JP2004121596A - グリル - Google Patents

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Abstract

【課題】覗き窓の高温部に直接触れることを防止して安全に使用できることを目的とする。
【解決手段】覗き窓40は、グリル上開口31より大きい略長方形状の透明の耐熱ガラスで形成された外窓ガラス41と内窓ガラス42と外窓ガラス41の外周を上から覆うアルミダイキャスト製の枠体43とを備える。
このように、覗き窓40を外窓ガラス41と内窓ガラス42との二重構造とする、すなわち、内窓ガラス42を正面パネル20面よりも奥に配置し、外窓ガラス41で覆う構造としているため、燃焼排気と直接接触し最も高温となる内窓ガラス42に使用者が直接触れることはなく、火傷を防止して安全に使用できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グリル庫内の様子を確認するための覗き窓を備えたグリルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、グリル庫内に被調理物を載置してバーナにより加熱調理するグリルが知られている。こうしたグリルは、一般にテーブルコンロに組み合わされており、その正面操作パネル面に被調理物を出し入れする開口が設けられる。
この開口には、被調理物を載置した受皿(焼網付)を出し入れする取手と、取手の引出し・押込み操作に連動して開閉する覗き窓とが設けられ、調理時には取手を押込むことにより覗き窓が閉じて開口が密閉される。
しかし、覗き窓は被調理物の出し入れに連動して開閉するものであるため、どうしてもグリル庫の前面開口部との間に隙間が生じやすく、燃焼排気が漏れてしまうという不具合が生じていた。特に、グリル庫内に燃焼排気を滞留させて調理する、所謂こもり焼調理タイプのグリルにおいては、この排気漏れは問題であった。
そこで、特許文献1にて示されるグリルでは、図16に示すように、覗き窓140を取手115と連動させずに正面操作パネルにはめ込むようにしてこの問題を解決している。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−168450号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このグリルでは、覗き窓140のガラス板140aがグリル庫130内の燃焼排気と直接接触するものであり、しかも、そのガラス板140a面が正面操作パネルと同一平面上に設けられるため、使用者が高温のガラス板140aに触ってしまうおそれがあった。
また、覗き窓140の装着方法が、正面操作パネルに形成された正面開口部にガラス板140aを直接押込んではめるものであるため装着しにくいという問題もあった。しかも、ガラス板140aを正しく装着できないと燃焼排気が漏れてしまい、当初の課題も解決できず、調理性能、熱効率に悪影響を与えてしまう。また、排気漏れによるトッププレート102の加熱という課題も発生する。
本発明のグリルは上記課題を解決し、覗き窓の高温部に直接触れることを防止して安全に使用できることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項1記載のグリルは、
被調理物を収納して加熱調理するためのグリル庫と、燃料ガスを燃焼するバーナとを備えるとともに、
器体正面パネルの上部と下部とに、それぞれ上記グリル庫と連通する開口部を設け、
上記下部開口部には、上記被調理物を上記グリル庫内に出し入れするための開閉扉を設け、
上記上部開口部には、上記被調理物を視認可能な覗き窓を上記開閉扉とは連動させずに着脱可能に設けたグリルにおいて、
上記覗き窓は、上記器体正面パネルに設けたパネル開口部に取り付けられる取付窓枠と、上記器体正面パネルよりも奥に配置されパネル開口部に向い合うグリル庫開口部を正面側から覆うガラス等の可透視板と、上記可透視板をグリル庫開口部の周縁に正面側から押しつける付勢手段とを備え、
上記取付窓枠を上記器体正面パネルのパネル開口部に取り付けた時、上記可透視板が上記付勢手段により付勢されて上記グリル庫開口部を密閉することを要旨とする。
【0006】
また、本発明の請求項2記載のグリルは、上記請求項1記載のグリルにおいて、
上記覗き窓は、上記取付窓枠内に、上記器体正面パネルと略同一面上に別の可透視板が装着された二重窓構造であることを要旨とする。
【0007】
また、本発明の請求項3記載のグリルは、上記請求項1記載のグリルにおいて、
上記覗き窓は、上記取付窓枠内に、上記可透視板に指が直接触れないようにするガード体が、上記器体正面パネルと略同一面上に装着されていることを要旨とする。
【0008】
また、本発明の請求項4記載のグリルは、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載のグリルにおいて、
上記覗き窓の可透視領域を横長の略楕円形に形成するとともに、上記器体のトッププレートが上記器体正面パネルより手前に突出する廂部分を、上記可透視領域形状に整合させて窪ませたことを要旨とする。
【0009】
また、本発明の請求項5記載のグリルは、上記請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリルにおいて、
上記覗き窓の上記器体正面パネルからの取り外しを規制するチャイルドロックを設けたことを要旨とする。
【0010】
上記構成を有する本発明の請求項1記載のグリルは、覗き窓の取付窓枠を器体正面パネルのパネル開口部に取り付けるだけで、その奥で可透視板がグリル庫開口部を覆うと共に、付勢手段が可透視板をグリル庫開口部の周縁に押しつけてグリル庫開口部を密閉する。
このため、可透視板が器体正面パネルよりも奥側に配置されることとなり、使用者が可透視板を触り、やけどをする等といったおそれも低減される。
【0011】
また、本発明の請求項2記載のグリルは、取付窓枠内に別の可透視板が装着された二重窓構造であるため、グリル庫開口部を覆う高温の可透視板を使用者が直接触ることはなく、また、2枚の可透視板の間の隙間により取付窓枠内の可透視板が低温に維持されるため、安全性が一層向上する。
【0012】
また、本発明の請求項3記載のグリルは、取付窓枠内にガード体が装着されているため、たとえ使用者の指が可透視板を触れそうになっても、指がガード体に当たって可透視板には触ることがなく安全性が一層向上する。
【0013】
また、本発明の請求項4記載のグリルは、覗き窓の可透視領域形状にあわせてトッププレートの廂部分を窪ませているため、使用者が斜め上から覗き窓を覗いてもトッププレートがグリル庫内の視認に邪魔にならない。また、可透視領域の形状が横長の略楕円形状であるため、トッププレートの窪みも、中央部を略楕円形状に窪ませるだけですみ、一方で、グリル庫の中央部分の奥行方向の視認空間が十分取れるため視認性についても問題ない。
【0014】
また、本発明の請求項5記載のグリルは、チャイルドロックを解除しないと覗き窓が取り外し可能とならないため、子供等の不用意な取り外しの危険がない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明のグリルの好適な実施形態について説明する。
【0016】
本発明の一実施形態としてのグリル付きこんろについて図1〜図7を用いて説明する。
グリル付きテーブルこんろ1(以下、単にグリル付きこんろ1と呼ぶ)は、図2に示すように、トッププレート2に2組のこんろバーナ3a,3bが設けられ、それらの周囲に設けられた五徳4a,4b上に図示しない調理鍋を載せ、グリル付きこんろ1の前面に設けられる操作ボタン5a,5bを押すことによりそれぞれのこんろバーナ3a,3bが点火され、調理鍋が加熱されるものである。
こんろバーナ3a,3b間の器体の中心部には、魚等の被調理物Fを焼くためのグリル6が設けられ、操作ボタン5cを押して点火し加熱調理が行われる。また、器体の正面パネル20は、上部が手前側に下り傾斜し、下部が手前側に昇り傾斜しており、側面から見ると略くの字状に形成される。
また、正面パネル20より前方に突出したトッププレート2の廂部2aは、後述するように横長の半楕円形状に窪み形成されている。
【0017】
このグリル6は、図1に示すように、被調理物Fを収納して加熱するグリル庫30を備える。グリル庫30の前面上部は、正面パネル20の上部と平行に形成され、グリル庫30の前面下部は、鉛直方向に形成される。
このグリル庫30は、上段左右側面に設けられ燃料ガスを燃焼させて被調理物Fを加熱する全一次空気式のグリルバーナ7と、中段位置に被調理物Fを載せる焼網8と、底面に設けられ焼網8を載せたまま手前にスライドさせて引き出すことができる受皿9とを備える。受皿9は、被調理物Fから落下する焼脂Gを受けるための浅い皿で、上面がフッ素コーティングしてある。
【0018】
グリルバーナ7は、多孔質セラミックスの平面プレートに多数の小炎口を貫通させた燃焼面を有し、燃焼に必要な空気のほとんどを一次空気として吸入する全一次空気式自然燃焼バーナで、その燃焼面はグリル庫30の奥行方向に沿って形成され、鉛直面に対してやや上方に傾けて設けられる。尚、グリルバーナ7に臨んで図示しない点火電極が設けられる。
【0019】
グリル庫30の後方には、上方に開口する排気口10を備えた排気室11が仕切壁12を介して並設され、仕切壁12の下部にグリル庫30と連通する連通口13が、その上端が収納時の焼網8高さとほぼ同じ位置に開口する。
排気室11の上部には、複数の通気孔を形成する多孔板を用いて形成したステンレス製の遮炎装置14を、排気室11を流れる燃焼排気の全てが多孔板を通過するように燃焼排気の流れ方向に沿って設置する。
【0020】
図1、図3に示すように、グリル庫30の前面上部には、グリル庫30内を観察するためのグリル上開口31(本発明のグリル庫開口部に相当する)が形成され、前面下部には、グリル庫30内に被調理物Fを出し入れするためのグリル下開口32が形成される。グリル上開口31は、横幅がほぼグリル庫30の横幅と等しい横長の略楕円形状に形成され、グリル下開口32は、横幅がほぼグリル庫30の横幅と等しい長方形状に形成される。また、グリル下開口32の高さは、このグリル下開口32を通して受皿9の上に置いた焼網8に被調理物Fを載せてグリル庫30内に出し入れできる程度の高さに設定される。
そして、正面パネル20の中央下部には、グリル下開口32と連通した扉開口部22が形成される。つまり、被調理物Fは、グリル下開口32と扉開口部22とを通ってグリル庫30内に出し入れされる。
【0021】
この扉開口部22とグリル下開口32とには、受皿9の手前側に脱着自在に取り付けられたグリル扉15が開閉自在に設けられる。グリル扉15には、取手部15aが設けられる。そして、グリル扉15で扉開口部22とグリル下開口32とを閉じた際には、グリル扉15の内側がグリル下開口32の周縁に当接することによって、グリル庫30と正面パネル20との間の気密性が保たれる。
【0022】
正面パネル20の中央上部には、グリル上開口31と連通した窓開口部21(本発明のパネル開口部に相当する)が設けられる。そして、この窓開口部21とグリル上開口31とにグリル庫30内を観察するための覗き窓40が着脱自在に設けられる。窓開口部21の器具正面から見て左端には、後述する覗き窓40の枠体43の引掛け片45を引掛けるための切り欠き部23が形成される(図4参照)。また、窓開口部21内の左側と右側とには、それぞれの枠体43との当設面となる幅細板24と幅太板25とが形成される。
【0023】
次に、覗き窓40の構造及び取付方法について図5,図6を用いて説明する。
覗き窓40は、グリル上開口31より大きい略長方形状の透明の耐熱ガラスで形成された外窓ガラス41と内窓ガラス42と外窓ガラス41の外周を覆うアルミダイキャスト製の枠体43(本発明の取付窓枠に相当する)とを備える。
枠体43は、横長の略楕円形状をしており、その中心部に横長で略楕円形状の覗き穴44が開口される。また、枠体43には、窓開口部21の切り欠き部23に引掛けるための引掛け片45が形成される。
【0024】
この覗き窓40は、枠体43の裏面から外窓ガラス41を押しつけて覗き穴44を塞ぎ(枠体43の裏面は図5中では上側にあたる)、外窓ガラス41の左右の端を金属製のガラス押え46で上から押えて固定ビス47で止めることによって、枠体43と外窓ガラス41とを固定する。このようにして枠体43と外窓ガラス41とを一体化すると、枠体43と外窓ガラス41とは略同一平面となる。尚、ここでの説明における上下方向は、図5中における上下方向に相当する。
ガラス押え46は、断面が略コの字状に形成され、互いに向い合わせて左右に配置される。ガラス押え46は、上部にストッパー46aが形成され、下部にバネ受け面46bが形成され、左右の辺にはT字状のガイド片46cが形成される。そして、左右のガラス押え46の間に、内窓ガラス42がバネ受け面46bとの間に付勢バネ48を挟み込んで配置される。従って、内窓ガラス42は、付勢バネ48によってガラス押え46のストッパー46a側に押しつけられる。
内窓ガラス42を付勢バネ48の付勢力よりも大きな力で押すと、内窓ガラス42は、左右のガラス押え46で囲まれた空間内をガイド片46cに沿って下方に移動する。また、引掛け片45とは反対側のガラス押え46の中面には棒通し穴46dが開口される。
【0025】
窓開口部21の右側には、正面パネル20の裏側で、図6,図7に示すような覗き窓40を固定するための固定装置50が備えられる。尚、図6は覗き窓40を固定している場合の説明図であり、図7は覗き窓40を外す場合の説明図である。
固定装置50は、コの字状の固定枠51と、途中で棒径が変化して段部52が形成されるスライド棒53と、スライド棒53を図面左側に付勢する固定バネ54と、スライド棒53を左右に操作するつまみ55とから構成される。固定枠51の両側の面には、それぞれ同じ位置に丸開口51a,51bが設けられており、この丸開口51a,51bにスライド棒53が挿通される。
また、スライド棒53にはリング状のバネ受け56が形成されており、このバネ受け56と固定枠51の覗き窓40とは反対側(図面では右側)の面との間に固定バネ54が配設される。従って、スライド棒53は固定バネ54によって覗き窓40側(図面では左側)に、段部52が固定枠51と当設するまで押しつけられる。また、つまみ55を右側に操作するとスライド棒53は覗き窓40と反対側に移動する。
【0026】
ここで、覗き窓40の取付方法について説明する。
まず、つまみ55を操作してスライド棒53を右側にしておく。そして、覗き窓40の枠体43を持ち、引掛け片45を窓開口部21の切り欠き部23に引掛けて、覗き窓40を窓開口部21に押し込んでいくわけであるが、押し込んでいくと、途中で内窓ガラス42がグリル上開口31の周縁に当設する。さらに押し込むと内窓ガラス42はガラス押え46内を手前側に移動し付勢バネ48は縮められる。
覗き窓40は、枠体43の左右の縁が窓開口部21に形成された幅細板24と幅太板25とに当接するまで窓開口部21内に押し込まれる。この際、枠体43及び外窓ガラス41が正面パネル20と略同一平面となるように枠体43は形成されている。
【0027】
覗き窓40をいっぱいまで押し込んだらつまみ55を左側に操作する(またはつまみ55から手を離す)と、スライド棒53が覗き窓40側に移動し、ガラス押え46に形成された棒通し穴46dに挿通して、覗き窓40を窓開口部21に固定する。
覗き窓40を外すときは、つまみ55を右側に操作すると、スライド棒53と棒通し穴46dとの係合が外れ、付勢バネ48の付勢力によって覗き窓40自体が外側に押され飛び出してくるため簡単に取り外すことができる。
【0028】
覗き窓40の上方に位置するトッププレート2の廂部2aは、図2に示すように、略楕円形状の枠体43にあわせて、すなわち、グリル庫30内の可視領域となる略楕円形状の覗き穴44にあわせて、横長の半楕円形状に窪み形成される。このため、使用者が斜め上からグリル庫30内を覗いても、トッププレート2によって覗き窓40への視界が遮られることはなく、かつ、グリル庫30内の採光も十分にとれるようになるのでグリル庫30内が見やすくなる。
【0029】
上述したグリル付きこんろ1によれば、操作ボタン5cを押すと、グリルバーナ7にガスが供給され、図示しない点火電極からの連続スパークにより直接点火され、燃焼が開始される。発生した燃焼排気は、高温であるため図1中の破線矢印で示すように、連通口13より上方のグリル庫30内で充満したのち連通口13から排気室11にあふれて、上方の排気口10より外部へ排出される。
【0030】
従って、グリル庫30の上部に溜まった高温の燃焼排気により被調理物Fを加熱するため、熱エネルギーを有効に利用できガス消費量が少なく省エネとなる。さらに、グリル庫30の正面側の気密性が保たれているため、燃焼排気がグリル庫30の正面側から無駄に漏れ出すことはなく、全ての燃焼排気が排気室11を通って排気口10から排出されるので、より効率よく被調理物Fを加熱調理することができる。
しかも、グリル庫30の正面側の気密性を確保するための覗き窓40の取付操作は、覗き窓40の枠体43を持って窓開口部21にはめ込むだけで、内窓ガラス42が付勢バネ48によって押されてグリル上開口31を確実に密閉する非常に簡単な操作であり、取付ミスがほとんど生じない。
【0031】
更に、覗き窓40を外窓ガラス41と内窓ガラス42との二重構造とする、すなわち、内窓ガラス42を正面パネル20面よりも奥に配置し、外窓ガラス41で覆う構造としているため、燃焼排気と直接接触し最も高温となる内窓ガラス42に使用者が直接触れることはなく、火傷を防止して安全に使用できる。また、外窓ガラス41と内窓ガラス42との間の空間は断熱層となり、外窓ガラス41へのグリルバーナ7の燃焼熱の伝達を抑制する。このため、直接手を触れる可能性がある外窓ガラス41を低温に維持でき、安全性が一層向上する。
更に、グリル庫30や内窓ガラス42を使用者の手が触れる正面パネル20面とは接触させずその奥に配置しているため、正面パネル20の過熱を防止でき一層安全に使用できる。
【0032】
また、枠体43及び外窓ガラス41が正面パネル20面と略同一平面となるように枠体43と外窓ガラス41とを形成しているため、覗き窓40が衣服等に引っかかったりすることもなく使い易い。さらに、煮汁等がこぼれおちても溜まりにくく掃除がしやすい。しかも、正面パネル20をすっきりとまとめることができデザイン的にも優れたものとなる。
【0033】
また、正面パネル20の上部を手前側に下り傾斜させると共に、その面と向い合うグリル庫30上部も平行に下り傾斜させ、外窓ガラス41と内窓ガラス42とをこれらの面と平行に配置しているため、窓面が斜め上方に向けられ、上方からでもグリル庫30内が見やすくなる。しかも、使用者と覗き窓40面とのなす角度が90°に近づくため、室内の照明の反射光が目に入りにくくなって、視認性が一層向上する。さらに、外窓ガラス41と内窓ガラス42とを平行に設けているため、一層グリル庫30内が見やすい。
【0034】
また、覗き窓40の可透視領域、すなわち覗き穴44の形状にあわせてトッププレート2の廂部2aを窪ませているため、使用者が斜め上から覗き窓40を覗いてもトッププレート2がグリル庫30内の視認の邪魔とはならない。
さらに、覗き穴44の形状が横長の略楕円形状であるため、トッププレート2の窪みも、中央部を半楕円形状に窪ませるだけですみ、トッププレート2の廂面積を十分確保できる。このため、器体正面パネル20を煮汁等の落下から保護することができる。しかも、トッププレート2に角張った窪みが形成されないため、衣服等が引っ掛かることもなく安全である。また、覗き窓40の可透視領域が横長の略楕円形状であっても、グリル庫30の中央部分の奥行方向の視認空間が十分取れるため視認性についても問題ない。
【0035】
また、覗き窓40は、つまみ55を右側に操作するだけで簡単に取り外すことができるため、覗き窓40の掃除が容易となり、グリル庫30内の視認性を長期に渡って良好に維持できる。しかも、覗き窓40は、二重構造ではあるものの、全てが一体形成されているため、取り外す際にも部材がばらばらとならず取り扱い易い。
【0036】
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、覗き窓40の取り外しを規制するチャイルドロック機構を備えても良い。
チャイルドロック機構60について、図8を用いて説明する。
この変形例では、つまみ55とスライド棒53とを直接固着するのではなく、スライド棒53を中心に回動自在に設けた連結棒67を介してつまみ55とスライド棒53とを接続する。また、連結棒67は、つまみ55とは反対側に延設される。そして、連結棒67の終端には、引っ張りバネ68を取り付け、図面上方に引っ張る。これによって、つまみ55は、下方に押しつけられる。さらに、略コの字上の規制枠69がコの字の開口方向を下方に向け、その間に連結棒67の終端側が係合するように設けられる。
尚、この連結棒67と規制枠69とが係合している位置が、棒通し穴46dにスライド棒53が挿通した覗き窓40を固定している位置である。
【0037】
次に、このようなチャイルドロック機構60の動作について説明する。
覗き窓40を固定している状態では、図8に示すように連結棒67の終端が引っ張りバネ68によって引っ張られており、連結棒67が規制枠69に係合しているため、つまみ55を右側に動かして覗き窓40を外すことはできない。覗き窓40を外す場合には、つまみ55を引っ張りバネ68の力に逆らうように上方へと動かすと、連結棒67と規制枠69との係合が外れるので、つまみ55を右側に動かすことができるようになる。
従って、このようなチャイルドロック機構60を設けることによって、いたずらに覗き窓40が外されることを防止して、安全に使用することができる。
【0038】
また、本実施形態では、枠体43に外窓ガラス41を設けて、覗き窓40を二重構造としているが、外窓ガラス41を備えない構成であっても構わない。この場合には、枠体43の覗き穴44に無理やり指を突っ込めば内窓ガラス42に触れることはできるものの、内窓ガラス42を正面パネル20よりも奥に設けることによって手を触れにくくしているため、覗き窓のガラス板が正面パネル20前面に剥き出しになっている従来のグリルに比べて安全に使用できる。
また、図9に示すように、枠体43の覗き穴44に外窓ガラス41の代わりに格子71(本発明のガード体に相当する)を設けて、指が入ることを防止するようにしても構わない。
【0039】
また、本実施形態では、覗き窓40の窓開口部21への固定の仕方として固定装置50を用いた例を示しているがこれに限ったものではない。
例えば、図10に示すように、枠体43と正面パネル20とをビス72で止めることによって固定しても良い。
また、図11,図12に示すように、窓開口部21内の両脇に回動可能にT字状の回動つまみ73を設け、枠体43の両脇に縦穴74を開口し、この縦穴74に回動つまみ73を通して覗き窓40を窓開口部21に取り付け、回動つまみ73を90°回転させて固定するような構造であってもよい。尚、図12(a)が回動つまみ73を差し込んだ際の説明図であり、図12(b)が回動つまみ73を回転させて固定した際の説明図である。
また、図13に示すように、窓開口部21内の両脇に頭部76を内側に曲折した板バネ75を設け、枠体43の両脇に通し穴77を開口し、板バネ75を外側に曲げながら通し穴77に挿通させるようにして覗き窓40を窓開口部21に取り付け、板バネ75の頭部76で枠体43を押さえつけるようにして固定する構造であっても良い。尚、図13(a)が通し穴77に板バネ75を通している際の説明図であり、図13(b)が板バネ77の頭部76で固定している際の説明図である。
【0040】
また、本実施形態のグリル6のように、覗き窓40をグリル扉15の開閉とは連動させない構造とすると、従来のグリルに比べ被調理物Fを取り出すための開口部の上端位置が下がってしまう。そこで、グリル扉15をグリル庫30から引き出したときには焼網を低い位置に、押し込んだときには高い位置に昇降動させる焼網昇降装置を備えるようにしても良い。
例えば、図14,図15に示すように、グリル庫30の後方壁面に、手前側が高く奥側に向かうにつれて漸次低くなるテーパ状の当接部81が形成されたガイド部材82を設けると共に、支点83を中心に回動して焼網84を昇降させる昇降部材85を焼網84に連繋して設け、昇降部材85の回動作用部には、受皿9の押し込み途中でガイド部材82の当接部81に当接し、押し込み力で当接部81に沿って転動するローラー86を備えた焼網昇降装置80を用いる。
【0041】
このような焼網昇降装置80では、受皿9をグリル庫30内に押し込んだ時(図14)には、ローラー86が当接部81に当接し、押し込み力で当接部81に沿って転動しながら下方に案内されることで、昇降部材85を回動させ焼網84を上昇させる。すなわち、被調理物Fを高い位置でグリル庫30内に収納できる。
逆に、受皿9を引き出した時(図15)には、ローラー86が当接部81から離れるため、焼網84の自重により昇降部材85が手前側に回動して焼網84を下降させる。すなわち、被調理物Fを低い位置でグリル庫15より引き出すことができる。
【0042】
従って、焼網昇降装置80を備えることによって、グリル下開口32及び扉開口部22の上端位置を下げることが可能になると共に、被調理物Fの厚みに関わらずグリル下開口32及び扉開口部22の周縁に接触することなく、焼網84をスムーズに出し入れすることが可能となる。このため、従来のグリルに比べて被調理物Fを取り出すための開口部の上端位置が低くなっている本実施形態のようなグリル6においては、このような焼網昇降装置80を備えることは非常に有用である。
尚、このような焼網昇降装置については、特開2001−258755号公報に開示されているため詳細については省略する。
【0043】
また、本実施形態では、グリル付きテーブルこんろにおいて説明したが、グリル付きビルトインこんろに適用しても差し支えない。
また、片面焼きグリルにおいて説明したが、焼網の上下にバーナを設けた両面焼きグリルに適用しても差し支えない。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載のグリルによれば、取付窓枠を器体正面パネルに取り付けるだけで、その奥で可透視板が付勢手段により押されてグリル庫開口部を確実に密閉するため、その取付操作が非常に簡単であり、しかも、排気漏れも生じない。
また、グリル排気に接触する可透視板が器体正面パネル面よりも奥に位置するため使用者が触りにくく安全である。
【0045】
更に、本発明の請求項2記載のグリルによれば、二重窓構造にしているため、外側の可透視板が低温に維持され安全性が一層向上する。また、外側の可透視板は、器体正面パネル面と略同一面上に設けられるため、衣服等に引っ掛かったりすることなく、また、煮汁等が溜まりにくく、デザイン的にもすっきりとまとめることができる。
【0046】
更に、本発明の請求項3記載のグリルによれば、取付窓枠内にガード体が装着されているため、その奥に位置する高温の可透視板を使用者が直接触ることはなく、安全性が一層向上する。また、ガード体は、器体正面パネル面と略同一面上に設けられるため、衣服等に引っ掛かったりすることなく、デザイン的にもすっきりとまとめることができる。
【0047】
更に、本発明の請求項4記載のグリルによれば、覗き窓の可透視領域形状にあわせてトッププレートの廂部分を窪ませているため、使用者が斜め上から覗き窓を覗いてもトッププレートがグリル庫内の視認に邪魔にならない。
また、可透視領域の形状が横長の略楕円形状であるため、トッププレートの窪みも、中央部を略楕円形状に窪ませるだけですみ、トッププレートの廂面積を十分確保できる。このため、器体正面パネルを煮汁等の落下から保護することができる。また、トッププレートに角張った窪みが形成されないため、衣服等が引っ掛かることもなく安全である。
また、覗き窓の可透視領域が横長の略楕円形状であっても、グリル庫の中央部分の奥行方向の視認空間が十分取れるため視認性についても問題ない。
【0048】
更に、本発明の請求項5記載のグリルによれば、チャイルドロックを設けているために、いたずらに覗き窓が外されることもなく、安全に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態としてのグリル付きこんろを側面から見た断面図である。
【図2】本実施形態としてのグリル付きこんろの外観図である。
【図3】覗き窓を外したグリル付きこんろの外観図である。
【図4】切り欠き部の拡大図である。
【図5】本実施形態としての覗き窓の外観図である。
【図6】覗き窓及び固定装置を上面から見た断面図である(覗き窓固定時)。
【図7】覗き窓及び固定装置を上面から見た断面図である(覗き窓取り外し時)。
【図8】チャイルドロック機構の外観図である。
【図9】別の実施形態としての覗き窓の正面図である。
【図10】別の実施形態としての覗き窓の固定方法を示す説明図である。
【図11】別の実施形態としての覗き窓の固定方法を示す説明図である。
【図12】別の実施形態としての覗き窓の固定方法を示す説明図である。
【図13】別の実施形態としての覗き窓の固定方法を示す説明図である。
【図14】焼網昇降装置を備えたグリル付きこんろを側面から見た断面図である(受皿収納時)。
【図15】焼網昇降装置を備えたグリル付きこんろを側面から見た断面図である(受皿引き出し時)。
【図16】従来例としてのグリル付きこんろを側面からみた断面図である。
【符号の説明】
2…トッププレート、2a…廂部、6…グリル、7…グリルバーナ、15…グリル扉、20…正面パネル、21…窓開口部、22…扉開口部、30…グリル庫、31…グリル上開口、32…グリル下開口、40…覗き窓、41…外窓ガラス、42…内窓ガラス、43…枠体、44…覗き穴、48…付勢バネ、60…チャイルドロック機構、71…格子、F…被調理物。

Claims (5)

  1. 被調理物を収納して加熱調理するためのグリル庫と、燃料ガスを燃焼するバーナとを備えるとともに、
    器体正面パネルの上部と下部とに、それぞれ上記グリル庫と連通する開口部を設け、
    上記下部開口部には、上記被調理物を上記グリル庫内に出し入れするための開閉扉を設け、
    上記上部開口部には、上記被調理物を視認可能な覗き窓を上記開閉扉とは連動させずに着脱可能に設けたグリルにおいて、
    上記覗き窓は、上記器体正面パネルに設けたパネル開口部に取り付けられる取付窓枠と、上記器体正面パネルよりも奥に配置されパネル開口部に向い合うグリル庫開口部を正面側から覆うガラス等の可透視板と、上記可透視板をグリル庫開口部の周縁に正面側から押しつける付勢手段とを備え、
    上記取付窓枠を上記器体正面パネルのパネル開口部に取り付けた時、上記可透視板が上記付勢手段により付勢されて上記グリル庫開口部を密閉することを特徴とするグリル。
  2. 上記覗き窓は、上記取付窓枠内に、上記器体正面パネルと略同一面上に別の可透視板が装着された二重窓構造であることを特徴とする請求項1記載のグリル。
  3. 上記覗き窓は、上記取付窓枠内に、上記可透視板に指が直接触れないようにするガード体が、上記器体正面パネルと略同一面上に装着されていることを特徴とする請求項1記載のグリル。
  4. 上記覗き窓の可透視領域を横長の略楕円形に形成するとともに、上記器体のトッププレートが上記器体正面パネルより手前に突出する廂部分を、上記可透視領域形状に整合させて窪ませたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のグリル。
  5. 上記覗き窓の上記器体正面パネルからの取り外しを規制するチャイルドロックを設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリル。
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