JP2004133536A - メタデータ自動作成・更新装置、メタデータ自動作成・更新方法および該作成・更新方法を実現するためのプログラム - Google Patents
メタデータ自動作成・更新装置、メタデータ自動作成・更新方法および該作成・更新方法を実現するためのプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】メタデータ登録時の煩雑な作業を簡略化することが可能となるメタデータ自動作成装置、メタデータ自動作成方法および該作成方法を実現するためのプログラムを提供する。
【解決手段】デジタルカメラを用いて画像を撮影すると、撮影された画像は、デジタルカメラの液晶ディスプレイに数秒間表示されるので、その表示期間中に、受信モードON/OFFボタンを押し、赤外線ポートのデータ受信モードをONにすると、受信モードランプが点滅を開始する。この点滅期間中に、携帯情報端末から、たとえばV−Card形式の個人情報を赤外線ポート経由で、デジタルカメラに送信する。個人情報を受信すると、デジタルカメラ1は、V−Card形式の個人情報をXML形式に変換し、さらに、画像に登録する形式である、メタデータに成形する。そして、成形された追加用個人情報43が、画像の撮影された条件、画像の構成などの、画像全般に関わるデータが記述されているメタデータに、追加記述される。
【選択図】 図11
【解決手段】デジタルカメラを用いて画像を撮影すると、撮影された画像は、デジタルカメラの液晶ディスプレイに数秒間表示されるので、その表示期間中に、受信モードON/OFFボタンを押し、赤外線ポートのデータ受信モードをONにすると、受信モードランプが点滅を開始する。この点滅期間中に、携帯情報端末から、たとえばV−Card形式の個人情報を赤外線ポート経由で、デジタルカメラに送信する。個人情報を受信すると、デジタルカメラ1は、V−Card形式の個人情報をXML形式に変換し、さらに、画像に登録する形式である、メタデータに成形する。そして、成形された追加用個人情報43が、画像の撮影された条件、画像の構成などの、画像全般に関わるデータが記述されているメタデータに、追加記述される。
【選択図】 図11
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バイナリデータにメタデータを登録し、登録されたメタデータを更新するメタデータ自動作成・更新装置、メタデータ自動作成・更新方法および該作成・更新方法を実現するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
メタデータとは、データに関するデータの意味で、特に、静止画像や動画像においては、被写体に関する情報や撮影条件情報などを意味する。
【0003】
メタデータは、以前から利用され、所望のバイナリデータを検索したり、膨大な量のバイナリデータを整理するのに、用いられている(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
また、メタデータとして、個人や会社の連絡先を記録しておき、その連絡先を利用する例もある(たとえば、特許文献2参照)。しかし、この場合、実際にその連絡先を利用しようとすると、住所や電話番号が変更されていて、誤った住所に手紙を送るなどの、不具合が生じる可能性がある。この問題を回避するには、連絡先を常に最新の情報に更新しておく必要がある。
【0005】
連絡先などの個人情報を更新する方法としては、データベースとアドレス帳の同期を取る方法などが用いられている。具体的には、データベースとアドレス帳の個人情報同士の更新日時を比較して同期を取る方法が存在する(たとえば、特許文献3参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−330325号公報
【特許文献2】
特開2000−67116号公報
【特許文献3】
特開平11−85784号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実際にメタデータをバイナリデータに登録して利用する機会は少ない。なぜなら、たとえば人物に関するメタデータをバイナリデータに登録するには、名前、住所、電話番号および勤務先などの膨大な量のデータを入力する必要があり、非常に煩雑な作業が伴うからである。
【0008】
本発明は、この点に着目してなされたものであり、メタデータ登録時の煩雑な作業を簡略化することが可能となるメタデータ自動作成装置、メタデータ自動作成方法および該作成方法を実現するためのプログラムを提供することを第1の目的とする。
【0009】
また、アドレス帳とメタデータの個人情報を同期させるような方法は存在しなかった。なぜなら、メタデータの同期を取るには、個人情報同士を一致させるなど、特別な手段が必要になるからである。
【0010】
本発明は、この点にも着目してなされたものであり、アドレス帳などを用いて、メタデータの更新を行い、メタデータを常に最新の状態に保つことが可能となるメタデータ自動更新装置、メタデータ自動更新方法および該更新方法を実現するためのプログラムを提供することを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するため、請求項1に記載のメタデータ自動作成装置は、外部装置から送信された個人情報を受信する受信手段と、該受信手段を介して受信した個人情報に基づいて、バイナリデータに対するメタデータを作成するメタデータ作成手段とを有することを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記メタデータ作成手段によるメタデータ作成後、該当するバイナリデータにメタデータを登録するメタデータ登録手段をさらに有することを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1または2のメタデータ自動作成装置において、前記バイナリデータは、静止画像データ、動画像データまたは音声データであることを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1〜3のいずれかのメタデータ自動作成装置において、前記メタデータは、データ記述言語で記述されていることを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項4のメタデータ自動作成装置において、前記データ記述言語は、XMLまたはSGMLであることを特徴とする。
【0016】
請求項6に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記メタデータは、バイナリデータの末尾に付加され、またはバイナリデータのヘッダ部分に記載されていることを特徴とする。
【0017】
請求項7に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記メタデータは、バイナリデータとリンクを貼ることにより、対応するバイナリデータと関連づけられていることを特徴とする。
【0018】
請求項8に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記メタデータは、複数のバイナリデータとリンクを貼ることにより、対応する複数のバイナリデータと関連付けられていることを特徴とする。
【0019】
請求項9に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記外部装置は、携帯情報端末または携帯電話であることを特徴とする。
【0020】
請求項10に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記個人情報は、V−Card形式、XMLまたはCSV形式で記述されていることを特徴とする。
【0021】
請求項11に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記受信手段は、赤外線ポート、ブルートゥース、無線LAN、USB、シリアルポートまたはパラレルポートを用いて個人情報を受信することを特徴とする。
【0022】
請求項12に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記受信手段による個人情報の受信は、メタデータを登録する画像の撮影直前または直後に行われることを特徴とする。
【0023】
請求項13に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記受信手段による個人情報の受信は、メタデータを登録する画像の撮影後、画像を再生するモードで行われることを特徴とする。
【0024】
上記第2の目的を達成するため、請求項14に記載のメタデータ自動更新装置は、アドレス帳に個人情報の更新日時を記録するアドレス帳更新日時記録手段と、メタデータに個人情報の更新日時を記録するメタデータ更新日時記録手段と、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手段と、アドレス帳更新日時記録手段によって記録されたアドレス帳の個人情報の更新日時と、前記個人情報特定手段によって特定されたメタデータの個人情報中、前記メタデータ更新日時記録手段によって記録された更新日時とを比較することによって、どちらが最新の情報であるかを判断する最新情報判断手段と、該最新情報判断手段によって、最新でないと判断された個人情報を、最新の情報に書き換える個人情報書き換え手段とを有することを特徴とする。
【0025】
上記第2の目的を達成するため、請求項15に記載のメタデータ自動更新装置は、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手段と、アドレス帳の個人情報の情報量と、前記個人情報特定手段によって特定されたメタデータの個人情報の情報量とを比較することによって、どちらの情報量が多いかを判断する情報量判断手段と、該情報量判断手段によって、情報量が少ないと判断された個人情報を、情報量の多い個人情報に書き換える個人情報書き換え手段とを有することを特徴とする。
【0026】
請求項16に記載のメタデータ自動更新装置は、請求項14または15のメタデータ自動更新装置において、前記メタデータの個人情報が更新されたときに、該更新が行われたことを、当該メタデータに記述された個人情報に含まれる各人全てに対して通知する更新通知手段をさらに備えることを特徴とする。
【0027】
請求項17に記載のメタデータ自動更新装置は、請求項16のメタデータ自動更新装置において、前記更新通知手段は、電子メールを用いて通知することを特徴とする。
【0028】
上記第1の目的を達成するため、請求項18に記載のメタデータ自動作成方法は、外部装置から送信された個人情報を、受信手段を介して受信し、前記受信手段を介して受信した個人情報に基づいて、バイナリデータに対するメタデータを作成することを特徴とする。
【0029】
上記第2の目的を達成するため、請求項19に記載のメタデータ自動更新方法は、アドレス帳に個人情報の更新日時を記録し、メタデータに個人情報の更新日時を記録し、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定し、前記記録されたアドレス帳の個人情報の更新日時と、前記特定されたメタデータの個人情報中、前記記録された更新日時とを比較することによって、どちらが最新の情報であるかを判断し、該判断の結果、最新でないと判断された個人情報を、最新の情報に書き換えることを特徴とする。
【0030】
上記第2の目的を達成するため、請求項20に記載のメタデータ自動更新方法は、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定し、アドレス帳の個人情報の情報量と、前記特定されたメタデータの個人情報の情報量とを比較することによって、どちらの情報量が多いかを判断し、該判断の結果、情報量が少ないと判断された個人情報を、情報量の多い個人情報に書き換えることを特徴とする。
【0031】
上記第1の目的を達成するため、請求項21に記載のプログラムは、外部装置から送信された個人情報を、受信手段を介して受信する受信手順と、前記受信手段を介して受信した個人情報に基づいて、バイナリデータに対するメタデータを作成するメタデータ作成手順とをコンピュータに実行させるためのものであることを特徴とする。
【0032】
上記第2の目的を達成するため、請求項22に記載のプログラムは、アドレス帳に個人情報の更新日時を記録するアドレス帳更新日時記録手順と、メタデータに個人情報の更新日時を記録するメタデータ更新日時記録手順と、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手順と、アドレス帳更新日時記録手順によって記録されたアドレス帳の個人情報の更新日時と、前記個人情報特定手順によって特定されたメタデータの個人情報中、前記メタデータ更新日時記録手順によって記録された更新日時とを比較することによって、どちらが最新の情報であるかを判断する最新情報判断手順と、該最新情報判断手順によって、最新でないと判断された個人情報を、最新の情報に書き換える個人情報書き換え手順とをコンピュータに実行させるためのものであることを特徴とする。
【0033】
上記第2の目的を達成するため、請求項23に記載のプログラムは、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手順と、アドレス帳の個人情報の情報量と、前記個人情報特定手順によって特定されたメタデータの個人情報の情報量とを比較することによって、どちらの情報量が多いかを判断する情報量判断手順と、該情報量判断手順によって、情報量が少ないと判断された個人情報を、情報量の多い個人情報に書き換える個人情報書き換え手順とをコンピュータに実行させるためのものであることを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0035】
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、外部装置とデータの送受信を行うデジタルカメラと、PDAなどで代表される携帯情報端末を用いて、画像の撮影直後に、被写体に関するメタデータを自動的に作成し、画像に登録する方法について説明する。
【0036】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るメタデータ登録・更新装置の概略システム構成を示すブロック図であり、本メタデータ登録・更新装置をデジタルカメラに適用したものである。
【0037】
同図に示すように、デジタルカメラ1は、入力装置2と、表示装置3と、データ入出力装置4と、蓄積装置5と、CPU6と、ROM7と、RAM8とにより、主として構成されている。そして、上記構成要素2〜8は、バス9を介して、相互に接続されている。
【0038】
入力装置2は、ユーザからの指示やデータを入力するものであり、操作ボタン類を含む。
【0039】
表示装置3は、データを表示するものであり、通常は液晶ディスプレイなどが用いられる。
【0040】
データ入出力装置4は、外部装置とデータの入出力を行うものであり、赤外線ポート、ブルートゥース、無線LAN(Local Area Network)、USB(Universal Serial Bus)、シリアルポート、パラレルポートなどが含まれる。
【0041】
蓄積装置5は、画像データやメタデータなどを蓄積するものであり、通常は、ハードディスクやメモリカードなどのリムーバルメディアが用いられる。
【0042】
CPU6は、上述した各構成要素の処理の全てに関わる。
【0043】
ROM7およびRAM8は、CPU6が実行する処理に必要なプログラム、データおよび作業領域などをCPU6に提供する。また、以降のフローチャートの処理に必要な制御プログラムは、蓄積装置5に格納されているか、ROM7に格納されているものとする。蓄積装置5に格納されている場合は、一旦RAM8に読み込まれてから実行される。
【0044】
なお、デジタルカメラには、上記以外にも、様々な構成要素が存在するが、本発明の特徴ではないので、その説明は省略する。
【0045】
図2は、デジタルカメラ1の外観を表した図である。
【0046】
カメラ1には、撮影モードと再生モードの2つのモードがあり、画像を撮影する際には撮影モードを用い、画像を閲覧する際には再生モードを用いる。
【0047】
撮影ボタン11は、画像を撮影する際に用いる。
【0048】
フラッシュ12は、周囲が暗いときなどに用いる。
【0049】
レンズ13は、カメラ1に光を取り込む際に用いられる。
【0050】
カードスロット14は、メモリカード21などのリムーバルメディアを格納し、データを入出力するためのものである。
【0051】
赤外線ポート15は、外部装置とデータの送受信を行うためのものであり、受信モードがONの場合にのみ、データの受信が行える。もちろん、赤外線以外にも、ブルートゥースや無線LANなど、データを送受信できるのものなら、何でもよい。
【0052】
受信モードランプ16は、赤外線ポート15がデータの送受信を行えるモードになっているかどうかを知らせるためのランプで、データの送受信を行える場合は、点滅して、それを知らせる。
【0053】
メモリカード21は、データを蓄積するためのリムーバルメディアで、画像データやメタデータが記録される。
【0054】
液晶ディスプレイ17は、撮影した画像データやメタデータを閲覧することができる。
【0055】
操作ボタン類18は、カメラの撮影モードと再生モードの切り替えや、画像に登録されたメタデータを閲覧や、赤外線ポート15の受信モードのON/OFFに用いられる。ボタンの種類には、上下左右の方向キーや、OKボタン、Cancelボタン、受信モードランプ16の点滅を制御する受信モードON/OFFボタンなどが含まれる。
【0056】
図3は、液晶ディスプレイ17に、画像データと、画像データに登録されたメタデータが表示されている様子を示した図である。
【0057】
同図に示すように、画像17aに対して、メタデータ17bが登録されており、操作ボタン類18を用いて、カメラ1を再生モードにすると、その内容を見ることができる。
【0058】
図4は、メタデータ17bの記述例(フォーマット)を示す図である。
【0059】
同図に示すように、画像データに登録する際には、XML(Extensible Markup Language)で記述する。もちろん、XML以外にも、SGML(Standard Generalized Markup Language)、CSV(Comma Separated Value)など、データを記述できるものなら、何を採用してもよい。
【0060】
図5は、図4のメタデータを画像データに登録する方法の一例を示した概略図である。
【0061】
図5に示すように、画像データの末尾に、メタデータを付加する形式になっている。もちろん、この方法以外にも、画像データのヘッダ部分にメタデータを記述する方法でも構わないし、メタデータを別ファイルとして持ち、画像データには、メタデータファイルへのリンクのみを記述するような方法であっても構わない。
【0062】
図6は、デジタルカメラ1に、個人情報を送信する携帯情報端末(PDA)30の外観を示す図である。
【0063】
同図において、赤外線ポート31は、外部装置とデータの送受信を行うためのものである。もちろん、これ以外にも、ブルートゥースや無線LANなど、データを送受信できるのものなら、どのようなものを備えていてもよい。
【0064】
ディスプレイ32には、携帯情報端末30のアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)などが表示される。
【0065】
操作ボタン類33は、アプリケーションの操作に用いられる。
【0066】
また、携帯情報端末としては、この図に記載したPDAなどのほかにも、携帯電話など、個人情報が記録され、かつデータ送信の行えるものであれば何でもよい。
【0067】
図7は、携帯情報端末30上のアドレス帳を開いた様子を示した図である。
【0068】
同図に示すように、アドレス帳を開くと(アプリケーションを立ち上げると)、アドレス帳32aのようなGUIが表示される。そして、選択項目を所望の人名32bに移動させると、その人の個人情報を見ることができる。
【0069】
また、このアドレス帳の個人情報は、V−Card41のように、他の形式にエクスポート可能である。
【0070】
図8は、携帯情報端末30a,30bからデジタルカメラ1に、図7における個人情報(V−Card41)を送信する様子を表した図である。
【0071】
同図において、受信モードランプ16が点滅している間に、デジタルカメラ1に対して、複数の携帯情報端末30a,30bから、それぞれV−Card形式の個人情報を送信することができる。
【0072】
もちろん、個人情報の記述形式は、XMLなど、個人情報を記述できるものなら何でもよい。
【0073】
図9は、実際に画像データを撮影し、その直後に、画像データにメタデータを登録する手順を示すフローチャートである。
【0074】
同図において、まず、ステップS1では、デジタルカメラ1を用いて画像を撮影する。このとき、人物「鈴木一郎」と「佐藤次郎」が被写体であったとする。撮影が終了すると、撮影された画像データは、図2の液晶ディスプレイ17に数秒間表示される。
【0075】
次に、ステップS2では、撮影画像が液晶ディスプレイ17に表示されている間に、図2の操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを押し、赤外線ポートのデータ受信モードをONにする。すると、図8の受信モードランプ16が点滅を開始する。
【0076】
ステップS3では、携帯情報端末30から個人情報(この場合は、V−Card形式)を赤外線ポート15経由で、デジタルカメラ1に送信する。
【0077】
ステップS4では、携帯情報端末30から送信された個人情報を、デジタルカメラ1が赤外線ポート15経由で、受信する。受信された個人情報は、一旦RAM9に格納される。
【0078】
ステップS15では、RAM9に格納された個人情報を、V−Card形式からXML形式に変換する。図10は、このときの変換される様子を示す図である。XMLに変換された個人情報は、さらに、画像に登録する形式である、メタデータに成形される。図11は、この様子を示す図である。XMLに変換された、追加用個人情報43は、メタデータに追加記述される。メタデータには、個人情報のみでなく、画像の撮影された条件、画像の構成などの、画像全般に関わるデータが記述されている。
【0079】
ステップS6では、全ての被写体(人)について、個人情報が入力されたかどうかを判断する。この場合は、まだ「佐藤次郎」に関する個人情報を入力していないので、ステップS3に戻る。そして、同様の手法で、「佐藤次郎」に関する個人情報を入力する。このとき、使用する携帯情報端末は、「鈴木一郎」の個人情報を入力する際に用いた、携帯情報端末とは異なるものであっても構わない。このようにして、図11に示すように、XMLに変換された、「佐藤次郎」に関する個人情報が、メタデータ中、追加用個人情報43の後に、追加用個人情報44として追加記述される。
【0080】
以上の操作で、個人情報の入力が完了したので、ステップS6の判断において、ステップS7に進む。
【0081】
ステップS7では、操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを用いて、赤外線ポートのデータ受信モードをOFFにする。このとき、図8の受信モードランプ16の点滅が消える。
【0082】
ステップS8では、作成したメタデータを画像に登録し、次の画像の撮影モードに移る。
【0083】
ステップS9は、撮影を続けるかどうかを判断するステップで、続ける場合は、ステップS1に戻り、続けない場合は、全ての作業を終了する。
【0084】
以上のように、本実施の形態では、デジタルカメラで画像を撮影した後に、個人情報を他の携帯情報端末から送信するのみで、被写体に関するメタデータを自動的に作成することができ、画像データにメタデータを登録することができる。また、登録した情報は、図3のように閲覧できる。
【0085】
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、カメラの再生モード時に、複数の画像に対して、被写体に関するメタデータを自動的に作成し、画像に登録する方法について説明する。
【0086】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、上記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0087】
図12は、再生モード時のメタデータ登録の手順を示すフローチャートである。
【0088】
同図において、まず、ステップS11では、画像を複数枚撮影する。
【0089】
撮影が終了すると、ステップS12で、カメラ1を再生モードに切り替える。
【0090】
ステップS13では、メタデータを登録したい画像を選択する。画像選択は、図13に示すように、カメラ1の液晶ディスプレイ17を用いて行われる。カメラ1を再生モードにすると、(a)にように、撮影した画像のサムネイル17dが4列×4行で表示される。その際、画像を選択するカーソル17cが左上に表示される。カーソル17cを、(b)のように、上下左右方向キーで動かし、OKボタンを押すと、(c)のように、画像が選択され、太線になる。この際、カーソルは左上に戻る。(d)のように、同様の操作を繰り返すことによって、(e)のように、複数の画像を選択することができる(画面17−4および17−5)。
【0091】
ステップS14では、図2の操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを押すことにより、赤外線ポート15のデータ受信モードがONになる。
【0092】
ステップS15で、携帯情報端末30からデータを送信すると、メタデータの作成が自動的に行われる。
【0093】
ステップS16は、選択した画像について、データ入力が全て完了したかどうかを判断するステップで、終了していない場合は、ステップS13に戻り、データ入力を繰り返す。終了している場合は、ステップS17に進む。
【0094】
ステップS17では、操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを押すことにより、赤外線ポート15のデータ受信モードをOFFにする。
【0095】
ステップS18では、作成したメタデータを選択された画像に登録する。
【0096】
以上のように、本実施の形態では、カメラを再生モードにして、外部装置よりデータを受信すると、複数の画像データに対するメタデータを自動的に作成でき、そのメタデータを登録することが可能である。また、登録した情報は、図3のように閲覧できる。
【0097】
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、撮影者に関するメタデータを自動的に作成し、画像に登録する方法について説明する。
【0098】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、前記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0099】
図14は、携帯情報端末30から個人情報を受信し、その個人情報を基に、複数の画像データに、撮影者に関するメタデータを登録する手順を示すフローチャートである。
【0100】
同図において、まず、ステップS21では、カメラ1を撮影モードに切り替える。
【0101】
次に、ステップS22では、図2の操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを押し、赤外線ポート15の受信モードをONにする。
【0102】
ステップS23では、携帯情報端末30から個人情報を受信し、受信されたデータを、前記図10を用いて説明したように、XMLに変換する。そして、前記図11の撮影者情報45のように、撮影者としてメタデータに記述し、メタデータを作成する。
【0103】
ステップS24では、操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを押し、赤外線ポートのデータ受信モードをOFFにする。
【0104】
ステップS25では、画像を撮影する。
【0105】
ステップS26では、撮影した画像に、作成したメタデータを登録する。
【0106】
ステップS27は、撮影を終了するかどうかを判断するステップで、もし、撮影を続けるのならば、ステップS25に戻る。撮影を終了する場合は、全ての作業を終了する。
【0107】
以上のように、本実施の形態では、撮影を開始する前に、撮影者の個人情報をカメラに送信することによって、以降撮影する全ての画像データに、撮影者の情報を自動的に登録することが可能である。また、登録した情報は、図3のように閲覧できる。
【0108】
なお、本実施の形態では、バイナリデータとして、静止画像データを用いたが、もちろん、音声データや動画像データであっても構わない。同様に、画像を撮影した機器も、デジタルカメラでなくても、デジタルビデオカメラのように、画像を撮影できるものであれば、何でも構わないし、携帯情報端末も、携帯電話のように、個人情報が記憶されているものなら、何でも構わない。
【0109】
(第4の実施の形態)
本実施の形態では、アドレス帳のデータを変更し、その変更点を静止画像に登録されたメタデータに反映させる方法を説明する。
【0110】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、前記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0111】
図15は、静止画像とメタデータを説明するための図である。
【0112】
同図に示すように、画像データ51に対して、メタデータ52が登録される。登録されている内容には、名前、住所、電話番号および勤務先などのデータが含まれる。
【0113】
図16は、実際に記述されているメタデータの一例を示す図である。
【0114】
このように、メタデータはXMLなどのデータ記述言語で記述されており、データの更新日時情報である“TIMESTAMP”を含んでいる。ここでは、XMLによる記述例しか示されていないが、もちろん、SGMLやCSVなど、データを記述できるものなら何でもよい。
【0115】
画像データにメタデータを登録するには、たとえば前記図5のように、画像データの末尾に、メタデータを付加する方法を用いればよい。もちろん、この方法以外にも、画像データのヘッダ部分にメタデータを記述する方法でも構わないし、メタデータを別ファイルとして持ち、画像データには、メタデータファイルへのリンクのみを記述するような方法であっても構わない。
【0116】
図17は、アドレス帳のデータを変更して、その変更点をメタデータに反映させる手順を示すフローチャートである。
【0117】
同図において、まず、ステップS31では、アドレス帳の個人情報を書き換える。ここでは、「鈴木一郎」の個人情報を変更したことにする。変更後のアドレス帳の内容を図18のアドレス帳32aに示す。このとき、変更した日時が、更新日時として、アドレス帳に登録される。
【0118】
次に、ステップS32では、メタデータの内容を変更するための、メタデータ編集アプリケーションを立ち上げる。このアプリケーションの概要を、図18のメタデータ編集アプリケーション61に示す。
【0119】
ステップS33では、アドレス帳の変更を反映させたい画像を開く。画像を開くには、図18のファイルオープンボタン62をクリックし、ダイアログから、画像を選択する。画像を開くと、画像ウィンドウ65に、画像が表示される。また、メタデータの読み込みも同時に行われ、カーソル66を人物の顔に合わせると、その人物に関する個人情報が、メタデータウィンドウ67に表示される。
【0120】
ステップS34では、アドレス帳とメタデータの同期を開始する。図6のシンクロボタン63をクリックすることにより、同期が開始される。
【0121】
ステップS35では、読み込んだメタデータから、ある1つの個人情報を抽出する。ここでは、「鈴木一郎」に関する個人情報を抽出したとする。
【0122】
ステップS36では、抽出したメタデータの個人情報に対応する(同期を取る)、アドレス帳の個人情報を特定する。つまり、アドレス帳から、「鈴木一郎」に関する個人情報を探し出す作業を行う。この個人情報の特定の詳細については、図19を用いて後述する。
【0123】
特定できた場合は、ステップS37に進み、できなかった場合は、ステップS38に進む。
【0124】
ステップS37では、メタデータの「鈴木一郎」に関する個人情報の更新日時と、アドレス帳の「鈴木一郎」に関する個人情報の更新日時とを比較し、古い情報を、新しい情報で書き換える。ここでは、メタデータの更新日時の方が古いので、メタデータを書き換える。
【0125】
ステップS38では、メタデータ中の全ての個人情報について、同期をとったかどうかを判断する。もし、まだ同期を取っていない個人情報があるのなら、ステップS35に戻る。全て同期を取っているのなら、ステップS39に進む。
【0126】
ステップS39では、同期を終了し、全ての作業を終了する。
【0127】
図19は、図17のステップS36における、メタデータの個人情報に対応する(同期を取る)、アドレス帳の個人情報を特定する手順を示すフローチャートである。メタデータから抽出した個人情報を、個人情報Mとする。
【0128】
同図において、まず、ステップS41では、アドレス帳からも、ある1つの個人情報を抽出する。この個人情報を、個人情報Aとする。
【0129】
次に、ステップS42では、名前、メールアドレスおよび携帯電話番号などの、単独で個人を特定できる情報について、個人情報Mと個人情報Aとを比較する。もし、3つの情報のうち、どれか1つが一致すれば、個人情報Aを、個人情報Mに対応する個人情報として、特定する。どれも一致しなければ、ステップS43に進む。
【0130】
ステップS43では、名前、メールアドレス、携帯電話番号以外の、単体で個人を特定できない(他の個人情報と重なる可能性のある)情報について比較を行う。一致するものがあった場合は、ステップS44に、なかった場合は、ステップS45に進む。
【0131】
ステップS44では、個人情報Aを特定候補に加える。
【0132】
ステップS45は、アドレス帳の全ての個人情報について、ステップS42〜S44までの操作を行ったかどうかを判断するステップである。全ての個人情報について、操作を行っていないのなら、ステップS41に戻り、行っているのなら、ステップS46に進む。
【0133】
ステップS46は、特定候補があるかどうかを判断するステップで、特定候補がある場合は、ステップS47に進み、ない場合は、そのまま作業を終了する。
【0134】
ステップS47では、特定候補の中から、個人情報Mに対応するアドレス帳個人情報を、ユーザに選択させる。
【0135】
以上の操作によって、メタデータの個人情報に対応する、アドレス帳の個人情報を特定することができる。
【0136】
このように、本実施の形態では、同期命令を送るのみで、アドレス帳に加えた変更を、画像データに登録されたメタデータに反映させることができ、メタデータの個人情報を常に最新の状態に保つことができる。また、メタデータの変更を通知するために、メタデータに記述されている全ての個人情報に対して、メタデータの更新が行われたことを知らせるメールが送られるような仕組みも考えられる。
【0137】
(第5の実施の形態)
本実施の形態では、画像に登録されたメタデータを変更し、その変更をアドレス帳に反映させる方法について説明する。
【0138】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、前記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0139】
図20は、メタデータを修正し、その変更をアドレス帳に反映させる手順を示すフローチャートである。
【0140】
同図において、まず、ステップS51では、図18のメタデータ編集アプリケーション61を立ち上げる。
【0141】
次に、ステップS52では、メタデータを修正する画像を開く。
【0142】
ステップS53では、メタデータの修正を行う。図18のメタデータ編集ボタン64をクリックすると、メタデータの修正を開始できる。修正後のメタデータを、メタデータウィンドウ67に示す。このとき、メタデータの更新日時が、メタデータに登録される。
【0143】
ステップS54で、図18のシンクロボタン63をクリックすることにより、アドレス帳との同期が開始する。
【0144】
ステップS55では、読み込んだメタデータから、ある1つの個人情報を抽出する。
【0145】
ステップS56では、抽出した個人情報に対応する(同期を取る)、アドレス帳の個人情報を特定する。この個人情報の特定については、図19において説明済みであるので、ここでは省略する。個人情報が特定できた場合は、ステップS57に進み、できなかった場合は、ステップS58に進む。
【0146】
ステップS57では、メタデータの個人情報の更新日時と、アドレス帳の個人情報の更新日時とを比較し、古い情報を新しい情報で書き換える。ここでは、アドレス帳の更新日時の方が古いので、アドレス帳を書き換える。
【0147】
ステップS58では、メタデータ中の全ての個人情報について同期をとったかどうかを判断する。もし、まだ同期を取っていない個人情報があるのなら、ステップS55に戻る。全て同期をとっているのなら、ステップS59に進む。
【0148】
ステップS59では、同期を終了し、全ての作業を終了する。
【0149】
このように、本実施の形態では、メタデータに変更を加えても、同期命令を送信するのみで、その変更をアドレス帳に反映させることができ、アドレス帳の個人情報を常に最新の状態に保つことができる。
【0150】
(第6の実施の形態)
本実施の形態では、WEB等で、複数の人で共有する画像があり、その画像のメタデータが、他の人によって更新されているような場合に、そのメタデータと、自身のアドレス帳との同期を取る方法について説明する。
【0151】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、前記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0152】
図21は、WEB上の画像のメタデータとアドレス帳との同期を取る手順を示すフローチャートである。
【0153】
同図において、まず、ステップS61では、WEBブラウザを立ち上げ、画像が掲載されているWEBページを表示する。この様子を図22に表す。WEBブラウザ71に画像72が表示され、さらに、メタデータ73も表示されている。
【0154】
次に、ステップS62では、WEBページの同期ボタン74をクリックし、アドレス帳と画像のメタデータの同期を開始する。
【0155】
ステップS63では、メタデータから、ある1つの個人情報を抽出する。
【0156】
ステップS64では、抽出したメタデータの個人情報と対応する(同期を取る)、アドレス帳の個人情報を特定する。特定方法については、図19において説明済みであるので、ここでは省略する。特定ができた場合は、ステップS65に進み、できなかった場合は、ステップS69に進む。
【0157】
ステップS65では、メタデータの個人情報の更新日時と、アドレス帳の個人情報の更新日時とを比較する。
【0158】
ステップS66は、比較した結果を判断するステップで、もし、アドレス帳の更新日時の方が新しいのなら、ステップS67に進み、メタデータの更新日時の方が新しいのなら、ステップS68に進む。
【0159】
ステップS67は、メタデータの個人情報を書き換えるステップで、アドレス帳の個人情報から、データを読み取り、書き換える。
【0160】
ステップS68は、アドレス帳の個人情報を書き換えるステップで、メタデータの個人情報からデータを読み取り、書き換える。
【0161】
ステップS69は、メタデータの全ての個人情報について、アドレス帳の個人情報と、同期を取ったかどうかを判断するステップである。もし、まだ同期を取っていない個人情報があるのなら、ステップS63に戻る。全ての個人情報について同期を取ったのであれば、全ての処理を終了する。
【0162】
このように、本実施の形態では、同期命令を送信するのみで、複数の人間で共有するメタデータとアドレス帳の同期を取ることができ、メタデータの個人情報や、アドレス帳の個人情報を常に最新の情報に保つことができる。また、メタデータの変更を通知するために、メタデータに記述されている全ての個人情報に対して、メタデータの更新が行われたことを知らせるメールが送られるような仕組みも考えられる。
【0163】
(第7の実施の形態)
本実施の形態では、画像データに登録されたメタデータに、個人情報として、名前などの最小限の情報を登録し、残りの情報を後から追加していく方法について説明する。前記第4〜第6の実施の形態では、更新日時を用いて、同期を取っていたが、ここでは情報量を基に同期を取る。
【0164】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、前記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0165】
図23は、WEB上に掲載された画像に、必要最小限の個人情報を登録した後、他の情報を追加する手順を示すフローチャートである。ここでは、図24を例に挙げて説明する。
【0166】
図23において、まず、ステップS71では、人物Aが最小限の個人情報を登録したメタデータを作成し、WEB上の画像81に登録する。最小限の個人情報とは、人物Aに関する全ての情報(名前、住所、電話番号、勤務先およびメールアドレスなど)と、人物Bの名前とメールアドレス、人物Cの名前とメールアドレスである。
【0167】
次に、ステップS72では、登録された個人情報に対して、メールを送信し、画像の掲載されているURL(Uniform Resource Locators)を知らせる。この場合は、人物Bと人物Cに対して、メールを送信する。
【0168】
ステップS73では、メールを受信した人物Bと人物Cは、指定されたURLにアクセスする。
【0169】
ステップS74では、人物Bと人物Cは、画像81に登録されたメタデータと、自身の持つアドレス帳とで同期を開始する。このとき、画像81には、人物Bと人物Cに関する情報が、名前とメールアドレスしか付加されていない。一方、人物Bや人物Cが保有する自身のアドレス帳には、自身の個人情報が全て納められている。当然、ここでは人物Bや人物Cのアドレス帳の方が、人物B,Cに関する情報を、メタデータよりも多く持つので、ステップS75において、情報量の少ないメタデータの情報を、アドレス帳の情報で書き換える。つまり、メタデータに対して、アドレス帳の情報を追加する。これで、全ての処理を終了する。
【0170】
このように、本実施の形態では、情報量により同期を取ることで、必要最小限の個人情報を登録しておくだけで、順次情報を追加していくことが可能である。
【0171】
なお、本実施の形態では、バイナリデータとして、静止画像データを用いたが、もちろん、音声データや、動画像データであっても構わない。
【0172】
なお、上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0173】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0174】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
【0175】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0176】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0177】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、携帯情報端末等より、個人情報を送信するのみで、煩雑な操作を行うことなく、容易に画像にメタデータを登録できる。
【0178】
また、本発明によれば、画像データに登録されたメタデータの個人情報を常に、最新の状態に保つことができ、実際にその個人情報を利用する際の不具合を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るメタデータ登録・更新装置の概略システム構成を示すブロック図であり、本メタデータ登録・更新装置をデジタルカメラに適用したものである。
【図2】図1のデジタルカメラの外観を表した図である。
【図3】図2の液晶ディスプレイに、画像データと、画像データに登録されたメタデータが表示されている様子を示した図である。
【図4】メタデータの記述例(フォーマット)を示す図である。
【図5】図4のメタデータを画像データに登録する方法の一例を示した概略図である。
【図6】図1のデジタルカメラに、個人情報を送信する携帯情報端末(PDA)の外観を示す図である。
【図7】図6の携帯情報端末上のアドレス帳を開いた様子を示した図である。
【図8】携帯情報端末からデジタルカメラに、図7における個人情報(V−Card41)を送信する様子を表した図である。
【図9】実際に画像データを撮影し、その直後に、画像データにメタデータを登録する手順を示すフローチャートである。
【図10】図1のRAMに格納された個人情報を、V−Card形式からXML形式に変換するときの様子を示す図である。
【図11】XMLに変換された個人情報が、さらにメタデータに成形されるときの様子を示す図である。
【図12】再生モード時のメタデータ登録の手順を示すフローチャートである。
【図13】複数枚撮影された画像から、メタデータを登録したい画像を選択する方法を説明するための図である。
【図14】携帯情報端末から個人情報を受信し、その個人情報を基に、複数の画像データに、撮影者に関するメタデータを登録する手順を示すフローチャートである。
【図15】静止画像とメタデータを説明するための図である。
【図16】実際に記述されているメタデータの一例を示す図である。
【図17】アドレス帳のデータを変更して、その変更点をメタデータに反映させる手順を示すフローチャートである。
【図18】図17の手順を説明するための図である。
【図19】図17のステップS36における、メタデータの個人情報に対応する(同期を取る)、アドレス帳の個人情報を特定する手順を示すフローチャートである。
【図20】メタデータを修正し、その変更をアドレス帳に反映させる手順を示すフローチャートである。
【図21】WEB上の画像のメタデータとアドレス帳との同期を取る手順を示すフローチャートである。
【図22】WEBブラウザを立ち上げ、画像が掲載されているWEBページを表示したときの様子を示す図である。
【図23】WEB上に掲載された画像に、必要最小限の個人情報を登録した後、他の情報を追加する手順を示すフローチャートである。
【図24】図23の手順を説明するための図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
2 入力装置
3 表示装置
4 データ入出力装置
5 蓄積装置
6 CPU
7 ROM
8 RAM
9 バス
11 撮影ボタン
12 フラッシュ
13 レンズ
14 カードスロット
15 赤外線ポート
16 受信モードランプ
17 液晶ディスプレイ
18 操作ボタン類
21 メモリカード
30,30a,30b 携帯情報端末
31 赤外線ポート
32 ディスプレイ
33 操作ボタン類
【発明の属する技術分野】
本発明は、バイナリデータにメタデータを登録し、登録されたメタデータを更新するメタデータ自動作成・更新装置、メタデータ自動作成・更新方法および該作成・更新方法を実現するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
メタデータとは、データに関するデータの意味で、特に、静止画像や動画像においては、被写体に関する情報や撮影条件情報などを意味する。
【0003】
メタデータは、以前から利用され、所望のバイナリデータを検索したり、膨大な量のバイナリデータを整理するのに、用いられている(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
また、メタデータとして、個人や会社の連絡先を記録しておき、その連絡先を利用する例もある(たとえば、特許文献2参照)。しかし、この場合、実際にその連絡先を利用しようとすると、住所や電話番号が変更されていて、誤った住所に手紙を送るなどの、不具合が生じる可能性がある。この問題を回避するには、連絡先を常に最新の情報に更新しておく必要がある。
【0005】
連絡先などの個人情報を更新する方法としては、データベースとアドレス帳の同期を取る方法などが用いられている。具体的には、データベースとアドレス帳の個人情報同士の更新日時を比較して同期を取る方法が存在する(たとえば、特許文献3参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−330325号公報
【特許文献2】
特開2000−67116号公報
【特許文献3】
特開平11−85784号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実際にメタデータをバイナリデータに登録して利用する機会は少ない。なぜなら、たとえば人物に関するメタデータをバイナリデータに登録するには、名前、住所、電話番号および勤務先などの膨大な量のデータを入力する必要があり、非常に煩雑な作業が伴うからである。
【0008】
本発明は、この点に着目してなされたものであり、メタデータ登録時の煩雑な作業を簡略化することが可能となるメタデータ自動作成装置、メタデータ自動作成方法および該作成方法を実現するためのプログラムを提供することを第1の目的とする。
【0009】
また、アドレス帳とメタデータの個人情報を同期させるような方法は存在しなかった。なぜなら、メタデータの同期を取るには、個人情報同士を一致させるなど、特別な手段が必要になるからである。
【0010】
本発明は、この点にも着目してなされたものであり、アドレス帳などを用いて、メタデータの更新を行い、メタデータを常に最新の状態に保つことが可能となるメタデータ自動更新装置、メタデータ自動更新方法および該更新方法を実現するためのプログラムを提供することを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するため、請求項1に記載のメタデータ自動作成装置は、外部装置から送信された個人情報を受信する受信手段と、該受信手段を介して受信した個人情報に基づいて、バイナリデータに対するメタデータを作成するメタデータ作成手段とを有することを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記メタデータ作成手段によるメタデータ作成後、該当するバイナリデータにメタデータを登録するメタデータ登録手段をさらに有することを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1または2のメタデータ自動作成装置において、前記バイナリデータは、静止画像データ、動画像データまたは音声データであることを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1〜3のいずれかのメタデータ自動作成装置において、前記メタデータは、データ記述言語で記述されていることを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項4のメタデータ自動作成装置において、前記データ記述言語は、XMLまたはSGMLであることを特徴とする。
【0016】
請求項6に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記メタデータは、バイナリデータの末尾に付加され、またはバイナリデータのヘッダ部分に記載されていることを特徴とする。
【0017】
請求項7に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記メタデータは、バイナリデータとリンクを貼ることにより、対応するバイナリデータと関連づけられていることを特徴とする。
【0018】
請求項8に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記メタデータは、複数のバイナリデータとリンクを貼ることにより、対応する複数のバイナリデータと関連付けられていることを特徴とする。
【0019】
請求項9に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記外部装置は、携帯情報端末または携帯電話であることを特徴とする。
【0020】
請求項10に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記個人情報は、V−Card形式、XMLまたはCSV形式で記述されていることを特徴とする。
【0021】
請求項11に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記受信手段は、赤外線ポート、ブルートゥース、無線LAN、USB、シリアルポートまたはパラレルポートを用いて個人情報を受信することを特徴とする。
【0022】
請求項12に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記受信手段による個人情報の受信は、メタデータを登録する画像の撮影直前または直後に行われることを特徴とする。
【0023】
請求項13に記載のメタデータ自動作成装置は、請求項1のメタデータ自動作成装置において、前記受信手段による個人情報の受信は、メタデータを登録する画像の撮影後、画像を再生するモードで行われることを特徴とする。
【0024】
上記第2の目的を達成するため、請求項14に記載のメタデータ自動更新装置は、アドレス帳に個人情報の更新日時を記録するアドレス帳更新日時記録手段と、メタデータに個人情報の更新日時を記録するメタデータ更新日時記録手段と、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手段と、アドレス帳更新日時記録手段によって記録されたアドレス帳の個人情報の更新日時と、前記個人情報特定手段によって特定されたメタデータの個人情報中、前記メタデータ更新日時記録手段によって記録された更新日時とを比較することによって、どちらが最新の情報であるかを判断する最新情報判断手段と、該最新情報判断手段によって、最新でないと判断された個人情報を、最新の情報に書き換える個人情報書き換え手段とを有することを特徴とする。
【0025】
上記第2の目的を達成するため、請求項15に記載のメタデータ自動更新装置は、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手段と、アドレス帳の個人情報の情報量と、前記個人情報特定手段によって特定されたメタデータの個人情報の情報量とを比較することによって、どちらの情報量が多いかを判断する情報量判断手段と、該情報量判断手段によって、情報量が少ないと判断された個人情報を、情報量の多い個人情報に書き換える個人情報書き換え手段とを有することを特徴とする。
【0026】
請求項16に記載のメタデータ自動更新装置は、請求項14または15のメタデータ自動更新装置において、前記メタデータの個人情報が更新されたときに、該更新が行われたことを、当該メタデータに記述された個人情報に含まれる各人全てに対して通知する更新通知手段をさらに備えることを特徴とする。
【0027】
請求項17に記載のメタデータ自動更新装置は、請求項16のメタデータ自動更新装置において、前記更新通知手段は、電子メールを用いて通知することを特徴とする。
【0028】
上記第1の目的を達成するため、請求項18に記載のメタデータ自動作成方法は、外部装置から送信された個人情報を、受信手段を介して受信し、前記受信手段を介して受信した個人情報に基づいて、バイナリデータに対するメタデータを作成することを特徴とする。
【0029】
上記第2の目的を達成するため、請求項19に記載のメタデータ自動更新方法は、アドレス帳に個人情報の更新日時を記録し、メタデータに個人情報の更新日時を記録し、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定し、前記記録されたアドレス帳の個人情報の更新日時と、前記特定されたメタデータの個人情報中、前記記録された更新日時とを比較することによって、どちらが最新の情報であるかを判断し、該判断の結果、最新でないと判断された個人情報を、最新の情報に書き換えることを特徴とする。
【0030】
上記第2の目的を達成するため、請求項20に記載のメタデータ自動更新方法は、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定し、アドレス帳の個人情報の情報量と、前記特定されたメタデータの個人情報の情報量とを比較することによって、どちらの情報量が多いかを判断し、該判断の結果、情報量が少ないと判断された個人情報を、情報量の多い個人情報に書き換えることを特徴とする。
【0031】
上記第1の目的を達成するため、請求項21に記載のプログラムは、外部装置から送信された個人情報を、受信手段を介して受信する受信手順と、前記受信手段を介して受信した個人情報に基づいて、バイナリデータに対するメタデータを作成するメタデータ作成手順とをコンピュータに実行させるためのものであることを特徴とする。
【0032】
上記第2の目的を達成するため、請求項22に記載のプログラムは、アドレス帳に個人情報の更新日時を記録するアドレス帳更新日時記録手順と、メタデータに個人情報の更新日時を記録するメタデータ更新日時記録手順と、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手順と、アドレス帳更新日時記録手順によって記録されたアドレス帳の個人情報の更新日時と、前記個人情報特定手順によって特定されたメタデータの個人情報中、前記メタデータ更新日時記録手順によって記録された更新日時とを比較することによって、どちらが最新の情報であるかを判断する最新情報判断手順と、該最新情報判断手順によって、最新でないと判断された個人情報を、最新の情報に書き換える個人情報書き換え手順とをコンピュータに実行させるためのものであることを特徴とする。
【0033】
上記第2の目的を達成するため、請求項23に記載のプログラムは、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手順と、アドレス帳の個人情報の情報量と、前記個人情報特定手順によって特定されたメタデータの個人情報の情報量とを比較することによって、どちらの情報量が多いかを判断する情報量判断手順と、該情報量判断手順によって、情報量が少ないと判断された個人情報を、情報量の多い個人情報に書き換える個人情報書き換え手順とをコンピュータに実行させるためのものであることを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0035】
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、外部装置とデータの送受信を行うデジタルカメラと、PDAなどで代表される携帯情報端末を用いて、画像の撮影直後に、被写体に関するメタデータを自動的に作成し、画像に登録する方法について説明する。
【0036】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るメタデータ登録・更新装置の概略システム構成を示すブロック図であり、本メタデータ登録・更新装置をデジタルカメラに適用したものである。
【0037】
同図に示すように、デジタルカメラ1は、入力装置2と、表示装置3と、データ入出力装置4と、蓄積装置5と、CPU6と、ROM7と、RAM8とにより、主として構成されている。そして、上記構成要素2〜8は、バス9を介して、相互に接続されている。
【0038】
入力装置2は、ユーザからの指示やデータを入力するものであり、操作ボタン類を含む。
【0039】
表示装置3は、データを表示するものであり、通常は液晶ディスプレイなどが用いられる。
【0040】
データ入出力装置4は、外部装置とデータの入出力を行うものであり、赤外線ポート、ブルートゥース、無線LAN(Local Area Network)、USB(Universal Serial Bus)、シリアルポート、パラレルポートなどが含まれる。
【0041】
蓄積装置5は、画像データやメタデータなどを蓄積するものであり、通常は、ハードディスクやメモリカードなどのリムーバルメディアが用いられる。
【0042】
CPU6は、上述した各構成要素の処理の全てに関わる。
【0043】
ROM7およびRAM8は、CPU6が実行する処理に必要なプログラム、データおよび作業領域などをCPU6に提供する。また、以降のフローチャートの処理に必要な制御プログラムは、蓄積装置5に格納されているか、ROM7に格納されているものとする。蓄積装置5に格納されている場合は、一旦RAM8に読み込まれてから実行される。
【0044】
なお、デジタルカメラには、上記以外にも、様々な構成要素が存在するが、本発明の特徴ではないので、その説明は省略する。
【0045】
図2は、デジタルカメラ1の外観を表した図である。
【0046】
カメラ1には、撮影モードと再生モードの2つのモードがあり、画像を撮影する際には撮影モードを用い、画像を閲覧する際には再生モードを用いる。
【0047】
撮影ボタン11は、画像を撮影する際に用いる。
【0048】
フラッシュ12は、周囲が暗いときなどに用いる。
【0049】
レンズ13は、カメラ1に光を取り込む際に用いられる。
【0050】
カードスロット14は、メモリカード21などのリムーバルメディアを格納し、データを入出力するためのものである。
【0051】
赤外線ポート15は、外部装置とデータの送受信を行うためのものであり、受信モードがONの場合にのみ、データの受信が行える。もちろん、赤外線以外にも、ブルートゥースや無線LANなど、データを送受信できるのものなら、何でもよい。
【0052】
受信モードランプ16は、赤外線ポート15がデータの送受信を行えるモードになっているかどうかを知らせるためのランプで、データの送受信を行える場合は、点滅して、それを知らせる。
【0053】
メモリカード21は、データを蓄積するためのリムーバルメディアで、画像データやメタデータが記録される。
【0054】
液晶ディスプレイ17は、撮影した画像データやメタデータを閲覧することができる。
【0055】
操作ボタン類18は、カメラの撮影モードと再生モードの切り替えや、画像に登録されたメタデータを閲覧や、赤外線ポート15の受信モードのON/OFFに用いられる。ボタンの種類には、上下左右の方向キーや、OKボタン、Cancelボタン、受信モードランプ16の点滅を制御する受信モードON/OFFボタンなどが含まれる。
【0056】
図3は、液晶ディスプレイ17に、画像データと、画像データに登録されたメタデータが表示されている様子を示した図である。
【0057】
同図に示すように、画像17aに対して、メタデータ17bが登録されており、操作ボタン類18を用いて、カメラ1を再生モードにすると、その内容を見ることができる。
【0058】
図4は、メタデータ17bの記述例(フォーマット)を示す図である。
【0059】
同図に示すように、画像データに登録する際には、XML(Extensible Markup Language)で記述する。もちろん、XML以外にも、SGML(Standard Generalized Markup Language)、CSV(Comma Separated Value)など、データを記述できるものなら、何を採用してもよい。
【0060】
図5は、図4のメタデータを画像データに登録する方法の一例を示した概略図である。
【0061】
図5に示すように、画像データの末尾に、メタデータを付加する形式になっている。もちろん、この方法以外にも、画像データのヘッダ部分にメタデータを記述する方法でも構わないし、メタデータを別ファイルとして持ち、画像データには、メタデータファイルへのリンクのみを記述するような方法であっても構わない。
【0062】
図6は、デジタルカメラ1に、個人情報を送信する携帯情報端末(PDA)30の外観を示す図である。
【0063】
同図において、赤外線ポート31は、外部装置とデータの送受信を行うためのものである。もちろん、これ以外にも、ブルートゥースや無線LANなど、データを送受信できるのものなら、どのようなものを備えていてもよい。
【0064】
ディスプレイ32には、携帯情報端末30のアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)などが表示される。
【0065】
操作ボタン類33は、アプリケーションの操作に用いられる。
【0066】
また、携帯情報端末としては、この図に記載したPDAなどのほかにも、携帯電話など、個人情報が記録され、かつデータ送信の行えるものであれば何でもよい。
【0067】
図7は、携帯情報端末30上のアドレス帳を開いた様子を示した図である。
【0068】
同図に示すように、アドレス帳を開くと(アプリケーションを立ち上げると)、アドレス帳32aのようなGUIが表示される。そして、選択項目を所望の人名32bに移動させると、その人の個人情報を見ることができる。
【0069】
また、このアドレス帳の個人情報は、V−Card41のように、他の形式にエクスポート可能である。
【0070】
図8は、携帯情報端末30a,30bからデジタルカメラ1に、図7における個人情報(V−Card41)を送信する様子を表した図である。
【0071】
同図において、受信モードランプ16が点滅している間に、デジタルカメラ1に対して、複数の携帯情報端末30a,30bから、それぞれV−Card形式の個人情報を送信することができる。
【0072】
もちろん、個人情報の記述形式は、XMLなど、個人情報を記述できるものなら何でもよい。
【0073】
図9は、実際に画像データを撮影し、その直後に、画像データにメタデータを登録する手順を示すフローチャートである。
【0074】
同図において、まず、ステップS1では、デジタルカメラ1を用いて画像を撮影する。このとき、人物「鈴木一郎」と「佐藤次郎」が被写体であったとする。撮影が終了すると、撮影された画像データは、図2の液晶ディスプレイ17に数秒間表示される。
【0075】
次に、ステップS2では、撮影画像が液晶ディスプレイ17に表示されている間に、図2の操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを押し、赤外線ポートのデータ受信モードをONにする。すると、図8の受信モードランプ16が点滅を開始する。
【0076】
ステップS3では、携帯情報端末30から個人情報(この場合は、V−Card形式)を赤外線ポート15経由で、デジタルカメラ1に送信する。
【0077】
ステップS4では、携帯情報端末30から送信された個人情報を、デジタルカメラ1が赤外線ポート15経由で、受信する。受信された個人情報は、一旦RAM9に格納される。
【0078】
ステップS15では、RAM9に格納された個人情報を、V−Card形式からXML形式に変換する。図10は、このときの変換される様子を示す図である。XMLに変換された個人情報は、さらに、画像に登録する形式である、メタデータに成形される。図11は、この様子を示す図である。XMLに変換された、追加用個人情報43は、メタデータに追加記述される。メタデータには、個人情報のみでなく、画像の撮影された条件、画像の構成などの、画像全般に関わるデータが記述されている。
【0079】
ステップS6では、全ての被写体(人)について、個人情報が入力されたかどうかを判断する。この場合は、まだ「佐藤次郎」に関する個人情報を入力していないので、ステップS3に戻る。そして、同様の手法で、「佐藤次郎」に関する個人情報を入力する。このとき、使用する携帯情報端末は、「鈴木一郎」の個人情報を入力する際に用いた、携帯情報端末とは異なるものであっても構わない。このようにして、図11に示すように、XMLに変換された、「佐藤次郎」に関する個人情報が、メタデータ中、追加用個人情報43の後に、追加用個人情報44として追加記述される。
【0080】
以上の操作で、個人情報の入力が完了したので、ステップS6の判断において、ステップS7に進む。
【0081】
ステップS7では、操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを用いて、赤外線ポートのデータ受信モードをOFFにする。このとき、図8の受信モードランプ16の点滅が消える。
【0082】
ステップS8では、作成したメタデータを画像に登録し、次の画像の撮影モードに移る。
【0083】
ステップS9は、撮影を続けるかどうかを判断するステップで、続ける場合は、ステップS1に戻り、続けない場合は、全ての作業を終了する。
【0084】
以上のように、本実施の形態では、デジタルカメラで画像を撮影した後に、個人情報を他の携帯情報端末から送信するのみで、被写体に関するメタデータを自動的に作成することができ、画像データにメタデータを登録することができる。また、登録した情報は、図3のように閲覧できる。
【0085】
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、カメラの再生モード時に、複数の画像に対して、被写体に関するメタデータを自動的に作成し、画像に登録する方法について説明する。
【0086】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、上記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0087】
図12は、再生モード時のメタデータ登録の手順を示すフローチャートである。
【0088】
同図において、まず、ステップS11では、画像を複数枚撮影する。
【0089】
撮影が終了すると、ステップS12で、カメラ1を再生モードに切り替える。
【0090】
ステップS13では、メタデータを登録したい画像を選択する。画像選択は、図13に示すように、カメラ1の液晶ディスプレイ17を用いて行われる。カメラ1を再生モードにすると、(a)にように、撮影した画像のサムネイル17dが4列×4行で表示される。その際、画像を選択するカーソル17cが左上に表示される。カーソル17cを、(b)のように、上下左右方向キーで動かし、OKボタンを押すと、(c)のように、画像が選択され、太線になる。この際、カーソルは左上に戻る。(d)のように、同様の操作を繰り返すことによって、(e)のように、複数の画像を選択することができる(画面17−4および17−5)。
【0091】
ステップS14では、図2の操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを押すことにより、赤外線ポート15のデータ受信モードがONになる。
【0092】
ステップS15で、携帯情報端末30からデータを送信すると、メタデータの作成が自動的に行われる。
【0093】
ステップS16は、選択した画像について、データ入力が全て完了したかどうかを判断するステップで、終了していない場合は、ステップS13に戻り、データ入力を繰り返す。終了している場合は、ステップS17に進む。
【0094】
ステップS17では、操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを押すことにより、赤外線ポート15のデータ受信モードをOFFにする。
【0095】
ステップS18では、作成したメタデータを選択された画像に登録する。
【0096】
以上のように、本実施の形態では、カメラを再生モードにして、外部装置よりデータを受信すると、複数の画像データに対するメタデータを自動的に作成でき、そのメタデータを登録することが可能である。また、登録した情報は、図3のように閲覧できる。
【0097】
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、撮影者に関するメタデータを自動的に作成し、画像に登録する方法について説明する。
【0098】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、前記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0099】
図14は、携帯情報端末30から個人情報を受信し、その個人情報を基に、複数の画像データに、撮影者に関するメタデータを登録する手順を示すフローチャートである。
【0100】
同図において、まず、ステップS21では、カメラ1を撮影モードに切り替える。
【0101】
次に、ステップS22では、図2の操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを押し、赤外線ポート15の受信モードをONにする。
【0102】
ステップS23では、携帯情報端末30から個人情報を受信し、受信されたデータを、前記図10を用いて説明したように、XMLに変換する。そして、前記図11の撮影者情報45のように、撮影者としてメタデータに記述し、メタデータを作成する。
【0103】
ステップS24では、操作ボタン類18の受信モードON/OFFボタンを押し、赤外線ポートのデータ受信モードをOFFにする。
【0104】
ステップS25では、画像を撮影する。
【0105】
ステップS26では、撮影した画像に、作成したメタデータを登録する。
【0106】
ステップS27は、撮影を終了するかどうかを判断するステップで、もし、撮影を続けるのならば、ステップS25に戻る。撮影を終了する場合は、全ての作業を終了する。
【0107】
以上のように、本実施の形態では、撮影を開始する前に、撮影者の個人情報をカメラに送信することによって、以降撮影する全ての画像データに、撮影者の情報を自動的に登録することが可能である。また、登録した情報は、図3のように閲覧できる。
【0108】
なお、本実施の形態では、バイナリデータとして、静止画像データを用いたが、もちろん、音声データや動画像データであっても構わない。同様に、画像を撮影した機器も、デジタルカメラでなくても、デジタルビデオカメラのように、画像を撮影できるものであれば、何でも構わないし、携帯情報端末も、携帯電話のように、個人情報が記憶されているものなら、何でも構わない。
【0109】
(第4の実施の形態)
本実施の形態では、アドレス帳のデータを変更し、その変更点を静止画像に登録されたメタデータに反映させる方法を説明する。
【0110】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、前記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0111】
図15は、静止画像とメタデータを説明するための図である。
【0112】
同図に示すように、画像データ51に対して、メタデータ52が登録される。登録されている内容には、名前、住所、電話番号および勤務先などのデータが含まれる。
【0113】
図16は、実際に記述されているメタデータの一例を示す図である。
【0114】
このように、メタデータはXMLなどのデータ記述言語で記述されており、データの更新日時情報である“TIMESTAMP”を含んでいる。ここでは、XMLによる記述例しか示されていないが、もちろん、SGMLやCSVなど、データを記述できるものなら何でもよい。
【0115】
画像データにメタデータを登録するには、たとえば前記図5のように、画像データの末尾に、メタデータを付加する方法を用いればよい。もちろん、この方法以外にも、画像データのヘッダ部分にメタデータを記述する方法でも構わないし、メタデータを別ファイルとして持ち、画像データには、メタデータファイルへのリンクのみを記述するような方法であっても構わない。
【0116】
図17は、アドレス帳のデータを変更して、その変更点をメタデータに反映させる手順を示すフローチャートである。
【0117】
同図において、まず、ステップS31では、アドレス帳の個人情報を書き換える。ここでは、「鈴木一郎」の個人情報を変更したことにする。変更後のアドレス帳の内容を図18のアドレス帳32aに示す。このとき、変更した日時が、更新日時として、アドレス帳に登録される。
【0118】
次に、ステップS32では、メタデータの内容を変更するための、メタデータ編集アプリケーションを立ち上げる。このアプリケーションの概要を、図18のメタデータ編集アプリケーション61に示す。
【0119】
ステップS33では、アドレス帳の変更を反映させたい画像を開く。画像を開くには、図18のファイルオープンボタン62をクリックし、ダイアログから、画像を選択する。画像を開くと、画像ウィンドウ65に、画像が表示される。また、メタデータの読み込みも同時に行われ、カーソル66を人物の顔に合わせると、その人物に関する個人情報が、メタデータウィンドウ67に表示される。
【0120】
ステップS34では、アドレス帳とメタデータの同期を開始する。図6のシンクロボタン63をクリックすることにより、同期が開始される。
【0121】
ステップS35では、読み込んだメタデータから、ある1つの個人情報を抽出する。ここでは、「鈴木一郎」に関する個人情報を抽出したとする。
【0122】
ステップS36では、抽出したメタデータの個人情報に対応する(同期を取る)、アドレス帳の個人情報を特定する。つまり、アドレス帳から、「鈴木一郎」に関する個人情報を探し出す作業を行う。この個人情報の特定の詳細については、図19を用いて後述する。
【0123】
特定できた場合は、ステップS37に進み、できなかった場合は、ステップS38に進む。
【0124】
ステップS37では、メタデータの「鈴木一郎」に関する個人情報の更新日時と、アドレス帳の「鈴木一郎」に関する個人情報の更新日時とを比較し、古い情報を、新しい情報で書き換える。ここでは、メタデータの更新日時の方が古いので、メタデータを書き換える。
【0125】
ステップS38では、メタデータ中の全ての個人情報について、同期をとったかどうかを判断する。もし、まだ同期を取っていない個人情報があるのなら、ステップS35に戻る。全て同期を取っているのなら、ステップS39に進む。
【0126】
ステップS39では、同期を終了し、全ての作業を終了する。
【0127】
図19は、図17のステップS36における、メタデータの個人情報に対応する(同期を取る)、アドレス帳の個人情報を特定する手順を示すフローチャートである。メタデータから抽出した個人情報を、個人情報Mとする。
【0128】
同図において、まず、ステップS41では、アドレス帳からも、ある1つの個人情報を抽出する。この個人情報を、個人情報Aとする。
【0129】
次に、ステップS42では、名前、メールアドレスおよび携帯電話番号などの、単独で個人を特定できる情報について、個人情報Mと個人情報Aとを比較する。もし、3つの情報のうち、どれか1つが一致すれば、個人情報Aを、個人情報Mに対応する個人情報として、特定する。どれも一致しなければ、ステップS43に進む。
【0130】
ステップS43では、名前、メールアドレス、携帯電話番号以外の、単体で個人を特定できない(他の個人情報と重なる可能性のある)情報について比較を行う。一致するものがあった場合は、ステップS44に、なかった場合は、ステップS45に進む。
【0131】
ステップS44では、個人情報Aを特定候補に加える。
【0132】
ステップS45は、アドレス帳の全ての個人情報について、ステップS42〜S44までの操作を行ったかどうかを判断するステップである。全ての個人情報について、操作を行っていないのなら、ステップS41に戻り、行っているのなら、ステップS46に進む。
【0133】
ステップS46は、特定候補があるかどうかを判断するステップで、特定候補がある場合は、ステップS47に進み、ない場合は、そのまま作業を終了する。
【0134】
ステップS47では、特定候補の中から、個人情報Mに対応するアドレス帳個人情報を、ユーザに選択させる。
【0135】
以上の操作によって、メタデータの個人情報に対応する、アドレス帳の個人情報を特定することができる。
【0136】
このように、本実施の形態では、同期命令を送るのみで、アドレス帳に加えた変更を、画像データに登録されたメタデータに反映させることができ、メタデータの個人情報を常に最新の状態に保つことができる。また、メタデータの変更を通知するために、メタデータに記述されている全ての個人情報に対して、メタデータの更新が行われたことを知らせるメールが送られるような仕組みも考えられる。
【0137】
(第5の実施の形態)
本実施の形態では、画像に登録されたメタデータを変更し、その変更をアドレス帳に反映させる方法について説明する。
【0138】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、前記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0139】
図20は、メタデータを修正し、その変更をアドレス帳に反映させる手順を示すフローチャートである。
【0140】
同図において、まず、ステップS51では、図18のメタデータ編集アプリケーション61を立ち上げる。
【0141】
次に、ステップS52では、メタデータを修正する画像を開く。
【0142】
ステップS53では、メタデータの修正を行う。図18のメタデータ編集ボタン64をクリックすると、メタデータの修正を開始できる。修正後のメタデータを、メタデータウィンドウ67に示す。このとき、メタデータの更新日時が、メタデータに登録される。
【0143】
ステップS54で、図18のシンクロボタン63をクリックすることにより、アドレス帳との同期が開始する。
【0144】
ステップS55では、読み込んだメタデータから、ある1つの個人情報を抽出する。
【0145】
ステップS56では、抽出した個人情報に対応する(同期を取る)、アドレス帳の個人情報を特定する。この個人情報の特定については、図19において説明済みであるので、ここでは省略する。個人情報が特定できた場合は、ステップS57に進み、できなかった場合は、ステップS58に進む。
【0146】
ステップS57では、メタデータの個人情報の更新日時と、アドレス帳の個人情報の更新日時とを比較し、古い情報を新しい情報で書き換える。ここでは、アドレス帳の更新日時の方が古いので、アドレス帳を書き換える。
【0147】
ステップS58では、メタデータ中の全ての個人情報について同期をとったかどうかを判断する。もし、まだ同期を取っていない個人情報があるのなら、ステップS55に戻る。全て同期をとっているのなら、ステップS59に進む。
【0148】
ステップS59では、同期を終了し、全ての作業を終了する。
【0149】
このように、本実施の形態では、メタデータに変更を加えても、同期命令を送信するのみで、その変更をアドレス帳に反映させることができ、アドレス帳の個人情報を常に最新の状態に保つことができる。
【0150】
(第6の実施の形態)
本実施の形態では、WEB等で、複数の人で共有する画像があり、その画像のメタデータが、他の人によって更新されているような場合に、そのメタデータと、自身のアドレス帳との同期を取る方法について説明する。
【0151】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、前記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0152】
図21は、WEB上の画像のメタデータとアドレス帳との同期を取る手順を示すフローチャートである。
【0153】
同図において、まず、ステップS61では、WEBブラウザを立ち上げ、画像が掲載されているWEBページを表示する。この様子を図22に表す。WEBブラウザ71に画像72が表示され、さらに、メタデータ73も表示されている。
【0154】
次に、ステップS62では、WEBページの同期ボタン74をクリックし、アドレス帳と画像のメタデータの同期を開始する。
【0155】
ステップS63では、メタデータから、ある1つの個人情報を抽出する。
【0156】
ステップS64では、抽出したメタデータの個人情報と対応する(同期を取る)、アドレス帳の個人情報を特定する。特定方法については、図19において説明済みであるので、ここでは省略する。特定ができた場合は、ステップS65に進み、できなかった場合は、ステップS69に進む。
【0157】
ステップS65では、メタデータの個人情報の更新日時と、アドレス帳の個人情報の更新日時とを比較する。
【0158】
ステップS66は、比較した結果を判断するステップで、もし、アドレス帳の更新日時の方が新しいのなら、ステップS67に進み、メタデータの更新日時の方が新しいのなら、ステップS68に進む。
【0159】
ステップS67は、メタデータの個人情報を書き換えるステップで、アドレス帳の個人情報から、データを読み取り、書き換える。
【0160】
ステップS68は、アドレス帳の個人情報を書き換えるステップで、メタデータの個人情報からデータを読み取り、書き換える。
【0161】
ステップS69は、メタデータの全ての個人情報について、アドレス帳の個人情報と、同期を取ったかどうかを判断するステップである。もし、まだ同期を取っていない個人情報があるのなら、ステップS63に戻る。全ての個人情報について同期を取ったのであれば、全ての処理を終了する。
【0162】
このように、本実施の形態では、同期命令を送信するのみで、複数の人間で共有するメタデータとアドレス帳の同期を取ることができ、メタデータの個人情報や、アドレス帳の個人情報を常に最新の情報に保つことができる。また、メタデータの変更を通知するために、メタデータに記述されている全ての個人情報に対して、メタデータの更新が行われたことを知らせるメールが送られるような仕組みも考えられる。
【0163】
(第7の実施の形態)
本実施の形態では、画像データに登録されたメタデータに、個人情報として、名前などの最小限の情報を登録し、残りの情報を後から追加していく方法について説明する。前記第4〜第6の実施の形態では、更新日時を用いて、同期を取っていたが、ここでは情報量を基に同期を取る。
【0164】
本実施の形態におけるシステム構成および使用する機器などについては、前記第1の実施の形態のそれを用いればよいので、その説明を省略する。
【0165】
図23は、WEB上に掲載された画像に、必要最小限の個人情報を登録した後、他の情報を追加する手順を示すフローチャートである。ここでは、図24を例に挙げて説明する。
【0166】
図23において、まず、ステップS71では、人物Aが最小限の個人情報を登録したメタデータを作成し、WEB上の画像81に登録する。最小限の個人情報とは、人物Aに関する全ての情報(名前、住所、電話番号、勤務先およびメールアドレスなど)と、人物Bの名前とメールアドレス、人物Cの名前とメールアドレスである。
【0167】
次に、ステップS72では、登録された個人情報に対して、メールを送信し、画像の掲載されているURL(Uniform Resource Locators)を知らせる。この場合は、人物Bと人物Cに対して、メールを送信する。
【0168】
ステップS73では、メールを受信した人物Bと人物Cは、指定されたURLにアクセスする。
【0169】
ステップS74では、人物Bと人物Cは、画像81に登録されたメタデータと、自身の持つアドレス帳とで同期を開始する。このとき、画像81には、人物Bと人物Cに関する情報が、名前とメールアドレスしか付加されていない。一方、人物Bや人物Cが保有する自身のアドレス帳には、自身の個人情報が全て納められている。当然、ここでは人物Bや人物Cのアドレス帳の方が、人物B,Cに関する情報を、メタデータよりも多く持つので、ステップS75において、情報量の少ないメタデータの情報を、アドレス帳の情報で書き換える。つまり、メタデータに対して、アドレス帳の情報を追加する。これで、全ての処理を終了する。
【0170】
このように、本実施の形態では、情報量により同期を取ることで、必要最小限の個人情報を登録しておくだけで、順次情報を追加していくことが可能である。
【0171】
なお、本実施の形態では、バイナリデータとして、静止画像データを用いたが、もちろん、音声データや、動画像データであっても構わない。
【0172】
なお、上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0173】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0174】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
【0175】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0176】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0177】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、携帯情報端末等より、個人情報を送信するのみで、煩雑な操作を行うことなく、容易に画像にメタデータを登録できる。
【0178】
また、本発明によれば、画像データに登録されたメタデータの個人情報を常に、最新の状態に保つことができ、実際にその個人情報を利用する際の不具合を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るメタデータ登録・更新装置の概略システム構成を示すブロック図であり、本メタデータ登録・更新装置をデジタルカメラに適用したものである。
【図2】図1のデジタルカメラの外観を表した図である。
【図3】図2の液晶ディスプレイに、画像データと、画像データに登録されたメタデータが表示されている様子を示した図である。
【図4】メタデータの記述例(フォーマット)を示す図である。
【図5】図4のメタデータを画像データに登録する方法の一例を示した概略図である。
【図6】図1のデジタルカメラに、個人情報を送信する携帯情報端末(PDA)の外観を示す図である。
【図7】図6の携帯情報端末上のアドレス帳を開いた様子を示した図である。
【図8】携帯情報端末からデジタルカメラに、図7における個人情報(V−Card41)を送信する様子を表した図である。
【図9】実際に画像データを撮影し、その直後に、画像データにメタデータを登録する手順を示すフローチャートである。
【図10】図1のRAMに格納された個人情報を、V−Card形式からXML形式に変換するときの様子を示す図である。
【図11】XMLに変換された個人情報が、さらにメタデータに成形されるときの様子を示す図である。
【図12】再生モード時のメタデータ登録の手順を示すフローチャートである。
【図13】複数枚撮影された画像から、メタデータを登録したい画像を選択する方法を説明するための図である。
【図14】携帯情報端末から個人情報を受信し、その個人情報を基に、複数の画像データに、撮影者に関するメタデータを登録する手順を示すフローチャートである。
【図15】静止画像とメタデータを説明するための図である。
【図16】実際に記述されているメタデータの一例を示す図である。
【図17】アドレス帳のデータを変更して、その変更点をメタデータに反映させる手順を示すフローチャートである。
【図18】図17の手順を説明するための図である。
【図19】図17のステップS36における、メタデータの個人情報に対応する(同期を取る)、アドレス帳の個人情報を特定する手順を示すフローチャートである。
【図20】メタデータを修正し、その変更をアドレス帳に反映させる手順を示すフローチャートである。
【図21】WEB上の画像のメタデータとアドレス帳との同期を取る手順を示すフローチャートである。
【図22】WEBブラウザを立ち上げ、画像が掲載されているWEBページを表示したときの様子を示す図である。
【図23】WEB上に掲載された画像に、必要最小限の個人情報を登録した後、他の情報を追加する手順を示すフローチャートである。
【図24】図23の手順を説明するための図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
2 入力装置
3 表示装置
4 データ入出力装置
5 蓄積装置
6 CPU
7 ROM
8 RAM
9 バス
11 撮影ボタン
12 フラッシュ
13 レンズ
14 カードスロット
15 赤外線ポート
16 受信モードランプ
17 液晶ディスプレイ
18 操作ボタン類
21 メモリカード
30,30a,30b 携帯情報端末
31 赤外線ポート
32 ディスプレイ
33 操作ボタン類
Claims (23)
- 外部装置から送信された個人情報を受信する受信手段と、
該受信手段を介して受信した個人情報に基づいて、バイナリデータに対するメタデータを作成するメタデータ作成手段と
を有することを特徴とするメタデータ自動作成装置。 - 前記メタデータ作成手段によるメタデータ作成後、該当するバイナリデータにメタデータを登録するメタデータ登録手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のメタデータ自動作成装置。
- 前記バイナリデータは、静止画像データ、動画像データまたは音声データであることを特徴とする請求項1または2に記載のメタデータ自動作成装置。
- 前記メタデータは、データ記述言語で記述されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のメタデータ自動作成装置。
- 前記データ記述言語は、XMLまたはSGMLであることを特徴とする請求項4に記載のメタデータ自動作成装置。
- 前記メタデータは、バイナリデータの末尾に付加され、またはバイナリデータのヘッダ部分に記載されていることを特徴とする請求項1に記載のメタデータ自動作成装置。
- 前記メタデータは、バイナリデータとリンクを貼ることにより、対応するバイナリデータと関連づけられていることを特徴とする請求項1に記載のメタデータ自動作成装置。
- 前記メタデータは、複数のバイナリデータとリンクを貼ることにより、対応する複数のバイナリデータと関連付けられていることを特徴とする請求項1に記載のメタデータ自動作成装置。
- 前記外部装置は、携帯情報端末または携帯電話であることを特徴とする請求項1に記載のメタデータ自動作成装置。
- 前記個人情報は、V−Card形式、XMLまたはCSV形式で記述されていることを特徴とする請求項1に記載のメタデータ自動作成装置。
- 前記受信手段は、赤外線ポート、ブルートゥース、無線LAN、USB、シリアルポートまたはパラレルポートを用いて個人情報を受信することを特徴とする請求項1に記載のメタデータ自動作成装置。
- 前記受信手段による個人情報の受信は、メタデータを登録する画像の撮影直前または直後に行われることを特徴とする請求項1に記載のメタデータ自動作成装置。
- 前記受信手段による個人情報の受信は、メタデータを登録する画像の撮影後、画像を再生するモードで行われることを特徴とする請求項1に記載のメタデータ自動作成装置。
- アドレス帳に個人情報の更新日時を記録するアドレス帳更新日時記録手段と、
メタデータに個人情報の更新日時を記録するメタデータ更新日時記録手段と、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手段と、
アドレス帳更新日時記録手段によって記録されたアドレス帳の個人情報の更新日時と、前記個人情報特定手段によって特定されたメタデータの個人情報中、前記メタデータ更新日時記録手段によって記録された更新日時とを比較することによって、どちらが最新の情報であるかを判断する最新情報判断手段と、
該最新情報判断手段によって、最新でないと判断された個人情報を、最新の情報に書き換える個人情報書き換え手段と
を有することを特徴とするメタデータ自動更新装置。 - アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手段と、
アドレス帳の個人情報の情報量と、前記個人情報特定手段によって特定されたメタデータの個人情報の情報量とを比較することによって、どちらの情報量が多いかを判断する情報量判断手段と、
該情報量判断手段によって、情報量が少ないと判断された個人情報を、情報量の多い個人情報に書き換える個人情報書き換え手段と
を有することを特徴とするメタデータ自動更新装置。 - 前記メタデータの個人情報が更新されたときに、該更新が行われたことを、当該メタデータに記述された個人情報に含まれる各人全てに対して通知する更新通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項14または15に記載のメタデータ自動更新装置。
- 前記更新通知手段は、電子メールを用いて通知することを特徴とする請求項16に記載のメタデータ自動更新装置。
- 外部装置から送信された個人情報を、受信手段を介して受信し、
前記受信手段を介して受信した個人情報に基づいて、バイナリデータに対するメタデータを作成する
ことを特徴とするメタデータ自動作成方法。 - アドレス帳に個人情報の更新日時を記録し、
メタデータに個人情報の更新日時を記録し、
アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定し、
前記記録されたアドレス帳の個人情報の更新日時と、前記特定されたメタデータの個人情報中、前記記録された更新日時とを比較することによって、どちらが最新の情報であるかを判断し、
該判断の結果、最新でないと判断された個人情報を、最新の情報に書き換えることを特徴とするメタデータ更新方法。 - アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定し、
アドレス帳の個人情報の情報量と、前記特定されたメタデータの個人情報の情報量とを比較することによって、どちらの情報量が多いかを判断し、
該判断の結果、情報量が少ないと判断された個人情報を、情報量の多い個人情報に書き換える
ことを特徴とするメタデータ更新方法。 - 外部装置から送信された個人情報を、受信手段を介して受信する受信手順と、
前記受信手段を介して受信した個人情報に基づいて、バイナリデータに対するメタデータを作成するメタデータ作成手順と
をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - アドレス帳に個人情報の更新日時を記録するアドレス帳更新日時記録手順と、
メタデータに個人情報の更新日時を記録するメタデータ更新日時記録手順と、アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手順と、
アドレス帳更新日時記録手順によって記録されたアドレス帳の個人情報の更新日時と、前記個人情報特定手順によって特定されたメタデータの個人情報中、前記メタデータ更新日時記録手順によって記録された更新日時とを比較することによって、どちらが最新の情報であるかを判断する最新情報判断手順と、
該最新情報判断手順によって、最新でないと判断された個人情報を、最新の情報に書き換える個人情報書き換え手順と
をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - アドレス帳の個人情報と1対1に対応するメタデータの個人情報を特定する個人情報特定手順と、
アドレス帳の個人情報の情報量と、前記個人情報特定手順によって特定されたメタデータの個人情報の情報量とを比較することによって、どちらの情報量が多いかを判断する情報量判断手順と、
該情報量判断手順によって、情報量が少ないと判断された個人情報を、情報量の多い個人情報に書き換える個人情報書き換え手順と
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2002294976A JP2004133536A (ja) | 2002-10-08 | 2002-10-08 | メタデータ自動作成・更新装置、メタデータ自動作成・更新方法および該作成・更新方法を実現するためのプログラム |
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