JP2004128566A - ワイヤレスマイクロホンおよびその送受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロホンと受信機とを常に一対として管理することができるようにする。
【解決手段】ワイヤレスマイクロホンに、メモリ13aと、そのメモリにコード化された所定のマイクロホン情報を書き込む操作部14と、メモリ13aからマイクロホン情報を読み出して音声信号とともに送信する制御手段13とを備えさせ、操作部14からメモリ13aに書き込まれるマイクロホン情報に少なくとも当該マイクロホンの使用者名を特定する使用者名情報を含ませ、当該マイクロホンの使用時に使用者名情報を受信機に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤレスマイクロホンおよびその送受信システムに関し、さらに詳しく言えば、ステージなどで複数本のワイヤレスマイクロホンを同時に使用する場合、各ワイヤレスマイクロホンに設定した使用者名や種々の設定値を受信機側で認識可能とする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
広いステージや会議場などで複数本(例えば、数10本単位)のワイヤレスマイクロホンを同時に使用する場合、受信機も同じ数だけ用意される。すなわち、ワイヤレスマイクロホンと受信機は、割り当てられた周波数ごとに対として組み合わせられる。
【0003】
どのワイヤレスマイクロホン(以下、単にマイクロホンということがある。)がどの受信機に対応しているかを知るには、マイクロホンから受信機に対して識別信号などを与えればよいのであるが、従来において、マイクロホンから受信機に対して与える情報は電池の残量データに限られていた(例えば、下記特許文献1参照)。
【0004】
そのため、従来ではマイクロホンの使用者とその受信機の組み合わせ表をあらかじめ作成し、その組み合わせをメモなどに書き取ってマイクロホンと受信機に表示するようにしている。しかしながら、これによるとマイクロホンの使用者や設定が変わるたびに、その表示を更新する手間がかかるばかりでなく、間違いも発生しやすいという問題があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−209687号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した課題を解決するためになされたもので、その第1目的は、マイクロホンの使用者名やマイクロホンの種別,オーディオアンプゲインそれにRF出力値などの各設定値を記憶し、これらの情報を受信機に対して適宜送信することができるようにしたワイヤレスマイクロホンを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、ワイヤレスマイクロホンと受信機の間で、情報の送信/受信を既存の構成に簡単な手段を付加するだけで実現することができるワイヤレスマイクロホンの送受信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するため、本願の第1発明は、音波を電気的な音声信号に変換するマイクロホンユニットを備え、上記マイクロホンユニットから出力される音声信号を電波もしくは赤外線にて送信するワイヤレスマイクロホンにおいて、メモリと、上記メモリにコード化された所定の情報を書き込む情報入力手段と、上記メモリから上記情報を読み出して上記音声信号とともに送信する制御手段とを備え、上記情報入力手段から上記メモリに書き込まれる情報に少なくとも当該マイクロホンの使用者名を特定する使用者名情報が含まれ、当該マイクロホンの使用時に、上記使用者名情報が送信されることを特徴としている。
【0008】
この場合、上記情報入力手段から上記メモリに書き込まれる情報に、上記使用者名情報のほかに、少なくとも当該マイクロホンのオーディオアンプゲイン,送信出力値,オーディオミュートの各設定情報をさらに含ませることができる。
【0009】
これによれば、受信機側にマイクロホンの使用者名を含む情報が与えられるため、あらかじめ組み合わせ表を作成しなくても、どのマイクロホンとどの受信機とが対であるかを正確に認識することができる。また、受信機側でマイクロホンの設定状態をもしることができる。
【0010】
上記第2の目的を達成するため、本願の第2発明は、音波を電気的な音声信号に変換して出力するマイクロホンユニットおよびトーン信号を発生するトーン信号発生部を備え、上記音声信号と上記トーン信号の混合信号にて搬送波を変調し、その変調信号を電波もしくは赤外線にて送信するワイヤレスマイクロホンと、上記ワイヤレスマイクロホンから送信される上記変調信号を復調する復調回路、同復調回路の出力側に接続されたミュート回路および上記トーン信号に基づいて上記ミュート回路を制御するトーンスケルチ回路を備え、上記復調回路にて復調された上記音声信号をスピーカに与える受信機とを含む送受信システムにおいて、上記ワイヤレスマイクロホンは、メモリと、上記メモリにコード化された所定の情報を書き込む情報入力手段と、上記メモリから上記情報をシリアルデータとして読み出す送信側制御手段と、上記送信側制御手段より読み出された上記情報のシリアルデータにより上記トーン信号からトーンバースト信号を生成するトーンバースト生成部とを有し、上記受信機には、上記復調回路にて復調された復調信号の中から上記トーンバースト信号を抽出するトーン信号フィルタと、その抽出されたトーンバースト信号から上記ワイヤレスマイクロホン側で設定された情報を得て表示器に表示する受信側制御手段とが設けられていることを特徴としている。
【0011】
本発明によれば、マイクロホン側にはトーンバースト生成部を設け、受信機側にはトーンバースト信号から情報を復元するデコーダを設けるだけで、他の部位を変更することなく、データ(情報)伝送を行うことができる。
【0012】
また、上記メモリに書き込まれる情報の中に、少なくとも当該マイクロホンの使用者名を特定する使用者名情報を含ませることにより、受信機側で対として組み合わせられているマイクロホンを認識することができる。
【0013】
また、上記トーンスケルチ回路に、上記トーンバースト信号に含まれているトーン信号不存在期間よりも長い期間の間、上記トーン信号を保持するホールド回路を備えさせることにより、トーンスケルチの機能を損なうことなく、上記トーンバースト信号によるデータ伝送を実現することができる。
【0014】
なお、本発明におけるトーンスケルチ回路とは、マイクロホン側から送信される特定周波数のトーン信号を検出している間だけ、ミュート回路をオフにして音声信号を出力させる機能を有するものを言う。
【0015】
ワイヤレスマイクロホンから送信される情報の信頼性を高めるため、マイクロホン側から同じ情報を意味する同一のトーンバースト信号を複数回繰り返して送信し、受信機側では、その複数回にわたって繰り返して送信されてくるトーンバースト信号が同一である場合に、そのトーンバースト信号を採用するようにすることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。図1にワイヤレスマイクロホン10のブロック図を示し、図2に受信機30のブロック図を示す。なお、ワイヤレスマイクロホンを単にマイクロホンと言うことがある。
【0017】
このマイクロホン10は、音声信号処理部11とトーン信号発生部12とを備えている。音声信号処理部11には、到来する音波を電気信号に変換する図示しないマイクロホンユニット(カプセル)が含まれている。トーン信号発生部12からはトーンスケルチ用の特定周波数のトーン信号Tsが出力される。この例において、トーン信号Tsは32kHzである。
【0018】
また、このマイクロホン10には、メモリ13aを有する送信側制御手段としてのCPU13と、メモリ13aに後述するコード化された情報を書き込む情報入力手段としての操作部14とが設けられている。CPU13は、メモリ13aに書き込まれている情報をシリアルデータSdとして読み出す。
【0019】
このシリアルデータSdとトーン信号Tsとがトーンバースト生成部15に入力され、シリアルデータSdによりトーン信号Tsからトーンバースト(tone burst)信号Tbが作られる。
【0020】
すなわち、トーンバースト生成部15において、シリアルデータSdはゲート信号であり、「Hi(=1)」「Lo(=0)」のうち、例えば「Hi」のときのみトーン信号Tsを通過させる。これにより、トーン信号発生部12から連続的に出力されるトーン信号Tsから、トーン信号なしの期間(トーン信号不存在期間)を置いて不連続とされたトーンバースト信号Tbが生成される。
【0021】
このトーンバースト信号Tbと音声信号処理部11からの音声信号Asとがミキサー部16で混合される。そして、その混合信号により次段の変調部17で搬送波に変調(この例ではFM変調)がかけられ、その変調信号が無線信号として高周波出力部18から受信機30に送信される。このマイクロホン10はワイヤレスであるから、高周波出力部18には、送信アンテナもしくは赤外線発光ダイオードが用いられる。
【0022】
受信機30は、マイクロホン10から送信されてくる変調信号をチューナ部31で受信し、その変調信号を次段のFM復調部32で復調するが、本発明によると、FM復調部32の出力側にトーン信号フィルタ部33とミュート回路34とが直列に接続され、ミュート回路34を通過した音声信号Asが音声出力部35から図示しないスピーカ装置に与えられる。
【0023】
トーン信号フィルタ部33は、FM復調部32で復調された復調信号に含まれているトーンバースト信号Tbを抽出し、音声信号Asをミュート回路34に与える。トーン信号フィルタ部33で抽出されたトーンバースト信号Tbは、トーンデコーダ36により元のシリアルデータSdに復元される。
【0024】
すなわち、トーンデコーダ36は、トーンバースト信号Tbのうち、トーン信号Tsがある期間をパルス波形の「Hi」部分とし、トーン信号Tsがない期間(トーン信号不存在期間)をパルス波形の「Lo」部分として、トーンバースト信号Tbから、送信側のCPU13がメモリ13aから読み出したシリアルデータSdを復元する。
【0025】
受信機30側の制御手段であるCPU37は、そのシリアルデータSdを日常言語に変換して、受信機30に設けられているLCDなどの表示器37aに表示する。なお、この例では、CPU37とトーンデコーダ36とを別構成としているが、CPU37自体にトーンデコーダ36の機能を持たせることもできる。
【0026】
受信機30は、ミュート回路34を制御するトーンスケルチ回路38を備え、本発明において、トーンスケルチ回路38は、マイクロホン10からトーン信号Tsが送信されている間、ミュート回路34のミュート機能をオフとする。
【0027】
しかしながら、この場合、マイクロホン10から受信機30に送信されるトーン信号Tsは、トーン信号不存在期間を含む間欠的なトーンバースト信号Tbである。したがって、このままであると頻繁にミュート回路34がオンオフしてしまう。
【0028】
これを防止するため、トーン信号を所定期間(この例では150ms)だけ保持するホールド回路39が設けられている。このホールド回路39は、トーンバースト信号Tbに含まれているトーン信号Tsを検出し、そのトーン信号Tsをトーン信号不存在期間以上の期間にわたって保持し、その間トーンスケルチ回路38にトーン信号ありの状態を示す信号を出力する。
【0029】
これにより、トーン信号Tsが断続していても、トーンスケルチ回路38はトーン信号Tsが連続していると判断し、誤って受信機30をミュートすることがなくなる。なお、この例では、トーンスケルチ回路38とミュート回路34とを別構成としているが、トーンスケルチ回路38自体にミュート機能を持たせることもできる。
【0030】
また、一般的に、送信機が電波の送信を停止する場合、トーン信号を先に止め受信機側のミュート回路が十分に働く時間(安定時間)を待ってから電波の送信を停止することにより、受信機側で送信機側の電源断によるノイズが発生しないようにしているが、本発明の場合、上記ホールド時間をミュート安定時間に加算することにより、送信機側の電源断によるノイズ発生を防止できる。
【0031】
次に、図3を参照して、操作部14からメモリ13aに書き込まれるマイクロホン情報(送信データ)について説明する。この例では、各送信データを識別するため、4ビットのインデックスコードが用いられている。
【0032】
インデックスコード「0x00」(16進数のC言語表示)はオーディオアンプゲインの送信データで、データフォーマットは8ビットである。前半の4ビットはマイクロホンの種類(コンデンサマイク,ダイナミックマイクの別)を意味し、後半の4ビットはゲイン値を表している。
【0033】
インデックスコード「0x01」は各設定値の送信データで、データフォーマットは8ビットである。Bit0はRF出力値で、0はLow,1はHighを意味している。Bit1は送信機(マイクロホン)の種類で、0はBP(ベルトパック型),1はHH(ハンド型)を意味している。
【0034】
Bit2は入力選択状態で、0はギター用,1はボーカル用を意味している。Bit3はリミッタ使用状況で、0はOff,1はOnである。Bit4はプリエンファシス使用状況で、0はOff,1はOnである。Bit5はミュート状態(手動)で、0はノーマル,1はミュートオンである。
【0035】
Bit6〜7はキーガード使用状態で、00,01,10,11によってそれぞれノーロック,パワーロック,ミュートロック,オールロックが設定される。インデックスコード「0x02」は8ビットのうち、Bit0〜3までが使用者が任意に設定するプリセット番号用で、Bit4〜7が電池残量に割り当てられている。
【0036】
そして、インデックスコード「0x0a」〜「0x0f」までがマイクロホン使用者を特定するための任意の文字列を設定する部分で、この例では設定できる文字数は6文字、入力はASCII(アスキー)コードによる。
【0037】
なお、詳しくは図示しないが、操作部14には、基本的な操作キーとしてUPキー,DOWNキー,MODE/SETキーの3つの操作キーと、液晶表示パネルとが設けられ、液晶表示パネルを見ながら、3つの操作キーを操作して上記した各マイクロホン情報を入力する。
【0038】
図4に送信データのフレーム構成を示す。8ビットのフレームリーダーの後に同じデータがデータ(1),(2)として2つつなげられ、1回の送信(非同期シリアル伝送)で同じデータが上記トーンバースト信号Tbに含まれた状態で2度送られる。受信機30側では、そのデータ(1)とデータ(2)とを照合し、内容が同一であることを確認していずれか一方のデータを取得する。
【0039】
図5にデータのフォーマットを示す。aはスタートビット(1ビット),bはインデックス(4ビット),cはセパレータ(2ビット),dはデータ(8ビット),eはストップシーケンス(5ビット)である。このデータ伝送は、情報入力時,修正・変更時を含めてマイクロホン10を使用している間、一定時間ごとに繰り返し送信され、受信機30の表示器37aに表示される。
【0040】
【発明の効果】
以上説明しように、本発明によれば、マイクロホンにメモリを設けて、使用者名やマイクロホンの種別,オーディオアンプゲインそれにRF出力値などの各設定値を記憶させ、これらのマイクロホン情報を受信機に対して適宜送信するようにしたことにより、マイクロホン使用者名を手掛かりとしてマイクロホンと受信機とを常に一対として管理することができる。その際、使用者名に関連づけられたマイクロホンの設定状態も受信機に送られるため、使用者特有の設定状態も受信機側で一元管理/確認することができる。
【0041】
また、送受信システムにおいては、マイクロホン側にはトーンバースト生成部を設けるだけで、デジタルのマイクロホン情報をアナログの音声信号とともに送信することができ、受信機側には簡単なトーン信号検出回路およびトーン信号を所定時間保持するホールド回路を設けるだけで、トーンバースト信号からマイクロホン情報を容易に取り出すことができるとともに、トーンスケルチ回路を安定に動作させることが可能となり、データ伝送の精度の向上とトーンスケルチの両立が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロホンの構成を示すブロック図。
【図2】本発明による受信機の構成を示すブロック図。
【図3】本発明によるマイクロホンに入力されるマイクロホン情報を表形式で例示した説明図。
【図4】本発明によるマイクロホンから送信される送信データのフレーム構成を示す説明図。
【図5】上記送信データに含まれるデータのフォーマットを示す説明図。
【符号の説明】
10 マイクロホン
11 音声信号処理部
12 トーン信号発生部
13 送信側CPU
13a メモリ
14 操作部
15 トーンバースト生成部
16 ミキサー
17 変調部
18 高周波出力部
30 受信機
31 チューナ部
32 復調部
33 トーン信号フィルタ部
34 ミュート回路
35 音声出力部
36 トーンデコータ
37 受信側CPU
37a 表示器
38 トーンスケルチ回路
39 ホールド回路

Claims (6)

  1. 音波を電気的な音声信号に変換するマイクロホンユニットを備え、上記マイクロホンユニットから出力される音声信号を電波もしくは赤外線にて送信するワイヤレスマイクロホンにおいて、
    メモリと、上記メモリにコード化された所定の情報を書き込む情報入力手段と、上記メモリから上記情報を読み出して上記音声信号とともに送信する制御手段とを備え、上記情報入力手段から上記メモリに書き込まれる情報に少なくとも当該マイクロホンの使用者名を特定する使用者名情報が含まれ、当該マイクロホンの使用時に、上記使用者名情報が送信されることを特徴とするワイヤレスマイクロホン。
  2. 上記情報入力手段から上記メモリに書き込まれる情報には、上記使用者名情報のほかに、少なくとも当該マイクロホンのオーディオアンプゲイン,送信出力値,オーディオミュートの各設定情報がさらに含まれる請求項1に記載のワイヤレスマイクロホン。
  3. 音波を電気的な音声信号に変換して出力するマイクロホンユニットおよびトーン信号を発生するトーン信号発生部を備え、上記音声信号と上記トーン信号の混合信号にて搬送波を変調し、その変調信号を電波もしくは赤外線にて送信するワイヤレスマイクロホンと、上記ワイヤレスマイクロホンから送信される上記変調信号を復調する復調回路、同復調回路の出力側に接続されたミュート回路および上記トーン信号に基づいて上記ミュート回路を制御するトーンスケルチ回路を備え、上記復調回路にて復調された上記音声信号をスピーカに与える受信機とを含む送受信システムにおいて、
    上記ワイヤレスマイクロホンは、メモリと、上記メモリにコード化された所定の情報を書き込む情報入力手段と、上記メモリから上記情報をシリアルデータとして読み出す送信側制御手段と、上記送信側制御手段より読み出された上記情報のシリアルデータにより上記トーン信号からトーンバースト信号を生成するトーンバースト生成部とを有し、
    上記受信機には、上記復調回路にて復調された復調信号の中から上記トーンバースト信号を抽出するトーン信号フィルタと、その抽出されたトーンバースト信号から上記ワイヤレスマイクロホン側で設定された情報を得て表示器に表示する受信側制御手段とが設けられていることを特徴とする送受信システム。
  4. 上記メモリに書き込まれる情報の中に、少なくとも当該マイクロホンの使用者名を特定する使用者名情報が含まれている請求項3に記載の送受信システム。
  5. 上記トーンスケルチ回路は、上記トーンバースト信号に含まれているトーン信号不存在期間よりも長い期間の間、上記トーン信号を保持するホールド回路を備えている請求項3または4に記載の送受信システム。
  6. 上記ワイヤレスマイクロホンから同じ情報を意味する同一のトーンバースト信号が複数回繰り返して送信され、上記受信機は複数回にわたって繰り返して送信されてくるトーンバースト信号が同一である場合に、そのトーンバースト信号を採用する請求項3ないし5のいずれか1項に記載の送受信システム。
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