JP2004132397A - クレーン用油圧回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】例えば第2油圧系2の第2ホイスト用油圧モータ2Cにより駆動される第2ホイストを使用して吊り荷を地面と平行に運搬する際には、クレーン起伏用油圧モータ3を第1油圧系1の第1油圧ポンプ1Aのみに選択的に接続する。すると、第2油圧系2の第2油圧ポンプ2Aには第2ホイスト用油圧モータ2Cの負荷が掛り、第1油圧系1の第1油圧ポンプ1Aはクレーン起伏用油圧モータ2Fのみの負荷が掛る。従って、第1油圧ポンプ1Aまたは第2油圧ポンプ2Aの過負荷により第1油圧系1または第2油圧系2が作動停止する事態が未然に回避され、クレーンを起伏操作しつつホイストを昇降操作することが可能となる。
【選択図】図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホイストを備えたクレーン用の油圧回路に関し、詳しくは、高負荷時においてもクレーンを起伏操作しつつホイストを昇降操作することが可能なクレーン用油圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
荷役作業などに使用されるクローラクレーンは、クレーンの起伏操作やホイストの昇降操作を行うための油圧回路を備えている。図6,図7および図8はこの種のクレーン用油圧回路の従来例を示しており、相互に独立した第1油圧系Aおよび第2油圧系Bを備えている。
【0003】
第1油圧系Aは、例えば右側のクローラを駆動する右走行用油圧モータA1と、クレーンに装備された第1ホイストを昇降駆動する第1ホイスト用油圧モータA2とをアクチュエータとして備えている。これらのアクチュエータは、第1油圧ポンプA3に接続された切換バルブA4を介して相互に直列接続可能に構成されている。そして、前記第1油圧ポンプA3には、切換バルブA4と並列に安全弁(リリーフバルブ)A5が接続されている。
【0004】
一方、第2油圧系Bは、例えば左側のクローラを駆動する左走行用油圧モータB1と、クレーンに装備された第2ホイストを昇降駆動する第2ホイスト用油圧モータB2と、クレーンを起伏駆動するクレーン起伏用油圧モータB3とをアクチュエータとして備えている。これらのアクチュエータは、第2油圧ポンプB4に接続された切換バルブB5を介して相互に直列接続可能に構成されている。そして、前記第2油圧ポンプB4には、切換バルブB5と並列に安全弁(リリーフバルブ)B6が接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来のクレーン用油圧回路では、クレーンを起伏操作しつつ第1ホイストを昇降操作して吊り荷を地面と平行に運搬する際には、図8に示すように、第1ホイスト用油圧モータA2を第1油圧ポンプA3で駆動して、クレーン起伏用油圧モータB3を第2油圧ポンプB4で駆動する。しかしながら、クレーンを起伏操作しつつ第2ホイストを昇降操作して吊り荷を地面と平行に運搬する際には、クレーン起伏用油圧モータB3と第2ホイスト用油圧モータB2とが図7に示すように第2油圧ポンプB4に対して直列に接続される。このため、吊り荷が重い高負荷時においては、安全弁(リリーフバルブ)B6が同図に示すように開いてクレーン起伏用油圧モータB3および第2ホイスト用油圧モータB2が作動できなくなる虞がある。
【0006】
この場合、切換バルブB5の切換操作により、第2ホイスト用油圧モータB2の作動とクレーン起伏用油圧モータB3の作動とを切換えてクレーンの起伏操作と第2ホイストの昇降操作とをそれぞれ単独で行う必要があるが、そうすると、作業に手間が掛って作業時間が増大し、また、作業者の疲労も増大する。
【0007】
すなわち、従来のクレーン用油圧回路では、吊り荷が重い高負荷時において、クレーンを起伏操作しつつ第2ホイストを昇降操作して吊り荷を円滑に地面と平行に運搬することができないばかりか、各操作を単独に行うと作業に手間が掛って作業時間や作業者の疲労が増大するという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、高負荷時においてもクレーンを起伏操作しつつホイストを昇降操作することが可能なクレーン用油圧回路を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決する手段として、本発明に係るクレーン用油圧回路は、第1油圧ポンプを駆動源とする第1油圧系に第1ホイスト用油圧モータを備え、第2油圧ポンプを駆動源とする第2油圧系に第2ホイスト用油圧モータを備えるクレーン用油圧回路であって、クレーン起伏用油圧モータが前記第1油圧系の第1油圧ポンプまたは前記第2油圧系の第2油圧ポンプのみに選択的に接続可能に構成されていることを特徴とする。
【0010】
本発明に係るクレーン用油圧回路では、例えば第2油圧系の第2ホイスト用油圧モータにより駆動される第2ホイストを使用する際、クレーン起伏用油圧モータを第1油圧系の第1油圧ポンプのみに選択的に接続すると、第2油圧系の第2油圧ポンプには第2ホイスト用油圧モータの負荷が掛り、第1油圧系の第1油圧ポンプにはクレーン起伏用油圧モータのみの負荷が掛る。すなわち、第2ホイスト用油圧モータの負荷とクレーン起伏用油圧モータの負荷とが第2油圧ポンプと第1油圧ポンプとに分散される。
【0011】
従って、第2油圧ポンプまたは第1油圧ポンプの過負荷により第2油圧系または第1油圧系が作動停止する事態が未然に回避され、ホイストの吊り荷が重い高負荷時であっても、クレーンを起伏操作しつつホイストを昇降操作することが可能となる。その結果、吊り荷を地面と平行に円滑に運搬することができる。
【0012】
なお、第1油圧系の第1ホイスト用油圧モータにより駆動される第1ホイストを使用する際には、クレーン起伏用油圧モータを第2油圧系の第2油圧ポンプのみに選択的に接続する。このような油圧回路の接続状態では、第1油圧系の第1油圧ポンプには第1ホイスト用油圧モータの負荷が掛り、第2油圧系の第2油圧ポンプにはクレーン起伏用油圧モータのみの負荷が掛る。従って、この場合にも前述と同様にクレーンを起伏操作しつつホイストを昇降操作することが可能となり、吊り荷を地面と平行に確実に運搬することができる。
【0013】
本発明のクレーン用油圧回路において、クレーン起伏用油圧モータが第1油圧系の第1ホイスト用油圧モータまたは第2油圧系の第2ホイスト用油圧モータに選択的に接続可能に構成されていると、吊り荷が軽い軽負荷時には、第1油圧系の第1油圧ポンプのみを駆動源とし、または、第2油圧系の第2油圧ポンプのみを駆動源としてクレーンを起伏操作しつつホイストを昇降操作することが可能となる。
【0014】
また、本発明のクレーン用油圧回路においては、クレーン起伏用油圧モータが第1油圧系の第1油圧ポンプおよび第2油圧系の第2油圧ポンプの双方に同時接続可能に構成することも出来る。この場合には、クレーンの起伏時に第1油圧系の第1油圧ポンプおよび第2油圧系の第2油圧ポンプにかかる各負荷を軽減させることが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係るクレーン用油圧回路の実施の形態を説明する。参照する図面において、図1は一実施形態に係るクレーン用油圧回路において、クレーン起伏用油圧モータが第2油圧系の第2ホイスト用油圧モータに接続された軽負荷状態を示す回路図、図2はクレーン起伏用油圧モータが第1油圧系の第1ホイスト用油圧モータに接続された軽負荷状態を示す回路図、図3はクレーン起伏用油圧モータが第1油圧系の第1油圧ポンプのみに選択的に接続された高負荷状態を示す回路図、図4はクレーン起伏用油圧モータが第2油圧系の第2油圧ポンプのみに選択的に接続された高負荷状態を示す回路図、図5はクレーン起伏用油圧モータが第1油圧系の第1油圧ポンプおよび第2油圧系の第2油圧ポンプの双方に同時に接続された状態を示す回路図である。
【0016】
本発明の一実施形態に係るクレーン用油圧回路は、図1に示すように、駆動源としての第1油圧ポンプ1Aを有する第1油圧系1と、駆動源としての第2油圧ポンプ2Aを有する第2油圧系2とを備えている。なお、第1油圧ポンプ1Aおよび第2油圧ポンプ2Aは、例えば可変容量の油圧ポンプで構成されている。
【0017】
第1油圧系1は、図示しない例えば右側のクローラを駆動する右走行用油圧モータ1Bと、図示しないクレーンに装備された第1ホイストを昇降駆動する第1ホイスト用油圧モータ1Cとをアクチュエータとして備えている。これらのアクチュエータは、第1油圧ポンプ1Aに接続された切換バルブ1Dを介して相互に直列接続可能に構成されている。そして、第1油圧ポンプ1Aには、切換バルブ1Dと並列に安全弁(リリーフバルブ)1Eが接続されている。
【0018】
一方、第2油圧系2は、図示しない例えば左側のクローラを駆動する左走行用油圧モータ2Bと、図示しないクレーンに装備された第2ホイストを昇降駆動する第2ホイスト用油圧モータ2Cとをアクチュエータとして備えている。これらのアクチュエータは、第2油圧ポンプ2Aに接続された切換バルブ2Dを介して相互に直列接続可能に構成されている。そして、第2油圧ポンプ2Aには、切換バルブ2Dと並列に安全弁(リリーフバルブ)2Eが接続されている。
【0019】
ここで、一実施形態のクレーン用油圧回路においては、図示しないクレーンを起伏駆動するためのクレーン起伏用油圧モータ3が切換バルブ1Dおよび切換バルブ2Dの切換操作に応じて第1油圧系1の第1油圧ポンプ1Aまたは第2油圧系2の第2油圧ポンプ2Aのみに選択的に接続可能に構成されている。
【0020】
第1油圧系1の切換バルブ1Dは、図1に示すように、第1油圧ポンプ1Aに対して右走行用油圧モータ1Bおよび第1ホイスト用油圧モータ1Cを相互に直列に接続する第1切換位置と、図2に示すように、第1油圧ポンプ1Aに対して右走行用油圧モータ1B、第1ホイスト用油圧モータ1Cおよびクレーン起伏用油圧モータ3を相互に直列に接続する第2切換位置と、図3に示すように、第1油圧ポンプ1Aに対してクレーン起伏用油圧モータ3のみを接続する第3切換位置と、図4に示すように、第1油圧ポンプ1Aに対して第1ホイスト用油圧モータ1Cのみを接続する第4切換位置とを有する。
【0021】
一方、第2油圧系1の切換バルブ2Dは、図1に示すように、第2油圧ポンプ2Aに対して左走行用油圧モータ2B、第2ホイスト用油圧モータ2Cおよびクレーン起伏用油圧モータ3を相互に直列に接続する第1切換位置と、図2に示すように、第2油圧ポンプ2Aに対して左走行用油圧モータ2Bおよび第2ホイスト用油圧モータ2Cを相互に直列に接続する第2切換位置と、図3に示すように、第2油圧ポンプ2Aに対して第2ホイスト用油圧モータ2Cのみを接続する第3切換位置と、図4に示すように、第2油圧ポンプ2Aに対してクレーン起伏用油圧モータ3のみを接続する第4切換位置とを有する。
【0022】
以上のように構成された一実施形態のクレーン用油圧回路では、図1に示すように、第1油圧系1の切換バルブ1Dおよび第2油圧系2の切換バルブ2Dがそれぞれ第1切換位置に切換操作されることで、右走行用油圧モータ1B、左走行用油圧モータ2B、第1ホイスト用油圧モータ1C、第2ホイスト用油圧モータ2Cおよびクレーン起伏用油圧モータ3が駆動可能となる。
【0023】
その結果、左右のクローラの運転と、第1ホイストおよび第2ホイストの昇降操作と、クレーンの起伏操作とが可能となる。なお、この場合、第2ホイストの吊り荷が軽い軽負荷状態でのみ、クレーンを起伏操作しつつ第2ホイストを昇降操作して吊り荷を地面に対し平行に運搬することができる。
【0024】
また、一実施形態のクレーン用油圧回路では、図2に示すように、第1油圧系1の切換バルブ1Dおよび第2油圧系2の切換バルブ2Dがそれぞれ第2切換位置に切換操作されることで、右走行用油圧モータ1B、左走行用油圧モータ2B、第1ホイスト用油圧モータ1C、第2ホイスト用油圧モータ2Cおよびクレーン起伏用油圧モータ3が駆動可能となる。
【0025】
その結果、左右のクローラの運転と、第1ホイストおよび第2ホイストの昇降操作と、クレーンの起伏操作とが可能となる。なお、この場合、第1ホイストの吊り荷が軽い軽負荷状態でのみ、クレーンを起伏操作しつつ第1ホイストを昇降操作して吊り荷を地面と平行に運搬することができる。
【0026】
ここで、一実施形態のクレーン用油圧回路では、図3に示すように、第1油圧系1の切換バルブ1Dおよび第2油圧系2の切換バルブ2Dがそれぞれ第3切換位置に切換操作されると、クレーン起伏用油圧モータ3が第1油圧系1の第1油圧ポンプ1Aにのみ接続されて駆動可能となり、第2ホイスト用油圧モータ2Cが第2油圧系2の第2油圧ポンプ2Aにのみ接続されて駆動可能となる。
【0027】
その結果、第2ホイストの昇降操作およびクレーンの起伏操作が同時に可能となる。この場合、第2油圧系2の第2油圧ポンプ2Aには第2ホイスト用油圧モータ2Cのみの負荷が掛り、第1油圧系1の第1油圧ポンプ1Aにはクレーン起伏用油圧モータ3のみの負荷が掛るため、第2油圧ポンプ2Aの過負荷により安全弁(リリーフバルブ)2Eが開いたり、あるいは、第1油圧ポンプ1Aの過負荷により安全弁(リリーフバルブ)1Eが開くという事態が未然に回避される。従って、第2ホイストの吊り荷が重い高負荷状態であっても、クレーンを起伏操作しつつ第2ホイストを昇降操作して吊り荷を地面と平行に運搬することができる。
【0028】
また、一実施形態のクレーン用油圧回路では、図4に示すように、第1油圧系1の切換バルブ1Dおよび第2油圧系2の切換バルブ2Dがそれぞれ第4切換位置に切換操作されると、第1ホイスト用油圧モータ1Cが第1油圧系1の第1油圧ポンプ1Aにのみ接続されて駆動可能となり、クレーン起伏用油圧モータ3が第2油圧系2の第2油圧ポンプ2Aにのみ接続されて駆動可能となる。
【0029】
その結果、第1ホイストの昇降操作およびクレーンの起伏操作が同時に可能となる。この場合、第1油圧系1の第1油圧ポンプ1Aには第1ホイスト用油圧モータ1Cのみの負荷が掛り、第2油圧系2の第2油圧ポンプ2Aにはクレーン起伏用油圧モータ3のみの負荷が掛るため、第1油圧ポンプ1Aの過負荷により安全弁(リリーフバルブ)1Eが開いたり、あるいは、第2油圧ポンプ2Aの過負荷により安全弁(リリーフバルブ)2Eが開くという事態が未然に回避される。従って、第1ホイストの吊り荷が重い高負荷状態であっても、クレーンを起伏操作しつつ第1ホイストを昇降操作して吊り荷を地面と平行に運搬することができる。
【0030】
また、一実施形態のクレーン用油圧回路では、図5に示すように、第1油圧系1の切換バルブ1Dが第3切換位置、第2油圧系2の切換バルブ2Dが第4切換位置に切換操作されると、クレーン起伏用油圧モータ3が第1油圧系1の第1油圧ポンプ1Aおよび第2油圧系2の第2油圧ポンプ2Aの双方に同時に接続されて駆動可能となる。この場合には、クレーンの起伏時に第1油圧系1の第1油圧ポンプ1Aおよび第2油圧系2の第2油圧ポンプ2Aにかかる各負荷を軽減させることが出来る。
【0031】
本発明は、以上説明した一実施形態に限定されるものではない。例えば、左右のクローラを駆動する右走行用油圧モータ1Bおよび左走行用油圧モータ2Bは、アクチュエータとして必須のものではない。また、第1ホイスト用油圧モータ1Cおよび第2ホイスト用油圧モータ2Cは、何れか一方あればよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るクレーン用油圧回路では、例えば第2油圧系の第2ホイスト用油圧モータにより駆動される第2ホイストを使用する際、クレーン起伏用油圧モータを第1油圧系の第1油圧ポンプのみに選択的に接続すると、第2油圧系の第2油圧ポンプには第2ホイスト用油圧モータの負荷が掛り、第1油圧系の第1油圧ポンプにはクレーン起伏用油圧モータのみの負荷が掛る。
【0033】
従って、第2油圧ポンプまたは第1油圧ポンプの過負荷により第2油圧系または第1油圧系が作動停止する事態が未然に回避され、ホイストの吊り荷が重い高負荷時であっても、クレーンを起伏操作しつつホイストを昇降操作することが可能となる。その結果、吊り荷を地面と平行に円滑に運搬することができ、作業時間を短縮できる共に作業者の疲労も低減することができる。
【0034】
本発明のクレーン用油圧回路において、クレーン起伏用油圧モータが第1油圧系の第1ホイスト用油圧モータまたは第2油圧系の第2ホイスト用油圧モータに選択的に接続可能に構成されている場合、吊り荷が軽い軽負荷時には、第1油圧系の第1油圧ポンプのみを駆動源とし、または、第2油圧系の第2油圧ポンプのみを駆動源としてクレーンを起伏操作しつつホイストを昇降操作することが可能となり、第1油圧ポンプまたは第2油圧ポンプを休止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るクレーン用油圧回路においてクレーン起伏用油圧モータが第2油圧系の第2ホイスト用油圧モータに接続された軽負荷状態を示す回路図である。
【図2】一実施形態に係るクレーン用油圧回路においてクレーン起伏用油圧モータが第1油圧系の第1ホイスト用油圧モータに接続された軽負荷状態を示す回路図である。
【図3】一実施形態に係るクレーン用油圧回路においてクレーン起伏用油圧モータが第1油圧系の第1油圧ポンプのみに選択的に接続された高負荷状態を示す回路図である。
【図4】一実施形態に係るクレーン用油圧回路においてクレーン起伏用油圧モータが第2油圧系の第2油圧ポンプのみに選択的に接続された高負荷状態を示す回路図である。
【図5】一実施形態に係るクレーン用油圧回路においてクレーン起伏用油圧モータが第1油圧系の第1油圧ポンプおよび第2油圧系の第2油圧ポンプの双方に同時に接続された状態を示す回路図である。
【図6】従来例のクレーン用油圧回路における軽負荷状態を示す回路図である。
【図7】従来例のクレーン用油圧回路における高負荷状態を示す回路図である。
【図8】従来例のクレーン用油圧回路における他の負荷状態を示す回路図である。
【符号の説明】
1 :第1油圧系
1A:第1油圧ポンプ
1B:右走行用油圧モータ
1C:第1ホイスト用油圧モータ
1D:切換バルブ
1E:安全弁(リリーフバルブ)
2 :第2油圧系
2A:第2油圧ポンプ
2B:左走行用油圧モータ
2C:第2ホイスト用油圧モータ
2D:切換バルブ
2E:安全弁(リリーフバルブ)
3 :クレーン起伏用油圧モータ
Claims (3)
- 第1油圧ポンプを駆動源とする第1油圧系に第1ホイスト用油圧モータを備え、第2油圧ポンプを駆動源とする第2油圧系に第2ホイスト用油圧モータを備えるクレーン用油圧回路であって、
クレーン起伏用油圧モータが前記第1油圧系の第1油圧ポンプまたは前記第2油圧系の第2油圧ポンプのみに選択的に接続可能に構成されていることを特徴とするクレーン用油圧回路。 - 請求項1に記載のクレーン用油圧回路であって、前記クレーン起伏用油圧モータが前記第1油圧系の第1ホイスト用油圧モータまたは前記第2油圧系の第2ホイスト用油圧モータに選択的に接続可能に構成されていることを特徴とするクレーン用油圧回路。
- 第1油圧ポンプを駆動源とする第1油圧系に第1ホイスト用油圧モータを備え、第2油圧ポンプを駆動源とする第2油圧系に第2ホイスト用油圧モータを備えるクレーン用油圧回路であって、
クレーン起伏用油圧モータが前記第1油圧系の第1油圧ポンプおよび前記第2油圧系の第2油圧ポンプの双方に同時接続可能に構成されていることを特徴とするクレーン用油圧回路。
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- 2002-10-08 JP JP2002294980A patent/JP2004132397A/ja active Pending
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