JP2004127992A - 配線基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スルーホール導体の内側に沿った貫通孔に樹脂ペーストを少ない工数で確実に印刷・充填することができる配線基板の製造方法を提供する。
【解決手段】表面3および裏面4を有し、かかる表面3と裏面4との間を貫通し且つ内側に貫通孔8,8aを有するスルーホール導体7,7aを複数形成した基板本体2を含む配線基板1を、その裏面4をベース板10上に載置し、且つ上記スルーホール導体7,7aの貫通孔8,8aの裏面4側を、上記ベース板10における複数の貫通孔8,8aの外形に沿った通し孔(抜き部)12,14内に位置させると共に、配線基板1の表面3側からスキージ26により上記複数の貫通孔8,8a内に樹脂ペースト29を印刷することにより、各貫通孔8,8aを穴埋めする樹脂印刷充填工程を含む、配線基板の製造方法。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内側に貫通孔を有する複数のスルーホール導体を有する基板本体について、上記貫通孔を樹脂ペーストで穴埋めする工程を含む配線基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、配線基板の厚さ方向の中央に位置する基板本体(コア基板)には、かかる基板本体の表面の配線層と裏面の配線層との間を接続する複数のスルーホール導体が形成される。かかるスルーホール導体の内側の貫通孔には、基板本体の表面上や裏面下に樹脂絶縁層や配線層などを平坦に形成するため、樹脂ペーストを充填して穴埋めする。また、基板本体の表面上および裏面下の少なくとも一方のビルドアップ層における配線層同士の間を接続する際にも、両面のビルドアップ層の間を貫通するスルーホール導体の内側の貫通孔に、樹脂ペーストを充填して穴埋めする。このため、配線基板の製造過程で樹脂印刷充填工程が行われる。
【0003】
図5(A),(B)は、従来の樹脂印刷充填工程を示す。
図5(B)に示すように、配線基板60は、BT樹脂などからなる基板本体61と、その表面62および裏面63にベタ状に形成した導体層64,65を有すると共に、表面62と裏面63との間を貫通する複数のスルーホール導体66を形成している。各スルーホール導体66の内側には、その軸心に沿って貫通孔68がそれぞれ位置している。また、ベタ状の導体層64,65は、公知のフォトリソグラフィ技術などにより、追って所定パターンの配線層に形成される。
【0004】
図5(A),(B)に示すように、基板本体61の左側には複数のスルーホール導体66が狭いピッチで配置され互いに密集しているが、右側には広いピッチでスルーホール導体66aが配置されている。かかる配線基板60をベース盤70の上に金属板72を介して載置する。ステンレス鋼板からなる金属板72には、図5(B)に示すように、配線基板60の各スルーホール導体66,66aにおける裏面63側の開口部を包含する位置に、広い開口の抜き部74が形成されている。また、配線基板60の上には、各スルーホール導体66の表面62側の開口部と対応した位置に、通し孔78をそれぞれ穿孔したメタルマスク76が載置される。かかるマスク76は、薄肉のステンレス鋼板を孔明け加工したものである。
【0005】
図5(C)に示すように、メタルマスク76の表面上に沿って、斜め姿勢のスキージ80を移動させ、これに押される樹脂ペースト82をメタルマスク76の通し孔78を通じて、各スルーホール導体66の貫通孔68中に印刷・充填する。各貫通孔68に充填された樹脂ペースト84の下端は、スキージ80による押し込み圧力により、基板本体61の裏面63側に突出する。この突出部分を収容するため、抜き部74を有する金属板72が配線基板60の下側に配置されている。そして、配線基板60を加熱して充填された樹脂ペースト84を硬化させた後、当該硬化樹脂で表・裏面62,63に突出する部分を、研磨により除去する。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−158411号公報
【特許文献2】
特開2001−7514号公報
【特許文献3】
特開2000−165038号公報
【特許文献4】
特開平11−317578号公報
【0007】
ところで、近年における配線基板60の高密度化の要請により、基板本体61を例えば600μm以下の薄肉とし、スルーホール導体66の小径化に応じて貫通孔68の直径も例えば150μm以下とすることが求められる。また、隣接するスルーホール導体66および貫通孔68の中心間距離も例えば300μm以下、更には200μm以下にすることが求められている。
以上のようにスルーホール導体66および貫通孔68が狭いピッチで密集状態で配置された薄肉の基板本体61は、スキージ80の押し込み圧力により、図5(C)中の二点鎖線で示すように、金属板72の抜き部74側に撓む。
【0008】
【発明が解決すべき課題】
このため、メタルマスク76の通し孔78,78aの軸心とスルーホール導体66,66aの貫通孔68,68aの軸心とがずれる。この結果、貫通孔68,68a内への樹脂ペースト82の印刷・充填が不十分となったり、充填された樹脂ペースト82の密度が不足して内部に気泡(ボイド)を生じる、という問題があった。また、樹脂ペースト82の充填不足を補うため、基板本体61をひっくり返しその裏面63側から、再度樹脂ペースト82を印刷・充填する工程が必要となり、工数が増えコスト高になる、という問題もあった。
本発明は、以上に説明した従来の技術における問題点を解決し、スルーホール導体の内側の貫通孔に樹脂ペーストを少ない工数で確実に印刷・充填することができる配線基板の製造方法を提供する、ことを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、配線基板が撓まない状態で複数のスルーホール導体の貫通孔に、樹脂ペーストを充填することに着想して成されたものである。
即ち、本発明の配線基板の製造方法(請求項1)は、表面および裏面を有し、かかる表面と裏面との間を貫通するスルーホール導体を複数形成した基板本体を、その裏面をベース板上に載置し、上記スルーホール導体の裏面側を、ベース板の平面視において複数または単数のスルーホール導体の外形に沿った抜き部の内側に位置させると共に、上記配線基板の表面側からスキージにより上記複数のスルーホール内の貫通孔に樹脂ペーストを印刷することにより、各スルーホール内の貫通孔を穴埋めする樹脂印刷充填工程を含む、ことを特徴とする。
【0010】
これによれば、基板本体における複数のスルーホール導体の内側に沿った貫通孔の位置や密度に応じた抜き部を有するベース板が上記基板本体の下側に敷設されるため、例えば基板本体の厚さが600μm以下、更には500μm未満の薄肉であっても、スキージの圧力によって撓まず、平坦な状態で樹脂ペーストを複数の上記スルーホール導体内の貫通孔に確実に印刷・充填することができる。
しかも、上記貫通孔が直径150μm以下、更には100μm未満の細径であっても、スキージを用いて直接樹脂ペーストを上記貫通孔に印刷・充填することができる。従って、充填不足により基板本体の裏面側から再度樹脂ペーストを充填する工程が不要となるため、上記貫通孔を穴埋めする樹脂印刷充填工程を、安定した品質で効率良く行うことが可能となる。上記「外形に沿った」とは、複数のスルーホール導体の外形とほぼ相似形で且つこれよりも大きいことを言う。
【0011】
尚、本発明における基板本体は、厚さ方向の中央に位置する絶縁性のコア基板であって、その表面および裏面の配線層またはこれを得るためのベタ状の導体層の間を接続するスルーホール導体を有する形態を含む。且つ、基板本体の表面上および裏面下の少なくとも何れか一方に樹脂絶縁層と配線層とを積層し且つ配線層間を接続するビア導体を含むビルドアップ層をそれぞれ形成した多層配線基板も含まれる。
また、内側に貫通孔を有するスルーホール導体は、例えば基板本体を含む配線基板に対しレーザを照射してスルーホールを穿孔し、かかるスルーホールの内壁にメッキを施すことにより形成される。
更に、ベース板は、例えばステンレス鋼板からなり、これにプレス加工して通し孔の抜き部を形成した形態や、上記鋼板の表面側からエンドミルによる座ぐり加工を施して凹部の抜き部を形成した形態が含まれる。また、抜き部には、通し孔または凹部の何れかで、且つこれらを併有する形態も含まれる。しかも、ベース板は、製品単位の基板を複数有するパネルの下に敷設する場合は、複数の製品単位の基板本体ごとに対応した位置に前記抜き部を形成した形態が適用される。
【0012】
尚また、樹脂ペーストには、貫通孔を穴埋めでき且つ基板本体の熱膨張率に近似したものであり、次工程の樹脂硬化工程で硬化樹脂の端面が凹まないような熱収縮性の少ないものを用いることが望ましい。例えば、エポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン(BT)樹脂、ポリイミド樹脂などであって、これらにシリカやアルミナなどの無機フィラや無機粉末、あるいはCu粉末やAg粉末などの導電性粉末を混入した樹脂ペーストが用いられる。しかも、+25℃における粘度が2000Pa・S以下、弾性率が3.0〜8.0GPaであって、加熱時におけるペースト中の揮発分が1.0wt%以下であると、印刷充填性が良好となり且つ硬化後におけるクラックの発生を防ぎ易くすることができる。
更に、基板本体の表面上に、各スルーホール導体における内側の貫通孔に対応した透孔を有するメタルマスクを載置した状態で、スキージにより樹脂ペーストを充填する形態も含まれる。
加えて、樹脂ペースト中の樹脂の粒度が比較的大きい場合、あるいはスルーホール導体内の貫通孔の直径が例えば100μm未満と細径の場合には、ベース板の前記抜き部内を真空ポンプなどに連通されて減圧することにより、上記貫通孔に樹脂ペーストを確実に印刷・充填することができる。
【0013】
また、本発明には、前記ベース板は、平面視において前記複数のスルーホール導体が狭いピッチで形成された領域を含む位置に、上記複数のスルーホール導体全体の外形に沿ったパターンの前記抜き部を有し、広いピッチで形成された前記複数のスルーホールと対応する位置に、単数または複数のスルーホール導体の外形に沿った抜き部を有すると共に、上記抜き部同士の間に離隔部が位置する、配線基板の製造方法(請求項2)も含まれる。尚、上記「複数のホール導体全体の外形に沿った」とは、複数のスルーホール導体全体の外形とほぼ相似形で且つかかる外形よりも大きいことを言う。
これによれば、複数のスルーホール導体が狭いピッチで密集した領域の下側には、平面においてかかる領域全体を含むベース板における抜き部が配置され、広いピッチで隣接する複数のスルーホール導体や広い領域で単独で設けられたスルーホール導体の下側には、かかる複数または単数のスルーホール導体の外形に沿ったパターンの抜き部が配置される。このため、基板本体の表面側から樹脂ペーストを圧入するスキージの圧力を受けても、上記離隔部が基板本体の裏面側を支持するため、当該基板本体が撓むことなく平坦な姿勢を確実に保ちつつ、各スルーホール導体内の貫通孔に樹脂ペーストを充填することができる。
【0014】
更に、本発明には、前記基板の表面側に、前記複数のスルーホール導体を含む印刷領域を囲む開口孔を有するガイド板を載置した状態で、各スルーホール導体内の貫通孔を穴埋めする前記樹脂印刷充填工程を行う、配線基板の製造方法(請求項3)も含まれる。これによれば、複数のスルーホール導体が狭いピッチで密集した領域や広いピッチのスルーホール導体に対しても、各スルーホール導体内の貫通孔に樹脂ペーストを確実に印刷・充填できると共に、余剰となった樹脂ペーストをガイド板の内側面において回収することもできる。
尚、上記ガイド板の内側面を、その底面から上面にかけて斜め上方向に沿って傾斜したテーパ面またはアール面とすることにより、余剰となった樹脂ペーストを基板本体の表面上から容易に回収することができる。また、ガイド板は、製品単位の基板本体を複数有するパネルの上に載置する場合には、パネルの外周に沿って位置する複数の基板本体の外周に沿った開口孔を有する形態が適用される。
【0015】
付言すれば、本発明には、前記基板本体(コア基板)の厚みが600μm以下(更には500μm未満)である配線基板の製造方法や、あるいは前記スルーホール導体の貫通孔の内径が150μm以下(更には100μm未満)である配線基板の製造方法も含まれ得る。上記基板本体の厚みは、400μm以下である形態では、特に撓み易いため、本発明の効果が顕著に現れる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下において本発明の実施に好適な形態を図面と共に説明する。
図1(A)は、製品単位の配線基板1を複数有するパネルPと、外側の基板本体1の外周縁を除き、複数の配線基板1を平面視が正方形の開口孔21から露出させる複数の配線基板1の外周に載置されたガイド板20と、を示す平面図である。図1(A)に示すように、各配線基板1には、次述するスルーホール導体7の内側に沿った貫通孔8,8aを複数形成されている。また、パネルPの下側には、次述するベース板10などが敷設されている。
図1(A)中でハッチングで示した右下の配線基板1を例として、図1(B)にその断面を示す。図示のように、配線基板1は、絶縁性の基板本体(コア基板)2と、その表面3および裏面4にベタ状に形成した導体層5,6と、表面3と裏面4との間を貫通する複数のスルーホール導体7,7aと、を有している。
【0017】
上記基板本体2は、例えばBT樹脂からなる厚さ400μmの薄肉の絶縁板である。また、ほぼ円筒形を呈する各スルーホール導体7,7aの内側には、その軸心に沿って貫通孔8,8aがそれぞれ位置している。図1(A),(B)に示すように、各配線基板1において、中央付近には複数のスルーホール導体7および貫通孔8が互いに狭いピッチで密集し平面視で正方形を形成する領域9が配置され、かかる領域9の周囲には互いに広いピッチにしてスルーホール導体7aおよび貫通孔8aが配置されている。上記スルーホール導体7,7aの外径は約100μmと細径で、その内側の貫通孔8,8aの直径は60〜70μmである。かかるスルーホール導体7,7aおよび貫通孔8,8aは、基板本体2に例えば炭酸ガスレーザを照射して得られる直径約100μmのスルーホールの内壁に銅メッキを施すことにより形成される。更に、ベタ状の前記導体層5,6は、公知のフォトリソグラフィ技術などにより、追って所定パターンの配線層に形成される。
【0018】
図1(B)に示すように、配線基板1の下側には、ステンレス鋼板からなるベース板10が隣接する配線基板1を含む前記パネルPに跨って敷設される。
ベース板10は、図2(A)に示すように、配線基板1において複数の貫通孔8が互いに狭いピッチで密集する領域9の下側に、かかる領域9の外形に沿って相似形で平面視が正方形の通し孔(抜き部)12を有する。即ち、各貫通孔8の裏面4側の開口部は、平面視において上記通し孔12の内側に位置している。
また、かかる通し孔12の周囲には、配線基板1において互いに広いピッチで形成された隣接する一対の貫通孔8a,8aの外形に沿って平面視でほぼ長方形のパターンの通し孔(抜き部)14が複数形成されている。尚、上記通し孔12と各通し孔14との間には、離隔部15が位置している。
【0019】
また、図1(A),(B)に示すように、パネルPにおいて外側の配線基板1の表面側における外周に載置されたガイド板20は、各配線基板1の表面3側を露出させるほぼ正方形の開口孔(印刷領域)21を有し、その底面から上面に向けて上向きに傾斜するテーパ面22を有する。
更に、ベース板10の下側には、図1(B)に示すように、通気性のペーパ16を介して支持盤24が敷設されている。この支持盤24の内部には、通気孔25が形成され、図1(B)中の矢印の先は図示しない真空ポンプに連通されている。かかる真空ポンプを駆動することにより、通気孔25およびペーパ16を介して、ベース板10の通し孔12,14,14,…内を減圧することができる。
これにより、細径の貫通孔8,8aや樹脂ペースト中の樹脂粒子径の粒度が小さい場合でも、通し孔12,14内を減圧することにより、通し孔12,14に臨む各貫通孔8,8a内に、次述する樹脂ペースト29を配線基板1の表面3側から確実に充填して穴埋めできる。
【0020】
図2(B)中の矢印で示すように、パネルPにおける配線基板1の表面3に沿って、スキージ26を下向きに押圧しつつ樹脂ペースト29と共に、図示で右方向に移動させる。スキージ26は、硬度60〜70のゴムからなり、前進面27の下辺に沿って配線基板1の表面3を摺動する傾斜面28を有する。かかる前進面27および傾斜面28に押されることより、樹脂ペースト29は、配線基板1の表面3側から各貫通孔8a,8内に直に充填・印刷される。しかも、前述のように、貫通孔8a,8の裏面4側に連通する通し孔(抜き部)12,14は予め減圧状態とされているため、樹脂ペースト29は貫通孔8a,8内を貫通し且つその裏面4側から突出した状態で充填して印刷される。
図3(A)に示すように、配線基板1の表面3とスキージ26の傾斜面28との間の傾斜角θは、3〜15°の範囲で選定され、下向きの圧力を強くかける際に上記傾斜角θは例えば5°とされる。この結果、樹脂ペースト29を貫通孔8a,8内に所定の圧力をもって圧入して充填できると共に、スキージ26自体の移動もスムースに行わしめることができる。
【0021】
図3(A)に示すように、スキージ26が配線基板1における複数の貫通孔8,8が狭いピッチで密集した領域9の上方に至ると、その圧力により基板本体2を含むパネルPは下向きに撓もうとする。しかし、基板本体2の裏面4側に敷設したベース板10は、上記領域9に対応する通し孔(抜き部)12とその周囲に位置する長方形パターンの各通し孔(抜き部)14との間に離隔部15がそれぞれ位置し、かかる離隔部15により基板本体2を含むパネルPの撓みをなくすか抑制することができる。しかも、樹脂ペースト29は、従来の個別の貫通孔8に対応した多数の透孔を有するメタルマスクを用いることなく、スキージ26により各貫通孔8に直接印刷されることと相まって、図3(A)に示すように、配線基板1の各貫通孔8内にその全長に沿って確実に充填することができる。
【0022】
そして、図3(B)に示すように、スキージ26によって図示で右端に位置する貫通孔8aに樹脂ペースト29を充填した際、余剰となった樹脂ペースト29は、スキージ26に押されてガイド板20のテーパ面22上に容易に移動する。かかる樹脂ペースト29は、配線基板1の表面3側を汚すことなく、ガイド板20のテーパ面22上に掻き出された後、回収されて別途に再利用される。
尚、配線基板1を含むパネルPの導体層5上には、樹脂ペースト29が数10μmの厚みで全面に薄く残っている。また、貫通孔8,8aに充填された樹脂ペースト29は、導体層5上のペースト29と共に、加熱(120℃×20分)されて硬化する。その後、パネルPの両面を公知の研磨手段(研磨ロール、ベルトサンダー、バフ)により研磨し、各配線基板1の導体層5上の樹脂ペースト29と、貫通孔8,8aに充填された樹脂ペースト29のうち裏面4側から突出した部分を除去することにより、導体層5,6が露出した平坦面となる。
【0023】
以上のような樹脂印刷充填工程では、パネルPの各配線基板1における複数の貫通孔8が狭いピッチで密集した領域9に対応した通し孔(抜き部)12と、広いピッチで位置する貫通孔8a,8aに対応したパターンの通し孔(抜き部)14とを有するベース板10を用いることにより、配線基板1を含むパネルPの撓みを防止できる。しかも、樹脂ペースト29は、メタルマスクを介さずスキージ26により直に貫通孔8,8a内へ確実に充填される。
従って、かかる工程を含む本発明の配線基板1の製造方法によれば、基板本体2の厚さが600μm以下、例えば400μm以下の薄肉でも、スキージ26の圧力によって撓まず、平坦な状態で樹脂ペースト29を複数の貫通孔8,8aに確実に印刷して充填することができる。また、貫通孔8a,8aが直径150μm以下や100μm以下の細径であっても、樹脂ペースト29を印刷・充填することができる。しかも、充填不足により基板本体2の裏面4側から再度樹脂ペースト29を充填する工程が不要となるため、貫通孔8,8aを穴埋めする樹脂印刷充填工程を、安定した品質で効率良く行うことができる。
尚、樹脂ペースト29中の樹脂の粒度が比較的小さい場合、あるいは貫通孔8,8aの直径が太径の場合には、前記減圧操作を省略しても良い。
【0024】
図4は、本発明における異なる形態の配線基板の製造方法に関する。
図4(A)は、単一の配線基板30と、この配線基板30の外周縁を除き、開口孔51から露出させ配線基板30の外周に載置されたガイド板50と、を示す平面図である。図4(A)に示すように、配線基板30には、次述するスルーホール導体37,37aの貫通孔38,38aを複数形成されている。また、配線基板30の下側には、次述するベース板40などが敷設されている。
図4(D)に示すように、配線基板30は、絶縁性の基板本体(コア基板)32、その表面33および裏面34にベタ状に形成した導体層35,36、およびかかる表面33と裏面34との間を貫通する円筒形状の複数のスルーホール導体37,37aを有している。
【0025】
上記基板本体32も、例えばBT樹脂からなる厚さ400μmの薄肉の絶縁板である。また、各スルーホール導体37,37aの内側には、その軸心に沿って貫通孔38,38aが個別に位置している。図4(A),(D)に示すように、配線基板30の中央付近には複数のスルーホール導体37および貫通孔38が互いに狭いピッチで密集して平面視で正方形を形成する領域39が配置され、かかる領域39の周囲には互いに広いピッチにしてスルーホール導体37aおよび貫通孔38aが配置されている。上記スルーホール導体37,37aの外径は約100μmと細径で、その内側の貫通孔38,38aの直径は60〜70μmである。かかるスルーホール導体37,37aおよび貫通孔38,38aは、基板本体32に例えば炭酸ガスレーザを照射して得られる直径約100μmのスルーホールの内壁に銅メッキを施すことにより形成される。更に、表面33や裏面34に位置するベタ状の前記導体層35,36は、公知のフォトリソグラフィ技術などにより、追って所定パターンの配線層に形成される。
【0026】
図4(B)に示すように、配線基板30の下側には、ステンレス鋼板からなるベース板40が敷設される。ベース板40は、図4(B),(C)に示すように、配線基板30において複数の貫通孔38が互いに狭いピッチで密集する領域39の下側には、かかる領域39の外形に沿った相似形で平面視が正方形の凹部(抜き部)42を有する。即ち、各貫通孔38の裏面34側の開口部は上記凹部42の内側に位置している。また、凹部42の周囲には、配線基板30において互いに広いピッチで形成された隣接する貫通孔38a,38aの外形に沿って平面視でほぼ正方形の矩形枠状のパターンを呈する凹部(抜き部)44が形成されている。
尚、上記凹部42と凹部44との間には、平面視で四角形枠状の離隔部46が位置している。また、凹部42,44の底面には、図4(C),(D)に示すように、細径の通気孔43,45が間隔を置いて開設されている。
【0027】
図4(A),(D)に示すように、配線基板30の外周に載置されたガイド板50は、配線基板30の表面33側を露出させるほぼ正方形の開口孔(印刷領域)51を有し、その底面から上面に向けて上向きに傾斜するテーパ面52を有する。
更に、ベース板40の下側には、図4(D)に示すように、通気性のペーパ16を介して支持盤24が敷設され、この支持盤24の内部には、通気孔25が形成され、図4(D)中の矢印の先は図示しない真空ポンプに連通している。かかる真空ポンプを駆動することにより、通気孔25、ペーパ16、および通気孔43,45を介して、ベース板40の凹部42,44内を減圧することができる。
【0028】
図4(D)に示すように、配線基板30の表面33に沿って、前記同様の傾斜角θに保持した姿勢でスキージ26を下向きに押圧しつつ、その傾斜面28に接する樹脂ペースト29と共に、図示で右方向に移動させる。これより、樹脂ペースト29は、配線基板30の表面33側から貫通孔38a,38内に直に充填・印刷される。しかも、貫通孔38a,38の裏面34側に連通する凹部42,44は予め減圧状態とされているため、樹脂ペースト29は貫通孔38a,38内を貫通し且つ裏面4側から突出した状態で充填して印刷される。
【0029】
図4(D)において、スキージ26が配線基板30における複数の貫通孔38,38が狭いピッチで密集した領域39の上方に至ると、その圧力により基板本体32は下向きに撓もうとする。しかし、基板本体32の裏面34側に敷設したベース板40は、上記領域39に対応する凹部(抜き部)42とその周囲に位置する矩形枠パターンの凹部(抜き部)44との間に位置する離隔部46により、基板本体32の撓みをなくすか抑制することができる。
しかも、樹脂ペースト29は、従来のようなメタルマスクを介さず、スキージ26により直接印刷されることと相まって、配線基板30の各貫通孔38,38a内にその全長に沿って確実に充填することができる。
【0030】
そして、図4(D)にて、スキージ26が右端に位置する貫通孔38aに樹脂ペースト29を充填した後において、余剰となった樹脂ペースト29は、当該スキージ26に押されてガイド板50のテーパ面52上に容易に移動する。かかる樹脂ペースト29は、配線基板30の表面33側を汚すことなく、ガイド板50のテーパ面52上に掻き出された後、回収されて別途に再利用される。
そして、貫通孔38a,38aに充填された樹脂ペースト29は、導体層35上の樹脂ペースト29と共に、加熱して硬化される。その後、パネルPの両面を公知の研磨手段により研磨し、配線基板30の導体層35上の樹脂ペースト29と、貫通孔38,38aに充填された樹脂ペースト29のうち裏面34側から突出した部分を除去することにより、導体層35,36が露出した平坦面となる。
【0031】
以上のような樹脂印刷充填工程でも、配線基板30における複数の貫通孔38が狭いピッチで密集した領域39に対応した凹部(抜き部)42と、広いピッチで位置する貫通孔38a,38aに対応したパターンの凹部(抜き部)44とを有するベース板40を用いることで、配線基板30の撓みを防止できる。しかも、樹脂ペースト29は、メタルマスクを介さずスキージ26により直に貫通孔38,38a内へ確実に充填される。従って、かかる工程を含む本発明の配線基板30の製造方法によれば、基板本体32の厚さが例えば500μm以下の薄肉であっても、スキージ26の圧力によって撓まず、平坦な状態で樹脂ペースト29を貫通孔38,38aに確実に印刷して充填することができる。また、貫通孔38,38aが直径100μm以下と細径であっても、樹脂ペースト29を印刷・充填することができる。更に、充填不足により基板本体32の裏面34側から再度樹脂ペースト29を充填する工程が不要となるため、貫通孔38,38aを穴埋めする樹脂印刷充填工程を、安定した品質で効率良く行うことができる。
【0032】
尚、樹脂ペースト29中の樹脂の粒度が比較的小さい場合、または貫通孔38,38aの直径が太径の場合には、前記減圧操作を省略しても良い。また、ベース板40およびガイド板50は、配線基板30を複数併有するパネルPについても、適用することが可能である。この場合、ベース板40は、製品単位である配線基板30ごとに、凹部42,44を形成した形態とし、ガイド板50は前記ガイド板20と同様に複数の配線基板30のうち、外側の配線基板30の外周に載置され、開口孔51から複数の配線基板30を露出させる形態とされる。
【0033】
本発明は、以上において説明して各形態に限定されるものではない。
例えば、本発明の対象となる配線基板は、前記表裏面に導体層を有する基板本体の形態に限らず、基板本体の表面および裏面の少なくとも一方に複数の樹脂絶縁層と複数の配線層とが交互に積層されたビルドアップ層を有する多層配線基板も含まれる。この場合、上下のビルドアップ層内の配線層同士間を導通するスルーホール導体内の貫通孔に樹脂ペーストを確実に印刷・充填することもできる。また、前記基板本体は、内部に配線層を有する多層構造の形態であっても良く、その材質は前記樹脂に限らず、金属板(いわゆるメタルコア基板)や、かかる金属板の表面および裏面に絶縁層を形成した形態としても良い。
更に、複数の貫通孔8などが狭いピッチで密集して配置される領域9などに対応するベース板における通し孔や凹部の抜き部は、領域9などの平面視における形状と相似形の外形や、平面視の外形状を包含する任意形状の外形しても良い。
【0034】
また、広いピッチの貫通孔に対応する通し孔や凹部の抜き部は、平面視で長方形や矩形枠状のパターンに限らず、複数の貫通孔に対応する平面視でほぼL形や台形など任意形状のパターンとすることもできる。且つ、単独の貫通孔に対応する平面視でほぼ円形または矩形のパターンの抜き部とすることもできる。
更に、ベース板やガイド板の材質には、前記ステンレス鋼に限らず、普通鋼、低熱膨張の特殊鋼、チタン合金、またはアルミニウム合金なども含まれる。
加えて、ガイド板の開口孔の周囲には、前記1つの傾斜からなるテーパ面に限ず、上下方向に沿って複数の傾斜を併有するテーパ面、あるいは当該ガイド板の底面から上面に向って徐々に盛り上がるアール面としても良い。
【0035】
【発明の効果】
以上において説明した本発明の配線基板の製造方法(請求項1,2)によれば、基板本体における複数のスルーホール導体内の貫通孔の位置や密度に応じて、抜き部を有するベース板が上記基板本体の下側に敷設される。このため、例えば基板本体が薄肉であっても、スキージの圧力によって撓まず、平坦な状態で樹脂ペーストを複数の貫通孔に確実に印刷・充填することができる。しかも、上記貫通孔が細径であっても、スキージを用いて樹脂ペーストを上記貫通孔に印刷・充填できる。従って、充填不足により基板本体の裏面側から再度樹脂ペーストを充填する工程が不要となるため、貫通孔を穴埋めする樹脂印刷充填工程を、安定した品質で効率良く行うことが可能となる。
【0036】
また、請求項3の配線基板の製造方法によれば、複数のスルーホール導体における内側の貫通孔が狭いピッチで密集した領域や広いピッチの領域に対しても、各貫通孔に樹脂ペーストを確実に印刷・充填できると共に、余剰となった樹脂ペーストをガイド板の内側面にて回収することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による製造方法の1形態を示す平面図、(B)は(A)中のB−B線に沿った矢視における断面図。
【図2】(A)は上記製造方法に用いるベース板の平面図、(B)はかかるベース板などを用いた本発明の製造方法における樹脂印刷充填工程を示す概略図。
【図3】(A),(B)は図2(B)に続く製造方法の上記工程を示す概略図。
【図4】(A)は異なる形態の製造方法を示す平面図、(B)はこれに用いるベース板の平面図、(C)はこのベース板の垂直断面図、(D)は(A)の製造方法を示す概略図。
【図5】(A)は従来の製造方法におけるメタルマスクなどを示す平面図、(B)は(A)中のB−B線に沿った矢視における断面図、(C)は従来の製造方法を示す概略図。
【符号の説明】
1,30……………………配線基板
2,32……………………基板本体
3,33……………………表面
4,34……………………裏面
7,37……………………スルーホール導体
8,8a,38,38a…貫通孔
9,39……………………狭ピッチ領域
10,40…………………ベース板
12,14…………………通し孔(抜き部)
15,46…………………離隔部
20,50…………………ガイド板
21,51…………………開口孔(印刷領域)
26…………………………スキージ
29…………………………樹脂ペースト
42,44…………………凹部(抜き部)

Claims (3)

  1. 表面および裏面を有し、かかる表面と裏面との間を貫通するスルーホール導体を複数形成した基板本体を、その裏面側をベース板上に載置し、
    上記スルーホール導体の裏面側を、ベース板の平面視において複数または単数の上記スルーホール導体の外形に沿った抜き部の内側に位置させると共に、
    上記配線基板の表面側からスキージによって上記複数のスルーホール導体内の貫通孔に樹脂ペーストを印刷することにより、各スルーホール導体内の貫通孔を穴埋めする樹脂印刷充填工程を含む、ことを特徴とする配線基板の製造方法。
  2. 前記ベース板は、平面視において前記複数のスルーホール導体が狭いピッチで形成された領域を含む位置に、上記複数のスルーホール導体全体の外形に沿ったパターンの前記抜き部を有し、広いピッチで形成された前記複数のスルーホール導体と対応する位置に、単数または複数のスルーホール導体の外形に沿った抜き部を有すると共に、上記抜き部同士の間に離隔部が位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配線基板の製造方法。
  3. 前記基板の表面側に、前記複数のスルーホール導体を含む印刷領域を囲む開口孔を有するガイド板を載置した状態で、各スルーホール導体内の貫通孔を穴埋めする前記樹脂印刷充填工程を行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の配線基板の製造方法。
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