JP2004130405A - ロボットハンド駆動機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置スペースが小さく、且つ、作動位置が安定するロボットハンド駆動機構を提供すること。
【解決手段】本発明のロボットハンド駆動機構は、掌部分と指12を備え、指が付け根関節14と第1の指部分16と第2の指部分20とを有するロボットハンドの指部分を回動させるロボットハンド駆動機構であって、第1の指部分を回動させる駆動手段と、自転不能に取付けられた第1の固定歯車40と、第1の固定歯車に噛合して自転可能に取付けられた第1の位相歯車44と、第1の位相歯車と一体的に回転する第1のプーリ46と、第2の指部分に固定された第2の固定歯車50と、第2の固定歯車に同軸に固定された第2のプーリ52と、第1のタイミングベルト54と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明のロボットハンド駆動機構は、掌部分と指12を備え、指が付け根関節14と第1の指部分16と第2の指部分20とを有するロボットハンドの指部分を回動させるロボットハンド駆動機構であって、第1の指部分を回動させる駆動手段と、自転不能に取付けられた第1の固定歯車40と、第1の固定歯車に噛合して自転可能に取付けられた第1の位相歯車44と、第1の位相歯車と一体的に回転する第1のプーリ46と、第2の指部分に固定された第2の固定歯車50と、第2の固定歯車に同軸に固定された第2のプーリ52と、第1のタイミングベルト54と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロボットハンド駆動機構に関し、詳細には、ヒューマノイド(人型)ロボット等のロボットハンドの指を屈伸させるための駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロボットハンドの指を屈伸させるための駆動機構では、設置スペースの制約により、一般に、掌部分に駆動機構の動力源を配置している。そして、駆動源からの動力を指先に伝達するために、指の関節にプーリを配置し、このプーリをワイヤで繋ぐ構成が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成は、プーリがワイヤとの摩擦力で回転駆動させられる構成であるため、ワイヤとプーリとの間に滑りが不可避であり、繰り返し作動させたとき、作動位置即ち指の位置が安定しないという問題を有している。ワイヤに代えて、タイミングベルトを用いて動力伝達を行うことも考えられるが、従来の構成のワイヤをタイミングベルトに置き換えた構成では、1つのプーリに最低でも2本のタイミングベルトが巻回されるので、設置スペースが大きくなるという問題がある。
【0004】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、設置スペースが小さく、且つ、作動位置が安定するロボットハンド駆動機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、掌部分と、少なくとも1本の指とを備え、該指が、付け根部分の付け根関節と、該付け根関節を介して前記掌部分に対して回動可能に連結された第1の指部分と、該第1の指部分の先端部に設けられた第1の関節を介し該第1の指部分の先端部に回動可能に連結された第2の指部分とを有するロボットハンドの前記指部分を前記関節を中心に回動させるロボットハンド駆動機構であって、前記第1の指部分を前記付け根関節を中心に回動させる駆動手段と、前記付け根関節に自転不能に取付けられた第1の固定歯車と、前記第1の固定歯車の先端側で該第1の固定歯車に噛合して自転可能に前記第1の指部分に取付けられた第1の位相歯車と、前記第1の位相歯車と一体的に回転する第1のプーリと、前記第1の関節で第2の指部分に固定された第2の固定歯車と、該第2の固定歯車に同軸に固定された第2のプーリと、前記第1および第2のプーリに巻回された第1のタイミングベルトと、を備えているロボットハンド駆動機構が提供される。
【0006】
このような構成によれば、動力伝達にタイミングベルトが使用されるので、プーリとの間で滑りが生じることなく、作動位置が安定する。また、1つのプーリに複数のタイミングベルトが巻回されることがなく、直列の動力伝達系となるので、特に、幅方向の設置スペースが小さくなる。さらに、複数の指部分(関節の間の部分)をシンクロさせて駆動でき、噛合する固定歯車と位相歯車とのギア比を変更することにより、指部分の相対的な駆動(屈伸)速度を調整できる。
【0007】
本発明の好ましい態様によれば、前記第2の指部分の先端部に設けられた第2の関節を介し前記第2の指部分の先端部に回動可能に連結された第3の指部分と、前記第2の固定歯車の先端側で該第2の固定歯車に噛合して自転可能に前記第2の指部分に取付けられた第2の位相歯車と、前記第2の位相歯車と一体的に回転する第3のプーリと、該第3の固定歯車に同軸に固定された第4のプーリと、前記第3および第4のプーリに巻回された第2のタイミングベルトと、を更に備えている。
【0008】
本発明の他の好ましい態様によれば、前記指が複数本、設けられ、該指の各々が、前記駆動手段をそれぞれ備えている。このような構成によれば、複数の指を完全に独立して曲げ伸ばしさせることが可能となる。
【0009】
本発明の別の好ましい態様によれば、前記指が複数本、設けられ、該各指が、同一の駆動手段によって、駆動される。
本発明のもう一つの好ましい態様によれば、前記駆動手段が、前記掌部分に設けられている。さらに、本発明のもう一つの好ましい態様によれば、前記駆動手段が、前記付け根関節で第1の指部分に固定された従動プーリと、駆動源に連結された駆動プーリと、前記従動プーリと駆動プーリとに巻回された駆動タイミングベルトとを備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。尚、説明の都合上、各指の他の2つの関節のうち掌側(指の基端、即ち、付け根側)の関節を「第1の関節」、指の先端側の関節を「第2の関節」とする。
【0011】
図1は、本発明の好ましい実施形態のロボットハンド駆動機構が組み込まれたロボットハンド1の概略な図面であり、図2は、3本の指の付け根関節および第1関節近傍を透視した斜視図である。また、図3は、小指を伸ばした状態に配置しているロボットハンド駆動機構の構成を側面から示す図面である。図4は、図3の構成の付け根関節付近を正面から示す図である。図5は、小指を曲げた状態に配置しているロボットハンド駆動機構の構成を側面から示す図面である。
【0012】
図1に示されているように、ロボットハンド1は、人間の手と同様に、掌部分2と、5本の指4、6、8、10、12とを備えている。人差し指6、中指8、薬指10および小指12は、それぞれ、指の付け根の付け根関節14と、付け根関節14を介して掌部分2に対して回動可能に連結された第1の指部分16と、第1の指部分16の先端部に設けられた第1の関節18を介し第1の指部分16の先端部に回動可能に連結された第2の指部分20と、第2の指部分20の先端部に設けられた第2の関節22を介し第2の指部分20の先端部に回動可能に連結された第3の指部分24とを備えている。
これらの4本の指6、8、10、12は同一の構造を備え、同一の駆動機構が組み込まれている。従って、以下、小指12の構成を説明し、他の指6、8、10に関する説明は省略する。
【0013】
次に、図2ないし図5を参照して、小指12に組み込まれているロボットハンド駆動機構の具体的な構成を説明する。掌部分2の小指12の付け根近傍には、正逆転可能なモータ26が内蔵されている。モータ26の出力軸28には、ウォームギア30が取付けられ、このウォームギア30は、掌部分2に回転可能に取付けられたウォームホイール32に噛み合っている。ウォームホイール32には、これと一体に回転する駆動プーリ34が同軸に付けられている。
【0014】
小指12の基端部分を構成する第1の指部分16の基端側(掌部分側)部が、付け根関節14を構成する付け根回転軸36を中心として回動可能に、掌部分2に連結されている。この付け根回転軸36には、従動プーリ38と第1の固定歯車40が同軸に取付けられている。従動プーリ38は、第1の指部分16に対して回転しないように、即ち、第1の指部分16と一体的に回転するように第1の指部分16の基端部に固定されている。従って、従動プーリ38が回転することにより、第1の指部分16が付け根回転軸36を中心に回動する。また、第1の固定歯車40は、掌部分2に対して回転しないように、即ち、付け根回転軸36を中心に自転しないように、掌部分2に固定されている(図4参照)。
駆動プーリ34と従動プーリ38に、駆動タイミングベルト42が巻回されている。このような構成により、モータ28の回転が、従動プーリ38に伝達される。
【0015】
第1の固定歯車40の先端側に、第1の位相歯車44が配置されている。第1の位相歯車44は、第1の固定歯車40に噛合して、自転可能に第1の指部分16に取付けられている。第1の位相歯車44には、これと一体的に回転する第1のプーリ46が同軸に固定されている。
【0016】
また、第1の指部分16の先端部には、小指12の中間部分を構成する第2の指部分20の基端側(掌部分側)部が、第1の関節18を構成する第1の回転軸48を中心として回動可能に連結されている。この第1の回転軸48には、第2の固定歯車50と第2のプーリ52が同軸に取付けられている。第2の固定歯車50は、第1の指部分16に対して回転しないように、即ち、第1の回転軸48を中心に自転しないように、第1の指部分16に固定されている。また、第2のプーリ52は、第2の指部分20に対して回転しないように、即ち、第2の指部分20と一体的に回転するように第2の指部分20の基端部に固定されている。従って、第2のプーリ52が回転することにより、第2の指部分20が第1の回転軸48を中心に回動する。第1のプーリ46と第2のプーリ52に、第1のタイミングベルト54が巻回されている。
【0017】
第2の固定歯車50の先端側に、第2の位相歯車56が配置されている。第2の位相歯車56は、第2の固定歯車50に噛合して、自転可能に第2の指部分20に取付けられている。第2の位相歯車56には、これと一体的に回転する第3のプーリ58が同軸に固定されている。
【0018】
さらに、第2の指部分20の先端部には、小指12の先端部分を構成する第3の指部分24の基端側(掌部分側)部が、第2の関節22を構成する第2の回転軸60を中心として回動可能に連結されている。この第2の回転軸60には、第4のプーリ62が同軸に取付けられている。第4のプーリ62は、第2の指部分20に対して回転しないように、即ち、第2の回転軸60を中心として第2の指部分20と一体的に回転するように第2の指部分20の基端部に固定されている。従って、第4のプーリ62が回転することにより、第3の指部分24が第2の回転軸60を中心に回動する。第3のプーリ58と第4のプーリ62に、第2のタイミングベルト66が巻回されている。
【0019】
このような構成を有する小指12の駆動機構の動作を説明する。小指12を図3に示す伸び状態から図5に示す曲げ状態に移行させるときには、モータ26を回転させて駆動タイミングベルト42を矢印A方向に回転駆動させる。駆動タイミングベルト42の回転により、従動プーリ38が矢印B方向に回転させられる。従動プーリ38は第1の指部分16の基端部に固定されているので、従動プーリ38の矢印B方向への回転により、第1の指部分16は付け根回転軸36を中心として矢印C方向に回動する。
【0020】
このとき、第1の固定歯車40は、第1の指部分16に対して回転しないので、第1の指部分16に自転(回転)可能に取付けられている第1の位相歯車44は、自転しながら第1の固定歯車40に沿って矢印D方向に転がる。
【0021】
この第1の位相歯車44の回転(自転)が、第1のプーリ46、第1のタイミングベルト54を介して、第2のプーリ52に伝わり、第2のプーリ52を矢印E方向に回転させる。第2プーリ52は、第2の指部分20と一体的に回転するように第2の指部分20の基端部に固定されているので、第2のプーリ52が矢印E方向に回転すると、第2の指部分20が第1の回転軸48を中心に矢印F方向に回動する。
【0022】
この第2の指部分20の回動により、第2の位相歯車56が自転しながら、第2の固定歯車50に沿って矢印G方向に転がる。この第2の位相歯車56の回転(自転)が、第3のプーリ58、第2のタイミングベルト66を介して、第4のプーリ62に伝達される。第4プーリ62は、第3の指部分24と一体的に回転するように第3の指部分24の基端部に固定されているので、第4のプーリ62が矢印H方向に回転すると、第3の指部分24が第2の回転軸60を中心に矢印J方向に回動する。
【0023】
このように、モータ26の回転により、各指部分16、20、24が関節14、18、22を中心として回動させられ、指を曲げる動作が実行され、図5にしめされた各指が曲がった状態となる。なお、各指部分の曲げは、シンクロして実行される。また、曲げの速度は、各歯車のギア比によって、適宜設定される。
指を伸ばすときには、モータ26を逆回転させることにより、上述した曲げ動作と逆の動作が起こり、指が伸びる。
【0024】
親指4も基本的には、小指12と同一の駆動機構を備えている。しかしながら、第2の関節を備えていないため、親指4の駆動機構は、第2の固定歯車50から先端側の構成を備えていない点で、小指12の駆動機構と異なる。
【0025】
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなくて、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々の変更、変形が可能である。
上記実施形態では、指毎に専用モータ26が取付けられた構成であるが、1つのモータで複数の指を駆動する構成としてもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、設置スペースが小さく、且つ、作動位置が安定するロボットハンド駆動機構が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態のロボットハンド駆動機構が組み込まれたロボットハンドの概略な図面である。
【図2】3本の指の付け根関節と第1の関節の近傍を拡大して透視した斜視図である。
【図3】小指を伸ばした状態に配置しているロボットハンド駆動機構の構成を側面から示す図面である。
【図4】図3の構成の付け根関節付近を正面から示す図である。
【図5】小指を曲げた状態に配置しているロボットハンド駆動機構の構成を側面から示す図面である。
【符号の説明】
1:ロボットハンド
2:掌部分
6:人差し指
8:中指
10:薬指
12:小指
14:付け根関節
16:第1の指部分
18:第1の関節
20:第2の指部分
22:第2の関節
24:第3の指部分
26:モータ
40:第1の固定歯車
44:第1の位相歯車
46:第1のプーリ
50:第2の固定歯車
56:第2の位相歯車
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロボットハンド駆動機構に関し、詳細には、ヒューマノイド(人型)ロボット等のロボットハンドの指を屈伸させるための駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロボットハンドの指を屈伸させるための駆動機構では、設置スペースの制約により、一般に、掌部分に駆動機構の動力源を配置している。そして、駆動源からの動力を指先に伝達するために、指の関節にプーリを配置し、このプーリをワイヤで繋ぐ構成が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成は、プーリがワイヤとの摩擦力で回転駆動させられる構成であるため、ワイヤとプーリとの間に滑りが不可避であり、繰り返し作動させたとき、作動位置即ち指の位置が安定しないという問題を有している。ワイヤに代えて、タイミングベルトを用いて動力伝達を行うことも考えられるが、従来の構成のワイヤをタイミングベルトに置き換えた構成では、1つのプーリに最低でも2本のタイミングベルトが巻回されるので、設置スペースが大きくなるという問題がある。
【0004】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、設置スペースが小さく、且つ、作動位置が安定するロボットハンド駆動機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、掌部分と、少なくとも1本の指とを備え、該指が、付け根部分の付け根関節と、該付け根関節を介して前記掌部分に対して回動可能に連結された第1の指部分と、該第1の指部分の先端部に設けられた第1の関節を介し該第1の指部分の先端部に回動可能に連結された第2の指部分とを有するロボットハンドの前記指部分を前記関節を中心に回動させるロボットハンド駆動機構であって、前記第1の指部分を前記付け根関節を中心に回動させる駆動手段と、前記付け根関節に自転不能に取付けられた第1の固定歯車と、前記第1の固定歯車の先端側で該第1の固定歯車に噛合して自転可能に前記第1の指部分に取付けられた第1の位相歯車と、前記第1の位相歯車と一体的に回転する第1のプーリと、前記第1の関節で第2の指部分に固定された第2の固定歯車と、該第2の固定歯車に同軸に固定された第2のプーリと、前記第1および第2のプーリに巻回された第1のタイミングベルトと、を備えているロボットハンド駆動機構が提供される。
【0006】
このような構成によれば、動力伝達にタイミングベルトが使用されるので、プーリとの間で滑りが生じることなく、作動位置が安定する。また、1つのプーリに複数のタイミングベルトが巻回されることがなく、直列の動力伝達系となるので、特に、幅方向の設置スペースが小さくなる。さらに、複数の指部分(関節の間の部分)をシンクロさせて駆動でき、噛合する固定歯車と位相歯車とのギア比を変更することにより、指部分の相対的な駆動(屈伸)速度を調整できる。
【0007】
本発明の好ましい態様によれば、前記第2の指部分の先端部に設けられた第2の関節を介し前記第2の指部分の先端部に回動可能に連結された第3の指部分と、前記第2の固定歯車の先端側で該第2の固定歯車に噛合して自転可能に前記第2の指部分に取付けられた第2の位相歯車と、前記第2の位相歯車と一体的に回転する第3のプーリと、該第3の固定歯車に同軸に固定された第4のプーリと、前記第3および第4のプーリに巻回された第2のタイミングベルトと、を更に備えている。
【0008】
本発明の他の好ましい態様によれば、前記指が複数本、設けられ、該指の各々が、前記駆動手段をそれぞれ備えている。このような構成によれば、複数の指を完全に独立して曲げ伸ばしさせることが可能となる。
【0009】
本発明の別の好ましい態様によれば、前記指が複数本、設けられ、該各指が、同一の駆動手段によって、駆動される。
本発明のもう一つの好ましい態様によれば、前記駆動手段が、前記掌部分に設けられている。さらに、本発明のもう一つの好ましい態様によれば、前記駆動手段が、前記付け根関節で第1の指部分に固定された従動プーリと、駆動源に連結された駆動プーリと、前記従動プーリと駆動プーリとに巻回された駆動タイミングベルトとを備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。尚、説明の都合上、各指の他の2つの関節のうち掌側(指の基端、即ち、付け根側)の関節を「第1の関節」、指の先端側の関節を「第2の関節」とする。
【0011】
図1は、本発明の好ましい実施形態のロボットハンド駆動機構が組み込まれたロボットハンド1の概略な図面であり、図2は、3本の指の付け根関節および第1関節近傍を透視した斜視図である。また、図3は、小指を伸ばした状態に配置しているロボットハンド駆動機構の構成を側面から示す図面である。図4は、図3の構成の付け根関節付近を正面から示す図である。図5は、小指を曲げた状態に配置しているロボットハンド駆動機構の構成を側面から示す図面である。
【0012】
図1に示されているように、ロボットハンド1は、人間の手と同様に、掌部分2と、5本の指4、6、8、10、12とを備えている。人差し指6、中指8、薬指10および小指12は、それぞれ、指の付け根の付け根関節14と、付け根関節14を介して掌部分2に対して回動可能に連結された第1の指部分16と、第1の指部分16の先端部に設けられた第1の関節18を介し第1の指部分16の先端部に回動可能に連結された第2の指部分20と、第2の指部分20の先端部に設けられた第2の関節22を介し第2の指部分20の先端部に回動可能に連結された第3の指部分24とを備えている。
これらの4本の指6、8、10、12は同一の構造を備え、同一の駆動機構が組み込まれている。従って、以下、小指12の構成を説明し、他の指6、8、10に関する説明は省略する。
【0013】
次に、図2ないし図5を参照して、小指12に組み込まれているロボットハンド駆動機構の具体的な構成を説明する。掌部分2の小指12の付け根近傍には、正逆転可能なモータ26が内蔵されている。モータ26の出力軸28には、ウォームギア30が取付けられ、このウォームギア30は、掌部分2に回転可能に取付けられたウォームホイール32に噛み合っている。ウォームホイール32には、これと一体に回転する駆動プーリ34が同軸に付けられている。
【0014】
小指12の基端部分を構成する第1の指部分16の基端側(掌部分側)部が、付け根関節14を構成する付け根回転軸36を中心として回動可能に、掌部分2に連結されている。この付け根回転軸36には、従動プーリ38と第1の固定歯車40が同軸に取付けられている。従動プーリ38は、第1の指部分16に対して回転しないように、即ち、第1の指部分16と一体的に回転するように第1の指部分16の基端部に固定されている。従って、従動プーリ38が回転することにより、第1の指部分16が付け根回転軸36を中心に回動する。また、第1の固定歯車40は、掌部分2に対して回転しないように、即ち、付け根回転軸36を中心に自転しないように、掌部分2に固定されている(図4参照)。
駆動プーリ34と従動プーリ38に、駆動タイミングベルト42が巻回されている。このような構成により、モータ28の回転が、従動プーリ38に伝達される。
【0015】
第1の固定歯車40の先端側に、第1の位相歯車44が配置されている。第1の位相歯車44は、第1の固定歯車40に噛合して、自転可能に第1の指部分16に取付けられている。第1の位相歯車44には、これと一体的に回転する第1のプーリ46が同軸に固定されている。
【0016】
また、第1の指部分16の先端部には、小指12の中間部分を構成する第2の指部分20の基端側(掌部分側)部が、第1の関節18を構成する第1の回転軸48を中心として回動可能に連結されている。この第1の回転軸48には、第2の固定歯車50と第2のプーリ52が同軸に取付けられている。第2の固定歯車50は、第1の指部分16に対して回転しないように、即ち、第1の回転軸48を中心に自転しないように、第1の指部分16に固定されている。また、第2のプーリ52は、第2の指部分20に対して回転しないように、即ち、第2の指部分20と一体的に回転するように第2の指部分20の基端部に固定されている。従って、第2のプーリ52が回転することにより、第2の指部分20が第1の回転軸48を中心に回動する。第1のプーリ46と第2のプーリ52に、第1のタイミングベルト54が巻回されている。
【0017】
第2の固定歯車50の先端側に、第2の位相歯車56が配置されている。第2の位相歯車56は、第2の固定歯車50に噛合して、自転可能に第2の指部分20に取付けられている。第2の位相歯車56には、これと一体的に回転する第3のプーリ58が同軸に固定されている。
【0018】
さらに、第2の指部分20の先端部には、小指12の先端部分を構成する第3の指部分24の基端側(掌部分側)部が、第2の関節22を構成する第2の回転軸60を中心として回動可能に連結されている。この第2の回転軸60には、第4のプーリ62が同軸に取付けられている。第4のプーリ62は、第2の指部分20に対して回転しないように、即ち、第2の回転軸60を中心として第2の指部分20と一体的に回転するように第2の指部分20の基端部に固定されている。従って、第4のプーリ62が回転することにより、第3の指部分24が第2の回転軸60を中心に回動する。第3のプーリ58と第4のプーリ62に、第2のタイミングベルト66が巻回されている。
【0019】
このような構成を有する小指12の駆動機構の動作を説明する。小指12を図3に示す伸び状態から図5に示す曲げ状態に移行させるときには、モータ26を回転させて駆動タイミングベルト42を矢印A方向に回転駆動させる。駆動タイミングベルト42の回転により、従動プーリ38が矢印B方向に回転させられる。従動プーリ38は第1の指部分16の基端部に固定されているので、従動プーリ38の矢印B方向への回転により、第1の指部分16は付け根回転軸36を中心として矢印C方向に回動する。
【0020】
このとき、第1の固定歯車40は、第1の指部分16に対して回転しないので、第1の指部分16に自転(回転)可能に取付けられている第1の位相歯車44は、自転しながら第1の固定歯車40に沿って矢印D方向に転がる。
【0021】
この第1の位相歯車44の回転(自転)が、第1のプーリ46、第1のタイミングベルト54を介して、第2のプーリ52に伝わり、第2のプーリ52を矢印E方向に回転させる。第2プーリ52は、第2の指部分20と一体的に回転するように第2の指部分20の基端部に固定されているので、第2のプーリ52が矢印E方向に回転すると、第2の指部分20が第1の回転軸48を中心に矢印F方向に回動する。
【0022】
この第2の指部分20の回動により、第2の位相歯車56が自転しながら、第2の固定歯車50に沿って矢印G方向に転がる。この第2の位相歯車56の回転(自転)が、第3のプーリ58、第2のタイミングベルト66を介して、第4のプーリ62に伝達される。第4プーリ62は、第3の指部分24と一体的に回転するように第3の指部分24の基端部に固定されているので、第4のプーリ62が矢印H方向に回転すると、第3の指部分24が第2の回転軸60を中心に矢印J方向に回動する。
【0023】
このように、モータ26の回転により、各指部分16、20、24が関節14、18、22を中心として回動させられ、指を曲げる動作が実行され、図5にしめされた各指が曲がった状態となる。なお、各指部分の曲げは、シンクロして実行される。また、曲げの速度は、各歯車のギア比によって、適宜設定される。
指を伸ばすときには、モータ26を逆回転させることにより、上述した曲げ動作と逆の動作が起こり、指が伸びる。
【0024】
親指4も基本的には、小指12と同一の駆動機構を備えている。しかしながら、第2の関節を備えていないため、親指4の駆動機構は、第2の固定歯車50から先端側の構成を備えていない点で、小指12の駆動機構と異なる。
【0025】
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなくて、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々の変更、変形が可能である。
上記実施形態では、指毎に専用モータ26が取付けられた構成であるが、1つのモータで複数の指を駆動する構成としてもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、設置スペースが小さく、且つ、作動位置が安定するロボットハンド駆動機構が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態のロボットハンド駆動機構が組み込まれたロボットハンドの概略な図面である。
【図2】3本の指の付け根関節と第1の関節の近傍を拡大して透視した斜視図である。
【図3】小指を伸ばした状態に配置しているロボットハンド駆動機構の構成を側面から示す図面である。
【図4】図3の構成の付け根関節付近を正面から示す図である。
【図5】小指を曲げた状態に配置しているロボットハンド駆動機構の構成を側面から示す図面である。
【符号の説明】
1:ロボットハンド
2:掌部分
6:人差し指
8:中指
10:薬指
12:小指
14:付け根関節
16:第1の指部分
18:第1の関節
20:第2の指部分
22:第2の関節
24:第3の指部分
26:モータ
40:第1の固定歯車
44:第1の位相歯車
46:第1のプーリ
50:第2の固定歯車
56:第2の位相歯車
Claims (6)
- 掌部分と、少なくとも1本の指とを備え、該指が、付け根部分の付け根関節と、該付け根関節を介して前記掌部分に対して回動可能に連結された第1の指部分と、該第1の指部分の先端部に設けられた第1の関節を介し該第1の指部分の先端部に回動可能に連結された第2の指部分とを有するロボットハンドの前記指部分を前記関節を中心に回動させるロボットハンド駆動機構であって、
前記第1の指部分を前記付け根関節を中心に回動させる駆動手段と、
前記付け根関節に自転不能に取付けられた第1の固定歯車と、
前記第1の固定歯車の先端側で該第1の固定歯車に噛合して自転可能に前記第1の指部分に取付けられた第1の位相歯車と、
前記第1の位相歯車と一体的に回転する第1のプーリと、
前記第1の関節で第2の指部分に固定された第2の固定歯車と、
該第2の固定歯車に同軸に固定された第2のプーリと、
前記第1および第2のプーリに巻回された第1のタイミングベルトと、を備えている、
ことを特徴とするロボットハンド駆動機構。 - 前記第2の指部分の先端部に設けられた第2の関節を介し前記第2の指部分の先端部に回動可能に連結された第3の指部分と、
前記第2の固定歯車の先端側で該第2の固定歯車に噛合して自転可能に前記第2の指部分に取付けられた第2の位相歯車と、
前記第2の位相歯車と一体的に回転する第3のプーリと、
該第3の固定歯車に同軸に固定された第4のプーリと、
前記第3および第4のプーリに巻回された第2のタイミングベルトと、を更に備えている、
請求項1に記載のロボットハンド駆動機構。 - 前記指が複数本、設けられ、
該指の各々が、前記駆動手段をそれぞれ備えている、
請求項1または2に記載のロボットハンド駆動機構。 - 前記指が複数本、設けられ、
該各指が、同一の駆動手段によって、駆動される、
請求項1または2に記載のロボットハンド駆動機構。 - 前記駆動手段が、前記掌部分に設けられている、
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のロボットハンド駆動機構。 - 前記駆動手段が、前記付け根関節で前記第1の指部分に固定された従動プーリと、駆動源に連結された駆動プーリと、前記従動プーリと駆動プーリとに巻回された駆動タイミングベルトと、を備えている、
請求項1ないし5のいずれか1項に記載のロボットハンド駆動機構。
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