墨入れ係数を色補正部205へ出力する。
【0142】
図13は、認識した画像種別(白黒画像・色画像)に応じた画像形成条件に基づく総和トナー量の低減処理を示すフローチャートである。
【0143】
ここで、本図に示す処理において、予め画像形成条件記憶部211に記憶される画像形成条件として、白黒画像に対する処理においては、非発泡トナー量を優先して減らすべく処理条件が設定され、一方の色画像に対する処理においては、発泡トナー量多く低減する処理条件があらかじめ設定されているものとする。
【0144】
色画像・白黒画像認識部214は、入力画像が色画像、白黒画像のいずれであるかを認識し、認識した画像種別とその画像種別に属する画素情報を最適トナー量決定部203に出力する(ステップS601)。
【0145】
認識した画像種別が白黒画像の場合(ステップS602で白黒画像)、非発泡トナー量の低減処理を行う(ステップS603)。
【0146】
非発泡トナー量低減処理の結果、再計算した総和トナー量が最大規制量をこえる場合(ステップS604でYES)、発泡トナー量の低減処理を行う(ステップS605)。
【0147】
一方、ステップS602で認識した画像種別が色画像である場合(ステップS602で色画像)、発泡トナー量の低減処理を行う(ステップS606)。
【0148】
発泡トナー量の低減処理の結果、再計算した総和トナー量が最大規制量をこえる場合(ステップS607でYES)、非発泡トナー量の低減処理をさらに実施する(ステップS608)。
【0149】
なお、ステップS603およびステップS608にて扱う非発泡トナー量調整係数は、色画像を処理する場合は、墨入れ量が少なめに調整される非発泡トナー量調整係数を使用し、白黒画像を処理する場合には、墨入れ量もしくは黒色トナー量が多く低減される非発泡トナー量調整係数を使用する。
【0150】
次に、上記図10、図12に示した各制御ブロックにおいて示した、文字・図形・写真画像認識部212、色画像・白黒画像認識部214等による所定の画像種別を認識する画像種別認識部と、認識した画像種別の混在するケース等にも対応可能な、画像形成条件および代表画像種別決定部、占有面積決定部などを含んで構成される第4の制御構成を示すブロック図と、その処理のフローチャートを示して説明する。
【0151】
図14は、画像処理部200における第4の制御構成を示すブロック図である。
【0152】
本図は、図2に示す構成に加え、入力画像を所定の画像種別にて識別する画像種別認識部217と、認識した画像種別毎の占有面積を計算する占有面積認識部215と、複数の画像種別が混在する場合に、代表する画像種別を決定する代表画像種別決定部216が追加されて構成された制御ブロック図である。
【0153】
画像種別認識部217は、これまでの図形・文字・写真画像と、白黒画像・色画像を判別を含む画像処理に必要な所定の画像種別を認識し、認識した領域に関する画像情報を取得する。
【0154】
占有面積認識部215は、画像種別認識部217にて認識した画像種別毎において、入力画像全体に対する占有面積を計算する。
【0155】
また、代表画像種別決定部216は、画像種別認識部217にて認識した複数の画像種別が混在する場合に、画像形成条件記憶部211に設定された条件に基づいて、総和トナー量の低減処理において必要な代表画像種別を決定し最適トナー量決定部203に出力する。
【0156】
最適トナー量決定部203は、総和トナー量認識部209からの認識結果、代表画像種別決定部から通知される代表画像種別と、画像形成条件に設定された処理条件に基づいて、総和トナー量の低減処理を行う。
【0157】
次に、認識した画像種別の種類、および、混在したときの組み合わせパターンに応じて画像形成条件を決定し、画像種別毎のトナー量調整処理を行う処理手順について説明する。
【0158】
画像種別認識部217は、入力画像に含まれる個々の画像種別を認識し、認識した画像種別を最適トナー量決定部203に出力する(ステップS701)。
【0159】
最適トナー量決定部203は、通知された画像種別の数をチェックし、画像種別が単独の場合は(ステップS702でNO)、認識した画像種別に基づく画像形成条件を画像形成条件記憶部211から取得し、総和トナー量の低減処理を行う。
【0160】
一方、複数の画像種別が通知された場合(ステップS702でYES)、画像形成条件記憶部211において、認識した画像種別毎にトナー量の調整処理を行うか否かを判定する。
【0161】
画像種別毎の領域でのトナー量調整処理が必要な場合(ステップS703でYES)認識した画像種別単位にトナー調整処理を繰り返して実施する(ステップS707、708)。一方、複数の画像種別を認識し代表する画像種別の画像形成条件にてトナー量の調整を行う場合(ステップS703でNO)、代表画像種別決定部216から通知される画像種別に対応する画像形成条件を取得し(ステップS705)、決定した画像形成条件に基づいて各画像種別の画像領域に対してトナー調整処理を行う(ステップS706)。
【0162】
なお、ステップS705にて処理される代表画像種別の決定方法は、上記占有面積以外に、混在する画像種別の組み合わせ毎に設定された優先順位を予め画像形成条件記憶211に記憶するなどして決定してもよい。
【0163】
次に、非発泡トナーの低減量と、発泡トナーの低減量を関数によって算出することでトナー量を最適化する処理について説明する。
【0164】
関数によるトナー量の最適化の一例としては、非発泡トナーの総量の最大値が関数で定めた所定の基準値以下となる条件では、発泡トナーの指定量をそのまま適用する発泡トナー調整係数を出力し、非発泡トナーに関しては、所定の墨入れ量を得る墨入れ係数を出力する。
【0165】
一方、非発泡トナー総量の最大値が所定の基準値を超えた場合は、非発泡トナー総量の値によらず固定の墨入れ量を得る墨入れ係数を出力し、総和トナー量が関数で定めた基準値を超えない範囲内で、かつ、画素間における像の高低関係が圧縮された状態で保持されるよう重み付けよって発泡トナーの低減量を得る発泡トナー量調整係数を出力する。
【0166】
なお、ここで、画像処理装置が2色のトナー(黒色トナーと発泡トナー)で立体プリントを行う場合には、墨入れ量は寄与しないため、2色の最大値を入力パラメータとして発泡トナー量調整係数を算出する関数を適用する等、総和トナー量を決定する要因を関数の入力変数とし、関数の出力結果がトナー量を低減するための情報を得ることができる構成であれば、この限りではない。
【0167】
図16は、非発泡トナー総量をパラメータとする関数によって、墨入れ係数、発泡トナー量調整係数を取得してトナー量の自動調整を行う時のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【0168】
総和トナー量認識部202は、入力画像の各画素において総和トナー量を認識する(ステップS801)。
【0169】
最大規制量を超える画素が無い場合(ステップS802でNO)トナー量自動調整処理を終了する。
【0170】
最大規制量を超える画素がある場合(ステップS802でYES)、処理対象画像において非発泡トナー量が最大となる画像を取得する(ステップS803)。
【0171】
取得した画素の非発泡トナー量が予め設定された基準値以下の場合(ステップS804でYES)、取得した非発泡トナー量の最大値に対応する墨入れ係数を取得する(ステップS805)。
【0172】
取得した墨入れ係数で総和トナー量を再計算し(ステップS806)、再計算した総和トナー量が最大規制量を超えるかを判断する(ステップS807)。
【0173】
総和トナー量が最大規制量を超えた場合(ステップS807でYES)、発泡トナー量の低減処理を行う(ステップS808)。
【0174】
一方、ステップS804に戻り、非発泡トナー量の最大値が基準値を超えた場合(ステップS804でNO)、墨入れ量が最大となる墨入れ係数を取得し、(ステップS809)、取得した墨入れ係数にて総和トナー量を再計算する(ステップS810)。
【0175】
再計算した総和トナー量が最大規制量を超えた場合(ステップS811でYES)、総和トナー量が最大規制量を超えた画素における発泡トナー量を計算する(ステップS812)。
【0176】
この時、計算した最大値が、1画素における発泡トナー量の最大使用可能量を超える場合(ステップS813でYES)、発泡トナー量の使用可能限界値を使用可能最大値として設定する(ステップS814)。
【0177】
処理対象となる全ての画像領域において、各画素の発泡トナー量が最大使用可能発泡トナー量の範囲で重み付けによる高さの圧縮が可能な発泡トナー量調整係数を取得する(ステップS815)。
【0178】
取得した発泡トナー量調整係数にて発泡トナー量の低減処理を行う(ステップS816)
なお、上記処理手順にて示したアルゴリズムを実現する関数を、例えば、画像形成条件記憶部211に記憶し、非発泡トナー量の最大値を認識する認識部を追加することで、非発泡トナー量および発泡トナー量の両方を同時に考慮した総和トナー量の低減処理を行うことが可能となる。
【0179】
なお、図16に示した関数に入力する変数は、総和トナー量の算出に必要な要素であれば、上記非発泡トナー総量に限定されるものではない。
【0180】
また、上記関数は、入力画像全体に対して一律に適用される画像形成条件を決定する例を示したものであるが、関数を画像種別の画像形成条件毎に作成して画像種別毎に使用したり、関数の入力パラメータに画像種別を追加する構成するなどして、特定の画像種別毎の調整を可能する構成にしてもよい。
【0181】
以上が、この発明の画像処理装置の画像処理部における第1から第4の各制御構成と、その画像プログラムの処理に関する説明である。
【0182】
なお、上記に示したトナー量の自動調整処理に関しては、画像形成条件を適用する領域およびその条件をユーザがプレビューし、必要によりユーザがユーザインタフェースを操作して変更可能な構成にすることも可能である。
【0183】
また、図5、図6、図7、図9、図11、図13、図15、図16に示した本発明の画像処理プログラムをプリンタドライバとして、画像処理装置1以外の装置、例えば、図1のPC2に提供する構成にしてもよい。
【0184】
また、画像処理のシステム構成が、オンライン上のホスト装置などで画像処理される場合、本発明の画像処理プログラムが、ホスト装置のプリンタドライバとして提供され、画像処理を行う構成としてもよい。
【0185】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、発泡トナーを使用した立体プリントにおいて、中間転写体に形成される色トナーおよび発泡トナーの総量が、プリント画像の種類によらず一定値を超えないようにして、画質の劣化が抑制された画質の劣化が抑制された立体プリントの提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる画像処理装置の内部構造を示す構成図である。
【図2】この発明に係わる画像処理装置において、画像処理部の第1の制御構成を示す制御ブロック図である。
【図3】この発明に係わる総和トナー量を低減する処理パターンを示す概念図である。
【図4】この発明に係わる墨入れによるYMCK色表現で総和トナー量低減処理の概念図である。
【図5】この発明に係わる総和トナー量認識処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】この発明に係わる非発泡トナー量の調整処理を示すフローチャートである。
【図7】この発明に係わる発泡トナー量の調整処理を示すフローチャートである。
【図8】この発明に係わるトナー調整処理で、優先事項をユーザが与える為のユーザインタフェースのイメージである。
【図9】この発明に係わるトナー調整処理で、ユーザが指定した優先事項に従ってトナー処理の手順を行うフローチャートである。
【図10】この発明に係わる画像処理装置において、画像処理部の第2の制御構成を示すブロック図である。
【図11】この発明に係わる画像処理装置の画像処理部の第2の制御構成において、画像種別(写真、図形・文字画像)に応じたトナー量の自動調整処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】この発明に係わる画像処理装置において、画像処理部の第3の制御構成を示す制御ブロック図である。
【図13】この発明に係わる画像処理装置の画像処理部の第3の制御構成において、画像種別(白黒画像、色画像)に応じたトナー量の自動調整処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】この発明に係わる画像処理装置において、画像処理部の第4の制御構成を示す制御ブロック図である。
【図15】この発明に係わる画像処理装置の画像処理部の第4の制御構成において、認識した画像種別の画像形成条件に応じたトナー量の自動調整処理の手順を示すフローチャートである。
【図16】この発明に係わる画像処理装置におけるトナー量の自動調整処理において、非発泡トナー量および発泡トナー量を予め設定した関数に基づいて低減する時の関数のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1  画像処理装置
2  PC(Personal Computer)
100  画像入力インタフェース部
200  画像処理部
11  レーザー駆動部
12  露光部
14Y  感光体ドラム(Y)
14M  感光体ドラム(M)
14C  感光体ドラム(C)
14K  感光体ドラム(K)
14H  感光体ドラム(H)
15  中間転写ベルト
16  2次転写部
17  給紙トレイ
18  立体画像記録用紙
19  定着部
20  スタッカ
21  バックアップロール
22  2次転写ロール
23  加熱ロール
24  加圧ロール
25  1次転写ロール
26  フィードロール
201  非発泡トナー量調整係数記憶部
202  総和トナー量認識部
203  最適トナー量決定部
204  L*a*b*色空間変換部
205  色変換部
206  階調補正部
207  出力信号合成部
208  発泡トナー用出力信号生成部
209  発泡トナー量認識部
310  非発泡トナー量
320  発泡トナー量
311  調整後非発泡トナー量
321  調整後発泡トナー量
401  Y色トナー
402  M色トナー
403  C色トナー
404  K色トナー
405  YMCの色掛け合わせ部分
406  グレイ置換部
411  調整後Y色トナー
412  調整後M色トナー
413  調整後C色トナー
414  調整後K色トナー
700  ユーザインタフェース
701  色重視ボタン
702  高さ重視ボタン
210  低減処理優先トナー決定部
211  画像形成条件記憶部
212  文字・図形・写真画像認識部
213  発泡トナー量調整係数記憶部
214  色画像・白黒画像認識部
215  占有面積認識部
216  代表画像種別決定部
217  画像種別認識部

Claims (15)

  1. 発泡トナーによる画像および非発泡トナーによる画像を記録媒体上に転写し、前記記録媒体上に転写された発泡トナーおよび非発泡トナーを前記記録媒体上に定着することにより立体プリント像が形成される画像情報を処理する画像処理装置において、
    所定量単位の画像形成に使用される発泡トナー量と非発泡トナー量との総和トナー量を認識する総和トナー量認識手段と、
    前記認識手段により認識された総和トナー量が所定量を超えた場合、画像形成に用いられるトナー量を減少させる画像処理を画像情報に対して行なう画像処理手段と
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記所定量単位は、画素単位である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記所定量単位は、頁単位である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記非発泡トナーは黒色トナーを含み、
    前記画像処理手段は、
    前記総和トナー量認識手段により認識された総和トナー量が所定の値を超えた場合、前記黒色以外の非発泡トナーの使用量を優先して減らすことにより、前記総和トナー量を低減する画像処理を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理手段は、
    前記総和トナー量認識手段により認識された総和トナー量が所定の値を超えた場合、前記発泡トナーの使用量を優先して減らすことで前記総和トナー量を低減する画像処理を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 前記総和トナー量認識手段により認識された総和トナー量が所定の値を超えた場合に、発泡トナーと非発泡トナーとのいずれの使用量を優先して減らすかを決定する決定手段
    をさらに具備し、
    前記画像処理手段は、
    前記決定手段により決定されたトナーの使用量を減らすことで前記総和トナー量を低減する画像処理を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 前記画像情報の種別を認識する種別認識手段
    をさらに備え、
    前記決定手段は、
    前記種別認識手段により認識された画像情報の種別に応じて決定する
    ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 前記種別認識手段により認識される画像情報の種別が複数存在する場合、画像情報を代表する種別を特定する特定手段
    をさらに備え、
    前記決定手段は、
    前記特定手段により特定された画像情報の種別に応じて決定する
    ことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記特定手段は、
    前記画像情報に占める領域が最大となる画像情報の種別を特定する
    ことを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 前記画像情報の種別とは、
    文字・図形画像または写真画像である
    ことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  11. 前記種別認識手段により認識された画像情報の種別が文字・図形画像である場合、前記決定手段は、非発泡トナーの使用量を優先して減らすよう決定する
    ことを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  12. 前記画像情報の種別は、白黒画像またはカラー画像であることを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  13. 前記種別認識手段により認識された画像情報の種別が白黒画像である場合、前記決定手段は、非発泡トナーの使用量を優先して減らすよう決定する
    ことを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  14. 発泡トナーによる画像および非発泡トナーによる画像を記録媒体上に転写し、前記記録媒体上に転写された発泡トナーおよび非発泡トナーを前記記録媒体上に定着することにより立体プリント像が形成される画像情報を処理する画像処理方法において、
    所定量単位の画像形成に使用される発泡トナー量と非発泡トナー量との総和トナー量を総和トナー量認識手段で認識し、
    前記認識手段により認識された総和トナー量が所定量を超えた場合、画像形成に用いるトナー量を減少させる画像処理を画像情報に対して行なう
    ことを特徴とする画像処理方法。
  15. 発泡トナーによる画像および非発泡トナーによる画像を記録媒体上に転写し、該記録媒体上に転写された発泡トナーおよび非発泡トナーを該記録媒体上に定着することにより立体プリント像が形成される画像情報を処理する画像処理プログラムにおいて、
    所定量単位の画像形成に使用される発泡トナー量と非発泡トナー量との総和トナー量を認識するステップと、
    前記総和トナー量が所定量を超えた場合、画像形成に用いるトナー量を減少させる画像処理を画像情報に対して行なうステップ
    を具備する
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
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