JP2004118409A - ヒンジロック機構を有する情報処理装置 - Google Patents

ヒンジロック機構を有する情報処理装置 Download PDF

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Shinichi Hayashida
林田 進一
Kazuhiro Miyamoto
宮本 一宏
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Abstract

【課題】本発明は、2軸ヒンジロック機構を有する情報処理装置に関し、特に、表示ユニットを開閉軸線のまわりに所定の角度で回転させた後、回転軸線まわりに回転動作を行う際に、上記表示ユニットの回転軸線まわりの回転動作を規制することにより、表示ユニットとキーボード部の接触をより確実に防止することができる2軸ヒンジロック機構を有する情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、角度bに満たない角度aの場合は、ロック用ピン12のロック側先端部14はヒンジキャビ穴部15から突出した状態にあり、ロック側先端部14はロック穴部20に収容された状態のままである。この状態下においては、表示ユニット2はヒンジキャビ10に固定、ロックされたままになっているため、表示ユニット2の回転軸線7まわりの回転が抑止される。
【選択図】  図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示部の開閉が可能な情報処理装置において、特に、2軸ヒンジロック機構を有する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パソコンに代表される情報処理装置において、ラップトップ型のパソコンの中には、それらの本体部に対して、画面となる液晶表示部を有する表示ユニットが開閉可能に設けられるとともに、表示ユニットが開かれた状態で、上記本体部に略直交する軸線まわりに当該表示ユニットが回転自在となるものが知られている。そして、この様な動作を可能とするために、上記ラップトップ型のパソコンにおいては、上記表示ユニットとキーボードを有するキーユニットとの間に2軸ヒンジ装置が設けられている。この2軸ヒンジ装置は、表示ユニットが開閉可能となる第1の軸線と、表示ユニットが回転自在となる第2の軸線を有し、上記表示ユニットが第1の軸線まわりに所定の角度で開閉した時に、当該表示ユニットが第2の軸線まわりに回転自在となる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−227229号公報(第6−8頁、第1−6図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図28は、従来の2軸ヒンジ装置を用いた情報処理装置において、表示ユニットの開閉動作中に回転動作を行った図である。本図に示す様に、従来の2軸ヒンジ装置を用いた情報処理装置では、表示部1を有する表示ユニット2に対して、表示ユニット2の開閉動作の回転軸である開閉軸線6のまわりに回転動作を行った後、回転軸線7のまわりに回転動作を行うと、表示ユニット2側のコーナー部36がキーボード3を有するキーユニット4と接触するという問題が生じてしまう。即ち、図29に示す様に、表示ユニット2がキーユニット4に対して閉じている状態から、図30に示す様に、表示ユニット2を開閉軸線6のまわりに所定の回転角度αだけ回転させ、その後、回転軸線7まわりに表示ユニット2の回転動作を行うと、図31に示す様に、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4が接触してしまい、当該コーナー部36とキーユニット4が傷ついてしまうという問題が生じていた。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決し、表示ユニットを開閉軸線のまわりに所定の角度回転させた後、回転軸線まわりに回転動作を行う際に、開閉軸線まわりの回転角度が所定の角度以下の場合は、上記表示ユニットの回転軸線まわりの回転動作を規制することにより、表示ユニットとキーユニットの接触をより確実に防止することができる2軸ヒンジロック機構を有する情報処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、表面に表示部を有する表示ユニットと、キーボード部を有するキーユニットと、表示ユニットとキーユニットを結合する2軸のヒンジユニットとからなり、表示ユニットとヒンジユニットが、ヒンジユニットが有する第1の軸線まわりに表示ユニットが開閉可能になるとともに、ヒンジユニットが有する第2の軸線まわりに表示ユニットが回転可能となるように連結され、ヒンジユニットが有する第2の軸線まわりの表示ユニットの回転を拘束する回転ロック機構部を備えた情報処理装置において、回転ロック機構部には、情報処理装置本体に固定されたカム部と、突起部を有し、表示ユニットの開閉角度に応じてカム部の周囲を摺動するロック用ピンと、ロック用ピンをカム部に押し当てるように作用するロック用ピン保持用バネと、突起部が収納される収納部が設けられており、表示ユニットの開閉角度が所定の角度に満たない場合は、突起部が突出するとともに収納部に収納されることにより、表示ユニットが第2の軸線まわりに回転しないようにし、表示ユニットの開閉角度が所定の角度以上の場合は、突起部は突出せず、表示ユニットが第2の軸線まわりを回転可能となることを特徴とする。
【0007】
この構成によると、表示部の開閉角度が所定の角度に満たない場合は、突起部が収納部に収納されるため、表示ユニットが第2の軸線まわりに回転することを抑止することができ、その結果、表示ユニットとキーユニットの接触を回避することができる。
【0008】
又、本発明においては、カム部、ロック用ピン、及びロック用ピン保持用バネをヒンジユニットに設け、収納部を表示ユニットに設ける構成とすることができ、カム部、ロック用ピン、ロック用ピン保持用バネを表示ユニットに設け、収納部をヒンジユニットに設ける構成とすることもできる。
【0009】
又、本発明においては、回転ロック機構部を複数設けたことを特徴とする。この構成によると、表示ユニットによる第2の軸線まわりの回転を確実に抑止することができる。
【0010】
又、本発明は、表面に表示部を有する表示ユニットと、キーボード部を有するキーユニットと、表示ユニットとキーユニットを結合する2軸のヒンジユニットとからなり、表示ユニットとヒンジユニットが、ヒンジユニットが有する第1の軸線まわりに表示ユニットが開閉可能になるとともに、ヒンジユニットが有する第2の軸線まわりに表示ユニットが回転可能となるように連結され、ヒンジユニットが有する第2の軸線まわりの表示ユニットの回転を拘束する回転ロック機構部を備えた情報処理装置において、回転ロック機構部には、情報処理装置本体に固定された回転ロック用凸部と、回転ロック用凸部が収納される回転ロック用凹部が設けられており、表示ユニットの開閉角度が所定の角度に満たない場合は、回転ロック用凸部が回転ロック用凹部に収納されることにより、表示ユニットが第2の軸線まわりに回転しないようにし、表示ユニットの開閉角度が所定の角度以上の場合は、回転ロック用凸部は回転ロック用凹部に収容されず、表示ユニットが第2の軸線まわりを回転可能となることを特徴とする。
【0011】
この構成によると、表示部の開閉角度が所定の角度に満たない場合は、回転ロック用凸部が回転ロック用凹部に収納されるため、表示ユニットが第2の軸線まわりに回転することを抑止でき、その結果、表示ユニットとキーユニットの接触を回避することができる。
【0012】
又、本発明においては、回転ロック用凸部をヒンジユニットに設け、回転ロック用凹部を表示ユニットに設けることができ、回転ロック用凸部を表示ユニットに設け、回転ロック用凹部をヒンジユニットに設けることもできる。
【0013】
更に、本発明においては、回転ロック用凸部をキーユニットに設け、回転ロック用凹部を表示ユニットに設けることができ、回転ロック用凸部を表示ユニットに設け、回転ロック用凹部をキーユニットに設けることもできる。
【0014】
又、本発明においては、回転ロック機構部を複数設けたことを特徴とする。この構成によると、表示ユニットによる第2の軸線まわりの回転を確実に抑止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の斜視図であり、図2は、図1に示した情報処理装置において、表示ユニットの開閉動作の回転軸線である開閉軸線のまわりに回転動作を行った状態を示す斜視図であり、図3は、図2に示した情報処理装置において、表示ユニットの回転軸線まわりの回転動作を行った状態を示す斜視図である。尚、本実施形態においては、図28〜図31にて説明した従来技術に係る情報処理装置と同一構成部材には同一符号を付けて示している。
図1〜図3において、情報処理装置50は、大別すると、表示部1を有する表示ユニット2と、入力キーボード3を有するキーユニット4と、表示ユニット2側とキーユニット4側とをつなぐ2軸のヒンジユニット5にて構成されている。
【0016】
ヒンジユニット5は、表示ユニット2とキーユニット4との開閉動作を行うための開閉用軸線6と、表示ユニット2を回転させる回転用軸線7を有している。又、情報処理装置50は、ヒンジユニット5が有する開閉用軸線6まわりに表示ユニット2が回転することにより開閉する開閉機構部(図示せず)と、ヒンジユニット5が有する回転用軸線7まわりに表示ユニット2が回転する回転機構部(図示せず)を備えており、表示ユニット2とヒンジユニット5は、表示ユニット2の開閉用軸線6まわりの開閉、及び回転用軸線7まわりの回転が可能となるように、当該回転機構部により連結されている。図2に示す様に、表示ユニット2を軸線6のまわりに矢印8の方向に回転させることにより、表示ユニット2が使用角度まで開いた状態となり、表示ユニット2を軸線6のまわりに矢印8の方向に回転させた後、軸線7のまわりに矢印9の方向に回転させることにより、情報処理装置50は図3に示した状態となる。
【0017】
図4は、図1のA−A断面図であり、本実施形態における回転ロック機構部の構成を示している。この回転ロック機構部は、カム部11と、ロック用ピン12と、ロック用ピン保持用バネ13と、ロック穴部20から構成されており、図4に示す様に、カム部11、ロック用ピン12、及びロック用ピン保持用バネ13はヒンジユニット5に設けられており、ロック穴部20は表示ユニット2に設けられている。
【0018】
このカム部11には、表示ユニット2とキーユニット4との開閉動作を行う際の回転用軸40が貫通されており、当該カム部11は情報処理装置50の本体に固定されている。又、ロック用ピン12は、ヒンジキャビ10に取り付けられており、ロック用ピン12のロック側先端部14が、ヒンジキャビ10に形成されたヒンジキャビ穴部15より突出しており、このロック側先端部14が表示ユニット2に設けられたロック穴部20に挿入され、収納されている。尚、このヒンジキャビ10は、カム部11とロック用ピン12とロック用ピン保持用バネ13を保護している。ロック用ピン保持用バネ13は、ヒンジキャビ10に設けられた壁部16とロック用ピン12に設けられたストッパー17との間に収容されており、ロック用ピン12を常にカム部11の表面に押し当てるように作用する。ロック用ピン12のカム側先端部18は、上述のロック用ピン保持用バネ13の作用により、カム部11の表面に常に接触した状態となっており、当該ロック用ピン12は、表示ユニット2の開閉角度に応じてカム部11の周囲を摺動する構造となっている。
【0019】
次に、本実施形態における回転ロック機構の動作について説明する。図5〜図7は、図1のA−A断面図であり、図5は、表示ユニット2を軸線6のまわりに矢印8の方向に回転させることにより、回転ロック機構によるロックが解除される間際の状態を示している。
【0020】
図4に示す状態から、表示ユニット2を軸線6のまわりに回転させ開いていくと、カム部11は、表示ユニット2の軸線6まわりの回転動作には影響を受けず、情報処理装置50の本体に常に固定されているため、ロック用ピン12のカム側先端部18は、カム部11の外周形状に沿って移動する。この際、ロック用ピン保持用バネ13の付勢力により、ロック用ピン12はカム部11側に押し戻され、ロック用ピン12の位置が変化する。このロック用ピン12の位置移動により、ロック用ピン12のロック側先端部14のヒンジキャビ穴部15からの突出量が変化する。
【0021】
ここで、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、図5に示す角度bに満たない角度aの場合は、ロック用ピン12のロック側先端部14はヒンジキャビ穴部15から突出した状態にあり、ロック側先端部14はロック穴部20に収納された状態のままである。従って、表示ユニット2はヒンジキャビ10に固定、ロックされたままになっており、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が抑止されることになる。即ち、ロック用ピン12のロック側先端部14が、ロック穴部20に挿入された状態にあるときは、軸線7まわりの回転を行うと、ロック側先端部14とロック穴20が接触するため、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が抑止されることになる。
【0022】
表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、図5に示す角度aより大きい角度b以上になると、ロック用ピン12のカム側先端部18は、カム部11に接触した状態で、カム部11の外周形状に沿って移動するとともに、ロック用ピン12の位置が変化し、ロック用ピン12のロック側先端部14のヒンジキャビ穴部15からの突出量が0以下の状態となる。即ち、ロック用ピン12のロック側先端部14がヒンジキャビ穴部15から突出しない状態となり、ロック側先端部14のロック穴部20への収納状態が解除される。従って、表示ユニット2のヒンジキャビ10への固定状態(ロック状態)が解除され、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となる。即ち、ロック用ピン12のロック側先端部14が、ロック穴部20に挿入されていない状態にあるときは、軸線7まわりの回転を行うと、ロック側先端部14とロック穴20の接触がなくなるため、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となる。
【0023】
図6、及び図7は、表示ユニット2を軸線6のまわりに矢印8の方向に回転させることにより、回転ロック機構によるロックが解除された状態を示している。ここで、図6は、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、上記ロック解除角度bよりも大きな90度の場合を示しており、図7は、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、上記ロック解除角度bよりも大きな角度c(c>90度)の場合を示している。
【0024】
これら図6、及び図7に示した状態においては、上述のごとく、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、各々、ロック解除角度bよりも大きいため、ロック用ピン12のロック側先端部14のヒンジキャビ穴部15からの突出量が0以下の状態となり、ロック側先端部14のロック穴部20への収納状態が解除される。従って、表示ユニット2のヒンジキャビ10への固定状態(ロック状態)が解除され、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となる。
【0025】
ここで、上記ロック解除角度bは、開閉用軸線6のまわりに表示ユニット2の回転動作を行う際の開閉角度であるが、このロック解除角度bは、回転用軸線7のまわりに表示ユニット2の回転動作を行う際に、当該表示ユニット2とキーユニット4の接触を回避するための最小の開閉角度である。即ち、図8に示す表示ユニット2がキーユニット4に対して閉じている状態から、表示ユニット2を開閉軸6のまわりに角度b回転させた図9に示す状態にすると、上述のごとく、ロック用ピン12の位置の変化により、ロック用ピン12のロック側先端部14のヒンジキャビ穴部15からの突出量が0以下の状態となり、表示ユニット2のヒンジキャビ10への固定状態(ロック状態)が解除され、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となるが、その後、図10に示す様に、軸線7まわりに表示ユニット2の回転動作を行っても、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触は起こらない。従って、当該コーナー部36とキーユニット4が傷ついてしまうという弊害を回避することができることになる。
【0026】
この表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触の回避は、表示ユニット2の開閉軸線6まわりの開閉角度が、上記ロック解除角度b以上の角度であれば実現することができることは言うまでもない。例えば、図6に示した開閉用軸線6まわりの開閉角度を90度とした場合においては、図11に示す表示ユニット部2がキーボード部4に対して閉じている状態から、図12に示す様に、表示ユニット2を開閉軸線6のまわりに90度回転させると、図9において説明した作用と同様の作用が起こり、表示ユニット2のヒンジキャビ10への固定状態(ロック状態)が解除され、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となる。その後、図13に示す様に、軸線7まわりに表示ユニット2の回転動作を行っても、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触は起こらない。
【0027】
以上より、本実施形態によれば、表示ユニット2の開閉用軸線6まわりの開閉角度がロック解除角度bに満たない場合は、ロック側先端部14がヒンジキャビ穴部15から突出するとともにロック穴部20に収納され、表示ユニット2はヒンジキャビ10にロックされた状態にあるため、表示ユニット2が軸線6まわりに回転され、開かれた状態において、表示ユニット2の軸線7まわりの回転を抑止することができ、その結果、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触による損傷を確実に回避することができる。
【0028】
又、本実施形態においては、表示ユニット2の開閉用軸線6まわりの開閉角度がロック解除角度bに満たない場合は、表示ユニット2はヒンジキャビ10にロックされた状態にあるため、表示ユニット2の端部を持って、開閉用軸線6まわりに開閉を行う場合においても、上記表示ユニット2が軸線7を中心に回転することがないため、表示ユニット2の開閉をスムーズに行うことができる。
【0029】
更に、本実施形態においては、表示ユニット2の開閉用軸線6まわりの開閉角度がロック解除角度b以上の場合は、ロック側先端部14がヒンジキャビ穴部15から突出せず、表示ユニット2のロック状態が解除された状態となり、軸線7まわりに表示ユニット2が回転可能となるが、表示ユニット2が軸線6まわりに回転され、開かれた状態において、軸線7まわりに表示ユニット2の回転動作を行っても、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触は起こらない。従って、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触を起こすことなく、表示ユニット2の軸線7まわりの回転をスムーズに行うことができる。
【0030】
尚、本実施形態においては、カム部11、ロック用ピン12、及びロック用ピン保持用バネ13をヒンジユニット5側に設け、ロック穴部20を表示ユニット2側に設ける構成としたが、カム部11、ロック用ピン12、及びロック用ピン保持用バネ13を表示ユニット2側に設け、ロック穴部20をヒンジユニット5側に設ける構成としても良い。この場合、ヒンジキャビ穴部15、及び壁部16は、表示ユニット2側に設けられ、ロック用ピン保持用バネ13は、壁部16とロック用ピン12に設けられたストッパー17との間に収容されることになる。
【0031】
更に、本実施形態においては、情報処理装置50において、1の回転ロック機構部を設けた場合を説明した、当該回転ロック機構部を複数設けた構成としても良い。例えば、回転用軸線7を中心として、1対の回転ロック機構部を設けることができる。この様に、回転ロック機構部を複数設けることにより、表示ユニット2の軸線7まわりの回転を確実に抑止することができる。
【0032】
次に、図面を参照して、本発明の第2の実施形態を詳細に説明する。尚、本実施形態においては、上述した第1の実施形態に係る情報処理装置と同一構成部材には同一符号を付けて示している。図14は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の斜視図であり、図15は、図14のB−B断面図であり、本実施形態における回転ロック機構部の構成を示している。
【0033】
図14において、情報処理装置50は、大別すると、表示ユニット2と、キーユニット4と、表示ユニット2側とキーユニット4側とをつなぐ2軸のヒンジユニット23にて構成されている。尚、図14には図示していないが、図2、及び図3に示した第1の実施形態と同様に、表示ユニット2は表示部1を有しており、キーユニット4は入力キーボード3を有している。
【0034】
ヒンジユニット23は、第1の実施形態におけるヒンジユニット5と同様に、表示ユニット2とキーユニット4との開閉動作を行うための開閉用軸線6と、表示ユニット2を回転させる回転用軸線7を有しており、第1の実施形態と同様の機構により、表示ユニット2とヒンジユニット5は、表示ユニット2の開閉用軸線6、7まわりの回転が可能となるように連結されている。
【0035】
図15に示した回転ロック機構部は、回転ロック22とロック溝27から構成されており、回転ロック22はヒンジユニット23に設けられており、ロック溝27は表示ユニット2に設けられている。即ち、本実施形態においては、第1の実施形態の回転ロック機構にて設けられていたロック用ピン12とロック用ピン保持用バネ13が設けられておらず、カム部11の代わりに回転ロック27が、ロック穴部20の代わりにロック溝27が各々設けられている。尚、ヒンジユニット23は、回転ロック22とヒンジカバー24にて構成されている。
【0036】
この回転ロック27には、表示ユニット2とキーユニット4との開閉動作を行う際の回転用軸40が貫通されており、当該回転ロック27は情報処理装置50の本体に固定されている。又、ヒンジカバー24には切り欠き部26が形成されており、回転ロック22の先端部である突起部25が切り欠き部26より突出しており、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が行われていない状態における図14のD−D断面図である図19に示す様に、この突起部25が表示ユニット2に設けられたロック溝27に挿入され、収納されている。
【0037】
次に、本実施形態における回転ロック機構の動作について説明する。図16〜図18は、図14に示したB−B断面図であり、図16は、図14に示した軸線6まわりの矢印8の方向に表示ユニット2を回転させることにより、回転ロック機構によるロックが解除される間際の状態を示している。
【0038】
図15に示す状態から、表示ユニット2を軸線6のまわりに回転させ開いていくと、当該回転動作により、ヒンジカバー24も回転するが、この際、回転ロック22は、表示ユニット2の軸線6まわりの回転動作には影響を受けず、情報処理装置50の本体に常に固定されているため、回転ロック22の突起部25の切り欠き部26からの突出量が変化する。
【0039】
ここで、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、図16に示す角度eに満たない角度dの場合は、回転ロック22の突起部25は切り欠き部26から突出した状態にあり、突起部25はロック溝27に収納された状態のままである。従って、表示ユニット2はヒンジユニット23に固定、ロックされたままになっており、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が抑止されることになる。即ち、回転ロック22の突起部25が、ロック溝27に挿入された状態にあるときは、軸線7まわりの回転を行うと、当該軸線7まわりの回転状態における図14のD−D断面図である図20に示す様に、突起部25とロック溝27の壁部29が接触するため、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が抑止されることになる。
【0040】
表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、図16に示す角度dより大きい角度e以上になると、突起部25の切り欠き部26からの突出量が0以下の状態となる。即ち、回転ロック22の突起部25が切り欠き部26から突出しない状態となり、突起部25のロック溝27への収納状態が解除される。従って、表示ユニット2のヒンジユニット23への固定状態(ロック状態)が解除され、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となる。即ち、回転ロック27の突起部25が、ロック溝27に挿入されていない状態にあるときは、軸線7まわりの回転を行うと、突起部25とロック溝27の接触がなくなるため、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となる。
【0041】
図17、及び図18は、表示ユニット2を軸線6まわりに矢印8の方向に回転させることにより、回転ロック機構によるロックが解除された状態を示している。ここで、図17は、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、上記ロック解除角度eよりも大きな90度の場合を示しており、図18は、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、上記ロック解除角度eよりも大きな角度f(f>90度)の場合を示している。
【0042】
これら図17、及び図18に示した状態においては、上述のごとく、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、各々、ロック解除角度eよりも大きいため、回転ロック22の突起部25の切り欠き部26からの突出量が0以下の状態となり、突起部25のロック溝27への収納状態が解除される。従って、表示ユニット2のヒンジユニット23への固定状態(ロック状態)が解除され、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となる。
【0043】
このロック解除角度eは、第1の実施形態におけるロック解除角度bと同様に、回転軸7のまわりに表示ユニット2の回転動作を行う際に、当該表示ユニット2とキーボード部4の接触を回避するための最小の開閉角度である。即ち、表示ユニット2の開閉用軸線6まわりの開閉角度が、上記ロック解除角度e以上の角度であれば、回転ロック22の突起部25の切り欠き部26からの突出量が0以下の状態となり、表示ユニット2のヒンジユニット23への固定状態(ロック状態)が解除され、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となり、その後、軸線7まわりに表示ユニット2の回転動作を行っても、図10に示した第1の実施形態と同様に、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触は起こらない。従って、当該コーナー部36とキーユニット4が傷ついてしまうという弊害を回避することができることになる。
【0044】
以上より、本実施形態によれば、表示ユニット2の開閉用軸線6まわりの開閉角度がロック解除角度eに満たない場合は、突起部25が切り欠き部26から突出するとともにロック溝27に収納され、表示ユニット2はヒンジユニット23にロックされた状態にあるため、表示ユニット2が軸線6まわりに回転され、開かれた状態において、表示ユニット2の軸線7まわりの回転を抑止することができ、その結果、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触による損傷を確実に回避することができる。又、表示ユニット2の端部を持って、開閉用軸線6まわりに開閉を行う場合においても、上記表示ユニット2が軸線7を中心に回転することがないため、表示ユニット2の開閉をスムーズに行うことができる。
【0045】
更に、本実施形態においては、表示ユニット2の開閉用軸線6まわりの開閉角度がロック解除角度e以上の場合は、突起部25が切り欠き部26から突出せず、表示ユニット2のロック状態が解除された状態となり、軸線7まわりに表示ユニット2が回転可能となるが、表示ユニット2が軸線6まわりに回転され、開かれた状態において、軸線7まわりに表示ユニット2の回転動作を行っても、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触は起こらない。従って、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触を起こすことなく、表示ユニット2の軸線7まわりの回転をスムーズに行うことができる。
【0046】
尚、本実施形態においては、回転ロック22をヒンジユニット23側に設け、ロック溝27を表示ユニット2側に設ける構成としたが、回転ロック22を表示ユニット2側に設け、ロック溝27をヒンジユニット23側に設ける構成としても良い。
【0047】
更に、本実施形態においては、情報処理装置50において、1の回転ロック機構部を設けた場合を説明した、当該回転ロック機構部を複数設けた構成としても良い。例えば、第1の実施形態と同様に、回転軸線7を中心として、1対の回転ロック機構部を設けることができる。この様に、回転ロック機構部を複数設けることにより、表示ユニット2の軸線7まわりの回転を確実に抑止することができる。
【0048】
次に、図面を参照して、本発明の第3の実施形態を詳細に説明する。尚、本実施形態においても、上述した第1の実施形態に係る情報処理装置と同一構成部材には同一符号を付けて示している。図21は、本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の斜視図であり、図22は、図21のC−C断面図であり、本実施形態における回転ロック機構部の構成を示している。
【0049】
図21における情報処理装置50においては、上記第1の実施例と同様に、表示ユニット2と、キーユニット4と、表示ユニット2側とキーユニット4側とをつなぐ2軸のヒンジユニット5にて構成されている。尚、図21には図示していないが、図2、及び図3に示した第1の実施形態と同様に、表示ユニット2は表示部1を有しており、キーユニット4は入力キーボード3を有している。
【0050】
ヒンジユニット5の開閉用軸線6、回転用軸線7、及び表示ユニット2とヒンジユニット5の連結機構に関しては、図1〜図3に示す第1の実施形態における情報処理装置50と同様であるので、ここでは詳しい説明を省略する。
【0051】
図22に示した回転ロック機構部は、ロックリブ31とロック溝32から構成されており、ロックリブ31はキーユニット4に設けられており、ロック溝32は表示ユニット2に設けられている。即ち、本実施形態においては、第1、及び第2の実施形態において、ヒンジユニット5、23に設けられていたカム部11や回転ロック22等の別物品が設けられておらず、キーユニット4にロックリブ31を設けた構成となっている。表示ユニット2を軸線6のまわりに回転させていない状態においては、図22、及び表示ユニット2の軸線7まわりの回転が行われていない状態における図21のE−E断面図である図26に示す様に、キーユニット4に設けられたロックリブ31が表示ユニット2に設けられたロック溝32に挿入され、収納されている。
【0052】
次に、本実施形態における回転ロック機構の動作について説明する。図23〜図25は、図21に示したC−C断面図であり、図23は、図21に示した軸線6まわりに、矢印8の方向に表示ユニット2を回転させることにより、回転ロック機構によるロックが解除される間際の状態を示している。
【0053】
図22に示す状態から、表示ユニット2を軸線6のまわりに回転させ開いていくと、当該回転動作により、表示ユニット2が回転するが、この際、ロックリブ31は、表示ユニット2の軸線6まわりの回転動作には影響を受けず、情報処理装置50の本体、より詳しく言えば、キーユニット4に常に固定されているため、ロックリブ31のロック溝32への収納量が変化する。
【0054】
ここで、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、図23に示す角度hに満たない角度gの場合は、ロックリブ31はロック溝32に収容された状態のままである。従って、表示ユニット2はキーユニット4に固定、ロックされたままになっており、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が抑止されることになる。即ち、ロックリブ31が、ロック溝32に挿入された状態にあるときは、表示ユニット2を軸線7まわりに回転させようすると、当該軸線7まわりの回転状態における図21のE−E断面図である図27に示す様に、ロックリブ31とロック溝32の壁部34が接触するため、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が抑止されることになる。
【0055】
表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、図23に示す角度gより大きい角度h以上になると、ロックリブ31のロック溝32への収納状態が解除されるため、表示ユニット2のキーユニット4への固定状態(ロック状態)が解除され、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となる。即ち、ロックリブ31が、ロック溝32に挿入されていない状態にあるときは、軸線7まわりの回転を行うと、ロックリブ31とロック溝32の接触がなくなるため、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となる。
【0056】
図24、及び図25は、表示ユニット2を軸線6のまわりに矢印8の方向に回転させることにより、回転ロック機構によるロックが解除された状態を示している。ここで、図24は、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、上記ロック解除角度hよりも大きな90度の場合を示しており、図25は、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、上記ロック解除角度hよりも大きな角度i(i>90度)の場合を示している。
【0057】
これら図24、及び図25に示した状態においては、上述のごとく、表示ユニット2とキーユニット4との開閉用軸線6まわりの開閉角度が、各々、ロック解除角度hよりも大きいため、ロックリブ31のロック溝32への収納状態が解除される。従って、表示ユニット2のキーユニット4への固定状態(ロック状態)が解除され、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となる。
【0058】
このロック解除角度hは、第1の実施形態におけるロック解除角度b、及び第2の実施形態におけるロック解除角度eと同様に、回転軸線7のまわりに表示ユニット2の回転動作を行う際に、当該表示ユニット2とキーユニット4の接触を回避するための最小の開閉角度である。即ち、表示ユニット2の開閉軸線6まわりの開閉角度が、上記ロック解除角度h以上の角度であれば、表示ユニット2のキーユニット4への固定状態(ロック状態)が解除され、表示ユニット2の軸線7まわりの回転が可能となり、その後、表示ユニット2が軸線6まわりに回転され、開かれた状態において、軸線7まわりに表示ユニット2の回転動作を行っても、図10に示した第1の実施形態と同様に、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触は起こらない。従って、当該コーナー部36とキーユニット4が傷ついてしまうという弊害を回避することができることになる。
【0059】
以上より、本実施形態によれば、表示ユニット2の開閉用軸線6まわりの開閉角度がロック解除角度hに満たない場合は、ロックリブ31がロック溝32に収納され、表示ユニット2はキーユニット4にロックされた状態にあるため、表示ユニット2の軸線7まわりの回転を抑止することができ、その結果、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触による損傷を確実に回避することができる。又、表示ユニット2の端部を持って、開閉用軸線6まわりに開閉を行う場合においても、上記表示ユニット2が軸線7を中心に回転することがないため、表示ユニット2の開閉をスムーズに行うことができる。
【0060】
更に、本実施形態においては、表示ユニット2の開閉用軸線6まわりの開閉角度がロック解除角度h以上の場合は、表示ユニット2のロック状態が解除された状態となり、軸線7まわりに表示ユニット2が回転可能となるが、軸線7まわりに表示ユニット2の回転動作を行っても、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触は起こらない。従って、表示ユニット2側のコーナー部36とキーユニット4の接触を起こすことなく、表示ユニット2の軸線7まわりの回転をスムーズに行うことができる。
【0061】
尚、本実施形態においては、ロックリブ31をキーユニット4側に設け、ロック溝32を表示ユニット2側に設ける構成としたが、ロックリブ31を表示ユニット2側に設け、ロック溝32をキーユニット4側に設ける構成としても良い。
【0062】
更に、本実施形態においては、情報処理装置50において、1の回転ロック機構部を設けた場合を説明したが、当該回転ロック機構部を複数設けた構成としても良い。例えば、第1の実施形態と同様に、回転軸線7を中心として、1対の回転ロック機構部を設けることができる。この様に、回転ロック機構部を複数設けることにより、表示ユニット2の軸線7まわりの回転を確実に抑止することができる。
【0063】
尚、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて各部の構造、形状等を適宜変更することが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
【0064】
【発明の効果】
以上、説明した様に、本発明によれば、ヒンジユニットが有する回転用軸線まわりの表示ユニットの回転を拘束する回転ロック機構部を設けることにより、表示ユニットの回転用軸線まわりの開閉角度が所定のロック解除角度に満たない場合は、表示ユニットの回転用軸線まわりの回転を抑止することができる。その結果、表示ユニット側のコーナー部とキーユニットの接触による損傷を確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の斜視図である。
【図2】は、図1に示した本発明の第1の実施形態における情報処理装置において、開閉用軸線まわりに表示ユニットの回転動作を行った状態を示す斜視図である。
【図3】は、図2に示した本発明の第1の実施形態おける情報処理装置において、表示ユニットの回転軸線のまわりに回転動作を行った状態を示す斜視図である。
【図4】は、図1のA−A断面図であり、本発明の第1の実施形態における回転ロック機構部の構成を説明するための図である。
【図5】は、図1のA−A断面図であり、本発明の第1の実施形態における回転ロック機構部によるロック状態が解除される間際の状態を説明するための図である。
【図6】は、図1のA−A断面図であり、本発明の第1の実施形態における回転ロック機構部によるロック状態が解除された状態を説明するための図である。
【図7】は、図1のA−A断面図であり、本発明の第1の実施形態における回転ロック機構部によるロック状態が解除された状態を説明するための図である。
【図8】は、本発明の第1の実施形態における情報処理装置において、表示ユニット部がキーユニットに対して閉じている状態を説明するための側面図である。
【図9】は、本発明の第1の実施形態における情報処理装置において、表示ユニットを開閉軸線のまわりに角度b回転させた状態を説明するための側面図である。
【図10】は、本発明の第1の実施形態における情報処理装置において、回転軸線まわりに表示ユニットを回転させた状態を説明するための側面図である。
【図11】は、本発明の第1の実施形態における情報処理装置において、表示ユニットがキーユニットに対して閉じている状態かを説明するための側面図である。
【図12】は、本発明の第1の実施形態における情報処理装置において、表示ユニットを開閉軸線のまわりに90度回転させた状態を説明するための側面図である。
【図13】は、本発明の第1の実施形態における情報処理装置において、回転軸線まわりに表示ユニットを回転させた状態を説明するための側面図である。
【図14】は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の斜視図である。
【図15】は、図14のB−B断面図であり、本発明の第2の実施形態における回転ロック機構部の構成を説明するための図である。
【図16】は、図14のB−B断面図であり、本発明の第2の実施形態における回転ロック機構部によるロック状態が解除される間際の状態を説明するための図である。
【図17】は、図14のB−B断面図であり、本発明の第2の実施形態における回転ロック機構部によるロック状態が解除された状態を説明するための図である。
【図18】は、図14のB−B断面図であり、本発明の第2の実施形態における回転ロック機構部によるロック状態が解除された状態を説明するための図である。
【図19】は、図14のD−D断面図であり、表示ユニットの回転軸線まわりの回転が行われていない状態を説明するための図である。
【図20】は、図14のD−D断面図であり、表示ユニットの回転軸線まわりの回転が抑止される状態を説明するための図である。
【図21】は、本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の斜視図である。
【図22】は、図21のC−C断面図であり、本発明の第3の実施形態における回転ロック機構部の構成を説明するための図である。
【図23】は、図21のC−C断面図であり、本発明の第3の実施形態における回転ロック機構部によるロック状態が解除される間際の状態を説明するための図である。
【図24】は、図21のC−C断面図であり、本発明の第3の実施形態における回転ロック機構部によるロック状態が解除された状態を説明するための図である。
【図25】は、図21のC−C断面図であり、本発明の第3の実施形態における回転ロック機構部によるロック状態が解除された状態を説明するための図である。
【図26】は、図21のE−E断面図であり、表示ユニットの回転軸線まわりの回転が行われていない状態を説明するための図である。
【図27】は、図21のE−E断面図であり、表示ユニットの回転軸線まわりの回転が抑止される状態を説明するための図である。
【図28】は、従来の2軸ヒンジ装置を用いた情報処理装置において、表示ユニットの開閉動作中に回転動作を行った状態を示す斜視図である。
【図29】は、従来の2軸ヒンジ装置を用いた情報処理装置において、表示ユニット部がキーユニットに対して閉じている状態を説明するための側面図である。
【図30】は、従来の2軸ヒンジ装置を用いた情報処理装置において、表示ユニットを開閉軸線のまわりに角度α回転させた状態を説明するための側面図である。
【図31】は、従来の2軸ヒンジ装置を用いた情報処理装置において、回転軸線まわりに表示ユニットを回転させた状態を説明するための側面図である。
【符号の説明】
1   表示部
2   表示ユニット
3   入力キーボード
4   キーユニット
5   ヒンジユニット
6   開閉用軸線
7   回転用軸線
10  ヒンジキャビ
11  カム部
12  ロック用ピン
13  ロック用ピン保持用バネ
14  ロック側先端部
15  ヒンジキャビ穴部
16  壁部
17  ストッパー
18  カム側先端部
20  ロック穴部
22  回転ロック
23  ヒンジユニット
25  突起部
26  切り欠き部
27  ロック溝
29  壁部
31  ロックリブ
32  ロック溝
34  壁部

Claims (10)

  1. 表面に表示部を有する表示ユニットと、キーボード部を有するキーユニットと、前記表示ユニットと前記キーユニットを結合する2軸のヒンジユニットとからなり、前記表示ユニットと前記ヒンジユニットが、前記ヒンジユニットが有する第1の軸線まわりに前記表示ユニットが開閉可能になるとともに、前記ヒンジユニットが有する第2の軸線まわりに前記表示ユニットが回転可能となるように連結され、前記ヒンジユニットが有する第2の軸線まわりの前記表示ユニットの回転を拘束する回転ロック機構部を備えた情報処理装置において、前記回転ロック機構部には、情報処理装置本体に固定されたカム部と、突起部を有し、前記表示ユニットの開閉角度に応じて前記カム部の周囲を摺動するロック用ピンと、前記ロック用ピンを前記カム部に押し当てるように作用するロック用ピン保持用バネと、前記突起部が収納される収納部が設けられており、前記表示ユニットの開閉角度が所定の角度に満たない場合は、前記突起部が突出するとともに前記収納部に収納されることにより、前記表示ユニットが前記第2の軸線まわりに回転しないようにし、前記表示ユニットの開閉角度が所定の角度以上の場合は、前記突起部は突出せず、前記表示ユニットが前記第2の軸線まわりを回転可能となることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記カム部、前記ロック用ピン、及び前記ロック用ピン保持用バネは、前記ヒンジユニットに設けられており、前記収納部は前記表示ユニットに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記カム部、前記ロック用ピン、及び前記ロック用ピン保持用バネは、前記表示ユニットに設けられており、前記収納部は前記ヒンジユニットに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記回転ロック機構部を複数設けたことを特徴とする請求項1乃至3に記載の情報処理装置。
  5. 表面に表示部を有する表示ユニットと、キーボード部を有するキーユニットと、前記表示ユニットと前記キーユニットを結合する2軸のヒンジユニットとからなり、前記表示ユニットと前記ヒンジユニットが、前記ヒンジユニットが有する第1の軸線まわりに前記表示ユニットが開閉可能になるとともに、前記ヒンジユニットが有する第2の軸線まわりに前記表示ユニットが回転可能となるように連結され、前記ヒンジユニットが有する第2の軸線まわりの前記表示ユニットの回転を拘束する回転ロック機構部を備えた情報処理装置において、前記回転ロック機構部には、情報処理装置本体に固定された回転ロック用凸部と、前記回転ロック用凸部が収納される回転ロック用凹部が設けられており、前記表示ユニットの開閉角度が所定の角度に満たない場合は、前記回転ロック用凸部が前記回転ロック用凹部に収納されることにより、前記表示ユニットが前記第2の軸線まわりに回転しないようにし、前記表示ユニットの開閉角度が所定の角度以上の場合は、前記回転ロック用凸部は前記回転ロック用凹部に収容されず、前記表示ユニットが前記第2の軸線まわりを回転可能となることを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記回転ロック用凸部は、前記ヒンジユニットに設けられており、前記回転ロック用凹部は前記表示ユニットに設けられていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記回転ロック用凸部は、前記表示ユニットに設けられており、前記回転ロック用凹部は前記ヒンジユニットに設けられていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記回転ロック用凸部は、前記キーユニットに設けられており、前記回転ロック用凹部は前記表示ユニットに設けられていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  9. 前記回転ロック用凸部は、前記表示ユニットに設けられており、前記回転ロック用凹部は前記キーユニットに設けられていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  10. 前記回転ロック機構部を複数設けたことを特徴とする請求項5乃至9に記載の情報処理装置。
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